JPH0958643A - ラベル貼着機 - Google Patents

ラベル貼着機

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Publication number
JPH0958643A
JPH0958643A JP21449595A JP21449595A JPH0958643A JP H0958643 A JPH0958643 A JP H0958643A JP 21449595 A JP21449595 A JP 21449595A JP 21449595 A JP21449595 A JP 21449595A JP H0958643 A JPH0958643 A JP H0958643A
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JP
Japan
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label
tape
claw
guide
tip
Prior art date
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Pending
Application number
JP21449595A
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English (en)
Inventor
Riichi Kawada
田 利 一 河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Towa Seiko KK
Original Assignee
Towa Seiko KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Towa Seiko KK filed Critical Towa Seiko KK
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Priority to EP19960102273 priority patent/EP0759398B1/en
Priority to DE1996608509 priority patent/DE69608509T2/de
Publication of JPH0958643A publication Critical patent/JPH0958643A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65CLABELLING OR TAGGING MACHINES, APPARATUS, OR PROCESSES
    • B65C9/00Details of labelling machines or apparatus
    • B65C9/0006Removing backing sheets
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65CLABELLING OR TAGGING MACHINES, APPARATUS, OR PROCESSES
    • B65C11/00Manually-controlled or manually-operable label dispensers, e.g. modified for the application of labels to articles
    • B65C11/002Manually-controlled or manually-operable label dispensers, e.g. modified for the application of labels to articles modified for the application of labels to articles
    • B65C11/004Manually-controlled or manually-operable label dispensers, e.g. modified for the application of labels to articles modified for the application of labels to articles label feeding from strips
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65CLABELLING OR TAGGING MACHINES, APPARATUS, OR PROCESSES
    • B65C9/00Details of labelling machines or apparatus
    • B65C9/40Controls; Safety devices
    • B65C9/42Label feed control

Landscapes

  • Labeling Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ナイフカット式のラベルであっても、スプロ
ケット孔が必要無いラベル貼着機を提供することにあ
る。 【解決手段】 揺動自在な感知爪兼ラベル押え取り付け
部材と、該感知爪兼ラベル押え取り付け部材の先端部に
揺動自在に取り付けられた感知爪兼ラベル押えと、前記
感知爪兼ラベル押え取り付け部材の角変位に連動して角
変位し前記繰出し機構で繰出されるテープ繰出し長さを
ラベルの接着ピッチに自動的に調節し合致させ且つ前記
繰出機構の動きを停止させる調節停止レバーと、前記ハ
ンドルの戻り動作に連動してラベル先端への前記感知爪
兼ラベル押えの係合を解除させる係合解除部材と、第1
の案内面に半円柱状の枕部材を有した剥離案内部材と、
ラベルと当接する下面に湾曲突起を有した案内板とを備
え、前記剥離案内部材の上面に形成された枕部材と、案
内板の下面に形成された湾曲突起とでラベルとラベルの
隣接部位を折曲げて、ラベルの先端位置の検出を容易と
したので、一枚づつ確実に貼付する事ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープ上に多数仮
付けされたラベルを商品に1枚づつ貼付けるためのラベ
ル貼着機の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のラベル貼着機は、ハンドルの握
り動作でテープを繰出し、該テープに接着されたラベル
を剥離せしめた後、該ラベルを対象物に貼付するもので
ある。従来のラベル貼着機に使用されるラベルLは、ダ
イカット式と呼ばれるラベルLの周囲が切取られた図1
0に示す様な形成のものである。これに対して、本発明
のラベル貼着機で使用するラベルLは、図9に示すよう
にナイフカット式と呼ばれる形式のものである。従来、
このナイフカット式のラベルは、テープT上にラベルが
隙間なく貼着された物であり、ラベルの剥離と送り出し
の為に、ラベルLとテープTに貫通したスプロケット孔
Hを穿設したり(図11参照)、またテープTのみを加
工したものとして、図12に示すようにテープTのみに
スプロケット用の搬送切欠きIを形成したものである。
この切欠きIにスプロケットを係合させて、テープTを
引き出してラベルLを貼着する方法が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のスプロケット式
のラベルLでは、ラベルの送り出しが正確に行えるもの
の、ラベルLの加工が大変であった。また、ナイフカッ
ト式のラベルは、単にラベルをナイフカットするのみで
製造過程が簡略化できる上に、隙間なくラベルを貼着す
るので、ダイカット式に比べて同じテープ長さであって
も多数のラベルを収納する事ができる。しかし、このナ
イフカット式のテープは、従来のラベル貼着機では、ラ
ベルLとラベルLとの間に隙間が無い為に、ラベルの先
端位置の検知が困難であり、ナイフカット式のラベルで
は正確な送り出しはできなかった。この為、確実な搬送
を実現するために、スプロケット孔の加工等が必要であ
った。また、ラベルLの長さも均一でなければならず、
種々の長さのラベルLを送り出す事ができなかった。
【0004】本発明の目的は、従来のこのような欠点に
鑑み、ナイフカット式のラベルであってもラベルの先端
位置の検知を容易にし、余分な加工手段やラベルLに孔
あけ加工せずに、更に種々の長さのラベルを剥離貼付可
能なラベル貼着機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の要旨とするところは、ハンドル操作で作動
する繰出し機構によりテープを繰出し、該テープに接着
されたラベルを剥離せしめた後、該ラベルを対象物に貼
着するラベル貼着機において、揺動自在な感知爪兼ラベ
ル押え取り付け部材と、該感知爪兼ラベル押え取り付け
部材の先端部に揺動自在に取り付けられた感知爪兼ラベ
ル押えと、前記感知爪兼ラベル押え取り付け部材の角変
位に連動して角変位し前記繰出し機構で繰出されるテー
プ繰出し長さをラベルの接着ピッチに自動的に調節し合
致させ且つ前記繰出機構の動きを停止させる調節停止レ
バーと、前記ハンドルの戻り動作に連動してラベル先端
への前記感知爪兼ラベル押えの係合を解除させる係合解
除部材と、第1の案内面に半円柱状の枕部材を有した剥
離案内部材と、ラベルと当接する下面に湾曲突起を有し
た案内板とを備え、前記剥離案内部材の上面に形成され
た枕部材と、案内板の下面に形成された湾曲突起とでラ
ベルとラベルの隣接部位を折曲げて、ラベルの先端位置
の検出を容易としたことにある。
【0006】本発明に係るラベル貼着機は、上面に半円
柱状の枕部材を有した剥離案内部材と、ラベルと当接す
る下面に湾曲突起を有した案内板とを備えたので、孔あ
け加工する事なく、ラベルとラベルとの隣接部位を折曲
げて先端位置をラベル感知爪で確認し、一枚づつ確実に
貼付することが出来る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施例に
つき、図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の一
実施例であるラベル貼着機を示す要部構成図、図2は、
同ラベル貼着機の全体を示す側面図である。ラベル貼着
機本体1は、両側板1a、1bと当該両側板1a、1b
に一体に延設したグリップ1cとを備え、このグリップ
1cに対して回動自在であって引っ張りバネ8でグリッ
プ1cに対して所定位置まで開く方向へ付勢されたハン
ドル4が軸9をもって軸着されている。
【0008】また、一方の側板1aにテープTの一部を
収納する部分円周面1d及び平面1eからなる段部と平
底面1fとを有する凹部1gが形成してあり、両側板1
a、1bの一端側に開口1hを有し、保持部2の保持部
材3に対してグリップ1cと反対側の位置に、側板1a
から保持部材3と平行に片持ち式に一端側のみを当該側
板1aで支持し突設した片持ち案内軸10及び案内突起
11を備えている。
【0009】また、ラベル貼着機本体1は、繰出し機構
5を構成しハンドル4と一体になっているセグメント4
aやこのセグメントと噛合する中間歯車12等を内蔵
し、前記開口1hを扉体13によって開閉できるように
なっており、この扉体13によって開口1hを閉じた状
態で他方の側板1bに対してスリット状の間隙を有して
いる。
【0010】保持部2は、凹部1gの部分円周面1dの
円弧中心に合致した位置に側板1aの平底面1fから突
出したテープ保持部材3とこの保持部材3に嵌着した位
置決め部材14とを有している。このテープ保持部材3
は、円筒状をなし、片持ち式に一端側のみが側板1aに
支持された状態にて、側板1aと一体的に成形してあ
り、捲回されたテープTを外周に遊嵌させ、前記テープ
Tを所定位置に保持する。
【0011】位置決め部材14は、一体に形成した円筒
部14aと扇形部14bとからなり、円筒部14aを保
持部材3の外周に止まり嵌めの状態で、テープTの幅に
対応した位置に着脱可能に嵌着させ、保持部材3の軸線
に沿った方向におけるテープTの位置を決めて保持す
る。
【0012】繰出し機構5は、両側板1a、1b間に位
置させてラベル貼着機本体1に内蔵され、ハンドル4と
一体のセグメント4aと噛合する中間歯車12と、この
中間歯車12と噛み合うセグメント15と、このセグメ
ント15と一体に主軸16を中心に回動自在に所定位置
に軸着したテープ送りレバー17と、このテープ送りレ
バー17の回動により揺動しテープTを送るための送り
爪18と、テープTの逆進を防止するための逆止爪19
とを備えている。
【0013】剥離案内部材6と繰出し機構5は、両側板
1a,1b間に位置させて貼着機本体1に内蔵され、ハ
ンドル4と一体のセグメント4aと噛合する中間歯車1
2と、この中間歯車12と噛み合うセグメント15と、
このセグメント15と一体に主軸16をもって回動自在
に所定位置に軸着したテープ送りレバー17と、このテ
ープ送りレバー17の回動により扉体13の内側に沿っ
て摺動しテープTを送る送り爪18と、テープTの逆進
を防止するための逆止爪19とを備えている。
【0014】剥離案内部材6は、片持ち案内軸10をも
って貼着機本体1の所定位置に基部6aを固定し、グリ
ップ1cに対し略反対向きに突出し、テープTを案内す
る内側の第1の案内面6b及び外側の第2の案内面6c
を有し、これらの案内面が互いに鋭角をなして先細に形
成され、先端に案内軸10に平行な小軸6dを張設しこ
の小軸6dの外周に小円筒6eが遊嵌合させてあってテ
ープTを円滑に案内するようになっている。
【0015】また、剥離案内部材6の第1の案内面6b
には、図5に示すように半円柱状の枕部材6fが凸設さ
れている。枕部材6fは、剥離案内部材6の幅方向の全
幅に渡って形成され、テープT上に貼着されたラベルL
を下から突き上げ、テープTからの剥離を促進する働き
をする。
【0016】テープTから剥離されたラベルを対象物に
押し付けるための押圧ロール7は、テープ保持部材3に
略平行なロール軸7aと、このロール軸7aの外周に放
射状に多数突設した弾性材からなる押圧片7bとを備
え、ブラケット34の先端にロール軸7aをもって回転
自在に軸着してあり、押圧片7bの各先端が2点鎖線で
示す仮想円周面7cに沿っており、当該仮想円周面7c
が小円筒6eに対し所定間隙を置いて配置してある。
【0017】また、案内突起11には、案内板33が取
付けてあり、該案内板33は、ラベルLと当接する下面
に湾曲突起33dを有している。この湾曲突起33d
は、前記の枕部材6fと補い合って、テープTに貼着さ
れたラベルLの合わせ部分を折曲げて、ナイフカット式
ラベルの先端検出を可能とする(図5参照)。
【0018】扉体13は、図3に示すように、長方形の
1短辺及び1長辺の縁を折り曲げて形成した収納部に嵌
入固定した受け案内板31と、両短辺に設けた支持辺1
3b,13bと、テープTが逆進するのを防止する逆止
爪19と、間隙用の切欠き13eとを備え、支持片13
bに穿設した支持穴13cに挿通される案内棒26aを
もって回動自在に貼着機本体1に片持ち式に一端側のみ
支持され、側板1bの所定位置に回動自在に軸着された
ロック部材32の先端を扉体13の後端所定位置に当接
することによってロック部材32に当って閉じた状態で
ロックされるようになっている。
【0019】受け案内板31は、後述の鋸歯状の歯24
aにピッチを合わせ案内棒26aに平行に連続した真直
ぐな複数の案内溝31aを備え、この案内溝31aに爪
片24の歯24aの先端が摺動自在に嵌入されるように
配置してあり、爪片24の歯24aでテープTを捉えて
繰り出す時に、当該テープTを受けて案内するものであ
る。テープ送りレバー17は、先端に長手方向に沿った
長穴17aを有し、この長穴17aに送り爪18を嵌着
する爪軸21の一端が摺動自在に挿入してあり、送り爪
18を扉体13の内面に沿って往復摺動させるようにな
っている。
【0020】逆止爪19は、薄い弾性金属板の先端を内
向きに折り曲げ、その先端に鋸歯状の歯19aを形成し
てあり、扉体13の裏側の所定位置に固定されており、
歯19aがテープTに接触しているが、テープTを繰り
出す時には、それ自体の弾性で歯19aがテープTから
逃げてテープTの繰出しを妨げることがなく、逆にテー
プTが戻ろうとする時のみ当該テープTに対し歯19a
が掛かり、テープTが逆戻りしようとするのを止める働
きをする。
【0021】摺動駒22は、摺動案内体22a及び爪支
持体22bを備え、該摺動案内体22aは所定間隔を置
いて互いに平行に穿設した真直な案内穴22cと小案内
穴22d及びこれらの両案内穴間の所定位置に当該案内
穴に対し垂直方向に沿って穿設した軸穴22eを有す
る。爪支持体22bは、断面コ字型をなし、空間22f
を形成して摺動案内体22aと一体に成形してあり、摺
動案内体22aの軸穴22eに対向する貫通軸穴22g
を有し、一方の端部に段部22hをなす切欠き22iを
備えている。
【0022】そして摺動駒22は、側板1bの内側の所
定個所に固定した支持金具25,25に穿設した支持穴
25a,25a及び支持小穴25b,25bに挿通され
た案内棒26a及び小案内棒26bがそれぞれ案内穴2
2c及び小案内穴22dに挿通され、所定の姿勢を保持
しつつこの案内棒26a及び小案内棒26bに沿って往
復摺動自在である。
【0023】支持板23は、板材の両縁を折り曲げて溝
縁23a及び小溝縁23bを有する溝型に成形し、溝縁
23a寄りの所定位置に当該溝縁23aに対し反対方向
へ折り曲げて両取付片23c,23cが形成してある。
この両取付片23c,23cに設けた軸穴23d,23
d、前記摺動案内体22aと爪支持体22bの軸穴22
e及び貫通軸穴22gに挿通される爪軸21をもって爪
支持体22bの一端側に配置して回動可能に取付けら
れ、爪軸21の外周に巻装し空間22f内に収納した図
示しない捩りばねによって切欠き22iの端面22jを
押圧する方向へ付勢されている。摺動駒22には、テー
プの繰出し長さを調節する調節爪43を取付けた調節駒
27が一体に連結されている。
【0024】両爪片24,24は、鋸歯状の歯24a及
び所定個所に穿設した小穴24bを有し、当該歯24a
を外向きにして配置され、溝に嵌入される取付板23e
を介在させ、小穴24bに挿通されるリベットをもって
支持板23の両面に当該支持板23から先端の歯24a
を突出させてそれぞれ固定され、支持板23を介して前
記空間22f内の図示しない捩りばねにより、切欠き2
2iの端面22jを押圧する方向へ付勢されている。
【0025】そして送り爪18は、グリップ1cに対し
ハンドル4が開いた状態の時、ラベル貼着機本体の先端
側に位置し、2点鎖線で示すようにグリップ1cに対し
ハンドル4を閉じると、送りレバー17の回動により、
案内棒26aに沿って摺動し、爪片24,24がテープ
Tに対し略垂直になり、歯24a,24aの先端でテー
プTを捉えて所定長さのテープTを繰出す往行程を行
い、ハンドル4が開くと、引張りばね8の付勢力によっ
て復行程を行い、元位置に戻る。
【0026】調節駒27は、基部27aと、基部27a
の平側面に平行に所定間隔を置いて設けた平板部27b
と、基部27aと平板部27bとの間に一体に介在する
受け部27cとを備え、基部27aに摺動駒22と同様
の穴27d及び小穴27eを有し、基部27a及び平板
部27bの所定位置に小軸穴27f,27fを有し、こ
れらの穴27d及び小穴27eにそれぞれ案内棒26a
及び小案内棒26bが挿通されて摺動駒22と一体に摺
動する。
【0027】調節爪43は、板状材を折曲形成した両支
持片43a,43aを有し、この両支持片43a,43
aに両支持穴43b,43bが穿設してあり、先端を鋸
歯板41の歯の方へ向け両支持片43a,43aを調節
駒27の基部27aと平板部27bとの間に挿入し、小
軸穴27f及び両支持穴43b,43bに挿通した調節
爪軸43cをもって回動自在に軸着し、調節爪軸43c
の外周に巻装した図示しない捩りばねで先端側の背面が
受け部27cに当該する方向に付勢されている。
【0028】そして調節駒27は、摺動駒22の往行程
時に調節爪43の先端が後述の鋸歯板41の歯部41a
に係合し、テープに接着されているラベルの接着ピッチ
に合致した所定位置で停止し、復行程時には調節爪43
の先端が鋸歯板41の歯部41aに対する係合を解除さ
れ円滑に元位置に戻る。
【0029】爪取付部材28は、所定間隔を置いて平行
に形成した両腕部28a,28aと、この腕部28a,
28aに対し鈍角をなして一体に形成した両先端部28
b,28bとを有し、先端部28b,28bの軸穴28
f,28fを係合軸36が貫通しており、腕部28a,
28aの軸穴28g,28gを案内突起11の外周に嵌
合させて回動自在に取付けてあり、所定箇所を連結する
連結板28cの略中央に折り曲げ形成した折曲片28d
から突出させた小ピン30の外周に嵌合し当該連結板2
8cとブラケット34に一体に形成した押圧板34bと
の間に介在する圧縮ばね38で先端部28bをテープに
接近させる方向へ付勢されている。
【0030】感知爪兼ラベル押え29は、板状材を折曲
形成した両支持片29a,29aを有し、この両支持片
29a,29aの中間位置及び先端にそれぞれ両支持穴
29b,29bが穿設してあり、両支持穴29b,29
bに挿通される係合軸36をもって回動自在に爪取付部
材28の先端部28bに軸着してある。そして、先端部
29d及びその下面に一体的に形成されたラベル押圧部
29cがテープに当接し、横杆35に一端が掛けられ他
端が爪取付部材28の所定箇所に形成した掛け止め片2
8eに掛けられた引張りばね37により、先端部29d
及びラベル押え部29cがテープに軽く接触する所定位
置に復元する方向に付勢されている。
【0031】そして感知爪兼ラベル押え29は、ハンド
ル4が開状態の時、剥離しようとする最先端ラベルの先
端近傍に当接しており、ハンドル4の閉操作によりテー
プが繰出される時、当該最先端ラベルに隣接するラベル
の先端に掛かって角変位し、ラベル押え部29cが剥離
案内部材6の案内面6bから反力を受け、この反力によ
り、爪取付部材28を角変位させ、さらに係合軸36を
介して調節停止レバー39を角変位させ、鋸歯板41の
歯部41aを調節駒27の調節爪43に係合させて、所
定位置に調節駒27を位置決め停止させる。
【0032】係合軸36は、一端が側板1a,1bに設
けた図示しない長穴及びブラケット34の基部34aに
設けた長穴34cを貫通し、これらの長穴に沿って摺動
自在になっており、さらに調節停止レバー39の端部に
ある長穴39aに一端を挿入してある。
【0033】調節停止レバー39は、側板1bに設けた
支軸40をもって中間位置で回動自在に軸着してあり、
感知爪兼ラベル押え29寄りの一端の長穴39aを係合
軸36が摺動自在に貫通し、他端に固定した鋸歯板41
を有している。この鋸歯板41は、歯部41aを繰出し
機構5の調節爪43側に向け当該調節爪43の摺動方向
に略沿わせて調節停止レバー39に一体に固定してあ
る。
【0034】係合解除部材42は、略ヘ字型をなし、側
板1bの所定位置に小レバー軸42dをもって軸着して
あり、調節停止レバー39に近接した側の先端42bと
セグメント側の基端42aと該基端42aに内向きに突
出した棒状突起42cと、側板1bに立設された軸50
aに軸支され、先端凹溝0bで前記棒状突起42cを係
止する方向に基端50cがバネ51で付勢されている。
【0035】前記ロック部材50はセグメント4aの一
部に立設された突起4bに当接可能に設けられている。
この突起4bは、ハンドル4が開の状態へ戻る当該ハン
ドルの復行程において、棒状突起42cを押圧し、係合
解除部材42を矢印Aで示す方向に回動させる。
【0036】この突起4bの押圧作用により、係合解除
部材42の先端42b側のころが調節停止レバー39の
鋸歯板41側の端部を押圧し係合軸36を介して爪取付
部材28の先端及び感知爪兼ラベル押え29をテープか
ら離反させる方向へ変位させ、引張ばね37の作用によ
って、感知爪兼ラベル押え29をテープに対して立った
状態からテープに沿った状態の元位置に復元させ、次回
の係合に備えることができる。
【0037】次に、本発明の上記実施例に係るラベル貼
着機の動作について説明する。テープTは、凹部1gの
部分円周面1dから平面1eを経て剥離案内部材6の第
1案内面6bと案内板33及び感知爪兼ラベル押え29
との間を通り、剥離案内部材6の先端で方向を鋭角的に
変えて押え板13g及び扉体13の内側に添い、さらに
先端が扉体13の歯13aの部分を通って外部に導き出
されるように、テープ保持部材3の外周に中心穴を遊嵌
合させて所定位置に装着される。
【0038】グリップ1cに対して開いた状態のハンド
ル4を操作して当該ハンドル4を閉じると、ロック部材
50を軸50aを中心に突起4bが回動させ、係合解除
部材42のロックを解除し、矢印A方向へ回動させる
(図1参照)。案内棒26aに沿って摺動する送り爪1
8の往行程で爪片24の歯24aの先端が扉体13の受
け案内板31との間にテープTを捉えて繰り出す。
【0039】この時、テープTは、剥離案内部材6の第
1の案内面6bに沿って前進するが、枕部材6fによっ
て先端が上に押上られると共に、下端が案内板33の湾
曲突起33dで下方に押し下げられるので、折曲げられ
たテープT上のラベルLは剥離が促進され隣接部が明確
になる。
【0040】テープは、剥離案内部材6で方向を変えら
れるが、テープTに接着されたラベルLは、方向を変え
ずに真直ぐに進もうとしてテープTから剥離され、感知
爪兼ラベル押え29は、剥離されたラベルLに隣接する
ラベルLの先端と係合し、当該ラベルの先端で角変位せ
しめられ、貼着機本体1に固定した剥離案内部材6の案
内面6bに対し先端が立ち、当該案内面6bから反力を
受けて爪取付部材28を角変位させ係合軸36を移動さ
せる。
【0041】この係合軸36の移動により調節停止レバ
ー39が角変位し、鋸歯板41が調節駒27の方へ移動
し、調節爪43の先端が鋸歯板41の歯に引掛かり、ラ
ベルの接着ピッチに合致した所定位置で摺動駒22及び
送り爪18を位置決めし停止させる。ラベルLは、接着
面を外向きにして押圧ロール7の押圧片7bの所に留ま
る。
【0042】この留まったラベルLを対象物に押圧して
所定の位置に貼付することができる。次いで、ハンドル
4から手を離すと、当該ハンドル4が引張りばね8の作
用で閉の状態に戻り、この時調節爪43は鋸歯板41の
歯の斜面に接触し受け部27cから離れつつ移動し、こ
の復行程の最後でセグメント4aの押圧部4cが棒状突
起42cに当接し、係合解除部材42を角変位させて当
該係合解除部材42の先端42b側のころで調節停止レ
バー39を押圧し、これにより感知爪兼ラベル押え29
は、案内面6b及びテープTから離れる方向へ移動し、
先端がラベルLの先端から離れ引張りばね37の作用に
より元の位置に復元する。
【0043】図6〜図8は、ラベル押え部29cとラベ
ルL及びテープTとの関係を示す説明図である。図6に
おいて、ハンドル4は、握ぎられていない状態を示す。
この状態で、ラベル押え部29cとラベルLは、離れて
いる。図7は、ハンドル4を握った状態を示し、ラベル
Lが送り出され乍ら、感知爪兼ラベル押え29が降下す
る。降下した感知爪兼ラベル押え29の下端に配置され
たラベル押え部29cがラベルLを押し付けるようにし
て、次のラベルの先端に係合する。
【0044】継続的にハンドル4を握ると、ラベルLと
感知爪兼ラベル押え29とが一緒になって前進する。ラ
ベルLが更に移動すると、感知爪兼ラベル押え29が図
8に示すように立ち上がり、調節停止レバー39により
ハンドル4が固定される。この状態でラベルLを貼着す
る。また、ハンドル4を離すと、図6に示す状態に復帰
し、次の動作に備える。
【0045】そしてこのラベル貼着機は、テープ保持部
材3、剥離案内部材6及び扉体13が片持ち式であって
一端側のみが支持されているので、狭幅のものはもちろ
んのこと保持部材の長さからはみ出るような広幅のもの
まで広範囲の幅のテープに容易に対応することができ
る。
【0046】このように、本願のラベル貼着機は、ナイ
フカット式のラベルであって、ラベルを引き出す為の別
加工を施したものでなくとも枕部材6fと湾曲突起33
dでラベルLの隣接部が折れ曲げられるので、確実にラ
ベルLの先端を感知でき、一枚づつ貼付できる。また、
ラベルLの長さが異なっていても、一枚づつ剥離して貼
付できる。
【0047】なお、本発明に係るラベル貼着機は、上記
実施例に限定されるものではなく、その他種々の設計変
形が可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ハンド
ル操作で作動する繰出し機構によりテープを繰出し、該
テープに接着されたラベルを剥離せしめた後、該ラベル
を対象物に貼着するラベル貼着機において、揺動自在な
感知爪兼ラベル押え取り付け部材と、該感知爪兼ラベル
押え取り付け部材の先端部に揺動自在に取り付けられた
感知爪兼ラベル押えと、前記感知爪兼ラベル押え取り付
け部材の角変位に連動して角変位し前記繰出し機構で繰
出されるテープ繰出し長さをラベルの接着ピッチに自動
的に調節し合致させ且つ前記繰出機構の動きを停止させ
る調節停止レバーと、前記ハンドルの戻り動作に連動し
てラベル先端への前記感知爪兼ラベル押えの係合を解除
させる係合解除部材と、第1の案内面に半円柱状の枕部
材を有した剥離案内部材と、ラベルと当接する下面に湾
曲突起を有した案内板とを備え、前記剥離案内部材の上
面に形成された枕部材と、案内板の下面に形成された湾
曲突起とでラベルとラベルの隣接部位を折曲げて、ラベ
ルの先端位置の検出を容易としたので、ラベルを連続し
て二枚以上送り出す事なく、確実に一枚づつ剥離して貼
付できる。また、ナイフカット式のラベルであっても、
ラベルにスプロケット孔等を設ける事なく正確に貼付す
る事ができる。更に、各ラベルの長さが一様でなくと
も、夫々の先端位置を検知できるので、確実に剥離貼付
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるラベル貼着機を示す要
部構成図である。
【図2】同ラベル貼着機の全体を示す側面図である。
【図3】同ラベル貼着機の繰出し機構を示す分解斜視図
である。
【図4】同ラベル貼着機の部分分解斜視図である。
【図5】同ラベル貼着機の要部説明図である。
【図6】同ラベル貼着機の作動状態を示す要部構成図で
ある。
【図7】同ラベル貼着機の作動状態を示す要部構成図で
ある。
【図8】同ラベル貼着機の作動状態を示す要部構成図で
ある。
【図9】本発明に使用されるナイフカット式のラベルを
示す説明図である。
【図10】従来のダイカット式のラベルを示す説明図で
ある。
【図11】従来のスプロケット式のラベルを示す説明図
である。
【図12】従来の他のスプロケット式のラベルを示す説
明図である。
【符号の説明】
T テープ L ラベル H 孔 I 搬送切欠き 1 ラベル貼着機 1a,1b 両側板 2 保持部 3 保持部材 4 ハンドル 4a セグメント 4b 突起 5 繰出し機構 6 剥離案内部材 6a 基部 6b 第1案内面 6c 第2案内面 6d 小軸 6e 小円筒 6f 枕部材 7 押圧ロール 7a ロール軸 7b 押圧片 7c 仮想円周面 8 バネ 9 軸 10 片持ち案内軸 11 案内突起 12 中間歯車 13 扉体 14 位置決め部材 14a 円筒部 14b 扇形部 15 セグメント 16 軸 17 テープ送りレバー 18 送り爪 19 逆止爪 21 爪軸 22 摺動駒 22a 摺動案内体 22b 爪支持体 23 支持板 24 爪片 26a 案内棒 26b 小案内棒 27 調節駒 28 爪取付部材 29 感知爪兼ラベル押え 29a 支持片 29b 支持穴 29c ラベル押え部 30 小ピン 32 ロック部材 33 案内板 33d 湾曲突起 34 ブラケット 35 横杆 39 調節停止レバー 39a 長穴 41 鋸歯板 42 係合解除部材 43 調節爪 43a 支持片 50 ロック部材 50a 軸 50b 凹部 50c 基端 51 バネ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドル操作で作動する繰出し機構によ
    りテープを繰出し、該テープに接着されたラベルを剥離
    せしめた後、該ラベルを対象物に貼着するラベル貼着機
    において、揺動自在な感知爪兼ラベル押え取り付け部材
    と、該感知爪兼ラベル押え取り付け部材の先端部に揺動
    自在に取り付けられた感知爪兼ラベル押えと、前記感知
    爪兼ラベル押え取り付け部材の角変位に連動して角変位
    し前記繰出し機構で繰出されるテープ繰出し長さをラベ
    ルの接着ピッチに自動的に調節し合致させ且つ前記繰出
    機構の動きを停止させる調節停止レバーと、前記ハンド
    ルの戻り動作に連動してラベル先端への前記感知爪兼ラ
    ベル押えの係合を解除させる係合解除部材と、第1の案
    内面に半円柱状の枕部材を有した剥離案内部材と、ラベ
    ルと当接する下面に湾曲突起を有した案内板とを備え、
    前記剥離案内部材の上面に形成された枕部材と、案内板
    の下面に形成された湾曲突起とでラベルとラベルの隣接
    部位を折曲げて、ラベルの先端位置の検出を容易とした
    ことを特徴とするラベル貼着機。
  2. 【請求項2】 前記枕部材は、湾曲突起より剥離案内部
    材の先端側に配置されたことを特徴とする請求項1記載
    のラベル貼着機。
JP21449595A 1995-08-23 1995-08-23 ラベル貼着機 Pending JPH0958643A (ja)

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DE69608509D1 (de) 2000-06-29
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EP0759398A1 (en) 1997-02-26

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