JPH0958613A - 加工食品の真空包装方法及びその装置 - Google Patents

加工食品の真空包装方法及びその装置

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JPH0958613A
JPH0958613A JP7205885A JP20588595A JPH0958613A JP H0958613 A JPH0958613 A JP H0958613A JP 7205885 A JP7205885 A JP 7205885A JP 20588595 A JP20588595 A JP 20588595A JP H0958613 A JPH0958613 A JP H0958613A
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JP
Japan
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case
degassing
chamber
air
bonding
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Application number
JP7205885A
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English (en)
Inventor
Hiromitsu Shimizu
浩満 清水
Motoharu Tachikawa
基晴 立川
Koji Kaai
浩二 河相
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AJIKAN KK
Original Assignee
AJIKAN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 焼きたての玉子焼き等の加工食品を真空包装
する際、加工食品を所定温度に冷却しなければ真空包装
できない、また加工食品を傷つけずに真空包装できな
い。 【解決手段】 焼きたての玉子焼き等の加工食品を真空
包装する加工食品真空包装装置において、上方へ開口し
たケースKに形成された熱可塑性を有する下側フィルム
11の幅方向両端部を支持し、このケースKを前方へ移
送する搬送手段10と、ケースKに載せられた焼きたて
の玉子焼き等の加工食品の上面を覆う熱可塑性の上側フ
ィルム20を、ケースKの上面に当接してケースK内を
密閉し、密閉されたケースK内の空気を所定量の空気を
含有する高温の水蒸気に入れ換える脱気手段22と、密
閉され高温の水蒸気が充填されたケースKと上側フィル
ム20とを接着してケースKを密封する接着手段22と
を備えて成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焼きたての玉子焼
き、ハンバーグ等の加熱された加工食品を真空包装する
加工食品の真空包装方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、焼きたての玉子焼き、ハンバーグ
等の加工食品を真空包装する方法としては、例えば、高
温の焼きたての玉子焼き等の加工食品を密封された袋に
入れた後、袋内の空気を抜き袋内を所定の真空度にする
ような方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法では、袋内の圧力が降下して袋内が一定の真空
度に達すると、玉子焼きに含有する水分が沸騰し、玉子
焼きが壊れて傷ついてしまうという問題点があった。そ
こで、これを防止するために、冷却装置により、焼きた
ての玉子焼きを一定の温度に冷却した後に、玉子焼きを
袋に入れて密封し、袋内の空気を抜き袋内を所定の真空
度にするようしている。しかしながら、このような方法
では、玉子焼きが一定の温度に冷却されるのに余分な時
間を要するため、作業効率が低下し、また、余分な冷却
装置を備えているため、製造コストが高くなってしまう
という問題点があった。
【0004】さらに、その他の従来の加工食品を真空包
装する方法としては、加工食品が入れられた袋の外か
ら、その袋に圧力をかけ袋内の空気を押し出す方法が知
られている。しかしながら、この方法では、加工食品に
圧力がかかり加工食品を変形し傷つけてしまう虞れがあ
った。
【0005】そこで、本発明は、このような従来の加工
食品の真空包装方法の問題点に着目してなされたもの
で、焼きたての玉子焼き等の加工食品を真空包装する際
に、加工食品の温度に関係なく真空包装でき、しかも加
工食品を傷つけることなく真空包装できる加工食品の真
空方法及びその装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る加工食品真空包装方法は、焼きたての玉
子焼き等の加工食品を真空包装する加工食品の真空包装
方法において、上方へ開口した熱可塑性を有するフィル
ム製のケースに加工食品を載せ、この加工食品の上面を
熱可塑性を有する上側フィルムで覆って前記ケースを密
閉し、密閉された前記ケースの内部の空気を所定量の空
気を含有する高温の水蒸気に入れ換えた後、前記上側フ
ィルムと前記ケースを接着して前記ケースを密封し、密
封された前記ケース内の水蒸気を凝縮させて前記ケース
内の加工食品を適度な真空度により真空保持することを
特徴とするものである。
【0007】また、本発明に係る加工食品真空包装装置
は、焼きたての玉子焼き等の加工食品を真空包装する加
工食品真空包装装置において、上方へ開口したケースに
成形された熱可塑性を有する下側フィルムの幅方向両端
部を支持し、このケースを前方へ移送する搬送手段と、
前記ケースに載せられた焼きたての玉子焼き等の加工食
品の上面を覆う熱可塑性を有する上側フィルムを、前記
ケースの上面に当接して前記ケース内を密閉し、密閉さ
れた前記ケース内の空気を所定量の空気を含有する高温
の水蒸気に入れ換える脱気手段と、密閉され所定量の空
気を含有する高温の水蒸気が充填された前記ケースと前
記上側フィルムとを接着して前記ケースを密封する接着
手段とを備え、密封された前記ケース内の水蒸気を凝縮
させて前記ケース内の加工食品を適度な真空度により真
空保持することを特徴とするものである。
【0008】さらに、前記脱気手段及び接着手段は、前
記上側フィルムの上方近傍に固定され、矩形状をなす上
壁の周縁部に周壁を突設して形成される下方へ開口した
箱状の上側脱気及び接着用チャンバーと、前記ケースの
下方位置で前記上側脱気及び接着用チャンバーに対し前
進後退可能であり、矩形状をなす底壁の周縁部に周壁を
突設して形成される上方へ開口した箱状の下側脱気及び
接着用チャンバーとを備え、前記上側脱気及び接着用チ
ャンバーの内部には、上下方向へ膨張収縮自在な空気槽
を設け、前記空気槽の下端には、前記上側脱気及び接着
用チャンバーの周壁に所定の隙間をもって内嵌し、前記
周壁に沿って延び形成される環状をなす接着用突条を有
するヒーターを取り付け、前記下側脱気及び接着用チャ
ンバーの周壁の環状をなす上端面には、前記上側脱気及
び接着用チャンバーの周壁の下端面と前記ヒーターの接
着用突条の下端面に対し、それぞれ対向して当接し得る
ように所定の隙間をもって密閉用突条と接着用突条を上
方へ立設し、前記下側脱気及び接着用チャンバーにおい
て前記下側フィルムの移送方向へ延びる一方の側の前記
密閉用突条と接着用突条の隙間には、圧力調整された所
定量の空気を含有する高温の水蒸気を導く貫通孔を穿設
し、この貫通孔の上端には、この貫通孔に接続され、前
記上側脱気及び接着用チャンバーに前記下側脱気及び接
着用チャンバーを当接した際に前記上側脱気及び接着用
チャンバー内に突入するノズルを取り付け、前記下側脱
気及び接着用チャンバーにおいて前記下側フィルムの移
送方向へ延びる他方の側の前記密閉用突条と接着用突条
の間には、前記上側脱気及び接着用チャンバーに前記下
側脱気及び接着用チャンバーを当接した際に形成される
脱気及び接着用チャンバー内の空気及び水蒸気を吸引、
排出する貫通孔を穿設し、前記上側脱気及び接着用チャ
ンバーの上壁と前記下側脱気及び接着用チャンバーの底
壁には、それぞれ前記脱気及び接着用チャンバー内の空
気を吸引、排出する排気管を接続し、前記上側脱気及び
接着用チャンバーの周壁の下端面に前記下側脱気及び接
着用チャンバーの密閉用突条の上端面を当接したとき
に、気密な前記脱気及び接着用チャンバーを形成すると
共に、前記ノズルが前記上側脱気及び接着用チャンバー
の周壁と前記ヒーターの接着用突条との間に嵌入するこ
とを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1及び図6は本発明に係る加工
食品の真空包装装置の実施の一形態を示す。図1におい
て、本装置1は、帯状をなす熱可塑性を有する下側フィ
ルム11の幅方向両端部を支持し、下側フィルム11を
前方(図1における左方)へ移送する搬送手段10を備
えている。
【0010】この搬送手段10は前後方向へ延設され、
その後部には、蓋体14と下側成型用チャンバー15と
から成り、下側フィルム11を上方へ開口したケースK
に成形する成型手段としての成型用チャンバー13を設
けてある。さらに、成型用チャンバー13より前方の搬
送手段10の中央部には、脱気手段及び接着手段22と
しての上側脱気及び接着用チャンバー23と下側脱気及
び接着用チャンバー24とから成る箱状の脱気及び接着
用チャンバー22を設けてある。この脱気及び接着用チ
ャンバー22には、ケースKの上に載せられた焼きたて
の玉子焼き等の加工食品(図示せず)を帯状をなす熱可
塑性の上側フィルム20で覆ってケースKを密閉し、密
閉されたケースKの内部の空気を少量の空気を含有する
高温の水蒸気に入れ換える脱気手段22と、上側フィル
ム20とケースKを接着して少量の空気を含有する高温
の水蒸気と共に前記加工食品を密封する接着手段22と
を設けてある。
【0011】次に、上記構成に基づいて本発明に係る焼
きたての玉子焼き等の加工食品の真空包装方法を説明す
る。先ず、焼きたての玉子焼き等の加工食品を、搬送手
段10に支持されて前方へ移送される上方へ開口したケ
ースKに載せる。次に、ケースKに載せられた加工食品
の上面を熱可塑性の上側フィルム20で覆ってケースK
を密閉し、密閉されたケースKの内部の空気を吸引、排
出すると同時に、少量の空気を含有した高温の水蒸気を
前記ケースK内に充填する。次に、この状態を保持しな
がら前記上側フィルム20と前記ケースKを接着してケ
ースKを密封する。このように加工食品と少量の空気を
含有する高温の水蒸気とを密封したケースKは、冷却さ
れて水蒸気が凝縮されると、ケースK内の加工食品を適
度な真空度で保持することができる。
【0012】
【実施例】さらに、上述した本発明の実施の形態を、以
下に述べる実施例により具体的に詳しく説明する。図1
において、本装置1の後端部には、本装置1の幅方向に
所定の間隔をもった一対の駆動スプロケット2を駆動回
転軸3に固設し、また、駆動スプロケット2から前方へ
離隔した本装置1の前端部には、一対の駆動スプロケッ
ト2と対向するように一対の従動スプロケット4を従動
回転軸5に固設してある。
【0013】これらの駆動及び従動スプロケット2、4
には、それぞれ無端状の爪つきチェーン6を掛け回し、
また、本装置1の後端部の駆動回転軸3には、チェーン
駆動用モータ7を連結してある。
【0014】爪つきチェーン6は、図3に示すように、
駆動及び従動スプロケット2、4と噛合する無端状のチ
ェーン部8と、チェーン部8の外周面上に一定の間隔を
もって配設された爪部9とを有している。この爪部9
は、一対のチェーン部8の各々の幅方向(つまり本装置
1の幅方向)の外側端8aに固着され、この外側端8a
を軸として各々のチェーン部8の内側端8bを開閉し得
るようにしてある。さらに、チェーン部8が駆動スプロ
ケット2と従動スプロケット4との間の直線部分にある
ときは、爪部9がチェーン部8の外周面に所定の圧力で
当接して閉じ、チェーン部8が駆動及び従動スプロケッ
ト2、4の外周面にあって彎曲したときは、爪部9がチ
ェーン部8の外側端8aを中心に傾いて開くようにして
ある。なお、チェーン駆動用モータ7、爪つきチェーン
6、駆動スプロケット2、従動スプロケット4等により
搬送手段10が構成される。
【0015】駆動スプロケット2の近くには、後述する
ケースKに成形されるナイロン等の熱可塑性材料で造ら
れた帯状の下側フィルム11を巻き付けて形成される下
側フィルム用ロール12を設置し、この下側フィルム用
ロール12の先端を駆動スプロケット2の外周面におい
て開いた爪部9と駆動スプロケット2の外周面との間に
送り込み、さらに、駆動スプロケット2と従動スプロケ
ット4との間の直線部分において、爪部9が下側フィル
ム11を把持するようにしてある。
【0016】駆動スプロケット2から前方へ所定距離、
離れた位置には、下側フィルム11を上方へ開口したケ
ースKに成形する成型手段としての成型用チャンバー1
3を設置してある。この成型用チャンバー13は、図2
に示すように、矩形状の底壁15aの周縁に周壁15b
を上方へ立設し、上方へ開口した箱状の下側成型用チャ
ンバー15と、この下側成型用チャンバー15の開口部
を覆い下側成型用チャンバー15を密閉する矩形状の蓋
体14とから構成される。
【0017】さらに、蓋体14が一対の無端状の爪つき
チェーン6の内側となり、かつ矩形状の蓋体14の対向
する2辺が下側フィルム11の移送方向と平行になるよ
うに、蓋体14を下側フィルム11の上方に僅かな隙間
をもって固設してある(図5(a)参照)。また、下側
成型用チャンバー15を、下側フィルム11の下方位置
において蓋体14と対向して配設し、さらに、この下側
成型用チャンバー15を、蓋体14に対して所定のスト
ロークで前進後退できるようにしてある。さらに、下側
成型用チャンバー15を上方へ移動すると、下側成型用
チャンバー15が両側の爪つきチェーン6に接触するこ
となく、下側フィルム11を蓋体14の下面14cと下
側成型用チャンバー15の上面15cとの間に挟み込み
押圧できるようになっている。
【0018】矩形状の蓋体14の下面14cにおいて、
図2(c)に示すように、下側フィルム11の移送方向
へ延びる対向する2辺の近傍には、その辺に沿って延び
る一対の溝17を刻設してある。また、蓋体14には、
下側フィルム11を約130°Cに加熱し軟化させるた
めのヒータ(図示せず)を埋設してある。
【0019】下側成型用チャンバー15の周壁15bの
環状をなす上端面15cには、図2(b)に示すよう
に、蓋体14の一対の溝17にそれぞれ対向するように
溝17に沿って所定の間隔をもった断面コ字状の一対の
カッター18を各々4個、立設し、また、下側成型用チ
ャンバー15を蓋体14の下面14cに当接したときに
は、カッター18が対向する各々の溝17内に遊嵌でき
るようにしてある。従って、図5(d)に示すように、
下側成型用チャンバー15の周壁15bの上端面15c
を蓋体14の下面14cに当接すると、両側のカッター
18により、両側の爪つきチェーン6に把持された下側
フィルム11を、両側の爪つきチェーン6の近傍で爪つ
きチェーン6に沿って離間した4つの挿通孔16を形成
することができる。
【0020】さらに、下側成型用チャンバー15の底壁
15aには、蓋体14に下側成型用チャンバー15を当
接して形成される気密な成型用チャンバー13内に圧縮
空気を供給し、また、成型用チャンバー13内の空気を
吸引、排出する給排気管19を接続してある。
【0021】さらに、図1に示すように、成型用チャン
バー13から前方へ所定距離、離れた下側フィルム11
の上方位置には、下側フィルム11と同じ材質の熱可塑
性を有する帯状の上側フィルム20を巻き付けて形成さ
れた上側フィルム用ロール21を設置し、この上側フィ
ルム用ロール21の先端を下側フィルム11の上面に重
ね合わせて接着してある。従って、爪つきチェーン6を
図1において左回転すると、下側フィルム用ロール12
が解かれながら爪つきチェーン6に把持された下側フィ
ルム11が前方へ移送され、また、これと同時に、上側
フィルム用ロール21が解かれながら先端を下側フィル
ム11に接着された上側フィルム20が前方へ移送され
る。
【0022】さらに、成型用チャンバー13から前方へ
所定距離、離れた位置で、下側フィルム11の上に上側
フィルム20を重ね合わせた部分には、脱気手段及び接
着手段としての脱気及び接着用チャンバー22を設置し
てある。この脱気及び接着用チャンバー22は、図4に
示すように、矩形状の上壁23aの周縁部に周壁23b
を突設し下方へ開口した箱状の上側脱気及び接着用チャ
ンバー23と、矩形状の底壁24aの周縁に周壁24b
を立設し上方へ開口した箱状の下側接着用チャンバー2
4とを備えている。
【0023】この上側脱気及び接着用チャンバー23の
内部には、上下方向へ膨張収縮可能なダイヤフラム製の
空気槽26を設け、さらに、この空気槽26の下端に
は、上側脱気及び接着用チャンバー23の周壁23bに
所定の隙間Sをもって内嵌し、周壁23bに沿って延び
る接着用突条36aを有する断面逆凹形状のヒーター3
6を取り付けてある。また、下側脱気及び接着用チャン
バー24の周壁24bの環状をなす上端面24cには、
上側脱気及び接着用チャンバー23の周壁23bとヒー
ター36の接着用突条36aにそれぞれ対向するように
密閉用突条25bと接着用突条27bを突設してある。
【0024】さらに、上側脱気及び接着用チャンバー2
3の矩形状をなす上壁23aの対向する2辺が下側フィ
ルム11の移送方向へ延び、かつ上側脱気及び接着用チ
ャンバー23が一対の無端状の爪つきチェーン6の内側
となるように、上側脱気及び接着用チャンバー23を上
側フィルム20の上方に僅かな隙間をもって固設してあ
る。また、下側接着用チャンバー24を、下側フィルム
11(つまりケースK)の下方位置において上側脱気及
び接着用チャンバー23と対向して配設し、さらに、図
6に示すように、この下側脱気及び接着用チャンバー2
4を、上側脱気及び接着用チャンバー23に対して所定
のストロークで前進後退できるようにしてある。
【0025】さらに、下側脱気及び接着用チャンバー2
4を上側脱気及び接着用チャンバー23に向かって上方
へ移動すると、下側脱気及び接着用チャンバー24が両
側の爪つきチェーン6に接触することなく、重ね合わさ
れた下側フィルム11と上側フイルム20が、上側脱気
及び接着用チャンバー23の周壁23bと下側脱気及び
接着用チャンバー24の密閉用突条25bとの間に挟ま
れて、上側脱気及び接着用チャンバー23の周壁23b
の下端23cに下側脱気及び接着用チャンバー24の密
閉用突条25bの上端を所定の圧力で当接できるように
してある。そして、上側脱気及び接着用チャンバー23
に下側脱気及び接着用チャンバー24を当接したときに
は、気密な箱状の脱気及び接着用チャンバー22を形成
するようになっている。
【0026】さらに、上側脱気及び接着用チャンバー2
3に下側脱気及び接着用チャンバー24を当接した状態
で空気槽26に所定圧力の圧縮空気を供給すると、空気
槽26が下方へ膨張してヒーター36が下降し、ヒータ
ー36の接着用突条36aの下端が下側脱気及び接着用
チャンバー24の接着用突条27bの上端に当接できる
ようにしてある。また、このヒーター36の接着用突条
36aと下側脱気及び接着用チャンバー24の接着用突
条27bが当接した状態から空気槽26内の圧縮空気を
排出すると、空気槽26の弾性力により空気槽26が収
縮してヒーター36が上方へ引き上げられ、ヒーター3
6の接着用突条36aの下端と下側脱気及び接着用チャ
ンバー24の接着用突条27bの上端が所定の隙間をも
って離間するようにしてある。
【0027】下側脱気及び接着用チャンバー24の周壁
24bの環状の上端面24cにおいて、図4における爪
つきチェーン6に沿った左側の上端面には、密閉用突条
25bと接着用突条27bとの間Sに爪つきチェーン6
に沿って離間した4つの貫通孔28aを下方に向かって
穿設してある。また、図4における爪つきチェーン6に
沿った右側の上端面にも、左側の4つの貫通孔28aと
対向するように、密閉用突条25bと接着用突条27b
との間Sに爪つきチェーン6に沿って離間した4つの貫
通孔28bを下方に向かって穿設してある。
【0028】左側の4つの貫通孔28aの下端には、ゲ
ージ圧力0.2〜1.0kg/cm2 Gに圧力調整された少
量の空気を含有する高温度の水蒸気を脱気及び接着用チ
ャンバー22内に供給する蒸気供給管29を接続してあ
り、また、それらの貫通孔28aの上端には、少量の空
気を含有する水蒸気を脱気及び接着用チャンバー22内
に供給する同一形状の4つのノズル30を取り付けてあ
る。これらの4つのノズル30の高さは、接着用突条2
7bの高さより幾らか高くし、また、これらのノズル3
0は、4つのノズル30の上端部が下側フィルム11の
4つの挿通孔16に嵌入できるように取り付けてある。
なお、水蒸気に含有する空気の量は、高温の水蒸気が冷
却され凝縮されたときに加工食品が入れられ密封された
ケースKが適度の真空度を保持できるように、水蒸気1
リットル中に1〜100ccの空気を混合できるように
してある。
【0029】一方、図4における右側の4つの貫通孔2
8bの下端には、脱気及び接着用チャンバー22内の空
気を吸引、排出する排気管31を接続してある。なお、
脱気及び接着用チャンバー22内にゲージ圧力0.2〜
1.0kg/cm2Gの少量の空気を含有する高温の水蒸気
を供給する際に、その少量の空気を含有する高温の水蒸
気の圧力により脱気及び接着用チャンバー22内の玉子
焼き等の加工食品が疵つけられないように、排気管31
により脱気及び接着用チャンバー22から吸引される排
気量と、4つのノズル30から脱気及び接着用チャンバ
ー22に充填される少量の空気を含有する高温の水蒸気
の供給量とを等しくしてある。
【0030】さらに、上側脱気及び接着用チャンバー2
3の上壁23aには、脱気及び接着用チャンバー22内
の空気を吸引、排出する排気管32を設け、また、下側
脱気及び接着用チャンバー24の底壁24aにも、脱気
及び接着用チャンバー22内の空気を吸引、排出する排
気管33を設けてある。
【0031】脱気及び接着用チャンバー22から前方へ
所定距離、離れた位置には、少量の空気を含有する高温
の水蒸気と加工食品とを密封したケースKの下側フィル
ム11移送方向における両端を、本装置1の幅方向に切
断する横方向切断機34を設置してある。
【0032】さらに、横方向切断機34から前方へ所定
距離、離れた位置には、少量の空気を含有する高温の水
蒸気と加工食品とを密封したケースKの下側フィルム1
1移送方向に対し直交する方向における両端を、本装置
1の前後方向に切断する縦方向切断機35を設置してあ
る。この縦方向切断機35は、ケースKの幅方向両端部
を爪つきチェーン6に沿って切断する一対のディスク状
回転刃37と、このディスク状回転刃37に回転軸38
を介して連結され、このディスク状回転刃37を所定方
向に回転駆動するモータ39とを備えている。
【0033】さらに、従動スプロケット4の近傍には、
少量の空気を含有する高温の水蒸気と加工食品とを密封
し、切断されたケースKを所定位置に収集するためのシ
ュート40を設けてある。なお、本実施例の真空包装装
置には、予め所定の工程に従って自動的に稼動されるよ
うに、制御手段(図示せず)を設けてある。
【0034】次に、本実施例の真空包装装置の動作を説
明する。本実施例の真空包装装置は、制御手段により以
下のような手順に従って稼動される。図示しない稼働ス
イッチを入れると、チェーン駆動用モータ7が始動し、
駆動回転軸3、駆動スプロケット2を介して爪つきチェ
ーン6が左回転駆動され、爪つきチェーン6に把持され
た下側フィルム11が、前方へ移送される。
【0035】前方へ移送される下側フィルム11が、蓋
体14と下側成型用チャンバー15との間に進入し、下
側成型用チャンバー15の上面を遮蔽すると、チェーン
駆動用モータ7が停止して下側フィルム11が停止する
(図5(a)参照)。
【0036】次いで、下側成型用チャンバー15が上方
へ移動し、下側成型用チャンバー15の左右両側の4つ
のカッター18が下側フィルム11をそれぞれコ字状に
付き破って蓋体14の溝17に遊嵌すると共に、下側フ
ィルム11を挟み込みながら下側成型用チャンバー15
の上端面が蓋体14の下面14cに当接し、成型用チャ
ンバー13が密閉される(図5(b)参照)。
【0037】このとき、所定圧力の圧縮空気が、給排気
管19から成型用チャンバー13に流入して下側フィル
ム11を押し上げて下側フィルム11を蓋体14の下面
14cに接触させる。このとき、蓋体14内に埋設され
たヒータ(図示せず)により下側フィルム11が約13
0°Cまで加熱されて軟化される。下側フィルム11が
軟化されると、成型用チャンバー13内部の空気が給排
気管19により吸引、排出されて、下側フィルム11が
下方に窪み所定形状に塑性変形されて上方に開口したケ
ースKが成形される(図5(c)参照)。
【0038】次いで、図5(d)に示すように、給排気
管19による成型用チャンバー13内の空気の吸引、排
出が止まり、下側成型用チャンバー15が下方へ移動し
て所定位置で停止すると、チェーン駆動用モータ7が再
び始動し爪つきチェーン6が左回転駆動される。そし
て、爪つきチェーン6に沿ったケース長さ(以下、「1
ピッチ」という)Lだけ下側フィルム11(つまり形成
されたケースK)が前方へ移動した後、チェーン駆動用
モータ7が停止して下側フィルム11が停止する。この
とき、下側フィルム11が、蓋体14と下側成型用チャ
ンバー15の間に新たに供給されて、下側成型用チャン
バー15の上端面15cを遮蔽する。
【0039】次いで、上記の工程に従って、成型用チャ
ンバー13により新たなケースKが順次、成形され、成
型用チャンバー13の前方に移送される。脱気及び接着
用チャンバー22と成型用チャンバー13の間にあるケ
ースKには、焼きたての玉子焼き、ハンバーグ等の高温
の加工食品が載せられる。そして、加工食品を載せた先
頭のケースKが上側脱気及び接着用チャンバー23と下
側脱気及び接着用チャンバー24との間に進入すると、
チェーン駆動用モータ7が停止して下側フィルム11
(つまり先頭のケースK)が停止する。このとき、先頭
のケースKより前方の下側フィルム11の上面に接着さ
れた上側フィルム20は、先頭のケースKの上面を遮蔽
している(図6(a)参照)。
【0040】次いで、下側脱気及び接着用チャンバー2
4が、図6(b)に示すように、上方へ移動し、下側脱
気及び接着用チャンバー24の密閉用突条25bの上端
が上側脱気及び接着用チャンバー23の周壁23bの下
端に当接して脱気及び接着用チャンバー22が密閉され
る。このとき、下側脱気及び接着用チャンバー24の4
つのノズル30が下側フィルム11の一方の側の挿通孔
16に挿通する。
【0041】次いで、上側脱気及び接着用チャンバー2
3の排気管32により、上側フィルム20より上方の上
側脱気及び接着用チャンバー23内部の空気が吸引、排
出されると共に、下側脱気及び接着用チャンバー24の
排気管33により、下側フィルム11より下方の下側脱
気及び接着用チャンバー24の内部の空気が吸引、排出
される。このため、上側フィルム20が上方に引っ張ら
れ、また、下側フィルム11が下方に引っ張られて上側
フィルム20と下側フィルム11(つまりケース)の隙
間が大きくなり、4つのノズル30が下側フィルム11
の挿通孔16に深く挿通することができる。
【0042】次いで、排気管31により、上側フィルム
20により遮蔽されたケースK内の空気が吸引、排出さ
れると同時に、この排気量と等しい容量のゲージ圧力
0.2〜1.0kg/cm2 Gの少量の空気を含有する高
温度の水蒸気が、4つのノズル30から上側フィルム2
0により遮蔽されたケースK内に充填される。この少量
の空気を含有する高温度の水蒸気の充填は、上側フィル
ム20により遮蔽されたケースK内の空気を完全に除去
し、また、ケースK内と加工食品の殺菌を兼ねて、およ
そ3〜10秒間、行われる。
【0043】次いで、上側フィルム20により遮蔽され
たケースK内の空気と、少量の空気を含有する高温度の
水蒸気との入れ換えが完了すると、空気槽26に所定圧
力の圧縮空気が流入して空気槽26が膨張し、ヒーター
36が下降し、ヒーター36の接着用突条36aが上側
フィルム20とケースKの周縁部とを挟んで下側脱気及
び接着用チャンバー24の接着用突条27bに当接して
上側フィルム20とケースKを接着する(図6(c)参
照)。上側フィルム20とケースKの接着が完了する
と、空気槽26内への圧縮空気の供給が止まり、空気槽
26の弾性力により空気槽26内の圧縮空気が空気槽2
6外部へ排出されながら空気槽26が収縮する。このた
め、ヒーター36が空気槽26の収縮と共に上方へ引き
上げられて上側脱気及び接着用チャンバー23内部の所
定位置に復帰する。
【0044】次いで、下側脱気及び接着用チャンバー2
4が下方の所定位置に移動して停止すると、チェーン駆
動用モータ7が再び始動し爪つきチェーン6に把持され
少量の空気を含有する高温度の水蒸気と加工食品を密封
した先頭のケースKが前方へ1ピッチ移動して停止す
る。なお、この脱気及び接着用チャンバー22の工程時
に、ケースK上に加工食品が載せられ、また、成型用チ
ャンバー13によりケースが成形される。
【0045】さらに、先頭のケースKが前方へ所定数の
ピッチを移動して停止すると、横方向切断機34によ
り、先頭のケースKと後続のケースKとの間が下側フィ
ルム11の幅方向へ切断される。
【0046】次いで、幅方向に切断された先頭のケース
Kは、爪つきチェーン6に把持されて、さらに前方へ移
動すると、縦方向切断機35により、ケースKの両端部
が下側フィルム11の移送方向へ切断され、シュート4
0により、所定箇所に収集される。このような一連の動
作は、連続して行われる。
【0047】所定箇所に収集され、少量の空気を含有す
る高温の水蒸気を充填し加工食品を内蔵したケースK
が、大気中で冷却されて常温になると、内部の水蒸気が
水滴となると同時に含有する少量の空気により内蔵した
加工食品を適度な真空度で真空包装することができる。
【0048】このように本実施の形態、更にこれを具体
的に説明した本実施例では、上側フィルム20で遮蔽さ
れ加工食品を入れたケースKは、脱気手段及び接着手段
22により、ケースK内の空気が吸引、排出されると同
時にケースK内に高温の蒸気が充填され、その後、上側
フィルム20で密封される。このため、従来例のように
焼きたての玉子焼き等の加工食品を一定温度に冷却する
必要がなくなり、作業効率を著しく向上することができ
ると共に、ケースKに入れられた加工食品が受ける水蒸
気の圧力が小さくなり、加工食品を傷つけることなくケ
ースK内に密封することができる。また、加工食品を入
れたケースKの中に、高温の水蒸気を充填したので、加
工食品及びケースK内の殺菌を行うことができ、衛生的
に加工食品の真空包装を行うことができる。
【0049】なお、本実施例では、図4(b)に示すよ
うに、下側脱気及び接着用チャンバー24にノズル30
を4個、取り付け、これに対向して貫通孔28bを4箇
所、穿設したが、これに限定されるものではなく、任意
数のノズル30と、これに対応する任意数の貫通孔28
bを穿設することもできる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る加工食
品の真空包装方法及びその装置によれば、上側フィルム
で遮蔽され加工食品を入れたケースは、脱気手段及び接
着手段により、ケース内の空気が吸引、排出されると同
時にケース内に高温の蒸気が充填され、その後、上側フ
ィルムで密封されるため、従来例のように加工食品を一
定温度に冷却する必要がなくなり、作業効率を著しく向
上することができる。
【0051】また、ケースに入れられた加工食品が受け
る水蒸気の圧力が小さくなり、加工食品を傷つけずにケ
ースに内に密封することができる。
【0052】さらに、高温の水蒸気により、加工食品及
びケース内の殺菌を行うことができ、衛生的に加工食品
の真空包装を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る加工食品真空包装装置の実施の一
形態を示す概略斜視図である。
【図2】(a)は成型手段の構成を示す図1のA−A線
断面図であり、(b)は図2(a)のB−B線矢視図で
あり、(c)は図2(a)のC−C線矢視図である。
【図3】図1のD−D線矢視図である。
【図4】(a)は脱気手段及び接着手段の構成を示す図
1のE−E線断面図であり、(b)は図4(a)のF−
F線矢視図であり、(c)は図4(a)のG−G線矢視
図である。
【図5】(a)〜(d)は成型手段の動作を示す断面図
である。
【図6】(a)〜(d)は脱気手段及び接着手段の動作
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 本発明に係る加工食品真空包装装置 2 駆動スプロケット 3 駆動回転軸 4 従動スプロケット 5 従動回転軸 6 チェーン 7 チェーン駆動用モータ 8 チェーン部 9 爪部 10 搬送手段 11 下側フィルム 12 下側フィルム用ロール 13 成型用チャンバー(成型手段) 14 蓋体 15 下側成型用チャンバー 16 挿通孔 17 溝 18 カッター 19 給排気管 20 上側フィルム 21 上側フィルム用ロール 22 脱気及び接着用チャンバー(脱気手段及び接着手
段) 23 上側脱気及び接着用チャンバー 23b 周壁 24 下側脱気及び接着用チャンバー 25b 密閉用突条 26 空気槽 27b、36a 接着用突条 28a、28b 貫通孔 29 蒸気供給管 30 ノズル 31、32、33 排気管 36 ヒーター

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼きたての玉子焼き等の加工食品を真空
    包装する加工食品の真空包装方法において、 上方へ開口した熱可塑性を有するフィルム製のケースに
    加工食品を載せ、この加工食品の上面を熱可塑性を有す
    る上側フィルムで覆って前記ケースを密閉し、密閉され
    た前記ケースの内部の空気を所定量の空気を含有する高
    温の水蒸気に入れ換えた後、前記上側フィルムと前記ケ
    ースを接着して前記ケースを密封し、密封された前記ケ
    ース内の水蒸気を凝縮させて前記ケース内の加工食品を
    適度な真空度により真空保持することを特徴とする加工
    食品の真空包装方法。
  2. 【請求項2】 焼きたての玉子焼き等の加工食品を真空
    包装する加工食品真空包装装置において、 上方へ開口したケースに成形された熱可塑性を有する下
    側フィルムの幅方向両端部を支持し、このケースを前方
    へ移送する搬送手段と、 前記ケースに載せられた焼きたての玉子焼き等の加工食
    品の上面を覆う熱可塑性を有する上側フィルムを、前記
    ケースの上面に当接して前記ケース内を密閉し、密閉さ
    れた前記ケース内の空気を所定量の空気を含有する高温
    の水蒸気に入れ換える脱気手段と、 密閉され所定量の空気を含有する高温の水蒸気が充填さ
    れた前記ケースと前記上側フィルムとを接着して前記ケ
    ースを密封する接着手段とを備え、 密封された前記ケース内の水蒸気を凝縮させて前記ケー
    ス内の加工食品を適度な真空度により真空保持すること
    を特徴とする加工食品の真空包装装置。
  3. 【請求項3】 前記脱気手段及び接着手段は、前記上側
    フィルムの上方近傍に固定され、矩形状をなす上壁の周
    縁部に周壁を突設して形成される下方へ開口した箱状の
    上側脱気及び接着用チャンバーと、前記ケースの下方位
    置で前記上側脱気及び接着用チャンバーに対し前進後退
    可能であり、矩形状をなす底壁の周縁部に周壁を突設し
    て形成される上方へ開口した箱状の下側脱気及び接着用
    チャンバーとを備え、 前記上側脱気及び接着用チャンバーの内部には、上下方
    向へ膨張収縮自在な空気槽を設け、 前記空気槽の下端には、前記上側脱気及び接着用チャン
    バーの周壁に所定の隙間をもって内嵌し、前記周壁に沿
    って延び形成される環状をなす接着用突条を有するヒー
    ターを取り付け、 前記下側脱気及び接着用チャンバーの周壁の環状をなす
    上端面には、前記上側脱気及び接着用チャンバーの周壁
    の下端面と前記ヒーターの接着用突条の下端面に対し、
    それぞれ対向して当接し得るように所定の隙間をもって
    密閉用突条と接着用突条を上方へ立設し、 前記下側脱気及び接着用チャンバーにおいて前記下側フ
    ィルムの移送方向へ延びる一方の側の前記密閉用突条と
    接着用突条の隙間には、圧力調整された所定量の空気を
    含有する高温の水蒸気を導く貫通孔を穿設し、 この貫通孔の上端には、この貫通孔に接続され、前記上
    側脱気及び接着用チャンバーに前記下側脱気及び接着用
    チャンバーを当接した際に前記上側脱気及び接着用チャ
    ンバー内に突入するノズルを取り付け、 前記下側脱気及び接着用チャンバーにおいて前記下側フ
    ィルムの移送方向へ延びる他方の側の前記密閉用突条と
    接着用突条の間には、前記上側脱気及び接着用チャンバ
    ーに前記下側脱気及び接着用チャンバーを当接した際に
    形成される脱気及び接着用チャンバー内の空気及び水蒸
    気を吸引、排出する貫通孔を穿設し、 前記上側脱気及び接着用チャンバーの上壁と前記下側脱
    気及び接着用チャンバーの底壁には、それぞれ前記脱気
    及び接着用チャンバー内の空気を吸引、排出する排気管
    を接続し、 前記上側脱気及び接着用チャンバーの周壁の下端面に前
    記下側脱気及び接着用チャンバーの密閉用突条の上端面
    を当接したときに、気密な前記脱気及び接着用チャンバ
    ーを形成すると共に、前記ノズルが前記上側脱気及び接
    着用チャンバーの周壁と前記ヒーターの接着用突条との
    間に嵌入することを特徴とする請求項2記載の加工食品
    の真空包装装置。
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