JPH0958437A - ブレーキ制御用モジュール - Google Patents
ブレーキ制御用モジュールInfo
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- JPH0958437A JPH0958437A JP7214872A JP21487295A JPH0958437A JP H0958437 A JPH0958437 A JP H0958437A JP 7214872 A JP7214872 A JP 7214872A JP 21487295 A JP21487295 A JP 21487295A JP H0958437 A JPH0958437 A JP H0958437A
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- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 28
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims description 11
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 11
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 11
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 4
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T15/00—Construction arrangement, or operation of valves incorporated in power brake systems and not covered by groups B60T11/00 or B60T13/00
- B60T15/02—Application and release valves
- B60T15/025—Electrically controlled valves
- B60T15/028—Electrically controlled valves in hydraulic systems
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/34—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
- B60T8/36—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition including a pilot valve responding to an electromagnetic force
- B60T8/3615—Electromagnetic valves specially adapted for anti-lock brake and traction control systems
- B60T8/3675—Electromagnetic valves specially adapted for anti-lock brake and traction control systems integrated in modulator units
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 組立工程数や部品点数を削減し、組立作業を
容易にし、かつ、生産コストの低減を図ることが可能な
ブレーキ制御用モジュールを提供すること。 【解決手段】 油通路ブロック27上の油通路を開閉す
る電磁弁22は、コイル部23とアウターヨーク24と
からなる励磁部31と、該励磁部31に嵌合するメカ部
32とに分離され、前記メカ部32が油通路ブロック2
7に組み付けられてメカ部組立体34として提供される
一方、前記励磁部31は該励磁部31を制御する制御回
路が装備されている回路基板28に取り付けられて電気
部品組立体35として提供され、これらのメカ部組立体
34と電気部品組立体35とを合体させることで、メカ
部組立体34側の各メカ部32と電気部品組立体35側
の対応する各励磁部31とが嵌合して電磁弁22として
組立完成される構成。
容易にし、かつ、生産コストの低減を図ることが可能な
ブレーキ制御用モジュールを提供すること。 【解決手段】 油通路ブロック27上の油通路を開閉す
る電磁弁22は、コイル部23とアウターヨーク24と
からなる励磁部31と、該励磁部31に嵌合するメカ部
32とに分離され、前記メカ部32が油通路ブロック2
7に組み付けられてメカ部組立体34として提供される
一方、前記励磁部31は該励磁部31を制御する制御回
路が装備されている回路基板28に取り付けられて電気
部品組立体35として提供され、これらのメカ部組立体
34と電気部品組立体35とを合体させることで、メカ
部組立体34側の各メカ部32と電気部品組立体35側
の対応する各励磁部31とが嵌合して電磁弁22として
組立完成される構成。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンチロックブレ
ーキシステムやトラクションコントロールシステムに利
用されるブレーキ制御用モジュールに関するものであ
る。
ーキシステムやトラクションコントロールシステムに利
用されるブレーキ制御用モジュールに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図8は、アンチロックブレーキシステム
やトラクションコントロールシステムに利用されるブレ
ーキ制御用モジュール1の従来例を示したものである。
このブレーキ制御用モジュール1は、実開平6−533
46号公報に開示されたもので、ブレーキ用のマスタシ
リンダと車輪側のブレーキシリンダとを連通させる作動
油通路2,3,4を提供する油通路ブロック5と、該油
通路ブロック5上の作動油通路3,4を開閉してブレー
キシリンダに作用する油圧を制御する複数個の電磁弁
7,8と、前記電磁弁7,8の動作を制御する図示略の
制御回路を回路基板上に搭載したコントロール基板9と
を一つの装置に組み立てた構成をなしている。
やトラクションコントロールシステムに利用されるブレ
ーキ制御用モジュール1の従来例を示したものである。
このブレーキ制御用モジュール1は、実開平6−533
46号公報に開示されたもので、ブレーキ用のマスタシ
リンダと車輪側のブレーキシリンダとを連通させる作動
油通路2,3,4を提供する油通路ブロック5と、該油
通路ブロック5上の作動油通路3,4を開閉してブレー
キシリンダに作用する油圧を制御する複数個の電磁弁
7,8と、前記電磁弁7,8の動作を制御する図示略の
制御回路を回路基板上に搭載したコントロール基板9と
を一つの装置に組み立てた構成をなしている。
【0003】前記油通路ブロック5における作動油通路
2には、車輪側のブレーキシリンダに接続する管路接続
口10が装備され、また、図示はしていないが前記作動
油通路3の端部にはマスタシリンダに接続する管路接続
口が装備されている。また、作動油通路4は、前記作動
油通路3をバイパスする油通路で、該油通路ブロック4
には、ブレーキシリンダからマスタシリンダに還流させ
る作動油を一時貯留しておくサンプ室(低圧アキュムレ
ータ)11等が配備されている。
2には、車輪側のブレーキシリンダに接続する管路接続
口10が装備され、また、図示はしていないが前記作動
油通路3の端部にはマスタシリンダに接続する管路接続
口が装備されている。また、作動油通路4は、前記作動
油通路3をバイパスする油通路で、該油通路ブロック4
には、ブレーキシリンダからマスタシリンダに還流させ
る作動油を一時貯留しておくサンプ室(低圧アキュムレ
ータ)11等が配備されている。
【0004】前記電磁弁7,8は、いずれも、励磁コイ
ル部13と該励磁コイル部13の周囲を覆うアウターヨ
ーク14とからなる励磁部15と、該励磁部15に嵌合
する電磁弁メカ部17とから構成されていて、前記励磁
部15と電磁弁メカ部17とを組み上げた状態で油通路
ブロック5に装着され、前記油通路ブロック5にねじ部
材18により固定されるコントロール基板9によって、
油通路ブロック5に押し付け固定される。
ル部13と該励磁コイル部13の周囲を覆うアウターヨ
ーク14とからなる励磁部15と、該励磁部15に嵌合
する電磁弁メカ部17とから構成されていて、前記励磁
部15と電磁弁メカ部17とを組み上げた状態で油通路
ブロック5に装着され、前記油通路ブロック5にねじ部
材18により固定されるコントロール基板9によって、
油通路ブロック5に押し付け固定される。
【0005】複数個の電磁弁7,8は、油通路ブロック
5に組み付けて、コントロール基板9で押し付け固定す
る組立作業時に、励磁コイル部13をコントロール基板
9上の制御回路に電気的に接続するハーネス接続処理を
行う。
5に組み付けて、コントロール基板9で押し付け固定す
る組立作業時に、励磁コイル部13をコントロール基板
9上の制御回路に電気的に接続するハーネス接続処理を
行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述の構成
のブレーキ制御用モジュール1では、複数個の電磁弁
7,8を一つ一つ油通路ブロック5に組み付けていかね
ばならず、また、これらの電磁弁7,8の組み付けに際
して、コントロール基板9側とのハーネス接続処理を各
電磁弁7,8毎に行わなければならないため、組み立て
工程数が増大し、組み立てに手間がかかるという問題が
あった。
のブレーキ制御用モジュール1では、複数個の電磁弁
7,8を一つ一つ油通路ブロック5に組み付けていかね
ばならず、また、これらの電磁弁7,8の組み付けに際
して、コントロール基板9側とのハーネス接続処理を各
電磁弁7,8毎に行わなければならないため、組み立て
工程数が増大し、組み立てに手間がかかるという問題が
あった。
【0007】また、各電磁弁7,8の励磁コイル部13
を制御回路に接続するワイヤハーネス等のために部品点
数が増大し、組立工程数の増大と相俟って、生産コスト
の高額化を招くという問題もあった。
を制御回路に接続するワイヤハーネス等のために部品点
数が増大し、組立工程数の増大と相俟って、生産コスト
の高額化を招くという問題もあった。
【0008】そこで、本発明の目的は上記課題を解消す
ることにあり、組立工程数や部品点数を削減し、組立作
業を容易にすると同時に、生産コストの低減を図ること
が可能なブレーキ制御用モジュールを提供することであ
る。
ることにあり、組立工程数や部品点数を削減し、組立作
業を容易にすると同時に、生産コストの低減を図ること
が可能なブレーキ制御用モジュールを提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、ブ
レーキ用のマスタシリンダと車輪側のブレーキシリンダ
とを連通させる作動油通路を提供する油通路ブロック
と、該油通路ブロック上の作動油通路を開閉してブレー
キシリンダに作用する油圧を制御する複数個の電磁弁
と、前記電磁弁の動作を制御する制御回路を回路基板上
に搭載したコントロール基板とを一つの装置に組み立て
た構成のブレーキ制御用モジュールであって、前記電磁
弁は、励磁コイル部と該励磁コイル部の周囲を覆うアウ
ターヨークとからなる励磁部と、該励磁部に嵌合する電
磁弁メカ部とに分離されて、前記電磁弁メカ部が予め前
記油通路ブロックの所定位置に組み付けられてメカ部組
立体として提供される一方、前記励磁部は予め前記回路
基板上に取り付けられて電気部品組立体として提供さ
れ、かつ、前記メカ部組立体と電気部品組立体とを合体
させることで、メカ部組立体側の各電磁弁メカ部と電気
部品組立体側の対応する各励磁部とがそれぞれ嵌合して
電磁弁として組立完成されることを特徴としたブレーキ
制御用モジュールにより達成される。
レーキ用のマスタシリンダと車輪側のブレーキシリンダ
とを連通させる作動油通路を提供する油通路ブロック
と、該油通路ブロック上の作動油通路を開閉してブレー
キシリンダに作用する油圧を制御する複数個の電磁弁
と、前記電磁弁の動作を制御する制御回路を回路基板上
に搭載したコントロール基板とを一つの装置に組み立て
た構成のブレーキ制御用モジュールであって、前記電磁
弁は、励磁コイル部と該励磁コイル部の周囲を覆うアウ
ターヨークとからなる励磁部と、該励磁部に嵌合する電
磁弁メカ部とに分離されて、前記電磁弁メカ部が予め前
記油通路ブロックの所定位置に組み付けられてメカ部組
立体として提供される一方、前記励磁部は予め前記回路
基板上に取り付けられて電気部品組立体として提供さ
れ、かつ、前記メカ部組立体と電気部品組立体とを合体
させることで、メカ部組立体側の各電磁弁メカ部と電気
部品組立体側の対応する各励磁部とがそれぞれ嵌合して
電磁弁として組立完成されることを特徴としたブレーキ
制御用モジュールにより達成される。
【0010】また、上記のブレーキ制御用モジュールに
おいて、前記励磁コイル部は、電磁弁メカ部が嵌合する
内径が油通路ブロックに組み付けられた電磁弁メカ部相
互の寸法公差を許容し得る程度の大径化されて前記回路
基板に固定され、前記アウターヨークは、メカ部挿通穴
と該穴に嵌合する電磁弁メカ部との間の間隙が必要最小
限となるように、前記メカ部挿通穴の径が小径化される
と共に、嵌合する前記電磁弁メカ部の半径方向にスライ
ド可能に前記励磁コイル部に取り付けられ、前記メカ部
組立体と電気部品組立体との合体時には、前記励磁コイ
ル部上でアウターヨークがスライドすることで、メカ部
組立体側の各電磁弁メカ部と電気部品組立体側の各アウ
ターヨークとの位置が整合される構成としても、上記目
的を達成することができるものである。
おいて、前記励磁コイル部は、電磁弁メカ部が嵌合する
内径が油通路ブロックに組み付けられた電磁弁メカ部相
互の寸法公差を許容し得る程度の大径化されて前記回路
基板に固定され、前記アウターヨークは、メカ部挿通穴
と該穴に嵌合する電磁弁メカ部との間の間隙が必要最小
限となるように、前記メカ部挿通穴の径が小径化される
と共に、嵌合する前記電磁弁メカ部の半径方向にスライ
ド可能に前記励磁コイル部に取り付けられ、前記メカ部
組立体と電気部品組立体との合体時には、前記励磁コイ
ル部上でアウターヨークがスライドすることで、メカ部
組立体側の各電磁弁メカ部と電気部品組立体側の各アウ
ターヨークとの位置が整合される構成としても、上記目
的を達成することができるものである。
【0011】
【作用】本発明の上記構成によれば、電気的な接続が必
要となる電磁弁の励磁部は、純機械的な構成の電磁弁メ
カ部から分離され、前記励磁部の動作を制御する制御回
路を搭載した回路基板に組み付けられて、電気部品組立
体として提供するため、別部品のワイヤハーネス等を使
用せずに、回路基板に装備されたスルーホール等への半
田付けによって、直接的に制御回路との電気接続を果た
すと同時に、回路基板への機械的な固定を果たすことが
できる。そして、前記電磁弁メカ部を組み付けたメカ部
組立体と前記電気部品組立体とを合体させれば、メカ部
組立体側の各電磁弁メカ部と電気部品組立体側の対応す
る各励磁部とがそれぞれ嵌合して複数個の電磁弁が一挙
に組立完成された状態になるため、電磁弁を一つずつ組
み付けたりワイヤハーネスを使って電気接続を行ってい
た従来の場合と比較すると、組立工程数や部品点数が削
減される。
要となる電磁弁の励磁部は、純機械的な構成の電磁弁メ
カ部から分離され、前記励磁部の動作を制御する制御回
路を搭載した回路基板に組み付けられて、電気部品組立
体として提供するため、別部品のワイヤハーネス等を使
用せずに、回路基板に装備されたスルーホール等への半
田付けによって、直接的に制御回路との電気接続を果た
すと同時に、回路基板への機械的な固定を果たすことが
できる。そして、前記電磁弁メカ部を組み付けたメカ部
組立体と前記電気部品組立体とを合体させれば、メカ部
組立体側の各電磁弁メカ部と電気部品組立体側の対応す
る各励磁部とがそれぞれ嵌合して複数個の電磁弁が一挙
に組立完成された状態になるため、電磁弁を一つずつ組
み付けたりワイヤハーネスを使って電気接続を行ってい
た従来の場合と比較すると、組立工程数や部品点数が削
減される。
【0012】また、前記励磁コイル部は、電磁弁メカ部
が嵌合する内径が油通路ブロックに組み付けられた電磁
弁メカ部相互の寸法公差を許容し得る程度の大径化され
て前記回路基板に固定され、かつ、前記アウターヨーク
は、メカ部挿通穴と該穴に嵌合する電磁弁メカ部との間
の間隙が必要最小限となるように、前記メカ部挿通穴の
径が小径化されると共に、嵌合する前記電磁弁メカ部の
半径方向にスライド可能に前記励磁コイル部に取り付け
られ、前記メカ部組立体と電気部品組立体との合体時に
は、前記励磁コイル部上でアウターヨークがスライドす
ることで、メカ部組立体側の各電磁弁メカ部と電気部品
組立体側の各アウターヨークとの位置が整合される構成
では、複数個の電磁弁が一挙に楽に組立可能になるだけ
でなく、アウターヨークと電磁弁メカ部と間の間隙を必
要最小限に保って、磁気通路に介在する空隙による磁気
抵抗の増大を防止することができる。
が嵌合する内径が油通路ブロックに組み付けられた電磁
弁メカ部相互の寸法公差を許容し得る程度の大径化され
て前記回路基板に固定され、かつ、前記アウターヨーク
は、メカ部挿通穴と該穴に嵌合する電磁弁メカ部との間
の間隙が必要最小限となるように、前記メカ部挿通穴の
径が小径化されると共に、嵌合する前記電磁弁メカ部の
半径方向にスライド可能に前記励磁コイル部に取り付け
られ、前記メカ部組立体と電気部品組立体との合体時に
は、前記励磁コイル部上でアウターヨークがスライドす
ることで、メカ部組立体側の各電磁弁メカ部と電気部品
組立体側の各アウターヨークとの位置が整合される構成
では、複数個の電磁弁が一挙に楽に組立可能になるだけ
でなく、アウターヨークと電磁弁メカ部と間の間隙を必
要最小限に保って、磁気通路に介在する空隙による磁気
抵抗の増大を防止することができる。
【0013】
【実施例】図1乃至図7は本発明に係るブレーキ制御用
モジュール21の一実施例を示したもので、図1は前記
ブレーキ制御用モジュール21の組立前の状態を示す断
面図、図2は図1のA−A線に沿う断面図、図3は前記
ブレーキ制御用モジュール21の組立終了時の状態を示
す断面図、図4は図3のB−B線に沿う断面図、図5は
前記ブレーキ制御用モジュール21に使用している電磁
弁22の励磁コイル部23とアウターヨーク24の構造
を示す斜視図、図6は前記ブレーキ制御用モジュール2
1に使用している電磁弁22の励磁コイル部23,アウ
ターヨーク24,電磁弁メカ部32間の関係を示す説明
図、図7は図3の矢印C−Cによる矢視図である。
モジュール21の一実施例を示したもので、図1は前記
ブレーキ制御用モジュール21の組立前の状態を示す断
面図、図2は図1のA−A線に沿う断面図、図3は前記
ブレーキ制御用モジュール21の組立終了時の状態を示
す断面図、図4は図3のB−B線に沿う断面図、図5は
前記ブレーキ制御用モジュール21に使用している電磁
弁22の励磁コイル部23とアウターヨーク24の構造
を示す斜視図、図6は前記ブレーキ制御用モジュール2
1に使用している電磁弁22の励磁コイル部23,アウ
ターヨーク24,電磁弁メカ部32間の関係を示す説明
図、図7は図3の矢印C−Cによる矢視図である。
【0014】この一実施例のブレーキ制御用モジュール
21は、アンチロックブレーキシステムやトラクション
コントロールシステムに利用されるもので、ブレーキ用
のマスタシリンダと車輪側のブレーキシリンダとを連通
させる作動油通路を提供する油通路ブロック27と、該
油通路ブロック27上の作動油通路を開閉してブレーキ
シリンダに作用する油圧を制御する複数個の電磁弁22
と、前記電磁弁22の動作を制御する制御回路(CPU
等)をプリント回路基板28上に搭載したコントロール
基板29とを一つの装置に組み立てたものである。
21は、アンチロックブレーキシステムやトラクション
コントロールシステムに利用されるもので、ブレーキ用
のマスタシリンダと車輪側のブレーキシリンダとを連通
させる作動油通路を提供する油通路ブロック27と、該
油通路ブロック27上の作動油通路を開閉してブレーキ
シリンダに作用する油圧を制御する複数個の電磁弁22
と、前記電磁弁22の動作を制御する制御回路(CPU
等)をプリント回路基板28上に搭載したコントロール
基板29とを一つの装置に組み立てたものである。
【0015】ここに、前記電磁弁22は、励磁コイル部
23と該励磁コイル部23の周囲を覆うアウターヨーク
24とからなる励磁部31と、該励磁部31に嵌合する
電磁弁メカ部32とに分離されて、前記電磁弁メカ部3
2が予め前記油通路ブロック27の所定位置に組み付け
られてメカ部組立体34として提供される一方、前記励
磁部31は予め前記プリント回路基板28上に取り付け
られて電気部品組立体35として提供される。
23と該励磁コイル部23の周囲を覆うアウターヨーク
24とからなる励磁部31と、該励磁部31に嵌合する
電磁弁メカ部32とに分離されて、前記電磁弁メカ部3
2が予め前記油通路ブロック27の所定位置に組み付け
られてメカ部組立体34として提供される一方、前記励
磁部31は予め前記プリント回路基板28上に取り付け
られて電気部品組立体35として提供される。
【0016】そして、前記メカ部組立体34と電気部品
組立体35とを、図1及び図2に矢印(イ)で示すよう
に押し合わせて合体させることで、メカ部組立体34側
の各電磁弁メカ部32と電気部品組立体35側の対応す
る各励磁部31とがそれぞれ嵌合して電磁弁22として
組立完成される。
組立体35とを、図1及び図2に矢印(イ)で示すよう
に押し合わせて合体させることで、メカ部組立体34側
の各電磁弁メカ部32と電気部品組立体35側の対応す
る各励磁部31とがそれぞれ嵌合して電磁弁22として
組立完成される。
【0017】さらに、詳述すると、図5および図6に示
すように、前記励磁コイル部23は、電磁弁メカ部32
が嵌合する穴部23aの内径寸法Cが油通路ブロック2
7に組み付けられた電磁弁メカ部32相互の寸法公差を
許容し得る程度の大径化されて前記プリント回路基板2
8に固定され。プリント回路基板28への固定は、図3
および図7に示すように、励磁コイル部23に装備され
た給電端子23b,23cをプリント回路基板28のス
ルーホールに挿通させた上で、該プリント回路基板28
に半田付けすることによりなされている。
すように、前記励磁コイル部23は、電磁弁メカ部32
が嵌合する穴部23aの内径寸法Cが油通路ブロック2
7に組み付けられた電磁弁メカ部32相互の寸法公差を
許容し得る程度の大径化されて前記プリント回路基板2
8に固定され。プリント回路基板28への固定は、図3
および図7に示すように、励磁コイル部23に装備され
た給電端子23b,23cをプリント回路基板28のス
ルーホールに挿通させた上で、該プリント回路基板28
に半田付けすることによりなされている。
【0018】一方、前記アウターヨーク24は、メカ部
挿通穴24aと該穴24aに嵌合する電磁弁メカ部32
との間の間隙が必要最小限となるように、前記メカ部挿
通穴24aの径Bが小径化されると共に、嵌合する前記
電磁弁メカ部32の半径方向にスライド可能に前記励磁
コイル部23に取り付けられていて、前記メカ部組立体
34と電気部品組立体35との合体時には、前記励磁コ
イル部23上でアウターヨーク24がスライドすること
で、メカ部組立体34側の各電磁弁メカ部32と電気部
品組立体35側の各アウターヨーク24との位置が整合
される構成とされている。
挿通穴24aと該穴24aに嵌合する電磁弁メカ部32
との間の間隙が必要最小限となるように、前記メカ部挿
通穴24aの径Bが小径化されると共に、嵌合する前記
電磁弁メカ部32の半径方向にスライド可能に前記励磁
コイル部23に取り付けられていて、前記メカ部組立体
34と電気部品組立体35との合体時には、前記励磁コ
イル部23上でアウターヨーク24がスライドすること
で、メカ部組立体34側の各電磁弁メカ部32と電気部
品組立体35側の各アウターヨーク24との位置が整合
される構成とされている。
【0019】前記アウターヨーク24および励磁コイル
部23に嵌合する電磁弁メカ部32の外径寸法をAとす
ると、穴寸法Bは外径Aよりも極めて僅かだけ大きい
(ほぼ等しい)値であり、それに対して、穴寸法Cは外
径Aよりもかなり大きい値となっている。
部23に嵌合する電磁弁メカ部32の外径寸法をAとす
ると、穴寸法Bは外径Aよりも極めて僅かだけ大きい
(ほぼ等しい)値であり、それに対して、穴寸法Cは外
径Aよりもかなり大きい値となっている。
【0020】以上のブレーキ制御用モジュール21によ
れば、電気的な接続が必要となる電磁弁22の励磁部3
1は、別部品のワイヤハーネス等を使用せずに、プリン
ト回路基板28に装備されたスルーホール等への半田付
けによって、直接的に制御回路との電気接続を果たすと
同時に、プリント回路基板28への機械的な固定を果た
すことができる。そして、前記電磁弁メカ部32を組み
付けたメカ部組立体34と前記電気部品組立体35とを
合体させれば、メカ部組立体34側の各電磁弁メカ部3
2と電気部品組立体35側の対応する各励磁部31とが
それぞれ嵌合して複数個の電磁弁22が一挙に組立完成
された状態になるため、電磁弁を一つずつ組み付けたり
ワイヤハーネスを使って電気接続を行っていた従来の場
合と比較すると、組立工程数や部品点数が削減され、組
立作業を容易にすると同時に、生産コストの低減を図る
ことが可能になる。
れば、電気的な接続が必要となる電磁弁22の励磁部3
1は、別部品のワイヤハーネス等を使用せずに、プリン
ト回路基板28に装備されたスルーホール等への半田付
けによって、直接的に制御回路との電気接続を果たすと
同時に、プリント回路基板28への機械的な固定を果た
すことができる。そして、前記電磁弁メカ部32を組み
付けたメカ部組立体34と前記電気部品組立体35とを
合体させれば、メカ部組立体34側の各電磁弁メカ部3
2と電気部品組立体35側の対応する各励磁部31とが
それぞれ嵌合して複数個の電磁弁22が一挙に組立完成
された状態になるため、電磁弁を一つずつ組み付けたり
ワイヤハーネスを使って電気接続を行っていた従来の場
合と比較すると、組立工程数や部品点数が削減され、組
立作業を容易にすると同時に、生産コストの低減を図る
ことが可能になる。
【0021】しかも、前記励磁コイル部23は、電磁弁
メカ部32が嵌合する内径Cが油通路ブロック27に組
み付けられた電磁弁メカ部32相互の寸法公差を許容し
得る程度の大径化されて前記プリント回路基板28に固
定され、かつ、前記アウターヨーク24は、メカ部挿通
穴24aと該穴24aに嵌合する電磁弁メカ部32との
間の間隙が必要最小限となるように、前記メカ部挿通穴
24aの径Bが小径化されると共に、嵌合する前記電磁
弁メカ部32の半径方向にスライド可能に前記励磁コイ
ル部23に取り付けられ、前記メカ部組立体34と電気
部品組立体35との合体時には、前記励磁コイル部23
上でアウターヨーク24がスライドすることで、メカ部
組立体34側の各電磁弁メカ部32と電気部品組立体3
5側の各アウターヨーク24との位置が整合される。し
たがって、複数個の電磁弁22が一挙に楽に組立可能に
なるだけでなく、アウターヨーク24と電磁弁メカ部3
2と間の間隙を必要最小限に保って、磁気通路に介在す
る空隙による磁気抵抗の増大を防止することができ、装
備された電磁弁22を高性能化することができる。
メカ部32が嵌合する内径Cが油通路ブロック27に組
み付けられた電磁弁メカ部32相互の寸法公差を許容し
得る程度の大径化されて前記プリント回路基板28に固
定され、かつ、前記アウターヨーク24は、メカ部挿通
穴24aと該穴24aに嵌合する電磁弁メカ部32との
間の間隙が必要最小限となるように、前記メカ部挿通穴
24aの径Bが小径化されると共に、嵌合する前記電磁
弁メカ部32の半径方向にスライド可能に前記励磁コイ
ル部23に取り付けられ、前記メカ部組立体34と電気
部品組立体35との合体時には、前記励磁コイル部23
上でアウターヨーク24がスライドすることで、メカ部
組立体34側の各電磁弁メカ部32と電気部品組立体3
5側の各アウターヨーク24との位置が整合される。し
たがって、複数個の電磁弁22が一挙に楽に組立可能に
なるだけでなく、アウターヨーク24と電磁弁メカ部3
2と間の間隙を必要最小限に保って、磁気通路に介在す
る空隙による磁気抵抗の増大を防止することができ、装
備された電磁弁22を高性能化することができる。
【0022】なお、図4では、各電磁弁22の電磁弁メ
カ部32と励磁コイル部23との偏心量Sは、寸法公差
や組立誤差等によって、各電磁弁22毎にばらつきが生
じるが、電磁弁メカ部32とアウターヨーク24とは偏
心することなく嵌合していることを示している。
カ部32と励磁コイル部23との偏心量Sは、寸法公差
や組立誤差等によって、各電磁弁22毎にばらつきが生
じるが、電磁弁メカ部32とアウターヨーク24とは偏
心することなく嵌合していることを示している。
【0023】
【発明の効果】本発明のブレーキ制御用モジュールによ
れば、電気的な接続が必要となる電磁弁の励磁部は、純
機械的な構成の電磁弁メカ部から分離され、前記励磁部
の動作を制御する制御回路を搭載した回路基板に組み付
けられて、電気部品組立体として提供するため、別部品
のワイヤハーネス等を使用せずに、回路基板に装備され
たスルーホール等への半田付けによって、直接的に制御
回路との電気接続を果たすと同時に、回路基板への機械
的な固定を果たすことができる。そして、前記電磁弁メ
カ部を組み付けたメカ部組立体と前記電気部品組立体と
を合体させれば、メカ部組立体側の各電磁弁メカ部と電
気部品組立体側の対応する各励磁部とがそれぞれ嵌合し
て複数個の電磁弁が一挙に組立完成された状態になるた
め、電磁弁を一つずつ組み付けたりワイヤハーネスを使
って電気接続を行っていた従来の場合と比較すると、組
立工程数や部品点数が削減され、組立作業を容易にする
と同時に、生産コストの低減を図ることが可能になる。
さらに、切削加工等の油汚れを伴う前記電磁弁メカ部を
組み付けたメカ部組立体の加工作業と、油汚れや埃を嫌
う前記電気部品組立体の加工作業とを分離して行うこと
が可能となるため、組立作業やその取扱が極めて容易と
なる。しかも、前記励磁コイル部は、電磁弁メカ部が嵌
合する内径が油通路ブロックに組み付けられた電磁弁メ
カ部相互の寸法公差を許容し得る程度の大径化されて前
記回路基板に固定され、かつ、前記アウターヨークは、
メカ部挿通穴と該穴に嵌合する電磁弁メカ部との間の間
隙が必要最小限となるように、前記メカ部挿通穴の径が
小径化されると共に、嵌合する前記電磁弁メカ部の半径
方向にスライド可能に前記励磁コイル部に取り付けら
れ、前記メカ部組立体と電気部品組立体との合体時に
は、前記励磁コイル部上でアウターヨークがスライドす
ることで、メカ部組立体側の各電磁弁メカ部と電気部品
組立体側の各アウターヨークとの位置が整合される構成
では、複数個の電磁弁が一挙に楽に組立可能になるだけ
でなく、アウターヨークと電磁弁メカ部と間の間隙を必
要最小限に保って、磁気通路に介在する空隙による磁気
抵抗の増大を防止することができ、装備された電磁弁を
高性能化することができる。
れば、電気的な接続が必要となる電磁弁の励磁部は、純
機械的な構成の電磁弁メカ部から分離され、前記励磁部
の動作を制御する制御回路を搭載した回路基板に組み付
けられて、電気部品組立体として提供するため、別部品
のワイヤハーネス等を使用せずに、回路基板に装備され
たスルーホール等への半田付けによって、直接的に制御
回路との電気接続を果たすと同時に、回路基板への機械
的な固定を果たすことができる。そして、前記電磁弁メ
カ部を組み付けたメカ部組立体と前記電気部品組立体と
を合体させれば、メカ部組立体側の各電磁弁メカ部と電
気部品組立体側の対応する各励磁部とがそれぞれ嵌合し
て複数個の電磁弁が一挙に組立完成された状態になるた
め、電磁弁を一つずつ組み付けたりワイヤハーネスを使
って電気接続を行っていた従来の場合と比較すると、組
立工程数や部品点数が削減され、組立作業を容易にする
と同時に、生産コストの低減を図ることが可能になる。
さらに、切削加工等の油汚れを伴う前記電磁弁メカ部を
組み付けたメカ部組立体の加工作業と、油汚れや埃を嫌
う前記電気部品組立体の加工作業とを分離して行うこと
が可能となるため、組立作業やその取扱が極めて容易と
なる。しかも、前記励磁コイル部は、電磁弁メカ部が嵌
合する内径が油通路ブロックに組み付けられた電磁弁メ
カ部相互の寸法公差を許容し得る程度の大径化されて前
記回路基板に固定され、かつ、前記アウターヨークは、
メカ部挿通穴と該穴に嵌合する電磁弁メカ部との間の間
隙が必要最小限となるように、前記メカ部挿通穴の径が
小径化されると共に、嵌合する前記電磁弁メカ部の半径
方向にスライド可能に前記励磁コイル部に取り付けら
れ、前記メカ部組立体と電気部品組立体との合体時に
は、前記励磁コイル部上でアウターヨークがスライドす
ることで、メカ部組立体側の各電磁弁メカ部と電気部品
組立体側の各アウターヨークとの位置が整合される構成
では、複数個の電磁弁が一挙に楽に組立可能になるだけ
でなく、アウターヨークと電磁弁メカ部と間の間隙を必
要最小限に保って、磁気通路に介在する空隙による磁気
抵抗の増大を防止することができ、装備された電磁弁を
高性能化することができる。
【図1】本発明に係るブレーキ制御用モジュールの一実
施例の組立前の状態を示す断面図である。
施例の組立前の状態を示す断面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】前記本発明の一実施例のブレーキ制御用モジュ
ールの組立終了時の状態を示す断面図である。
ールの組立終了時の状態を示す断面図である。
【図4】図3のB−B線に沿う断面図である。
【図5】本発明の一実施例のブレーキ制御用モジュール
に使用している電磁弁の励磁コイル部とアウターヨーク
の構造を示す斜視図である。
に使用している電磁弁の励磁コイル部とアウターヨーク
の構造を示す斜視図である。
【図6】本発明の一実施例のブレーキ制御用モジュール
に使用している電磁弁の励磁コイル部,アウターヨー
ク,電磁弁メカ部間の関係を示す説明図である。
に使用している電磁弁の励磁コイル部,アウターヨー
ク,電磁弁メカ部間の関係を示す説明図である。
【図7】図3の矢印C−Cによる矢視図である。
【図8】従来のブレーキ制御用モジュールの断面図であ
る。
る。
21 ブレーキ制御用モジュール 22 電磁弁 23 励磁コイル部 24 アウターヨーク 27 油通路ブロック 28 回路基板 29 コントロール基板 31 励磁部 32 電磁弁メカ部 34 メカ部組立体 35 電気部品組立体
Claims (2)
- 【請求項1】 ブレーキ用のマスタシリンダと車輪側の
ブレーキシリンダとを連通させる作動油通路を提供する
油通路ブロックと、該油通路ブロック上の作動油通路を
開閉してブレーキシリンダに作用する油圧を制御する複
数個の電磁弁と、前記電磁弁の動作を制御する制御回路
を回路基板上に搭載したコントロール基板とを一つの装
置に組み立てた構成のブレーキ制御用モジュールであっ
て、 前記電磁弁は、励磁コイル部と該励磁コイル部の周囲を
覆うアウターヨークとからなる励磁部と、該励磁部に嵌
合する電磁弁メカ部とに分離されて、前記電磁弁メカ部
が予め前記油通路ブロックの所定位置に組み付けられて
メカ部組立体として提供される一方、前記励磁部は予め
前記回路基板上に取り付けられて電気部品組立体として
提供され、 かつ、前記メカ部組立体と電気部品組立体とを合体させ
ることで、メカ部組立体側の各電磁弁メカ部と電気部品
組立体側の対応する各励磁部とがそれぞれ嵌合して電磁
弁として組立完成されることを特徴としたブレーキ制御
用モジュール。 - 【請求項2】 前記励磁コイル部は、電磁弁メカ部が嵌
合する内径が油通路ブロックに組み付けられた電磁弁メ
カ部相互の寸法公差を許容し得る程度の大径化されて前
記回路基板に固定され、 前記アウターヨークは、メカ部挿通穴と該穴に嵌合する
電磁弁メカ部との間の間隙が必要最小限となるように、
前記メカ部挿通穴の径が小径化されると共に、嵌合する
前記電磁弁メカ部の半径方向にスライド可能に前記励磁
コイル部に取り付けられ、 前記メカ部組立体と電気部品組立体との合体時には、前
記励磁コイル部上でアウターヨークがスライドすること
で、メカ部組立体側の各電磁弁メカ部と電気部品組立体
側の各アウターヨークとの位置が整合されることを特徴
とした請求項1に記載のブレーキ制御用モジュール。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7214872A JPH0958437A (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | ブレーキ制御用モジュール |
DE19634150A DE19634150A1 (de) | 1995-08-23 | 1996-08-23 | Bremsensteuerungsmodul |
US08/702,092 US5755494A (en) | 1995-08-23 | 1996-08-23 | Brake control module |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7214872A JPH0958437A (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | ブレーキ制御用モジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0958437A true JPH0958437A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16662968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7214872A Pending JPH0958437A (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | ブレーキ制御用モジュール |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5755494A (ja) |
JP (1) | JPH0958437A (ja) |
DE (1) | DE19634150A1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000219116A (ja) * | 1999-02-01 | 2000-08-08 | Nec Corp | Abs装置 |
JP2007131233A (ja) * | 2005-11-11 | 2007-05-31 | Advics:Kk | ブレーキ液圧制御用アクチュエータの電磁弁 |
JP2008195373A (ja) * | 2006-12-15 | 2008-08-28 | Advics:Kk | 液圧制御装置 |
JP2018133547A (ja) * | 2017-02-17 | 2018-08-23 | ヴィオニア日信ブレーキシステムジャパン株式会社 | コイル組立体およびブレーキ制御装置 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE29703595U1 (de) * | 1997-02-28 | 1998-06-25 | Robert Bosch Gmbh, 70469 Stuttgart | Steuermodul |
KR20030020108A (ko) * | 2001-09-03 | 2003-03-08 | 주식회사 만도 | 전자제어식 브레이크 시스템용 솔레노이드밸브의코일조립체 고정장치 |
US7513482B2 (en) * | 2005-11-11 | 2009-04-07 | Advics Co., Ltd. | Actuator for controlling brake hydraulic pressure and solenoid valve thereof |
DE102007055728A1 (de) * | 2006-12-15 | 2008-06-19 | Advics Co., Ltd., Kariya | Fluiddrucksteuervorrichtung |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2061278T3 (es) * | 1991-01-15 | 1994-12-01 | Teves Gmbh Alfred | Dispositivo regulador de presion electrohidraulico. |
JP3147684B2 (ja) * | 1994-02-15 | 2001-03-19 | トヨタ自動車株式会社 | 電磁弁の製造方法 |
-
1995
- 1995-08-23 JP JP7214872A patent/JPH0958437A/ja active Pending
-
1996
- 1996-08-23 US US08/702,092 patent/US5755494A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-08-23 DE DE19634150A patent/DE19634150A1/de not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000219116A (ja) * | 1999-02-01 | 2000-08-08 | Nec Corp | Abs装置 |
JP2007131233A (ja) * | 2005-11-11 | 2007-05-31 | Advics:Kk | ブレーキ液圧制御用アクチュエータの電磁弁 |
JP2008195373A (ja) * | 2006-12-15 | 2008-08-28 | Advics:Kk | 液圧制御装置 |
JP2012035841A (ja) * | 2006-12-15 | 2012-02-23 | Advics Co Ltd | 液圧制御装置 |
JP2018133547A (ja) * | 2017-02-17 | 2018-08-23 | ヴィオニア日信ブレーキシステムジャパン株式会社 | コイル組立体およびブレーキ制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5755494A (en) | 1998-05-26 |
DE19634150A1 (de) | 1997-03-20 |
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