JPH0958219A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
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- JPH0958219A JPH0958219A JP8120456A JP12045696A JPH0958219A JP H0958219 A JPH0958219 A JP H0958219A JP 8120456 A JP8120456 A JP 8120456A JP 12045696 A JP12045696 A JP 12045696A JP H0958219 A JPH0958219 A JP H0958219A
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Abstract
しながらトレッドパターンに起因する騒音の改善を図る
ことができる空気入りタイヤを提供する。 【解決手段】 車両装着時、トレッド面1にタイヤ赤道
線CLより車両外側と車両内側とにそれぞれ少なくとも
1本ずつのタイヤ周方向Tに延びる複数の周方向溝2を
少なくとも設け、周方向溝2により区画された複数の陸
部3を形成した空気入りタイヤにおいて、タイヤ赤道線
CLより車両外側に位置する周方向溝2の溝幅を合計し
た外側総溝幅W1を、車両内側に位置する周方向溝2の
溝幅を合計した内側総溝幅W2よりも大きくすると共
に、その外側総溝幅W1と内側総溝幅W2との比W1/
W2を1.2〜1.9にしたことを特徴とする。
Description
うにした空気入りタイヤに関し、更に詳しくは、ウェッ
ト性能を保ちながらトレッドパターンに起因するエアー
ポンピング音を低減することができる空気入りタイヤに
関する。
ターン等のトレッドパターンを設けた空気入りタイヤ
は、そのトレッドパターンに起因してエアーポンピング
音が発生する。一般に、溝本数が少ない程、また、溝深
さが等しい場合その溝幅が狭い程、エアーポンピング音
を低減できることが分かっている。
を狭くすると、ウェット性能が低下する。そのため、ウ
ェット性能と騒音性能とは互いに相反する関係にあっ
て、ウェット性能を確保しながらエアーポンピング音を
低減することが極めて難しいという問題があった。
ット性能を従来と同等レベル以上に維持しながらトレッ
ドパターンに起因する騒音の改善を図ることができる空
気入りタイヤを提供することにある。本発明の他の目的
は、ドライ路面でのグリップ性能を大きく低下させるこ
となくトレッドパターンに起因する騒音を改善すること
ができる空気入りタイヤを提供することにある。
明は、車両装着時、トレッド面にタイヤ赤道線より車両
外側と車両内側とにそれぞれ少なくとも1本ずつのタイ
ヤ周方向に延びる複数の周方向溝を少なくとも設け、該
周方向溝により区画された複数の陸部を形成した空気入
りタイヤにおいて、前記タイヤ赤道線より車両外側に位
置する周方向溝の溝幅を合計した外側総溝幅W1を、前
記タイヤ赤道線より車両内側に位置する周方向溝の溝幅
を合計した内側総溝幅W2よりも大きくすると共に、そ
の外側総溝幅W1と内側総溝幅W2との比W1/W2を
1.2〜1.9にしたことを特徴とする。
生するエアーポンピング音に関して鋭意研究した結果、
以下のことを知見した。即ち、車両外側に配置した周方
向溝の場合、その周方向溝で発生したエアーポンピング
音は、障害物の幾何学的な影の部分に回り込む音の回折
効果により、車両内側に大きく拡散する。
は、その周方向溝で発生したエアーポンピング音は、上
述同様に音の回折効果により、車両外側に大きく拡散す
る。従って、本発明では、上記のような知見から、車両
外側に位置する周方向溝の溝幅の合計を、車両内側のそ
れよりも大きくしている。これにより、車両外側に位置
する周方向溝から発生するエアーポンピング音は、従来
(周方向溝を、その溝幅の合計が、車両外側と車両内側
で等しくなるように配置)よりも大きくなる。一方、車
両内側に位置する周方向溝から発生するエアーポンピン
グ音は、従来よりも小さくなる。トレッド面に配置した
全周方向溝の溝幅合計を一定とすると、エアーポンピン
グ音の総量は車両外側と内側で溝幅を変えても同じであ
る。しかし、車両外側に位置する周方向溝の溝幅の合計
を車両内側のそれよりも大きくすることにより、上述し
た音の回折効果によって、車両内側に拡散するエアーポ
ンピング音の総量は増加するが、その一方で、車両走行
時の騒音に大きく影響する車両外側に拡散するエアーポ
ンピング音の総量は低減する。
側総溝幅W2との比W1/W2を1.2以上となるよう
に、外側総溝幅W1を内側総溝幅W2よりも十分大きく
することにより、トレッドパターンに起因するエアーポ
ンピング音の車両外側への拡散を明らかに低減させ、騒
音の改善ができる。また、エアーポンピング音を低減す
るのに、周方向溝の溝幅比を車両外側と内側で変えるだ
けでよいため、周方向溝の溝幅合計を従来同様に確保す
ることができる。そのため、ウェット性能が低下するこ
とがない。
に影響するタイヤの車両外側における周方向溝の溝幅を
従来よりも大きくしているため、旋回走行時の排水性を
向上することができ、ウェット旋回性能を改善すること
ができる。従って、ウェット性能を従来と同等レベル以
上に維持することができる。また、外側総溝幅W1と内
側総溝幅W2との比W1/W2を1.9以下にするた
め、車両外側に位置する周方向溝の溝幅の合計を車両内
側のそれよりも大きくし、車両外側の陸部の面積を低減
させても、ドライ路面でのグリップ性能が実用許容範囲
を越えて大きく低下することがない。
の図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明
の空気入りタイヤのトレッドパターンの一例を示す。1
はトレッド面を示し、このトレッド面1には、タイヤ周
方向Tに沿ってストレート状に延びる3本の周方向溝2
が設けられている。これら周方向溝2により、その両側
には、複数のリブからなる陸部3が区画形成されてい
る。
成されている。1本はタイヤ赤道線CL上に配置され、
他の2本は、タイヤ赤道線CLの両側となる位置にそれ
ぞれ各1本配設されている。本発明では、上記のような
構成の空気入りタイヤにおいて、車両に装着した時、タ
イヤ赤道線CLより車両外側となる周方向溝2Aの溝幅
Wa が最も大きくなっている。次いで、タイヤ赤道線C
L上に設けられた周方向溝2Bの溝幅Wb が大きい。タ
イヤ赤道線CLより車両内側に設けられた周方向溝2C
の溝幅Wc が最も小さくなっている。それら3本の周方
向溝2A,2B,2Cの溝幅Wa ,W b ,Wc の合計
は、従来、ウェット性を考慮して配置された3本の同じ
溝幅の周方向溝(周方向溝2B)の溝幅の合計と略同一
である。
と車両外側接地端E1との間)する周方向溝2の溝幅を
合計した外側総溝幅W1(図1では、溝幅Wa と溝幅W
b の1/2の長さの合計)と、車両内側に位置(タイヤ
センターCLと車両内側接地端E2との間)する周方向
溝2の溝幅を合計した内側総溝幅W2(溝幅Wc と溝幅
Wb の1/2の長さとの合計)との比W1/W2が1.
2〜1.9の範囲にしてある。
知見した、周方向溝を車両外側、タイヤ赤道線上、及び
車両内側にそれぞれ設けた場合に発生するエアーポンピ
ング音の回折効果を表す説明図を示す。先ず、図2(a),
2(b) に、障害物の幾何学的な影の部分に回り込む音の
回折効果の説明図を示す。溝10で発生した音は、矢印
Dのように進行し、溝10の出口10aで外部に発散す
るものとする。その場合、図2(a) のように、溝10の
出口10aの両側に同じ長さの壁面11が延在する場合
には、溝10から発散する音は、矢印f1で示すよう
に、同じ大きさで拡散する。一方、図2(b) のように、
溝10の出口10aの両側に異なる長さの壁面12a,
12bがある場合には、矢印f2で示すように、長い方
の壁面12a側により大きな音が拡散する。短い方の壁
面12b側にある影の部分12cに音が回り込むため、
長い方の壁面12a側により大きな音が拡散するのであ
る。
はめると、以下のようになる。即ち、トレッド面に3本
の周方向溝2a,2b,2cを配置したタイヤが路面に
接地した際の接地形状は、一般に図3のようなトレット
面の中央部側の方が端部側よりも接地長さが長い形状に
なる。このようなタイヤ接地状態において、車両外側に
配置した周方向溝2aの場合、その周方向溝2aに起因
して発生するエアーポンピング音は、音の回折効果によ
り、図4(a) の矢印nで示すように、接地幅の短い車両
外側方向Xへよりも接地幅の長い車両内側方向Yに大き
く拡散する。
は、図4(b) の矢印nで示すように、その周方向溝2b
に起因するエアーポンピング音は、その両側の接地幅が
等しいため、音の回折効果により、車両外側方向Xにも
車両内側方向Yにも略同じ大きさで拡散する。車両内側
に配置した周方向溝2cは、図4(c) の矢印nで示すよ
うに、周方向溝2cに起因するエアーポンピング音は、
音の回折効果により、接地幅が小さい車両内側方向Y側
へよりも、接地幅が大きい車両外側方向Xに大きく拡散
する。
ら、車両外側にある周方向溝の外側総溝幅W1を車両内
側にある周方向溝の内側総溝幅W2よりも大きくしたの
である。そのため、車両外側に位置する周方向溝から発
生するエアーポンピング音は、従来よりも大きく、ま
た、車両内側に位置する周方向溝から発生するエアーポ
ンピング音は、逆に従来よりも小さくなる。トレッド面
に配置した全周方向溝の溝幅合計を一定とすると、エア
ーポンピング音の総量は、周方向溝を、その溝幅の合計
が、車両外側と車両内側で等しくなるように配置した従
来のタイヤと同じである。しかし、車両外側にある周方
向溝の溝幅合計を車両内側よりも大きくするため、音の
回折効果により、車両走行時の騒音に大きく影響しない
車両内側に拡散するエアーポンピング音の総量は増加す
るが、車両走行時の騒音に大きく影響する車両外側に拡
散するエアーポンピング音の総量は低減する。従って、
外側総溝幅W1と内側総溝幅W2の比を上記のように
1.2以上と十分に大きくすることで、車両外側に拡散
するエアーポンピング音の低減を明確にすることができ
る。
内側の領域で変えるだけで騒音を低減することができる
ため、従来同様の周方向溝の溝幅合計を確保することが
できる。従って、ウェット性能(排水性)の低下を招く
ことがない。その上、ウェット路面旋回走行時に大きく
影響するタイヤの車両外側に配置した周方向溝の溝幅を
従来よりも広くしているので、旋回走行時における排水
性を高めることができ、ウェット旋回性能の改善ができ
る。そのため、ウェット性能を従来と同レベル以上にす
ることが可能になる。
の比W1/W2を1.9以下にすることにより、車両外
側に位置する周方向溝の溝幅の合計を車両内側のそれよ
りも大きくすることに伴って車両外側における陸部3の
面積が低減しても、ドライ路面でのコーナリング走行時
におけるグリップ性能に大きな低下を招くことがない。
方向溝の内側総溝幅W2が外側総溝幅W1よりも小さい
ため、直進走行に大きく影響する車両内側のトレッド剛
性を従来よりも高くすることができる。そのため、直進
走行安定性の改善を図ることもできる。また、特に前輪
駆動車の前輪は、タイヤが多少トウアウトに装着され
る。そのため、車両外側よりも内側の方が摩耗し易く、
偏摩耗が発生する。本発明では、車両内側のトレッド剛
性が高くなるため、前輪駆動車の前輪に使用した場合、
上記偏摩耗の抑制も可能となる。
比W1/W2が1.2未満であると、音の回折効果によ
るエアーポンピング音の低減効果を十分に得ることがで
きない。W1/W2が1.9を越えると、ドライ路面で
のグリップ性能の低下が実用許容範囲を越えて顕著とな
る。好ましくは、騒音低減効果をより高める上で、W1
/W2を1.4以上にするのがよい。
周方向溝2をストレート状に形成したが、それに代え
て、図5(a) のようなジグザグ状の周方向溝2’や、図
5(b)のような曲線状に蛇行する周方向溝2''を配置す
るようにしてもよい。その場合、総溝幅を得る上で用い
られる周方向溝2’,2''の有効溝幅W’,W''は、各
溝壁2'a,2''a の溝内側に突出する頂点2'b,2''b
をそれぞれ直線で結んだ線分間のタイヤ幅方向長さ(ス
トレート溝に置き換えた際の溝幅)である。
した周方向溝2Aの溝幅Wa を車両内側に配置した周方
向溝2Cの溝幅Wc よりも大きくして、外側総溝幅W1
と内側総溝幅W2との比W1/W2を上記のようにした
が、それに代えて、車両外側に配置する周方向溝の数を
車両内側に配置する周方向溝の数よりも多くして、W1
/W2を上記の範囲となるようにしてもよい。また更
に、それら両者を組合せるようにすることもできる。
て、トレッド面1にリブパターンを設けた場合について
説明したが、トレット面1にタイヤ幅方向に延びる複数
の横溝をタイヤ周方向に沿って所定のピッチで配置し、
周方向溝2とその横溝とにより区画形成された多数のブ
ロックを有するブロックパターンであっても、本発明
は、好適に用いることができる。
の総計としては、両タイヤ接地端E1,E2間における
タイヤ幅方向長さで示されるタイヤ接地幅Wの20〜4
0%にすることができる。上記実施形態では、周方向溝
2を3本設けた例を説明したが、周方向溝2の数はそれ
に限定されず、本発明では、トレッド面1にタイヤ赤道
線CLより車両外側と車両内側とにそれぞれ少なくとも
1本ずつのタイヤ周方向に延びる複数の周方向溝を少な
くとも設けたものであればよい。
し、図1に示すトレッドパターンを有する空気入りタイ
ヤにおいて、W1/W2を変えた際の騒音性能、グリッ
プ性能、直進走行安定性、耐偏摩耗性、ウェット旋回性
能の評価試験を行ったところ、図6〜10に示す結果を
得た。周方向溝の溝幅合計はタイヤ接地幅に対して30
%であり、W1/W2が1.0は従来タイヤである。
Jのリムに装着され、空気圧200kPa として3000
ccの前輪駆動車に取付けられた。上記評価試験の測定条
件は、以下の通りである。 騒音性能 ドライ舗装路面を時速60km/hで直進走行し、JASO
C606-81 に準拠した車外騒音を測定した。その結
果を従来タイヤを基準(0)として評価した。−の値が
大きい程、エアーポンピング音が改善されていることを
示す。 グリップ性能 ドライ舗装路面のテストコースにおいて、テストドライ
バーによるフィーリングテストを行い、そのグリップ性
能を評価した。その結果を従来タイヤを100とする指
数値で示す。この値が大きい程グリップ性能が優れてい
る。 直進走行安定性 ドライ舗装路面のテストコースにおいて、時速80〜1
00km/hで直進走行した際のテストドライバーによるフ
ィーリングテストを行い、直進走行安定性を評価した。
その結果を従来タイヤを100とする指数値で示す。こ
の値が大きい程直進走行安定性が優れている。 耐偏摩耗性 舗装面からなる乾燥した試験路を平均時速60km/hで8
000km走行した後、前輪における車両外側と内側に発
生した各最大摩耗量を測定し、その摩耗量差で耐偏摩耗
性を評価した。その結果を従来タイヤを100とする指
数値で示す。この値が大きい程耐偏摩耗性が優れてい
る。 ウェット旋回性能 ウェット路面において、水深が平均4mmの平地を半径3
0mの円を描いて速度を上げていき、ハイドロプレーニ
ング現象が発生するまでの限界速度を測定した。その結
果を従来タイヤを100とする指数値で評価した。この
値が大きい程ウェット旋回性能が優れている。
2との比W1/W2を1.2以上とすることにより、エ
アーポンピング音の低減効果を十分に得る(−0.1dB
(A)以上の減衰)ことができるのが判る。また、W1/
W2を1.4以上にすることで、−0.4dB(A) 以上の
高い騒音低減効果を得ることができるのが判る。
と、ドライ路面でのグリップ性能の低下が10ポイント
を越えて顕著となることが判る。従って、図6,7か
ら、W1/W2を1.2〜1.9の範囲にするのがよい
ことが判る。また、図8〜10から、本発明タイヤは、
ウェット旋回性能、直進走行安定性、及び耐偏摩耗性能
についても、改善することができるのが判る。
トレッド面にタイヤ赤道線より車両外側と車両内側とに
それぞれ少なくとも1本ずつのタイヤ周方向に延びる複
数の周方向溝を少なくとも設け、該周方向溝により区画
された複数の陸部を形成した空気入りタイヤにおいて、
前記タイヤ赤道線より車両外側に位置する周方向溝の溝
幅を合計した外側総溝幅W1を、前記タイヤ赤道線より
車両内側に位置する周方向溝の溝幅を合計した内側総溝
幅W2よりも大きくすると共に、その外側総溝幅W1と
内側総溝幅W2との比W1/W2を1.2〜1.9にし
たので、ウェット性能を従来と同等レベル以上に維持し
ながら、かつドライ路面でのグリップ性能を大きく低下
させることなく、車両外側に拡散するトレッドパターン
に起因するエアーポンピング音の低減を図ることができ
る。
面の要部展開図である。
す説明図である。
明図である。
起因して発生するエアーポンピング音の回折効果を示す
説明図、(b)は図3の車両中央に配置した周方向溝に
起因して発生するエアーポンピング音の回折効果を示す
説明図、(c)は図3の車両内側に配置した周方向溝に
起因して発生するエアーポンピング音の回折効果を示す
説明図である。
す説明図、(b)は曲線状に蛇行する周方向溝の有効溝
幅を示す説明図である。
W2を変えた際の騒音性能を示すグラフ図である。
W2を変えた際のグリップ性能を示すグラフ図である。
W2を変えた際のウェット旋回性能を示すグラフ図であ
る。
W2を変えた際の直進走行安定性を示すグラフ図であ
る。
/W2を変えた際の耐偏摩耗性能を示すグラフ図であ
る。
線上の周方向溝 2C 車両内側の周方向溝 3 陸部 T タイヤ周方向 Wa 周方向溝2A
の溝幅 Wb 周方向溝2Bの溝幅 Wc 周方向溝2C
の溝幅 CL タイヤ赤道線
Claims (6)
- 【請求項1】 車両装着時、トレッド面にタイヤ赤道線
より車両外側と車両内側とにそれぞれ少なくとも1本ず
つのタイヤ周方向に延びる複数の周方向溝を少なくとも
設け、該周方向溝により区画された複数の陸部を形成し
た空気入りタイヤにおいて、 前記タイヤ赤道線より車両外側に位置する周方向溝の溝
幅を合計した外側総溝幅W1を、前記タイヤ赤道線より
車両内側に位置する周方向溝の溝幅を合計した内側総溝
幅W2よりも大きくすると共に、その外側総溝幅W1と
内側総溝幅W2との比W1/W2を1.2〜1.9にし
た空気入りタイヤ。 - 【請求項2】 前記車両外側に位置する周方向溝の1本
当たりの溝幅を、前記車両内側のそれよりも大きくした
請求項1記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項3】 前記車両外側に配置する周方向溝の数
を、前記車両内側のそれよりも多くした請求項1記載の
空気入りタイヤ。 - 【請求項4】 前記車両外側の周方向溝の溝深さ及び前
記車両内側の周方向溝の溝深さが略同一である請求項1
乃至3記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項5】 前記比W1/W2を1.4以上にした請
求項1乃至4記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項6】 前記外側総溝幅W1と前記内側総溝幅W
2との合計をタイヤ接地幅の20〜40%にした請求項
1乃至5記載の空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12045696A JP3502721B2 (ja) | 1995-06-16 | 1996-05-15 | 空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7-150385 | 1995-06-16 | ||
JP15038595 | 1995-06-16 | ||
JP12045696A JP3502721B2 (ja) | 1995-06-16 | 1996-05-15 | 空気入りタイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0958219A true JPH0958219A (ja) | 1997-03-04 |
JP3502721B2 JP3502721B2 (ja) | 2004-03-02 |
Family
ID=26458036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12045696A Expired - Fee Related JP3502721B2 (ja) | 1995-06-16 | 1996-05-15 | 空気入りタイヤ |
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---|---|
JP (1) | JP3502721B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002029215A (ja) * | 2000-07-18 | 2002-01-29 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
JP2002178713A (ja) * | 2000-12-08 | 2002-06-26 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤの装着方法及び前輪用の空気入りタイヤ |
JP2002274120A (ja) * | 2001-03-15 | 2002-09-25 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤの装着方法及び前輪用の空気入りタイヤ |
KR20030059600A (ko) * | 2002-01-03 | 2003-07-10 | 금호산업주식회사 | 비대칭 트레드 패턴 타이어 |
JP2012076593A (ja) * | 2010-10-01 | 2012-04-19 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
JP2012218555A (ja) * | 2011-04-07 | 2012-11-12 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
-
1996
- 1996-05-15 JP JP12045696A patent/JP3502721B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4598263B2 (ja) * | 2000-12-08 | 2010-12-15 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤの装着方法及び前輪用の空気入りタイヤ |
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