JPH0958001A - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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- JPH0958001A JPH0958001A JP21762895A JP21762895A JPH0958001A JP H0958001 A JPH0958001 A JP H0958001A JP 21762895 A JP21762895 A JP 21762895A JP 21762895 A JP21762895 A JP 21762895A JP H0958001 A JPH0958001 A JP H0958001A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ノズル詰まり等の印刷不良が発生することがな
いインクジェット記録装置を提供する。 【解決手段】キャリッジ１３と、インクジェットヘッド
１１と、インクカートリッジ１２とを有する。また、キ
ャリッジ１３とインクカートリッジ１２との間に配設さ
れ、キャリッジ１３とインクカートリッジ１２とを係脱
させるキャリッジ・インクカートリッジ間係脱手段と、
インクカートリッジ１２内に収容されたインクの量を検
出する検出回路と、検出回路によって検出されたインク
の量が設定値より少なくなったときに、キャリッジ・イ
ンクカートリッジ間係脱手段によって、インクカートリ
ッジ１２をキャリッジ１３から解放する解放手段とを有
する。検出回路によってインクの量が検出され、インク
の量が設定値より少なくなったときに、インクカートリ
ッジ１２がキャリッジ１３から解放される。
いインクジェット記録装置を提供する。 【解決手段】キャリッジ１３と、インクジェットヘッド
１１と、インクカートリッジ１２とを有する。また、キ
ャリッジ１３とインクカートリッジ１２との間に配設さ
れ、キャリッジ１３とインクカートリッジ１２とを係脱
させるキャリッジ・インクカートリッジ間係脱手段と、
インクカートリッジ１２内に収容されたインクの量を検
出する検出回路と、検出回路によって検出されたインク
の量が設定値より少なくなったときに、キャリッジ・イ
ンクカートリッジ間係脱手段によって、インクカートリ
ッジ１２をキャリッジ１３から解放する解放手段とを有
する。検出回路によってインクの量が検出され、インク
の量が設定値より少なくなったときに、インクカートリ
ッジ１２がキャリッジ１３から解放される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録装置に関するものである。
録装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、インクジェット記録装置において
は、キャリッジにインクジェットヘッドが着脱自在に配
設されており、前記キャリッジをキャリッジシャフトに
沿って走行させて印刷を行うことができるようになって
いる。そして、インクカートリッジがインクジェットヘ
ッドに対して着脱自在に配設され、インクカートリッジ
内のインクがなくなったときに、インクカートリッジを
交換するようになっている。
は、キャリッジにインクジェットヘッドが着脱自在に配
設されており、前記キャリッジをキャリッジシャフトに
沿って走行させて印刷を行うことができるようになって
いる。そして、インクカートリッジがインクジェットヘ
ッドに対して着脱自在に配設され、インクカートリッジ
内のインクがなくなったときに、インクカートリッジを
交換するようになっている。
【０００３】一方、カラー印刷が可能なインクジェット
記録装置においては、ブラック（Ｂ）、イエロー
（Ｙ）、マゼンタ（Ｍ）及びシアン（Ｃ）の４色のイン
クジェットヘッドを備えるわけではなく、通常の文書印
刷を行う場合は、ブラックのインクジェットヘッドだけ
をキャリッジに装着し、カラー印刷を行う場合は、イエ
ロー、マゼンタ及びシアンの３色のインクジェットヘッ
ドをキャリッジに装着するようにしている。
記録装置においては、ブラック（Ｂ）、イエロー
（Ｙ）、マゼンタ（Ｍ）及びシアン（Ｃ）の４色のイン
クジェットヘッドを備えるわけではなく、通常の文書印
刷を行う場合は、ブラックのインクジェットヘッドだけ
をキャリッジに装着し、カラー印刷を行う場合は、イエ
ロー、マゼンタ及びシアンの３色のインクジェットヘッ
ドをキャリッジに装着するようにしている。
【０００４】そして、各色のインクカートリッジが各イ
ンクジェットヘッドに対して着脱自在に配設され、各イ
ンクカートリッジ内のインクがなくなったときに、イン
クカートリッジを交換するようになっている。なお、イ
ンクカートリッジ及びインクジェットヘッドを共に交換
するようにしたものも提供されている。
ンクジェットヘッドに対して着脱自在に配設され、各イ
ンクカートリッジ内のインクがなくなったときに、イン
クカートリッジを交換するようになっている。なお、イ
ンクカートリッジ及びインクジェットヘッドを共に交換
するようにしたものも提供されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のインクジェット記録装置においては、インクが残っ
ている状態でインクカートリッジをインクジェットヘッ
ドから外してしまうことがある。例えば、カラー印刷が
可能なインクジェット記録装置においては、ブラックの
インクジェットヘッドと、イエロー、マゼンタ及びシア
ンの３色のインクジェットヘッドとを交換する際に、誤
ってインクカートリッジをインクジェットヘッドから外
してしまうことがある。
来のインクジェット記録装置においては、インクが残っ
ている状態でインクカートリッジをインクジェットヘッ
ドから外してしまうことがある。例えば、カラー印刷が
可能なインクジェット記録装置においては、ブラックの
インクジェットヘッドと、イエロー、マゼンタ及びシア
ンの３色のインクジェットヘッドとを交換する際に、誤
ってインクカートリッジをインクジェットヘッドから外
してしまうことがある。
【０００６】そのとき、インクジェットヘッドの内部に
空気、ごみ等が混入し、ノズル詰まり等の印刷不良が発
生してしまう。本発明は、前記従来のインクジェット記
録装置の問題点を解決して、誤ってインクカートリッジ
をインクジェットヘッドから外してしまうことがなく、
ノズル詰まり等の印刷不良が発生するのを防止すること
ができるインクジェット記録装置を提供することを目的
とする。
空気、ごみ等が混入し、ノズル詰まり等の印刷不良が発
生してしまう。本発明は、前記従来のインクジェット記
録装置の問題点を解決して、誤ってインクカートリッジ
をインクジェットヘッドから外してしまうことがなく、
ノズル詰まり等の印刷不良が発生するのを防止すること
ができるインクジェット記録装置を提供することを目的
とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のイ
ンクジェット記録装置においては、キャリッジと、該キ
ャリッジに対して着脱自在に配設されたインクジェット
ヘッドと、該インクジェットヘッドに対して着脱自在に
配設され、インクを収容するインクカートリッジと、前
記キャリッジとインクカートリッジとの間に配設され、
キャリッジとインクカートリッジとを係脱させるキャリ
ッジ・インクカートリッジ間係脱手段と、前記インクカ
ートリッジ内に収容されたインクの量を検出する検出回
路と、該検出回路によって検出されたインクの量が設定
値より少なくなったときに、前記キャリッジ・インクカ
ートリッジ間係脱手段によって、インクカートリッジを
キャリッジから解放する解放手段とを有する。
ンクジェット記録装置においては、キャリッジと、該キ
ャリッジに対して着脱自在に配設されたインクジェット
ヘッドと、該インクジェットヘッドに対して着脱自在に
配設され、インクを収容するインクカートリッジと、前
記キャリッジとインクカートリッジとの間に配設され、
キャリッジとインクカートリッジとを係脱させるキャリ
ッジ・インクカートリッジ間係脱手段と、前記インクカ
ートリッジ内に収容されたインクの量を検出する検出回
路と、該検出回路によって検出されたインクの量が設定
値より少なくなったときに、前記キャリッジ・インクカ
ートリッジ間係脱手段によって、インクカートリッジを
キャリッジから解放する解放手段とを有する。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図１は本発明の
第１の実施の形態におけるインクジェット記録装置の第
１の状態図、図２は本発明の第１の実施の形態における
インクジェット記録装置の第２の状態図である。
て図面を参照しながら詳細に説明する。図１は本発明の
第１の実施の形態におけるインクジェット記録装置の第
１の状態図、図２は本発明の第１の実施の形態における
インクジェット記録装置の第２の状態図である。
【０００９】図において、１１はインクジェットヘッ
ド、１２は図示しないインクを収容するインクカートリ
ッジであり、該インクカートリッジ１２は前記インクジ
ェットヘッド１１に着脱自在に取り付けられる。また、
前記インクジェットヘッド１１はキャリッジ１３に着脱
自在に配設され、図示しないキャリッジモータを駆動す
ることによって、前記キャリッジ１３をキャリッジシャ
フト１４に沿って移動させることができるようになって
いる。
ド、１２は図示しないインクを収容するインクカートリ
ッジであり、該インクカートリッジ１２は前記インクジ
ェットヘッド１１に着脱自在に取り付けられる。また、
前記インクジェットヘッド１１はキャリッジ１３に着脱
自在に配設され、図示しないキャリッジモータを駆動す
ることによって、前記キャリッジ１３をキャリッジシャ
フト１４に沿って移動させることができるようになって
いる。
【００１０】前記キャリッジ１３は、前記キャリッジシ
ャフト１４から水平に延び、前記インクジェットヘッド
１１を保持する水平部１３ａと、キャリッジシャフト１
４から垂直に延びる垂直部１３ｂとから成り、該垂直部
１３ｂには、キャリッジ・インクカートリッジ間係脱手
段としてのカム１６が支点１７を中心として揺動自在に
支持される。前記カム１６は、バイアススプリング１
９、及びカム回動機構としてのソレノイド２０のピスト
ン２０ａを介してキャリッジ１３と連結される。
ャフト１４から水平に延び、前記インクジェットヘッド
１１を保持する水平部１３ａと、キャリッジシャフト１
４から垂直に延びる垂直部１３ｂとから成り、該垂直部
１３ｂには、キャリッジ・インクカートリッジ間係脱手
段としてのカム１６が支点１７を中心として揺動自在に
支持される。前記カム１６は、バイアススプリング１
９、及びカム回動機構としてのソレノイド２０のピスト
ン２０ａを介してキャリッジ１３と連結される。
【００１１】また、図示しない操作盤には、インクカー
トリッジ１２の交換を指示し、インクカートリッジ交換
モードを設定するためのインク交換モード設定手段が配
設される。なお、１２ａはインクカートリッジ１２の一
部に形成された凹部、１６ａはカム１６の先端に形成さ
れ、選択的に前記凹部１２ａを押圧する突起部である。
トリッジ１２の交換を指示し、インクカートリッジ交換
モードを設定するためのインク交換モード設定手段が配
設される。なお、１２ａはインクカートリッジ１２の一
部に形成された凹部、１６ａはカム１６の先端に形成さ
れ、選択的に前記凹部１２ａを押圧する突起部である。
【００１２】次に、インクカートリッジ１２について説
明する。図３は本発明の第１の実施の形態におけるイン
クカートリッジの概略図である。図に示すように、前記
インクカートリッジ１２の底面にはインク供給口２２が
形成され、インクカートリッジ１２内のインク２１は、
前記インク供給口２２を介してインクジェットヘッド１
１（図１）に供給される。
明する。図３は本発明の第１の実施の形態におけるイン
クカートリッジの概略図である。図に示すように、前記
インクカートリッジ１２の底面にはインク供給口２２が
形成され、インクカートリッジ１２内のインク２１は、
前記インク供給口２２を介してインクジェットヘッド１
１（図１）に供給される。
【００１３】また、インクカートリッジ１２には、収容
されたインク２１の量を検出するために２本の電極２２
ａ、２２ｂが配設され、該各電極２２ａ、２２ｂは、そ
れぞれの出力、例えば、リーク電流ｉ等を検出するイン
クエンプティ検出手段としての検出回路２３に接続され
る。次に、前記構成のインクジェット記録装置の動作に
ついて説明する。
されたインク２１の量を検出するために２本の電極２２
ａ、２２ｂが配設され、該各電極２２ａ、２２ｂは、そ
れぞれの出力、例えば、リーク電流ｉ等を検出するイン
クエンプティ検出手段としての検出回路２３に接続され
る。次に、前記構成のインクジェット記録装置の動作に
ついて説明する。
【００１４】図４は本発明の第１の実施の形態における
インクジェット記録装置のブロック図、図５は本発明の
第１の実施の形態におけるインクジェット記録装置の動
作を示すフローチャートである。図において、２０はソ
レノイド、２３は電極２２ａ、２２ｂ（図３）間のリー
ク電流ｉを検出することによって、インクカートリッジ
１２内に収容されたインク２１の量を検出する検出回
路、２４は基準値ＩO を格納するメモリ、２５は前記リ
ーク電流ｉと基準値ＩO とを比較する解放手段としての
演算回路、２６は前記ソレノイド２０を駆動するソレノ
イド駆動回路である。なお、前記基準値ＩOはインク２
１の量の設定値に相当する。
インクジェット記録装置のブロック図、図５は本発明の
第１の実施の形態におけるインクジェット記録装置の動
作を示すフローチャートである。図において、２０はソ
レノイド、２３は電極２２ａ、２２ｂ（図３）間のリー
ク電流ｉを検出することによって、インクカートリッジ
１２内に収容されたインク２１の量を検出する検出回
路、２４は基準値ＩO を格納するメモリ、２５は前記リ
ーク電流ｉと基準値ＩO とを比較する解放手段としての
演算回路、２６は前記ソレノイド２０を駆動するソレノ
イド駆動回路である。なお、前記基準値ＩOはインク２
１の量の設定値に相当する。
【００１５】ところで、前記インク２１は導電性を有す
るので、インクカートリッジ１２内に収容されたインク
２１の量が多いときは、前記リーク電流ｉも多くなり、
検出回路２３はインクフル状態を検出する。このとき、
前記リーク電流ｉは、メモリ２４に格納された基準値Ｉ
O より多くなるので、演算回路２５は、ソレノイド駆動
回路２６に対して出力されるインク信号をオフにし、そ
の結果、前記ソレノイド駆動回路２６はソレノイド２０
に対して出力されるソレノイド信号をオフにする。
るので、インクカートリッジ１２内に収容されたインク
２１の量が多いときは、前記リーク電流ｉも多くなり、
検出回路２３はインクフル状態を検出する。このとき、
前記リーク電流ｉは、メモリ２４に格納された基準値Ｉ
O より多くなるので、演算回路２５は、ソレノイド駆動
回路２６に対して出力されるインク信号をオフにし、そ
の結果、前記ソレノイド駆動回路２６はソレノイド２０
に対して出力されるソレノイド信号をオフにする。
【００１６】したがって、ソレノイド２０は通電され
ず、カム１６（図１）がバイアススプリング１９の付勢
力によって、図１に示す第１の位置を採る。このとき、
前記カム１６の突起部１６ａがインクカートリッジ１２
の凹部１２ａに押し当てられるので、インクカートリッ
ジ１２をインクジェットヘッド１１から離すことが不可
能になる。
ず、カム１６（図１）がバイアススプリング１９の付勢
力によって、図１に示す第１の位置を採る。このとき、
前記カム１６の突起部１６ａがインクカートリッジ１２
の凹部１２ａに押し当てられるので、インクカートリッ
ジ１２をインクジェットヘッド１１から離すことが不可
能になる。
【００１７】一方、インクカートリッジ１２に収容され
るインク２１が消費されて量が少なくなると、前記リー
ク電流ｉが少なくなり、該リーク電流ｉがメモリ２４に
格納された基準値ＩO より少なくなると、検出回路２３
はインクエンプティ状態を検出する。このとき、ユーザ
が図示しない操作盤を操作してインクジェット記録装置
をインクカートリッジ交換モードに設定すると、演算回
路２５は前記インク信号をオンにする。
るインク２１が消費されて量が少なくなると、前記リー
ク電流ｉが少なくなり、該リーク電流ｉがメモリ２４に
格納された基準値ＩO より少なくなると、検出回路２３
はインクエンプティ状態を検出する。このとき、ユーザ
が図示しない操作盤を操作してインクジェット記録装置
をインクカートリッジ交換モードに設定すると、演算回
路２５は前記インク信号をオンにする。
【００１８】その結果、ソレノイド駆動回路２６は前記
ソレノイド信号をオンにし、ソレノイド２０が通電され
る。このとき、前記ピストン２０ａが後退させられ、カ
ム１６はバイアススプリング１９の付勢力に抗して傾斜
させられ、図２に示す第２の位置を採る。その後、イン
クカートリッジ１２に配設された、図示しない装着確認
センサによる装着状態の確認を行い、前記操作盤を操作
してインクカートリッジ交換モードを解除すると、ソレ
ノイド駆動回路２６は前記ソレノイド信号をオフにし、
ソレノイド２０の通電が停止される。その結果、カム１
６はバイアススプリング１９の付勢力によって揺動させ
られ、図１に示す第１の位置に戻る。このようにして、
インクカートリッジ１２をインクジェットヘッド１１か
ら離すことができなくなるようにする。
ソレノイド信号をオンにし、ソレノイド２０が通電され
る。このとき、前記ピストン２０ａが後退させられ、カ
ム１６はバイアススプリング１９の付勢力に抗して傾斜
させられ、図２に示す第２の位置を採る。その後、イン
クカートリッジ１２に配設された、図示しない装着確認
センサによる装着状態の確認を行い、前記操作盤を操作
してインクカートリッジ交換モードを解除すると、ソレ
ノイド駆動回路２６は前記ソレノイド信号をオフにし、
ソレノイド２０の通電が停止される。その結果、カム１
６はバイアススプリング１９の付勢力によって揺動させ
られ、図１に示す第１の位置に戻る。このようにして、
インクカートリッジ１２をインクジェットヘッド１１か
ら離すことができなくなるようにする。
【００１９】なお、本実施の形態においては、検出回路
２３がインクエンプティ状態を検出し、ユーザがインク
ジェット記録装置をインクカートリッジ交換モードに設
定したときに、インクカートリッジ１２の交換を可能に
しているが、検出回路２３がインクエンプティ状態を検
出するだけで、インクカートリッジ１２の交換を可能に
することもできる。 ステップＳ１ 一定の周期ごとにオンになるように設定
された検出回路作動タイミング信号がオンになる。 ステップＳ２ 検出回路２３がオンになる。 ステップＳ３ 電極２２ａ、２２ｂ間のリーク電流ｉが
基準値ＩO より小さいかどうかを判断する。リーク電流
ｉが基準値ＩO より小さい場合はステップＳ４に進み、
リーク電流ｉが基準値ＩO 以上である場合はステップＳ
１に戻る。 ステップＳ４ ユーザがインクジェット記録装置をイン
クカートリッジ交換モードに設定する。 ステップＳ５ ソレノイド信号がオンになるのを待機す
る。 ステップＳ６ ソレノイド２０を駆動する。
２３がインクエンプティ状態を検出し、ユーザがインク
ジェット記録装置をインクカートリッジ交換モードに設
定したときに、インクカートリッジ１２の交換を可能に
しているが、検出回路２３がインクエンプティ状態を検
出するだけで、インクカートリッジ１２の交換を可能に
することもできる。 ステップＳ１ 一定の周期ごとにオンになるように設定
された検出回路作動タイミング信号がオンになる。 ステップＳ２ 検出回路２３がオンになる。 ステップＳ３ 電極２２ａ、２２ｂ間のリーク電流ｉが
基準値ＩO より小さいかどうかを判断する。リーク電流
ｉが基準値ＩO より小さい場合はステップＳ４に進み、
リーク電流ｉが基準値ＩO 以上である場合はステップＳ
１に戻る。 ステップＳ４ ユーザがインクジェット記録装置をイン
クカートリッジ交換モードに設定する。 ステップＳ５ ソレノイド信号がオンになるのを待機す
る。 ステップＳ６ ソレノイド２０を駆動する。
【００２０】このように、検出回路２３がインクエンプ
ティ状態を検出し、ユーザがインクジェット記録装置を
インクカートリッジ交換モードに設定したときに、イン
クカートリッジ１２の交換を可能にしているので、イン
ク２１がインクカートリッジ１２内にあり、インクジェ
ット記録装置を使用することができる状態のときにイン
クジェットヘッド１１からインクカートリッジ１２を取
り外すことができなくなる。したがって、インクジェッ
トヘッドの内部に空気、ごみ等が混入することがなくな
り、ノズル詰まり等の印刷不良が発生するのを防止する
ことができる。
ティ状態を検出し、ユーザがインクジェット記録装置を
インクカートリッジ交換モードに設定したときに、イン
クカートリッジ１２の交換を可能にしているので、イン
ク２１がインクカートリッジ１２内にあり、インクジェ
ット記録装置を使用することができる状態のときにイン
クジェットヘッド１１からインクカートリッジ１２を取
り外すことができなくなる。したがって、インクジェッ
トヘッドの内部に空気、ごみ等が混入することがなくな
り、ノズル詰まり等の印刷不良が発生するのを防止する
ことができる。
【００２１】次に、本発明の第２の実施の形態について
説明する。図６は本発明の第２の実施の形態におけるイ
ンクジェット記録装置の概略図、図７は図６のＸ−Ｘ矢
視図、図８は本発明の第２の実施の形態におけるインク
カートリッジ固定機構の第１の状態を示す図、図９は本
発明の第２の実施の形態におけるインクカートリッジ固
定機構の第２の状態を示す図である。なお、第１の実施
の形態と同じ構造の部分については、同じ符号を付与す
ることによってその説明を省略する。
説明する。図６は本発明の第２の実施の形態におけるイ
ンクジェット記録装置の概略図、図７は図６のＸ−Ｘ矢
視図、図８は本発明の第２の実施の形態におけるインク
カートリッジ固定機構の第１の状態を示す図、図９は本
発明の第２の実施の形態におけるインクカートリッジ固
定機構の第２の状態を示す図である。なお、第１の実施
の形態と同じ構造の部分については、同じ符号を付与す
ることによってその説明を省略する。
【００２２】この場合、インクフル状態において、前記
カム１６は図１に示す第１の位置を採り、突起部１６ａ
がインクカートリッジ１２の凹部１２ａに押し当てられ
るので、インクカートリッジ１２をインクジェットヘッ
ド１１から離すことが不可能になる。一方、インクエン
プティ状態において、図２に示す第２の位置を採り、突
起部１６ａがインクカートリッジ１２の凹部１２ａから
解放されるので、インクカートリッジ１２をインクジェ
ットヘッド１１から離すことが可能になる。
カム１６は図１に示す第１の位置を採り、突起部１６ａ
がインクカートリッジ１２の凹部１２ａに押し当てられ
るので、インクカートリッジ１２をインクジェットヘッ
ド１１から離すことが不可能になる。一方、インクエン
プティ状態において、図２に示す第２の位置を採り、突
起部１６ａがインクカートリッジ１２の凹部１２ａから
解放されるので、インクカートリッジ１２をインクジェ
ットヘッド１１から離すことが可能になる。
【００２３】ところで、前記インクジェットヘッド１１
には、支点３１を中心にしてヘッド固定アーム３０が回
転自在に支持され、該ヘッド固定アーム３０とキャリッ
ジ１３とによって、前記インクジェットヘッド１１の側
壁に形成された、キャリッジ・インクジェットヘッド間
係脱手段としての突起部１１ａを挟むことによって、該
インクジェットヘッド１１をキャリッジ１３に係合させ
て固定することができる。前記ヘッド固定アーム３０
は、図７に示すように、「コ」字状の形状を有し、中央
に舌部３０ａが形成される。
には、支点３１を中心にしてヘッド固定アーム３０が回
転自在に支持され、該ヘッド固定アーム３０とキャリッ
ジ１３とによって、前記インクジェットヘッド１１の側
壁に形成された、キャリッジ・インクジェットヘッド間
係脱手段としての突起部１１ａを挟むことによって、該
インクジェットヘッド１１をキャリッジ１３に係合させ
て固定することができる。前記ヘッド固定アーム３０
は、図７に示すように、「コ」字状の形状を有し、中央
に舌部３０ａが形成される。
【００２４】また、インクジェットヘッド１１及びイン
クカートリッジ１２には、前記舌部３０ａと対向させ、
かつ、該舌部３０ａが移動することができるように溝部
１１ｂ、１２ｂが配設され、該溝部１１ｂ、１２ｂの溝
幅Ｌは、指を挿入することができない程度の値、例え
ば、約５〔ｍｍ〕以下に設定される。そして、前記イン
クジェットヘッド１１の溝部１１ｂ内には、インクジェ
ットヘッド・インクカートリッジ間係脱手段としてのイ
ンクカートリッジ固定機構３２が支点３４を中心として
回転自在に配設され、該インクカートリッジ固定機構３
２におけるヘッド固定アーム３０の舌部３０ａと対向す
る部分に、弾性を有するばね部材３３が固定される。
クカートリッジ１２には、前記舌部３０ａと対向させ、
かつ、該舌部３０ａが移動することができるように溝部
１１ｂ、１２ｂが配設され、該溝部１１ｂ、１２ｂの溝
幅Ｌは、指を挿入することができない程度の値、例え
ば、約５〔ｍｍ〕以下に設定される。そして、前記イン
クジェットヘッド１１の溝部１１ｂ内には、インクジェ
ットヘッド・インクカートリッジ間係脱手段としてのイ
ンクカートリッジ固定機構３２が支点３４を中心として
回転自在に配設され、該インクカートリッジ固定機構３
２におけるヘッド固定アーム３０の舌部３０ａと対向す
る部分に、弾性を有するばね部材３３が固定される。
【００２５】また、ヘッド固定アーム３０は、カム１６
の回動機構であるソレノイド２０に対応し、前記ヘッド
固定アーム３０を回動させたときにピストン２０ａをバ
イアススプリング１９に抗して押し下げるバー部３０ｂ
を有する。この場合、検出回路２３（図４）がインクエ
ンプティ状態を検出していないときでも、カム１６の突
起部１６ａをインクカートリッジ１２の凹部１２ａから
解放することができる。
の回動機構であるソレノイド２０に対応し、前記ヘッド
固定アーム３０を回動させたときにピストン２０ａをバ
イアススプリング１９に抗して押し下げるバー部３０ｂ
を有する。この場合、検出回路２３（図４）がインクエ
ンプティ状態を検出していないときでも、カム１６の突
起部１６ａをインクカートリッジ１２の凹部１２ａから
解放することができる。
【００２６】次に、前記構成のインクジェット記録装置
の動作について説明する。例えば、カラー印刷が可能な
インクジェット記録装置においては、ブラックのインク
ジェットヘッドと、イエロー、マゼンタ及びシアンの３
色のインクジェットヘッドとを交換する際に、まず、ヘ
ッド固定アーム３０を図６における反時計周りに回転さ
せると、バー部３０ｂによってソレノイド２０のピスト
ン２０ａがバイアススプリング１９の付勢力に抗して押
し下げられ、カム１６の突起部１６ａがインクカートリ
ッジ１２の凹部１２ａから解放される。
の動作について説明する。例えば、カラー印刷が可能な
インクジェット記録装置においては、ブラックのインク
ジェットヘッドと、イエロー、マゼンタ及びシアンの３
色のインクジェットヘッドとを交換する際に、まず、ヘ
ッド固定アーム３０を図６における反時計周りに回転さ
せると、バー部３０ｂによってソレノイド２０のピスト
ン２０ａがバイアススプリング１９の付勢力に抗して押
し下げられ、カム１６の突起部１６ａがインクカートリ
ッジ１２の凹部１２ａから解放される。
【００２７】また、前記一連の動作に連動して、ヘッド
固定アーム３０に形成された舌部３０ａが移動してばね
部材３３に当たり、支点３４を中心にして前記インクカ
ートリッジ固定機構３２が反時計回りに回転させられ
る。そして、インクカートリッジ固定機構３２は、先端
部３２ａがインクカートリッジ１２の溝部１２ｂに形成
された固定平面部１２ｃに突き当たって回転が停止させ
られると、インクジェットヘッド１１とインクカートリ
ッジ１２とを固定する。したがって、この状態におい
て、インクジェットヘッド１１からインクカートリッジ
１２を取り外すことはできない。
固定アーム３０に形成された舌部３０ａが移動してばね
部材３３に当たり、支点３４を中心にして前記インクカ
ートリッジ固定機構３２が反時計回りに回転させられ
る。そして、インクカートリッジ固定機構３２は、先端
部３２ａがインクカートリッジ１２の溝部１２ｂに形成
された固定平面部１２ｃに突き当たって回転が停止させ
られると、インクジェットヘッド１１とインクカートリ
ッジ１２とを固定する。したがって、この状態におい
て、インクジェットヘッド１１からインクカートリッジ
１２を取り外すことはできない。
【００２８】このとき、ばね部材３３が撓（たわ）んで
舌部３０ａがばね部材３３から外れる。そして、ヘッド
固定アーム３０を更に回転させると、該ヘッド固定アー
ム３０とキャリッジ１３との干渉がなくなるので、イン
クジェットヘッド１１をキャリッジ１３から取り外すこ
とができ、インクジェットヘッド１１の交換が可能にな
る。なお、この場合、インクジェットヘッド１１とイン
クカートリッジ１２とはインクカートリッジ固定機構３
２によって固定されている。
舌部３０ａがばね部材３３から外れる。そして、ヘッド
固定アーム３０を更に回転させると、該ヘッド固定アー
ム３０とキャリッジ１３との干渉がなくなるので、イン
クジェットヘッド１１をキャリッジ１３から取り外すこ
とができ、インクジェットヘッド１１の交換が可能にな
る。なお、この場合、インクジェットヘッド１１とイン
クカートリッジ１２とはインクカートリッジ固定機構３
２によって固定されている。
【００２９】また、インクジェットヘッド１１がキャリ
ッジ１３に着脱自在に配設される場合は、逆の動作を行
う。なお、本実施の形態においては前記インクカートリ
ッジ固定機構３２がインクジェットヘッド１１側に配設
されているが、インクカートリッジ１２側又は両方に配
設することもできる。
ッジ１３に着脱自在に配設される場合は、逆の動作を行
う。なお、本実施の形態においては前記インクカートリ
ッジ固定機構３２がインクジェットヘッド１１側に配設
されているが、インクカートリッジ１２側又は両方に配
設することもできる。
【００３０】このように、インクジェットヘッド１１の
交換に伴い、インクジェットヘッド１１とインクカート
リッジ１２との係脱がインクカートリッジ固定機構３２
によって、しかも、人間の指が入らない狭い溝部１１
ｂ、１２ｂ内において自動的に行われるので、ユーザの
誤動作によってインクカートリッジ１２がインクジェッ
トヘッド１１から外れることがない。したがって、イン
クジェットヘッド１１の内部に空気、ごみ等が混入する
ことがなくなり、ノズル詰まり等の印刷不良が発生する
のを防止することができる。
交換に伴い、インクジェットヘッド１１とインクカート
リッジ１２との係脱がインクカートリッジ固定機構３２
によって、しかも、人間の指が入らない狭い溝部１１
ｂ、１２ｂ内において自動的に行われるので、ユーザの
誤動作によってインクカートリッジ１２がインクジェッ
トヘッド１１から外れることがない。したがって、イン
クジェットヘッド１１の内部に空気、ごみ等が混入する
ことがなくなり、ノズル詰まり等の印刷不良が発生する
のを防止することができる。
【００３１】次に、本発明の第３の実施の形態について
説明する。図１０は本発明の第３の実施の形態における
検出時間と電流値との関係を示す図、図１１は本発明の
第３の実施の形態におけるインクジェット記録装置のブ
ロック図、図１２は本発明の第３の実施の形態における
インクジェット記録装置の動作を示すフローチャートで
ある。なお、図１０において、横軸に検出時間を、縦軸
にリーク電流ｉを採ってある。また、第１の実施の形態
と同じ構造の部分については、同じ符号を付与すること
によってその説明を省略する。
説明する。図１０は本発明の第３の実施の形態における
検出時間と電流値との関係を示す図、図１１は本発明の
第３の実施の形態におけるインクジェット記録装置のブ
ロック図、図１２は本発明の第３の実施の形態における
インクジェット記録装置の動作を示すフローチャートで
ある。なお、図１０において、横軸に検出時間を、縦軸
にリーク電流ｉを採ってある。また、第１の実施の形態
と同じ構造の部分については、同じ符号を付与すること
によってその説明を省略する。
【００３２】図において、２０はソレノイド、２３は検
出回路、２４はメモリ、２５は演算回路、２６はソレノ
イド駆動回路、４０はエラー表示部である。この場合、
前記電極２２ａ、２２ｂ（図３）間のリーク電流ｉが基
準値ＩO より大きい場合は、検出回路２３がインクフル
状態を検出するようになっているが、純正のインク２１
を使用している場合、リーク電流ｉは最低電流値Ｉ1 と
最高電流値Ｉ2 との間の許容範囲Ａに収まるようになっ
ている。
出回路、２４はメモリ、２５は演算回路、２６はソレノ
イド駆動回路、４０はエラー表示部である。この場合、
前記電極２２ａ、２２ｂ（図３）間のリーク電流ｉが基
準値ＩO より大きい場合は、検出回路２３がインクフル
状態を検出するようになっているが、純正のインク２１
を使用している場合、リーク電流ｉは最低電流値Ｉ1 と
最高電流値Ｉ2 との間の許容範囲Ａに収まるようになっ
ている。
【００３３】そこで、前記メモリ２４に最低電流値Ｉ1
及び最高電流値Ｉ2 を格納しておき、演算回路２５の図
示しないインク量判断手段は、検出回路２３によって検
出されたリーク電流ｉと最低電流値Ｉ1 及び最高電流値
Ｉ2 とを比較し、リーク電流ｉが前記許容範囲Ａに収ま
るかどうかを判断することによって、インクカートリッ
ジ１２内に収容されたインク２１の量が許容範囲Ａ内に
収まるかどうかを判断する。そして、リーク電流ｉが前
記許容範囲Ａに収まらない場合、例えば、熱によってイ
ンク２１が変質していたり、非純正インクが使用されて
いたりするので、演算回路２５は、その旨をインクジェ
ット記録装置のエラー表示部４０に表示してユーザに通
知する。
及び最高電流値Ｉ2 を格納しておき、演算回路２５の図
示しないインク量判断手段は、検出回路２３によって検
出されたリーク電流ｉと最低電流値Ｉ1 及び最高電流値
Ｉ2 とを比較し、リーク電流ｉが前記許容範囲Ａに収ま
るかどうかを判断することによって、インクカートリッ
ジ１２内に収容されたインク２１の量が許容範囲Ａ内に
収まるかどうかを判断する。そして、リーク電流ｉが前
記許容範囲Ａに収まらない場合、例えば、熱によってイ
ンク２１が変質していたり、非純正インクが使用されて
いたりするので、演算回路２５は、その旨をインクジェ
ット記録装置のエラー表示部４０に表示してユーザに通
知する。
【００３４】また、演算回路２５は、ソレノイド２０を
駆動し、インクジェット記録装置を、インクカートリッ
ジ１２を取り外すことができる図２に示す第２の位置に
置く。この場合、演算回路２５の図示しない動作停止手
段によってインクジェット記録装置の動作を停止させる
こともできる。さらに、前記インク量判断手段は、リー
ク電流ｉが前記許容範囲Ａに収まるかどうかの判断を、
インクカートリッジ１２を交換するたびに行うことがで
きるとともに、検出回路作動タイミング信号が一定の周
期でオンになるたびに行うことができる。 ステップＳ１１ 検出回路２３がオンになる。 ステップＳ１２ 電極２２ａ、２２ｂ間のリーク電流ｉ
が最低電流値Ｉ1 より大きく、かつ、最高電流値Ｉ2 よ
り小さいかどうか、すなわち、許容範囲Ａに収まるかど
うかを判断する。リーク電流ｉが許容範囲Ａに収まる場
合はステップＳ１３に、リーク電流ｉが許容範囲Ａに収
まらない場合はステップＳ１４に進む。 ステップＳ１３ ソレノイド信号をオフにする。 ステップＳ１４ 電極２２ａ、２２ｂ間のリーク電流ｉ
が基準値ＩO より大きいかどうかを判断する。リーク電
流ｉが基準値ＩO より大きい場合はステップＳ１５に、
リーク電流ｉが基準値ＩO 以下である場合はステップＳ
１６に進む。 ステップＳ１５ ユーザがインクジェット記録装置をイ
ンクカートリッジ交換モードに設定する。 ステップＳ１６ エラー表示を行う。 ステップＳ１７ ソレノイド信号をオンにする。
駆動し、インクジェット記録装置を、インクカートリッ
ジ１２を取り外すことができる図２に示す第２の位置に
置く。この場合、演算回路２５の図示しない動作停止手
段によってインクジェット記録装置の動作を停止させる
こともできる。さらに、前記インク量判断手段は、リー
ク電流ｉが前記許容範囲Ａに収まるかどうかの判断を、
インクカートリッジ１２を交換するたびに行うことがで
きるとともに、検出回路作動タイミング信号が一定の周
期でオンになるたびに行うことができる。 ステップＳ１１ 検出回路２３がオンになる。 ステップＳ１２ 電極２２ａ、２２ｂ間のリーク電流ｉ
が最低電流値Ｉ1 より大きく、かつ、最高電流値Ｉ2 よ
り小さいかどうか、すなわち、許容範囲Ａに収まるかど
うかを判断する。リーク電流ｉが許容範囲Ａに収まる場
合はステップＳ１３に、リーク電流ｉが許容範囲Ａに収
まらない場合はステップＳ１４に進む。 ステップＳ１３ ソレノイド信号をオフにする。 ステップＳ１４ 電極２２ａ、２２ｂ間のリーク電流ｉ
が基準値ＩO より大きいかどうかを判断する。リーク電
流ｉが基準値ＩO より大きい場合はステップＳ１５に、
リーク電流ｉが基準値ＩO 以下である場合はステップＳ
１６に進む。 ステップＳ１５ ユーザがインクジェット記録装置をイ
ンクカートリッジ交換モードに設定する。 ステップＳ１６ エラー表示を行う。 ステップＳ１７ ソレノイド信号をオンにする。
【００３５】このようにして、インクエンプティ状態を
検出することができるだけでなく、インクの変質、非純
正インクの使用等によるインクジェットヘッド１１のノ
ズル詰まりが発生するのを防止することができる。な
お、本発明は前記実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
検出することができるだけでなく、インクの変質、非純
正インクの使用等によるインクジェットヘッド１１のノ
ズル詰まりが発生するのを防止することができる。な
お、本発明は前記実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【００３６】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、インクジェット記録装置においては、キャリッジ
と、該キャリッジに対して着脱自在に配設されたインク
ジェットヘッドと、該インクジェットヘッドに対して着
脱自在に配設され、インクを収容するインクカートリッ
ジとを有する。
れば、インクジェット記録装置においては、キャリッジ
と、該キャリッジに対して着脱自在に配設されたインク
ジェットヘッドと、該インクジェットヘッドに対して着
脱自在に配設され、インクを収容するインクカートリッ
ジとを有する。
【００３７】また、前記キャリッジとインクカートリッ
ジとの間に配設され、キャリッジとインクカートリッジ
とを係脱させるキャリッジ・インクカートリッジ間係脱
手段と、前記インクカートリッジ内に収容されたインク
の量を検出する検出回路と、該検出回路によって検出さ
れたインクの量が設定値より少なくなったときに、前記
キャリッジ・インクカートリッジ間係脱手段によって、
インクカートリッジをキャリッジから解放する解放手段
とを有する。
ジとの間に配設され、キャリッジとインクカートリッジ
とを係脱させるキャリッジ・インクカートリッジ間係脱
手段と、前記インクカートリッジ内に収容されたインク
の量を検出する検出回路と、該検出回路によって検出さ
れたインクの量が設定値より少なくなったときに、前記
キャリッジ・インクカートリッジ間係脱手段によって、
インクカートリッジをキャリッジから解放する解放手段
とを有する。
【００３８】この場合、検出回路によってインクの量が
検出され、インクの量が設定値より少なくなったとき
に、インクカートリッジがキャリッジから解放される。
したがって、インクがインクカートリッジ内にあり、イ
ンクジェット記録装置を使用することができる状態のと
きにインクジェットヘッドからインクカートリッジを取
り外すことができなくなる。したがって、インクジェッ
トヘッドの内部に空気、ごみ等が混入することがなくな
り、ノズル詰まり等の印刷不良が発生するのを防止する
ことができる。
検出され、インクの量が設定値より少なくなったとき
に、インクカートリッジがキャリッジから解放される。
したがって、インクがインクカートリッジ内にあり、イ
ンクジェット記録装置を使用することができる状態のと
きにインクジェットヘッドからインクカートリッジを取
り外すことができなくなる。したがって、インクジェッ
トヘッドの内部に空気、ごみ等が混入することがなくな
り、ノズル詰まり等の印刷不良が発生するのを防止する
ことができる。
【図１】本発明の第１の実施の形態におけるインクジェ
ット記録装置の第１の状態図である。
ット記録装置の第１の状態図である。
【図２】本発明の第１の実施の形態におけるインクジェ
ット記録装置の第２の状態図である。
ット記録装置の第２の状態図である。
【図３】本発明の第１の実施の形態におけるインクカー
トリッジの概略図である。
トリッジの概略図である。
【図４】本発明の第１の実施の形態におけるインクジェ
ット記録装置のブロック図である。
ット記録装置のブロック図である。
【図５】本発明の第１の実施の形態におけるインクジェ
ット記録装置の動作を示すフローチャートである。
ット記録装置の動作を示すフローチャートである。
【図６】本発明の第２の実施の形態におけるインクジェ
ット記録装置の概略図である。
ット記録装置の概略図である。
【図７】図６のＸ−Ｘ矢視図である。
【図８】本発明の第２の実施の形態におけるインクカー
トリッジ固定機構の第１の状態を示す図である。
トリッジ固定機構の第１の状態を示す図である。
【図９】本発明の第２の実施の形態におけるインクカー
トリッジ固定機構の第２の状態を示す図である。
トリッジ固定機構の第２の状態を示す図である。
【図１０】本発明の第３の実施の形態における検出時間
と電流値との関係を示す図である。
と電流値との関係を示す図である。
【図１１】本発明の第３の実施の形態におけるインクジ
ェット記録装置のブロック図である。
ェット記録装置のブロック図である。
【図１２】本発明の第３の実施の形態におけるインクジ
ェット記録装置の動作を示すフローチャートである。
ェット記録装置の動作を示すフローチャートである。
１１ インクジェットヘッド １２ インクカートリッジ １３ キャリッジ １６ カム ２１ インク ２３ 検出回路 ２５ 演算回路 ３２ インクカートリッジ固定機構 ｉ リーク電流 ＩO 基準値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 潔是 東京都港区芝浦四丁目11番地22号 株式会 社沖データ内
Claims (6)
- 【請求項１】 （ａ）キャリッジと、（ｂ）該キャリッ
ジに対して着脱自在に配設されたインクジェットヘッド
と、（ｃ）該インクジェットヘッドに対して着脱自在に
配設され、インクを収容するインクカートリッジと、
（ｄ）前記キャリッジとインクカートリッジとの間に配
設され、キャリッジとインクカートリッジとを係脱させ
るキャリッジ・インクカートリッジ間係脱手段と、
（ｅ）前記インクカートリッジ内に収容されたインクの
量を検出する検出回路と、（ｆ）該検出回路によって検
出されたインクの量が設定値より少なくなったときに、
前記キャリッジ・インクカートリッジ間係脱手段によっ
て、インクカートリッジをキャリッジから解放する解放
手段とを有することを特徴とするインクジェット記録装
置。 - 【請求項２】 （ａ）インクカートリッジ交換モードを
設定するためのインク交換モード設定手段を有するとと
もに、（ｂ）前記解放手段は、前記検出回路によって検
出されたインクの量が設定値より少なくなり、かつ、イ
ンク交換モード設定手段によってインクカートリッジ交
換モードが設定されたときに、前記キャリッジ・インク
カートリッジ間係脱手段によって、インクカートリッジ
をキャリッジから解放する請求項１に記載のインクジェ
ット記録装置。 - 【請求項３】 （ａ）キャリッジと、（ｂ）該キャリッ
ジに対して着脱自在に配設されたインクジェットヘッド
と、（ｃ）該インクジェットヘッドに対して着脱自在に
配設され、インクを収容するインクカートリッジと、
（ｄ）前記キャリッジとインクジェットヘッドとの間に
配設され、キャリッジとインクジェットヘッドとを係脱
するキャリッジ・インクジェットヘッド間係脱手段と、
（ｅ）前記インクジェットヘッドとインクカートリッジ
との間に配設され、前記キャリッジ・インクジェットヘ
ッド間係脱手段に連動させてインクジェットヘッドとイ
ンクカートリッジとを係脱するインクジェットヘッド・
インクカートリッジ間係脱手段とを有するとともに、
（ｆ）該インクジェットヘッド・インクカートリッジ間
係脱手段は、前記キャリッジ・インクジェットヘッド間
係脱手段によってキャリッジからインクジェットヘッド
を解放するときに、該インクジェットヘッドとインクカ
ートリッジとを係合させることを特徴とするインクジェ
ット記録装置。 - 【請求項４】 前記インクジェットヘッド・インクカー
トリッジ間係脱手段は、インクジェットヘッド及びイン
クカートリッジの少なくとも一方に配設される請求項３
に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項５】 （ａ）前記キャリッジとインクカートリ
ッジとの間に配設され、キャリッジとインクカートリッ
ジとを係脱するキャリッジ・インクカートリッジ間係脱
手段と、（ｂ）インクカートリッジ内に収容されたイン
クの量を検出する検出回路と、（ｃ）該検出回路によっ
て検出されたインクの量が設定値より少なくなったとき
に、前記キャリッジ・インクカートリッジ間係脱手段に
よって、インクカートリッジをキャリッジから解放する
解放手段とを有するとともに、（ｄ）該解放手段は、前
記キャリッジ・インクジェットヘッド間係脱手段によっ
てキャリッジからインクジェットヘッドが解放されたと
きに、インクカートリッジをキャリッジから解放する請
求項３に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項６】 （ａ）キャリッジと、（ｂ）該キャリッ
ジに対して着脱自在に配設されたインクジェットヘッド
と、（ｃ）該インクジェットヘッドに対して着脱自在に
配設され、インクを収容するインクカートリッジと、
（ｄ）前記キャリッジとインクカートリッジとの間に配
設され、キャリッジとインクカートリッジとを係脱させ
るキャリッジ・インクカートリッジ間係脱手段と、
（ｅ）インクカートリッジ内に収容されたインクの量を
検出する検出回路と、（ｆ）該検出回路によって検出さ
れたインクの量が許容範囲に収まるかどうかを判断する
インク量判断手段と、（ｇ）該インク量判断手段によっ
て判断されたインク量が許容範囲に収まらないときに、
前記キャリッジ・インクカートリッジ間係脱手段によっ
て、インクカートリッジをキャリッジから解放し、動作
を停止させる動作停止手段とを有することを特徴とする
インクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21762895A JPH0958001A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21762895A JPH0958001A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | インクジェット記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0958001A true JPH0958001A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16707266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21762895A Withdrawn JPH0958001A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0958001A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007210193A (ja) * | 2006-02-09 | 2007-08-23 | Funai Electric Co Ltd | 画像形成装置 |
-
1995
- 1995-08-25 JP JP21762895A patent/JPH0958001A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007210193A (ja) * | 2006-02-09 | 2007-08-23 | Funai Electric Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP4668802B2 (ja) * | 2006-02-09 | 2011-04-13 | 船井電機株式会社 | 画像形成装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021105 |