JP3757304B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、カラー印字を行なうインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カラー印字を行うインクジェット記録装置においては、ある特定のインクが消費されてインク残量が少なくなると、インク残量が少なくなったことを使用者に報知し、使用者がインクカートリッジの交換などを行うようになっている。
【0003】
ところで、そのようなインク残量を検知するのに、光学的あるいは電気的センサを用いること、またはインクの吐出量をカウントすることが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、インク残量の検出は、センサのバラツキ、カートリッジのバラツキ、印字ヘッドでのインク噴射量のバラツキ、パージ回数、インクの蒸発、環境温度などの影響を受けるため、所定の設定値を検出後に印字することができる量を高い精度で推測するのは困難である。特に、インクの吐出量をカウントするものでは、上記の影響で所定の設定値に達するまでのカウントと実際の残量に狂いが生じやすい。
【0005】
また、ファクシミリからのデータを印字するような場合においては、無人でデータを記録しなければならないので、データが印字されずに出力されるのを回避するために、インクがなくなる前に印字を禁止する必要がある。そのため、インクカートリッジの交換を、上記各バラツキ等の影響を勘案して、十分なインク残量の余裕をもって行う必要があることから、捨てることになるインクの量が多くなり、経済的に不利である。
【0006】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、インク残量が所定値(第1の設定値)を下回った後、印字データを消滅させてしまうことなく、複数のインクを有効に利用して印字できるインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、複数色のインクを収容する複数のインク収容部と、受信された印字データに基づいて前記インクを記録媒体上に吐出して印字する印字手段とを備えるインクジェット記録装置において、ホストコンピュータからの前記印字データに基づいて印字する通常の印字モードと、ファクシミリからの前記印字データに基づいて印字するファクシミリモードとを切り替える切り替え手段と、前記複数色のインクのうち特定のインクについての前記インク収容部のインク残量を検出する検出手段と、前記切り替え手段及び検出手段よりの信号を受け、前記ファクシミリモードにおいて、前記特定のインクについてのインク残量が第1の設定値を下回ったとき、前記特定のインクによる印字を行う通常の制御態様から、前記特定のインクと他のインクとによる印字を、行方向又は列方向に所定ドット数ずつ交互に並べて行う第1の制御態様に変更する印字制御手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
請求項1の発明によれば、特定のインクのインク残量が第1の設定値を下回ったときには、前記特定のインクによる印字を行う通常の制御態様から、前記特定のインクと他のインクとによる印字を、行方向又は列方向に所定ドット数ずつ交互に並べて行う第1の制御態様に変更されることで、第1の設定値を検出後には、特定のインクと他のインクの印字の組合せで印字がなされるが、いつ特定のインクがなくなっても他のインクを利用して確実に印字がなされる。しかも、特定のインクと他のインクとによる印字が行方向又は列方向に所定ドット数ずつ交互に並べて行われることで、印字可能状態が長期にわたって維持される。また、第1の設定値を検出後には従来では特定のインクがなくなる可能性を考慮して、印字が禁止されるが、上記構成によれば、印字を継続でき、残量インクが有効に利用される。
また、切り替え手段にてファクシミリモードとされている場合においてのみ、第1の制御態様への変更が行われ、印字できないと消滅してしまう可能性の高いファクシミリデータが確実に印字される。
請求項2の発明は、請求項1のインクジェット記録装置において、前記第1の制御態様での印字途中で前記特定のインクがなくなったときには前記他のインクによる印字のみを行うものである。
請求項2の発明によれば、前記特定のインクがなくなっても、他の色のインクによる印字で印字データを判読できることになる。
請求項3の発明は、複数色のインクを収容する複数のインク収容部と、受信された印字 データに基づいて前記インクを記録媒体上に吐出して印字する印字手段とを備えるインクジェット記録装置において、前記複数色のインクのうち特定のインクについての前記インク収容部のインク残量を検出する検出手段と、前記検出手段よりの信号を受け、前記特定のインクについてのインク残量が第1の設定値を下回ったとき、前記特定のインクによる印字を行う通常の制御態様から、前記特定のインクと他のインクとによる印字を、行方向又は列方向に所定ドット数ずつ交互に並べて行う第1の制御態様に変更する印字制御手段とを備え、前記印字制御手段によって、前記第1の制御態様での印字途中で前記特定のインクがなくなったときには前記他のインクによる印字のみを行うように制御することを特徴とする。
請求項3の発明によれば、前記特定のインクがなくなっても、他の色のインクによる印字を継続でき、残量インクを有効に利用して、印字データを判読できることになる。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかのインクジェット記録装置において、前記印字制御手段が、前記印字データを記憶するメモリ手段を有し、前記インク残量が前記第1の設定値よりも少ない第2の設定値を下回ったとき、前記印字データを印字せずに前記メモリ手段に記憶させる第2の制御態様を採用するものである。
【0010】
請求項4の発明によれば、特定のインクのインク残量が第1の設定値よりも少ない第2の設定値を下回ったときには、印字データを印字せずに、前記印字データがメモリ手段に記憶される第2の制御態様を採用する。
【0011】
請求項5の発明は、請求項1〜3のいずれかのインクジェット記録装置において、前記残量検出手段が、前記印字手段でのインクの吐出量をカウントすることにより前記インク残量を検出するものである。
【0012】
請求項5の発明によれば、印字手段でのインクの吐出量をカウントすることによりインク残量が検出され、コストダウンを図る上で有利とされる。また、インクの吐出量をカウントする残量検出では、検出のバラツキが大きいが、上記の第1の制御態様をとることが有利である。
【0013】
【実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に沿って説明する。
【0014】
図1は本発明に係るインクジェット記録装置の概略構成を示す斜視図である。同図において、印字ヘッド1(印字手段)を搭載するキャリッジ2がガイドロッド3及びガイドバー4に移動可能に支持されている。1対のプーリ5,6間にタイミングベルト7が回転可能に巻き掛けられ、該タイミングベルト7にキャリッジ2の取り付け部2aが取り付け固定され、それによって図示しない駆動モータにてタイミングベルト7が回転駆動されることで、印字ヘッド1(キャリッジ2)が記録媒体に印字を行う印字エリアにおいて往復移動するようになっている。
【0015】
また、前記キャリッジ2には、前記印字ヘッド1の各ヘッド部1A〜1Dに供給する複数色のインクを収容する複数のインク収容部としてインクカートリッジ8,9,10,11が着脱可能に搭載され、該インクカートリッジ8〜11に収容されたインクを、前記印字ヘッド1が記録媒体上に吐出して印字するようになっている。尚、本実施の形態では、三原色のインクとして、シアン・マゼンタ・イエローの三色を使用し、特定のインクとしてブラックを使用する。
【0016】
そして、キャリッジ2の走行方向に沿って設けられ透明なPETフィルムに黒色の縦ストライプが形成されたリニアエンコーダ12と、キャリッジ2ごとに設けられ前記リニアエンコーダ12に基づいてキャリッジ2の位置を検出するフォトセンサ13(例えば透過型フォトインタラプタ)により、位置検出手段14が構成され、キャリッジ2の走査量が、フォトセンサ13によりリニアエンコーダ12の縦ストライプを計数することによって検出される。
【0017】
図2に示すように、前記位置検出手段14よりの信号を、マイクロコンピュータからなる制御手段21が受け、その信号に基づいて、印字制御手段21Aにて印字ヘッド1の各ヘッド部の印字タイミングが生成され、その印字タイミングに基づいて印字ヘッド1の各ヘッド部による印字を制御するようになっている。
【0018】
また、前記制御手段21は、前記複数色のインクのうち特定のインクであるブラックインクの残量を検出する残量検出手段21Bを備える。前記残量検出手段21Bが、印字制御手段21に連係され、ブラックインクを吐出する印字ヘッド1のヘッド部によるインク吐出量をカウントすることによりインク残量を検出するものである。残量検出手段としては、光学的あるいは電気的センサを用いることができる。
【0019】
そして、前記印字制御手段21Aは、前記残量検出手段21Bよりの信号を受け、ブラックインクの残量が第1の設定値を下回ったとき、ブラックインクによる印字を指示する印字データが入力されていても、前記ブラックインクによる印字を行う通常の制御態様から、前記ブラックインクによる印字と他の色のインクによる印字とを、行方向又は列方向(つまり少なくとも行方向及び列方向のいずれかの方向)に所定ドット数ずつ交互に並べて行う第1の制御態様に変更し、多色印字するようになっている。
【0020】
ここで、第1の制御態様としては、具体的には、例えば図3(a)に示されるように、一列おきにブラックインクのドットD1と他の色のインクのドットD2とを落とす場合、図3(b)に示されるように、一行おきにブラックインクのドットD1と他の色のインクのドットD2を落とす場合、図3(c)に示されるように、一ドットおきにブラックインクのドットD1と他の色のインクのドットD2を落とす場合、あるいはブラックインクのドットと他の色のインクのドットをランダムに配置する場合などが考えられる。他の色のインクとしては、三原色を重ねてブラックインクの色に近づけたものが好ましいが、一色のみまたは二色を重ねたものでも良い。また、ブラックインクのドットと他の3色のインクの各ドットを重ねることなく配置したものでも良い。図3において、主走査方向とはキャリッジの移動方向、副走査方向とは印字用紙の搬送方向である。
【0021】
前記印字制御手段21Aは、ブラックインクの残量が第1の設定値よりも少ない第2の設定値を下回ったとき、印字データを印字することなく、メモリ手段21Cに記憶させる第2の制御態様を採用するようになっている。よって、ブラックインクが補給された後に、メモリ手段21Cより印字データを呼び出して印字することが可能となる。
【0022】
前記印字データは、ホストコンピュータ22又はファクシミリ23からモード切替手段24を介して制御手段21に入力されるようになっており、前記モード切替手段24による切り替えによって、ホストコンピュータ22からのデータを印字する通常の印字モードと、ファクシミリ23からのデータを印字するファクシミリモードとが切り替えられるようになっている。そして前記印字制御手段21Aによる第1の制御態様や第2の制御態様への変更は、記録媒体への印字を行うことなく印字データが完全に消滅してしまうのを回避するために行われるもので、ファクシミリモードにおいてのみ前記第1の制御態様や第2の制御態様に変更するようになっている。なお、インク残量が第1および第2の設定値を下回ったときは、表示手段25にて表示され、使用者に報知されるようになっている。
【0023】
続いて、上記制御手段21による制御の流れについて、図4に沿って説明する。
【0024】
まず、ホストコンピュータ22又はファクシミリ23からの印字データが受信される(ステップS1)と、特定のインクであるブラックインクの残量Vが第1の設定値P1を下回っているか否かが判定される(ステップS2)。下回っていない場合には、ブラックインクの残量が印字に影響を与えないぐらい十分にあると推測されるので、通常の制御態様(ステップS4)を採用し、終了する。よって、通常の制御態様では、ホストコンピュータ22からのデータの印字の場合、印字データに基づき、印字データによって指示された色のインクを用いて、印字が行われる。ファクシミリ23からのデータの印字の場合、ブラックインクを用いて、印字が行われる。
【0025】
また、ステップS2でインクの残量Vが第1の設定値P1を下回っている場合には、ファクシミリモードであるか否かが判定される(ステップS3)。ファクシミリモードでないと判定されると、インクの残量Vが第2の設定値P2を下回っているか否かが判定される(ステップS6)。インク残量Vが第2の設定値P2を下回っていない場合には、インク残量Vが第1の設定値P1を下回っていることが表示手段25にて表示され(ステップS9)、ホストコンピュータ22からのデータが通常の制御態様(ステップS4)で印字される。インク残量Vが第2の設定値P2を下回っている場合には、その旨が表示手段25にて表示され(ステップS10)、ホストコンピュータ22からのデータを印字することなく停止される。
【0026】
ステップS3でファクシミリモードであると判定されると、ブラックインクの残量Vが第2の設定値P2を下回っているか否かを判定する(ステップS5)。第2の設定値P2を下回っていない場合は、インク残量Vが第1の設定値P1を下回っていることが表示手段25にて表示されるとともに第1の制御態様でファクシミリからのデータが印字される(ステップS7)。この場合、ブラックインクによる印字と他の色のインクによる印字とを、行方向又は列方向に所定ドット数ずつ交互に並べて行うものであるため、万一ブラックインクが直ちに全くなくなっても、他の色のインクによる印字で印字データを判読できることになる。また、この制御態様では、ブラックインクの消費量が抑えられるため、長期にわたって、印字を続けることができ、使用者は余裕を持ってインクカートリッジの交換をすればよい。従来ではブラックインクがなくなる可能性を考慮して、印字を禁止しなければならないが、上記構成によれば、印字を継続でき、残量インクを有効に利用することができる。
【0027】
また、ブラックインクの残量Vが第2の設定値P2を下回っている場合には、ブラックインクがなくなっており印字ができない可能性が高いので、その旨を表示手段25にて表示するとともに、第2の制御態様を採用し(ステップS8)、ファクシミリ23よりの印字データをメモリ手段21に記憶して終了する。よって、ファクシミリ23よりの印字データは、ブラックインクがない場合であっても、印字されることなく消滅してしまうということがない。
【0028】
前記実施の形態においては、特定のインクとしてブラックインクを採用しているが、それに限定されるものではなく、他の色のインクを特定のインクとすることもできるのは勿論、複数の色のインクを特定のインクとすることも可能である。特定のインクと他の色のインクを識別しやすい色の組合せにすることによって、第1の制御態様で印字したときの印字結果から第1の設定値を下回ったことを表示する機能を兼ねることもできる。また、本発明は、ファクシミリモードに限らず、通常の印字モードにおいても採用することもできる。
【0029】
【発明の効果】
本発明は、以上に説明したような形態で実施され、以下に述べるような効果を奏する。
【0030】
請求項1の発明は、複数色のインクのうち特定のインクのインク残量が第1の設定値を下回ったときには、前記特定のインクによる印字を行う通常の制御態様から、前記特定のインクと他のインクとによる印字を、行方向又は列方向に所定ドット数ずつ交互に並べて行う第1の制御態様に変更するようにしているので、前記特定のインクがない場合であっても、他のインクによる印字が行われ、印字結果を判別することができる。よって、印字データを消滅させてしまうことがなく、印字データの記録を確実に行うことができる。また、特定インクの消費量が抑えられるため、印字可能状態が長期にわたって維持され、余裕を持ってインクカートリッジの交換をすることができる。また、従来第1の設定値を検出後には特定のインクがなくなる可能性を考慮して、印字を禁止していたが、上記構成によれば、印字を継続でき、残量インクを有効に利用することができる。
また、切り替え手段にてファクシミリモードとされている場合においてのみ、通常の制御態様から第1の制御態様への変更を行うようにしているので、印字できないと消滅してしまう可能性の高いファクシミリデータを確実に記録することができる。
請求項2,3の発明は、第1の制御態様での印字途中で前記特定のインクがなくなったときには前記他のインクによる印字のみを行うので、前記特定のインクがなくなっても、他の色のインクによる印字で印字データを判読することができる。
【0031】
請求項4の発明は、特定のインクのインク残量が第1の設定値よりも少ない第2の設定値を下回ったときには、印字データを印字せずにメモリ手段に記憶する第2の制御態様を採用するので、特定のインクがない可能性が特に高い場合に、他の色のインクを無駄に消費することなく、かつ印字データが印字されることなく消滅してしまうのを回避することができる。
【0032】
請求項5の発明は、印字手段でのインクの吐出量をカウントすることによりインク残量を検出するようにしているので、安価に、インク残量を検出することができる。また、インクの吐出量をカウントする残量検出では、検出のバラツキが大きいが、上記の第1の制御態様をとることで上記のように印字データの記録を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るインクジェット記録装置の概略構成を示す斜視図である。
【図2】 本発明に係るインクジェット記録装置の制御系のブロック図である。
【図3】 (a)〜(c)は制御の態様を示す図である。
【図4】 本発明に係るインクジェット記録装置の制御の流れを示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 印字ヘッド
2 キャリッジ
8 インクカートリッジ
9 インクカートリッジ
10 インクカートリッジ
11 インクカートリッジ
21 制御手段
21A 印字制御手段
21B 残量検出手段
21C メモリ手段
22 ホストコンピュータ
23 ファクシミリ
24 切り替え手段
Claims (5)
- 複数色のインクを収容する複数のインク収容部と、受信された印字データに基づいて前記インクを記録媒体上に吐出して印字する印字手段とを備えるインクジェット記録装置において、
ホストコンピュータからの前記印字データに基づいて印字する通常の印字モードと、ファクシミリからの前記印字データに基づいて印字するファクシミリモードとを切り替える切り替え手段と、
前記複数色のインクのうち特定のインクについての前記インク収容部のインク残量を検出する検出手段と、
前記切り替え手段及び検出手段よりの信号を受け、前記ファクシミリモードにおいて、前記特定のインクについてのインク残量が第1の設定値を下回ったとき、前記特定のインクによる印字を行う通常の制御態様から、前記特定のインクと他のインクとによる印字を、行方向又は列方向に所定ドット数ずつ交互に並べて行う第1の制御態様に変更する印字制御手段とを備えることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記印字制御手段は、前記第1の制御態様での印字途中で前記特定のインクがなくなったときには前記他のインクによる印字のみを行うものである請求項1記載のインクジェット記録装置。
- 複数色のインクを収容する複数のインク収容部と、受信された印字データに基づいて前記インクを記録媒体上に吐出して印字する印字手段とを備えるインクジェット記録装置において、
前記複数色のインクのうち特定のインクについての前記インク収容部のインク残量を検出する検出手段と、
前記検出手段よりの信号を受け、前記特定のインクについてのインク残量が第1の設定値を下回ったとき、前記特定のインクによる印字を行う通常の制御態様から、前記特定のインクと他のインクとによる印字を、行方向又は列方向に所定ドット数ずつ交互に並べて行う第1の制御態様に変更する印字制御手段とを備え、
前記印字制御手段によって、前記第1の制御態様での印字途中で前記特定のインクがなくなったときには前記他のインクによる印字のみを行うように制御することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記印字制御手段は、前記印字データを記憶するメモリ手段を有し、前記インク残量が前記第1の設定値よりも少ない第2の設定値を下回ったとき、前記印字データを印字せずに前記メモリ手段に記憶させる第2の制御態様を採用するところの請求項1〜3のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
- 前記残量検出手段は、前記印字手段でのインクの吐出量をカウントすることにより前記インク残量を検出するものであるところの請求項1〜4のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
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JP30233497A JP3757304B2 (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP30233497A JP3757304B2 (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | インクジェット記録装置 |
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JPH11138845A JPH11138845A (ja) | 1999-05-25 |
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Family Applications (1)
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JP30233497A Expired - Lifetime JP3757304B2 (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | インクジェット記録装置 |
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- 1997-11-05 JP JP30233497A patent/JP3757304B2/ja not_active Expired - Lifetime
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