JPH0957723A - 押出成形板及びその製造方法 - Google Patents
押出成形板及びその製造方法Info
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- JPH0957723A JPH0957723A JP21310595A JP21310595A JPH0957723A JP H0957723 A JPH0957723 A JP H0957723A JP 21310595 A JP21310595 A JP 21310595A JP 21310595 A JP21310595 A JP 21310595A JP H0957723 A JPH0957723 A JP H0957723A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 後加工せずに表面材が押出成形板に接合でき
るようにし、且つ、表面材に取付け跡が残らないように
し、製造性、意匠性の向上を図る。 【解決手段】 押出成形板1において、セメント系材料
を押出し成形することにより得られた生地板5と、この
生地板5とは別個に形成され生地板5に一部分を埋入す
ることにより生地板5の表面に一体に接合される表面材
7とを備える。また、その製造方法は、セメント系材料
を口金から押し出すことにより生地板5を形成する工程
と、生地板5が完全硬化する前に生地板5の面に硬化済
の表面材7を押圧することで表面材7の一部分を生地板
5に埋入する工程と、表面材7の一部分が埋入された状
態で所定時間経過させることで生地板5を完全硬化させ
る工程とを含む。
るようにし、且つ、表面材に取付け跡が残らないように
し、製造性、意匠性の向上を図る。 【解決手段】 押出成形板1において、セメント系材料
を押出し成形することにより得られた生地板5と、この
生地板5とは別個に形成され生地板5に一部分を埋入す
ることにより生地板5の表面に一体に接合される表面材
7とを備える。また、その製造方法は、セメント系材料
を口金から押し出すことにより生地板5を形成する工程
と、生地板5が完全硬化する前に生地板5の面に硬化済
の表面材7を押圧することで表面材7の一部分を生地板
5に埋入する工程と、表面材7の一部分が埋入された状
態で所定時間経過させることで生地板5を完全硬化させ
る工程とを含む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に壁、床などの
建築材料として用いられる押出成形板及びその製造方法
に関するものである。
建築材料として用いられる押出成形板及びその製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】押出成形板は、口金から例えばセメント
系の水硬性材料を押し出すことにより、押出し方向に直
交する方向の断面形状が口金の開口形状となった長尺材
で形成される。従来、この押出成形板である生地板を用
いて、複合パネルを作る場合には、既に硬化した生地板
に接着剤、ネジ類により、表面材などが取り付けられて
いた。また、押出成形板に模様などを付す場合には、エ
ンボスローラやエンボスベルトなどを生地板の表面に圧
接して、押出し方向に模様を形成していた。
系の水硬性材料を押し出すことにより、押出し方向に直
交する方向の断面形状が口金の開口形状となった長尺材
で形成される。従来、この押出成形板である生地板を用
いて、複合パネルを作る場合には、既に硬化した生地板
に接着剤、ネジ類により、表面材などが取り付けられて
いた。また、押出成形板に模様などを付す場合には、エ
ンボスローラやエンボスベルトなどを生地板の表面に圧
接して、押出し方向に模様を形成していた。
【0003】また、押出成形板は、吸遮音板などとして
も用いられる。この場合、押出成形板の表面には吸音の
ためのスリットが開口されるとともに、内部にはこのス
リットと連通し、取り込んだ音を減衰させるための中空
部が形成される。このような吸遮音板仕様の場合であっ
ても、押出成形板によれば、口金の形状を種々に変える
ことにより、任意の断面形状の中空部を有した吸遮音板
を容易に製作することができた。
も用いられる。この場合、押出成形板の表面には吸音の
ためのスリットが開口されるとともに、内部にはこのス
リットと連通し、取り込んだ音を減衰させるための中空
部が形成される。このような吸遮音板仕様の場合であっ
ても、押出成形板によれば、口金の形状を種々に変える
ことにより、任意の断面形状の中空部を有した吸遮音板
を容易に製作することができた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、押出成
形板を用いて複合パネルを作る場合では、既に硬化した
押出成形板に圧着、穴開け、締付けなどの加工を施すこ
とによって表面板などを取り付けていたため、加工工数
が増えるとともに、加工費用が増大する問題があった。
そして、既に硬化した押出成形板を生地板として、穴開
け加工などを行って表面材を取り付けるため、ねじ跡等
が露出し意匠性を低下させる問題もあった。このような
問題を解消するため、複合パネルを製作するに当たっ
て、押出成形時に口金に異種の原料を混入させ、表面材
部分を同時に一体成形する方法も提案されているが、押
出し圧の調整が困難であり、実用化には至っていない。
形板を用いて複合パネルを作る場合では、既に硬化した
押出成形板に圧着、穴開け、締付けなどの加工を施すこ
とによって表面板などを取り付けていたため、加工工数
が増えるとともに、加工費用が増大する問題があった。
そして、既に硬化した押出成形板を生地板として、穴開
け加工などを行って表面材を取り付けるため、ねじ跡等
が露出し意匠性を低下させる問題もあった。このような
問題を解消するため、複合パネルを製作するに当たっ
て、押出成形時に口金に異種の原料を混入させ、表面材
部分を同時に一体成形する方法も提案されているが、押
出し圧の調整が困難であり、実用化には至っていない。
【0005】また、セメント系押出成形板は、物性面で
は優れているが、意匠性には劣る点がある。即ち、断面
形状は口金の形状変更により自由に変えられるが、押出
し方向の形状は変えられない短所があった。また、エン
ボスローラやエンボスベルトにより縦横の模様を付ける
ことは可能であるが、模様付け後、一次硬化までの間に
伸縮により僅かな変形が生ずるため、模様が制約される
短所があった。
は優れているが、意匠性には劣る点がある。即ち、断面
形状は口金の形状変更により自由に変えられるが、押出
し方向の形状は変えられない短所があった。また、エン
ボスローラやエンボスベルトにより縦横の模様を付ける
ことは可能であるが、模様付け後、一次硬化までの間に
伸縮により僅かな変形が生ずるため、模様が制約される
短所があった。
【0006】一方、吸遮音仕様の押出成形板では、超低
音域(250Hz以下)の吸音構造とすることが極めて
困難なものであった。即ち、この場合、スリット数は多
いほど、また、中空部面積は大きいほど良いが、スリッ
ト数が多く且つ中空部面積が大きく形成された押出成形
板では、一次硬化までの間に、中空部の天井側となる押
出成形板の上面部分が垂れ下がり、変形が生ずるためで
あった。
音域(250Hz以下)の吸音構造とすることが極めて
困難なものであった。即ち、この場合、スリット数は多
いほど、また、中空部面積は大きいほど良いが、スリッ
ト数が多く且つ中空部面積が大きく形成された押出成形
板では、一次硬化までの間に、中空部の天井側となる押
出成形板の上面部分が垂れ下がり、変形が生ずるためで
あった。
【0007】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、複合パネルが後加工の不要な少ない工数で容易に製
作できるとともに、表面板の接合跡が残らず、しかも、
多数のスリット且つ大きな中空部を有した超低音域用の
構造が可能となる押出成形板及びその製造方法を提供
し、製造性、意匠性の向上、及び超低音域の吸遮音構造
の実現を可能とすることを目的とする。
で、複合パネルが後加工の不要な少ない工数で容易に製
作できるとともに、表面板の接合跡が残らず、しかも、
多数のスリット且つ大きな中空部を有した超低音域用の
構造が可能となる押出成形板及びその製造方法を提供
し、製造性、意匠性の向上、及び超低音域の吸遮音構造
の実現を可能とすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る押出成形板の構成は、セメント系材料を
押出し成形することにより得られた生地板と、該生地板
とは別個に形成され該生地板に一部分を埋入することに
より該生地板の表面に一体に接合される表面材とを具備
したことを特徴とするものである。また、押出成形板の
製造方法は、セメント系材料を口金から押し出すことに
より所定断面形状の生地板を形成する工程と、該生地板
が完全硬化する前に該生地板の面に別個に形成された硬
化済の表面材を押圧することで該表面材の一部分を前記
生地板に埋入する工程と、該表面材の一部分が埋入され
た状態で所定時間経過させることで前記生地板を完全硬
化させる工程とを含むことを特徴とするものである。そ
して、押出成形板では、生地板と別個に形成された表面
材が、生地板に一部分を埋入することで接合され、特別
な接合加工、例えば、ねじ止め用の穴開けなどを行うこ
となく、生地板と表面材とが一体に形成される。また、
表面材が一部分を埋入することで接合され、例えばねじ
穴などの接合跡が残らない。また、押出成形板の製造方
法では、生地板が完全硬化する前に、生地板の面に別個
に形成された硬化済の表面材が押圧され、表面材の一部
分が軟質状態の生地板に埋入されることとなり、この状
態で生地板が硬化されることで、接合と成形とが同時に
行え、表面材取付けなどの後加工が不要となる。
の本発明に係る押出成形板の構成は、セメント系材料を
押出し成形することにより得られた生地板と、該生地板
とは別個に形成され該生地板に一部分を埋入することに
より該生地板の表面に一体に接合される表面材とを具備
したことを特徴とするものである。また、押出成形板の
製造方法は、セメント系材料を口金から押し出すことに
より所定断面形状の生地板を形成する工程と、該生地板
が完全硬化する前に該生地板の面に別個に形成された硬
化済の表面材を押圧することで該表面材の一部分を前記
生地板に埋入する工程と、該表面材の一部分が埋入され
た状態で所定時間経過させることで前記生地板を完全硬
化させる工程とを含むことを特徴とするものである。そ
して、押出成形板では、生地板と別個に形成された表面
材が、生地板に一部分を埋入することで接合され、特別
な接合加工、例えば、ねじ止め用の穴開けなどを行うこ
となく、生地板と表面材とが一体に形成される。また、
表面材が一部分を埋入することで接合され、例えばねじ
穴などの接合跡が残らない。また、押出成形板の製造方
法では、生地板が完全硬化する前に、生地板の面に別個
に形成された硬化済の表面材が押圧され、表面材の一部
分が軟質状態の生地板に埋入されることとなり、この状
態で生地板が硬化されることで、接合と成形とが同時に
行え、表面材取付けなどの後加工が不要となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る押出成形板及
びその製造方法の好適な実施の形態を図面を参照して詳
細に説明する。図1は本発明による押出成形板の押出し
方向に直交方向の断面図である。押出成形板1は、複数
の中空部3が形成されたセメント系材料からなる生地板
5と、この生地板5の一方の面(上面側)に接合された
表面材7とから構成されている。表面材7は、生地板5
と同種又はスレート、石板、セラミック板などの異種の
材質からなっている。表面材7は、接着剤、ビスなどに
よらず、表面に何ら接合跡が残らないようにして生地板
5と接合されている。生地板5の押出し方向に直交方向
の断面形状は、押出し時の口金の形状により任意なもの
に形成可能となる。また、表面材7の表面には生地板5
の押出し方向にかかわらず、任意な方向の模様が形成さ
れている。
びその製造方法の好適な実施の形態を図面を参照して詳
細に説明する。図1は本発明による押出成形板の押出し
方向に直交方向の断面図である。押出成形板1は、複数
の中空部3が形成されたセメント系材料からなる生地板
5と、この生地板5の一方の面(上面側)に接合された
表面材7とから構成されている。表面材7は、生地板5
と同種又はスレート、石板、セラミック板などの異種の
材質からなっている。表面材7は、接着剤、ビスなどに
よらず、表面に何ら接合跡が残らないようにして生地板
5と接合されている。生地板5の押出し方向に直交方向
の断面形状は、押出し時の口金の形状により任意なもの
に形成可能となる。また、表面材7の表面には生地板5
の押出し方向にかかわらず、任意な方向の模様が形成さ
れている。
【0010】このように構成される押出成形板の製造方
法を図2〜図5に基づき説明する。図2は押出成形板の
製造工程の説明図、図3は生地板支持桟部の拡大図で
(a)は成形前(b)は成形後の状態を示し、図4は生
地板端部の拡大図で(a)は成形前(b)は成形後の状
態を示し、図5は生地板端部の変形例を示す拡大図であ
る。表面材7の一方の面(下面)には生地板押出し方向
に長い断面Z形の止め金具11が複数固着されている。
表面材7は、生地板5と別個に形成されることで、表面
に縦横任意な模様が形成される。また、止め金具11
は、接着材又は溶接により予め表面材7に固着されてい
る。図3(a)に示すように、生地板5の上面には押出
し方向に長い断面逆L字形の支持桟13が複数形成さ
れ、支持桟13は止め金具11と係合可能となってい
る。
法を図2〜図5に基づき説明する。図2は押出成形板の
製造工程の説明図、図3は生地板支持桟部の拡大図で
(a)は成形前(b)は成形後の状態を示し、図4は生
地板端部の拡大図で(a)は成形前(b)は成形後の状
態を示し、図5は生地板端部の変形例を示す拡大図であ
る。表面材7の一方の面(下面)には生地板押出し方向
に長い断面Z形の止め金具11が複数固着されている。
表面材7は、生地板5と別個に形成されることで、表面
に縦横任意な模様が形成される。また、止め金具11
は、接着材又は溶接により予め表面材7に固着されてい
る。図3(a)に示すように、生地板5の上面には押出
し方向に長い断面逆L字形の支持桟13が複数形成さ
れ、支持桟13は止め金具11と係合可能となってい
る。
【0011】また、生地板5の上面側は凹部状に形成さ
れ、図4(a)に示すように、この凹部15の両端壁1
5aは、上方に向かって拡幅される逆ハの字形状に立設
されている。このような形状である表面材7と生地板5
は、表面材7が既に硬化後のものであるのに対し、生地
板5は押し出された直後のもので使用される。即ち、セ
メント系押出成形板は、一次硬化に数時間必要である
が、口金から押し出された直後では、手に持てる程度の
強度(引っ張り強度約1kg/cm2 )がある。そし
て、この状態で、生地板5は、例えば断面方向に10m
m程度の変位が可能な状態となっている。
れ、図4(a)に示すように、この凹部15の両端壁1
5aは、上方に向かって拡幅される逆ハの字形状に立設
されている。このような形状である表面材7と生地板5
は、表面材7が既に硬化後のものであるのに対し、生地
板5は押し出された直後のもので使用される。即ち、セ
メント系押出成形板は、一次硬化に数時間必要である
が、口金から押し出された直後では、手に持てる程度の
強度(引っ張り強度約1kg/cm2 )がある。そし
て、この状態で、生地板5は、例えば断面方向に10m
m程度の変位が可能な状態となっている。
【0012】このような状態の生地板5を図2(a)に
示すように、固定板(図示せず)上に水平に載置し、上
面側に既に硬化した表面材7を載せる。表面材7は、所
定寸法のものを生地板5の押出し方向に数枚配置する。
この際、表面材7の止め金具11と生地板5の支持桟1
3を図3(a)に示すように係合状態とする。また、左
右両側の止め金具11は、図4(a)に示すように、生
地板5の両端壁15aの内側に配置する。
示すように、固定板(図示せず)上に水平に載置し、上
面側に既に硬化した表面材7を載せる。表面材7は、所
定寸法のものを生地板5の押出し方向に数枚配置する。
この際、表面材7の止め金具11と生地板5の支持桟1
3を図3(a)に示すように係合状態とする。また、左
右両側の止め金具11は、図4(a)に示すように、生
地板5の両端壁15aの内側に配置する。
【0013】次いで、図2(b)に示すように、表面材
7の上方を総厚規制用押さえ治具17で下方向へ押圧す
るとともに、生地板5両端の凸凹部19a、19bを、
凹凸形の矯正バー21a、21bで押圧する。これによ
り、変位可能な軟質状態である生地板5は、所定の形状
に成形されることとなる。即ち、表面材7は、生地板5
側に押し付けられ、支持桟13が潰されることにより、
止め金具11が図3(b)に示すように、生地板5側に
埋入されることとなる。また、同時に、生地板5上面左
右の傾斜した両端壁15aが、矯正バー21a、21b
により鉛直方向に矯正され、図4(b)に示すように、
両端の止め金具11が生地板5側に埋入されることとな
る。
7の上方を総厚規制用押さえ治具17で下方向へ押圧す
るとともに、生地板5両端の凸凹部19a、19bを、
凹凸形の矯正バー21a、21bで押圧する。これによ
り、変位可能な軟質状態である生地板5は、所定の形状
に成形されることとなる。即ち、表面材7は、生地板5
側に押し付けられ、支持桟13が潰されることにより、
止め金具11が図3(b)に示すように、生地板5側に
埋入されることとなる。また、同時に、生地板5上面左
右の傾斜した両端壁15aが、矯正バー21a、21b
により鉛直方向に矯正され、図4(b)に示すように、
両端の止め金具11が生地板5側に埋入されることとな
る。
【0014】これにより、表面材7と生地板5とは所定
の断面形状となって、一体に構成される。表面材7と一
体となった生地板5は、図2(c)に示す押出し方向両
端の余長及び延び代部分23が切断され、端部が仕上げ
られる。また、この際、生地板5は、表面材7単位で切
断してもよい。
の断面形状となって、一体に構成される。表面材7と一
体となった生地板5は、図2(c)に示す押出し方向両
端の余長及び延び代部分23が切断され、端部が仕上げ
られる。また、この際、生地板5は、表面材7単位で切
断してもよい。
【0015】この状態で、押出成形板1は、全ての加工
が完了したものとなり、生地板5が完全硬化されるオー
トクレーブ養生後に、即出荷が可能となる。
が完了したものとなり、生地板5が完全硬化されるオー
トクレーブ養生後に、即出荷が可能となる。
【0016】また、上述した製造方法では、表面材7に
止め金具11を固着し、この止め金具11を生地板5に
埋入させる構造としたが、表面材7として使用されるボ
ード類が厚みのあるものであれば、図5に示すように、
このボード25の生地板押出し方向の端面を凹部25a
とすることで、その部分に生地板5を食い込ませること
により、止め金具11を使用せず、且つ生地板5を表面
側に露出させることなくボード25の固定が可能とな
る。
止め金具11を固着し、この止め金具11を生地板5に
埋入させる構造としたが、表面材7として使用されるボ
ード類が厚みのあるものであれば、図5に示すように、
このボード25の生地板押出し方向の端面を凹部25a
とすることで、その部分に生地板5を食い込ませること
により、止め金具11を使用せず、且つ生地板5を表面
側に露出させることなくボード25の固定が可能とな
る。
【0017】このような製造方法によれば、従来、形成
が困難であった、中空部を有するセラミックの大板など
も製造可能となる。即ち、セラミック押出し成形板は、
口金からの押出しは可能であるが、中空を有する断面形
状の場合、焼結時の収縮で変形、クラックが発生し易
い。従って、特にセラミックの大板では、曲げ強度、寸
法精度の確保が困難となる。このような場合において
も、本発明の製造方法によれば、焼結可能な中空部のな
い(中実の)セラミック板を予め形成しておき、セメン
ト系押出成形板で中空部の有る生地板を形成し、これら
を上述の製造手順により接合することによって、中空部
を有する単体大形のセラミック板の形成が可能となる。
が困難であった、中空部を有するセラミックの大板など
も製造可能となる。即ち、セラミック押出し成形板は、
口金からの押出しは可能であるが、中空を有する断面形
状の場合、焼結時の収縮で変形、クラックが発生し易
い。従って、特にセラミックの大板では、曲げ強度、寸
法精度の確保が困難となる。このような場合において
も、本発明の製造方法によれば、焼結可能な中空部のな
い(中実の)セラミック板を予め形成しておき、セメン
ト系押出成形板で中空部の有る生地板を形成し、これら
を上述の製造手順により接合することによって、中空部
を有する単体大形のセラミック板の形成が可能となる。
【0018】次に本発明による押出成形板製造方法を用
いた吸遮音板の製造手順を説明する。図6は本発明によ
る製造方法で形成される吸遮音板の斜視図、図7は中実
の桟状成形材を接合した吸遮音板の押出し方向の断面
図、図8は断面凹形の桟状成形材を接合した吸遮音板の
断面図、図9は二種類の中空部を有した吸遮音板の断面
図、図10は多種の中空部を有した吸遮音板の断面図で
ある。図6に示すように、吸遮音板31には中空部33
が形成され、この中空部33は表面に開口させるスリッ
ト35を介して外部へと連通される。吸遮音板は、この
中空部33とスリット35とによって、特定周波数の音
エネルギを内部に取り込んで減衰させる所謂ヘルムホル
ツの共鳴器(レゾネータ)を構成している。
いた吸遮音板の製造手順を説明する。図6は本発明によ
る製造方法で形成される吸遮音板の斜視図、図7は中実
の桟状成形材を接合した吸遮音板の押出し方向の断面
図、図8は断面凹形の桟状成形材を接合した吸遮音板の
断面図、図9は二種類の中空部を有した吸遮音板の断面
図、図10は多種の中空部を有した吸遮音板の断面図で
ある。図6に示すように、吸遮音板31には中空部33
が形成され、この中空部33は表面に開口させるスリッ
ト35を介して外部へと連通される。吸遮音板は、この
中空部33とスリット35とによって、特定周波数の音
エネルギを内部に取り込んで減衰させる所謂ヘルムホル
ツの共鳴器(レゾネータ)を構成している。
【0019】吸遮音板31は、スリット35の開口面
積、中空部33の容積、スリット35の通過距離などを
適宜に設定することにより、所望の周波数音域の吸音効
果を得ることが可能となる。そして、大きな中空部3
3、多数のスリット35が要求される超低音域の吸遮音
板は、従来の口金から押出成形したのみの押出成形板の
構造では、押出し直後の強度が確保できないため、形成
が困難であった。
積、中空部33の容積、スリット35の通過距離などを
適宜に設定することにより、所望の周波数音域の吸音効
果を得ることが可能となる。そして、大きな中空部3
3、多数のスリット35が要求される超低音域の吸遮音
板は、従来の口金から押出成形したのみの押出成形板の
構造では、押出し直後の強度が確保できないため、形成
が困難であった。
【0020】本発明による製造方法では、生地板37の
上面を凹部39状として口金から押出し、更に、凹部3
9の底面には、押出し方向に長い遮音用の遮音用桟41
が一体に押出成形される。押し出された生地板37は、
上述した製造方法の手順と同様に、一次硬化の前に、既
に硬化した表面材である桟状成形材43を凹部39にス
リット35となる間隔を隔てて生地板押出方向に順次並
設する。桟状成形材43を並設した後、上述の製造手順
と同様に、軟質状態である生地板37を、総厚規制用押
さえ治具17(図2参照)及び、矯正バー21a、21
b(図2参照)によって押圧し、生地板37に桟状成形
材43を埋入することにより一体成形する。
上面を凹部39状として口金から押出し、更に、凹部3
9の底面には、押出し方向に長い遮音用の遮音用桟41
が一体に押出成形される。押し出された生地板37は、
上述した製造方法の手順と同様に、一次硬化の前に、既
に硬化した表面材である桟状成形材43を凹部39にス
リット35となる間隔を隔てて生地板押出方向に順次並
設する。桟状成形材43を並設した後、上述の製造手順
と同様に、軟質状態である生地板37を、総厚規制用押
さえ治具17(図2参照)及び、矯正バー21a、21
b(図2参照)によって押圧し、生地板37に桟状成形
材43を埋入することにより一体成形する。
【0021】この際、桟状成形材43は、図7に示すよ
うに、内部が中実のものであってもよい。この場合、生
地板37と、遮音用桟41によって支持された桟状成形
材43との間が吸音用の中空部33となる。吸音に必要
なスリット35の数は桟状成形材43の大きさで、中空
部33の大きさは遮音用桟41の数で決定される。
うに、内部が中実のものであってもよい。この場合、生
地板37と、遮音用桟41によって支持された桟状成形
材43との間が吸音用の中空部33となる。吸音に必要
なスリット35の数は桟状成形材43の大きさで、中空
部33の大きさは遮音用桟41の数で決定される。
【0022】また、図8に示すように、桟状成形材47
は、断面コ字形状のもので形成し、開口部47aを生地
板37側に向けて配置するものであってもよい。この場
合、コ字形状の桟状成形材47は開口側が遮音用桟41
に向けられるので、開口部両側の壁部先端を遮音用桟4
1に埋入させて接合することができる。そして、この吸
遮音板49では、桟状成形材47の内部を中空部33と
一体にすることができるので、中空部33の容積を大き
くすることができ、特に、250Hz以下の超低音域の
吸遮音板の形成が可能となる。
は、断面コ字形状のもので形成し、開口部47aを生地
板37側に向けて配置するものであってもよい。この場
合、コ字形状の桟状成形材47は開口側が遮音用桟41
に向けられるので、開口部両側の壁部先端を遮音用桟4
1に埋入させて接合することができる。そして、この吸
遮音板49では、桟状成形材47の内部を中空部33と
一体にすることができるので、中空部33の容積を大き
くすることができ、特に、250Hz以下の超低音域の
吸遮音板の形成が可能となる。
【0023】また、図9に示すように、桟材中空部5
1、及び桟材スリツト53を有する断面C字形状の桟状
成形材55を、桟材スリツト53が表面側となる向きで
生地板37に接合することにより、中空部を別個に形成
した複合形の吸遮音板57の形成も可能となる。
1、及び桟材スリツト53を有する断面C字形状の桟状
成形材55を、桟材スリツト53が表面側となる向きで
生地板37に接合することにより、中空部を別個に形成
した複合形の吸遮音板57の形成も可能となる。
【0024】更に、超低音、低音、中音、高温の複合吸
音を行いたい場合には、図10に示すように、種々の断
面形状で形成された桟状成形材59a、59bを選択組
合せして使用することで、複数周波数の吸音を可能とし
た吸遮音板61の形成が可能となる。これにより、吸音
させたい所望の周波数の吸音が行えるようになる。な
お、図中、62は、桟状成形材59bのスペーサであ
る。
音を行いたい場合には、図10に示すように、種々の断
面形状で形成された桟状成形材59a、59bを選択組
合せして使用することで、複数周波数の吸音を可能とし
た吸遮音板61の形成が可能となる。これにより、吸音
させたい所望の周波数の吸音が行えるようになる。な
お、図中、62は、桟状成形材59bのスペーサであ
る。
【0025】また、中空部33は、図11に示すよう
に、スレート中桟63を使用することで、升形に形成す
ることも可能となる。
に、スレート中桟63を使用することで、升形に形成す
ることも可能となる。
【0026】このように形成される押出成形板では、上
述したように、桟状成形材と遮音用桟41との組合せで
吸音させたい音域の広い吸遮音板を得ることができる。
また、桟状成形材は、周波数に合わせて形状を自由に変
えられることができ、セメント系のみならず、オートク
レーブに耐え得る他の材質のものでも使用可能となる。
以上のことから、本発明の製造方法を吸遮音板の製造に
用いれば、従来では、生地板37の強度上の問題から十
分に中空部33が得ることが不可能であったため、形成
が困難であった超低音域用の吸遮音板も容易に形成可能
となる。
述したように、桟状成形材と遮音用桟41との組合せで
吸音させたい音域の広い吸遮音板を得ることができる。
また、桟状成形材は、周波数に合わせて形状を自由に変
えられることができ、セメント系のみならず、オートク
レーブに耐え得る他の材質のものでも使用可能となる。
以上のことから、本発明の製造方法を吸遮音板の製造に
用いれば、従来では、生地板37の強度上の問題から十
分に中空部33が得ることが不可能であったため、形成
が困難であった超低音域用の吸遮音板も容易に形成可能
となる。
【0027】なお、本発明の押出成形板は、吸遮音板仕
様のものを壁のみならず、床にも使用することが可能で
ある。この場合、用途に合わせて桟状成形材及び生地板
にワイヤ、鉄筋を埋設すれば、例えばマンションなどの
防音床としても用いることができる。また、この吸遮音
板31は、外廊下、歩道などの雨に濡れる部分の敷設材
としても用いることができる。即ち、外面に開口したス
リット35、中空部33を有効に利用することで、雨水
をスリット35から中空部33に導き、更に遮音用桟4
1に沿って導き、押出し方向と直交方向に樋などを設け
ることにより、歩道などの排水を容易に行うことができ
る。吸遮音板31をこのような敷設材として使用する場
合には桟状成形材の上面に滑り止めとなる砂などをコー
ティングすれば、降雨時において歩行性の良好な敷設材
を得ることができる。
様のものを壁のみならず、床にも使用することが可能で
ある。この場合、用途に合わせて桟状成形材及び生地板
にワイヤ、鉄筋を埋設すれば、例えばマンションなどの
防音床としても用いることができる。また、この吸遮音
板31は、外廊下、歩道などの雨に濡れる部分の敷設材
としても用いることができる。即ち、外面に開口したス
リット35、中空部33を有効に利用することで、雨水
をスリット35から中空部33に導き、更に遮音用桟4
1に沿って導き、押出し方向と直交方向に樋などを設け
ることにより、歩道などの排水を容易に行うことができ
る。吸遮音板31をこのような敷設材として使用する場
合には桟状成形材の上面に滑り止めとなる砂などをコー
ティングすれば、降雨時において歩行性の良好な敷設材
を得ることができる。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る押出成形板によれば、別個に形成した表面材を生地板
に埋入することで表面材と生地板とを接合したので、特
別な接合加工を行うことなく、生地板と表面材とを一体
に形成することができる。また、表面材が生地板と別体
となることから、生地板の押出し方向に規制されない表
面材の処理が可能となる。この結果、後加工が不要とな
り、少ない工数で容易に製作できるとともに、ねじ穴な
どの接合跡も残らず、製造性、意匠性を向上させること
ができる。また、押出成形板の製造方法によれば、生地
板が完全硬化する前に、硬化済の表面材を押圧し、表面
材の一部分を軟質状態の生地板に埋入することとしたの
で、他の接合手段を用いることなく、しかも、接合と成
形とを同時に行うことができ、生地板硬化後には後加工
を施すことなく出荷が可能となる。
る押出成形板によれば、別個に形成した表面材を生地板
に埋入することで表面材と生地板とを接合したので、特
別な接合加工を行うことなく、生地板と表面材とを一体
に形成することができる。また、表面材が生地板と別体
となることから、生地板の押出し方向に規制されない表
面材の処理が可能となる。この結果、後加工が不要とな
り、少ない工数で容易に製作できるとともに、ねじ穴な
どの接合跡も残らず、製造性、意匠性を向上させること
ができる。また、押出成形板の製造方法によれば、生地
板が完全硬化する前に、硬化済の表面材を押圧し、表面
材の一部分を軟質状態の生地板に埋入することとしたの
で、他の接合手段を用いることなく、しかも、接合と成
形とを同時に行うことができ、生地板硬化後には後加工
を施すことなく出荷が可能となる。
【図1】本発明による押出成形板の押出し方向に直交方
向の断面図である。
向の断面図である。
【図2】押出成形板の製造工程の説明図である。
【図3】生地板支持桟部の拡大図で(a)は成形前
(b)は成形後の状態を示すものである。
(b)は成形後の状態を示すものである。
【図4】生地板端部の拡大図で(a)は成形前(b)は
成形後の状態を示すものである。
成形後の状態を示すものである。
【図5】生地板端部の変形例を示す拡大図である。
【図6】本発明による製造方法で形成される吸遮音板の
斜視図である。
斜視図である。
【図7】中実の桟状成形材を接合した吸遮音板の押出し
方向の断面図である。
方向の断面図である。
【図8】断面凹形の桟状成形材を接合した吸遮音板の断
面図である。
面図である。
【図9】二種類の中空部を有した吸遮音板の断面図であ
る。
る。
【図10】異なる複数の中空部を有した吸遮音板の断面
図である。
図である。
【図11】升形中空部を形成した吸遮音板の斜視図であ
る。
る。
1 押出成形板 5、37 生地板 7 表面材 11 止め金具 25a 凹部 33 中空部 35 スリット 41 遮音用桟 43、47、55、59a、59b 桟状成形材 51 桟材中空部 53 桟材スリット
Claims (9)
- 【請求項1】 セメント系材料を押出し成形することに
より得られた生地板と、 該生地板とは別個に形成され該生地板に一部分を埋入す
ることにより該生地板の表面に一体に接合される表面材
とを具備したことを特徴とする押出成形板。 - 【請求項2】 前記表面材の一方の面に止め金具を固着
し、 該止め金具を前記生地板に埋入することで前記表面材を
該止め金具を介して前記生地板と一体に接合したことを
特徴とする請求項1記載の押出成形板。 - 【請求項3】 前記表面材の厚み方向の端面に凹部を形
成し、 該凹部の開口内に前記生地板の一部分を埋入することに
より前記表面材と前記生地板とを一体に接合したことを
特徴とする請求項1記載の押出成形板。 - 【請求項4】 前記生地板表面に遮音用桟を立設し、 前記表面材を複数の桟状成形材で構成し、 複数の該桟状成形材を前記遮音用桟上で前記生地板の押
出し方向にスリットを隔てて並設し、 該スリットを介して外部と連通する吸音のための中空部
を前記桟状成形材と前記生地板との間に形成したことを
特徴とする請求項1記載の押出成形板。 - 【請求項5】 前記桟状成形材は、長手方向に直交方法
の断面形状がコ字形状で形成され、且つ該コ字形状の開
口側が前記生地板側に向けて接合されることを特徴とす
る請求項4記載の押出成形板。 - 【請求項6】 前記桟状成形材には桟材中空部及び該桟
材中空部を外部へ連通させる桟材スリットが形成され、 該桟状成形材は、該桟材スリットが前記生地板とは反対
側に向けられるようにして前記生地板に接合されたこと
を特徴とする請求項4記載の押出成形板。 - 【請求項7】 前記桟材中空部は異なる容積であること
を特徴とする請求項4記載の押出成形板。 - 【請求項8】 セメント系材料を口金から押し出すこと
により所定断面形状の生地板を形成する工程と、 該生地板が完全硬化する前に該生地板の面に別個に形成
された硬化済の表面材を押圧することで該表面材の一部
分を前記生地板に埋入する工程と、 該表面材の一部分が埋入された状態で所定時間経過させ
ることで前記生地板を完全硬化させる工程とを含むこと
を特徴とする押出成形板の製造方法。 - 【請求項9】 前記表面材を前記生地板に押圧する際、
前記生地板の押出し方向に延びる両端面を同時に押圧す
ることを特徴とする請求項8記載の押出成形板の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21310595A JP3612580B2 (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | 押出成形板及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21310595A JP3612580B2 (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | 押出成形板及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0957723A true JPH0957723A (ja) | 1997-03-04 |
JP3612580B2 JP3612580B2 (ja) | 2005-01-19 |
Family
ID=16633667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21310595A Expired - Fee Related JP3612580B2 (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | 押出成形板及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3612580B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015101923A (ja) * | 2013-11-27 | 2015-06-04 | 株式会社ノザワ | デザインパネル及びデザインパネルの製造方法 |
-
1995
- 1995-08-22 JP JP21310595A patent/JP3612580B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015101923A (ja) * | 2013-11-27 | 2015-06-04 | 株式会社ノザワ | デザインパネル及びデザインパネルの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3612580B2 (ja) | 2005-01-19 |
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TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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