JPH0957370A - 鋼材などの給送装置 - Google Patents

鋼材などの給送装置

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JPH0957370A
JPH0957370A JP23618695A JP23618695A JPH0957370A JP H0957370 A JPH0957370 A JP H0957370A JP 23618695 A JP23618695 A JP 23618695A JP 23618695 A JP23618695 A JP 23618695A JP H0957370 A JPH0957370 A JP H0957370A
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JP
Japan
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fixed
pedestals
movable
pedestal
conveying path
Prior art date
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Pending
Application number
JP23618695A
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English (en)
Inventor
Takeshi Chikamoto
武 近本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
C S GIKEN KK
Shinx Ltd
Original Assignee
C S GIKEN KK
Shinx Ltd
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Publication date
Application filed by C S GIKEN KK, Shinx Ltd filed Critical C S GIKEN KK
Priority to JP23618695A priority Critical patent/JPH0957370A/ja
Publication of JPH0957370A publication Critical patent/JPH0957370A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長尺の加工材を自動的に横送りして搬送路に
一本づつ供給する鋼材などの給送装置を提供する。 【構成】 加工材Wを長手方向に移送する搬送路Qの側
方に、この搬送路Qから次第に離隔して多数のV形溝4
a、4b、4cを備えた固定受台4を設ける。これら固
定受台4上にある加工材W1〜W3の干渉領域において
昇降及び横移動する可動受台12を設ける。上記可動受
台12に備えたV形溝12a、12b、12cの動作に
より加工材W1〜W3を一斉に横送りして、順次に搬送
路Qへ加工材Wを供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、長尺の鋼材(加工
材)を自動的に横送りして一本ずつ加工用の搬送路に供
給する鋼材などの給送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】山形鋼材、みぞ形鋼材などを加工材とし
て、これに穴あけ加工、切断加工を行う鋼材加工機が従
来より知られている。この種の加工機の概要は図4に示
す通りであり、基本的に穴あけ、切断などの各加工を行
う複数のプレスヘッドP、加工材Wを受けてガイド移送
する搬送路Q、この搬送路Qの加工材Wを把持して長手
方向に制御移送する制御送り手段Rからなっている。
【0003】上記した従来の加工機においては、加工材
Wをクレーンなどの人為操作によって直接的に搬送路Q
に供給して加工作業を行ったものである。なお供給され
た加工材Wは、終端を制御送り手段RのクランパTで把
持された後に制御移送され、先端から順にプレス加工を
施されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来におい
て加工作業を行うには、加工材Wを人為操作で一本ずつ
搬送路Qに供給しなければならない。このため、常に作
業者がついて作業を行わなければならず、大きな労力負
担を招いていた。
【0005】本発明は、上記した従来技術の問題点に着
目してなされたものであり、加工材を自動的に搬送路に
供給することによって作業者負担を軽減し、さらに作業
能率を向上することができる鋼材などの給送装置を提供
しようとするものである。
【0006】また本発明の別の目的は、加工材の自動給
送を行うに当たって効率的な準備移送を行うことにあ
り、さらに別の目的は準備移送を行うに当たって加工材
のスムーズな受け渡しを行うことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る鋼材などの給送装置は次のように構
成したものである。すなわちその要旨とするところは、
加工材を長手方向に移送する搬送路の側方に、この搬送
路から次第に離隔して多数列の固定受台を設けると共
に、これら固定受台上にある加工材との干渉領域に出没
し、加工材を搬送路側へ向けて横移送する可動受台を作
動自在に配設したことにある。
【0008】また効率的な準備移送を行うために本発明
に係る鋼材などの給送装置の請求項2では、固定受台の
相互間隔及び搬送路と固定受台の間隔をそれぞれ等間隔
に設定すると共に、可動受台を少なくとも上記固定受台
と同数配設し、かつその間隔を固定受台の配列間隔と等
しくなるように設定したことを要旨としている。
【0009】また準備移送時におけるスムーズな受け渡
しを行うために本発明に係る鋼材などの搬送装置の請求
項3では、各固定受台に対する各可動受台の高さ間隔を
個々に相違して設定し、加工材の受け渡し動作を順次に
行うようにしたことを要旨としている。
【0010】
【作用】固定受台上に加工材を供給した後、没入位置に
ある可動受台を突出作動して搬送路方向に横移送し、さ
らに可動受台を下降作動することによって加工材を搬送
路に近い固定受台上に横移送することができる。そして
以上の動作を順次に行うことによって固定受台から搬送
路へ加工材を自動的に供給することができる。
【0011】請求項2に記載した構成によれば、各固定
受台上の加工材を一斉に横送りすることができ、次の搬
送路への供給に順次に備えることができる。
【0012】請求項3に記載した構成によれば、各固定
受台から加工材を持ち上げるとき及び各固定受台に加工
材を降ろすときに個々の加工材についてその動作をタイ
ムラグをもって順次に行うことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る鋼材などの給送装置を一
実施例について説明する。図1はこの給送装置を備えた
鋼材加工機の平面図 図2はこの装置の正面図であっ
て、1は断面H形状の送材フレーム Qは送材フレーム
1の上面部に設けた前後方向の搬送路で、加工材Wを長
手方向にガイド移送する。この搬送路Qは、送材フレー
ム1の上面にV形状に取りつけた一対の遊転ローラ2
a、2bを多数配列して構成する。
【0014】3、3は搬送路Qと直交する向きにして送
材フレーム1の側方(図2の左方)に張り出して設けた
複数の第1の支持フレーム 4a、4b、4cは搬送路
Qから次第に離隔するようにして支持フレーム3の上面
に設けたV形溝で、これらV形溝を前後一線上に配置す
ることにより固定受台4を構成する。これらV形溝4
a、4b、4cの相互の左右間隔及びV形溝4aと搬送
路Qの間隔はそれぞれ等しく設定する。4dは固定受台
4の外側方に設けた加工材Wの貯溜部である。
【0015】5、5は前記の第1の支持フレーム3、3
に接近して送材フレーム1に取りつけた第2の支持フレ
ーム 6は各第2の支持フレーム5に配設した左右方向
のガイド 7はガイド6に移動自在に設けた横移動ベー
ス 8は横移動ベース7を作動する左右方向の油圧シリ
ンダ この油圧シリンダ8の移動ストロークは前述した
V形溝4a、4b、4cの配設間隔と同じにする。
【0016】9は横移動ベース7に配設した上下方向の
ガイド 10はガイド9により上下移動する昇降ベース
11は昇降ベース10を作動する上下方向の油圧シリ
ンダである。この油圧シリンダ11のピストンロッドを
収縮作動するとき、昇降ベース10は固定受台4の下側
に没入し、また伸長作動するとき昇降ベース10は固定
受台4の上側に突出する。
【0017】12a、12b、12cは昇降ベース10
の上面部に設けたV形溝で、前後方向を一線上に配置す
ることにより加工材Wを載置する可動受台12を構成す
る。これらV形溝12a、12b、12cの左右間隔は
前記した固定受台4のV形溝4a、4b、4cの間隔と
一致する。またこの可動受台12は、横移動ベース7の
油圧シリンダ8が伸長作動するとき固定受台4の垂直線
上にあるように設定され、また収縮作動するとき固定受
台4及び搬送路Qの垂直線上にあるように設定される。
【0018】また図3のように、可動受台12が上昇作
動してV形溝12cが固定受台4のV形溝4cに一致す
るとき、他のV形溝4bとV形溝12bとは段差f、V
形溝4aとV形溝12aとは段差eを有するものであ
り、搬送路Qに近いものから順に加工材Wを持ち上げる
ようになっている。
【0019】一実施例に係る鋼材などの給送装置の構成
は上記の通りであり、次のようにして搬送路に順次に加
工材を供給することができる。それには最初に、貯溜部
4dにストックされた加工材を図2のように固定受台4
であるV形溝4a〜4cに積み込む。これら加工材W1
〜W3の積み込みに際しては、上下方向の油圧シリンダ
11を収縮作動して可動受台12のV形溝12a〜12
cを没入位置に設定しておく。
【0020】加工材W1〜W3の積み込みが終了したな
らば、左右方向の油圧シリンダ8を伸長作動し、次に上
下の油圧シリンダ11を伸長作動する。この動作によっ
て昇降ベース10が上昇し、最初に可動受台12のV形
溝12aが加工材W1を持ち上げ、続いてV形溝12b
が加工材W2を、V形溝12cが加工材W3を順次に持
ち上げる。このように加工材W1〜W3を順次に持ち上
げた場合は、加工材のたわみ復元による振動現象が同位
相で起きないので、動作を円滑に行うことができる。
【0021】上記のようにして加工材W1〜W3の持ち
上げが行われたならば、左右の油圧シリンダ8を収縮作
動する。この動作により各加工材W1〜W3が一斉に搬
送路Qに接近して横移動し、加工材W1が搬送路Qの上
方に、また加工材W2が固定受台4のV形溝4aに、加
工材W3がV形溝12bにそれぞれ対応する。
【0022】横移動の終了後は、上下の油圧シリンダ1
1を収縮動作する。この動作によって各加工材W1〜W
3が搬送路Q、固定受台4のV形溝4a、4bにそれぞ
れ受け渡される。この加工材W1〜W3の下降時におい
ても受け渡し動作が順次になされるので、振動現象が同
位相で起きることがない。
【0023】加工材の受け渡しが終了したならば、左右
方向の油圧シリンダ8を伸長作動して可動受台12を没
入状態で固定受台4の下側に設定し、次の加工材の横移
送に待機する。一方において、搬送路Qへ供給された加
工材W1は終端部をクランパにより把持された状態で図
1の制御送り手段Rにより長手方向に位置決めされる。
そして、プレスヘッドPにより所要の穴あけ加工、切断
加工を施される。
【0024】加工材W1が終端部まで加工されると、制
御送り手段Rが長手方向のストローク端に戻り、次の加
工材W2が搬送路Qに供給される。この加工材W2の供
給動作は前述した加工材W1と同様に行うものであり、
さらに言うと後続の加工材W3についても同様である。
作業者は固定受台4の状況を判断し、必要に応じてまと
めて数本の加工材を固定受台4のV形溝4a、4b、4
c上に人為的に供給する。
【0025】なお上記の一実施例では、横移動ベース1
0に可動受台12を設けて、これに設けたV形溝12
a、12b、12cを同時に作動するようにしたが、可
動受台を別個に複数を配設し、これらをタイムラグを取
って個々に作動する構成としても良い。このようにした
場合は、固定受台4のV形溝4a、4b、4cと可動受
台12のV形溝12a、12b、12cとの間において
上下の段差をつけるような措置は不要となる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明に係る鋼材などの給
送装置は、固定受台の加工材を可動受台によって順次に
横送りして搬送路に供給することができるものである。
このため作業者が常に待機して搬送路に給材した従来方
式と比較して大幅な労力軽減、作業能率の向上を達成す
ることができるという優れた効果を発揮する。
【0027】また複数の可動受台を備えた場合は、一斉
に各加工材を横移送して効率的に搬送路に供給すること
ができるという効果を奏する。さらに加工材の受け渡し
動作をタイミングをずらして行った場合は、加工材の振
動現象が同位相で起きないのでスムーズな移送作業を行
うことができるという効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鋼材などの給送装置を備えた鋼材
加工機の平面図である。
【図2】鋼材などの給送装置の一実施例を示す正面図あ
る。
【図3】同じく作動状態を示す説明図である。
【図4】従来の鋼材加工機の構成を示す平面図である。
【符号の説明】
1 送材フレーム 3 第1の支持フレーム 4 固定受台 4a V形溝 4b V形溝 4c V形溝 5 第2の支持フレーム 7 横移動ベース 8 左右方向の油圧シリンダ 10 昇降ベース 11 上下方向の油圧シリンダ 12 可動受台 12a V形溝 12b V形溝 12c V形溝 Q 搬送路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工材を長手方向に移送する搬送路の側
    方に、この搬送路から次第に離隔して多数列の固定受台
    を設けると共に、これら固定受台上にある加工材との干
    渉領域に出没し、加工材を搬送路側へ向けて横移送する
    可動受台を作動自在に配設したことを特徴とする鋼材な
    どの給送装置
  2. 【請求項2】 固定受台の相互間隔及び搬送路と固定受
    台の間隔をそれぞれ等間隔に設定すると共に、可動受台
    を少なくとも上記固定受台と同数配設し、かつその間隔
    を固定受台の配列間隔と等しくなるように設定した請求
    項1の鋼材などの給送装置
  3. 【請求項3】 各固定受台に対する各可動受台の高さ間
    隔を個々に相違して設定し、加工材の受け渡し動作を順
    次に行うようにした請求項2の鋼材などの給送装置
JP23618695A 1995-08-22 1995-08-22 鋼材などの給送装置 Pending JPH0957370A (ja)

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JP23618695A JPH0957370A (ja) 1995-08-22 1995-08-22 鋼材などの給送装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110155622A (zh) * 2019-05-29 2019-08-23 深圳市天瑞达科技有限公司 一种卷盘中心位移机构
CN111889563A (zh) * 2020-08-05 2020-11-06 苏州腾征智能装备有限公司 一种电缆电线传输组件加工生产定制装备

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