JPH0957164A - 動力噴霧機の遠隔制御方法及び動力噴霧機 - Google Patents

動力噴霧機の遠隔制御方法及び動力噴霧機

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JPH0957164A
JPH0957164A JP23790195A JP23790195A JPH0957164A JP H0957164 A JPH0957164 A JP H0957164A JP 23790195 A JP23790195 A JP 23790195A JP 23790195 A JP23790195 A JP 23790195A JP H0957164 A JPH0957164 A JP H0957164A
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JP
Japan
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engine
power
pump
transmitter
power sprayer
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JP23790195A
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Hirosuke Kawaguchi
宏祐 川口
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Maruyama Manufacturing Co Ltd
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Maruyama Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔制御式動力噴霧機10において、ノズル装
置20における薬液24の散布中止時では、動力噴霧機本体
12のエンジン38の動力損失を極力抑制する。 【解決手段】 送信機82は、作業者14に携帯されるノズ
ル装置20に取り付けられて、動力噴霧機本体12の制御器
付き受信機48へ指令を送り、制御位置を変更する。第1
の制御位置では、エンジン38の出力が十分に大きなもの
とされるとともに、電磁クラッチ42が接となって、三連
往復ポンプ18は、エンジン38からの回転動力により駆動
されて、ノズル装置20へ薬液24を圧送する。第2の制御
位置では、電磁クラッチ42は断となり、三連往復ポンプ
18からノズル装置20への薬液24の圧送は中止されるとと
もに、エンジン38の出力は十分に低下させられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、圃場への薬液散
布作業等に使用される動力噴霧機の遠隔制御方法及び動
力噴霧機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】圃場への薬液散布作業では、噴霧ホース
が動力噴霧機本体から長く延ばされて、噴霧ホースの先
端のノズルより薬液を散布している。ノズルを携帯する
作業者は、散布作業中、動力噴霧機本体へ一々戻ること
なく、散布地点から動力噴霧機本体を遠隔制御できるよ
うにすることが、作業能率上、望ましい。
【0003】実公平7−8046号公報の動力噴霧機で
は、ノズルからの薬液の散布を中止しているとき、作業
者は、送信機により動力噴霧機本体を遠隔制御して、動
力噴霧機本体のポンプの吐出口を薬液タンクへの戻し通
路へ接続し、ポンプからノズルへの薬液圧送を中止し
て、エンジンの動力損失を低減している。
【0004】一方、実開昭63−46963号公報で
は、杭打ち機等に使用されるポンプ装置において、遠隔
制御によりポンプ駆動用エンジンの出力制御及びエンジ
ンからポンプへの動力伝達制御用のクラッチのオン、オ
フを制御することが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】実公平7−8046号
公報の動力噴霧機では、ノズルからの薬液散布中止時、
ポンプはなお駆動され続けているので、ポンプの駆動損
失が存在する。
【0006】実開昭63−46963号公報のポンプ装
置では、送信機からのクラッチの遠隔制御によりエンジ
ンからポンプへの動力伝達をオン、オフするようになっ
ているものの、このクラッチの意義は明確に記載されて
おらず、クラッチとして遠心クラッチが例示されている
ように、例えば、エンジン起動時にエンジンが自立運転
するまでのエンジン負荷を低減させて、起動を円滑化す
るものと推定される(実開昭63−46963号のマイ
クロフィルムの明細書第11頁第9行〜同頁第14
行)。
【0007】この発明の目的は、ノズルからの噴射中止
時の動力損失を極力低減できる動力噴霧機の遠隔制御方
法及び動力噴霧機を提供することである。この発明の他
の目的は、さらに、指令に使用される電波のチャネルの
必要数を最小限にするとともに、送信機の電力消費量を
極力低減できる動力噴霧機の遠隔制御方法及び動力噴霧
機を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の動力噴霧機(1
0)の遠隔制御方法の前提として、動力噴霧機(10)は、作
業者(14)により携帯されてポンプ(18)からの圧送液体(2
4)を噴射するノズル(74)、及びポンプ(18)を駆動するエ
ンジン(38)を備えている。そして、この発明の動力噴霧
機(10)の遠隔制御方法によれば、エンジン(38)の出力を
増大させかつエンジン(38)からポンプ(18)への動力伝達
を行う第1の制御位置と、エンジン(38)の出力を減少さ
せかつエンジン(38)からポンプ(18)への動力伝達を断つ
第2の制御位置とに、作業者(14)により携帯される送信
機(82)から遠隔制御を行う。
【0009】作業者(14)は、ノズル(74)及び送信機(82)
を携帯しつつ、ノズル(74)から液体(24)を散布する。ノ
ズル(74)から液体(24)を散布するときは、送信機(82)か
らの指令により第1の制御位置となり、エンジン(38)は
大きい出力で運転されるとともに、ポンプ(18)は、エン
ジン(38)から伝達された回転動力により駆動される。こ
れにより、適切な液圧の液体(24)がポンプ(18)よりノズ
ル(74)へ圧送されて来て、ノズル(74)から液体(24)が散
布される。これに対して、ノズル(74)からの液体(24)の
散布を中止するときは、送信機(82)からの指令により第
2の制御位置となり、ポンプ(18)は、エンジン(38)から
の回転動力を断たれて、非駆動状態になって、ノズル(7
4)への液体(24)の圧送を中止するとともに、エンジン(3
8)は、出力を低下されて、動力損失を低減される。ノズ
ル(74)からの液体(24)の散布中止時では、ポンプ(18)の
駆動が停止されるので、エンジン(38)の出力を十分に下
げることができ、エンジン(38)の駆動損失を大幅に低減
できる。
【0010】この発明の動力噴霧機(10)の遠隔制御方法
によれば、さらに、送信機(82)からの電波発信ごとに制
御位置の変更を行わせる。
【0011】送信機(82)からの電波発信があるたびに、
制御位置を変更するようになっているので、送信機(82)
に必要とされる発信電波は、1チャネルで足り、複数の
チャネルを確保する必要がなくなる。また、電波発信期
間を極力抑えることができるので、送信機(82)の電力消
費量を抑制できる。
【0012】この発明の動力噴霧機(10)は次の(a)〜
(d)の構成要素を有している。 (a)作業者(14)により携帯されるノズル(74)へ液体を
圧送するポンプ(18) (b)エンジン(38)からポンプ(18)への動力伝達を制御
するクラッチ(42) (c)作業者(14)により携帯され指令を発する送信機(8
2) (d)送信機(82)からの指令を受信して第1の制御位置
ではクラッチ(42)を接としかつエンジン(38)の出力を増
大させ第2の制御位置ではクラッチ(42)を断としかつエ
ンジン(38)の出力を減少させる受信機(48)
【0013】ノズル(74)及び送信機(82)は作業者(14)に
より携帯される。ノズル(74)から液体(24)を散布すると
きは、送信機(82)から受信機(48)への指令により第1の
制御位置となり、エンジン(38)は大きい出力で運転され
るとともに、ポンプ(18)は、エンジン(38)から伝達され
た回転動力により駆動される。したがって、適切な液圧
の液体(24)がポンプ(18)よりノズル(74)へ圧送されて来
て、ノズル(74)から液体(24)が散布される。これに対し
て、ノズル(74)からの液体(24)の散布を中止するとき
は、送信機(82)から受信機(48)への指令により第2の制
御位置となり、ポンプ(18)は、エンジン(38)からの回転
動力を断たれて、非駆動状態になって、ノズル(74)への
液体(24)の圧送を中止するとともに、エンジン(38)は、
出力を低下されて、動力損失を低減される。ノズル(74)
からの液体(24)の散布中止時では、ポンプ(18)の駆動が
停止されるので、エンジン(38)の出力を十分に下げるこ
とができ、エンジン(38)の駆動損失を大幅に低減でき
る。
【0014】この発明の動力噴霧機(10)によれば、さら
に、受信機(48)は、送信機(82)から電波を受信するごと
に、制御位置を変更するようになっている。
【0015】受信機(48)が送信機(82)から受信するもの
は、単に、送信機(82)が電波を発信しているな否かであ
り、受信機(48)は、送信機(82)からの時間限定された電
波を受信するごとに制御位置を変更する。したがって、
送信機(82)から受信機(48)への指令用の電波のために確
保しなければならない電波は、1チャネルで足り、複数
のチャネルを確保する必要がなくなる。また、電波発信
期間を極力抑えることができるので、送信機(82)の電力
消費量を抑制できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明を
説明する。図1は遠隔制御式動力噴霧機10の構成図であ
る。遠隔制御式動力噴霧機10は、適切な場所に設置され
る動力噴霧機本体12、及び作業者14により散布地点へ携
帯され噴霧ホース16を介して動力噴霧機本体12の三連往
復ポンプ18へ接続されているノズル装置20等を備えてい
る。薬液タンク22は、動力噴霧機本体12の近傍に存在
し、薬液24貯留している。
【0017】吸入ホース26は、一端側において、ストレ
ーナ28を装着されて、薬液タンク22の薬液24内へ沈めら
れ、他端側において三連往復ポンプ18の吸入口へ接続さ
れている。三連往復ポンプ18の吐出口近傍には、アキュ
ムレータ30、調圧弁32及び圧力計34が設けられ、アキュ
ムレータ30は三連往復ポンプ18の吐出圧を平準化し、調
圧弁32は三連往復ポンプ18の吐出圧を調整し、圧力計34
は、三連往復ポンプ18の吐出圧を表示する。余液ホース
36は調圧弁32からの余液を薬液タンク22へ戻す。
【0018】エンジンは、その回転動力を、Vベルト及
び電磁クラッチを介して三連往復ポンプのクランク軸へ
伝達されるようになっており、三連往復ポンプを駆動す
る。充電装置は、エンジンの運転中に発電された電力に
よりバッテリを充電する。制御器付き受信機は、アンテ
ナを備え、バッテリより電力を供給され、保持リレーを
制御する。保持リレーは、制御器付き受信機からの制御
信号を保持し、制御信号に従ってパワーリレーを制御す
る。パワーリレーは、電磁クラッチへの給電を制御する
とともに、サーボモータへの給電及びその正負を制御す
る。電磁クラッチはパワーリレーからの給電によりオン
(接)となり、サーボモータは、パワーリレーからの正
負を含む給電制御により所定量、正転又は逆転してか
ら、停止する。サーボモータは、その回転を揺動アーム
を介してワイヤケーブルの一端へ伝達されて、ワイヤケ
ーブルの一端を変位させる。スロットルアームは、エン
ジンの気化器のスロットル弁と一体的に揺動し、ワイヤ
ケーブルにより揺動位置を制御される。スロットルレバ
ーは、手動で揺動操作され、スロットルアームのスロー
回転の揺動位置を変更するようになっている。コイルば
ねは、ワイヤケーブル及びスロットルレバーからのスロ
ットルアームの引きに対してスロットルアームを戻す役
割、すなわち気化器のスロットル弁開度をアイドリング
方向へ付勢する役割を果たす。
【0019】ノズル装置20において、操作捍部70は、ほ
ぼ直線状に延びて、作業者14により把持されるようにな
っている。ノズルパイプ72は、操作捍部70と同一直線上
の配列で操作捍部70の先端側に取り付けられている。複
数個のノズル74は、ノズルパイプ72に適宜間隔でかつ下
向きに取り付けられ、圃場の作物76へ向けて、薬液24を
噴射する。圧力計78は、操作捍部70の先端部に取り付け
られ、ノズルパイプ72内の液圧を表示する。噴霧コック
80は、操作捍部70の基端側に取り付けられ、作業者14に
より手動で開閉されて、噴霧ホース16から操作捍部70へ
の薬液24の供給を制御する。バッテリ内蔵の送信機82
は、操作捍部70のほぼ中央部に取り付けられ、アンテナ
84を垂れ下げて有するとともに、上部には手動操作のス
イッチ86を有している。スイッチ(86)は、作業者(14)が
所定の操作力でオン位置に保持してるときのみ、オン位
置にあり、作業者(14)が操作力を解除するや、オフ位置
へ自動的に戻るようになっている。
【0020】遠隔制御式動力噴霧機10の作用について説
明する。動力噴霧機本体12の制御器付き受信機48は、制
御位置記憶用のメモリを含み、送信機82から電波を受信
するごとにメモリの内容を第1及び第2の制御位置の対
応値へ切替え、その対応制御信号が保持リレー52へ送ら
れる。保持リレー52は、制御器付き受信機48からの制御
信号の入力消失後も、制御器付き受信機48から次の制御
信号が送られまで、出力を保持する。
【0021】ノズル74からの薬液24の散布中止から散布
実施へ切替えるとき、作業者14は、噴霧コック80を開位
置にするとともに、送信機82のスイッチ86をオフ位置へ
の付勢力に抗してオン位置に暫く保持する。これによ
り、送信機82から電波が発信されて、動力噴霧機本体12
の制御器付き受信機48に受信される。制御器付き受信機
48は、送信機82からの電波を受信すると、制御位置保持
用のメモリの値を変更し、これに伴い、保持リレー52へ
散布実施用の制御信号を出力する。保持リレー52は、パ
ワーリレー54の出力を散布実施位置に保持する。サーボ
モータ56は、パワーリレー54からの正負一方の給電によ
り一方向へ所定量だけ回転し、ワイヤケーブル62を介し
てスロットルアーム64をスロットル開度増大方向へ引
き、これにより、エンジン38の出力は十分に増大する。
一方、電磁クラッチ42は、パワーリレー54からの給電に
より、接状態になり、この結果、三連往復ポンプ18は、
電磁クラッチ42を介してエンジン38からの十分に大きな
回転動力を受け、駆動状態になり、薬液タンク22から吸
引した薬液24を、噴霧ホース16を介してノズル装置20へ
圧送する。噴霧ホース16内を三連往復ポンプ18から圧送
されて来る薬液24は、操作捍部70及びノズルパイプ72内
の通路を経て、ノズルパイプ72の各ノズル74へ至り、各
ノズル74より作物76へ向けて散布される。
【0022】ノズル74からの薬液24の散布実施から散布
中止へ切替えるとき、作業者14は、噴霧コック80を閉位
置にするとともに、送信機82のスイッチ86をオフ位置へ
の付勢力に抗してオン位置に暫く保持する。なお、後述
のように、三連往復ポンプ18からノズル装置20への薬液
24の圧送は中止されて、これにより、ノズル74からの薬
液24の噴射は中止されるので、噴霧コック80を開位置に
保持したまま、閉位置への切替の手間を省略できる。送
信機82のスイッチ86のオン位置では、送信機82から電波
が発信されて、動力噴霧機本体12の制御器付き受信機48
に受信される。制御器付き受信機48は、送信機82からの
電波を受信すると、制御位置保持用のメモリの値を変更
し、これに伴い、保持リレー52へ散布中止用の制御信号
を出力する。保持リレー52は、パワーリレー54の出力を
散布中止位置に保持する。電磁クラッチ42は、パワーリ
レー54からの給電停止により、断状態になり、三連往復
ポンプ18は、エンジン38からの回転動力を伝達されず、
停止する。結果、薬液タンク22からの薬液24の吸引、及
びノズル装置20の方への圧送は中止される。一方、サー
ボモータ56は、パワーリレー54からの正負他方の給電に
より他方向へ所定量、回転し、ワイヤケーブル62を戻
し、スロットルアーム64はコイルばね68の付勢力に従っ
てスロットル弁のアイドリング開度の対応位置へ戻さ
れ、エンジン38は、出力を十分に低下させて、動力損失
を抑制される。
【0023】なお、発明の実施の形態では、制御位置は
散布実施及び散布中止の2個であるが、制御器付き受信
機48の制御位置記憶用のメモリが3個以上の値を持つよ
うにして、3個以上の制御位置を設定することも可能で
ある。また、作業者が、どの制御位置にあるかを容易に
知り得るように、制御位置に対応する色のランプを送信
機82に装備させて、点灯させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遠隔制御式動力噴霧機の構成図である。
【符号の説明】
10 遠隔制御式動力噴霧機(動力噴霧機) 14 作業者 18 三連往復ポンプ(ポンプ) 24 薬液(圧送液体、液体) 38 エンジン 42 電磁クラッチ(クラッチ) 48 制御器付き受信機(受信機) 74 ノズル 82 送信機
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年9月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】エンジン38は、その回転動力を、Vベルト
40及び電磁クラッチ42を介して三連往復ポンプ18のクラ
ンク軸へ伝達されるようになっており、三連往復ポンプ
18を駆動する。充電装置44は、エンジン38の運転中に発
電された電力によりバッテリ46を充電する。制御器付き
受信機48は、アンテナ50を備え、バッテリ46より電力を
供給され、保持リレー52を制御する。保持リレー52は、
制御器付き受信機48からの制御信号を保持し、制御信号
に従ってパワーリレー54を制御する。パワーリレー54
は、電磁クラッチ42への給電を制御するとともに、サー
ボモータ56への給電及びその正負を制御する。電磁クラ
ッチ42はパワーリレー54からの給電によりオン(接)と
なり、サーボモータ56は、パワーリレー54からの正負を
含む給電制御により所定量、正転又は逆転してから、停
止する。サーボモータ56は、その回転を揺動アーム60
介してワイヤケーブル62の一端へ伝達されて、ワイヤケ
ーブル62の一端を変位させる。スロットルアーム64は、
エンジン38の気化器のスロットル弁と一体的に揺動し、
ワイヤケーブル62により揺動位置を制御される。スロッ
トルレバー66は、手動で揺動操作され、スロットルアー
64のスロー回転の揺動位置を変更するようになってい
る。コイルばね68は、ワイヤケーブル62及びスロットル
レバー66からのスロットルアーム64の引きに対してスロ
ットルアーム64を戻す役割、すなわち気化器のスロット
ル弁開度をアイドリング方向へ付勢する役割を果たす。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】ノズル装置20において、操作捍部70は、ほ
ぼ直線状に延びて、作業者14により把持されるようにな
っている。ノズルパイプ72は、操作捍部70と同一直線上
の配列で操作捍部70の先端側に取り付けられている。複
数個のノズル74は、ノズルパイプ72に適宜間隔でかつ下
向きに取り付けられ、圃場の作物76へ向けて、薬液24を
噴射する。圧力計78は、操作捍部70の先端部に取り付け
られ、ノズルパイプ72内の液圧を表示する。噴霧コック
80は、操作捍部70の基端側に取り付けられ、作業者14に
より手動で開閉されて、噴霧ホース16から操作捍部70へ
の薬液24の供給を制御する。バッテリ内蔵の送信機82
は、操作捍部70のほぼ中央部に取り付けられ、アンテナ
84を垂れ下げて有するとともに、上部には手動操作のス
イッチ86を有している。スイッチ86は、作業者14が所定
の操作力でオン位置に保持してるときのみ、オン位置に
あり、作業者14が操作力を解除するや、オフ位置へ自動
的に戻るようになっている。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業者(14)により携帯されてポンプ(18)
    からの圧送液体(24)を噴射するノズル(74)、及び前記ポ
    ンプ(18)を駆動するエンジン(38)を備える動力噴霧機(1
    0)の遠隔制御方法において、 前記エンジン(38)の出力を増大させかつ前記エンジン(3
    8)から前記ポンプ(18)への動力伝達を行う第1の制御位
    置と、前記エンジン(38)の出力を減少させかつ前記エン
    ジン(38)から前記ポンプ(18)への動力伝達を断つ第2の
    制御位置とに、前記作業者(14)により携帯される送信機
    (82)から遠隔制御を行うことを特徴とする動力噴霧機の
    遠隔制御方法。
  2. 【請求項2】 前記送信機(82)からの電波発信ごとに制
    御位置の変更を行わせることを特徴とする請求項1記載
    の動力噴霧機の遠隔制御方法。
  3. 【請求項3】 (a)作業者(14)により携帯されるノズ
    ル(74)へ液体を圧送するポンプ(18)、(b)エンジン(3
    8)から前記ポンプ(18)への動力伝達を制御するクラッチ
    (42)、(c)前記作業者(14)により携帯され指令を発す
    る送信機(82)、及び(d)前記送信機(82)からの指令を
    受信して第1の制御位置では前記クラッチ(42)を接とし
    かつ前記エンジン(38)の出力を増大させ第2の制御位置
    では前記クラッチ(42)を断としかつ前記エンジン(38)の
    出力を減少させる受信機(48)、を有していることを特徴
    とする動力噴霧機。
  4. 【請求項4】 前記受信機(48)は、前記送信機(82)から
    電波を受信するごとに、制御位置を変更するようになっ
    ていることを特徴とする請求項3記載の動力噴霧機。
JP23790195A 1995-08-24 1995-08-24 動力噴霧機の遠隔制御方法及び動力噴霧機 Pending JPH0957164A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7926740B2 (en) 2007-04-04 2011-04-19 Black & Decker Inc. Pressure washer system and operating method
KR101889508B1 (ko) * 2017-04-19 2018-08-17 이도희 블라스팅 장치 제어 시스템

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