JPH095647A - 接眼レンズ - Google Patents

接眼レンズ

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JPH095647A
JPH095647A JP8117112A JP11711296A JPH095647A JP H095647 A JPH095647 A JP H095647A JP 8117112 A JP8117112 A JP 8117112A JP 11711296 A JP11711296 A JP 11711296A JP H095647 A JPH095647 A JP H095647A
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JP
Japan
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lens
eyepiece
cemented
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satisfies
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JP8117112A
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English (en)
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Tomoko Sato
朋子 佐藤
Kazuyuki Tanaka
一幸 田中
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、非点収差、歪曲収差を良
好に保ちつつコマ収差を良好に補正した接眼レンズを提
供することにある。 【構成】 本発明の接眼レンズは、眼側より順に、対
物側に強い凹面を向けた凸レンズの第1レンズと、両凸
レンズの第2レンズと両凹レンズの第3レンズとを接合
した接合レンズとよりなり、接眼レンズの前側焦点位置
から第1レンズの眼側の面頂までの距離を適切な範囲内
に設定することによって収差を良好に補正するようにし
て発明の目的を達成し得るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、見掛け視界が50°程
度の双眼鏡等の接眼レンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明に関連する接眼レンズの従来例と
して特公昭57−52569号公報に記載されたものが
知られている。この従来例は、2群3枚構成の接眼レン
ズで、曲率半径を特定の条件の範囲内に設定することに
よって収差を良好に補正するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来例
は、レンズ系の全長が大である。又この従来例の接眼レ
ンズは、1枚の凸レンズと2枚のレンズよりなる接合レ
ンズよりなり、見かけの視野角が40°〜50°と狭
く、見かけの視野角を広くしようとすると非点収差やコ
マ収差、歪曲収差の発生量が大になる。
【0004】本発明の目的は、全長が短く、かつ収差を
良好に補正したレンズ構成枚数の少ない接眼レンズを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の接眼レンズは、
図1に示す通りの構成で、眼側より順に、対物レンズ側
に強い凸面を向けた凸レンズの第1レンズと、両凸レン
ズの第2レンズと両凹レンズの第3レンズを接合した接
合レンズとよりなり、下記条件(1)を満足するレンズ
系である。
【0006】(1) 1.40f<D<1.48f ただし、Dは接眼レンズの前側焦点位置から第1レンズ
の眼側の面頂までの距離、fは接眼レンズ全系の焦点距
離である。又、本発明の接眼レンズは、図2に示す通り
の構成で、眼側より順に、対物レンズ側に強い凸面を向
けた凸レンズの第1レンズと、両凸レンズの第2レンズ
と負のメニスカスレンズの第3レンズを接合した接合レ
ンズとよりなり、上記条件(1)を満足するレンズ系で
ある。
【0007】通常接眼レンズの視野絞りは、対物レンズ
の1次結像面又は接眼レンズの前側焦点位置に配置され
る。そのため視野絞りを含めた接眼レンズ系の全長を小
型化するためには、接眼レンズの前側焦点位置から第1
レンズの眼側の面頂までの距離を短くすることが必要で
ある。
【0008】条件(1)は、この接眼レンズの前側焦点
位置から第1レンズの眼側の面頂までの距離Dを接眼レ
ンズの焦点距離fで規定したもので、条件(1)におい
て、上限値の1.48fを超えると、接眼レンズの全長
が大になり、ひいては、双眼鏡全体が大型になる。又下
限値の1.40fを超えると、各レンズ面の曲率が、主
として見かけの視野角で決定される有効径に対し強くな
り、軸外収差であるコマ収差が悪化し、これを補正する
ことが出来なくなる。
【0009】又、本発明の接眼レンズは、眼側より順
に、対物レンズ側に強い凸面を向けた凸レンズの第1レ
ンズと、両凸レンズの第2レンズと負レンズの第3レン
ズとを貼合わせた接合レンズとよりなり、次の条件
(2)を満足するものである。
【0010】 (2) 1.12f≦|r |≦1.55f ただし、fは全系の焦点距離、r は第1レンズの対
物レンズ側の面の曲率半径である。
【0011】条件(2)は、第1レンズの対物レンズ側
の面の曲率半径を規定するもので、画角を維持するため
又コマ収差や非点収差を良好に補正するための条件であ
る。|r2 |がこの条件(2)の下限の1.12fを越
えるとコマ収差の発生が大になり、又上限の1.55f
を越えると非点収差(メリディオナル方向)の曲がりが
大になる。又、第3レンズが両凹レンズであって、この
条件(2)において上,下限の値を夫々1.46fおよ
び1.22fとして下記の条件(2−1)を満足するよ
うにすれば収差を一層良好に補正することが出来る。
【0012】 (2−1) 1.22f<|r2 |<1.46f 又、本発明のレンズ系は、第3レンズが負のメニスカス
レンズであって、条件(2)の代わりに下記条件(2−
2)を満足することが望ましい。
【0013】 (2−2) 1.2f<|r2|<1.4f 又、本発明の接眼レンズは、図2に示す前述の通りのレ
ンズ構成で、次の条件(3)を満足するレンズ系であ
る。
【0014】(3) 5.6f<|r5|<9.0f ただし、r5は第3レンズの対物側の面の曲率半径であ
る。
【0015】条件(3)は、第3レンズの対物レンズ側
の面の曲率半径r5を接眼レンズ全系の焦点距離fで規
定したもので、|r5|が条件(3)の上限値の9.0
fを超えると、第3レンズの対物レンズ側の面での歪曲
収差の発生を抑えることが出来なくなる。また下限値の
5.6fを超えると軸外収差であるコマ収差が補正不足
になる。
【0016】又上記条件(3)の上限値を9.0fに代
え下記条件(3−1)を満足すれば好ましい。
【0017】 (3−1) 5.6f<|r5|<6.5f 条件(3−1)を満足すれば、更に少ないレンズ枚数で
広視野を達成しつつ軸外の収差も良好に補正できる。条
件(3−1)の上限値を超えると第3レンズの対物側の
面での歪曲収差の発生を抑えきれなくなる。また、下限
値を下回ると軸外収差であるコマ収差が補正不足とな
る。
【0018】又、本発明の接眼レンズは、図1に示す構
成であって、接合レンズが条件(4)を満足することを
特徴としている。即ち眼側より順に、対物レンズ側へ強
い凸面を向けた凸レンズの第1レンズと、両凸レンズの
第2レンズと両凹レンズの第3レンズとを接合した接合
レンズとよりなり、下記条件(4)を満足することを特
徴としている。
【0019】 (4) 1.13f≦|r4 |≦1.6f ただしfは全系の焦点距離、r4 は接合レンズの接合面
(第2レンズと第3レンズの接合面)の曲率半径であ
る。
【0020】条件(4)は、接合レンズの接合面の曲率
半径に関する条件で、第1レンズの対物レンズ側の面で
発生したコマ収差を上記接合面の曲率をある程度きつく
することにより打ち消すための条件である。|r4 |が
条件(4)の上限の1.6fを越えるとこの面で面r2
で発生するコマ収差を打消すことが困難になり、条件
(4)の下限の1.13fを越えると、非点収差が大に
なる。
【0021】この条件(4)の上限と下限を夫々1.5
f、1.15fにし|r4 |が下記条件(4−1)を満
足すれば、収差を一層良好に補正出来、又面r4 の曲率
をある程度きつくすることにより、この面で光線を大き
く跳ね上げ第1レンズに入射する光線高を高くすること
によりアイポイントを長くすることができる。
【0022】 (4−1) 1.15f<|r4 |<1.5f 更に本発明の目的を達成する接眼レンズとして、前記の
レンズ構成であって、下記の条件(5)を満足するレン
ズ系がある。即ち本発明の接眼レンズは、眼側より順
に、対物レンズ側へ強い凸面を向けた凸レンズの第1レ
ンズと、両凸レンズの第2レンズと両凹レンズ又は負の
メニスカスレンズの第3レンズとを接合した接合レンズ
とよりなり、下記条件(5)を満足することを特徴とす
る。
【0023】(5) n1 ≧1.615 ただしn1 は第1レンズの屈折率である。
【0024】条件(5)は、第1レンズの屈折率に関す
るもので、歪曲収差を小さく抑えかつ第1レンズの縁肉
を充分に確保するための条件である。この条件で下限の
1.615を越えると、第1レンズの眼側の曲率がきつ
くなり歪曲収差を良好に補正することが困難になる。又
第1レンズの屈折率を上げて面の曲率を緩くすることに
よりレンズの径を大にしても縁肉を十分確保することが
できアイポイントを長くすることが可能になる。
【0025】又、本発明の接眼レンズにおいて非球面を
用いれば収差を更に良好に補正できる。
【0026】又、本発明の接眼レンズは、図1又は図2
に示すような前述の構成のレンズ系であって、条件
(1)、(2)、(3)、(4)又は(5)を満足すれ
ば良好な性能のレンズ系が得られるが、これら条件のう
ちのとり得る複数の条件を満足すれば一層望ましい。
【0027】
【発明の実施の形態】次に本発明の接眼レンズの実施の
形態を各実施例をもとに述べる。
【0028】下記データーは、本発明の接眼レンズの各
実施例を示すものである。 実施例1 焦点距離f=100 mm ,画角2ω=50.1° ,口径比=1 :5.47 r1 =1226.557 d1 =25.1 n1 =1.69680 ν1 =55.5 r2 =-125.928 d2 =1.8 r3 =118.766 d3 =43.8 n2 =1.62299 ν2 =58.2 r4 =-118.766 d4 =10.2 n3 =1.80518 ν3 =25.4 r5 =3153.004 D=1.43f,|r2 |=1.26f ,|r4 |=1.19f ,n1 =1.69680
【0029】実施例2 焦点距離f=100 mm ,画角2ω=50.1° ,口径比=1 :5.49 r1 =665.247 d1 =23.9 n1 =1.62299 ν1 =58.2 r2 =-122.125 d2 =1.8 r3 =113.734 d3 =43.7 n2 =1.62299 ν2 =58.2 r4 =-115.109 d4 =10.2 n3 =1.80518 ν3 =25.4 r5 =1993.096 D=1.41f,|r2 |=1.22f ,|r4 |=1.15f ,n1 =1.62299
【0030】実施例3 焦点距離f=100 mm ,画角2ω=50.1° ,口径比=1 :5.49 r1 =741.433 d1 =24.8 n1 =1.69680 ν1 =55.5 r2 =-131.800 d2 =1.8 r3 =112.327 d3 =43.7 n2 =1.62299 ν2 =58.2 r4 =-121.713 d4 =10.2 n3 =1.80518 ν3 =25.4 r5 =855.445 D=1.41f,|r2 |=1.32f ,|r4 |=1.22f ,n1 =1.69680
【0031】実施例4 焦点距離f=100 mm ,画角2ω=50.1° ,口径比=1 :5.46 r1 =770.836 d1 =25.1 n1 =1.69680 ν1 =55.5 r2 =-145.378 d2 =1.8 r3 =113.012 (非球面)d3 =44.0 n2 =1.62299 ν2 =58.2 r4 =-123.393 d4 =10.3 n3 =1.80518 ν3 =25.4 r5 =36885.099 非球面係数 E=-0.32803×10-7 ,F=0.93282 ×10-13 ,G=0.12568 ×10-14 D=1.44f,|r2 |=1.45 f ,|r4 |=1.23 f ,n1 =1.69680
【0032】実施例5 焦点距離f=100 mm ,画角2ω=50.1° ,口径比=1 :5.48 r1 =1270.106(非球面)d1 =25.0 n1 =1.69680 ν1 =55.5 r2 =-127.416 d2 =1.8 r3 =116.861 d3 =43.8 n2 =1.62299 ν2 =58.2 r4 =-149.751 d4 =10.2 n3 =1.80518 ν3 =25.4 r5 =1323.515 非球面係数 E=-0.40942×10-7 ,F=0.42179 ×10-11 ,G=0.60560 ×10-16 D=1.43f,|r2 |=1.27 f ,|r4 |=1.50 f ,n1 =1.69680
【0033】実施例6 焦点距離f=100 mm ,画角2ω=55.6° r1=1192.1780 d1=24.7024 n1=1.72916 ν1=54.68 r2=-136.1591 d2= 1.3353 r3= 142.5704 d3=49.0710 n2=1.62280 ν2=57.04 r4=-105.3278 d4= 8.3454 n3=1.78472 ν3=25.68 r5=-603.4877 D=1.47f,|r2|=1.36f ,|r5|=6.03 f ,n1=1.72916
【0034】実施例7 焦点距離f=100 mm ,画角2ω=55.6° r1=1489.2897 d1=24.3652 n1=1.72916 ν1=54.68 r2=-136.4514 d2= 1.3382 r3= 142.3609 d3=49.1788 n2=1.62280 ν2=57.04 r4=-105.3591 d4= 8.3637 n3=1.78472 ν3=25.68 r5=-533.4068 D=1.47f,|r2|=1.36f ,|r5|=5.33f ,n1=1.72916
【0035】実施例8 焦点距離f=100 mm ,画角2ω=55.6° r1=6729.0474 d1=24.4161 n1=1.72916 ν1=54.68 r2=-129.7934 d2= 1.3626 r3= 139.6318 d3=49.6804 n2=1.62280 ν2=57.04 r4=-110.6638 d4= 8.5165 n3=1.78472 ν3=25.68 r5=-581.5476 D=1.48f,|r2|=1.30f ,|r5|=5.81f ,n1=1.72916
【0036】実施例9 焦点距離f=100 mm ,画角2ω=55.6° r1=2476.9854 d1=24.8802 n1=1.72916 ν1=54.68 r2=-132.5761 d2= 1.3425 r3= 139.7329 d3=49.5975 n2=1.62280 ν2=57.04 r4=-106.7020 d4= 8.3904 n3=1.78472 ν3=25.68 r5=-583.4301 D=1.48f,|r2|=1.33f ,|r5|=5.83f ,n1=1.72916 ただしr1 ,r2 ,・・・ ,r5 はレンズ各面の曲率半
径、d1 ,d2 ,d3,d4 は各レンズの肉厚およびレ
ンズ間隔、n1 ,n2 ,n3 は各レンズの基準波長の屈
折率、ν1 ,ν2 ,ν3 は各レンズのアッベ数であり、
いずれも眼側から順に記載してある。
【0037】尚、上記実施例中の非球面量(光軸方向の
変化量)Xは、光軸からの高さをYとして下記の式にて
表わされる。
【0038】ただし、rは非球面の基準球面の曲率半
径、E,F,Gは夫々4次,6次,8次の非球面係数で
ある。
【0039】上記実施例のうち、実施例1〜5はいずれ
も図1に示す構成であり又実施例6〜9は図2に示す構
成で、それらの収差状況は夫々図3乃至図11に示す通
りで、特に非点収差,コマ収差が良好に補正されてい
る。
【0040】尚、実施例4は第3面(r3 )が又実施例
5は第1面(r1 )が非球面である。又図1、図2にお
いてIは中間像、E.P.はアイポイントである。
【0041】本発明の接眼レンズは、特許請求の範囲の
各請求項に記載されている発明のほか、次の各項の発明
もその目的を達成し得る。
【0042】(1) 眼側より順に、対物レンズ側へ強
い凸面を向けた凸レンズの第1レンズと、両凸レンズの
第2レンズと両凹レンズの第3レンズとを接合した接合
レンズとよりなり下記条件(2−1)を満足する接眼レ
ンズ。 (2−1) 1.22f<|r |<1.46f
【0043】(2) 眼側より順に、対物レンズ側へ強
い凸面を向けた凸レンズの第1レンズと、両凸レンズと
負のメニスカスレンズとを接合した接合レンズとよりな
り、下記条件(2−2)を満足する接眼レンズ。 (2−2) 1.2f<|r2|<1.4f
【0044】(3) 特許請求の範囲の請求項2あるい
は前記の(2)の項に記載されているレンズ系で、下記
条件(3−1)を満足する接眼レンズ。 (3−1) 5.6f<|r5|<6.5f
【0045】(4)特許請求の範囲の請求項3又は7あ
るいは前記の(1)の項に記載されているレンズ系で、
下記条件(4)を満足する接眼レンズ。 (4) 1.13f≦|r4 |≦1.6f
【0046】(5)特許請求の範囲の請求項1、2、
3、4、5又は7あるいは前記の(1)、(2)、
(3)、又は(4)の項に記載されているレンズ系で、
下記条件(5)を満足する接眼レンズ。 (5) n1 ≧1.615
【0047】(6)特許請求の範囲の請求項5に記載さ
れているレンズ系で、条件(4)の代りに下記条件(4
−1)を満足する接眼レンズ。 (4−1) 1.15f≦|r4 |≦1.5f
【0048】(7)特許請求の範囲の請求項1又は2に
記載されているレンズ系で、下記条件(2)を満足する
接眼レンズ。 (2) 1.12f≦|r2|≦1.55f
【0049】(8) 特許請求の範囲の請求項2に記載
されているレンズ系で、条件(2−2)を満足する接眼
レンズ。
【0050】
【発明の効果】本発明の接眼レンズは、諸収差特にコマ
収差,非点収差,歪曲収差が良好に補正され、かつ第1
レンズの縁肉を十分確保し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1〜5の断面図
【図2】本発明の実施例6〜9の断面図
【図3】本発明の実施例1の収差曲線図
【図4】本発明の実施例2の収差曲線図
【図5】本発明の実施例3の収差曲線図
【図6】本発明の実施例4の収差曲線図
【図7】本発明の実施例5の収差曲線図
【図8】本発明の実施例6の収差曲線図
【図9】本発明の実施例7の収差曲線図
【図10】本発明の実施例8の収差曲線図
【図11】本発明の実施例9の収差曲線図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】眼側より順に、対物レンズ側へ強い凸面を
    向けた凸レンズの第1レンズと、両凸レンズの第2レン
    ズと負レンズの第3レンズとを接合した接合レンズとよ
    りなり、下記条件(1)を満足する接眼レンズ。 (1) 1.40f<D<1.48f ただし、Dは接眼レンズの前側焦点位置から第1レンズ
    の眼側の面頂までの距離、fは接眼レンズ全系の焦点距
    離である。
  2. 【請求項2】第3レンズが負のメニスカスレンズである
    請求項1の接眼レンズ。
  3. 【請求項3】眼側より順に、対物レンズ側へ強い凸面を
    向けた凸レンズの第1レンズと、両凸レンズの第2レン
    ズと両凹レンズの第3レンズとを接合した接合レンズと
    よりなり、下記条件(2)を満足する接眼レンズ。 (2) 1.12f≦|r2 |≦1.55f ただし、fは全系の焦点距離、r2 は第1レンズの対物
    レンズ側の面の曲率半径である。
  4. 【請求項4】下記条件(3)を満足する請求項2の接眼
    レンズ。 (3) 5.6f<|r5|<9.0f ただし、r5は第3レンズの対物側の面の曲率半径であ
    る。
  5. 【請求項5】眼側より順に、対物レンズ側へ強い凸面を
    向けた凸レンズの第1レンズと、両凸レンズの第2レン
    ズと両凹レンズの第3レンズとを接合した接合レンズと
    よりなり、下記条件(4)を満足する接眼レンズ。 (4) 1.13f≦|r4 |≦1.6f ただし、fは全系の焦点距離、r4 は接合レンズの接合
    面の曲率半径である。
  6. 【請求項6】眼側より順に、対物レンズ側へ強い凸面を
    向けた凸レンズの第1レンズと、両凸レンズの第2レン
    ズと両凹レンズの第3レンズとを接合した接合レンズと
    よりなり、下記条件(5)を満足する接眼レンズ。 (5) n1 ≧1.615 ただし、n1 は第1レンズの屈折率である。
  7. 【請求項7】第3レンズが両凹レンズである請求項1の
    接眼レンズ。
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