JPH0956158A - スイッチング電源 - Google Patents

スイッチング電源

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JPH0956158A
JPH0956158A JP21052695A JP21052695A JPH0956158A JP H0956158 A JPH0956158 A JP H0956158A JP 21052695 A JP21052695 A JP 21052695A JP 21052695 A JP21052695 A JP 21052695A JP H0956158 A JPH0956158 A JP H0956158A
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JP
Japan
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power supply
transistor
switching
auxiliary winding
control circuit
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JP21052695A
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Shoichi Wakao
正一 若尾
Tetsuya Suzuki
徹也 鈴木
Fumiaki Nakao
文昭 中尾
Katsuo Yamada
克夫 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の電源装置の補助電源では、出力電圧低
下時に補助巻線L3の誘起電圧が低下するため制御IC
に十分な電力を供給できなくなっていた。 【解決手段】 補助巻線L3とスイッチング制御回路I
Cとの間に接続された電源回路30を備え、電源回路3
0は、起動用抵抗R1に接続された第1トランジスタQ
30aと、第1トランジスタQ30a、補助巻線L3お
よびスイッチング制御回路ICに接続された第2トラン
ジスタQ30bと、第1トランジスタQ30aのベース
にカソードが接続されたツェナーダイオードD1とを有
したドロッパ回路であって、電源回路30により抵抗R
30を介して第2トランジスタQ30bのコレクタから
エミッタへと電圧が印加されてスイッチング制御回路I
Cに安定した動作電力を供給可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一次側制御方式
のスイッチング電源に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスイッチング電源としては図3に
示すような一次側制御方式のDC−DCコンバータが有
り、その構成は、入力端子+,−間にコンデンサC1が
接続され、このコンデンサC1に並列して起動用抵抗R
1とツェナーダイオードD1との直列回路が接続され、
またコンデンサC1に並列してインバータ用のトランス
Tとこれの一次巻線に接続されたスイッチング素子Q1
との直列回路が接続されている。
【0003】トランスTの補助巻線L3側には整流用ダ
イオードD2と平滑用コンデンサC2とが接続され、こ
のコンデンサC2のプラス側端子にはスイッチング素子
Q1の開閉制御用IC(以下、制御ICとする)の電源
端子が接続され、この電源端子は起動用抵抗R1とツェ
ナーダイオードD1との接続点に接続されている。制御
ICの開閉制御端子はスイッチング素子Q1のベースに
接続されている。
【0004】また、トランスTの2次巻線L2側には整
流用ダイオードD3と平滑用コンデンサC3が接続さ
れ、このコンデンサC3の両端が出力端子となる。
【0005】このような構成のDC−DCコンバータは
次のように動作する。
【0006】入力電圧VinがコンデンサC1に印加され
て起動用抵抗R1とツェナーダイオードD1とで分圧さ
れた電圧がコンデンサC2に印加され、このコンデンサ
C2の端子電圧が制御ICの電源端子に印加されること
により、制御ICが起動する。そして、起動した制御I
Cがスイッチング素子Q1を開閉駆動することにより、
トランスの一次巻線L1が励磁して補助巻線L3から誘
起電圧が発生する。この誘起電圧がダイオードD2とコ
ンデンサC2とで整流及び平滑されて制御ICの電源端
子に印加されることにより補助巻線L3から制御ICに
十分な動作電力が供給されて制御ICは通常動作に移行
する。
【0007】そして、励磁した二次巻線L2の出力がダ
イオードD3とコンデンサC3とで整流及び平滑されて
直流の出力電圧Vout が得られ、DC−DCコンバータ
は通常動作状態となる。
【0008】前述したようなDC−DCコンバータにお
いて、起動用抵抗R1は例えば100キロオーム等の数
十キロから数百キロ程度の抵抗値を有しており、この起
動用抵抗R1に流れる起動時の電流で制御ICは起動す
る。しかしながら、この制御ICが通常動作に移行した
場合には十数mA程度の消費電力を要する。このため、
前述の通り、起動後の制御ICは補助巻線L3から動作
電力を得ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような電源装置の補助電源にあっては、DC−DCコ
ンバータの電源投入時または通常動作時においては制御
ICを動作させるための電力は起動用抵抗R1または補
助巻線L3より供給されるものの、動作中に通常動作状
態から外れて出力電圧Vout が低下した場合にはこれに
伴って補助巻線L3の誘起電圧も低下するため制御IC
に十分な電源電圧を供給できなくなるといった問題があ
った。
【0010】特に、リチウムイオン二次電池等の充電器
としてDC−DCコンバータを用いる場合には、放電し
て低くなった二次電池の電池電圧がDC−DCコンバー
タの出力電圧Vout となるため、前記の問題に十分な対
策が必要となる。
【0011】そこで、起動用抵抗R1の抵抗値を小さく
して出力電圧Vout の低下時でも入力側から起動用抵抗
をR1を介して制御ICの動作電流を確保することが考
えられるが、この場合、通常動作時においてまでも、起
動用抵抗R1から制御ICの動作電力が供給されてしま
い、起動用抵抗R1による電力損失が大きくなってしま
い、効率が悪化してしまうので採用できない。
【0012】本願発明は前述したような課題を解決する
ためになされたものであり、その目的は、効率を犠牲に
することなく、起動時および通常動作時だけでなく出力
電圧Vout の低下時においても制御ICに十分な動作電
力を供給できるDC−DCコンバータを提供することに
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本願発明のスイッチング電源にあっては、入力端子
間に接続されて補助巻線を有したトランスと、このトラ
ンスの1次巻線と直列に一方の前記入力端子との間に接
続されたスイッチング素子と、このスイッチング素子と
前記トランスの前記補助巻線とに接続されて前記スイッ
チング素子を開閉制御するスイッチング制御回路と、こ
のスイッチング制御回路とプラス側の前記入力端子との
間に接続された起動用抵抗とを備えたスイッチング電源
において、前記起動用抵抗と前記スイッチング制御回路
との間に接続された第1電源回路を備え、第1電源回路
は、前記起動用抵抗と前記スイッチング制御回路とに接
続された第1トランジスタと、前記第1トランジスタの
ベースにカソードが接続されたツェナーダイオードとを
有したドロッパ回路であって、前記起動用抵抗に流れる
電流により前記第1電源回路が動作して前記スイッチン
グ制御回路に安定した動作電源電圧を供給可能としてな
る。
【0014】好ましくは、前記補助巻線と前記スイッチ
ング制御回路との間に接続された第2電源回路を備え、
前記第2電源回路は前記補助巻線と前記スイッチング制
御回路とに接続された第2トランジスタを有して前記補
助巻線で発生する誘起電圧を前記第2トランジスタで安
定化して前記スイッチング制御回路に動作電力を供給可
能としてなる。
【0015】また、本願発明のスイッチング電源にあっ
ては、入力端子間に接続されて補助巻線を有したトラン
スと、このトランスの1次巻線と一方の前記入力端子と
の間に接続されたスイッチング素子と、このスイッチン
グ素子と前記トランスの前記補助巻線とに接続されて前
記スイッチング素子を開閉制御するスイッチング制御回
路と、このスイッチング制御回路とプラス側の前記入力
端子との間に接続された起動用抵抗とを備えたスイッチ
ング電源において、前記補助巻線と前記スイッチング制
御回路との間に接続された電源回路を備え、前記電源回
路は、前記起動用抵抗に接続された第1トランジスタ
と、前記第1トランジスタ、前記補助巻線および前記ス
イッチング制御回路に接続された第2トランジスタとを
有し、前記第1トランジスタは起動用抵抗に流れる電流
を増幅し、前記第2トランジスタは、前記第1トランジ
スタで増幅された電流をさらに増幅して前記スイッチン
グ制御回路に動作電力を供給可能とするとともに、前記
補助巻線で発生する誘起電圧を安定化して前記スイッチ
ング制御回路に動作電力を供給可能としてなる。
【0016】また、前記スイッチング電源は二次電池の
充電に用いられてなる。
【0017】前記構成のスイッチング電源にあっては、
以下の作用を奏する。
【0018】請求項1に係る本願発明にあっては、スイ
ッチング電源の起動時には、起動用抵抗を介してスイッ
チング制御回路の動作電力を供給する。スイッチング電
源が通常動作の状態に移行すると、補助巻線からスイッ
チング制御回路の動作電力を供給する。
【0019】補助巻線の誘起電圧が低下した場合には、
前記起動用抵抗に流れる電流により前記第1電源回路が
動作して前記スイッチング制御回路に安定した動作電源
電圧を供給する。
【0020】請求項2に係る本願発明にあっては、前述
した請求項1に係る作用で述べたことに加え、第2電源
回路の補助巻線で発生する誘起電圧を第2トランジスタ
で安定化してスイッチング制御回路に動作電力を供給す
る。
【0021】請求項3に係る本願発明にあっては、スイ
ッチング電源の起動時には、起動用抵抗に流れる電流を
第1、2トランジスタで増幅してスイッチング制御回路
に動作電力を供給する。スイッチング電源が通常動作の
状態に移行すると、補助巻線で発生する誘起電圧を第2
トランジスタで安定化してスイッチング制御回路に動作
電力を供給する。
【0022】トランスの出力電圧が低下して補助巻線の
誘起電圧が低下した場合には、起動用抵抗R1を通して
流れる電流を電源回路の第1、2トランジスタで増幅し
てスイッチング制御回路に動作電力を供給する。
【0023】また、スイッチング制御回路へ動作電力を
供給する電源回路は一つで済むため部品点数が少なくて
済む。
【0024】請求項4に係る本願発明にあっては、前記
請求項1、2あるいは3に記載の前記スイッチング電源
が二次電池の充電に用られたので、放電して電池電圧の
低くなった二次電池をトランスの出力に接続することに
より補助巻線の誘起電圧が低下した場合でも、起動用抵
抗R1を通して流れる電流が増幅されてスイッチング制
御回路に電力供給されるため、スイッチング制御回路は
安定した動作を確保でき、二次電池を効率よく充電でき
る。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明に係るスイッチング電源の
好適な実施の第1、2形態をそれぞれ図1、2を参照に
して説明する。本願実施の形態では、前述の従来例とし
て図3に示した回路に対して第1電源回路10および第
2電源回路20、あるいは電源回路30を付加してお
り、図3中のツェナーダイオードD1はこれら電源回路
10乃至30内にそれぞれ含められている。これらの点
以外は基本的に図3の従来例と同じ構成であり、これら
同一部分については同一の符号を付して詳しい説明は省
略する。
【0026】本願発明の実施の第1形態のスイッチング
電源は、図1に示すように、起動用抵抗R1とスイッチ
ング素子Q1のスイッチング制御回路としての制御IC
との間に接続された第1電源回路10と、制御ICと補
助巻線L3との間に接続された第2電源回路20を備え
ている。
【0027】第1電源回路10は、ドロッパ回路であっ
て、第1トランジスタQ10と、第1トランジスタQ1
0のベ−スにカソ−ドが接続されたツェナーダイオード
D1と、第1トランジスタQ10のコレクタに一端が接
続された抵抗R10とを備えている。第1トランジスタ
Q10のべ−スは起動用抵抗R1の一端に接続され、ま
たコレクタは抵抗R10を介してプラス側の入力端子+
に接続され、さらにエミッタは制御ICの電源端子に接
続されている。
【0028】第2電源回路20は、第2トランジスタQ
20と、第2トランジスタQ20のベ−スにカソ−ドが
接続されたツェナーダイオードD20と、第2トランジ
スタQ20のベース−コレクタ間に接続された抵抗R2
0とを備えている。第2トランジスタQ20のコレクタ
はダイオ−ドD2を介して補助巻線L3のプラス側に接
続されるとともに、第2トランジスタQ20のエミッタ
は制御ICの電源端子に接続されている。
【0029】このような構成のスイッチング電源は、電
源を投入すると起動用抵抗R1に電流が流れて第1トラ
ンジスタQ10が閉状態となり、この第1トランジスタ
Q10のエミッタを介して制御ICの電源端子に安定し
た動作電圧が印加されて制御ICは起動する。
【0030】制御ICが起動すると補助巻線L3に誘起
電圧が発生してこの誘起電圧を整流及び平滑した電圧が
第2電源回路20に入力される。即ち、第2トランジス
タQ20のコレクタからエミッタを介して補助巻線L3
から制御ICの電源端子へ動作電力が供給されて制御I
Cは通常動作状態へ移行する。このとき、第2トランジ
スタQ20では補助巻線L3で発生する誘起電圧を安定
化して制御ICに動作電力を供給している。
【0031】補助巻線L3から得られる電圧が低下した
場合、抵抗R10を介して第1トランジスタQ10のコ
レクタからエミッタに電流が流れて制御ICに動作電力
を供給する。
【0032】補助巻線L3の巻極がフライバック方向で
ある場合は、出力電圧Vout が低下すると補助巻線L3
の誘起電圧も低下してしまう。このとき、前述したよう
に、第1電源回路10の構成によって制御ICに安定し
た動作電力が供給される。
【0033】また、補助巻線L3の巻極がフォワード方
向である場合には、入力電圧Vinに比例して補助巻線L
3の誘起電圧が発生する。したがって、電源投入時や入
力電圧Vinが低い場合には、前述したように、第1電源
回路10より制御ICの動作電力が供給される。
【0034】次に、本願発明の実施の第2形態のスイッ
チング電源を説明する。本形態のスイッチング電源は図
2に示すように、補助巻線L3と制御ICとの間に接続
された電源回路30を備えており、この電源回路30
は、起動用抵抗R1と、起動用抵抗R1にカソードが接
続されたツェナーダイオードD1と、ツェナーダイオー
ドD1のカソードと起動用抵抗R1とにベースが接続さ
れた第1トランジスタQ30aと、第1トランジスタQ
30aのコレクタとプラス側入力端子+との間に接続さ
れた抵抗R30と、第1トランジスタQ30aのエミッ
タにベースが接続された第2トランジスタQ30bとを
備えている。即ち、第1トランジスタQ30aと第2ト
ランジスタQ30bとはダーリントン接続され、抵抗R
30はプラス側入力端子+に接続され、第2トランジス
タQ30bのコレクタは補助巻線L3のプラス側に接続
されるとともにエミッタは制御ICの電源端子に接続さ
れている。
【0035】このような構成のスイッチング電源は、電
源を投入すると起動用抵抗R1に電流が流れてツェナー
ダイオードD1によって基準電圧が確立する。第1トラ
ンジスタQ30aと第2トランジスタQ30bとツェナ
ーダイオードD1によって構成されているドロッパ回路
により、抵抗R30を介して第2トランジスタQ30b
のコレクタからエミッタへと安定した電圧が印加されて
制御ICは起動する。
【0036】制御ICが起動すると補助巻線L3に誘起
電圧が発生してこの誘起電圧を整流及び平滑した電圧が
第2トランジスタQ30bのコレクタに入力される。即
ち、第2トランジスタQ30bが閉状態にあるため補助
巻線L3より第2トランジスタQ30bのコレクタおよ
びエミッタを介して制御ICの電源端子に動作電力が供
給されて制御ICは通常動作状態へ移行する。このと
き、第2トランジスタQ30bでは補助巻線L3で発生
する誘起電圧を安定化して制御ICに動作電力を供給し
ている。
【0037】トランスTの出力電圧Vout が低下して補
助巻線L3の誘起電圧が低下した場合には、起動用抵抗
R1を通して流れる電流を第1トランジスタQ30aお
よび第2トランジスタQ30bで増幅して制御ICに動
作電力を供給する。このとき第1トランジスタQ1で
は、起動用抵抗R1に流れる電流に第1トランジスタQ
10の電流増幅率を乗じた値の電流が抵抗R30を通し
て流れ、これにほぼ等しい電流値が第2トランジスタQ
30bのベース電流となり、このベース電流に第2トラ
ンジスタQ30bの電流増幅率を乗じた値にほぼ等しい
電流が制御ICの動作電力となる。
【0038】本第2形態にあっては、前記第1形態に比
し、制御ICへ動作電力を供給する電源回路は一つで済
むため部品点数が少なくて済む。 また、電力部品とし
ては第1トランジスタ30aは第2トランジスタ30b
より小規模なものにできるため、部品点数が少なくなる
ことと相俟って、実装面積を約半分にでき、小型化が図
れるとともに製造費用の低廉化が図れる。
【0039】前記第1、2形態のスイッチング電源にあ
っては、制御ICに対して通常動作時は補助巻線L3か
ら動作電力を供給し、出力電圧Vout が低下した場合と
起動時には入力側から動作電力を供給する。したがっ
て、通常動作時に起動用抵抗R1や抵抗R10、R30
を介して動作電力を供給する構成ではないためこれら抵
抗により大きな損失が発生して効率を悪化させることが
ない。
【0040】従来のスイッチング電源と異なり、動作中
に出力電圧Vout が低下しても制御ICに動作電源を供
給できるため、本願のスイッチング電源はリチウムイオ
ン二次電池などの充電装置として好適である。即ち、放
電して電池電圧の低くなった二次電池をトランスTの出
力に接続することにより補助巻線L3の誘起電圧が低下
した場合でも、起動用抵抗R1を通して流れる電流が増
幅されて制御ICに電力供給されるため、制御ICは安
定した動作を確保でき、二次電池を効率よく充電でき
る。
【0041】
【発明の効果】本願発明のスイッチング電源にあって
は、以下の効果を奏する 請求項1、2に係るスイッチング電源にあっては、起動
時および通常動作時のみならず、出力電圧低下時におい
てもスイッチング制御回路に動作電力を供給できるた
め、安定したスイッチング動作が確保でき、信頼性を大
幅に向上できる。また、効率を犠牲にすることがない。
【0042】請求項3に係る本願発明にあっては、請求
項1、2に係る前述したことに加え、部品点数を減らす
ことができるため、組立の簡略化、小型化及び製造費用
の低廉化が図れる。
【0043】請求項4に係る本願発明にあっては、放電
して電池電圧の低くなった二次電池をトランスの出力に
接続しても、スイッチング制御回路は安定した動作を確
保できるため効率よく二次電池を充電できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の第1形態によるスイッチング
電源の回路構成図である。
【図2】本願発明の実施の第2形態によるスイッチング
電源の回路構成図である。
【図3】従来のスイッチング電源の回路構成図である。
【符号の説明】
10 第1電源回路 20 第
2電源回路 30 電源回路 T ト
ランス L1 1次巻線 L2 2
次巻線 L3 補助巻線 R1 起
動用抵抗 Q1 スイッチング素子 IC ス
イッチング制御回路 Q10 第1トランジスタ Q20 第
2トランジスタ Q30a 第1トランジスタ Q30b 第
2トランジスタ
フロントページの続き (72)発明者 山田 克夫 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子(+,−)間に接続されて補助
    巻線(L3)を有したトランス(T)と、このトランス
    (T)の1次巻線(L1)と直列に一方の該入力端子
    (−)との間に接続されたスイッチング素子(Q1)
    と、このスイッチング素子(Q1)と該トランス(T)
    の該補助巻線(L3)とに接続されて該スイッチング素
    子(Q1)を開閉制御するスイッチング制御回路(I
    C)と、このスイッチング制御回路(IC)とプラス側
    の該入力端子(+)との間に接続された起動用抵抗(R
    1)とを備えたスイッチング電源において、該起動用抵
    抗(R1)と該スイッチング制御回路(IC)との間に
    接続された第1電源回路(10)を備え、該第1電源回
    路(10)は、該起動用抵抗(R1)と該スイッチング
    制御回路(IC)とに接続された第1トランジスタ(Q
    10)と、該第1トランジスタ(Q10)のベースにカ
    ソードが接続されたツェナーダイオード(D1)とを有
    したドロッパ回路であって、該起動用抵抗(R1)に流
    れる電流により該第1電源回路(10)が動作して該ス
    イッチング制御回路(IC)に安定した動作電源電圧を
    供給可能としてなることを特徴とするスイッチング電
    源。
  2. 【請求項2】 前記補助巻線(L3)と前記スイッチン
    グ制御回路(IC)との間に接続された第2電源回路
    (20)を備え、該第2電源回路(20)は該補助巻線
    (L3)と該スイッチング制御回路(IC)とに接続さ
    れた第2トランジスタ(Q20)を有して該補助巻線
    (L3)で発生する誘起電圧を該第2トランジスタ(Q
    20)で安定化して該スイッチング制御回路(IC)に
    動作電力を供給可能としてなることを特徴とする請求項
    1記載のスイッチング電源。
  3. 【請求項3】 入力端子(+,−)間に接続されて補助
    巻線(L3)を有したトランス(T)と、このトランス
    (T)の1次巻線(L1)と一方の該入力端子(−)と
    の間に接続されたスイッチング素子(Q1)と、このス
    イッチング素子(Q1)と該トランス(T)の該補助巻
    線(L3)とに接続されて該スイッチング素子(Q1)
    を開閉制御するスイッチング制御回路(IC)と、この
    スイッチング制御回路(IC)とプラス側の該入力端子
    (+)との間に接続された起動用抵抗(R1)とを備え
    たスイッチング電源において、該補助巻線(L3)と該
    スイッチング制御回路(IC)との間に接続された電源
    回路(30)を備え、該電源回路(30)は、該起動用
    抵抗(R1)に接続された第1トランジスタ(Q30
    a)と、該第1トランジスタ(Q30a)、該補助巻線
    (L3)および該スイッチング制御回路(IC)に接続
    された第2トランジスタ(Q30b)とを有し、該第1
    トランジスタ(Q30a)は起動用抵抗(R1)に流れ
    る電流を増幅し、該第2トランジスタ(Q30b)は、
    該第1トランジスタ(Q30a)で増幅された電流をさ
    らに増幅して該スイッチング制御回路(IC)に動作電
    力を供給可能とするとともに、該補助巻線(L3)で発
    生する誘起電圧を安定化して該スイッチング制御回路
    (IC)に動作電力を供給可能としてなることを特徴と
    するスイッチング電源。
  4. 【請求項4】 前記請求項1、2あるいは3に記載の前
    記スイッチング電源が二次電池の充電に用いられてなる
    ことを特徴とするスイッチング電源。
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