JPH0955603A - 誘電体フィルタ - Google Patents
誘電体フィルタInfo
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- JPH0955603A JPH0955603A JP20804295A JP20804295A JPH0955603A JP H0955603 A JPH0955603 A JP H0955603A JP 20804295 A JP20804295 A JP 20804295A JP 20804295 A JP20804295 A JP 20804295A JP H0955603 A JPH0955603 A JP H0955603A
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- Japan
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- holes
- dielectric filter
- dielectric
- block
- conductive film
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 設計の自由度が高くて様々な特性要求に応え
得るフィルタ回路を構成可能であると共に、小型で安価
に構成可能な誘電体フィルタを提供すること。 【解決手段】 この誘電体フィルタは、平行して延びた
2つの非貫通孔2を有し,且つ表面全体が導電性膜5で
覆われた誘電体ブロック1Cから成る。誘電体ブロック
1Cには、その外側面における各非貫通孔2の近傍に導
電性膜5と電気的に絶縁されて形成された互いに対向す
る2つの入出力用電極6が外側面の隣接する二面に渡っ
て延在して設けられ、各非貫通孔2の相互間にはこれら
がそれぞれ露出する露出面からこの面に対向する対向面
に向かって各非貫通孔2同士を遮る大きさでスリット3
が形成され、対向面と各非貫通孔2に関するそれぞれの
端面との間の部分には回路構成部4が設けられている。
スリット3の表面は結合遮断部としての導電性膜5によ
り各非貫通孔2同士を遮る大きさで覆われている。
得るフィルタ回路を構成可能であると共に、小型で安価
に構成可能な誘電体フィルタを提供すること。 【解決手段】 この誘電体フィルタは、平行して延びた
2つの非貫通孔2を有し,且つ表面全体が導電性膜5で
覆われた誘電体ブロック1Cから成る。誘電体ブロック
1Cには、その外側面における各非貫通孔2の近傍に導
電性膜5と電気的に絶縁されて形成された互いに対向す
る2つの入出力用電極6が外側面の隣接する二面に渡っ
て延在して設けられ、各非貫通孔2の相互間にはこれら
がそれぞれ露出する露出面からこの面に対向する対向面
に向かって各非貫通孔2同士を遮る大きさでスリット3
が形成され、対向面と各非貫通孔2に関するそれぞれの
端面との間の部分には回路構成部4が設けられている。
スリット3の表面は結合遮断部としての導電性膜5によ
り各非貫通孔2同士を遮る大きさで覆われている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として小型軽量
化が要求される移動体通信機器等に使用される誘電体フ
ィルタに関する。
化が要求される移動体通信機器等に使用される誘電体フ
ィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の誘電体フィルタの一例と
しては、例えば図5の分解斜視図に示されるものが挙げ
られる。この誘電体フィルタでは、誘電体材料から成る
誘電体ブロック1Aに複数(ここでは2つ)の貫通孔
7,各貫通孔7間に容量調整のための結合孔11が設け
られ、各貫通孔7が露出された面における一方の面を除
いて貫通孔7を含む誘電体ブロック1Aの表面全体が導
電性膜5で覆われる(導電性膜5が被せられる)ことに
より、各々貫通孔7による2共振器構造となっている。
因みに、この誘電体ブロック1Aを用いて誘電体フィル
タを構成する場合、ケース10Aを用いて各貫通孔7内
に入出力用端子9が組み込まれる。
しては、例えば図5の分解斜視図に示されるものが挙げ
られる。この誘電体フィルタでは、誘電体材料から成る
誘電体ブロック1Aに複数(ここでは2つ)の貫通孔
7,各貫通孔7間に容量調整のための結合孔11が設け
られ、各貫通孔7が露出された面における一方の面を除
いて貫通孔7を含む誘電体ブロック1Aの表面全体が導
電性膜5で覆われる(導電性膜5が被せられる)ことに
より、各々貫通孔7による2共振器構造となっている。
因みに、この誘電体ブロック1Aを用いて誘電体フィル
タを構成する場合、ケース10Aを用いて各貫通孔7内
に入出力用端子9が組み込まれる。
【0003】この誘電体フィルタの場合、一つの誘電体
ブロック1Aで一体的に形成可能なため、非常に小型に
構成できると共に、安価に提供できるという利点があ
る。
ブロック1Aで一体的に形成可能なため、非常に小型に
構成できると共に、安価に提供できるという利点があ
る。
【0004】一方、図6は従来の誘電体フィルタの他例
を分解斜視図により示したものである。この誘電体フィ
ルタでは1つの貫通孔7が設けられた1共振器構造の誘
電体ブロック1B(ここでの誘電体ブロック1Bも貫通
孔7が露出された面における一方の面を除いて貫通孔7
を含む誘電体ブロック1Aの表面全体が導電性膜5で覆
われている)を複数(ここでは2つ)並べてプリント基
板8上に取り付けて結合し、各貫通孔7内の導電性膜5
とプリント基板8に設けられた回路構成部4の導電パタ
ーンとをそれぞれ入出力用端子9で接続し、回路構成部
4を含むプリント基板8及び2つの誘電体ブロック1B
の全体をケース10Bで覆って成っている。
を分解斜視図により示したものである。この誘電体フィ
ルタでは1つの貫通孔7が設けられた1共振器構造の誘
電体ブロック1B(ここでの誘電体ブロック1Bも貫通
孔7が露出された面における一方の面を除いて貫通孔7
を含む誘電体ブロック1Aの表面全体が導電性膜5で覆
われている)を複数(ここでは2つ)並べてプリント基
板8上に取り付けて結合し、各貫通孔7内の導電性膜5
とプリント基板8に設けられた回路構成部4の導電パタ
ーンとをそれぞれ入出力用端子9で接続し、回路構成部
4を含むプリント基板8及び2つの誘電体ブロック1B
の全体をケース10Bで覆って成っている。
【0005】因みに、最近の誘電体フィルタでは、設計
の自由度の都合により図5で説明した一体型のものより
も図6で説明したプリント基板8を用いた場合のように
外部に設けられた回路を用いて構成する組み合わせ型の
ものの方が広く使用される傾向にある。
の自由度の都合により図5で説明した一体型のものより
も図6で説明したプリント基板8を用いた場合のように
外部に設けられた回路を用いて構成する組み合わせ型の
ものの方が広く使用される傾向にある。
【0006】尚、このような誘電体フィルタに関連する
周知技術としては、例えば特開昭57−17201号公
報に開示された誘電体フィルタや、特開昭62−109
601号公報に開示されたフィルタ等が挙げられる。
周知技術としては、例えば特開昭57−17201号公
報に開示された誘電体フィルタや、特開昭62−109
601号公報に開示されたフィルタ等が挙げられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した図5に示す誘
電体フィルタの場合、一つの誘電体ブロックで一体的に
形成可能であって、非常に小型に構成されて安価に提供
できるという利点があるが、その反面、各共振器同士が
互いに容量結合されているため、設計の自由度が非常に
低く、構成可能なフィルタ回路が限定されるという問題
がある。
電体フィルタの場合、一つの誘電体ブロックで一体的に
形成可能であって、非常に小型に構成されて安価に提供
できるという利点があるが、その反面、各共振器同士が
互いに容量結合されているため、設計の自由度が非常に
低く、構成可能なフィルタ回路が限定されるという問題
がある。
【0008】又、図6に示す誘電体フィルタの場合、設
計の自由度が高くて様々な特性要求に応え得るフィルタ
回路を構成可能であるという利点があるが、その反面、
部品点数が多くて製造に手間や経費がかかる上、大型で
高価になり易いという欠点がある。
計の自由度が高くて様々な特性要求に応え得るフィルタ
回路を構成可能であるという利点があるが、その反面、
部品点数が多くて製造に手間や経費がかかる上、大型で
高価になり易いという欠点がある。
【0009】更に、何れのタイプの誘電体フィルタにお
いても、導電性膜に覆われていない開放端を有する構造
であり、ここから漏洩する電磁波を遮蔽するための金属
ケースが必要とされるため、これが大型化やコスト高を
招く要因となっている。
いても、導電性膜に覆われていない開放端を有する構造
であり、ここから漏洩する電磁波を遮蔽するための金属
ケースが必要とされるため、これが大型化やコスト高を
招く要因となっている。
【0010】要するに、移動体通信機器等に搭載される
デバイスには小型化や低コスト化が切望されるが、要求
される特性を満足するためには外部の回路を利用するだ
けでは不十分である。従って、図5に示した誘電体フィ
ルタや図6に示した誘電体フィルタの双方の長所のみを
合わせ持つような製品の開発が望まれている。
デバイスには小型化や低コスト化が切望されるが、要求
される特性を満足するためには外部の回路を利用するだ
けでは不十分である。従って、図5に示した誘電体フィ
ルタや図6に示した誘電体フィルタの双方の長所のみを
合わせ持つような製品の開発が望まれている。
【0011】本発明は、このような問題点を解決すべく
なされたもので、その技術的課題は、設計の自由度が高
くて様々な特性要求に応え得るフィルタ回路を構成可能
であると共に、小型で安価に構成可能な誘電体フィルタ
を提供することにある。
なされたもので、その技術的課題は、設計の自由度が高
くて様々な特性要求に応え得るフィルタ回路を構成可能
であると共に、小型で安価に構成可能な誘電体フィルタ
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、一方向
に平行して延びた複数の非貫通孔を有すると共に、該複
数の非貫通孔を含む表面全体が導電性膜で覆われた誘電
体ブロックから成ると共に、該複数の非貫通孔がそれぞ
れ共振器構造を成す誘電体フィルタであって、誘電体ブ
ロックは、外側面における複数の非貫通孔のうちの外縁
側にあるものの近傍にあって隣接する二面に渡って延在
し,且つ導電性膜と電気的に絶縁されて形成された互い
に対向する2つの入出力用電極を有すると共に、該複数
の非貫通孔の相互間には該複数の非貫通孔がそれぞれ露
出する露出面から該露出面に対向する対向面に向かって
該複数の非貫通孔のうちの隣接するもの同士を遮る大き
さで形成されたスリットを有し、更に、スリットには、
複数の非貫通孔のうちの隣接するもの同士を遮る大きさ
で複数の非貫通孔による共振器構造における隣接するも
の同士の結合を遮断するための結合遮断部が設けられた
誘電体フィルタが得られる。
に平行して延びた複数の非貫通孔を有すると共に、該複
数の非貫通孔を含む表面全体が導電性膜で覆われた誘電
体ブロックから成ると共に、該複数の非貫通孔がそれぞ
れ共振器構造を成す誘電体フィルタであって、誘電体ブ
ロックは、外側面における複数の非貫通孔のうちの外縁
側にあるものの近傍にあって隣接する二面に渡って延在
し,且つ導電性膜と電気的に絶縁されて形成された互い
に対向する2つの入出力用電極を有すると共に、該複数
の非貫通孔の相互間には該複数の非貫通孔がそれぞれ露
出する露出面から該露出面に対向する対向面に向かって
該複数の非貫通孔のうちの隣接するもの同士を遮る大き
さで形成されたスリットを有し、更に、スリットには、
複数の非貫通孔のうちの隣接するもの同士を遮る大きさ
で複数の非貫通孔による共振器構造における隣接するも
の同士の結合を遮断するための結合遮断部が設けられた
誘電体フィルタが得られる。
【0013】この誘電体フィルタにおいて、結合遮断部
は、導電性膜がスリットの少なくとも一面に設けられた
ものであることや、或いはスリット内に挿入された導電
体であることは好ましい。
は、導電性膜がスリットの少なくとも一面に設けられた
ものであることや、或いはスリット内に挿入された導電
体であることは好ましい。
【0014】又、本発明によれば、上記何れかの誘電体
フィルタにおいて、誘電体ブロックにおける対向面と複
数の非貫通孔に関するそれぞれの端面との間の部分には
回路構成部が設けられた誘電体フィルタが得られる。
フィルタにおいて、誘電体ブロックにおける対向面と複
数の非貫通孔に関するそれぞれの端面との間の部分には
回路構成部が設けられた誘電体フィルタが得られる。
【0015】
【作用】一般に、フィルタ回路の設計においては個々の
共振器が独立して存在していた方が設計し易い。そこ
で、本発明の誘電体フィルタでは共振器自体は個々の共
振器が独立して存在する形態を採用し、フィルタ全体と
して一体型を呈する構造としている。本発明では誘電体
ブロックに複数の非貫通孔を形成しているが、各非貫通
孔が形成されただけの状態では従来の誘電体フィルタと
比べて結合の性質は異なるものの、基本的には同様に共
振器構造間で互いに結合した状態となる。このため、本
発明では共振器構造間の結合を遮断するために誘電体ブ
ロックにおける各非貫通孔の相互間にそれらの非貫通孔
が露出する露出面に対向する対向面に向かって各非貫通
孔のうちの隣接するもの同士を遮る大きさでスリットを
形成している。このスリットは共振器構造間の結合を遮
断するために設けられるものであるため、スリットには
更に各非貫通孔のうちの隣接するもの同士を遮る大きさ
で各非貫通孔による共振器構造における隣接するもの同
士の結合を遮断するための結合遮断部が設けられるが、
結合遮断部としてはスリットの少なくとも一面を導電性
膜により覆うか、或いはスリット内に導電体を挿入すれ
ば良く、何れの場合も従来の誘電体フィルタで採用され
ている結合調整用としての孔やスリットを設ける技術と
は基本に相違している。これによって、共振器構造間の
結合は等価的に殆ど影響が無い程度まで遮断され、各共
振器構造がそれぞれ独立に存在するものとみなせる。
又、誘電体ブロックにおける複数の非貫通孔に関するそ
れぞれの端面と各非貫通孔の露出面に対向する対向面と
の間に部分に回路構成部を一体的に設け、フィルタ全体
としての部品点数を1点としている。
共振器が独立して存在していた方が設計し易い。そこ
で、本発明の誘電体フィルタでは共振器自体は個々の共
振器が独立して存在する形態を採用し、フィルタ全体と
して一体型を呈する構造としている。本発明では誘電体
ブロックに複数の非貫通孔を形成しているが、各非貫通
孔が形成されただけの状態では従来の誘電体フィルタと
比べて結合の性質は異なるものの、基本的には同様に共
振器構造間で互いに結合した状態となる。このため、本
発明では共振器構造間の結合を遮断するために誘電体ブ
ロックにおける各非貫通孔の相互間にそれらの非貫通孔
が露出する露出面に対向する対向面に向かって各非貫通
孔のうちの隣接するもの同士を遮る大きさでスリットを
形成している。このスリットは共振器構造間の結合を遮
断するために設けられるものであるため、スリットには
更に各非貫通孔のうちの隣接するもの同士を遮る大きさ
で各非貫通孔による共振器構造における隣接するもの同
士の結合を遮断するための結合遮断部が設けられるが、
結合遮断部としてはスリットの少なくとも一面を導電性
膜により覆うか、或いはスリット内に導電体を挿入すれ
ば良く、何れの場合も従来の誘電体フィルタで採用され
ている結合調整用としての孔やスリットを設ける技術と
は基本に相違している。これによって、共振器構造間の
結合は等価的に殆ど影響が無い程度まで遮断され、各共
振器構造がそれぞれ独立に存在するものとみなせる。
又、誘電体ブロックにおける複数の非貫通孔に関するそ
れぞれの端面と各非貫通孔の露出面に対向する対向面と
の間に部分に回路構成部を一体的に設け、フィルタ全体
としての部品点数を1点としている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に実施例を挙げ、本発明の誘
電体フィルタについて、図面を参照して詳細に説明す
る。
電体フィルタについて、図面を参照して詳細に説明す
る。
【0017】図1は、本発明の一実施例に係る誘電体フ
ィルタの基本構成を透視斜視図により示したもので、図
2は、図1中のA−A´線方向における側面断面図を示
したものである。
ィルタの基本構成を透視斜視図により示したもので、図
2は、図1中のA−A´線方向における側面断面図を示
したものである。
【0018】この誘電体フィルタは、一方向に平行して
延びた複数(ここでは2つ)の非貫通孔2を有すると共
に、各非貫通孔2を含む表面全体が導電性膜5で覆われ
た誘電体ブロック1Cから成るもので、各非貫通孔2が
それぞれ共振器構造を成す。この誘電体ブロック1Cで
は、その外側面における各非貫通孔2の近傍(各非貫通
孔2が3つ以上であればそれらのうちの外縁側にあるも
のの近傍)に導電性膜5と電気的に絶縁されて形成され
た互いに対向する2つの入出力用電極6が外側面の隣接
する二面に渡って延在するように設けられている。
延びた複数(ここでは2つ)の非貫通孔2を有すると共
に、各非貫通孔2を含む表面全体が導電性膜5で覆われ
た誘電体ブロック1Cから成るもので、各非貫通孔2が
それぞれ共振器構造を成す。この誘電体ブロック1Cで
は、その外側面における各非貫通孔2の近傍(各非貫通
孔2が3つ以上であればそれらのうちの外縁側にあるも
のの近傍)に導電性膜5と電気的に絶縁されて形成され
た互いに対向する2つの入出力用電極6が外側面の隣接
する二面に渡って延在するように設けられている。
【0019】又、誘電体ブロック1Cにおける各非貫通
孔2の相互間には、これらがそれぞれ露出する露出面か
らこの面に対向する対向面に向かって各非貫通孔2同士
を遮る大きさでスリット3が形成されている。即ち、こ
こでスリット3の長さは各非貫通孔2の長さよりも長く
なっている。
孔2の相互間には、これらがそれぞれ露出する露出面か
らこの面に対向する対向面に向かって各非貫通孔2同士
を遮る大きさでスリット3が形成されている。即ち、こ
こでスリット3の長さは各非貫通孔2の長さよりも長く
なっている。
【0020】更に、スリット3は導電性膜5により覆わ
れているが、ここでの導電性膜5は各非貫通孔2による
共振器構造における結合を遮断するためのものであるた
め、必要最小限度として各非貫通孔2同士を遮る大きさ
でスリット3の一面だけを覆う形態であっても構わな
い。ここでのスリット3を覆った導電性膜5は、各非貫
通孔2が3つ以上,これらの相互間にスリット3が2つ
以上設けられた場合を想定すれば、各非貫通孔2のうち
の隣接するもの同士を遮る大きさで各非貫通孔2による
共振器構造における隣接するもの同士の結合を遮断する
ための結合遮断部として設けられている。
れているが、ここでの導電性膜5は各非貫通孔2による
共振器構造における結合を遮断するためのものであるた
め、必要最小限度として各非貫通孔2同士を遮る大きさ
でスリット3の一面だけを覆う形態であっても構わな
い。ここでのスリット3を覆った導電性膜5は、各非貫
通孔2が3つ以上,これらの相互間にスリット3が2つ
以上設けられた場合を想定すれば、各非貫通孔2のうち
の隣接するもの同士を遮る大きさで各非貫通孔2による
共振器構造における隣接するもの同士の結合を遮断する
ための結合遮断部として設けられている。
【0021】加えて、誘電体ブロック1Cにおける対向
面と各非貫通孔2に関するそれぞれの端面との間の部分
には回路構成部4が一体的に設けられている。
面と各非貫通孔2に関するそれぞれの端面との間の部分
には回路構成部4が一体的に設けられている。
【0022】このような構成による誘電体フィルタは、
各非貫通孔2がそれぞれ独立した2共振器構造を成すと
共に、開放端面を持たず表面全体が導電性膜5で覆われ
ていることにより、電磁漏洩に関する防止構造となって
いる上、誘電体ブロック1Cに回路構成部4が一体的に
構成されて部品点数が1点の小型化されたものになって
いる。従って、この誘電体フィルタは、従来の誘電体フ
ィルタのような組み立て工数を必要とせず、しかもケー
スに収容する必要が無いものとなっている。
各非貫通孔2がそれぞれ独立した2共振器構造を成すと
共に、開放端面を持たず表面全体が導電性膜5で覆われ
ていることにより、電磁漏洩に関する防止構造となって
いる上、誘電体ブロック1Cに回路構成部4が一体的に
構成されて部品点数が1点の小型化されたものになって
いる。従って、この誘電体フィルタは、従来の誘電体フ
ィルタのような組み立て工数を必要とせず、しかもケー
スに収容する必要が無いものとなっている。
【0023】以下は、この誘電体フィルタを製造するた
めの工程を図3に示すフローチャートを参照して説明す
る。
めの工程を図3に示すフローチャートを参照して説明す
る。
【0024】先ず、原料となる誘電体材料を金型に入れ
てプレス(ステップS1)工程を行う。この段階でブロ
ックには2つの非貫通孔2とこられの相互間のスリット
3とが形成される。
てプレス(ステップS1)工程を行う。この段階でブロ
ックには2つの非貫通孔2とこられの相互間のスリット
3とが形成される。
【0025】次に、回路形成(ステップS2)工程とし
て、プレス上がりのブロック(グリーン体)における各
非貫通孔2の露出面に対向する対向面に積層印刷によっ
て回路構成部4を形成する。この回路構成部4の構成は
フィルタ回路の様々な特性要求に応じて適宜設計するこ
とができる。因みに、この回路形成(ステップS2)工
程では、各非貫通孔2の底面(対向面側への端面)に対
向する位置に電極を形成する(図示せず)ことによっ
て、各共振器構造と直列に容量を接続した形で各非貫通
孔2による各共振器構造から回路構成部4への入出力構
造を得る。
て、プレス上がりのブロック(グリーン体)における各
非貫通孔2の露出面に対向する対向面に積層印刷によっ
て回路構成部4を形成する。この回路構成部4の構成は
フィルタ回路の様々な特性要求に応じて適宜設計するこ
とができる。因みに、この回路形成(ステップS2)工
程では、各非貫通孔2の底面(対向面側への端面)に対
向する位置に電極を形成する(図示せず)ことによっ
て、各共振器構造と直列に容量を接続した形で各非貫通
孔2による各共振器構造から回路構成部4への入出力構
造を得る。
【0026】更に、回路構成部4の形成後には、焼結
(ステップS3)工程として、そのブロックを所定の温
度条件下で焼結する。ここで得られた焼結体に対し、引
き続く導体形成(ステップS4)工程では銀ペーストを
塗布して焼き付け、導電性膜5で全表面を覆う。
(ステップS3)工程として、そのブロックを所定の温
度条件下で焼結する。ここで得られた焼結体に対し、引
き続く導体形成(ステップS4)工程では銀ペーストを
塗布して焼き付け、導電性膜5で全表面を覆う。
【0027】最後に、入出力電極形成(ステップS5)
工程として、サンドブラスによって全表面が導電性膜5
で覆われた焼結体に対し、入出力電極6を形成する。こ
れにより、誘電体ブロック1Cを基体とする誘電体フィ
ルタが完成する。
工程として、サンドブラスによって全表面が導電性膜5
で覆われた焼結体に対し、入出力電極6を形成する。こ
れにより、誘電体ブロック1Cを基体とする誘電体フィ
ルタが完成する。
【0028】図4は、このような誘電体フィルタを製造
するための図3で説明した工程とは別な工程をフローチ
ャートにより示したものである。但し、ここでは共振器
構造を成す各非貫通孔2を含む本体部分と回路構成部4
を含む副本体部分とを別々に作って貼り合わせて焼結す
るものとする。
するための図3で説明した工程とは別な工程をフローチ
ャートにより示したものである。但し、ここでは共振器
構造を成す各非貫通孔2を含む本体部分と回路構成部4
を含む副本体部分とを別々に作って貼り合わせて焼結す
るものとする。
【0029】先ず、原料となる誘電体材料を金型に入れ
てプレス(ステップS1)工程を行う。この段階でブロ
ックには従来の場合に設けられた2つの貫通孔7が形成
される。
てプレス(ステップS1)工程を行う。この段階でブロ
ックには従来の場合に設けられた2つの貫通孔7が形成
される。
【0030】一方、これと平行して回路形成(ステップ
S2)工程では、別な板状ブロックに対して積層印刷に
よって回路構成部4を形成する。
S2)工程では、別な板状ブロックに対して積層印刷に
よって回路構成部4を形成する。
【0031】次に、接合(ステップS3)工程として、
各貫通孔7を有するプレス上がりのブロック(グリーン
体)と回路構成部4が形成された別な板状ブロックとを
バインダーを介して接合する。
各貫通孔7を有するプレス上がりのブロック(グリーン
体)と回路構成部4が形成された別な板状ブロックとを
バインダーを介して接合する。
【0032】この後、焼結(ステップS4)工程とし
て、接合されたブロック及び板状ブロックを所定の温度
条件下で焼結する。ここで得られた焼結体に対し、引き
続くスリット形成(ステップS5)工程では切削機によ
ってスリット3を設ける。
て、接合されたブロック及び板状ブロックを所定の温度
条件下で焼結する。ここで得られた焼結体に対し、引き
続くスリット形成(ステップS5)工程では切削機によ
ってスリット3を設ける。
【0033】以後は図3で説明した工程の場合と同様で
あり、導体形成(ステップS6)工程では銀ペーストを
塗布して焼き付け、導電性膜5で全表面を覆い、入出力
電極形成(ステップS7)工程ではサンドブラスによっ
て全表面が導電性膜5で覆われた焼結体に対して入出力
電極6を形成する。これにより、誘電体ブロック1Cを
基体とする誘電体フィルタが完成する。
あり、導体形成(ステップS6)工程では銀ペーストを
塗布して焼き付け、導電性膜5で全表面を覆い、入出力
電極形成(ステップS7)工程ではサンドブラスによっ
て全表面が導電性膜5で覆われた焼結体に対して入出力
電極6を形成する。これにより、誘電体ブロック1Cを
基体とする誘電体フィルタが完成する。
【0034】ところで、上述した誘電体フィルタでは、
各非貫通孔2による共振器構造における隣接するもの同
士の結合を遮断するための結合遮断部として、各非貫通
孔2の相互間に形成されたスリット3に対し、導電性膜
5で各非貫通孔2のうちの隣接するもの同士を遮る大き
さで覆う場合を説明したが、他の結合遮断部としては、
スリット3を導電性膜5で覆う代わりにスリット3内に
各非貫通孔2のうちの隣接するもの同士を遮る大きさの
導電体を挿入する構成が挙げられる。
各非貫通孔2による共振器構造における隣接するもの同
士の結合を遮断するための結合遮断部として、各非貫通
孔2の相互間に形成されたスリット3に対し、導電性膜
5で各非貫通孔2のうちの隣接するもの同士を遮る大き
さで覆う場合を説明したが、他の結合遮断部としては、
スリット3を導電性膜5で覆う代わりにスリット3内に
各非貫通孔2のうちの隣接するもの同士を遮る大きさの
導電体を挿入する構成が挙げられる。
【0035】このような構成の誘電体フィルタにおいて
も、先の上述した誘電体フィルタの場合と同等な効果が
得られる。
も、先の上述した誘電体フィルタの場合と同等な効果が
得られる。
【0036】尚、上述した各誘電体フィルタの製造工程
に関して、共振器構造から回路構成部4への入出力構造
を得るための手法,並びに導電性膜5や入出力電極6の
形成に関する手法等は開示したものに限定されるもので
はなく、他の方法を用いることも可能である。又、各誘
電体フィルタの製造工程では何れもグリーン体の状態で
回路構成部4と一体化して焼結する方法を採用した場合
について説明したが、各々焼結したものを貼り合わせる
方法でも同等な構成を得ることができる。更に、上述し
た実施例の誘電体フィルタでは誘電体ブロック1Cに2
つの非貫通孔2及びこれらの相互間に1つのスリット3
が設けられた場合について説明したが、3つ以上の非貫
通孔2及びそれらの相互間にそれぞれ2つ以上のスリッ
ト3が設けられた場合でも、同様に構成することができ
る。因みに、この構成の誘電体フィルタに関しては、図
6で説明した1つの共振器構造の誘電体ブロック1Bを
複数個並べて構成する場合と比べれば特性的に遥かに高
性能化される。
に関して、共振器構造から回路構成部4への入出力構造
を得るための手法,並びに導電性膜5や入出力電極6の
形成に関する手法等は開示したものに限定されるもので
はなく、他の方法を用いることも可能である。又、各誘
電体フィルタの製造工程では何れもグリーン体の状態で
回路構成部4と一体化して焼結する方法を採用した場合
について説明したが、各々焼結したものを貼り合わせる
方法でも同等な構成を得ることができる。更に、上述し
た実施例の誘電体フィルタでは誘電体ブロック1Cに2
つの非貫通孔2及びこれらの相互間に1つのスリット3
が設けられた場合について説明したが、3つ以上の非貫
通孔2及びそれらの相互間にそれぞれ2つ以上のスリッ
ト3が設けられた場合でも、同様に構成することができ
る。因みに、この構成の誘電体フィルタに関しては、図
6で説明した1つの共振器構造の誘電体ブロック1Bを
複数個並べて構成する場合と比べれば特性的に遥かに高
性能化される。
【0037】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の誘電体
フィルタによれば、複数の非貫通孔を有すると共に、表
面全体が導電性膜で覆われた誘電体ブロックの外側面に
おける各非貫通孔の近傍に導電性膜と電気的に絶縁され
て形成された互いに対向する2つの入出力用電極を外側
面の隣接する二面に渡って延在して設け、各非貫通孔の
相互間にはこれらがそれぞれ露出する露出面からこの面
に対向する対向面に向かって各非貫通孔同士を遮る大き
さでスリットを形成した上、対向面と各非貫通孔に関す
るそれぞれの端面との間の部分には回路構成部を設けて
フィルタ全体としての部品点数を1点としている。この
結果、従来の異なる構成の誘電体フィルタがそれぞれ有
する利点,即ち、設計の自由度が高くて様々な特性要求
に応え得るフィルタ回路を構成可能であることや、製造
工数及び部品点数が大きく削減されて小型で構成可能で
製造が容易であるという長所を合わせ持つ上、ケース等
を用いることなく電磁漏洩を防止し得る高性能な誘電体
フィルタが安価に提供可能になる。
フィルタによれば、複数の非貫通孔を有すると共に、表
面全体が導電性膜で覆われた誘電体ブロックの外側面に
おける各非貫通孔の近傍に導電性膜と電気的に絶縁され
て形成された互いに対向する2つの入出力用電極を外側
面の隣接する二面に渡って延在して設け、各非貫通孔の
相互間にはこれらがそれぞれ露出する露出面からこの面
に対向する対向面に向かって各非貫通孔同士を遮る大き
さでスリットを形成した上、対向面と各非貫通孔に関す
るそれぞれの端面との間の部分には回路構成部を設けて
フィルタ全体としての部品点数を1点としている。この
結果、従来の異なる構成の誘電体フィルタがそれぞれ有
する利点,即ち、設計の自由度が高くて様々な特性要求
に応え得るフィルタ回路を構成可能であることや、製造
工数及び部品点数が大きく削減されて小型で構成可能で
製造が容易であるという長所を合わせ持つ上、ケース等
を用いることなく電磁漏洩を防止し得る高性能な誘電体
フィルタが安価に提供可能になる。
【図1】本発明の一実施例に係る誘電体フィルタの外観
構成(基本構成)を示した透視斜視図である。
構成(基本構成)を示した透視斜視図である。
【図2】図1中のA−A´線方向における側面断面図で
ある。
ある。
【図3】図1に示す誘電体フィルタを製造するための工
程を示したフローチャートである。
程を示したフローチャートである。
【図4】図1に示す誘電体フィルタを製造するための図
3で説明した工程とは別な工程を示したフローチャート
である。
3で説明した工程とは別な工程を示したフローチャート
である。
【図5】従来の誘電体フィルタの一例を示した分解斜視
図である。
図である。
【図6】従来の誘電体フィルタの他例を示した分解斜視
図である。
図である。
1A,1B,1C 誘電体ブロック 2 非貫通孔 3 スリット 4 回路構成部 5 導電性膜 6 入出力電極 7 貫通孔 8 プリント基板 9 入出力用端子 10A,10B ケース 11 結合孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲吉▼田 栄▲吉▼ 宮城県仙台市太白区郡山六丁目7番1号 株式会社トーキン内
Claims (4)
- 【請求項1】 一方向に平行して延びた複数の非貫通孔
を有すると共に、該複数の非貫通孔を含む表面全体が導
電性膜で覆われた誘電体ブロックから成ると共に、該複
数の非貫通孔がそれぞれ共振器構造を成す誘電体フィル
タであって、前記誘電体ブロックは、外側面における前
記複数の非貫通孔のうちの外縁側にあるものの近傍にあ
って隣接する二面に渡って延在し,且つ前記導電性膜と
電気的に絶縁されて形成された互いに対向する2つの入
出力用電極を有すると共に、該複数の非貫通孔の相互間
には該複数の非貫通孔がそれぞれ露出する露出面から該
露出面に対向する対向面に向かって該複数の非貫通孔の
うちの隣接するもの同士を遮る大きさで形成されたスリ
ットを有し、更に、前記スリットには、前記複数の非貫
通孔のうちの隣接するもの同士を遮る大きさで前記複数
の非貫通孔による共振器構造における隣接するもの同士
の結合を遮断するための結合遮断部が設けられたことを
特徴とする誘電体フィルタ。 - 【請求項2】 請求項1記載の誘電体フィルタにおい
て、前記結合遮断部は、前記導電性膜が前記スリットの
少なくとも一面に設けられたものであることを特徴とす
る誘電体フィルタ。 - 【請求項3】 請求項1記載の誘電体フィルタにおい
て、前記結合遮断部は、前記スリット内に挿入された導
電体であることを特徴とする誘電体フィルタ。 - 【請求項4】 請求項1〜3の何れか一つに記載の誘電
体フィルタにおいて、前記誘電体ブロックにおける前記
対向面と前記複数の非貫通孔に関するそれぞれの端面と
の間の部分には回路構成部が設けられたことを特徴とす
る誘電体フィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20804295A JPH0955603A (ja) | 1995-08-15 | 1995-08-15 | 誘電体フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20804295A JPH0955603A (ja) | 1995-08-15 | 1995-08-15 | 誘電体フィルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0955603A true JPH0955603A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=16549689
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20804295A Pending JPH0955603A (ja) | 1995-08-15 | 1995-08-15 | 誘電体フィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0955603A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021036944A1 (zh) * | 2019-08-27 | 2021-03-04 | 京信通信技术(广州)有限公司 | 双工器、介质滤波器及其容性耦合结构 |
-
1995
- 1995-08-15 JP JP20804295A patent/JPH0955603A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021036944A1 (zh) * | 2019-08-27 | 2021-03-04 | 京信通信技术(广州)有限公司 | 双工器、介质滤波器及其容性耦合结构 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040412 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Effective date: 20040603 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040728 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20041124 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |