JPH0955349A - パターン形成方法および露光装置 - Google Patents

パターン形成方法および露光装置

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JPH0955349A
JPH0955349A JP7206886A JP20688695A JPH0955349A JP H0955349 A JPH0955349 A JP H0955349A JP 7206886 A JP7206886 A JP 7206886A JP 20688695 A JP20688695 A JP 20688695A JP H0955349 A JPH0955349 A JP H0955349A
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Masaya Uematsu
政也 植松
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
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    • GPHYSICS
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    • H01L22/20Sequence of activities consisting of a plurality of measurements, corrections, marking or sorting steps
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    • H01L22/30Structural arrangements specially adapted for testing or measuring during manufacture or treatment, or specially adapted for reliability measurements
    • H01L22/34Circuits for electrically characterising or monitoring manufacturing processes, e. g. whole test die, wafers filled with test structures, on-board-devices incorporated on each die, process control monitors or pad structures thereof, devices in scribe line

Abstract

(57)【要約】 【課題】 たとえば位相シフトマスクを用いても、二次
ピークの問題が少ない最適な光源条件で、パターンを形
成することができるパターン形成方法と露光装置を提供
すること。 【解決手段】 光源から露光用光をマスクに照射し、こ
のマスクのパターンを基板上に転写し、基板上にパター
ンを形成する方法において、基板上に目的とする本パタ
ーンを形成する前に、本パターンが形成されない診断領
域54に検査用パターンで露光を行い、診断領域54に
照射されたされた光強度分布を求め、この光強度分布の
二次ピークを少なくとも観察することにより、光源条件
の最適化を図り、その最適化された条件の光源を用いて
パターンの形成を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば位相シフ
トマスクを用いても、二次ピークの問題が少ない最適な
光源条件で、パターンを形成することができるパターン
形成方法と露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、半導体集積回路の研究開発におい
て、サブハーフミクロン領域のデザインルールのデバイ
スが研究開発されている。これらデバイス開発において
は、フォトリソグラフィー技術が必須である。このフォ
トリソグラフィー技術に使用されている露光装置、いわ
ゆる縮小投影露光装置の解像性能が、半導体デバイスの
研究開発の成否、および量産の可否を左右しているとい
っても過言ではない。
【0003】従来、縮小投影露光装置の解像性能は、レ
イレーの式に基づき、縮小投影レンズのNAを大きくす
る、もしくは露光波長を短くすることにより向上されて
きていた。しかしながら、半導体デバイス作製において
は、半導体デバイスのトポグラフィー、ウエハーフラッ
トネス等に起因した段差が存在しているため、解像性能
と同時に焦点深度の確保も重要なパラメーターである。
半導体デバイス作製時のフォトリソグラフィー工程にお
けるレジストパターンの寸法精度は、一般に±5%であ
る。実デバイスにおいては、図1に示すように、半導体
基板Sの面には必ず凹凸が存在する。例えば、ポリSi
等の凸部Inが存在する。その結果、同一焦点面でレジ
ストPRのパターンが形成されることはない。そのた
め、レジストPRのパターンの寸法が、段差の上部と下
部とで異なってしまう。当然、このことは、同一波長、
同一開口数のステッパーを用いた場合、パターンが細か
ければ細かいほど顕著化する。この傾向は、どの種のレ
ジストについても、共通に見られる傾向である。
【0004】焦点深度は、露光波長に一次に比例して、
NAの二乗に反比例して小さくなる。量産段階において
焦点深度は、1.5μm程度が必要である。そのため、
必要とされる解像性能および焦点深度の双方を満足する
には、限界がある。図2(A),(B)に、最先端の露
光方法であるKrFエキシマレーザーリソグラフィーに
おける焦点深度(D.O.F)の解像性能をパラメータ
ーとした際のNA依存性を示した。図からも理解される
ように、必要とされる焦点深度1.5μmを満たした上
で、得られる最高の解像力は、約0.35μm程度であ
る。したがって、0.35μm以下の線幅を1.5μm
以上の焦点深度を有して解像することは、極めて困難で
ある。焦点深度の拡大を図る何らかの技術が必要であ
る。
【0005】このような要求に答えるべく、近年ハーフ
トーン型位相シフト法が提案されている。同露光法は、
コンタクトホールのような孤立パターンの解像度、焦点
深度を向上させるのに極めて有力な方法である。ハーフ
トーン型位相シフト法は、図3に示すように、露光用光
に対する透過率が数%〜20%程度以下の、つまりわず
かに露光用光を透過させるような半透明なCrx y
Six y ,SiOxy ,Mox Siy 膜等を暗部1
に相当するハーフトーン膜2として用い、明部3では該
膜2および透明基盤の双方(凹部5が形成される)もし
くは該膜2のみをエッチングしてマスクとして機能させ
ている。その際、明部3と半透明膜により形成される暗
部1との位相差を、180°に設定することにより、図
4(B)に示すように、孤立パターン(たとえば0.6
λ/NAのホールパターン)における光強度分布の勾配
を急にすることができる。なお、図4(A)は、従来の
クロムマスクを用いた孤立パターンにおける光強度分布
である。
【0006】孤立のコンタクトホールを形成するため
に、位相シフトマスクを用いると、DOFが大幅に向上
する実験結果を図6に示す。図6中の黒点が位相シフト
マスクを用いた場合であり、白点が従来のクロムマスク
を用いた場合である。この位相シフトマスクの設計にお
いて、図3に示すハーフトーン膜2の透過率が重要な要
素である。即ち、孤立パターンにおける光強度分布の勾
配をより急にするためには、該ハーフトーン膜2の透過
率を上げれば良い。しかしながら、透過率を上げること
によりハーフトーン膜2による遮光効果が薄れ、レジス
トが全面的に露光されてしまう。
【0007】また通常、パターン形成時には、光強度分
布に於いて所望するパターン位置の両側に遮光位置にも
かかわらず、図6(A)に示すように、近接効果により
サイドロブと呼ばれる2次ピークが発生している。該2
次ピークは、ハーフトーン透過率を上げることにより強
調され、図6(B)に示すように、例えばホールパター
ン6の設計寸法をWとして、隣り合うパターン間距離が
3W以上離れている所謂完全孤立のコンタクトホールに
おいても、周辺部が“えぐれた”形状(符号8部分)と
なる。図6(B)に示す形状では、エッチング工程にお
いてコンタクト径が拡大してしまうことが懸念される。
【0008】さらに、ハーフトーン位相シフトマスク法
を、パターン密度が高い、所謂繰り返しパターン部に応
用しようとすると、2次ピークは、パターン密度が高
い、所謂繰り返しパターン部において、隣り合うパター
ン間同志の干渉即ち相互近接効果により強調され、より
顕著となる。
【0009】したがって、ハーフトーン位相シフトマス
ク法を用いてデバイスパターンを形成しようとすると、
パターン間距離を十分に配慮して設計およびCAD工程
を行わなければならず、設計およびCAD工程に多大な
負荷をかけることとなり、実用化を妨げている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】二次ピークの解像を抑
えるには、二次ピークの光強度をレジストが解像しない
ところまで下げれば良い。二次ピークの光強度は、光源
中心部の光強度に依存している。そこで、光源中心部の
光強度を下げることにより、二次ピークの解像を抑える
方法が提案されている。
【0011】このように光源中心部の光強度を下げて位
相シフトマスクを用いる露光方法によれば、通常のガウ
ス分布の光強度分布を持つ光源による露光法に比較し、
コンタクトホールのパターン間隔が狭い場合でも、二次
ピークが解像しないことが実験により確認されている。
【0012】たとえば図7(B)は、中心部で光強度が
低い有効光源とハーフトーン位相シフトマスクを用い
て、NAが0.45のKrFエキシマレーザーステッパ
ーにより、内径0.30μm のコンタクトホールパター
ンを基板上に形成した例を示す。この実験では、レジス
トとしては、化学増幅型ポジレジスト(WKR−PT
2)を用いた。コンタクトホールの内径と、それらの間
隔との比(デューテイ比)を1:3,1:1.5,1:
1と変化させたパターンについて、それぞれコンタクト
ホールパターンを形成した。SEM写真の結果を図7
(B)に示す。
【0013】また、比較のために、ハエの目レンズ上に
照射する光強度分布を図7(A)に示すガウス分布とし
た以外は同様にして、3通りの条件でコンタクトホール
パターンを形成した。さらに、比較のために、有効光源
上に照射する光強度分布を輪帯照明の分布(中心部の光
強度を0)とした以外は同様にして、3通りの条件でコ
ンタクトホールパターンを形成した。SEM写真で観察
した結果を、図7(C)に示す。これらの実験結果か
ら、コンタクトホールの間隔が狭くなっても、中心部で
光強度が弱い分布の光源を持つ露光(図7(B),
(C))では、二次ピークがほとんど解像しないことが
確認された。
【0014】しかしながら、孤立のコンタクトホールの
パターンを形成しようとする場合には、図8に示すよう
に、輪帯照明とハーフトーン位相シフトマスクとの組合
せ(図中の○)では、通常照明とハーフトーン位相シフ
トマスクとの組合せ(図中の□)に比較し、DOFが低
下してしまう(図中においてフォーカスの幅が狭くなっ
てしまう)。
【0015】すなわち、光源中心部の光強度を下げるこ
とにより、二次ピークの解像を抑えることはできるが、
下げすぎるとハーフトーン位相シフトマスクの効果を低
減してしまう。また、図7に示すように、パターンの間
隔により二次ピークの解像の度合が異なることが分か
る。したがって、パターンの間隔により、二次ピークの
解像を抑え、かつ位相シフトマスクの効果を低減させな
いように、光源の光強度分布などの条件を最適化する必
要がある。
【0016】本発明は、このような実状に鑑みてなさ
れ、たとえば位相シフトマスクを用いても、二次ピーク
の問題が少ない最適な光源条件で、パターンを形成する
ことができるパターン形成方法と露光装置を提供するこ
とを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るパターン形成方法は、光源から露光用
光をマスクに照射し、このマスクのパターンを基板上に
転写し、基板上にパターンを形成する方法において、基
板上に目的とする本パターンを形成する前に、本パター
ンが形成されない診断領域に検査用パターンで露光を行
い、診断領域に照射されたされた光強度分布を求め、こ
の光強度分布の二次ピークを少なくとも観察することに
より、光源条件の最適化を図り、その最適化された条件
の光源を用いてパターンの形成を行う。
【0018】前記検査用パターンは、本パターンを形成
するためのマスクとは別のマスクに形成するか、本パタ
ーンを形成するためのマスクの周囲に形成する。また、
前記検査用パターンは、前記本パターンと同一のパター
ンであっても良い。本発明に係るパターン形成方法は、
位相シフトマスクを用いた場合に、特に効果的である。
位相シフトマスクを用いれば、DOFが拡大し、二次ピ
ークの問題が心配となるが、本発明の方法では、二次ピ
ークが所定値以下となるように、光源の光強度分布を最
適化することで、二次ピークによる解像が少ない。本発
明では、位相シフトマスクとしては、ハーフトーン型位
相シフトマスクに限らず、リム型位相シフトマスク、ア
ウトリガー型位相シフトマスクなどを用いることもでき
る。
【0019】診断領域としては、フォトクロミック材料
で構成することが好ましい。そのフォトクロミック材料
に照射された露光用光の光強度分布に基づく材料表面の
色変化を、撮像手段などで撮像することで、その撮像結
果に基づき、前記二次ピークの光強度を検出することが
できる。
【0020】また、診断領域としては、二次元光強度分
布を検出することが可能な撮像手段を用いることもで
き、撮像手段に撮像された画像を基に前記二次ピークの
光強度を検出することができる。さらに、診断領域とし
ては、本パターンを形成すべき基板の周囲であっても良
く、この診断領域に照射された検査用パターンの反射光
を撮像することにより、二次ピークの光強度を検出する
こともできる。
【0021】本発明では、前記二次ピークの光強度が、
所定の値以下となるように、光源からの光強度分布を変
化させ、所定の値以下となる場合の光源の光強度分布
を、最適な光源の光強度分布として採用することが好ま
しい。この場合において、診断領域に照射された露光用
光の光強度分布の一次ピークも検出し、これが所定の値
以上となるように、光源からの光強度分布を変化させる
ことがさらに好ましい。二次ピークが下がれば、一次ピ
ークも下がる傾向にあるが、一次ピークが所定値以下に
下がることは、目的とするパターンが得られないおそれ
があることから好ましくない。露光においては、一次ピ
ークに相当するパターンで、目的とするパターン形状を
形成するからである。
【0022】診断領域に露光用光を照射する際に、複数
のフォーカス条件で露光用光を照射し、それらの複数の
フォーカス条件で露光用光を照射した場合に、それぞれ
の条件で検出される二次ピークの光強度が総合的に所定
値以下となるように、光源からの光強度分布を変化さ
せ、所定値以下となる場合の光源の光強度分布を、最適
な光源の光強度分布として採用することがさらに好まし
い。なぜなら、ジャストフォーカス以外でも、二次ピー
クが低減されるように、光源の光強度分布を最適化する
ことが、DOFを拡大させるためには必要だからであ
る。
【0023】診断領域に露光用光を照射する際に、複数
の検査用パターンを用いて露光用光を照射し、それらの
複数の検査用パターンで露光用光を照射した場合に、そ
れぞれの条件で検出される二次ピークの光強度が総合的
に所定値以下となるように、光源からの光強度分布を変
化させ、所定値以下となる場合の光源の光強度分布を、
最適な光源の光強度分布として採用することも好まし
い。なぜなら、マスクには、複数種類のパターンが形成
してあることが一般的であり、ある孤立パターンのみで
なく、密集パターンにおいても、二次ピークを低減させ
ることが必要だからである。
【0024】本発明に係る露光装置は、露光用光を出射
する光源と、この光源から出射される光の光強度分布な
どの光源条件を変化させる光源可変手段と、前記光源か
らの露光用光がマスクを通して照射される診断領域と、
前記診断領域に照射された露光用光の二次ピークを検出
する二次ピーク検出手段とを有する。
【0025】前記光源は、たとえば複数のレンズの集合
体であるハエの目レンズのような有効光源であることが
好ましい。前記マスクとしては、位相シフトマスクが好
ましく用いられる。診断領域は、フォトクロミック材料
で構成してあることが好ましく、本発明に係る装置は、
そのフォトクロミック材料に照射された露光用光の光強
度分布に基づく材料表面の色変化を撮像する撮像手段
と、撮像手段の撮像結果に基づき、前記二次ピークの光
強度を検出する二次ピーク検出手段とをさらに有するこ
とが好ましい。
【0026】診断領域が、二次元光強度分布を検出する
ことが可能な撮像手段で構成してある場合には、本発明
に係る露光装置は、撮像手段に撮像された画像を基に前
記二次ピークの光強度を検出する二次ピーク検出手段を
さらに有することが好ましい。撮像手段としては、CC
Dなどの撮像素子に限らず、画素毎に光信号電荷を増幅
する内部増幅型撮像素子、あるいは撮像管などを用いる
ことができる。内部増幅型撮像素子としては、静電誘導
トランジスタ(SIT)、増幅型MOSイメージャ(A
MI)、電荷変調デバイス(CMD)、バイポーラトラ
ンジスタを画素に用いたBASISなどの各種撮像素子
が知られている。
【0027】前記診断領域が、本パターンを形成すべき
基板の周囲である場合には、本発明に係る露光装置は、
診断領域に照射された検査用パターンの反射光を撮像す
ることにより、前記二次ピークの光強度を検出する二次
ピーク検出手段をさらに有することが好ましい。
【0028】本発明に係る露光装置は、二次ピークの光
強度が、所定の値以下となるように、光源可変手段によ
り光源からの光強度分布を変化させる制御手段をさらに
有することが好ましい。この場合において、本発明に係
る露光装置は、診断領域に照射された露光用光の光強度
分布の一次ピークが所定の値以上となるように、制御手
段で光源可変手段を制御することが好ましい。
【0029】この光源可変手段は、有効光源の中央部か
ら出射する光の光量を、有効光源の周辺部から出射する
光の光量に対して、同等または所定量(有効光源の周辺
部から出射する光の光量のピーク値に対して、たとえば
0〜90%)低める手段であることが好ましい。
【0030】光源可変手段は、光学素子と、この光学素
子に対して光路軸方向に接近・離反移動可能に配置され
た光学部品とを有することが好ましい。その光学素子は
プリズムであることが好ましい。または、光源可変手段
は、前記有効光源へ入射するビームを二以上に分割する
手段と、分割された二以上の光束を前記有効光源上に照
射する可動ミラーと、前記可動ミラーの表面形状に依存
する有効光源の表面の各点におけるスキャン速度差を利
用して、前記有効光源の中央部から出射する光の光量
を、有効光源の周辺部から出射する光の光量のピーク値
に対して低めるスキャン手段とを有するものでも良い。
【0031】または、光源可変手段は、中央部に対して
周辺部で透過性が高い第1フィルターと、一回の露光時
間内に、前記第1フィルターに光を通す状態と、この第
1フィルターを通さずに露光を行う状態とに切り換える
切り替え手段とを有するものでも良い。この場合におい
て、この光源可変手段は、第1フィルターと異なる透過
率分布の第2フィルターをさらに有し、前記第1フィル
ターを通さずに露光を行う状態では、第2フィルターに
光を通すように切り替え手段が制御されることが好まし
い。
【0032】または、切り替え手段は、少なくとも前記
第1フィルターが装着してある回転式ディスクと、この
回転式ディスクを回転駆動する駆動手段とを有するもの
でも良い。または、切り替え手段は、少なくとも前記第
1フィルターがスライド式に移動可能なスライド機構を
有するものでも良い。
【0033】または、切り替え手段は、電圧印加により
光の透過率が変化する光シャッタ式光学材料を有するも
のでも良い。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る露光装置およ
びパターン形成方法を、図面に示す実施例に基づき、詳
細に説明する。ただし、当然のことではあるが、本発明
は以下の実施例により限定されるものではない。
【0035】実施例1 この実施例は、ハーフトーン位相シフトマスクを用いて
半導体デバイスパターンを安定して転写するため、図9
〜11に示す露光装置を用いて、光源の最適化を図った
例である。
【0036】まず、露光装置の全体構成を図11に基づ
き説明する。図11に示すように、この露光装置は、レ
ーザ装置と、ステッパー装置とから成る。レーザ装置
は、エキシマレーザ30と、ドーズ量制御ユニット31
と、シフティングユニット33と、発射光学系34とで
構成される。
【0037】ステッパー装置は、ビームスプリッタ35
と、プリズムユニット36と、ハエの目レンズ37と、
マスキングブレード38と、レチクル39と、プロジェ
クションレンズ40とで構成される。エキシマレーザ3
0から発射された露光用光は、前記種々の光学系を通し
て、ハエの目レンズ37へ入射し、ハエの目レンズ37
が二次光源(有効光源)となる。その露光用光は、マス
クパターンが形成されたレチクル39を通し、ウェーハ
41面上に至り、レチクル39のパターンがウェーハ面
上に転写される。本実施例では、レチクル39として、
位相シフトマスクが用いられる。
【0038】ハエの目レンズ37は、複数(たとえば1
00個)のレンズの集合体であり、全体としての外径
は、通常5cm〜20cmである。本実施例では、ハエ
の目レンズ37への入射面において図12に示す光強度
分布が実現できる。ハエの目レンズ37への入射面にお
いて図12に示す光強度分布が実現できれば、有効光源
としてのハエの目レンズからの出射光の光強度分布も同
様な分布形状となる。なお、図12(A)は、ハエの目
レンズへ入射する光の光強度分布を数字で示したもので
あり、*部が光強度のピーク部分を示し、0〜9の数字
は、ピーク部分を10とした場合の光強度の割合を示
し、中央部で低く周辺部で高い光強度分布となってい
る。また、図12(B)は、図12(A)に示す光強度
分布を立体的に示したものである。
【0039】本実施例では、図12に示す光強度分布を
実現し、その光強度分布形状を可変とするために、以下
に示す光源可変手段を採用している。従来のステッパー
のハエの目面での光量分布は、図13(C)に示すよう
に、中心部が高く周辺部が低いガウス光量分布となって
いる。これは、図13(A)に示すように、ビームスプ
リッタ35で分けられた光を、同図(B)に示すよう
に、プリズムにより合成するためである。
【0040】図13(C)に示す光量分布となることか
ら、荒いパターンに有効な照明光が強く、同時にウエハ
41面上にて2次ピークを発生させ、微細なパターンに
有効な照明光が弱いといった問題点があった。この点を
解決するために、ハエの目レンズの中心部光強度を徐々
に遮光していき、ハーフトーン位相シフトマスクにおけ
る問題点である2次ピークが発生しない程度に斜入射成
分を強調した。具体的には、図11に示すビームスプリ
ッタ35により、図14(A)に示すように、ビーム4
2を分割し、これらビームを図11に示すプリズムユニ
ット36を用いて重ね合わせる(図14(B)参照)こ
とにより、本実施例における所望の光強度分布をハエの
目レンズ面上に再現した。
【0041】図14(A)において、重ね合わせ前の各
ビーム42を内側にどれほどシフトさせるか、あるいは
各ビームの短手方向の寸法をどれほどにするかで、重ね
合わせ後の光源形状を変化させることができる。図14
(B)において、四隅部43は、光の重ね合わせ部であ
り、光量のピーク部分となる部分であり、中央部44で
は、各ビームのシミだしにより光は存在するが、光量は
低い。
【0042】本実施例では、図11に示す有効光源であ
るハエの目レンズ37から出射される露光用光の光強度
分布の最適化を図るために、図9,10に示す装置を露
光装置に付加した。図9,10に示すように、ウェーハ
ステージ50の上に、ウェーハ41を保持するウェーハ
チャック52の外側に、診断領域54を設ける。本実施
例では、診断領域54は、フォトクロミック材料で構成
してある。フォトクロミック材料は、使用される露光波
長において、照射される光の光量に略比例して、その表
面の色が変化する材料である。したがって、この表面に
露光を行うことで、図11に示すレチクル39からパタ
ーンが転写される。レチクル39としては、位相シフト
マスクを用いる。このレチクル39は、目的とする本パ
ターンが形成してある実機用のマスクをそのまま用いて
も良いが、検査用パターンのみが形成してあるマスクま
たは、本パターンの周囲に検査用パターンが形成してあ
るマスクを用いても良い。検査用パターンは、一種類の
みでなく、少なくとも孤立パターンと、密集パターンと
を含む複数種類のパターンであることが好ましい。複数
種類のパターンについて、二次ピークを検出して比較す
るためである。
【0043】図9,10に示すウェーハステージ50
は、その平面方向に移動制御可能に設置してあり、ウェ
ーハチャック52が投影レンズ40の下方に位置する位
置で、診断領域54の上に、撮像装置としてのオフアク
シススコープ56が配置するようになっている。スコー
プ56は、対物レンズ58と、CCDカメラ60とを有
し、診断領域54に形成されたパターンを撮像して映像
信号に変換する。撮像された映像信号は、コンピュータ
62へ送信され、信号処理されて、その時点での光源形
状のデータに対応してメモリに記憶される。
【0044】次に、本実施例に係る露光装置の使用方法
について説明する。目的とする本パターンの露光に先立
ち、次に示す手法により、有効光源の光強度分布の最適
化を行う。 まず、図9に示すフォトクロミックで構成された診断
領域54が投影レンズの下にくるように、ウェーハステ
ージ50を移動制御する。次に、図11に示すハーフト
ーン位相シフトマスクで構成されたレチクル39を用い
てベストフォーカスで露光を行い、診断領域54上に検
査用パターンを転写する。
【0045】次に、図9に示すウェーハステージ50
を移動し、診断領域54を対物レンズ58の下方に位置
させる。そして、診断領域54の上に形成された検査用
パターンを撮像し、映像信号に変換する。撮像された映
像信号は、コンピュータ62へ送信され、信号処理され
て、その時点での光源形状のデータに対応してメモリに
記憶される。
【0046】次に、図11に示すビームスプリッタ3
5などの光学素子を制御することで、図14に示す分割
されたビーム42間の距離を変えたり、各ビーム42の
短手方向の寸法を変えたりし、有効光源であるハエの目
レンズ37から出射される露光用光の強度分布形状を変
化させる。その変化させた分布形状の露光用光を用い
て、それ以外は前と同様にして、上記およびの動作
を繰り返す。
【0047】そして、各光源形状毎に、図15に示すコ
ントラストカーブ(a)〜(c)を描き、そのデータを
各光源毎に図9に示すコンピュータ62のメモリに記憶
する。コンピュータ62には、予め、図15に示すスラ
イスレベルI2nd を記憶させておく。このスライスレベ
ルI2 ndは、二次ピークがレジスト上に解像する光強度
レベルである。このレベルは、使用するレジストの種類
などにより相違する。
【0048】コンピュータでは、記憶してある複数のコ
ントラストカーブ(a)〜(c)のうち、二次ピーク
が、スライスレベルI2 ndを越えず、一次ピークが最大
となるコントラストカーブ(b)を選択し、その場合の
有効光源の光強度分布を最適値と判断する。
【0049】本実施例において、図15に示すコントラ
イトカーブaに対応する有効光源の光強度分布は、図1
3(C)に示す通常照明の光強度分布であった。また、
図15に示すコントライトカーブbに対応する有効光源
の光強度分布は、図12に示すように、中央部の光強度
を、周辺部の光強度のピーク値に対して、2〜90%低
めた光強度分布であった。さらに、図15に示すコント
ライトカーブcに対応する有効光源の光強度分布は、図
7(C)に示すように、中央部の光強度を0とし、周辺
部の光強度を強めた輪帯照明の光強度分布であった。
【0050】本実施例では、図15に示すコントラスト
カーブbが選択されたことから、図12に示す光源形状
が最適と判断された。次に、図12に示す分布形状の光
源をハーフトーン位相シフトマスクと組み合わせて、露
光を行い、パターンをウェーハ上に実際に形成した。結
果を図7(B)に示す。また、比較のために、従来の通
常照明とハーフトーン位相シフトマスクとを組み合わせ
てパターンを形成した結果を図7(A)に示す。さら
に、比較のために、輪帯照明とハーフトーン位相シフト
マスクとを組み合わせてパターンを形成した結果を図7
(C)に示す。図7(B)に示すように、本実施例によ
り得られた光源形状を用いた場合には、パターン間隔が
密集しても、二次ピークによる解像はほとんど見られな
かった。
【0051】また、図16中のカーブbに示すように、
本実施例により得られた光源形状を用い、孤立パターン
を形成した場合には、従来の通常照明の場合(カーブ
a)には及ばないものの、輪帯照明の場合(カーブc)
に比較して、DOFが広がることが確認された。
【0052】すなわち、本実施例により得られた光源形
状を用いることにより、ハーフトーン型位相シフトマス
クの効果を低減させることなく、二次ピークの解像を抑
制することができることが確認された。実施例2 本実施例では、前記実施例1で用いた図9,10に示す
診断領域54に、フォトクロミックを配置することな
く、直接CCDなどの二次元固体撮像素子を配置した。
【0053】本実施例では、オフアクシススコープ56
が不要となり、診断領域54に照射される光を直接映像
信号に変換し、コンピュータなどに記憶する。その他の
構成は、前記実施例1と同様である。本実施例において
も、前記第1実施例と同様にして、最適な光源形状を見
つけることができ、パターンを形成するに際して、ハー
フトーン型位相シフトマスクの効果を低減させることな
く、二次ピークの解像を抑制することができることが確
認された。
【0054】実施例3 本実施例では、診断領域が、本パターンを形成すべきシ
リコンウェーハ(基板)の周囲であり、この診断領域に
照射された検査用パターンの反射光を撮像することによ
り、二次ピークの光強度を検出する以外は、前記実施例
1と同様である。
【0055】本実施例においても、前記第1実施例と同
様にして、最適な光源形状を見つけることができ、パタ
ーンを形成するに際して、ハーフトーン型位相シフトマ
スクの効果を低減させることなく、二次ピークの解像を
抑制することができた。実施例4 本実施例では、前記実施例1において、診断領域54に
露光用光を照射する際に、複数のフォーカス条件で露光
用光を照射し、それらの複数のフォーカス条件で露光用
光を照射した場合に、それぞれの条件で検出される二次
ピークの光強度が総合的に所定値以下となるように、光
源からの光強度分布を変化させ、所定値以下となる場合
の光源の光強度分布を、最適な光源の光強度分布として
採用した。その他の構成は、前記第1実施例と同様であ
る。
【0056】本実施例においても、図12に示す分布形
状の光源が選択された。本実施例においても、前記第1
実施例と同様にして、最適な光源形状を見つけることが
でき、パターンを形成するに際して、ハーフトーン型位
相シフトマスクの効果を低減させることなく、二次ピー
クの解像を抑制することができた。
【0057】実施例5 本実施例では、ハーフトーン位相シフトマスク以外のリ
ム型位相シフトマスク、アウトリガー型位相シフトマス
クなどを用いた以外は、前記実施例1と同様にして、最
適な光源形状を検索した。
【0058】その他の構成は、前記第1実施例と同様で
ある。本実施例においても、図12に示す分布形状の光
源が選択された。本実施例においても、前記第1実施例
と同様にして、最適な光源形状を見つけることができ、
パターンを形成するに際して、位相シフトマスクの効果
を低減させることなく、二次ピークの解像を抑制するこ
とができた。
【0059】実施例6 本実施例では、光源の形状を可変にするための手段とし
て、プリズムなどの光学素子と、この光学素子に対して
光路軸方向に接近・離反移動可能に配置された光学部品
とを用いた以外は、前記実施例1と同様にして、最適な
光源形状を検索した。
【0060】その他の構成は、前記第1実施例と同様で
ある。本実施例においても、図12に示す分布形状の光
源が選択された。本実施例においても、前記第1実施例
と同様にして、最適な光源形状を見つけることができ、
パターンを形成するに際して、位相シフトマスクの効果
を低減させることなく、二次ピークの解像を抑制するこ
とができた。
【0061】実施例7 本実施例では、光源の形状を可変にするための手段とし
て、有効光源へ入射するビームを二以上に分割する手段
と、分割された二以上の光束を前記有効光源上に照射す
る可動ミラーと、前記可動ミラーの表面形状に依存する
有効光源の表面の各点におけるスキャン速度差を利用し
て、前記有効光源の中央部から出射する光の光量を、有
効光源の周辺部から出射する光の光量のピーク値に対し
て低めるスキャン手段とを有する装置を用いた以外は、
前記実施例1と同様にして、最適な光源形状を検索し
た。
【0062】その他の構成は、前記第1実施例と同様で
ある。本実施例においても、図12に示す分布形状の光
源が選択された。本実施例においても、前記第1実施例
と同様にして、最適な光源形状を見つけることができ、
パターンを形成するに際して、位相シフトマスクの効果
を低減させることなく、二次ピークの解像を抑制するこ
とができた。
【0063】実施例8 本実施例では、結果的に得られる光源からの光強度分布
を変化させるための手段として、図17(A)に示す装
置を用いた以外は、前記実施例1と同様にして、最適な
光源形状を検索した。その他の構成は、前記第1実施例
と同様である。
【0064】本実施例では、図17(A)に示す回転デ
ィスク式のフィルター切り換え装置90が、図11に示
すハエの目レンズ37の光入射側または光出射側に配置
してある。このフィルター切り換え装置90は、回転デ
ィスク92と、これを駆動する回転駆動軸94とを有す
る。回転ディスク92には、周方向に沿って光透過用開
口部95と、フィルター96と、その他のフィルターが
形成してある。フィルター96は、たとえば図18
(A)に示すように、外径を1.0とした場合に、その
中央部の0.5の範囲が遮光するようになっている。一
回のトータルな露光時間を1秒とした場合に、最初の
0.2秒では、図17(A)に示す開口部95に露光用
光(図19に示す分布の光)を通し、その後、瞬時に回
転ディスク92を回転し、残りの0.8秒では、露光用
光をフィルター96に通して露光を行う。その結果、図
20に示すように、一回の露光時間当りの有効光源から
の光強度分布は、図19に示す光強度分布と時間との積
と、図18(A)に示すフィルターを通した光強度分布
と時間との積との和の光強度分布に均等となる。
【0065】本実施例においては、図17(A)に示す
開口部95を通す時間と、フィルター96とを通す時間
とのバランスを調節することにより、結果的に照射され
る光の光量分布(光強度分布に等価)の形状を変化させ
ることができる。本実施例においては、輪帯照明形状の
光源が選択された。
【0066】本実施例においても、前記第1実施例と同
様にして、最適な光源形状を見つけることができ、パタ
ーンを形成するに際して、位相シフトマスクの効果を低
減させることなく、二次ピークの解像を抑制することが
できた。実施例9 本実施例では、結果的に得られる光源からの光強度分布
を変化させるための手段として、図17(B)に示す装
置を用いた以外は、前記実施例1と同様にして、最適な
光源形状を検索した。その他の構成は、前記第1実施例
と同様である。
【0067】本実施例では、フィルターを通さない状態
では、有効光源としてのハエの目レンズ37へ入射する
光の強度分布は、図19に示すようなフラットな光強度
分布であるとする。本実施例では、たとえば図17
(B)に示すスライド式のフィルター切り換え装置97
が、図11に示すハエの目レンズ37の光入射側または
光出射側に配置してある。このフィルター切り換え装置
97は、複数種類のフィルター96a〜96dを収容
し、これらを高速でスライド移動させることが可能なフ
ィルター保持体98を有する。フィルター96aは、た
とえば図18(A)に示すように、外径を1.0とした
場合に、その中央部の0.5の範囲が遮光するようにな
っている。また、フィルター96bは、図18(B)に
示すように、外径を1.0とした場合に、幅0.35の
十字状の範囲が遮光するようになっている。
【0068】一回のトータルな露光時間を1秒とした場
合に、最初の0.2秒では、図17(B)に示す保持体
98内に全てのフィルター96a〜96dを後退移動し
た状態とし、露光用光をフィルターに通さない。その
後、瞬時にフィルター96aをスライド移動させ、0.
3秒では、露光用光をフィルター96aに通して露光を
行う。次に、図17(B)に示すフィルター96aを保
持体98内に瞬時にスライドさせて後退移動させ、同時
に、フィルター96bをスライドさせて前進移動させ、
残りの0.5秒では、露光用光をフィルター96bに通
して露光を行う。その結果、図21に示すように、一回
の露光時間当りの有効光源からの光強度分布は、図19
に示す光強度分布と時間との積と、図18(A)に示す
フィルターを通した光強度分布と時間との積と、図18
(B)に示すフィルターを通した光強度分布と時間との
積との和の光強度分布に均等となる。
【0069】本実施例においては、図17(B)に示す
フィルター96a〜96dを通す時間と切り換える時点
とを調節することにより、結果的に照射される光の光量
分布(光強度分布に等価)の形状を変化させることがで
きる。本実施例においては、前記実施例1と同様にし
て、図12に示す形状の光源が選択された。
【0070】本実施例においても、前記第1実施例と同
様にして、最適な光源形状を見つけることができ、パタ
ーンを形成するに際して、位相シフトマスクの効果を低
減させることなく、二次ピークの解像を抑制することが
できた。実施例9 本実施例では、結果的に得られる光源からの光強度分布
を変化させるための手段として、図17(C)に示す装
置を用いた以外は、前記実施例1と同様にして、最適な
光源形状を検索した。その他の構成は、前記第1実施例
と同様である。
【0071】本実施例では、フィルターを通さない状態
では、有効光源としてのハエの目レンズ37へ入射する
光の強度分布は、図19に示すようなフラットな光強度
分布であるとする。本実施例では、たとえば図17
(C)に示す光シャッタ式光学材料100が、図11に
示すハエの目レンズ37の光入射側または光出射側に配
置してある。この光シャッタ式光学材料は、たとえばP
LZT(La添加のチタン酸ジルコン酸鉛)で構成さ
れ、基板の少なくとも片面に複数の細電極を設け、電圧
を印加することにより、光の透過率が変化する材料であ
る。光学材料100の表面に設ける電極の形を工夫する
ことで、中心領域102と周辺領域104とを別々に制
御可能とし、電圧を印加することにより一瞬にして中央
部102のみを遮光状態にすることが可能である。
【0072】一回のトータルな露光時間を1秒とした場
合に、最初の0.2秒では、図17(C)に示す中央部
102と周辺部104とを光透過状態とし、これらの領
域に露光用光を通す。その後、瞬時に中央部102の電
極にのみ電圧を印加し、中央部102を遮光状態とし、
その状態で露光用光を通す。その結果、前記実施例70
と同様な結果を得ることができる。
【0073】本実施例においては、光学材料100の表
面に形成する電極の形状、配置間隔および電圧印加条件
などを工夫することで、結果的に種々の光強度分布形状
を得ることができる。本実施例においては、前記実施例
1と同様にして、図12に示す形状の光源が選択され
た。
【0074】本実施例においても、前記第1実施例と同
様にして、最適な光源形状を見つけることができ、パタ
ーンを形成するに際して、位相シフトマスクの効果を低
減させることなく、二次ピークの解像を抑制することが
できた。なお、本発明は、上述した実施形態に限定され
るものではなく、本発明の範囲内で種々に改変すること
ができる。
【0075】たとえば光源としては、ハエの目レンズ以
外の有効光源あるいはその他の光源を用いることができ
る。
【0076】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、たとえば位相シフトマスクを用いても、二次ピーク
の問題が少ない最適な光源条件で、パターンを形成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実デバイスにおける基板面に必ず凹凸が存在す
る事を示した図である。
【図2】(A)はKrFエキシマレーザーリソグラフィ
ーにおける焦点深度の解像性能をパラメーターとした際
のNA依存性を示すグラフ、(B)はその表である。
【図3】ハーフトーン型位相シフト法に用いる位相シフ
トマスクの断面図である。
【図4】(A)はクロムマスク法によるウェーハ表面で
の光強度分布を示すグラフ、(B)はハーフトーン位相
シフト法によるウェーハ表面での光強度分布を示すグラ
フである。
【図5】位相シフトマスクを用いることによりDOFが
向上した実験例を示すグラフである。
【図6】(A)はハーフトーン型位相シフト法による二
次ピークの存在を示すグラフ、(B)は孤立コンタクト
ホールにおいても、2次ピークにより周辺部が“えぐれ
た”形状となることを示す断面図である。
【図7】(A)〜(C)は光源の光強度分布による二次
パターンの影響を示すホールパターンのSEM写真であ
る。
【図8】ハーフトーン位相シフトマスクを用いた場合に
DOFが狭くなる場合の結果を示すグラフである。
【図9】本発明の一実施例に係る露光装置の要部を示す
概念図である。
【図10】図9の一部平面図である。
【図11】露光装置の全体構成を示す概念図である。
【図12】(A)はハエの目レンズ面上での光量分布を
数値で示す図、(B)はハエの目レンズ面上での光量分
布を立体的に示す図である。
【図13】(A)はプリズム上でのビーム状態を示す
図、(B)はハエの目レンズ上でのビームの重なりを示
す図、(C)は光量のガウス分布を示す図である。
【図14】(A),(B)はビームの重ね合わせ方を示
す図であり、(A)は重ね合わせる前の状態を示し、
(B)は重ね合わせ後の状態を示す図である。
【図15】各光源形状毎に得られるコントラストカーブ
を示すグラフである。
【図16】本発明の実施例に係る方法により得られる光
源形状の場合には、DOFも向上することを示すグラフ
である。
【図17】(A)〜(C)は光源可変手段の例を示す図
である。
【図18】(A),(B)は実施例で用いるフィルター
の例を示す図である。
【図19】実施例で用いる光強度分布を示す図である。
【図20】光強度分布の足し算を示す概念図である。
【図21】光強度分布の足し算を示す概念図である。
【符号の説明】
35… ビームスプリッタ 36… プリズムユニット 37… ハエの目レンズ 39… レチクル 41… ウェーハ 50… ウェーハステージ 52… ウェーハチャック 54… 診断領域 56… オフアクシススコープ 60… CCDカメラ
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】(A)はKrFエキシマレーザーリソグラフィ
ーにおける焦点深度の解像性能をパラメーターとした際
のNA依存性を示すグラフ、(B)はその図表である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18】

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から露光用光をマスクに照射し、こ
    のマスクのパターンを基板上に転写し、基板上にパター
    ンを形成する方法において、基板上に目的とする本パタ
    ーンを形成する前に、本パターンが形成されない診断領
    域に検査用パターンで露光を行い、診断領域に照射され
    たされた光強度分布を求め、この光強度分布の二次ピー
    クを少なくとも観察することにより、光源条件の最適化
    を図り、その最適化された条件の光源を用いてパターン
    の形成を行うパターン形成方法。
  2. 【請求項2】 前記検査用パターンは、本パターンを形
    成するためのマスクとは別のマスクに形成してある請求
    項1に記載のパターン形成方法。
  3. 【請求項3】 前記検査用パターンは、本パターンを形
    成するためのマスクの周囲に形成してある請求項1に記
    載のパターン形成方法。
  4. 【請求項4】 前記検査用パターンは、前記本パターン
    と同一のパターンである請求項1に記載のパターン形成
    方法。
  5. 【請求項5】 前記マスクは、位相シフトマスクである
    請求項1に記載のパターン形成方法。
  6. 【請求項6】 前記診断領域が、フォトクロミック材料
    で構成してあり、そのフォトクロミック材料に照射され
    た露光用光の光強度分布に基づく材料表面の色変化を撮
    像し、その撮像結果に基づき、前記二次ピークの光強度
    を検出する請求項1に記載のパターン形成方法。
  7. 【請求項7】 前記診断領域が、二次元光強度分布を検
    出することが可能な撮像手段であり、撮像手段に撮像さ
    れた画像を基に前記二次ピークの光強度を検出する請求
    項1に記載のパターン形成方法。
  8. 【請求項8】 前記診断領域が、本パターンを形成すべ
    き基板の周囲であり、この診断領域に照射された検査用
    パターンの反射光を撮像することにより、前記二次ピー
    クの光強度を検出する請求項3に記載のパターン形成方
    法。
  9. 【請求項9】 前記二次ピークの光強度が、所定の値以
    下となるように、光源からの光強度分布を変化させ、所
    定の値以下となる場合の光源の光強度分布を、最適な光
    源の光強度分布として採用する請求項1に記載のパター
    ン形成方法。
  10. 【請求項10】 前記診断領域に照射された露光用光の
    光強度分布の一次ピークが所定の値以上となるように、
    光源からの光強度分布を変化させ、所定の値以上となる
    場合の光源の光強度分布を、最適な光源の光強度分布と
    して採用する請求項9に記載のパターン形成方法。
  11. 【請求項11】 前記診断領域に露光用光を照射する際
    に、複数のフォーカス条件で露光用光を照射し、それら
    の複数のフォーカス条件で露光用光を照射した場合に、
    それぞれの条件で検出される二次ピークの光強度が総合
    的に所定値以下となるように、光源からの光強度分布を
    変化させ、所定値以下となる場合の光源の光強度分布
    を、最適な光源の光強度分布として採用する請求項1に
    記載のパターン形成方法。
  12. 【請求項12】 前記診断領域に露光用光を照射する際
    に、複数の検査用パターンを用いて露光用光を照射し、
    それらの複数の検査用パターンで露光用光を照射した場
    合に、それぞれの条件で検出される二次ピークの光強度
    が総合的に所定値以下となるように、光源からの光強度
    分布を変化させ、所定値以下となる場合の光源の光強度
    分布を、最適な光源の光強度分布として採用する請求項
    1に記載のパターン形成方法。
  13. 【請求項13】 露光用光を出射する光源と、この光源
    から出射される光の光強度分布などの光源条件を変化さ
    せる光源可変手段と、前記光源からの露光用光がマスク
    を通して照射される診断領域と、前記診断領域に照射さ
    れた露光用光の二次ピークを検出する二次ピーク検出手
    段とを有する露光装置。
  14. 【請求項14】 前記光源が有効光源である請求項13
    に記載の露光装置。
  15. 【請求項15】 前記マスクが、位相シフトマスクであ
    る請求項13に記載の露光装置。
  16. 【請求項16】 前記診断領域が、フォトクロミック材
    料で構成してあり、そのフォトクロミック材料に照射さ
    れた露光用光の光強度分布に基づく材料表面の色変化を
    撮像する撮像手段と、撮像手段の撮像結果に基づき、前
    記二次ピークの光強度を検出する二次ピーク検出手段と
    をさらに有する請求項13に記載の露光装置。
  17. 【請求項17】 前記診断領域が、二次元光強度分布を
    検出することが可能な撮像手段で構成してあり、この撮
    像手段に撮像された画像を基に前記二次ピークの光強度
    を検出する二次ピーク検出手段をさらに有する請求項1
    3に記載の露光装置。
  18. 【請求項18】 前記診断領域が、本パターンを形成す
    べき基板の周囲であり、この診断領域に照射された検査
    用パターンの反射光を撮像することにより、前記二次ピ
    ークの光強度を検出する二次ピーク検出手段を有する請
    求項13に記載の露光装置。
  19. 【請求項19】 前記二次ピークの光強度が、所定の値
    以下となるように、前記光源可変手段により光源からの
    光強度分布を変化させる制御手段をさらに有する請求項
    13に記載の露光装置。
  20. 【請求項20】 前記診断領域に照射された露光用光の
    光強度分布の一次ピークが所定の値以上となるように、
    前記光源可変手段により光源からの光強度分布を変化さ
    せる制御手段をさらに有する請求項19に記載の露光装
    置。
  21. 【請求項21】 前記光源可変手段が、有効光源の中央
    部から出射する光の光量を、有効光源の周辺部から出射
    する光の光量に対して、同等または所定量低める手段で
    ある請求項13に記載の露光装置。
  22. 【請求項22】 前記光源可変手段が、前記有効光源の
    中央部から出射する光の光量を、有効光源の周辺部から
    出射する光の光量のピーク値に対して、0〜90%低め
    る手段である請求項21に記載の露光装置。
  23. 【請求項23】 前記有効光源が、複数のレンズの集合
    体であるハエの目レンズである請求項21に記載の露光
    装置。
  24. 【請求項24】 前記光源可変手段が、光学素子と、こ
    の光学素子に対して光路軸方向に接近・離反移動可能に
    配置された光学部品とを有する請求項13に記載の露光
    装置。
  25. 【請求項25】 前記光学素子がプリズムである請求項
    24に記載の露光装置。
  26. 【請求項26】 前記光源可変手段が、前記有効光源へ
    入射するビームを二以上に分割する手段と、分割された
    二以上の光束を前記有効光源上に照射する可動ミラー
    と、前記可動ミラーの表面形状に依存する有効光源の表
    面の各点におけるスキャン速度差を利用して、前記有効
    光源の中央部から出射する光の光量を、有効光源の周辺
    部から出射する光の光量のピーク値に対して低めるスキ
    ャン手段とを有する請求項21に記載の露光装置。
  27. 【請求項27】 前記光源可変手段が、中央部に対して
    周辺部で透過性が高い第1フィルターと、一回の露光時
    間内に、前記第1フィルターに光を通す状態と、この第
    1フィルターを通さずに露光を行う状態とに切り換える
    切り替え手段とを有する請求項21に記載の露光装置。
  28. 【請求項28】 前記第1フィルターと異なる透過率分
    布の第2フィルターをさらに有し、前記第1フィルター
    を通さずに露光を行う状態では、第2フィルターに光を
    通すように切り替え手段が制御される請求項27に記載
    の露光装置。
  29. 【請求項29】 前記切り替え手段が、少なくとも前記
    第1フィルターが装着してある回転式ディスクと、この
    回転式ディスクを回転駆動する駆動手段とを有する請求
    項27に記載の露光装置。
  30. 【請求項30】 前記切り替え手段が、少なくとも前記
    第1フィルターがスライド式に移動可能なスライド機構
    を有する請求項27に記載の露光装置。
  31. 【請求項31】 前記切り替え手段が、電圧印加により
    光の透過率が変化する光シャッタ式光学材料を有する請
    求項27に記載の露光装置。
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