JPH0955107A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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Publication number
JPH0955107A
JPH0955107A JP20607595A JP20607595A JPH0955107A JP H0955107 A JPH0955107 A JP H0955107A JP 20607595 A JP20607595 A JP 20607595A JP 20607595 A JP20607595 A JP 20607595A JP H0955107 A JPH0955107 A JP H0955107A
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JP
Japan
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light
phosphor
fluorescent lamp
long afterglow
light source
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Application number
JP20607595A
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English (en)
Inventor
Junji Araki
淳二 荒木
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非常時に蛍光ランプが照明器具から脱落した
り、或いは衝撃を受けたりして破損・散乱すると、蛍光
ランプの長残光特性に基づく誘導灯的な機能が損なわれ
る。 【解決手段】 光源4を器具本体1に対して所定の位置
関係を有するように配置し、光源4からの光が照射され
る器具本体上面部1aの中央部分に凹部1bを形成し、
この凹部1bに長残光性を有する蛍光体2を被着すると
共にその表面を被覆部材3にて被覆した。尚、長残光性
を有する蛍光体としては、例えばユ−ロピウム付活アル
ミン酸ストロンチウム蛍光体などがある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は照明器具に関し、
特に蛍光ランプの消灯後、例えば10分以上を経過して
も物の識別が可能な残光を呈する照明器具の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、照明器具は、例えば樋状の器具
本体に、それに対して所定の位置関係を有するように蛍
光ランプを配置すると共に、蛍光ランプの下方側に樹脂
製の乳白色のパネルやカバ−などを配置して構成されて
いる。
【0003】この照明器具は種々の用途に使用されてい
るが、例えばFL40タイプの蛍光ランプを用いる多く
の照明器具は工事用器具として事務所はもとより大型店
舗,劇場,浴場,地下街などのように広い分野で使用さ
れている。
【0004】ところで、このような照明器具が多く使用
されている大型店舗,劇場,地下街などには多くの人が
集まることから、火災,地震などの災害によって万一停
電したりすると、パニック状態となって不測の事故が起
こることが予測される。
【0005】従って、消防法,建築基準法では、一定以
上のスペ−スを有し、かつ人が多く集まるなどの条件を
満たす大型店舗,劇場,地下街などには一般照明器具の
他に、誘導灯,非常灯などの設置を義務付けている。
【0006】これらの誘導灯,非常灯は、例えば正常時
は蛍光ランプを商用電源によって点灯させ、非常時(停
電時)は内蔵バッテリ−を電源として蛍光ランプないし
電球などを照度が1(Lx)以上でかつ20〜30分以
上点灯するように構成されている。
【0007】このために、非常時に、万一、商用電源が
停電して一般照明器具などが消灯したとしても、床面の
照度は最低でも1(Lx)以上が確保されるために、安
全かつ迅速な避難が可能となるものである。
【0008】しかしながら、これらの誘導灯,非常灯
は、高価であることもあって、一般照明器具に比較する
と、その設置数は少ない。例えば通路誘導灯のように壁
面の下方に配置される場合には、混雑していると、壁面
に近い人と遠い人では通路誘導灯の視認性に有意差が生
じて避難の迅速性にも影響が現われるものである。
【0009】一方、このような誘導灯,非常灯の設置義
務のない一般家庭などでは、災害によって停電した場
合、真っ暗な中で円滑かつ迅速に避難することは容易で
はなく、子供や老人の避難が遅れる可能性がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、本出願人は、
先に、ガラスバルブの内面に1種又は2種以上の蛍光体
よりなる発光層を有し、この発光層に長残光性を有する
蛍光体を少なくとも1cm2 当たり0.2mg以上混入
した蛍光ランプを提案した。
【0011】この提案によれば、この蛍光ランプを一般
の照明用蛍光ランプと同様に使用することによって、こ
の蛍光ランプの消灯後500秒を経過しても、物の識別
が可能な0.05Lx程度の照度(ランプから10mm
離れた点の照度)が得られ、停電時における誘導灯的な
機能や常夜灯的な機能を奏するものである。
【0012】しかしながら、非常時に蛍光ランプが照明
器具から脱落したり、或いは衝撃を受けたりして破損・
散乱すると、蛍光ランプの長残光特性に基づく誘導灯的
な機能が損なわれるという問題がある。
【0013】しかも、この蛍光ランプは正常時における
明るさが、一般の照明用蛍光ランプに比べると、40%
程度しか得られないために、所定の床面照度を満たすに
は照明器具の設置数を増加させなければならず、経済的
な負担が増加するという問題もある。
【0014】それ故に、本発明の目的は、比較的に簡単
な構成によって仮にガラスバルブが破損しても所定の長
残光性が得られ、しかも実用上何ら遜色のない程度の明
るさが得られる照明器具を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、上述
の目的を達成するために、器具本体と、器具本体に対し
て所定の位置関係を有するように配置した光源とを具備
し、前記光源からの光が照射される器具本体部分に長残
光性を有する蛍光体を被着したものであり、本発明の第
2の発明は、前記光源が、蛍光ランプ,電球,HIDラ
ンプよりなる群から選択された少なくとも1つ以上であ
り、第3の発明は、前記長残光性を有する蛍光体の被着
面積が50cm2 以上であることを特徴とする。
【0016】又、本発明の第4の発明は、器具本体と、
器具本体に対して所定の位置関係を有するように配置し
た蛍光ランプと、器具本体に装着した樹脂製の飾り板と
を具備し、前記飾り板に長残光性を有する蛍光体を混入
したことを特徴とする。
【0017】さらに、本発明の第5の発明は、器具本体
と、器具本体に対して所定の位置関係を有するように配
置した光源と、パネル,ル−バ−,カバ−,セ−ド,グ
ロ−ブよりなる群から選択された少なくとも1つを含む
制光部材とを具備し、前記制光部材に長残光性を有する
蛍光体を混入ないし被着したことを特徴とし、第6の発
明は、前記制光部材のうち、透光性を有する制光部材へ
の長残光性を有する蛍光体の混入量を、制光部材重量の
50%以下に設定したことを特徴とし、第7の発明は、
前記制光部材のうち、非透光性の制光部材への長残光性
を有する蛍光体の被着面積が50cm2 以上であること
を特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施例につ
いて図1を参照して説明する。同図において、1は天井
面Aに埋め込まれた埋込形器具の器具本体であって、例
えば断面がコ字形に形成されており、その内面側は光反
射面に構成されている。この器具本体1の上面部1aの
長手方向には上方に向けて突出する凹部1bが形成され
ており、凹部1bの面積は50cm2 以上に設定されて
いる。この凹部1bには、長残光性を有する蛍光体2が
被着されており、その上に透光性を有するアクリル樹
脂,シリコン樹脂などの被覆部材3が積層して形成され
ている。
【0019】上述の長残光性を有する蛍光体2として
は、例えば一般式がMAl24 で表される化合物で、
Mはカルシウム,ストロンチウム,バリウムからなる群
から選択された1つ以上の金属元素からなる化合物を母
結晶にした蓄光性蛍光体であり、付活剤としてはユ−ロ
ピウム(Eu)が用いられる他、共付活剤としてジスプ
ロシウム(Dy),ネオジム(Nd)などが使用され
る。この蛍光体の平均粒径は例えば2〜12μm(FS
SS:フィッシャ-・サフ゛・シ-フ゛・サイサ゛-)に設定されている。
【0020】又、器具本体1の内部には光源として直管
形の複数本の蛍光ランプ4が、器具本体に対して所定の
位置関係を有するように配置されている。尚、光源とし
ては、蛍光ランプの他、電球,HIDランプも使用でき
る。ここで、HIDランプとは、igh nten
sity ischarge(高輝度放電)ランプの
略称で、高圧ナトリウムランプ,メタルハライドラン
プ,水銀ランプを総称したものである。
【0021】この構成の照明器具において、幅20mm
×長さ900mm×深さ2mmの凹部1bに、490n
mに発光ピ−クを有するユ−ロピウム,ジスプロシウム
付活アルミン酸ストロンチウム蛍光体(Sr4 Al14
25:Eu/Dy・・・長残光性を有する蛍光体2)を被
着すると共に、その上を透明なポリエチレンテレフタレ
−ト(PET)樹脂にて被覆し、2本のFL40蛍光ラ
ンプを連続して2時間点灯した後、消灯したところ、消
灯後300秒の残光照度は0.2(Lx)であった。
又、24時間後においても、物の識別が可能な0.05
(Lx)程度の照度が得られた。しかしながら、凹部1
bの面積は50cm2 程度あれば、標識として認識可能
な照度が得られる。
【0022】又、非常時に、万一、蛍光ランプ4が破損
したとしても、器具本体1の上面部1aおいて、蛍光体
2が残光(発光)を呈しているために、避難時の標識な
どとして利用できる。
【0023】さらには、この照明器具における蛍光ラン
プ4には長残光性を有する蛍光体が全く使用されていな
いために、所定の明るさを得ることができ、器具の設置
数を増加する必要がない。
【0024】図2は本発明の第2の実施例を示すもので
あって、器具本体1の上面部1aには50cm2 以上の
開口面積を有する開口部1cが形成されている。この開
口部1cにはアクリル樹脂よりなる飾り板5が、本体部
5aより延びる係止爪5b,5bを利用して装着されて
いる。この飾り板5には長残光性を有する蛍光体2が、
アクリル樹脂重量の50%を限度に混入・分散されてい
る。尚、この実施例は、図1の照明器具における蛍光体
2の被着構造に代えて適用することができる。
【0025】この実施例によれば、ランプ消灯時に、飾
り板5の本体部5aが残光を呈するために、避難時の標
識などとして利用できる。特に、家庭用照明器具に適用
すれば、通常、常夜灯用として搭載されている5W程度
の豆球を省略でき、器具のコストを低減できるのみなら
ず、省電力効果も得られる。
【0026】図3は本発明の第3の実施例を示すもので
あって、天井面Aに埋め込まれた器具本体1の下方開口
部には樹脂製の透光性を有するパネル6が配置されてい
る。このパネル6には、例えば透明のアクリル樹脂など
が用いられており、長残光性を有する蛍光体2が樹脂重
量の50%を限度に混入・分散されている。これの混入
量は、カバ−9の光透過性,外観状態の観点から20%
程度以下が望ましい。特に、乳白色などのように着色処
理されている場合には、さらに混入量を減少させること
が好ましい。
【0027】特に、長残光性を有する蛍光体2をアクリ
ル樹脂パネル6に、樹脂重量の20%混入し、2本のF
L40蛍光ランプを連続して2時間点灯した後、消灯し
たところ、消灯後300秒の残光照度は0.27(L
x)であった。又、24時間後においても、0.07
(Lx)程度の照度が得られた。従って、消防法や建築
基準法で誘導灯,非常灯の設置が義務付けられている場
所の一般照明器具に適用すれば、災害などで万一停電し
ても、物を識別可能な明るさの残光が得られ、円滑かつ
迅速な避難が可能となる。
【0028】又、この照明器具における蛍光ランプ4に
は長残光性を有する蛍光体が全く使用されていないため
に、所定の明るさを得ることができ、器具の設置数を増
加する必要がない。
【0029】図4〜図5は本発明の第4の実施例を示す
ものであって、天井面Aに埋め込まれた器具本体1の下
方開口部には複数のル−バ−板7aを一定の間隔に並設
してなるル−バ−7が配置されている。特に、ル−バ−
板7aの表面には長残光性を有する蛍光体2が被着され
ている。尚、この蛍光体2の上に、図1に示す被覆部材
3を積層して形成することもできる。この実施例によれ
ば、上記実施例と同様な効果が得られる。
【0030】図6は本発明の第5の実施例を示すもので
あって、天井面Aaにはほぼ平板状の器具本体1Aが固
定されており、それの端部にはL形に屈曲された支持部
1dが形成されている。この器具本体1Aには一対又は
複数対のソケット8が支持されており、それぞれの間に
1本又は複数本の蛍光ランプ(光源)4が装着されてい
る。この器具本体1Aは例えば箱形で透光性を有するカ
バ−9にて覆われており、端部において化粧ネジ10を
支持部1dに螺入することによって固定されている。そ
して、カバ−9には長残光性を有する蛍光体2が、カバ
−重量の50%を限度として混入・分散されている。
尚、蛍光体2の混入量は、カバ−9の光透過性,外観状
態の観点から20%程度以下が望ましい。
【0031】この実施例によれば、この照明器具は主と
して一般家庭において使用される関係で、蛍光ランプ4
の消灯後、常夜灯として利用される。このために、従
来、この種器具に付設されていた5W程度の豆球を完全
に省略でき、器具コストの低減のみならず、電力の節電
も可能となる。又、非常時には、避難用の標識,誘導光
としても利用できる。
【0032】又、この照明器具における蛍光ランプ4に
は長残光性を有する蛍光体が全く使用されていないため
に、所定の明るさを得ることができる。
【0033】図7は本発明の第6の実施例を示すもので
あって、フランジ部を有する一対の椀状の本体を衝合し
てなる器具本体1Bの下面側には複数のランプホルダ−
11が固定されており、環形蛍光ランプ4Aが装着され
ている。一方、器具本体1Bの上面側からは吊下げ用の
コ−ド12が導出されており、図示しない天井面の接続
器に接続・結合されている。又、器具本体1Bのフラン
ジ部には上下部分に開口部を有するスチロ−ル,アクリ
ルなどの樹脂材よりなるセ−ド13が載置されている。
このセ−ド13には長残光性を有する蛍光体2が、カバ
−重量の50%を限度として混入・分散されている。
尚、蛍光体2の混入量は、カバ−9の光透過性,外観状
態の観点から20%程度以下が望ましいが、使用する環
形蛍光ランプ4Aの数量が2本以上の場合にはその数,
ランプのワットサイズによって50%を限度に増量する
ことができる。
【0034】この実施例によれば、この照明器具は一般
家庭において使用されるものであり、環形蛍光ランプ4
Aの消灯後は、常夜灯として利用される。このために、
従来、この種器具に付設されていた5W程度の豆球を完
全に省略でき、器具コストの低減のみならず、電力の節
電も可能となる。又、非常時には、避難用の標識,誘導
光としても利用できる。
【0035】又、図2に示す飾り板5を本実施例の器具
本体1Bの下面に適用すれば、器具にアクセントを付け
ることができ、器具デザインに多様性を持たせることが
できる。
【0036】図8は本発明の第7の実施例を示すもので
あって、天井面Aaには耐熱性のソケット(器具本体)
8Aが固定されており、電球(光源)14が装着されて
いる。そして、電球14は例えばスチロ−ル,アクリル
などの樹脂材よりなるグロ−ブ15にて覆われている。
このグロ−ブ15には長残光性を有する蛍光体2が、グ
ロ−ブ重量の50%を限度に混入・分散されている。
尚、蛍光体2の混入量は、グロ−ブ15の光透過性,外
観状態の観点から20%程度以下が望ましい。
【0037】尚、本発明は、何ら上記実施例にのみ制約
されることなく、例えば光源は直管形蛍光ランプ,環形
蛍光ランプ,コンパクト蛍光ランプ,電球形蛍光ランプ
などの他、HIDランプも適用できる。長残光性を有す
る蛍光体は、上記実施例に記載したものの他、ユ−ロピ
ウム,ネオジム,イットリウム付活アルミン酸カルシウ
ム蛍光体(CaAl24 :Eu/Nd/Y),ユ−ロ
ピウム付活アルミン酸ストロンチウム蛍光体(SrAl
24 :Eu)などのように長残光特性を有するものは
すべて使用できる。又、制光部材は上記実施例に記載以
外の素材を使用することもできる。
【0038】
【実施例】次に、本発明者は、図7に示す照明器具にお
いて、環形蛍光ランプとしてFCL32を使用し、セ−
ドとして透明アクリル樹脂に490nmに発光ピ−クを
有するユ−ロピウム,ジスプロシウム付活アルミン酸ス
トロンチウム蛍光体(Sr 4 Al1425:Eu/Dy・
・・長残光性を有する蛍光体)を、樹脂重量の20%を
混入・分散させた。そして、この器具を通常の使用状態
で3時間点灯させ、消灯後における照度の変化推移を測
定したところ、図9〜図10に示す結果が得られた。
尚、照度は、セ−ド側面から10mm側方に離隔したと
ころに照度計を配置して測定した。
【0039】この結果から明らかなように、消灯後30
0秒における残光照度は、0.02(Lx)であり、物
の識別が十分にできるレベルであることがわかる。尚、
物の識別が可能な照度は、ほぼ0.05(Lx)である
ことが実験的に確認されている。特に、この器具は、消
灯後、24時間経過しても、0.05(Lx)以上の照
度を維持していた。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、光源か
らの放射光が照射される部分に、長残光性を有する蛍光
体が存在しているために、ランプ消灯後、長時間に亘っ
て物の識別が可能な照度ないし標識として認識可能な照
度が得られ、非常時などの誘導光として或いは常夜灯の
光として有効に利用できる。
【0041】又、仮に光源例えば蛍光ランプのガラスバ
ルブが破損し飛散したとしても、長残光性を有する蛍光
体は、蛍光ランプ以外の部分に存在するように配置され
ているために、破損した状態でも物を識別できる程度の
照度ないし標識として認識できる程度の照度が得られ
る。このために、非常時などの誘導に寄与できる。
【0042】特に、光源例えば蛍光ランプの発光層には
長残光性を有する蛍光体が混入されていないために、蛍
光ランプ本来の明るさを維持できる。従って、照明器具
の設置数を増加することはなく、経済的な負担増を皆無
にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す要部断面図。
【図2】本発明の第2の実施例を示す要部断面図。
【図3】本発明の第3の実施例を示す要部断面図。
【図4】本発明の第4の実施例を示す要部断面図。
【図5】図4の要部拡大断面図。
【図6】本発明の第5の実施例を示す要部断面図。
【図7】本発明の第6の実施例を示す要部断面図。
【図8】本発明の第7の実施例を示す要部断面図。
【図9】消灯後の経過時間に対する残光照度を示す図。
【図10】図9の照度スケ−ルの拡大図。
【符号の説明】
1,1A,1B,(8A) 器具本体 1b 凹部(制光部材) 2 長残光性を有する蛍光体 4 直管形蛍光ランプ(光源) 4A 環形形蛍光ランプ(光源) 5 飾り板 6 パネル(制光部材) 7 ル−バ−(制光部材) 9 カバ−(制光部材) 13 セ−ド(制光部材) 14 電球(光源) 15 グロ−ブ(制光部材)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器具本体と、器具本体に対して所定の位
    置関係を有するように配置した光源とを具備し、前記光
    源からの光が照射される器具本体部分に長残光性を有す
    る蛍光体を被着したことを特徴とする照明器具。
  2. 【請求項2】 前記光源は、蛍光ランプ,電球,HID
    ランプよりなる群から選択された少なくとも1つ以上で
    あることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 【請求項3】 前記長残光性を有する蛍光体の被着面積
    が50cm2 以上であることを特徴とする請求項1記載
    の照明器具。
  4. 【請求項4】 器具本体と、器具本体に対して所定の位
    置関係を有するように配置した蛍光ランプと、器具本体
    に装着した樹脂製の飾り板とを具備し、前記飾り板に長
    残光性を有する蛍光体を混入したことを特徴とする照明
    器具。
  5. 【請求項5】 器具本体と、器具本体に対して所定の位
    置関係を有するように配置した光源と、パネル,ル−バ
    −,カバ−,セ−ド,グロ−ブよりなる群から選択され
    た少なくとも1つを含む制光部材とを具備し、前記制光
    部材に長残光性を有する蛍光体を混入ないし被着したこ
    とを特徴とする照明器具。
  6. 【請求項6】 前記光源は、蛍光ランプ,電球,HID
    ランプよりなる群から選択された少なくとも1つ以上で
    あることを特徴とする請求項5記載の照明器具。
  7. 【請求項7】 前記制光部材のうち、透光性を有する制
    光部材への長残光性を有する蛍光体の混入量は、制光部
    材重量の50%以下に設定したことを特徴とする請求項
    5記載の照明器具。
  8. 【請求項8】 前記制光部材のうち、非透光性の制光部
    材への長残光性を有する蛍光体の被着面積が50cm2
    以上であることを特徴とする請求項5記載の照明器具。
JP20607595A 1995-08-11 1995-08-11 照明器具 Pending JPH0955107A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10269820A (ja) * 1997-03-25 1998-10-09 Nec Home Electron Ltd 照明器具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH10269820A (ja) * 1997-03-25 1998-10-09 Nec Home Electron Ltd 照明器具

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