JPH0955015A - 光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク再生装置

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Publication number
JPH0955015A
JPH0955015A JP20613595A JP20613595A JPH0955015A JP H0955015 A JPH0955015 A JP H0955015A JP 20613595 A JP20613595 A JP 20613595A JP 20613595 A JP20613595 A JP 20613595A JP H0955015 A JPH0955015 A JP H0955015A
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JP
Japan
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signal
data
disk
pickup
absolute position
Prior art date
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Application number
JP20613595A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Obata
宏 小畠
Kuniyoshi Takano
邦良 高野
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 CLV(線速度一定)でデータが記録されて
いるディスクをCAV(角速度一定)で再生することが
できる装置を簡単な構成で実現する。 【解決手段】 この発明は、ピックアップ1の送りモー
タ9の回転に応じて発生したパルス10を入力してピッ
クアップ1の絶対位置データを検出するピックアップ位
置検出回路32と、絶対位置データに応じた周波数のC
D同期基準信号57を生成して、このCD同期基準信号
57とCD信号処理回路16より供給されるCD同期信
号22との周波数比較及び位相比較を行い、各々の比較
結果を加算してディスクモータの制御信号35としてデ
ィスクモータ36に供給するCAV/CLVモータ制御
回路23とを有して構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク再生装
置に係り、特に線速度一定でデータが記録されている光
ディスクを再生する光ディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ディスク再生システムとしてC
D−ROM再生装置について説明する。CD−ROM再
生装置は外部デバイス(ホストコンピュータ)の周辺機
器として利用され、そのために高速サーチ、高速読み出
し等の機能を備えて構成されることが多い。このような
高速読み出しが可能なCD−ROM再生装置では、高速
読み出し時のディスクモータの負担が非常に大きく、大
型且つ高価なディスクモータが必要となる。
【0003】そこで最近、CLV(線速度一定)で記録
されているディスクをCAV(角速度一定)で再生する
ことを可能にしたCAV再生システムが実現されてい
る。このCAV再生システムによれば、高速読み出し時
にディスクモータにかかる負担が非常に軽くなり、大型
のディスクモータを使用するに及ばなくなる。
【0004】以下に、このCAV再生システムである従
来のCD−ROM再生装置について図9を参照して説明
する。
【0005】光学式ピックアップ101によってディス
ク102から読み出された信号はRFアンプ回路103
に供給される。RFアンプ回路103は光学式ピックア
ップ101の出力からフォーカスエラー信号やトラッキ
ングエラー信号104を抽出しフォーカス・トラッキン
グ制御回路105に供給すると共にレベルスライス・P
LL回路106へ増幅したRF信号107を供給する。
【0006】送りモータ制御回路108はフォーカス・
トラッキング制御回路105より供給されるトラッキン
グエラー成分、送りモータ109より検出される送りモ
ータの回転に応じて検出されたパルス信号110、およ
びシステムコントロール回路111より供給されるサー
チ指示信号112から送りモータ109の駆動信号11
3を生成し供給する。
【0007】レベルスライス・PLL回路106はRF
信号を2値化してEFM信号を得ると同時にこのEFM
信号を読み取るためにEFM信号に同期したPLLクロ
ック114を生成する。PLLクロック114の周波数
は、2倍速を基準とするCAV再生を可能とするために
4MHz〜23MHzの可変範囲となる。2値化されたE
FM信号115はCD信号処理回路116に供給され
る。またPLLクロック114はCD信号処理回路11
6およびセレクタ117に供給される。
【0008】CD信号処理回路116はPLLクロック
114を用いてCDの同期信号を検出し、これを基にデ
ータ分離、EFM復調を行う。そしてCD信号処理回路
116は復調したデータよりサブコードデータ118の
みを抜き出しシステムコントロール回路111に供給す
ると共に他のメインとなるデータについてはPLLクロ
ック114に従ってRAM119に書き込む。さらにC
D信号処理回路116は、セレクタ117を通じて供給
されるクロックに従ってRAM119よりデータを読み
出し訂正処理を行う。但し、この訂正処理は、CAV再
生時はレベルスライス・PLL回路106より出力され
る再生系のPLLクロック114に従って、またCLV
再生時はクロック発生器120より出力されるX´TA
L系のクロック121に従って行われる。また、CD信
号処理回路116によって検出されたCDの同期信号1
22と訂正系のフレーム同期信号123はCLVモータ
制御回路124に供給される。一方、訂正処理されたデ
ータはセレクタ125を経由して補間回路126または
CD−ROM信号処理回路127に供給される。
【0009】セレクタ117の切り換えはシステムコン
トロール回路111より出力されるオーディオ/ROM
切り換え指示信号128により行われる。セレクタ11
7は指示信号128がオーディオを指示している時、ク
ロック発生器120より出力されるX´TAL系のクロ
ック121を選択し、ROMを指示している時はレベル
スライス・PLL回路106より出力される再生系のP
LLクロック114を選択してCD信号処理回路116
に供給する。
【0010】セレクタ125の切り換えはシステムコン
トロール回路111より出力されるオーディオ/ROM
切り換え指示信号128により行われる。セレクタ12
5は指示信号128がオーディオを指示している時、補
間回路126にデータを供給し、ROMを指示している
時はCD−ROM信号処理回路127にデータを供給す
る。
【0011】補間回路126はデータにエラーフラグが
付いている時のみデータの補間を行い、その出力をDA
変換器129に供給する。DA変換器129はデータを
ディジタルからアナログに変換しLPF(ローパスフィ
ルタ)129aを通して再生オーディオ信号として出力
する。
【0012】CLVモータ制御回路124は再生PLL
系のCD同期信号122と訂正系のフレーム同期信号1
23との周波数および位相を比較し、その誤差を基にデ
ィスクモータ130の駆動信号を生成してセレクタ13
1に供給する。
【0013】CD−ROM信号処理回路127は、CD
−ROMデータよりCD−ROMの同期信号の検出、C
D−ROMデータのスクランブル解除、CD−ROMデ
ータの訂正処理、Bufferメモリ132へのデータ
の書き込み/読み出し制御を行う。CD−ROMの同期
信号検出およびCD−ROMデータのスクランブル解除
は、セレクタ117より供給されるクロックに従って行
われ、データ訂正処理、Bufferメモリ132への
データの書き込み/読み出し制御はクロック発生器12
0より供給されるクロック133に従って行われる。B
ufferメモリ132から読み出されたデータはイン
ターフェイス制御回路134を通して外部デバイスであ
るホストコンピュータに転送される。またCD−ROM
信号処理回路127は、CD−ROMデータのアドレス
であるHEADERデータ135をシステムコントロー
ル回路111に供給する。
【0014】インターフェイス制御回路134は、ホス
トコンピュータとの動作命令の送受およびデータの送受
等、インターフェイスに関する交信制御を行う。動作命
令はインターフェイス制御回路134を介してシステム
コントローラ111とホストコンピュータとの間で送受
される。
【0015】CAV制御回路136はディスクモータ1
30より得られる回転数検出パルスよりディスクモータ
130を一定回転で回転させる駆動信号を生成し、生成
した駆動信号をセレクタ131に供給する。
【0016】セレクタ131の切り換えは、システムコ
ントロール回路111より出力されるオーディオ/RO
M切り換え指示信号128により行われる。指示信号1
28がオーディオデータ再生時はCLVモータ制御回路
124の出力を、CD−ROMデータ再生時はCAV制
御回路136の出力を各々選択してディスクモータ13
0に供給する。
【0017】システムコントロール回路111は、サー
チ、各回路の動作ON/OFF制御等、CD−ROM全
体の動作制御を行う。またシステムコントロール回路1
11はCD信号処理回路116で復調されたサブコード
データよりメインデータがオーディオデータかCD−R
OMデータかを判断し、オーディオデータの時はCLV
の1倍速再生を、CD−ROMデータの時はCAV再生
を行うようにオーディオ/ROM切り換え指示信号12
8を各セレクタ117、125、131に出力する。シ
ステムコントロール回路111からのサーチ指示信号1
12はフォーカス・トラッキング制御回路105、送り
モータ制御回路108に供給される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、ディス
クモータの負担を軽減するためにCLVでディスクに記
録されているデータの一部(CD−ROMデータ等)を
CAVで高速再生するように構成しようとすると、ディ
スク回転検出のためのFG(周波数発振器)等の部品の
追加が必要となる。更にはCAV再生時にディスクモー
タを制御するためのCAVモータ制御回路もCLVモー
タ制御回路とは別途追加する必要が生じる。 またCL
VディスクをCAVで再生する場合、ディスクの内周側
と外周側とでデータの読み取り速度が大きく異なるた
め、PLL回路におけるVCOの発振周波数帯域を非常
に広くとる必要が生じる。このため回路設計が難しくな
り、雑音に弱いものになると言う問題がある。
【0019】本発明はこのような課題を解決するための
もので、より簡単な構成で、CLVでディスクに記録さ
れているデータをCAVで再生することのできる光ディ
スク再生装置の提供を目的としている。
【0020】また、本発明は、より簡単な構成で、CL
Vでディスクに記録されているデータをCLVとCAV
のどちらの方式でも再生することのできる光ディスク再
生装置の提供を目的としている。
【0021】また、本発明は、VCOの発振周波数帯域
を広く取らなくても、CLVでディスクに記録されてい
るデータをCAVで再生することのできる光ディスク再
生装置の提供を目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するために、線速度一定でデータが記録されている
ディスクを再生する光ディスク再生装置において、ディ
スクからデータをピックアップを用いて読み出す読み出
し手段と、読み出し手段によってディスクから読み出さ
れたデータから同期信号を検出する同期信号検出手段
と、ピックアップの移動に応じてその移動方向及び移動
距離を計測可能な信号を発生する移動信号発生手段と、
移動信号発生手段が発生した信号に基づいて、ピックア
ップのディスク半径方向の絶対位置を検出する絶対位置
検出手段と、検出されたピックアップの絶対位置に応じ
た周波数の同期基準信号を生成する同期基準信号生成手
段と、生成された同期基準信号と同期信号検出手段によ
り検出された同期信号とを比較し、その比較結果に基づ
いてディスクモータを制御するディスクモータ制御手段
とを具備することを特徴とする。
【0023】この発明においては、ピックアップの絶対
位置に応じた周波数可変の同期基準信号を生成し、この
同期基準信号と同期信号検出手段により検出された同期
信号とを比較し、その比較結果に基づいてディスクモー
タを制御することによって、線速度一定でデータが記録
されているディスクを例えば角速度一定で再生すること
ができ、しかもディスク回転検出のためのFG(周波数
発振器)等の部品追加が不要となって簡単な構成の光デ
ィスク再生装置を構成することができる。
【0024】また本発明は、線速度一定でデータが記録
されているディスクを再生する光ディスク再生装置にお
いて、ディスクからデータをピックアップを用いて読み
出す読み出し手段と、ディスクから読み出されたデータ
から同期信号を検出する同期信号検出手段と、ピックア
ップの移動に応じてその移動方向及び移動距離を計測可
能な信号を発生する移動信号発生手段と、移動信号発生
手段が発生した信号に基づいて、ピックアップのディス
ク半径方向の絶対位置を検出する絶対位置検出手段と、
検出されたピックアップの絶対位置に応じた周波数の同
期基準信号を生成する同期基準信号生成手段と、生成さ
れた同期基準信号と同期信号検出手段により検出された
同期信号とを比較し、その比較結果に基づいてディスク
モータを角速度一定で制御するディスクモータ制御手段
とを具備することを特徴とする。この発明においては、
ピックアップの絶対位置に応じた周波数可変の同期基準
信号を生成し、この同期基準信号と同期信号検出手段に
より検出された同期信号とを比較し、その比較結果に基
づいてディスクモータを角速度一定で制御することによ
って、線速度一定でデータが記録されているディスクを
角速度一定で再生することができ、しかもディスク回転
検出のためのFG(周波数発振器)等の部品追加が不要
となって簡単な構成の光ディスク再生装置を構成するこ
とができる。 また本発明は、線速度一定でデータが記
録されているディスクを再生する光ディスク再生装置に
おいて、ディスクからデータをピックアップを用いて読
み出す読み出し手段と、ディスクから読み出されたデー
タから同期信号を検出する同期信号検出手段と、ピック
アップの移動に応じてその移動方向及び移動距離を計測
可能な信号を発生する移動信号発生手段と、移動信号発
生手段が発生した信号に基づいて、ピックアップのディ
スク半径方向の絶対位置を検出する絶対位置検出手段
と、絶対位置検出手段により検出された絶対位置データ
と固定データとを選択的に切り替える切替手段と、切替
手段により選択された絶対位置データ又は固定データに
応じた周波数の同期基準信号を生成する同期基準信号生
成手段と、同期基準信号生成手段により生成された同期
基準信号と同期信号検出手段により検出された同期信号
とを比較し、その比較結果に基づいてディスクモータを
線速度一定又は角速度一定で制御するディスクモータ制
御手段とを具備することを特徴とする。
【0025】この発明においては、線速度一定でデータ
が記録されているディスクを線速度一定又は角速度一定
のどちらでも再生することができ、しかもディスク回転
検出のためのFG(周波数発振器)等の部品追加が不要
になると共に、ディスクモータを制御する手段(回路)
の単一化を実現できる。
【0026】また本発明は、線速度一定でデータが記録
されているディスクを再生する光ディスク再生装置にお
いて、ディスクに記録されたデータ信号をピックアップ
を用いて読み出す読み出し手段と、ピックアップの移動
に応じてその移動方向及び移動距離を計測可能な信号を
発生する移動信号発生手段と、移動信号発生手段が発生
した信号に基づいて、ピックアップのディスク半径方向
の絶対位置を検出する絶対位置検出手段と、ディスクか
ら読み出されたデータ信号を二値化する二値化手段と、
二値化信号とPLLクロックとの位相誤差を検出する位
相誤差検出手段と、位相誤差検出手段によって検出され
た位相誤差に応じた周波数を発振する周波数発振手段
と、周波数発振手段の発振周波数を絶対位置検出手段に
よって検出されたピックアップの絶対位置に応じた値で
分周してPLLクロックとして出力する発振周波数制御
手段とを具備することを特徴とする。
【0027】この発明においては、周波数発振手段(V
CO)の発振周波数帯域を広くとらなくても、線速度一
定でデータが記録されているディスクを角速度一定で再
生することができる。
【0028】また本発明において、絶対位置検出手段
は、移動信号発生手段が発生した信号に基づいて逐次ピ
ックアップのディスク半径方向の絶対位置を検出してこ
れを絶対位置データとして保持し、ピックアップがディ
スク上の基準位置に移動させる毎に、保持された絶対位
置データを該基準位置に対応する値にリセットするの
で、ピックアップの絶対位置データを定期的に補正で
き、信頼性を向上を図れる。
【0029】また本発明は、絶対位置検出手段により検
出されたピックアップの絶対位置データとディスクから
読み出されたデータ中のアドレス情報に基づいて、デー
タの信頼性を判定する判定手段を設けたことで、次のデ
ータブロックのアドレス情報を待たずにデータのアドレ
ス連続性チェックを行うことができ、高速化を図れる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づき説明する。
【0031】図1は第1の実施形態である光ディスク再
生システムの構成を示す図である。光学式ピックアップ
1によってディスク2から読み出された信号はRFアン
プ回路3に供給される。RFアンプ回路3は光学式ピッ
クアップ1の出力からフォーカスエラー信号やトラッキ
ングエラー信号4を抽出しフォーカス・トラッキング制
御回路5に供給すると共にレベルスライス・PLL回路
6へ増幅したRF信号7を供給する。フォーカス・トラ
ッキング制御回路5はRFアンプ回路3より供給される
フォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号4より
光学式ピックアップ1のレンズ制御信号を生成し光学式
ピックアップ1に供給する。
【0032】送りモータ制御回路8はフォーカス・トラ
ッキング制御回路5より供給されるトラッキングエラー
成分、送りモータ9より検出される送りモータの回転に
応じて検出されたパルス信号10、およびシステムコン
トロール回路11より供給されるサーチ指示信号12か
ら送りモータ9の駆動信号13を生成し供給する。
【0033】レベルスライス・PLL回路6はRF信号
を2値化してEFM信号を得ると同時にこのEFM信号
を読み取るためにEFM信号に同期したPLLクロック
14を生成する。PLLクロック14の周波数の可変範
囲はCLV再生及び2倍速を基準とするCAV再生にお
いて4MHz〜23MHzである。2値化したEFM信
号15はCD信号処理回路16に供給される。またPL
Lクロック14はCD信号処理回路16およびセレクタ
17に供給される。
【0034】CD信号処理回路16はPLLクロック1
4を用いてCDの同期信号を検出し、これを基にデータ
分離、EFM復調を行う。そしてCD信号処理回路16
は復調したデータよりサブコードデータ18のみを抜き
出しシステムコントロール回路11に供給すると共に他
のメインとなるデータについてはPLLクロック14に
従ってRAM19に書き込む。さらにCD信号処理回路
16は、セレクタ17を通じて供給されるクロックに従
ってRAM19よりデータを読み出し訂正処理を行う。
この訂正処理は、CAV再生時はレベルスライス・PL
L回路6より出力される再生系のPLLクロック14に
従って、またCLV再生時はクロック発生器20より出
力されるX´TAL系のクロック21aに従って行われ
る。また検出されたCDの同期信号22はCAV/CL
Vモータ制御回路23に供給される。一方、訂正処理さ
れたデータはセレクタ24を経由して補間回路25また
はCD−ROM信号処理回路26に供給される。
【0035】セレクタ17の切り換えはシステムコント
ロール回路11より出力されるオーディオ/ROM切り
換え指示信号27により行われる。セレクタ17は指示
信号27によってオーディオが指示されている時、クロ
ック発生器20より出力されるX´TAL系のクロック
21aを選択し、ROMが指示されている時はレベルス
ライス・PLL回路6より出力される再生系のPLLク
ロック14を選択してCD信号処理回路16に供給す
る。
【0036】セレクタ24の切り換えもシステムコント
ロール回路11より出力されるオーディオ/ROM切り
換え指示信号27により行われる。セレクタ24は指示
信号27によってオーディオが指示されている時、補間
回路25にデータを供給し、ROMが指示されている時
はCD−ROM信号処理回路26にデータを供給する。
補間回路25はデータにエラーフラグが付いている時
のみデータの補間を行い、その出力をDA変換器28に
供給する。DA変換器28はデータをディジタルからア
ナログに変換しLPF(ローパスフィルタ)28aを通
して再生オーディオ信号として出力する。
【0037】CD−ROM信号処理回路26は、CD−
ROMデータよりCD−ROMの同期信号の検出、CD
−ROMデータのスクランブル解除、CD−ROMデー
タの訂正処理、Bufferメモリ29へのデータの書
き込み/読み出し制御を行う。CD−ROMの同期信号
検出およびCD−ROMデータのスクランブル解除は、
セレクタ17より供給されるクロックに従って行われ、
データ訂正処理、Bufferメモリ29へのデータの
書き込み/読み出し制御はクロック発生器20より供給
されるクロック21bに従って行われる。Buffer
メモリ29から読み出されたデータはインターフェイス
制御回路30を通して外部デバイスであるホストコンピ
ュータに転送される。またCD−ROM信号処理回路2
6は、CD−ROMデータのアドレスであるHEADE
Rデータ31をシステムコントロール回路11に供給す
る。
【0038】インターフェイス制御回路30はホストコ
ンピュータとの動作命令の送受およびデータの送受等、
インターフェイスに関する交信制御を行う。動作命令は
インターフェイス制御回路30を介してシステムコント
ローラ11とホストコンピュータとの間で送受される。
【0039】ピックアップ位置検出回路32は、送りモ
ータ9の回転に応じて発生するパルス10とシステムコ
ントロール回路11より供給されるピックアップ位置リ
セット信号33によりピックアップの絶対位置を検出
し、検出結果を絶対位置データ34としてCAV/CL
Vモータ制御回路23に供給する。
【0040】CAV/CLVモータ制御回路23は、シ
ステムコントロール回路11より供給されるオーディオ
/ROM切り換え指示信号27、CD信号処理回路16
より供給されるPLL系のフレーム同期信号22、クロ
ック発生器20より供給されるX´TAL系のクロック
21c、並びにピックアップ位置検出回路32より供給
される絶対位置データ34に基づいてディスクモータ3
6の制御信号35を生成してディスクモータ36に供給
する。CAV/CLVモータ制御回路23は、システム
コントロール回路11よりオーディオへの切り替えを指
示する指示信号27を入力した時、CLV方式の制御を
行う。即ち、この場合、CAV/CLVモータ制御回路
23はピックアップ1の位置とは無関係に、クロック発
生器20の出力するX´tal系のクロック21aの固
定分周値を基準値として、この基準値とPLL系のフレ
ーム同期信号22とを比較し、その比較誤差に応じた制
御信号35を生成する。また、CAV/CLVモータ制
御回路23は、システムコントロール回路11よりRO
Mへの切り替えを指示する指示信号27を入力した時、
CAV方式の制御を行う。即ち、この場合、CAV/C
LVモータ制御回路23は、ピックアップ位置検出回路
32より供給される絶対位置データ34からピックアッ
プ1の絶対位置に応じたCD同期基準信号を生成し、こ
のCD同期基準信号とPLL系のフレーム同期信号22
とを比較し、その比較誤差に応じた制御信号35を生成
する。
【0041】システムコントロール回路11はサーチ、
各回路の動作ON/OFF制御等、CD−ROM全体の
動作制御を行う。またシステムコントロール回路11は
CD信号処理回路16で復調されたサブコードデータよ
りメインデータがオーディオデータかCD−ROMデー
タかを判断し、オーディオデータの時はCLVの1倍速
再生を、CD−ROMデータの時はCAV再生を行うよ
うにオーディオ/ROM切り換え指示信号27を各セレ
クタ17、24に出力する。システムコントロール回路
11からのサーチ指示信号12はフォーカス・トラッキ
ング制御回路5、送りモータ制御回路8に供給される。
さらにシステムコントロール回路11は、ディスク2の
最内周のTOC(Table of Contents)と呼ばれる位置を
再生する度にピックアップ位置リセット信号33をピッ
クアップ位置検出回路32に供給する。
【0042】通常、ディスク最内周のTOC位置を再生
するのは電源ON直後とディスク入れ替え時のみである
が、ピックアップ位置検出回路32によって検出される
ピックアップ絶対位置の誤差を補正するため、一定再生
時間もしくは一定サーチ回数を越えた状況でホストコン
ピュータより次のサーチ命令が来ていない場合にディス
ク最内周のTOC位置をサーチしてピックアップ位置リ
セット信号33をピックアップ位置検出回路32に強制
的に供給するように構成してもよい。次に、ピックアッ
プ位置検出回路32およびCAV/CLVモータ制御回
路23の詳細について図2及び図3を用いて説明する。
【0043】ピックアップ位置検出回路32は、送りモ
ータ9より該モータ9の回転に応じて発生したパルス1
0を入力する。このパルス10は送りモータ9から位相
が互いに90度ずれた2種のパルスとしてピックアップ
位置検出回路32に供給される。図2にこの2種のパル
スPL1、PL2の、通常再生時、外周方向から内周方
向への移動時、内周方向から外周方向への移動時の各状
態を示す。同図に示すように、2つのパルスPL1、P
L2はピックアップ1の移動方向に応じて互いの位相の
ずれ方が逆になる。
【0044】図3にピックアップ位置検出回路32の構
成を示す。同図に示すように、ピックアップ位置検出回
路32は、一方のパルスPL1をUP/DOWN切り換
え指示信号として入力すると共に他方のパルスPL2を
入力して該パルスPL2の数をUP/DOWNカウント
するUP/DOWNカウンタ41と、変換ROM42と
で構成される。UP/DOWNカウンタ41は、図2に
示したように、パルスPL1の立上がり期間に入力した
パルスPL2の立上がりでカウント値を1UPし、パル
スPL1の非立上がり期間に入力したパルスPL2の立
上がりでカウント値を1DOWNして、UP/DOWN
カウント値をピックアップ1の相対移動量として出力す
る。UP/DOWNカウンタ41の出力は変換ROM4
2を通じてディスクモータ制御に適した絶対位置データ
に変換され、CAV/CLVモータ制御回路23に供給
される。また、このUP/DOWNカウンタ41には、
ディスク最内周のTOC情報が再生される毎にシステム
コントロール回路11からのピックアップ位置リセット
信号33が入力される。このリセット信号33を入力し
たUP/DOWNカウンタ41はカウント値を所定値に
セットし、これによりピックアップ絶対位置検出の誤差
の補正が行われる。
【0045】以下に、カウント値を絶対位置データに変
換する方法について述べる。最内周1倍速を基準とする
CAV再生において、ピックアップ位置に応じたCD同
期基準周波数f1は以下の式により求められる。 f1=(F×2πr)/c1 但し、F=CAV基準回転周波数=8.913Hz=デ
ィスク最内周の1倍速再生における回転周波数(ディス
クの記録線速1.4m/s) r=現在のピックアップ位置(単位mm)、25mm≦
r≦56mm c1=CD同期信号のディスク上の距離=0.1905
mm=最内周でのCD同期信号の周波数7.35KHz
を距離に換算(ディスクの記録線速1.4m/s) 従って、ディスク最内周ではf1=7.35KHzとな
り、最外周では16.465KHzとなる。また、最内
周2倍速を基準とすると、CD同期基準周波数f1は最
内周では14.7KHz、最外周では32.93KHz
となる。
【0046】ピックアップ位置検出回路32は、CAV
/CLVモータ制御回路23において、X´TAL系の
クロック(8.4672MHz)から容易にCD同期基
準周波数f1が得られるような絶対位置データを生成す
る必要がある。このため、ピックアップ位置検出回路3
2は、UP/DOWNカウンタ41で得たカウント値か
らCD同期基準周波数f1を算出し、さらにこの値をX
´TAL系のクロック8.4672MHzで除算したデ
ータの逆数を絶対位置データとしてCAV/CLVモー
タ制御回路23に供給するように構成される。図3に示
すように、この実施形態では、予め前記方法に従ってカ
ウント値と絶対位置データとの対応表を作成して変換R
OM42に格納しておき、UP/DOWNカウンタ41
で得たカウント値から該変換ROM42の対応表を検索
して対応する絶対位置データを即座に得るものとしてい
る。
【0047】図4にかかる変換データの例を示す。この
例は最内周2倍速を基準とするCAV再生の例であり、
最外周は約5倍速となる。この例において、カウント値
に対応する絶対位置データは、ディスク上のCD/CD
−ROMデータ領域である半径25mmから56mmの
区間31mmを0.5mmピッチで区切った各ピックア
ップ位置r毎に設けられている。
【0048】図5にCAV/CLVモータ制御回路23
の構成を示す。
【0049】このCAV/CLVモータ制御回路23に
おいて、システムコントロール回路11からのオーディ
オ/ROM切り換え指示信号27はセレクタ51に供給
される。セレクタ51は、指示信号27がオーディオを
指示している時、CLV固定データ52を選択してコン
パレータ54に供給する。コンパレータ54はCLV固
定データ52とカウンタ回路53の出力データとの一致
を検出する毎に信号を発生してCD同期基準周波数55
を出力する。このCD同期基準周波数55はフリップフ
ロップ56で波形整形された後、CD同期基準信号57
となって周波数比較回路58、位相比較回路59及びカ
ウンタ回路53に供給される。
【0050】またセレクタ51は、指示信号27がRO
Mを指示している時、ピックアップ位置検出回路32よ
り入力される絶対位置データ34を選択してコンパレー
タ54に供給する。コンパレータ54は絶対位置データ
34とカウンタ回路53の出力データとの一致を検出す
る毎に信号を発生してCD同期基準周波数55を出力す
る。CD同期基準周波数55はフリップフロップ56で
波形整形された後、CD同期基準信号57となって周波
数比較回路58、位相比較回路59及びカウンタ回路5
3に供給される。
【0051】このように、このCAV/CLVモータ制
御回路23においては、CLV再生時は固定データ52
をセレクタ51で選択することで固定周波数のCD同期
基準信号57を生成し、CAV再生時は絶対位置データ
34をセレクタ51で選択することで、絶対位置データ
34に応じた周波数可変のCD同期基準信号57を生成
する。
【0052】カウンタ回路53はCD同期基準信号57
を入力してクリア動作すると共にX´TAL系のクロッ
ク(8.4672MHz)21cを入力して該クロック
をカウントし、そのカウント値を出力データとしてコン
パレータ54に供給する。周波数比較回路58及び位相
比較回路59は、CD信号処理回路16より供給される
CD同期信号22とCD同期基準信号57との周波数比
較及び位相比較を行い、各々の比較結果を加算してディ
スクモータの制御信号35としてディスクモータ36に
供給する。
【0053】以上のように、この光ディスク再生システ
ムは、ピックアップ送りモータ9の回転に応じて発生す
るパルス信号を基にピックアップ位置検出回路32にて
ピックアップの絶対位置データ34を求め、この絶対位
置データ34に対応した周波数のCD同期信号基準信号
57を生成してディスクモータのCAV制御を行うよう
に構成されている。従って、この光ディスク再生システ
ムにおいては、CLVで記録されているデータをCAV
で再生できるように構成する場合に従来必要だったディ
スク回転検出のためのFG(周波数発振器)等の部品追
加が不要になる。また、ディスクモータ制御回路として
一つのCAV/CLVモータ制御回路23を設けるだけ
で済み、従来必要だったCAV専用のディスクモータ制
御回路が不要になる。CAV/CLVモータ制御回路2
3は、通常のCLVモータ制御回路にセレクタ51、コ
ンパレータ54、カウンタ回路53等の単純な回路を追
加するだけで構成でき、2つのディスクモータ制御回路
を設ける場合に比べ全体の部品点数を削減できる。
【0054】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0055】図6は第2の実施形態である光ディスク再
生システムの構成を示す図である。なお、同図におい
て、図1と同じ部分には同一の符号を付し、それらの重
複する説明は省略する。このシステムにおいて図1のシ
ステムと異なる部分は、レベルスライスPLL回路6
a、システムコントローラ11a及びピックアップ位置
検出回路32aと、追加されたアドレス判定回路37で
ある。
【0056】レベルスライスPLL回路6aは、ピック
アップ位置検出回路32aからの絶対位置データ34を
入力して電圧に変換し、これをPLLクロック生成のた
めの基準電圧として使用する。
【0057】図7にこのレベルスライスPLL回路6a
の構成を示す。このレベルスライスPLL回路6aにお
いて、RFアンプ回路3より供給されたRF信号7はレ
ベルスライス回路61にて二値化されてEFM信号15
となり、CD信号処理回路16及び位相検出回路62に
供給される。位相検出回路62はEFM信号15と1/
N分周回路63より出力されるPLLクロック14との
位相誤差を検出し、位相誤差信号64をローパスフィル
タ65に供給する。ローパスフィルタ65は位相誤差信
号64を積分し、位相誤差に応じた制御電圧66をVC
O67に供給する。VCO67は制御電圧66に応じた
周波数を発振し、1/N分周回路63に供給する。1/
N分周回路はVCO67より供給されるクロックをピッ
クアップ位置検出回路32aから供給された絶対位置デ
ータ34に基づいて1/N分周してPLLクロック14
を生成出力する。この構成によりVCO67の発振周波
数帯域は発振中心周波数を広くとらなくても、CLVで
データが記録されているディスクをCAVで再生するこ
とができ、雑音に強いPLL回路を実現できる。
【0058】アドレス判定回路37は、ピックアップ位
置検出回路32aから供給されるUP/DOWNカウン
タデータ38に基づいて、CD信号処理回路16より供
給されるサブコードデータ18及びCD−ROM信号処
理回路26より供給されるHEADERデータ31の信
頼性を判定し、その判定結果39をシステムコントロー
ラ11aに供給する。
【0059】一般に再生ピックアップ位置の絶対時間は
以下の式より求められる。 絶対時間(sec)={n2 +(2nR/Tp)}×(πT
p/V) ここでn=プログラム開始位置からのトラック数 R=プログラム開始位置=25×10-3m Tp=トラックピッチ=1.6μm V=線速度=1.2m/s〜1.4m/s である。プログラム開始位置からのトラック数nは以下
の式より容易に求められる。 n=UP/DOWNカウンタデータ×Tt ここでTtはピックアップ位置検出精度内のトラック総
数である。本例では位置検出精度が0.5mmであるか
らトラック総数Ttは312.5トラックとなる。 上
記のようにピックアップ位置検出回路32aから供給さ
れるUP/DOWNカウンタデータ38により現在再生
している位置の絶対時間が求められる。アドレス判定回
路37は、このようにして得られた絶対時間±M%以内
にサブコードデータ18およびHEADERデータ31
のアドレス情報が存在するかどうかを判定し、存在する
場合を正常としてその判定結果39をシステムコントロ
ーラ11aに供給する。
【0060】従って、システムコントローラ11aは、
次ブロックのサブコードデータ18及びHEADERデ
ータ31を待たずしてサブコードデータ18及びHEA
DERデータ31の連続性が確保されているかどうかを
確認でき、次の動作に移行できるため、高速化を図るこ
とが可能になる。
【0061】以上CLVでディスクに記録されたデータ
をCAVで再生する光ディスク再生システムについて説
明したが、本発明は、図8に示すように、MCLVでデ
ータが記録されたディスク、即ち、ディスクの記録領域
が半径方向に複数のゾーンに分割され、各ゾーン内のデ
ータはCAVで記録されているが、全体的にはCLVで
データが記録されているディスクを再生するシステムに
も適用可能である。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光ディスク
再生装置によれば、ピックアップの絶対位置に応じた周
波数可変の同期基準信号を生成し、この同期基準信号と
同期信号検出手段により検出された同期信号とを比較
し、その比較結果に基づいてディスクモータを制御する
ことによって、線速度一定でデータが記録されているデ
ィスクを角速度一定で再生することができ、しかもディ
スク回転検出のためのFG(周波数発振器)等の部品追
加が不要となって簡単な構成の光ディスク再生装置を構
成することができる。
【0063】また、本発明の光ディスク再生装置によれ
ば、線速度一定でデータが記録されているディスクを線
速度一定又は角速度一定のどちらでも再生することがで
き、しかもディスク回転検出のためのFG(周波数発振
器)等の部品追加が不要になると共に、ディスクモータ
を制御する手段(回路)の単一化を実現できる。
【0064】さらに、本発明の光ディスク再生装置によ
れば、周波数発振手段(VCO)の発振周波数帯域を広
くとらなくても、線速度一定でデータが記録されている
ディスクを角速度一定で再生することができ、設計が容
易で雑音に強いPLL回路を実現できる。
【0065】さらに、本発明の光ディスク再生装置によ
れば、絶対位置検出手段により検出されたピックアップ
の絶対位置データとディスクから読み出されたデータ中
のアドレス情報に基づいて、データの信頼性を判定する
判定手段を設けたことで、次のデータブロックのアドレ
ス情報を待たずにデータのアドレス連続性チェックを行
うことができ、高速化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態である光ディスク再生システム
の構成を示す図
【図2】送りモータからピックアップ位置検出回路に入
力されるパルスを示す図
【図3】ピックアップ位置検出回路の構成を示す図
【図4】UP/DOWNカウント値から絶対位置データ
への変換用データの例を示す図
【図5】CAV/CLVモータ制御回路の構成を示す図
【図6】第2の実施形態である光ディスク再生システム
の構成を示す図
【図7】レベルスライスPLL回路の構成を示す図
【図8】MCLVディスクを示す図
【図9】従来の光ディスク再生システムの構成を示す図
【符号の説明】
1…ピックアップ、2…ディスク、6、6a…レベルス
ライス・PLL回路、8…送りモータ制御回路、9…送
りモータ、10(PL1、PL2)…送りモータ回転検
出パルス、11、11a…システムコントロール回路、
14…PLLクロック、16…CD信号処理回路、20
…クロック発生器、22…CD同期信号、23…CAV
/CLVモータ制御回路、26…CD−ROM信号処理
回路、27…オーディオ/ROM切り換え指示信号、3
2…ピックアップ位置検出回路、33…ピックアップ位
置リセット信号、34…絶対位置データ、36…ディス
クモータ、41…UP/DOWNカウンタ、42…変換
ROM、51…セレクタ、52…CLV固定データ、5
3…カウンタ回路、54…コンパレータ、55…CD同
期基準周波数、56…フリップフロップ、57…CD同
期基準信号、58…周波数比較回路、59…位相比較回
路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線速度一定でデータが記録されているデ
    ィスクを再生する光ディスク再生装置において、 ディスクを駆動するためのディスクモータと、 ディスクの駆動に伴って該ディスクからデータをピック
    アップを用いて読み出す読み出し手段と、 前記読み出し手段によってディスクから読み出されたデ
    ータから同期信号を検出する同期信号検出手段と、 前記ピックアップの移動に応じてその移動方向及び移動
    距離を計測可能な信号を発生する移動信号発生手段と、 前記移動信号発生手段が発生した信号に基づいて、前記
    ピックアップのディスク半径方向の絶対位置を検出する
    絶対位置検出手段と、 前記絶対位置検出手段によって検出された前記ピックア
    ップの絶対位置に応じた周波数の同期基準信号を生成す
    る同期基準信号生成手段と、 前記同期基準信号生成手段により生成された同期基準信
    号と前記同期信号検出手段により検出された同期信号と
    を比較し、その比較結果に基づいて前記ディスクモータ
    を制御するディスクモータ制御手段とを具備することを
    特徴とする光ディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 線速度一定でデータが記録されているデ
    ィスクを再生する光ディスク再生装置において、 ディスクを駆動するためのディスクモータと、 ディスクの駆動に伴って該ディスクからデータをピック
    アップを用いて読み出す読み出し手段と、 前記読み出し手段によってディスクから読み出されたデ
    ータから同期信号を検出する同期信号検出手段と、 前記ピックアップの移動に応じてその移動方向及び移動
    距離を計測可能な信号を発生する移動信号発生手段と、 前記移動信号発生手段が発生した信号に基づいて、前記
    ピックアップのディスク半径方向の絶対位置を検出する
    絶対位置検出手段と、 前記絶対位置検出手段によって検出された前記ピックア
    ップの絶対位置に応じた周波数の同期基準信号を生成す
    る同期基準信号生成手段と、 前記同期基準信号生成手段により生成された同期基準信
    号と前記同期信号検出手段により検出された同期信号と
    を比較し、その比較結果に基づいて前記ディスクモータ
    を角速度一定で制御するディスクモータ制御手段とを具
    備することを特徴とする光ディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 線速度一定でデータが記録されているデ
    ィスクを再生する光ディスク再生装置において、 ディスクを駆動するためのディスクモータと、 ディスクの駆動に伴って該ディスクからデータをピック
    アップを用いて読み出す読み出し手段と、 前記読み出し手段によってディスクから読み出されたデ
    ータから同期信号を検出する同期信号検出手段と、 前記ピックアップの移動に応じてその移動方向及び移動
    距離を計測可能な信号を発生する移動信号発生手段と、 前記移動信号発生手段が発生した信号に基づいて、前記
    ピックアップのディスク半径方向の絶対位置を検出する
    絶対位置検出手段と、 前記絶対位置検出手段により検出された絶対位置データ
    と固定データとを選択的に切り替える切替手段と、 前記切替手段により選択された絶対位置データ又は固定
    データに応じた周波数の同期基準信号を生成する同期基
    準信号生成手段と、 前記同期基準信号生成手段により生成された同期基準信
    号と前記同期信号検出手段により検出された同期信号と
    を比較し、その比較結果に基づいて前記ディスクモータ
    を線速度一定又は角速度一定で制御するディスクモータ
    制御手段とを具備することを特徴とする光ディスク再生
    装置。
  4. 【請求項4】 線速度一定でデータが記録されているデ
    ィスクを再生する光ディスク再生装置において、 ディスクに記録されたデータ信号をピックアップを用い
    て読み出す読み出し手段と、 前記ピックアップの移動に応じてその移動方向及び移動
    距離を計測可能な信号を発生する移動信号発生手段と、 前記移動信号発生手段が発生した信号に基づいて、前記
    ピックアップのディスク半径方向の絶対位置を検出する
    絶対位置検出手段と、 前記読み出し手段によってディスクから読み出されたデ
    ータ信号を二値化する二値化手段と、 この二値化手段により出力された二値化信号とPLLク
    ロックとの位相誤差を検出する位相誤差検出手段と、 前記位相誤差検出手段によって検出された位相誤差に応
    じた周波数を発振する周波数発振手段と、 前記周波数発振手段の発振周波数を前記絶対位置検出手
    段によって検出された前記ピックアップの絶対位置に応
    じた値で分周してPLLクロックとして出力する発振周
    波数制御手段とを具備することを特徴とする光ディスク
    再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4記載のいずれかの光ディ
    スク再生装置において、 前記移動信号発生手段は、前
    記ピックアップをディスクの半径方向に送るピックアッ
    プ送りモータの回転を検出して、該ピックアップの移動
    方向及び移動距離を計測可能な信号を発生することを特
    徴とする光ディスク再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4記載のいずれかの光ディ
    スク再生装置において、 前記絶対位置検出手段は、前
    記移動信号発生手段が発生した信号に基づいて逐次前記
    ピックアップのディスク半径方向の絶対位置を検出して
    これを絶対位置データとして保持し、前記ピックアップ
    がディスク上の基準位置に移動させる毎に前記保持され
    た絶対位置データを該基準位置に対応する値にリセット
    することを特徴とする光ディスク再生装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至4記載のいずれかの光ディ
    スク再生装置において、 前記絶対位置検出手段により
    検出された前記ピックアップの絶対位置データとディス
    クから読み出されたデータ中のアドレス情報に基づい
    て、前記データの信頼性を判定する判定手段をさらに具
    備することを特徴とする光ディスク再生装置。
JP20613595A 1995-08-11 1995-08-11 光ディスク再生装置 Pending JPH0955015A (ja)

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