JPH0954830A - パターンマッチング方法及びその方法に適用する画像処理装置 - Google Patents

パターンマッチング方法及びその方法に適用する画像処理装置

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JPH0954830A
JPH0954830A JP7237565A JP23756595A JPH0954830A JP H0954830 A JPH0954830 A JP H0954830A JP 7237565 A JP7237565 A JP 7237565A JP 23756595 A JP23756595 A JP 23756595A JP H0954830 A JPH0954830 A JP H0954830A
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JP7237565A
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Takashi Atoji
隆 跡路
Masahiro Inomata
政寛 猪俣
Akira Samuzawa
晃 寒澤
Kotaro Morisono
幸太郎 森園
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Keyence Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】グレイスケール認識あるいは二値画像によるパ
ターンの比較照合に要する時間を短縮することができる
パターンマッチング方法及びその画像処理装置を提供す
ること 【解決手段】被検査パターンMを含む検査画面K内にて
基準パターンを所定数間引いた粗基準パターンを2画素
以上のスキップ幅で移動させ、粗基準パターンと前記検
査画面Kとの相関値が大きい複数の座標候補C1・・を
求める第1ステップと、複数の座標候補C1・・毎に、
粗基準パターンの外側に間引き数だけ広げた領域D1・
・を設定する第2ステップと、第2ステップで設定した
各領域D1・・内にて粗基準パターンを1画素毎移動さ
せ、粗基準パターンとD1・・領域内の検査画面Kとの
相関値が最大となる座標を求め、この座標により被検査
パターンMの位置を特定する第3ステップとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パターンマッチン
グ方法及びその方法に適用する画像処理装置に関し、詳
しくはパターンマッチングの要処理時間の短縮に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】電子部品等さまざまな製品の外観検査等
を行う場合、例えば電子部品のリードや基板のパターン
等の製品の特定パターン(以下「被検査パターン」とい
う。)と、その被検査パターンに対応する基準パターン
との比較照合により位置の認識などの画像処理が施され
る。この場合、被検査パターンを含む製品をカメラで濃
淡の撮像画(以下「検査画面」という。)にして座標上
に設定し、その検査画面に対して1画素ずつ基準パター
ンを平行移動させて、各画素毎の相関値を計算し、その
最も値の大きい個所を見い出し、これにより被検査パタ
ーンの位置を求めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、被検査パター
ンを含む製品の反射率や輝度ノイズなどによって明瞭な
濃淡すなわち二値化された被検査パターンが得られない
場合がある。このような場合、正規相関係数を用いたグ
レイスケール認識(多階調)を用いることが考えられる
が、その演算は、例えば、図7に示すように検査画面B
が縦横b画素、基準パターンAが縦横a画素とすると、
検査画面Bの座標(m,n)における相関係数γ(m,
n)は、基準パターンAの画像データA(i,j)、検
査画面Bの画像データB(m+i,n+j)とすると次
のように与えられる。
【0004】すなわち、γ(m,n)は、A(i,j)
×B(m+i,n+j)のi,jが0から(a−1)ま
での総和を、A(i,j)の2乗でi,jが0から(a
−1)までの総和の平方根とB(m+i,n+j)の2
乗でi,jが0から(a−1)までの総和の平方根との
乗算で除したものと等しい。
【0005】そして、基準パターンAを検査画面Bの左
上端部から図の矢印のようにXおよびY方向に1画素ず
つ平行移動して相関係数γ(m,n)を求めると3a×
a(b−a+1)×(b−a+1)回の膨大な積和演算
を要し、この種の製品の製作工程等で利用するには処理
時間が長くなり過ぎ、効率的でないという問題がある。
【0006】本発明は、上記の問題に鑑みなされたもの
で、グレイスケール認識(多階調)あるいは二値画像に
よるパターンの比較照合に要する時間を短縮することが
できるパターンマッチング方法を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、被検査
パターンを含む検査画面と基準パターンを所定数間引い
た粗基準パターンとの相関値が最大となるXY座標によ
り、被検査パターンの位置を求めるパターンマッチング
方法であって、前記粗基準パターンを前記検査画面内に
て前記2画素以上のスキップ幅毎にXおよびY方向に移
動させ、前記粗基準パターンと前記検査画面との相関値
が大きい複数の座標候補を求める第1ステップと、前記
第1ステップで求めた複数の座標候補毎に、前記粗基準
パターンが位置する際その粗基準パターンの外側に前記
間引き数分だけ広げた領域を設定する第2ステップと、
前記第2ステップで設定した各領域内にて前記粗基準パ
ターンを1画素毎にXおよびY方向に移動させ、前記粗
基準パターンと前記領域内の前記検査画面との相関値が
最大となる座標を求め、この座標により前記被検査パタ
ーンの位置を特定する第3ステップとを有することを特
徴とするパターンマッチング方法とすることによって達
成される。
【0008】本発明の目的は、被検査パターンを含む検
査画面と基準パターンを間引いた粗基準パターンとの相
関値が最大となるXY座標により、被検査パターンの位
置を求める画像処理装置であって、前記粗基準パターン
を前記検査画面内にてXおよびY方向に移動させる手段
と、前記粗基準パターンの移動のスキップ幅を設定する
手段と、前記粗基準パターンの移動の度毎に前記粗基準
パターンと前記検査画面との相関値を求める手段と、前
記相関値と粗基準パターンの検査画面上の座標位置とを
保持する手段と、前記座標位置とその位置の前記相関値
を保持する数を設定する手段と、前記保持された座標位
置において前記粗基準パターンの外側に前記間引き数分
広げた領域を設定する手段と、前記領域内にて前記粗基
準パターンを移動させる手段とを有することを特徴とす
る画像処理装置とすることによっても達成される。
【0009】本発明の目的は、上記画像処理装置におい
て、粗基準パターンと検査画面との相関値を求める手段
を、粗基準パターンの画素データおよび検査画面の画素
データのいずれか一方のデータに所定値を加算する加算
回路と、前記所定値を減算する減算回路と、前記加算回
路および前記減算回路により得たそれぞれのデータと他
方の画素データとを比較する比較回路と、前記比較回路
により得た他方の画素データが前記加算したデータと前
記減算したデータとの間に位置する画素データ数を計数
する計数回路とからなることを特徴とする画像処理装置
とすることによっても達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
を参照して説明する。
【0011】
【実施例】図1は本発明の実施例に係るパターンマッチ
ング方法を用いた画像処理装置の概略構成を示すブロッ
ク図、図2は図1の画像処理装置のフローチャート、図
3および図4は図1の実施例に係るパターンマッチング
方法のステップ説明図である。
【0012】図1において、1は電気回路等の基板、2
は基板1の表面に形成された位置基準マーク等の被検査
対象、3は被検査対象2を含む基板1を撮像するカメ
ラ、4はカメラ3の撮像画の画素毎の輝度をデジタルデ
ータに変換するアナログ/デジタル(A/D)変換器
(二値化の場合は比較器とされる。)、5はA/D変換
器4により変換されたデジタルデータを順次格納する検
査画面メモリ、6は被検査対象2に対応する基準パター
ンの画素毎の輝度データを格納する登録画面メモリであ
る。なお、Cは登録画面メモリ6から読み出される基準
パターンからXおよびY方向にこの実施例では2画素ご
とに間引いて作成されたことを意味する粗基準パターン
を示している。
【0013】また、7は検査画面メモリ5の内容すなわ
ち検査画面(図3、図4のK)と粗基準パターンCとの
相関係数の演算およびその演算結果の判定等を行う演算
処理回路、8は検査画面メモリ5および登録画面メモリ
6等の読出しおよび書込み時のアドレスを制御するアド
レス制御回路、9は演算処理および判定回路7やアドレ
ス制御回路8を制御するCPU(中央処理装置)、10
は判定結果のデジタルデータをアナログデータに変換す
るデジタル/アナログ(D/A)変換器(二値化の場合
は省略される。)、11はD/A変換器10で変換され
たデータを表示するモニタである。
【0014】なお、図示しないが演算処理回路7は、2
以上の適宜の間引き数、スキップ幅および相関値の選択
数の設定が可能にされた手段を有し、また、演算データ
や判定用データすなわちこの装置では粗基準パターンC
と検査画面Kとの相関値の複数の値およびそれらの座標
位置とその位置の相関値等を保持するメモリ等の保持手
段並びに保持された座標位置において前記粗基準パター
ンの外側に前記間引き数分広げた領域を設定する手段を
備えている。
【0015】以上のように構成される画像処理装置は、
図2に示すフローチャートに従って検査画面K上の被検
査対象2の被検査パターンMのサーチをする。そのサー
チ動作について図3および図4を参照して説明する。ま
ず、説明に当たって、検査画面メモリ5には被検査対象
2を含む基板1を撮像したデータが格納され、登録画面
メモリ6には基準パターンが格納されているものとす
る。なお、図2の登録画面は粗基準パターンCを意味す
る。
【0016】この状態で画像処理装置をスタートさせ、
基準パターンの間引き数を設定(この実施例では2に設
定)し、検査画面(図3のK)上の粗基準パターンCの
XおよびY方向のスキップ幅を設定(この実施例では間
引き数と同じ2に設定)し、また、相関値の選択数の設
定(この実施例では上位3つを選択するため3に設定)
する(図2のS1)。
【0017】この設定により、CPU9およびアドレス
制御回路8の制御のもとに登録画面メモリ6から例えば
先頭アドレスのデータ、3番目のアドレスのデータ、5
番目のアドレスのデータと順次一つ置きのアドレスのデ
ータが読み出され(これにより粗基準パターンが作成さ
れる。)、また、検査画面メモリ5の先頭アドレスのデ
ータ、3番目のアドレスのデータ、5番目のアドレスの
データと順次一つ置きのアドレスのデータが読み出さ
れ、その結果図3の実線で示すように検査画面Kの左上
端に粗基準パターンCが位置する状態となる。
【0018】読み出されたデータは、その都度相関係数
が演算され、粗基準パターンCと検査画面Kとの相関
(一致度)を取り(図2のS2)、現在の相関値と比較
して上位3つの内に入れば現在のものと入れ替えこの相
関値と粗基準パターンCの検査画面上のアドレスとを保
存する(図2のS3)(この場合最初であるから比較す
る現在の相関値はないのでそのまま保存する。)。
【0019】次に、図3の点線で示すように粗基準パタ
ーンCをX方向に設定したスキップ幅(この例では2つ
まり2画素分に設定しいる。)スキップさせ(粗基準パ
ターンCが検査画面Kの右端に位置している場合にはY
方向へ2画素分スキップさせ)(図2のS4)、図2の
S2に戻り、前述のようにして(この場合、登録画面メ
モリ6からの読み出しは前記と同様であるが、検査画面
メモリ5の読み出しは繰下げられていくことはいうまで
もない)その位置での粗基準パターンCと検査画面Kと
の相関(一致度)を取り、現在の相関値と比較するが現
在の相関値は最初の1つのみであるのでそのまま保存す
る(図2のS3)。
【0020】以下、粗基準パターンCが検査画面Kの全
範囲をCPU9およびアドレス制御回路8の制御のも
と、すなわち粗基準パターンを検査画面内にてXおよび
Y方向に移動させる手段のもとに移動して検査画面Kの
全範囲のサーチが終了するまで順次繰り返され(図2の
S5)、そのサーチが終了したすなわち第1ステップが
終了した時点では、粗基準パターンCと検査画面Kとの
相関値の大きい3つの相関値とそれらのアドレスが保持
された状態となる。これらのアドレスは次のサーチステ
ップの候補点とされる。図4のC1、C2、C3は粗基
準パターンCが検査画面K上の図示位置にある時相関値
が大きい上位3つの位置となった場合を示している。
【0021】次にスキップ幅を1に設定し、相関値の選
択数を1に設定する(図2のS6)。ついで候補点の1
つ例えばC1を選択し(図2のS7)、図4のD1に示
すようにC1の外側周囲に第1ステップの間引き数だけ
広げた領域を設定する(図2のS8)。そして、粗基準
パターンCを領域D1の左上端に位置させ、第1ステッ
プで行った同様の方法で粗基準パターンCと領域D1内
の検査画面Kとの相関値を取り(図2のS9)、現在保
存されている相関値と比較し、上位であれば今回の相関
値およびそのアドレスを保存する(図2のS10)(こ
の場合最初であるから比較する現在の相関値はないので
そのまま保存する。)。
【0022】次に、粗基準パターンCをX方向に設定し
たスキップ幅(この例では1つまり1画素分に設定しい
る。)スキップさせ(粗基準パターンCが領域D1の右
端に位置している場合にはY方向へスキップさせ)(図
2のS11)、図2のS9に戻り、その位置での粗基準
パターンCと検査画面Kとの相関を取り、現在保存され
ている相関値と比較し、今回の相関値がより大きく上位
であれば今回の相関値およびそのアドレスを保存する
(図2のS10)。
【0023】領域D1のサーチが終了すると、次の候補
点例えば図4のC2に移り(図2のS13、S7)、C
1でしたと同様に領域D2に対してサーチされ、その後
C3に移り、領域D3に対して同様にしてサーチされ
る。この間、図2のS10における相関値の入替えは3
つの侯補点C1、C2、C3に対する領域D1、D2、
D3を通して行われ、その相関値の最大値のアドレス位
置が被検査対象の位置と特定される。なお、登録画面メ
モリ6には基準パターンのデータを格納しているが、粗
基準パターンのデータを格納しても良い。
【0024】図5は図1に示す画像処理装置の演算処理
回路の一例を示す概略構成を示すブロック図、図6は図
5の演算処理回路の動作を説明するための波形図であ
る。図5において、5は検査画面メモリ、6は登録画面
メモリでこの例では粗基準パターンCのデータが格納さ
れている。
【0025】演算処理回路7は、輝度ノイズや輝度のバ
ラツキ等を考慮した設定可能の所定値αを設定する加減
算設定器71と、加減算設定器71で設定された所定値
αを登録画面メモリから読み出される粗基準パターンC
の画素データ(輝度データ)に加算する加算回路72
と、その粗基準パターンCの画素データから所定値αを
減算する減算回路73と、加算回路72および減算回路
73のそれぞれの値と検査画面メモリから読み出される
検査画面Kの画素データ(輝度データ)とを比較する比
較回路74および75を備える。
【0026】さらに、図6で示すように検査画面Kの画
素データPが粗基準パターンの画素データに所定値αを
加算した値L1以下、かつ、粗基準パターンの画素デー
タに所定値αを減算した値L2よりも大きい値である時
出力するアンドゲート76と、アンドゲート76を通過
した信号、すなわち値L1とL2との間にある検査画面
Kの画素数を計数する計数回路を有する比較/計数回路
77とを備えている。
【0027】比較/計数回路77の計数回路は、粗基準
パターンCが移動する度ごとにリセットされ、新たに粗
基準パターンCの画素データと検査画面Kの画素データ
が比較されるとき計数は開始される。比較/計数回路7
7には、図示していないが計数回路の計数値と粗基準パ
ターンCの検査画面K上のアドレスとの複数(数は設定
可能にされている。)を保持するメモリを有し、リセッ
トされる直前の計数回路の計数値の内上位の複数を入れ
替えて保持される。
【0028】つまり、粗基準パターンCが検査画面K上
を移動したとき、その位置での計数値とメモリに保持さ
れている複数の計数値のそれぞれと比較され、その位置
での計数値がメモリに保持されている複数の計数値のい
ずれか以上にあるとき、メモリに保持されている計数値
の最下位のものと入れ替えられる。
【0029】このように演算処理回路を構成すると、相
関値(計数値が大きいほど一致度が高い。)の計算が加
減算のみで乗除算がなく、また、演算処理回路の大部分
がハードウェアで構成される。そのための演算処理回路
の規模が小さくなり、また、演算処理時間がきわめて短
縮され実用的なパターンマッチングが得られる。なお、
加算および減算は検査画面Kの画素データで行うように
しても良い。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、被
検査パターンを含む検査画面内にて基準パターンを所定
数間引いた粗基準パターンを2画素以上のスキップ幅で
移動させ、粗基準パターンと前記検査画面との相関値が
大きい複数の座標候補を求め、求めた複数の座標候補毎
に、前記粗基準パターンが位置する際その粗基準パター
ンの外側に間引き数だけ広げた領域を設定し、この設定
した各領域内にて前記粗基準パターンを1画素毎移動さ
せ、粗基準パターンと前記全領域内の検査画面との相関
値が最大となる座標を求め、この座標により前記被検査
パターンの位置を特定する。
【0031】したがって、粗基準パターンのスキップ移
動によっても複数の座標候補を選ぶことにより被検査パ
ターンを見落とすこと無く高速にサーチ範囲を狭めると
ともに、狭めたサーチ範囲を粗基準パターンの密移動に
よって被検査パターンの位置を特定するので、パターン
マッチングに要する時間が大幅に短縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るパターンマッチング方法
を用いた画像処理装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の画像処理装置のフローチャート図であ
る。
【図3】図1の実施例に係るパターンマッチング方法の
ステップ説明図である。
【図4】図1の実施例に係るパターンマッチング方法の
ステップ説明図である。
【図5】図1の画像処理装置における演算処理回路の一
例のブロック図である。
【図6】図5の演算処理回路の動作を説明するための波
形図である。
【図7】パターンマッチング方法の説明図である。
【符号の説明】
1 電気回路等の基板 2 被検査対象 3 カメラ 4 A/D変換器 5 検査画面メモリ 6 登録画面メモリ 7 演算処理回路 8 アドレス制御回路 9 CPU(中央処理装置) 11 D/A変換器 71 加減算設定器 72 加算回路 73 減算回路 74、75 比較回路 77 比較/計数回路 C 粗基準パターン C1、C2、C3 座標候補 D1、D2、D3 拡大領域 K 検査画面 M 被検査パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寒澤 晃 大阪府大阪市東淀川区東中島1丁目3番14 号 株式会社キーエンス内 (72)発明者 森園 幸太郎 大阪府大阪市東淀川区東中島1丁目3番14 号 株式会社キーエンス内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検査パターンを含む検査画面と基準パタ
    ーンを間引いた粗基準パターンとの相関値が最大となる
    XY座標により、被検査パターンの位置を求めるパター
    ンマッチング方法であって、前記粗基準パターンを前記
    検査画面内にて2画素以上のスキップ幅毎にXおよびY
    方向に移動させ、前記粗基準パターンと前記検査画面と
    の相関値が大きい複数の座標候補を求める第1ステップ
    と、前記第1ステップで求めた複数の座標候補毎に、前
    記粗基準パターンが位置する際その粗基準パターンの外
    側に前記間引き数分広げた領域を設定する第2ステップ
    と、前記第2ステップで設定した各領域内にて前記粗基
    準パターンを1画素毎にXおよびY方向に移動させ、前
    記粗基準パターンと前記領域内の前記検査画面との相関
    値が最大となる座標を求め、この座標により前記被検査
    パターンの位置を特定する第3ステップとを有すること
    を特徴とするパターンマッチング方法。
  2. 【請求項2】被検査パターンを含む検査画面と基準パタ
    ーンを間引いた粗基準パターンとの相関値が最大となる
    XY座標により、被検査パターンの位置を求める画像処
    理装置であって、前記粗基準パターンを前記検査画面内
    にてXおよびY方向に移動させる手段と、前記粗基準パ
    ターンの移動のスキップ幅を設定する手段と、前記粗基
    準パターンの移動の度毎に前記粗基準パターンと前記検
    査画面との相関値を求める手段と、前記相関値と粗基準
    パターンの検査画面上の座標位置とを保持する手段と、
    前記座標位置とその位置の前記相関値を保持する数を設
    定する手段と、前記保持された座標位置において前記粗
    基準パターンの外側に前記間引き数分広げた領域を設定
    する手段と、前記領域内にて前記粗基準パターンを移動
    させる手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】粗基準パターンと検査画面との相関値を求
    める手段が、粗基準パターンの画素データおよび検査画
    面の画素データのいずれか一方のデータに所定値を加算
    する加算回路と、前記所定値を減算する減算回路と、前
    記加算回路および前記減算回路により得たそれぞれのデ
    ータと他方の画素データとを比較する比較回路と、前記
    比較回路により得た他方の画素データが前記加算したデ
    ータと前記減算したデータとの間に位置する画素データ
    数を計数する計数回路とからなることを特徴とする請求
    項2記載の画像処理装置。
JP7237565A 1995-08-10 1995-08-10 パターンマッチング方法及びその方法に適用する画像処理装置 Pending JPH0954830A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8090147B2 (en) 2006-12-19 2012-01-03 Fujitsu Ten Limited Matching object and reference pattern images using search window size widths and heights to predict object collision

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8090147B2 (en) 2006-12-19 2012-01-03 Fujitsu Ten Limited Matching object and reference pattern images using search window size widths and heights to predict object collision

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