JPH095477A - 水保有容器内壁面の遮水装置 - Google Patents

水保有容器内壁面の遮水装置

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JPH095477A
JPH095477A JP7173007A JP17300795A JPH095477A JP H095477 A JPH095477 A JP H095477A JP 7173007 A JP7173007 A JP 7173007A JP 17300795 A JP17300795 A JP 17300795A JP H095477 A JPH095477 A JP H095477A
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JP
Japan
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water
small chamber
shield box
water shield
wall surface
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JP7173007A
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English (en)
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Yoshitane Nakajima
義種 中島
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IHI Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/10Means for stopping flow from or in pipes or hoses

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水保有容器の水を抜かずに点検作業等が効率
よく実施できるようにする。 【構成】 一側面部を開放した遮水箱10を吊ワイヤ6
で吊る。遮水箱10上に位置決め用電磁マグネット17
を装備させる。遮水箱10の開放端部に、内側小チャン
バ15と外側小チャンバ16が形成されるように3重に
シール用パッキン12,13,14を取り付ける。遮水
箱10と内側小チャンバ15と外側小チャンバ16の各
底部位置に、エアエジェクタに接続してある主操作ライ
ン30,31,32を接続し、主操作ライン30,3
1,32にArガスラインを接続する。遮水箱10と内
側小チャンバ15と外側小チャンバ16の各適宜位置
に、大気へ通じる副操作ライン51,52,53を接続
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原子力プラントや化学プ
ラント等において内部に水を保有している容器の側壁部
に設けられているノズル部の改造や内壁面の点検等を行
う際に容器内で使用する水保有容器内壁面の遮水装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、原子炉圧力容器は、内部に水
(炉水)が貯えられた状態で使用する水保有容器であ
る。かかる原子炉圧力容器には、側壁部に冷却水入口ノ
ズルや出口ノズル等のノズルが設けられているが、これ
らのノズルの部分では、ノズルに接続されている配管を
交換する等の改造作業を要する場合がある。
【0003】上記原子炉圧力容器のノズル部を改造する
場合、容器内には水が入っており、改造作業中に水が漏
出して改造作業ができなくなってしまうことを防止する
ため、従来では、原子炉圧力容器から水を抜くようにし
たり、あるいは、ノズル内部に、パッキン又はチューブ
を取り付けたプラグを挿入してパッキン又はチューブを
加圧することにより止水を行うようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記水を抜
く方式の場合には、大量の水を取り扱わなければならな
いだけでなく、水の給排に長時間を要する問題がある。
一方、ノズル内にプラグを挿入する方式では、止水を完
全に行えないことがあると共に、作業状況が確認しずら
く、又、ノズルと配管との溶接部が容器に非常に近い場
合にはノズル内にプラグをセットできないことがあり、
更に、Arガスの供給方法を別途に考えなければならな
い、という問題がある。
【0005】そこで、本発明は、水保有容器に設けられ
たノズルの改造のみならず、水保有容器の内壁面の溶接
部等の点検作業を、水を抜くことなく確実に実施させる
ことができるようにするための水保有容器内壁面の遮水
装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、一側面部を開放した遮水箱と、該遮水箱
の開放端側の周辺部に固設した支持プレートと、水保有
容器の内壁面に当接させて該内壁面と上記支持プレート
との間に半径方向の内側と外側に径の異なる複数のリン
グ状の小チャンバが形成されるように該支持プレートに
複数段に取り付けたシール用パッキンと、上記遮水箱の
上部に装備させた位置決め用電磁マグネットと、上記遮
水箱と内側小チャンバと外側小チャンバに各々一端を接
続した主操作ラインと、これら各主操作ラインの他端に
それぞれ接続したエアエジェクタと、上記遮水箱と内側
小チャンバと外側小チャンバに各々一端を接続し且つ他
端を大気へそれぞれ開放させた副操作ラインと、上記遮
水箱内に装備させたCCDカメラ及び照明装置とを備え
てなる遮水装置本体を、巻上下可能とした吊ワイヤに吊
り下げ支持させるようにした構成とする。
【0007】又、遮水箱と内側小チャンバに接続した主
操作ラインの途中に、Arガスラインを接続した構成と
する。
【0008】
【作用】遮水装置本体を水保有容器内の所定位置まで移
動して来た後、遮水箱の位置決めを電磁マグネットで行
い、次いで、遮水箱内の水を主操作ラインを通しエアエ
ジェクタで抜くと、遮水箱は水頭圧により容器内壁面に
押し付けられ、シール用パッキンによりシール性が確保
される。更に、遮水箱内の水が抜かれた後も、シール用
パッキン部に形成される外側小チャンバ内を継続して真
空排気させるようにしておくと、外側シール用パッキン
を通して浸入してきた水を排出させることができ、シー
ル性が維持される。遮水箱で遮水された部分の容器内壁
面はCCDカメラで点検できる。
【0009】又、遮水箱内と内側小チャンバ内にArガ
スラインからArガスを供給して遮水箱内をArガス雰
囲気とすることができるようにすると、ノズル改造作業
時における裏波溶接部の酸化が防止されることになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0011】図1は水保有容器としての原子炉圧力容器
1の側壁部に設けられているノズル2に採用した本発明
の一実施例の全体図を概略的に示すもので、原子炉格納
容器3上に装備されている燃料交換台車4に吊治具5を
設けて、該吊治具5から吊ワイヤ6にて巻上下可能に吊
り下げた遮水装置本体7を、貯蔵プール8を通し水(炉
水)9の入っている原子炉圧力容器1内に沈水させてノ
ズル2の位置にセットした状態を示している。
【0012】上記遮水装置本体7は、図2に拡大して示
す如き構成としてある。すなわち、前面側となる一側面
部を開放した所要の大きさの遮水箱10の上記開放端側
(前面側)の周辺部に、連続形状とした支持プレート1
1を遮水箱10の半径方向の内外方向へ張り出すように
固設し、該支持プレート11の前側面に、原子炉圧力容
器1の内壁面に当接させて該原子炉圧力容器1の内壁面
と支持プレート11との間に径の異なる複数のリング状
の小チャンバが形成されるように小径の内側シール用パ
ッキン12とそれより大きい中間シール用パッキン13
と大径の外側シール用パッキン14とを所要間隔を隔て
て3段(3重)に取り付けて、各シール用パッキン1
2,13,14を原子炉圧力容器1の内壁面に当接させ
ることによって、内側シール用パッキン12と中間シー
ル用パッキン13との間に内側小チャンバ15が、又、
外側シール用パッキン14と中間シール用パッキン13
との間に外側小チャンバ16がそれぞれ形成されるよう
にする。又、上記遮水箱10の上部に、遮水箱10を原
子炉圧力容器1の内壁面に位置決めするための電磁マグ
ネット17を、保持プレート19、取付ブラケット20
を介して配設する。すなわち、上記電磁マグネット17
を保持する保持プレート19を、遮水箱10上に上向き
に固定した取付ブラケット20に、支持ロッド21を介
して原子炉圧力容器1の内壁面に対し近接離反する方向
に変位可能に支持させると共に、上記ブラケット20と
保持プレート19との間に、電磁マグネット17を原子
炉圧力容器1の内壁面側へ向けて押し出すように付勢す
るためのスプリング18を介装させる。更に、上記遮水
箱10の背面側の中央部にCCDカメラ22を遮水箱1
0内に臨ませて装備させると共に、遮水箱10内の背面
側内壁面に気中照明装置23を装備させ、又、遮水箱1
0の上部に水中照明装置24を装備させてなる構成とし
てある。25は上記CCDカメラ22、気中照明装置2
3、水中照明装置24への給電ケーブル、26はノズル
2に接続してある配管を示す。
【0013】又、上記遮水装置本体7には、底部位置に
おいて、図2、図3に示す如く、遮水箱10と内側小チ
ャンバ15と外側小チャンバ16に、途中に開閉弁27
と28と29を各々備えた主操作ライン(ホース)30
と31と32の各一端をそれぞれ接続すると共に、該各
主操作ライン30と31と32の他端をそれぞれエアエ
ジェクタ33と34と35の各吸引部に接続し、且つ上
記エアエジェクタ33と34と35の各エア導入部を、
各々途中に開閉弁36と37と38を備えたエアライン
39と40と41を介して加圧エア源42に接続して、
各エアエジェクタ33と34と35の駆動により主操作
ライン30と31と32を通して遮水箱10内と内側小
チャンバ15内と外側小チャンバ16内の水を排出させ
られるようにし、更に、上記主操作ライン30と31の
開閉弁27と28よりも遮水装置本体7側の位置に、操
作弁43と44を備えたArガスライン46と47を介
してArガス供給源45を接続して、Arガスライン4
6と47、主操作ライン30と31を通して遮水箱10
内と内側小チャンバ15内にArガスを供給させられる
ようにする。又、上記遮水箱10と内側小チャンバ15
と外側小チャンバ16の各上部位置に、他端を大気に開
放し中途部に開閉弁48と49と50を各々備えた副操
作ライン(ホース)51と52と53の一端をそれぞれ
接続して、開閉弁48,49,50の開閉操作により遮
水箱10内、内側小チャンバ15内、外側小チャンバ1
6内と大気とを連通させたり遮断させたりさせられるよ
うにし、且つ上記副操作ライン51と52の開閉弁48
と49よりも大気側の位置に、それぞれ酸素濃度測定器
54と55を設けて、該酸素濃度測定器54と55によ
り副操作ライン51内と52内の酸素濃度を測定できる
ようにしてある。56,57,58は真空圧ゲージを示
す。
【0014】今、たとえば、図示する如く水9が入って
いる原子炉圧力容器1のノズル2に接続されている配管
26を交換する如きノズル2部の改造作業を行う場合に
は、先ず、図1に示す如く、燃料交換台車4上の吊治具
5から吊ワイヤ6にて吊られている遮水装置本体7を吊
り降ろして原子炉圧力容器1内に沈没させて行き、遮水
箱10の前面側の開放部がノズル2と対応する位置まで
移動させた後、電磁マグネット17を励磁して遮水箱1
0を原子炉圧力容器1の内壁面に固定させるようにす
る。この際、遮水箱10内の水中照明装置24で照明を
行い、且つCCDカメラ22を駆使して遮水箱10をノ
ズル2の位置に対応させるようにする。これにより、各
シール用パッキン12,13,14がノズル2を取り囲
む位置で原子炉圧力容器1の内壁面に当接させられた状
態となる。
【0015】遮水箱10を電磁マグネット17で位置固
定した後、副操作ライン52,53の開閉弁49,50
を開き、且つ主操作ライン31,32の開閉弁28,2
9を開くと共に、エアライン40,41の開閉弁37,
38を開いてエアエジェクタ34,35を駆動し、これ
により遮水装置本体7の内側小チャンバ15、外側小チ
ャンバ16内の水9を排出させるようにし、しかる後、
エアエジェクタ34,35から水9が排出されなくなっ
た時点で、上記副操作ライン52,53の開閉弁49,
50を閉じて上記内側小チャンバ15内と外側小チャン
バ16内を負圧、好ましくは真空圧にさせるようにす
る。この操作によって小チャンバ15,16を形成して
いるシール用パッキン12,13,14が原子炉圧力容
器1の内壁面に押し付けられることになってシール性が
得られることになる。なお、内側小チャンバ15内と外
側小チャンバ16内が真空排気された後も、外側小チャ
ンバ16内の真空排気は継続させておくようにする。
【0016】次に、副操作ライン51の開閉弁48を開
き、且つ主操作ライン30の開閉弁27を開くと共に、
エアライン39の開閉弁36を開いてエアエジェクタ3
3を駆動することにより遮水箱10内の水9を排出させ
るようにする。遮水箱10内から水9が排出されると、
遮水箱10には原子炉圧力容器1内の水9の水頭圧によ
る押付力が作用するので、遮水箱10のシール性が更に
高められる。遮水箱10が原子炉圧力容器1の内壁面に
強く押し付けられると、シール用パッキン12,13,
14は変形して容器内壁面への密着面積が増大させられ
るが、この際、遮水箱10の固定用電磁マグネット17
はスプリング18によって押し付けられているので、遮
水箱10の押付変位を吸収することができる。因に、遮
水箱10の側板の寸法が、たとえば、50cm×50cmで
あるとし、水頭が10mであるとすると、押付力は、 F=50cm×50cm×1kg/cm2 =2500kg となる。
【0017】上述したように、遮水箱10内の水抜きが
行われると、遮水箱10内の気中照明装置23で照明を
行い、且つCCDカメラ22で監視しながら、ノズル2
に接続してある配管26を切断し、次いで、新しい配管
26を取り付けるようにする。なお、この際、新しい配
管26内には図2において二点鎖線で示す如く、水溶性
のシール剤59を取り付けておくようにする。しかる
後、副操作ライン51,52の開閉弁48,49を開
き、且つ主操作ライン30,31の開閉弁27,28は
閉じた状態として、Arガスライン46,47の操作弁
43,44を開き、Arガス供給源45からArガスラ
イン46,47、主操作ライン30,31を通し遮水箱
10内と内側小チャンバ15内にArガスを供給し、上
記ノズル2への配管接合部の裏波溶接を、酸化防止のた
めにArガス雰囲気下で行うようにする。この場合、A
rガス雰囲気の確認は、副操作ライン51,52に設け
た酸素濃度測定器54,55で酸素濃度を測定すること
により行う。なお、上記の溶接作業時に、外側シール用
パッキン14を通して水9が浸入してきたとしても、上
述したように外側小チャンバ16内は真空排気を継続し
ているので、遮水箱10内のシール性を確保することが
できる。
【0018】ノズル2部の改造が終了すると、主操作ラ
イン30,31,32の開閉弁27,28,29はすべ
て閉じた状態として、副操作ライン51,52,53の
開閉弁48,49,50をすべて開くようにする。これ
により、遮水箱10内、内側小チャンバ15内、外側小
チャンバ16内はすべて大気圧となって遮水箱10の容
器内壁への押付力が弱められるので、電磁マグネット1
7を消磁した後、吊治具5にて吊ワイヤ6を巻き上げる
ことにより遮水装置本体7を引き上げて回収することが
できる。この際、吊ワイヤ6を巻き上げても遮水箱10
が水圧作用で容器内壁面から離脱しないようなときは、
遮水箱10内や内側小チャンバ15内にArガスを加圧
供給すればよい。
【0019】このようにして、ノズル2部の改造を、原
子炉圧力容器1から水9を抜くことなく効率的に実施す
ることができる。
【0020】なお、上記実施例では、一例として、原子
炉圧力容器1の側壁部に設けられているノズル2部の改
造を行う場合への採用例を示したが、これに限定される
ものではなく、たとえば、原子炉圧力容器1の内壁面部
に露出位置している溶接部の腐食状況等の点検を含む原
子炉圧力容器1の内壁面の必要な点検作業を、遮水箱1
0に備えたCCDカメラ22及び照明装置23,24を
駆使して行うことができ、この場合は、遮水装置本体7
をノズル2部以外のところへ図1において二点鎖線で示
す如く、移動させることにより原子炉圧力容器1の内壁
面部のあらゆる個所の点検作業に用いることができる。
【0021】又、実施例では、水保有容器として原子炉
圧力容器1への適用例を示したが、これに限られるもの
ではないこと、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内
において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0022】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の水保有容器内
壁面の遮水装置によれば、遮水箱を目的とする位置に移
動させて電磁マグネットにより容器内壁に位置決めする
ことができ、又、複数のシール用パッキン部に形成され
る内側小チャンバ内と外側小チャンバ内の水抜きをエア
エジェクタで行って各チャンバ内を負圧にすることによ
り、シール用パッキンを容器内壁面に密着させることが
でき、更に、遮水箱内の水抜きをエアエジェクタで行う
ことにより、遮水箱を水保有容器内の水圧によって容器
内壁面に押し付けることができるようにしてあり、しか
も遮水箱内にはCCDカメラ、照明装置が装備してある
ので、遮水箱内を水密として内壁面部を部分的に遮水す
ることができ、したがって、水保有容器内の水を抜くこ
となく効率よく短期間でノズルの改造作業や溶接部等の
点検作業等を実施することができ、しかも、上記ノズル
部の改造や容器内の点検等の作業は遮水箱内の照明装置
やCCDカメラを用いて確認しながら行うことができる
ので、遮水箱の取付位置も確認できて適正な位置にセッ
トさせることができると共に、作業個所も確認できて作
業の精度を上げることができ、又、万一、作業時に外側
シール用パッキン部から水が浸入してきたとしても、外
側小チャンバ内を真空排気状態としておくことによって
遮水箱の水シール性を確保することができるので信頼性
が高く、更に、Arガスラインにより遮水箱内及び内側
小チャンバ内にArガスを供給して遮水箱内をArガス
雰囲気とすることができるようにしてあるので、ノズル
改造作業時の裏波溶接部の酸化を防止することができ
る、等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水保有容器内壁面の遮水装置の一実施
例を示す概略図である。
【図2】図1における遮水装置本体の詳細を示す拡大断
面図である。
【図3】本発明の水保有容器内壁面の遮水装置の全体的
な系統を示す概要図である。
【符号の説明】
1 原子炉圧力容器(水保有容器) 2 ノズル 6 吊ワイヤ 7 遮水装置本体 9 水 10 遮水箱 11 支持プレート 12 内側シール用パッキン 13 中間シール用パッキン 14 外側シール用パッキン 15 内側小チャンバ 16 外側小チャンバ 17 電磁マグネット 22 CCDカメラ 23 気中照明装置 24 水中照明装置 30,31,32 主操作ライン 33,34,35 エアエジェクタ 46,47 Arガスライン 51,52,53 副操作ライン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側面部を開放した遮水箱と、該遮水箱
    の開放端側の周辺部に固設した支持プレートと、水保有
    容器の内壁面に当接させて該内壁面と上記支持プレート
    との間に半径方向の内側と外側に径の異なる複数のリン
    グ状の小チャンバが形成されるように該支持プレートに
    複数段に取り付けたシール用パッキンと、上記遮水箱の
    上部に装備させた位置決め用電磁マグネットと、上記遮
    水箱と内側小チャンバと外側小チャンバに各々一端を接
    続した主操作ラインと、これら各主操作ラインの他端に
    それぞれ接続したエアエジェクタと、上記遮水箱と内側
    小チャンバと外側小チャンバに各々一端を接続し且つ他
    端を大気へそれぞれ開放させた副操作ラインと、上記遮
    水箱内に装備させたCCDカメラ及び照明装置とを備え
    てなる遮水装置本体を、巻上下可能とした吊ワイヤに吊
    り下げ支持させるようにした構成を有することを特徴と
    する水保有容器内壁面の遮水装置。
  2. 【請求項2】 遮水箱と内側小チャンバに接続した主操
    作ラインの途中に、Arガスラインを接続した請求項1
    記載の水保有容器内壁面の遮水装置。
JP7173007A 1995-06-16 1995-06-16 水保有容器内壁面の遮水装置 Pending JPH095477A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6352313B1 (en) 1999-08-25 2002-03-05 Gillette Canada Company' Brush tufting
JP2013170671A (ja) * 2012-02-22 2013-09-02 Toshiba Corp 壁面貫通部閉塞装置およびその閉塞方法
US9601221B2 (en) 2009-07-10 2017-03-21 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Opening and closing device for access port that opens to working platform of reactor vessel

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