JPH0953351A - 車両用電波錠装置 - Google Patents

車両用電波錠装置

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Publication number
JPH0953351A
JPH0953351A JP20815495A JP20815495A JPH0953351A JP H0953351 A JPH0953351 A JP H0953351A JP 20815495 A JP20815495 A JP 20815495A JP 20815495 A JP20815495 A JP 20815495A JP H0953351 A JPH0953351 A JP H0953351A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
harness
vehicle
antenna
door
door lock
Prior art date
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Pending
Application number
JP20815495A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Suzuki
裕 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kansei Corp filed Critical Kansei Corp
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Publication of JPH0953351A publication Critical patent/JPH0953351A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成が簡単で、しかも受信状態が良好で、車
両のどのような方向からでも確実に遠隔操作できる装置
を得る。 【構成】 受信回路と第1アンテナとがケースに収納さ
れてなる車両用電波錠装置において、車両用ハーネスの
信号線を前記第1アンテナに並列接続したことである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両のドア等の施解
錠を遠隔操作で行うための車両用電波錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用電波錠装置の構成を図4、
図5に基づいて説明する。同図において、車両用電波錠
装置1は、ボタン操作によってドアロック信号、ドアア
ンロック信号をコード化して送信する携帯用送信器2、
窓ガラス等に配設された受信アンテナ3、受信アンテナ
3で受信された電波を検波する受信器4、受信器4で検
波された電波信号のコードを解読するコード判別回路
5、コード判別回路5からの信号に基づいてドアをロッ
ク、またはアンロックするドアロックシステム6から構
成され、車両7のドアのロック機構を電波で遠隔操作す
るものである。
【0003】すなわち、送信器2からドアロックを示す
信号が送信されると、その電波をアンテナ3を介して受
信器4で受信し、その送信された電波信号を構成するコ
ードを解読して、正規のドアロック信号であることが確
認されると、ドアロックシステム6が作動してドアをロ
ックする。
【0004】また、送信器2からドアアンロックを示す
信号が送信されると、その電波をアンテナ3を介して受
信器4で受信し、その送信された電波信号を構成するコ
ードを解読して、正規のドアアンロック信号であること
が確認されると、ドアロックシステム6が作動してドア
をアンロックする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車両用電波錠装置にあっては、受信アンテナ
が窓ガラスの内面に沿って配設されるように構成されて
いるために、この装置を車両の購入後に取り付けようと
した場合、取付が非常に面倒であるという問題点があっ
た。そこで、本出願人はこのアンテナをケース内に設け
ることを考え、この装置をセンターコンソールに設置し
て実験してみたところ、図5に一点鎖線Aで示されるよ
うな受信電波特性(送信器1から送信される電波の強度
を一定にしたとき、車両Aからどれだけ離れたところか
ら受信可能かを示した図)になり、車両の前後方向では
良好で、おおよそ20m離れた所からでも遠隔操作でき
るのに対して、後部左右ドア近傍においては2〜3m離
れた所でしか遠隔操作できないという問題点にぶつかっ
た。
【0006】この発明は、このような問題点に着目して
なされたもので、構成が簡単で、しかも受信状態が良好
で、車両のどのような方向からでも確実に遠隔操作でき
る装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この車両用電波錠装置に
係る第1の発明は、受信回路と第1アンテナとがケース
に収納されてなる車両用電波錠装置において、車両用ハ
ーネスを前記第1アンテナに並列接続し、該信号線にア
ンテナ機能をもたせたものである。
【0008】また第2の発明は、前記車両用ハーネス
は、ドアロック用ハーネス、ルームランプ用ハーネス、
ドアスイッチ用ハーネス、キースイッチ用ハーネス、ド
ア状態スイッチ用ハーネス、アクセサリスイッチ用ハー
ネスの何れかである。
【0009】
【作用】この第1の発明による車両用電波錠装置は、車
両用ハーネスを構成する信号線をアンテナとして共用
し、かつそのアンテナにケース内に収納された第1アン
テナを並列接続することによって受信性能を向上した。
【0010】また第2の発明による車両用電波錠装置
は、車両用ハーネスのうち車両全体に張り巡ぐされたハ
ーネス、例えばドアロック用ハーネス、ルームランプ用
ハーネス、ドアスイッチ用ハーネス、キースイッチ用ハ
ーネス、ドア状態スイッチ用ハーネス、アクセサリスイ
ッチ用ハーネスを使用することによって受信性能を向上
した。
【0011】
【実施例】図1及び図3に基づいて構成の説明を行う
が、図4及び図5において説明した従来構成のものと同
一構成のもの、または均等なものには同一符号を付し
て、その説明を省略する。8はアンテナで、樹脂ケース
9に収納されるプリント基板31にパターンで形成され
て、58MHzの信号を受信し、電子回路基板30と共
に樹脂ケース9に収納されている。10はカップリング
コンデサで、1000pFの大きさを有し、その一端が
アンテナ8に接続され、かつ受信機4の入力端子に接続
されている。また、カップリングコンデンサ10の他端
は、第1コネクタ11及びメインハーネス12を介して
第2コネクタ14に接続されている。
【0012】この第2コネクタ14には第1ドアロック
用ハーネス15を介してアシストドア・ロック・アンロ
ック駆動ユニット16に、また第2ドアロック用ハーネ
ス17を介してドライバドア・ロック・アンロック駆動
ユニット18に接続されている。13は第3コネクタ
で、第2コネクタ14にハーネスを介して接続されると
共に、第3ドアロック用ハーネス19を介してスライド
ドア・ロック・アンロック駆動ユニット20に、また第
4ドアロック用ハーネス21を介してバックドア・ロッ
ク・アンロック駆動ユニット22に接続されている。
【0013】なお、上記第1、第2、第3及び第4ドア
ロック用ハーネス15、17、19及び21はドアロッ
ク用の信号線で、それらの信号線は第2コネクタ14、
第3コネクタ13等を介して信号線同士が直接接続され
て、端子Aからドアロック信号、またはアンロック信号
が供給されると、その信号は、アシストドア・ロック・
アンロック駆動ユニット16、ドライバドア・ロック・
アンロック駆動ユニット18、スライドドア・ロック・
アンロック駆動ユニット20、バックドア・ロック・ア
ンロック駆動ユニット22に同時に入力される。また、
上記第1、第2、第3及び第4ドアロック用ハーネス1
5、17、19及び21は、ルームランプ駆動ユニット
24に接続されたルームランプハーネス23にも接続さ
れているので、アンテナが車両全体を覆うようにはりめ
ぐらされていることになる。
【0014】上記のような構成による装置の作用を説明
する前に、上記構成のうちアンテナ8が接続されていな
い状態での受信特性を説明する。即ち、この装置を上記
と同様にしてセンターコンソールに設置して実験してみ
たところ、図5に破線Bで示されるような受信電波特性
(上記と同様に送信器1から送信される電波の強度を一
定にしたとき、車両Aからどれだけ離れたところから受
信可能かを示した図)になり、車両の前後左右方向全体
でおよそ10m離れた所からでしか遠隔操作できないと
いう結果であった。
【0015】それに対して、アンテナ8とドアロック用
ハーネス15、17、19及び21を接続して実験した
ところ、図5に実線Cで示すように、車両Aから20m
離れたところからでも遠隔操作でき、かつ左右ドア近傍
でも9m前後離れたところからでも遠隔操作できるよう
になった。
【0016】上記においては、前記車両用ハーネスとし
てドアロック用ハーネス、ルームランプ用ハーネスを使
用したが、これに限らず、ドアスイッチ用ハーネス、キ
ースイッチ用ハーネス、ドア状態スイッチ用ハーネス、
アクセサリスイッチ用ハーネス等の車両全体に張り巡ら
されたハーネスであるならば何でもよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、従来
から車両用ハーネスとして使用しているハーネスを、従
来の使用の仕方を維持しながらアンテナ線として共用す
ることによって、コストアップを抑えながら実用に耐え
る受信特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す全体回路の回路ブロッ
ク説明図である。
【図2】図1における車両用ハーネスが車両内に配線さ
れた配線説明図である。
【図3】受信機ユニットの構造を示す説明図である。
【図4】従来の遠隔式ドアロック装置を説明するための
図である。
【図5】この発明と従来における装置の受信電波特性の
違いを説明するための特性比較図である。
【符号の説明】
8 アンテナ 11、12、13 コネクタ 15、17、19、21 ドアロック用ハーネス 23 ルームランプハーネス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信回路と第1アンテナとがケースに収
    納されてなる車両用電波錠装置において、車両用ハーネ
    スを前記第1アンテナに並列接続し、該信号線にアンテ
    ナ機能を付加したことを特徴とする車両用電波錠装置。
  2. 【請求項2】 前記車両用ハーネスは、ドアロック用ハ
    ーネス、ルームランプ用ハーネス、ドアスイッチ用ハー
    ネス、キースイッチ用ハーネス、ドア状態スイッチ用ハ
    ーネス、アクセサリスイッチ用ハーネスの何れかである
    ことを特徴とする請求項1における車両用電波錠装置。
JP20815495A 1995-08-15 1995-08-15 車両用電波錠装置 Pending JPH0953351A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20815495A JPH0953351A (ja) 1995-08-15 1995-08-15 車両用電波錠装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20815495A JPH0953351A (ja) 1995-08-15 1995-08-15 車両用電波錠装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0953351A true JPH0953351A (ja) 1997-02-25

Family

ID=16551548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20815495A Pending JPH0953351A (ja) 1995-08-15 1995-08-15 車両用電波錠装置

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JP (1) JPH0953351A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004084406A (ja) * 2002-08-29 2004-03-18 Mitsubishi Electric Corp 車載機器遠隔制御システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004084406A (ja) * 2002-08-29 2004-03-18 Mitsubishi Electric Corp 車載機器遠隔制御システム

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