JPH0951808A - 時計バンドの取付構造 - Google Patents

時計バンドの取付構造

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JPH0951808A
JPH0951808A JP20880595A JP20880595A JPH0951808A JP H0951808 A JPH0951808 A JP H0951808A JP 20880595 A JP20880595 A JP 20880595A JP 20880595 A JP20880595 A JP 20880595A JP H0951808 A JPH0951808 A JP H0951808A
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JP
Japan
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band
spring rod
piece
mounting portion
watch
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JP20880595A
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English (en)
Inventor
Tsunetoshi Sekiguchi
常俊 関口
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メタルバンド仕様のバンド取付部に皮バンド
を取り付けるにあたって、バンド取付部とばね棒取付部
との間に目障りな隙間が発生することはなく、美観を損
ねない時計バンドの取付構造を提供する。 【構成】 時計ケース2に設けられて対向する面部3A
にピボット孔4を有するメタルバンド仕様のバンド取付
部3と、前記バンド取付部3に取り付けられて基端部側
に両端が解放した袋状のばね棒取付部14を有する皮バ
ンド9と、前記ばね棒取付部14を前記バンド取付部3
に取り付けるばね棒17と、前記ばね棒取付部14に挿
入されてこのばね棒取付部14を拡張すると共に、前記
ばね棒17を、このばね棒17の両端のピボット18を
前記バンド取付部3のピボット孔4に一致させて保持す
るピース15とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メタルバンド仕様のバ
ンド取付部を有する腕時計に、メタルバンドに変えて皮
バンドを取り付ける時計バンドの取付構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】腕時計をそのままにして時計バンドのみ
を交換することは一般に行われることであり、メタルバ
ンドに代えて皮バンドにしたいという要求は多々ある。
時計バンドとしてのメタルバンドの腕時計の時計ケース
への取付を、図12に示す。メタルバンド40の先かん
駒60のばね棒取付部に設けたばね棒33の両端部のピ
ボット34を、メタルバンド仕様のバンド取付部を有す
る時計ケース50のバンド取付部35のピボット孔36
に挿入することにより行われていた。このように、メタ
ルバンド仕様のバンド取付部を有する時計ケース50
に、メタルバンド40を取付けるには、何ら美観上の問
題は無い。
【0003】メタルバンド仕様のバンド取付部を有する
時計ケース50に、皮バンドを取付ける場合を、図10
及び図11に示す。皮バンド30の基端部のばね棒取付
部31は、この皮バンド30の表皮32の端末を縫製も
しくは接着により両端が解放した袋状にして形成してあ
る。そして、上記のようなメタルバンド仕様のバンド取
付部を有する腕時計50に皮バンド30を取り付けるに
は、この皮バンド30のばね棒取付部31に設けたばね
棒33の両端部のピボット34を前記バンド取付部35
のピボット孔36に挿入することにより行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなメタルバンド仕様のバンド取付部を有する腕時計
50に皮バンド30を取り付けた場合、この皮バンド3
0のばね棒取付部31がバンド取付部35の略コ字形状
の空間部イに挿入されるのであるが、先かん駒60を用
いないが故に、バンド取付部35とばね棒取付部31と
の間には、図10、図11に示すように隙間Tが生じて
しまう。なぜならば、皮バンド30のばね棒取付部35
は、表皮32を、その両端が解放した袋状にして構成さ
れているために、ばね棒取付部31の壁部の厚さは表皮
32の厚さに過ぎずないためである。よって、バンド取
付部35とばね棒取付部31との間には、図10、図1
1に示すように隙間Tが生じて、美観を損ねるという問
題点があった。
【0005】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、メタルバン
ド仕様のバンド取付部の皮バンドを取り付けるにあたっ
て、バンド取付部とばね棒取付部との間に、目障りな隙
間が発生することはなく、美観を損ねない時計バンドの
取付構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明に係わる時計バンドの取付構造
は、時計ケースに設けられて対向する面部にピボット孔
を有するバンド取付部と、前記バンド取付部に取り付け
られて基端部側に両端が解放した袋状のばね棒取付部を
有する皮バンドと、前記ばね棒取付部を前記バンド取付
部に取り付けるばね棒と、前記ばね棒取付部に挿入され
てこのばね棒取付部を拡張すると共に、前記ばね棒を、
このばね棒の両端のピボットを前記バンド取付部のピボ
ット孔に一致させて保持するピースとを備えたことを特
徴とする。
【0007】また、上記の目的を達成するために、請求
項2の発明に係わる時計バンドの取付構造は、請求項1
記載の時計バンドの取付構造において、前記ピースを、
前記ばね棒取付部に挿入されるピース本体に、このピー
ス本体の中心0より一端部寄りに偏位させてこのピース
本体の両側端面に抜けるばね棒挿通孔を形成して構成し
た。
【0008】また、上記の目的を達成するために、請求
項3の発明に係わる時計バンドの取付構造は、請求項1
記載の時計バンドの取付構造において、前記ピースを、
前記ばね棒取付部に前記ばね棒と並列させて挿入されて
前記ばね棒を保持するピース本体で構成した。
【0009】また、上記の目的を達成するために、請求
項4の発明に係わる時計バンドの取付構造は、請求項3
記載の時計バンドの取付構造において、前記ピースを、
その一端側が凸の円弧状で且つ偏平断面を有する中実の
筒体のピース本体の他端側にばね棒を抱くばね棒接触面
を形成して構成した。
【0010】
【作用】請求項1の発明に係わる時計バンドの取付構造
によれば、腕時計のバンド取付部に皮バンドを取り付け
るには、まず、ピースでばね棒を保持して、このピース
を皮バンドのばね棒取付部に挿入し、このばね棒取付部
を時計ケースのバンド取付部に挿入して、ばね棒の両端
部のピボットをバンド取付部のピボット孔に挿入係止す
る。
【0011】この場合、ピースがばね棒の両端のピボッ
トをバンド取付部のピボット孔に一致させて保持するた
めに、メタルバンドの先かん駒のばね棒取付部と同じよ
うに、このばね棒は、バンド取付部のピボット孔に合致
する位置になるし、また、皮バンドのばね棒取付部は、
その内部にピースが挿入されているために、メタルバン
ドの先かん駒とほぼ同じ大きさになり、このために、バ
ンド取付部とばね棒取付部との間には、目障りな隙間が
発生することはなく、美観を損ねないものとなる。
【0012】また、請求項2の発明に係わる時計バンド
の取付構造によれば、メタルバンド仕様のバンド取付部
を有する腕時計に皮バンドを取り付けるには、まず、ピ
ースのばね棒挿通孔にばね棒を挿入して、このピースを
前記皮バンドのばね棒取付部に挿入し、このばね棒取付
部を時計ケースのバンド取付部に挿入して、ばね棒の両
端部のピボットをバンド取付部のピボット孔に挿入係止
する。
【0013】この場合、ばね棒挿通孔が、ピース本体の
中心0より一端部寄りに偏位させて設けてあるために、
メタルバンドの先かん駒のばね棒取付部と同じように、
このばね棒挿通孔に設けたばね棒のピボットは、バンド
取付部のピボット孔に合致する位置になるし、皮バンド
のばね棒取付部は、その内部にばね棒収容ピースが挿入
されているために、メタルバンドの先かん駒とほぼ同じ
大きさになり、このために、バンド取付部とばね棒取付
部との間には、目障りな隙間が発生することはなく、美
観を損ねないものとなる。
【0014】また、請求項3の発明に係わる時計バンド
の取付構造によれば、このピースを使用してメタルバン
ド仕様のバンド取付部を有する腕時計に皮バンドを取り
付けるには、まず、皮バンドのばね棒取付部に前記ピー
スとばね棒とを、このばね棒がバンド本体側に位置する
ようにし、また、ピースでばね棒を保持して挿入する。
そして、このばね棒取付部を時計ケースのバンド取付部
に挿入して、ばね棒の両端部のピボットを前記バンド取
付部のピボット孔に挿入する。
【0015】この場合、ばね棒をバンド本体側に位置さ
せて設けてあるために、このばね棒のピボットはバンド
取付部のピボット孔に合致する位置になるし、皮バンド
のばね棒取付部は、その内部にピースとばね棒とが挿入
されているために、メタルバンドの先かん駒とほぼ同じ
大きさになり、このために、バンド取付部とばね棒取付
部との間には、目障りな隙間が発生することはなく、美
観を損ねないものとなる。
【0016】また、請求項4の発明に係わる時計バンド
の取付構造によれば、このピースを使用してメタルバン
ド仕様の腕時計に皮バンドを取り付けるには、まず、皮
バンドのばね棒取付部にピースとばね棒とを、このばね
棒がバンド本体側に位置するようにし、また、ピースの
ばね棒接触面でばね棒を抱くようにして挿入する。そし
て、このばね棒取付部を時計ケースのバンド取付部に挿
入して、ばね棒の両端部のピボットをバンド取付部のピ
ボット孔に挿入する。
【0017】この場合、ばね棒をバンド本体側に位置さ
せて設けてあるために、このばね棒のピボットはバンド
取付部のピボット孔に合致する位置になるし、皮バンド
のばね棒取付部は、その内部にピースとばね棒とが挿入
されているために、メタルバンドの先かん駒とほぼ同じ
大きさになり、このために、バンド取付部とばね棒取付
部との間には、目障りな隙間が発生することはなく、美
観を損ねないものとなる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係わる時計バンドの取付構造の一
実施例における皮バンドを取り付けた状態の一部省略し
た平面図、図2は図1のA−A線に沿う断面図、図3は
同時計バンドの取付構造の一部省略した分解状態の斜視
図、図4は本発明に係わる時計バンドの取付構造の他の
実施例における皮バンドを取り付けた状態の一部省略し
た平面図、図5は図4のB−B線に沿う断面図、図6は
ピースの斜視図、図7は時計バンドの取付構造における
メタルバンドを取り付けた状態の一部省略した平面図、
図8は図7のC−C線に沿う断面図、図9はメタルバン
ドの先かん駒のばね棒取付部の一部省略した斜視図であ
る。
【0019】図7に示すように腕時計ケース2に設けた
バンド取付部3は平面視で略コ字形状になされており、
このバンド取付部3の互いに対向する面部3Aにはバン
ド短手方向に沿うピボット孔4が形成してある。
【0020】また、時計バンドとしてのメタルバンド1
の先かん駒5には図8及び図9に示すようにこの先かん
駒5の後部の一対の片部5Aを弯曲させて形成されたば
ね棒取付部6が設けてある。
【0021】そして、このばね棒取付部6に取り付けた
ばね棒7の両端部のピボット8をバンド取付部3のピボ
ット孔4に挿入することによりメタルバンド1が腕時計
ケース2に取り付けられている。
【0022】したがって、ピボット孔4の位置は、先か
ん駒5の後部にあるばね棒取付部6の位置に合わされて
いるために、バンド取付部3の面部3Aの先側寄りにあ
る。
【0023】そして、先かん駒5がバンド取付部3の略
コ字形状の空間部イに挿入されることにより、このバン
ド取付部3とメタルバンド1との間には目障りな隙間は
なく、美観を損ねてはいない。
【0024】また、皮バンド9は、図1乃至図3に示す
ように芯材10の裏側に裏皮11を、芯材10の表側に
表皮12をそれぞれ接着したバンド本体13を備えてお
り、このバンド本体13の基端部には、表皮12の端部
を延長して、この表皮12の延長部の端部を裏皮11に
沿わせて縫製もしくは接着により取り付けて両端が解放
した袋状のばね棒取付部14が形成してある。
【0025】また、図面中15はピースであり、このピ
ース15はばね棒取付部14に挿入されるものであっ
て、ピース本体15Aにばね棒挿通孔16を形成して構
成してある。すなわち、ピース本体15Aは、その前、
後端部15a、15bが円弧状で、上、下面部15c、
15dがほぼ平らな偏平断面を有する中実の筒体であ
り、このピース本体15Aの中心0より後端部15b寄
りに偏位させて、このピース本体15Aの軸線に平行に
ばね棒挿通孔16が設けてあり、ばね棒挿通孔16はピ
ース本体15Aの左、右側端面15e、15fに抜けて
いる。
【0026】そして、上記のようなメタルバンド仕様の
バンド取付部3を有する腕時計に皮バンド9を取り付け
るには、まず、ピース15のばね棒挿通孔16にばね棒
17を挿入して、このピース15を皮バンド9のばね棒
取付部14に挿入する。この場合、前記ばね棒挿通孔1
6が、ピース本体15Aの中心0より後端部15b寄り
に偏位させて設けてあるために、メタルバンド1の先か
ん駒5のばね棒取付部6と同じように、このばね棒挿通
孔16に設けたばね棒17のピボット18は、バンド取
付部3のピボット孔4に合致する位置になる。
【0027】そして、このばね棒取付部14を時計ケー
ス2のバンド取付部3の略コ字形状の空間部イに挿入し
て、ばね棒17の両端部のピボット18をバンド取付部
3のピボット孔4に挿入する。
【0028】上記のように、皮バンド9のばね棒取付部
14がバンド取付部3の略コ字形状の空間部イに挿入さ
れるのであるが、このばね棒取付部14は、その内部に
ピース15が挿入されているために、メタルバンド1の
先かん駒5とほぼ同じ大きさになり、このために、バン
ド取付部3とばね棒取付部14との間には、目障りな隙
間はなく、美観を損ねてはいない。
【0029】また、上記の実施例においては、前記ピー
ス15を、その前、後端部15a、15bが凸の円弧状
で、上、下面部15c、15dがほぼ平らな偏平断面を
有する中実の筒体のピース本体15Aに、このピース本
体15Aの中心0より後端部15b寄りに偏位させてば
ね棒挿通孔16を設けて構成したが、前記ピース19
を、図6に示すようにその前端部19aが凸の円弧状で
且つ上、下面部19c、19dがほぼ平らな偏平断面を
有する中実の筒体のピース本体19Aの後端部19bに
凹の円弧状のばね棒接触面20を形成して構成してもよ
い。ばね棒接触面20は、ばね棒17の円柱状の外周面
とほぼ同一の曲率をもって婉曲する円弧であることが望
ましい。
【0030】このピース19を使用してメタルバンド仕
様のバンド取付部3を有する腕時計に皮バンド9を取り
付けるには、図4及び図5に示すようにまず、皮バンド
9のばね棒取付部14に前記ピース19とばね棒17と
を、このばね棒17がバンド本体13側に位置するよう
にし、また、ピース19のばね棒接触面20でばね棒1
7を抱くようにして挿入する。この場合、前記ばね棒1
7をバンド本体13側に位置させて設けてあるために、
このばね棒17のピボット18はバンド取付部3のピボ
ット孔4に合致する位置になる。
【0031】そして、このばね棒取付部14を時計ケー
ス2のバンド取付部3の略コ字形状の空間部イに挿入し
て、ばね棒17の両端部のピボット18をバンド取付部
3のピボット孔4に挿入する。
【0032】上記のように、皮バンド9のばね棒取付部
14がバンド取付部3の略コ字形状の空間部イに挿入さ
れるのであるが、このばね棒取付部14は、その内部に
ピース19とばね棒17とが挿入されていて、メタルバ
ンド1の先かん駒5とほぼ同じ大きさになっているため
に、バンド取付部3とばね棒取付部14との間には、目
障りな隙間はなく、美観を損ねてはいない。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係わる時計バンドの取付構造によれば、時計ケースに設
けられて対向する面部にピボット孔を有するバンド取付
部と、前記バンド取付部に取り付けられて基端部側に両
端が解放した袋状のばね棒取付部を有する皮バンドと、
前記ばね棒取付部を前記バンド取付部に取り付けるばね
棒と、前記ばね棒取付部に挿入されてこのばね棒取付部
を拡張すると共に、前記ばね棒を、このばね棒の両端の
ピボットを前記バンド取付部のピボット孔に一致させて
保持するピースとを備えたことにより、メタルバンド仕
様のバンド取付部を有する腕時計に皮バンドを取り付け
るには、まず、ピースでばね棒を保持して、このピース
を皮バンドのばね棒取付部に挿入し、このばね棒取付部
を時計ケースのバンド取付部に挿入して、ばね棒の両端
部のピボットをバンド取付部のピボット孔に挿入係止す
る。
【0034】この場合、ピースがばね棒の両端のピボッ
トをバンド取付部のピボット孔に一致させて保持するた
めに、メタルバンドの先かん駒のばね棒取付部と同じよ
うに、このばね棒のピボットは、バンド取付部のピボッ
ト孔に合致する位置になるし、また、皮バンドのばね棒
取付部は、その内部にピースが挿入されているために、
前記メタルバンドの先かん駒とほぼ同じ大きさになり、
このために、バンド取付部とばね棒取付部との間には、
目障りな隙間が発生することはなく、美観を損ねないも
のとなる。
【0035】また、請求項2の発明に係わる時計バンド
の取付構造にあっては、請求項1記載の時計バンドの取
付構造において、前記ピースを、前記ばね棒取付部に挿
入されるピース本体に、このピース本体の中心0より一
端部寄りに偏位させてこのピース本体の両側端面に抜け
るばね棒挿通孔を形成して構成したことにより、メタル
バンド仕様のバンド取付部を有する腕時計に皮バンドを
取り付けるには、まず、ピースのばね棒挿通孔にばね棒
を挿入して、このピースを皮バンドのばね棒取付部に挿
入し、このばね棒取付部を時計ケースのバンド取付部に
挿入して、ばね棒の両端部のピボットをバンド取付部の
ピボット孔に挿入係止する。
【0036】この場合、ばね棒挿通孔が、ピース本体の
中心0より一端部寄りに偏位させて設けてあるために、
メタルバンドの先かん駒のばね棒取付部と同じように、
このばね棒挿通孔に設けたばね棒のピボットはバンド取
付部のピボット孔に合致する位置になるし、皮バンドの
ばね棒取付部は、その内部にピースが挿入されているた
めに、メタルバンドの先かん駒とほぼ同じ大きさにな
り、このために、バンド取付部とばね棒取付部との間に
は、目障りな隙間が発生することはなく、美観を損ねな
いものとなる。
【0037】また、請求項3の発明に係わる時計バンド
の取付構造にあっては、請求項1記載の時計バンドの取
付構造において、前記ピースを、前記ばね棒取付部に前
記ばね棒に並列させて挿入されて前記ばね棒を保持する
ピース本体で構成したことにより、このピースを使用し
てメタルバンド仕様のバンド取付部を有する腕時計に皮
バンドを取り付けるには、まず、皮バンドのばね棒取付
部にピースとばね棒とを、このばね棒がバンド本体側に
位置するようにし、また、ピースでばね棒を保持して挿
入する。そして、このばね棒取付部を時計ケースのバン
ド取付部に挿入して、ばね棒の両端部のピボットを記バ
ンド取付部のピボット孔に挿入する。
【0038】この場合、ばね棒がバンド本体側に位置さ
せて設けてあるために、このばね棒のピボットはバンド
取付部のピボット孔に合致する位置になるし、皮バンド
のばね棒取付部は、その内部に前記ピースとばね棒とが
挿入されているために、メタルバンドの先かん駒とほぼ
同じ大きさになり、このために、バンド取付部とばね棒
取付部との間には、目障りな隙間が発生することはな
く、美観を損ねないものとなる。
【0039】また、請求項4の発明に係わる時計バンド
の取付構造にあっては、請求項3記載の時計バンドの取
付構造において、前記ピースを、その一端側が凸の円弧
状で且つ偏平断面を有する中実の筒体のピース本体の他
端側にばね棒を抱くばね棒接触面を形成して構成したこ
とにより、このピースを使用してメタルバンド仕様のバ
ンド取付部を有する腕時計に皮バンドを取り付けるに
は、まず、皮バンドのばね棒取付部にピースとばね棒と
を、このばね棒がバンド本体側に位置するようにし、ま
た、ピースのばね棒接触面でばね棒を抱くようにして挿
入する。そして、このばね棒取付部を時計ケースのバン
ド取付部に挿入して、ばね棒の両端部のピボットをバン
ド取付部のピボット孔に挿入する。
【0040】この場合、ばね棒をバンド本体側に位置さ
せて設けてあるために、このばね棒のピボットはバンド
取付部のピボット孔に合致する位置になるし、皮バンド
のばね棒取付部は、その内部にピースとばね棒とが挿入
されているために、メタルバンドの先かん駒とほぼ同じ
大きさになり、このために、バンド取付部とばね棒取付
部との間には、目障りな隙間が発生することはなく、美
観を損ねないものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる時計バンドの取付構造の一実施
例における皮バンドを取り付けた状態の一部省略した平
面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】同時計バンドの取付構造の一部省略した分解状
態の斜視図である。
【図4】本発明に係わる時計バンドの取付構造の他の実
施例における皮バンドを取り付けた状態の一部省略した
平面図である。
【図5】図4のB−B線に沿う断面図である。
【図6】ピースの斜視図である。
【図7】時計バンドの取付構造におけるメタルバンドを
取り付けた状態の一部省略した平面図である。
【図8】図7のC−C線に沿う断面図である。
【図9】メタルバンドの先かん駒のばね棒取付部の一部
省略した斜視図である。
【図10】従来の時計バンドの取付構造における皮バン
ドを取り付けた状態の一部省略した平面図である。
【図11】図10のD−D線に沿う断面図である。
【図12】従来の時計バンドの取付構造におけるメタル
バンドを取り付けた状態の一部省略した平面図である。
【符号の説明】
1 メタルバンド 2 時計ケース 3 バンド取付部 3A 面部 4 ピボット孔 9 皮バンド 14 ばね棒取付部 15 ピース 17 ばね棒 18 ピボット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時計ケースに設けられて対向する面部に
    ピボット孔を有するバンド取付部と、 前記バンド取付部に取り付けられて基端部側に両端が解
    放した袋状のばね棒取付部を有する皮バンドと、 前記ばね棒取付部を前記バンド取付部に取り付けるばね
    棒と、 前記ばね棒取付部に挿入されてこのばね棒取付部を拡張
    すると共に、前記ばね棒を、このばね棒の両端のピボッ
    トを前記バンド取付部のピボット孔に一致させて保持す
    るピースとを備えたことを特徴とする時計バンドの取付
    構造。
  2. 【請求項2】 前記ピースを、前記ばね棒取付部に挿入
    されるピース本体に、このピース本体の中心0より一端
    部寄りに偏位させてこのピース本体の両側端面に抜ける
    ばね棒挿通孔を形成して構成した請求項1記載の時計バ
    ンドの取付構造。
  3. 【請求項3】 前記ピースを、前記ばね棒取付部に前記
    ばね棒と並列させて挿入されて前記ばね棒を保持するピ
    ース本体で構成した請求項1記載の時計バンドの取付構
    造。
  4. 【請求項4】 前記ピースを、その一端側が凸の円弧状
    で且つ偏平断面を有する中実の筒体のピース本体の他端
    側に前記ばね棒を抱くばね棒接触面を形成して構成した
    請求項3記載の時計バンドの取付構造。
JP20880595A 1995-08-16 1995-08-16 時計バンドの取付構造 Pending JPH0951808A (ja)

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JP20880595A JPH0951808A (ja) 1995-08-16 1995-08-16 時計バンドの取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014236781A (ja) * 2013-06-06 2014-12-18 カシオ計算機株式会社 部材連結構造、バンド取付構造、および時計
CN114081253A (zh) * 2021-12-23 2022-02-25 西安易朴通讯技术有限公司 一种可穿戴设备
US11327444B2 (en) 2018-02-14 2022-05-10 Seiko Epson Corporation Watch

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