JPH0951601A - 列車の室内灯制御装置 - Google Patents
列車の室内灯制御装置Info
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- JPH0951601A JPH0951601A JP7199671A JP19967195A JPH0951601A JP H0951601 A JPH0951601 A JP H0951601A JP 7199671 A JP7199671 A JP 7199671A JP 19967195 A JP19967195 A JP 19967195A JP H0951601 A JPH0951601 A JP H0951601A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/72—Electric energy management in electromobility
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- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 列車が交直セクションを通過する場合に客室
の室内灯の消灯を防止するとともに、バッテリのムダな
放電による他の制御機器の動作の停止及びバッテリの劣
化を防止する。 【解決手段】 この発明に係る列車の室内灯制御装置
は、乗務員の交直切換スイッチ９の操作等を検知するこ
とにより、列車の走行位置が交直セクションであるかど
うかを検知し、交直セクションではＳＩＶ１の停電検知
出力の時素を長く設定した第２の時素（60秒）に延長
し、交直セクション以外の場所ではＳＩＶ１の停電検知
出力の時素の延長を実施しないようにした。
の室内灯の消灯を防止するとともに、バッテリのムダな
放電による他の制御機器の動作の停止及びバッテリの劣
化を防止する。 【解決手段】 この発明に係る列車の室内灯制御装置
は、乗務員の交直切換スイッチ９の操作等を検知するこ
とにより、列車の走行位置が交直セクションであるかど
うかを検知し、交直セクションではＳＩＶ１の停電検知
出力の時素を長く設定した第２の時素（60秒）に延長
し、交直セクション以外の場所ではＳＩＶ１の停電検知
出力の時素の延長を実施しないようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は交流直流双方の区
間を走行する電気車の室内灯制御装置に関するものであ
る。
間を走行する電気車の室内灯制御装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】図５は従来の列車における室内灯回路で
ある。図において１は列車内に三相交流電源を供給する
静止形インバータ（以下ＳＩＶと称す）、2a，2b，2cは
このＳＩＶ１の三相交流出力線、３は整流器、４は直流
電源線、５はバッテリ、６は室内灯、7aはＳＩＶ１の停
電を検知するリレーコイル、7bはそのリレー接点、13は
直流電源で動作する他の制御機器である。
ある。図において１は列車内に三相交流電源を供給する
静止形インバータ（以下ＳＩＶと称す）、2a，2b，2cは
このＳＩＶ１の三相交流出力線、３は整流器、４は直流
電源線、５はバッテリ、６は室内灯、7aはＳＩＶ１の停
電を検知するリレーコイル、7bはそのリレー接点、13は
直流電源で動作する他の制御機器である。
【０００３】次に動作について説明する。ＳＩＶ１の三
相交流出力は、三相交流出力線2a，2b，2cを経由して整
流器３に入力され直流電源に変換される。整流器３の直
流電源出力は直流電源線４に出力されるとともに、バッ
テリ５にも供給され、バッテリ５の充電も実施される。
また、直流電源線４にはその他の制御機器13が接続され
ている。ＳＩＶ１が停電していない場合は、ＳＩＶ停電
検知リレーコイル7aを励磁させ、その接点7bにより室内
灯６への直流電源の供給が実施され室内灯６が点灯す
る。なお、ＳＩＶ１が停電している場合にはＳＩＶ停電
検知リレーコイル7aを消磁させ、その接点7bにより室内
灯６への直流電源の供給を遮断することによって他の制
御機器13への直流電源の供給を確保しつつ室内灯の点灯
によるバッテリ５の無駄な放電を防止し、バッテリ５の
劣化を防止している。
相交流出力は、三相交流出力線2a，2b，2cを経由して整
流器３に入力され直流電源に変換される。整流器３の直
流電源出力は直流電源線４に出力されるとともに、バッ
テリ５にも供給され、バッテリ５の充電も実施される。
また、直流電源線４にはその他の制御機器13が接続され
ている。ＳＩＶ１が停電していない場合は、ＳＩＶ停電
検知リレーコイル7aを励磁させ、その接点7bにより室内
灯６への直流電源の供給が実施され室内灯６が点灯す
る。なお、ＳＩＶ１が停電している場合にはＳＩＶ停電
検知リレーコイル7aを消磁させ、その接点7bにより室内
灯６への直流電源の供給を遮断することによって他の制
御機器13への直流電源の供給を確保しつつ室内灯の点灯
によるバッテリ５の無駄な放電を防止し、バッテリ５の
劣化を防止している。
【０００４】このＳＩＶ停電検知には５秒の時素を設け
ることにより、セクション長の短い交流・交流セクショ
ン（以下、交交セクションと称す）を列車が通過する場
合のＳＩＶ１の短時間の停電時には室内灯６の瞬時消灯
は発生しないように処置しているが、セクション長の長
い交流・直流セクション（以下、交直セクションと称
す）を列車が通過する場合は室内灯６が消灯してしまう
という問題があった。交交セクションは８ｍ程度である
ため、列車が時速60km/hで走行する場合は約0.5 秒で交
交セクションを通過できるため、ＳＩＶ停電検知には５
秒の時素を設けている。しかし、交直セクションは60〜
80ｍ程度であり、列車が時速60km/hで走行する場合は約
3.5 〜4.8 秒で交直セクションを通過することになる
が、実際には交直セクションの前後の区間において車両
側の架線の集電回路を交流から直流（又は直流から交
流）に転換させる制御が実施されるため、この間はＳＩ
Ｖが停電することになる。これらのことから交直セクシ
ョン通過時の室内灯の消灯を防止するためには、このＳ
ＩＶ停電検知には60秒の時素を設ける必要がある。
ることにより、セクション長の短い交流・交流セクショ
ン（以下、交交セクションと称す）を列車が通過する場
合のＳＩＶ１の短時間の停電時には室内灯６の瞬時消灯
は発生しないように処置しているが、セクション長の長
い交流・直流セクション（以下、交直セクションと称
す）を列車が通過する場合は室内灯６が消灯してしまう
という問題があった。交交セクションは８ｍ程度である
ため、列車が時速60km/hで走行する場合は約0.5 秒で交
交セクションを通過できるため、ＳＩＶ停電検知には５
秒の時素を設けている。しかし、交直セクションは60〜
80ｍ程度であり、列車が時速60km/hで走行する場合は約
3.5 〜4.8 秒で交直セクションを通過することになる
が、実際には交直セクションの前後の区間において車両
側の架線の集電回路を交流から直流（又は直流から交
流）に転換させる制御が実施されるため、この間はＳＩ
Ｖが停電することになる。これらのことから交直セクシ
ョン通過時の室内灯の消灯を防止するためには、このＳ
ＩＶ停電検知には60秒の時素を設ける必要がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このＳＩＶ停電検知に
は短かく設定した第１の時素（５秒の時素）を設けるこ
とにより、交交セクションを列車が通過する場合のＳＩ
Ｖの短時間の停電時には室内灯の瞬時消灯は発生しない
ように処置しているが、交直セクションを列車が通過す
る場合は室内灯が消灯してしまうという問題があった。
このＳＩＶ停電検知の出力に設けた時素を長く設定した
第２の時素（60秒）に設定すれば、交直セクションにお
いても室内灯の消灯を防止することは可能であるが、列
車のパンタグラフの降下等によりＳＩＶが停電する場合
にも長く設定した第２の時素（60秒の時素）が働くた
め、この間にバッテリが放電し、他の制御機器の動作停
止及びバッテリの劣化をまねくという問題があり、時素
を長く設定することができないという問題があった。
は短かく設定した第１の時素（５秒の時素）を設けるこ
とにより、交交セクションを列車が通過する場合のＳＩ
Ｖの短時間の停電時には室内灯の瞬時消灯は発生しない
ように処置しているが、交直セクションを列車が通過す
る場合は室内灯が消灯してしまうという問題があった。
このＳＩＶ停電検知の出力に設けた時素を長く設定した
第２の時素（60秒）に設定すれば、交直セクションにお
いても室内灯の消灯を防止することは可能であるが、列
車のパンタグラフの降下等によりＳＩＶが停電する場合
にも長く設定した第２の時素（60秒の時素）が働くた
め、この間にバッテリが放電し、他の制御機器の動作停
止及びバッテリの劣化をまねくという問題があり、時素
を長く設定することができないという問題があった。
【０００６】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、列車が交直セクションを通過
する場合に客室の室内灯の消灯を防止するとともに、バ
ッテリのムダな放電による他の制御機器の動作停止及び
バッテリの劣化を防止することを目的とする。
るためになされたもので、列車が交直セクションを通過
する場合に客室の室内灯の消灯を防止するとともに、バ
ッテリのムダな放電による他の制御機器の動作停止及び
バッテリの劣化を防止することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明に係る列車の室
内灯制御装置は、乗務員の交直切換スイッチの操作等を
検知することにより、列車の走行位置が交直セクション
であるかどうかを検知し、交直セクションではＳＩＶの
停電検知出力の時素を長く設定した第２の時素に延長
し、交直セクション以外の場所ではＳＩＶの停電検知出
力の時素の延長を実施しないようにしたものである。
内灯制御装置は、乗務員の交直切換スイッチの操作等を
検知することにより、列車の走行位置が交直セクション
であるかどうかを検知し、交直セクションではＳＩＶの
停電検知出力の時素を長く設定した第２の時素に延長
し、交直セクション以外の場所ではＳＩＶの停電検知出
力の時素の延長を実施しないようにしたものである。
【０００８】
実施の形態１．以下、この発明の実施の形態を図につい
て説明する。図１において１はＳＩＶ、2a，2b，2cはＳ
ＩＶ１の三相交流出力線、３は整流器、４は直流電源
線、５はバッテリ、６は室内灯、7aはＳＩＶ１の停電を
検知するリレーコイル、7bはそのリレー接点、８は室内
灯制御装置、９は交直切換スイッチ、13は直流電源で動
作する他の制御機器である。
て説明する。図１において１はＳＩＶ、2a，2b，2cはＳ
ＩＶ１の三相交流出力線、３は整流器、４は直流電源
線、５はバッテリ、６は室内灯、7aはＳＩＶ１の停電を
検知するリレーコイル、7bはそのリレー接点、８は室内
灯制御装置、９は交直切換スイッチ、13は直流電源で動
作する他の制御機器である。
【０００９】次に動作について説明する。ＳＩＶ１の三
相交流出力は、三相交流出力線2a，2b，2cを経由して整
流器３に入力され直流電源に変換される。整流器３の直
流電源出力は直流電源線４に出力されるとともに、バッ
テリ５にも供給され、バッテリ５の充電も実施される。
ＳＩＶ１が停電していない場合は、室内灯制御装置８が
ＳＩＶ停電検知リレーコイル7aを励磁させ、その接点7b
により室内灯６への直流電源の供給が実施され室内灯６
が点灯する。なお、ＳＩＶ１が停電している場合には、
室内灯制御装置８がＳＩＶ停電検知リレーコイル7aを消
磁させ、その接点7bにより室内灯６への直流電源の供給
を遮断することによってバッテリ５の無駄な放電を防止
し、他の制御機器13の動作停止及びバッテリ５の劣化を
防止する。
相交流出力は、三相交流出力線2a，2b，2cを経由して整
流器３に入力され直流電源に変換される。整流器３の直
流電源出力は直流電源線４に出力されるとともに、バッ
テリ５にも供給され、バッテリ５の充電も実施される。
ＳＩＶ１が停電していない場合は、室内灯制御装置８が
ＳＩＶ停電検知リレーコイル7aを励磁させ、その接点7b
により室内灯６への直流電源の供給が実施され室内灯６
が点灯する。なお、ＳＩＶ１が停電している場合には、
室内灯制御装置８がＳＩＶ停電検知リレーコイル7aを消
磁させ、その接点7bにより室内灯６への直流電源の供給
を遮断することによってバッテリ５の無駄な放電を防止
し、他の制御機器13の動作停止及びバッテリ５の劣化を
防止する。
【００１０】室内灯制御装置８には交直切換スイッチ９
からの信号が入力されており、列車が交直セクションの
位置に達すると乗務員が交直切換スイッチ９の操作を行
なうことにより、列車の走行位置が交直セクションであ
ると判断する。交直切換スイッチ９が操作されていない
場合は、列車の走行位置が交直セクション以外の地点で
あると判断する。室内灯制御装置８は、ＳＩＶ１から入
力される停電検知情報に基づきＳＩＶ停電検知リレーコ
イル7aを消磁させるが、この際に列車の走行位置が交直
セクションの場合はＳＩＶ停電検知出力の時素を長く設
定した第２の時素に延長し、交直セクション以外ではＳ
ＩＶ停電検知出力の時素の延長を実施しないようにす
る。この結果、列車が交直セクションを通過中には室内
灯制御装置８においてＳＩＶ停電検知出力の時素が長く
設定した第２の時素に延長されるため、客室の室内灯の
消灯を防止できる。また、列車のパンタグラフの降下等
によりＳＩＶが停電する場合には、室内灯制御装置８に
おいてＳＩＶ停電検知出力の時素の延長が実施されない
ため室内灯６が消灯し、バッテリ５のムダな放電による
他の制御機器13の動作停止及びバッテリ５の劣化を防止
することができる。
からの信号が入力されており、列車が交直セクションの
位置に達すると乗務員が交直切換スイッチ９の操作を行
なうことにより、列車の走行位置が交直セクションであ
ると判断する。交直切換スイッチ９が操作されていない
場合は、列車の走行位置が交直セクション以外の地点で
あると判断する。室内灯制御装置８は、ＳＩＶ１から入
力される停電検知情報に基づきＳＩＶ停電検知リレーコ
イル7aを消磁させるが、この際に列車の走行位置が交直
セクションの場合はＳＩＶ停電検知出力の時素を長く設
定した第２の時素に延長し、交直セクション以外ではＳ
ＩＶ停電検知出力の時素の延長を実施しないようにす
る。この結果、列車が交直セクションを通過中には室内
灯制御装置８においてＳＩＶ停電検知出力の時素が長く
設定した第２の時素に延長されるため、客室の室内灯の
消灯を防止できる。また、列車のパンタグラフの降下等
によりＳＩＶが停電する場合には、室内灯制御装置８に
おいてＳＩＶ停電検知出力の時素の延長が実施されない
ため室内灯６が消灯し、バッテリ５のムダな放電による
他の制御機器13の動作停止及びバッテリ５の劣化を防止
することができる。
【００１１】実施の形態２．なお、実施の形態１では室
内灯制御装置８で実施する列車の走行位置が交直セクシ
ョンであると判定する条件に交直切換スイッチ９を使用
したが、図２に示すように架線電圧検知装置（手段）10
からの架線電圧の有無の情報を合わせて使用してもよ
い。実施の形態１では交直切換スイッチ９の条件のみで
室内灯制御装置８が列車の走行位置の判定をしているた
め、乗務員が交直切換スイッチ９を誤って操作した場合
に列車の走行位置を誤って判定してしまうため、架線電
圧検知装置10からの架線電圧の有無の情報も合わせて使
用し、交直切換スイッチ９が操作され、かつ架線電圧が
「無」と検知された場合のみ交直セクションを通過中と
判定することで、より確実に列車の走行位置の判定が実
施できる。
内灯制御装置８で実施する列車の走行位置が交直セクシ
ョンであると判定する条件に交直切換スイッチ９を使用
したが、図２に示すように架線電圧検知装置（手段）10
からの架線電圧の有無の情報を合わせて使用してもよ
い。実施の形態１では交直切換スイッチ９の条件のみで
室内灯制御装置８が列車の走行位置の判定をしているた
め、乗務員が交直切換スイッチ９を誤って操作した場合
に列車の走行位置を誤って判定してしまうため、架線電
圧検知装置10からの架線電圧の有無の情報も合わせて使
用し、交直切換スイッチ９が操作され、かつ架線電圧が
「無」と検知された場合のみ交直セクションを通過中と
判定することで、より確実に列車の走行位置の判定が実
施できる。
【００１２】実施の形態３．また、実施の形態１では室
内灯制御装置８で実施する列車の走行位置が交直セクシ
ョンと判定する条件に交直切換スイッチ９を使用した
が、図３に示すように走行距離のカウントによりキロ程
を検知する装置（手段）11からのキロ程情報を合わせて
使用してもよい。実施の形態１では交直切換スイッチ９
の条件のみで室内灯制御装置８が列車の走行位置の判定
をしているため、乗務員が交直切換スイッチ９を誤って
操作した場合に列車の走行位置を誤って判定してしまう
が、キロ程検知装置11からのキロ程情報も合わせて使用
することにより、交直切換スイッチ９が操作され、かつ
キロ程情報があらかじめ登録している交直セクションの
キロ程と一致する場合のみ交直セクションを通過中と判
定することで、より確実に列車の走行位置の判定が実施
できる。
内灯制御装置８で実施する列車の走行位置が交直セクシ
ョンと判定する条件に交直切換スイッチ９を使用した
が、図３に示すように走行距離のカウントによりキロ程
を検知する装置（手段）11からのキロ程情報を合わせて
使用してもよい。実施の形態１では交直切換スイッチ９
の条件のみで室内灯制御装置８が列車の走行位置の判定
をしているため、乗務員が交直切換スイッチ９を誤って
操作した場合に列車の走行位置を誤って判定してしまう
が、キロ程検知装置11からのキロ程情報も合わせて使用
することにより、交直切換スイッチ９が操作され、かつ
キロ程情報があらかじめ登録している交直セクションの
キロ程と一致する場合のみ交直セクションを通過中と判
定することで、より確実に列車の走行位置の判定が実施
できる。
【００１３】実施の形態４．なお、実施の形態１では室
内灯制御装置８で実施する列車の走行位置が交直セクシ
ョンと判定する条件に交直切換スイッチ９を使用した
が、図４に示すように地点検知装置（手段）12からの地
点情報を合わせて使用してもよい。実施の形態１では交
直切換スイッチ９の条件のみで室内灯制御装置８が列車
の走行位置の判定をしているため、乗務員が交直切換ス
イッチ９を誤って操作した場合に列車の走行位置を誤っ
て判定してしまうため、地点検知装置12からの地点情報
も合わせて使用し、交直切換スイッチが操作され、かつ
地点情報があらかじめ登録している交直セクションの地
点情報と一致する場合のみ交直セクションを通過中と判
定することで、より確実に列車の走行位置の判定が実施
できる。
内灯制御装置８で実施する列車の走行位置が交直セクシ
ョンと判定する条件に交直切換スイッチ９を使用した
が、図４に示すように地点検知装置（手段）12からの地
点情報を合わせて使用してもよい。実施の形態１では交
直切換スイッチ９の条件のみで室内灯制御装置８が列車
の走行位置の判定をしているため、乗務員が交直切換ス
イッチ９を誤って操作した場合に列車の走行位置を誤っ
て判定してしまうため、地点検知装置12からの地点情報
も合わせて使用し、交直切換スイッチが操作され、かつ
地点情報があらかじめ登録している交直セクションの地
点情報と一致する場合のみ交直セクションを通過中と判
定することで、より確実に列車の走行位置の判定が実施
できる。
【００１４】
【発明の効果】この発明の請求項１に係わる列車の室内
灯制御装置は、列車が交流・直流セクションを通過中に
は列車内に設けられた交流電源の停電検知出力の時素を
長く設定した第２の時素に延長し、交流・直流セクショ
ン以外の場所では停電検知出力の時素の延長を実施しな
いようにしたので、列車が交流・直流セクションを通過
する場合に列車内の室内灯の消灯を防止するとともに、
列車のパンタグラフの降下等により交流電源が停電する
場合のバッテリのムダな放電による他の制御機器の動作
停止及びバッテリの劣化を防止することができるという
効果を奏する。
灯制御装置は、列車が交流・直流セクションを通過中に
は列車内に設けられた交流電源の停電検知出力の時素を
長く設定した第２の時素に延長し、交流・直流セクショ
ン以外の場所では停電検知出力の時素の延長を実施しな
いようにしたので、列車が交流・直流セクションを通過
する場合に列車内の室内灯の消灯を防止するとともに、
列車のパンタグラフの降下等により交流電源が停電する
場合のバッテリのムダな放電による他の制御機器の動作
停止及びバッテリの劣化を防止することができるという
効果を奏する。
【００１５】また、この発明の請求項２に係わる列車の
室内灯制御装置は、列車が交流・直流セクションを通過
中であると判定するのに、乗務員の判断による交直切換
スイッチの操作と、架線の停電を検知する手段からの情
報を合わせて判定することにより、より確実に列車の走
行位置の判定ができるという効果を有する。
室内灯制御装置は、列車が交流・直流セクションを通過
中であると判定するのに、乗務員の判断による交直切換
スイッチの操作と、架線の停電を検知する手段からの情
報を合わせて判定することにより、より確実に列車の走
行位置の判定ができるという効果を有する。
【００１６】また、この発明の請求項３に係わる列車の
室内灯制御装置は、交直切換スイッチが操作され、かつ
キロ程情報があらかじめ登録している交流・直流セクシ
ョンのキロ程と一致する場合のみ交流・直流セクション
を列車が通過中であると判定することで、より確実に列
車の走行位置の判定ができるという効果を有する。
室内灯制御装置は、交直切換スイッチが操作され、かつ
キロ程情報があらかじめ登録している交流・直流セクシ
ョンのキロ程と一致する場合のみ交流・直流セクション
を列車が通過中であると判定することで、より確実に列
車の走行位置の判定ができるという効果を有する。
【００１７】さらに、この発明の請求項４に係わる列車
の室内灯制御装置は、交直切換スイッチが操作され、か
つ地点情報があらかじめ登録している交流・直流セクシ
ョンの地点情報と一致する場合のみ交流・直流セクショ
ンを列車が通過中であると判定するようにしたので、よ
り確実に列車の走行位置が判定できるという効果を有す
る。
の室内灯制御装置は、交直切換スイッチが操作され、か
つ地点情報があらかじめ登録している交流・直流セクシ
ョンの地点情報と一致する場合のみ交流・直流セクショ
ンを列車が通過中であると判定するようにしたので、よ
り確実に列車の走行位置が判定できるという効果を有す
る。
【図１】 この発明の実施の形態１による室内灯制御装
置を示す回路図である。
置を示す回路図である。
【図２】 この発明の実施の形態２による室内灯制御装
置を示す回路図である。
置を示す回路図である。
【図３】 この発明の実施の形態３による室内灯制御装
置を示す回路図である。
置を示す回路図である。
【図４】 この発明の実施の形態４による室内灯制御装
置を示す回路図である。
置を示す回路図である。
【図５】 従来の列車における室内灯回路図である。
１ ＳＩＶ、 2a，2b，2c 三相電源線、 ３ 整流
器、 ４ 直流電源線、５ バッテリ、 ６ 室内灯、
7a ＳＩＶ停電検知リレーのコイル、 7bＳＩＶ停電
検知リレーの接点、 ８ 室内灯制御装置、 ９ 交直
切換スイッチ、 10 架線電圧検知装置、 11 キロ程
検知装置、 12 地点検知装置、 13他の制御機器
器、 ４ 直流電源線、５ バッテリ、 ６ 室内灯、
7a ＳＩＶ停電検知リレーのコイル、 7bＳＩＶ停電
検知リレーの接点、 ８ 室内灯制御装置、 ９ 交直
切換スイッチ、 10 架線電圧検知装置、 11 キロ程
検知装置、 12 地点検知装置、 13他の制御機器
Claims (4)
- 【請求項１】 列車内に設けられた交流電源に接続され
た整流器で変換された直流電源を充電し、列車内の室内
灯及び制御機器へ直流電源を供給するバッテリからなる
ものにおいて、 列車内に設けられた交流電源の停電時に、列車が交流・
交流セクションを通過する場合には短かく設定した第１
の時素の間バッテリからの電源で列車内の室内灯を点灯
させ、 列車が交流・直流セクションを通過中であるときは乗務
員の交直切換スイッチの操作により長く設定した第２の
時素の間バッテリからの電源で列車内の室内灯を点灯さ
せるようにしたことを特徴とする列車の室内灯制御装
置。 - 【請求項２】 列車が交流・直流セクションを通過中で
あることを、乗務員の交直切換スイッチの操作と架線の
停電を検知する手段からの情報を合わせて判断するよう
にしたことを特徴とする請求項１に記載の列車の室内灯
制御装置。 - 【請求項３】 列車が交流・直流セクションを通過中で
あることを、乗務員の交直切換スイッチの操作と列車の
キロ程検知手段からの走行位置情報を合わせて判断する
ようにしたことを特徴とする請求項１に記載の列車の室
内灯制御装置。 - 【請求項４】 列車が交流・直流セクションを通過中で
あることを、乗務員の交直切換スイッチの操作と列車の
地点検知手段からの地点情報を合わせて判断するように
したことを特徴とする請求項１に記載の列車の室内灯制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19967195A JP3351191B2 (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 列車の室内灯制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19967195A JP3351191B2 (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 列車の室内灯制御装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
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| JPH0951601A true JPH0951601A (ja) | 1997-02-18 |
| JP3351191B2 JP3351191B2 (ja) | 2002-11-25 |
Family
ID=16411691
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP19967195A Expired - Lifetime JP3351191B2 (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 列車の室内灯制御装置 |
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| JP (1) | JP3351191B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100913994B1 (ko) * | 2007-09-18 | 2009-08-25 | 현대로템 주식회사 | 철도차량 조명등 제어시스템 |
| KR200450358Y1 (ko) * | 2008-11-21 | 2010-09-28 | 주식회사 우진기전 | 철도차량 내의 독서등을 겸한 비상등 구동장치 |
| WO2012081075A1 (ja) * | 2010-12-13 | 2012-06-21 | 三菱電機株式会社 | 車両内情報表示システムおよび案内情報処理方法 |
-
1995
- 1995-08-04 JP JP19967195A patent/JP3351191B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100913994B1 (ko) * | 2007-09-18 | 2009-08-25 | 현대로템 주식회사 | 철도차량 조명등 제어시스템 |
| KR200450358Y1 (ko) * | 2008-11-21 | 2010-09-28 | 주식회사 우진기전 | 철도차량 내의 독서등을 겸한 비상등 구동장치 |
| WO2012081075A1 (ja) * | 2010-12-13 | 2012-06-21 | 三菱電機株式会社 | 車両内情報表示システムおよび案内情報処理方法 |
| US9327742B2 (en) | 2010-12-13 | 2016-05-03 | Mitsubishi Electric Corporation | In-vehicle information display system and method implementing alternating-current power and direct-current power |
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| Publication number | Publication date |
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| JP3351191B2 (ja) | 2002-11-25 |
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