JPH0951554A - ブラウン管のシャドウマスクの面振動測定・解析システム - Google Patents
ブラウン管のシャドウマスクの面振動測定・解析システムInfo
- Publication number
- JPH0951554A JPH0951554A JP19867295A JP19867295A JPH0951554A JP H0951554 A JPH0951554 A JP H0951554A JP 19867295 A JP19867295 A JP 19867295A JP 19867295 A JP19867295 A JP 19867295A JP H0951554 A JPH0951554 A JP H0951554A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shadow mask
- ray tube
- measurement
- output
- vibration
- Prior art date
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- Pending
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- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブラウン管内のシャドウマスクの面振動のモ
ードや変位を数値として捉えられるようにする。 【解決手段】 信号発生器２の出力を、アンプ８を通し
て加振器３に与え、その加振器３の出力をブラウン管１
に加えて画像を揺らす。このときのシャドウマスクの任
意の位置の振動変位を、非接触型変位測定用センサー４
にて複数箇所で測定し、測定値と信号入力値とをＦＦＴ
アナライザー５にて比較することにより、信号発生器２
からシャドウマスクにいたるまで振動系の伝達関数を求
める。求めた伝達関数のデータを、モーダル解析装置６
でもってモーダル解析する。
ードや変位を数値として捉えられるようにする。 【解決手段】 信号発生器２の出力を、アンプ８を通し
て加振器３に与え、その加振器３の出力をブラウン管１
に加えて画像を揺らす。このときのシャドウマスクの任
意の位置の振動変位を、非接触型変位測定用センサー４
にて複数箇所で測定し、測定値と信号入力値とをＦＦＴ
アナライザー５にて比較することにより、信号発生器２
からシャドウマスクにいたるまで振動系の伝達関数を求
める。求めた伝達関数のデータを、モーダル解析装置６
でもってモーダル解析する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、シャドウマスク方式の
ブラウン管における外力によるシャドウマスクの面振動
を測定し、外力によって発生する画像の揺れを解析する
システムに関するものである。
ブラウン管における外力によるシャドウマスクの面振動
を測定し、外力によって発生する画像の揺れを解析する
システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、外力によるブラウン管のシャドウ
マスクの面振動は、この面振動によって発生する画像の
濃淡の模様で、面振動の有無と面振動の相対変位を目視
により判断していた。
マスクの面振動は、この面振動によって発生する画像の
濃淡の模様で、面振動の有無と面振動の相対変位を目視
により判断していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
目視では、ブラウン管のシャドウマスクの振動のモード
や変位を数値として捉えられないので、シャドウマスク
の設計上、極めて不便であるという問題点を有してい
た。
目視では、ブラウン管のシャドウマスクの振動のモード
や変位を数値として捉えられないので、シャドウマスク
の設計上、極めて不便であるという問題点を有してい
た。
【０００４】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、非接触でシャドウマスクの面振動を数値として捉え
ることのできる測定・解析システムを提供することを目
的とする。
で、非接触でシャドウマスクの面振動を数値として捉え
ることのできる測定・解析システムを提供することを目
的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために第１の手段は、ブラウン管内のシャドウマス
クに振動を与える加振器と、前記加振器に信号を送る信
号発生器と、前記シャドウマスクの変位、または速度、
または加速度を測定する非接触型変位測定用センサー
と、前記信号発生器の出力と前記非接触型変位測定用セ
ンサーの測定出力とを比較して伝達関数を求めるＦＦＴ
アナライザーと、測定した伝達関数データを処理するモ
ーダル解析装置とを有することを特徴とする。
するために第１の手段は、ブラウン管内のシャドウマス
クに振動を与える加振器と、前記加振器に信号を送る信
号発生器と、前記シャドウマスクの変位、または速度、
または加速度を測定する非接触型変位測定用センサー
と、前記信号発生器の出力と前記非接触型変位測定用セ
ンサーの測定出力とを比較して伝達関数を求めるＦＦＴ
アナライザーと、測定した伝達関数データを処理するモ
ーダル解析装置とを有することを特徴とする。
【０００６】また、第２の手段は、ブラウン管内のシャ
ドウマスクに振動を与える加振器と、前記加振器に信号
を送る信号発生器と、前記シャドウマスクの変位、また
は速度、または加速度を測定する非接触型変位測定用セ
ンサーと、前記加振器の出力を測定する加振出力測定用
センサーと、前記加振出力測定用センサーの測定出力と
前記非接触型変位測定用センサーの測定出力とを比較し
て伝達関数を求めるＦＦＴアナライザーと、測定した伝
達関数データを処理するモーダル解析装置とを有するこ
とを特徴とする。
ドウマスクに振動を与える加振器と、前記加振器に信号
を送る信号発生器と、前記シャドウマスクの変位、また
は速度、または加速度を測定する非接触型変位測定用セ
ンサーと、前記加振器の出力を測定する加振出力測定用
センサーと、前記加振出力測定用センサーの測定出力と
前記非接触型変位測定用センサーの測定出力とを比較し
て伝達関数を求めるＦＦＴアナライザーと、測定した伝
達関数データを処理するモーダル解析装置とを有するこ
とを特徴とする。
【０００７】
【作用】本発明によれば、第１の手段および第２の手段
とも加振器を使用することにより外力からの入力値が明
確となり、かつ、ブラウン管の外部から内部のシャドウ
マスクの振動の変位を測定することにより、ブラウン管
のシャドウマスクの振動のモードや変位を数値として捉
えることができる。
とも加振器を使用することにより外力からの入力値が明
確となり、かつ、ブラウン管の外部から内部のシャドウ
マスクの振動の変位を測定することにより、ブラウン管
のシャドウマスクの振動のモードや変位を数値として捉
えることができる。
【０００８】
【実施例】図１は本発明の第１の実施例におけるブラウ
ン管のシャドウマスクの面振動測定・解析システムのブ
ロック構成図である。
ン管のシャドウマスクの面振動測定・解析システムのブ
ロック構成図である。
【０００９】図１において、１はブラウン管、２は信号
発生器、３はブラウン管１に外力を加える加振器、４は
非接触型変位測定用センサー、５はＦＦＴアナライザ
ー、６はモーダル解析装置、８はアンプである。
発生器、３はブラウン管１に外力を加える加振器、４は
非接触型変位測定用センサー、５はＦＦＴアナライザ
ー、６はモーダル解析装置、８はアンプである。
【００１０】以上の構成要素よりなるブラウン管のシャ
ドウマスクの面振動測定・解析システムの動作を図３の
フローチャートを用いて説明する。
ドウマスクの面振動測定・解析システムの動作を図３の
フローチャートを用いて説明する。
【００１１】まず、図３の測定システム(1)において
は、信号発生器２の出力を、アンプ８へ通して所望のレ
ベルに増幅して加振器３に入力する。この加振器３の出
力によりブラウン管１内のシャドウマスク(図略)を励起
して振動させる(Ｓ１)。その振動変位を複数箇所につい
て非接触型変位測定用センサー４で測定する(Ｓ２)。こ
の非接触型変位測定用センサー４の測定値と信号発生器
２の出力とをＦＦＴアナライザー５で同期を取り、比較
することにより、信号発生器２とシャドウマスクとの間
の伝達関数を求める(Ｓ３)。そして、求めた伝達関数を
モーダル解析装置６に渡す(Ｓ４)。
は、信号発生器２の出力を、アンプ８へ通して所望のレ
ベルに増幅して加振器３に入力する。この加振器３の出
力によりブラウン管１内のシャドウマスク(図略)を励起
して振動させる(Ｓ１)。その振動変位を複数箇所につい
て非接触型変位測定用センサー４で測定する(Ｓ２)。こ
の非接触型変位測定用センサー４の測定値と信号発生器
２の出力とをＦＦＴアナライザー５で同期を取り、比較
することにより、信号発生器２とシャドウマスクとの間
の伝達関数を求める(Ｓ３)。そして、求めた伝達関数を
モーダル解析装置６に渡す(Ｓ４)。
【００１２】次に図３の解析システム(2)においては、
予め振動物体(ここではブラウン管１のシャドウマスク)
の形状を定義しておき(Ｓ５)、かつ、自由度も定義して
おく(Ｓ６)。
予め振動物体(ここではブラウン管１のシャドウマスク)
の形状を定義しておき(Ｓ５)、かつ、自由度も定義して
おく(Ｓ６)。
【００１３】そして、前記測定システム(1)で求めた伝
達関数をもとにモーダル解析装置６でモーダルパラメー
タを算出する(Ｓ７)。このモーダルパラメータの動特性
をアニメーション処理を施すことによりシャドウマスク
の面振動をＦＦＴアナライザー５の画面上に表示する
(Ｓ８)ことで視認することができる。
達関数をもとにモーダル解析装置６でモーダルパラメー
タを算出する(Ｓ７)。このモーダルパラメータの動特性
をアニメーション処理を施すことによりシャドウマスク
の面振動をＦＦＴアナライザー５の画面上に表示する
(Ｓ８)ことで視認することができる。
【００１４】図２は本発明の第２の実施例におけるブラ
ウン管のシャドウマスクの面振動測定・解析システムの
ブロック構成図である。
ウン管のシャドウマスクの面振動測定・解析システムの
ブロック構成図である。
【００１５】図２において、前記図１と同じ機能のブロ
ックには同じ符号を付してある。ここで、図１と異なる
のは加振器３の出力を測定する加振出力測定用センサー
７を有し、図３の測定システム(1)において、前記加振
測定出力用センサー７の出力と、非接触型変位測定用セ
ンサー４の出力とを、ＦＦＴアナライザー５で同期を取
り、比較することにより、加振器３とシャドウマスクと
の間の伝達関数を求めるステップ(Ｓ３)の処理が図１と
異なるのみであり、その他の図３の測定システム(1)，
解析システム(2)は図１と同様であるので、その説明は
省略する。
ックには同じ符号を付してある。ここで、図１と異なる
のは加振器３の出力を測定する加振出力測定用センサー
７を有し、図３の測定システム(1)において、前記加振
測定出力用センサー７の出力と、非接触型変位測定用セ
ンサー４の出力とを、ＦＦＴアナライザー５で同期を取
り、比較することにより、加振器３とシャドウマスクと
の間の伝達関数を求めるステップ(Ｓ３)の処理が図１と
異なるのみであり、その他の図３の測定システム(1)，
解析システム(2)は図１と同様であるので、その説明は
省略する。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように本発明のブラウン管
のシャドウマスクの面振動測定・解析システムは、ブラ
ウン管の外部から非接触で内部のシャドウマスクの面振
動を測定できるので、外力による画像の揺れを、シャド
ウマスクの面振動として測定して、数値化・可視化でき
る。
のシャドウマスクの面振動測定・解析システムは、ブラ
ウン管の外部から非接触で内部のシャドウマスクの面振
動を測定できるので、外力による画像の揺れを、シャド
ウマスクの面振動として測定して、数値化・可視化でき
る。
【図１】本発明の第１の実施例におけるブラウン管のシ
ャドウマスクの面振動測定・解析システムのブロック構
成図である。
ャドウマスクの面振動測定・解析システムのブロック構
成図である。
【図２】本発明の第２の実施例におけるブラウン管のシ
ャドウマスクの面振動測定・解析システムのブロック構
成図である。
ャドウマスクの面振動測定・解析システムのブロック構
成図である。
【図３】図１および図２のブラウン管のシャドウマスク
の面振動測定・解析システムの動作を示すフローチャー
トである。
の面振動測定・解析システムの動作を示すフローチャー
トである。
１…ブラウン管、 ２…信号発生器、 ３…加振器、
４…非接触型変位測定用センサー、 ５…ＦＦＴアナラ
イザー、 ６…モーダル解析装置、 ７…加振出力測定
用センサー、 ８…アンプ。
４…非接触型変位測定用センサー、 ５…ＦＦＴアナラ
イザー、 ６…モーダル解析装置、 ７…加振出力測定
用センサー、 ８…アンプ。
Claims (2)
- 【請求項１】 ブラウン管内のシャドウマスクに振動を
与える加振器と、前記加振器に信号を送る信号発生器
と、前記シャドウマスクの変位、または速度、または加
速度を測定する非接触型変位測定用センサーと、前記信
号発生器の出力と前記非接触型変位測定用センサーの測
定出力とを比較して伝達関数を求めるＦＦＴアナライザ
ーと、測定した伝達関数データを処理するモーダル解析
装置とを有することを特徴とするブラウン管のシャドウ
マスクの面振動測定・解析システム。 - 【請求項２】 ブラウン管内のシャドウマスクに振動を
与える加振器と、前記加振器に信号を送る信号発生器
と、前記シャドウマスクの変位、または速度、または加
速度を測定する非接触型変位測定用センサーと、前記加
振器の出力を測定する加振出力測定用センサーと、前記
加振出力測定用センサーの測定出力と前記非接触型変位
測定用センサーの測定出力とを比較して伝達関数を求め
るＦＦＴアナライザーと、測定した伝達関数データを処
理するモーダル解析装置とを有することを特徴とするブ
ラウン管のシャドウマスクの面振動測定・解析システ
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19867295A JPH0951554A (ja) | 1995-08-03 | 1995-08-03 | ブラウン管のシャドウマスクの面振動測定・解析システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19867295A JPH0951554A (ja) | 1995-08-03 | 1995-08-03 | ブラウン管のシャドウマスクの面振動測定・解析システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0951554A true JPH0951554A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16395133
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19867295A Pending JPH0951554A (ja) | 1995-08-03 | 1995-08-03 | ブラウン管のシャドウマスクの面振動測定・解析システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0951554A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010072532A (ko) * | 2000-01-05 | 2001-07-31 | 김영남 | 음극선관 새도우마스크의 진동측정방법과 그 장치 |
| KR20020046392A (ko) * | 2000-12-13 | 2002-06-21 | 박신하 | 비접촉 자계센서를 이용한 브라운관의 하울링 측정장치 |
-
1995
- 1995-08-03 JP JP19867295A patent/JPH0951554A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010072532A (ko) * | 2000-01-05 | 2001-07-31 | 김영남 | 음극선관 새도우마스크의 진동측정방법과 그 장치 |
| KR20020046392A (ko) * | 2000-12-13 | 2002-06-21 | 박신하 | 비접촉 자계센서를 이용한 브라운관의 하울링 측정장치 |
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