JPH0951349A - ネットワークハブ装置 - Google Patents

ネットワークハブ装置

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JPH0951349A
JPH0951349A JP20309595A JP20309595A JPH0951349A JP H0951349 A JPH0951349 A JP H0951349A JP 20309595 A JP20309595 A JP 20309595A JP 20309595 A JP20309595 A JP 20309595A JP H0951349 A JPH0951349 A JP H0951349A
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JP20309595A
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Masanobu Araya
正総 新家
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は通信相手の応答が終了するまでは通信
権を維持することができるトークンリングネットワーク
の特徴をスター型ネットワークでも実現することができ
るネットワークハブ装置を提供することを目的とする。 【解決手段】複数の通信ノード12〜15が接続された
ネットワークハブ装置11を、ある通信ノード12が送
信を行う場合に、他の通信ノード13〜15が送信ノー
ド12への応答以外の通信しかできないように制御する
と共に、該送信ノード12の通信権を通信相手のノード
13〜15からの応答が来るまで保持するように制御す
る制御手段100を具備して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワークハブ装
置(以下、ハブ装置という)に関する。このハブ装置
は、コンピュータネットワークの分野に使用されるもの
であり、例えばネットワークに接続される複数のワーク
ステーションを通信ノードを介してハブ装置に接続し、
ワークステーション群の分散処理を行う場合に適したも
のである。
【0002】複数の通信ノードが接続されたハブ装置に
おいて、ある通信ノード(第1通信ノードとする)が送
信を行う場合、他の通信ノードは第1通信ノードへの応
答以外の通信ができず、第1通信ノードの通信権は通信
相手の応答が来るまで保持することができるといったハ
ブ装置が要望されている。
【0003】
【従来の技術】上述の産業上の利用分野に記述した要望
機能を通信システムで実現する場合、従来では、例えば
ブロードキャストトークンリングネットワークを用いれ
ば、ある通信ノードの通信を行う場合、他のノードが通
信できないことが保証できていた。
【0004】また、通信相手のノードがパケットを中継
する間にデータを書き替えれば、通信ノードは相手から
の応答を受信することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、トー
クンリングネットワークではブロードキャストを行う際
に、ブロードキャストを行うノードが通信権を独占し、
リング上をパケットが中継されて戻ってくるまで、他の
ノードからの送信パケットは届かないが、これはスター
型ネットワークでは実現できない問題があった。
【0006】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、通信相手の応答が終了するまでは通信権を
維持することができるトークンリングネットワークの特
徴をスター型ネットワークでも実現することができるネ
ットワークハブ装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理図を
示す。図中、11はネットワークハブ装置であり、複数
の通信ノード12〜15が接続され、ある通信ノード
(例えば12)が送信を行う場合に、他の通信ノード
(13〜15)が送信ノード12への応答以外の通信し
かできないように制御すると共に、送信ノード12の通
信権を通信相手のノード(例えば13)からの応答が来
るまで保持するように制御する制御手段100を具備し
て構成したものである。
【0008】制御手段100は、複数の通信ノード12
〜15が1対1の関係で接続された複数のポートであっ
て、通信ノード12〜15から通信要求があった場合
に、通信要求を行った通信ノード12に接続されたポー
トに通信権が与えられている場合に、通信要求を行った
通信ノード12に通信許可を与える複数のポートと、複
数の通信ノード12〜15から複数のポートに通信要求
があった場合に、1度に1つのポートのみに通信権を与
える通信許可信号発生回路と、複数のポートが接続さ
れ、通信許可を与えられた通信ノードが宛先アドレスの
付与されたデータを送信した際に、宛先アドレスの通信
ノードへデータを送信するルートを形成すると共に、そ
のデータを受信した通信ノードから応答があった際に、
応答が送信元の通信ノードへ返送されるルートを形成す
るパケットルーティング回路とを具備して構成するのが
好ましい。
【0009】更には、複数のポートの内1つのポート
が、前記したデータを受信した通信ノードからの応答
を、パケットルーティング回路を介して受信した後、送
信元の通信ノードへ送出した時点で、通信権を他のポー
トへ付与するための通信権解放信号を通信許可信号発生
回路へ出力するようにし、通信権解放信号を受信した通
信許可信号発生回路が他のポートへ通信権を付与するよ
うにするのが好ましい。
【0010】
【実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実施例に
ついて説明する。図2は本発明の第1実施例によるネッ
トワークハブ装置のブロック構成図である。
【0011】図2に符号11でハブ装置は、通信ネット
ワーク(ポートとノードを接続)の第1〜第4通信ノー
ド12,13,14,15に接続された第1〜第4ポー
ト16,17,18,19と、第1〜第4ポート16〜
19が接続されたパケットルーティング回路20と、各
ポート16〜19へ後述で説明する通信許可信号A1,
A2,A3,A4を出力すると共に、各ポート16〜1
9から出力される後述で説明する通信権解放信号B1,
B2,B3,B4が入力される通信許可信号発生回路2
1と、同じく各ポート16〜19から出力される後述で
説明する通信権獲得信号K1,K2,K3,K4を具備
して構成されている。
【0012】最初に、各ポート16〜19の機能説明を
行うが、各ポート16〜19は何れも同構成なので図3
に代表して第1ポート16のブロック構成図を示し、そ
の説明を行う。
【0013】第1ポート16は、リクエストパケット判
定回路23、リクエスト保持レジスタ24、許可パケッ
ト生成要求作成回路25、許可パケット生成回路26、
セレクタ27、応答パケット判定回路28を具備して構
成されている。
【0014】第1通信ノード12から通信を行うための
要求パケットC1が第1ポート16へ送出されると、リ
クエストパケット判定回路23が要求パケットC1であ
るか否かを判定する。
【0015】この判定結果、要求パケットC1であれば
リクエスト保持レジスタ24へ要求到着信号30を出力
し、リクエスト保持レジスタ24が要求到着信号30を
保持し、この保持要求到着信号31を許可パケット生成
要求作成回路25へ出力する。
【0016】許可パケット生成要求作成回路25は、保
持要求到着信号31が入力された時点で、通信許可信号
発生回路21から通信許可信号A1が供給されていれば
許可パケット生成要求信号32を許可パケット生成回路
26へ出力し、通信権獲得信号K1を生成し、通信許可
信号発生回路21に伝達する。通信許可信号発生回路2
1は通信権獲得信号K1を受信すると、ポート1に対し
ての通信権を保持し、他ポートへの通信許可信号を出さ
なくする。尚、通信許可信号発生回路21は、通信権獲
得信号を受けない限り、各ポート16〜19へ順番に通
信許可信号を与えていく。
【0017】信号32が入力されると許可パケット生成
回路26は、セレクタ27へ許可パケットD1を出力
し、セレクタ27はその許可パケットD1を選択して第
1通信ノード12へ許可パケットD1を出力する。
【0018】また、許可パケット生成回路26は、許可
パケットD1を生成した時点で、クリア信号33をリク
エスト保持レジスタ24へ出力し、これによってリクエ
スト保持レジスタ24がリセット動作を行う。
【0019】第1通信ノード12は、許可パケットD1
を受信した時点で送信データパケットE1を送出できる
状態となる。この状態にある第1通信ノード12が第2
通信ノード13への送信データパケットE1を送出した
とする。
【0020】送信データパケットE1を受信したリクエ
ストパケット判定回路23はそれが要求パケットC1で
ないので送信データパケットE1をパケットルーティン
グ回路20へ出力する。
【0021】パケットルーティング回路20は、送信デ
ータパケットE1を受け取ると、受信データパケットと
して図2に符号E1′で示すように第2ポート17を介
して第2通信ノード13へ送出する。
【0022】これは例えば第2通信ノード13から第1
通信ノード12への送信データパケットF2がパケット
ルーティング回路20で受信されると、受信データパケ
ットF2′として応答パケット判定回路28へ入力さ
れ、ここで応答パケットでないので、そのままセレクタ
27を介して第1通信ノード12へ送出されることと同
じである。
【0023】また、受信データパケットE1′を受信し
た第2通信ノード13が応答パケットG2を送出する
と、応答パケットG2は第2ポート17を介してパケッ
トルーティング回路20へ送出され、この回路20で送
信データパケットE1の送信元である第1通信ノード1
2が接続された図3に示す第1ポート16へ応答パケッ
トG2を送出する。
【0024】応答パケットG2は応答パケット判定回路
28に入力され、ここで応答パケットであるか否か判定
される。この場合、応答パケットG2なのでそのままセ
レクタ27を介して第1通信ノード12へ送出される。
【0025】また、応答パケット判定回路28は応答パ
ケットG2を送出した時点で通信権解放信号B1を通信
許可信号発生回路21へ出力する。通信許可信号発生回
路21から出力される通信許可信号A1は、複数のポー
ト16〜19に要求パケットC1による通信要求があっ
た場合に、1度に1つのポート16のみに通信権を与え
るためのものである。通信権獲得信号K1は通信許可信
号発生回路に対して、通信権を得たことを通信するため
のものである。
【0026】通信権解放信号B1は、その通信権を解放
するものである。即ち、前記したように応答パケット判
定回路28が応答パケットG2を送出した時点で通信権
解放信号B1によって第1通信ノード12の通信権が解
放されることになる。
【0027】パケットルーティング回路20は、図4に
示す構成となっている。即ち、各ポート16〜19から
パケットルーティング回路20へパケットが出力される
上がりラインと、その逆にパケットが出力される下りラ
インとにスイッチ35〜42が接続されており、上がり
ラインに接続された1つのスイッチ(例えば35)か
ら、他の下りラインに接続された全てのスイッチ38,
40,42にパケットが送信されるように接続されてい
る。
【0028】このような接続構成において、例えば第1
通信ノード12が第2通信ノード13への送信データパ
ケットE1を送出したとすると、第1ポート16を介し
て送信データパケットE1がスイッチ35に送られてく
る。
【0029】スイッチ35は、送信データパケットE1
のヘッダに示される宛先アドレスを確認し、その宛先ア
ドレスの通信ノードがポートを介して接続されるスイッ
チ(例えば38)に送信データパケットE1が送信され
るようにスイッチングを行う。
【0030】また、通信ノードのブロードキャストパケ
ットを送信する場合、そのパケットヘッダに示されるブ
ロードキャストアドレスを確認し、他の全ポート宛にパ
ケットを送信するようになっている。
【0031】次に、図4に示すスイッチ35〜42がブ
ロードキャストパケットを処理する場合のブロック構成
図を図5に示し、その説明を行う。但し、図5に示すス
イッチは図4に符号36で示すものであるとする。
【0032】図5に示すスイッチ36は、パケット蓄積
同期回路45及び演算回路46を有するマージ(merge:
溶け合わせる)回路47と、パケット蓄積出力回路48
と、セレクタ49とを具備して構成されている。
【0033】第1通信ノード12がブロードキャストパ
ケットを送信した場合に、そのパケットが第1ポート1
6を介してスイッチ35で制御され、前述したように他
の全てのポート17〜19を介して通信ノード13〜1
5へ送信されたとする。
【0034】この場合に、各通信ノード13〜15から
応答パケットH2,H3,H4が図6に示すようにスイ
ッチ36に返送されてきたとする。図5に示すパケット
蓄積同期回路45は、各応答パケットH2,H3,H4
を蓄積し、その同期を取って演算回路46へ出力する。
演算回路46は、例えばアンド回路を具備して構成され
ており、同期のとられた応答パケットH2,H3,H4
が全て正しいビット、例えは「H」レベルであれば、正
しいことを示すビットを、各応答パケットH2,H3,
H4を1つにまとめたパケットに付してセレクタ49へ
出力する。
【0035】セレクタ49には、スイッチ36がブロー
ドキャストパケットの処理モードであることを示すマー
ジ機能アクティブ化信号50が供給されている場合に、
演算回路46の出力パケットを選択して第1ポート16
へ出力し、また供給されていない場合に、パケット蓄積
出力回路48の出力応答パケットH2,H3,H4を選
択して出力する。
【0036】即ち、パケット蓄積出力回路48は、通信
ノードがブロードキャストパケットでなく、前述したよ
うに送信データパケット(例えばE1)を送信した場合
のモードに、その応答パケットを蓄積して順次出力す
る。
【0037】以上説明した第1実施例によれば、ある通
信ノードが送信を行う場合に、他の通信ノードが送信ノ
ードへの応答以外の通信しかできないようにすると共
に、送信ノードの通信権を通信相手のノードからの応答
が来るまで保持するように制御するので、通信相手の応
答が終了するまでは通信権を維持することができるトー
クンリングネットワークの特徴をスター型ネットワーク
でも実現することができる。
【0038】次に、第2実施例によるネットワークハブ
装置を図7を参照して説明する。但し、図7に示す第2
実施例において図2に示した第1実施例の各部に対応す
る部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0039】図7に示すハブ装置51において、各ポー
ト52〜55の接続位置は図2と同様であるが後述で説
明するように機能が異なるので図2とは異なる符号を付
した。
【0040】また、各ポート52〜55は、各通信ノー
ド12〜15に通信権を付与するための許可トークン信
号I1〜I4が伝送されるパスでリング状に接続されて
おり、電源投入時等の初期時に所定の1つのポート(例
えば52)から許可トークン信号I1を生成するための
トークン生成信号J1〜J4が入力されるようになって
いる。
【0041】ここで、各ポート52〜55の詳細機能説
明を行うが、各ポート52〜55は何れも同構成なので
図8に代表して第1ポート52のブロック構成図を示
し、その説明を行う。但し、図8において図3の各部に
対応する部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0042】図8に示す第1ポート52が図3に示した
第1ポート16と異なる点は、許可パケット生成要求作
成回路25の代わりに、許可トークン生成/中継制御回
路57を設けた点にある。
【0043】許可トークン生成/中継制御回路57は、
前記したトークン生成信号J1の入力時に許可トークン
信号I1を生成して出力し、また、保持要求到着信号3
1の未供給状態の場合に許可トークン信号I2をI1と
して中継する。
【0044】更に、保持要求到着信号31の供給時に、
許可トークン信号I2の中継を停止し、許可パケット生
成要求信号32を許可パケット生成回路26へ出力す
る。この時、第1ポート52が通信権を有することにな
る。
【0045】更には、応答パケット判定回路28から出
力された通信権解放信号B1が入力されると、許可トー
クン信号I1を生成して出力する。これによって通信権
がなくなる。
【0046】ブロードキャストの場合は、全ての応答パ
ケットが応答パケット判定回路28に戻ってきた時点で
通信権解放信号B1が許可トークン生成/中継制御回路
57へ入力され、許可トークン信号I1を生成して出力
する。
【0047】このような構成において、第1通信ノード
12から通信を行うための要求パケットC1が第1ポー
ト52へ送出されると、リクエストパケット判定回路2
3が要求パケットC1であるか否かを判定し、要求パケ
ットC1であればリクエスト保持レジスタ24へ要求到
着信号30を出力し、リクエスト保持レジスタ24が要
求到着信号30を保持し、この保持要求到着信号31を
許可トークン生成/中継制御回路57へ出力する。
【0048】許可トークン生成/中継制御回路57は、
保持要求到着信号31が入力された時点で、許可トーク
ン信号I2の中継を停止し、第2ポート53からの許可
トークン信号I2が供給されれば許可パケット生成要求
信号32を許可パケット生成回路26へ出力する。
【0049】信号32が入力されると許可パケット生成
回路26が、セレクタ27へ許可パケットD1を出力
し、セレクタ27はその許可パケットD1を選択して第
1通信ノード12へ許可パケットD1を出力する。
【0050】また、許可パケット生成回路26は、許可
パケットD1を生成した時点で、クリア信号33をリク
エスト保持レジスタ24へ出力し、これによってリクエ
スト保持レジスタ24がリセット動作を行う。
【0051】第1通信ノード12が、許可パケットD1
を受信した時点で送信データパケットE1を送出できる
状態となり、第2通信ノード13への送信データパケッ
トE1を送出したとする。
【0052】送信データパケットE1を受信したリクエ
ストパケット判定回路23はそれが要求パケットC1で
ないので送信データパケットE1をパケットルーティン
グ回路20へ出力する。
【0053】パケットルーティング回路20が、送信デ
ータパケットE1を受け取ると、受信データパケットF
2′として第2ポート53を介して第2通信ノード13
へ送出する。
【0054】また、受信データパケットE1を受信した
第2通信ノード13が応答パケットG2を送出すると、
応答パケットG2は第2ポート53を介してパケットル
ーティング回路20へ送出され、ここから第1ポート5
2へ送出される。
【0055】応答パケットG2は応答パケット判定回路
28に入力され、ここで応答パケットであるか否か判定
され、ここでは応答パケットG2なのでそのままセレク
タ27を介して第1通信ノード12へ送出される。
【0056】この時、回路28が応答パケットG2を送
出した時点で通信権解放信号B1を許可トークン生成/
中継制御回路57へ出力し、これによって回路57が許
可トークン信号I1を生成して出力する。これによって
通信権がなくなる。
【0057】また、図7に示すパケットルーティング回
路20は図2に示したものと同様であり、その構成は図
4に示した各スイッチ35〜42を用いた構成となって
いる。各スイッチ35〜42がブロードキャストパケッ
トを処理する場合の他のブロック構成図を図9に示し、
その説明を行う。但し、図9に示すスイッチは図4に符
号36で示すものであるとする。
【0058】図9に示すスイッチ36は、パケット検出
書込回路61〜63、メモリ部64〜66、メモリ読出
制御回路67、演算制御回路68、及びマージ機能を実
現する演算回路69を具備して構成されている。
【0059】第1通信ノード12がブロードキャストパ
ケットを送信した場合に、そのパケットが第1ポート5
2を介してスイッチ35で制御され、他の全てのポート
53〜55を介して通信ノード13〜15へ送信された
とする。
【0060】この場合に、各通信ノード13〜15から
応答パケットH2,H3,H4が図9に示すようにスイ
ッチ36に返送されてきたとする。図9に示すパケット
検出書込回路61〜63は、各応答パケットH2,H
3,H4の先頭を検出すると、メモリ部64〜66へ検
出応答パケットH2,H3,H4を書き込む制御を行う
と共に、その書き込みを知らせる蓄積開始信号71,7
2,73をメモリ読出制御回路67及び演算制御回路6
8へ出力する。
【0061】蓄積開始信号71,72,73が全て供給
されると、メモリ読出制御回路67はメモリ読出制御信
号74,75,76を各メモリ部64〜66へ一斉に出
力する。これによって、メモリ部64〜66から同時に
応答パケットH2,H3,H4が読みだされることにな
る。
【0062】この読み出された応答パケットH2,H
3,H4は演算回路69に入力され、各応答パケットH
2,H3,H4を1つにまとめたパケットにして出力す
る。また演算回路69は、演算の種類を指定する信号7
7によって予め用意された演算が実行されるようになっ
ている。
【0063】以上説明した第2実施例においても、ある
通信ノードが送信を行う場合に、他の通信ノードが送信
ノードへの応答以外の通信しかできないようにすると共
に、送信ノードの通信権を通信相手のノードからの応答
が来るまで保持するように制御するので、通信相手の応
答が終了するまでは通信権を維持することができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にネットワ
ークハブ装置によれば、通信相手の応答が終了するまで
は通信権を維持することができるトークンリングネット
ワークの特徴をスター型ネットワークでも実現すること
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第1実施例によるネットワークハブ装
置のブロック構成図である。
【図3】図2に示すポートのブロック構成図である。
【図4】図2に示すパケットルーティング回路のブロッ
ク構成図である。
【図5】図2に示す各スイッチのブロック構成図であ
る。
【図6】図5に示すスイッチ構成説明図である。
【図7】本発明の第2実施例によるネットワークハブ装
置のブロック構成図である。
【図8】図7に示すポートのブロック構成図である。
【図9】図4に示す各スイッチの他のブロック構成図で
ある。
【符号の説明】
11 ネットワークハブ装置 12,13,14,15 通信ノード 100 制御手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信ノードが接続されたネットワ
    ークハブ装置において、 ある通信ノードが送信を行う場合に、他の通信ノードが
    送信ノードへの応答以外の通信しかできないように制御
    すると共に、該送信ノードの通信権を通信相手のノード
    からの応答が来るまで保持するように制御する制御手段
    を具備したことを特徴とするネットワークハブ装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段を、 複数の通信ノードが1対1の関係で接続された複数のポ
    ートであって、通信ノードから通信要求があった場合
    に、該通信要求を行った通信ノードに接続されたポート
    に前記通信権が与えられている場合に、該通信要求を行
    った通信ノードに通信許可を与える複数のポートと、 該複数の通信ノードから該複数のポートに通信要求があ
    った場合に、1度に1つのポートのみに該通信権を与え
    る通信許可信号発生回路と、 該複数のポートが接続され、該通信許可を与えられた通
    信ノードが宛先アドレスの付与されたデータを送信した
    際に、該宛先アドレスの通信ノードへデータを送信する
    ルートを形成すると共に、該データを受信した通信ノー
    ドから応答があった際に、該応答が送信元の通信ノード
    へ返送されるルートを形成するパケットルーティング回
    路とを具備して構成したことを特徴とする請求項1記載
    のネットワークハブ装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のポートの内1つのポートが、
    前記データを受信した通信ノードからの応答を、前記パ
    ケットルーティング回路を介して受信した後、送信元の
    通信ノードへ送出した時点で、前記通信権を他のポート
    へ付与するための通信権解放信号を前記通信許可信号発
    生回路へ出力するようにし、該通信権解放信号を受信し
    た該通信許可信号発生回路が該他のポートへ該通信権を
    付与するようにしたことを特徴とする請求項2記載のネ
    ットワークハブ装置。
  4. 【請求項4】 前記パケットルーティング回路が、前記
    複数の通信ノードの1つの通信ノードがブロードキャス
    トパケットを送信した際に、他の全ての通信ノードに前
    記データをブロードキャストするルートを形成するよう
    にしたことを特徴とする請求項2又は3記載のネットワ
    ークハブ装置。
  5. 【請求項5】 前記パケットルーティング回路に、前記
    複数の通信ノードの1つの通信ノードがブロードキャス
    トパケットを送信した際に他の全ての通信ノードから返
    送されてくる応答を1つにまとめる演算を行い、且つ全
    ての応答が正しければ正しいことを示して該1つにまと
    めた応答を送信元の通信ノードへ返送するマージ回路を
    設けたことを特徴とする請求項4記載のネットワークハ
    ブ装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段を、 複数の通信ノードが1対1の関係で接続され、且つ各々
    がトークン信号が伝送されるパスでリング状に接続され
    た複数のポートであって、通信ノードから通信要求があ
    った場合に、該通信要求を行った通信ノードに接続され
    たポートに該トークン信号が供給されると前記通信権が
    与えられ、該通信権保持中に該通信要求を行った通信ノ
    ードに通信許可を与える複数のポートと、 該複数のポートが接続され、該通信許可を与えられた通
    信ノードが宛先アドレスの付与されたデータを送信した
    際に、該宛先アドレスの通信ノードへデータを送信する
    ルートを形成すると共に、該データを受信した通信ノー
    ドから応答があった際に、該応答が送信元の通信ノード
    へ返送されるルートを形成するパケットルーティング回
    路とを具備して構成したことを特徴とする請求項1記載
    のネットワークハブ装置。
  7. 【請求項7】 前記複数のポートに、トークン生成信号
    の入力によって前記トークン信号を生成し、また、前記
    通信ノードからの通信要求が無い場合に前記トークン信
    号を後段のポートに中継し、また、前記データを受信し
    た通信ノードからの応答を、前記パケットルーティング
    回路を介して受信した後、送信元の通信ノードへ送出し
    た時点で該トークン信号を生成し、この生成時に前記通
    信権を解除する許可トークン生成/中継制御回路を具備
    したことを特徴とする請求項6記載のネットワークハブ
    装置。
  8. 【請求項8】 前記許可トークン生成/中継制御回路
    が、前記複数の通信ノードの1つの通信ノードがブロー
    ドキャストパケットを送信した際に他の全ての通信ノー
    ドからの応答が返送されてきた際に、前記トークン信号
    を生成し、この生成時に前記通信権を解除することを特
    徴とする請求項7記載のネットワークハブ装置。
  9. 【請求項9】 前記パケットルーティング回路に、前記
    複数の通信ノードの1つの通信ノードがブロードキャス
    トパケットを送信した際に他の全ての通信ノードから返
    送されてくる応答を検出するパケット検出書込回路と、
    該検出時に該応答が書き込まれるメモリ部と、該パケッ
    ト検出書込回路による全ての該応答の検出時に該メモリ
    部から応答を読み出すメモリ読出制御回路と、該パケッ
    ト検出書込回路による全ての該応答の検出時に該メモリ
    部から読みだされた応答を1つにまとめる演算を行って
    送信元の通信ノードへ返送する演算回路とを設けたこと
    を特徴とする請求項4記載のネットワークハブ装置。
JP20309595A 1995-08-09 1995-08-09 ネットワークハブ装置 Withdrawn JPH0951349A (ja)

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