JPH09512735A - 患者の頭部に固定された基準ユニットを用いた医学的応用に使用される位置追跡及び画像生成システム - Google Patents

患者の頭部に固定された基準ユニットを用いた医学的応用に使用される位置追跡及び画像生成システム

Info

Publication number
JPH09512735A
JPH09512735A JP8510313A JP51031396A JPH09512735A JP H09512735 A JPH09512735 A JP H09512735A JP 8510313 A JP8510313 A JP 8510313A JP 51031396 A JP51031396 A JP 51031396A JP H09512735 A JPH09512735 A JP H09512735A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reference unit
signal
sensor
unit
field
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8510313A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3135068B2 (ja
Inventor
モーリス アール フェレ
ピーター ディー ジェイコブ
ジェイムズ エス ティーマン
Original Assignee
ビジュアリゼイション テクノロジー インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US08/306,818 external-priority patent/US5829444A/en
Application filed by ビジュアリゼイション テクノロジー インコーポレイテッド filed Critical ビジュアリゼイション テクノロジー インコーポレイテッド
Priority claimed from US08/527,517 external-priority patent/US5803089A/en
Priority claimed from PCT/US1995/011611 external-priority patent/WO1996008209A2/en
Publication of JPH09512735A publication Critical patent/JPH09512735A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3135068B2 publication Critical patent/JP3135068B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 患者の体に対する医療器具の位置をモニタし、この医療器具の位置に応じて、予め記録した患者の体の複数の画像のうちの少なくとも一画像を表示するシステムを開示する。一実施形態では、システムは患者の体に対して移動しないように固定され、目標とする手術部位に対してほぼ不動である基準ユニットを含む。システムはまた、医療器具に取り付ける遠隔ユニットを含む。基準ユニットと遠隔ユニットとの一方にフィールド発生器を関連させて、目標手術部位を含む領域で位置特性フィールドを発生させることができる。また基準ユニットと遠隔ユニットとの一方に1つ以上のフィールドセンサを関連させて、位置特性フィールドの存在に応答して、その検知したフィールドを表す1つ以上のセンサ出力信号を発生させることもできる。発生したセンサ出力信号と通じる位置検出器は基準ユニットと遠隔ユニットとの相対位置を表す位置データを発生する。この位置データに応答して、位置検出器に接続した出力ディスプレイは予め記録した画像のうちの少なくとも一画像を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】 患者の頭部に固定された基準ユニットを用いた 医学的応用に使用される位置追跡及び画像生成システム発明の背景 本発明は、コンピュータで補助された外科手術に関し、より詳細には、外科出 術中に予め記録されたビジュアルイメージを表示するシステムに関する。 CAT(コンピュータ断層撮影)、MRI(磁気共鳴像)、PET(陽子射出 断層撮影法)などの現在利用可能な医学的画像生成技術は、診断目的だけでなく 、手術をアシストする目的でも有用であることが知られている。例えば、予め記 憶された画像を外科手術中に表示することにより、適切な患者の身体部分の基準 写像を外科医に示すことができる。 画像表示システムとともに用いられる、医療器具の位置をモニタする追跡シス テムの開発も進められている。一般に、患者の体に対して外科医が医療器具を動 かすと、予め記録された関連画像が器具の動きに対応して表示される。かかる追 跡システムでは、医療器具に取り付けられた感応型関節アーム(passive articu lated arm)、光学的検出器、または超音波検出器のいずれかが通常用いられる 。 医療器具に取り付けられた感応型関節機械アームを用いる追跡システムが、米 国特許第5,186,174号及び第5,230,623号に開示されている。 一般に、外科医が患者の体に対して外科器具を動かすと、関節アームの各接合部 に設けられたマイクロレコーダが各アーム部材の移動量を記録する。マイクロレ コーダからの出力が処理され、これにより関節アームの基部に対する医療器具の 位置がモニタされる。つづいて、この医療器具の動きに対応してひとつ以上の予 め記録された画像が表示される。しかしながら、このような関節アーム型追跡シ ステムでは、医療器具を扱いにくい機械アームに取り付ける必要がある。また、 理論的には、アーム先端部の三次元空間における自由な運動は可能かもしれない が、体内の特定位置及び所望方向においては、外科医が器具の位置決めを行うの が難しいこともある。 米国特許第5,230,623号に記載されるように、光学検出器(ビデオカ メラとCCDの少なくともいずれか)を用いた追跡システムが、基準ユニットに 対する医療器具の位置をモニタするために提案されている。しかしながら、かか るシステムでは、基準ユニットと医療器具の両方がカメラに写っていることが要 求される。このために、手術スタッフの動きが制限されるだけでなく、医療器具 の少なくとも一部が患者の体外に露出していることが要求される。 超音波検出器を用いた追跡システムは、米国特許第5,230,623号に開 示されている。しかしながら、このシステムは、光学検出と同様の方法で、すな わち送信された信号の三角測量法(triangulation)を使用することが開示され ている。ひとつ以上の送信器から関連する受信器に信号が送られ、この信号の通 った距離が、タイミングまたは振幅の変化のいずれかから求められる。ここでも 送信パスは、妨害されない状態で維持されなければならない。 上記各追跡システムに共通するさらなる問題は、手術中に患者が動いてはいけ ないということである。患者は一般的に麻酔をかけられることが多いが、それで もスタッフが患者の体を意図せず動かしてしまうかもしれないし、あるいはより 適切な位置を求めて外科医が患者の体を動かしたいかもしれない。ところが、こ の追跡システムの始動後に患者の体が動くと、追跡に狂いが発生する。 したがって、上記の及び他の現存する装置に関する問題を解決する、患者の体 に対する医療器具の位置をモニタするシステムが要求される。発明の概要 本発明は、患者の体に対する医療器具の位置をモニタし、体に関する複数の予 め記録された画像の少なくともひとつを、医療器具の位置に応じて表示するシス テムに関する。このシステムは、基準ユニット、遠隔ユニット、位置特性フィー ルド発生器、フィールドセンサ、位置検出ユニット、及び出力ディスプレイを含 む。 基準ユニットは、目的動作位置に関して実質的に不動であるべく、患者の体の 少なくとも一部の動きに対して固定されている。遠隔ユニットは、医療器具に取 り付けられている。フィールド発生器は、基準ユニットまたは遠隔ユニットの一 方に関連づけられ、目的動作位置を含む領域において、多重磁場などの位置特性 磁場を発生する。フィールドセンサは、基準ユニットまたは遠隔ユニットの他方 に関連し、磁場の存在に反応して検知された磁場を表すセンサ出力信号を発生す る。 位置検出ユニットは、上記センサ出力信号を受信し、基準ユニットに関する遠 隔ユニットの位置を表す位置データを生成する。出力ディスプレイユニットは、 位置検出ユニットに接続され、前記位置データに対応して予め記録された画像の 少なくともひとつを表示する。 上記システムは、記憶ユニット及び前記位置データに接続された編集登録ユニ ットをさらに含んでもよい。記憶ユニットは、患者の体に関する予め記録された 複数の画像を記憶する。予め記録された各画像は、患者の体内の平面領域を表し 、これら複数の予め記録された画像によって表される複数の平面領域が第1の座 標系を決定する。編集登録ユニットは、(位置検出ユニットによって決定される )第2の座標系の位置データを、第1の座標系で表される前記複数の予め記録さ れた画像に相関させ、患者の体に対する遠隔ユニットの位置に関連した所望の画 像を識別する。 本発明は、さらに、患者の頭部に取り付け可能な基準ユニット、及び位置検出 ユニットを取り外し可能に取り付けることのできる、吸引器などの医療器具に関 する。図面の簡単な説明 以下に述べる本発明の詳細な説明は、添付の図面を参照することにより、より 明確に理解される。 図1は、本発明の一実施形態によるシステムの概略図である。 図2は、図1に示されるヘッドセットユニットの正面図である。 図3は、図1に示されるヘッドセットユニットを、図2の線3−3から見た側 面図である。 図4は、図1に示されるヘッドセットユニットの一部を、図3の線4−4から みた背面図である。 図5は、図1に示される手術器具と遠隔センサの分解側面図である。 図6は、図1に示される組み立てられた状態の手術器具とセンサを、図5の線 6−6から見た端面図である。 図7は、本発明の別の実施形態にかかる手術器具及びセンサユニットの側面図 である。 図8は、図7に示した手術器具の側面図である。 図9は、図7に示した手術器具の端面図である。 図10は、図7に示した手術器具の上面図である。 図11は、図7から図10に示した手術器具に用いられる遠隔センサユニット の平面図である。 図12は、図7及び図11に示した取り外し可能な遠隔センサユニットを備え た別の手術器具の側面図である。 図13は、本発明のシステムに用いられるCT画像を予め記録するために用い られるシステムの概略図である。 図14は、本発明の手動編集登録プロセスを概略的に示す図である。 図15は、本発明の一実施形態による基準マークシステム(fiducial marker system)の要素を示す立面図である。 図16は、図15に示したシステムの要素を線16−16から見た平面図であ る。 図17は、図15に示した基準マークシステムを用いるプロセスのフローチャ ートである。 図18は、本発明の別の実施形態によるヘッドセットユニットの側面図である 。 図19は、図18に示したヘッドセットユニットを線19−19から見た端面 図である。 図20は、図18に示したヘッドセットに用いられる送信器(トランスミッタ )の平面図である。 図21は、図19に示したヘッドセットの一部を線21−21から見た部分図 である。 図22は、本発明による自動編集登録プロセスを表すフローチャートである。 図23は、本発明のシステムによる位置検出要素の概略図である。 図24及び図25は、本発明の一実施形態による誤差検出算出プロセスの原理 を示す概略図である。 図26及び図27は、図24及び図25のプロセスによって検出された誤差を 示す概略図である。 図28は、本発明の別の実施形態を示す概略図である。 図29から図32は、本発明のさらに別に実施形態を示す概略図である。実施の詳細な説明 図1に示されるように、本発明によるシステム10は、患者14に装着された ヘッドセット12,医療器具16,制御システム18及びディスプレイ20を含 む。制御システム18は、位置検出ユニット22,編集登録ユニット24,及び 画像記憶ユニット26を含む。 画像記憶ユニット26は、CAT,MRIまたはPETによる走査画像など、 予め記録された画像の組を記憶する。各組の画像は、たとえば、正面(coronal )方向、横方向(sagittal)方向、または体軸(axial)方向に沿って撮影され 得る。図1に示されるように、ディスプレイ20には、3つの画像、すなわち正 面方向画像21a、横方向画像21b、体軸方向画像21cが示されている。さ らに、図1の21dに示されるようにテキスト情報を表示することもできる。 図2から図4にさらに示されるように、ヘッドセット12は、その両側面部材 30に2つのイヤーマウント28を、中央部材34にノーズブリッジマウント3 2を含む。ヘッドセット12は、患者の頭部に快適に取り付けられるように可撓 性のあるプラスチックでできていなければならない。また、様々な大きさに形成 してもよい。このヘッドセットの主たる目的は、患者の頭部に簡単に着脱可能な 基準ユニットを提供することであり、この場合、かなりの正確さで、ヘッドセッ トをちょうど同じ位置に繰り返し再装着することができる。別の実施形態におい ては、ヘッドセット12の側面部材対30を回転自在に互いに取り付け、イヤー マウント対28を互いの方向に傾けてもよい。さらに、中央部材34を、両側面 部材30に対して回転自在にし、同様にイヤーマウント28の方向に傾けること もできる。 図1から図4に示されるヘッドセット12は、さらに、接続ケーブル38を介 して位置検出ユニット22に接続された基準ユニット36を含む。基準ユニット 36は、従来のクランプ手段または固定手段によって、取り外し自在にヘッドセ ット12に取り付けることができる。一実施形態においては、基準ユニット36 は、三次元において多方向フィールド(multidirectional field)を発生するこ とのできる位置特性フィールド発生器を含んでもよく、電磁波または超音波を用 いることができる。位置特性フィールドは、送受信三角測量法システムとは幾分 異なる。これは、位置特性フィールドが、三角測量法のように、一つの送信信号 と別の送信信号の比較に依存しないためである。これにより、フィールド発生器 と遠隔センサとのあいだのパスを、発生されたフィールドを実質的に変えない物 質によって遮断することができる。例えば、磁場が発生された場合には、医療器 具が患者の体内にあったとしてもその器具の位置を識別することができる。また 、基準ユニットは、適切なシステム操作の確認のために、基準センサ37をさら に含んでもよい。 本実施形態においては、フィールド発生器は、直交配置された3つの磁気双極 子(three orthogonally disposed magnetic dipoles)(例えば、電流波腹点ま たは電磁石)を含み、これら3つの双極子のそれぞれから発生した直交配置され た磁場は、(例えば、相、周波数、時分割多重方式のいずれかによって)互いに 識別が可能である。例えば、米国特許第4,054,881号に記載されるよう に、多重磁場の近距離場特性を利用して位置検出を行うこともできる。別の実施 形態では、フィールド発生器をヘッドセット以外の場所に設け、ヘッドセットが 2つのフィールドセンサ36及び37を含んでもよい。2つのセンサ36と37 のあいだの距離がわかっていれば、システムの適切な操作をモニタするためのバ ックアップまたは基準チェックとして第2センサを用いることができる。検知さ れたフィールドが不一致の場合、エラー信号が表示されるか、警告が行われる。 別の実施形態では、ヘッドセット12を、信号の三角測量法に基づくシステム において用いることもできる。この場合、基準ユニット36は、一つ以上の信号 送信器と信号受信器の少なくともいずれかを含む。かかる三角測量法システムで は、送信された一つの信号のある特性を第2の送信信号の特性と比較して、信号 の送られた相対距離を求めることにより位置検出が行われる。送信される信号は 、電磁信号(例えば、電磁波、レーザー光、または発光ダイオード)でもよいし 、または超音波信号でもよい。このようにして、手術器具に対する患者の頭部の 位置をモニタすることができる。 図5及び図6に示されるように、医療器具16は、例えば、位置特性フィール ド発生器によって発生されたフィールドを検出するための遠隔センサ40が取り 外し可能に装着できる吸引器でもよい。センサ40は、押し込み装着できる大き さにすることで、または壁開口42に弾力性のあるスナップ部材を用いることに より器具16の内部に保持できる。吸引器は、ほとんどの外科手術で共通して使 用されるため、遠隔センサを吸引器に組み込むことにより、不必要な器具によっ て手術場所を塞ぐことのない便利な位置検出装置を外科医に提供できる。器具1 6は、センサ37に関連してすでに説明したようなシステムエラーの検出のため に、第2のバックアップフィールドセンサ41を含んでもよい。 遠隔センサ40,41は吸引器から取り外すことができ、特別に適合された種 種の手術器具のいずれにも交換自在に取り付けることができる。例示された実施 形態では、遠隔センサ40,41は器具16の基端部に設けられた開口42から 挿入され、接続ケーブル44を介して位置検出ユニット22に接続される。各セ ンサ40,41は、フィールド発生器によって発生されたフィールドの存在を検 出するために、直交して配置された3つの双極子検知素子を含んでもよい。例え ば、一実施形態においては、フィールド発生器とセンサのそれぞれが、直交して 配置された3つの電流ワイヤループを含む。発生器は、一度に一つの発生ループ を通る交流電流を発生し、時分割多重化交流電磁場を生成する。センサループ信 号のそれぞれが発生ループと同期して処理され、各交流電磁場に対応する出力が 生成される。 器具16の末端部は、外方向に張り出した先端48を有する剛性の吸入管46 を含む。遠隔センサ40の中心に対する先端48の位置は既知の一定距離にあり 、手術中、外科医はこれを簡単に見ることができる。吸入管46からは、内部チ ャネル52及び接続子54を介して器具16の基端部を通り、吸入カテーテル5 0まで流体が流れる。吸入カテーテル50(図1参照)は、真空吸入ユニット( 図示せず)に接続されている。 次に動作について説明する。位置検出ユニットは基準ユニット36に対する医 療器具16の位置をモニタする。編集登録ユニット24は、器具16の位置の変 化を記憶された画像の空間的方位に相関させる。外科医が医療器具16を移動さ せると、医療器具16の位置に対応した画像がディスプレイ20に現れる。こう して、器具16の先端48が患者14の体内にあるかどうかに関わらず、外科医 は、この先端48の正確な位置に関連した正面方向、横方向及び体軸方向の画像 を常に見ることができる。さらに、フィールド発生器が患者の頭部に取り付けら れているので、患者は、システムの追跡能力を損なうことなく自由に動くことが できる。ディスプレイ20は、図1において56で示されるように、表示された 各画像上で先端48の位置をさらに示してもよい。別の実施形態では、吸入管4 6の方向も、表示された画像上に識別表示することができる。さらに別の実施形 態では、予め記録された画像に基づき、三次元合成画像を表示することもできる 。 図7から図11に示されるように、取り外し可能な遠隔センサユニット58の 別の実施形態を、吸入器60に用いてもよい。2つのセンサ62,64を含むセ ンサユニット58は、センサユニット58に設けられた第1係合穴対66と、器 具60に設けられたフィンガ対68とにより、取り外し可能に器具60に取り付 けることができる。次に、ユニット58の縁部(tounge)70を器具60のヒン ジポスト対72の間に嵌入し、ロック74を図8に示される開位置から図7に示 される閉位置に回転させることによりセンサユニット58が適所に固定される。 ロック74は窪んだ領域76を含み、ここに、センサユニット58の縁部70が 摩擦係合する。 センサユニット58は、さらに、複数の医療器具のうちのどれが取り付けられ ているかを識別できる。具体的には、ユニット58は複数のホール効果トランジ スタ78を含み、医療器具60は小型の永久磁石80を含んでいる。磁石80の 数または配置の一方または両方により、トランジスタ78は、センサユニット5 8に取り付けられている医療器具を識別する。 例えば、すべてのトランジスタ78が磁石80の存在を検知した場合には、3 つの磁石を含んでいることから、図7から図11に示される器具60がセンサユ ニット58に取り付けられていることになる。2つの磁石82だけが検知された 場合は、センサユニット58に取り付けられた医療器具は、図12に示すような 別の器具84である。磁石が一つも検知されなければ、センサユニット58はど の医療器具にも取り付けられていないことになる。取り付けられている医療器具 が識別できることによって、システムは位置検出ユニットを自動的に調節し、様 々な医療器具に対し、センサ62及び64の位置に関する器具先端位置の誤差を 補償することができる。着脱自在に係合可能な特性により、センサユニットの使 用範囲が広がるだけでなく、滅菌された医療装置の使用が簡単になる。 図13及び図14に示されるように、編集登録プロセスは次の2つの基本ステ ップを含む。1)所定方向の走査画像を記録するステップと、2)位置検出シス テムの空間方向を、記録された画像にマップするステップである。例えば、予め 記録された画像の方向は、図13に示されるように、正面方向(i−j平面)、 横方向(k−j平面)、体軸方向(k−i平面)の少なくともいずれかにするこ とができる。これらの画像はディジタルで記憶することができ、各走査画像間の 距離が各画像の組の相対方向と同様に記録される。別の実施形態においては、正 面方向、横方向、体軸方向の各画像を予め記録することなく、特定の画像を別の 画像から生成できることが当業者には理解される。例えば、多平面リフォーマッ ティングによって、体軸方向画像から横方向及び正面方向の画像が生成できる。 一実施形態においては、スキャナ92による走査に先立ち、複数の基準マーカ (fiducial markers)90が患者の頭部14に設置される。マーカは、走査画像 に現れ、図14に示されるように位置検出システムによって位置づけることがで きる。具体的には、各マーカ90が、例えば医療器具16の先端48を用いて順 次連続的に配置される場合、ユーザは、例えばコンピュータマウスを用いて、予 め記録された画像上に同じマーカを位置決め記憶させる。そして、ユーザは、コ ンピュータキーボード94,マウス、フットスイッチのいずれかによって入力さ れる編集登録データを制御する。別の実施形態においては、編集登録ユニットは 、予め記録された各ディジタル画像を、一つのコーナーから識別されたマーカの 位置まで走査してもよい。 走査画像の記録に先立って、患者の体(例えば顔)に置かれる基準マーカを使 用するさらに別の実施形態では、図15及び図16に示されるように、基準マー カ90’を中間接着片91に接着してもよい。そして、この中間接着片91が患 者の皮膚93に直接接着される。 基準マーカ90’は放射線不透過素子95を含み、接着片91は、小さい貫通 穴または別のマーカ97を含む。図17を参照すると、基準マーカ90’を用い るプロセスは、ステップ1700において始まり、まず、患者の皮膚に接着片9 1が貼り付けられる(ステップ1702)。次に、放射線不透過素子95が接着 片91のマーカ97の位置に合うように、基準マーカ90’を接着片91上に置 く(ステップ1704)。続いて、走査画像が記録される(ステップ1706) 。その後、基準マーカ90’は患者からはがしてもよい(ステップ1708)。 手動編集登録中、外科医または技師は、ポインタの先端でマーカ97の位置決め をし(ステップ1710)、送信器に対する基準マーカの放射線不透過素子95 の位置を記録することができる。中間接着片91を使用することにより、画像走 査後及び手術前において患者の快適性が増すだけでなく、正確な編集登録も容易 に行えるようになる。放射線不透過素子95はマーカ90’の上部に直接その中 心に置かれていたので、ユーザは、ポインタの先端でより大きい放射線不透過素 子95の一部を不正確に位置決めするのではなく、小さいマーカ90’を配置す ることができ、編集登録の正確性が高まる。 位置検出ユニットを用いて各マーカが位置決めされると、編集登録ユニットは マッピング関数を生成して、位置検出データ(x−y−z座標)を、記憶された 画像方向データ(i−j−k座標)に変換する。特に、下記のように、パウエル の方法を用いてマッピング式が求められる。 各画像点が、下記の形のマトリクスとして処理され、 集められた各センサ点が次の形のマトリクスとして処理される。 コンピュータ演算器は、次の変換マトリクス の最適値を対話的に計算し、次式を解く。 これにより、(ic−it2+(jc−ji2+(kc−ki2は集められたすべ ての画像点の合計の最小値となる。最適な方法では、距離の最小化が用いられ、 少なくとも3つの画像点がこの方法に必要である。 変換マトリクスの最適値は変換式を含み、この最適値を用いて、x−y−z座 標系で表される送信器に対する医療器具の位置を、i−j−k座標系で表される 予め記録された画像の適当な方向に変換することができる。 本発明のヘッドセットの別の実施形態を、自動編集登録プロセスに用いること ができる。例えば、図18及び図19に示されるように、本発明の別の実施形態 によるヘッドセット100は、図2から図4に関連してすでに説明したように、 2つのイヤーマウント28,側面部材対30,中央部材34に設けられたノーズ ブリッジマウント32を含む。ヘッドセット100は、中央部材34上に中央プ レート102をさらに含む。中央プレート102は、図19において破線で示さ れる送信器104を取り付けるようになっている。送信器104は、図21にお いては、プレート102の下部から見た図として示されている。送信器104は 、 2つのポスト106,及びピン110を中心に自由に回転するキー108を含む 。 送信器104を中央プレート102に取り付けるには、プレート102に設け られた長穴112にキーを通過させ、各ポスト106をポスト開口114に挿入 する。ポスト開口114の一方は、好ましくはスロット形状に形成され、送信器 をぴったりと取り付けると同時に、製造時の公差によるヘッドセット間のばらつ きに適応できるようにしている。つづいて、キー108が回転されて、プレート 102の外表面上に送信器がロックされる。送信器104は、取り外して、さら に同一のヘッドセットの同じ位置に非常に正確に再装着することができる。 ヘッドセット100は、図18に示されるように、中央プレート102内部に 固定された、非常に小さい(例えば直径約2mm)の金属基準ボール群116を さらに含んでいる。自動編集登録プロセスにより、これらのボール116は予め 記録された走査画像上に配置され、ボール116と送信器104との空間関係が わかると、送信器の座標系から画像の座標系への変換を行うマッピング関数が自 動的に生成される。 図22を参照しながら具体的に説明する。自動編集登録プロセスが開始される (ステップ2200)と、予め記録された画像をロードし(ステップ2202) 、三次元のデータセットを生成する(ステップ2204)。次に、特定範囲内の 強度を有する画素を識別し(ステップ2206)、隣接する画素のグループを形 成して(ステップ2208)、これを単一グループとして分類する。各画素のボ リューム(大きさ)を計算し(ステップ2210)、所定のボリューム範囲内に ないグループを除去する(ステップ2212)。さらに、少なくとも特定強度レ ベルの画素を最低一つ持たないグループを除去する(ステップ2214)。ここ で、残ったグループの数が基準ボール116の数(例えば7)以下であれば(ス テップ2216)、自動編集登録に失敗したこととなりプログラムが終了する( ステップ2218及び2220)。 次に、各画素グループの中心を決定し、各グループの中心間の距離を計算して 少なくとも7x7のマトリクスでこれを記録する(ステップ2222)。基準ボ ール間の既知の距離は、所定の7x7マトリクスである。この既知の距離のそれ ぞれが、基準ボール間の様々な所定距離と比較されて、距離の組間の相関の最 適近似値が生成される(ステップ2224)。この距離相関により所定の許容差 外の近似値が得られた場合(ステップ2226)、変換マトリクスの自動生成に 失敗したことになり、プログラムが終了する(ステップ2218及び2220) 。一方、距離相関が許容差の範囲内にあり、7つのグループが存在すれば(ステ ップ2228)、画像データは画像マトリクスに記録される(ステップ2230 )。グループ数が7以上であれば、グループのジオメトリを基準ボールの既知の ジオメトリに比較するジオメトリ相関を行う(ステップ2232)。ジオメトリ の相関が成功すると(ステップ2234)、変換マトリクスは記録される(ステ ップ2230)。ジオメトリ相関が成功しなければ、エラーが報告される(ステ ップ2218)。 画像点マトリクスが生成される(ステップ2230)と、また、センサ点マト リクスは送信器に対する基準マーカの既知のレイアウトに基づくということから も、上述のようにパウエルの方法を参照してマッピング式を自動的に生成できる 。 走査画像を記録する時に患者が基準装置を装着している場合の他の実施形態で は、基準プログラムによって、走査画像上に基準ユニット自体の部分が自動的に 位置決めされ、これにより走査画像に対する基準ユニットの方向を識別すること ができる。ここでも、基準ユニットに対するフィールド発生器の相対的な方向が わかっているので、編集登録ユニットは適当なマッピング関数を生成することが できる。さらに別の実施形態においては、順方向にバイアスをかけられるレーザ 光ポインタまたは可動チップポインタなどによって、患者の皮膚の表面をたどる ことができる。そして、たどられた表面を、記憶された画面上に位置づけること ができる。さらに別の実施形態では、患者の体の特徴的構造または特性を識別す るように編集登録ユニットをプログラミングすることにより、完全な自動編集登 録を提供することができる。例えば、ヘッドセットの大きさ及び形状がわかって いれば、それが予め記録された画像上に現れていなくても、システムはヘッドセ ットが患者の頭のどこに置かれているかを識別することができる。 位置検出システムは、発生されたフィールド内のいかなる位置においても位置 検出が行えるような、フィールド発生に適したいかなる所望の原理によっても動 作可能である。例えば、バーモント州コルチェスタの法人組織であるPolhe mus社販売の製品である3Space(登録商標)Fastrak(商標名) が、本発明での使用に適した原理によって動作することが知られている。この製 品は、送信器とセンサの両方に、直交配置された3つの磁気双極子を使用し、時 分割多重化された8〜14kHzの交流電磁場を生成する。 具体的には、図23に示すように、磁場ソース101と磁場センサ103とは どちらも3本の互いに直交するように配置されたコイルを含む。増幅器105か らの交流電流はソースの各コイルを一度に一本ずつ通過して、連続磁場を発生す る。処理装置107はタイミング信号を発生してD/A変換器109を制御する 。発生した磁場はセンサ103の3本のコイルに電圧を誘導する。誘導された電 圧は増幅器111で増幅され、A/D変換器113でデジタル化されて、処理装 置107で処理される。 磁場ソースの3本のコイルの励起が時分割多重化されているため、ソースの磁 界全体を通して独特な連続磁場が形成される。形成される磁場のすべての位置に ついて、センサの3本のコイル上に存在するデータから自由度6のデータが計算 できる。その後、自由度6の情報はホストコンピュータ115へ送られる。 基準座標枠(X,Y,Z)を定義するフィールド発生器に対するセンサSの位 置は、所定の時間に例えば3Space(登録商標)Fastrak(商標)製 品によって6つの値、すなわちxs,ys,zs,およびωazs,ωels,ωrosから なる組として求められる。値xs,ys,zsはX,Y,Z基準座標枠におけるセ ンサ中心位置を示す。また角度ωazs,ωels,ωrosはX,Y,Z基準座標枠に 対するセンサSの配向を示す。 ωazs値はセンサの方位角を示す。方位角はX軸およびY軸をZ軸を中心に回 転させてX軸がZ軸方向にセンサ中心と整列する新位置へ移動した場合の回転量 を表す。X軸およびY軸の新たな位置はそれぞれX’,Y’と表す。 ωels値はセンサの仰角を示す。仰角はX’軸およびZ軸をY’軸を中心に回 転させてX’軸がセンサSの中心と整列する新位置へ移動した場合の回転量を表 す。X’軸およびZ軸の新たな位置はそれぞれX”,Z’と表す。 ωros値はセンサの横揺れ角を示す。横揺れ角はY’軸およびZ’軸をX”軸 を中心に回転させてそれぞれ新たな軸、つまりY”軸およびZ”軸を定義する新 しい位置へ移動した場合の回転量を表す。センサはX”,Y”,Z”基準枠中で 配向され、値ωazs,ωels,およびωrosで定義される。 センサデータの全電力は、ソースからセンサまでの距離に反比例する。各ソー スコイルによって作られるセンサデータ成分間のレシオは、センサのx,y,z 座標位置を決定する。各センサコイルデータ間のレシオはセンサの配向を決定す る。 医療器具は送信器に対して自由に移動でき、その速度は電子情報処理速度を上 回る場合があるため、医療器具の移動速度の監視が必要である。移動速度が所定 速度を上回る場合は、センサの読みが矛盾しても速度がしきい値を下回るまで無 視しなければならない。速度監視は、連続した時間間隔t1,t2でのx,y,お よびz座標それぞれの差の重みづけした和を計算して行うことができる。 磁場ソースから発生する本来の磁場の大きさ/方向は、別の磁場ソースからの 信号、導電体中の渦電流の磁場、または強磁性体のフィールド歪曲効果によって 変化する。この変化によりセンサの位置/配向にエラーが生じる。 図1から図3を参照して、フィールドの適正度検知を含む好適な実施形態では 、基準センサ37は送信器アセンブリ12上で送信器36の中心から一定距離の ところに固定して設置される。この基準センサの位置および配向は、制御条件下 でキャリブレーション工程によって求め、その後、継続して計算および確認を行 わなければならない。ある実施形態では、センサ出力の6つのパラメータ、すな わちxs,ys,zs,ωazs,ωels,およびωrosの重みづけした和をフィールド の適正度調整の指標として継続して監視してもよい。 また図7から図12を参照して説明したように、遠隔センサ58は複数のセン サ(62、64)を含んでもよく、エラー検出のためにこれらセンサの出力の比 較を行う。このようなシステムによって検出可能なエラー状態には、センサの1 つが適正に動作できなくなるセンサの故障や、医療器具のある領域中の不均一な 局所的磁場のひずみなどがある。 また、起こりうるあらゆるタイプのエラー状態を特定するには、単にセンサ出 力を比較するだけではたとえセンサ間の距離を考慮したとしても不十分な場合も あることがわかっている。検出不能が考えられるエラー状態は、強磁性体の異物 が電磁場に侵入し、各センサにおいて同一のひずみを生じる場合に起こりうる。 例えば、異物が均一な強磁性特性を持つ場合、異物が同距離から同速度で2つの センサに近づく場合、またセンサ群が磁場発生器から等距離にある場合などが考 えられる。 このような状況ではセンサ出力が同一となるため、電磁場に異物が侵入して電 磁場および検知した位置データを変更していたとしても、エラー検出信号が発生 されない場合がある。追加センサを用いればこのような状況の発生する危険性を 低減できるかもしれないが、エラー状態が検出されない可能性をなくすことはで きない。 医療器具またはヘッドセットのある領域中での局所的な均一なひずみをつきと められるエラー検出システムを設計するには、図7から図12に示すように一定 距離だけ離した2つのセンサを使用し、2つ以上の仮想点の位置をモニタできる ようにする。図25に示すように、センサS1とS2とは距離2dだけ離れており 、かつ便宜上、例えば図示するようにY軸上に位置決めされる。センサS1およ びS2は、各々がその面中に位置するX−Z面をそれぞれ一意に定義する。図2 5に示すように、第一の仮想点Vaはこれらセンサによって定義されるX−Z面 群の間に選択する。また第二の仮想点VbはこれらX−Z面群の外側に選択する 。VaおよびVbの位置は仮想位置であり、継続して計算され工場規格位置と比較 されるものである。 図24および図25に図式的に示す実施形態では、仮想点Va(S2に対して− d,−d,−d)およびVb(S2に対してd,d,d)はS2から等距離のとこ ろに位置する。センサS2はこの実施形態では保護センサであり、センサS1はS2 用にエラー検出を行う基準センサとして用いる。得られるS2からVaまでのベ クトルはS2からVbまでのベクトルと大きさは同じだが方向が逆である。このベ クトルの大きさはS1−S2間の距離のほぼ半分に等しい。 次に基準座標系(つまりS1に対する座標系)でのVaとVbの位置を計算して Va1とVb1とする。そして基準センサに対する保護センサ(S1)の位置(PS )および配向を求める。保護センサの配向を示す値から姿勢マトリクス(A)を 計算する。 これにより仮想点の位置は次のように計算される。 Va1=A・Va2+PS Vb1=A・Vb2+PS 基準センサ座標系における仮想点の位置の基準値を求めるには、工場でのキャ リブレーション時にひずみのない環境で測定を行う。こうして記憶された基準値 はVaeおよびVbeで表す。装置使用時には、仮想点の実際の測定値(Vam,Vbm を記憶した基準値(Vae,Vbe)と比較する。もし仮想点のいずれか一方の確定 位置と測定位置との距離(Δ)が現在値(ε)を上回れば、フィールド適正度の侵害 メッセージが表示され、システムの通常動作が一時停止する。つまり図26を参 照して次のような場合である。 |Valm−Vale|>εまたは|Vblm−Vble|>ε 動作の一部は次のような原則に基づいて行われる。すなわち、一方の仮想点で 位置エラーが配向エラー分だけ減じられると、他方の仮想点ではエラーが増大し てフィールド適正度侵害メッセージを発生させる。例えば、保護センサの測定位 置および配向に誤りがあると、測定値によって確定値にエラーが加えられる。こ の場合、フィールド適正度の検査は次のように行われる。 これは次の式に等しい ただし以下を代入する 図27に上記の関係を図式的に示す。医療器具の先端位置はまず保護センサ(S2 )に対して定義され、それをソースに対する先端位置の決定に使用する。 フィールド発生器によって発生するフィールドの適正度をモニタするには、上 述のように基準センサをフィールド発生器から一定距離のところに位置決めし、 かつその位置を継続してモニタして変化を監視する。2つのセンサS1およびS2 に関するこのフィールド適正度検出分析に含まれる計算は、一送信器および単一 センサのフィールド適正度検出システムについて行われる。具体的には、保護セ ンサ(S2)にフィールド送信器を用い、基準センサ(S1)に単一センサを用い て計算を行う。このようなフィールド適正度分析は動作環境の半フィールドの特 定に用いることもできる。 図28に本発明の他の実施形態を示す。フィールド発生器122を備える基準 ユニット120は患者の体の一部(例えば頭部)から少し離して関節アーム12 4上に位置決めできる。図1から図6を参照して先に説明したように、基準セン サ126を備えるヘッドセット12は患者の体に装着し、医療器具16は遠隔セ ンサ40を備えられる。フィールド発生器122は、好誼な位置に配置した後、 関節付きのアームのジョイントを固定して定位置に固定できる。こうしてフィー ルド発生器と患者との相対位置がモニタされる。同時に医療器具16と患者との 相対位置も求められ、これによりシステムは、次に説明するように予め記録した 画像から適当な画像を表示する。 様々な実施形態において、フィールド発生器122の位置は外科手術時には関 節付きジョイントを動かして調節できる。遠隔センサ40と基準センサ126と の相対位置が変わらなければ、フィールド発生器122を移動させても位置検出 システムには影響しない。システムの精度がフィールド発生器122とセンサ4 0との相対位置に完全に依存する場合は、手術時にはフィールド発生器122を 移動させるのが望ましい。これは例えば、システムが多重化フィールドのフィー ルド近傍特性に依存しており、センサ40と126とをフィールド発生器122 からほぼ等距離に位置決めするのが望ましい場合などである。別の実施形態では 、システムはディスプレイ上の視覚的キューなどによってユーザに定期的にフィ ールド発生器122を配置変えを指示する。フィールド発生器と1つ以上のフィ ー ルドセンサとの相対位置はここに示すものだけに限らないことは当業者には理解 できるはずである。 患者の位置の監視は、ヘッドセットまたは基準センサ以外の手段で行うことが できる。例えば図29に示すように、画像プロセッサ130に接続したカメラ1 28を配置して、患者の目標手術部位に対するフィールド発生器の位置を記録す るようにしてもよい。患者またはフィールド発生器が移動すると、画像プロセッ サ130は位置の相対的変化量を求め、それを位置検出ユニット22に知らせる 。また別の実施形態では、様々な方向から患者を観察できるように追加のカメラ を設置してもよい。 図30に示す他の実施形態では、システムは患者の体14の一部(頭部や胸部 など)への固定用に可とう性のあるバンド132を含んでもよい。バンド132 はフィールド発生器134と基準センサ136とを備え、位置検出ユニット22 の信号発生器へフィードバックを与える。位置検出ユニット22は通信ケーブル 138によって可とう性のあるバンド132へ接続され、また通信ケーブル14 0によって可とう性のある医療器具142へ接続される。医療器具142の先端 144には遠隔センサが取り付けられる。医療器具142は剛性ではないので、 センサは器具142の先端に十分近づけて設置し、患者の体内で正確に位置検出 およびモニタができるようにしなければならない。ディスプレイ20は図示する ように1つ以上の画像上で器具142の相対的な配向を示す。 図31および図32に示すシステムは、末端部154にセンサ152を有する 可とう性のある医療器具150と、末端部160にセンサ158を有する光ファ イバ内視鏡156とを含む。光ファイバ内視鏡156の近端部はカメラ162に 接続され、カメラ162は画像プロセッサ164とつながっている。基準バンド 132上のフィールド発生器134は患者の呼吸などによって移動する可能性が あるため、実際に医療器具150は動いていなくても遠隔センサ152の位置が 移動したように見える場合がある。 この問題を解決するために、図示するように光ファイバ内視鏡156を用いて 、患者の体内での器具150の末端部154の相対位置をモニタすることができ る。従って、フィールド発生器134に対するセンサ152の移動の検知は、患 者の 体内での末端部154の相対位置の移動を参照して評価される。もしカメラが末 端部154の移動を観察しないのに、センサ152が移動を検知すれば、システ ムはその移動はフィールド発生器の移動であってセンサ152の移動ではないと 判定する。その後、システムはこのような変化を訂正する。さらに、光ファイバ 内視鏡156自体も光ファイバの末端部160が動いたかどうかを検知するセン サ158を含んでもよい。これにより訂正システムの精度をさらに向上できる。 また、カメラ162は患者の体の内部構造に基づいて予め記録した画像を、継続 して編集登録できるようにしてもよい。 上記の様々な実施形態は、本発明の精神および範囲内で多様に変更および修正 可能であることを当業者は理解すると考える。
【手続補正書】 【提出日】1997年5月27日 【補正内容】 請求の範囲 1. 患者の頭部に対する医療器具の位置を監視するシステムであって、 三次元位置特性フィールドに接続された基準ユニットであって、前記基準ユニ ットに対する医療器具の位置を監視する基準ユニットと、 基準ユニット設置手段と、ヘッドセット装着手段とを含むヘッドセットであっ て、前記基準ユニット設置手段は、前記基準ユニットを前記ヘッドセットに設置 し、前記ヘッドセット装着手段は、患者の頭部が前記基準ユニットと共に自由に 移動できるように前記ヘッドセットを患者の頭部に装着するヘッドセットと、 を含むシステム。 2. 請求の範囲1に記載のシステムにおいて、前記基準ユニット設置手段は、 前記基準ユニットを前記ヘッドセットに着脱町能に取り付ける手段を含むことを 特徴とするシステム。 3. 請求の範囲2に記載のシステムにおいて、前記基準ユニツトをヘッドセッ トに着脱可能に取り付ける手段は、ヘッドセット上における基準ユニットの位置 を特定するためのキー付きインターフェースを基準ユニットとヘッドセットの間 に有し、前記基準ユニットをヘッドセット上にロックするロック手段を含むこと を特徴とするシステム。 4. 請求の範囲1に記載のシステムにおいて、前記ヘッドセット装着手段は、 患者の鼻に接触するノーズブリッジ装着要素と、 患者の各耳に接触する2つのイヤー装着要素とを含み、 前記ノーズブリッジ及びイヤー装着要素は亙いに向き合う方向の力で共に作用 して前記ヘッドセットを患者の頭部に固定することを特徴とするシステム。 5. 請求の範囲4に記載のシステムにおいて、前記ノーズ及びイヤー装着要素 のそれぞれは、3つの長い装着用アームのいずれか一つの末端部に取り付けられ 、 前記装着用アームの近端部は互いに接続されていることを特徴とするシステム。 6. 請求の範囲5に記載のシステムにおいて、前記3つの長い装着用アームは それぞれプラスチックでできていることを特徴とするシステム。 7. 請求の範囲4に記載のシステムにおいて、前記ヘッドセットは、前記イヤ ー装着要素の問に延び、これらのイヤー装着要素のほぼ中央に中央部を有する長 く延びた第1部材と、前記第1部材の中央部から前記ノーズブリッジ装着要素ま で延びた第2部材とをさらに含むことを特徴とするシステム。 8. 請求の範囲7に記載のシステムにおいて、前記基準ユニット設置手段は、 前記第2部材上において、前記ノーズブリッジ装着手段と前記第1部材の中央部 との問に位置する平坦表面を含むことを特徴とするシステム。 9. 請求項7に記載のシステムにおいて、前記第1及び第2部材のそれぞれは 構造的に弾性のある材料で形成され、患者の複数の頭部サイズに適応できること を特徴とするシステム。 10. 請求項9に記載のシステムにおいて、前記構造的に弾性のある材料はプ ラスチックであることを特徴とするシステム。 11. 請求項1に記載のシステムにおいて、前記基準ユニットは三次元位置特 性フィールドを発生するフィールド発生器を含むことを特徴とするシステム。 12. 請求項11に記載のシステムにおいて、前記基準ユニットはフィードバ ック基準信号を発生する基準センサをさらに含むことを特徴とするシステム。 13. 請求の範囲1に記載のシステムにおいて、前記基準ユニットは電磁場を 発生する電磁場発生器を含むことを特徴とするシステム。 14. 請求の範囲1に記載のシステムにおいて、前記基準ユニットは三次元位 置特性フィールドを検知し、検知したフィールドの存在に応答してセンサ出力を 発生するフィールドセンサを含むことを特徴とするシステム。 15. 請求の範囲14に記載のシステムにおいて、前記基準ユニットはエラー 検出信号を発生する基準センサをさらに含むことを特徴とするシステム。 16. 請求の範囲1に記載のシステムにおいて、前記基準ユニットは、電磁場 の存在に応答して、前記検知した電磁場を表すセンサ出力信号を発生する電磁場 センサを含むことを特徴とするシステム。 17. 請求の範囲1に記載のシステムにおいて、前記基準ユニットは基準信号 を信号受侶器に送る信号送信器を含み、前記基準信号は該信号を第2の送信信号 と比較して前記信号受信器に対する前記基準ユニットの位置を検出するために用 いられることを特徴とするシステム。 18. 請求の範囲17に記載のシステムにおいて、前記基準ユニットは、前記 第2の送信信号を送る第2の信号送信器をさらに含むことを特徴とするシステム 。 19. 請求の範囲1に記載のシステムにおいて、前記基準ユニットは信号送信 器から基準信号を受信する信号受信器を含み、前記基準信号は該信号を第2の送 信信号と比較して信号送信器に対する前記基準ユニットの位置を検出するために 用いられることを特徴とするシステム。 20. 請求の範囲19に記載のシステムにおいて、前記基準ユニットは前記第 2の送信信号を受信する第2の信号受信器をさらに含むことを特徴とするシステ ム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 08/527,517 (32)優先日 1995年9月13日 (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TT, UA,UG,US,UZ,VN (72)発明者 ティーマン ジェイムズ エス アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 ウ ォータータウン ハーン ストリート 9 エー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 患者の頭部に基準ユニットを固定する装置であって、前記基準ユニットを 該装置に取り付けるための基準ユニット設置手段と、前記基準ユニットを前記患 者の頭部に取り付けるための1つのノーズブリッジ装着要素および2つのイヤー 装着要素とを含み、前記基準ユニットは前記患者の頭部に対する医療器具の位置 の監視に使用される装置。 2. 請求の範囲1に記載の装置において、前記基準ユニット設置手段は前記基 準ユニットを前記装置に着脱可能に取り付ける手段を含むことを特徴とする装置 。 3. 請求の範囲1に記載の装置において、前記ノーズおよびイヤー装着要素の 各々は、長い装着用アームの末端に配置されることを特徴とする装置。 4. 請求の範囲1に記載の装置において、前記装置は1つの長い中央部材と2 つの脇部材とをさらに含み、各部材は各々の第一の端部で前記装置の中心部に取 り付けられ、前記ノーズブリッジ装着要素はその第二の端部で前記中央部材に取 り付けられ、前記イヤー装着要素の各々はその第二の端部で前記脇部材に取り付 けられることを特徴とする装置。 5. 請求の範囲3に記載の装置において、前記中央部材および脇部材の各々は 構造的に弾性のある材料から形成され、患者の複数の頭部サイズに適応できるこ とを特徴とする装置。 6. 請求の範囲5に記載の装置において、前記構造的に弾性のある材料はプラ スチックであることを特徴とする装置。 7. 請求の範囲1に記載の装置において、前記基準ユニットは三次元位置特性 フィールドを発生するフィールド発生器を含むことを特徴とする装置。 8. 請求の範囲7に記載の装置において、前記基準ユニットはフィードバック 基準信号を発生する基準センサをさらに含むことを特徴とする装置。 9. 請求の範囲1に記載の装置において、前記基準ユニットは電磁場を発生す る電磁場発生器を含むことを特徴とする装置。 10. 請求の範囲1に記載の装置において、前記基準ユニットは三次元位置特 性フィールドを検知し、検知したフィールドの存在に応答してセンサ出力を発生 するフィールドセンサを含むことを特徴とする装置。 11. 請求の範囲10に記載の装置において、前記基準ユニットはエラー検出 信号を発生する基準センサをさらに含むことを特徴とする装置。 12. 請求の範囲1に記載の装置において、前記基準ユニットは、電磁場の存 在に応答して、前記検知した電磁場を表すセンサ出力信号を発生する電磁場セン サを含むことを特徴とする装置。 13. 請求の範囲1に記載の装置において、前記基準ユニットは基準信号を信 号受信器に送る信号送信器を含み、前記基準信号は該信号を第二の送信信号と比 較して前記信号受信器に対する前記基準ユニットの相対位置の検出に用いること を特徴とする装置。 14. 請求の範囲11に記載の装置において、前記基準ユニットは前記第二の 送信信号を送る第二の信号送信器をさらに含むことを特徴とする装置。 15. 請求の範囲1に記載の装置において、前記基準ユニットは信号送信器か ら基準信号を受信する信号受信器を含み、前記基準信号は該信号を第二の送信信 号と比較して前記信号送信器に対する前記基準ユニットの相対位置の検出に用い ることを特徴とする装置。 16. 請求の範囲15に記載の装置において、前記基準ユニットは前記第二の 送信信号を受信する第二の信号受信器をさらに含むことを特徴とする装置。 17. 医療器具に着脱可能に取り付けられる基準ユニットを含む、前記医療器 具の患者の体に対する相対位置を監視する装置。 18. 請求の範囲17に記載の装置において、前記基準ユニットは前記医療器 具に着脱可能に挿入できることを特徴とする装置。 19. 請求の範囲17に記載の装置において、前記医療器具は吸入器具である ことを特徴とする装置。 20. 請求の範囲17に記載の装置において、前記基準ユニットは三次元位置 特性フィールドを発生するフィールド発生器を含むことを特徴とする装置。 21. 請求の範囲17に記載の装置において、前記基準ユニットはフィードバ ック基準信号を発生する基準センサをさらに含むことを特徴とする装置。 22. 請求の範囲17に記載の装置において、前記基準ユニットは電磁場を発 生する電磁場発生器を含むことを特徴とする装置。 23. 請求の範囲17に記載の装置において、前記基準ユニットは、三次元位 置特性フィールドを検知し、前記検知したフィールドの存在に応答してセンサ出 力を発生する磁場センサを含むことを特徴とする装置。 24. 請求の範囲17に記載の装置において、前記基準ユニットはエラー検出 信号を発生する基準センサをさらに含むことを特徴とする装置。 25. 請求の範囲17に記載の装置において、前記基準ユニットは、電磁場の 存在に応答して、前記検知した電磁場を表すセンサ出力信号を発生する電磁場セ ンサを含むことを特徴とする装置。 26. 請求の範囲17に記載の装置において、前記基準ユニットは基準信号を 信号受信器に送る信号送信器を含み、前記基準信号は該信号を第二の送信信号と 比較して前記信号受信器に対する前記基準ユニットの相対位置の検出に用いるこ とを特徴とする装置。 27. 請求の範囲26に記載の装置において、前記基準ユニットは、前記第二 の送信信号を送る第二の信号送信器をさらに含むことを特徴とする装置。 28. 請求の範囲17に記載の装置において、前記基準ユニットは、信号送信 器から基準信号を受信する信号受信器を含み、前記基準信号は該信号を第二の送 信信号と比較して前記信号送信器に対する前記基準ユニットの相対位置の検出に 用いることを特徴とする装置。 29. 請求の範囲28に記載の装置において、前記基準ユニットは前記第二の 送信信号を受信する第二の信号受信器をさらに含むことを特徴とする装置。
JP08510313A 1994-09-15 1995-09-13 患者の頭部に固定された基準ユニットを用いた医学的応用に使用される位置追跡及び画像生成システム Expired - Lifetime JP3135068B2 (ja)

Applications Claiming Priority (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US30687894A 1994-09-15 1994-09-15
US08/306,818 US5829444A (en) 1994-09-15 1994-09-15 Position tracking and imaging system for use in medical applications
US08/527,517 1995-09-13
US08/527,517 US5803089A (en) 1994-09-15 1995-09-13 Position tracking and imaging system for use in medical applications
PCT/US1995/011611 WO1996008209A2 (en) 1994-09-15 1995-09-13 Position tracking and imaging system for use in medical applications using a reference unit secured to a patient's head
US527,517 1995-09-13
US08/306,878 1995-09-13
US306,878 1995-09-13
US08/306,818 1995-09-13

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08263199A Division JP3325533B2 (ja) 1994-09-15 1999-03-25 患者の頭部に固定された基準ユニットを用いた医学的応用に使用される位置追跡及び画像生成システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09512735A true JPH09512735A (ja) 1997-12-22
JP3135068B2 JP3135068B2 (ja) 2001-02-13

Family

ID=30003748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08510313A Expired - Lifetime JP3135068B2 (ja) 1994-09-15 1995-09-13 患者の頭部に固定された基準ユニットを用いた医学的応用に使用される位置追跡及び画像生成システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3135068B2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11332884A (ja) * 1998-05-29 1999-12-07 Shimadzu Corp 手術器具の位置表示装置
JP2000172402A (ja) * 1998-12-04 2000-06-23 Nec Corp 画像表示装置及びこのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体
JP2001190529A (ja) * 1999-12-02 2001-07-17 Koninkl Philips Electronics Nv スライス画像を再生する装置
JP2002209876A (ja) * 2000-08-26 2002-07-30 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 指令プロトコルを伴う統合透視外科手術用ナビゲーション・撮影ワークステーション
JP2003084201A (ja) * 2001-09-11 2003-03-19 Olympus Optical Co Ltd 顕微鏡システム
JP2004174244A (ja) * 2002-11-22 2004-06-24 Biosense Inc 動的金属の補償
JP2004536639A (ja) * 2001-06-19 2004-12-09 ザ・トラステイーズ・オブ・ザ・ユニバーシテイ・オブ・ペンシルベニア 侵襲性カテーテルの配置用の光学的案内システム
JP2006314792A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 General Electric Co <Ge> 医用撮像装置を制御するシステム及び方法
JP2009172411A (ja) * 2001-05-31 2009-08-06 Image Navigation Ltd 画像誘導移植術法
JP2009530037A (ja) * 2006-03-24 2009-08-27 ストライカー・コーポレーション 患者の体との関係で手術器具を三次元トラッキングするためのシステム及び方法
JP2010538715A (ja) * 2007-09-12 2010-12-16 デグデント・ゲーエムベーハー 口腔内で測定を行なう測定装置の位置を決定するための方法
JP2016515862A (ja) * 2013-03-15 2016-06-02 インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド 介入器具を追跡するための形状センサーシステム及びこのシステムの使用方法
JP2017060757A (ja) * 2015-09-21 2017-03-30 バイオセンス・ウエブスター・(イスラエル)・リミテッドBiosense Webster (Israel), Ltd. 追跡センサーの剛性ツールへの追加
JP2017521159A (ja) * 2014-07-09 2017-08-03 アクラレント インコーポレイテッドAcclarent, Inc. 副鼻腔形成術(Sinuplasty)向けのガイドワイヤナビゲーション
JP2018061837A (ja) * 2016-10-11 2018-04-19 バイオセンス・ウエブスター・(イスラエル)・リミテッドBiosense Webster (Israel), Ltd. 撮像装置を備える磁気追跡システムの重ね合わせ法
JP2018079309A (ja) * 2016-10-25 2018-05-24 バイオセンス・ウエブスター・(イスラエル)・リミテッドBiosense Webster (Israel), Ltd. 個人向けのグリッパーを使用する頭部の登録

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11332884A (ja) * 1998-05-29 1999-12-07 Shimadzu Corp 手術器具の位置表示装置
JP2000172402A (ja) * 1998-12-04 2000-06-23 Nec Corp 画像表示装置及びこのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体
JP2001190529A (ja) * 1999-12-02 2001-07-17 Koninkl Philips Electronics Nv スライス画像を再生する装置
JP2002209876A (ja) * 2000-08-26 2002-07-30 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 指令プロトコルを伴う統合透視外科手術用ナビゲーション・撮影ワークステーション
JP2009172411A (ja) * 2001-05-31 2009-08-06 Image Navigation Ltd 画像誘導移植術法
JP2004536639A (ja) * 2001-06-19 2004-12-09 ザ・トラステイーズ・オブ・ザ・ユニバーシテイ・オブ・ペンシルベニア 侵襲性カテーテルの配置用の光学的案内システム
JP2003084201A (ja) * 2001-09-11 2003-03-19 Olympus Optical Co Ltd 顕微鏡システム
JP2004174244A (ja) * 2002-11-22 2004-06-24 Biosense Inc 動的金属の補償
JP4717341B2 (ja) * 2002-11-22 2011-07-06 バイオセンス・ウエブスター・インコーポレーテツド 動的金属の補償
JP2006314792A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 General Electric Co <Ge> 医用撮像装置を制御するシステム及び方法
US8208988B2 (en) 2005-05-13 2012-06-26 General Electric Company System and method for controlling a medical imaging device
JP2009530037A (ja) * 2006-03-24 2009-08-27 ストライカー・コーポレーション 患者の体との関係で手術器具を三次元トラッキングするためのシステム及び方法
JP2010538715A (ja) * 2007-09-12 2010-12-16 デグデント・ゲーエムベーハー 口腔内で測定を行なう測定装置の位置を決定するための方法
JP2016515862A (ja) * 2013-03-15 2016-06-02 インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド 介入器具を追跡するための形状センサーシステム及びこのシステムの使用方法
JP2017521159A (ja) * 2014-07-09 2017-08-03 アクラレント インコーポレイテッドAcclarent, Inc. 副鼻腔形成術(Sinuplasty)向けのガイドワイヤナビゲーション
JP2017060757A (ja) * 2015-09-21 2017-03-30 バイオセンス・ウエブスター・(イスラエル)・リミテッドBiosense Webster (Israel), Ltd. 追跡センサーの剛性ツールへの追加
JP2018061837A (ja) * 2016-10-11 2018-04-19 バイオセンス・ウエブスター・(イスラエル)・リミテッドBiosense Webster (Israel), Ltd. 撮像装置を備える磁気追跡システムの重ね合わせ法
JP2018079309A (ja) * 2016-10-25 2018-05-24 バイオセンス・ウエブスター・(イスラエル)・リミテッドBiosense Webster (Israel), Ltd. 個人向けのグリッパーを使用する頭部の登録
JP2022022219A (ja) * 2016-10-25 2022-02-03 バイオセンス・ウエブスター・(イスラエル)・リミテッド 個人向けのグリッパーを使用する頭部の登録

Also Published As

Publication number Publication date
JP3135068B2 (ja) 2001-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3325533B2 (ja) 患者の頭部に固定された基準ユニットを用いた医学的応用に使用される位置追跡及び画像生成システム
US6934575B2 (en) Position tracking and imaging system for use in medical applications
EP1380266B1 (en) Position tracking and imaging system for use in medical applications
US20200245896A1 (en) Surface registration of a ct image with a magnetic tracking system
JPH09512735A (ja) 患者の頭部に固定された基準ユニットを用いた医学的応用に使用される位置追跡及び画像生成システム
US6112113A (en) Image-guided surgery system
US6167292A (en) Registering method and apparatus for robotic surgery, and a registering device constituting an application thereof
US20180098816A1 (en) Pre-Operative Registration of Anatomical Images with a Position-Tracking System Using Ultrasound
US6695786B2 (en) Guide and position monitor for invasive medical instrument
EP0501993B1 (en) Probe-correlated viewing of anatomical image data
CN101410070B (zh) 图像引导外科系统
US7902817B2 (en) Electromagnetic tracking method and system
US6490473B1 (en) System and method of interactive positioning
US20090082665A1 (en) System and method for tracking medical device
CA2247859A1 (en) A method and apparatus for recording a three-dimensional image of a body part
JP2000506259A (ja) 位置決定システム用の独立位置可能トランスデューサ
WO2010049834A1 (en) Method and system of electromagnetic tracking in a medical procedure
US20200297428A1 (en) Technique For Transferring A Registration Of Image Data Of A Surgical Object From One Surgical Navigation System To Another Surgical Navigation System
CN104224321B (zh) 采用无线面配准的手术导航系统及面配准信号采集方法
CN113164206A (zh) 用于成像装置的空间配准方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081201

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091201

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101201

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111201

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121201

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131201

Year of fee payment: 13

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term