JPH09511682A - ロールおよびダイ塗布方法および装置 - Google Patents

ロールおよびダイ塗布方法および装置

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JPH09511682A JP7528208A JP52820895A JPH09511682A JP H09511682 A JPH09511682 A JP H09511682A JP 7528208 A JP7528208 A JP 7528208A JP 52820895 A JP52820895 A JP 52820895A JP H09511682 A JPH09511682 A JP H09511682A
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Abstract

(57)【要約】 ダイ塗布方法および装置は、上流リップ(60)を有する上流バー(64)と下流リップ(62)を有する下流バー(66)とを備えるダイ(40)を含む。上流リップ(60)はランド(68)として形成され、下流リップ(62)はシャープエッジ(70)として形成される。ランドの形状は、塗布されている面の形状に一致する。スロット高さHとオーバーバイトOと収束Cとうちの少なくともひとつを変えると、塗布性能を向上することができる。取り替え可能で柔軟な細片(350)は塗布スロットより上で用いられることが可能であり、損傷を受けたオーバーバイトエッジの交換を容易にする。低表面エネルギー被覆は、上記下流バーとランド面とに塗布されることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 ロールおよびダイ塗布方法および装置技術分野 本発明は、塗布方法に関する。より詳しくは、本発明は、ダイを用いる塗布方 法に関する。背景技術 米国特許第2,681,294号は、直接押し出しおよびスライドタイプの計量 された塗布システムについて、塗布ビードを安定化するための真空方法を開示し ている。このような安定化は、これらのシステムの塗布能力を高める。しかし、 これらの塗布システムは、ある塗布された製品について必要とされる非常に低い 液体粘度でさえ薄い湿潤層を提供する十分な総合能力を欠いている。 米国特許第2,761,791号は、移動するウェブ上に明瞭な層関係で同時に 数種の液体をビード塗布する種々の形態の押し出しおよびスライドコーターを教 示している。しかし、これらの塗布システムは、ある塗布された製品については 、必要とされるウェブ速度および塗布ギャップで所望の多層湿潤層厚さを維持す るための十分な総合性能が欠けている。米国特許第5,256,357号は、スロ ットエッジの一方にアンダーバイトを有する多層塗布ダイを開示している。2つ のエッジの一方のアンダーバイトは、ある場合には、塗布状態を向上する。 米国特許第4,445,458号は、斜角をつけられた引き落とし面を有する押 し出しタイプビード塗布ダイを開示している。このダイは、塗布ビードの下流側 に境界力を負わせて、ビードを保持するために必要な真空量を減じる。真空の減 少は、チャター欠陥と塗布条痕とをできるだけ少なくする。塗布品質を向上する ためには、スロット軸に関して傾斜をつけられた面の鈍角と、移動するウェブに 向けて(オーバーハング)および移動ウェブから遠ざけて(アンダーハング)のベベ ルのスロット軸に沿っての位置とは、最適化されなければならない。最適化によ って、感光性エマルジョンを塗布するために必要とされる高い品質となる。しか し、ある塗布された製品に必要とされる薄い層の性能能力は不足する。 米国特許第3,413,143号は、過剰な塗料液が上流スロットを通って塗布 ビード領域内に送り出される2つのスロットダイを開示する。入ってくる液体の 略半分は、下流スロットを通ってビード領域の外に送り出され、その残りが移動 するウェブに塗布される。ビード中の過剰液体は、安定化効果を有し、真空チャ ンバーを用いることなく性能を向上する。しかし、この装置は、上記したギャッ プ対湿潤厚比は最大3にすぎず、ある塗布された製品について必要とされる性能 を与えない。 米国特許第4,443,504号は、スライド塗布装置を開示する。この装置は 、スライド面と水平基準面との間の角度が35°から50°までの範囲であり、 塗りロールに対する接面とスライド面との間に形成される逃げ角は85°から1 00°までの範囲である。これらの範囲内での運転は、スライドに沿っての大き い流体モーメントによる性能とスライド面に対する大きい流体剥離力による塗布 不均一との間の妥協を与える。しかし、たとえ真空チャンバーを用いても、この システムは、ある塗布された製品に対して必要とされる性能を与えない。 押し出しダイコーターにより強調される共通の問題は、塗布された層での条痕 すなわち引きすじの発生であった。条痕は、塗布ビードの近くのダイリップでの 嵌装された液体溶剤によって、引き起こされる。これは、高揮発性溶剤を含む粘 度の低い液体について、特にあてはまる。この問題に対するひとつの解決法は、 PCT特許出願WO93/14878に開示されているが、リップ面に隣接して ダイ面上に、フッ素を含む樹脂被膜を配置して、塗料液によるこれらの面の湿潤 を防止することを含む。これは、条痕や、したたりや、エッジの波きずを減少す る。しかし、被覆は、ビードリップエッジに延在し、容易に損傷を受ける高精度 ではない機械的位置合わせ構成要素となる。 欧州特許出願EP552653は、低エネルギーのフッ素化ポリエチレン面で 、塗布ビードの近くおよびそれより下のスライド塗布ダイ面を覆うことを開示し ている。被膜は、塗布リップ先端より下に0.05−5.00mmで開始し、塗布ビ ードから離れる方向に延在する。低-表面-エネルギーの被膜は、裸の金属細片に よって塗布リップ先端から離されている。これは、ビード静止接触線を位置決め する。低エネルギー被膜は、塗布条痕を排除し、ダイ掃除に役に立つ。押し出し 塗布ダ イについてこれを用いることは、記載されていない。 図1は、計量された塗布システムの一部として真空チャンバー12を有する公 知の塗布ダイ10を示している。塗料液14は、バックアップローラー20によ って支持された移動しているウェブ18に塗布するために、ポンプ16によって ダイ10に正確に供給される。塗料液は、ダイのスロット26から分配して移動 するウェブ18に塗布するために、流路22を通ってマニホールド24に供給さ れる。図2に示すように、塗料液は、スロット26内を通過し、上流ダイリップ 30と下流ダイリップ32とウェブ18との間に、連続的な塗布ビード28を形 成する。リップ30,32の幅であるF1およびF2の寸法は、ともに0.25から 0.76mmの範囲である。真空チャンバー12は、ビードを安定化するために、 ビードの真空上流を応用する。この形状は多くの場合に相応に働くが、公知の方 法の性能を向上するダイ塗布方法が必要とされている。発明の要旨 本発明は、面上に液体をダイ塗布するシステムである。この装置は、上流リッ プを有する上流バーと下流リップを有する下流バーとを備えるダイを含む。上流 リップはランドとして形成され、かつ、下流リップはシャープエッジとして形成 される。通路は、ダイを貫通して上流および下流バーの間を通る。通路は、上流 および下流リップにより形成されたスロットを備え、塗料液がスロットからダイ を出て、上流ダイリップと下流ダイリップと塗布されている面との間に、連続的 な塗布ビードを形成する。 スロット高さとオーバーバイトと収束との少なくともひとつを変えることによ って塗布性能を向上することが可能である。スロット高さとオーバーバイトと収 束とは互いに組み合わせて選択され、ランドの長さと、下流バーのエッジ角と、 塗布スロットの下流バー面とシャープエッジに平行かつ直接対向する塗布される べき面上の線を通る接面との間のダイ迎え角と、シャープエッジと塗布されるべ き面との間の塗布ギャップ距離とが、互いに組み合わされて選択される。 ランドの形状は、塗布されている面の形状に一致する。面が湾曲されている場 合には、ランドは湾曲される。また、ダイは、ビードの真空上流を応用してビー ドを安定化することが可能である。ランドを有する真空バーを備える真空チャン バーを用いて、真空を適用することができる。真空ランドの形状も、塗布されて いる面の形状に一致する。ランドと真空ランドとは、同じ曲率半径を有すること が可能であり、塗布されるべき面に関して同一または異なる収束を有することが 可能である。 取り替え可能で柔軟な細片が、塗布スロットより上の2つの下流バーの間に取 り付けられて、損傷を受けたオーバーバイトエッジの交換を容易にすることがで きる。この細片は、下流バーを貫通して加えられる真空によって位置が保持され ることが可能である。 低表面エネルギー被覆は、シャープエッジに隣接する下流バーの面とランドの 面とに、その下流エッジに隣接して、施されることが可能である。これは、大略 波のようにうねる面を防止する。低表面エネルギー被覆は、下流バーおよびラン ドのエッジにまで完全に延在することは、必要ではない。ビードは、たとえ真空 が増加されても、ランドと塗布されるべき面との間の空間内に、意味ありげには 移動しない。 本発明のダイ塗布方法は、スロット内に塗料液を通すステップと、ランドとシ ャープエッジとの相対的配置の少なくとも一方を変えることによって塗布性能を 向上するステップと、ランドの長さと、下流バーのエッジ角と、塗布スロットの 下流バー面とシャープエッジに平行かつ直接対向する塗布されるべき面上の線を 通る接面との間のダイ迎え角と、シャープエッジと塗布されるべき面との間の塗 布ギャップ距離とを、互いに組み合わせて選択するステップと、スロット高さと 、オーバーバイトと、収束とを互いに組み合わせて選択するステップとを備える 。この方法は、ビードの真空上流を応用してビードを安定化するステップを備え ることが可能である。 他の実施例において、ダイは、上流リップを有する上流バーと、中流リップを 有する中流バーと、下流リップを有する下流バーと備えることができる。上流リ ップはランドとして形成され、中流リップはシャープエッジとして形成され、上 記下流リップはシャープエッジとして形成される。第1通路は、ダイを貫通して 上 流および中流バーの間を走る。この通路は、上流および下流リップによって形成 された第1スロットを有し、塗料液は、第1スロットからダイを出て、上流ダイ リップと中流ダイリップと塗布されている面との間に、連続的な塗布ビードを形 成する。第2通路は、ダイを貫通して中流および下流バーの間を走り、中間およ び下流リップによって形成された第2スロットを有する。予め決められた量の塗 料液がビードを離れて、第2スロットからダイに再び入り、ビードに残っている 塗料液は、塗布されるべき面に塗布される。ビードは、真空が増加されるにつれ てさえ、ランドと塗布されるべき面との間の空間内に、意味ありげには移動しな い。 本発明によるダイ塗布方法は、塗料液を第1スロット内に通すステップと、第 1スロットから塗料液を出して上流リップと中流リップと塗布されている面との 間に連続的な塗布ビードを形成するステップと、ビードから予め決められた量の 塗料液を第2スロット内に通すステップと、ビードに残っている塗料液を塗布さ れるべき面に塗布するステップとを備える。図面の簡単な説明 図1は、公知の塗布ダイの略断面図である。 図2は、図1のダイのスロットおよびリップの拡大断面図である。 図3は、本発明の押し出しダイの断面図である。 図4は、図3のダイのスロットおよびリップの拡大断面図である。 図5は、図4と同様のスロットおよびリップの断面図である。 図6は、他の真空チャンバーの構成の断面図である。 図7は、また別の他の真空チャンバーの構成の断面図である。 図8は、本発明の他の押し出しダイの断面図である。 図9aおよび9bは、図8のダイのスロット、正面、および真空チャンバーの拡 大断面図である。 図10aおよび10bは、図8のダイの略図である。 図11は、1.8センチポアズの粘度の塗料液について、公知の押し出しダイ と本発明の押し出しダイとの性能を比較した塗布テスト結果を示す。 図12は、2.7センチポアズの粘度の塗料液についての比較テスト結果を示 す。 図13は、塗布テストのデータのまとめである。 図14は、9つの異なる塗料液について、本発明の押し出し塗布ダイについて の一定G/Tw線のグラフである。 図15は、柔軟なリップ細片の断面図である。 図16は、下流バーを通して加えられる軽い真空によって位置を保持されるフ ィルム細片の断面図である。 図17は、低表面エネルギー被覆を有する本発明の押し出しダイの正面の断面 図である。 図18は、図17と同様の本発明の押し出しダイの正面の拡大断面図である。 図19は、本発明の他の実施例の略断面図である。 図20は、図19のダイのダイ正面および塗布ビードの拡大断面図である。発明の詳細な説明 本発明は、ダイ塗布方法および装置に関し、ダイは、性能を向上しかつ最適化 するために配置されたシャープエッジとランドとを備える。ランドは、塗料液塗 布の直接領域内の面の形状に適合するように構成される。ランドは、バックアッ プローラーのまわりを通過するウェブに適合するために曲げられることが可能で あり、また、ランドは、ローラー間のウェブの自由スパンに適合するために平ら であることも可能である。 図3は、本発明の真空チャンバー42を有する押し出しダイ40を示す。塗料 液14は、バックアップロール50によって支持された移動するウェブ48に塗 布されるために、ポンプ46によってダイ40に供給される。塗料液は、スロッ トから分配して移動するウェブ48に塗布するために、流路52からマニホール ド54に供給される。図4に示されたように、塗料液14はスロット56内を通 り、連続的な塗布リード58を、上流ダイリップ60と下流ダイリップ62とウ ェブ48との間に形成する。塗料液は、種々の液体または他の流体のひとつとす ることができる。上流ダイリップ60は、上流バー64の一部であり、下流ダイ リッ プ62は、下流バー66の一部である。スロット56の高さは、真鍮またはステ ンレス鋼から作られかつデクル(deckle)すなわちすき桁されることが可能である U字形状のシムによって制御されることが可能である。真空チャンバー42は、 ビードの真空上流を利用して、塗布ビードを安定化する。 図5に示されたように、上流リップ60は湾曲したランド68として形成され 、下流リップ60はシャープエッジ70として形成される。この構成は、公知の ダイ-タイプコーター以上に総合性能を改良する。改良された性能とは、より速 いウェブ速度かつより大きい塗布ギャップで運転でき、より粘度の高い塗料液を 用いて運転でき、より小さい湿潤塗布厚さを形成できることを、意味する。 シャープエッジ70は清浄でぎざぎざやまくれがないようにすべきであり、2 5cmの長さで1ミクロン以内の直線度とすべきである。エッジの半径は、10ミ クロンより大きくすべきでない。湾曲したランド68の半径は、バックアップロ ーラー50の半径に、塗布ギャップとウェブ厚さに対して、できるかぎり小さな 、臨界値ではない、0.13mmのゆとりを足したものに等しくすべきである。代 わりに、湾曲したランド68の半径は、バックアップローラー50の半径を越え ることができ、シムがウェブ48に関してランドを合わせるために用いられるこ とが可能である。バックアップローラーと同じ半径を有するランドによって達成 されるある収束Cは、シムを用いてランドを扱うことによって、バックアップロ ーラーより大きい半径を有するランドによって達成されることが可能である。 また、図5は、単一層押し出しについての幾何的運転パラメータの寸法を示す 。上流バー64の湾曲したランド68の長さL1は、1.6mmから25.4mmまで の範囲にすることができる。好ましい長さL1は、12.7mmである。下流バー6 6のエッジ角A1は、20°から75°までの範囲とすることができ、好ましく は、60°である。シャープエッジ70のエッジ半径は、約2ミクロンから約4 ミクロンに、好ましくは10ミクロンより小さくすべきである。下流バー66の 塗布スロット56の面と、シャープエッジ70に平行かつ直接対向するウェブ4 8の面上の線を通る接面Pとの間のダイ迎え角A2は、60°から120°の範 囲にすることができ、好ましくは90°−95°、たとえば93°である。塗布 ギャッ プG1は、シャープエッジ70とウェブ48との間の直角距離である。(塗布ギ ャップG1は、シャープエッジで計測されるが、いくつかの図においては、図示 の分かりやすさのために、シャープエッジから間隔を設けて図示されている。図 中のG1の位置にかかわらず―そして、ウェブの曲線のために、シャープエッジ から移動して離れるにつれて、ギャップが大きくなる―ギャップはシャープエッ ジで計測される。) スロット高さHは、0.076mmから3.175mmまでの範囲とすることができ る。オーバーバイトOは、上流バー64の湾曲したランド68の下流エッジ72 に対する、下流バー66のシャープエッジ70の、ウェブ48に向かう方向の位 置である。また、オーバーバイトは、任意のある塗布ギャップG1について、シ ャープエッジに関して、ウェブ48から離れる湾曲したランド68の下流エッジ の引っ込みとして、みることもできる。オーバーバイトは、0mmから0.51mm までの範囲とすることができ、対向するダイスロットの端部における設定は、互 いに2.5ミクロン以内とすべきである。この塗布システムについての精密な取 付システムは、たとえば、正確なオーバーバイト均一性を達成することを要求さ れる。収束Cは、離れた湾曲したランド68の、ウェブ48と平行の(または、 同心の)位置から、図5に示すように、反時計方向の角度位置であり、下流エッ ジ72は回転中心である。収束は、0°から2.29°までの範囲とすることが でき、ダイスロットの対向する端部における設定は、互いに0.023°以内に すべきである。スロット高さ、オーババイト、および収束は、粘度のような流体 特性と同様に、ダイ塗布装置および方法の性能に影響を与える。 総合性能の観点から、1,000センチポアズおよびそれ以下の粘度範囲内の 液体については、スロット高さは0.18mm、オーバーバイトは0.076mm、収 束は0.57°とすることが好ましい。他のスロット高さを用いる性能レベルは 、ほとんど同じとすることができる。性能の利点は、1,000センチポアズを 超える粘度のときにも、発見されることが可能である。収束を0.57°に保持 し、他の最適なスロット高さおよびオーバーバイトの組み合わせは、以下のよう になる。 スロット高さ オーバーバイト 0.15mm 0.071mm 0.20mm 0.082mm 0.31mm 0.100mm 0.51mm 0.130mm 上記した液体粘度範囲において、任意のある収束の値について、最適のオーバー バイトの値は、スロット高さの値の平方根に対して正比例するようである。同様 に、任意のあるスロット高さの値について、最適のオーバーバイトの値は、収束 の値の平方根に反比例すると考えられる。 図6に示されたように、真空チャンバー42は、正確で繰り返し可能な真空シ ステムガスフローを許容するため、上流バー64と一体の一部、または上流バー 64に取付られた一部とすることが可能である。真空チャンバー42は、真空バ ー74を用いて形成され、選択随意の真空レストリクター76と真空マニホール ド78とを通って、真空源流路80に接続される。湾曲した真空ランド82は、 上流バー64と一体の一部とすることが可能であり、また、上流バー64に固定 された真空バー74の一部とすることが可能である。真空ランド82は、湾曲し たランド68と同じ曲率半径を有する。湾曲したランド68と真空ランド82と は、互いに“一致”するように、一緒に仕上げ研削されることが可能である。そ して、真空ランド82および湾曲したランド68は、ウェブ48に関して同じ収 束Cを有する。 真空ランドギャップG2は、真空ランド82とウェブ48との間の真空ランド の下側エッジにおける距離であり、塗布ギャップG1と、オーバーバイトOと、 湾曲したランド68の収束Cによる変位との合計である。(図中のG1の位置とは 関係なく、ギャップは真空ランドの下側エッジとウェブとの間の直角距離である 。)真空ランドギャップG2が大きいとき、周囲の空気の真空チャンバー42への 過剰流入が生じる。真空源は真空チャンバー42において特定の真空圧レベルを 補償し維持するのに十分な容量を有してよいが、空気の流入は塗布性能を下げる 可能性がある。 図7において、真空ランド82は、上流バー64に取り付けられた真空バー6 4の一部である。製造中に、湾曲したランド68は仕上げられて、収束Cは“練 磨”される。そして、真空バー74が取り付けられ、真空ランド82は、真空ラ ンド82がウェブ48に平行であるように、異なる研削中心を用いて仕上げ研削 され、真空ランドギャップG2は、所望のオーバーバイト値が設定されたとき、 塗布ギャップG1に等しい。真空ランド長さL2は、6.35mmから25.4mmまで の範囲とすることができる。好ましい長さL2は、12.7mmである。この実施例 は、図6の実施例よりも、困難な塗布条件においてより高い総合塗布性能能力を 有するが、ひとつの特定の組の運転条件について、いつでも、仕上げ研削される 。そのため、塗布ギャップG1またはオーバーバイトOが変わると、真空ランド ギャップG2はその最適値から移動してよい。 図8および9には、ダイ40の上流バー64が上流バーポジショナー84に取 り付けられ、真空バー74が真空バーポジショナー86に取り付けられている。 上流バー64の湾曲したランド68と真空バー74の真空ランド82とは、互い に直接には接続されていない。真空チャンバー42は、真空バー74とポジショ ナー86とを貫通して真空源に接続される。真空バー74についての取り付けお よび位置決めは、上流バー64についての取り付けおよび位置決めとは分離され る。これは、ダイの性能を向上し、精度がよく、繰り返し可能な真空システムガ スフローを許容する。また、真空バーシステムのがっしりした構成は、公知のシ ステムに比べて向上された性能の助けとなる。また、真空バー74についてのこ の構成は、スロットコーター、押し出しコーター、およびスライドコーターのよ うな他の公知のコーターの性能を向上することが可能であろう。柔軟な真空シー ル細片88は、上流バー64と、真空バー74との間をシールする。 真空ランド82とウェブ48との間のギャップG2は、塗布ギャップG1、オー バーバイトOまたは収束Cの変化によって影響されず、塗布の間連続的にその最 適値に保たれてもよい。真空ランドギャップG2は、0.076mmから0.508m mまでの範囲内に設定されてよい。ギャップG2についての好ましい値は、0.1 5mmである。真空ランド82についての好ましい角度位置は、ウェブ48に平行 ある。 塗布中に、真空レベルは、最良品質の被覆層を作るために、調整される。一般 的な真空圧レベルは、30.5m/分のウェブ速度で6ミクロンの湿潤層厚さに2 センチポアズの塗料液を塗布するとき、51mmH2Oである。湿潤層厚さを減少 し、粘度を大きくし、またはウェブ速度を増加すると、150mmH2Oを越える より高い真空レベルが必要となる可能性があろう。本発明のダイは、公知のシス テムよりも、より小さい満足な最小真空レベルと、より高い満足な最大真空レベ ルとを示し、ある状況において、公知のシステムで不可能であるゼロ真空圧で運 転することが可能である。 図10aおよび10bは、ある位置決め調整と真空チャンバー閉鎖とを示す。オ ーバーバイト調整は、上流バー64に関して下流バー66を移動し、シャープエ ッジ70は、湾曲したランド68の下流エッジ72に対して、ウェブに向かう方 向または離れる方向に移動する。収束の調整は、上流バー64と下流バーとを一 緒に、下流エッジ72を貫通して走る軸のまわりに回転し、湾曲したランド68 が図10に示された位置から移動して、ウェブ48に対して平行な位置から離れ 、または平行位置に戻る。塗布ギャップ調整は、シャープエッジ70とウェブ4 8との間の距離を変えるために、上流バー64と下流バー66とを一緒に移動す る一方、真空バーはそのマウント86上に静止したままであり、真空シール細片 88は、調整中の空気のもれを防ぐために、曲がる。ダイの両端における真空チ ャンバー42内への空気の漏れは、真空バー74の端部に取り付けられた端板9 0によって、できるだけ小さくされる。真空バー74の端部は、上流バー64の 端部と部分的に一致する。真空バー74は、上流バー64よりも0.10mmから 0.15mmまで長く、それゆえ、中心位置において、各端板90と上流のバー6 4との間のすきまは、0.050mmから0.075mmまでの範囲内であろう。 ひとつの予想されない運転特性は、塗布中に観察された。ビードは、たとえ真 空が高くなるにつれても、湾曲したランド68と移動するウェブ48との間の空 間内に、意味ありげには移動しない。これは、公知の押し出しコーターを用いて 可能であるよりも高いレベルを用いることを許容し、対応してより高い性能レベ ルを与える。たとえ、ほとんど真空が必要とされず、または真空が必要とされな い場合でも、本発明は公知のシステムを越える改良された性能を示す。また、湾 曲したランド68とウェブ48との間の空間内にビードが意味ありげには移動し ないことは、下流塗布重量についてのバックアップローラー内の“ランアウト( 流出)”の影響は、公知の押し出しコーターについての影響とは異ならない。 図11は、公知の押し出しダイの性能を本発明の押し出しダイと比較する塗布 テストの結果をグラフにしたものである。このテストにおいて、有機溶剤を含む 1.8センチポアズの塗料液が、平らなポリエステルフィルムウェブに塗布され た。性能尺度は、15から60m/分までの速度範囲に渡っての、2つの塗布シ ステムのそれぞれについての、4つの異なる塗布ギャップレベルでの、最小湿潤 層の厚さであった。曲線A,B,C,Dは、公知の従来技術のダイを用い、それぞ れ、0.254mm、0.203mm、0.152mm、0.127mmの塗布ギャップで実 行された。曲線E,F,G,Hは、それぞれ同じ塗布ギャップで、本発明によるダ イを用いる。図12は、同じ塗布ギャップでの、2.7センチポアズの粘度の同 様の塗料液についての比較テストの結果を示す。もう一度、本発明についての性 能の利点が明らかに分かる。 図13は、異なる有機溶剤を含む7つの異なる粘度の液体が平らなポリエステ ルフィルムウェブに塗布された塗布テストのデータのまとめである。結果は、従 来の押し出しコーター(従来)と本発明(新)との性能を比較している。性能条件は 、混合されている。本発明の性能の利点は、ウェブ速度(Vw)、湿潤層厚さ(Tw) 、塗布ギャップ、真空レベル、またはこれらの組み合わせにおいて、発見される ことが可能である。 コーター性能のひとつの計測は、ある特定の塗料液とウェブ速度とについて、 湿潤層厚さに対する塗布ギャップの比(G/Tw)である。図14は、9つの異な る塗料液について、一連の一定G/Tw線と、本発明の押し出しダイの粘度の値 とを示している。液体は、30.5m/分のウェブ速度で平らなポリエステルフィ ルムベースに塗布された。少ない個数の粘度の値は、他の塗布可能要因の影響の ために、乱れるようである。4つの追加の性能線は、図11および12から30 . 5m/分のウェブ速度に対するG/Tw値を計算した後に、加えられた。実線の特 性曲線は、上から下に、公知の押し出しダイによって塗布された2.7センチポ アズと1.8センチポアズとの液体についてG/Tw、本発明の押し出しダイによ って塗布された2.7センチポアズと1.8センチポアズとの液体についてG/T wである。本発明についての線は、従来の塗布ダイについてのラインよりも大き いG/Tw値をあらわしている。加えて、本発明のラインは、ほぼ、一定G/Tw の線であり、それぞれ、平均は18.8と16.8である。公知のコーターの線 は、その長さに渡ってかなり大きいG/Twの変化を示している。本発明は、公 知のシステムを越え、小さい湿潤厚さで塗布ビードを維持するために、大いに向 上された特性を有する。 損傷を受けたオーバーバイトエッジの交換を容易にするため、機械研削された エッジに対する代案を用いることが可能である。図15は、塗布スロットより上 の2つの上流バーの間に取り付けられた取り替え可能で柔軟な細片350を示す 。この細片は、ステンレス製すきまゲージ材料や他の金属、またはプラスチック フィルムとすることが可能であり、本発明の任意の実施例においても用いられる ことが可能である。ステンレス製すきまゲージ材料にシャープエッジを研削する ため取付具は、研削中にエッジまくれをできるだけ少なくする。図16は、下流 バーを通して加えられた軽い真空によって位置保持された細片を示す。また別の 実施例では、細いステンレス製ワイヤがシャープエッジを形成するために用いら れることが可能である。ワイヤには張力が加えられることが可能である。 公知の押し出しダイコーターについて高められる共通の問題は、塗布された層 の条痕すなわち引きすじの発生であり、これは、塗布ビードの近くのダイリップ 上の乾燥した液溶剤によって引き起こされる。これは、揮発性の高い溶剤を含む 低粘度液ほど、よく発生する。図17において、表面エネルギの低い被膜260 がシャープエッジ70に隣接する下流バー66の表面に貼られ、下流エッジ72 に隣接する湾曲したランド68に貼られている。この被膜は、フッ素化ポリエチ レンとすることが可能であり、精度よく研削された金属ベース材に貼られたとし ても、大略波形になっている面をあらわす。オーバーバイトOがダイ上に面と面 とを2.5ミクロン以内で精度よく設定されれば、最良の結果が得られる。 図18の実施例において、表面エネルギの低い被膜260は、エッジ70およ び72にまでは延在しない。これらの被膜260は、湾曲したランド68に凹み をカットし、凹みを充填する大きいめの面エネルギの低い材料を貼り、細い金属 細片246が“非−湿潤”被膜はめ込み262と同一平面となるように湾曲した ランド全体を研削することによって形成されたはめ込み262として貼られるこ とが可能である。はめ込み262の深さは、0.013mmから0.127mmまでの 範囲とすることができる。幅の狭い細片264の幅は、0.127mmから0.76 2mmまでとすることができる。同様に面エネルギの低いはめ込みは、下流バー6 6面内に形成されることが可能であり、シャープエッジ70より上に0.127m m−0.764mmから開始する。エッジ70および72に隣接する精度よく研削さ れた細片264を用いて、オーバーバイトの精度のよい調整が容易にされ、面エ ネルギの低い層は、損傷や薄層に裂けることを防止される。 図19および20は、ダイ塗布についての本発明のシステムを示す。このシス テムにおいては、過剰な塗料液は、ダイ270から塗布ビード内へ連続的に計量 され、塗料液の一部は減じるように計量され、特定量が移動しているウェブ上に 塗布されるようにする。塗料液14は、ポンプ272によってダイ270に供給 され、第2ポンプ276によって液だめ274に戻される。ダイ270は、安定 化する真空チャンバー278を用いて、精度よく計量された量の塗料液を、バッ クアップローラー280上を移動するウェブ48上に塗布する。 上流バー282、中流バー284および下流バー286は、ウェブ48に対向 する。塗料液14は、はめ込み流路288を貫通してマニホールド296内に送 り出され、フロースロット292を貫通して塗布ビード内へ押し出される。一方 、予め決められた量の塗料液は、塗布ビードから出口スロット294を貫通して 出口マニホールド296内に送り出され、出口流路298へ送り込まれる。ビー ドに残っている塗料液は、移動するウェブ48上に塗布される。このシステムは 、公知のシステムより性能が優れている。 たとえば、供給スロット292と塗布ビードを通る接面Pとの間の迎え角A2 が135°であり、出口スロット294と接面Pとの間の迎え角A5が115° であるとき、ダイパラメータは以下のように設定される。供給スロット292高 さは0.15mmであり、そのオーバーバイト(湾曲したランドの下流エッジ72と 比較された中間エッジ300)は0.0mmであった。出口スロット294は0.0 76mmであり、そのオーバーバイト(中流エッジ300と比較された下流エッジ) は0.076mmであった。出口スロット294のウェブ横断幅は、ビードへの空 気まき込みを排除するため供給スロット292の幅より3.2mm小さい。収束C は、0.23°であった。2セントポアズの液を30.5m/分のウェブ速度で塗 布するとき、湿潤層厚さTwは0.020mmであり、塗布ギャップG1は0.20mm であった(G/Tw=10)。この場合、塗料液の所望量の154%は、供給ポン プ272によって配布され、全体量(全過剰分を除く)の35%が出口ポンプ27 6によって抜き取られる。15.2m/分のウェブ速度で塗布するとき、湿潤層厚 さTwは0.0076mmであり、塗布ギャップG1は0.20mmであり(G/Tw=2 6.3)、塗料液の所望量の558%が供給ポンプ272によって送り出され、全 体量の82%が出口ポンプ276によって抜き取られた。塗布は、滑らかで、条 痕がなかった。 代わりに、供給スロット292と接面Pとの間の迎え角A2は、90°から1 35°までの範囲とすることができ、出口スロット294と接面Pとの間の向か え角A5は、60°から115°までの範囲とすることができる。また、真空バ ーは、上流バー282とは別に、取り付けられて調整されることが可能である。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年6月20日 【補正内容】 請求の範囲 1.面上に塗布する液体を塗布するダイ塗布装置であって、 上流リップ(60)を有する上流バー(64)と下流リップ(62)を有する下流バ ー(66)とを備えるダイ(40)であって、上記上流リップはランド(68)として 形成されかつ上記下流リップはシャープエッジ(70)として形成され、上記シャ ープエッジ(70)は10ミクロンより大きくないエッジ半径である、ダイ(40) と、 上記ダイ(40)を貫通して上記上流および下流バー(64,66)の間を走る通 路であって、該通路は上記上流および下流リップ(60,62)によって形成され たスロット(56)を備え、塗料液(14)は上記スロットから上記ダイを出て、上 記上流ダイリップと上記下流ダイリップと塗布されている面との間に連続的な塗 布ビード(58)を形成する、通路とを備えるダイ塗布装置。 2.上記シャープエッジ(70)は、上記ランド(68)の下流エッジに対して位 置決めされて、オーバーバイトOを形成する、請求項1記載のダイ塗布装置。 3.上記ランド(68)は、上記ランドの下流エッジを回転中心として用いて、 ウェブと平行または同心の位置から離れる方向に傾けて位置決めされる、請求項 1記載のダイ塗布装置。 4.上記シャープエッジと上記面との間の上記ギャップは、上記面上の塗布厚 さの10倍より大きい、請求項1記載のダイ塗布装置。 5.スロット高さHとオーバーバイトOと収束Cとの少なくともひとつを選択 することによって塗布性能を向上する手段をさらに備え、スロット高さとオーバ ーバイトと収束とは互いに組み合わせて選択され、ランド68の長さL1と、下 流バー66のエッジ角A1と、塗布スロットの下流バー面とシャープエッジ70 に平行かつ直接対向する塗布されるべき面上の線を通る接面との間のダイ迎え角 A2と、上記シャープエッジと塗布されるべき面との間の塗布ギャップ距離Gと が、互いに組み合わせて選択される、請求項1記載のダイ塗布装置。 6.上記ランド68の形状が塗布されている面の形状に一致する、請求項1記 載のダイ塗布装置。 7.ビード58の真空上流を利用して該ビードを安定化する手段をさらに備え 、上流囲いとして真空ランド82を有する真空チャンバー42を備える、請求項 1記載のダイ塗布装置。 8.上記ランド68と上記真空ランド82とは湾曲して同じ曲率半径を有し、 上記真空ランドは、上記ランドと同心であり、塗布されるべき面に関して、上記 ランドを務めるとき同じ収束Cを有し、上記真空ランドは塗布されるべき面に関 してゼロ収束を有し、上記ランドは塗布されるべき面に関して一定の設定値で収 束する、請求項7記載のダイ塗布装置。 9.上記下流リップ62は、取り替え可能で柔軟な細片350を備える、請求 項1記載のダイ塗布装置。 10.上記取り替え可能で柔軟な細片(350)は、上記下流バー(66)を貫通し て与えられる軽い真空によって、上記塗布スロットより上の位置に保持される、 請求項9記載のダイ塗布装置。 11.上記下流リップ(62)はぴんと張られた細いワイヤを備える、請求項1記 載のダイ塗布装置。 12.シャープエッジ(70)に隣接する下流バー(66)の面に適用された低表面 エネルギー被覆(260)と、面が大略波形になるのを防止するために、その下流 エッジに隣接して、上記ランド(68)に適用された低表面エネルギー被覆(20 6)とをさらに備え、上記両低表面エネルギー被覆は、上記下流バーおよび上記 ランドのエッジまで完全には延在しない、請求項1記載のダイ塗布装置。 13.面上に塗布する液体をダイ塗布方法であって、 上流リップ(60)を有する上流バー(64)と下流リップ(62)を有する下流バ ー(66)とによって形成されたスロット(56)内に塗料液(14)を通すステップ であって、上記上流リップはランド(68)として形成されかつ上記下流リップは シャープエッジ(70)として形成され、上記シャープエッジ(70)は10ミクロ ンより大きくないエッジ半径を有する、ステップと、 スロット高さHとオーバーバイトOと収束Oとを互いに組み合わせて選択する ステップとを備える、ダイ塗布方法。 14.上記シャープエッジを、上記面から、上記面上の塗布厚さの10倍より大 きい距離に配置するステップをさらに備える、請求項13記載の方法。 15.ランド68の長さL1と、下流バー66のエッジ角A1と、塗布スロットの
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 08/236,570 (32)優先日 1994年4月29日 (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),BR,CA,CN,JP,K R,MX (72)発明者 メイヤー,ゲイリー・ダブリュー アメリカ合衆国55133−3427ミネソタ州 セント・ポール、ポスト・オフィス・ボッ クス 33427(番地の表示なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.面上に塗布する液体を塗布するダイ塗布装置であって、 上流リップ60を有する上流バー64と下流リップ62を有する下流バー66 とを備えるダイ40であって、上記上流リップはランド68として形成されかつ 上記下流リップはシャープエッジ70として形成された、ダイ40と、 上記ダイを貫通して上記上流および下流バー64,66の間を走る通路であっ て、該通路は上記上流および下流リップ60,62によって形成されたスロット 56を備え、塗料液14は上記スロットから上記ダイを出て、上記上流ダイリッ プと上記下流ダイリップと塗布されている面との間に連続的な塗布ビード58を 形成する、通路52とを備えるダイ塗布装置。 2.上記シャープエッジ70は、上記ランド68の下流エッジに対して位置決 めされて、オーバーバイトOを形成する、請求項1記載のダイ塗布装置。 3.上記ランド68は、上記ランドの下流エッジを回転中心として用いて、ウ ェブと平行または同心の位置から離れる方向に傾けて位置決めされる、請求項1 記載のダイ塗布装置。 4.上記シャープエッジと上記面との間の上記ギャップは、上記面上の塗布厚 さの10倍より大きい、請求項1記載のダイ塗布装置。 5.スロット高さHとオーバーバイトOと収束Cとの少なくともひとつを選択 することによって塗布性能を向上する手段をさらに備え、スロット高さとオーバ ーバイトと収束とは互いに組み合わせて選択され、ランド68の長さL1と、下 流バー66のエッジ角A1と、塗布スロットの下流バー面とシャープエッジ70 に平行かつ直接対向する塗布されるべき面上の線を通る接面との間のダイ迎え角 A2と、上記シャープエッジと塗布されるべき面との間の塗布ギャップ距離Gと が、互いに組み合わせて選択される、請求項1記載のダイ塗布装置。 6.上記ランド68の形状が塗布されている面の形状に一致する、請求項1記 載のダイ塗布装置。 7.ビード58の真空上流を利用して該ビードを安定化する手段をさらに備え 、上流囲いとして真空ランド82を有する真空チャンバー42を備える、請求項 1 記載のダイ塗布装置。 8.上記ランド68と上記真空ランド82とは湾曲して同じ曲率半径を有し、 上記真空ランドは、上記ランドと同心であり、塗布されるべき面に関して、上記 ランドを務めるとき同じ収束Cを有し、上記真空ランドは塗布されるべき面に関 してゼロ収束を有し、上記ランドは塗布されるべき面に関して一定の設定値で収 束する、請求項7記載のダイ塗布装置。 9.上記下流リップ62は、取り替え可能で柔軟な細片350を備える、請求 項1記載のダイ塗布装置。 10.上記取り替え可能で柔軟な細片350は、上記下流バー66を貫通して与 えられる軽い真空によって、上記塗布スロットより上の位置に保持される、請求 項9記載のダイ塗布装置。 11.上記下流リップ62はぴんと張られた細いワイヤを備える、請求項1記載 のダイ塗布装置。 12.シャープエッジ70に隣接する下流バー66の面に適用された低表面エネ ルギー被覆260と、面が大略波形になるのを防止するために、その下流エッジ に隣接して、上記ランド68に適用された低表面エネルギー被覆206とをさら に備え、上記両低表面エネルギー被覆は、上記下流バーおよび上記ランドのエッ ジまで完全には延在しない、請求項1記載のダイ塗布装置。 13.面上に塗布する液体をダイ塗布方法であって、 上流リップ60を有する上流バー64と下流リップ62を有する下流バー66 とによって形成されたスロット56内に塗料液を通すステップであって、上記上 流リップはランド68として形成されかつ上記下流リップはシャープエッジ70 として形成された、ステップと、 スロット高さHとオーバーバイトOと収束Oとを互いに組み合わせて選択する ステップとを備える、ダイ塗布方法。 14.上記シャープエッジを、上記面から、上記面上の塗布厚さの10倍より大 きい距離に配置するステップをさらに備える、請求項13記載の方法。 15.ランド68の長さL1と、下流バー66のエッジ角A1と、塗布スロットの 下流バー面とシャープエッジ70に平行かつ直接対向する塗布されるべき面上の 線を通ある接面との間のダイ迎え角A2と、上記シャープエッジと塗布すべき面 との間の塗布ギャップ距離Gとを、互いに組み合わせて選択するステップをさら に備える、請求項13記載のダイ塗布方法。 16.上記ビード58の真空上流を利用して、該ビードを安定化するステップを さらに備える、請求項13記載の方法。 17.塗布されている面の形状に一致させるために上記ランド68の形状を選択 するステップをさらに備える、請求項13記載の方法。 18.面上に塗布する流体を塗布するダイ塗布装置であって、 上流リップ60を有する上流バー282と、中流リップを有する中流バー28 4と、下流リップを有する下流バー286とを有するダイ270であって、上記 上流リップはランド68として形成され、上記中流リップはシャープエッジ30 0として形成され、上記下流リップはシャープエッジ70として形成された、ダ イ270と、 上記ダイを貫通して、上記上流および中流バー282,284の間を走る第1 通路であって、該通路は、上記上流および下流リップによって形成された第1ス ロット292を備え、塗料液14は、上記第1スロットから上記ダイを出て、上 記上流ダイリップと上記中流リップと塗布されている面との間に連続的な塗布ビ ード58を形成し、第2通路は、上記ダイを貫通して上記中流および下流バーの 間を走り、該通路は、上記中間および下流リップによって形成された第2スロッ ト294を備え、予め決められた量の塗料液が上記ビードから離れて上記第2ス ロットから上記ダイに再び入り、ビードに残っている塗料液は、塗布されるべき 面に塗布される、第1通路を備える、ダイ塗布装置。 19.上記ランド68の形状は塗布されている面の形状に一致する、請求項18 記載のダイ。 20.スロット高さHとオーバーバイトOと収束Cとの少なくともひとつを変え ることによって塗布性能を向上する手段をさらに備え、上記スロット高さと上記 オーバーバイトと上記収束とは互いに組み合わせて選択され、長さLと、上記中 流および下流バーのエッジ角A1と、上記塗布スロットの下流バー面とシャープ エッジに平行かつ直接対向する塗布されるべき面上の線を通る接面との間のダイ 迎え角A2と、上記下流リップシャープエッジと塗布されるべき面との間の塗布 ギャップ距離Gとが、互いに組み合わされて選択される、請求項18記載のダイ 。 21.ダイ塗布方法であって、 上流リップを有する上流バー282と中流リップを有する中流バー284とに よって形成された第1スロット内に塗料液14を通すステップであって、上記上 流リップはランド68として形成されかつ上記中間リップはシャープエッジ30 0として形成される、ステップと、 上記第1スロット292から上記塗料液14を出して、上記上流リップと上記 中流リップと塗布されている面との間に連続的な塗布ビード58を形成するステ ップと、 上記ビード58から予め決められた量の塗料液14を、上記中間バー284と 下流リップを有する下流バー286とによって形成された第2スロット294内 に通すステップであって、上記下流リップはシャープエッジ70として形成され 、上記ビードから予め決められた量の塗料液を除去する、ステップと、 上記ビード58内の残っている塗料液14を塗布されるべき面に塗布するステ ップとを備える、ダイ塗布方法。 22.上記ランドの長さLと、上記中流および下流バーのエッジ角A1と、上記 塗布スロットの下流バー面と上記下流リップシャープエッジに平行かつ直接対向 する、塗布されるべき面上の線を通る接面との間のダイ迎え角A2と、上記下流 リップシャープエッジと塗布されるべき面との間の塗布ギャップ距離Gとを、互 いに組み合わせて選択するステップと、 上記スロット高さHと、上記オーバーバイトOと、上記収束Cとを互いに組み 合わせて選択するステップとを備える、請求項21記載の方法。 23.上記ランド68の形状は、塗布されている面の形状に一致する、請求項2 1記載の方法。
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