JPH09511315A - 液圧型慣性振動防止装置 - Google Patents

液圧型慣性振動防止装置

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JPH09511315A
JPH09511315A JP7525757A JP52575795A JPH09511315A JP H09511315 A JPH09511315 A JP H09511315A JP 7525757 A JP7525757 A JP 7525757A JP 52575795 A JP52575795 A JP 52575795A JP H09511315 A JPH09511315 A JP H09511315A
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JP7525757A
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ビー. スタンプス,フランク
アール. スミス,マイクル
エル. マッケオウン,ウィリアム
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ベル ヘリコプター テクストロン,インコーポレイテッド
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    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F13/00Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
    • F16F13/04Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
    • F16F13/06Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper
    • F16F13/08Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 液圧型慣性振動防止装置(1)が振動本体(3)と、絶縁された本体(5)との間に連結されている。防振装置(1)は2つの室(35、37)を含むシリンダ(7)と、これらの室の間のピストン(9)とを含む。室(35、37)は調整通路(31)により接続されている。通路(31)内には、中実の調整スラッグ(33)が滑動可能に配置されている。室(35、37)と調整通路(31)は、液体で満たされている。調整通路(31)を室(35、37)と接続するバイパス通路(57、61)は、調整スラッグの振動運動の振幅が十分に大きいときに室(35、37)内の液体圧力を等しくし、それにより調整スラッグの振幅を制限する。調整スラッグ(33)の両端に隣接して軸線方向に配置されたダシュポット(45、47)が調整スラッグの過大な運動を減衰し、かつ調整スラッグ(33)を調整通路(31)の中央部に向かって偏位する作用をする。電子制御装置(69)は調整スラッグ(31)と隣接した磁気コイル(67)に交流を供給し、それにより絶縁周波数を振動周波数と整合させるために使用される。

Description

【発明の詳細な説明】 液圧型慣性振動防止装置 技術分野 本発明は一般に調和または振動変位または力を受ける構造体または本体の機械 的な振動を減衰し、または絶縁し、すなわち、防止する装置に関する。背景技術 米国特許第4,236,607号(ハルウエス氏他)明細書には、力の抹消が 調整質量(tuning mass)の慣性を液圧で増幅することにより達成さ れるばね調整質量振動防止装置が開示されている。その他の液圧型慣性振動防止 装置は、例えば、米国特許第4,811,919号(ジョーンズ氏)および第5 ,714,552号(ホジソン氏他)に開示されているように、この技術におい て知られている。 ハルウエス氏の防振装置の好ましい実施例は、作動流体および調整質量の両方 として水銀を使用している。水銀が全く高い密度を有し、かつ低い粘度を有して いる(これらの両方は有利な性質である)が、極めて高い腐食性を有し、かつ有 毒である。その結果、その他の低い密度を有する液体がこのような防振装置に使 用されてきた。あいにく、低密度の液体を使用すると、防振装置のサイズを液体 の減少した密度を補償するために増大させることが必要である。 ハルウエス氏はまた、調整質量として高密度の金属スラッグを使用し、かつ作 動流体として比較的に低密度の液体を使用する防振装置の別の実施例を開示して いる。金属調整スラッグ防振装置のサイズは水銀防振装置のサイズに匹敵し、か つ金属調整スラッグ防振装置には水銀と関連した不利点がない。しかしながら、 大きい振幅の振動および/または振動本体−防振装置−絶縁された本体の系(「 系」)の固有周波数に近い周波数における振動は、金属調整スラッグの過大な運 動(「行過ぎ」)(“overtravel”)をひき起こし、その結果、金属 調整スラッグが防振装置の端部と接触する。このために、防振装置が損傷し、お そらくは、防振装置の故障をひき起こす。金属スラッグの行過ぎを制限する装 置はこのような故障が発生する可能性を最小限度にとどめる。 液圧型慣性振動防止装置は、特定の振動周波数、すなわち、絶縁周波数におい て優れた振動の減衰を行う。しかしながら、振動の減衰は振動周波数が絶縁周波 数(isolation frequency)から変化するときに迅速に減少 する。従って、防振装置は振動周波数の比較的に狭い範囲において効果的である 。絶縁周波数を変更する装置は防振装置を振動周波数の広い範囲にわたって効果 的に作用させる。 液圧型慣性振動防止装置は、一般に、最小限の減衰を行うように設計されてい るけれども、いくらかの減衰が発生する。その結果、絶縁周波数における振動絶 縁または防止の度合は理想的な状態よりも劣る。減衰に起因する損失を補償する ために防振装置にエネルギを付与する装置は該装置が実質的に理想的な振動の防 止、すなわち、100%の防振を行うことを可能にする。 本発明の一つの目的は、調整質量として金属スラッグを利用し、かつ金属スラ ッグの運動の振幅が防振装置を損傷する可能性を最小限にとどめるために制限さ れる防振装置を提供することにある。 本発明のさらに一つの目的は、絶縁周波数を変更可能にする防振装置を提供す ることにある。 本発明のさらに一つの目的は、絶縁周波数における振動絶縁または防止が実質 的に100%である防振装置を提供することにある。発明の開示 本発明は振動本体と絶縁された本体との間に連結するための液圧型慣性振動防 止装置である。本発明の好ましい一実施例においては、防振装置は閉ざされたシ リンダと、該シリンダ内に配置されたピストンとを備えている。上記の部材のう ちの一方は振動本体と連結され、かつ他方の部材は絶縁された本体と連結されて いる。エラストマー部材がシリンダとピストンとの間に結合されている。エラス トマー部材は、ばねとして、かつシールとして作用する。シリンダ、ピストンお よびエラストマー部材は、シリンダの内部に第1室と第2室を形成している。こ れらの室はピストン内の調整通路(tuning passage)により接続 され、かつ高密度の金属調整スラグが調整通路内に滑動可能に配置されている。 これらの室と、調整スラッグにより占有されていない調整通路の部分の内部には 、非圧縮性の低粘度の液体が満たされている。 シリンダの軸線に沿った振動本体の振動は、シリンダとピストンとの間に相対 運動をひき起こす。この相対運動はエラストマー部材のばね作用に起因する復元 力により妨害される。また、この相対運動は、一方の室内の液体の圧力を増大さ せ、かつ他方の室内の液体の圧力を減少させる。振動の方向が逆になると、室内 の液圧が逆になる。二つの室内の液体の間の振動圧力差は、調整スラッグに振動 液圧力を作用し、調整スラッグを調整通路の軸線に沿って振動させ、それにより 振動慣性力が通路の軸線に沿って発生する。絶縁周波数においては、復元力と惰 性力が実質的に相互に抹消しあう。その結果、極めて僅かな振動が絶縁された本 体に伝達される。 第1バイパス通路および第2バイパス通路と、組み合わされた一方弁により、 調整スラッグが過大に移動する(行き過ぎる)ときに二つの室の間に選択的な圧 力平衡が得られる。これらのバイパス通路と、組み合わされた一方弁は、防振装 置が大きい振幅の振動および/または振動本体−防振装置−防振された本体の系 の固有周波数に近い周波数における振動を受けるときに、調整スラッグの行過ぎ を減少させる作用をする。それに加えて、バイパス通路と、組み合わされた一方 弁は、防振装置が変動する定常の(振動しない)負荷を受けるときに調整スラッ グを調整通路の内部に軸線方向に中央に配置する作用をする。 各々の室の内部には、調整スラッグと軸線方向に整列したダシュポットがシリ ンダの端部に取り付けられている。各々のダシュポットは、該ダシュポットの内 部を周囲の室と接続するオリフィスと、ダシュポットの内部からオリフィスを通 じて周囲の室までの液体の流れを阻止する一方弁と、調整スラッグと軸線方向に 整列したばねとを含む。ダシュポット、オリフィス、一方弁およびばねは、調整 スラッグの過大な行過ぎを減衰させ、かつ調整スラッグを調整通路の軸線方向の 通路の中央部に向かって偏位させ、それにより調整スラッグが防振装置の損傷を ひき起こす可能性を最小限にとどめる作用をする。 調整スラッグは磁性体で構成され、かつピストンは非磁性体で構成されている 。制御装置が調整スラッグと隣接したピストンの内部の1つまたはそれ以上のコ イ ルに交流を供給する。絶縁された本体の振動に応じて、制御装置が1つまたは複 数のコイルに供給される電流の大きさと位相を変更する。その結果、得られた電 磁力が調整スラッグに作用する。制御装置は絶縁周波数を振動周波数と等しくし 、かつ防振装置の減衰損失を補償し、それにより防振装置が振動本体の振動から 絶縁された本体の実質的に100%の振動絶縁または防振を行うことを可能にす る作用をする。図面の説明 本発明の一実施例を添付図面を参照して説明する。 第1図は本発明の実施例の防振装置を含む系であり、 第2図は本発明の好ましい実施例を含む防振装置を第1図の2−2平面で裁っ た断面図であり、 第3図は第1図に示した系における絶縁された本体の周波数応答を例示したグ ラフであり、かつ 第4図は本発明の代替実施例を含む防振装置を第1図の2−2平面で裁った断 面図である。詳細な説明 第1図と第2図を参照すると、防振装置1が振動本体3と絶縁された本体5と の間に連結されている。防振装置1はシリンダ7とピストン9を備えている。シ リンダ7は振動本体3に2つまたはそれ以上のボルト11により取り付けられて いる。ピストン9に取り付けられた2つまたはそれ以上のピストン突出部13が 硬質の支持部材15にボルト17により取り付けられている。高剛性の支持部材 13は絶縁された本体5にボルト19により取り付けられている。シリンダ7、 ピストン9、振動本体3および絶縁された本体5の間の連結を逆にすることがで きることが理解されよう。すなわち、ピストン9を振動本体3と連結することが でき、かつシリンダ7を絶縁された本体5と連結することができる。 シリンダ7の内面21とピストン9の外面23は、エラストマー部材25に接 着されている。エラストマー部材25は、シリンダ7とピストン9との間のばね として作用し、かつシールとして作用する。シリンダ7の端部は上側端末キャッ プ27と下側端末キャップ29によりシールされている。ピストン9は軸線方向 調整通路31を含む。通路31内には、金属調整スラッグ33が滑動可能に配置 されている。上側端末キャップ27、下側端末キャップ29、エラストマー部材 25、シリンダ7、ピストン9および調整スラッグ33は、上側の室35と下側 の室37を形成している。室35、37内と、調整スラッグ33により占有され ていない調整通路31の部分の内部には、非圧縮性の低粘度の液体が満たされて いる。 上方に延在するバイパス通路39は調整通路31を上側の室35に接続し、か つ下方に延在するバイパス通路41は調整通路31を下側の室37に接続してい る。バイパス通路39、41の両方は、バイパス通路39、41を通じて上側の 室35および下側の室37から調整通路31への液体の流れを阻止する一方弁4 3を含む。 上側ダシュポット45と下側ダシュポット47が上側端末キャップ27と下側 端末キャップ29のそれぞれと連結されている。各々のダシュポット45、47 は、オリフィス49と、該ダシュポットの内部からそれぞれのオリフィス49を 通じてそれぞれの周囲の室35、37への液体の流れを阻止するための一方弁5 1とを含む。また、各々のダシュポット45、47は、調整スラッグ33と上側 ダシュポット45および下側ダシュポット47との間の接触を防止するための行 過ぎ用バンパとして作用する短いばね53を含む。 防振装置1が垂直軸線38に沿って振動にさらされるときに、シリンダ7とピ ストン9は相対的に軸線方向に移動する。その結果、室35、37の容積が交互 に増大し、かつ減少し、室35、37内の液体の圧力を交互に減少させ、かつ増 大させる。液圧の交互の差異は調整スラッグ33を調整通路31の内部で上方に かつ下方に加速する作用をする。すなわち、シリンダ7がピストン9に対して下 方に移動すると、上側の室35内の液体の圧力が増大し、かつ下側の室内の圧力 が減少する。液圧の差異により、スラッグが下方に加速される。シリンダ7がピ ストン9に対して上方に移動すると、逆の状態が起きる。 シリンダ7とピストン9との間の相対運動はエラストマー部材25のばね作用 から生ずる復元力による抵抗を受ける。同時に、室35、37内の液圧の差異に よりひき起こされる調整スラッグ33の加速は、加速に抗する慣性力を生ずる。 慣性力はシリンダ7とピストン9に作用する室35、37内の液圧の差異を増大 させる作用をなし、振動本体3と絶縁された本体5に加速を生ずる。これらの加 速は抗する慣性力を発生する。慣性力と復元力の相対的な大きさと位相は、振動 周波数が変化するにつれて、変化する。その結果、振動本体3から防振装置1を 通じて絶縁された本体5に伝達される振動力が振動周波数と共に変化する。 第3図は振動本体3の振動の周波数が変更されるときの絶縁された本体5の応 答を例示したグラフ(プロット)である。理解できるように、絶縁された本体5 に伝達される振動は、振動本体3と防振装置1と絶縁された本体5との系の固有 周波数fnにおいて最大である。絶縁された本体5に伝達される振動は、絶縁周 波数fiにおいて最小である。 減衰を無視すると、この系の固有周波数fnの方程式は次の通りである。 式中、 k=エラストマー部材19のばね定数、 R=調整通路31の横断面積に対するピストン9の横断面積の比、 mv =振動本体3の質量、 mi =絶縁された本体5の質量、かつ ms =調整スラッグ33の質量である。 また、減衰を無視すると、絶縁周波数fiの方程式は次の通りである。 式中、 k=エラストマー部材25のばね定数、 R=調整通路31の横断面積に対するピストン9の有効横断面積の比、 ms =調整スラッグ33の質量とする。 上側の室35と下側の室37内の振動液圧は相互に位相が異なっている。室3 5、37内の液圧の差異は調整スラッグ33をより低い圧力を有する室35、3 7に向かう方向に加速する作用をする。その結果、定常状態の振動状態において は、調整スラッグが調整通路31内で平均の軸線方向の位置のまわりに上方にか つ下方に振動する。調整スラッグ33が振動の間に最大の上方に変位していると きに、上側の室35内の液圧が最大値であり、かつ下側の室37内の液圧が最小 値である。その結果、調整スラッグは最大の下向きの加速を受ける。調整スラッ グ33が下方に移動するときに、上側の室35内の液圧が減少し、かつ下側の室 37内の液圧が増大し、調整スラッグ33の下向きの加速を減少させる。平均の 軸線方向位置においては、室35、37内の液圧が等しく、調整スラッグ33の 下向きの加速がゼロであり、かつ調整スラッグ33の下向きの速度が最大値であ る。調整スラッグ33が下方への移動を継続すると、下側の室37内の液圧が上 側の室35内の液圧よりも高くなる、その結果生じた上向きの力が上向きの加速 をひき起こし、それにより調整スラッグ33の下向きの速度を減少させる。最大 の下向きの変位においては、調整スラッグ33の速度がゼロであり、下側の室3 7内の液圧が最大値であり、かつ上側の室35内の液圧が最小値である。その結 果、調整スラッグ33が最大の上向きの加速を受け、かつ上方に移動し始め、平 均位置において最大の上向きの速度とゼロの上向き加速を受ける。調整スラッグ 33の振動運動は振動状態が変化するまで定常状態の態様で継続する。 バイパス通路39、41と、組み合わされた一方弁43は、防振装置1が大き い振幅の振動および/またはこの系の固有周波数fnに近い周波数における振動 にさらされるときに、調整スラッグの行過ぎを減らし、またはなくす作用をする 。上側の室35内の高圧の液体と下側の室内35内の低圧の液体が調整スラッグ 33の十分な下向きの変位をひき起こして、調整スラッグ33の頂面55が下方 に延在するバイパス通路41に至る入口57の下方に配置され、二つの室35、 37内の液圧が等しくなる。その結果、調整スラッグ33を下方に加速する作用 をする液圧力が除去され、調整スラッグ33がその最大の下向きの速度を得る。 調整スラッグ33が下方移動を継続すると、上側の室35内の液圧が減少し、か つ下方の室37内の液圧が増大する。下方に延在するバイパス通路41と組み合 わされた一方弁43が二つの室35、37内の液圧の平衡を阻止する。その結果 、 二つの室35、37内の液圧の差異により、調整スラッグ33の下向きの移動に 反抗する力が生ずる。この力は調整スラッグ33の速度をゼロに減らし、その後 、調整スラッグ33を上方に移動させる。 圧力平衡により、調整スラッグ33の下向きの変位において、圧力平衡が行わ れない場合よりも下向きの力が早く除去されることは理解されよう。その結果、 調整スラッグ33の最大の下向きの速度が減少し、調整スラッグ33の下向きの 運動量を低減させる。それに加えて、圧力平衡により、下側の室37内の最大液 圧が増大し、調整スラッグ33に作用する上向きの力を増大する。下向きの運動 量の減少と上向きの力の増大のために、調整スラッグ33の平均の軸線方向の位 置が上方に移動し、それにより下向きの行過ぎをなくし、または減少させる。 大きい振幅の振動および/またはこの系の固有周波数fnに近い周波数におけ る振動が調整スラッグ33の下端部59を上側に延在するバイパス通路39の入 口61よりも上方に配置するために十分な調整スラッグ33の上向きの変位をひ き起こすときに、前記の逆の状態が起きる。すなわち、下側の室37内の高い液 圧と上側の室35内の低い液圧が等しくなる。その結果、調整スラッグ33の平 均の軸線方向の位置が下方に移動し、上向きの行過ぎをなくし、または減少させ る。 防振装置1に作用する定常の(振動しない)負荷が変化するときに、調整スラ ッグの振動の平均の軸線方向の位置が調整通路31の軸線方向の中央部から離れ るように移動する。もしも平均の軸線方向の位置の移動が調整スラッグ33の行 過ぎをひき起こすために十分であれば、適用可能なバイパス通路39、41と、 組み合わされた一方弁43が上記に記載したように作用する。その結果、調整ス ラッグ33が平均の軸線方向の位置の移動と反対の方向に十分な距離移動せしめ られ、それにより調整スラッグが振動する間、常に、調整スラッグ33の上端部 55が下方に延在するバイパス通路41の入口57よりも上方にあり、かつ調整 スラッグ33の下端部59が上方に延在するバイパス通路39の入口61よりも 下方にある。 もしもバイパス通路39、41と、組み合わされた一方弁43の作用が調整ス ラッグ33の過大な行過ぎを阻止するために十分でなければ、調整スラッグ33 がそれぞれの入口通路63、65を通じてダシュポット45、47の少なくとも 一方に入る。調整スラッグ33の頂面55または底面59がダシュポット45、 47に入るときに、ダシュポット45、47の入口通路63、65の内部の調整 スラッグ33の部分がダシュポット45、47の内部から入口通路63、65を 通じて周囲の室35、37への液体の流れを制限する。同時に、組み合わされた 一方弁51が関連したオリフィス49を通じての液体に流れを阻止する。その結 果、ダシュポット45、47の中への調整スラッグ33の移動が有意に減衰され る。この減衰は、ダシュポット45、47の中への調整スラッグ33の移動に対 するばね53の抵抗と協働して、調整スラッグ33の行過ぎのために防振装置1 が損傷する可能性を最小限にとどめる。 調整スラッグ33がダシュポット45、47の外に移動しているときには、組 み合わされた一方弁51が開き、液体が周囲の室35、37からダシュポット4 5、47の内部に流れることを可能にする。その結果、ダシュポット45、47 の外への調整スラッグの移動の減衰は、ダシュポット45、47の中への調整ス ラッグの移動の減衰よりも少ない。この減衰の差異が調整スラッグ33を調整通 路31の中央部に向かって偏位する作用をする。ばね53もまた、調整スラッグ 33を調整通路31の中央部に向かって偏位する作用をする。 絶縁周波数fiの方程式を参照すると、調整スラッグ33の質量msを変更する と、絶縁周波数fiが変化することが理解されよう。以下に論議するように、本 発明の好ましい実施例は、調整スラッグ33の見掛けの質量を変更して、それに より絶縁周波数fiを変更する装置を含む。 もしも防振装置1が減衰していなければ、絶縁周波数fiにおいて、振動が振 動本体3から絶縁された本体5に伝達されない。防振装置1が減衰を最小限にと どめるように設計されているが、小量の減衰が発生する。以下に論議するように 、調整スラッグ33の見掛けの質量を変更する装置もまた、減衰損失を補償して 、100%に極めて近い振動絶縁を得るために防振装置1にエネルギを加える。 本発明の好ましい実施例においては、調整スラッグ33が磁性体、例えば、冷 間圧延鋼で構成されている。その他の磁性体、例えば、ニッケル−コバルト合金 を使用することもできよう。ピストン9は銅−ベリリウム合金、すなわち、耐摩 耗性を有する非磁性体で構成されている。この場合にも、その他の好適な非磁性 体、例えば、アルミニウム−青銅合金を使用することができよう。 1つまたはそれ以上の磁気コイル67が調整スラッグ33と隣接してピストン 9内に配置されている。1つまたは複数のコイル67の向きは、1つまたは複数 のコイル67に供給される交流が調整スラッグ33の移動軸線に平行である該調 整スラッグに磁力を供給するように設定されている。調整スラッグ33の加速と 位相が同じであるか、または異なっている磁力の成分が調整スラッグ33の見掛 けの質量を変更し、それにより絶縁周波数fiを変更する。調整スラッグ33の 速度と位相が同じである磁力の成分が防振装置1にエネルギを加え、それにより 減衰のために失われたエネルギを補償する。慣用の電子制御装置69が絶縁され た本体5の振動を検出し、そして1つまたは複数のコイル67に供給される交流 の振幅と位相を自動的に調節して、その振動を最小限にとどめる。 第4図は本発明の代替実施例を含む防振装置1を含む。この防振装置1の操作 は、調整スラッグ33の行過ぎを処理するために代替装置を設けたことを除いて 、第2図に示した防振装置1の操作と同じである。 上側心合せばね71の一端部が調整スラッグ33に取り付けられ、かつ他端部 が上側心合せばねの支持部材73に取り付けられている。同様に、下側心合せば ね75の一端部が調整スラッグ33と連結され、かつ他端部が下側心合せばね支 持部材77と連結されている。ばね支持部材73、77のいくつかの開口部79 がばね支持部材73、77を通じての制限のない自由な液体の流れを可能にする 。 減衰を無視すると、固有周波数fnと絶縁周波数fiの方程式は次の通りである 。 式中、 k=エラストマー部材19のばね定数、 ks =心合せばね73、75のばね定数、 R=調整通路31の横断面積に対するピストン9の横断面積の比、 mv =振動本体3の質量。 mi =絶縁された本体5の質量、かつ ms =調整スラッグ33の質量とする。 バイパス通路39、41と心合せばね71、75は、防振装置1が大きい振幅 の振動および/またはこの系の固有周波数fnに近い周波数における振動にさら されるときに、または防振装置1に作用する定常の(振動しない)負荷が変化す るときに、調整スラッグの行過ぎを減らすか、またはなくす作用をする。調整ス ラッグが、調整スラッグ33の頂面55が下方に延在するバイパス通路41に至 る入口57の下方に配置され、または調整スラッグ33の底面59が上方に延在 するバイパス通路39に至る入口61の上方に配置されるように振動するときに 、室35、37内の液圧が等しくなる。その結果、調整スラッグ33に作用する 液圧力が除去される。心合せばね71、75により発生した力が調整スラッグ3 3を減速させ、その後、調整スラッグを調整通路31内の中央位置に向かって加 速する。もしもバイパス通路39、41と心合せばね71、75の作用が調整ス ラッグの過大な行過ぎを阻止するために十分でなければ、ばね支持部材73、7 7内のエラストマーダンパ(制動子)81が調整スラッグ33とばね支持部材7 3、77との接触による防振装置1が損傷する可能性を減少させる。それに加え て、上側端末キャップ27と下側端末キャップ29に設けられたエラストマーダ ンパ83がばね支持部材73、77と端末キャップ27、29との接触により防 振装置1が損傷する可能性を減少させる。 本発明は比較的に広い周波数範囲にわたって事実上100%振動を絶縁するコ ンパクトな極めて効率的な防振装置を提供する。一つの応用においては、防振装 置1の絶縁周波数fiを10%だけ減少させ、25%だけ増加させるために必要 な電力が600ワットよりも低い。 本発明の上記の実施例がハルウエス氏の特許に開示された態様で構成された防 振装置に関するものであるが、当業者には本発明を本発明の精神から逸脱するこ となく異なる構成を有する液圧型慣性振動防止装置に適用することができること が明らかであろう。その理由で、本発明の範囲を次の請求の範囲に述べてある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マッケオウン,ウィリアム エル. アメリカ合衆国 76040 テキサス州ユー レス,ウッドリッジ サークル 1401

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.防振装置であって、 2つの室と、 前記室の容積を変更するために作動可能なピストンと、 前記室を接続する調整通路と、 前記調整通路内に滑動可能に配置された調整スラッグと、 前記通路と、前記調整スラッグにより占有されていない前記調整通路のいかな る部分をも満たす液体と、 前記室の間に流体を連絡する少なくとも1つのバイパス通路とを備え、前記連 絡が前記調整スラッグにより制御される防振装置。 2.前記の少なくとも1つのバイパス通路が2つのバイパス通路を備え、 前記バイパス通路の各々が前記調整通路内に入口を有し、かつ 前記入口が前記調整通路の軸線に沿って離隔されている請求の範囲第1項に記 載の防振装置。 3.さらに、前記バイパス通路の各々と組み合わされた一方弁を備えている請 求の範囲第1項に記載の防振装置。 4.さらに、前記調整スラッグの軸線と整列した少なくとも1つのダンパを備 えている請求の範囲第1項に記載の防振装置。 5.前記ダンパの各々がダシュポットを備えている請求の範囲第4項に記載の 防振装置。 6.前記ダシュポットの各々が一方弁を含む請求の範囲第5項に記載の防振装 置。 7.前記ダシュポットの各々が前記調整スラッグと軸線方向に整列したばねを 含む請求の範囲第5項に記載の防振装置。 8.さらに、前記調整スラッグに軸線方向の磁力を作用する装置を備えている 請求の範囲第1項に記載の防振装置。 9.前記磁力装置が前記調整スラッグと軸線方向に整列した少なくとも1つの 電磁コイルを備えている請求の範囲第8項に記載の防振装置。 10.さらに、前記調整スラッグを前記調整通路の内部の軸線方向の中央位置に 向かって押圧するために作動可能な少なくとも1つのばねを備えている請求の範 囲第1項に記載の防振装置。 11.防振装置であって、 ピストンが内部に配置されたハウジングを備え、前記ハウジングと前記ピスト ンは第1室と第2室を規定し、さらに、 前記室を接続する調整通路と、 前記調整通路内に滑動可能に配置された調整スラッグと、 前記通路と、前記調整スラッグにより占有されていない前記調整通路のいかな る部分をも満たす流体と、 前記調整スラッグに軸線方向の磁力を作用する装置とを備えている防振装置。 12.前記磁気装置が前記調整スラッグと軸線方向に整列した少なくとも1つの 電磁コイルを備えている請求の範囲第11項に記載の防振装置。 13.さらに、前記調整スラッグが前記調整室内の第1範囲の位置にあるときに 前記第1室と流体で連絡する第1端部と、前記第2室と流体で連絡している前記 調整通路の一部分と接続された第2端部とを有する第1バイパス通路と、 前記調整スラッグが前記調整通路内の第2範囲の位置にあるときに前記第2室 と流体で連絡する第1端部と、前記第1室と流体で連絡している前記調整通路の 一部分と接続された第2端部とを有する第2バイパス通路とを備えている請求の 範囲第11項に記載の防振装置。 14.さらに、前記第1バイパス通路と組み合わされた第1弁を備え、該第1弁 は前記第1バイパス通路を通じて前記第2室と前記第1室との間の流体の連絡を 阻止し、かつ 前記第2バイパス通路と組み合わされた第2弁を備え、該第2弁は前記第2バ イパス通路を通じて前記第1室と前記第2室との間の流体の連絡を阻止する請求 の範囲第13項に記載の防振装置。 15.さらに、前記調整スラッグの軸線と整列した少なくとも1つのダンパを備 えている請求の範囲第11項に記載の防振装置。 16.前記ダンパの各々がダシュポットを備えている請求の範囲第15項に記載 の防振装置。 17.前記ダシュポットの各々が一方弁を含む請求の範囲第16項に記載の防振 装置。 18.前記ダシュポットの各々が前記調整スラッグと軸線方向に整列したばねを 含む請求の範囲第16項に記載の防振装置。 19.さらに、前記調整スラッグを前記調整通路の内部の軸線方向の中央の位置 に向かって押圧するために作動可能な少なくとも1つのばねを備えている請求の 範囲第11項に記載の防振装置。
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