JPH09510736A - ヘパリンをベースとした抗血栓性で非出血性の組成物と、その調製方法と、治療への利用 - Google Patents

ヘパリンをベースとした抗血栓性で非出血性の組成物と、その調製方法と、治療への利用

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JPH09510736A JP8508580A JP50858096A JPH09510736A JP H09510736 A JPH09510736 A JP H09510736A JP 8508580 A JP8508580 A JP 8508580A JP 50858096 A JP50858096 A JP 50858096A JP H09510736 A JPH09510736 A JP H09510736A
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デビオファルム ソシエテ アノニム
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Abstract

(57)【要約】 抗血栓活性を有しかつ出血作用をほとんど示さないヘパリン組成物。本発明の目的はヘパリンの主な特性を維持しながらヘパリンによる出血の危険を無くすことにある。本発明組成物(S1、S2、S3)はプロタミンを用いて試験管内でヘパリンを中和することによって得られるヘパリン画分で構成される。本発明はこの組成物の調製方法にも関するものである。この組成物は医薬製造に用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】 ヘパリンをベースとした抗血栓性で非出血性の組成物と、 その調製方法と、治療への利用 本発明はヘパリンをベースとした組成物と、その調製方法および治療への利用 に関するものである。 本発明は、特に、抗血栓活性(activite antithrombotique)は有すが、出血 作用(activite hemorragique)および抗凝血性作用(activite anticoagulante )がほとんど無い、プロタミンによって中和されたヘパリンベースの組成物に関 するものである。 ヘパリンは動脈および静脈血栓症の予防と治療処置あるいは体外循環系におけ る凝血作用の防止を目的とした抗血栓活性および/または抗凝血活性を有する医 薬品の調製用物質として古くから公知であり、利用されている。 抗血栓活性はあるが抗凝血活性は低い低分子量のヘパリンの調製方法も古くか ら知られている。 しかし、未分画ヘパリンと低分子量ヘパリンは、ヘパリン治療の主たる合併症 として出血の危険がある。そのためヘパリンの使用には大きな制限があり、特に 出血を起こし易い患者、胃潰瘍または十二指腸潰瘍患者あるいは術後間もない患 者のようにヘパリンを用いた抗血栓処置によって出血が起きる危険性のある患者 についてはヘパリンは禁忌である。 こうした出血を引き起こす危険があるという大きな副作用のために、ヘパリン の有利な特性である抗血栓性または抗凝血活性を正しく活用することができない 。 ヘパリンを用いた治療中に出血が起こった場合には、その処置には生体内でヘ パリンを中和する硫酸プロタミンが用いられる。 このように、プロタミンは古くから使用されているが、プロタミンによってヘ パリンが中和される機構はよく分かっていない。比較的最近の研究でも低分子量 のヘパリンは未分画のヘパリンに比べて中和の程度が低いということしか示され ていない(“In Vitro Protamine Neutralization Profiles of Heparine Diffe ring in Source and Molecular Weight”,SEMINARS INTHROMBOSIS AND IN HEMO STASIS,vol.15,No.4,1989)。 本発明が解決しようとする課題は、上記のような治療学的利用を制限するヘパ リンの出血の危険性を減らすことにある。 本発明の目的はヘパリンの主たる特性である抗血栓活性を維持しながらヘパリ ンの出血の危険性を可能な限り減らすことにある。 本発明の他の目的は、極めて有利な薬学的特性、特にこれまで使用されてきた ヘパリンとほぼ同等な抗血栓性を有し、しかも出血の危険性が高いというこれま での主要な欠点はないヘパリン組成物を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、容易に実施でき且つコストの易い上記組成物の調 製方法を提供して、上記組成物の治療への利用を広げることにある。 本発明は上記組成物の治療への利用にも関するものである。 上記目的は、抗血栓活性を有するが出血活性がほとんど無い本発明組成物によ って達成される。本発明の組成物の特徴は試験管内でプロタミンを用いてヘパリ ンを中和して得られるヘパリン画分を主成分とする点にある。 プロタミンを用いて中和したヘパリン画分という表現は天然または分画したヘ パリンあるいは合成ヘパリンに由来する任意の画分であって、プロタミンまたは 出血作用を同様に低下させる能力を有する任意の類似体または同等物によって出 血作用が低下された画分を意味する。 本発明組成物は、未分画ヘパリンまたは低分子量ヘパリンを試験管内でプロタ ミンを用いて中和することによって得られるヘパリン画分で構成するのが有利で ある。 本発明の1つの実施例では、本発明組成物は、25%が分子量2.5 kDa 以下で、 40%が分子量20kDa 以上であるヘパリン画分で構成される。 本発明の別の実施例の組成物は分子量2.5 kDa 以下のヘパリン画分のみで構成 される。 本発明のさらに別の実施例では、ヘパリン画分の分子量スペクトルが用いたプ ロタミンによる中和方法に応じて変化する。 本発明組成物はプロタミンをほとんど含まない。 本発明はさらに、試験管内でプロタミンによって中和する段階を含むことを特 徴とする上記組成物の調製方法を提供する。 本発明者達は、驚くべきことに、ヘパリンの抗血栓性を維持しながら、その出 血作用のみを試験管内で、特にプロタミンを用いて中和することが可能であるこ とを見出した。 より正確には、本発明方法はヘパリンを溶液中で種々のヘパリン/プロタミン 比でプロタミン、特にプロタミン塩の形のプロタミンと反応させるものである。 本発明の好ましい実施例では、ヘパリン溶液をプロタミン塩の溶液と好ましく は室温で混合し、得られた混合物を遠心分離して上澄みを回収する。 本発明では、ヘパリン溶液という用語は天然のヘパリンまたは分画済のヘパリ ンあるいは合成ヘパリンを意味する。 プロタミン塩は硫酸プロタミンが有利である。 本発明では、プロタミンに類似したヘパリン中和能、すなわち出血作用を低下 させる能力を有する任意のプロタミン類似体または同等物を使用することができ る。 上澄みは凍結乾燥させることができる。 被処理ヘパリンとプロタミンとは、ヘパリンによる出血の危険をほぼゼロにす るような各種比率で使用することができる。 本発明方法は、プロタミンまたはその同等物を用いて、好ましくはヘパリン/ プロタミン比を2/1〜1/2にしてヘパリンを中和する段階を含む。 本発明方法の1つの実施例では、ヘパリン/プロタミン比を約1/1にする。 この場合には、少なくとも25%が2.5 KDa 以下の分子量を有し、少なくとも40% が20kDa 以上の分子量を有する画分を含むヘパリン組成物が得られる。 本発明の別の実施例では、ヘパリン/プロタミン比を約1/2にする。この場 合には、分子量が2.5 KDa 以下の画分を主成分とするヘパリン組成物が得られる 。 本発明方法ではプロタミンを含まないヘパリン組成物が得られる。 驚くべきことに、薬学的研究によって、本発明のヘパリン組成物は出血作用が ほとんどなく、抗血栓特性は保持していることが分かった。 さらに、驚くべきことに、薬学的研究によって、本発明によるプロタミンを用 いた中和して得られるヘパリン画分の抗血栓活性は投与量の増加と供に上昇する が、出血および抗凝血作用 が平行して増加することはないということが示された。 別の実験からは、本発明組成物は未分画ヘパリンよりも効果的に人間の白血球 エラスターゼの加水分解活性を阻害することが示された。本発明によって出血の 危険が抑制されることが分かったので、過剰の赤血球エラスターゼが関与する可 能性のあるいくつかの気管支肺病訴、例えば急性呼吸困難症候群、膵腺維症およ び閉塞性慢性気管支肺疾患等の治療において非経口または気管支肺を介してエア ロゾルの形で投与することが可能になる。 本発明のヘパリン組成物は安定、無毒であり、種々の治療用途で有効な医薬の 調製に利用することができる。そうした用途にはヘパリンおよびその標準的誘導 体の用途の外に、患者が出血を起こす危険があるためにヘパリンが禁忌であった 場合が含まれる。本発明は動脈または静脈血栓症の治療と予防あるいは体外循環 系での凝血作用の防止を目的とする医薬の製造にも利用される。 従って、本発明は上記のヘパリン組成物を治療上有効な量含み、それと薬学上 許容されるベヒクルとを組み合わせて含む医薬組成物に関するものである。 その例としては抗血栓性医薬組成物や人間の白血球エラスターゼの加水分解活 性を阻害する医薬品組成物がある。 上記組成物のヘパリン画分は通常の方法によって薬学上許容される塩の形にす ることができる。 本発明医薬組成物は非経口投与を目的とした注射可能な配合物とするのが特に 有利である。 白血球エラスターゼ阻害等の他の用途では気管支肺を介した投与に適した配合 物にするのが有利である。 以下、本発明のその他の特徴および利点は非限定的な指針として挙げる下記実 施例から明らかになろう。 図1は、未分画ヘパリン、低分子量ヘパリンおよび本発明によるヘパリン組成 物である非出血性ヘパリン(S1、S2、S3)の出血作用を比較したグラフで ある。 図2は、未分画ヘパリン、低分子量ヘパリンおよび本発明によるヘパリン組成 物(S1、S2、S3)の抗血栓活性を比較したグラフである。 実施例 使用した製品 : 標準ヘパリン(LEO)、硫酸プロタミン(CHOAY)およびラブノクス“Lovenox ”の名称でファルムカ(PHARMUKA)社より市販の低分子量ヘパリン“Enoxaparin e”。実施例1 上澄みS1の調製 力価72,000IU(480 mg)の標準ヘパリン溶液14.4mlと、力価48,000HAU の硫酸 プロタミン溶液48mlとを調製する。これらの溶液を室温で混合する。この場合、 ヘパリン/プロタミン比は1:1にして、すなわち1mgのヘパリンを1mgの硫酸 プロタミンで中和する。 得られる混合物を10分間遠心分離にかけ、上澄みを回収し、凍結乾燥する。実施例2 上澄みS2の調製 9mlの標準ヘパリン溶液(45,000IU、300mg)と、60mlの硫酸プロタミン(60, 000HAU)とを用いて、実施例1と同様に操作する。この場合ヘパリン/プロタミ ンの比率は1/2であり、1mgのヘパリンを2mgの硫酸プロタミンで中和する。実施例3 上澄みS3の調製 4mlの低分子量ヘパリン溶液“Enoxaparine”(ラブノクス)(400 mg)と、4 0mlの硫酸プロタミン(40,000HAU)とを用いて、実施例1と同様に操作する。こ の場合、ヘパリン/プロタミンの比は1/1であり、1mgの低分子量ヘパリンを 1mgの硫酸プロタミンで中和する。 生物学的特性の決定 分子量分布 S1(実施例1)の紫外線吸収スペクトル 20倍に希釈した溶液は下記波長に2つの吸収ピークを示す: 212 nm:OD=3.47と、275.1nm:OD=2.22上澄みS1(実施例1)の滴定 実施例1に従って調製した上澄みS1を凍結乾燥する前に、各フラスコに0.7 mlの上澄み溶液を入れ、同一の試験を12回行って再現性を確認する。結果を下記 表3に示す。 蛋白質分析 実施例1および2で調製した上澄みS1およびS2に含まれる蛋白質をピアス 法(Pierce Laboratory reagent Kit)に従って分析した。 結果を下記表4に示す。 電解質組成(mEq/l) 上澄みS1およびS2の電解質組成を下記表5に示す: pHの測定 薬学的研究 A.鬱血によって誘導された静脈血栓症モデルと出血を誘導さ れたモデルとを用いたラットにおける試験 試験はC.Doutremepuich 達の方法(“Experimental venous thrombosis in rats treated with heparin and a Iowmolecular weight hepari n fraction”,Haemostasis,13,109-112(1983))に従って行った。 a.治療モデル(血栓症が誘導されてから2時間後に皮下注射)下記の手順に従 って2つの実験を行った: TO:大動脈の結紮 TO+2H:溶液の皮下注射 TO+5H30:出血の誘導 TO+6H:サンプル採取(血液と凝血塊) 1回目の実験で得られた結果を下記表7および8に示す: この第1の試験から、ヘパリン/プロタミン比を1/1にして試験管内でプロ タミンによって中和されたヘパリン(上澄みS1)は、2mgの投与量で、中和さ れていないヘパリンおよびラブノクス(低分子量ヘパリン)に匹敵する抗血栓活 性を有するが、抗凝血作用および出血作用の増加はごくわずかであることが分か る。 上澄みS1は血液細胞になんら影響を与えない。 さらに、ヘパリン/プロタミン比を1/2にした中和して得られる上澄みS2 は出血作用を示さず、抗血栓活性は低下する。 第2の試験の結果を下記表9に示す: 以上の結果から、本発明による画分S1、S2およびS3の抗血栓活性は投与 量の増加と供に増大することが分かる。 図1に示す2〜10mg/kgの範囲の投与量での投与量−効果曲線から、本発明に 従って処理したヘパリン画分が示す出血作用は、その種類に係わらず、投与量最 大の時でもコントロール群と同程度であることが分かる。本発明によるプロタミ ンを用いた中和を行っていない未分画ヘパリンおよび低分子量ヘパリン(ラブノ クス)は、本発明のヘパリン画分に比べるとはるかに強い出血作用を有する。 図2は、本発明に従って得られるヘパリン画分が有利な抗血栓活性を有するこ とを示している。画分S1(ヘパリン/プロタミン比=1/1)の活性は、本発 明の方法で中和していないヘパリンの活性に匹敵する。 b.予防モデル(血栓誘導の1時間前に皮下注射する) 上澄みS1(実施例1)を用い、以下の手順に従って実験を行った: TO:溶液の皮下注射 TO+1時間:鬱血の誘導 TO+24時間:サンプル採取(血液および凝血塊) 得られた結果を下記表10に示す: 得られた結果から、予防を目的とした場合、S1は血栓誘導から24時間後にヘ パリンおよびラブノクスに匹敵する抗血栓活性を発揮することが分かる。 B.フリーラジカル生成によって誘導された血栓症モデルを用 いたラットにおける試験 (参考文献:Doutremepuich-In press-Annales de cardiologie et Angiologie) S1(実施例1)を用い、下記の手順で実験した: (TO:溶液の皮下注射) TO+25分:投与量5mg/kgのローズベンガルを注射 TO+3O分:第1の動脈における光化学反応によるフリーラ ジカルの誘導 TO+55分:同投与量のローズベンガルを注射 TO+60分:第2の動脈におけるフリーラジカル誘導 TO+85分:同投与量のローズベンガルを注射 TO+90分:静脈におけるフリーラジカル誘導 最後の血栓後、心臓から血液サンプルを採取する。 励起時間を2分に設定し、観察時間を10分に設定する。 結果を下記表11に示す。 このフリーラジカルによって誘導される血栓症のモデルでは上澄みS1(実施 例1)は、90分後(T0+90分)も塞栓が継続するプラシーボ群と比べた場合、か なりの抗血栓活性を発揮する。この活性は、30および60分後(TO+30分およびTO +60分)の時点で同投与量で注射したヘパリンよりも高い。 C.レーザーを用いた内皮損傷によって誘導される血栓症モデ ルを用いたラットにおける試験 (参考文献:Vesvres,Haemostasis 1993,23,8-12) a.試験1 下記手順に従って試験を行った: TO:被験物質を投与量2mg/kgで皮下注射 TO+35分:レーザービームによる動脈血栓症の誘導 観察時間を10分に設定する。 結果を下記表12に示す: S1は、同投与量を注射した中和されていないヘパリンと同等の抗血栓活性を 示し、塞栓の数並びに塞栓時間は統計上明らかに低下する。 b.試験2 下記手順に従って試験を行った: TO:被験物質を投与量2mg/kgで皮下注射 TO+1時間:第1の動脈血栓症の誘導 TO+3時間:第2の動脈血栓症の誘導 TO+6時間:第3の動脈血栓症の誘導 観察時間を10分に設定する。 結果を下記表13に示す。 S1は、プロタミンで中和されていないヘパリンと同等の抗血栓活性を示す。 結論として、上記研究の結果、試験的に血栓症を誘導した3つのモデル(鬱血 によって誘導される静脈血栓症モデル、フリーラジカルによって誘導される動脈 血栓症モデルおよびレーザーを用いた皮下損傷によって誘導される動脈血栓症モ デル)について、抗血栓活性が観察される。 本発明によれば、低分子量ヘパリン、つまり“Enoxaparine”(Lavenox)から 得られるヘパリン画分の抗血栓活性は、試験管 内でプロタミン処理を行わない同じ低分子量ヘパリンよりも高く、さらに試験管 内でのヘパリン処理を行わない未分画のヘパリンよりも高くなり、しかも出血の 危険は無くなる。 本発明によって、単純かつ安価な方法で、ヘパリンの抗血栓活性を保持したま ま、その出血作用をほぼ消失させることができる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年9月10日 【補正内容】 1.ヘパリンをインビトロでプロタミンを用いて中和することによって得られる ヘパリン画分で構成されることを特徴とする抗血栓活性を有し、しかも出血作用 をほとんど示さないヘパリン組成物。 2.未分画のヘパリンをインビトロでプロタミンを用いて中和することによって 得られるヘパリン画分で構成される請求項1に記載の組成物。 3.低分子量ヘパリンをインビトロでプロタミンを用いて中和することによって 得られるヘパリン画分で構成される請求項1に記載の組成物。 4.少なくとも25%が分子量2.5 kDa 以下を示す画分より成る請求項1〜3のい ずれか一項に記載の組成物。 5.少なくとも40%が分子量20kDa 以上を示す画分より成る請求項4に記載の組 成物。 6.分子量2.5 kDa 以下の画分より成る請求項1〜4のいずれか一項に記載の組 成物。 7.下記表1に示す分子量分布(%で表す)を有する請求項5に記載の組成物: 8.下記表2に示す分子量分布(%で表す)を有する請求項7に記載の組成物: 9.プロタミンをほとんど含まない請求項1〜8のいずれか一 項に記載の組成物。 10.人間の白血球エラスターゼの加水分解活性を阻害する性質を有する請求項1 〜9のいずれか一項に記載の組成物。 11.インビトロでプロタミンを用いてヘパリンを中和する操作を含むことを特徴 とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の組成物の調製方法。 12.ヘパリン溶液とプロタミン塩溶液とを混合し、混合物を遠心分離して上澄み を回収する操作を含む請求項11に記載の方法。 13.プロタミン塩が硫酸プロタミンである請求項11または12に記載の方法。 14.ヘパリンとプロタミンを1対1の割合で使用する請求項11〜13のいずれか一 項に記載の方法。 15.ヘパリンとプロタミンを1対2の割合で使用する請求項11〜13のいずれか一 項に記載の方法。 16.未分画ヘパリンを中和する請求項11〜15のいずれか一項に記載の方法。 17.低分子量ヘパリンを中和する請求項11〜16のいずれか一項に記載の方法。 18.請求項1〜10のいずれか一項に記載のヘパリン組成物の抗血栓活性を有しか つ出血作用をほとんど示さない医薬製造への利用。 19.請求項1〜10のいずれか一項に記載の組成物の有効量を薬学上許容されるベ ヒクルと合わせて含む医薬組成物。 20.注射溶液の形である請求項19に記載の医薬組成物。 21.活性成分として請求項1〜10のいずれか一項に記載の組成物の有効量を薬学 上使用可能なベヒクルと合わせて含むことを特徴とする人間の白血球エラスター ゼの加水分解活性を阻害する医薬組成物。 22.気管支肺を介した投与に好適な形態を有する請求項21に記載の医薬組成物。 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年11月29日 【補正内容】 1.ヘパリンをインビトロでプロタミンを用いて中和することによって得られる 、抗血栓活性を有し且つ出血作用をほとんど示さないヘパリン画分で構成される ことを特徴とするヘパリン組成物。 2.未分画のヘパリンをインビトロでプロタミンを用いて中和することによって 得られるヘパリン画分で構成される請求項1に記載の組成物。 3.低分子量ヘパリンをインビトロでプロタミンを用いて中和することによって 得られるヘパリン画分で構成される請求項1に記載の組成物。 4.少なくとも25%が分子量2.5 kDa 以下を示す画分より成る請求項1〜3のい ずれか一項に記載の組成物。 5.少なくとも40%が分子量20kDa 以上を示す画分より成る請求項4に記載の組 成物。 6.分子量2.5 kDa 以下の画分より成る請求項1〜4のいずれか一項に記載の組 成物。 7.下記表1に示す分子量分布(%で表す)を有する請求項5に記載の組成物: 8.下記表2に示す分子量分布(%で表す)を有する請求項7に記載の組成物: 9.プロタミンをほとんど含まない請求項1〜8のいずれか一 項に記載の組成物。 10.人間の白血球エラスターゼの加水分解活性を阻害する性質を有する請求項1 〜9のいずれか一項に記載の組成物。 11.インビトロでプロタミンを用いてヘパリンを中和する操作を含むことを特徴 とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の組成物の調製方法。 12.ヘパリン溶液とプロタミン塩溶液とを混合し、混合物を遠心分離して上澄み を回収する操作を含む請求項11に記載の方法。 13.プロタミン塩が硫酸プロタミンである請求項11または12に記載の方法。 14.ヘパリンとプロタミンを1対1の割合で使用する請求項11〜13のいずれか一 項に記載の方法。 15.ヘパリンとプロタミンを1対2の割合で使用する請求項11〜13のいずれか一 項に記載の方法。 16.未分画ヘパリンを中和する請求項11〜15のいずれか一項に記載の方法。 17.低分子量ヘパリンを中和する請求項11〜16のいずれか一項に記載の方法。 18.請求項1〜10のいずれか一項に記載のヘパリン組成物の抗血栓活性を有しか つ出血作用をほとんど示さない医薬製造への利用。 19.請求項1〜10のいずれか一項に記載の組成物の有効量を薬学上許容されるベ ヒクルと合わせて含む医薬組成物。 20.注射溶液の形である請求項19に記載の医薬組成物。 21.活性成分として請求項1〜10のいずれか一項に記載の組成物の有効量を薬学 上使用可能なベヒクルと合わせて含むことを特徴とする人間の白血球エラスター ゼの加水分解活性を阻害する医薬組成物。 22.気管支肺を介した投与に好適な形態を有する請求項21に記載の医薬組成物。
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  1. 【特許請求の範囲】 1.ヘパリンをインビトロでプロタミンを用いて中和することによって得られる ヘパリン画分で構成されることを特徴とする抗血栓活性を有し、しかも出血作用 をほとんど示さないヘパリン組成物。 2.未分画のヘパリンをインビトロでプロタミンを用いて中和することによって 得られるヘパリン画分で構成される請求項1に記載の組成物。 3.低分子量ヘパリンをインビトロでプロタミンを用いて中和することによって 得られるヘパリン画分で構成される請求項1に記載の組成物。 4.少なくとも25%が分子量2.5 kDa 以下を示す画分より成る請求項1〜3のい ずれか一項に記載の組成物。 5.少なくとも40%が分子量20KDa 以上を示す画分より成る請求項4に記載の組 成物。 6.分子量2.5 kDa 以下の画分より成る請求項1〜4のいずれか一項に記載の組 成物。 7.表1に示す分子量分布を有する請求項5に記載の組成物。 8.表2に示す分子量分布を有する請求項7に記載の組成物。 9.プロタミンをほとんど含まない請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物 。 10.人間の白血球エラスターゼの加水分解活性を阻害する性質を有する請求項1 〜9のいずれか一項に記載の組成物。 11.インビトロでプロタミンを用いてヘパリンを中和する操作を含むことを特徴 とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の組成物の調製方法。 12.ヘパリン溶液とプロタミン塩溶液とを混合し、混合物を遠心分離して上澄み を回収する操作を含む請求項11に記載の方法。 13.プロタミン塩が硫酸プロタミンである請求項11または12に記載の方法。 14.ヘパリンとプロタミンを1対1の割合で使用する請求項11〜13のいずれか一 項に記載の方法。 15.ヘパリンとプロタミンを1対2の割合で使用する請求項11〜13のいずれか一 項に記載の方法。 16.未分画ヘパリンを中和する請求項11〜15のいずれか一項に記載の方法。 17.低分子量ヘパリンを中和する請求項11〜16のいずれか一項に記載の方法。 18.請求項1〜10のいずれか一項に記載のヘパリン組成物の抗血栓活性を有しか つ出血作用をほとんど示さない医薬製造への利用。 19.請求項1〜10のいずれか一項に記載の組成物の有効量を薬学上許容されるベ ヒクルと合わせて含む医薬組成物。 20.注射溶液の形である請求項19に記載の医薬組成物。 21.活性成分として請求項1〜10のいずれか一項に記載の組成物の有効量を薬学 上使用可能なベヒクルと合わせて含むことを特徴とする人間の白血球エラスター ゼの加水分解活性を阻害する医薬組成物。 22.気管支肺を介した投与に好適な形態を有する請求項21に記載の医薬組成物。
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