JPH09510505A - ハンダの回収 - Google Patents

ハンダの回収

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JPH09510505A
JPH09510505A JP52447695A JP52447695A JPH09510505A JP H09510505 A JPH09510505 A JP H09510505A JP 52447695 A JP52447695 A JP 52447695A JP 52447695 A JP52447695 A JP 52447695A JP H09510505 A JPH09510505 A JP H09510505A
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ジョンソン,スティーヴン,アンソニー
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ジ アップル ハウス (エレクトロニクス)エルティーディー.
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Abstract

(57)【要約】 浮きかすからハンダを回収するための装置及び方法である。浮きかすは加熱されたチャンバ(1)に注がれる。優良なハンダを浮きかすから収集トレイ(17)へ押し出すため、加熱された浮きかすはついでピストン(21)にて圧縮される。

Description

【発明の詳細な説明】 ハンダの回収 この発明は、浮きかす(dross)からハンダを回収する方法及び装置に関する 。 産業的な規模でハンダ付けを行なう間、ハンダ槽は加熱状態に維持され、その ハンダ槽の上端から浮きかすを頻繁に掻き落とす必要がある。浮きかすは、初期 的には錫や鉛の酸化物から形成されている。しかしながら、ハンダの70%以上 が浮きかすと共に失われ得る。浮きかすからは優良なハンダが回収でき、それは 慣習的に浮きかすを単純に加熱して行われている。しかしながら、それは比較的 効率が悪い方法であり、経済性に乏しい。 本発明の第1の観点によれば、浮きかすからハンダを回収する方法は、ハンダ の浮きかすを加熱する工程と、圧縮する工程とを含んでいる。 浮きかすは、パンの皮に似た錫や鉛の酸化物の外被によって囲まれた優良なハ ンダのポケットからなるものと解釈されている。本発明では、浮きかすが加熱圧 縮されるとき、酸化物の外被が破裂して液状のハンダが漏れ出ることができる。 付け加えると、ハンダ槽から取り除かれた浮きかす内のすべての自由なハンダも 回収されるであろう。浮きかす内の少なくとも60%、おそらくは75%を越え るハンダが回収されるであろう。 浮きかすを最初に加熱し、続いて圧縮してもよい。 浮きかすは、好ましくは少なくともほぼ225°Cに加熱する。浮きかすをほ ぼ350°Cの温度に加熱してもよい。より高い温度を用いてもよい。 浮きかすは少なくともほぼ0.5kg/cm2に加圧する。圧力はほぼ5kg/cm2と してもよい。およそ1kg/cm2〜7.5kg/cm2の 間の他の圧力を使用してもよい。 本発明の第2の観点によれば、浮きかすからハンダを回収する装置は、 浮きかすを受けるチャンバと、 そのチャンバ内の浮きかすを加熱するヒータと、 チャンバ内の浮きかすを圧縮する圧縮手段と、 回収されたハンダが通過可能なチャンバからの出口とを含んでいる。 圧縮手段には、チャンバ内の浮きかすを押さえつけるためにチャンバ内の移動 可能なピストンを含めてもよい。 上記出口には排出トレイを配置してもよい。 排出トレイには複数の開口を設置してもよく、また、回収されたハンダが上記 出口及び排出トレイの開口を通過して回収地点に達することができるように排出 トレイを上記出口の直下に設けてもよい。排出トレイを横向きに往復移動させる 手段を設けられてもよい。 ヒータは、チャンバを取り囲む電気ヒータにて構成してもよい。 チャンバ内の温度を監視する手段を設けてもよい。 添付図面を参照して本発明の一例を説明する。 図1は、本発明を実施するための本発明に係る装置の第1の例の斜視図、図2 a−fは、本発明の方法に含まれる工程を示す概略線図、図3は、本発明を実施 するための本発明に係る装置の第2の例の部分断面立面図である。 図1及び図2に示された装置の第1の例は中空円筒状のチャンバ1を有してい る。チャンバ1は垂直に配置され、上端2及び下端3において開口している。チ ャンバ1の側壁5には入口4が設けられている。浮きかすをチャンバ1内へ送る ことができるように、その入口4の位置にてシュート又はホッパ6がチャンバ1 の側壁5に固 定されている。電気的なヒータ要素(不図示)をホッパ6の基部に設けてもよい 。複数の電気的なヒータ要素8がチャンバ1を取り囲んでいる。 チャンバ1は概略方形のフレーム10に取り付けられ固定される。鋳鉄の排出 トレイ、換言すればグリル12が下端支持板9の下方に配置され、そのグリル1 2は、チャンバ1の下方において、フレーム10の相対する側壁15、16に設 けられた溝内を前後に移動可能である。グリル12は、その一端側において開口 13の列を有し、また、その他端側において貫通孔11を有しており、貫通孔1 1は、チャンバ1の横断面の寸法に対応した寸法を有している。グリル12も電 気的な加熱要素(不図示)を備えている。 フレーム10には、また回収トレイ17が往復移動可能に取り付けられている 。トレイ17は、二つの隣り合う区画17a、17bに分割され、それぞれはチ ャンバ1の下端3の開口に対応した寸法及び形状である。トレイ17及びグリル 12の前後のスライド動作は、チェーンドライブによってトレイ17と連結され た電動モータ18によって達成され得る。トレイ17は、ハンドル手段19によ ってグリル12から独立して手動操作可能である。 チャンバ1の内部の横断面に対応した寸法の製錬ピストン21がチャンバ1内 を垂直移動可能に取り付けられている。製錬ピストン21は、ピストンロッド2 2を介してチャンバ1の上方のクロスバー23により支持されている。製錬ピス トン21を昇降させるための圧縮空気の作用を受けて各々のシリンダー24内を 垂直に昇降可能なさらなる複数のピストン(不図示)にクロスバー23が取り付 けられている。製錬ピストン21のロッド22は、チャンバ1の上端2に取り付 けられた上端支持板23を貫き、ピストン21はピストンリング26を有してい る。 図2のa−fを参照すると、作業時には、製錬ピストン21が浮きかすの入口 4よりも上方まで引き上げられる。チャンバ1、ホッパ6及びグリル12は、そ れぞれの電気的ヒータ8、7を利用して加熱される。それから、図2aに示すよ うに、浮きかすが取鍋27からホッパ6及び浮きかす入口4を通過してチャンバ 1の内部に注がれる。グリル12の加熱は、あらゆる自由なハンダがグリル12 上で凝固して開口13を塞ぐことを防止する。チャンバ1内の浮きかすは、チャ ンバの電気ヒータ8を利用して加熱される。望ましくは、浮きかすを少なくとも 225°Cに、最適にはほぼ350°Cに加熱する。浮きかすの温度を温度セン サ(不図示)にて継続的に監視してもよい。 浮きかすが要求温度に一旦接近し又は到達したならば、加熱された浮きかすに 圧力を加えるために、製錬ピストン21が図2−bに示すようにチャンバ1内を 下降せしめられる。製錬ピストン21を下向きに駆動する力は、望ましくは最低 で0.5kg/cm2、最適には5kg/cm2程度の圧力を与えるのに十分でなければな らない。序文で説明したように、高圧の適用により、浮きかすに含まれた酸化物 の外被が破裂して、浮きかすに含まれたハンダ及びプロセスによって取り除かれ た他のハンダ(チャンバ1内の高温下で溶融したもの)が漏れ出ることが可能に なると考えられている。酸化物の外被は液状のハンダよりも密度が小さく、従っ て、液状のハンダがチャンバ1内を下向きに移動してグリル12の開口13から 排出されるようになる。また、酸化物は、個体ではあるものの多孔質の“ケーキ ”を形成するようになり、従って、ハンダはそのケーキに濾されてグリル12に しみ出ることができる。グリル12は、酸化物がチャンバ1の下端3を通過する ことを阻止するのに役立つ。かくして、図2cに示すように、回収された液状の ハンダがトレイ17の第1 の区画17aに移動する。 5分ほどの所定時間が経過した後、言い換えると、おそらくは製錬ピストン2 1の下方への所定量の移動後には、優良なハンダの極めて大部分、つまり実質的 には全てがチャンバ1内の浮きかすから回収されているものと仮定できる。従っ て、その時点で製錬ピストン21は上向きに駆動される。図2dに示すように、 第2の区画17bをチャンバ1の下端開口3の下方に位置させるために、トレイ 17及びグリル12を前進させることができる。残った酸化物をチャンバ1の下 端開口3から押し出すために、製錬ピストン21は次いでチャンバ1内を再び下 向きに駆動される。今度は、第2の区画17bがチャンバ1内に残っている酸化 物を収容することができる。10〜30秒ほどの所定時間が経過した後、換言す れば、製錬ピストン21のさらなる所定の移動の後には酸化物がチャンバ1から 取り除かれ、それゆえに製錬ピストン21は図2eに示すように上方一杯まで再 び引き上げられる。第1の区画17a内の優良なハンダを回収でき、かつ第2の 区画17bの酸化物を取り除くことができるように、トレイ17は図2fに示す ように全て取り出される。それから、トレイ17は第1の区画17aをチャンバ 1の下方にして設置され、その後にプロセスが再開される。 時には、特に開口13が詰ったときにはグリル12を清掃する必要がある。こ の目的のため、グリル12はチャンバ1の下方から引き出すことができる。 おそらくはプロセッサ又はシーケンス論理制御の下で、すべての手順を自動化 できる。オペレータは、それゆえ単純にホッパ6を介してチャンバ1内に浮きか すを注入し、かつ、ホッパの蓋上のマイクロスイッチ28の操作によって回収シ ーケンスを開始するだけであろう。チャンバ1がほぼ350°Cの温度に一旦達 したならば、 浮きかすを所定時間又は製錬ピストン21の所定の行程だけ浮きかすを圧縮すべ く製錬ピストン21が自動的に下降するように、チャンバ1内の浮きかすの温度 の制御は自動化できる。そのような時間又は行程の後は、トレイ17の酸化物区 画17bをチャンバ1の下に位置させるために、プロセッサ又はシーケンス論理 制御の下でトレイ17及びグリル12を自動的に移動させてもよく、次いで、ピ ストンのさらなる所定量の行程の後には製錬ピストン21を再び上向きに移動さ せることもできる。その後、優良のハンダを取り除くとともにハンダ区画17a 及び酸化物区画17bを空にするためにトレイ17が取り外される。 装置の第2の例が図3に示されており、その図中では、第1の例の部分に対応 した部分について同一の参照符号が保たれている。この第2の例において、シリ ンダチャンバ1は、その縦軸が水平位置に対して約15°の角度をなすように向 けられている。 この例では、チャンバ1の下端2は開口し、しかも加熱されたヒンジ付けの密 閉板30よって閉塞可能である。ヒンジ付けされた板30は、チャンバ1と板3 0とのそれぞれの側に取り付けられたピストン31によって、チャンバ1の端3 を閉じるように引き上げることができる。上述した第1の例のグリル板12のよ うなグリル板は存在しない。その代わり、チャンバ1の最下部の側壁には穿孔さ れた開口32が設けられている。仮にチャンバ1の端を越えてハンダ区画17a が拡大してもチャンバ1の端を通じて収集トレイ17のハンダ区画17a内にハ ンダが収集されるように、ヒンジ付けされた板30の最下縁にも穿孔された開口 を設けてもよい。 使用時には、ヒンジ付けされた密閉板30がそのピストン31によってチャン バ1を塞ぐように閉じられる。チャンバ1は適温の350°Cに加熱される。浮 きかすは入口4を通じて加熱されたチャ ンバ1内に詰め込まれる。その後、製錬ピストン21が駆動ピストン33によっ てチャンバの下方に押し動かされ、優良のハンダがチャンバ1の最下部の側壁の 開口32を通してトレイ17のハンダ区画17aに押しやられる。優良なハンダ のすべてを排出させるため、この状態で装置を5分間ほど保持してもよい。 製錬ピストン21は次いで僅かに引っ込められ、ピストン31によって密閉板 30が開かれる。残った酸化物をチャンバ1の開口端の下方に配置された酸化物 区画17bに押し出すため、製錬ピストン21は、次いでチャンバ1の下方に再 び押し動かされる。トレイ17は、ハンダを回収するためにハンドル19を利用 して手動で取り外すことができる。 プロセスは、プロセッサ又はシーケンス論理制御の下で自動化できる。 上述した各例において、チャンバ1及び他の要素をハウジング40内に含める ことができる。図1に例示したように、ハウジング40の上端には、通風孔41 、又は煙突状のもの(不図示)と換気扇(不図示)とを設けてもよい。装置の作 動中に生成されるガスの排出に先立って微粒子その他を取り除くため、通風孔の 下にフィルタを設けてもよい。通風孔41又は煙突状のものは、装置近傍の環境 から外部へ排除するための工場のエアーダクトシステムに接続してもよい。図1 においては、装置の電気部品を冷却するための空気の引き込みを可能とするため の、側方通風孔42及び連係ファン43も示されている。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年3月26日 【補正内容】 ハンダの回収 この発明は、浮きかす(dross)からハンダを回収する方法及び装置に関する 。 産業的な規模でハンダ付けを行なう間、ハンダ槽は加熱状態に維持され、その ハンダ槽の上端から浮きかすを頻繁に掻き落とす必要がある。浮きかすは、初期 的には錫や鉛の酸化物から形成されている。しかしながら、ハンダの70%以上 が浮きかすと共に失われ得る。浮きかすからは優良なハンダが回収でき、それは 慣習的に浮きかすを単純に加熱して行われている。しかしながら、それは比較的 効率が悪い方法であり、経済性に乏しい。 米国特許第4334664号には、胴内で錫の浮きかすを加熱する錫の回収方 法が開示されている。 米国特許第4565572号には、アルミニウムを癒合させるために、アルミ ニウムの浮きかすを半楔形状の容器に注ぎ込んで対応する半楔形状のラムにて圧 縮するアルミニウムの回収方法が開示されている。 本発明の第1の観点によれば、ハンダの浮きかすからハンダを回収する方法は 、ハンダの浮きかすを少なくともほぼ225°Cに加熱する工程と、そのハンダ の浮きかすを圧縮する工程とを含んでいる。 浮きかすは、パンの皮に似た錫や鉛の酸化物の外被によって囲まれた優良なハ ンダのポケットからなるものと解釈されている。本発明では、浮きかすが加熱圧 縮されるとき、酸化物の外被が破裂して液状のハンダが漏れ出ることができる。 付け加えると、ハンダ槽から取り除かれた浮きかす内のすべての自由なハンダも 回収されるであろう。浮きかす内の少なくとも60%、おそらくは75%を越え るハンダが回収されるであろう。 浮きかすを最初に加熱し、続いて圧縮してもよい。 浮きかすをほぼ350°Cの温度に加熱してもよい。より高い温度を用いても よい。 浮きかすは少なくともほぼ0.5kg/cm2に加圧する。圧力はほぼ5kg/cm2と してもよい。 およそ1kg/cm2〜7.5kg/cm2の間の他の圧力を使用してもよい。 本発明の第2の観点によれば、浮きかすからハンダを回収する装置は、浮きか すを受ける円筒チャンバと、そのチャンバ内の浮きかすを加熱するヒータと、チ ャンバ内の浮きかすを押さえつけて圧縮するためにチャンバ内において移動可能 なピストンと、回収されたハンダが通過可能なチャンバからの出口とを含んでい る。 上記出口には排出トレイを配置してもよい。 排出トレイには複数の開口を設置してもよく、また、回収されたハンダが上記 出口及び排出トレイの開口を通過して回収地点に達することができるように排出 トレイを上記出口の直下に設けてもよい。排出トレイを横向きに往復移動させる 手段を設けられてもよい。 ヒータは、チャンバを取り囲む電気ヒータにて構成してもよい。 チャンバ内の温度を監視する手段を設けてもよい。 添付図面を参照して本発明の一例を説明する。 図1は、本発明を実施するための本発明に係る装置の第1の例の斜視図、図2 a−fは、本発明の方法に含まれる工程を示す概略線図、図3は、本発明を実施 するための本発明に係る装置の第2の例の部分断面立面図である。 図1及び図2に示された装置の第1の例は中空円筒状のチャンバ1を有してい る。チャンバ1は垂直に配置され、上端2及び下端3において開口している。チ ャンバ1の側壁5には入口4が設けられている。浮きかすをチャンバ1内へ送る ことができるように、その入口4の位置にてシュート又はホッパ6がチャンバ1 の側壁5に固定されている。 電気的なヒータ要素(不図示)をホッパ6の基部に設けてもよい。複数の電気的 なヒータ要素8がチャンバ1を取り囲んでいる。 チャンバ1は概略方形のフレーム10に固定される。鋳鉄の排出トレイ、換言 すればグリル12が下端支持板9の下方に配置され、そのグリル12は、チャン バ1の下方において、フレーム10の相対する側壁15、16に設けられた溝内 を前後に移動可能である。グリル12は、その一端側において開口13の列を有 し、また、その他端側において貫通孔11を有しており、貫通孔11は、チャン バ1の横断面の寸法に対応した寸法を有している。グリル12も電気的な加熱要 素(不図示)を備えている。 フレーム10には、また回収トレイ17が往復移動可能に取り付けられている 。トレイ17は、二つの隣り合う区画17a、17bに分割され、それぞれはチ ャンバ1の下端3の開口に対応した寸法及び形状である。トレイ17及びグリル 12の前後のスライド動作は、チェーンドライブによってトレイ17と連結され た電動モータ18によって達成され得る。トレイ17は、ハンドル手段19によ ってグリル12から独立して手動操作可能である。 チャンバ1の内部の横断面に対応した寸法の製錬ピストン21がチャンバ1内 を垂直移動可能に取り付けられている。製錬ピストン21は、ピストンロッド2 2を介してチャンバ1の上方のクロスバー23により支持されている。製錬ピス トン21を昇降させるための圧縮空気の作用を受けて各々のシリンダー4内を垂 直に昇降可能なさらなる複数のピストン(不図示)にクロスバー23が取り付け られている。製錬ピストン21のロッド22は、チャンバ1の上端2に取り付け られた上端支持板23を貫き、ピストン21はピストンリング26を有している 。 図2のa−fを参照すると、作業時には、製錬ピストン21が浮 きかすの入口4よりも上方まで引き上げられる。チャンバ1、ホッパ6及びグリ ル12は、それぞれの電気的ヒータ8、7を利用して加熱される。 請求の範囲 1. ハンダの浮きかすからハンダを回収する方法であって、その方法は、前記 ハンダの浮きかすを少なくともほぼ225°Cに加熱する工程と、前記ハンダの 浮きかすを圧縮する工程とを含んでいる。 2. 請求項1の方法において、前記浮きかすがまず加熱され、続いて圧縮され る。 3. 請求項1又は2の方法において、前記浮きかすはほぼ350°Cに加熱さ れる。 4. 請求項1〜3のいずれかの方法において、前記浮きかすは少なくとも0. 5kg/cm2の圧力にて圧縮される。 5. 請求項4の方法において、前記圧力はほぼ5kg/cm2である。 6. 浮きかすからハンダを回収する装置であって、その装置は、 前記浮きかすを受けるための円筒状のチャンバ(1)と、 前記チャンバ(1)内の前記浮きかすを加熱するためのヒータと、 前記チャンバ内の浮きかすを押さえ付けてその浮きかすを圧縮するために前記 チャンバ(1)内を移動可能なピストン(21)と、 回収されたハンダが通過可能な前記チャンバ(1)からの出口と、 を含んでいる。 7. 請求項6の装置において、前記出口に配置される排出トレイ2(12)を 含んでいる。 8. 請求項7の装置において、排出トレイ(12)は、複数の開口(13)を 備え、かつ、回収されたハンダが前記出口、前記排出トレイの開口を通過して回 収地点に至ることができるように前記出口の下方に配置されている。 9. 請求項7又は8の装置において、前記排出トレイ(12)を横向きに往復 移動させる手段を含んでいる。 10. 請求項6の装置において、前記チャンバ(1)は側壁に排出開口(32 )を有し、そのチャンバは前記排出開口(32)を底にする向きで置かれている 。 11. 請求項10の装置において、前記チャンバの端が板(30)によって密 閉可能である。 12. 請求項11の装置において、前記板(30)が加熱される。 13. 請求項6〜12のいずれかの装置において、前記ヒータ前記チャンバを 囲む電気的ヒータ(8)である。 14. 請求項6〜13のいずれかの装置において、前記チャンバ内の温度を監 視する手段を含んでいる。 15. 請求項6〜14のいずれかの装置において、回収されたハンダを収集す るための収集トレイ(17)をさらに備えている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,M W,MX,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TT, UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ハンダの浮きかすからハンダを回収する方法であって、その方法は、前記 ハンダの浮きかすを加熱する工程と、圧縮する工程と を含んでいる。 2. 請求項1の方法において、前記浮きかすがまず加熱され、続いて圧縮され る。 3. 請求項1又は請求項2の方法において、前記浮きかすは少なくともほぼ2 25°Cに加熱される。 4. 請求項3の方法において、前記浮きかすはほぼ350°Cに加熱される。 5. 請求項1〜4のいずれかの方法において、前記浮きかすは少なくとも0. 5kg/cm2の圧力にて圧縮される。 6. 請求項5の方法において、前記圧力はほぼ5kg/cm2である。 7. 浮きかすからハンダを回収する装置であって、その装置は、 前記浮きかすを受けるためのチャンバ(1)と、 前記チャンバ(1)内の前記浮きかすを加熱するためのヒータと、 前記浮きかすを圧縮する圧縮手段と、 回収されたハンダが通過可能な前記チャンバ(1)からの出口と、 を含んでいる。 8. 請求項7の装置において、前記圧縮手段は、前記チャンバ内の浮きかすを 押さえ付けてその浮きかすを圧縮するために前記チャンバ(1)内を移動可能な ピストン(21)を含んでいる。 9. 請求項7又は請求項8の装置において、前記出口に配置される排出トレイ 2(12)を含んでいる。 10. 請求項9の装置において、排出トレイ(12)は、複数の開口(13) を備え、かつ、回収されたハンダが前記出口、前記排出トレイの開口を通過して 回収地点に至ることができるように前記出口の下方に配置されている。 11. 請求項9又は請求項10の装置において、前記排出トレイ(12)を横 向きに往復移動させる手段を含んでいる。 12. 請求項7又は請求項8の装置において、前記チャンバ(1)は側壁に排 出開口(32)を有し、そのチャンバは前記排出開口(32)を底にする向きで 置かれている。 13. 請求項12の装置において、前記チャンバの端が板(30)によって密 閉可能である。 14. 請求項13の装置において、前記板(30)が加熱される。 15. 請求項7〜14のいずれかの装置において、前記ヒータは前記チャンバ を囲む電気的ヒータ(8)である。 16. 請求項7〜15のいずれかの装置において、前記チャンバ内の温度を監 視する手段を含んでいる。 17. 請求項7〜16のいずれかの装置において、回収されたハンダを収集す るための収集トレイ(17)をさらに備えている。
JP52447695A 1994-03-18 1995-03-17 ハンダの回収 Ceased JPH09510505A (ja)

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