JPH09510422A - 隔膜穿孔式閉塞および吐出アセンブリ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 内側ねじ手段（４３）を有するカップ状形状の蓋（３２）と、隔膜（２４）を取り囲み容器（１０）上に取り付けられた、全般的に管状の吐出部材（３４）と、円形に配列された一連の懸垂歯（３９）を有し、吐出部材（３４）の内側に配設された穿孔用取付物（３６）と、ある方向への蓋（３２）の回転運動が穿孔用取付物（３６）を下方に変位させて隔膜（２４）を穿孔するよう、吐出部材（３４）、穿孔用取付物（３６）および蓋（３２）の間で協働する相互係合手段と、を具備する、容器（１０）の吐出開口部（２２）を覆う隔膜（２４）を穿孔するための閉塞アセンブリ（３０）。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称：隔膜穿孔式閉塞および吐出アセンブリ 発明の開示 本発明は、膜による無菌容器の密封に吐出開口部を提供するように作動可能で 、吐出口内に封入される、新規な取付物を提供するものである。より具体的には 、このアセンブリは、容器の吐出端の膜型密封を覆う吐出部材取り付け部の外側 らせんねじとかみ合う、らせんねじを備えた閉塞蓋を具備している。内側末端に 複数の穿孔用の歯を備えた穿孔用取付物は、前記閉塞蓋を容器から取り外す方向 に動かしたときと前記膜を穿孔するべく選択的に作動可能なよう、前記吐出部材 内側にねじ係合している。この目的のため、前記の蓋は、蓋の最上部内側から懸 垂し、かつ穿孔用取付物の円周上に間隔をおいて設けられ軸方向に延びる溝と係 合する一連の駆動支柱を包含している。この穿孔用取付物は通常、前記吐出部材 内に配設され、その内側端部から延びる歯が容器の膜の上方に置かれるようにな っている。したがって、閉塞蓋を吐出口から取り外す方向に回転させると、これ らの支柱は穿孔用取付物のスプラインと係合し、それによって穿孔用取付物を反 対方向に回転させ、この穿孔用取付物が前記膜に対して下向きに移動するように なっている。この膜は、一回の作動で、図１３に示されるように接続ヒンジ以外 では切断されることが確認されている。 図面の簡単な説明 本発明のこれらおよび他の目的と、その作用および構造のさまざまな特色およ び詳細は、以下において付属図面を参照しつつ、より十分に述べられる：付属図 面において、 図１は、ミルクなどの液体製品を収容するための代表的な無菌紙容器および本 発明による新規の、膜穿孔を行なう閉塞および吐出アセンブリの正面立面図であ る； 図２は、図１に示す無菌紙容器および閉塞アセンブリの平面図である； 図３は、図１に示す無菌紙容器および閉塞アセンブリの右側立面図である； 図４は、無菌紙容器の最上部に固定して取り付けられ、前記容器の膜で密封さ れた口を覆っている、前記膜穿孔閉塞および吐出アセンブリを示す、図１の線４ ─４における拡大断面図である； 図５は、前記閉塞アセンブリのさらなる細部を示す、図４の線５─５に関する 断面平面図である； 図６は、前記アセンブリの閉塞部材の、図４および５よりもわずかに縮小され た縮尺による断面立面図である； 図７は、図６の線７─７に沿って見たその閉塞部材の底面平面図である； 図８は、前記アセンブリの吐出部材の、図６と同じ縮 尺による断面立面図である； 図９は、図８の線９─９に沿って見た前記吐出部材の底面平面図である； 図１０は、図６から９と同じ縮尺による、穿孔用付属部材の断面立面図である ； 図１１は、図１０の線１１─１１に沿って見た前記穿孔用付属部材の底面平面 図である； 図１２は、より短い穿孔および切開用の歯と、前記歯の列において４つの均等 に離間させられた切れ目を有する、別形の穿孔付属部材の360度展開図である； 図１３は、図４と同様であるが、前記閉塞部材を吐出フランジに対して上方へ 移動させるために反時計回り方向に約450度回転させた前記閉塞部材を示す拡大 断面立面図である； 図１４は、前記穿孔用付属部材の内側周縁部上のスプラインをつけられた爪と 駆動接触する、前記閉塞部材に一体的に取り付けられた４本の作動支柱を示す、 図１３の線１４─１４についての部分断面平面図である； 図１５ないし図１８は、本発明の変形された実施例を示す図である；また、 図１９から２２までは、本発明のさらに別の変形された実施例を示すものであ る。 発明を実施するための最良の形態 以下、前記図面、特に図１から３を参照しつつ、本発明による穿孔式閉塞およ び吐出アセンブリが特に適する種類の代表的な容器を示す。この容器は、数字１ ０によって全体的に示され、矩形の前部板１２および後部板１４と、垂直な曲げ 線１９に沿って結合された前記前部板および後部板にわたる側方板１６および１ ８と、を備えた全般的に箱状の形状を有している。その側部および底部は重なり 合う密封された継ぎ目を有し、図示された容器は全般的に箱状の形を有し、冷蔵 を必要としないので、貯蔵期間を相当長くすることのできる、ミルクなど液体製 品のための無菌容器を提供するようなように構成されている。この容器は、広く 知られた構造を有しており、また主として厚紙製であって、この厚紙はホイル（ 箔）からなる内側ライナと、厚紙が湿気を通さないようにする外側コーティング とを備えている。 上部板２１は、以下に記述される態様に隔膜２４としてのホイルを露出させ切 り欠き２２を有している。図４および５に最も良く示されているように、本発明 による穿孔式閉塞および吐出アセンブリは、図示されるようなように隔膜２４の 上に覆うように取り付けられており、にかわなどの接着剤によって接着すること ができる。 前記図面、特に図６から１２までを参照すると、本発明による穿孔式閉塞およ び吐出アセンブリが全般的に数 字３０によって示されている。このアセンブリの基本的構成要素は、図４に示す ように相互に係合し入れ子状に重なっており、かつこの容器の内容物を吐出させ たいときに隔膜２４に吐出開口部Ｏをつくり出すために、入れ子位置（図４）と 図１３に示される作動位置との間で相互に対して作動可能な、閉塞蓋３２と、吐 出部材３４と、穿孔用取付物３６とを包含している。 閉塞蓋３２は、図示のように、円盤状最上部４０と、所定のピッチＰと所定の 高さＨとを有する内側のらせんねじ形状４３を備えた懸垂する側壁またはスカー ト４２と、を包含している。この例においては、ねじ４３は所定の深さＨまでだ け延びており、前記閉塞蓋を吐出部材３４に対して約１と４分の１（１＋１／４ ）回転させれば完全に取り外し可能なようになっている。閉塞蓋３２は、複数の 、円周上に間隔を置いて設けられた破砕可能なブリッジ４６によって側壁４２の 最下部末端に結合され、不正操作証拠用の帯またはリング４４を包含している。 不正操作証拠用の帯４４は、このアセンブリが図４に示す入れ子位置にあるとき 閉塞蓋３２を取り外す方向に閉塞蓋３２が回転することを防止する一連の、円周 上に間隔を置いて設けられ半径方向内向きに突出している回転防止突起４８を備 えている。そのため、閉塞蓋３２を取り外そうと試みれば、ブリッジ４６が破壊 され、この蓋が過去に取り外されたことを視覚的に表示すること になる。より具体的には、不正操作証拠用の帯４４は、側壁４２の直径Ｄ₂より も大きな直径Ｄ₁を有しており、前記ブリッジが破砕されると壁部スカート４２ から離れて軸方向に変位させられ、破砕されたブリッジ４６を示すとともに、隙 間をつくり出し、ユーザに対してこの閉塞蓋が過去に開けられたことを示すよう になっている。これは、貯蔵期間が限られているか、またはミルクなどのように 周囲の環境にさらすと汚染されるようなある種の製品にとっては重要なことであ る。 閉塞蓋３２はまた、最上部４０から懸垂して１列に、円周上に間隔を置いて設 けられた駆動支柱５０を包含している。図７および１４を参照のこと。各駆動支 柱５０は、前端および後端部のショルダ５４および５６を備える外側表面５２を 有している。穿孔用取付物３６が図４に示される入れ子位置から図１３に示され る伸長した完全作動位置まで作動する間に、隔駆動支柱５０の前端および後端５ ４、５６は穿孔用取付物３６を変位させ、膜２４を穿孔させて吐出開口部を形成 する。駆動支柱５０はまた、閉塞蓋３２を吐出部材３４に再び装着するとき、穿 孔用取付物３６と協働して穿孔用取付物３６を吐出部材３４内に引き込む。矢印 形の表示５８が、閉塞蓋３２を取り外す回転方向を示すために閉塞蓋３２の上部 表面に形成されている。 吐出部材３４は、所定のピッチＰ₁と所定の高さＨ₁とを有する内側のらせんね じ６４を備えた内側孔６２を有する縦長の管状または円筒状の本体６０を包含し ている。この吐出部材はまた、所定のピッチＰ₂と所定の高さＨ₂とを有する、本 体部分６０の外側周縁面上に形成されたらせんねじ６６を備えている。この吐出 部材の本体部分は、一連の、円周上に間隔を置いて設けられ半径方向外方を向い た突起７２を有する拡張したショルダ部７０の内側末端まで続いている。突起７ ２は、前記不正操作証拠用の帯の回転防止突起４８と協働する。突起７２は、前 記閉塞蓋の装着中は前記不正操作証拠用のリングの突起が前記吐出部材のショル ダ上の突起を乗り越えることができ、以下においてより詳細に記述されるように 前記ブリッジの破砕を起こすような反対方向への回転は阻止するように角度がつ けられている。 前記吐出部材は、以下においてより具体的に記述されるように、前記吐出部材 を前記容器に装着する接着剤を保持するための窪んだ下部表面または空洞７６を 有する、円周上に延びたフランジ７４をその下端に備えている。 穿孔用取付物３６は、歯３９の基部Ｂを通る平面Ａ─Ａ内の穿孔用取付物３６ の下端において半径方向外向きに突出するリミットストップＬ₁を形成するタブ または突起３７を備えている。リミットストップＬ₁は、吐出部材 ３４の内側らせんねじ６４の底部と係合するように位置している。リミットスト ップＬ₁と前記らせんねじのショルダＴとは以下のように協働する。蓋吐出部材 ３４と穿孔用取付物３６とを包含する部品は、前記膜または前記膜を取り囲む容 器壁に装着される前に、最初に穿孔用取付物３６をリミットストップＬ₁がらせ んねじ６４のショルダＴと接触するまで吐出部材３４の下端内に時計回り方向に ねじ込むことにより、あらかじめ組み立てられる。穿孔用取付物３６と吐出部材 ３４とはこのとき、図４に示される相対的位置にある。閉塞蓋３２はこのとき、 支柱５０の間の空間が穿孔用取付物３６の表面が湾曲したスプライン３８と全般 的に並ぶように開放端上に位置している。この位置において、閉塞蓋３２は、図 ５に示されるように時計回り方向に回転させられて、図４に示されるように吐出 部材３４に対して完全に組み合わせられる。こうして蓋３２が回転する間、支柱 ５０の端部５４が前記穿孔用取付物の、表面が湾曲Ｒを有するスプライン３８と 係合し、リミットストップＬのショルダＴとの係合によって前記穿孔用取付物の 回転が抑制されるということに留意すべきであり、また、支柱５０が、前記穿孔 用取付物の表面が湾曲したスプライン３８を通り越すときには内向きに曲がるこ とにより、閉塞蓋３２を吐出部材３４上に完全に取り付けられるようになってい ることにも留意すべきである。閉塞蓋３２はこのとき、図４に示される完全な取 り付け位置までねじ込まれる。この アセンブリは、部品が図４に示される位置にあるとき、前記容器の上部に装着可 能である。この例において、前記吐出部材の下端から延びたフランジは、前記隔 膜を取り囲む前記容器の上部に接着されている。ここで、前記閉塞蓋を取り外す ためにこの蓋を反時計回り方向に回転させると、各支柱５０の反対側のショルダ ５４、湾曲部ＲのショルダＳと係合する位置まで回転し、それによってこの方向 への蓋の回転が継続されるとこの蓋は軸方向上向きに移動させられ、また穿孔用 取付物３６は軸方向下向きに駆動され、この動作の間、前記隔膜は図１３に示さ れるように切断されヒンジＨを形成するが、これはこのヒンジ部分における素材 の集群化によるものである。 ここで、本発明による閉塞部材および取付物の作用について考察する。すべて の部品は当初図４に示される相対的位置にあり、そこでは、吐出部材３４内に入 れ子状に重ねられた穿孔用エレメント３６、および穿孔用の歯３９は容器１０の 吐出開口部２２を覆う隔膜２４の上方に置かれている。閉塞部材５２の蓋部を不 正操作証拠用のリング４４に結合するブリッジ４６は損傷されておらず、前記隔 膜の密封が干渉されていないことを視覚的に示している。ここで装置の作動が望 まれる場合、蓋３２は反時計回り方向に回転させられる。この蓋の反時計回り方 向への当初の回転の間、回転防止突起４８は吐出部材３４の基部の半径方向ショ ルダ７２と係合し、それに よってこの蓋の回転を継続するとブリッジ４６を破砕し、蓋の取り外しを可能と する。蓋または閉塞部材３２が反時計回りに回転し、図１３に示されるように吐 出フランジ７４から上向きに変位させられると、穿孔用取付物３６もまた反時計 回り方向に回転し、支柱５０が、表面が湾曲したスプライン３８のショルダと相 互係合するために、穿孔用取付物３６は蓋３２とは反対方向の軸方向下向きに作 動させられる。この例においては、蓋のねじ４３のピッチと穿孔用取付物のねじ のピッチとは同一なので、蓋が上向きに移動する垂直変位距離Ｄは、穿孔用エレ メントの反対方向への垂直変位Ｄ₁に等しくなる。穿孔用取付物が回転して軸方 向下向きに移動すると、穿孔用の歯の鋭利な先端が膜を穿孔し、円形の経路をた どって膜を切開する。この膜の素材は垂下位置Ｆに集まる傾向があり、これによ ってヒンジ位置において容器に付着している膜を保持するヒンジが形成されるこ とには留意すべきである。この蓋は吐出開口部を通して容器の内容を吐出すると きに完全に取り外すことが可能である。使用後は、この蓋を容器の吐出口に再装 着して約450度時計回りに回転させ、前記閉塞部材および穿孔用取付物を再び図 ４の閉塞位置に置くことができるということには留意すべきである。蓋３２の時 計回りの回転の間の装着では、支柱５０は表面が湾曲したスプライン３８を越え て内向きに曲がり、蓋３２が取り外しのため反時計回り方向に回転させられると 、支柱５０のショルダ５６が、表面が 湾曲したスプライン３８のショルダＳと係合することは留意を要する。 図１２には、本発明による変形例の歯の列が示されている。この例において、 歯の列は複数の歯３９’と、前記歯の列をグループに分ける、円周上に間隔を置 いて設けられた切れ目３５とを包含している。 図１５から１８には、本発明による蓋および穿孔用取付物のある変形が示され ている。閉塞蓋１３２は、円盤状の最上部１４０と、所定のピッチＰと所定の高 さＨとを有する内側のらせんねじ形状１４３を備えた、懸垂し、周縁の円周上に 延びる側壁１４２と、を備えた全般的にカップ状の形態を有している。前述の実 施例と同様、ねじ１４３は所定の深さＨまで延びており、前記閉塞蓋を吐出部材 ３４に対して約１と４分の１（１＋１−４）回転させれば完全に取り外し可能な ようになっている。この閉塞蓋はまた、一連の破砕可能なブリッジ１４６によっ て結合された、不正操作証拠用の帯またはリング１４４を包含している。この例 において、前記蓋は、蓋と破砕可能なブリッジとの連結部を通る平面Ｂ─Ｂの下 部末端のわずかに下方まで延びるように図示されている、最上部壁の界面内側か ら懸垂する全般的に矩形の支柱１５０を包含している。穿孔用取付物は、好まし い実施例に関連して記述したものと同様の形状を有している。した がってこの取付物は、前述の実施例と全般的に同様であり、かつ上述したものと ほとんど同じように吐出部材の内側ねじとかみ合う側壁外周上の外側らせんねじ を有する穿孔用取付物１３６を包含している。一連の、円周上に延びている歯は 、側壁の下部末端から懸垂している。この例において、穿孔用取付物の上端は、 最上部１４０の内側表面から懸垂する突起１５０を受容して上述したものとほと んど同じように本装置を作動させるようになっている２つの正反対に向き合うノ ッチおよび切り欠きを備え半径方向内側を向くフランジを有している。 図１９から２２までに示されている実施例は、図１５から１８に示されたもの と全般的に同様であり、したがって第１の実施例と同様のエレメントは２００に 続く同じ数字が割り当てられている。したがって、蓋２３２、吐出部材２３４お よび穿孔用取付物２３６は前述したものと同じように相互係合し、かつ作用する 。しかし、この例においては、最上部１４０の内側表面からの矩形突起１５０の 代わりに、最上部から懸垂し、所定の間隔Ｄ₄を置いて離間させられている２本 のピン状突起が存在する。これらのピンは、穿孔用取付物の一部と係合して上述 の開閉動作を行なう。このため、穿孔用取付物は、４つの開いた四分円を形成す るＸ字形の最上部を有している。蓋上のピンは、穿孔用取付物の最上部において 、正反対に向き合う四分円開口部と係合するように設計され ている。 ここには本発明の特定の実施例が示され記述されているが、それは本発明の限 定を意図したものではなく、以下の請求の範囲内において変更および修整を行な うことが可能である。

【手続補正書】特許法第１８４条の７第１項 【提出日】１９９５年７月２４日 【補正内容】 １． 容器の吐出開口部を密封して覆う隔膜を穿孔するための閉塞アセンブリで あって： カップ状形状の蓋と； 前記容器上に前記吐出開口部を覆って取り付けられ全般的に管状の吐出部材と 、前記吐出部材の内側に配設された穿孔用取付物であって円形に配列された一連 の懸垂歯を有する穿孔用取付物と； 前記吐出部材と前記穿孔用取付物とを連動する嵌め合い関係に置くための第１ の相互係合手段と； 前記吐出部材と前記蓋とを連動する嵌め合い関係に置くための第２の相互係合 手段であって、前記第２の相互係合手段の作用によって、前記蓋を前記吐出部材 から取り外すための第１の方向への前記蓋の運動が可能とし、また同時に前記第 １の相互係合手段を作用させて、それによって前記第１の方向とは実質的に反対 の方向へ前記穿孔用取付物を変位させ前記隔膜を穿孔するような第２の相互係合 手段と； を具備する閉塞アセンブリ。 ２． 前記第１の相互係合手段が、 前記吐出部材と前記穿孔用取付物との間で協働するらせんねじであり、前記第 ２の相互係合手段が、前記蓋と前記吐出部材との間で協働するらせんねじである ことを特徴とする、 請求項１記載の閉塞アセンブリ。 ３． 前記穿孔用取付物の内側壁部上の複数のスプラインと協働して関係する第 １のショルダを有し、前記蓋の最上部から懸垂している一連の、円周上に間隔を おいて設けられた支柱を包含し、前記複数のスプラインのそれぞれが湾曲した表 面と第２のショルダとを有し、それにより前記蓋の開放方向への回転の間は前記 第１ショルダが前記第２ショルダと係合して前記穿孔用取付物を回転させるとと もに前記穿孔用取付物を前記容器内へ軸方向に変位させ、また閉塞方向への回転 では前記第１ショルダ手段が前記スプラインの湾曲表面を乗り越えさせる、 請求項１記載の閉塞アセンブリ。 ４． 容器の吐出開口部を密封して覆う隔膜を穿孔するための閉塞アセンブリに おいて： カップ状形状の蓋と； 前記容器上に前記吐出開口部を覆って取り付けられた全般的に管状の吐出部材 と、前記吐出部材の内側に配設 された穿孔用取付物であって円形に配列された一連の懸垂歯を有する穿孔用取付 物と； 前記吐出部材と前記穿孔用取付物とを連動する嵌め合い関係に置くための第１ の相互係合手段と； 前記吐出部材と前記蓋とを連動する嵌め合い関係に置くための第２の相互係合 手段であって、前記第２の相互係合手段の作用によって、前記蓋を前記吐出部材 から取り外すための第１の方向への前記蓋の運動が可能となり、また同時に前記 第１の相互係合手段を作用させて、それによって前記第１の方向とは実質的に反 対の方向へ前記穿孔用取付物を変位させ前記隔膜を穿孔するような第２の相互係 合手段と； 前記穿孔用取付物の内側壁部上の複数のスプラインと協働して関係する第１の ショルダを有していて、前記蓋の最上部から懸垂している一連の支柱であって、 前記複数のスプラインのそれぞれが湾曲した表面と第２のショルダとを有してお り、それによって前記蓋の開放方向への回転の間は前記第１ショルダが前記第２ ショルダと係合して前記穿孔用取付物を回転させるとともに前記穿孔用取付物を 前記容器内へ軸方向に変位させ、また閉塞方向への回転では前記第１ショルダ手 段が前記スプラインの湾曲表面を乗り越えるような一連の支柱と； を具備する閉塞アセンブリ。 ５． 容器の吐出開口部を密封して覆う隔膜を穿孔する ための閉塞アセンブリにおいて： カップ状形状の蓋と； 前記容器上に前記吐出開口部を覆って取り付けられた全般的に管状の吐出部材 と、前記吐出部材の内側に配設された穿孔用取付物であって円形に配列された一 連の懸垂歯を有する穿孔用取付物と； 前記蓋、前記吐出部材および前記穿孔用取付物の相対運動を可能にするための 、前記蓋、前記吐出部材および前記穿孔用取付物の間で協働する相互係合手段と ； 前記穿孔用取付物の内側壁部上の複数のスプラインと協働して関係する第１の ショルダを有していて、前記蓋の最上部から懸垂している一連の支柱であって、 前記複数のスプラインのそれぞれが湾曲した表面と第２のショルダとを有してお り、それによって、前記蓋の開放方向への回転の間は前記協働する相互係合手段 によって前記第１のショルダが前記第２のショルダと係合して前記穿孔用取付物 を前記容器内へ軸方向に変位させ前記隔膜を穿孔することを可能とし、また前記 蓋の閉塞方向への回転では前記第１のショルダ手段が前記スプラインの湾曲表面 を乗り越えさせる一連の支柱と； を具備する閉塞アセンブリ。 ６． 前記第１の相互係合手段が、 前記吐出部材と前記穿孔用取付物との間で協働するらせんねじであり、前記第 ２の相互係合手段が、前記蓋と 前記吐出部材との間で協働するらせんねじであることを特徴とする、 請求項４記載の閉塞アセンブリ。 ７． 前記協働する相互係合手段が、 前記吐出部材と前記穿孔用取付物との間および前記蓋と前記吐出部材との間で 協働するらせんねじであることを特徴とする、 請求項５記載の閉塞アセンブリ。 ８． 閉塞アセンブリにおいてさらに： 前記蓋から前記吐出部材内に懸垂する一連の支柱と； 前記支柱手段の常駐場所を提供するための、前記穿孔用取付物内のノッチ手段 と； を具備する請求項１記載の閉塞アセンブリ。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ)， ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，Ｃ Ｈ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ， ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ，ＮＬ，Ｎ Ｏ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＩ ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＺ，ＶＮ (72)発明者 フレイジヤー，トーマス，エー アメリカ合衆国 ペンシルヴエニア州 17701 ウイリアムズポート，ベルモント アベニユー 730

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 容器の吐出開口部を覆う隔膜を穿孔するための閉塞アセンブリであって： 内側ねじ手段を有するカップ状形状の蓋と； 前記隔膜を取り囲む前記容器上に取り付けられ全般的に管状の吐出部材と、円 形に配列された一連の懸垂歯を有し、前記吐出部材の内側に配設された穿孔用取 付物と、前記吐出部材および穿孔用取付物および蓋の間で協働する相互係合手段 であって、それによって前記蓋のある方向への回転運動が前記穿孔用取付物を下 方に変位させて前記隔膜を穿孔するような相互係合手段と； を具備する閉塞アセンブリ。 ２． 前記吐出部材と前記穿孔用取付物との間で協働するらせんねじ手段を包含 する、 請求項１記載の閉塞アセンブリ。 ３． 前記穿孔用取付物の内側壁部上のスプラインと協働するよう係合されたシ ョルダ手段を有し、前記閉塞蓋の最上部から懸垂している一連の、円周上に間隔 をおいて設けられた支柱を包含し、それによって前記閉塞蓋のある方向への回転 の間は前記ショルダ手段が前記スプラインと係合して吐出取付物を回転させると ともに軸方向下向きに変位させ、また反対方向への回転では前記ショ ルダ手段が前記スプラインの湾曲表面を乗り越えるようにした、 請求項１記載の閉塞アセンブリ。