JPH09510044A - データ処理装置内における信号伝送時間を低減するための接続方法および構造 - Google Patents

データ処理装置内における信号伝送時間を低減するための接続方法および構造

Info

Publication number
JPH09510044A
JPH09510044A JP8510833A JP51083396A JPH09510044A JP H09510044 A JPH09510044 A JP H09510044A JP 8510833 A JP8510833 A JP 8510833A JP 51083396 A JP51083396 A JP 51083396A JP H09510044 A JPH09510044 A JP H09510044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
cables
signal lines
cable
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8510833A
Other languages
English (en)
Inventor
エム コンプトン,ピーター
Original Assignee
エム コンプトン,ピーター
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エム コンプトン,ピーター filed Critical エム コンプトン,ピーター
Publication of JPH09510044A publication Critical patent/JPH09510044A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/40Bus structure
    • G06F13/4063Device-to-bus coupling
    • G06F13/409Mechanical coupling
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/14Mounting supporting structure in casing or on frame or rack
    • H05K7/1438Back panels or connecting means therefor; Terminals; Coding means to avoid wrong insertion
    • H05K7/1439Back panel mother boards
    • H05K7/1442Back panel mother boards with a radial structure

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、1ナノ秒より小さい遷移時間を含めた、きわめて速い遷移時間を有する電気信号を処理する回路および回路要素を接続するための方法および構造に関する。本発明は、1つの共通点に多数の信号線を接続し、その共通点における望ましくない反射を低減するための接続構造と、リボンケーブル端あるいは印刷回路(PC)基板のエッジその他これに類するもののような薄い要素を受け入れるための単一あるいは複数の導体を有する雌コネクタと、そのような多導体雌コネクタ内に終端する多数のリボンケーブルを一緒に接続するための構造と、最大限の詰め込みと最小限の導体長さとを達成し、かつ、現在の接続方法および構造で有用な構造に対して20倍までの処理速度を達成するために、そのような多数の多導体コネクタを一緒に接続する別の構造とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】 データ処理装置内における信号伝送時間を低減するための接続方法および構造 概して、この発明は、電気的部材を接続し、1ナノ秒より小さい遷移時間を含 めた、きわめて速い遷移時間を有する電気信号を処理する隣接した電子部品間の 物理的、電気的距離を縮めるための1つ以上の構造を含む方法である。 特に、同様の特性インピーダンスを有する多数の信号線が1つの共通点に接続 され、かつ、前記高速遷移時間を有する信号が前記信号線の1つに導入される場 合には、この発明の構造は、前記共通点における前記信号線の残余の信号線にお いて、前記信号の望ましくない反射を顕著に低減するものである。また、この発 明には、集積回路(以下、「IC」という。)を装着した隣接するプリント配線 (以下、「PC」という。)基板間の物理的、電気的距離を縮めるコネクタ構造 および多数のそのコネクタ構造の新規な配列も含まれている。さらに、本発明に は、そのような基板間の柔軟なリボンコネクタケーブルを接続し、かつ、前記1 ナノ秒より小さい電気信号の処理速度を向上する多数のコネクタの新規な配列の ためのコネクタも含まれている。発明の背景 コンピュータのような現代の電子システムおよび他のデータ操作装置では、処 理速度(2つの数の加、減、乗、除算等するための時間の逆数)は、きわめて重 要である。処理速度は遷移時間、すなわち、1つの電子要素を「ON」と「OF F」との間で切り換えるために要する時間に反比例する。遷移時間が、処理速度 における合成ポテンシャルの増加によって、たとえ1ナノ秒より小さい数字に低 減されていても、電子信号が導体に沿って伝搬する速度は、光の速度に固定され ている。したがって、1つの信号が一地点から他の地点まで回路内を移動するた めの時間に関して、回路部材を隔てている物理的距離がますます重要になる。一 定の状況下において、この距離を半分に低減することができれば、実際に、シス テムの処理速度をほぼ2倍にする効果がある。 このように、先進の電子システムの処理速度は、 1.別個の受動的、能動的回路部材、例えば、コンデンサ、インダクタ、抵抗、 半導体等、 2.PC基板上の回路部材の分離された機能グループ、および、 3.分離された別個のPC基板 の間の距離のような、真っ直ぐの物理的離隔距離によって制限されている。 これらの距離の内の第1のものは、個々の回路部材の物理的大きさおよび必要 電力を低減することにより、かつ、そのような顕微鏡大の寸法の何千もの部材を 単一のICチップ上にぎっしり詰めることにより、低減することができる。この 解決手段は、例を挙げるまでもなく、当業者によく知られているものである。 これらの距離の内の第2のものは、関連するチップ間の物理的間隔を可能な限 り小さく配列するように、複数のICチップを単一のPC基板上に据え付けるこ とにより低減することができ、それによって、チップの集合について、最大限の 処理速度、あるいは最小限の処理時間を獲得することができる。 そのうえ、この構造を組み込んだ最も最近の電子装置は、当業者に公知となっ ており、ここでは図示を省略する。 これらの距離の内の第3のものは、本発明の新規性の中核をなすものである。 この第3の問題の既存の解決手段は、別個のPC基板を、可能な限りきつく詰 め込むことによって低減するものであり、それ自体が熱源部材であるものの緊密 な物理的関係によって生ずる蓄熱を補償するために、典型的には高性能の冷却装 置を用いる。これらの存在する解決手段の典型的なものは、後述する参考文献に 開示されている。これらの全ては、米国特許であり、かつ、これらの全ては、以 下の構造の内の1つ以上に属している。 1.「スター」あるいは「アスタリスク」接続、 2.雌コネクタ構造、 3.フラットケーブルの相互接続、 4.PC基板の放射配列。1.「アスタリスク」接続構造の参考文献 コー(Coe)の米国特許第4679872号の図2および図10は、本発明 と表面上同様な、「スター」あるいは「アスタリスク」接続を開示している。し かしながら、コー(Coe)のリード線は、自立式で、必然的に大きな合計浮遊 無効値を伴う比較的がっしりした構造物であり、それらに沿って送られる電気信 号の減衰を避けることができないのに対して、本発明は、大きさおよび合計無効 値を10倍減少させることができ、それによって、基本装置の処理速度を向上す るものである。(コー(Coe)の’872号も、以下のPC基板の放射状配列 に関連している。) タカシマの4つの米国特許(5060111、5091822、521006 0、5301089)は、すべて、表面上、本発明の半田付けあるいは溶接され た接続形態によく似た放射状接続システムを開示している。しかしながら、本発 明は、タカシマのものに対してリード線の寸法を、実質的にひとまわり低減する ことができ、構造の中央に配されている共通バスにアクセスでき、かつ、実質的 に複雑さを低減することができるものである。 タカシマの米国特許第5301089号明細書は、種々のPC基板に信号を分 配するためのクロスバースイッチを含む放射状のバス組立体を内蔵したPC形の 放射状接続システムを開示している。この参考文献のクロスバースイッチは、本 発明のアスタリスク接続に類似のものであると考えることはできない。(タカシ マの’089号は、以下のPC基板配置に関連している。)2.雌コネクタの参考文献 ヒュアー(Heuer)の米国特許第2971179号明細書は、PC基板あ るいは柔軟なフラットケーブルを受け入れるための雌コネクタを開示している。 これは、本発明の構造とは区別できるものである。 ジェロミネック(Jerominek)の米国特許第3737833号明細書 は、柔軟なフラットケーブルとともに用いられる雌コネクタを開示している。こ れも、本発明の構造とは区別できるものである。 ロバーツ(Roberts)他の米国特許第4740867号明細書は、柔軟 なフラットリボンケーブルをPC基板に接続するための雌コネクタを開示してい る。これも本発明とは区別できるものである。 ウェイドラー(Weidler)の米国特許第4995814号明細書は、P C基板、フラットケーブルあるいはそれらの組み合わせのような2つの平たい形 状の部材を相互に接続するための雌相互コネクタを開示している。これも、本発 明の構造とは区別できるものである。(ウェイドラー(Weidler)の’8 14号は、以下の、フラットケーブルの相互接続に関連している。) ダムバッハ(Dambach)他の米国特許第5194010号の図3は、フ ラットケーブル、基板他を相互に接続するための雌コネクタを開示している。こ の構造も本発明のものと区別することができる。(ダムバッハ(Dambach )他の’010号も、以下のフラットケーブルの相互接続に関連している。) フランケニー(Frankeny)他の米国特許第5205740号明細書は 、フラットリボンケーブルを相互に接続する相互コネクタを開示している。これ は、本発明とは、全く関連していない。 マッシュケ(Matschke)他の米国特許第5276817号明細書は、 PC基板とフラットケーブルとを相互に接続する相互コネクタを開示している。 その図2は、表面上、本発明に関連するに過ぎないこの開示の一部のみであり、 本発明と区別できるものである。3.フラットケーブルの相互コネクタの参考文献 コーター(Corter)の米国特許第3660728号明細書は、フラット ケーブルのための導体相互接続システムを開示している。これは、本発明と表面 上関連しているに過ぎず、区別できるものである。 ウェイドラー(Weidler)の米国特許第4995814号明細書は、2 つの基板、フラットケーブルあるいはそれらの組み合わせのような平たい形状の 回路部材のための相互コネクタを開示しており、それは、本発明のものと区別す ることができるものである。(これは、上記雌コネクタに関連している。) ダムバッハ(Dambach)他の米国特許第5194010号の図3は、フ ラットケーブル、基板その他これに類するものを一緒に相互接続するためのコネ クタを開示している。ダムバッハ他のものは、本発明のものと区別することがで きる。(これは、上記雌コネクタにも関連している。) ソバーニ(Sobhani)の米国特許第5213511号明細書は、表面上 本発明に関連しているに過ぎず、本発明に対して区別し得るものである。4.PC基板配置の参考文献 コー(Coe)の米国特許第4679872号明細書は、放射状バス組立体の 周囲におけるPC基板の配列を開示している。コー(Coe)の特有の目的の1 つは、相互接続しているリード線の長さを減じることにより、高速回路の浮遊容 量および浮遊インダクタンスを低減することである(第1欄41〜58行、第7 欄6〜15行)。しかしながら、本発明とは異なるものである。 タカシマの米国特許第5301089号明細書は、種々のPC基板に信号を分 配するクロスバースイッチを含む放射状バス組立体を取り囲むPC基板の配置を 開示している。クロスバースイッチは、本発明の構造とは等価なものではない。本発明の簡単な説明 本発明は、一の共通点に接続される同様の特性インピーダンスを有する多数の 信号線からのこの共通点における減少させた反射を得るための構造を具備してい る。1ナノ秒より実質的に小さい遷移時間を有する信号よりなる電気信号が、信 号線の1つから残余の信号線内に導入されると、そのどれかの信号線におけるあ る種の不連続性からの共通点における反射が著しく減少され、元の信号には、あ まり影響を与えなくなる。例えば、N本の信号線が1つの共通点に接続されてお り、そこから対称的に放射状に広がっており、それらの信号線の内の1つが、N −1本の信号線に供給する振幅Aアンペアの電気信号源に接続されているとき、 共通点におけるN−1本の信号線のいずれかからの反射は、A/(N−1)を超 えない振幅を有することになる。 その多数の信号線は、一平面内において共通点から対称に放射状に、あるいは アスタリスク形に広がることが好ましいが、タンポポ形に広がっていてもよい。 アスタリスク配列が用いられるときには、信号源からの線を共通点に前記平面 に対して直交するように接続することができ、これによって、信号線のバランス からの浮遊リアクタンスを確実に等分配することができる。 本発明のみが有するこの特徴は、PC基板からPC基板への信号経路長さを減 少させ、その経路長さを等しくし、入力とは別のPC基板の点における共通バス へのアクセスを許容し、信号経路に接続される介在回路の加重効果を最小化し、 かつ、実質的に構造的な複雑さを低減することによって、処理速度に関して20 倍まで、性能改善を図ることができる。 本発明の他の特徴は、PC基板のエッジあるいは柔軟なフラットリボンケーブ ルの端部のような薄いフラットコネクタを受け入れるための雌電気コネクタであ る。この雌コネクタは、相互に鏡面対称な2つのハーフから構成されている。各 ハーフは、それぞれフット端とヘッド端とを有する2つの平行な縦部材よりなる 1つの胴体よりなっている。各フット端は、その細長い胴体から外側に延びるつ ま先部を有しており、2つのハーフの該つま先部は、コネクタを形成するために 相互に当接する。ヘッド端には、縦部材のヘッド端およびつま先部に対して横に 延びるヘッド部材が形成されており、フット端にも、該フット端およびつま先部 に対して横に延びかつ前記ヘッド部材に平行なフット部材が形成されている。ヘ ッド部材には、そこから細長い胴体にほぼ平行にフット部材に向かって延びる弾 性弧状部材が片持ち梁状に形成されている。この弧状部材は、凸表面および凹表 面と、該凸表面に後述するように接続される導電体とを有している。2つのハー フのつま先部を相互に当接させることによって、弧状部材の凸表面は、それらの 間に挿入されるPC基板あるいは柔軟なフラットリボンケーブル端が片持ち梁状 部材を離す方向に付勢してそれらに圧力をかけ、それによってフラットコネクタ をそれらの間に把持するように、対向させられかつ相互方向に向かって湾曲させ られている。弾性弧状部材の対向面には、PC基板その他それに類するものの電 気的表面に導通する電気的端子を形成する金属面がそこに接着されている。つま 先部は、挿入されるPC基板のストッパ部材として機能する。 PC基板あるいは柔軟な多導体フラットケーブルその他これに類するものを受 け入れる多導体コネクタは、ヘッド部材とフット部材とが、それらの間に形成さ れた多数の縦部材および該縦部材の各対の間に延びる片持ち梁状部材に対して横 に延長されたときに形成される。 本発明の第3の特徴は、実質的に1ナノ秒より小さい遷移時間を有するものを 含めた、立ち上がり時間の短い電気信号を分配するための構造である。この構造 は、少なくとも2つの表面上に多数の延長金属導電体を有する多数の柔軟なフラ ット配線ケーブルにより構成されている。これらの表面は、絶縁体によって相互 に分離されている。各ケーブルは、それらの上に多数の導電性のある延長導体あ るいはトレースを有し、それらの1以上は、前記トレースを電気エネルギ源、他 の電気的要素、並びに、1ナノ秒より小さい遷移時間というような迅速な遷移時 間を有する電気信号源に接続するために使用される電気コネクタ内に端部を配し ている。延長トレースの各々は、それらの両端の中間に1以上の接続点を有して おり、それらの1以上が前記ケーブルの前記表面間に延びる孔を有している。そ の孔の少なくとも1つは、ケーブルを貫通して延び、かつ、該ケーブルの他の表 面上の1以上の接続点あるいは隣接するケーブルに導通接続する導電体を有して いる。その多数のケーブルは、孔を貫通して延びる1以上の接続電極を貼着され かつ2以上のケーブル上の2以上の接続点間に電気的な接続を与えるクランプブ ロックによって相互に締め付けられた状態に保持されている。 さらに、本発明の他の特徴は、最小限の間隔、すなわち、最大詰込みおよびよ り効果的な冷却を達成するようにPC基板を配置する新たな配置方法であり、か つ、動作全体の最大処理速度を得るようにそれらを相互に接続する新規な接続方 法でもある。それは、PC基板の間の信号線に追加の回路を取り付ける荷重効果 によって生じる電気信号の「引き伸ばし」を含めた最小限の劣化において、これ を達成することができる。図面の簡単な説明 図1は、多数のPC基板を配列するための従来技術の典型的な既存の方法を開 示している。 図2Aは、本発明の主な構造である、「スター」あるいは「アスタリスク」構 造を開示している。 図2Bは、本発明の他の「タンポポ」構造を開示している。 図3A〜Cは、本発明の雌コネクタの構造を開示しており、 図3Aは、本発明の雌コネクタの1つのハーフの構造を開示しており、他のハ ーフはその鏡面対称構造であり、 図3I〜図3IIIは、本発明の雌コネクタの構造および動作を開示しており 、 図3BIは、該雌コネクタの1つのハーフを開示しており、 図3BIIは、図3BIの鏡面対称のものを開示しており、 図3BIIIは、間にフラットコネクタが挿入された状態で組み立てられた雌 コネクタの両方のハーフを開示しており、 図3Cは、柔軟なフラットリボンケーブルのフィンガが取り付けられるときの 雌コネクタの構造を開示している。 図4A〜Dは、本発明の教えにしたがって接続される多数のPC基板を受け入 れるための多数の雌コネクタの構造を開示しており、 図4Aは、柔軟なフラットリボンケーブルの多数のフィンガが、多導体雌コネ クタに取り付けられるときの構造を開示する分解斜視図であり、 図4Bは、図4Aに係る一対の多導体雌コネクタをそれぞれ接続した多数のリ ボンケーブルを一緒に締め付けるための一対のコネクタブロックを開示する分解 斜視図であり、 図4Cは、図4Aに開示されたような多数の多導体雌コネクタがどのようにし て、図4Bに開示されたように一緒に締め付けられるのかを開示しており、 図4Dは、エッジに端子を設けられたPC基板がどのようにして図4Cの組立 体に挿入されるのかを開示している。 図5Aおよび図5Bは、円形あるいは円筒形配列に配列される多数の多導体雌 コネクタの構造を、それに接続される入/出力コネクタとともに開示しており、 図5Aは、一緒に締め付けられかつ一対の入/出力コネクタで相互に接続され る多導体雌コネクタをその両端に有する多数の柔軟なリボンケーブルの構造を開 示しており、 図5Bは、各々がそこに接続されるPC基板を有しかつ一対の入/出力コネク タによって一緒に締め付けられる多数の多導体雌コネクタを含む、組み立てられ た入/出力構造の構造を開示している。 図6は、図5Bに開示されたような組み立てられた入/出力構造内に挿入され るPC基板の集合を開示している。本発明の詳細な説明 図1は、多数のPC基板を配列しかつ接続するための従来の典型的な構造を示 している。マスターボードあるいは「マザーボード」は、(判りきった理由によ り)「ドーターボード」と呼ばれる別個独立の基板間のやりとりおよび動作を制 御する回路を含んでいる。これらのドーターボードは、マザーボード上に示され ている2列の多導体ソケットであって、その内の1列は信号入力に用いられ、他 の1列はドーターボードからの信号出力に用いられる多導体ソケットを通してマ ザーボードと接続される。種々のソケット間を相互に接続する配線(およびマザ ーボード制御回路)は、マザーボードの1以上の表面(あるいは内部)に印刷さ れている。 図1に見られるように、ある信号は、ドーターボードの最も近い出力部材から その最も遠い入力部材まで行かなければならない。この構造におけるこれらの部 材の物理的な離隔距離は、約8インチ(20cm)に、各信号線の各端部におい てコネクタを貫通しかつPC基板上に接続するための約0.6インチ(1.5c m)を加えたものであり、最悪の場合には、信号経路長さは、約9.0インチ( 23cm)である。しかしながら、典型的なシステムでは、開始回路が、特定の 動作モードにおいて、さらなる信号処理が必要であるかどうか、あるいは、次の モードに移行することができるか否かを認識するために、信号が、送信され、か つ、離れた回路において受信されて処理され、送り返され、かつ、送信元におい て要求されて再処理されなければならない。 誘電率が5.0のガラス−エポキシ構造のPC基板を有する既存の電子システ ムにおける信号は、光の速さの半分より若干小さい速度、すなわち、10億分の 1秒あるいは1ナノ秒あたりに約5.3インチ(13.5cm)で伝わるので、 最も近い基板と最も遠い基板との間の伝搬時間は、片道約1.7ナノ秒となる。 また、信号源と目的地との間に接続されているPC基板(この場合、それらの1 2枚)の電気的特性が、負荷されあるいは「加重」され、その遷移時間(立ち上 がり時間および立ち下がり時間)に「引き伸ばし」が生じる。これにより、受信 回路は信号が「オン」から「オフ」に、あるいはその逆に切り替わるのを待つと きに、信号線の終端において片道あたり約0.5ナノ秒が追加される。 「立ち上がり時間」および「立ち下がり時間」は、電気信号が、最小電位から 最大電位に、あるいはその逆に、切り替わるのに必要な時間である。したがって 、伝搬遅延時間は片道あたり約2.2ナノ秒、全体で約4.4ナノ秒となり、信 号経路の受信端における処理遅延時間が無いもの(実際には不可能であるが)と 仮定しても、理論最大処理速度は、227MHz(メガヘルツあるいは100万 サイクル/秒)となる。 したがって、特に、これらよりも非常に大きな処理速度で動作する既存の市販 されている半導体装置を用いることができるので、PC基板間の距離は、システ ム処理速度のかなりの制限を強いるものであることがわかる。 本発明は、PC基板からPC基板への信号経路長さを低減し、それらを均等化 し、該信号経路に接続される介在回路が加重する影響を最小化し、かつ、構造的 な複雑さを低減することによって、処理速度において20倍までの性能改善を図 ることができるものである。 高い処理速度の電気回路における電気的な接続を行うための新規な方法を開示 する。これは、同程度の調整されたインピーダンスを有する多くの平行な信号線 を接続することが必要とされる場合に有用であり、そのため、これらの信号線の 内の任意の1つが、残りの信号線(「受信」信号線)に信号を供給する信号入力 (「送信」信号線)として使用される。この新たな接続方法は、信号線の受信端 における電気信号の実質的な歪みを少なくし、あるいは、なくすことができ、実 際には、受信信号経路の数が増大するときに良好な効果を奏するものである(こ れは、図1に示されたマザーボード/ドーターボードの既存の接続方法とは逆の 効果である。)。 基本的な発明は、図2に示されており、電気回路、特に、きわめて短い、すな わち、1ナノ秒より小さい遷移時間を有する電気信号を処理するための高速デジ タル回路に使用される電気的接続を形成するための構造的な方法である。この構 造は、遅い信号に対しても機能するが、きわめて高速な信号の場合に特に効果的 である。 電子回路により処理される信号の遷移時間が減少すると、種々の原因、すなわ ち、インピーダンス不整合および不規則な終了等によって、信号の歪みが増大す ることは、当業者に周知の事項である。本発明の構造10は、一定条件下におい てその問題を緩和するものである。 図2Aに開示されているように、本発明の構造10は、各々が同等の特性イン ピーダンスを有するN本の信号線14a〜14nを1つの共通点12において接 続する構造である。この構造は、きわめて短い遷移時間を有する振幅Aの電流信 号が前記信号線の内の1つの信号線14aから前記信号線の残余の信号線14b 〜14nに導入されるときに、共通点12において、信号線14a〜14nの遠 端18a〜18nにおける有限のインピーダンス16a〜16nからの反射をか なり減少させることができる。 本発明の構造10は、同等の特性インピーダンスを有する多数の信号線14a 〜14nから構成されているので、信号線14a〜14nの内の任意の1つの信 号線により供給される信号電流は、全ての信号線に均等に分配されることになる 。任意の1つの信号が信号線を伝搬していくときに遭遇する何らかのインピーダ ンスの不整合は、共通点12に伝わって戻る反射を生ずる。しかしながら、反射 を生ずる信号は、大きくても、初期の信号の1/Nだけであり、かつインピーダ ンス不整合の終端は、各信号線14a〜14nの端部に設けられているので、共 通点12において見ることができる反射は小さく、しかも、デジタル回路におい ては、それらに何らかの顕著な歪みを生じさせるほどのものではない。 好ましい接続構造10は、信号線14a〜14nを、共通点12の回りにほぼ 平坦な形態で、「スター」あるいは「アスタリスク」形態で対称に配列している 。1つの信号線14aは、その配列内において入力として使用することができ、 または、信号線14b〜14nの平面に対して直交する軸方向に沿って共通点1 2に入ることができ、これによって、各信号線14b〜14nの均一な浮遊容量 および誘導リアクタンスを保証することができ、加えて、遅延時間は、半分の回 路網の伝搬遅延時間だけで済むことになる。 図2Aに開示されかつ以下に記載されるように構成すると、共通点12に並列 に接続されかつその回りに平坦な形態で対称に配列されたN本のインピーダンス を調整された信号線14b〜14nへの、同様のインピーダンスを有する「送信 」信号線14aからの高速遷移電気信号の供給により、比較的歪みの少ない信号 が前記各信号線14b〜14nにもたらされることになる。送信信号線14aに より耐え得る反射エネルギの量によっては、この平坦な接続配列は、4本程度の 少ない信号線においても満足に機能することができる。性能の改良、すなわち、 共通点12および元の信号線14aに反射して戻るエネルギを最小限のものとす ることは、さらに並列な信号受信経路が追加されるときに増進され、供給源Sの 駆動エネルギ制限および接続自体に要求されるスペースの制限によってのみ制限 される。 この構造は、数多くの製造技術の内の任意のものにより得ることができる。こ れらの技術は、共通点12の回りに対称に配列されるN本の中央同心導体20a 〜20nの単なる半田付けあるいは溶接接続から、その中に基本構造を組み込ん だ同心コネクタを用いた機械加工された取付具にまで及び、集積回路技術によっ てICマイクロチップ上に製造されたスターあるいはアスタリスク構造をも含ん でいる。 よく考えてみると、きわめて短い信号線を得ることができること、お よび、現在有用なものと比較して20倍程度の大きな処理速度を達成することが できることは当業者であれば理解することができるものである。 図2Bに開示されているような他の3次元形態では、そのような多数の信号線 の配列は、1つの点に物理的に接続され得る限りの多くの導体を適応させること ができ、その内部構造のために「タンポポ」構造と呼ばれている。 製造技術を適宜変更することにより、この構造を光ファイバ技術に適用するこ とも可能である。 図3A〜Dは、本発明の他の特徴である、PC基板のエッジあるいは柔軟なフ ラットリボンケーブルの端部のような薄いフラットコネクタを受け入れるための 雌電気コネクタ30を開示している。この雌コネクタ30は、相互に鏡面対称の 2つのハーフ34a,34bよりなっている。各ハーフは、各々がヘッド端38 aとフット端38bとを有する2つの平行な縦部材36a,36bよりなる胴体 を有している。縦部材36a,36bは、それぞれ、フット端38bから外側に 延びるつま先部40a,40bを有している。これらのつま先部40a,40b は、図3BIIIに示されるように、完成したコネクタを形成するように相互に 安着状態に当接させられている。縦部材36a,36bには、ヘッド端38aに 、横方向に延びるヘッド部材42が設けられており、縦部材36a,36bのフ ット端38bには、縦部材36a,36bおよびつま先部40a,40bの両方 に対してそれぞれ横方向に延びるフット部材44が設けられている。ヘッド部材 42はおよびフット部材44は、実質的に平行である。 ヘッド部材42には、そこから縦部材36a,36bに対して実質的に平行に フット部材44に向かって延びる弾性弧状部材46が片持ち梁状に形成されてい る。弧状部材46は、凸表面48と凹表面50とを具備している。凸表面48に は、後述するように導電体が貼着されている。 雌コネクタ30は、縦部材36a,36b、ヘッド部材42、フット部材44 、ヘッド部材42から片持ち梁状に形成された弧状部材46a、および、図3B IIIに示されているようなそれらの鏡面対称のものから形成されている。各ハ ーフは、RYTONあるいはXYDAR樹脂(商標)のような強靱な弾性樹脂材 料からなる単一体として形成されていることが好ましい。つま先部40a,40 bが相互に安着状態に当接されると、弧状部材の凸表面48a,48bが、図3 BIIIに示されるように、対向しかつ相互方向に向けて延びる。このため、こ れら凸表面48a,48bの間に挿入されるPC基板あるいは柔軟なフラットリ ボンケーブル端のような薄いコネクタ32は、片持ち梁状部材46a,46bを 離す方向に付勢し、それらの間に平坦なコネクタ32が安定して把持されるよう にそれらを押圧する。 柔軟な弧状部材46a,46bの対面する表面48a,48bには、それぞれ 、薄くて平坦なコネクタ32その他の電気的表面と導通状態に接触する電気的端 子を形成する金属製外装材が、接着されあるいは貼着されている。つま先部40 a,40bは、挿入されるコネクタ32のストッパ部材として機能する。 PC基板あるいは柔軟な多導体フラットケーブルその他これに類するものを受 け入れる多導体コネクタは、ヘッド部材42およびフット部材44がそれらの間 に形成される多数の縦部材36a,36bとともに横方向に延びることにより形 成される。片持ち梁状部材46a,46bは、各々対となる縦部材36a,36 bの間に配置される。 図3BI,図3BII,図3BIIIおよび図3Cは、全て、リボンケーブル の「フィンガ」52a,52bが、どのようにして片持ち梁状部材46a,46 bの凸表面48a,48bに接着させられるのかをそれぞれ開示している。接着 は、繰り返される挿入および引き出しにも耐え得るエポキシセメントのような当 業者に周知の任意の方法によって行うことができる。 リボンケーブルのフィンガ52a,52bを凸表面48a,48bに接着され た片持ち梁状部材46a,46bは、それぞれ、端子部52aにおいてリボンケ ーブル54と薄い部材32との間に電気的な接触を形成する。他のリボンケーブ ル上の導電体との接触は、以下に図4A〜Dとの関連で記述される手段によって 、コネクタを介して行われる。 図3Cによれば、有効導体58は端子52aに、信号処理電子装置を含むジャ ンパ60によって接続されていることが判る。導体58は、1987年7月24 日に本出願人に付与された米国特許第4680557号の教示に従い、接地面導 体60a,60bによってケーブル54の反対表面上にバランスされている。 図4A〜4Dは、図3A〜3Cに関連して以下に記載される多導体雌コネクタ により可能とされる構造を開示している。 図4Aは、従来技術のマイクロストリップケーブル62に取り付けられ、有効 電力および/または接地導体60a〜60fによりバランスされる信号導体58 a〜58fを有する多導体コネクタ56を開示している。 図4Bは、多導体コネクタ56a〜56nの分解図を示しており、多数のPC 基板を相互に接続するための多導体端子の構造を開示している。各多導体コネク タ56a〜56nは、前記コネクタの他のものに、図3Cのケーブル54、ある いは、他の既存のケーブル、例えば、図4Aの従来技術のマイクロストリップケ ーブル62、当業者に現在知られあるいは将来開発される可能性のある他の柔軟 なフラットリボンケーブル、あるいはそれらの組み合わせである柔軟なフラット リボンケーブル64a〜64nによって接続されている。絶縁セパレータ74A 〜74nが、押圧ブロック68,70によって一緒に加圧されかつ適当な手段に よって締め付けられるケーブル64a〜64nの間に設けられている。各ケーブ ル64a〜64n、前記絶縁セパレータ74a〜74nおよびクランプブロック 70は、多数の導通ピン76a〜76nによって貫通され、コネクタブロック7 2上に据え付けられている。ピン76a〜76nは、前記ケーブル64a〜64 nの反対側の面上の導体および特定のシステムの電圧および電気信号の要求に従 って選択された他のケーブル上の導体に、電気的に相互接続されている。コネク タブロック72は、交換可能に形成されていてもよい。 図4Cは、図4Bに分解された状態で示された構造を組み立てたものを開示し ている。押圧ブロック68,70はケーブル64a〜64nを一緒にしっかりと 加圧しており、多導体雌コネクタ56a〜56nは、図示されるように、PC基 板をいつでも受け入れるように、円筒形態に放射状に広がっている。 図4Dは、コネクタ56a〜56nに挿入されたPC基板32a〜32nを、 コネクタ56n+1にまさに挿入されようとしているPC基板32n+1ととも に開示している。 図5Aは、図4Dの他の実施形態を分解図で示しており、ここでは、押圧ブロ ック68,70およびコネクタブロック72が、入/出力(I/O)コネクタ7 8およびパワーコネクタ80によって置き換えられている。I/Oコネクタ78 の導電性を有するピン82a〜82nおよびパワーコネクタ80のピン84a〜 84nは、コネクタブロック72の導電性を有するピン76a〜76nと同様の 機能を奏する。 図5Bは、図5Aのものの組み立てられた構造を、PC基板32a〜32nの 端子エッジを多導体雌コネクタ56a〜56nに挿入させた状態で開示している 。 図6は、本発明の教示に従って構成された組み立てられた多基板システムを開 示している。パワーコネクタ80は基部に配置され、I/Oコネクタ78は上端 に配置されている。PC基板32a〜32nは、多動体雌コネクタ56a〜56 nに挿入されている。複数のスターあるいはアスタリスクコネクタ10がこの構 造体の上端から下端までの内部の複数の地点において接続されている。内部温度 を安全かつ適正な動作制限内に保持するために、適当な冷却機能が、上部に配置 されており、かつ、成形シールドが、気流をPC基板32a〜32n上の温度感 知要素の周囲に指向させるようになっている。透明なあるいは不透明な外部シー ルドは、内部の構成要素を保護する。 上記明細書の中で用いられている語句および表現は、説明の用語としてそこで 用いられているものであって、限定のためのものではなく、そのような語句およ び表現の使用には、図示されあるいは記載された特徴あるいはそれらの部分と等 価なものを排除する意図はなく、本発明の範囲は、以下の請求の範囲によっての み画定されあるいは限定されるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ),AM, AU,BB,BG,BR,BY,CA,CN,CZ,F I,GE,HU,JP,KG,KP,KR,KZ,LK ,LT,LV,MD,MG,MN,NO,NZ,PL, RO,RU,SI,SK,TJ,TT,UA,US,U Z,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 実質的に1ナノ秒より小さい遷移時間を有する信号よりなる電気信号が、 1つの共通点に接続され同等の特性インピーダンスを有する多数の信号線の内の 一の信号線から残余の信号線に導入されたときに、いずれかの信号線からの前記 共通点における反射を低減する構造であって、 (1)N本の信号線が、一つの共通点に接続されかつそこから放射状に広がり、 (2)前記信号線の内の1本が、 Aアンペアの振幅を有する電気信号源に接続され、 前記信号線のN−1本に送給する ことを特徴とする反射低減構造。 2. 同等の特性インピーダンスを有する多数の信号線を1つの共通点に一緒に 接続し、前記信号線の内の一の信号線からの電気信号が残余の信号線に導入され たときに、前記信号線のいずれかからの前記共通点における反射を低減するため の構造であって、 (1)N本の信号線が、一つの共通点に接続されかつそこから対称的に放射状に広 がり、 (2)前記信号線の内の1本が、 Aアンペアの振幅を有する電気信号源に接続され、 前記信号線のN−1本に送給し、 (3)前記N−1本の信号線のいずれかからの前記共通点における反射が、A/( N−1)を超えるものではない ことを特徴とする接続構造。 3. 前記多数の信号線が前記共通点から対称的に放射状に広がっていることを 特徴とする請求項1または請求項2記載の構造。 4. 前記多数の信号線が前記共通点から一平面内において対称的に放射状に広 がっていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の構造。 5. 前記一の信号線が、前記平面内の前記共通点から直角に延びていることを 特徴とする請求項4記載の構造。 6. 相手側の電気コネクタをその内部に受け入れるための電気コネクタであっ て、 (1)相互に鏡面対称に形成され、それぞれが、縦部材を有し、 該縦部材から外方に延びるつま先部を有するフット端と、 ヘッド端および前記つま先部に対して横方向に延びるヘッド部材よりなり、 (i)該ヘッド部材が、そこから片持ち梁状に形成される弾性弧状部材を有し、 (A)前記弧状部材が、 a)凸表面および凹表面と、 b)そこに接続される導電体と を有するヘッド端と、 前記縦部材および前記つま先部の両方に対して横方向に延びるフット部材とを 具備する2つのハーフを具備し、 (2)該2つのハーフの前記つま先部が、前記相手側の電気コネクタを把持するよ うに受け入れるために、前記弧状部材を相互方向に向かって延設させながら、前 記コネクタを形成するように相互に当接させられる ことを特徴とする電気コネクタ。 7. 前記弧状部材の前記凸表面が、その上に導電体を接着されていることを特 徴とする請求項6記載のコネクタ。 8. 前記縦部材の前記つま先部が、相互に安定して当接させられたときに、前 記相手側の電気コネクタのためのストッパとして機能することを特徴とする請求 項6記載のコネクタ。 9. 前記凸表面が、その上に導電体を接着され、かつ、前記縦部材の前記つま 先部が、相互に安定して当接させられたときに、前記相手側の電気コネクタのた めのストッパとして機能することを特徴とする請求項6記載のコネクタ。 10. 前記ヘッド部材およびフット部材が、多数の前記弧状部材を具備し、か つ、延長された相手側の電気コネクタを受け入れるように、横方向に延長されて いることを特徴とする請求項6記載のコネクタ。 11. 実質的に1ナノ秒より小さい遷移時間を有する信号よりなる電気信号を 分配するための分配構造において、 (1)多数の柔軟なフラット配線ケーブルであって、 2つの表面を有し、 相互に隣接して配置される フラット配線ケーブルを具備し、 (2)前記ケーブルの表面が、絶縁部材によって相互に分離され、 前記ケーブルが、その上に、それぞれ、多数の導電性延長トレースを有すると ともに、 (i)前記トレースの1以上のものが、 (A)前記トレースを、 (a)電気エネルギー源、 (b)前記電気信号源、および、 (c)他の電気的部材 に接続するための電気コネクタ内に端部を配し、 (ii)前記延長トレースの各々が、1以上の接続点をその上に有し、それらの1以 上が前記ケーブルの前記表面間に延びる孔を有し、 (A)前記孔が、それを貫通して延び、隣接するケーブル上の1以上の接続点に接 続する接続電極を有し、 (3)前記多数のケーブルが、 そこに、 (i)前記孔を貫通して延び、 (ii)2以上の前記ケーブル上の2以上の接続点間を電気的に接続する1以上の前 記接続電極を設けられた、 クランプブロックによって相互に結びつけられて固定状態に保持されている ことを特徴とする分配構造。 12. 前記一の信号線が相手側の電気コネクタを受け入れるための電気コネク タ内に接続された構造において、 (1)相互に鏡面対称な2つのハーフの各々が、縦部材を具備し、 該縦部材が、 (i)該縦部材から外方に延びるつま先部を有するフット端と、 (ii)ヘッド端および前記つま先部に対して横方向に延びるヘッド部材を有し、 (A)前記ヘッド部材が、その上に、そこから片持ち梁状に形成される弾性弧状部 材を有し、 (a)前記弧状部材が、 1)凸表面および凹表面と、 2)それに接続される導電体と を有する ヘッド端と、 (iii)前記縦部材および前記つま先部の両方に対して横方向に延びるフット部材 とを有するとともに、 前記2つのハーフのつま先部が、前記相手側の電気コネクタを把持するように 受け入れるために、前記弧状部材を相互方向に向かって延設させながら、前記コ ネクタを形成するように相互に当接させられる ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の構造。 13. 前記一の信号線が、 (1)多数の柔軟なフラット配線ケーブルであって、 2つの表面を有し、 相互に隣接して配置される フラット配線ケーブルと、 (2)絶縁部材によって相互に分離された前記ケーブルであって、 該ケーブルが、それぞれ、その上に、多数の導電性の延長トレースを有し、 (i)該トレースの内の1以上が、 (A)前記トレースを、 (a)電気エネルギー源、 (b)前記デジタル電流信号源、 (c)他の電気的部材 に接続するための電気コネクタ内に端部を配し、 (ii)前記延長トレースの各々が、1以上の接続点をその上に有し、それらの1以 上が前記ケーブルの前記表面間に延びる孔を有し、 (A)前記孔が、それを貫通して延び、隣接するケーブル上の1以上の接続点に接 続する接続電極を有し、 (3)前記多数のケーブルが、 そこに、 (i)前記孔を貫通して延び、 (ii)2以上の前記ケーブル上の2以上の接続点間を電気的に接続する 1以上の前記電極を設けられた、 クランプブロックによって相互に結びつけられて固定状態に保持されている ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の構造。 14. 前記相手側の電気コネクタが、実質的に1ナノ秒より小さい遷移時間を 有する信号よりなる電気信号を分配するための構造を具備し、 (1)多数の柔軟なフラット配線ケーブルであって、 2つの表面を有し、 相互に隣接して配置される フラット配線ケーブルと、 (2)絶縁部材によって相互に分離された前記ケーブルであって、 該ケーブルが、それぞれ、その上に、多数の導電性の延長トレースを有し、 (i)該トレースの内の1以上が、 (A)前記トレースを、 (a)電気エネルギー源、 (b)前記デジタル電流信号源、 (c)他の電気的部材 に接続するための電気コネクタ内に端部を配し、 (ii)前記延長トレースの各々が、1以上の接続点をその上に有し、それらの1以 上が前記ケーブルの前記表面間に延びる孔を有し、 (A)前記孔が、それを貫通して延び、隣接するケーブル上の1以上の接続点に接 続する接続電極を有し、 (3)前記多数のケーブルが、 そこに、 (i)前記孔を貫通して延び、 (ii)2以上の前記ケーブル上の2以上の接続点間を電気的に接続する 1以上の前記電極を設けられた、 クランプブロックによって相互に結びつけられて固定状態に保持されている ことを特徴とする請求項6記載の電気コネクタ。 15. 実質的に1ナノ秒より小さい遷移時間を有する信号よりなる電気信号を 分配するための構造を具備し、 (1)多数の柔軟なフラット配線ケーブルであって、 2つの表面を有し、 相互に隣接して配置される フラット配線ケーブルと、 (2)絶縁部材によって相互に分離された前記ケーブルであって、 該ケーブルが、それぞれ、その上に、多数の導電性の延長トレースを有し、 (i)該トレースの内の1以上が、 (A)前記トレースを、 (a)電気エネルギー源、 (b)前記デジタル電流信号源、 (c)他の電気的部材 に接続するための電気コネクタ内に端部を配し、 (ii)前記延長トレースの各々が、1以上の接続点をその上に有し、それらの1以 上が前記ケーブルの前記表面間に延びる孔を有し、 (A)前記孔が、それを貫通して延び、隣接するケーブル上の1以上の接続点に接 続する接続電極を有し、 (3)前記多数のケーブルが、 そこに、 (i)前記孔を貫通して延び、 (ii)2以上の前記ケーブル上の2以上の接続点間を電気的に接続する 1以上の前記電極を設けられた、 クランプブロックによって相互に結びつけられて固定状態に保持されている ことを特徴とする請求項12記載の構造。
JP8510833A 1994-09-20 1994-09-20 データ処理装置内における信号伝送時間を低減するための接続方法および構造 Pending JPH09510044A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
BR9408102A BR9408102A (pt) 1994-09-20 1994-09-20 Estruturas para obter reflexões reduzidas em um ponto comum a partir de qualquer uma de uma multiplicidade de linhas de sinal para fazer a conexão juntando em um ponto comum uma multiplicidade de linhas de sinal e para distribuir sinais elétricos e conector elétrico
PCT/US1994/010593 WO1996009750A1 (en) 1994-09-20 1994-09-20 Data processing device

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09510044A true JPH09510044A (ja) 1997-10-07

Family

ID=25664640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8510833A Pending JPH09510044A (ja) 1994-09-20 1994-09-20 データ処理装置内における信号伝送時間を低減するための接続方法および構造

Country Status (13)

Country Link
EP (1) EP0734643A4 (ja)
JP (1) JPH09510044A (ja)
AU (1) AU3464495A (ja)
BR (1) BR9408102A (ja)
CZ (1) CZ180196A3 (ja)
FI (1) FI962098A (ja)
HR (1) HRP950481A2 (ja)
IL (1) IL115140A (ja)
NO (1) NO962013L (ja)
SK (1) SK81696A3 (ja)
TR (1) TR199501141A2 (ja)
WO (1) WO1996009750A1 (ja)
ZA (1) ZA957230B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011082048A (ja) * 2009-10-08 2011-04-21 Fujitsu Component Ltd 雄コネクタ、コネクタ及びバックプレーン
JP2012195172A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Furukawa Electric Co Ltd:The 分岐コネクタ

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19954942A1 (de) * 1999-11-16 2001-05-17 Cellware Breitband Technologie Verfahren und Vorrichtung zur Verbindung von EDV-Modulen mit einem Bus-Controller

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE791001A (fr) * 1971-11-08 1973-05-07 Amp Inc Cable electrique plat
US4679872A (en) * 1986-01-27 1987-07-14 Coe Larry D Cylindrical back plane structure for receiving printed circuit boards
US5119273A (en) * 1990-01-29 1992-06-02 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy High speed parallel backplane
JP2700837B2 (ja) * 1990-10-19 1998-01-21 株式会社 グラフィコ 放射型・パラレル・システムバスにおける基板接続装置
US5210682A (en) * 1990-10-19 1993-05-11 Graphico Co., Ltd. Radial type of parallel system bus structure having pairs of conductor lines with impedance matching elements
EP0506224A3 (en) * 1991-03-26 1994-05-11 Ibm Computer system package
US5548734A (en) * 1993-03-26 1996-08-20 Intel Corporation Equal length symmetric computer bus topology
US5346117A (en) * 1993-07-27 1994-09-13 International Business Machines Corporation Method of fabricating a parallel processor package

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011082048A (ja) * 2009-10-08 2011-04-21 Fujitsu Component Ltd 雄コネクタ、コネクタ及びバックプレーン
JP2012195172A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Furukawa Electric Co Ltd:The 分岐コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
SK81696A3 (en) 1997-06-04
AU3464495A (en) 1996-04-09
HRP950481A2 (en) 1997-06-30
CZ180196A3 (en) 1997-06-11
NO962013L (no) 1996-06-28
IL115140A0 (en) 1995-12-31
NO962013D0 (no) 1996-05-15
FI962098A (fi) 1996-07-17
FI962098A0 (fi) 1996-05-17
ZA957230B (en) 1997-02-28
BR9408102A (pt) 1997-08-05
WO1996009750A1 (en) 1996-03-28
EP0734643A1 (en) 1996-10-02
EP0734643A4 (en) 1997-04-02
TR199501141A2 (tr) 1996-06-21
IL115140A (en) 2000-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3534478B2 (ja) 電気コネクタ
US9979145B2 (en) Cable having improved arrangement of power wires
US8109770B2 (en) High speed, high density interconnection device
CA1239483A (en) Bond wire transmission line
JP4021853B2 (ja) 高速差動信号エッジカードコネクタの回路基板レイアウト
US4710133A (en) Electrical connectors
US5908333A (en) Connector with integral transmission line bus
US6368120B1 (en) High speed connector and circuit board interconnect
US20070111598A1 (en) Electrical connector assemblies and methods of fabrication
JP2003187920A (ja) 高速通信用コネクタ
US4012095A (en) Coaxial interface adaptor having dual-in-line configuration
KR920001785A (ko) 접지 구조물을 갖고 있는 커넥터
JPS5822872B2 (ja) 高周波用コネクタ
US6096980A (en) Non-ohmic energy coupling for crosstalk reduction
US9848493B1 (en) Printed circuit board having improved high speed transmission lines
TW201901704A (zh) 具有絕緣體薄片的電氣裝置
JPH05217634A (ja) シールドした電気コネクタ
US6838955B1 (en) Data processing device
JPH09510044A (ja) データ処理装置内における信号伝送時間を低減するための接続方法および構造
US5801541A (en) Stacked test board apparatus with matched impedance for use in electronic device test equipment
CA2093673A1 (en) Electrical connectors
KR20010112654A (ko) 전기회로기판에 대한 동축 케이블의 접속 구조
US20230335960A1 (en) Twinaxial cable splitter
EP0624055A2 (en) Power supply structure for multichip package
WO2021161570A1 (ja) コネクタ付き多心ケーブル