JPH09509099A - 物体を高圧処理するための高圧プレスおよび方法 - Google Patents
物体を高圧処理するための高圧プレスおよび方法Info
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Abstract
(57)【要約】
物体を高圧処理するための装置および方法。高圧プレスは互いに同芯を保って配置される多数のシリンダ要素(1、2、3)を有する。このシリンダ要素(1、2、3)は半径方向に予め決められた圧縮応力を与えられ、圧縮媒体を受け入れるための高圧室(6)を囲むように設けられている。高圧シリンダ内には破壊が生じるまで、高圧シリンダ内に置くことを意図する薄い安全ライナ(3)が設けられる。さらに、安全ライナ(3)に破壊が生じたとき、高圧室(6)から圧縮媒体の少なくとも一部を導くための手段(14、15)が設けられる。この手段(14、15)は本来的に安全ライナ(3)の外面に沿って延びる少なくとも1条の通路(14)を有する。本発明の方法は安全ライナに破壊が生じるまで、ライナ交換を行うことなく、高圧プレスを使用することを含むものである。
Description
【発明の詳細な説明】
物体を高圧処理するための高圧プレスおよび方法
(技術分野)
本発明は、たとえば食料品、薬剤および化粧用調合剤等の物体を高圧処理する
ための高圧プレスに係るもので、この高圧プレスは半径方向に予め決められた圧
縮応力を与えられ、圧縮媒体を吸入する高圧室を囲み互いに同芯に配置される多
数のシリンダ要素からなる高圧シリンダを有する。
また、本発明は物体を高圧処理するための方法に係るものである。
(背景技術)
現在に至る長い期間にわたり、高圧処理は食料品および他の糧食に含まれる、
とりわけ微生物およびある種の酵素を不活性化する方法として用いられている。
この高圧処理は、現在、より多く使用される加熱処理と比較してビタミンおよび
香料を破壊せずに、食料品中の微生物および酵素を殺せる利点がある。加熱処理
では処理中に味およびビタミン含有量が変化する。このため、食料品の栄養価お
よび味を可能な限り回復させるために添加剤が用いられる。
たとえば、糧食の高圧処理においては高圧プレスが用いられる。この技術様式
によれば、互いに同芯を保って配置される多数のシリンダ要素が用いられる。こ
れらの個々のシリンダ要素は円筒状か、あるいは円錐状であって、共に同芯に配
置されて高圧シリンダを形成している。
外側の第1のシリンダ要素は、通常、高張力鋼で製作され、そのシリンダ要素
のまわりに巻かれた鋼線からなる複数の層によって圧縮応力を与えられている。
さらに、1個ないしそれ以上の第2のシリンダ要素および内側ライナが第1のシ
リンダ要素に同芯に設けられる。これらの第2のシリンダ要素および内側ライナ
にも半径方向に予め決められた圧縮応力を与えるようにしている。さらに、この
内側ライナは1個ないし2個のエンド部材および内側ライナにかけて突出してい
る高圧ピストンと共に高圧室を区画している。物体の高圧処理中、物体は高圧ピ
ストンを押し込んで高圧を発生させる高圧室内に送られる。この関係においては
高圧ピストンが物体に直接作用するか、あるいは物体に圧力を及ぼす別の圧力媒
体を介して作用する。この後、物体は、通常、高圧室内でフレキシブルパッケー
ジに収納される。
(技術的課題)
高圧処理において、望ましい処理結果が得られる決定的な要因は処理される物
体に十分に高い圧力が加えられることである。糧食の処理中、圧力は通常1,0
00〜15,000バール付近に設定される。これらの高圧のもとにあるとき、
内側ライナは極めて大きな応力を受ける。装着された内側ライナは最高の面粗度
を保っているが、検査で発見できないような細かいクラックが発生する。
内側ライナには半径方向に十分な圧縮応力を与えられているが、これらのクラ
ックが高圧のもとで、さらには周期的な圧力の変化により大きく拡がる。そして
、運転中、ある時間が経過するとクラックが限界クラック長さに達し、内側ライ
ナがほぼ半径方向の平面に沿って瞬間的に2つの部分に割れてしまう。
運転中、ある時間が経過した後、内側ライナに上述した破壊が生じることから
、内側ライナは、通常交換可能な消耗ライナとして製作される。この消耗ライナ
はライナ破壊を避けるために使用期間がある程度進むと、定期的に交換するよう
にしている。これは消耗ライナが実際の寿命の全期間を通して使用できないこと
を意味する。この消耗ライナは高価であり、当然、経済的に不利である。さらに
、各ライナの交換は時間を浪費させ、プロセスを高価なものにする。当然、この
プロセスが行われる高圧処理の総合コストは一層高いものになる。この消耗ライ
ナは予防の目的で交換されるが、その約10%は加工サイクル数について安全の
た
めに計算で求めたマージンの範囲内で破壊する。この消耗ライナが2つの部分に
割れるとき、高圧室内の圧力は2つのライナ部分の割れた面に作用する。これは
ライナ部分に軸方向の力をもたらす。これらの軸方向の力は高圧室内の圧力と破
れた面の面積とに比例している。ライナ破壊はほぼ半径方向平面内で発生するの
で、この表面積は消耗ライナの直径とその肉厚とに比例する。
たとえば、糧食の高圧処理中、高圧力が全面に作用したとき、消耗ライナは非
常に大きな軸方向の力を受ける。したがって、安全のために高圧プレスのプレス
フレームはこの軸方向の大きな力を吸収できる寸法を備えていなければならない
。もし、プレスフレームの寸法が不足すると、軸方向の力により割れたライナ部
分と他の部材とが高圧プレスを破って高速で飛び出し、周囲の人が危険にさらさ
れる。プレスフレームの寸法が正確であれば、割れた一方のライナ部分からの力
はプレスフレームによりライナに固定された端部部材によって直接吸収すること
ができる。
一方、割れた他方のライナ部分は高圧プレスの内部で他端方向に動く軸方向の
空間を有する。したがって、こうした実施例ではライナ破壊が生じた場合、割れ
た他方のライナ部分が高圧プレスの他端方向に加速される。割れた他方のライナ
部分が保有する機械的エネルギのためにライナ部分がプレスフレームによって壊
れる前に高圧プレス内の部材に大きな損傷を生じさせる。こうした損傷を最小に
するために割れたライナ部分から軸方向の力を吸収する内部部材を配置すること
が提案されている。これらの部材はライナがエンド部材を介してプレスフレーム
に載らないライナ端部の中間付近に配置される。このため、これらの部材は高圧
プレスの内部で割れたライナ部分が加速されるのを防ぐことになる。
上記した従来の技術によれば、プレスフレームと内側の力吸収部材とは安全の
ためにライナ破壊が生じた場合に生じる軸方向の力を考慮して寸法を決める必要
がある。一例を述べると、工業用運転の高圧プレスのプレスフレームは40トン
から80トンの間の重さであるといわれている。プレスフレームおよび他の力吸
収部材の安全の確保に必要な寸法を維持しようとすると、高圧プレスの取り扱い
および保守サービスと同様に製造、輸送および据付の各段階において無視できな
いコストが掛かる。こうしたコストのすべては物体を高圧処理で加工するときの
コストに上乗せされ、製品コストの上昇を招くことになる。
そこで、本発明の目的は実際の寿命のすべてにわたり使用する内側ライナの組
み込みを可能にすると共に、プレスフレームおよび他の力吸収部材の安全の確保
に必要な寸法を大きく減少させるようにした物体を高圧処理するための高圧プレ
スおよび方法を提供することにある。
(解決手段)
上記目的はこの記述の導入部で述べた形式の高圧プレスで達成することができ
、この高圧プレスは薄い肉厚を有し、かつ破壊が生じるまで、高圧シリンダ内に
置かれることを意図して設けられた薄い安全ライナと、この安全ライナに破壊が
生じたとき、高圧室から圧縮媒体の少なくとも一部を導き、安全ライナの外面に
沿って延びる1条ないし複数条の通路を有する手段とを備えることを特徴とする
。
本発明においては安全ライナの肉厚が薄く形成されるので、ライナ破壊が生じ
た後、ライナ部分に作用する軸方向の力を小さくすることができる。これらの軸
方向の力はライナ部分の破壊面の環状面積に比例する。安全ライナの肉厚は、た
とえプレスフレームおよび他の力吸収部材の強度が比較的弱くても、軸方向の力
によって高圧プレスに何らの損傷も生じない高圧室の最大圧力に対して非常に薄
い寸法に選定されている。仮に、安全ライナが十分に薄くなれば、軸方向の力は
安全ライナとそれの外側に直接配置されるシリンダ要素との間の摩擦力に打ち勝
つことができない。このため、相手から離れたライナ部分は軸方向に全く動かな
い。これはライナ破壊が起きたことを高圧プレスの外で発見するのを難しくする
か、あるいは不可能にすることを意味する。
内側ライナが破壊されたまま高圧プレスが運転されると、高圧室内の圧縮媒体
が内側ライナの割れ目に侵入する。このとき、内側ライナの外側に配置されたシ
リンダ要素が直接高圧のもとにさらされる。また、このシリンダ要素に万一クラ
ックが発生すれば、このクラックによりそのシリンダ要素も破壊する危険がある
。こうした破壊はシリンダ要素が内側ライナよりも十分に厚く、しかも、通常、
高圧プレスがこうした破壊がもたらす力を吸収できない寸法であるため、惨害を
もたらす可能性がある。
本発明による高圧プレス内に配置される手段は安全ライナの破壊を検知できな
い危険な状況を解消する。安全ライナが割れたとき、圧縮媒体の一部が高圧室か
ら通路を通り、さらに高圧プレスの外に流出する。つまり、これは圧縮媒体の一
部が高圧プレスの外に流出することになる。この漏洩は安全ライナにおける破壊
の発生後、直ちに高圧プレスの外に現われることから、発見ないし検知が極めて
容易である。
安全ライナは薄いので、そこに生じる破壊は高圧プレスに重大な損傷を生じさ
せない。また、この破壊は直ちに発見されることから、消耗ライナは破壊するま
で使いきることになる。この方法では高価につく消耗ライナの予防的な交換を避
けることが可能で、安全ライナがその寿命のすべてにわたり使用できることにな
る。
さらに、本発明はプレスフレームおよび高圧プレスの力吸収部材が薄い消耗ラ
イナに破壊が生じる比較的小さい力のみ吸収できるように寸法を決めることが可
能になる。これは従来技術による高圧プレスと比較して高圧プレスの重量を大き
く減少させ、コストを大きく節減させることになる。
安全ライナの外面に形成される通路はその安全ライナの外面にあって、安全ラ
イナの外側に直接配置されるシリンダ要素の内壁と協働している溝として形成さ
れる。この通路は本来的に安全ライナの外面に沿って延びるので、高圧室内の圧
縮媒体が流出したとき、圧縮媒体の圧力によって安全ライナの外側に配置された
シリンダ要素が損傷する危険を最小にすることができる。
たとえば、通路のいずれかの部分をシリンダ要素を半径方向に貫くように延ば
したとすれば、高圧シリンダの強度は許容できないほど低い水準に低下する。安
全ライナの外面に設けられる溝からなる通路においては安全ライナが破壊した場
合、損傷した安全ライナの外側のシリンダ要素に危険が及ぶのをくい止めること
ができる。同時に、この通路を備えた実施例においては安全ライナの外側に直接
配置されるシリンダ要素の内面を凹凸のない滑らかな面に形成することが可能で
ある。さらに、本実施例においては、通常、内面に溝を加工するよりも外面に加
工することが容易であり、製造プロセスにおいて多大な利点がある。
さらに、この通路は安全ライナの外側に直接配置されるシリンダ要素に設けら
れ、かつ安全ライナの外面と協働している溝から形成される。この実施例におい
ては安全ライナが極く薄く作られる場合、とりわけ製造上の利点が大きい。この
理由は極く薄い要素に溝を加工するよりも肉厚が厚いシリンダ要素に溝を加工す
るのが容易なためである。さらに、この通路は安全ライナおよびそれの外側に直
接配置されるシリンダ要素の双方に形成する溝によって構成することも可能であ
る。
さらに、この通路は安全ライナのまわりにら旋を形成し、かつ本来的にそれの
全長にわたり延びるように配置される。ら旋形状は小さいピッチ、すなわち安全
ライナの横断面に対して通路の長手方向の示す角度が小さくなるように選定する
。これは通路を形成する溝により圧縮応力の臨界方向にそれぞれのシリンダ要素
の強度の僅かに弱い区域を構成できる利点がある。このシリンダ要素上の溝によ
る切り欠き効果は横断面に対する角度が減少すると低下する。このとき、安全ラ
イナの破壊は溝を横断する方向に起こり、これにより破壊が生じた場合、圧縮媒
体の一部を確実に外に流出させることができる。
また、この通路は安全ライナのまわりに軸方向に沿い、あるいはら旋状に配置
される間隔部材同士の間に、また、安全ライナとそれの外側に直接配置されるシ
リンダ要素との間に、本来的に安全ライナの全長にわたり形成される空間によっ
て構成することができる。この実施例は安全ライナおよびそれの外側に直接配置
されるシリンダ要素の製作が容易で、コストも比較的安くすることができる。
また、この実施例は高圧シリンダの強度に何ら悪影響を及ぼすことなく、比較
的大きい断面を持つ通路を構成できる利点がある。
また、本発明は、たとえば食料品、薬剤および化粧用調合剤等の物体を高圧プ
レスにおいて高圧処理するための方法に係るものであって、この方法は半径方向
に予め決められた圧縮力を与えられ、高圧処理中、消耗にさらされ、互いに同心
に設けられる多数のシリンダ要素からなる高圧シリンダで囲われた高圧室で、そ
の物体を高圧処理するもので、このとき、最も内側のシリンダ要素が幾分消耗し
た後に交換される。この方法は薄い安全ライナからなる最も内側のシリンダ要素
に破壊が生じるまでライナ交換を行うことなく、高圧プレスを使用することを特
徴とする。
この方法においては薄い安全ライナに生じる破壊が高圧プレスおよびその高圧
プレスを取り巻く環境に損傷を与える危険がなく、しかも安全ライナの実際の寿
命のすべてにわたり使用することから、コストを大幅に節減することが可能であ
る。
また、本発明による方法においては安全ライナで破壊が起きたとき、高圧シリ
ンダから物体あるいは第2の圧力吸収媒体の一部が流出することにより指示され
る。これにより安全ライナに破壊が生じたことを即座に検知することができ、安
全ライナの外側に配置されるシリンダ要素が損傷するのを防ぐために高圧処理を
直ちに中断させることが可能になる。
(好ましい実施例の説明)
本発明による高圧プレスおよび方法の好ましい実施例を添付の図面を参照して
以下に説明する。
図1は、本発明による高圧プレスの好ましい実施例を示す縦断面図であり、
図2は、完全に挿入されない安全ライナおよびこの安全ライナの外側に直接配
置されるシリンダ要素を示す縦断面図であり、
図3は、図2の一部を示す拡大断面図であり、
図4は、本発明による高圧シリンダを示す縦断面図であって、安全ライナおよ
びこの安全ライナの外側に直接配置されるシリンダ要素が最も外側のシリンダ要
素に完全に挿入されない状態を示している。
図1に示される本発明による高圧プレスの実施例は外側の第1のシリンダ要素
1を有する。支持ライナ2および安全ライナ3からなる第2のシリンダ要素はこ
の第1のシリンダ要素1の内側に配置されている。これらの要素は高圧シリンダ
1、2、3を形成している。高圧シリンダの一端には端部部材4が配置されてい
る。さらに、安全ライナ3内には移動可能に高圧ピストン5が設けられている。
これらの安全ライナ3、端部部材4および高圧ピストン5は処理される物体を受
け入れる高圧室6を定めている。高圧シリンダ1、2、3は鋼線からなる第1の
巻き線7によって半径方向に圧縮王力を与えられている。この関係においては安
全ライナ3の予め決められた応力は高圧室6が全圧力まで圧縮されたとき、安全
ライナに生じる引っ張り応力がそこに与えられる半径方向の圧縮応力と等しくな
るように選定される。
さらに、高圧ピストン5はその高圧ピストン5よりも大きい面積を有し、低圧
室9内に移動可能に設けられる低圧ピストン8と連結されている。この低圧室9
は低圧室胴10と低圧室エンドプレート11とから形成されている。また、低圧
室胴10は第2の巻き線12によって半径方向に圧縮応力を与えられている。プ
レスフレーム13は軸方向の力を吸収するため、この高圧プレスを挟むように軸
方向に設けられている。
さらに、端部部材4および高圧ピストン5にはよく知られた方法で高圧シール
(図示せず)が備えられる。物体の高圧処理において、物体は高圧室6に送られ
る。その後、油圧手段によって低圧室9にある圧力が加えられる。この圧力は低
圧ピストン8を押し、高圧室6内に高圧ピストン5を押し込む。この結果、高圧
室6の内部により高い圧力が発生する。このため、高圧室6内の物体がある圧力
で圧縮され、ある時間、この圧力で保持される。
糧食の高圧処理のための標準圧力は1,000から15,000バールの間で
ある。予め決められた保持時間に達した後、図において右側に高圧および低圧ピ
ストン5、8を移動させて圧縮状態を解き放す。この後、処理された物体は高圧
室6から外に取り出される。
物体に直接高圧ピストン5を作用させるのに代えて高圧室6に置くフレキシブ
ル容器(図示せず)内に物体を収納することができる。この後、高圧ピストン5
は高圧室内で分離した状態の圧力媒体に作用し、圧力媒体がフレキシブル容器内
の物体に圧力を加える。上述したものは従来技術の範囲である。
図2(以下、図1も参照する)は支持ライナ2内に挿入された位置の安全ライ
ナ3を示している。もう1つのシリンダ要素1の外にあって、この状態では圧縮
応力を与えられていない支持ライナ2は内側の円筒面2aと外側の円錐面2bと
を有する。安全ライナ3の内、外面3a、3bは共に円筒面である。さらに、安
全ライナ3の肉厚は製造技術上から許容される限り薄く選定されている。標準的
な例として、小形の実験用プレスでは安全ライナ3の肉厚は2mmから6mmの間で
ある。これに対し大形の生産プレスでは同じ肉厚が5mmから20mmの間である。
これに代わる方法として安全ライナ3の肉厚を支持ライナ2内に挿入したとき、
上記寸法よりも大きくしておき、挿入後、安全ライナ3の内面3aを適当な肉厚
とするために機械加工で削る方法がある。この方法では上記の厚さよりも肉厚を
薄くすることができる。
安全ライナ3の外径は支持ライナ2の内径と同じ寸法であり、支持ライナ2内
に安全ライナ3を挿入したとき、双方が隙間のない状態で嵌合する、いわゆるし
まり嵌めになる。これは支持ライナ2の内面2aと安全ライナ3の外面3aとの
間に過大な摩擦を生じさせないで安全ライナ3を挿入(図において右側から)す
ることを可能にする。このため、挿入時、安全ライナ3が擦られず、そうでなけ
れば損傷することなく、挿入することができる。挿入後、支持ライナ2および安
全ライナ3のどちらも半径方向に圧縮応力を与えられず、安全ライナ3と組み合
わせた支持ライナ2からなるユニットを得ることができる。
図4は、高圧プレスの外側のシリンダ要素1に上述したユニットを挿入する方
法を示している。外側のシリンダ要素1の内面1aは支持ライナ2の円錐状の外
面2bと同じ円錐状である。さらに、シリンダ要素1はそれの外面の巻き線7に
よってある計算された圧縮応力を与えられている。安全ライナ3と組み合わせた
支持ライナ2をそれの円錐状の外面2bがシリンダ要素1の円錐状の内面1aと
接触するまで、シリンダ要素1内に押し(図において右側から)ながら、挿入す
る。
この後、安全ライナ3と組み合わせた支持ライナ2を左側に残された距離だけ
プレスで押し込む。このプレスによる移動中、半径方向の圧縮応力が支持ライナ
2に、そして安全ライナ3にも与えられる。ある値にシリンダ要素1の圧縮応力
を選定することで、支持ライナ2がシリンダ要素1内へある適当距離だけ押し込
まれるとき、予め決められた安全ライナ3の最終の圧縮応力を得ることが可能に
なる。
再び図1(また、図3を見る)を参照して、本発明による高圧プレスを以下に
詳しく説明する。図に示される高圧プレスは互いに同芯に配置される3個のシリ
ンダ要素1、2、3からなる高圧シリンダを有する。最も内側のシリンダ要素は
薄い安全ライナ3からなる。この安全ライナ3の肉厚は多数のパラメータ、とり
わけ、高圧室6全体に作用する最大圧力ならびに安全ライナ3の直径および長さ
を考慮して寸法を定めている。安全ライナ3に破壊が生じたとき、高圧室6内の
圧力吸収媒体による圧力が安全ライナ3の破壊面に作用する。破壊は本来的に半
径方向に沿って生じるので、これらの破壊面は環状をなしている。圧力が破壊面
に作用したとき、ライナ部分に作用する軸方向の力は破壊位置から双方のライナ
部分を離す方向に生じる。この軸方向の力の大きさは高圧室6の圧力ならびに破
壊面の環状面積に比例している。環状面積は安全ライナの直径ならびに肉厚に比
例している。安全ライナが損傷するまで確実に使いきるために安全ライナの肉厚
については破壊面に働く上記した軸方向の力がライナ部分をある速度に加速させ
ないように小さくする。この速度とは高圧プレスあるいはその高圧プレスを取り
巻く環境に何らかの害を及ぼす危険がある速度である。実際上は安全ライナの肉
厚は製造技術上から許容される限り薄い寸法を選定する。
さらに、高圧プレスは安全ライナ3が破壊したとき、高圧室6内で圧縮状態に
ある媒体の少なくとも一部を高圧室6の外に導くための手段14、15を備えて
いる。これらの手段14、15のうち、一方の手段14は安全ライナ3と支持ラ
イナ2との間に配置されている。この手段14は安全ライナ3の外面3bに備え
られる溝からなり、外への通路14を形成する間、支持ライナ2の内面2aと協
働する。この通路14は高圧室6の端部部材4と安全ライナ3の外側に配置され
るシリンダ要素1、2との間の間隙15と連通している。この間隙15は高圧プ
レスの外側に配置される外側オリフィス15aを有する。さらに、通路14は安
全ライナ3の長さの全体にわたりら旋を形成して延びている。通常、溝の幅およ
び深さは10分の2、3mmから数mmまでである。
安全ライナ3が割れたとき、高圧室6内の圧力吸収媒体によって与えられる圧
力は安全ライナ3の破壊面に作用する。破壊面の面積が小さいので、ライナ部分
に作用する軸方向の力は、高圧プレスを損傷させる程にライナ部分を加速させな
い。これにより安全ライナの実際の寿命のすべてにわたり損傷を生じることなく
、また無駄な費用を発生させず、安全ライナを使用することが可能になる。
安全ライナ3の肉厚が十分に薄い寸法に選定されたならば、安全ライナ3は破
壊したとき、安全ライナ3とそれの外側に配置されるシリンダ要素2との間の摩
擦に打ち勝つことが殆どできないか、あるいは全くできない。このとき、ライナ
部分は全く動かないか、ほんの少しだけしか動かない。安全ライナの外側に配置
されたシリンダ要素にクラックがあるにもかかわらず、高圧プレスをそのまま運
転するのを防ぐためにこの通路14および間隙15を通して圧縮媒体の一部を高
圧プレスの外に導く。
安全ライナ3が割れたとき、クラックは通路14と交差する方向に走る。高圧
室6内は高圧であるため圧縮媒体の一部が通路14に押し込まれ、さらに間隙1
5およびそのオリフィス15aを通って高圧プレスの外に流出する。この媒体の
流出は安全ライナ3に損傷が発生したことを素早く、しかも確実に知らせる。こ
のため、損傷後、直ちに安全ライナを交換することが可能になる。また、破裂し
た安全ライナ3と共に高圧プレスが運転される危険を最少にすることができる。
運転中、もし高圧ピストン5が高圧処理している物体に直接作用するものであれ
ば、流出する媒体はこの物体である。一方、高圧ピストンが物体を圧縮するため
に用いる他の圧縮媒体に作用するものであれば、この他の圧縮媒体が流出する。
運転中、圧縮媒体が間隙15内に流出するのは高圧室の端部部材4と安全ライナ
3の内面3aとの間に高圧シール(図示せず)を設けることによって防ぐことが
できる。
本発明は勿論上記の例示した実施例に限定されるものでなく、添付の請求の範
囲の記載の範囲内において異なる方法で実施することができる。
たとえば、安全ライナは中間支持ライナあるいはこれ以外のシリンダ要素を用
いることなく、最も外側のシリンダ要素に直接配置することができる。この場合
、最も外側のシリンダ要素には安全ライナが挿入されたとき、圧縮応力を与えら
れないようにする。シリンダ要素および安全ライナの予め決められた圧縮応力は
安全ライナが挿入された後に外側のシリンダ要素のまわりに装着される、たとえ
ば鋼の巻き線によって与えることができる。
さらに、ライナ破壊が生じたとき、圧縮媒体を高圧室から外に導く手段は安全
ライナとそれの外側に配置されたシリンダ要素との間に設けられる部分的に平行
な部分からなるら旋通路として構成してもよい。
また、上記の通路は安全ライナとそれの外側に直接配置されるシリンダとの間
に置く間隔部材同士の間に空間を形成して構成することができる。この場合、間
隔部材、すなわち通路は、たとえば軸方向に沿って、あるいはら旋状に配置され
る。
さらに、最も内側のシリンダ要素3によって半径方向に囲われている高圧室6
はシリンダ要素3の端部で、たとえば2枚の端部部材、2個のピストンによって
、あるいは端部部材とピストンとを用いて形成することができる。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1996年5月8日
【補正内容】
請求の範囲
1. 半径方向に予め決められた圧縮応力を与えられ、圧縮媒体を受け入れる
ための高圧室(6)を囲み、互いに同芯に配置される多数のシリンダ要素(1、
2、3)からなる高圧シリンダを有する、たとえば糧食、薬剤および化粧用調合
剤等の物体を高圧処理するための高圧プレスにおいて、薄い肉厚を有し、かつ破
壊が生じるまで前記高圧シリンダ内に置くことを意図して設けられた薄い安全ラ
イナ(3)と、前記安全ライナ(3)に破壊が生じたとき、前記高圧室(6)か
ら圧縮媒体の少なくとも一部を導き、本来的に前記安全ライナ(3)の外面に沿
い、それのまわりにら旋を形成し、かつそれの全長にわたり延びる1条ないし複
数条の通路(14)を有する手段とを備えることを特徴とする、物体を高圧処理
するための高圧プレス。
2. 1条ないし複数条の前記通路(14)が前記安全ライナ(3)の外面(
3b)に設けられ、前記安全ライナの外側に直接配置される前記シリンダ要素(
2)の内壁(2a)と協働している溝から形成されることを特徴とする請求の範
囲第1項記載の高圧プレス。
3. 1条ないし複数条の前記通路(14)が前記安全ライナの外側に直接配
置される前記シリンダ要素(2)の内壁(2a)に設けられ、前記安全ライナ(
3)の外面と協働している溝から形成されることを特徴とする請求の範囲第1項
または第2項記載の高圧プレス。
4. 1条ないし複数状の前記通路(14)が前記安全ライナ(3)のまわり
にら旋状に配置される間隔部材同士の間、前記安全ライナ(3)と、前記安全ラ
イナの外側に直接配置される前記シリンダ要素(2)との間に本来的に前記安全
ライナ(3)の全長にわたり設けられる空間から形成されることを特徴とする請
求の範囲第1項記載の高圧プレス。
5. たとえば糧食、薬剤および化粧用調合剤等の物体を高圧プレスで高圧処
理するための方法であって、半径方向に予め決められた圧縮応力を与えられ、高
圧処理中、消耗にさらされ、互いに同芯に設けられる多数のシリンダ要素(1、
2、3)からなる高圧シリンダで囲われた高圧室(6)で、該物体を高圧処理す
るものにおいて、内側の薄い安全ライナ(3)に破壊が生じるまで、ライナ交換
を行うことなく、前記高圧プレスを使用し、前記安全ライナ(3)に破壊が生じ
たとき、前記高圧シリンダの外に、本来的に該安全ライナ(3)の外面に沿い、
それの全長にわたりら旋状に配置される1条ないし複数条の通路を通して前記物
体または前記高圧室内の圧力吸収媒体の少なくとも一部を流出させて前記安全ラ
イナの破壊を指示するようにしたことを特徴とする、物体を高圧処理するための
方法。
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フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG),
AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C
H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB
,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,
LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,M
W,MX,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU
,SD,SE,SI,SK,TJ,TT,UA,UG,
US,UZ,VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 半径方向に予め決められた圧縮応力を与えられ、圧縮媒体を受け入れる ための高圧室(6)を囲み、互いに同芯に配置される多数のシリンダ要素(1、 2、3)からなる高圧シリンダを有する、たとえば糧食、薬剤および化粧用調合 剤等の物体を高圧処理するための高圧プレスにおいて、薄い肉厚を有し、かつ破 壊が生じるまで前記高圧シリンダ内に置くことを意図して設けられた薄い安全ラ イナ(3)と、前記安全ライナ(3)に破壊が生じたとき、前記高圧室(6)か ら圧縮媒体の少なくとも一部を導き、本来的に前記安全ライナ(3)の外面に沿 って延びる1条ないし複数条の通路(14)を有する手段(14、15)とを備 えることを特徴とする物体を高圧処理するための高圧プレス。 2. 1条ないし複数条の前記通路(14)が前記安全ライナ(3)の外面( 3b)に設けられ、前記安全ライナの外側に直接配置される前記シリンダ要素( 2)の内壁(2a)と協働している溝から形成されることを特徴とする請求の範 囲第1項記載の高圧プレス。 3. 1条ないし複数条の前記通路(14)が前記安全ライナの外側に直接配 置される前記シリンダ要素(2)の内壁(2a)に設けられ、前記安全ライナ( 3)の外面と協働している溝から形成されることを特徴とする請求の範囲第1項 または第2項記載の高圧プレス。 4. 1条ないし複数条の前記通路(14)が前記安全ライナ(3)のまわり にら旋を形成し、かつ本来的にそれの全長にわたり延びるようにしたことを特徴 とする請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか1項に記載の高圧プレス。 5. 1条ないし複数状の前記通路(14)が前記安全ライナ(3)のまわり に軸方向ないしら旋状に配置される間隔部材同士の間、前記安全ライナ(3)と 、前記安全ライナの外側に直接配置される前記シリンダ要素(2)との間に本来 的 に前記安全ライナ(3)の全長にわたり設けられる空間から形成されることを特 徴とする請求の範囲第1項記載の高圧プレス。 6. たとえば糧食、薬剤および化粧用調合剤等の物体を高圧プレスで高圧処 理するための方法であって、半径方向に予め決められた圧縮応力を与えられ、高 圧処理中、消耗にさらされ、互いに同芯に設けられる多数のシリンダ要素(1、 2、3)からなる高圧シリンダで囲われた高圧室(6)で、該物体を高圧処理す るものにおいて、内側の薄い安全ライナ(3)に破壊が生じるまで、ライナ交換 を行うことなく、前記高圧プレスを使用することを特徴とする物体を高圧処理す るための方法。 7. 前記安全ライナ(3)に破壊が生じたとき、前記高圧シリンダの外に前 記物体または前記高圧室内の圧力吸収媒体の少なくとも一部を流出させて前記安 全ライナの破壊を指示するようにしたことを特徴とする請求の範囲第6項記載の 物体を高圧処理するための方法。
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