JPH09508609A - 棒状物品の搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 それぞれが包装機械により包装される１層の巻タバコ束を形成する巻タバコの列を分配する装置は、環状搬送体（４４）に担持された多数のフルート付遊星輪（４２）を含み、巻タバコは、搬送体の経路に沿って機械のホッパー内の羽根（３８）の間に形成された溝（４０）の下端から直接ピックアプされる。輪（４２）は列状の巻タバコを、同軸ドラム（４６）上のフルートの組（４８）へ搬送し、さらに分配ドラム（２２）へ搬送する。一般に、包装機械は３個のかかる装置を有し、１個の装置が包装すべき巻タバコの束の１層に対応している。代替的な装置においては、１列の巻タバコが、内サイクロイド形の経路をたどるように遊星輪（２２６）に設けられた巻タバコ列搬送体（２２０）によりほぼ同時にピックアプされる。

Description

【発明の詳細な説明】 棒状物品の搬送装置 本発明は棒状物品の搬送、特に巻タバコ包装機械において次に包装するための 巻タバコ列の搬送に関する。 巻タバコ包装機械で高速を達成するには、機械の出来るだけ多くの部品が間欠 的でなく連続して運転されることが望ましい。特に、巻タバコ群を次の包装のた め束に集めるコンベヤは連続走行することが望ましい。本発明は特に、排他的で はないが、特に巻タバコがほぼ静止しているホッパーまたは他の領域から巻タバ コを上述のようなコンベヤへ供給するのに適した搬送装置に関する。 本発明の一局面によると、棒状物品の搬送装置は、列をなして配置された複数 個の隣接する分配位置へ物品を供給する手段と、物品を該位置から受け取る手段 を有するコンベヤ手段と、前記受取り手段が前記位置から物品を受け取るように 、コンベヤ手段を前記列に隣接して延びる経路に沿って移動させる手段と、物品 の列を前記コンベヤ手段から搬送する手段とを有している。前記コンベヤ手段は 回転コンベヤ手段であってよい。好適には、前記受取り手段は、フルート（ｆｌ ｕｔｅ）のような個々の巻タバコ位置を画成する手段を有している。コンベヤ手 段は、物品を例えばフルートに順次受け入れるか、または列をなした数個または 全ての物品をほぼ同時に受け入れる。隣接する分配位置は真っ直ぐなこともあり 、コンベヤ手段と協働するように湾曲していることもある。 分配手段は物品の列を次のコンベヤへと引き渡し、このコンベヤは回転ドラム または無端バンドベルトでよく、個々の巻タバコを受け取るフルート、ポケット 、または巻タバコ列を受け取る他の手段を有する。 好適な構造においては、コンベヤ手段は複数個の遊星輪を有し、移動手段は該 輪のための環状搬送体を有する。各輪は列内の分配位置の数に等しい数のフルー トを有する。好適には、遊星輪は、連続列の間に間隔を置いて物品の連続列を次 のコンベヤへ引き渡す。次のコンベヤは、環状搬送体と同軸に回転し、遊星輪の 経路よりも小さい半径を有するフルート付ドラムを有している。好適構造におい ては、遊星輪は前記列から物品をフルート内へ受け取り、ほぼ同時に物品を他の フルートから前記回転ドラムへと引き渡すことが出来る。遊星輪、環状搬送体、 回転ドラムは連続して動くことが好ましい。 他の好適構造においては、受取り手段が内サイクロイドを描く経路上を動くよ うに拘束されている。受取り手段は、遊星輪により担持され、巻タバコの列を内 サイクロイド経路の交点において受け取り、巻タバコを経路上の交点の間の位置 において、好ましくは収容ポケットのような受取りコンベヤの速度に適合した速 度で引き渡すように構成された手段を有している。 本発明の他の局面によると、棒状物品を搬送する装置は、物品を、列をなして 配置された複数個の隣接した分配位置へ供給する手段と、該位置から物品を受け 取る第１コンベヤ手段と、該第１コンベヤ手段から物品を受け取る第２コンベヤ 手段とを有し、第１、第２コンベヤ手段は共通の軸線回りに回転可能になってい る。好適構造においては、第１コンベヤ手段は少なくとも１個の遊星コンベヤを 有している。かくて、第１コンベヤ手段は環状部材により担持された複数個のフ ルート付遊星部材を有し、第２コンベヤ手段は環状部材の内側に配置されたフル ート付ドラムを有している。 以下本発明を、添付の図面を参照して例示として説明する。 第１図は、巻タバコ包装機械の一部の斜視図、 第２図は、ホッパー出口と搬送コンベヤ構造とを含む第１図の機械の一部の側 面図、 第３図は、僅かに変形された搬送コンベヤ構造の第２図に類似の図、 第４図は、第３図の線IV−IVに沿う断面図、 第５図は、第４図の一部をより詳細に示す拡大図、 第６図と第７図は種々の運転位置にある搬送コンベヤ構造の概略図、 第８図は、吸入弁タイミングを示す搬送コンベヤ構造の概略図、 第９図は、他の僅かに変形された構造を示す、第５図に類似の図、 第１０図は、巻タバコ包装機械の他の搬送コンベヤ構造の側面図である。 第１図は、巻タバコをヒンジ蓋式箱内に包装する機械１０の一部を示す。機械 は、３個の出口１４、１６、１８をもつ巻タバコホッパー１２を含み、各出口は 、 巻タバコの列を分配ドラム２２へ引き渡す搬送コンベヤ構造２０と関連している 。 ポケット２６を担持する無端ベルトコンベヤ２４が分配ドラム２２の下方を走 行し、各ポケットはドラムの一つから巻タバコの列を受け取り、順次巻タバコの 積み重ねられた３列を収容する。ドラム２２の下流において、コンベヤ２４は他 のポケット付ベルトコンベヤ２８に平行に走っている。プッシャー３２を担持す る頭上の搬送コンベヤ３０が巻タバコ群をポケット２６からコンベヤ２６のポケ ット３４へと搬送するように作用する。次に、巻タバコ群が、コンベヤ２８の垂 直走行に沿ってポケット３４から軸線方向に順次突き出される。この軸線方向の 突き出しの間に、巻タバコ群は、３６により示した経路に沿って分配される箔の 区画において、部分的に包装され、３７に示す折り畳みコンベヤにより受れ取ら れる。巻タバコ群の回りに箔を巻き付けること、巻き付けられた群をヒンジ蓋容 器に挿入することは、本発明の部分を構成しない。 第２図に示すように、ホッパー出口１４、１６、１８はそれぞれ、出口を、巻 タバコの縦列を収容する７個の溝４０に分割する一連の羽根（ｖａｎｅ）３８を 備えている。搬送コンベヤ構造２０は、回転環状搬送体４４上に支持された５個 の遊星吸引輪４２を有している。各輪４２は７個のフルート（ｆｌｕｔｅ）を有 し、該輪が出口１４を通過する毎に、各溝４０からの巻タバコがフルートの一つ にピックアプされるように構成されている。 吸引ドラム４６は搬送体４４と同じ軸線の回りに回転可能であり、７個のフル ートから成る対向した２組４８を有している。ドラム４６は搬送体４４よりも速 い角速度で回転し、巻タバコが出口１４から出て来る間に、各遊星輪４２が７本 の巻タバコの列を２組の一方４８に搬送するような構造になっており、列は次に 分配ドラム２２へ搬送される位置へドラム４６により運ばれる。ドラム２２はド ラム４６のフルートに類似するフルートの対向した組５０を有することに留意さ れたい。ドラム２２は、より大きく、３個以上の組のフルートを有することもあ る。 輪４２に加えて、搬送体４４はそれぞれの輪４２の間に位置し、輪４６が通過 する時以外に巻タバコを溝４０内に保持する作用のある５個の支持兼案内セグメ ント５２を有する。セグメント５２の周辺支持面は、次の輪４２が近付くにつれ て、溝４０内の最下の巻タバコが次第に降下されるように傾斜しており、巻タバ コを輪上のフルートへ載せるのを助けている。 輪４２、ドラム４６、２２はそれぞれ吸引を正しい回転位置において生じさせ たり、止めたりする適当な弁を備え、かくして巻タバコのピックアプ、搬送、伝 達が上述のように起ることが理解されよう。 第３図から第５図は僅かに変形された構造を示し、便宜のため、第１図と第２ 図に示す部品に対応する部品に類似の参照番号が使用されている。特に第３図か ら分かるように、各遊星輪４２は９個のフルートを有し、ドラム４６、２２上の フルートの組４８、５０もまた９個のフルート（第３図には全部を示さず）を有 している。 特に第４図と第５図を参照すると、搬送コンベヤ構造２０とドラム２２は、タ イミングベルト６２により、機械１０の主駆動部に連結された駆動プーリ（第４ 図）から駆動される。プーリ６０は中空駆動軸６４と共に回転可能なスリーブ６ １に固定されており、該駆動軸の一端はドラム４６の片側を形成する部分と一体 になっている。ドラム４６の他の側は同心の軸６６と一体になっている。軸６４ は、ドラム４６に吸引を伝達する内孔７０を有する内部静止管６８の回りに回転 可能である。 同様に、ドラム２２は軸６４に平行な中空軸７２に固定され、該中空軸は各軸 にキー止めされた歯車７４、７６により軸６４から駆動される。軸７２は、ドラ ム２２に吸引が供給される内部孔８０を有する内部静止管７８の回りに回転する 。 軸６４にキー止めされた歯車７４はまたスタブシャフト８４の一端に連結され た歯車８２と係合し、このスタブシャフトは他端に、軸６４と同心の軸線の回り に回転可能な太陽歯車８８と係合する他の歯車８６を担持している。 各遊星輪４２は同軸に横方向に隔置された第１、第２部分４２Ａ、４２Ｂを有 し、該部分はそれぞれ遊星輪のフルート内で搬送された巻タバコの対向する端部 と係合している。遊星輪部分４２Ｂは同軸遊星歯車９０を担持した短軸に連結さ れており、該歯車９０は太陽歯車８８と静止内リング歯車９２との双方と係合し ている。遊星輪部分４２Ｂと明らかに同じ速度で動く必要がある遊星輪部分４２ Ａは、軸６６の端部に連結された歯車９４により、部分４２Ｂ用の対応の歯車と 同様な態様で協働する歯車８２Ａ、８６Ａ、太陽歯車８８Ａ、歯車９０Ａおよび リング歯車９２Ａを介して駆動される。遊星輪部分４２Ａ、４２Ｂはそれぞれ搬 送体４４の横方向に隔置された部分４４Ａ、４４Ｂにより担持されている。 搬送体４４に設置された案内兼支持セグメント５２はそれぞれ巻タバコ１００ を溝４０の底において案内し、かつ支持し得る横方向に隔置された部分を有して いる。各セグメント５２は全体的に円筒形の部材１０４に１０２において枢着さ れ、部材内のセグメンタル溝１０６の一方の側面に対して通常は衝接するように 圧縮ばね１０５により拘束されている。部材１０４自身は搬送体４４に軸１０２ 回りに枢動可能に連結され、カムローラ１０８を担持し、該カムローラは軸６４ または６６を取り囲む静止した全体的に環状のカム面１１２と係合するように他 の圧縮ばね１１０により押し付けられている。 第５図において、セグメント５２は使用時通常は占めない位置を占めている。 カム面１１２の形状は、セグメント５２が、巻タバコがドラム４６とドラム２２ との間（第３図参照）を搬送される領域において、点線で示すように、横方向に 開いた位置を占めるような形状にされている。セグメント５２は、ホッパー出口 の領域にあるとき横方向に閉じた位置（実線で示すように）を占め、それにより 上述したシュート４０内に巻タバコを支持し、かつ案内している。セグメント５ ２は、ドラム４６の近くで詰まった巻タバコのような障害物に遭遇した場合、ば ね１０５の作用に抗して閉鎖位置から開放位置へ、すなわち、セグメントがセグ メンタル溝１０６内で軸１０２の回りに枢動することにより可動になっている。 第６図と第７図は、巻タバコをホッパー出口１４から伝送ドラム２２へ搬送す る際の２段階を示す。出口１４の９個の溝内の巻タバコは、巻タバコが遊星輪４ ２へ搬送される順序で１〜９の番号を付されている。輪４２とドラム４６、２２ 上のフルートは、それらが搬送している巻タバコを示すために対応した番号を付 されている。個々の遊星輪４２を引用する便利のため、遊星輪は第６図と第７図 においてＣ、Ｄ、Ｅ、Ｆ、Ｇの符号を付されている。 第６図において、輪４２Ｃは最初の巻タバコを受け取っており、輪４２Ｄは９ 本の巻タバコの全列を受け取り、最初の７本をドラム４６のフルートの組４８Ａ へ引渡し終わっている。前の９本の巻タバコの列（輪４２Ｅにより受け取られた ） は既にフルートの組４８Ｂから分配ドラム２２上のフルートの組２２Ｂへ搬送さ れている。フルートの組２２Ａ内の列の最初の８本の巻タバコは既にポケット２ ６（第１図）へと搬送され終わっている。 第７図において、輪４２Ｃは８本の巻タバコを受け取り、その中の４本を既に フルートの組４８Ａに搬送している。フルートの組４８Ｂは輪４２Ｄから受け取 った列をフルートの組２２Ａに搬送しつつある。輪４２Ｅがこの搬送と干渉する ことはないことに注意されたい。フルートの組２２Ｂにより運ばれた巻タバコ列 の内の２本が次のポケット２６（第１図）に搬送され終わっている。 特に第５図と第８図に示すように、各遊星輪４２は、各フルートと関連しかつ 開口１２２に終端する吸引通路１２０を有し、開口１２２は、輪４２の隣接の面 が回転して衝接する搬送体４４の面の一対の円弧状マニホールド１２４、１２６ の一つと連通している。衝接する各々の面はカーボンディスクを有する。搬送体 ４４は、搬送体の内部に配置された固定の吸引マニホールド１３０にマニホール ド１２４を連結させる通路１２８を有する。搬送体４４が回転すると、輪４２が ホッパー出口１４（または１６、１８）の領域に達したとき、通路１２８がマニ ホールド１３０と連結し、吸入マニホールド１２４を介し、最初の巻タバコを受 け取るフルートに吸引作用が生じるように構成されている。第８図において認め られるように、輪４２がホッパー出口１４を通過する間、巻タバコをピックアプ し、搬送する必要のあるフルートに吸引が連結されたままになっている。輪４２ が回転すると、フルートがマニホールド1２４の端部に対応する位置を通過し、 関連の開口１２２が排気マニホールド１２６に接続されたとき、吸引が解除され 、巻タバコは最早保持されなくなる。この位置は、巻タバコをドラム４６に搬送 するのが必要な位置に対応している。吸引は、機械の固定構造部を通る通路１３ ２（第５図）を通ってマニホールド１３０に伝達される。 第９図の構造においては、遊星輪４２の各フルートと関連した吸引通路１２０ は、吸引マニホールド１２４と排気マニホールド１２６のいずれかに連通する、 軸線方向に隔置された半径方向の孔１２０Ａ、１２０Ｂ等を有する。孔１２０Ａ 、１２０Ｂ等は、各遊星輪４２と遊星歯車９０とを接続する軸の中に形成されて いる。マニホールド１２４、１２６は、リング歯車９２に隣接する固定部材に形 成 されている。軸方向に隔置された孔１２０Ａ、１２０Ｂ等を設けることにより、 各フルートへの吸引を、輪４２の回転位置に応じて必要なだけ正確に制御するこ とが可能になる。対照的に、数個の開口１２２が円弧形のマニホールド１２４と 連通している第５図の構造においては、フルートによっては、巻タバコが存在し ないときにも吸引作用を受け、吸引の浪費となる。 以上の実施例は、それぞれが巻タバコの列を分配ドラム２２へ、それからポケ ット２６へと搬送する３個の搬送コンベヤ構造２０の使用を主として引用して記 載したが、包装機械はかかる構造を１個だけ有していてもよい。かくて、第２図 に示すものと原理的に類似な構造が、実質的に連続な巻タバコの列を、ドラム２ ２に相当するドラムへ搬送するのに使用できる。より一般的には、ホッパー出口 から搬送される巻タバコの数は、包装さるべき群の列を形成するのに最終的に必 要な巻タバコの数に対し直接の関係を有する必要はない。フルート付き吸引ドラ ム上に担持される巻タバコの連続または他の列は、例えば他の吸引フルート付き ドラムのような下流のコンベヤへ選択的に搬送され、また、搬送位置において吸 引の適当な制御により、所定の長さの列に副分割されていてもよい。適切な内部 吸引弁を有するドラムを使用するような搬送技術はタバコ工業においては良く知 られている。 第１０図に示す搬送コンベヤ構造は、ホッパー出口２１４、２１６、２１８を 含む。ホッパー出口２１６は、巻タバコの列を出口からピックアプし、回転ポケ ットドラム２２４のポケット２２２へ搬送するようにされた吸引搬送体２２０と 関連している。搬送体２２０は、静止環状リング歯車２２８と係合を維持しつつ 、円形経路上を動くように拘束された遊星歯車２２６に連結されている。搬送体 ２２０の運動の合成経路は内サイクロイド２３０である。類似の搬送構造がホッ パー出口２１４、２１８に関連している。 回転ポケットドラム２２４が回転するに従い、各ポケット２２２が巻タバコの 第１の列を、ホッパー出口２１４に関連する搬送体２２０から受け取り、次に第 ２、第３の列をそれぞれホッパー出口２１６、２１８に関連する搬送体２２０か ら受け取る。巻タバコの３つの列を含む群が領域２３２においてドラム２２４か ら搬送される。 搬送体２２０は遊星歯車２２６に剛固に固定する必要はなく、例えば、歯車の 軸線に平行な軸線回りに枢動可能にし、その角度位置をカムにより制御するよう な構造にしてもよい。このように、巻タバコの列をピックアプする間に搬送体と ホッパー出口との整合と、搬送中の搬送体とポケット２２２との整合が容易に達 成される。さらに、必要なら、搬送体の角度位置は、搬送位置へ近接する間に、 ポケット２２２の部分のような装置の他の部分と干渉しないように内サイクロイ ド上の運動の他の段階において制御されてもよい。搬送体２２０の横行速度は、 巻タバコピックアプ位置においてはほぼ零であり、列をポケットに搬送する間に はポケット２２２の速度にほぼ一致していることが認識されよう。 ポケット２２２はドラム上に配置される必要はなく、例えば２４０で示すよう な直線経路上を可動のベルト上に担持されてもよい。この場合、ホッパー出口は 通常例えば直線状のベルトの経路に沿って適当に配置され、列を順次搬送させ、 各ポケット内に巻タバコの群を形成させる。ポケット付コンベヤの下流の構造は 第１図に示したものとほぼ同じである。 第１０図に示す構造においては、列内の全ての巻タバコはほぼ同時にホッパー 出口２１４、２１６または２１８から各搬送体２２０へ搬送される。ホッパー出 口２１４、２１６、２１８の底端と、搬送体２２０の搬送面はほぼ直線状である と述べたが、このことはこの場合必要ない：例えば、ホッパー出口における巻タ バコの底の列は凸または凹の曲線であり、搬送体２２０が列を受れ取るような同 じ形状にしてもよい。実際には、列の曲がりの程度は、比較的平坦な列をポケッ ト２２２の一つに搬送するという要件により限定される。特に、搬送体２２０が 枢動することがある程度許されている場合には、僅かなローリング動作が、巻タ バコの列をホッパー出口からピックアプするのを助けるために使用されよう。か くて、巻タバコは、第２図の構造の輪４２によって順次ピックアプされるのでは ないが、列全体が正確に同時にピックアプされる必要もない。各列の個々の巻タ バコのピックアプの実際のタイミングは実質的にはホッパー出口と搬送体との形 状と、搬送体の運動とに依存する。

【手続補正書】特許法第１８４条の８ 【提出日】１９９６年４月１２日 【補正内容】 請求の範囲 １．棒状物品の搬送装置において、列状に配置された複数個の隣接した分配位 置へ物品を供給する手段と（４０）、前記位置から物品を受け取る手段を含む回 転コンベヤ手段（４２，４４）と、別なコンベヤ（４６）を含み、列状の物品を 前記回転コンベヤ手段から引き渡す手段とを含み、前記回転コンベヤ手段は、そ れぞれが個々の物品位置を画定する受取り手段を有する複数の遊星輪（４２）と 、前記受取り手段が前記位置から物品を受け取るように、前記列に隣接して延び る経路に沿って前記輪を移動させる環状の搬送体（４４）を含むことを特徴とす る搬送装置。 ４． 請求の範囲第１項に記載の装置において、前記遊星輪（４２）と前記搬 送体（４４）は、物品が前記経路に沿って移動されるとき、列状の物品が各輪に より順次受け取られるように配設されていることを特徴とする搬送装置。 ５． 請求の範囲第１項から第４項のいずれか一つの項に記載の装置において 、前記他のコンベヤ（４６）が個々の物品位置を画成する手段を含むことを特徴 とする搬送装置。 ７． 請求の範囲第１項から第６項のいずれか一つの項に記載の装置において 、個々の物品位置を画定する前記受取り手段が、少なくとも前記列に配置された 分配位置の数用の位置を画定するフルーロを含むことを特徴とする搬送装置。 ８． 請求の範囲第１項から第７項のいずれか一つの項に記載の装置において 、前記輪（４２）が、連続列の間に間隔があるように物品の連続列を他のコンベ ヤ（４６）に分配するように配置されていることを特徴とする搬送装置。 ９． 請求の範囲第８項に記載の装置において、前記他のコンベヤが、前記環 状搬送体（４４）と同じ軸線の回りに回転可能であり、かつ輪（４２）の経路の 半径より小さい半径を有するフルート付ドラム（４６）を含むことを特徴とする 搬送装置。 １０． 請求の範囲第９項に記載の方法において、同時に、実質的に物品を他 のフルートから前記回転ドラムへ搬送している間に前記輪（４２）が物品を分配 位置の一つから１個のフルート内に受け取ることを特徴とする搬送装置。 １１．棒状物品の搬送装置において、列状に配置された複数個の隣接した分配 位置へ物品を供給する手段（２１４，２１６，２１８）と、前記位置から物品を 受け取る手段（２２０）を含むコンベヤ手段（２２６）と、別なコンベヤ（２２ ４，２４０）を含み、列状の物品を前記コンベヤ手段から引き渡す手段とを含み 、前記コンベヤ手段は、少なくとも１個の遊星輪（２２６）を含み、また前記分 配位置と前記別なコンベヤに隣接して延びる前記遊星輪（２２６）用の環状の経 路を画成する手段（２２８）を含み、前記位置から物品を受け取る前記手段（２ ２０）が実質的に同時に前記分配位置から物品の列を受け取るように配設されて いることを特徴とする搬送装置。 １２． 請求の範囲第１１項に記載の装置において、前記受取り手段（２２０ ）が内サイクロイドを描く経路（２２８）上を動くように拘束されていることを 特徴とする搬送装置。 １３． 請求の範囲第１２項に記載の装置において、前記受取り手段が、遊星 輪（２２０）により担持され、物品の列を内サイクロイド経路の交点において受 け取り、前記経路上の交点の間の位置において物品を分配するように配設された 手段を有することを特徴とする搬送装置。 １４． 請求の範囲第１項から第１３項のいずれかーつの項に記載の装置にお いて、さらに一連の隔置された搬送体手段（２６，２２２）を備えた群コンベヤ （２４，２２４，２４０）を含み、前記搬送体手段が物品の群を受け取るように 配設されており、前記各群が物品の少なくとも２つの重なった列を含み、前記列 が前記群コンベヤの経路に沿って隔置された位置において受け取られ、前記列の 少なくとも１列が前記分配手段から受け取られることを特徴とする搬送装置。 １５． 請求の範囲第１４項に記載の装置において、前記分配手段が連続列を 隔置されたシリーズで前記コンベヤ手段（４２，４４）から前記群コンベヤ（２ ４）へ運ぶ第１、第２のフルート付ドラム（２２，４６）を含むことを特徴とす る搬送装置。 １６． 棒状物品の搬送装置にして、物品を、列状に配置された複数個の隣接 する分配位置へ供給する手段（４０）と、物品を該位置から受け取る手段を含む 第１回転コンベヤ手段（４２，４４）と、第１コンベヤ手段から物品を受け取る 手段を含む第２回転コンベヤ手段とを有し、前記第１、第２回転コンベヤ手段（ ４２，４４，４６）が共通軸線の回りに回転可能であることを特徴とする搬送装 置。 １７． 請求の範囲第１６項に記載の装置において、前記第１コンベヤ手段が 少なくとも１個の遊星コンベヤ（４２）を有することを特徴とする搬送装置。 １８． 請求の範囲第１７項に記載の装置において、前記第１コンベヤ手段が 、環状部材（４４）により担持された複数個のフルート付遊星コンベヤ（４２） を含むことを特徴とする搬送装置。 １９． 請求の範囲第１８項に記載の装置において、前記第２コンベヤ手段が 、前記環状部材（４４）の経路の半径方向内側に配置されたフルート付ドラム（ ４６）を含むことを特徴とする搬送装置。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＢＲ，ＣＮ，ＤＥ，ＧＢ，Ｊ Ｐ，ＵＳ (72)発明者 グッドウィン，ジェームズ イギリス国 シーブイ４ ７イーゼット カベントリー，ユニバーシティ オブ ウ オリック サイエンス パーク，サー ウ ィリアム ライオンズ ロード ２ (72)発明者 マーチン，サイモン チャールズ イギリス国 シーブイ４ ７イーゼット カベントリー，ユニバーシティ オブ ウ オリック サイエンス パーク，サー ウ ィリアム ライオンズ ロード ２ (72)発明者 バーノン，ジェフリー ウィリアム イギリス国 エィチピー14 ４ジェイイー バッキンガムシャー，ハイ ウィコウ ム，サウンダートン，ホー レーン（番地 なし），モリンス ピーエルシー 気付

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 棒状物品の搬送装置において、物品を、列状に配置された複数個の隣接 する分配位置へ供給する手段と、物品を該位置から受け取る手段を有するコンベ ヤ手段と、前記受取り手段が前記位置から物品を受け取るように、前記列に隣接 して延びる経路に沿ってコンベヤ手段を移動させる手段と、物品の列を前記コン ベヤ手段から引き渡す手段とを含む装置。 ２． 請求の範囲第１項に記載の装置において、前記コンベヤ手段が回転コン ベヤ手段であることを特徴とする装置。 ３． 請求の範囲第１項または第２項に記載の装置において、前記受取り手段 が、個々の巻タバコ位置を画定する手段を含むことを特徴とする装置。 ４． 請求の範囲第３項に記載の装置において、物品が前記経路に沿って移動 されるにつれて、列をなす物品が前記コンベヤ手段により順次受け取られるよう に、前記コンベヤ手段と移動手段が、配置されていることを特徴とする装置。 ５． 請求の範囲第１項から第４項のいずれか一つの項に記載の装置において 、さらに、前記分配手段から巻タバコの列を受け取るようにされた手段を含む他 のコンベヤを含むことを特徴とする装置。 ６． 請求の範囲第１項から第５項のいずれか一つの項に記載の装置において 、前記コンベヤ手段が複数個の遊星輪を含み、前記移動手段が前記輪用の環状搬 送体を含むことを特徴とする装置。 ７． 請求の範囲第６項に記載の装置において、前記各輪が、少なくとも前記 列に配置された分配位置の数用に個々の巻タバコ位置を画定するフルートを有す ることを特徴とする装置。 ８． 請求の範囲第６項または第７項に記載の装置において、前記輪が、連続 列の間に間隔があるように物品の連続列を他のコンベヤに分配するように配置さ れていることを特徴とする装置。 ９． 請求の範囲第８項に記載の装置において、前記他のコンベヤが、前記環 状搬送体と同じ軸線の回りに回転可能であり、かつ輪の経路の半径より小さい半 径を有するフルート付ドラムを含むことを特徴とする装置。 １０． 請求の範囲第９項に記載の方法において、実質的に物品を他のフルー トから前記回転ドラムへ搬送している間に、前記輪が物品を分配位置の一つから １個のフルート内に受け取ることを特徴とする装置。 １１． 請求の範囲第１項または第２項に記載の方法において、前記コンベヤ 手段が、物品の列を分配位置からほぼ同時に受け取る手段を含むことを特徴とす る装置。 １２． 請求の範囲第１項、第２項、第１１項のいずれか一つの項に記載の装 置において、前記受取り手段が内サイクロイドを描く経路上を動くように拘束さ れていることを特徴とする装置。 １３． 請求の範囲第１２項に記載の装置において、前記受取り手段が、遊星 輪により担持され、巻タバコの列を内サイクロイド経路の交点において受け取り 、前記経路上の交点の間の位置において巻タバコを引き渡すように構成された手 段を含むことを特徴とする装置。 １４． 請求の範囲第１項から第１３項のいずれか一つの項に記載の装置にお いて、さらに一連の隔置された搬送体手段を有する群コンベヤを含み、前記搬送 体手段が巻タバコの群を受け取るように配設されており、前記各群が巻タバコの 少なくとも２つの重なった列を含み、前記列が前記群コンベヤの経路に沿って隔 置された位置において受け取られ、前記列の少なくとも１列が前記分配手段から 受け取られることを特徴とする装置。 １５． 請求の範囲第１４項に記載の装置において、前記分配手段が連続列を 隔置されたシリーズで前記コンベヤ手段から前記群コンベヤへ運ぶ第１、第２の フルート付ドラムを含むことを特徴とする装置。 １６． 棒状物品の搬送装置において、物品を、列状に配置された複数個の隣 接する分配位置へ供給する手段と、物品を該位置から受け取る第１コンベヤ手段 と、第１コンベヤ手段から物品を受け取る第２コンベヤ手段とを含み、前記第１ 、第２コンベヤ手段が共通軸線の回りに回転可能であることを特徴とする装置。 １７． 請求の範囲第１６項に記載の装置において、前記第１コンベヤ手段が 少なくとも１個の遊星コンベヤを含むことを特徴とする装置。 １８． 請求の範囲第１７項に記載の装置において、前記第１コンベヤ手段が 、 環状部材により担持された複数個のフルート付遊星部材を含むことを特徴とする 装置。 １９． 請求の範囲第１８項に記載の装置において、前記第２コンベヤ手段が 、前記環状部材の経路の半径方向内側に配置されたフルート付ドラムを含むこと を特徴とする装置。