JPH09507991A - 情報通信方法および端末 - Google Patents

情報通信方法および端末

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Abstract

(57)【要約】 CATV分配ネットワーク(10)の中央基地局(24)は分配情報とオーバーヘッド情報を含むTDMフレームを下流方向へ顧客端末(26)へ送信し、対応の上流方向TDMAフレームは、各下流方向フレームのオーバーヘッド情報に含まれた上流方向フレームアイデンティティによって決定される。各端末は上流方向へ送信される非同期情報をバッファし、各々に割り当てられた上流方向フレームアイデンティティを記憶する。このフレームアイデンティティを下流方向オーバーヘッド情報中で検出する際に、端末はバッファ待ち行列サイズを対応の上流方向フレームの割り当てられたタイムスロットで送信する。中央基地局は、端末アドレスを下流方向オーバーヘッド情報に含めることによって、端末からの待ち行列サイズを使用して端末に上流方向フレームのタイムスロットを割り当て、バッファされた非同期情報が送信される。中央基地局は、また、同期情報を送信するために端末へタイムスロットを割り当てる。

Description

【発明の詳細な説明】発明の名称 情報通信方法および端末技術分野 本発明は分配ネットワーク通信に関するものであり、より詳細には、中央ある いは分配基地局が複数の端末を用いて通信を行う分配ネットワークにおける双方 向通信に関するものである。特に本発明が適用されるネットワークの例として、 ケーブルネットワークが挙げられ、ケーブルネットワークではテレビ信号がテレ ビ端末に分配されるだけでなく、他の信号、例えば、データ、音声、制御信号な ども、端末、中央基地局間で双方向通信が行われる。背景技術 CATV分配ネットワークは一般に知られているが、このようなネットワーク ではアナログテレビ信号が顧客の端末(テレビ受信機)に中央基地局あるいはヘ ッドエンドより、ブリッジアンプ、ライン拡張器、顧客タップ等を含む分岐同軸 ケーブルを通じて供給される。各テレビ信号は、約50MHzから450MHz およびそれ以上の周波数で6MHzのチャネルを占める。最大周波数はブリッジ アンプおよびライン拡張器の帯域と同軸ケーブルの減衰によって制限され、周波 数の増加とともに最大周波数が増加することは良く知られている。 CATV分配ネットワークにより他の信号の通信をおこなう様々な方法が提案 されている。その一つとして特に、光ファイバを用いてこのような信号を同軸ケ ーブルシステムの適当な地点に供給し、顧客の家庭内へドロップケーブルと称さ れる同軸ケーブルを通じてその信号を配送することが挙げられるが、それは既に 顧客タップから顧客の家庭内の範囲で存在している。また、顧客の家庭から中央 基地局の方向である上流方向においても信号が取り込まれるようにすることが望 ましく、それによってネットワークを用いて任意の種類の信号を双方向に通信す ることができる。このような信号として、例えば、テレビ番組の選択や制御をお こなう信号や、度数信号、音声信号、データ信号などがある。 中央基地局から端末への下流方向では、CATV分配ネットワークは一点から 複数の点へひろがるネットワークを構成し、信号送信は比較的容易である。端末 から中央基地局への上流方向では、このネットワークは複数の点から一点へ集中 するネットワークを構成し、信号送信は極めて困難である。 困難である理由のひとつには、異なる端末間で信号を同時に中央基地局へ送信 しようとするときに競合がおこる問題が挙げられる。一般に複数点から一点への への通信ネットワークに対する様々な衝突検出方法が提案されているが、これら は、特にケーブル分配ネットワークに用いるために提案されたものではなく、特 にこのネットワークのように端末数が多い場合は適さない。端末間の競合は各端 末を順番にポーリングすることで避けられるが、その結果、中央基地局から信号 をポーリングするための下流方向帯域に不必要なロスが生じるばかりでなく、中 央基地局から各端末への距離が異なるために異なる端末からの応答に可変遅延が 生じたり、このような遅延や端末数の多さにより各基地局の継続ポーリング間隔 が長くなる。 加えて、特定時間において信号を上流方向へ送信する際に、各端末に求められ る帯域に大きなばらつきが見られることがある。例えば、これら信号は音声、度 数信号、画像信号のような同期信号(一定ビットレート)であったり、さらに/ あるいは、コンピュータデータ信号、キーボード操作、テレビ押しボタン式制御 信号のような非同期信号(可変ビットレート)であったりする。これら様々な信 号を多数の端末から効率的に送信を行うことは困難である。 さらに、各端末に必要な装置を比較的小型で比較的安価に供給することを常に 考慮しなくてはならない。 従って、本発明の目的は中央基地局と複数の端末間の分配ネットワークにおい てよりよい情報通信方法を提供することにある。発明の概要 本発明は、分配ネットワーク中央基地局から複数のネットワーク端末の下流方 向ではTDM(時分割多重化)フレームで、複数の端末から中央基地局の上流方 向ではTDMA(時分割多元接続)フレームで情報通信を行う方法を広く提供す る。各端末は端末アイデンティティを有し、下流方向フレームでは分配情報およ びオーバーヘッド情報が送信され、オーバーヘッド情報は複数の端末を上流方向 フレームに同期させる同期情報と選択された端末にそれぞれが上流方向フレーム で送信を行うことを認可する認可情報を含み、各端末は認可情報および端末に記 憶された情報に応答し、上流方向フレームのそれぞれのタイムスロットで情報が 送信される。 下流方向フレームの認可情報には、各上流方向フレームのフレームアイデンテ ィティ、上流方向フレームのアイデンティティを含む各端末に記憶された情報、 および端末がそのフレームで情報送信を行うタイムスロットを識別する情報が含 まれる。これは、ポーリング情報および端末からの同期情報を上流方向へ送信す る際に特に都合がよい。また、同期情報送信の様々なレートが供給するために、 好ましくは、各端末に記憶された情報はマスキングフィールドを含み、端末内で 端末に記憶された上流方向フレームアイデンティティと認可情報の各フレームア イデンティティとを比較する際に、その一部がマスキングされる。 また、さらに好ましくは、下流方向フレームの認可情報には、上流方向フレー ムで送信を行うよう認可を受けた各端末の端末アイデンティティと、各端末が送 信を行う上流方向フレームのタイムスロットを識別する表示が含まれ、各端末に 記憶された情報にはそれぞれの端末アイデンティティが含まれている。これは、 端末から非同期情報を上流方向へ送信するのに特に都合がよい。各端末が送信を 行う上流方向フレームのタイムスロットを識別する表示は、下流方向フレームの 端末アイデンティティの相対位置によって都合良く構成される。 本発明の他の見地によれば、分配ネットワークで中央基地局と複数の端末間で 情報通信を行う方法は、以下のステップを含む。中央基地局内は、分配情報およ びオーバーヘッド情報を中央基地局から複数の端末に送信するために下流方向の TDMフレームを決定し、端末から中央基地局へそれぞれのタイムスロットに情 報を送信するために上流方向のTDMAフレームを決定し、各上流方向フレーム はフレームアイデンティティを有し、そのフレームアイデンティティは対応する 下流方向フレームのオーバーヘッド情報中に含まれる。各端末内は、上流方向に 送信する非同期情報をバッファし、端末に割り当てられた上流方向フレームアイ デンティティとタイムスロットアイデンティティを記憶し、記憶された上流方向 フレームアイデンティティに対する下流方向フレーム中のオーバーヘッド情報を モニタし、さらに、記憶された上流方向フレームアイデンティティが下流方向フ レームのオーバーヘッド情報に検出されると、対応の上流方向フレームの割り当 てられたタイムスロットへバッファされた非同期情報の待ち行列サイズを示す情 報を送信する。中央基地局は、端末からの待ち行列サイズの表示に従い上流方向 フレームのタイムスロットを端末に割り当て、対応の下流方向フレームのオーバ ーヘッド情報にこのタイムスロットに割り当てられた各端末およびこれら端末に 割り当てられたタイムスロットを示す情報が含まれるようにし;さらに、バッフ ァされた非同期情報を含む各端末内で、下流方向フレームでオーバーヘッド情報 をモニタして端末を表示し、下流方向フレームのオーバーヘッド情報に端末が表 示されたことが検出されると、対応の上流方向フレームの割り当てられたタイム スロットへバッファされた非同期情報を送信する。 好ましくは、下流方向、上流方向フレームは同じフレーム周期を有し、さらに 本方法は、端末を上流方向フレームに同期させるために、下流方向フレーム中の 同期情報をオーバーヘッド情報に含ませるステップを含む。さらに端末で上流方 向フレームのタイミングを遅らせるために、本方法は整列遅延を各端末に記憶さ せるステップを含む。整列遅延は、中央基地局から端末までの距離に逆比例する 。 バッファされた非同期情報を送信するために割り当てられた上流方向フレーム 中のタイムスロットは、好ましくは、バッファされた非同期情報の待ち行列サイ ズ表示を含む情報を送信するために端末に割り当てられたタイムスロットよりも 大きい。バッファされた非同期情報を送信するために割り当てられた上流方向フ レーム中のm個のタイムスロットは、バッファされた非同期情報の待ち行列サイ ズを表示する情報送信のために端末に割り当てられたn個のタイムスロットと同 じ大きさであれば都合がよい。ここで、m、nは整数でありn>mであり、例え ば、mは1である。 さらに本方法には、少なくとも一つの端末から、それぞれの上流方向フレーム のタイムスロットに、バッファされた非同期情報の待ち行列サイズを表示する情 報の一部として、同期情報を送信するステップが含まれる。従って端末からの同 期情報を、同じタイムスロットの端末からのポーリング情報を付加することが可 能となる。 また、さらに、本方法にはさらに以下のステップが含まれる。上流方向へ送信 される同期情報を有する少なくとも一つの端末において、同期情報を送信するた めに、中央基地局から端末に割り当てられる上流方向フレームアイデンティティ およびタイムスロットアイデンティティが記憶され、この記憶された上流方向フ レームアイデンティティに対する下流方向フレーム中でオーバーヘッド情報がモ ニタされ、この記憶された上流方向フレームアイデンティティが下流方向フレー ムのオーバーヘッド情報に検出されると、対応の上流方向フレームの割り当てら れたタイムスロットへ同期情報が送信される。従って、端末からの同期情報を、 端末からのポーリング情報から独立して割り当てられたタイムスロットとするこ とができる。 本方法は、さらに好ましくは、上記の少なくとも一つの端末にマスキングフィ ールドを記憶させるステップを含み、記憶された上流方向フレームアイデンティ ティが端末で検出されるとき、その一部がマスキングされ、下流方向フレームの オーバーヘッド情報で同期情報が送信される。このマスキングフィールドを用い ることで、異なる端末に異なる同期情報レートを容易に供給することができる。 本発明の他の見地によれば、本発明は分配情報およびオーバーヘッド情報がT DMフレームで中央基地局から端末へ下流方向へ送信される分配ネットワークで 、端末に上流方向送信容量を割り当てる方法を提供する。この方法は、端末から 中央基地局へ送信を行うために、少なくとも2つの異なる大きさのタイムスロッ トが存在する上流方向TDMAフレームを供給し、対応の下流方向フレーム中の オーバーヘッド情報のフレームアイデンティティによって各上流方向フレームを 識別して、端末が各上流方向フレームに対するタイムスロットを決定するステッ プを含む。また、端末から上流方向へ送信されるバッファされた非同期情報に対 する上流方向待ち行列サイズ情報を送信するために、少なくともいくつかの端末 に第1の大きさのタイムスロットを割り当て、各端末は、割り当てられたタイム スロットのアイデンティティと待ち行列サイズ情報を送信するための上流方向フ レームアイデンティティを記憶し、下流方向フレーム中のオーバーヘッド情報を モ ニタして割り当てられたフレームアイデンティティを検出し、対応の上流方向フ レーム中に割り当てられたタイムスロットへ待ち行列サイズ情報を送信するステ ップを含む。さらに、そのタイムスロットに割り当てられた各端末およびこれら の各端末に割り当てられたタイムスロットを表示する情報を中央基地局から下流 方向フレーム中のオーバーヘッド情報で送信することによって、待ち行列サイズ 情報に応じて第2の大きさのタイムスロットを端末に割り当て、送信されるバッ ファされた非同期情報を有する各端末は下流方向フレーム中のオーバーヘッド情 報をモニタして端末表示を検出し、対応の上流方向フレームの割り当てられたタ イムスロットへバッファされた非同期情報を送信するステップを含む。 さらに、本発明の他の見地によれば、本発明は分配ネットワークの中央基地局 からネットワークの複数の端末へ向かう下流方向ではTDMフレームで、複数の 端末から中央基地局へ向かう上流方向ではTDMAフレームで情報が送信される 通信システムの端末を提供する。この端末は、下流方向フレームで同期情報およ び認可情報を検出する手段と;端末アイデンティティを含む端末に割り当てられ た情報および中央基地局から端末の距離に逆比例する遅延情報を記憶する記憶装 置と;下流方向フレームの認可情報および端末に割り当てられた情報に応答し、 同期情報と記憶された遅延情報に依存する時間に、端末から中央基地局へ上流方 向フレームで選択的に情報通信を行う制御手段とを含む。図面の簡単な説明 本発明を図面を参照し、以下に詳しく説明する。 図1は本発明の実施例による双方向通信を行うCATV分配ネットワークの概 略図である。 図2、図3は図1のネットワーク中のそれぞれ異なる点における下流方向、上 流方向信号の周波数スペクトルを示す図である。 図4は下流方向信号のTDMフレーム構造を示す図である。 図5は下流方向信号のATMセルのヘッダを示す図である。 図6〜図8は上流方向信号の様々なTDMAフレーム構造を示す図である。 図9は上流方向信号を整列するための距離一時間図である。 図10はネットワークのタップボックスを示すブロック図である。 図11はネットワーク端末を示すブロック図である。 図12は端末内でのマスキングされたフレームアイデンティティ比較の構成を 示す図である。発明の詳細な説明 図1は従来のCATVの分配構造の一部を示すもので、双方向送信能力がさら に追加的に補完されている。ここでは本発明の記述に必要な部分のみが示されて いる。 図1に示すように、同軸ケーブル10はブリッジアンプ12、ライン拡張器1 4、顧客タップボックス16、同軸ドロップケーブル18を介して顧客の家庭へ テレビ信号を供給する。図1の破線は、本構成が多数の要素14〜18を含み、 既知の方法で多数の顧客の家庭にテレビ信号が供給されることを示す。 双方向送信能力を追加するため、図1では、ディジタル光ファイバ終端ユニッ ト(DFTU)20が双方向光ファイバ22を介して中央基地局24に接続され ている。DFTU20はブリッジアンプ12あるいはライン拡張器14に続いて 同軸ケーブル10のパスに挿入され、ディジタル信号を下流方向へ(中央基地局 24から顧客の家庭へ)同軸ケーブル10に供給する。その際、周波数は以下に 詳述するように、ケーブル10によってすでに運ばれているアナログテレビ信号 の周波数を上回っている。DFTU20はまた、上流方向、すなわち顧客の家庭 の端末(T)26から受けたディジタル信号を同軸ケーブル10を介して中央基 地局24へ送信する。顧客家庭内の端末26は同軸ドロップケーブル18に接続 され、テレビ受信機、画像記録装置、音声および/またはデータ端末、コンピュ ータ端末、度数装置など任意の種類の端末装置がそれに含まれる。 図2は、DTFU20と顧客タップボックス16間の同軸ケーブル10上の信 号スペクトルを示す。従来の6MHzテレビチャネル信号およびFMラジオ信号 はDTFU20にブリッジアンプ12およびライン拡張器14を介して供給され 、下流方向では周波数50MHzから約450MHzで送信される。550MH z〜950MHzの周波数では、QAM(直交振幅変調)ディジタル信号チャネ ル がDTFU20から下流方向へ送信される。一例として、図2では、各々が50 MHzの帯域を持つこのようなチャネルが8つ示されている。このような各チャ ネルは、それぞれのSONET STS−3信号から155.52Mb/sのビ ットレートで中央基地局24によって発生され、TDM(時分割多重化)フレー ム・フォーマットの信号に変換される。そして以下に詳述するように、ファイバ 22を介しDTFU20へ光信号として、同軸ケーブル10を介しDFTU20 から顧客タップボックス16へQAM信号として、さらに顧客タップボックス1 6から同軸ドロップケーブル18を介し端末26へBPSK信号として送信され る。 図2は、また、例えば、顧客タップボックス16からDFTU20への上流方 向送信を1100〜1150、1200〜1250MHzの周波数で行うBPS K(2値位相シフトキー)デジタル信号チャネルを示す。顧客タップボックス1 6およびDTFU20内でこれらチャネルの切り替えが行われ、よりよいチャネ ルが選択される。如何なる時でも、これらのチャネルのうち使用されるのはひと つである。 図3は、同軸ドロップケーブル18上の信号スペクトルを示す。約450MH zまでのスペクトルは図2に示す同軸ケーブル10上のスペクトルと同じである 。下流方向、上流方向双方のディジタル信号チャネルにとって、ビットレートは DFTU20からの下流方向の同軸ケーブル10上で必要となるものよりも少な くでき、反面、ノイズに対する対策が必要となる。従って、BPSK信号は双方 向送信のために供給される。下流方向ディジタル信号チャネルは周波数レンジが 550〜700MHzのBPSKチャネルとして図示されている。上流方向ディ ジタル信号チャネルは周波数レンジが800〜850MHzのBPSKチャネル として図示されている。 図2、図3に図示されたスペクトルは以下の記述に従って、下流方向、上流方 向信号を送信するための一例として挙げられたものである。これら信号を送信す るために他に可能な構成がいくつも考えられ、また、本発明もこの点に限定され るものではない。ここでは詳述を省略するが、異なる波形あるいは多くの他の形 式でも光ファイバ22上の異なる信号として使用することができる。 図4は中央基地局24から端末26への各下流方向信号チャネルのTDMフレ ームフォーマットの一例を図示するものである。図4に示されるように、フレー ムは125μsのフレーム周期中で2430バイト(1バイトは8ビット)を有 し、ビットレートは155.52Mb/sであり、これはSONET STS− 3のビットレートと同じである。フレームは2385バイトのペイロードと45 バイトのオーバーヘッド情報に分割され、この例でペイロードは各々53バイト からなる45個のATM(非同期転送モード)セル(ATM1〜ATM45)を 送信する。ペイロードは44.15個のATMセルがあり、これはSTS−3信 号で平均的に運ばれるセルであり、フレームフォーマット中の45番目のセルは 約6フレーム毎にのみ用いられる。他のフレームでは、この45番目のATMセ ルは下流方向の制御、および/または、360Kb/sのビットレートの信号チ ャネルに用いられる。これは、例えば、以下に記述するように、上流方向同期ト ラフィックに対してフレームアイデンティティおよびタイムスロットを端末に割 り当てるために用いることができる。 図4のフレームフォーマット中の45バイトのオーバーヘッド情報は、4バイ トの同期語(SYNC)、1バイトのフレームインジケータF、2バイトからな る15の非同期許可(AG1〜AG15)と10の信号(SIG.)バイトから なる。簡単に説明すると、SYNC語は上流方向に送信を行う際に端末26を同 期させるために用いられる。フレームインジケータFは特定の上流方向フレーム あるいはフレームタイプを識別するのに用いられる。AGは上流方向フレームで 上流方向ATMセルを送信する認可をうけた端末26を識別するために用いられ 、以下に記述するように各端末26は別々の端末アイデンティティあるいはアド レスを有する。信号バイトSIG.は以下に記述するように新しいモデム信号と 高度の制御構成の場合に用いられる。 各顧客タップボックス16はそれぞれ10ビットのボックスアイデンティティ (BOX ID.)がアドレス用に割り当てられ、一つの10ビットアドレスが 全てのタップボックスに放送を行うためのアドレスとして割り当てられる。従っ て、分配ネットワークは全部で210−1=1023個の顧客タップボックス16 を収容できる。さらに、特定のタップボックス16に接続される各端末26には それぞれ6ビットの端末アイデンティティ(T.ID.)が割り当てられる。1 つの6ビットのアドレスがそのタップボックス16に接続された全ての端末に放 送を行うためのアドレスとして割り当てられ、他の6ビットアドレスがそのタッ プボックス16用のアドレスとして割り当てられ、各タップボックスに最大26 −2=62個の端末が接続される。従って、分配ネットワークは全体として多く の端末26を収容でき、各端末は10+6=16ビットすなわち2バイトのアド レスによって識別される。 上述したように、図4に示される下流方向信号フレームのペイロードはATM セルを含み、各ATMセルは特定の端末26にアドレスされる。これらATMセ ルには圧縮したディジタルテレビ信号や音声および/またはデータ信号、制御信 号、その他下流方向送信に望ましい任意の形式の信号が含まれる。周知のように 、各ATMセルは53バイトからなり、そのうちヘッダが5バイト(40ビット )、ペイロードが48バイト(384ビット)である。 図5は、図4に示された各フレームの各ATMセル、ATMセル1〜ATMセ ル45のヘッダの内容を、従来の方法で図示したものである。ヘッダは4ビット の一般フロー制御(GFC)フィールド、3ビットのペイロードタイプ識別(P TI)フィールド、セル損失優先(P)ビット、8ビットのヘッダエラー制御( HEC)フィールドを含み、ATMセルヘッダはこのHECによって識別される 。これらのヘッダにおける機能および位置は従来知られている通りである。ヘッ ダの残りの24ビットは、従来は8ビットの仮想パス識別子(VPI)と16ビ ットのATMセルの仮想パス識別子(VCI)によって構成されているが、本発 明では、以下のように再構成されている。 オクテット1の4ビット、オクテット2の6ビットが10ビットのBOX I D.を構成し、他のオクテット2の2ビットおよびオクテット3の4ビットが6 ビットのT.IDを構成し、他のオクテット3の4ビットおよびオクテット4の 4ビットが8ビットのチャネルアイデンティティ(CH.ID.)を構成し、最 大64個までの論理チャネルを特定の端末に対して識別するものである。 端末26から中央基地局24へ上流方向信号を送信するには、同じく125μ sのフレーム周期を有するTDMAフレームによって行われる。従って、下流方 向フレームと上流方向フレームの間には1対1の相関関係がある。各端末26で は、以下に述べるように、上流方向フレームのタイミングはSYNC語によって 下流方向フレームで同期される。上流方向のビットレートは下流方向のビットレ ートよりも小さくなり、それは一般に上流方向へ送信される情報が少ないためで ある(例えば、ディジタルテレビ信号は下流方向へ送信され一般に上流方向へ送 信されることはない)。より詳細には、上流方向ビットレートは51.84Mb /sになるように選択され、SONET STS−1信号のビットレートに対応 するようにする。結果として、各上流方向フレームには810バイト存在する。 各上流方向フレームは、いくつかのフレームアイデンティティのうちいずれの 一つかを有し、各上流方向フレームの特定のアイデンティティは対応する下流方 向フレームのフレームインジケータバイトFによって決定される。バイトFは2 56の値のうちいずれか一つの値を有し、256の異なる上流方向フレームアイ デンティティが存在する。図6、図7、図8はそれぞれ、以下に述べるように、 可能なフレームアイデンティティを示す。 冒頭で述べたように、端末26から中央基地局24へ送信される上流方向情報 は同期信号、非同期信号の両者が含まれ、これらは特定の端末に対して、ある端 末26から他の端末へ、また、ある時間から他の時間へと動的に変化する。また 、全ての端末をポーリングしなくてはならない。従って、上流方向帯域を最適で 効果的な方法で、しかも余分なトラフィック遅延なしに、端末に割り当てるには 重大な問題がある。ここに述べるように、上流方向帯域は短いセル、長いセルと 称される形式で端末に割り当てられる。短いセルは専ら上流方向に中央基地局へ ポーリング情報を送信するために、各端末によって同期的に使用される。その他 の上流方向トラフィックは長いセルで送信され、静止的に同期トラフィック、あ るいは、動的に非同期トラフィックのいずれかに割り当てられる。しかし、本発 明はここに述べる短いセル、長いセルに限られるものでない。逆に、その他の大 きさのセル、例えば、中位の大きさのセルを一つあるいは多数を特に供給して音 声信号のような同期上流方向トラフィックを送信することも可能である。あるい は、短いセルを上流方向同期トラフィックを含むように長くすることも可能であ る。これら例や他の例は、以下の記述より明らかになる。 図6は、短いセルSCのみが含まれる第1の型の上流方向TDMAフレームを 示す。各短いセルは8バイトからなり、810バイトのフレームは101個の短 いセル、すなわちSC1〜SC101を含み、図6のフレームの右端の空欄で示 すようにフレームの終わりに2バイトが残される。セルSC5に示されるように 、各短いセルには3バイトのプリアンブル、2バイトの端末アドレスT.AD. 、待ち行列サイズバイトQ、2バイトのポストアンブルが含まれる。プリアンブ ルはTDFU20の受信モデムが短いセルのタイミングに同期するように供給さ れる。端末アドレスT.AD.はセルを送信する端末26のBOX ID.とT .ID.が含む。バイトQは、端末が上流方向に送信される非同期トラフィック に対して保持するサイズQの大きさを供給するものであり、この大きさは非同期 情報がない場合はゼロとなる。さらに、バイトQはセルの型を表示する。例えば 、バイトQの上位2つのビットによってセルの型が表示され(4つのセル型を表 示できる)、残りの6ビットは非同期トラフィック待ち行列サイズを表示する。 ポストアンブルは、短いセル送信の急停止によってネットワーク内にもたらされ るノイズや介入を減らすための後続シーケンス、および/または以下に述べるよ うに、整列プロセスで起こりうる不正確さを収容する保護空間を供給する。 図7は長いセルのみが含まれる第2の型のTDMAフレームを示す。各長いセ ルは62バイトからなり、810バイトのフレームが13個の長いセル、すなわ ちLC1〜LC13を含み、図7のフレームの右端の空欄で示すようにフレーム の終わりに4バイトが残される。セルLC10に示されるように、各長いセルに は、短いセルと同じく3バイトのプリアンブル、2バイトの端末アドレスT.A D.、待ち行列サイズバイトQが含まれ、その後に53バイトのATMセルと3 バイトのポストアンブルが含まれる。ATMセルは上流方向ATMヘッダと上流 方向同期または非同期トラフィックが最大48バイトまで含むペイロードを含み 、このペイロードは結果的には端末の非同期トラフィック待ち行列サイズを減ら すものである。 図8は短いセルSC、長いセルLCの双方を含む第3の型の上流方向TDMA フレームを示す。31個の短いセルが4個の長いセルと同数のバイトを占めるた めに、端末26で短いセル、長いセルでフレームをさらに分割することは容易で ある。従って、図8に示される上流方向フレームで、はじめの248バイトが、 上に述べたように各8バイトの31個の短いセルSC1〜SC31で構成され、 次の248バイトが、上に述べたように各62バイトの4個の長いセルLC1〜 LC4で構成され、さらに次の310バイトが他の5個の長いセルLC5〜LC 9で構成され、フレームの終わりに4バイトが残される。 上流方向フレームをさらに分割する方法は他にいくつもあることが理解される 。例えば、図8のフレームを変更するには、248バイトまたはフレームの残り に対して、長いセルLC4に続いてまたは、長いセルLC8に続いて短いセルを 供給する。このような追加的セルの大きさによって、さらにフレームは他にいく つにも分割できる。 端末への上流方向信号の帯域割り当てをさらに述べる前に、図9を参照して上 流方向信号の整列について述べる。整列とは、異なる端末26からの上流方向信 号がDFTU20で正しい順序で受信されるように保証することである。 図9は、それぞれがDFTU20からケーブルネットワークに沿った距離を有 するD1、D2、Dmで示される3つの無関係な端末28、30、32を距離− 時間の座標軸上に示したものである。距離DmはDFTUから端末への最大の距 離を示す。下流方向TDMフレームは時問toから始まってDFTUから送信さ れ、端末28、30、32にそれぞれ時間t1、t2、t3に届けられる。各端 末には整列遅延が割り当てられ、それはDFTUから最も遠くの端末までの遅延 (すなわち、図9のt3−t0)とDFTUから特定の端末までの遅延の差の2 倍に等しい。例えば、端末28において、整列遅延は2{(t3−t0)−(t 1−t0)}であり、これは2(t3−t1)に等しい。端末30において、整 列遅延は2(t3−t2)であり、距離Dmが最大の端末32においては、整列 遅延はゼロである。 各端末において、各下流方向TDMAフレームの開始を端末が受ける時にその 整列遅延が加えられ、その端末に対応する上流方向TDMAフレームの開始を決 定する。結果として、端末32、30、28はそれぞれt3、t5、t7におい て同じ上流方向フレームに対する開始時間を決定する。上流方向フレーム内の連 続するタイムスロット中のセルを送信するために、セル送信前に、端末はタイム スロット遅延を加える。例えば、図9に示されるように、端末28は上流方向フ レームの第1タイムスロットに割り当てられ、そのタイムスロットはゼロとなり 時間t7でセル送信が開始される。端末32は上流方向フレームの第2タイムス ロットに割り当てられ、時間t4でセル送信が開始される。これは、時間t3よ りもセル一つ分のタイムスロット遅延だけ遅れている。実際の遅延は上流方向フ レームアイデンティティによって決定され、従って、上流方向フレームでのセル サイズ(短いセル、長いセル)も決定される。端末30は上流方向フレームの第 3タイムスロットに割り当てられ、時間t6でセル送信が開始される。これは、 時間t5よりもセル一つ分のタイムスロット遅延だけ遅れている。結果として、 異なる端末からのセルは、時間t8に開始され、DFTUで正しい順序で受け取 られる。 上記より明らかなように、各下流方向フレームに含まれるフレームアイデンテ ィティバイトFによって、中央基地局24は対応の上流方向フレームの性質を決 定できるようになる。このフレームアイデンティティバイトFは、例えば、図6 〜図8のフォーマットで示される。すなわち、中央基地局24は上流方向フレー ムフォーマットを制御し、上流方向フレームに対して所望の上位フレーム構造を 定義できる。以下にいくつか例を挙げる。 中央基地局24はポーリングリストを有し、このポーリングリストは、ネット ワークの各端末についてその端末アドレスT.AD.に従って、上記のように短 い同期セルの送信のために端末に割り当てられる上流方向フレームアイデンティ ティとタイムスロット数、長いセルで同期トラフィックを送信するために端末に 割り当てられる上流方向フレームアイデンティティとタイムスロット数、および 端末により送信される非同期トラフィックの待ち行列サイズを含んでいる。非同 期トラフィックの長いセルタイムスロットを割り当てるには、中央基地局24が 繰り返し待ち行列サイズのリストをスキャンして、最大(≠0)待ち行列サイズ を有する端末に長いセルタイムスロットを割り当てる。リストの待ち行列サイズ は、上記のように、上流方向の短いセルおよび長いセルに含まれる端末のQバイ トから更新される。 この点における中央基地局24の動作は、以下の例を用いることで最もよく説 明される。以下の例は説明のため簡略化されている。この例では、簡略化のため に、中央基地局24は、16の上流方向を含む上位フレームを構成する上流方向 の上位フレームフォーマットを形成するものと仮定する。16フレームには、フ レームアイデンティティバイトFおよび図6、7、8に示されるフォーマットが 以下の例のように割り当てられる。 この割り当てに示されるように、各上位フレームの奇数上流方向フレームは、 16〜23までの連続する値を有する対応の下流方向フレームのフレームアイデ ンティティバイトFによって識別される。これらフレームはすべて、図7に示す フレームフォーマットを有し、長いセルのみが含まれ、以下に述べるように端末 からの同期および/または非同期トラフィックに使用される。各上位フレームの フレーム2および10は、それぞれ値が32、33である対応の下流方向フレー ムのフレームアイデンティティバイトFによって識別される。これらフレームは 、図6に示されるフレームフォーマットを有し、短いセルのみが含まれ、端末が 待ち行列サイズを同期してポーリングするために使用される。各上位フレームの 他の偶数フレームは、48から53までの連続する値を有する対応の下流方向フ レームのフレームアイデンティティバイトFによって識別される。これらフレー ムはすべて、図8に示すフレームフォーマットを有し、端末が待ち行列サイズを 同期してポーリングするために使用される短いセルと、ここでは端末からの同期 および/または非同期トラフィックに使用されると仮定される長いセルの両者を 含む。なお、長いセルは端末からの同期トラフィックにも同じく使用することが できる。 以上の割り当てによって、各上位フレームには全体で(2×101)+(6× 31)=388個の短いセルが供給される。各上位フレームにより多くの端末を より多くの短いセルとともに収容するには、例えば、より長い上位フレームを供 給したり、上位フレームのフレーム分配を変えたりすればよいことが明らかであ る。 各端末が制御および信号の目的で使用されているとき、各端末は中央基地局2 4によって、下流方向フレームの45番目のATMセル、さらに/または、下流 方向フレームの他のATMセルを使用して割り当てられる。また、同様に、各上 流方向の上位フレームにおいては、各端末は、短いセルを送信するためのフレー ムアイデンティティおよび短いセルタイムスロット数を用いて割り当てられる。 例えば、任意の端末にフレームアイデンティティ33およびその短いセルに対す るタイムスロット数19が割り当てられる。端末はこの情報を記憶し、図4に示 すように下流方向信号フレームをモニタする。各下流方向フレームの初めの4バ イトのSYNC語を検出するにあたり、端末は次のバイトFをチェックし、それ が割り当てられた値である33に一致するかを確かめる。もし一致していれば( 上記より明らかなように、毎16フレーム中10番目毎に起こる)、図6に示す ように(端末に記憶され以下の方法で決定される)その端末の整列遅延と、図9 に示すように上流方向フレームの初めの18個の短いセルタイムスロット遅延の 合計に等しい遅延の後、端末は短いセルを送信する。従って、端末が送信する短 いセルは、各上流方向の上位フレームの10番目のフレームでセルSC19とし てDFTU20に供給される。 なお、タイムスロット数を上記のように割り当てるのでなく、そのセルを送信 する実際のタイムスロット遅延を、中央基地局24から各端末に割り当てられる 。 同様に、ネットワークのすべての端末が、各上流方向の上位フレーム中で一つ の短いセルを送信することができる。これは、各下流方向フレームの割り当てら れた短いセルおよび一つのフレームアイデンティティバイトFの領域を通じて、 端末をポーリングするために下流方向で必要となる情報をほとんど用いずに達成 される。どの端末も短いセルをより頻繁に送信することができ、また、長いセル の同期トラフィックについても以下に述べるように、同様であり、より長い上位 セルあるいは上流方向フレームに対する上位−上位セルを用いてより少ない頻度 でセルを送信する。長いセル中の同期セルは同様の方法で取り込まれる。上記の 割り当てによって、同期トラフィックが各上流方向の上位フレームの奇数フレー ムの長いセルに含まれる(図7に示すようにフレームにつき13)。しかし、同 期トラフィックについては、異なる端末には異なるビットレートが必要となる。 上位フレーム当たり一つの長いセルが、同期トラフィック用のあらゆる端末に 割り当てられ、最大192kb/s(この例では)までのペイロードビットレー トが供給される。より長い上流方向の上位フレームではこのビットレートの細分 性が小さくなる。例えば、48フレームの上流方向の上位フレームでは、64k b/sの細分性が供給される。同じ方法で中央基地局24により上位フレームに つきひとつの長いセルが端末に供給される。従って、端末にはフレームアイデン ティティ値、例えば17、タイムスロット数、例えば6が割り当てられ、これに 従って端末は、17に等しいフレームアイデンティティバイトFを有する下流方 向フレームをチェックし、この検出の際に、端末の整列遅延と上流方向フレーム のはじめの5つの長いセルのタイムスロット遅延の後に長いセルを送信する。 高次のビットレートの同期トラフィックに対しては、各上流方向の上位フレー ムの多重の長いセルが端末に割り当てられる。これは、端末にフレームおよびタ イムスロット数を多重に割り当てることで達成されるが、端末設計が不必要に複 雑になる。あるいは、各上位フレームで同じフレームアイデンティティを一回以 上供給することによっても達成できるが、フレームアイデンティティの反復によ って作動した端末すべてについて、その同期トラフィック送信レートが同様に増 加するために複雑になる。好ましくは、高次のビットレートの同期トラフィック は、フレームアイデンティティおよびタイムスロット数と並んで中央基地局から 各端末に供給され、中央基地局に記憶されたマスキングフィールドを通じて供給 される。 例えば、上流方向フレーム2つにつき一つの長いセルのレートに対応する、1 .536Mb/sの同期トラフィックビットレートが端末に必要であるとすると 、上記の割り当てに従って16〜32のうちのいずれかの値に等しいフレームア イデンティティ値を、マスキングフィールドとともに、端末に割り当てることが できる。マスキングフィールドは、端末に対して、端末が送信を行う上流方向フ レームを識別するためにフレームアイデンティティバイトFの比較を行う際に下 位3ビットを無視するように表示する。従って、例えば、フレームアイデンティ テ ィ値00010XXX(Xは無視できるビットを示す)、マスキングフィールド 00000111が端末に割り当てられる。ここで2進法の0は比較されるビッ ト、2進法の1は比較されないビットを示す。図12を参照して以下に述べるよ うに、端末は割り当てられた値とフレームアイデンティティバイトFについて、 各下流方向フレームでマスキングフィールドに関連して比較を行う。これによっ て(この例では)、各奇数上流方向フレームに対して一致が成り立つ。端末はこ のような各上流方向フレームの割り当てられたタイムスロットに長いセルを送信 し、所望の同期トラフィックビットレートが達成される。 ネットフークの細分性(上位フレーム当たりの1つの長いセル)が多くの任意 のビットレートに対しても同様の手順が行われる。上記のように、必要ならば、 端末に短いセルが割り当てられるためにもこの手順を用いても良い。また、同期 トラフィックのために供給される中間サイズのセルについても等しく適用される 。 残りの各上流方向の上位フレームの長いセル、すなわち同期トラフィックに使 用されない奇数フレームの長いセル、および図8に示すフォーマットを有するフ レーム中の長いセルは非同期トラフィックに利用される。上記のように、中央基 地局24は非同期トラフィック待ち行列サイズリストを維持し、各端末について 、端末からの各バイトQに従ってこれを更新し、このリストに従って長いセルを 端末へ割り当てる。 このために、中央基地局24が非同期トラフィック待ち行列サイズリストから 決定する各端末26に対し、上流方向フレームで使用できる長いセルタイムスロ ットが割り当てられるため、中央基地局は、図4に示される15個の非同期許可 AG1〜AG15のうちの一つとして、対応する下流方向フレーム中にその端末 の2バイトのアドレスT.AD.を挿入する。ある中央基地局で使用される特定 の非同期許可の数は、端末が長いセルの上流方向送信を行うために使用する長い セルタイムスロットの数を示す。いずれの上流方向フレームにおいても、図7に 示される長いセルタイムスロットの数は、(これまで述べたように)最大13で あるので、下流方向フレームの15の非同期許可AGのうち初めの13だけで非 同期トラフィックのいかなる長いセルタイムスロットも識別できる。 例えば、中央基地局24で上流方向の上位フレームの5番目のフレームの8番 目のタイムスロットが非同期トラフィックに対して用いられると決定されると、 上記の割り当てに従ってその値が18のバイトFを有する対応の下流方向フレー ムでは、中央基地局24は、端末26のアドレスT.AD.を非同期許可AG8 として、そのタイムスロットを割り当てようとするアドレスに挿入する。ゼロで ない非同期待ち行列サイズを有する各端末は、各下流方向フレームでその端末ア ドレスについて非同期許可AGをモニタする。いかなる非同期許可、例えば、A Gnにおいて自己のアドレス検出するにあたり、端末は、その整列遅延とそれに 先行するn−1個の長いセルタイムスロット(および図8の上流方向フレームフ ォーマットの場合、先行する短いセルタイムスロット)のタイムスロット遅延に 従って、対応する上流方向フレームのn番目の長いセルタイムスロットの長いセ ルを送信する。 このようにすべての使用可能な長いセルタイムスロットは、それを必要とする 端末に動的に割り当てられ、それは中央基地局24によって同じく動的に更新さ れる非同期タイムスロット待ち行列サイズリストから決定される。 上記のように、各端末26にはその整列遅延が記憶され、セルが上流方向に送 信される時間が決定されなくてはならない。各端末は、また、その自己アドレス T.AD.を必要とする。端末とネットワークの初期接続において、これは以下 の方法によって達成される。 中央基地局24はまず、接続される端末のシリアル番号、端末に割り当てられ るアドレスT.AD.、および使用可能な長いセルタイムスロットの連続する中 間に位置する非同期トラフィックに対する長いセルの割り当てを含む放送メッセ ージを下流方向へ送る。端末はそのシリアル番号を識別する。シリアル番号は例 えば、製造の際に端末に配線される。端末は、割り当てられた端末アドレスを記 憶し、割り当てられたタイムスロットで上流方向へ長いセルを送信することによ って応答する。中央基地局24またはDFTU20は、DFTUで受信された長 いセルのタイミングから、端末に必要な整列遅延を決定し、これを下流方向AT Mセルで端末に送る。 上記の発明に従って行われる通信は、格段な有利さがある。特にすべての端末 は、下流方向帯域に対し比較的小さな要求によって周期的な方法で、ポーリング 信号(端末アドレスと非同期待ち行列サイズ)を送信することができる。上流方 向フレーム中で端末からの同期トラフィックは、異なる端末に対して異なるデー タレートで簡単に取り込まれ、どの端末も中央基地局にアドレスされた非同期の 長いセルによって、同期トラフィックに対する長いセルタイムスロットを要求で きることがわかる。さらに、ほぼすべての上流方向の帯域容量を充満ことによっ て非同期トラフィックを収容し、異なる端末からの上流方向信号に対する衝突検 出を必要としない。これにより、中央基地局によって非同期の上流方向信号に対 する最大応答時間が保証され、例えば、所望の顧客テレビ番組選択信号に対する 応答にとって望ましいものとなる。 中央基地局24は、ポーリングおよび上記の非同期待ち行列サイズが維持され る一つあるいは多数のコンピュータと、下流方向のTDMフレームを生成し送信 するための従来のハードウエアとによって構成され、上記の上流方向TDMAフ レームを受けて応答し、一般に端末26と通信を行う。DFTU20は下流方向 の光信号を受け、下流方向フレームを変調し、さらに、上流方向信号を受けてこ れを中央基地局へ光信号として送信する簡単な装置でよい。また、必要ならば、 中央基地局24のいくつかあるいはすべての機能を、DFTU20に持たせるこ とも可能である。 各タップボックス16は、好ましくは、図10に示される構造を有する。図1 0によれば、タップボックスは方向性カプラ40、保護ユニット42および電源 ユニット44を含む。信号は、方向性カプラ40、保護ユニット42を介して、 同軸ケーブル10から従来の方法で送信される。また、タップボックスへの電源 は、同軸ケーブル10から電源ユニット44に既知の方法で供給される。上流方 向信号は、また、保護ユニット42と方向性カプラ40を介して同軸ケーブル1 0に供給される。 ダイプレックスフィルタ46は、下流方向6MHzテレビチャネルを破線で示 されるアンプ50を含むオプションのパス48に分流する。上記の下流方向QA M信号はダイプレックスフィルタ46からQAM受信機(Rx)52に方向性カ プラ54を介して供給される。上流方向BPSK信号はBPSK送信機(Tx) 56から方向性カプラ54を介してダイプレックスフィルタ46へ供給される。 送信機56には、このタップボックスに接続された端末から同軸ドロップケーブ ル18、ダイプレックスフィルタ58、BPSK受信機60、制御ユニット62 を介して、上流方向セルが供給される。制御ユニット62は、それ自身の上流方 向セルを生成する。制御ユニット62は、また、下流方向信号をBPSK送信機 64に供給する。BPSK送信機64の出力は、ミキサ66でパス48からの下 流方向6MHzのテレビチャネルと組み合わされ、ダイプレックスフィルタ58 を介して同軸ドロップケーブル18に供給される。この下流方向信号は図4に示 すフレームフォーマットを有するが、送信機64は制御ユニット62によって制 御され、ライン68で表される制御パスを介して、タップボックスに接続される 端末に対してQAM受信機52が受信したATMセルのみが同軸ドロップケーブ ル18に供給される。他のATMセルは空白セルに置き換えられる。 図11は端末26のブロック図を示すものである。下流方向6MHzのテレビ チャネルは、同軸ドロップケーブル18に結合されたダイプレックスフィルタ7 0によってパス72へ分流される。下流方向BPSK信号はダイプレックスフィ ルタ70から方向性カプラ74を介して、BPSK受信機(Rx)およびデコー ダユニット76へ供給される。カプラ74は、また、上流方向BPSK信号をB PSK送信機(Tx)およびエンコーダユニット78からダイプレックスフィル タ70へ結合する。ユニット76は、下流方向信号を図4のフレームフォーマッ ト中のATMセルから、これら信号を使用する装置(例えば、ディジタルテレビ 受信機、またはコンピュータ)に供給し、バイトFおよびAGを比較ユニット( COMP.)80へ供給し、記憶装置82に記憶された値との比較が行われる。 ユニット78には同期信号、およびバッファ84を介して非同期信号が供給され 、比較ユニット80からの出力と全てのユニット76〜84の制御に応答する制 御ユニット86の制御の下で上流方向送信を行う。 より詳細には、制御ユニット86は、比較ユニット80と記憶装置82ととも に各下流方向フレームでSYNC語を検出する。すなわち、端末にアドレスされ た下流方向ATMセルを識別し、それによって、上述の端末アドレスT.AD. 、フレームアイデンティティ値、マスキングフィールド、および上流方向に送信 される同期トラフィックの短いセルと長いセルの数、および端末の整列遅延のよ う な割り当てられた情報を記憶装置82に記憶する。そして、制御ユニット86は 、下流方向フレームのバイトFが、マスキングフィールドによってマスキングさ れ記憶されたフレームアイデンティティ値と一致する時、および非同期トラフィ ックの上流方向送信に対する下流方向フレームの非同期許可AG中に端末アドレ スが現れる時を検出する。さらに、制御ユニット86は、端末、とくに上流方向 送信用のユニット78のタイミングを制御し、端末の非同期待ち行列を構成する バッファ84の内容をモニタする。従って、制御ユニット86は、短いセルに対 するポーリング情報を供給しユニット78を介して上流方向へ送信し、上流方向 へ送信される端末制御やテレビ番組選択のような他の目的のための非同期信号を 生成する。 図12は、比較ユニット80が、各下流方向フレームのバイトFと記憶装置8 2に記憶されたフレームアイデンティティおよびマスキングフィールドとを比較 する構成を詳細に示したものである。図12に示されるように、各下流方向フレ ームの8ビットからなる各バイトFは、それぞれの排他的NORゲート90の一 つの入力に供給され、そのもう一方の入力には、記憶装置82に記憶されたフレ ームアイデンティティFR.ID.の対応するビットが供給される。各ゲート9 0の出力は入力ビットが一致するときに2進法の1となり、それぞれのORゲー ト92の一方の入力に供給され、マスキングフィールドMASKの対応ビットが 、そのゲートの他の一方の入力に供給される。8つのORゲート92の出力はA NDゲート94の入力に供給される。ANDゲート94の出力は、マスキングフ ィールドビットの全てが2進法の1となり、FR.ID.およびバイトFビット が一致するときに2進法の1となる。 上記のネットフーク通信でもメリットが大きいが、それをさらに増強すること ができる。とくに図6から理解されるように、各短いセルの送信には、比較的大 きなオーバーヘッドが存在し、そのためのセルサイズは3バイトの情報につき8 バイトとなる。図7の長いセルについては、オーバーヘッドの割合はずっと小さ くなるものの、小さいとはいえない。短いセルと長いセルの間の他のセルサイズ についても、オーバーヘッドは大きい。 このオーバーヘッド、特にプリアンブルが必要となるのは、端末26中のBP SKTx.およびエンコーダユニット78の一部およびタップボックス16中の BPSKTx.ユニット56の一部を構成する上流方向信号変調器が非同期で動 作するためであり、それによってタップボックス16およびDFTU20のBP SKRx.ユニット60中の復調器が、送信される情報が確実に受信される前に 、入力される信号に周波数、周期が同期する。従って、上流方向TDMAFは異 なる端末からの時分割多重セルからなり、受けたフレームの端末の位置は同期的 に決定されない。 この欠点は、より複雑な高価なモデム技術、特に同期モデムを用いることで回 避される。この場合、BPSK送信機および受信機はすべて、DFTU20から 下流方向へ供給される信号によって、正確なフェーズアラインメントに維持され る。これら信号は、図4に示される各下流方向フレーム中で、10の信号バイト SIG.で運ばれる。フェーズアラインメントは公知の方法で行われ、各モデム を同期するために必要な調整を行うために信号フォーマットを用いても良い。 このように同期モデムを使用すれば、セルを上流方向に送信するためのオーバ ーヘッドバイトを必要としない。この場合、各短いセルは端末アドレスT.AD .とバイトQの3バイトからなり、810バイトの上流方向フレームは、ちょう ど270個の短いセルを収容する。各長いセルは、バイトQおよび53バイトの ATMセルからなる54バイトからなり、ATMセルではヘッダは端末アドレス T.AD.を送信するために使用され、810バイトのうちの一つの上流方向フ レームはちようど15個の長いセルを収容する。(あるいは、ATMセルヘッダ 中のGFCフィールドを使用することによって、各長いセルは53バイトのAT Mセルのみからなるようにするならば、非同期待ち行列サイズが運ばれるようで きる。)この理由によって、図4に示される下流方向フレームは15個の非同期 許可AGを含み、上流方向に送信される最大15個の長いセルに応答する。この ような配置によって、短いセルと長いセルの関係は都合良く維持され、図8を参 照して上に述べたように、同じ上流方向フレームで短いセルと長いセルを組み合 わせることが簡単になる。例えば、音声トラフィックを送信する中間サイズのセ ルは、このような配置では、好都合なことに各6、9、18、27バイトからな っている。 発明の特定の実施例について詳細に述べたが、クレームによって定義される発 明の観点に逸れない限りで、様々な変更、変形、応用を行うことができる。 例えば、既に示されたように、短いセルおよび長いセルの大きさは特定の必要 性に応じて変化させても良く、他サイズのセルによって、特別の必要性や上流方 向トラフィックの型に合わせることができる。あるいは、さらに、異なるサイズ の短いセルによって、端末から上流方向への同期トラフィック、例えば、上流方 向音声信号のための1以上の追加バイトを含めることもできる。さらに、このよ うなセルが既にこれらの端末に対する非同期待ち行列サイズを含むバイトQを含 んでいる限り、中央基地局24への上流方向にポーリング信号(すなわち、バイ トQ)を通信するためのみに使用される短いセルは、上流方向へ同期トラフィッ クを送信するセルが割り当てられている端末に対しては、省いてもよい。 さらに、上記の特定のビットレート、RFスペクトル、変調方法は、ただ例と して挙げられたものであり、発明はこれらに限定されるものでない。例えば、上 記のように、通信ネットワークには、下流方向、上流方向フレームに1対1の相 関関係がある。すなわち、両フレームは125μsのフレーム周期を有し、下流 方向フレームは上流方向フレームのタイミングを決定する。このことは、上に述 べたように、各上流方向フレームに対するフレームアイデンティティバイトFと 非同期許可AGを供給する際に特に都合がよいが、発明はこれらに限定されるも のでない。代わりに、例えば、単一の下流方向フレームを用いて、複数の上流方 向フレームに対する非同期許可を識別し供給してもよい。その場合、下流方向フ レーム周期の倍数となる。 同様に、上流方向、下流方向への送信に使用されるビットレートは異なる無関 係のものであってもよい。例えば、下流方向への送信には、64−QAMを用い て、6MHzチャネルで約28Mb/sのビットレートを供給してもよい。フレ ーム周期は固定されないが、好ましくは、電話通信ネットワークとの一貫性を保 つためにも125μsにするのがよい。下流方向フレームは図4に示すフォーマ ットを必ずしも有する必要はなく、特に、異なる型の同期と非同期トラフィック の混合のような任意の内容を有する異なるペイロードを送信することができる。 さらに、発明は上記のネットワークの物理的な形式に限定されない。特に、上 記のネットワークの一部あるいは全部を2つの部分に分割して、以下のような変 更を行っても良い。すなわち、第1の部分では、中央基地局24が各タップボッ クス16と通信を行い、中央基地局はタップボックスを端末として扱う。第2の 部分では、各タップボックスが中央基地局と通信を行い、端末26が接続される 中央基地局として機能することで、顧客家庭へのローカルエリアネットワークが 供給される。端末とタップボックス間の信号の距離およびビットレートを、タッ プボックスと中央基地局の距離よりも短く、低くするという観点から、このよう な分割を行えば、上に述べたように2つの異なるモデムをネットワークの異なる 地点で使用することが簡単になる。すなわち、同期モデムの使用により、ネット ワークの第1の部分においてオーバーヘッドが少なく、あるいは全くなくなり、 さらに、非同期モデムの使用により、上流方向セルに対するオーバーヘッドがネ ットワークの第2の部分で必要となる。 さらに、図5を参照して上に述べたように、ATMセルヘッダをさらにアイデ ンティティであるBOX ID.、T.ID.、CH.ID.に分割することも 固定的なものではなく、変化させることが可能である。例えば、同じタップボッ クスに接続される端末の数を異なるようにしてもよい。特に、1以上のマスキン グフィールドを、例えば、各タップボックスに割り当てて、これらのアイデンテ ィティのマスキングをフレームアイデンティティバイトFのマスキングの方法と 同様に行うことができる。これにより、これらアイデンティティの境界は、タッ プボックスごとに異なるようになり、タップボックスオーバータイムのために変 えることが可能になる。 上記の通信ネットワークは、端末からのポーリング信号に対する対応上流方向 フレームを識別するためのフレームアイデンティティバイトFと非同期信号に対 する上流方向タイムスロットが割り当てられる端末を識別する非同期許可AGの 両者を下流方向フレームで供給する点で特に有利である。すなわち、より一般的 には各々は他の一方から独立して供給される。従って、フレームアイデンティテ ィバイトFおよび非同期許可AGは、下流方向オーバーヘッド情報に含まれ、端 末が上流方向フレームでそれぞれのタイムスロットで送信を行うことを認可する 認可情報の形式は異なる。本発明によれば、どちらかの形式の認可情報、あるい は両者を、特定の通信ネットワークに供給することが可能である。
【手続補正書】 【提出日】1996年10月25日 【補正内容】 (1)明細書第22頁第21行「2進法の1」を「2進法の0」と補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 各端末が端末アイデンティティを有し、分配ネットワーク中央基地局から 複数のネットワーク端末の下流方向にはTDMフレームで、複数の端末から中央 基地局の上流方向にはTDMAフレームで情報を通信する方法において: 分配情報およびオーバーヘッド情報を下流方向フレームで送信し、前記のオー バーヘッド情報は、複数の端末を上流方向フレームに同期させる同期情報と選択 された端末のそれぞれを上流方向フレームで送信することを認可する認可情報と を含み; 各端末では、認可情報および端末に記憶された情報に応じて上流方向フレーム 中の各タイムスロットに情報を送信することを特徴とする情報通信方法。 2. 請求項1記載の情報通信方法において: 前記の各端末に記憶された情報は各端末アイデンティティを含み、前記の下流 方向フレームの認可情報は、上流方向フレームで送信を行うよう認可を受けた各 端末の端末アイデンティティと、各端末が送信を行う上流方向フレームのタイム スロットを識別する表示を含むことを特徴とする情報通信方法。 3. 請求項2記載の情報通信方法において: 各端末が送信を行う上流方向フレームのタイムスロットを識別する表示は、下 流方向フレーム中の端末アイデンティティの相対位置によって構成されることを 特徴とする情報通信方法。 4. 請求項1、2または3のいずれかに記載の情報通信方法において: 各端末に記憶された情報は、さらに上流方向フレームのフレームアイデンティ ティと端末により情報送信が行われるフレームのタイムスロットを識別する情報 とを含み、下流方向フレームの認可情報は、さらに各上流方向フレームのフレー ムアイデンティティを含むことを特徴とする情報通信方法。 5. 請求項4記載の情報通信方法において: 各端末に記憶された情報は、端末内でその端末に記憶された前記の上流方向フ レームアイデンティティと前記認可情報の各フレームアイデンティティとを比較 する際に、その一部をマスキングするマスキングフィールドをさらに含むことを 特徴とする情報通信方法。 6. 分配ネットワーク中で中央基地局と複数の端末間で情報通信を行う方法に おいて: 中央基地局内で、分配情報およびオーバーヘッド情報を中央基地局から複数の 端末に送信するために下流方向のTDMフレームを決定し、端末から中央基地局 へそれぞれのタイムスロットに情報を送信するために上流方向のTDMAフレー ムを決定し、各上流方向フレームはフレームアイデンティティを有し、そのフレ ームアイデンティティは対応する下流方向フレームのオーバーヘッド情報中に含 まれ; 各端末内で、上流方向に送信する非同期情報をバッファし、端末に割り当てら れた上流方向フレームアイデンティティとタイムスロットアイデンティティを記 憶し、記憶された上流方向フレームアイデンティティに対する下流方向フレーム 中のオーバーヘッド情報をモニタし、さらに、記憶された上流方向フレームアイ デンティティが下流方向フレームのオーバーヘッド情報に検出されると、対応の 上流方向フレームの割り当てられたタイムスロットへバッファされた非同期情報 の待ち行列サイズを示す情報を送信し; 中央基地局で、端末からの待ち行列サイズの表示に従い上流方向フレームのタ イムスロットを端末に割り当て、対応の下流方向フレームのオーバーヘッド情報 にこのタイムスロットに割り当てられた各端末およびこれら端末に割り当てられ たタイムスロットを示す情報が含まれるようにし;さらに バッファされた非同期情報を含む各端末内で、下流方向フレームでオーバーヘ ッド情報をモニタして端末を表示し、下流方向フレームのオーバーヘッド情報に 端末が表示されたことが検出されると、対応の上流方向フレームの割り当てられ たタイムスロットへバッファされた非同期情報を送信することを特徴とする情報 通信方法。 7. 請求項6記載の情報通信方法において: 下流方向、上流方向フレームは同じフレーム周期を有し、さらに端末を上流方 向フレームに同期させるために、下流方向フレーム中にオーバーヘッド情報中の 同期情報を含むことを特徴とする情報通信方法。 8. 請求項6または7記載の情報通信方法において:さらに、 端末で上流方向フレームのタイミングを遅らせるために、中央基地局から端末 までの距離に逆比例する整列遅延を各端末に記憶させるステップを含むことを特 徴とする情報通信方法。 9. 請求項6、7または8のいずれかに記載の情報通信方法において: バッファされた非同期情報を送信するために割り当てられた上流方向フレーム 中のタイムスロットは、バッファされた非同期情報の待ち行列サイズを表示する 情報を送信するために端末に割り当てられたタイムスロットよりも大きいことを 特徴とする情報通信方法。 10.請求項6、7または8のいずれかに記載の情報通信方法において: m、nは整数でありn>mであるとき、バッファされた非同期情報を送信する ために割り当てられた上流方向フレーム中のm個のタイムスロットは、バッファ された非同期情報の待ち行列サイズを表示する情報を送信するために端末に割り 当てられたn個のタイムスロットと同じ大きさであることを特徴とする情報通信 方法。 11. 請求項10記載の情報通信方法において: mが1に等しいことを特徴とする情報通信方法。 12.請求項6乃至11のいずれかに記載の情報通信方法において: バッファされた非同期情報を送信するために各端末に割り当てられたタイムス ロットを示す表示は、下流方向フレーム中のオーバーヘッド情報の端末表示の相 対位置によって構成されることを特徴とする情報通信方法。 13.請求項6乃至12のいずれかに記載の情報通信方法において: 少なくとも一つの端末から、それぞれの上流方向フレームの割り当てられたタ イムスロットに、バッファされた非同期情報の待ち行列サイズを表示する情報の 一部として、同期情報を送信するステップを含むことを特徴とする情報通信方法 。 14.請求項6乃至13のいずれかに記載の情報通信方法において:さらに、 上流方向に送信される同期情報を有する少なくとも一つの端末において、同期 情報送信のために中央基地局によって端末に割り当てられた上流方向フレームア イデンティティおよびタイムスロットアイデンティティを記憶し、前記の記憶さ れた上流方向フレームアイデンティティに対し下流方向フレームでオーバーヘッ ド情報をモニタし、下流方向フレーム中のオーバーヘッド情報に前記の記憶され た上流方向フレームアイデンティティが検出されると、対応の上流方向フレーム の割り当てられたタイムスロットへ同期情報が送信されるステップを含むことを 特徴とする情報通信方法。 15.請求項13または14記載の情報通信方法において: 下流方向フレームのオーバーヘッド情報で同期情報を送信するために、前記の 少なくとも一つの端末に、端末内で前記の記憶された上流方向フレームアイデン ティティを検出する際、その一部をマスキングするマスキングフィールドを記憶 させるステップを含むことを特徴とする情報通信方法。 16.分配情報およびオーバーヘッド情報がTDMフレームで中央基地局から端 末へ下流方向へ送信される分配ネットワークで、端末に上流方向送信容量を割り 当てる方法において: 端末から中央基地局へ送信を行うために、少なくとも2つの異なる大きさのタ イムスロットが存在する上流方向TDMAフレームを供給し、対応の下流方向フ レーム中のオーバーヘッド情報のフレームアイデンティティによって各上流方向 フレームを識別して、端末が各上流方向フレームに対するタイムスロットを決定 するようにし; 端末から上流方向へ送信されるバッファされた非同期情報に対する上流方向待 ち行列サイズ情報を送信するために、少なくともいくつかの端末に第1の大きさ のタイムスロットを割り当て、各端末は、割り当てられたタイムスロットのアイ デンティティと待ち行列サイズ情報を送信するための上流方向フレームアイデン ティティを記憶し、下流方向フレーム中のオーバーヘッド情報をモニタして割り 当てられたフレームアイデンティティを検出し、対応の上流方向フレーム中に割 り当てられたタイムスロットへ待ち行列サイズ情報を送信し;さらに、 そのタイムスロットに割り当てられた各端末およびこれらの各端末に割り当て られたタイムスロットを表示する情報を中央基地局から下流方向フレーム中のオ ーバーヘッド情報で送信することによって、待ち行列サイズ情報に応じて第2の 大きさのタイムスロットを端末に割り当て、送信されるバッファされた非同期情 報を有する各端末は下流方向フレーム中のオーバーヘッド情報をモニタして端末 表示を検出し、対応の上流方向フレームの割り当てられたタイムスロットへバッ ファされた非同期情報を送信するステップを含むことを特徴とする情報通信方法 。 17. 請求項16記載の情報通信方法において: バッファされた非同期情報の送信のために割り当てられた第2の大きさの各タ イムスロット表示は、下流方向フレーム中のオーバーヘッド情報における端末表 示の相関位置によって構成されることを特徴とする情報通信方法。 18.分配ネットワークの中央基地局からネットワークの複数の端末へ向かう下 流方向ではTDMフレームで、複数の端末から中央基地局へ向かう上流方向では TDMAフレームで情報が送信される通信システムの端末において: 下流方向フレームで同期情報および認可情報を検出する手段と; 端末アイデンティティを含む端末に割り当てられた情報および中央基地局から 端末の距離に逆比例する遅延情報を記憶する記憶装置と;および 下流方向フレームの認可情報および端末に割り当てられた情報に応答し、同期 情報と記憶された遅延情報に依存する時間に、端末から中央基地局へ上流方向フ レームで選択的に情報通信を行う制御手段とを含むことを特徴とする情報通信端 末。
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