JPH09507256A - 熱安定化された樹脂組成物 - Google Patents

熱安定化された樹脂組成物

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JPH09507256A JP7517939A JP51793995A JPH09507256A JP H09507256 A JPH09507256 A JP H09507256A JP 7517939 A JP7517939 A JP 7517939A JP 51793995 A JP51793995 A JP 51793995A JP H09507256 A JPH09507256 A JP H09507256A
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Abstract

(57)【要約】 一つまたはそれより多くの、式(I)によって表される環式イミノエーテル化合物、式(II)によって表される環式イミノエステル化合物もしくは両方およびアミン安定剤

Description

【発明の詳細な説明】 熱安定化された樹脂組成物技術分野 本発明は、安定化された樹脂組成物に関する。さらに特定すると、本発明は、 熱酸化による劣化に対して優れた安定性を有する安定化された樹脂組成物に関す る。背景技術 多くのポリマー材料は、熱または光に曝されると、酸素による熱酸化のため、 低分子量鎖に劣化する傾向がある。 熱酸化は樹脂の構造に依存しており、構造の違いに基付いて熱安定性における 差異を予想することは可能である。 さらに、単一樹脂における熱安定性の必要条件は、しばしばその意図する用途 に依存するが、これは樹脂を使用する環境、特に温度および光の条件が、樹脂か ら製造する最終生成物の用途に応じて異なることがあるからである。 熱安定性の必要条件を左右することができる別の要因は、樹脂を成形工程に使 用するかどうかである。 成形する材料を、通常極端ではない環境で使用する時でさえ、それをその分解 温度付近またはそれより高い温度で成形する時には、樹脂に熱安定性を与えるこ とが不可欠である。 例えば、芳香族ポリマーの部分的な構造が、そのガラス転移温度が高いために 優れた熱安定性および剛性を有している時でさえ、樹脂の分解温度は加工温度に 近いため、商業的には多くの問題が生じることがある。 また、その鎖構造中に極性部位を有する、または極端に低いガラ ス転移温度を有するいくつかの樹脂は、成形または使用する時に、熱安定性の問 題がある。同じ構造を有する樹脂でも熱安定性がこのように違うということは、 品質の違いとして作用し、このような樹脂から製造される商品の競争性を特徴付 けることができる 提案されてきた一つの解決法は、樹脂の安定性を改善するために、樹脂に安定 剤(熱安定剤、UV安定剤)を配合することである。 熱安定剤、UV安定剤、加水分解安定剤および静電防止剤のような安定剤は、 改良されてきており、生成物の最終的な用途および/または所望の安定性の特定 のタイプ、すなわち熱または光安定性に基付いて、それらを選択することは可能 である。 一般に、最も頻繁に遭遇する分解の形態は、熱によるものであり、特に樹脂を 成形または使用する時である。従って、樹脂の安定性を改善するために、種々の 方法、例えば樹脂構造の改質および安定剤の添加が提案されている。 米国特許第3,723,427号には、ヒンダードフェノール性第一級熱安定剤として も知られている、トリス(ヒドロキシベンジル)シアヌレート安定剤が開示され ている。米国特許第3,758,549号には、チオエステルタイプの第二級熱安定剤が 提案されており、第二級安定剤をフェノール性第一級熱安定剤と混合することが 開示されている。 米国特許第3,966,675号および同第4,414,408号には、第一級安定剤を第二級安 定剤と混合して、「相乗」効果を生みだすことによって、樹脂の熱安定性を改善 することが開示されている。 米国特許第4,069,200号には、単一のヒンダードフェノール性第一級熱安定剤 、例えば6−t−ブチル−2,3−ジメチル−4−(ジメ チルアミノメチル)フェノール、6−t−オクチル−2,3−ジメチル−4−(ジ メチルアミノメチル)フェノール、6−t−ブチル−4−(ジメチルアミノメチ ル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1−ナフトール、5−t−ブチル−2,3−ジメチ ル−4−ヒドロキシベンジルホスホネートを使用することによって、または上記 ヒンダードフェノールタイプの第一級熱安定剤を、チオエステルタイプの第二級 熱安定剤、例えばジラウリルチオジプロピオネートまたはジステアリルチオジプ ロピオネートと混合することによってポリオレフィン樹脂の熱安定性を改善する 方法が開示されている。 米国特許第4,185,003号には、フェノールタイプの熱安定剤、例えばN,N′−ヘ キサメチレンビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナミド) をヒンダードアミン光安定剤と混合することによって、コポリエーテルエステル の安定性を改善する方法が開示されている。 米国特許第4,405,749号では、1,3,5−トリス−(2−ヒドロキシエチル)−s −トリアジン−2,4,6−(1H、3H,5H)トリオンおよび3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ ドロキシヒドロ桂皮酸のエステルを使用することによって、ポリエステル樹脂の 安定性を改善することが探求されている。 日本国特許第88-38371号には、2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリンの 二量体を高含量で有する安定剤を製造するための方法が提案されている。日本国 特許第88-40817号には、これらの2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリンタ イプの化合物およびフェノチアジンタイプの化合物を使用する方法が開示されて いる。 そして、日本国特許第88-40819号では、2,2,4−トリメチル−1,2 −ジヒドロキノリンタイプの化合物および2−メルカプトベンゾイミダゾールま たは2−メルカプトメチルベンゾイミダゾールを樹脂中に混合することによって 、樹脂の安定性を改善する方法が提案されている。発明の開示 従って、本発明の一つの目的は、熱安定剤を環式イミノエーテルまたはイミノ エステル化合物のいずれかまたは両方と組み合わせて添加することによって、慣 用の熱安定剤の使用と比較して、熱安定性が著しく改善された熱安定化された樹 脂組成物を提供することである。 本発明の別の目的は、慣用的に安定化された樹脂と比べて、環式イミノエーテ ル、環式イミノエステル、または両方をアミン熱安定剤と組み合わせて添加する ことによって改善された熱安定性を有する樹脂組成物が得られるという発見によ って、果たすことができた。 本発明は、熱安定剤として、一つまたはそれより多くのイミノエーテル化合物 または環式イミノエステル化合物およびアミン化合物を含む熱安定化組成物に関 する。本発明の環式イミノエーテルまたはイミノエステルおよびアミン化合物は 、熱安定性を得るのに十分な量で樹脂に添加する。 好ましくは、式(I)によって表される環式イミノエーテル化合物または式(II) によって表される環式イミノエステル化合物の一つまたはそれより多くの0.02〜 5.0重量%およびアミン化合物の0.02〜3.0重量%を、安定剤として樹脂に添加す る: 式中、Xは、単結合、またはC2〜C10アルキレン、フェニレン、ナフタレンお よびビフェニレンからなる群から選ばれるアリーレン、シクロヘキシレンおよび シクロヘキサンジメチレンからなる群より選ばれる環式アルキレン、並びにヘテ ロ原子を含むC2〜C10アルキレンから選ばれる二価の有機基である。 AおよびBは、それぞれ独立して、単結合、メチレン、エチレン、プロピレン 、ブチレン、1−メチルエチレン、1,1−ジメチルエチレン、1,2−ジメチレン、 1−エチルエチレン、1,1−ジエチルエチレン、1−プロピルエチレン、1−ブ チレン、1−ヘキシルエチレンおよび1−メチルトリメチレンからなる群より選 ばれる置換されたまたは未置換のアルキレンである。 好ましくは、Xは単結合またはフェニレンである。 Xは、高い融点を有する樹脂に使用する時には、パラ−フェニレン化合物がそ れ自体非常に高い融点を有するので、パラ−フェニレン環が最も好ましい。低融 点の樹脂を使用する時は、Xはメタフェニレンが好ましい。 また、Xは式(III) の基であることができる。 式中、R1およびR2は、それぞれ独立して水素、メチル、エチル、 プロピル、ブチル、ヘキシル、オクチル、デシル、フェニル、トリル、シクロヘ キシルおよびベンジルからなる群より選ばれる。 Yは、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン、 オクタメチレン、ノナメチレン、デカメチレン、フェニレン、ナフタレンおよび ジフェニレンからなる群より選ばれる二価の有機基、または式(IV) の基である。 式中、Zは-O-、-CO-、-S-、-SO2-、-CH2-、-CH2CH2-または-C(CH3)2-、シク ロペンチレン、シクロヘキシレン、メチレン−フェニレンおよびメチレン−フェ ニレン−メチレンからなる群より選ばれるものである。 イミノエーテル環またはイミノエステル環は、5〜7員環を有するのが好まし く、AおよびBは同じまたは異なることができる。 本発明では、シクロイミノエーテルおよび/またはシクロイミノエステル化合 物をアミン化合物と混合することによって生じる相乗効果によって、樹脂の熱安 定性が驚くほど著しく改善される。 熱安定性を改善するのに添加する熱安定剤(シクロイミノエーテル、シクロイ ミノエステルおよびアミン)の総量は、樹脂の0.04〜6.0重量%である。総量が0 .04重量%未満の時は、熱安定性における著しい改善は見られなかった。量が6.0 重量%を超える時は、熱安定性における付加的な改善はいずれも、使用する添加 剤の追加量に比例しない(すなわち、追加のコストは付加的な利益よりも大きい )。 すでに環式イミノエーテルまたは環式イミノエステルを含む、多くの市販入手 可能なグラフト樹脂がある。これらには、環式イミノエーテルでグラフト化した ポリスチレンまたはポリアクリロニトリルが含まれる。このようなグラフト樹脂 は、本発明の環式イミノエーテル(I)またはイミノエステル(II)と同等に使用す ることができる。 本発明で使用できる環式イミノエーテル化合物は、AおよびBのそれぞれの炭 素原子の数が2である時はビスオキサゾリン化合物として知られており、そして AおよびBがそれぞれ3個の炭素原子を有する時は、ビス(5,6−ジヒドロオキサ ジン)として知られている。単独で、または二つもしくはそれより多くの混合物 で使用するのに適した環式イミノエーテルには、2,2′−ビス(2−オキサゾリン )、2,2′−ビス(4−メチル−2−オキサゾリン)、2,2′−ビス(4,4−ジメチル −2−オキサゾリン)、2,2′−ビス(4−エチル−2−オキサゾリン)、2,2′− ビス(4,4−ジエチル−2−オキサゾリン)、2,2′−ビス(4−プロピル−2−オ キサゾリン)、2,2′−ビス(4−ブチル−2−オキサゾリン)、2,2′−ビス(4 −ヘキシル−2−オキサゾリン)、2,2′−ビス(4−フェニル−2−オキサゾリ ン)、2,2′−ビス(4−シクロヘキシル−2−オキサゾリン)、2,2′−ビス(5 ,6−ジヒドロ−4H−1,3−オキサジン)、2,2′−ビス(4−メチル−5,6−ジヒド ロ−4H−1,3−オキサジン)、2,2′−ビス(4−エチル−5,6−ジヒドロ−4H−1,3 −オキサジン)、2,2′−ビス(4,4−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−1,3−オキサ ジン)、2,2′−o−フェニレンビス(2−オキサゾリン)、2,2′−m−フェニ レンビス(2−オキサゾリン)、2,2′−p−フェニレンビス(4−メチル−2− オキサゾリン)、 2,2′−p−フェニレンビス(4,4−ジメチル−2−オキサゾリン)、2,2′−m− フェニレンビス(4−メチル−2−オキサゾリン)、2,2′−m−フェニレンビ ス(4,4−ジメチル−2−オキサゾリン)、2,2′−エチレンビス(2−オキサゾリ ン)、2,2′−テトラメチレンビス(2−オキサゾリン)、2,2′−ヘキサメチレ ンビス(2−オキサゾリン)、2,2′−オクタメチレンビス(2−オキサゾリン) 、2,2′−デカメチレンビス(2−オキサゾリン)、2,2′−エチレンビス(4− メチル−2−オキサゾリン)、2,2′−テトラメチレンビス(4−メチル−2−オ キサゾリン)、2,2′−ヘキサメチレンビス(4−メチル−2−オキサゾリン)、2 ,2′−オクタメチレンビス(4−メチル−2−オキサゾリン)、2,2′−デカメチ レンビス(4−メチル−2−オキサゾリン)、2,2′−エチレンビス(4,4′−ジメ チル−2−オキサゾリン)、2,2′−テトラメチレンビス(4,4′−ジメチル−2− オキサゾリン)、2,2′−ヘキサメチレンビス(4,4′−ジメチル−2−オキサゾリ ン)、2,2′−オクタメチレンビス(4,4′−ジメチル−2−オキサゾリン)、2,2′ −デカメチレンビス(4,4′−ジメチルーオキサゾリン)、2,2′−ジフェノキシエ タンビス(2−オキサゾリン)、2,2′−ジシクロヘキシレンビス(2−オキサ ゾリン)、2,2′−ジフェニレンビス(4−メチル−2−オキサゾリン)、N,N′ 一エチレンビス(2−カルバモイル−2−オキサゾリン)、N,N′−トリメチレン ビス(2−カルバモイル−2−オキサゾリン)、N,N′−テトラメチレンビス(2 −カルバモイル−2−オキサゾリン)、N,N′−ヘキサメチレンビス(2−カルバ モイル−2−オキサゾリン)、N,N′−オクタメチレンビス(2−カルバモイル− 2−オキサゾリン)、N,N′−デカメチレンビス(2−カルバモイル−2−オキサ ゾリン)、N,N′−フェニレンビス(2−カルバモ イル−2−オキサゾリン)、N,N′−エチレンビス(2−カルバモイル−4−メチ ル−2−オキサゾリン)、N,N′−テトラメチレンビス(2−カルバモイル−4,4 −ジメチル−2−オキサゾリン)、N,N′−エチレンビス(2−カルバモイル−5,6 −ジヒドロ−4H−1,3−オキサジン)、N,N′−トリメチレンビス(2−カルバモ イル−5,6−ジヒドロ−4H−1,3−オキサジン)、N,N′−テトラメチレンビス(2 −カルバモイル−5,6−ジヒドロ−4H−1,3−オキサジン)、N,N′−ヘキサメチレ ンビス(2−カルバモイル−5,6−ジヒドロ−4H−1,3−オキサジン)、N,N′−オ クタメチレンビス(2−カルバモイル−5,6−ジヒドロ−4H−1,3−オキサジン)、 N,N′−デカメチレンビス(2−カルバモイル−5,6−ジヒドロ−4H−1,3−オキサ ジン)、N,N′−フェニレンビス(2−カルバモイル−5,6−ジヒドロ−4H−1,3− オキサジン)、N,N′−エチレンビス(2−カルバモイル−4−メチル−5,6−ジ ヒドロ−4H−1,3−オキサジン)、N,N′−ヘキサメチレンビス(2−カルバモイ ル−4,4−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−1,3−オキサジン)、N,N′−ジメチル −N,N′−エチレンビス(2−カルバモイル−2−オキサゾリン)、N,N′−ジメ チル−N,N′−テトラメチレンビス(2−カルバモイル−2−オキサゾリン)、N ,N′−ジメチル−N,N′−テトラメチレンビス(5,6−ジヒドロ−4H−1,3−オキサ ジン)、2,2′−エチレンビス(5,6−ジヒドロ−4H−1,3−オキサジン)、2,2′− プロピレンビス(5,6−ジヒドロ−4H−1,3−オキサジン)、2,2′−ヘキサメチレ ンビス(5,6−ジヒドロ−4H−1,3−オキサジン)、2,2′−p−フェニレンビス(5, 6−ジヒドロ−4H−1,3−オキサジン)、2,2′−m−フェニレンビス(5,6−ジヒド ロ−4H−1,3−オキサジン)、2,2′−ナフチレンビス(5,6−ジヒドロ−4H−1,3− オキサジン)、お よび2,2′−p,p′−ジフェニレンビス(5,6−ジヒドロ−4H−1,3−オキサジン)が 含まれる。 単独で、または二つもしくはそれより多くの組み合わせで使用することができ る、本発明の式(II)によって表される環式イミノエステルには、2,2′−ビス(3, 1−ベンゾオキサジン−4−オン)、2,2′−メチレンビス(3,1−ベンゾオキサジ ン−4−オン)、2,2′−エチレンビス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、2,2 ′−ヘキサメチレンビス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、2,2′−オクタメ チレンビス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、2,2′−デカメチレンビス(3,1 −ベンゾオキサジン−4−オン)、2,2′−p−フェニレンビス(3,1−ベンゾオキ サジン−4−オン)、2,2′−m−フェニレンビス(3,1−ベンゾオキサジン−4− オン)、2,2′−ナフチレンビス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、2,2′−(4 ,4′−ジフェニレン)ビス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、2,2′−(1,4− シクロヘキシレン)ビス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、2,2′−ビス(4,5 −ジヒドロ−1,3,6H−オキサジン−6−オン)、2,2′−p−フェニレンビス(4,5 −ジヒドロ−1,3,6H−オキサジン−6−オン)、2,2′−p−フェニレンビス(4 −メチル−5−ヒドロ−1,3,6H−オキサジン−6−オン)、2,2′−p−フェニレ ンビス(5(4H)−オキサゾロン)、2,2′−テトラメチレンビス(4−メチル−5(4H) −オキサゾロン)、2,2′−ヘキサメチレンビス(4−メチル−5(4H)−オキサゾロ ン)、2,2′−テトラメチレンビス(4,4−ジメチル−5(4H)−オキサゾロン)、2,2 ′−ヘキサメチレンビス(4,4−ジメチル−5(4H)−オキサゾロン)、および2,2′ −p−フェニレンビス(4,4−ジメチル−5(4H)−オキサゾロン)が含まれる。 シクロイミノエーテルまたはシクロイミノエステルを単独で使用する場合は、 樹脂の熱安定性は僅かに改善されるだけであるが、ポリマー鎖との反応のため分 子量は増加する。 しかし、アミン熱安定剤を本発明のシクロイミノエーテルまたはシクロイミノ エステルとの混合物中で使用する場合は、慣用の熱安定剤を使用して得られる熱 安定性と比較して、樹脂は著しく改善された熱安定性を有する。 適切なアミン熱安定剤には、2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン(慣 用の熱安定剤)もしくはそのポリマー、フェニル−(β−ナフチル)アミン、フェ ニル−(α−ナフチル)アミン、α−ナフチルアミン、N,N′−ジ−sec−ブチル− p−フェニレンジアミン、N,N′−ジフェニル−p−フェニレンジアミン、N,N′ −ジ−β−ナフチル−p−フェニレンジアミン、4,4′−テトラメチルジアミノ ジフェニルメタン、アルドール−α−ナフチルアミノ、N,N′−ビス(1−メチル −ヘプチル)−p−フェニレンジアミン、N,N′−ビス(1−エチル−3−メチル フェニル)−p−フェニレンジアミン、p−イソプロポキシジフェニルアミン、 6−エトキシ−2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン、N−フェニル−N ′−イソプロピル−p−フェニレンジアミン、4,4′−ビス(4−α,α−ジメチ ルベンゾイル)ジフェニルアミン、2,6−ジ−t−ブチル−α−ジメチルアミノ− p−クレゾール、N−シクロヘキシル−N′−フェニル−p−フェニレンジアミ ン、ジオクチル−p−フェニレンジアミン、フェニルヘキシル−p−フェニレン ジアミン、フェニル−オクチル−p−フェニレンジアミン、ジヘプチル−p−フ ェニレンジアミン、オキサリルビス(ベンジリデンジヒドラジド)、6−(4−ヒ ドロキシ−3, 5−ジ−t−ブチルアニリノ)−2,4−ビスオクチル−チオ−1,3,5−トリアジン、 3−(N−サリチロイル)アミノ−1,2,4−トリアゾール、p,p′−ジオクチルジフ ェニルアミン、ジカテコールボレートのジ−o−トリルグアニジン塩、ジ−o− トールチオ尿素、チオカルバニリド、亜鉛ジエチルジチオカルバメート、2−メ ルカプトベンズイミダゾール、亜鉛2−メルカプトベンズイミダゾレート、2− メルカプトメチルベンズイミダゾール、亜鉛2−メルカプトメチルベンズイミダ ゾレート、N−1,3−ジメチルブチル−N′−フェニル−p−フェニレンジアミン 、ジエチルヒドロキシルアミン、1,3−ジブチルチオ尿素、1,3−ジエチルチオ尿 素、フェノチアジン、N−(2−エチル−フェニル−)−N′−(2−エトキシ−5 −t−ブチルフェノール)蓚酸ジアミン、o−トリル−ビグアニド、N,N′−ジフ ェニルエチレンジアミン、N,N′−ジフェニルプロピレンジアミン、N,N′−ジ− o−トリルエチレンジアミン、N−ラウリル−p−アミノフェノール、N−ステ アリル−p−アミノフェノール、エチレンチオ尿素、p,p−ジメトキシジフェニ ルアミン、N−オクチル−N′−フェニル−p−フェニレンジアミンおよびN,N′ −ジ−(1,4−ジメチル−フェニル)−p−フェニレンジアミンが含まれる。 本発明の組成物によって安定化される樹脂には、ほとんどの慣用の熱可塑性お よび熱硬化性樹脂が含まれる。適切な樹脂には、慣用のプラスチック、例えばポ リエチレンLLDPE(線状低密度ポリエチレン)、ポリプロピレン、ポリブチレ ン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリアクリロニトリル、および、ABS( アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン)、エンジニアリングプラスチック、 例えばポリアセタール、ポリエステル、ポリアミド、ポリカーボネ ート、およびポリフェニレンオキシド、ゴム例えば天然ゴム、ブタジエンゴム、 ニトリルゴム、イソプレン、クロロプレンおよびアクリルゴム、熱可塑性エラス トマー、例えばスチレン−ブタジエンエラストマー、ウレタンエラストマー、オ レフィンエラストマー、エステルエラストマーおよびアミドエラストマー、並び にそれらの樹脂の混合物が含まれる。 熱安定性の最良の改善は、本発明の熱安定剤を、分子鎖中にカルボキシル基を 有する樹脂、例えばポリエステル、および鎖中にアミン末端基を有する樹脂、例 えばポリアミドおよびポリウレタンに添加したときに見られる。 エンジニアリングプラスチック、例えばゴム、熱可塑性エラストマー、ポリエ ステル、およびポリアミドは、本発明の組成物によって特に安定化される。 本発明の組成物の製造においては、式(I)、式(II)の熱安定剤およびアミン熱 安定剤を、組成物に使用する樹脂の重合中、または樹脂を製造した後のいずれか に添加することができる。樹脂の重合後に安定剤を添加する場合は、強力な混合 手段、例えば一軸または二軸スクリュー押出機を使用して、樹脂と一緒に第一開 口部を通じて、または押出し路に沿って第二開口部を通じて安定剤を添加するこ とができる。 本発明を一般的に記載してきたが、さらなる理解のために、参考によりある特 定の実施例を示すことができるが、これは本明細書では説明するためだけのもの であって、別記しない限り、限定しようとするものではない。 実施例 実施例および比較実施例中の種々の性質を、以下の方法に従って測定した。 1.引張り強さ(kg/cm2):ASTM-D-638によって測定 2.伸び率(%):ASTM-D-638により測定 3.衝撃強さ(kg・cm/cm):ASTM-D-256(NOTCHED IZOD method)により測定 4.熱安定性(%):特定温度で特定時間、熱処理した後、維持された性質対初期 の性質の比率として熱安定性を表した。 測定した性質、温度および時間は材料によって変化する。 本明細書に示した実施例では、以下の記号は以下の意味を有する。 1.AON(アミンタイプの熱安定剤) A:2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン B:重合された2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン C:フェニル−β−ナフチルアミン D:N,N′−ジ−β−ナフチル−p−フェニレンジアミン E:N,N′−ジフェニル−p−フェニレンジアミン F:N−フェニル−N′−イソプロピル−p−フェニレンジアミン G:4,4′−ビス(4−α,α−ジメチルベンゾイル)ジフェニルアミン H:N−シクロヘキシル−N′−フェニル−p−フェニレンジアミン I:メルカプトメチルベンズイミダゾール J:N,N′−ジ−o−トリル−エチレンジアミン 2.SAO(環式イミノエーテルまたはイミノエステル化合物) (A〜I;環式イミノエーテル化合物 J〜M;環式イミノエステル化合物) A:2,2′−ビス(2−オキサゾリン) B:2,2′−ビス(4−メチル−2−オキサゾリン) C:2,2′−ビス(4,4−ジメチル−2−オキサゾリン) D:2,2′−ビス(4−フェニル−2−オキサゾリン) E:2,2′−ビス(5,6−ジヒドロ−4H−1,3−オキサジン) F:N,N′−トリメチレンビス(2−カルバモイル−2−オキサゾリン) G:2,2′−メタフェニレンビス(2−オキサゾリン) H:2,2′−ヘキサメチレンビス(2−オキサゾリン) I:N,N′−ジメチル−N,N′−テトラメチレンビス(5,6−ジヒドロ−4H−1, 3−オキサゾリン) J:2,2′−ビス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン) K:2,2′−エチレンビス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン) L:2,2′−(4,4′−ジフェニレン)ビス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン ) M:2,2′−テトラメチレンビス(4−メチル−5(4H)−オキサゾロン) 実施例 1 SPESIN KP 210(KOLON INC.KOREA)、1.0dl/gの固有粘度数を有するポリブチ レンテレフタレート樹脂(PBT)を、二軸スクリュー型押出機の主供給路を通じ て添加し、PBTの全100重量%を基準に、熱安定剤として2,2′,4−トリメチル −1,2−ジヒドロキノリン および2,2′−m−フェニレンビス(2−オキサゾリン)各0.5重量%をそれぞれ第 二供給路を通じて添加し、混合し、熱安定化された樹脂組成物を製造した。 押出機の種々の領域の温度は主供給路からダイへ順に200℃、230℃、245℃、2 50℃、240℃であり、スクリューの回転数は200rpmであった。 混合した樹脂をスパゲッティ形態で押出し、35℃の冷却水で冷やし、ペレット 製造機でペレット成形した。 本方法によって製造された安定化されたPBTの水分は、熱風乾燥機を使用し て100℃の温度で6時間除去し、型締め用に150トンを有する射出成形機を使用し て、性質を測定するための試料を射出成形した。 得られた性質を表2に示す。 実施例 2〜6 それぞれ表1および2に示した成分の量および性質で、実施例1に記載したよ うに、同様の方法を実施した。 比較例 1 単一のアミンタイプの熱安定剤を、表1に示した成分の量で使用することを除 いて、実施例1に記載したように同様の方法を実施した。 比較例 2 単一の環式イミノエステル熱安定剤を、表1に示した成分量を使用することを 除いて、実施例1に記載したように同様の方法を実施した。 比較例 3 添加剤または安定剤を使用しないことを除いて、実施例1に記載したように、 同様の方法を実施した。 比較例 4 フェノール型熱安定剤として、0.5重量%テトラキス[メチレン−3−(3,5− ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタンを使用する ことを除いて、実施例1に記載したように、同様の方法を実施した。 比較例 5 フェノール型熱安定剤として、0.2重量%テトラキス[メチレン−3−(3,5− ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタンおよび熱安 定剤として0.4重量%トリス(t−ブチル−フェニル)亜燐酸塩を使用することを 除いて、実施例1に記載したように、同様の方法を実施した。 比較例 6 フェノール型熱安定剤として、0.2重量%テトラキス[メチレン−3−(3,5− ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタンおよび熱安 定剤として0.4重量%N,N′−ジフェニル−p−フェニレンジアミンを使用するこ とを除いて、実施例1に記載したように、同様の方法を実施した。 比較例 7 フェノール型熱安定剤として、0.2重量%テトラキス[メチレン−3−(3,5− ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタンおよび熱安 定剤として0.4重量%ジステアリルチオジプロピオネートを使用することを除い て、実施例1に記載したように、同様の方法を実施した。 比較例 8 フェノール型熱安定剤として、0.4重量%テトラキス[メチレン−3−(3,5− ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタンおよび熱安 定剤として0.5重量%2,2′−メタフェニレンビス(2−オキサゾリン)を使用す ることを除いて、実施例1に記載したように、同様の方法を実施した。 比較例 9 熱安定剤として、0.4重量%トリス(t−ブチル−フェニル)亜燐酸塩および0.5 重量%2,2′−メタ−フェニレンビス(2−オキサゾリン)を使用することを除い て、実施例1に記載したように、同様の方法を実施した。 比較例 10 熱安定剤として、0.4重量%ジステアリルチオジプロピオネートおよび0.5重量 %2,2′−メタフェニレンビス(2−オキサゾリン)を使用することを除いて、実 施例1に記載したように、同様の方法を実施した。 実施例 7 ステンレス鋼撹拌機、温度および圧力制御装置を取り付けた反応器に、ジメチ ルテレフタレート2kg、1,4−ブタンジオール1.4kgおよび触媒としてテトラブチ ルチタネート2gを添加し、そして反応温度を常圧でゆっくりと140℃に上昇さ せた。 反応温度を1.5時間にわたって210℃に上昇させ、エステル交換反応の副生物で あるメタノールを反応器から除去した。 630gのメタノールを除去した後、エステル化を完了し、そこに2,2′−ビス(5 ,6−ジヒドロ−4H−1,3−オキサジン)11.3g(ポリマ ーを基準にすると0.5重量%)および熱安定剤として4,4′−ビス(4−α,α−ジ メチルベンゾイル)ジフェニルアミン6.8g(ポリマーを基準にすると0.3重量%) を添加し、撹拌した。温度を250℃に高め、圧力を常圧から0.1mmHgにゆっくり下 げた。 縮合反応を0.1mmHg下で35分間実施し、重合を完了した。 o−クロロフェノール中23℃で測定された固有粘度数は0.87dl/gであり、融 点は223℃であった。 得られたPBT樹脂を乾燥し、実施例1と同じように押出し、それからその熱 安定性を測定した。 結果を表1に示す。 比較例 11 熱安定剤として2,2′−ビス(5,6−ジヒドロ−H−1,3−オキサジン)11.3g(ポ リマーを基準に0.5重量%)を添加したことを除いて、実施例7に記載したように 、同様の方法を実施した。 比較例 12 熱安定剤として、4,4′−ビス(4−α,α−ジメチルベンゾイル)ジフェニル アミン6.8g(ポリマーを基準にすると0.3重量%)を使用することを除いて、 実施例7に記載したように、同様の方法を実施した。 比較例 13 熱安定剤として、テトラキス[メチレン−3−(3,5−ジ−t−ブチル−ヒドロ キシ−フェニル)プロピオネート]メタン22.7g(ポリマーを基準にすると1.0重 量%)を使用することを除いて、実施例7に記載したように、同様の方法を実施 した。 比較例 14 熱安定剤として、テトラキス〔メチレン−3−(3,5−ジ−t−ブチルヒドロキ シ−フェニル)プロピオネート〕メタン6.8g及びジステアリルチオジプロピオネ ート11.3g(ポリマーを基準にすると0.5重量%)を使用することを除いて、実施 例7に記載したように、同様の方法を実施した。 実施例8〜13、比較例15〜18 組成を表1に特定したように変更し、種々の押出機領域の温度を、ポリカプロ ラクトン(ポリアミド−6)の場合には、200℃、220℃、240℃、240℃、240℃に 、そしてポリヘキサメチレンジアジペート(ポリアミド−66)の場合は、240℃、2 70℃、280℃、285℃、280℃、270℃に設定することを除いて、実施例7に記載し たように、同様の方法を実施した。結果を表5に示した。 比較例 19 ポリアミド−6樹脂、熱安定剤としてN,N′−ヘキサメチレン−ビス(3,5−ジ −t−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒドロシンナミド)0.5重量%、並びに2,2′−( 4,4′−ジフェニレン)ビス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)0.9重量%を使用 して、実施例8に記載したように、同様の方法を実施した。 実施例 14 固有粘度数0.63dl/gを有するポリエチレンテレフタレート樹脂を使用し、種 々の押出機の温度を240℃、260℃、285℃、290℃、280℃、280℃に設定し、そし て可塑剤として10重量%のポリプロピレングリコールベンゾエート、および補強 材として、直径13μm、長さ3.2mmを有し、アミノシランカップリング剤で処理 したガラス繊維30重量%を第二開口部を通じて添加することを除いて、実施例 1に記載したように、同様の方法を実施した。 同時に、そこにN,N′−ジ−β−ナフチル−p−フェニレンジアミン0.5重量% および2,2′−ビス(5,6−ジヒドロ−4H−1,3−オキサジン)1.0重量%を添加し、 繊維強化PET樹脂を製造した。 実施例1と同じ方法によって性質を測定し、結果を表7に示した。 実施例 15〜16 それぞれ表6および7に示した成分量および性質で、実施例1に記載したよう に、同様の方法で実施した。 比較例 24 テトラキス[メチレン−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル )プロピオネート]メタン0.5重量%および2,2′−4,4′−ジフェニレン)ビス(3, 1−ベンゾオキサジン−4−オン)0.8重量%を使用することを除いて、実施例17 に記載したように同様の方法を実施した。 実施例 19 ポリカーボネート(UPILON S-2000)樹脂45重量%および1.18dl/gの固有粘度 数を有するポリブチレンテレフタレート樹脂45重量%を第一開口部を通して添加 し、そして第二開口部を通じて耐衝撃試薬としてメタクリレート−スチレン−ブ タジエンゴム10重量%を添加し、そして同時に表8に示した熱安定剤を第二開口 部を通じて添加することを除いて、実施例17に記載したように同様の方法を実施 して、ポリカーボネートおよびポリブチレンテレフタレートのブレンド樹脂を製 造した。 比較例 25 熱安定剤としてテトラキス[メチレン−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド ロキシ−フェニル)プロピオネート]メタン0.5重量%およびUV吸収剤として2 −(2−ヒドロキシ−5−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール0.5重量% を使用することを除いて、実施例17に記載したように、同様の方法を実施した。 比較例 26 熱安定剤としてテトラキス[メチレン−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド ロキシ−フェニル)プロピオネート]メタン0.2重量%および熱安定剤として、ジ ステアリルチオジプロピオネート0.4重量%を使用することを除いて、実施例17 に記載したように、同様の方法を実施した。 実施例 20 ジメチルテレフタレート1,500g、1,4−ブタンジオール1,300g、1,000の数平 均分子量を有するポリ(テトラメチレンオキシド)グリコール1.185gおよび触媒 としてテトラブチルチタネート4gを反応器に添加し、そしてエステル交換反応 を200℃で実施することを除いて、実施例7に記載したように、同様の方法を実 施した。次いで、そこに4,4′−ビス(4−α,α−ジメチルベンゾイル)ジフェ ニルアミン、11.1g(ポリマーを基準にすると0.4重量%)および2,2′−メタ −フェニレン(2−オキサゾリン)16.7g(ポリマーを基準にして0.6重量%)を 添加し、そして縮合反応を実施した。 温度を1時間にわたって250℃に上昇させ、圧力を常圧から0.1mmHgに下げた。 縮合反応を、0.1mmHgの圧力下で、45分間連続的に実施し、そして重合を完了 した。 本方法により製造したポリエーテルエステルブロックコポリマーの水分を、11 0℃の温度で6時間除去し、次いで熱風乾燥機を使用して100℃の温度で除去した 。 性質を測定するための試料を、150トンの型締め圧を有する射出成形機を使用 して射出成形し、そして耐熱性を評価した。 結果を表11に示す。 比較例 27 熱安定剤として、テトラキス[メチレン−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ ドロキシ−フェニル)プロピオネート]メタン0.4重量%および熱安定剤としてト リス(t−ブチル)フェニル亜燐酸塩0.8重量%を使用することを除いて、実施例2 0に記載したように、同様の方法を実施した。 比較例 28 熱安定剤として、テトラキス[メチレン−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ ドロキシ−フェニル)プロピオネート]メタン0.4重量%および熱安定剤としてN, N′−ジフェニル−p−フェニレンジアミン0.8重量%を使用することを除いて、 実施例20に記載したように、同様の方法を実施した。 比較例 29 熱安定剤として、テトラキス[メチレン−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ ドロキシ−フェニル)プロピオネート]メタン0.4重量%および熱安定剤としてジ ステアリルチオジプロピオネート0.8重量%を使用することを除いて、実施例20 に記載したように、同様の方法を実施した。 比較例 30 熱安定剤として、テトラキス[メチレン−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ ドロキシ−フェニル)プロピオネート]メタン0.4重量%および熱安定剤として2, 2′−m−フェニレンビス(2−オキサゾリン)0.8重量%を使用することを除いて 、実施例20に記載したように、同様の方法を実施した。 比較例 31 熱安定剤として、トリス(t−ブチル−フェニル)亜燐酸塩0.4重量%および2,2 ′−m−フェニレンビス(2−オキサゾリン)0.8重量%を使用することを除いて 、実施例20に記載したように、同様の方法を実施した。 比較例 32 2−ジステアリルチオジプロピオネート0.4重量%および2,2′−m−フェニレ ンビス(2−オキサゾリン)0.8重量%を使用することを除いて、実施例20に記載 したように、同様の方法を実施した。 実施例 21 E390FNAT(ELASTOLLAN INC.Japan)、熱可塑性ポリウレタンエラストマーを第 一開口部を通して添加し、そして熱安定剤としてN,N′−ジ−o−トリル−エチ レンジアミン0.4重量%および2,2′−テトラメチレンビス(4−メチル−5(4H)− オキサゾリン)0.5重量%(ポリウレタン樹脂の全量を基準にして)を第二開口部 を通じて添加した。 押出機領域の温度は100℃、140℃、200℃、220℃、200℃および200℃であった 。 試料を射出成形し、熱安定性を評価し、結果を表13に示した。 比較例 33〜35 表12に示した熱安定剤の量で実施例21に記載したように同様の方法を実施した 。 実施例 22 CARIFLEX TR 1186(SHELL)、熱可塑性スチレンエラストマーを第一開口部を通 じて添加し、表14に示した熱安定剤(樹脂全100%を基準にして)を第二開口部を 通じて添加することを除いて、実施例1に記載したように、同様の方法を実施し た。 押出機の領域の温度は、100℃、130℃、170℃、180℃、200℃および180℃であ った。 試料を射出成形し、熱安定性を評価し、結果を表15に示した。 比較例 36〜38 表14に示した熱安定剤の量で、実施例22に記載したように、同様の方法を実施 した。 実施例 23 SANTOPRENE 101-80(MONSANTO)、熱可塑性ポリオレフィンエラストマーを第一 開口部を通じて添加し、表16に示した熱安定剤(オレフィン樹脂の全量100%を 基準にして)を第二開口部を通じて添加することを除いて、実施例1に記載した ように、同様の方法を実施した。 押出機の種々の領域の温度は、100℃、140℃、180℃、180℃、200℃および190 ℃であった。 試料を射出成形し、熱安定性を評価し、結果を表17にまとめた。 比較例 39〜41 表16に示した熱安定剤の量で、実施例23に記載したように、同様の方法を実施 した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI C08L 67/02 KJZ 8933−4J C08L 67/02 KJZ 77/00 KKZ 9286−4J 77/00 KKZ 101/00 101/00 (72)発明者 パーク,エウン・ハ 大韓民国チユンチヨンナムド 312−930. グムサングン.ジンサンミユン.ジボンリ 384

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.一つまたはそれより多くの、式(I)によって表される環式イミノエーテル化 合物もしくは式(II)によって表される環式イミノエステル化合物または両方、 (式中、Xは単結合、もしくはC2〜C10アルキレン、フェニレン、ナフタレン およびビフェニレンからなる群から選ばれるアリーレン、シクロヘキシレンおよ びシクロヘキサンジメチレンからなる群より選ばれる環式アルキレン、並びにヘ テロ原子を含むC2〜C10アルキレンから選ばれる二価の有機基であるか、 またはXは式(III) (式中、R1およびR2は、それぞれ独立して水素、メチル、エチル、プロピル、 ブチル、ヘキシル、オクチル、デシル、フェニル、トリル、シクロヘキシルおよ びベンジルからなる群より選ばれ、 Yは、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン 、オクタメチレン、ノナメチレン、デカメチレン、フェニレン、ナフタレンおよ びジフェニレンからなる群より選ばれる二価の有機基、または式(IV) の基であり、 式中、Zは-O-、-CO-、-S-、-SO2-、-CH2-、-CH2CH2-または-C(CH3)2-、シ クロペンチレン、シクロヘキシレン、メチレン−フェニレンおよびメチレン−フ ェニレン−メチレンからなる群より選ばれる一員である)の基であり;そして AおよびBは、それぞれ独立して、単結合、メチレン、エチレン、プロピレ ン、ブチレン、1−メチルエチレン、1,1−ジメチルエチレン、1,2−ジメチレン 、1−エチルエチレン、1,1−ジエチルエチレン、1−プロピルエチレン、1− ブチレン、1−ヘキシルエチレンおよび1−メチルトリメチレンからなる群より 選ばれる置換されたまたは未置換のアルキレンである) 並びにアミン熱安定剤、の熱安定化に有効な量を含む樹脂からなる、熱安定化 された樹脂組成物。 2.前記一つまたはそれより多くの、式(I)の環式イミノエーテル化合物もし くは式(II)の環式イミノエステル化合物または両方が、0.02〜0.5重量%の量で 存在し、そして前記アミン熱安定剤が0.02〜3.0重量%の量で存在する、請求項 1の熱安定化された樹脂組成物。 3.前記アミン熱安定剤が、置換されたフェニレンジアミン、キノリン、ジフェ ニルアミン、ナフチルアミン、メルカプトベンズイミダゾールおよびチオ尿素か らなる群より選ばれる、請求項1の熱安定化された樹脂組成物。 4.Xが単結合またはフェニレンである、請求項1の熱安定化された樹脂組成物 。 5.式(I)の環式イミノエーテル、式(II)の環式イミノエステルお よびアミン熱安定剤の全量が、0.04〜6.0重量%である、請求項1の熱安定化さ れた樹脂組成物。 6.式(I)の環式イミノエーテル、式(II)の環式イミノエステルおよびアミン熱 安定剤の全量が、0.04〜6.0重量%である、請求項2の熱安定化された樹脂組成 物。 7.前記樹脂が、ポリエチレンLLDPE(線状低密度ポリエチレン)、ポリプロ ピレン、ポリブチレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリアクリロニトリル 、ABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン)、ポリアセタール、ポリエ ステル、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリフェニレンオキシド、天然ゴム、 ブタジエンゴム、ニトリルゴム、イソプレン、クロロプレンおよびアクリルゴム 、スチレン−ブタジエンエラストマー、ウレタンエラストマー、オレフィンエラ ストマー、エステルエラストマー、アミドエラストマー、およびそれらの混合物 からなる群より選ばれるものである、請求項1の熱安定化された樹脂組成物。 8.前記樹脂が、ゴム、熱可塑性エラストマー、ポリエステルまたはポリアミド である、請求項1の熱安定化された樹脂組成物。
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