JPH09507128A - 腹腔内圧測定装置と方法 - Google Patents

腹腔内圧測定装置と方法

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JPH09507128A
JPH09507128A JP7502111A JP50211195A JPH09507128A JP H09507128 A JPH09507128 A JP H09507128A JP 7502111 A JP7502111 A JP 7502111A JP 50211195 A JP50211195 A JP 50211195A JP H09507128 A JPH09507128 A JP H09507128A
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Abstract

(57)【要約】 改良されたトノメトリーカテーテル(20)は管(22)、ルアーロツク(24)、閉端(32)、および孔(34)を有する。可透過性の膜(36)が孔(34)を多い、サンプリング室を形成する。管(22)には検出手段(42)が膜(36)内に配置されて、所望の特性を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】 腹腔内圧測定装置と方法 発明の背景と要約 本発明は医学診断装置と方法に関し、特に、中空内臓圧力測定法と、例えば腹 腔内圧力(IAP)のような器官内の圧力と、内部器管の状態を示す関連の特性 との直接的あるいは遠隔検出とに関する。 圧力測定法(1987年2月17日に発行された米国特許第4,643,19 2号を参照)の出現までは、組織の酸素化の適合性を監視あるいは維持しようと する場合に、酸塩基平衡の何らかの局面につき検討した人は少なかった。しかも 、酸塩基平衡は主として、ATP加水分解によるエネルギ解放の間および酸化的 りん酸化によるATPの再合成の間に解放された陽子間の均衡によって検出され る。ATPの加水分解により、休息している70キロの人が毎日150,000 mmolsのH+を発生させる。毎日腎臓が排出するこの一定の酸負荷の1%を 除く全ては酸化的りん酸化によるATPの再合成において消費されるものと考え られる。酸素の送りが組織のエネルギ必要量を満足しえない場合、ATP加水分 解の速度は合成速度を上廻わり、pH値は非逆ATP加水分解度が増加するにつ れて低下する。 酸素の送り、消費および抽出を全体的に測定しても、患者の局部的あるいは「 全体的」な組織の酸素化の適合性についての信頼に足る情報を与えるものでない ことが現在では広く認められている。例えば、米国特許第4,643,192号 、同第5,158,083号、同第5,186,172号に記載の胃粘膜pH( pHi)の間接測定により医師に対して、ショック時組織の酸素化の不適合性を 最初に示すものの1つである身体の領域において、組織のアシドーシスの発達、 従って組織の酸素化の不適合性を検出する、最小の観血的であるが、感度のよい 手段を提供する。本測定法の使用により、大手術を行った患者の50%〜60% 、およびICU患者の80%が、適度に蘇生しているように従来通り見えるもの の、彼らの病気の間粘膜アシードシスを進展させる。 胃粘膜アシドーシスの程度および介在持続時間は虚血性腸粘膜傷やその推定さ れる結果の進行すなわち、バクテリヤとその毒素の移行、細胞分裂、器管の機能 障害と器管の支障から来る死の危険性についての極めて感度の高い測定値である 。ショック時異常酸素 (dysoxia)を最初に示す身体の部分の1つにおける組織の 酸素化の適合性についてのインデックスを提供することにより、胃粘膜pHの測 定によって切迫した合併症の事前かつ正確な警告を与え、それらを阻止するよう 適時に介入する。さらに重要なことは、粘膜pHを通常に戻す適時の治療法や、 粘膜アシードシスを反転する方法を組み入れた「腸指向」の治療法が改良された 結果をもたらす。「pH指向」の治療法はさらに、医科および外科ICU患者に ついての将来性のある任意な多中心的研究の結果を向上させることを示している 。 胃粘膜pHの測定は現在受容されている方法では欠陥のあることが判明した。 例えば、胃粘膜アシードシスを進行させず、その予後が優れている、大きな心血 管手術をした患者の40%〜50%において全体的な酸素送りの経験上の増加が 十分であることが明らかとなった。さらに、超上レベルまで全体的な酸素送りを 増加させるという流行は粘膜アシードシスの介在を阻止あるいは逆転する上で信 頼できないことが明らかである。特に関心のあるのは、粘膜アシドーシスは有し ていないが、その全体的な酸素送りが低すぎると考えられている患者において全 体的な酸素送りを増加させる方法、顕著には赤血球やドブタミンの注入によって 誘導されうる粘膜アシードシスである。 腹腔内圧力(IAP)測定は、腹腔内病理学へのガイドや、腎機能の予測手段 として益々医学に用いられている。特に、IAP監視は例えば腹腔鏡による手段 のような最小の観血的方法の増加において有用である。腹腔鏡による手術におい ては、手術個所を提供し、視野を向上させるために腹膜中へガスを注入させる。 過度のガス注入の機会を低減するために、注入されたガスによって生じるIAP を監視する手順がとられる。 IAPの増大は心臓機能、腎機能、呼吸機能および代謝機能に悪影響を与えう る各種の医療状況と関連している。Iberti他による、1989年1月刊 vol,70, No.1 P47 Clinical Validation of the Technique Anesthesiology の The Determination of Intra-Abdominal Pressure Using A Transurethral Bladder Catheter および Diebel 他による,1992年刊 The Journal of Trauma, vol 33,No.2の Effect of Increased Intra-Abdominal Pressure On Hepatic A rterial,Portal Venous And Hepatic Microcirculatory Blood Flow および それらに引用されている参考であって、本明細書に明らかに組み入れているもの を参照されたい。 IAPを監視することが有用である状況の例としては、外傷、動脈瘤修復、腹 腔鏡による手段、大水腫および腸拡張を含む。研究が示すところではIAPの増 加は腸の微小循環に対する血液の流れを低下させ、そのため粘膜pHを落下させ うることを示しているのでIAPの測定は粘膜pHの監視を補完しうる。 IAPを測定するために多数の諸技術が用いられてきた。IAPの測定は前世 紀においてはマーシイ (Marcy)タンブールに接続された直腸および食道の音を用 いて実行された。Wagoner GW の、1926年刊 American Journal of Medical Science,171,697〜707を参照されたい。腹腔内圧は犬の直腸を通し て測定された。1923年刊 Am J Med Sci の165,880〜890にあるTh orington JM,Schmidt CP による A study of Urinary Output and Blood Press ure Changes Resulting in Ex Perimental Ascites を参照されたい。また圧力 を記録するために直腸においてはミラーアボット (Miller Abbott)管が、胃にお いてはハミルトン(Hamilton)圧力計が用いられた。1947年刊 J.Clin Invest の26,1010〜1022にある Bradley SE,Bradley GP による、The Ef feet on Increased Intra-abdominal Pressure on Renal Function in Man を参 照されたい。また、IAPは腹腔に経皮的に挿入されたカテーテルを介して、観 血的技術により測定された。1992年刊 Journal of Trauma,280頁にある Diebel 他の論文を参照されたい。また、腹膜腔に直接カニューレを挿入し、空 気を噴射することも用いられた。1911年刊 Arch Int Med の7,754にあ る Emerson Hによる Intra-abdominal Pressures および1931年刊 Arch Su rg の22,691〜703にある Overholt RHによる Intra-peritoneal Pres sure を参照されたい。 膀胱に部分的に食塩水を充たし、膀胱内の流体圧をIAPの徴候として監視す る膀胱内測定方法に対してIAP監視技術が開発されてきた。元の技術はIberti 他により若干の修正がなされた。1989年刊 Anesthesiology の70,47〜 50による Iberti TJ,Lieber CE,Benjamin E による Determination of Intr aabdominal Pressure Using a Transurethral Bladder Catheter を参照されたい 。膀胱内方法はIAP監視に対しする基準として容認されている。この方法は信 頼性があるものの、実行が厄介であり、患者の尿の出力読み値推定を阻害する。 尿道は基本的にIAP監視の膀胱内技術によって密封されているので、尿出力は 無限に止めておくことはできないので、IAPの連続監視に対しては価値は限定 されている。 圧力測定法 本特願における圧力測定法、トノメトリーおよび圧力計を言及する場合、例え ばpHiおよび(または)IAPのような対象の内部状態を測定し、かつ監視す るシステムの一部としてカテーテルあるいは類似の装置の使用を意味する。 粘膜の殆んどの表層におけるpHの測定は腸の腔における二酸化炭素(pCO2 ,PCO2)分圧および動脈血の重炭酸塩の濃度とを測し、これらの2つの値を ヘンダーソン・ハッセルバッハ(Henderson-Hasselbach)の式あるいはその若干 の修正式に代入することにより間接的に得られる。本明細書に参考のために含め た,1992年刊 Lancet の339,195〜99にある "Gastric Intramucos al pH as a Therapeutic Index of Tissue Oxygenation in Critically III Pat ients"を参照されたい。粘膜の殆んどの表層におけるpCO2はそれが接触して いる管腔の中味におけるpCO2と均衡しているものと考えられているので管壁 のpH(間接pHすなわちpHi)の間接測定を採用することができる。さらに 、それは、組織における重炭酸塩濃度が動脈血に送られるものと同じであり、p Ka6.1がプラズマにおけるそれと同じであるとの想定に基いている。 現在では、胃の腔におけるpCO2の測定は、胃腸圧力計のシリコンバルーン 中に食塩水を注入し、食塩水中のpCO2が腸の腔内のpCO2と均衡できるよう にし、均衡時間を記録し、食塩水を吸引し、血液ガス分析器を用いて食塩水中の pCO2を測定し、均衡時間と測定されたpCO2とから、モノグラムを用いて定 常状態に調整したpCO2を引き出し、次いで得られた定常状態に調整のpCO2 と、動脈血の概ね同時性に試料における重炭酸塩の濃度とから粘膜pH を引き出すことによって得られる。再び、1987年2月17日発行された米国 特許第4,643,192号,1992年12月29日発行された同第5,17 4,290号、1993年2月16日発行された同第5,186、172号並び に1991年2月20日出願された、出願中の米国特願第994,721号、1 993年2月8日出願された同第014,624号とを参照されたい。前記の発 行ずみの三件全ての特許は参考のために完全かつ明確に本明細書に含めている。 健康な対象者の胃腸粘膜pH測定は優れており、健康な対象者の胃腸粘膜pHは 彼の動脈血におけるpHと同じである。 従来技術(米国特許第4,463,192号)は、腸虚血および、程度の差こ そあれストレスによる潰瘍とは集中治療装置における患者の管理に従事している 医師を悩ます2つの問題であることを認識している。特に、腸虚血は陰質な兆候 であって、腸が完全、かつ回復不能に落ちつくまで何日も検出されえない。腸虚 血診断の遅れは患者にとって惨々な結果をもたらしうる。これらの問題を抱えた 患者の早期診断と管理のための手段があれば、特に、手順を合理的な安全性と信 頼性で都合よく実行しうる全ての集中治療装置において直ちに適用できる。 粘膜pHの低下が腸虚血やストレスによる潰瘍の進行を抑えうることが確立さ れている。“Hollow Viscus Tonometry”という名称で本明細書に明らかに含め ている米国特許第4,643,192号に述べられているように、粘膜pHの低 下は犬においても数分以内に起り腸虚血をもたらす。腸虚血のpHの低下、従っ て虚血あるいはストレスによる潰瘍の可能性は腔内流体のpCO2(CO2の分圧 )あるいはpHのその他の兆候および動脈血における重炭酸塩の濃度から安定し て計算することができる。先行特許第4,643,192号の原理に基く腸粘膜 組織におけるpHを計算する方法は、医学的問題を擬した各種の条件下での直接 測定により有効とされてきた。16匹の犬の各々において、0.92〜0.95 程度の修正係数が得られた。この方法の有効性は本質的に人間にまで展開でき、 実際に、他の中空器管や組織の活力を評価する上でも有用である。R.G.Fiddian- Green他による“Splanchnic Ischemia and Multiple Organ Failure”を参照の こと。 腸の腔におけるpCO2を測定するために、従来までは、通常少なくとも半時 間である、ある時間、腸の壁と接触していた流体の試料を取得し、かつ除去する 必要があった。現在では、腸あるいはその他内部病巣に位置した圧力測定カテー テルから一貫して流体試料であるいは媒質を手作業で吸引することはある程度困 難であることが認められている。そのような試料を胃から取得することははるか に易しいが、胃から取得した試料はガス分析器を損傷させうる異物を含んでいる ことがよくある。 先行特許第4,643,192号において教示されているように、所望の試料 は、チューブ上に壁付きの採取室を有し、該採取室がチューブの中空の内側で特 定の試料と連通しているカテーテルチューブ(所謂圧力測定カテーテル)を用い て腸から取得することができる。採取室の壁は液体に対して概ね非滲透性である が、ガスに対しては極めて透過性である材料からつくられている。適当な一材料 はポリジメチルシロクセン弾性材である。 使用時、カテーテルは患者の身体中へ導入され採取室を腸内の所望の場所に位 置させる。採取室の内部を充満させるため吸引流体すなわち媒体が使用される。 採取室は、介在するガスが採取室の壁を通して吸引流体中へ拡散しうるようにす るに十分長い所望の採取場所において適所に放置される。ガスが均衡するに十分 長い時間が必要である。採取室の流体滲透性により吸引流体が採取室から漏れた り、何らかの液体が吸引流体中へ進入することがないようにする。十分あるいは 望ましい長さの放置時間が経過した後、吸引流体はその中へ拡散したガスと共に 吸引される。このようにして得られた試料はガス含有量、特にpCO2含有量が 分析される。このように、腸の腔内のpCO2は、流体に管腔の破片が入らない ようにして安定して測定できる。 本発明者の先行特許において教示されている診断法を実施する場合、pCO2 測定が、道の壁のpHを検出するために、患者の動脈血の試料における重炭酸塩 イオンの測定と関連して利用される。 所定の患者の特定の条件に応じて、カテーテルを適所に放置し、pH値を定期 的に計算しうるように定期的に試料を採取すればよい。この方法は器管組織の酸 素化の適合性を正確に検出し、初期段階において腸虚血を診断する上で高度の信 頼性を有している。そのような検出は、時宜をえない検出から発生しうる潜在的 に惨々な結果を排除するように患者を扱う上で有用である。 本発明者の先行特許において教示されている試料採取技術は極めて正確で、信 頼しうる結果を提供するものの、現在では、(例えば集中治療装置における重患 者の治療において)器管あるいは器管の壁の状態の遠隔検出や器管あるいは器管 壁のpHの自動検出すなわち自動検査が有利で、実行しやすい場合もあることが 認められている。この方法は、このように、採取室を充てんしている試料流体す なわち媒体の若干厄介な吸引の必要性を部分的あるいは全面的に排除する。また 、採取室を当該装置のいずれかの他の部分と試料媒体のために連通させる必要性 を排除する。また、圧力測定のための試料採取と検出の利点を他の内部の中空の 粘性器管にまで展開する必要がある。この目的に対して、本発明者による検出お よび試料採取技術を医療環境において、あるいはその他の方法と組み合わせて容 易に実行しうるように特につくられた新規で、別の圧力測定装置が必要とされる 。 所定の器管の壁のpHを、その器管あるいは他の器管の活力および(または) 安定性を正確に評価するために採用しうることが最近認められた結果、所定の中 空の粘性器管の壁のpHを検出することの重要さと意義とが最近驚異的に増大し てきた。このことはそのような器管が虚血を経験しているか否かを単に検出する こととは対照的である。さらに、ある器管を単独あるいは組み合わせて監視する ために選択でき、これらの器管を評価することにより、多数の器管の支障のよう な事象の予測あるいは識別を含み、患者の全体状態や多くの病気の始まりの予測 を支援しうる。そのような方法を用いて例えば重病の監視を大いに高めたり、補 完することができる。 また、血液用に標準化されているが、食塩水用ではない(Nova Biomedical,L .Eschweiller および Mallinckrodt によって製造されているものを含む)ある 血液ガス分析器を用いて食塩水中のpCO2を測定する際異常に大きい負のバイ アスが経験されることも認められている。許容されえないバイハスの有無は圧力 測定した食塩水の基準試料を用いることにより検出しうる。各種の血液ガス分析 器を用いて動脈血ガス、特に食塩水中のpCO2を測定する際に経験される器具 内のバイアスのため医科用の有益な独自の正常値を各機関が出すことを必要とす る。ゲロフシン、燐酸塩でバッファした、あるいは重炭酸塩でバッファした食塩 水あるいはそれらの混合物を用いることにより静的な環境内で行われた測定の精 度が向上し、かつ許容しえない器具のバイアスが全体的あるいは部分的に排除し うると報告されている。残念ながら、拡散特性が変更され、バッファした食塩水 の場合、時定数が約18から約48分まで延長された。食塩水中の定常状態調整 のpCO2の検出のために提供されたノモグラムはこれら流体を用いた粘膜pH の検出には用いることができない。 時定数は、本明細書で述べるように、腸腔内で直接電気化学pCO2センサを 用い、液体あるいはガス状の腔内の中味のpCO2を測定することにより秒の単 位まで低下させることができる。残念ながら、pCO2センサはドリフトが可能 なことが知られており、生体内での較正が容易でない。従来のpCO2を用いて 行ったpCO2の測定のバイアスはそれが浸漬されているガス状あるいは液状流 体の化学成分の関数であり、前述のように、血液や食塩水のような種々の化学成 分の環境において行われた測定に対して個別に規格化する必要がある。一組の実 験において、2個の器具の各々において認められたバイアスは1%〜45%の間 を変動し、異る溶液の各々におけるバイアスは使用した血液ガス分析器の間では 一貫していた。特に胃における腔内の中味の化学成分が大きく、かつ頻繁に変化 するとまず間違いなくバイアスを大きく、かつ予測不可能に変動させ、これによ りシリコンバルーンの圧力計の保護された環境外での測定に許容しえないエラー をもたらす。電極膜上の管腔の中味の沈着も裸眼のセンサ、すなわち圧力測定の ための壁付きの採取室を備えていないセンサを用いるとエラーを発生させうる別 の源である。 一局面において、本発明は、器管の状態を遠隔検出し、例えば電流あるいは光 学信号のような電磁信号を検査中の器管の外側に位置した電子装置あるいは光学 装置まで搬送する新規な装置と方法とを提供する。一実施例において、例えば電 界効果型トランジスタのような化学的に感応する電子変換器(あるいは複数の変 換器)が圧力測定用カテーテルと共に器管中へ導入するよう圧力測定用カテーテ ルに装着されている。非温度用が好ましい第1の電子センサが、例えば器管ある いは器管の壁のpCO2、pHおよび(または)pO2レベルを示す、器管の状態 のある好ましい局面を示す電磁信号を発生させ、かつ搬送する。例えば、一好 適実施例においては、管腔流体等の平均周囲pCO2、pHおよび(または)p O2がワイヤあるいはその他の適当な電磁エネルギ搬送手段を介して測定され、 電子回路に監視され、該電子回路は電磁信号を解釈して器管の状態を報告する。 電子回路は患者の血液pHを示す個別に検出された信号を受け入れる入力側を含 みうる。血液(好ましくは動脈血)のpHデータと共に、このpCO2、pHお よび(または)pO2測定値を用いて、電子回路は検査中の器管の壁のpHを検 出し、器管の現在の状態を検出するか、あるいは多分器管の従来の状態を予測す るための情報を提供する。電子回路はアナログ要素、デジタル要素、あるいはそ れら双方から適当に構成しうる。 別の実施例においては、pH、pCO2あるいはpO2に感応する比色物質を器 管近傍の領域、例えば圧力測定用カテーテルの採取室中へ噴射させ、光学センサ を用いて該器管の壁のpHを検出すべく色の変化を検出する。光学センサは器管 近傍の領域中へ導入すべく圧力測定用カテーテルに配置させるか、光ファイバケ ーブルでセンサを、pHに感応する物質を噴射した圧力測定用カテーテルの場所 に接続させて器管の外側に配置させてよい。 本発明は別の実施例において、例えば経鼻胃管、尿道カテーテル、尿管カテー テル、腸送り管、傷あるいは腹除液管(吸引あるいはレギュラ)および胆管、カ テーテルおよびステントで、pH、pCO2および(または)pO2用遠隔検出品 手段を備えたもの、あるいは備えてないようなものである流体送りあるいは排出 を行うようにつくられた壁付きカテーテルと関連して、あるいは組み合わせて、 内部器管の状態を示す(例えばpH,pO2,pCO2等の)流体あるいはガスの 特性を検出および(または)採取する広範囲の新規で、かつ種々の圧力測定用カ テーテル装置を提供する。 さらに別の局面あるいは実施例において、当該装置は2個の個別の壁付きカテ ーテル管、すなわち、一方が流体あるいはガスの特性を測定する、すなわち採取 室と連通している圧力測定用カテーテル管と、流体を送ったり、あるいは排出す るようにされた第2の壁付きカテーテルとを採用している。 さらに別の局面あるいは実施例において、本装置は検出手段と連通した壁付き の採取室と、流体を送ったり、排出するようにつくられた第2の壁付きカテーテ ル管とを採用している。 任意に、非温度用検出手段が採用されている場合、第2の検出手段も採用しう る。 元来は可能あるいは効能があるとは考えられていなかったが、本発明はさらに 別の実施例において、空気が好ましいガス状の採集媒体に混合されている、例え ばpO2、pCO2、pHi等液体あるいはガス状流体のパラメータあるいは関心 ある化合物を赤外線センサで効果的に測定することにより精度と速度とを改善し た。このことは圧力測定用採取媒体圧が高くなればガス密度が増加して誤測定を もたらすことと、正確に赤外線測定を行うには典型的には大量のガスを要するた め以前は可能とは考えられていなかった。 前述のことを全て検討すると、圧力測定法は今では、(食塩水に対して)均衡 時間が少なくなるという利点を提供し、センサを使用個所で再較正したり、ある いは再較正のため取外す必要なく提供する要領で修正しうることが認められる。 改良された方法においては、極めて一般的に、採取媒体として空気が用いられ、 採取は概ね連続的に実行することができる。採取媒体である空気は、対象の器管 (例えば腸)中へ挿入された圧力測定用カテーテルの壁付きの採取室から吸引さ れる。吸引された試料のpCO2は、側流あるいは主流でドリフトの悪い非拡散 性赤外ガス分析器を採用することにより測定される。得られたpCO2値は次い で、器管の状態を検出する、すなわち(A)重炭酸塩値を取得する必要があるか 、かつ(または)どのような医学的治療あるいは介入が必要か、あるいは対象の 器管の酸素化に対して適当であるかを検出するために、(1)標準の動脈炭酸塩 値および(または)(2)「全体的」あるいは「系統的」生理学的値(例えば動 脈あるいは静脈pH、混合した静脈重炭酸塩、動脈酸素飽和(例えばパルス酸素 測定法により測定)、動脈pCO2、呼吸終期のpCO2、経皮的(TCpCO2 ,pCO2)と比較する。 ある実施例においては、当該技術分野の専門家には認められるようにラマン(R aman)分光法はある用途においては直接的な赤外線による測定に対して明確な利 点を提供するので、IRガス分析器の代りに、直線ある側流のいずれかにおいて ラマン分光計を採用することができる。 「全体的」あるいは「系統的」pH値の好ましい間接的測定は呼吸終期のCO2 値あるいは経皮CO2値である。 しかしながら、本発明はこれらの認識された現実の障害を克服し、公知の市販 されている非拡散的な赤外線の分光装置と共に、例えば空気のようなガス状の採 取媒体を成功裡に使用しており、(例えば食塩水のような)液状の試料採取媒体 と、例えば血液ガス分析器とを従来使用したのに対して、高度な試料採取および 測定の安定性と、より高速な均衡とをもたらし、より速く、かつより頻繁な間欠 採取と、使用の一層の容易さと、エラーの発生源の低下とを可能としている。 当該技術分野の専門家は本発明によって提供される非拡散的な赤外ガス分析装 置を直ちに認識する。これらの装置の例としては、例えばDatex Instrumentariu m Corporation あるいは Novametrix Medical Systems,Inc.のような会社によ って市販されているようなものである。前述のような装置や関連の設備のその他 の例は米国特許第4,233,513号、同第4,423,739号、同第4, 480,190号、同第4,596,931号、同第4,859,858号、同 第4,859,859号、同第4,907,166号、同第4,914,720 号、同第5,042,522号、同第5,067,492号、同第5,095, 913号に説明され、かつ開示されており、それら全ての開示や図面は参考のた めに本明細書に含めている。 一般に、非拡散赤外ガス分析器は典型的には「側流」あるいは「主流」のいず れかの構成で製作されている。一方の方では、ある容積のガスの試料が(例えば 呼吸のガス流、圧力測定用採取室のガス流あるいはそれらの双方のような)患者 のガス流から採取され、試料チューブを通して赤外センサおよび分析器まで搬送 され、そのような装置においては、試料は典型的には患者のガス流へは戻されな い。他方の一般的なタイプは所謂主流タイプであって、患者のガス流管内に直接 装着され、ガス流が該センサを通過するにつれてガス流を検出し測定を行う。 本発明の実施例においては、バルーンの形態の圧力伝達室がカテーテルの周り に配置され、圧力伝達室の壁とカテーテルの壁との間の容積分を密閉する。この 容積には例えば空気あるいは食塩水溶液のような圧力伝達流体すなわち媒体で充 てんされる。例えばIAPのような患者の内圧の変動に応答して圧力伝達室内の 圧力が変動するにつれて、その圧力の変動は圧力伝達流体によりカテーテルの腔 を介して、医療関係者あるいは機械で最終的に監視および(または)記録すべく 患者の外側の点まで伝達される。 一実施例においては、圧力伝達室は門戸を介してカテーテル内の管腔と連通し 、そのため圧力伝達室に作用する患者の器管の内圧例えばIAPが変動するにつ れて、例えば空気あるいは食塩水溶液のような圧力伝達媒体が前記門戸を通りう るようにする。圧力伝達室の壁に対する圧力の変化は圧力伝達室を通して、門戸 を介して、圧力伝達媒体により管腔中へ、かつ該管腔を通して連通する。例えば 、圧力計に掛止されたカテーテルのような開放システムの場合、圧力伝達室の圧 力の変動により圧力伝達媒体を門戸を貫流させる。例えば、圧力の増加により圧 力伝達室を圧縮し、容積を変化させる。その容積の変化は門戸を介してカテーテ ルの管腔中へ圧力伝達室から圧力伝達媒体が流れることによって反映され、最終 的に圧力計の流体レベルを変化させる。 例えば圧力変換器と圧力伝達媒体として食塩水溶液とを有するもののような閉 鎖システムの場合は、内圧の変化は圧力伝達室の容積の目立った変化をもたらす のでなく、むしろ前記室内の媒体を圧縮させ、その圧力の変化が門戸を介してカ テーテルの管腔を通って圧力変換器まで伝達される。圧力伝達媒体はこの圧力を 、例えばカテーテルの近位端に位置した圧力変換器あるいは圧力計のような圧力 検出手段まで伝達しうる。圧力変換器は当該技術分野の専門家に公知の通常の要 領で使用される。 代替実施例においては、圧力変換器は圧力伝達室内および(または)カテーテ ルの管腔自体内に設置しうる。監視された圧力の読み、例えば変換器からの信号 は管腔と連通している門戸を介して、次いで管腔を介して患者の体外のある点ま で伝達される。そこで、変換器からの信号は変換され、あるいは必要に応じて機 械あるいは人間が読みうる形態に翻訳される。 本発明は従来の挿入技術を用いて圧力測定用カテーテルを腸内へ直接挿入する ことによりIAPを監視するために使用できる。そのような一用法において、本 発明は胃の腔に挿入された経鼻胃圧力計の一部である。圧力伝達室は、内圧を監 視すべき器管あるいは領域に位置している。 本発明はまた、腹腔内圧の検出と、同時に腸の例えばpHiのような粘膜pH あるいはpHiの測定とを網羅している。本発明の一実施例においては、そこを 介して圧力を監視する管腔を収容したカテーテルは、本特願の別の個所で説明し たように、それによってpHiが監視される個別の管腔を含んでいる。別の管腔 が圧力伝達媒体あるいは圧力信号を流れうるようにする。代替的に単一の管腔を pHおよび圧力の双方の監視に対して共用させてもよい。 IAPは、pHiの監視が行われている間に連続的に監視しうる。本方法の好 適実施例は、内圧を監視するために管腔と連通する圧力伝達室と、同じカテーテ ル内の個別の管腔の内側と流体連通しpHiを監視する個別の壁付き試料採取室 とを含むカテーテルである。 本発明の個別の実施例においては、単一の室が、内圧を監視するための圧力伝 達室として、かつpHiを監視する採取室の双方として作用する。そのような実 施例においては、室の壁、すなわち圧力伝達と採取の組み合わされた室は、採取 すべき流体あるいはガス成分に対しては比較的透過性であるが、圧力伝達媒体に 対しては十分非滲透性であるため、室の壁を横切って室から圧力伝達媒体が伝達 されるのは最小とする膜からなる。従って室の壁にわたる圧力勾配や圧力損失は 最小とされる。本実施例においては、圧力伝達媒体はpHiを監視するために使 用される食塩水の試料媒体と同じでよい。食塩水試料媒体は室の壁へ滲透する少 なくとも一種類の液状流体あるいはガス状流体の濃度および(または)成分を採 取する。食塩水試料媒体はまた、室を充てんし、カテーテルの管腔と室とにある 量の食塩水試料媒体を注入することにより圧力伝達室として用いるふくらませた 室を形成するために使用しうる。そうすれば、食塩水試料媒体は圧力センサへ圧 力を伝達するための圧力伝達媒体として作用しうる。本実施例により、患者の内 圧並びにpHiは同じ体内位置で監視しうる。次いで、監視された圧力は、pH iを検出するガスの濃度に対して圧力の変化が有する予測可能な作用に基きpH i読み値を修正するために使用しうる。 本発明の実施例において、内圧監視はpHiの検出に対して適用された修正係 数に達するようpHiの監視と関連して使用される。修正係数により、CO2監 視室に滲透する、CO2のようなガスの圧力の変化に基いてpHiを調整するこ とができる。本実施例においては、採取室におけるCO2の濃度が本特願で述べ るようにpHiに達するよう監視される。採取室におけるCO2の圧力は採取室 の外部のCO2の圧力の関数である。室のCO2の圧力はその濃度、従ってpHi に影響する。室の外部のCO2の圧力の変化は室内で測定されたCO2の圧力に影 響する。例えば、IAPのような内圧の増加は採取室の壁を通して伝達され、採 取室の内部のCO2の圧力の変化に影響し、監視されたpHiを同時に変化させ る。pHiを監視している間に例えばIAPのような内圧を監視することにより 、内圧の変化と、内圧の変化がガス圧、従って測定されたガスの濃度に対して有 する影響とに基いてpHiの計算を調整することができる。 本発明、その目的と利点とをさらに理解するために、以下の明細書、添付図面 および参考のため本明細書に含めた情報とを参照すればよい。また、1991年 6月20日出願され、本発明と共通に譲渡された特願第719,097号、19 92年12月22日出願された同第994,721号、1993年2月8日出願 された同第014,624号、1993年3月22日出願された同第08/03 5;020号も参照されたい。それらは全て参考のために完全かつ明確に本明細 書に含めてある。図面の簡単な説明 第1図はトノメトリーカテーテルの実施例の平面図である。 第2A図は電界効果トランジスターセンサの第1の取付手段を図示するトノメ トリーカテーテルの部分断面図である。 第2B図は電界効果トランジスターセンサの第2の取付手段を図示するトノメ トリーカテーテルの部分断面図である。 第3図は結腸及び胃のpHの測定におけるトノメトリーカテーテルの使用方法 を図示し、結腸測定のために図示された特定実施例が第5図のそれであり、胃測 定のための特定トノメトリーカテーテルが第4図のそれである。 第4図は経鼻胃管を有するトノメトリーカテーテルの他の一実施例である。 第4A図は第4図の線4A−4Aに実質的に沿って取られた第4図のトノメト リーカテーテルの横断面図である。 第4B図は第4図の線4B−4Bに実質的に沿って取られた第4図のトノメト リーカテーテルの横断面図である。 第5図は多検出/サンプリング部分を有するトノメトリーカテーテルのさらに 他の一実施例である。 第5A図は第5図の線5A−5Aに実質的に沿って取られた第5図のトノメト リーカテーテルの横断面図である。 第6図は胃内部で使用される第4図のトノメトリーカテーテルを描写する詳細 図である。 第7図は結腸内で使用される第5図のトノメトリーカテーテルを描写する詳細 図である。 第8図は結腸内で使用される第1図のトノメトリーカテーテルを描写する同様 図面である。 第9図は本発明に基づく電気回路の一実施例を図示する概略電気線図である。 第10図は本発明に従うpHの光学的測定の他の一実施例を図示する概略電気 線図である。 第11図は尿道カテーテルを有するトノメトリーカテーテルの他の一実施例で ある。 第11A図は第11図の線11A−11Aに実質的に沿って取られた第11図 のトノメトリーカテーテル/尿道カテーテルの横断面図である。 第12図は関心となるある臨界特性を監視しかつ記録するための遠隔検知およ び記録装置を具備したトノメトリーカテーテルの一つの好適例を描写している。 第13図は本発明において使用可能な例示的な非分散赤外線分析システムの描 写線図である。 第14図は本発明において使用可能なトノメトリーカテーテルの別の変形の概 略描写図である。 第15図は本発明において使用可能なサンプル圧力均等化のために提供すべく 変更された手動注射器の描写線図である。 第16図は圧力監視カテーテルの実施例の切除部分を具備した実施例の平面図 である。 第16A図は圧力トランデューサの付属品を描写したトノメトリーカテーテル の部分切断面図である。 第17図は経鼻胃管を具備した内圧検知のためのカテーテルの実施例である。 第17A図は第17図の線17a−17aに沿って実質的に取られたカテーテ ルの切断断面図である。 第17B図は第17図の線17b−17bに沿って実質的に取られたカテーテ ルの切断断面図である。 第18図は2重使用の圧力検知およびpHi検知カテーテルを具備したカテー テルの実施例である。 第18Aは第18図の線18a−18aに沿って取られた切断断面図である。 第19図は組み込まれた圧力検知装置を具備したトノメトリーカテーテルを描 写している。 第20図は対象患者における膀胱内および胃部圧力の関係を示す図表である。 第21図は本発明を実施すべく変更された曲がったドレンカテーテルの平面図 である。 第21A図は第21図の線21a−21aに沿って取られた第21図の曲がっ たドレンカテーテルの側面図である。 詳細な説明 本願は以下の発行された特許の参照によりそれらの開示事項および図面を特に ここに取り込む。即ち、参照される特許は、米国特許第4,221,567、4 ,233,513、4,273,636、4,423,739、4,576,5 90、4,480,190、4,596,931、4,643,192、4,6 71,287、4,859,858、4,859,859、4,907,166 、4,914,720、5,042,522、5,067,492、5,095 ,913、5,158,083、5,174,290、および5,186,17 2である。 第1図はトノメトリーカテーテル20の第1の実施例を説明する。前記トノメ トリーカテーテルは特定の長さの好適な管22を有し、該管の一端32は閉鎖さ れ、そして該管の反対端はルアーロック24のごとき接続装置を有する。ルアー ロック24は相補形の管継手26を受容するようにされており、管継手は第2の 特定の長さの管28を介して三方止コック30に連結する。三方止コック30は 管28を各種の灌注源または吸引源に選択的に接続するのに使用され得る。 閉端32に隣接して、管22は34で示すような多数の孔を設けられる。風船 状のトノメトリーカテーテル膜36が、図示のごとく、孔34が囲い込まれるよ うに前記閉鎖端を覆って取付けられる。トノメトリーカテーテル膜36は管22 に対し無間隙の嵌合を形成する内スリーブ直径38を有する。提示された形式の トノメトリーカテーテル膜は、ポリジメチルシロキサンから成るエラストマーで ある。該膜は適当な接着剤によって管22に密閉結合され、その結果、トノメト リーカテーテル膜は管22の外壁に対し閉鎖関係を保って封着され、それにより 、閉鎖端32に隣接してサンプリング室を形成し得る。トノメトリーカテーテル 膜は、後述されるように、検査中の器管の内壁と接触するために吸引流体を満た されたとき、該膜が膨張することを許すように若干の弾性を有する。 前記膜36はその少なくとも一部分が、関心が払われる気体または流体特性に 対し選択的に透過性であるように構成されることが好ましい。好ましい一実施例 において、それはpH、pCO2およびpO2が測定され得るように、選択的に水 素、酸素またはH+の透過を許す。また、それは所望の測定を妨害する恐れのあ る他物質、例えばその他の気体、蛋白質及び同様のもの、に対しては選択的に不 透過性である。極めて好ましい一実施例においては、イオン選択透過性の膜が採 用される。 管22の内壁もしくは外壁の何れかに、pH及び/または温度を示す特性を検 出するための1個またはそれより多い個数のセンサ42が固定される。第1図に おいては好適な接着剤で管22の外壁に結合された2個のそのようなセンサが示 される。第2A図及び第2B図には二つの代替的センサ取付手段が示される。第 2A図は管22の内壁に取付けられたセンサを図示し、第2B図は管22の外壁 に取付けられたセンサを図示する。 好ましい一実施例において、管の少なくとも一部分、しかしその全てを意味し ない、はCO2不透過性物質、例えば、ジメチルテレフタレート1,4−ブタン ジオールとα−ヒドロ−Ω−ヒドロキシポリ(オキシテトラメチレン)との反応 から誘導されるポリエステルエラストマー、ポリウレタンまたはPVCに基づか れたものから形成される。極めて好ましい一実施例においては、これはデュポン 社から発売されているヒトリル(Hitril)のごとき製品である。 温度を検出する目的には、現時点ではサーミスタ装置が好適とされる。pHを 表す特性を検出する目的には、化学的に反応する電界効果トランジスタまたは“ ケムフェット”(Chemfets)が使用され得る。これに関しては、ケムフェットセ ンサ44が第2A図及び第2B図に図示される。ケムフェットセンサ44は、ポ リマー化されたエポキシ樹脂のごとき溶液不浸透性材料48内に封入される。封 入材料48自体はハウジング50内に閉込められる(第2A図)。半導体装置4 6が接続線52によって端子54に電気的に結合される。導線56のごとき好適 な導電体が端子54に結合されていてケムフェット装置44と第9図に関連して 後述される電気回路との間を電気的に連絡する。導線56は好ましくは管を通じ てその経路を決定されて管22のルアーロック端またはその近くに位置する密閉 された穴例えば58に示されるものを通って外へ現れる。好適な電子センサに関 するより詳細な説明は、引用によって本文に包含されるジョンソンの米国特許第 4020830号、発明の名称:“選択的化学的検出性FET変換器”、におい て見出され得る。溶液が前記半導体装置46の化学的検出面に接触することを可 能にするために、管22は第2A図の実施例を実行するとき穴60を設けられる 。そのような穴は第2B図の実施例においては必要とされない。半導体装置46 は外部取付構成の故にサンプリング室40に対して露出されているからである。 サンプリング室40は吸入媒体またはサンプリング媒体(ガス体または液体) を以て満たされ得る。媒体は関心流体または気体を吸収する、または、別の方法 でそれらを受入れそして送り出すまたは測定するための手段を提供するのに使用 されるものである。そのような媒体は関心流体または気体の諸特性、使用される センサ42の形式、及び必要な較正の形式を含む多くの要因に従って選択される 。そのような媒体は、空気、重炭酸塩溶液、重炭酸塩緩衡剤処理溶液、リン酸エ ステル緩衡剤処理溶液及び含塩溶液を含む。気体はしばしば流体として作用する こと、従ってそれらはしばしば流体と見なされることが留意さるべきである。 既に言及されたごとく、使用されたセンサが頻繁な再較正を必要としないとき は、サンプリング室40がトノメトリーカテーテル(患者の体外に留まる)の近 端と連通する必要性は、吸引が要求されないから、排除され得る。しかし、多く の場合において、そのような連通は依然として望ましい。何故ならば、1個また は複数個のセンサを較正するために、吸引媒体またはサンプリング媒体を新鮮な 媒体と交換するために、そして関心気体または流体を受け入れるために、吸引が 必要とされるからである。 内部圧力、特にIPAを検出するために形成されたトノメトリーカテーテルの 実施例が第16図に示されている。第1図と共通する部材は同じ符号を付されて いる。この圧力検出力テーテル420は特定長さの好適な管22を含み、該管の 一端32は閉鎖され、該管の反対端はルアーロック24のような接続装置を有す る。ルアーロックは相補形の管継手26を受容するようにされており、この管継 手26は第2の特定長さの管28を介して三方止コックに連結する。この三方止 コック30は管28を各種の潅注源、吸引源、または圧力検出手段や監視装置に 選択的に接続するために使用され得る。 閉端32に隣接して、管22は434で示されるような多数の孔が設けられる 。風船状のトノメトリーカテーテル膜436が閉端を覆って取付けられ、孔43 4を図示のように包囲するようになす。圧力を伝達するカテーテル膜436は4 38で示すスリーブ内径を有し、このスリーブ内径は管22と締まり嵌めを形成 する。圧力検出用のトノメトリーカテーテル膜の好ましい種類は、血管形成法で 使用される通常の風船すなわちバルーンのような比較的にガス不透過性で、塩水 不透過性の材料である。バルーン壁はラテックス、シリコーン、ポリウレタンま たはポリエチレンで作ることができる。ある応用例では、PVC材料も使用され 得る。本発明に使用するのに好適な形式のトノメトリーカテーテルバルーンは米 国マサチューセッツ州ウォーセスターのトノメトリックス・インコーポレーテッ ド社(Tonometrics,Inc.)から購入できる。この膜は、この分野でシリコーン RTV形式の接着剤として知られた適当な接着剤で管22に密閉結合され得るの であり、トノメトリーカテーテル膜は管22の外壁に対して閉鎖関係を保って封 着され、これにより閉端32に隣接して圧力伝達室440を形成し得る。圧力を 伝達するトノメトリーカテーテル膜は、空気または含塩溶液のような圧力伝達媒 体を充満されたときに該膜を膨張させる若干の弾性を有している。該圧力伝達 媒体は、圧力変化の伝達を圧力伝達トノメトリーカテーテル膜436の動きで反 映して圧力伝達室440を通して伝達するように、また以下に説明するように圧 力検出手段で記録するようにさせる。第16図に示す風船形式の室に替えて、肺 動脈カテーテルの室と同様にカフ形式(cuff-type)の室を使用することができ る。 一実施例において、膜436は圧力伝達媒体ならびに生体内で出合う通常存在 するガス状および液状の流体に対して、比較的に不透過性であるように構成され ることが好ましい。他の実施例では、膜436は生体内で拡散するCO2に対し ては可透過性であるが、CO2サンプリングおよび圧力伝達の両方の目的のため に使用される含塩溶液に対しては比較的不透過性であるシリコーンをすることが できる。 該圧力伝達媒体は、孔434を通して管22の内部と圧力伝達連通状態にある 。管22は全長にわたって圧力伝達媒体を充満される。管28もまた全長にわた って圧力伝達媒体を充満される。充満されるということは、圧力伝達室440か ら管22〜管28を通して圧力検出手段460へ至る装置が断絶のない単一容積 の圧力伝達媒体で充満され、該圧力伝達媒体と異なる圧縮性を有する不連続部ま たは不純物が実質的に存在しないことを意味する。例として、圧力伝達媒体が含 塩溶液である場合、この装置は圧力伝達室440から圧力検出手段460までの 圧力伝達媒体を介しての圧力の正確な伝達を阻害することになるガス気泡やガス ポケットが実質的に存在しない状態でなければならない。圧力および温度変化を 監視するために、サーミスタを圧力伝達室かカテーテル管腔の何れかの内部に配 置することができる。温度の読み取りは温度依存の影響に基づく圧力変化を修正 するのに使用できる。 圧力検出手段460の好ましい実施例は、ゴウルド(Gould)の使い捨てモデ ルTXXRのような圧力検出変換器か、または米国イリノイ州ノースシカゴのア ボット・ラボラトリーズ(Abbott Laboratories)によるCVPマノメータのよ うな定期的または連続的に中央静脈圧力を監視するように設計されているマノメ ータである。 第16図のトノメトリーカテーテルの好ましい使用法は、組み立て後に患者に 挿入して、圧力検出室440を圧力監視すべき部位、例えば胃、に位置させるこ とを必要とする。その後、トノメトリーカテーテル20はガス状の圧力検出媒体 の場合には圧力伝達媒体が充填される。含塩溶液のような液状の圧力伝達媒体を 使用する実施例では、この装置は挿入前に圧力伝達媒体を事前充填して、該装置 を通して圧力変化を正確に伝達する装置能力を低下させることになりかねないガ ス状不純物が実質的に存在しないようにしておくことができる。挿入の前は、該 装置は室440が大きく膨らんで挿入の妨げになるような圧力にまで充填されて はならない。 ガス状の圧力伝達媒体を使用する実施例では、該装置は挿入後に三方止コック の開口462を経由されたガスなどでバルーンを膨張して充填され、圧力伝達室 440が十分に膨張するようになされて、圧力伝達トノメトリーカテーテル膜4 36が突き当たって圧力変化を室440の内部の圧力伝達媒体に伝達できるよう にさせる。該室は、患者の体内器官に望ましくない圧力をかけることになりかね ない室440の不必要な体積増加をもたらすほど、過大膨張されてはならない。 大人の患者では、ガス状の圧力伝達媒体の3ミリリットルまでの装置の膨張は安 全な結果を与えることが見出されている。膨張された媒体の体積は慎重に測定さ れねばならない。膨張が必要であるならば、同じ体積を膨張されて圧力の読みが 比較できるようにされ得る。装置内に同体積を有することにより、ガス体の法則 PV=nRTにしたがって比較することができる。該装置が一旦膨張されたなら ば、また三方止コックの開口462が密閉されているならば、圧力検出手段46 0は較正され、および(または)零とされる。患者の体内圧力の変化が膜436 に作用し、該膜は室440の体積および(または)圧力を変化させる。室440 の体積または圧力の変化は圧力伝達媒体によって圧力検出手段460に伝達され 、これにより該圧力検出手段は患者の体内圧力の変化を反映する。 圧力検出手段460は三方止コックに作動的に接続される必要はなく、装置に 沿った圧力伝達媒体と圧力検出連通状態のあらゆる箇所で接続されることができ る。一実施例では、圧力検出手段460は装置が圧力伝達媒体で充填された後、 ルアーロック24に接続され得る。 点線を付加して第16図に示されている代替実施例において、圧力検出手段は 、 圧力伝達室440内に配置された圧力変換器442として装置内に配置され得る 。第16A図を参照すれば、圧力変換器442は次ぎに導線56に作動的に接続 され、圧力変換器の信号は導線56を経て開口58から装置外部に伝達され、更 に適当な解読装置および(または)表示装置(図示せず)に伝達されるようにす る。開口58は、導線56との圧力密閉接触が管22で保持され、管22は開口 58で漏れることなく圧力伝達媒体を充填できるようになされる。好ましい実施 例では、圧力変換器442はマイクロエレクトロニクス装置であり、その出力は 導電線とされる導線56で伝達される。 この圧力検出力テーテルの好ましい使用法は、患者に挿入する前にカテーテル 組立体を完成させることである。該カテーテルは通常の経鼻胃挿入技術により患 者の消化管に挿入される。適当形状のカテーテル組立体は、様々な部位の圧力を 監視するのに使用できる。これらの部位には、胃、大腸および(または)小腸、 および直腸が含まれる。更に、圧力検出室は肝および腎のような器官の表面に静 止されて、それらの器官の機能に及ぼす圧力の影響の診断を助成するように配置 され得る。更に、この装置は食道内圧力を監視するために使用できる。一般に、 この装置は例えば各種の括約筋の何れかの側に作用する圧力を監視することで体 内を通る各種の括約筋が室を密閉するように働くか否かを監視するのに使用でき る。消化管以外の部位が頭蓋内部圧力を含めてこの装置および方法で監視できる 。 特定の監視応用例に関して、カテーテルの形状は変更でき、例えば圧力検出室 は給送カテーテルに使用されるように応用し得る。圧力検出室はジャクソン−プ ラッツ(Jackson-Pratt)カテーテルのような創傷ドレンカテーテルにも装着で き、該圧力検出室は肝に対して静止される。このような実施例では、1つのカテ ーテルはドレンと同時に、pHi、圧力、および(または)温度の監視を遂行す る。 第21図は塞がった創傷用の、内部圧力および(または)pHも監視するよう に改良されたドレンカテーテルを示している。当業者に知られているように、ア メリカン・ホスピタル・サプライ・コーポレーション社により供給されるジャク ソン−プラッツの塞がった創傷用ドレン装置のような閉塞創傷用のドレン装置の 通常のドレン容器に、1つの内部管腔524をドレン部分528と連通させてフ ック止めすることができる。管腔524は創傷のドレン開口530連通される。 第21A図を参照すれば、管腔524は管腔526とは非連通状態にある。管腔 526は、組み合った圧力伝達およびサンプリング室540と連通している。室 壁542は、上述のようにpHiの測定のためのCO2の拡散を可能にするシリ コーン膜で作られるのが好ましい。管腔526はそれ故に、マノメータまたは圧 力変換器のような圧力検出手段、ならびに被験者のpHiを監視して計算する検 出手段の両方と連通する。含塩溶液のような1つの媒体がサンプリング媒体と、 圧力伝達媒体との両者として作用することができる。室540の底部の平坦面は 、膜542が肝のような器官に対して位置できるようにしている。創傷ドレンは 圧力を生じ、また監視される肝表面のpHiが監視できる。 圧力は連続的または断続的に監視される。カテーテルはある期間にわたり患者 の体内に残されて、ある期間にわたり圧力のグラフを記録するためにプロッタを 使用するなどの方法で圧力を連続的に監視するようにできる。代替的に、圧力の 読み取りは個別の時間間隔、例えば30分毎に行われる。胃における説明した技 術および装置の使用は、経皮的な圧力監視を回避でき、長期にわたる監視を可能 にする一方、危害を与えるような技術および感染のような付随的なリスクを回避 する。 カテーテル上の圧力伝達室の使用は、位置決め機構としても作用する。圧力伝 達室は患者に挿入され、その位置は、膨張および圧力の監視、手で選択部位に圧 力を加えるような患者の扱い、および圧力増大によるあらゆる結果の監視や通気 時の空気の聴診などの各種の技術を通じて確認される。位置決め機構として圧力 監視装置を使用すると、圧力伝達室または同一カテーテルの他の装置の位置の確 認のためにX線の必要性をなくすことができる。 好ましい方法において、カテーテルは移動モーターコンプレックスの形跡のな い静かなモーター活動の間に挿入される。移動モーターコンプレックスの特定状 態では、胃および(または)腸の急激な痙攣を特徴とし、これは圧力監視装置の 有効性を低下させる。特定の状況において、圧力監視装置は移動モーターコンプ レックスの状態を監視するのに使用できる。急激な痙攣を伴う状態の間、圧力の 読み取りは信号検出アルゴリズムで行われ、急激な変動およびピーク状態はコン プレックスの特定状態が存在しているという読み取りをトリガーする。このアル ゴリズムは、特定の圧力読み取り値を過度のモーター活動性のために使用不能で あるとしてマーク付けするか、モーター活動性の監視として使用するようにプロ グラムされることができる。 第4図、第4A図及び第4B図にはトノメトリーカテーテルの他の一実施例が 説明される。図示のごとく、本トノメトリーカテーテルは胃吸引を行いつつまた は胃吸引を行わずに経鼻胃サンプとして役立つように適切に構成される。第4A 図を参照すると、トノメトリーカテーテル20aは多通路管62を有し、該多通 路管は相互に連通していない3本の独立した通路または管腔と、空気管腔64と 、随意吸引管腔66と、トノメトリーカテーテル管腔68とを画成する。トノメ トリーカテーテル膜は、前に説明されたそれと同様に、管62の中間位置におい て取付けられ、それによって、管の一部分が膜36の端を越えて先へ延びて経鼻 胃サンプ70を画成することを可能にする。管62は複数の孔72を設けられ、 これら孔はトノメトリーカテーテル管腔68と膜36により画成されるサンプリ ング室40との間を連通させる。もし希望されるならば、1個またはそれより多 い個数のセンサ42が既述の教示に従って設けられ得、その場合、好適な導線5 6が、密閉された穴58において外へ現れるように、トノメトリーカテーテル管 腔68を通じてその経路を決定される。 経鼻胃サンプ部分70は、複数の穴74であってそれらを通じて胃吸引が行わ れ得るものを設けられることが好ましい。 管62の反対端において、管は3個の別々の接続部を形成するように分割され ている。空気管腔64は空気管腔通路76と連通し、吸引管腔は吸引管腔通路7 8と接続し、そしてトノメトリーカテーテル管腔68はトノメトリーカテーテル 管腔通路80と連通する。トノメトリーカテーテル管腔通路80は機能及び目的 において第1図に関連して説明された三方止コック30と同様の三方止コック3 0を嵌装される。もし希望されるならば、急速結合管継手82が使用されて吸引 管腔通路78を吸引源と接続する。図示されるように、急速結合管継手は傾斜切 断端および僅かに拡大された中間区域を有し、これにより、通路78の端内への その差込み及び吸引ホース連結子(図示せず)内へのその差込みが容易化される 。 拡大された中間部分は接続する通路に対するシール部を形成するのに役立つ。好 ましくは、急速結合管継手は使い捨てプラスチックから作られる。 第17図を参照すると、圧力検知トノメトリーカテーテルの他の実施例が患者 のIAPのような内部圧力を検知するために図示されている。第17図に図示さ れたカテーテルは、また経胃部吸引を伴うかまたはそれなしの経鼻胃サンプとし て役立つような形状にされている。第4図のトノメトリーカテーテルの同一の構 成要素は同じ参照番号で同一視されている。多通路管体62は3つの個々に非連 通(互いの間で)通路または管腔、空気管腔64、任意の吸引管腔66、および 圧力伝達媒体管腔468を画成している。第16図を参照して前に説明されたも のと類似しているトノメトリーカテーテルの膜は、管体62が膜436の端部を 越えて延びて経鼻胃サンプ70を画成することができるように管体の一部分に沿 って、管体62における中間位置に取り付けられている。管体62は、圧力伝達 内腔468と膜436によって画成される圧力伝達室440との間を連通する複 数の孔72を具備している。望むならば、1個あるいはそれ以上の圧力トランデ ューサまたはセンサ42が上述の教示にしたがって含まれることができ、この場 合には適当な導体または導管456が圧力伝達管腔468を通って経路を定めて 密閉された穴58で出口となる。導体456は、圧力伝達管腔468をその能力 において圧力伝達媒体の管腔468を通る流れを許すような危険にさらさないよ うに形状にされることができる。 経鼻胃サンプ部分70は、複数の開口74を適宜具備していて、これの開口を 通って胃が吸引される。 管体62の反対側端部においては、管体が縦に裂かれて3つの分離した接続部 を形成する。空気管腔64は空気通路76に連通する。吸引管腔66が吸引管腔 通路78に接続し、そして圧力伝達管腔468が圧力伝達管腔通路80に連通す る。圧力伝達管腔通路80は、特に第16図に関した上述された三方止コックと は機能および目的において類似している三方止コック30にはめ込まれる。 使用する場合、圧力伝達管腔468は、可能性のある汚染物質が取り除かれか つ挿入前に圧力伝達媒体で予め充填されるかまたは好適には挿入後に充填される かのいずれかである。いったん圧力伝達管腔468が圧力伝達通路80でもって 相応に充填されると、圧力検知手段460が圧力伝達通路80と止コック30を 介して操作可能に関連付けられ、患者のIAPにおける変化を登録することがで きる。患者の、IAPのような、内圧における変化は、第16図に関して説明さ れている態様で圧力検知手段460に連絡連れる。圧力検知手段460に対して 代替的には、圧力トランデューサまたはセンサ42は、導管または導体56を介 して圧力表示手段462に操作可能に関連付けられて、患者の内圧においての変 化を表示することができる。 第5図及び第5A図にはトノメトリーカテーテルのさらに他の一実施例が図示 される。本実施例は第5A図の横断面図に示されるように複数の通路または管腔 を有する管64を使用する複式トノメトリーカテーテル実施例である。明細に述 べると、管82は最も端のトノメトリーカテーテル36aと連通する空気管腔8 6a、及びそれぞれトノメトリーカテーテル36b、36c、36dと連通する 3個の追加トノメトリーカテーテル管腔86b、86c、86dを有する。前記 他の実施例の場合と同様に、各トノメトリーカテーテルは1個またはそれより多 い個数のセンサ例えばセンサ42を設けられる。放射線不透過性タングステン栓 88が、3個のトノメトリーカテーテル内腔86b、86c、86dのおのおの の内部に、各トノメトリーカテーテルの縁端に隣接して位置されて、トノメトリ ーカテーテル管腔通路の残余を詰塞するように働きそして、それにより、各トノ メトリーカテーテル管腔内に導入される流体圧力が関連トノメトリーカテーテル を使用間の要求に従って外方へ膨らませることを保証する。同様に、放射線不透 過性タングステン棒90が空気管腔86aの端内に栓として嵌装されて、空気管 腔通路を終端させるように働く。放射線不透過性であるから、タングステン栓及 びタングステン棒は蛍光透視鏡またはx−線下で視認可能であることによって、 トノメトリーカテーテルを適正に位置決めする作業を助ける。これに加えて、も し希望されるならば、管84はその長さの全体または一部に沿って放射線不透過 性ストライプを設けられ得る。 管84の近端において、管腔86a−86dは4本の別々の管92a−92d を画成するように散開される。各管は既に説明されたそれらと同様の三方止コッ クを取り付けられる。各サンプリング接続器は選択的に数字によって、色によっ て、その他手段によって符号化され得る。第5図においては、4個の概ね均等に 離されたトノメトリーカテーテルが図示されているが、本発明は特定用途のため に必要とされる異なる種々の間隔を以てより多いまたはより少ない個数のトノメ トリーカテーテルを含むように修正され得ることは理解されるであろう。また、 トノメトリーカテーテルの一部または全部は、好ましくは対応する管腔通路を通 じておのおの経路を決定される導線56に接続された1個または複数個のセンサ を有し得ることも理解されるであろう。 ここで、第19図を参照すると、本発明の代替の実施例が図示されている。第 5図を参照すると、同じ構成要素には第19図におけるように同じ参照番号が与 えられている。第5図の装置は、第19図に示されるように変更されていて、I APのような患者の内圧を検知するための手段を含む。この実施例においては、 多トノメトリーカテーテルが第19A図の切断面図に示されるように、互いに連 通していない複数の通路または管腔を有する管体84を採用するすることをが示 されている。特に、管体84は、最端部のトノメトリーカテーテル36Aに連通 する空気管腔86およびトノメトリーカテーテル36bおよび36cにそれぞれ 連通する2つの付加されたトノメトリー管腔86bおよび86cを含む。以上に おいて説明されているように、各トノメトリーカテーテルはセンサ42のような 1つあるいはそれ以上のセンサを具備してもよい。放射線不透過性プラグ88は 、各トノメトリーカテーテルの末端に隣接したトノメトリーカテーテルの管腔8 6bおよび86cの各々の内部に位置決めされて、各トノメトリーカテーテルが トノメトリーカテーテル管腔通路の残りの部分を遮断するのに役立ちかつそれに よって各トノメトリーカテーテル管腔内に導入される流体圧が関連したトノメト リーカテーテルを使用中に要求されるように外方向に膨らませることを保証して いる。管体84は、膜436によって生じられる圧力伝達室440に連通する圧 力伝達管腔486を含み、第16図において説明されたものと類似した圧力検知 トノメトリーカテーテルを作り出す。 管体84の末端においては、圧力伝達管腔486が内腔86a,86bおよび 86cから分岐している。他の実施例に関して声明されているように、圧力検知 トノメトリーカテーテルは、圧力伝達媒体によって圧力伝達管腔486を介して 圧力検知手段460に操作可能に接続されてもよい。それに替えて、圧力トラン デューサ442は、圧力伝達室440の内部に位置されていてかつ導体456を 介して信号変換および表示手段462に操作可能に接続され得る。放射線不透過 性プラグ88は、圧力伝達室の末端に隣接した圧力伝達管腔486内に位置決め されている。 次に第9図を参照して、好適な電子監視回路が説明される。第9図において、 ケムフェット(CHEMFET)半導体装置46は破線内に囲まれた同等回路モ デルにより概略的に図示されている。装置46は、従って、ドレン電極150、 ソース電極152及び基準電極を有する。化学的選択システム、例えば膜システ ム、は156を以て概略的に描かれている。サブストレートは例えば158で接 地されている。 ソース電極154は162を以て概略的に描かれた帰還ネットワークを有する 演算増幅器160の入力リード線に接続される。演算増幅器160は装置46を 通じて流れるドレンソース電流を検出しそしてこの信号をリード線164におけ る出力である電圧信号に変換する。ドレンソース電流は検査中の化学的系におけ る変化に従って変化する。より明確に記述すると、装置46に対しさらされる流 体中のpCO2のレベルが変化するとき、それに対応してドレンソース電流が変 化する。従って、リード線164における出力電圧信号は、同様に、検査中の器 管のpCO2のレベルの表示である。リード線164におけるこの電圧信号は比 較器166の入力側に送られる。比較器は基準電圧Vrefをも受取る。該基準 電圧は電圧分割器ネットワーク(図示せず)を使用して供給され、または代替的 に、デイジタル制御下の電源168によって供給され得る。比較器166の出力 は安定した基準バイアス電圧を提供するため基準電極154に送られる。もしデ イジタル制御下の電源が使用されるならば、この基準電圧は後に論述されるコン ピュータ回路によって調整されそして較正され得る。リード線164における電 圧信号もアナログーデイジタル変換器170へ送られる。該変換器はマイクロプ ロセッサをベースとするマイクロコンピュータ172と接続される。 検査中の中空粘性器官の内壁のpHを自動的に測定するため、独立した気体分 析器センサ174が使用されて患者の動脈血液中の重炭酸塩濃度を測定する。セ ンサ174の出力はアナログ−デイジタル変換器176を通じてマイクロコンピ ュータ172に接続される。マイクロコンピュータ172はアナログ−デイジタ ル変換器170、176によって提供される数値を使用して器官壁のpHを決定 しかつ計算するように事前プログラム化される。pCO2測定値の変換は、これ に開示される各種の方程式および基準と技術上よく知られた他の事項を使用して マイクロコンピュータ172により自動的にpH測定値に変換され得る。 出力装置の多くの異なるタイプが採用され得るが、ストリップチャートレコー ダ178及びCRTモニタ180が示されている。ストリップチャートレコーダ 178とモニタ180は出力装置としてマイクロコンピュータ172に接続され る。ストリップチャートレコーダ178は器官壁pHの変動に関する読取り容易 な永久的記録を生じるという利点を提供する。モニタ180はpH値のデイジタ ル読出しを提供するとともに、pH変動の上下偏位を展示するという利点を提供 する。もし希望されるならば、マイクロコンピュータ172は、瞬間pH値を医 師の選択による上下警戒限界値と比較するために、キーボード182を使用して 指示されかつ/または事前プログラム化され得る。もし測定された瞬間pH値が これら限界値の外へ振れたならば、マイクロコンピュータ172は警報音を発し て病院スタッフに警戒態勢を取らせ得る。 単一の半導体装置46が第9図の電子回路と結合して図示説明されたが、前記 回路は実質的に同時的に異なる複数の部位でpHを測定するため、複数の半導体 装置と共に使用するように容易に修正され得る。そのような一実施例においては 、各センサから到来するデータはマイクロコンピュータ172のセパレート型の 入/出力ポートへ供給され得る。代替方式においては、各個の入力信号が時間多 量化されることによって、単一の入/出力ポートが使用され得る。 電子pHセンサに対する代替方法として、本発明は光学センサ科学技術を使用 することによっても実施され得る。第10図を参照すると、現時点で好ましいと される光学センサの実施例は、第1の光学繊維ケーブル94であって一連のレン ズ96、選択可能のカラーフイルタ98及び熱吸収器100を通じて照明光源1 02、例えば100ワットのタングステンーハロゲン灯、に光学的に結合される ものを使用する。光学繊維ケーブル94は、その端が管を通ってサンプリング室 40内に突出する既に説明されたいくつかの実施例の導線56と同様の様式で、 トノメトリーカテーテル管腔を通じて経路を決定される。第2の光学繊維ケーブ ル104が第1の光学繊維ケーブル94と平行してその経路を決定され、その一 端が管を通って突出しそしてカラー106によって第1のケーブル94の端に隣 接して適所に確保される。カラー106は管の外壁に接着剤によって固着される 。第2の光学繊維ケーブル104の反対端は、演算増幅器回路110に電気的に 結合されたフォトトランジスタ108と光学的に接続するように位置される。前 記演算増幅器回路は第9図のa/d変換器170のごときアナログ−ディジタル 変換器に接続され得る。 使用時、光学繊維ケーブル94は比色式pHインジケータを含有するサンプリ ング流体を満たされたサンプリング室40内の区域を照明する。光学繊維ケーブ ル94からの照明は、pHインジケータ溶液内に懸遊する分子から反射し、反射 された照明の若干は第2の光学繊維ケーブル104を通って後進してフォトトラ ンジスタに達する。適当なフィルタ98を選択することによって、単色照明また は他の方法で知られているスペクトル成分の照明が使用されて比色式pHインジ ケータ溶液を照明する。フィルタ処理された照明の色彩がインジケータのそれと 調和するとき、照明は吸収されそして低照明信号がフォトトランジスタにおいて 受けられる。pHの変化がフィルタ処理された照明の色彩と調和しない色彩変化 をインジケータ内に生じさせるとき、より多量の照明がフォトトランジスタへ反 射されて戻り、それに伴って探知信号出力が増す。このようにして、インジケー タ染料及び照明濾過の適正な選択はpH変化を探知するのに使用され得る。光学 繊維pHセンサ技術に関するさらに詳細な説明はパーガモン出版社から入手され る1983年“生物医学工学紀要”第11巻499−510ページ掲載G.G. Vurek論文“フアイバオプチックpCO2センサ”を参照されたい。前記文 献は引用によって本文に明白に包含される。 以上、幾つかの好適実施例が胃腸管、尿管及び尿道の監視に関連して開示され たが、その原理はその他の体内中空器官のpH及び従って灌流を監視するために そのような器官に適用可能であることは理解されるであろう。また、トノメトリ ーカテーテルのための現在好適とされるいくつかの詳細な構造が開示されたが、 同等に好適であるその他の構造も開発され得ることは理解されるであろう。開示 された構造は、それらが現在存在する入手可能の材料を使用して容易に製造され 得るという理由から現時点において推奨される。他の実施例はトノメトリーカテ ーテル膜及び/または接続管のための他の、しかし同等の材料を使用し得る。ま た、それらは特定の製造に細部において異なり得る。一例として、サンプリング 室は接続管を中心として対称であるよりはむしろ偏心して位置され得る。 さらに他の一実施例においては、在来気体分析器が外部に使用され得る。第1 図に図示されるごとき装置が、サンプリング室40を満たすために使用される吸 引液体または媒体のサンプルの連続または定期間欠吸引のためにポンプまたは吸 引手段(図示せず)と総合して使用され得る。ルアーロック24に対するアタッ チメントを通じてポンプまたは吸引手段により取出されるサンプルは、各サンプ リング間隔において吸引されたサンプルが、そのpH、pO2、pCO2及び/ま たは同様物を測定するために、外部のセパレート形気体分析手段またはセンサ( 図示せず)と接触関係に位置され得る。そのような自動的サンプリングは第12 図に示されるごときシステムを使用することによって行われ得る。組立体におい て、サンプリングシステムはパーソナルコンピュータを使用してトノメトリーカ テーテル299から回収されたサンプルの評価及び分析を行う。 ポンプ203は塩溶液のごときサンプリングまたは吸引媒体を装填される。次 に、弁201が所望量のサンプリング流体を回収するため活動化される。弁20 1は非活動化され、そしてポンプ203が、較正量または選択的に圧力変換器2 15を使用してトノメトリーカテーテル299のサンプリング室を強制するよう に使用される。サンプリング流体または媒体は、関心器官または区域の壁と平衡 状態になるように放置される。次に、“死空間”即ちサンプリング流体を満たさ れた管腔区域であって平衡状態でない部分が、弁205の活動化、ポンプ207 の活動化、弁209の活動化、そしてポンプ207の注入により除去される。そ して廃物が放棄される。次いで、分析のためのサンプルが弁209の非活動化及 びポンプ207の活動化により回収され、次いでサンプリングが赤外線のまたは ラマン(Raman)ガス分析器のような気体分析器(図示せず)へ送られ、気体分析 器がサンプルからのデータをパーソナルコンピュータ217へ提供し、そして評 価が本文に説明されるように行われる。 サンプル気体分析器または独立した気体分析器が使用されて、既に説明された ように、患者の動脈血液中の重炭酸塩濃度を測定する。 第11図及び第11A図には、トノメトリーカテーテルの他の一実施例が図解 される。図示のように、トノメトリーカテーテルは、吸引を行うまたは行わない 、選択的にセンサを使用する尿道または尿管カテーテルとしても役立つように適 切に構成される。第11図及び第11A図を参照すると、トノメトリーカテーテ ル220は多通路管262を有し、該管は3本の個別の(相互間で)連通しない 通路または管腔と、選択的空気管腔または灌注管腔264と、排液または吸引管 腔266及びトノメトリーカテーテル管腔268を画成する。前に説明されたそ れと同様に、トノメトリーカテーテル膜は、管262にその遠位部分において取 付けられ、管の中間部分が膜236の端を越えて先へ延びないで尿道カテーテル 270を画成することを可能にする。管262はトノメトリーカテーテル管腔2 68と膜236によって画成されるサンプリング室240との間を連通する複数 の孔272を設けられる。もし希望されるならば、1個またはそれより多い個数 のセンサ242が前述の教示に従って設けられ、その場合、好適な導線256が 、密閉された穴258において外へ出現するようにトノメトリーカテーテル管腔 268を通じてその経路を決定される。 尿道カテーテルまたは尿管カテーテル部分270は、複数の穴274であって それらを通じて膀胱または尿管が吸引または灌注されるものを設けられることが 好ましい。 管262の反対端において、管は3個の別々の接続部を形成するように分割さ れている。空気管腔または灌注管腔264は空気管腔通路276と選択的に連通 し、尿道管腔は吸引または排液管腔通路278と接続し、そしてトノメトリーカ テーテル管腔268はトノメトリーカテーテル管腔通路280と連通する。トノ メトリーカテーテル管腔通路280は機能及び目的において第1図に関連して説 明された三方止コック30と同様の三方止コック230を嵌装される。もし希望 されるならば、第4図に見られるごとき急速結合管継手82が使用されて吸引尿 道通路278を吸引給源と接続する。図示されるごとく、急速結合管継手は好ま しくは傾斜切断端及び僅かに拡大された中間区域を有し、これにより、通路27 8の端内へのその差込み及び吸引ホース連結子(図示せず)内へのその差込みが 容易化される。拡大された中間部分は接続する通路に対するシール部を形成する のに役立つ。好ましくは、急速結合管継手は使い捨てプラスチックから形成され る。 第11図及び第11A図に示される尿道カテーテルとトノメトリーカテーテル とを総合したさらに他の一実施例は、第5A図の横断面図に示されるような複数 の通路または管腔を有する管を使用する複式トノメトリーカテーテル実施例を使 用し得る。 本発明の他の一実施例においては、トノメトリーカテーテルは、系統的、局部 的または局所的活動またはそれらを総合した活動のために、薬学的に活性の作用 物を給送するのに採用され得る。例えば、追加内腔がそのようなものとしてそし て灌注用または吸引用に、活性作用物を供給するために増設され得る。例えば、 第11図及び第11A図に示される灌注/吸引管腔264は活性作用物を給送す るために使用され得る。他の一実施例において、装置の一部分は関係活性作用物 を持続的に放出するように修正され得る。 従って、例えば、カテーテルの差込みと関連するノザコミアル感染症の問題は 、トノメトリーカテーテルの製造に使用される重合体物質の少なくとも一部分に 抗細菌性薬剤を混入することによって、または持続的に放出される調合物を装置 の少なくとも一部分に塗装することにより、またはトノメトリーカテーテルを介 して抗細菌剤を給送することにより解決され得る。そのような修正は当業者には 周知されている。引用によって本文に包含される米国特許第4677143号を 見よ。 有効薬剤の種類は、抗細菌剤、非ステロイド系抗炎症剤、局所麻酔薬、局所血 管拡張剤、代謝抑制剤、及びその他の薬剤であってトノメトリーカテーテルの現 場において吸収のため投薬され得るものが含まれる。 第18図に示す他の実施例では、このカテーテルが、pHiとIAP(腹腔内 圧力)の両方をモニタするように、適当に形作られている。圧力伝達媒体は、サ ンプリング流体としても機能し、それをサンプリング室40に充填し、それを圧 力伝達室として作用させてもよい。一旦このシステムを充填すると、圧力検出手 段460を止めコック30に作動するように結合してIPAをモニタすることで きる。 センサ42は、上に議論したように、pHおよび/または温度を表す特性を検 出する。圧力を検出するために、電子圧力変換器442もこの室40内のカテー テルに取付け、その出力を、18Aに示すように、このカテーテル22の内腔6 8を通る導線456を介して伝達してもよい。この圧力変換器442の出力は、 導線456を経て、例えばX−YプロッタまたはCRTのような、圧力表示手段 に伝達することがきる。導線456を介して連絡する内部圧力変換器442の代 わりに、この室40を、圧力伝達媒体としても機能するサンプリング流体で満た してもよい。この圧力伝達媒体は、孔34を通して内腔68に流通し、マノメー タまたは圧力変換器のような圧力検出手段によって、例えば止めコック30の一 つの孔を通して、患者の体外の場所でモニタすることができる。 サンプリング室および圧力伝達室の両方として一つの風船を使う場合、膜23 6は、この圧力伝達媒体は比較的透過しにくいが、サンプル採取すべき要素は透 過しやすいように選ぶべきである。 多数の臨床環境において、今や患者、特に危篤または麻酔中の者の動脈血中の 二酸化炭素濃度をモニタすることは普通で、この測定は、通常pHiと予測でき る関係をもつようにしている。動脈CO2を測定する最も普通の非侵襲的手法の 一つは、患者が正常の呼吸中に最後に吐いた(所謂”呼吸終期”の)ガスのCO2 濃度を測定することによって間接的にそうすることである。そこで、この呼吸 終期のpCO2と動脈血のpCO2の間の既知の相関関係を使うことによって、こ の動脈CO2濃度を計算する。 この発明の他の局面において、呼吸終期のCO2(並びに呼吸終期のCO2と動 脈血のpCO2の間にある相関関係)も、この呼吸終期のCO2を、関心のある器 官の中へ挿入した、壁で包囲されたサンプリング室を有するトノメトリーカテー テルから吸引した空気のpCO2と比較し、対照するとき、関心のある器官の状 態を臨床的に決定する際に役に立つかも知れないことことが発見されている。こ れらの測定は、共に、赤外線またはラマンガス分析器によって測定可能である という付加的便宜を有する。 しかし、これを完全に評価するためには、この一般的なトノメトリーによる方 法を詳細に理解することが有用である。この背景は、主として、当該技術に習熟 した者が、この一般的なトノメトリーによる方法(関心のある器官の壁に関連す るpCO2と動脈血の重炭酸塩濃度を使用する)から更に間接的ではあるが有用 な測定までの変化の関係を完全に評価するために有用である。 この発明の一つの好適な実施例によれば、関心のある器官の状態は、この関心 のある器官の壁に関連するpCO2をサンプル採取し、ほぼ同時に存在する動脈 または静脈pCO2値または、高度に好適な実施例においては、呼吸終期のpC O2値と比較するとき、必要な患者に関心のある器官の状態を決定し:この器官 の壁のpCO2は:静脈または動脈pH;混合した静脈重炭酸塩値;経皮のpC O2;動脈酸素投与(飽和)等とも比較することができる。 理論に拘泥する意図はないが、以下は、これらの局面とこの発明の実施例の前 後関係を適正に整えるために提示する。 この粘膜内pH(pHi)の間接測定が基礎とする仮定は、通常灌流される組 織で有効である。これらの環境では、この粘膜内pHの間接測定は、顕微鏡によ る粘膜下空間での直接測定と同じである。 この粘膜内pHの間接測定は、内毒血症によって、低流量または無流量で、粘 膜内アシドーシスが誘発されるとき、この粘膜下空間での直接測定したpHと類 似する。内毒素によって誘発されたでの粘膜内アシドーシス、および腸への流量 が制御されたレベルに維持される状況では、これらの測定が、良く一致する(r =0.945)。低流量、特に無流量で誘発されたとき、この間接測定は、粘膜 下空間に存在するアシドーシスの厳しさを過小評価する。低流量および無流量で 見られる、この間接測定と直接測定の不一致は、血流が回復し、pHが正常値に 戻れるときに、解消する。アントンソン外の研究で得られた20の詳細な値を調 べると、この間接測定と直接測定の間に見られる乖離の程度が、誘発される粘膜 内pHの変化率の線形関数であることが分かる。 組織酸素投与の妥当性をトノメトリーによって測定することの有効性が基礎を 置く、追加する主な仮定は、組織液の中の重炭酸塩濃度が動脈血でそれに送られ るものと同じであるということである。低流量および特に無流量状態での計算し たpHと測定したpHの間の乖離は、動脈重炭酸塩と、組織重炭酸塩による代謝 酸の緩衝作用によって誘発される、間隙重炭酸塩の間の乖離によるものかも知れ ないと仮定されている。 この仮定は、例えば、細胞外流体室のような、CO2が逃げることのできない ”クローズドシステム”に固定酸の負荷を加えることによって誘発される重炭酸 塩濃度の低下が、CO2の蓄積によって抑止されるということを示す質量作用の 法則を考慮していない。大量の固定酸を”クローズドシステム”に加えても、重 炭酸塩濃度はあまり低下せずに、pCO2がかなり上昇する。重炭酸塩の低下は 、酸素異常(dysoxic)組織床の中の固定酸負荷の緩衝作用によって静脈血に加え られたCO2が逃げられる”オープンシステム”である肺動脈循環に静脈血が入 ったときにだけ起きる。このようにして誘発された動脈重炭酸塩の低下は、この 組織床に戻る動脈血の中の低下した重炭酸塩濃度との平衡による組織重炭酸塩の 低下を生ずる。肺からCO2が逃げることによって誘発される動脈重炭酸塩の低 下は、それが組織床に入れないので、無流量状態で組織重炭酸塩濃度の減少を生 ずる。 この組織重炭酸塩は、多分非常に過渡的な、重炭酸塩の静脈内ボーラスにより 誘発する動脈重炭酸塩の突然で大きな変化または肺の呼吸の突然の変化の後を除 いて、全ての場合に組織床を灌流する動脈重炭酸塩の中のそれと同じであるべき である。 しかし、用心のために、重炭酸塩の静脈内ボーラスまたは呼吸様式の突然の変 化の後に粘膜内pHを測定する前に、この動脈重炭酸塩が安定するまで、10な いし15分少々、更に好ましくは30分待つのが賢い。 従って、粘膜内pHをトノメトリーによって測定することが基礎を置く主な仮 定、即ち、組織重炭酸塩が動脈血内のそれと同じであるという仮定は、粘膜内p Hの測定値と計算値の間の乖離が大きい場合を含めて、多くの関連する臨床環境 において有効であることを示唆する。この粘膜内pHの間接測定は、特に、この 測定が最大の価値がある場合、即ち、全ての従来の基準で適正に蘇生したとみら れる患者の場合に、腸管粘膜の大抵の表面層の中の間隙液のpHの正確な測定 であるように見える。この測定が長期間の間は、不正確かも知れない唯一の場合 は、無流量状態である。この場合、この間接測定は、実際の測定と仮定した測定 の間に大きな食い違いがあったとしても、粘膜内アシドーシスの存在を見落とす べきでない程、例外的である。重炭酸塩の静脈内ボーラスまたは肺呼吸の突然の 変化の後は、過渡的に不正確になるかも知れない。組織アシドーシスの決定因子の化学量論的分析 有酸素代謝中、組織液のpHは、組織液中の重炭酸塩濃度、酸化的燐酸化によ り放出されるCO2、およびATP加水分解と再合成の間の平衡によって決まる 。胃腺において、細胞内pHは、アシドーシスの状態で、細胞外pHと同じであ る。この細胞外液(ECF)のpHは、存在する代謝酸の量およびこの酸を緩衝 するEFCの能力によって決まる。このEFCのような、クローズドシステム( 第5図)の中で揮発性(酸化的燐酸化からのH2CO3)または固定酸負荷(AT P加水分解からの陽子)の緩衝の後に得られるpCO2は、ガッティノニとフェ リアニが記述している方法で計算することができる。 酸素正常状態の組織において、38m・molのATPの発生に消費されるグ ルコース1m・mol毎に6m・molのCO2が作られる。ECFに加えた1 3.5%の揮発性炭酸は、蛋白質によって緩衝された後にも残り、このECF中 に存在するpCO2を決定する。EFCの中の重炭酸塩濃度が25mEq/lと すると、1m・Mのグルコースの代謝は、27mmHg(6×0.135/0. 03)である。酸素正常状態で安静にしている健康体の、組織重炭酸塩25mE q/lの被検者では、トノメトリーで測定されるpCO2は、40mmHgで、 粘膜内pHは、7.40である。ATP加水分解によって放出される陽子が、酸 化的燐酸化でATP再合成によって消費される陽子と正確に釣り合っているとす ると、組織重炭酸塩濃度が25mEq/lのとき、酸素正常状態のEFCに見ら れるpCO2、40mmHg、粘膜内pH、7.40を達成するために必要な揮 発性炭酸を発生するためには、1.48m・Mの有酸素代謝を要する(27× 1.48=40mmHg)。 組織床で酸素正常状態のECFの中へ放出される揮発性酸の緩衝から得られる pCO2は、代謝速度が増すにつれて増すべきである。何故なら、補給がないと きに、流れる血液による酸素増加の要求は、酸素抽出比の増加だけが満たすから である。運動する競技者に見られる大きさの代謝率の上昇は、900%にもなる ことがあり、pCO2平衡の上昇、従って酸素正常状態の組織の粘膜内pHの低 下を生ずることが期待できる。このpCO2の上昇によって誘発されるpHの低 下の大きさは、これも炭酸(揮発性酸)の緩衝によって誘発される組織重炭酸塩 の上昇によって相殺される。重病で観察される代謝率の上昇は、運動する競技者 に見られるものの数分の一である。その上、酸素抽出比は、変わらず、重病にお ける最高の代謝率を示す敗血症患者では、より頻繁に減少する。何れにしても、 重病、特に敗血症における酸素に対する代謝要求の増加は、主として酸素供給の 増加によって満たされ、これらの場合に酸素供給は、”要求依存性”である。従 って、酸素正常状態のECFで発生する揮発性酸負荷の緩衝によって達成される pCO2は、重病に見られるオーダの代謝率変化によってあまり影響されるべき ではない。 有酸素糖分解および関連する酸化的燐酸化によるCO2の発生は、酸素異常(dy soxic)状態で、要求に関連する酸素の有用性が減少するにつれて減少する。それ で、厳しく酸素異常(dysoxic)な状態での組織pHの低下は、殆どアデニンヌク レオチドの加水分解により放出される陽子およびそれらと身体緩衝剤との相互作 用だけによる。 もし、この粘膜内pCO2とpHが、その時にEFCで緩衝される揮発性およ び固定代謝酸の量だけによって決まると仮定するならば、この粘膜内pHは、血 液流量が減少してもしなくても、供給依存性または酸素異常状態(dysoxia)が発 生する点まで、一定のままであることが期待できる。この点の下では、有酸素代 謝による揮発性酸への貢献が減少しおよび無酸素代謝による陽子放出への貢献が 増加し、酸素供給を更に減少するので、EFCのpCO2は、上昇すべきで、粘 膜内pHは、低下すべきである。実際の粘膜内pH 酸素異常(dysoxic)状態での組織重炭酸塩による陽子の緩衝は、pCO2を上昇 させる。このEFCのような、”クローズドシステム”における重炭酸塩濃度は 、固定酸負荷を加えてもあまり減らないので、pHの低下は、与えられた濃度 の組織重炭酸塩でlog pCO2の上昇と逆関係にならなければならない。p H−log pCO2線図上で25mEq/lの重炭酸塩一定の線は、酸素正常 状態のECFでのpCO2が、点Aで40mmHgおよびpHが 7.40であ ることを示すだろう。この重炭酸塩の線は、pCO2の平衡が40mmHgより 上に酸素異常(dysoxic)状態の点Bへ上がると右に動き、組織pHが7.40よ り低下する。この酸素異常(dysoxic)状態のpHは、25mEq/lで重炭酸塩 一定の線と交差するpCO2から外挿によって決めてもよい。 既知の重炭酸塩濃度の組織の中で酸素異常状態(dysoxia)だけにより誘発され るpHの低下は、同じ重炭酸塩一定の線(pH−ギャップ)、pCO2t/pCO2a の比の対数(B−A)またはそれらと同値の真数(pCO2−ギャップおよび H+−ギャップ)から決めた酸素正常状態と酸素異常(dysoxic)状態のpHの間 の差から計算してもよい。これらの酸素異常状態(dysoxia)によって誘発される pHの低下の大きさの決定は、全て酸素異常状態(dysoxic)のECFの重炭酸塩 の濃度が、酸素正常状態のECFに存在するそれと同じであるという仮定に依存 する。もし、酸素正常状態のpCO2が動脈血の中のそれ(pCO2a)と同じで あり、酸素異常(dysoxic)状態の組織pCO2が、壁で包囲されたサンプリング室 をもつトノメータで腸の内腔から測定した粘膜内pCO2、即ち(pCO2t)と 同じであると仮定するならば、酸素異常状態(dysoxic)のECFの実際のpHは 、以下の公式から計算してもよい(pHa=動脈血のpHとして): 実際の粘膜内pH=pHa−(log pCO2t−log pCO2a) =pHa−log PCO2t/PCO2a そして、例えば人間が可読または可聴の形、または機械可読の形の、知覚できる 形で表示する。標準粘膜内pH 酸素正常状態の同重体は、代謝性アシドーシスで一つの方向へ、代謝性アルカ ローシスで他の方向へ移動するが、酸素異常状態(dysoxic)の成分は、同じ重炭 酸塩濃度で酸素異常状態(dysoxic)の同重体と酸素正常状態の同重体の間にまだ 差を示す。現今の酸素異常状態(dysoxic)の程度を決定する際に、この代謝性ア シドーシスまたはアルカローシスの存在が与える混乱させる影響は、もし重炭酸 塩濃度が25mEq/lであれば、そのとき現在のpHiを標準化することによ って除けるかも知れない: 標準粘膜内pH=7.40−log pCO2t/PCO2a この標準粘膜内pHは、全員が7.40は正常pHであることを知っている臨 床スッタフが容易に解釈する。それは、動脈pHは正常であるが、酸・塩基の平 衡の全身性障害で、実際のpHとは異なる患者の実際のpHと同じである。上に 示したように、“pH−ギャップ”、pCO2t/pCO2aの比の対数、およびそ れらと同値の真数も、この組織の中の重炭酸塩濃度が動脈血の中のそれと同じで 、一定のままであるならば、組織重炭酸塩の変化とは独立に現今の酸素異常状態 (dysoxia)の程度の指標として使っても良い。このpCO2tだけは、実際の組織 pHまたは現今の酸素異常状態(dysoxia)の程度の信頼性ある尺度とはならない 。何故なら、測定値の解釈が動脈血重炭酸塩の変更によって混乱するからである 。 この分析は、酸素の供給が組織の要求の約20%以上を満たさないときはいつ でも、特に動脈血pHが正常ならば、粘膜内pHの実際の測定が、酸素異常状態 (dysoxia)の存在を検出できるかも知れないことを示唆する。この分析は、更に 、実際の粘膜内pHに加えて標準粘膜内pHを使うことが、現今の酸素異常状態 (dysoxia)の程度の尺度の感度を改善するかも知れないことを示唆する。臨床上の関連 粘膜内pH(pHi)の間接測定は、患者の胃、小腸および大腸虚血の肉眼的 および臨床的形跡の存在に対する正確な診断試験となる。人間における胃の虚血 に対する診断試験としての粘膜内pHの感度は、95%で、特異性は100%で あると報告されている。腹部大動脈の手術後の激しい虚血性大腸炎に対し、感度 は100%、特異性は87%と報告されている。危篤である患者に特に関連して いるのは、粘膜内アシドーシスでペンタガストリンに反応して酸を分泌できない 者である。粘膜内アシドーシスで酸を分泌できないことは、酸素異常(dysoxic) 状態に次いでエネルギー欠乏によるのかも知れないということが示唆されている 。エネルギー欠乏は、動物におけるストレス潰瘍形成の既知の原因であり、胃の 粘膜酸素投与の障害は、患者におけるストレス潰瘍形成の同様な原因である。 酸および/またはCO2の逆拡散の混乱させる影響を避けるために、H2レセプ タの拮抗薬を投与した後に測定した胃の粘膜内pHは、心臓の手術を受けた患者 の肝静脈の乳酸塩濃度と逆に関係し(r=−0.71)、これおよび内蔵組織酸 素投与の他の指標と密接に相関する(r=0.92)。従って、胃の粘膜内pH は、内蔵組織酸素投与の妥当性の指標となる。 この胃の粘膜内pHは、それが以上に上昇したとき、全身の血液乳酸塩と非常 によく、逆に相関する。しかし、多くの場合、粘膜内pHが低いとき、血液乳酸 塩は正常であり、これらの変数の間に相関は見られない。実際、胃の粘膜内pH の低下は、衰退していく患者の血液乳酸塩の上昇に数時間、ときには数日も先行 することがある。実際のpHの変化は、筋肉からのキャリアが介在する乳酸塩の 注流を調整するpH依存酵素に影響し、このpH依存酵素であるホスホフラクト キナーゼは、無酸素糖分解を調整する。その上、血液乳酸塩は、無酸素糖分解に よる生産と、心筋層のような組織による消費の両方の正味効果である。それで、 これら二つの変数の間の全体の相関は、かなり悪い(r=−0.40)が、それ にも拘わらず統計的には有意である(p=0.026)。このように、胃の粘膜 と内蔵組織の酸素投与の指標を与えることに加えて、この胃の粘膜内pHの間接 測定は、全体の組織の酸素投与の妥当性の指標を与える。 この粘膜内の間接測定は、粘膜の最外面層である、この粘膜の脈管構造内の向 流交換システムによって比較的低酸素症にされ、従って特に組織の酸素投与の妥 当性の変化に敏感である腸の領域における組織の酸素投与の妥当性の尺度を与え る。それは、身体の領域における組織の酸素投与の妥当性の尺度も与え、それの 中には、第1に組織の酸素投与の不足またはショックでの酸素異常状態(dysoxia )を明らかにすることから、最後に蘇生で正常に回復されるべきがある。内蔵の 脈管構造は、ショックで解放された内因性の血管収縮神経によって選択的に収縮 される。これらの理由から、粘膜内pHの低下は、組織の酸素投与の不足につい ての他の従来の証拠、即ち最も特定的には、動脈アシドーシス、血液乳酸塩の上 昇、低血圧症および尿量減少症のどれよりも数時間ないし数日先行して起きるか も知れない。 結論としては、胃の粘膜内pHの間接測定が、胃の粘膜の表面の酸素投与の妥 当性の指標を与えることに加えて、患者の内蔵の組織および全体の組織さえの酸 素投与の妥当性の敏感な尺度を与えるということである。 酸塩基平衡および臨床例の関係 胃粘膜のpH間接的測定は、気管のpH(r=0.67)および気管の炭酸ガ スのような酸塩基平衡における障害の他の全身性指標(r=0.50)、細胞外 流体の塩基不足(r=0.50)および血液中の塩基不足ときわめて密接な関係 がある。このことは胃粘膜のpHがATP分解酵素によって放出された陽子と酸 化性リン酸エステルによってATP再合成において消費された陽子との間の平衡 の指標を示すという結論と一致する。血液の世界的測定に関して、酸塩基平衡に おける乳酸変化は、組織酸化の適切さにおける障害のきわめて弱い信号を生ずる 。胃粘膜のpH低下は、しばしば数時間または数日動脈のpH低下に先行する。 胃粘膜のpH測定の予想値は、結果に対して、酸塩基平衡の組織の測定の予想 値より勝れている。たとえばMaynard他は、胃粘膜のpH測定の予想値を ICUの患者の動脈のpHおよび死に対する塩基過剰とを比較した。pHi に対 する可能性の比は2.32であり、動脈pHに対しては1.52であり、塩基過 剰が1.47であった。論理的退化は、独立した予想の結果に対してpHi のみ を示した。Boyd他の研究において、胃粘膜のpH測定は塩基過剰よりも結果 に対して同様に一層よい予想値を示した。臨床経験は胃粘膜のpH変化が、動脈 のpHまたは塩基過剰のいずれよりも臨床例の経過に関してはるかによく関連す ることを示した。実際、これらの酸塩基不平衡の組織の測定における異常は、粘 膜のアシドーシスが反復されかつ患者の状態が改善されたときだけ、しばしば発 生する。 低流量状態とくに無流量状態後の再生は、Antonsson 他の、豚に粘膜のpH値 を上昇させ、動脈の炭酸水素塩を減少させることによる確認研究において帰納さ れた。同様に、患者におけるきびしい粘膜のアシドーシスの再生は、動脈pHの 低下を伴いまた塩基過剰を異常に低くする。これらの観察は同様に患者の異常酸 素組織床を再生する上記結果を伴う。異常酸素組織床からでる静脈の流出物中の pCO2は上昇するが、炭酸水素塩濃度は組織における固定酸の緩衝によってそ れほどには減少しない。炭酸水素塩は、肺動脈の循環を通じ静脈の流出物が通過 する間、CO2の消滅によってだけ減少する。流れが異常酸素組織床を通して再 生された後、粘膜の方向変化と組織のpHの間の分離が期待される。 治療の標的としての粘膜pH “腸指向”および“pHi 指向”治療は結果を改善する。これらの治療は、患 者の回復の付加的治療目標として、通常のpHi また7.35以上のpHi を使 用する。このpHは、pHが確実に通常の報告された通常の限界内に十分維持さ れるように、選択される。しかしながら、通常の限界は食塩水および異なった血 液ガス分析器、本発明の空気サンプリング媒体/IR pCO2分析実施例によ って解決された課題によって、研究所間で相違する。さらに7.35以外の終点 が一層適当であることも可能である。7.25;7.30;7.35;7.37 等のような値も同様に使用することができる。 明らかに、標準的pHi を7.40に維持することにより正常状態を維持する ことが望ましいが、実際のpHi を7.40に維持することが必ずしも必要とい うわけではない。中程度の細胞アシドーシスが、細胞の損傷および死に対して責 任がある自己分解酵素の活性を制限することによって多分無酸素および虚血した 細胞を保護することを示す事例がかなり存在する。さらに、細胞のアシドーシス は細胞から保菌者に投薬した乳酸塩の流れを促進し、細胞間pHを嫌気性代謝の 間に嫌気性解糖に対して最善の範囲に維持する。さらに、細胞外の環境への炭酸 水素塩の添加は、ATP低下の間細胞間pHを低下し、細胞の死を促進する。し たがって、実際の粘膜アシドーシスの存在は望ましくかつポテンシャル的に危険 な炭酸水素塩を伴う代謝アシドーシスを修正する。実際、炭酸水素塩の管理によ る心停止によって誘導された代謝アシドーシスを修正する操作は、もはや推奨さ れない。 酸塩基平衡は、それがATP加水分解によって放出されたプロトンと酸化性リ ンによるATP合成によって消費されたプロトンとの間の平衡に関する限り、組 織の酸素添加の適当性に密に関連することが結論付けられる。組織のpHはEC Fに放出された代謝酸の緩衝によって得られたpCO2、および仮定の緩衝の際 、ECFにおける炭酸水素塩の濃度によって決定される。粘膜のpHは血液流が 組織の酸素添加の適当性に関連する限り、血液流のみに関連する。組織の炭 酸水素塩が動脈の炭酸水素塩と同じであるという仮定は、アルカリ性時期の発生 と関連する酸性の分泌物のないことにおいてのみ根拠があり、実際の胃のpH測 定は粘膜のアシドーシスのいくつかの要因の総和である。pH依存酵素の活性、 とくにそれらが異常酸素状態における細胞の損傷に関連する。全身性酸塩基平衡 の障害を混乱させる効果を除去することにより、標準的な胃粘膜pHはATP加 水分解と再合成の間の不平衡、または存在する異常酸素度に影響しうる程度のア シドーシスを生ずる。全身の酸塩基平衡の程度は、異常酸素組織床の再生の際の 酸素添加の適切性から分離することができ、胃粘膜のpHの程度に対する治療事 例とはほとんど関連しない。 上記すべてを考慮して、本発明方法の一連の実施例は、もっとも内部の固体の 器官の壁の粘膜のもっとも表面の層のpHの予想的指示器としての、動脈二酸化 炭素濃度(直接または間接に測定された、好ましくは終末期(end tidal)二酸化 炭素の値)の使用に関連する。 そしてpCO2aはほぼpCO2-end tidal、に等しく、しかして である。 これらの式のいずれか一方または双方を使用することができる。 本発明の方法によれば、器官の壁のpCO2が決定される。これはサンプリン グ室を備えたトノメトリーカテーテルを対象とする器官の中にまたはその付近に 挿入することによって実施される。サンプリング室は空気または食塩水のような ガス状または液状サンプリング媒体を充填される。サンプリング媒体は、サンプ リング媒体のpCO2濃度が、対象とする器官粘膜の表層のpCO2に対応するよ うに、当該区域と平衡することができる。サンプリング媒体のpCO2濃度は、 pCO2tから決定される。 粘膜のpCO2の決定と動脈(pCO2a)または静脈の二酸化炭素濃度が直接 または間接に決定される。(きわめて好ましい直接法は終了時期のpCO2また はpCO2-end tidalである。二つの値(たとえばpCO2aまたは pCO2-end tidal)は、たとえばpHi値またはpH差を決定するため、上記 等式に記載されたような計算図表に現すことができる。 きわめて好ましい実施例において、壁付きサンプリング室用のサンプリング媒 体は空気である。空気はIRまたRamanスペクトロメータに吸引される。組 合わせにおいて、最終pCO2の測定は動脈pCO2(a)の代わりとして使用さ れる。最終時期の呼吸空気も同様にIRまたRamanスペクトロメータに吸出 される。両方のガス解析装置はマイクロコンピュータによって制御され、マイク ロコンピュータはまた器官(動脈)の壁のpCO2と最終時期のpCO2とを比較 する選択された計算図表をもたらす。ガス分析装置は単一チャンネルまたは多重 チャンネルで作用する。 付加的検知技術が、呼吸によってまたはトノメータ壁付きサンプリング室によ って、患者から吸出された空気に対して実施することができる。たとえば、IR またRAMAN分析装置はN2Oのような麻酔ガスのレベルを決定するため実施 される。計算図表の結果は人がまたは機械が読取りうる(図示しない)モニタに 表示される。 きわめて好ましい実施例において、赤外線ガス分析器の一例の操作はマイクロ コンピュータによって制御される。マイクロコンピュータはそれ自体本発明の一 部をなすものでない。このためまたこの技術に通じた人々が通常汎用コンピュー タをこの目的に必要なルーチンを実施するためプログラムしうるため、マイクロ コンピュータについてはここに詳細に記載することはない(本明細書において引 用した米国特許明細書を参照されたい)。 さて第13図を参照すると、ガス分析器または検出器320が本発明の原理に 従って図示されている。分析器320は患者の呼気中の二酸化炭素の濃度を観察 するようにとくに設計され、患者は外科的処置の間人工呼吸される。 赤外線ガス分析器320の主要な要素は動力ユニツト322およびトランスジ ューサヘッド326と空気管アダプタ328よりなるセンサ集合体324である 。トランスジューサヘッド326は、通常の電気ケーブル330によりガス分析 器320のユニツト322に連結されている。 第13図に記載された本発明の実施例において、ガス分析器320はすでに図 示しかつ説明した装置と同様に対象とする流体パラメータを測定するため使用さ れるが、空気のようなガス状サンプリング媒体は手動でまたは図示のように自動 的に輸送され、赤外線センサ集合体324によって解析され、サンプリング媒体 は上記トノメトリーカテーテル装置の一集合体324に輸送される。この情報は 患者の内部器官の状態を従来より一層正確にかつ一層迅速に観察するため医者に よって有効に使用することができる。 第13図に図示したインストリーム型赤外線ガス分析器は、単に説明のための ものであるが、この技術に通じた人々は同じ原理がサイドストリーム型IRガス 分析器の使用の際にも適用されることを理解しうるであろう。 第14図に図示したは生物学的フィルタ(バイオフィルタ)装置340は、例 示したトノメトリーカテーテル装置342と上記に例示した赤外線センサ集合体 324との間に直列に使用されている。バイオフィルタ340はこの技術に通じ た人々に公知の多数の生物学的フィルタのどれでもよく、サンプルが戻りうるた めにはサイドストリーム型をまた多数の患者に使用するためにはインストリーム 型赤外線ガス分析器がとくに有用である。 現在市販されている赤外線センサまたは湿気含有量の検出器の感度のため、ま た外部のトノメトリー壁付きサンプリング室ならびに最終時期サンプルからくる pCO2塩基空気サンプリング媒体の高い湿気含有量のため、湿気フィルタまた は他の除湿装置を使用することが好ましい。 たとえば、空気基pCO2サンプルは、Nafion管のような除湿管系を通 すことができる。 湿気の問題を解決する他の方法は、IR光学経路の周辺部分または全部、とく にIR光源が光を通すレンズ窓にヒートシンクを使用することを含んでいる。さ らに別の手段は水蒸気(湿気)および/または対象とするガス、とくにpCO2 を選択的に透過させる障壁またはフィルタを使用することを含んでいる。 したがって、フィルタ340が任意に除湿手段、たとえば蒸気フィルタまたは 単独でもしくはバイオフィルタに加えてサンプリング媒体またはサンプリング室 の水蒸気を、水−蒸気透過壁を通過した混合物を供給することにより外気に放出 できるようにする除去媒体を含むことができることも認識すべきである。 第14図は、たとえば空気のようなガスサンプリング媒体の圧力を測定するた めのおよび/または、IRガス分析器が作動して正確な信頼性のある結果を得る ように設計されたたとえば大気圧のような、ある所定の圧力水準にその圧力を維 持すべく制御するための、ガスサンプリング媒体圧力センサおよぴ/または制御 器350(任意)を略示している。 Ramanスペクトロメータ(ガス分析器)は、かかる除湿手段を使用する必 要がないことを含めて、本発明においてIR以上の利点を有する。さらに、この 組合わせ(トノメトリーカテーテル+Ramanスペクトロメータ)の利用は、 酸素ガス、窒素ガス、水、N2およびhalothane,enflurane,isoflurane,serroflu raneおよびdesflyraneのような他の麻酔剤の測定を可能にするもので、これらの すべてはRaman散乱内に存在する。Raman装置はpCO2を一層正確に 測定するばかりでなくN2,O2およびH2Oを直接測定することができる。この ことはとくに他の物質(N2O;O2;水)がpCO2測定に影響する場合、ある 種のIR技術に関連する電位の誤差を減少する。また空気の漏洩を検出すること もできる。 他の重要な利点は光ファィバプローブをトノメトリーカテーテルのサンプリン グ室40内で使用しうることである。 ガス状サンプル圧力設計水準からの重大な偏倚は、過圧または低圧から生ずる 密度変化により読みを不正確にする。 ガス状サンプルをセンサ集合体内に引出すため注射器が使用される手動システ ムにおいて、圧力調節および大気との均一化を可能にするため、第15図に示す 注射器本体362に一つ以上の孔360を設けることが有用である。そうでなけ れば、ポンプによって生じた圧力差を、必要に応じて圧力調節器とともにまたは 圧力調節器なしで、利用することができる。さらに、前記説明から明らかなよう に、装置は単管カテーテルまたは一方の管がサンプリング媒体をサンプリング室 に他方の管が測定のためそれを引出す二重管型を使用することができる。 治療例 下記の治療研究において、多くの病院の倫理委員会によって承認がえられ、ま た患者のインフォームドコンセントが得られた。オーストラリア国シドニー市リ バプール病院において腹腔鏡胆のう切除を実施する10人の患者について記録が 作製された。すべての患者は筋肉弛緩剤および人工呼吸を伴う全身麻酔を施され た。患者は手術台上に仰向けに横たわされた。すべての患者は圧力伝達室を取付 けられた鼻管を鼻から胃に挿入された。鼻管のバルーンはトノメトリー、すなわ ち壁内のpHを間接測定するため、米国、マサチューセッツ州、ウォーセスタ市 、トノメトリー社のTRIP TGSカテーテルに対して通常一つ使用される。 トノメータの胃内の位置は胃内の流体の吸出し、胃の空気吹込みの聴診、および 外部からの上胃部加圧に続くIAPの上昇の確認によって確認される。どの患者 も腹腔内に接着は存在しなかった。腹はその上胃分の位置を確認するため腹腔鏡 で観察された。 胃のバルーンの37°Cにおける圧力容積曲線は、バルーンがIAPの変化に 対応できるようにするため3.0mlまで膨らんだことを確認した。各バルーンは 挿入の前にそれぞれ検査された。鼻管上のバルーンは2.5mlの空気を注入する 前に完全に空にされた。胃が静粛なモータ作動期間において、移送モータコンプ レックスVantrappen G.の位相IIまたは位相III発生の形跡がないことを確認す るため、特別の注意が払われた。移送筋電気コンプレックス。消化器官の運動性 。Weinbeck M.ニューヨークRaven Press1982;157〜167。 サイズ16のFoleyカテーテルは膀胱に挿入された。T型膀胱圧力取付具 が挿入されたカテーテルに取付けられ、準備された圧力トランスジューサがシス テムに接続された。尿カテーテルに接続された圧力トランスジューサは、準備さ れかつ鼻管に接続されたトランスジューサと中心軸線が同じ水準に設置された。 50mlの食塩水が三路停止コックを通って膀胱に挿入された。尿カテーテルはク ランプされた。 同時のIAP記録が胃内バルーンカテーテルおよびDatex AS3 三チ ャンネルレコーダに接続された尿カテーテルによって得られた。トランスジュー サをゼロにした後、胃および膀胱の双方からの圧力が二つのチャートレコーダに よって同時に記録された。腹腔内のガスの容積が記録された。吹込み圧力は20 mmHgに制限された。CO2は毎分2リットルの割合で吹込まれた。鼻管および尿 カテーテルは検査の終わりに除去された。 統計的解析がSASバージョン60.4によって実施された。Pearson produc t moment 関連係数およびSpearmanランク係数が、各患者の膀胱内のおよび胃内 の圧力の間の関係を評価するため使用された。年齢および体重指標の調節は実施 されなかった。9個のスロープの平均95%の信頼区間が計算された。 43±15才の8人の女性と2人の男性がいた。平均体重指標は30±5であ った。腹腔の吹込みは二酸化吹込器によって調節された20mmHgの設定圧力を達 成した(Wisap)。吹込まれたガスの平均容積は8.8±4.3リットルで あった。基本圧力はすべての患者に対して0〜2mmHgで、8〜20mmHgの範囲に 上昇し、平均最大圧力は14±4mmHgであった。 同時のIAP記録は胃内バルーンおよびDatex AS3 三チャンネルレ コーダに接続された尿カテーテルによって得られた。個々の間者の腹腔容量が異 なるため、圧力と容積対応は一定でない。変換された圧力は応答時間が迅速で吹 込み中の変化の記録が容易である。これらの圧力までの平均吹込み時間は4.7 ±1.9秒であった。17mmHgまでのすべての圧力に対してきわめて密接な関係 があった。個々の関連係数は0.90から0.99(pは0.01以下)の範囲 にある。第20図は一人の患者の膀胱および胃内の圧力の間の関係を示す。一人 の患者の結果は、バルーンが圧力を記録2.5mlの容積を必要としたときプロト ンの妨害のため除外された。 胃科技術によって測定されたIAPは下記の等式によって現される。 IAP=0.17+1.05×膀胱内圧力 インターセプトに対する95%の信頼期間は−1.22〜1.56でスロープ に対して0.86〜1.24であった。 従って、以上においていくつかの本発明の好適実施例が開示されたが、後記請 求の範囲に記載されるごとき本発明の原理は、その他の実施例にも適用され得る ことは理解されるであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,HU,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,LV ,MG,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT, RO,RU,SD,SE,SK,UA,US,UZ,V N (72)発明者 スグリュー,マイクル オーストラリア国 2170 ニュー サウス ウェールズ,チッピング ノートン,ウ ェラン アベニュー 43 (72)発明者 ブイスト,マイクル オーストラリア国 5000 エス.エイ.ア デレイド,アンガス ストリート 1 /326 (72)発明者 ボイル,チャールズ シー.,ザ サード アメリカ合衆国 01701 マサチューセッ ツ州フラミンガム,ナンバー 20,ウォー セスター ロード 557

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.人間または他の動物の体内圧力を測定するためのトノメトリーカテーテル 装置であって、 (a)長手方向に延在する少なくとも1つの管腔を有する細長いトノメトリー カテーテル管、 (b)前記カテーテルに備えられ、前記管腔の内部と流体連通状態にある少な くとも1つの壁を有する圧力伝達室であって、前記壁のある圧力伝達室が前記カ テーテル管の一部を全体的に取り囲んで密閉状態で相互接続されており、前記圧 力伝達室の壁は液状流体またはガス状流体に対して実質的に不透過性の壁材料で 作られており、また圧力伝達室を通して圧力の変化を圧力伝達媒体を介して前記 管腔の内部へ伝達できるようにするために前記カテーテル管とともに内部空間を 形成している前記圧力伝達室、 (c)前記圧力伝達媒体の圧力を測定する圧力検出手段、 を含むトノメトリーカテーテル装置。 2.請求項1による装置であって、前記壁を有する圧力伝達室が、前記カテー テル管の一部を取り囲み、密閉状態で相互連結されているバルーン部材で画成さ れているトノメトリーカテーテル装置。 3.請求項1による装置であって、前記圧力伝達室が前記管腔と連続的に流体 連通状態にあるトノメトリーカテーテル装置。 4.請求項1による装置であって、前記圧力伝達媒体が空気であるトノメトリ ーカテーテル装置。 5.請求項1による装置であって、前記圧力伝達媒体が含塩溶液を更に含んで いるトノメトリーカテーテル装置。 6.請求項1による装置であって、前記圧力検出手段がマノメータを更に含ん でいるトノメトリーカテーテル装置。 7.請求項1による装置であって、前記圧力検出手段が圧力変換器を更に含ん でいるトノメトリーカテーテル装置。 8.人間または他の動物の生体内空腔の内部圧力を表す液状流体またはガス状 流体の特性を測定するトノメトリーカテーテル装置であって、 (a)長手方向に延在する少なくとも1つの管腔を有する細長いトノメトリー カテーテル管、 (b)前記カテーテルに備えられ、少なくとも1つの壁を有し、前記管腔の内 部と圧力伝達連通状態とされた圧力伝達室であって、前記壁のある圧力伝達室が 前記カテーテル管の一部を全体的に取り囲んで密閉状態で相互連結されたバルー ン部材で画成されており、前記バルーン部材の前記壁は体内のガス状流体または 液状流体に対して実質的に不透過性の壁材料で作られており、前記バルーン部材 は前記壁のある圧力検出手段内の圧力伝達媒体に作用する圧力検出ダイヤフラム を形成するように膨張することでできるようになされた前記圧力伝達室、 (c)前記圧力伝達媒体の圧力を測定する圧力検出手段、 を含むトノメトリーカテーテル装置。 9.請求項8による装置であって、前記圧力検出手段がその出力を人間の読解 可能な形式に変換するインターフェース手段を含むトノメトリーカテーテル装置 。 10.請求項8による装置であって、前記圧力検出手段が圧力変換器を更に含 んでいるトノメトリーカテーテル装置。 11.請求項8による装置であって、前記圧力検出手段がマノメータを更に含 んでいるトノメトリーカテーテル装置。 12.請求項10による装置であって、前記圧力変換器が前記圧力伝達室内に 装着されたトノメトリーカテーテル装置。 13.請求項9による装置であって、前記圧力伝達媒体が空気であるトノメト リーカテーテル装置。 14.請求項9による装置であって、前記圧力伝達媒体が含塩溶液を更に含ん でいるトノメトリーカテーテル装置。 15.請求項8による装置であって、前記体内空腔が人間の消化管であるトノ メトリーカテーテル装置。 16.請求項8による装置であって、前記体内空腔が頭蓋であるトノメトリー カテーテル装置。 17.人間または他の動物の生体内器官の状態を表す少なくとも1つの液状流 体またはガス状流体の特性を測定するトノメトリーカテーテル装置であって、 (a)長手方向に延在する第1管腔および第2管腔を有する細長いトノメトリ ーカテーテル管、 (b)前記カテーテルに備えられ、前記第1管腔の内部と流体連通状態にある 少なくとも1つの壁を有するサンプリング室であって、前記壁のあるサンプリン グ室が前記カテーテル管の一部を全体的に取り囲んで密閉状態で相互接続されて おり、前記サンプリング室の壁の少なくとも一部は関係する1またはそれ以上の 液状流体またはガス状流体に対して自由に、および選択的に可透過性の壁材料で 作られており、前記壁材料は他の障害となる液状流体またはガス状流体に対して 実質的に不透過性であり、また前記カテーテル管とともに内部空間を形成して、 関係する前記1またはそれ以上の液状流体またはガス状流体が体内器官の壁部分 の組織からサンプリング媒体を有する前記サンプリング室内に透過できるように なし、前記カテーテル管は人間または他の動物の身体の外側位置へ延在するよう になされた前記サンプリング室、 (c)体内器官の壁部分の組織から透過した関係する少なくとも1つの前記液 状流体またはガス状流体のレベルを、サンプリング室内の前記流体サンプリング 媒体で検出するための第1検出手段、 (d)前記カテーテルに備えられ、前記第2管腔の内部と圧力伝達連結状態に ある少なくとも1つの壁を有するサンプリング室であって、前記圧力伝達室が前 記カテーテル管の一部を全体的に取り囲んで密閉状態で相互接続されており、前 記圧力伝達室の壁が生体内で出合う通常存在する液状流体およびガス状流体に対 して実質的に不透過性である壁材料で構成された少なくとも1つの壁を有する圧 力伝達室、 (e)前記壁を有する圧力伝達室が受け止めた圧力を前記第2管腔へ伝達する ための前記圧力伝達室内の圧力伝達媒体、 (f) 前記圧力伝達媒体の圧力を検出する圧力検出手段、 を含むトノメトリーカテーテル装置。 18.請求項17による装置であって、前記検出手段が前記人間または他の動 物の体外に配置されたマノメータを更に含むトノメトリーカテーテル装置。 19.請求項17による装置であって、前記検出手段が前記人間または他の動 物の体外に配置された圧力変換器を更に含むトノメトリーカテーテル装置。 20.請求項19による装置であって、前記圧力伝達室および背差ブリッジ室 が共通壁を共有するトノメトリーカテーテル装置。 21.請求項20による装置であって、前記共通壁が圧力伝達および流体サン プリングの両方の信号を発生するトノメトリーカテーテル装置。 22.人間または他の動物の内部圧力を測定するトノメトリーカテーテル装置 であって、 (a)長手方向に延在する少なくとも1つの管腔を有する細長いトノメトリー カテーテル管、 (b)前記管腔の内部と圧力伝達連通状態とされ、前記内圧の変化を前記圧力 伝達室を通し、圧力伝達媒体を介して前記管腔の内部へ伝達できるようにされた 少なくとも1つの壁を有する圧力伝達室、 (c)前記圧力伝達媒体の圧力を測定する圧力検出手段、 を含むトノメトリーカテーテル装置。 23.請求項22による装置であって、前記圧力伝達室の前記壁が前記カテー テルの一部と密閉接触状態にあるバルーン部材で画成されているトノメトリーカ テーテル装置。 24.人間または他の動物の生体内器官の内圧またはpHの何れかを表す少な くとも1つの液状流体またはガス状流体の特性を測定するトノメトリーカテーテ ル装置であって、 (a)長手方向に延在する管腔手段を有する細長いトノメトリーカテーテル管 、 (b)前記カテーテルに備えられ、前記管腔手段の内部と流体連通状態にある 壁を有する圧力伝達室であって、前記壁のあるサンプリング圧力伝達室が前記カ テーテル管の一部を全体的に取り囲んで密閉状態で相互接続されており、前記サ ンプリング室は前記カテーテル管とともに内部空間を形成して、関係する1また はそれ以上の液状流体またはガス状流体が体内器官の壁部分の組織から前記圧力 伝達サンプリング室内へ透過できるようにしている前記壁のある圧力伝達サンプ リング室、 (c)体内器官の壁部分の組織から透過した関係する少なくとも1つの前記液 状流体またはガス状流体のレベルをサンプリング媒体で検出する第1検出手段、 (d)前記圧力伝達サンプリング室内の前記サンプリング媒体の圧力を検出す る第2検出手段、 を含むトノメトリーカテーテル装置。 25.請求項24による装置であって、前記第2検出手段が前記管腔手段内の 前記サンプリング媒体の圧力を検出する圧力変換器を更に含むトノメトリーカテ ーテル装置。 26.請求項25による装置であって、前記第1検出手段が生体内に配置され 、前記管腔を経て前記人間または他の動物の体外へ信号を伝達するトノメトリー カテーテル装置。 27.請求項26による装置であって、前記サンプリング流体が含塩溶液を含 んでいるトノメトリーカテーテル装置。 28.人間または他の動物の体内圧力を監視する方法であって、 (a)長手方向に内部を延在する少なくとも1つの管腔を有する細長いトノメ トリーカテーテル管を前記人間または他の動物に挿入し、 前記カテーテルは前記管腔の内部と伝達連通状態にある少なくとも1つの壁の ある圧力伝達室を有し、前記壁のある室は前記カテーテル管の一部を取り囲んで 密閉状態で相互接続されており、前記圧力伝達室は前記カテーテル管とともに内 部空間を形成して、前記圧力伝達室を通して圧力の変化を圧力伝達媒体を経て前 記管腔の内部へ伝達できるようになし、 (c)前記管腔を通して圧力を表す信号を受け取り、 (d)前記圧力を表す信号を受け取って人間が解読できる形式に変換するため に圧力検出手段を準備する、 段階を含む監視方法。 29.請求項28による方法であって、前記受け止める段階が圧力変換器上に 圧力伝達媒体を受け止める段階を更に含む監視方法。 30.請求項28による方法であって、前記人間または他の動物に挿入後、圧 力伝達媒体で前記圧力伝達室を膨張させ、前記カテーテルの取り出しまたは再挿 入を行わずに繰り返して圧力伝達媒体の圧力の変化を測定することで時間経過に わたる前記内部圧力の変換を読み取る段階を更に含む監視方法。
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