JPH09506885A - 5ht▲下1d▼(抗うつ作用)活性を有するインドール、インドリンおよびキノリン誘導体 - Google Patents

5ht▲下1d▼(抗うつ作用)活性を有するインドール、インドリンおよびキノリン誘導体

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JPH09506885A
JPH09506885A JP7517163A JP51716395A JPH09506885A JP H09506885 A JPH09506885 A JP H09506885A JP 7517163 A JP7517163 A JP 7517163A JP 51716395 A JP51716395 A JP 51716395A JP H09506885 A JPH09506885 A JP H09506885A
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スミスクライン・ビーチャム・パブリック・リミテッド・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 式(I)の新規なインドール、インドリンおよびキノリン誘導体、その製法、該誘導体含有の医薬組成物および医薬におけるその用途が開示されている。構造的に異なる一連の化合物が見いだされ、5HT1Dアンタゴニスト活性を示すことが判明した。したがって、第一の態様にて、本発明は式(I)の化合物またはその塩(ここに、Pは酸素、窒素または硫黄より選択される1ないし3個のヘテロ原子を有する5ないし7員の複素環であり、A,B,m,R1−R8は明細書中に定義したとおりである)を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 5HT1D(抗うつ作用)活性を有するインドール、インドリン およびキノリン誘導体 本発明は新規インドール、インドリンおよびキノリン誘導体、その製法および 該誘導体を含有する医薬組成物に関する。 EPA0533266/7/8は5HT1Dレセプターアンタゴニスト活性を有 するとされる一連のベンズアニリド誘導体を開示する。これらの化合物は、うつ 病のような種々のCNS障害の治療に有用であると主張されている。 今回、構造的に異なる一連の化合物が見いだされ、5HT1Dアンタゴニスト活 性を示すことが判明した。したがって、第一の態様において、本発明は、 式(I): [式中、 Pは酸素、窒素または硫黄から選択される1ないし3個のヘテロ原子を含有す る5ないし7員複素環であり; R1、R2およびR3は、独立して、水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C3-6シ クロアルキル、C3-6シクロアルケニル、C1-6アルコキシ、アシル、アリール、 アシルオキシ、ヒドロキシ、ニトロ、トリフルオロメチル、シアノ、CO29、 CONR1011、NR1011(ここに、R9、R10およびR11は、独立して、水 素またはC1-6アルキルである)であり; R4は水素、ハロゲン、ヒドロキシ、C1-6アルキルまたはC1-6アルコキシで あり; R5およびR6は、独立して、水素またはC1-6アルキルであり; R7およびR8は、独立して、水素、C1-6アルキル、アラルキル、またはそれ らが結合している窒素原子と一緒になって、酸素、窒素または硫黄から選択され る1または2個のヘテロ原子を含有する所望により置換されていてもよい5ない し7員複素環を形成し; Aは酸素、S(O)n(ここに、nは0、1または2である)であるか、または AはNR12(ここに、R12は水素またはC1-6アルキルである)であるか、また はAはCR5=CR6またはCR56(ここに、R5およびR6は、独立して、水素 またはC1-6アルキルである)であり; mは1ないし4であり; nは1または2であって; Bは−(CR1314)q−(ここに、qは2、3または4であり、R13およびR1 4 は、独立して、水素またはC1-6アルキルである)であるか、またはBは(CR1 314)r−D(ここに、rは0、1、2または3であり、Dは酸素、硫黄または CR13=CR14である)を意味する] で示される化合物またはその塩を提供する。 C1-6アルキル基は、単独あるいは他の基の一部としてであっても、直鎖また は分枝鎖であってもよい。 適当には、R1、R2およびR3は、独立して、水素、ハロゲン、C1-6アルキル 、C3-6シクロアルキル、C3-6シクロアルケニル、C1-6アルコキシ、アシル、 アリール、アシルオキシ、ヒドロキシ、ニトロ、トリフルオロメチル、シアノ、 CO29、CONR1011、NR1011(ここに、R9、R10およびR11は、独 立して、水素またはC1-6アルキルである)である。好ましくは、R1およびR2 は共にC1-6アルキル、特にメチルである。好ましくは、R3は水素である。 適当には、Pは酸素、窒素または硫黄から選択される1ないし3個のヘテロ原 子を含有する5ないし7員複素環である。適当な複素環の例は、チエニル、フリ ル、ピロリル、トリアゾリル、ジアゾリル、イミダゾリル、オキサジアゾリル、 イソチアゾリル、イソキサゾリル、チアジアゾリル、ピリジル、ピリミジルおよ びピラジニルを包含する。複素環は、炭素原子または、存在するならば窒素原子 により分子の残りの部分に結合しうる。好ましくは、Pはオキサジアゾリルであ る。 適当には、R4は水素、ハロゲン、ヒドロキシ、C1-6アルキルまたはC1-6ア ルコキシである。好ましくは、R4はメトキシのようなC1-6アルコキシである。 好ましくはnは1である。 適当には、R5およびR6は、独立して、水素またはC1-6アルキルである。好 ましくは、R5およびR6は両方とも水素である。 適当には、R7およびR8は、独立して、水素、C1-6アルキルまたはベンジル のようなアラルキルである。R7およびR8複素環の例は、モルホリン、ピペラジ ンおよびピペリジンを包含する。このような環に対する任意の置換基はC1-6ア ルキルを包含する。好ましくは、R7およびR8は共にC1-6アルキル、特にメチ ルである。 適当には、Aは酸素、S(O)n(ここに、nは0、1または2である)である か、またはAはNR12(ここに、R12は水素またはC1-6アルキルである)であ るか、またはAはCR5=CR6またはCR56(ここに、R5およびR6は、独立 して、水素またはC1-6アルキルである)である。好ましくは、Aは酸素である 。 適当には、Bは(CR1314)q(ここに、qは2、3または4であり、R13お よびR14は、独立して、水素またはC1-6アルキルである)であるか、またはB は(CR1314)r−D(ここに、rは1、2または3であり、Dは酸素、硫黄ま たはCR13=CR14である)である。好ましくは、B基がインドール、インドリ ンまたはテトラヒドロキノリン環の一部を形成するように、R13およびR14は共 に水素である。 適当には、mは1ないし4であり、好ましくはmは1または2である。 −A(CR56)mNR78基およびR4はフェニル環のいかなる適当な位置にも 結合できる。好ましくは−A(CR56)mNR78基はアミド結合に対してメタ である。R1、R2およびR3基もいずれの適当な位置にも結合できる。 特に好ましい化合物は以下のものを包含する: 5−クロロ−2,3−ジヒドロ−6−(2−ジメチルアミノエトキシ)−1− [4−(2−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)フェニル)ベン ゾイル]−1H−インドール、 2,3−ジヒドロ−6−(3−ジメチルアミノプロピル)−5−メトキシ−1 −[4−(2−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)フェニル)ベ ンゾイル]−1H−インドール、 2,3−ジヒドロ−6−(2−(ジメチルアミノエトキシ)−5−メトキシ− 1−[4−(2−メチル−4−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3 −イル)フェニル)ベンゾイル]−1H−インドール、および 6−(2−(ジメチルアミノエトキシ)−5−メトキシ−1−[4−(2−メ チル−4−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)フェニル) ベンゾイル]−1H−インドール、 [7−(2−ジメチルアミノエトキシ)−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ− 2H−キノリン−1−イル]−[2'−メチル−4'−(5−メチル−1,2,4− オキサジアゾール−3−イル)ビフェニル−4−イル]メタノン、 [7−(3−ジメチルアミノプロピル)−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ− 2H−キノリン−1−イル]−[2'−メチル−4'−(5−メチル−1,2,4− オキサジアゾール−3−イル)ビフェニル−4−イル]メタノン またはその医薬上許容される塩。 好ましい式(I)の化合物の塩は、医薬上許容される塩である。これらは、塩 酸塩、臭化水素酸塩、リン酸塩、酢酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩 、クエン酸塩、シュウ酸塩、メタンスルホン酸塩およびp−トルエンスルホン酸 塩などの酸付加塩を包含する。 ある種の式(I)の化合物は立体異性体の形態で存在しうる。本発明は式(I )の化合物のすべての幾何および光学異性体ならびにラセミ体を含むその混合物 を包含すると考えられる。式(I)の化合物の互変異性体も本発明の一態様を形 成する。 さらに別の態様において、本発明は、式(I)の化合物の製法であって、 式(II): [式中、P、R1、R2およびR3は式(I)における記載と同意義であり、Lは 離脱基を意味する] で示される化合物を、式(III): [式中、A、B、R5、R6、R7、R8、mおよびnは式(I)における記載と同 意義である] で示される化合物と結合させ、 所望によりその後いかなる順序でも; ・式(I)の化合物を他の式(I)の化合物に変換し; ・医薬上許容される塩を形成する ことからなる方法を提供する。 適当な式(II)の活性化カルボン酸誘導体はアシルハライドまたは酸無水物を 包含する。式(II)の活性化化合物はまた、対応するカルボン酸を、カルボニル ジイミダゾール、ジシクロヘキシルカルボジイミドまたはジフェニルホスホリル アゾールなどのカップリング試薬と反応させることによっても調製できる。好ま しくは、L基はハロ、特にクロロである。 式(II)の化合物を、典型的には、DMF、THFまたはジクロロメタンなど の不活性有機溶媒中、外界温度または高温で、トリエチルアミン、ピリジンまた は水性アルカリ金属水酸化物などの塩基の存在下、式(III)の化合物と反応さ せる。式(III)の化合物がインドールである場合、t−BuOHもまたTHFの ような不活性溶媒中で用いることができる。 式(II)の化合物は、標準操作を用いて、式(IV): [式中、P、R1、R2およびR3は式(I)における記載と同意義である] で示される化合物から調製できる。例えば、酸塩化物は、五塩化リン、塩化オキ サリルまたは塩化チオニルと反応させることによって調製できる。酸無水物は、 適当な酸無水物、例えばトリフルオロ酢酸無水物と反応させることによって調製 できる。 式(IV)の中間体化合物はEPA533266/7/8に概要を示した様な標 準操作を用いて調製できる。式(III)の中間体化合物は市販されているか、ま たは標準操作を用いて調製できる。 当業者には、前記工程のうちいくつかの工程の間、ある種の反応性置換基を保 護することが必要であると理解されるであろう。適当な保護基ならびにその結合 および除去の方法は、グリーン・ティー・ダブリュ(Greene T.W.)「有機合成 における保護基」ニューヨーク、ウィリー(1981)に記載されている保護基 等のように、有機化学の分野において慣用的なものである。 例えば、第二級アミンは、ベンジル、ベンジルオキシカルボニルまたはジカル ボン酸t−ブチル誘導体として保護できる。これらの基は慣用的操作により除去 できる。 カルボン酸基はエステルとして保護できる。アルデヒドまたはケトン基はアセ タール、ケタール、チオアセタールまたはチオケタールとして保護できる。脱保 護は標準条件を用いて達成される。 ある種の式(I)の化合物はさらに別の式(I)の化合物に変換できる。例え ば、R7およびR8が共に水素であるかまたはR7またはR8の一方が水素であり、 他方がC1-6アルキルである化合物は標準的アルキル化技術を用いて、R7および R8が共にC1-6アルキルである化合物に変換できる。 式(II)、(III)および(IV)の新規中間体もまた、本発明の一部を形成す る。 したがって、5HT1Dアンタゴニスト、特に本発明の化合物は、CNS障害、 例えばうつ病、季節的効果障害および気分変調を含む情緒障害;全身化不安、パ ニック障害、広場恐怖症、社会恐怖症、強迫障害および外傷後ストレス障害を含 む不安障害;痴呆、健忘症および年齢に伴う記憶損傷を含む記憶障害;ならびに 神経性食欲不振および神経性貧食症を含む飲食行為の障害などの治療において有 用であるかもしれない。他のCNS障害はパーキンソン病、パーキンソン病にお ける痴呆、神経弛緩薬誘発のパーキンソン症候群および遅発性ジスキネジア、な らびに他の精神医学的障害を包含する。 5HT1Dアンタゴニスト、特に本発明の化合物は、高プロラクチン血症などの 内分泌障害の治療、(特に大脳脈管系における)血管痙攣および高血圧症、なら びに運動性および分泌の変化が関与する胃腸管における障害の治療においても有 用である。該化合物はまた性機能不全の治療においても有用である。 したがって、本発明は療法において用いるための一般式(I)の化合物または その生理学的に許容される塩または溶媒和物を提供する。 本発明はまた、前記障害の治療において用いるための一般式(I)の化合物ま たはその生理学的に許容される塩または溶媒和物を提供する。 別の態様において、本発明は前記障害の治療用医薬の製造に関する一般式(I )の化合物またはその医薬上許容される塩または溶媒和物の使用を提供する。 さらに別の態様において、本発明はこのような治療を必要とする患者に有効量 の一般式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩または溶媒和物を投与す ることからなる前記障害の治療法を提供する。 特に、本発明はうつ病の治療または予防において用いるための一般式(I)の 化合物またはその生理学的に許容される塩または溶媒和物を提供する。 当業者にとって、本発明の化合物を1またはそれ以上の他の治療薬、例えば別 の抗うつ薬と合わせて有利に用いることができることは明らかであろう。 本発明はまた、式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩と、医薬上許 容される担体とからなる医薬組成物も提供する。 本発明の医薬組成物は、適当には外界温度および大気圧で混合することにより 調製されるが、通常、経口、非経口または経直腸投与に適し、したがって錠剤、 カプセル、経口液体製剤、散剤、顆粒剤、ロゼンジ、復元可能な散剤、注射また は注入可能な溶液または懸濁液または坐剤の形態である。経口投与可能な組成物 が一般に好ましい。 経口投与用錠剤およびカプセルは単位投与形であり、結合剤、充填剤、錠剤化 滑沢剤、崩壊剤および許容される湿潤剤のような慣用的賦形剤を含有してもよい 。錠剤は通常の製薬慣習に周知の方法にしたがって被覆してもよい。 経口液体製剤は、例えば、水性または油性懸濁液、溶液、エマルジョン、シロ ップまたはエリキシルの形態であってもよく、あるいは使用前に水または他の適 当なビヒクルで復元する乾燥製品としてもよい。このような液体製剤は、懸濁化 剤、乳化剤、非水性ビヒクル(食用油を含んでもよい)、保存剤、および所望に より通常のフレーバー剤または着色剤のような慣用的添加剤を含んでもよい。 非経口投与の場合、本発明の化合物またはその医薬上許容される塩および滅菌 ビヒクルを用いて流体単位投与形を調製する。化合物は、用いたビヒクルおよび 濃度に応じて、ビヒクル中に懸濁または溶解させるかのいずれかとすることがで きる。溶液の調製においては、化合物を注射用に溶解し、適当なバイアルまたは アンプル中に充填し、密封する前に濾過滅菌する。有利には、局所麻酔薬、保存 剤および緩衝剤などのアジュバントをビヒクル中に溶解する。安定性を向上させ るために、組成物をバイアル中に充填した後凍結し、水を真空下に除去できる。 非経口懸濁液は、化合物をビヒクル中に溶解する代わりに懸濁させ、滅菌を濾過 により行うことができない以外は実質的に同様の方法で調製する。化合物を滅菌 ビヒクル中に懸濁させる前に酸化エチレンに暴露させることにより滅菌できる。 有利には、界面活性剤または湿潤剤を組成物中に配合して、化合物の均質な分散 を促進する。 組成物は0.1%ないし99重量%、好ましくは10ないし60重量%の活性 物質を投与法に応じて含んでもよい。 前記障害を治療するのに用いる本発明の化合物の量は、治療する障害の重篤度 ならびに患者の体重および他の類似の要因に応じて通常どおり変化する。しかし 、一般的目安として、適当な単位投与量は、0.05〜1000mg、より適当 には1.0〜200mgであり、このような単位投与量を1日に1回以上、例え ば1日に2回または3回投与する。このような療法は数週間または数カ月に及ん でもよい。 以下の実施例を用いて本発明の化合物の製法を説明する。 記載例1 2−クロロ−5−ニトロアニソール(D1) 標記化合物を、テトラヘドロン(Tetrahedron)、1993、49(15)、 3053−64のボニルハ・ジェイ・ビー・エス(Bonilha,J.B.S.)らの操作を 用いて2−メトキシ−4−ニトロアニリン(15.0g、0.089モル)より調 製した。収量8.61g(51%)。1 H NMR(CDCl3)δ:7.80−7.87(m,2H)、7.50(d,1H )、4.00(s,3H). 記載例2 2−クロロ−5−ニトロフェノール(D2) 標記化合物を、テトラヘドロン、1993、49(15)、3053−64に 記載の方法を用いて2−クロロ−5−ニトロアニソール(6.0g、0.032モ ル)より合成した。1 H NMR(CDCl3)δ:7.90(d,1H)、7.77(dd,1H)、7. 5(d,1H)、5.90(s,1H). 記載例3 4−クロロ−3−(2−ジメチルアミノエトキシ)ニトロアニリン(D3) DME(25ml)中の2−クロロ−5−ニトロフェノール(350mg、0 .002モル)をジメチルアミノエチルクロリド・HCl(640mg)およびK2 CO3(5g)で処理し、該混合物を19時間加熱還流した。反応を室温にまで 冷却させ、ついで溶媒を真空下で除去した。残渣を水に溶かし、EtOAcで抽出 した。有機層を合し、乾燥(Na2SO4)させ、真空下で濃縮して黄色油を得、 それを放置して結晶化させた。EtOAcで溶出するフラッシュカラムクロマトグ ラフィーに付して精製し、標記化合物(343mg、70%)を得た。1 H NMR(CDCl3)δ:7.81(m,2H)、7.60(m,1H)、4.2 1(t,3H).2.88(t,2H)、2.40(s,6H). 記載例4 4−クロロ−3−(2−ジメチルアミノエトキシ)アニリン(D4) 60℃のEtOH(25ml)中の4−クロロ−3−(2−ジメチルアミノエ トキシ)ニトロベンゼン(1.5g、0.006モル)に、濃塩酸(7.6ml) 中のSnCl2(4.2g)を滴下した。ついで、該混合物を30分間加熱還流し、 室温に冷却後、水(50ml)で希釈し、40%水性水酸化ナトリウムを添加し て塩基性化した。該混合物をジクロロメタンに抽出し、合した有機層を乾燥(N a2SO4)させ、真空下で濃縮して褐色油として標記化合物を得た(1.22g、 93%)。1 H NMR(CDCl3)δ:7.08(d,1H)、6.24−6.18(m,2H )、4.03(t,2H)、3.78(brs,2H)、2.77(t,2H)、2. 34(s,6H). 記載例5 N−[4−クロロ−3−(2−ジメチルアミノエトキシ)フェニル]アミノアセ トアルデヒドジメチルアセタール(D5) 4−クロロ−3−(2−ジメチルアミノエトキシ)アニリン(1.22g、0. 006モル)の、MTBEのジメトキシエタノール(1.76g、0.17モル) および氷酢酸(1.71g)含有のMeOH(30ml)中懸濁液に、0℃でシア ノホウ水素化ナトリウム(1.78g、0.03モル)を少しずつ添加した。反応 物を室温で1時間撹拌し、ついで10%水性NaOHを加え、混合物をCH2Cl2 で抽出した。合した有機層を乾燥(Na2SO4)させ、真空下で濃縮して褐色油 を得た。CH2Cl2で溶出するFCCに付して精製し、標記化合物を得た(1.4 9g、87%)。1 H NMR(CDCl3)δ:7.10(d,1H)、6.21−6.12(m,2H) 、4.53(t,1H)、4.10(t,2H)、3.92−3.87(m,1H)、 3.40(s,6H)、3.21(t,2H)、2.80(t,2H)、2.38(s, 6H). 記載例6 5−クロロ−6−(2−ジメチルアミノエトキシ)−1H−インドール(D6) 記載例5の生成物(0.61g、0.002モル)の0℃でのTFA(2.6m l)中溶液を、アルゴン雰囲気下、TFA(2.6ml)で処理した。さらにT FA(3.7ml)を加え、反応物を48時間加熱還流した。溶液を蒸発乾固さ せ、残渣をEtOAcに溶かした。抽出物を乾燥(Na2SO4)させ、真空下で濃 縮して褐色油を得、それをMeOH(10ml)に溶かし、K2CO3(1g)で 処理し、ついで室温で3時間撹拌した。混合物を真空下で濃縮し、ついで残渣を 水で処理し、EtOAcで抽出した。溶液を乾燥(Na2SO4)させ、真空下で濃 縮して褐色固体として標記化合物を得た(0.37g、76%)。1 H NMR(CDCl3)δ:8.32(brs,1H)、7.6(s,1H)、7. 12(m,1H)、6.92(s,1H)、6.47(m,1H)、4.11(t,2 H)、2.81(t,2H)、2.40(s,6H). 記載例7 5−クロロ−2,3−ジヒドロ−6−(2−ジメチルアミノエトキシ)−1H− インドール(D7) 氷酢酸(5ml)中の記載例6の生成物(0.2g、0.008モル)をシアノ ホウ水素化ナトリウム(0.25g、0.004モル)と室温で撹拌しながら1時 間反応させた。混合物を水で希釈し、10%水性NaOHで塩基性化した。生成 物をCH2Cl2中に抽出し、合した抽出物を乾燥(Na2SO4)させ、真空下で濃 縮して褐色油として標記化合物を得た(0.21g、100%)。1 H NMR(CDCl3)δ:7.04(s,1H)、6.30(s,1H)、5.85 (bs,1H)、4.04(t,2H)、3.59(t,2H)、2.98(t,2H )、2.79(t,2H)、2.38(s,6H). 記載例8 2−クロロ−5−ニトロ−N,N−ジメチルシンナミド(D8) 2−クロロ−5−ニトロケイ皮酸(20g、0.088モル)の塩化チオニル (100ml)中撹拌溶液を、3時間加熱還流し、ついで真空下で濃縮し、ベー ジュ色固体として酸塩化物を得た。これをCH2Cl2(100ml)および乾燥 THF(30ml)の混合液に溶かし、ついで−20℃でアルゴン下、ジメチル アミン塩酸塩(9.8g、0.12モル)およびピリジン(24ml)の撹拌溶液 に滴下した。ついで、反応混合物を室温に加温し、1.5時間撹拌した。溶媒を 真空下で除去し、残渣をCH2Cl2に溶かした。得られた溶液を10%Na2CO3 水溶液、1M塩化水素酸、ついで水で洗浄して乾燥(Na2SO4)させ、真空下 で濃縮し、ベージュ色固体として標記化合物を得た(22.2g、99%)。1 H NMR(CDCl3)δ:8.46(d,1H)、8.12(dd,1H)、8. 00(d,1H)、7.60(d,1H)、7.04(d,1H)、3.23(s,3 H)、3.11(s,3H). 記載例9 2−メトキシ−5−ニトロ−N,N−ジメチルシンナミド(D9) ナトリウム(2.1g、0.0093モル)を、室温でアルゴン下、注意してM eOH(120ml)に加え、該金属がすべて反応した後、該溶液を真空下で濃 縮し、白色固体としてナトリウムメトキシドを得た。これを乾燥DMF(120 ml)で処理し、得られた半懸濁液を0℃に冷却した。記載例8の生成物(15 .9g、0.062モル)の乾燥DMF(80ml)中溶液を滴下した。40分後 、反応混合物を1M 塩化水素酸/氷混合液(2000ml)中に注ぎ、白色沈 殿物を得、それを濾過し、クロロホルムに溶かした。該溶液を水で十分に洗浄し 、乾燥(Na2SO4)し、濃縮して淡黄色固体として標記化合物を得た(15.5 g、100%)。1 H NMR(CDCl3)δ:8.40(d,1H)、8.21(dd,1H)、7. 92(d,1H)、7.05(d,1H)、6.98(d,1H)、4.00(s,3 H)、3.21(s,3H)、3.10(s,3H). 記載例10 3−(5−アミノ−2−メトキシ)フェニル−N,N−ジメチルプロピオンアミ ド(D10) 記載例9の生成物(6g、0.024モル)のEtOH(100ml)中懸濁液 を、大気圧および外界温度で、炭素上10%パラジウム(0.7g)上で18時 間水素化した。キーゼルガーを介する濾過により触媒を濾過し、濾液を真空下で 濃縮し、褐色油として標記化合物を得た(5.47g、100%)。1 H NMR(CDCl3)δ:6.68(d,1H)、6.58−6.49(m,2H )、3.75(s,3H)、3.48(brs,2H)、2.97(d,6H)、2. 89−2.82(m,2H)、2.59−2.50(m,2H). 記載例11 3−(ジメチルアミノプロピル)−4−メトキシアニリン(D11) 0℃でアルゴン下、ホウ水素化ナトリウム(2.72g、0.07モル)の乾燥 THF(75ml)中懸濁液に、BF3OEt2(11.8ml)を滴下した。混合 物を1時間撹拌し、ついで記載例10の生成物(5.32g、0.024モル)の THF(75ml)中溶液を加え、該溶液を2時間加熱還流した。室温に冷却後 、水性Na2CO3を滴下し、ついで溶媒を真空下で除去した。残渣をEtOH(2 1ml)および5N HCl(21ml)の混合液に溶かし、該混合物を1時間加 熱還流した。溶媒を真空下で除去し、残渣をpH8に達するまで飽和水性K2CO3 で処理した。ついでその懸濁液をEtOAcで抽出し、合した有機層を乾燥(Na2 SO4)させ、真空下で濃縮し、褐色油として標記化合物を得た(3.46g、 71%)。1 H NMR(CDCl3)δ:6.68(d,1H)、6.54−6.48(m,2H )、3.72(s,3H)、3.68(brs,2H)、2.58(t,2H)、2. 32(t,2H)、2.27(s,6H)、1.82−1.68(m,2H). 記載例12 2,3−ジヒドロ−6−(ジメチルアミノプロピル)−5−メトキシ−1H−イ ンドール(D12) 記載例14、15および16に記載の方法を用いて、記載例11の化合物から 標記化合物を製造した。1 H NMR(CDCl3)d:6.65(s,1H)、6.40(s,1H)、5.8 5(brs,1H)、3.68(s,3H)、3.42(t,2H)、2.90(t,2 H)、2.70(t,2H)、2.58−2.42(m,8H)、1.84(m,2H ). 記載例13 2−(2−ジメチルアミノエトキシ)−4−ニトロアニソール(D13) 2−メトキシ−5−ニトロフェノール(10g、0.059モル)の1,2−ジ メトキシエタン(80ml)中撹拌溶液を、飽和炭酸カリウム水溶液(32ml )で、つづいて塩化2−ジメチルアミノエチル塩酸塩(8.2g、0.057モル ) で処理し、17時間加熱還流した。さらに塩化2−ジメチルアミノエチル塩酸塩 (4.0g、0.029モル)を加え、還流を18時間続けた。ついで、混合物を 真空下で濃縮し、残渣を10%Na2CO3溶液(100ml)で処理し、酢酸エ チル(2x100ml)で抽出した。合した抽出液を乾燥(Na2SO4)し、真 空下で濃縮して黄色固体として標記化合物を得た(11.8g、83%)。1 H NMR(CDCl3)δ:7.92(dd,1H)、7.77(d,1H)、6. 91(d,1H)、4.18(t,2H)、3.96(s,3H)、2.82(t,2 H)、2.37(s,6H). 記載例14 3−(2−ジメチルアミノエトキシ)−4−メトキシアニリン(D14) 2−(2−ジメチルアミノエトキシ)−4−ニトロアニソール(D13、11 .8g、0.049モル)のエタノール(200ml)中溶液を、外界温度および 大気圧で、10%Pd−C(1g)で水素化した。触媒をキーゼルガーを介して 濾過し、濾液を真空下で濃縮し、ベージュ色固体として標記化合物を得た(10 .3g、100%)。1 H NMR(CDCl3)δ:6.71(d,1H)、6.33(d,1H)、6.2 4(dd,1H)、4.07(t,2H)、3.78(s,3H)、3.46(brs ,2H)、2.76(t,2H)、2.33(s,6H). 記載例15 N−[3−(ジメチルアミノエトキシ)−4−メトキシフェニル]アミノアセト アルデヒドジメチルアセタール(D15) 3−(2−ジメチルアミノエトキシ)−4−メトキシアニリン(D14、5. 7g、0.027モル)のエタノール(120ml)中溶液を、2,2−ジメトキ シアセトアルデヒドのメチルtert−ブチルエーテル中溶液(約40%溶液、 9.5g、0.036モル)で処理し、室温で16時間維持した。ついで、該溶液 を大気圧および外界温度で7時間、10%Pd−C(0.6g)で水素化した。触 媒をキーゼルガーを介する濾過により除去し、濾液を真空下で濃縮した。残渣を 酢酸エチル(100ml)に溶かし、水(2x60ml)で2回洗浄し、ついで 乾燥(Na2SO4)させ、真空下で濃縮した。残渣を5%メタノール/クロロホ ルムで溶出するシリカゲル上のクロマトグラフィーに付し、赤色油として標記化 合物を得た(5.4g、67%)。1 H NMR(CDCl3)δ:6.75(d,1H)、6.30(d,1H)、6.1 9(dd,1H)、4.56(t,1H)、4.08(t,2H)、3.78(s,3 H)、3.61(brt,1H)、3.42(s,6H)、3.20(t,2H)、2 .78(t,2H)、2.34(s,6H). 記載例16 6−(2−ジメチルアミノエトキシ)−5−メトキシ−1H−インドール(D1 6) −5℃、アルゴン下で、N−[3−(2−ジメチルアミノエトキシ)−4−メ トキシフェニル]アミノアセトアルデヒドジメチルアセタール(D15、5.3 g、0.018モル)のトリフルオロ酢酸(22ml)中撹拌溶液を、無水トリ フルオロ酢酸(22ml)で40分間にわたって滴下処理した。さらに30分間 経過した後、その暗色溶液をさらにトリフルオロ酢酸(33ml)で処理し、つ いで7時間加熱還流した。該溶液を真空下で濃縮し、残渣を10%Na2CO3溶 液で塩基性化し、酢酸エチルで抽出した。抽出液を乾燥(Na2SO4)させ、真 空下で濃縮し、残渣をメタノール(100ml)に溶かし、炭酸カリウム(10 g)で処理し、室温で3時間撹拌した。混合物を真空下で濃縮し、残渣を水(6 0ml)で処理し、酢酸エチル(2x70ml)で抽出した。合した抽出液を乾 燥(Na2SO4)させ、真空下で濃縮し、褐色固体として標記化合物を得た(3. 5g、83%)。1 H NMR(d6DMSO)δ:7.14(t,1H)、7.05(s,1H)、6. 96(s,1H)、6.27(brt,1H)、4.03(t,2H)、3.75(s ,3H)、3.45(brs)、2.70(t,2H)、2.27(s,6H). 記載例17 2,3−ジヒドロ−6−(2−ジメチルアミノエトキシ)−5−メトキシ−1H −インドール(D17) 6−(2−ジメチルアミノエトキシ)−5−メトキシ−1H−インドール(D 16、0.50g、2.1ミリモル)の氷酢酸(10ml)中撹拌溶液を、室温で 15分間にわたってシアノホウ水素化ナトリウム(0.25g、4.0ミリモル) で少しずつ処理した。2時間後、該溶液を水(50ml)で希釈し、Na2CO3 を添加して塩基性化し、ついで酢酸エチル(2x50ml)で抽出した。合した 抽出液を乾燥(Na2SO4)させ、真空下で濃縮し、褐色油として標記化合物を 得た(0.37g、73%)。1 H NMR(CDCl3)δ:6.75(s,1H)、6.37(s,1H)、4.0 5(t,2H)、3.90(brs,1H)、3.77(s,3H)、3.52(t, 2H)、2.96(t,2H)、2.73(t,2H)、2.32(s,6H). 記載例18 7−(2−ジメチルアミノエトキシ)−6−メトキシキノリン(D18) 3−(2−ジメチルアミノエトキシ)−4−メトキシアニリン(D14、20 0mg)をグリセロール(133mg)およびヨウ素(5mg)で処理し、この 撹拌混合物に濃硫酸(267mg)を滴下した。最初の発熱反応が静まった後、 該混合物を180℃で1.5時間加熱した。反応混合物を冷却し、40%水性水 酸化ナトリウムおよび酢酸エチルの間に分配し、有機相を乾燥(Na2SO4)さ せ、減圧下で溶媒を蒸発させ、褐色油として標記化合物を得た(119mg、5 1%)。1 H NMR(CDCl3)δ:8.72(dd,1H)、8.00(d,1H)、7. 44(s,1H)、7.3−7.24(m,1H)、7.06(s,1H)、4.30 (t,2H)、4.0(s,3H)、2.9(t,2H)、2.39(s,6H). 記載例19 7−(2−ジメチルアミノエトキシ)−6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒ ドロキノリン(D19) 7−(2−ジメチルアミノエトキシ)−6−メトキシキノリン(D18)(1 19mg)のエタノール(20ml)中溶液を、外界温度、50p.s.i.で2 時間、PtO2(170mg)上で水素化した。触媒の除去後、濾液を減圧下で蒸 発させ、淡黄色固体として標記化合物を得た(118mg、98%)。1 H NMR(CDCl3)δ:6.53(s,1H)、6.21(s,1H)、4.4 5−4.35(m,2H)、3.75(s,3H)、3.5−3.39(m,2H)、 3.25(t,2H)、2.95(s,6H)、2.70(t,2H)、2.0−1.8 2(m,2H). 記載例20 7−(3−ジメチルアミノプロピル)−6−メトキシキノリン(D20) 記載例18に概説した操作に従って、3−(ジメチルアミノプロピル)−4− メトキシアニリン(D11)(300mg)を標記化合物に変えた(203mg 、58%)。1 H NMR(CDCl3)δ:8.75(dd,1H)、8.02(d,1H)、7. 85(s,1H)、7.35−7.28(m,1H)、7.02(s,1H)、3.9 4(s,3H)、2.82(t,2H)、2.39(t,2H)、2.25(s,6H )、1.96−1.79(m,2H). 記載例21 7−(3−ジメチルアミノプロピル)−6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒ ドロキノリン(D21) 記載例19に概説した操作に従って、7−(3−ジメチルアミノプロピル)− 6−メトキシキノリン(D20)(200mg)を淡黄色半固体の標記化合物に 変えた(192mg、94%)。1 H NMR(CDCl3)δ:6.5(s,1H)、6.32(s,1H)、3.71 (s,3H)、3.3−3.16(m,2H)、2.85−2.3(m,12H)、2. 04−1.75(m,4H). 実施例1 5−クロロ−2,3−ジヒドロ−6−(2−ジメチルアミノエトキシ)−1−[ 4−(2−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)フェニル)ベンゾ イル]−1H−インドール アルゴン雰囲気下、4−(2−メチル−4−(5−メチル−1,2,4−オキサ ジアゾール−3−イル)フェニル)安息香酸(EP0533268A)(0.2 4g、0.0009モル)のCH2Cl2(10ml)中懸濁液に、塩化オキサリル (0.08ml)およびDMF(5滴)を加えた。室温で1時間経過した後、均 質な溶液を得、溶媒を真空下で除去した。残渣をCH2Cl2(5ml)に溶かし 、該溶液を記載例7の生成物(0.21g、0.0009モル)の、Et3N(0. 24ml)含有のCH2Cl2(5ml)中溶液に滴下した。混合物を室温で19 時間撹拌した。飽和Na2CO3水溶液を該混合物に加え、ついでそれをCH2Cl2 で抽出した。有機抽出液を合し、乾燥(Na2SO4)させ、真空下で濃縮して褐 色固体の標記化合物を得た。CH2Cl2で溶出するFCCに付して精製し、標記 化合物を得た(0.21g、54%)。1 H NMR(CDCl3)δ:8.02−7.92(m,3H)、7.93(d,2H )、7.62(d,2H)、7.43(d,1H)、7.20(s,1H)、4.20 −4.13(m,4H)、3.10(t,2H)、2.80(brs,2H)、2.6 9(s,3H)、2.37(s,9H). 実施例2 2,3−ジヒドロ−6−(3−ジメチルアミノプロピル)−5−メトキシ−1− [4−(2−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)フェニル)ベン ゾイル]−1H−インドール 標記化合物を、実施例1に記載の方法に従って、4−(2−メチル−4−(5 −メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)フェニル)安息香酸(EP 0533268A)(0.14g、0.0005モル)および記載例12の生成物 (0.12g、0.0005モル)より調製した。収率38%。1 H NMR(CDCl3)δ:8.09−7.93(m,3H)、7.64(d,2H )、7.44(d,2H)、7.36(d,1H)、6.75(s,1H)、4.20 −4.14(m,2H)、3.80(s,3H)、3.15(t,2H)、2.69( s,3H)、2.40−2.50(b,10H)、2.35(s,3H)、2.05− 1.10(m,2H). 実施例3 2,3−ジヒドロ−6−(2−ジメチルアミノエトキシ)−5−メトキシ−1− [4−(2−メチル−4−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イ ル)フェニル)ベンゾイル]−1H−インドール 4−(2−メチル−4−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イ ル)フェニル)安息香酸(EP0533268A)(165mg、0.55ミリ モル)の塩化チオニル(5ml)中撹拌懸濁液を、還流下に2時間加熱した。つ いで、溶液を真空下で濃縮し、黄色固体として酸塩化物を得た。この物質をTH F(5ml)に溶かし、2,3−ジヒドロ−6−(2−ジメチルアミノエトキシ )−5−メトキシ−1H−インドール(D17、118mg、0.50ミリモル )の、水酸化ナトリウム(45mg、1.1ミリモル)含有の水(5ml)およ びTHF(5ml)の混合液中撹拌溶液に加えた。該混合物を室温で18時間保 持し、ついで体積を約50%に濃縮し、10%Na2CO3溶液(20ml)で希 釈し、酢酸エチル(2x20ml)で抽出した。合した抽出液を乾燥(Na2SO4 )させ、真空下で濃縮し、残渣を5%メタノール/クロロホルムで溶出するシ リカゲル上のクロマトグラフィーに付した。エーテルより結晶化させて白色固体 の標記化合物を得た(55mg、21%)。融点140−141℃。1 H NMR(d6DMSO、80℃)δ:7.96(s,1H)、7.90(dd, 1H)、7.65(d,2H)、7.50(d,2H)、7.43(d,1H)、7. 35(vbr,1H)、6.94(s,1H)、4.09(t,2H)、3.93(b rt,2H)、3.76(s,3H)、3.00−3.10(m,2H)、2.68( s,3H)、2.61(t,2H)、2.36(s,3H)、2.22(s,6H). 実施例4 6−(2−ジメチルアミノエトキシ)−5−メトキシ−1−[4−(2−メチル −4−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)フェニル)ベン ゾイル]−1H−インドール 4−(2−メチル−4−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イ ル)フェニル)安息香酸(EP0533268A)(165mg、0.55ミリ モル)の塩化チオニル(5ml)中撹拌懸濁液を、還流下で2時間加熱した。つ いで、該溶液を真空下で濃縮し、黄色固体として酸塩化物を得た。 6−(2−ジメチルアミノエトキシ)−5−メトキシ−1H−インドール(D 16、118mg、0.50ミリモル)のTHF(10ml)中撹拌溶液を、ア ルゴン下、カリウムtert−ブトキシド(56mg、0.50ミリモル)で処 理し、室温で20分間保持し、ついで前記の酸塩化物(0.55ミリモル)のT HF(5ml)中溶液で処理した。該混合物を室温で18時間撹拌し、ついで真 空下で濃縮した。残渣を10%Na2CO3溶液(20ml)で処理し、酢酸エチ ル(2x20ml)で抽出した。合した抽出液を乾燥(Na2SO4)させ、真空 下で濃縮した。残渣を5%メタノール/クロロホルムで溶出するシリカゲル上の クロマトグラフィーに付し、得られた結晶をエーテルから結晶化させ、白色固体 として標記化合物を得た(60mg、23%)。融点130−131℃。1 H NMR(CDCl3)δ:8.07(s,1H)、7.95(s,1H)、7.9 0(d,1H)、7.74(d,2H)、7.44(d,2H)、7.31(d,1H )、7.17(d,1H)、6.98(s,1H)、6.47(d,1H)、4.14 (t,2H)、3.85(s,3H)、2.79(t,2H)、2.60(s,3H) 、2.30(s,9H). 実施例5 [7−(2−ジメチルアミノエトキシ)−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2 H−キノリン−1−イル]−[2'−メチル−4'−(5−メチル−1,2,4−オ キサジアゾール−3−イル)ビフェニル−4−イル]メタノン 4−(2−メチル−4−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イ ル)フェニル)安息香酸(EP0533268A1)(138mg、0.47ミ リモル)の塩化チオニル(4ml)中撹拌懸濁液を還流下で2時間加熱した。つ いで、該溶液を減圧下で濃縮し、黄色固体として酸塩化物を得た。これをジクロ ロメタン(10ml)に溶かし、トリエチルアミン(0.13ml)で、つづい て7−(2−ジメチルアミノエトキシ)−6−メトキシ−1,2,3,4−テトラ ヒドロキノリン(D19)(118mg、0.47ミリモル)のジクロロメタン (10ml)中溶液で処理した。該混合物を、アルゴン下、室温で3時間撹拌し 、ついで減圧下で蒸発させ、残渣を飽和Na2CO3水溶液と酢酸エチルの間に分 配した。有機相を乾燥(Na2SO4)させ、減圧下で蒸発させ、残渣をメタノー ルおよびジクロロメタンで溶出するシリカゲルカラムで精製し、白色泡沫体とし て標記化合物を得た(108mg、44%)。シュウ酸塩に変換し、白色固体を 得た。融点139−141℃。1 H NMR(CDCl3)(遊離塩基)δ:7.99(s,1H)、7.91(d,1 H)、7.51−7.41(m,2H)、7.35−7.25(m,3H)、6.65 (s,1H)、6.4(brs,1H)、3.94(t,2H)、3.81(s,3H )、3.69−3.56(m,2H)、2.82(t,2H)、2.69(s,3H) 、2.59(t,2H)、2.30(s,3H)、2.21(s,6H)、2.14− 1.97(m,2H). 実施例6 [7−(3−ジメチルアミノプロピル)−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2 H−キノリン−1−イル]−[2'−メチル−4'−(5−メチル−1,2,4−オ キサジアゾール−3−イル)ビフェニル−4−イル]メタノン(E6) 標記化合物を、実施例5に記載の方法に従って、4−(2−メチル−4−(5 −メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)フェニル)安息香酸(21 5mg;0.734ミリモル)および7−(3−ジメチルアミノプロピル)−6 −メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン(D21)(182mg;0. 734ミリモル)より調製した。収率13%。シュウ酸塩に変換し、灰白色粉末 を得た。融点169−171℃。1 H NMR(CDCl3)δ:7.97(s,1H)、7.92(d,1H)、7.4 4(d,2H)、7.35−7.2(m,3H)、6.6(s,2H)、3.93(t, 2H)、3.79(s,3H)、2.82(t,2H)、2.68(s,3H)、2. 44−1.98(m,15H)、1.57−1.36(m,2H).
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI A61K 31/435 AAM A61K 31/435 AAM ABU ABU ACJ ACJ ACM ACM AEF AEF C07D 413/10 215 9159−4C C07D 413/10 215 (31)優先権主張番号 9417187.3 (32)優先日 1994年8月25日 (33)優先権主張国 イギリス(GB) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),JP,US (72)発明者 ワイマン,ポール・エイドリアン イギリス国エセックス・シーエム19・5エ イディー、ハーロウ、ザ・ピナクルズ、コ ールドハーバー・ロード(番地の表示な し)スミスクライン・ビーチャム・ファー マシューティカルズ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式(I): [式中、 Pは酸素、窒素または硫黄から選択される1ないし3個のヘテロ原子を含有す る5ないし7員複素環であり; R1、R2およびR3は、独立して、水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C3-6シ クロアルキル、C3-6シクロアルケニル、C1-6アルコキシ、アシル、アリール、 アシルオキシ、ヒドロキシ、ニトロ、トリフルオロメチル、シアノ、CO29、 CONR1011、NR1011(ここに、R9、R10およびR11は、独立して、水 素またはC1-6アルキルである)であり; R4は水素、ハロゲン、ヒドロキシ、C1-6アルキルまたはC1-6アルコキシで あり; R5およびR6は、独立して、水素またはC1-6アルキルであり; R7およびR8は、独立して、水素、C1-6アルキル、アラルキル、またはそれ らが結合している窒素原子と一緒になって、酸素、窒素または硫黄から選択され る1または2個のヘテロ原子を含有する所望により置換されていてもよい5ない し7員複素環を形成し; Aは酸素、S(O)n(ここに、nは0、1または2である)であるか、または AはNR12(ここに、R12は水素またはC1-6アルキルである)であるか、また はAはCR5=CR6またはCR56(ここに、R5およびR6は、独立して、水素 またはC1-6アルキルである)であり; mは1ないし4であり; nは1または2であって; Bは−(CR1314)q−(ここに、qは2、3または4であり、R13およびR1 4 は、独立して、水素またはC1-6アルキルである)であるか、またはBは(CR1 314)r−D(ここに、rは0、1、2または3であり、Dは酸素、硫黄または CR13=CR14である)を意味する] で示される化合物またはその塩。 2.R1およびR2がC1-6アルキルである請求項1記載の化合物。 3.R3が水素である請求項1または2記載の化合物。 4.Pがオキサジアゾールである請求項1ないし3のいずれか1つに記載の化 合物。 5.R4がC1-6アルコキシである請求項1ないし4のいずれか1つに記載の化 合物。 6.R5が水素である請求項1ないし5のいずれか1つに記載の化合物。 7. 5−クロロ−2,3−ジヒドロ−6−(2−ジメチルアミノエトキシ)−1− [4−(2−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)フェニル)ベン ゾイル]−1H−インドール、 2,3−ジヒドロ−6−(3−ジメチルアミノプロピル)−5−メトキシ−1 −[4−(2−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)フェニル)ベ ンゾイル]−1H−インドール、 2,3−ジヒドロ−6−(2−ジメチルアミノエトキシ)−5−メトキシ−1 −[4−(2−メチル−4−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3− イル)フェニル)ベンゾイル]−1H−インドール、および 6−(2−ジメチルアミノエトキシ)−5−メトキシ−1−[4−(2−メチ ル−4−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)フェニル)ベ ンゾイル]−1H−インドール、 [7−(2−ジメチルアミノエトキシ)−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ− 2H−キノリン−1−イル]−[2'−メチル−4'−(5−メチル−1,2,4− オキサジアゾール−3−イル)ビフェニル−4−イル]メタノン、 [7−(3−ジメチルアミノプロピル)−6−メトキシ−3,4−ジヒドロ− 2H−キノリン−1−イル]−[2'−メチル−4'−(5−メチル−1,2,4− オキサジアゾール−3−イル)ビフェニル−4−イル]メタノン、 またはその医薬上許容される塩である請求項1記載の化合物。 8.式(I)の化合物の製法であって、 式(II): [式中、P、R1、R2およびR3は式(I)における記載と同意義であり、Lは 離脱基を意味する] で示される化合物を、式(III): [式中、A、B、R5、R6、R7、R8、mおよびnは式(I)における記載と同 意義である] で示される化合物と結合させ、 所望によりその後いかなる順序でも; ・式(I)の化合物を他の式(I)の化合物に変換し; ・医薬上許容される塩を形成する ことからなる方法。 9.療法における用途としての請求項1ないし7のいずれか1つに記載の化合 物。 10.請求項1ないし7のいずれか1つに記載の化合物と、医薬上許容される 担体または賦形剤と組み合わせてなる医薬組成物。
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