JPH09505891A - ヨーイング速度センサの信号を評価する回路装置 - Google Patents

ヨーイング速度センサの信号を評価する回路装置

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JPH09505891A JP7515323A JP51532395A JPH09505891A JP H09505891 A JPH09505891 A JP H09505891A JP 7515323 A JP7515323 A JP 7515323A JP 51532395 A JP51532395 A JP 51532395A JP H09505891 A JPH09505891 A JP H09505891A
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Abstract

(57)【要約】 車両(4)における走行安定性調整に用いられるヨーイング速度調整器(10)の信号が評価される。温度センサ(7)により、センサ信号の温度依存性が補償される。しかし、ヨーイング速度センサ(1)の特性曲線パラメータが温度に依存しているというだけではなく、それらの温度依存性は各センサに固有のものでもあって、つまり温度依存性はセンサごとにばらついている。このような依存性は、調整サイクルに同期した平面にある第1の評価手段と適応平面にある第2の評価手段により補償される。第1の評価手段により、ヨーイング速度センサ(1)と温度センサ(7)の信号から目下のヨーイング速度が算出される。第2の評価手段により、温度に依存して個々のヨーイング速度センサ(1)の固有の特性曲線パラメータが求められる。

Description

【発明の詳細な説明】 ヨーイング速度センサの信号を評価する回路装置 本発明は、請求項1の上位概念に記載の回路装置に関する。この種の回路装置 はたとえばヨーイング調整において用いることができ、この調整により、たとえ ば運転者が誤った操縦を行ったときや横風を補償調整するために、車両の走行安 定性が高められる。ヨーイング運動は車両の垂直軸を中心とした車両の旋回、つ まり路面に対し垂直に車両の重心を通過する軸を中心とする車両の旋回である。 ヨーイング調整のための車両操作量は、車両の一方の側におけるブレーキをも っぱら操作するか種々異なる強さで操作することにより生じる車両の非対称的な 制動とすることもできるし、あるいは後輪操舵を伴う車両であれば後車軸におけ る操舵角の調節とすることもできる。 車両の運動を調整するための公知の装置の場合、車両における不安定化力の作 用が目下の”ヨーイングレベル”の測定により判定され、所望のヨーイング速度 が求められて目下のヨーイングレベルと比較され、その比較結果にしたがって、 車両が安定に保持されるようブレーキが操作される(ドイツ連邦共和国特許出願 公開第3919347号公報参照)。 ヨーイング速度(ヨーイングレートとも称する)はヨーイングないし旋回速度 センサ(ヨーイングレートセンサとも称する)により測定され、電気信号に変換 される。使用されるセンサの品質によって、走行安定性調整の精度が決定的に定 まってしまう。車両に用いることのできる経済的に大量生産されたヨーイング速 度センサは、たとえば振動するセラミック構造へのコリオリカの作用を測定する 方式(Fox,C.H.J.:Vibrating Cylinder Gyro - Theory of Operation and Err or Analysis.University of Stuttqart Gyro Symposium,1988年9月)を ベースとしているか、あるいは音叉に類似したコンポーネント(JEE,1990 年9月、99頁〜104頁)をベースとしている。 殊に低コストのセンサにおける主要な技術的問題点は、特性曲線パラメータ( 勾配およびゼロ点縦座標)が温度に強く依存していることであり、さらにこのよ うな温度依存性自体が大量生産で製造されたセンサであるとセンサごとにばらつ いていることである。実践において知られているのは、温度センサを設けて温度 に対するセンサ信号の依存性を計算によって補正することである。 本発明の課題は、センサ信号への温度の影響に加えて、個々のセンサごとに固 有の特性曲線パラメータの温度依存性を補償することにある。 本発明によればこの課題は、請求項1に記載の回路装置により解決される。 従属請求項には本発明の好適な実施形態が示されている。 次に、図面を参照して本発明の実施例について説明する。 第1図は、車両用のヨーイング速度調整回路を示す図である。 第2図は、この調整回路で用いられる旋回速度センサの特性曲線図である。 第3a図および第3b図は、センサ固有のつまりセンサごとにばらついている 相対的勾配変化およびオフセット値をセンサ温度を横軸として示した経過特性曲 線図の実例である。 第4図は、第1図による調整回路における第1の評価手段のフローチャートで ある。 第5図は、第1図による調整回路における第2の適応形評価手段のフローチャ ートである。 ヨーイング速度調整回路(第1図)は実質的に以下の構成部材を有している。 すなわち、ヨーイング速度センサ1、電子制御装置2、アクチュエータ3および 車両4を有しており、この車両のヨーイング速度がセンサ1により測定される。 アクチュエータ3は信号線路6を介して電子制御装置2の操作信号を受信し、そ れに応じてヨーイングモーメントつまり車両4の垂直 軸を中心としたトルクが形成される。これは先に述べたように、車両の左側と右 側においてそれぞれ異なる強さで制動をかけることで、または車両4の後車軸の 操舵により行うことができる。ヨーイング速度センサ1、アクチュエータ3およ び車両4は一般に知られたものであるので、図中にはブロックとしてのみ示され ている。ヨーイング速度センサには温度センサ7が設けられており、この温度セ ンサはセンサの温度を制御装置2の信号処理回路8へ伝送する。 制御装置2はさらに計算回路9とヨーイング速度調整器10を有している。信 号処理回路8によりヨーイング速度センサ1の出力信号が後述のようにして処理 される。その出力信号は測定されたヨーイング速度実際値ΨISt,Mである。 この実際値は比較器12の反転入力側を介してヨーイング速度調整器10の入 力側へフィードバックされる。比較器12のプラス入力側へは、計算回路9の出 力信号であるヨーイング速度目標値ΨSollが供給される。計算回路では、たとえ ば車両参照モデルに基づいて以下の信号が処理される。すなわち、前車軸操舵角 δV,Mまたは操舵輪角度δH.Mおよび車両基準速度VMつまり実際に車両が走行し ている速度が処理される。 車両4のシャーシは、アクチュエータ3により付加的に加えられるヨーイング モーメントを変えられたヨ ーイング速度実際値(ないしヨーイングレート)Ψistに転換し、これはヨーイ ング速度センサ1により測定され、相応の電気信号UΨに変換される。有利には 電圧とされるこの電気信号は電子制御装置2において処理され、測定されたヨー イング速度ΨISt,Mとして、つまりヨーイング速度実際値を表す制御装置内部の 信号として、比較器12においてヨーイング速度目標値Ψ* Sollと比較される。 これら両方の値の差ΔΨは調整偏差としてヨーイング速度調整器10の入力側へ 供給される。そしてこの調整器の出力信号(たとえば電流)によりアクチュエー タ3が制御される。 第2図には、上述の調整回路において用いられる市販の旋回速度センサの特性 曲線が示されている。公称特性曲線14は勾配a-1とオフセット値−b・a-1を 有している。第2の特性曲線15はこの公称特性曲線14とは異なる勾配を有し ており、特性曲線16は公称特性曲線14とは異なる勾配と異なるオフセット値 を有している(第3図)。センサの電気的な出力信号UΨは実質的に線形に、セ ンサに作用するヨーイング速度とともに変化する。したがってこの種のセンサの 特性曲線は次式で記述できる: UΨ=a-1*ΨIst−b*a-1 (I) ここでa-1は特性曲線の勾配であり、−b・a-1はそのゼロ点の縦座標でありつ まりヨーイング速度がゼロであるときのセンサの出力値(オフセット値とも称 する)である。しかしこれらの値は一定ではない。殊に低コストの車両用ヨーイ ング速度センサにおける重要な技術的問題点は一方では、値a-1と−b・a-1が 温度によって著しく影響を受けることである。このことは殊にいわゆるVSGセ ンサ(VSG=Vibrating structure Gyros)についてあてはまる。他方、温度 に対する量aとbの経過特性自体が、大量生産により製造されたセンサの場合、 センサごとに著しくばらついている。 第3a図には特性曲線の相対的勾配変化dに関してセンサに依存するばらつき の実例が、第3b図には特性曲線のオフセット値−b・a-1のばらつきの実例が 、それぞれセンサ温度を横軸として記されており、しかもこれらは異なる3つの ヨーイング速度20,21,22に関して示されている。相対的勾配変化dは次 式により得られる: d=1/(a・c)−1 (II) ここで量cはセンサの本来の一定の公称増幅度であり、V/(度/秒)の単位で 表される。 ヨーイング速度センサの特性量aおよびbにおいてばらつきを生じさせる温度 依存性により、第1図の調整回路により生じる走行特性がそのままばらつくこと になる。その際、たとえばセンサのオフセットエラーによれば、横風が見かけ上 存在しているように感じとられることになる。 従来のヨーイング速度センサにおいて実践から知られているのは、センサ温度 を捕捉し、特性曲線勾配a-1と特性曲線オフセット−b・a-1の依存性を公称特 性曲線によりモデリングすることである。たしかにこの場合、通常のセンサに対 し曲線特性の温度補償は可能であるが、その際、a-1と−b・a-1の経過特性に おけるセンサに依存するばらつきを捕捉することはできない。 上述の問題点は、ここで述べた評価回路におけるセンサ特性曲線勾配a-1とセ ンサオフセット−b・a-1におけるセンサに依存する温度分散性が、センサ信号 たとえば非駆動軸の各車輪の回転数差の付加的な評価により、個々のヨーイング 速度センサについて制御装置において適応調整されることにより、つまり一種の 連続的な”学習プロセス”において改善されることにより解決される。この目的 で、ヨーイング速度センサの信号の処理ないし評価は、2つの領域ないし仮想的 な”平面”に分けられる。 いわゆる調整サイクル領域において、信号処理回路8における第1の評価手段 (第4図に示されたプログラム部分のフローチャートに対応)により、次式に従 ってヨーイング速度に関する制御装置の内部的な測定値が算出される: ΨIst,M=aM **Ψ+bM (III) この場合、 U* Ψ :温度に依存するセンサ信号のためのろ波された値、 aM :反転されたセンサ信号特性曲線の補間された温度に依存する勾配、 bM :反転されたセンサ信号特性曲線の補間された温度に依存するゼロ点の 値、 である。 ここではアルゴリズムとして実現されているこの第1の評価手段の役割は、ヨ ーイング速度に関する電気信号とセンサ素子の温度に関する電気信号Uθから目 下の車両ヨーイング速度ΨISt,Mをできるだけ精確に算出することである。この 目的で、ヨーイング速度センサ1のろ波された信号が特性曲線勾配に対し適合さ れた温度に依存する値aMと乗算され、その後、特性曲線オフセットに対し適合 された温度に依存する値bMだけ補足される。ここで好適であるのは、ヨーイン グ速度センサの信号を一般に知られている方式に従ってろ波することであり、そ の目的は、測定信号の確率的変動ならびにその結果として生じる調整回路への妨 害作用を補償することである。 値aMとbMは制御装置2の書き込み/読み出しメモリ18から取り出され、こ のメモリは線路19を介して信号処理回路8と接続されている。メモリ14には 、これらの値が温度の関数として格納されている。メモリ15も書き込み可能で なければならない。そ れというのは、後で述べるような適応形評価手段により、aMとbMのためのテー ブル値を制御装置2の”学習成果”の進展につれて繰り返しワークメモリに書き 込む必要があるからである。メモリ18は、制御装置2への電圧給電が遮断され ても書き込まれたテーブル値が保持されたままであるように構成されており、つ まりこのメモリはバッテリバックアップ形RAMまたはE2PROM メモリと して構成されている。 第1の評価は調整回路5の1つのサイクル内で行われ、これは前述のアルゴリ ズムが第4図に示されているフローチャートに従って処理されることにより行わ れる: スタート後、ステップS1においてヨーイング速度センサ1の信号電圧UΨと 温度センサ7の信号電圧Uθが測定される。 ステップS2においてこれら両方の信号電圧がろ波され、これによりろ波され た値U* ΨとU* θが得られる。 ステップS3において対応する値aMが、メモリ18のテーブルに格納されて いる値aM(U* θ)により補間される。 ステップS4において対応する値bMが、メモリに格納されている値bM(U* θ )のテーブルにより補間される。 ステップS5において、式(III)によるヨーイング 速度実際値の測定値が既述の補正も含めて算出される。これでこのサブルーチン が終了する。 信号処理回路8の第2の評価手段はいわゆる適応平面で動作するものであり、 これは調整サイクルと同期して進行させる必要はない。そしてこの役割は、特性 曲線勾配aとセンサオフセットbにおける個々のセンサに固有の実際の経過特性 を、ヨーイング速度センサ1の温度の関数として求め、求められた値を制御装置 2におけるメモリ18の既述のテーブルに格納することである。したがってこの 第2の評価手段により適応化(識別とも称する)が実行され、次にこれについて 第5図のフローチャートを参照しながら説明する。 サンプリング時点kで特性曲線パラメータa,bの適応化が開始される。実際 の値aおよびbを求めるための前提条件は、車両の実際のヨーイング速度につい て少なくとも一時的に有効な基準尺度量が存在していることである。このような 実際のヨーイング速度ないしヨーイングレートを基準ヨーイング速度Ψrefと称 する。基準ヨーイング速度に関して少なくとも一時的に妥当な情報は、車両の非 駆動軸における車輪回転数により得られる。これらの車輪回転数は通常(たとえ ばABSないしASRコントロールのために)、制御装置2においてすでに存在 しているものである。以下では、この非駆動軸における左車輪ないし右車輪の車 輪速度をそれぞれvlおよびvrと称する。 ステップS11において車輪速度vlとvrが測定される。この場合、種々異な るタイヤ円周の影響を補償するために、一般に公知の手法に従っていわゆる車輪 補償調整が実施される。 ステップS12において、車輪回転数値vlとvrとから基準ヨーイング速度Ψref が算出される。これはたとえば次の単純な式に従って行われる: Ψref=(vl−vr)/(Ispurw) (IV) ここでIspurwは、非駆動軸における各車輪の両方の路面接触中心点間の距離を 表す。 この式は制限された有効範囲しかもっていないので、ステップ12において付 加的に妥当性値G(Ψref)がいっしょに計算される。この値は算出される基準 ヨーイング速度の妥当性に対する連続的な基準尺度を成すものであって、たとえ ば以下のようにして表される: G(Ψref)=0:Ψrefが完全に無効、 G(Ψref)=1はΨrefが完全に有効、 をそれぞれ表す。 G(Ψref)は車両の走行状態に依存する。したがって式(IV)に従って算出 されたΨrefの値は、 −車両が加速または減速しているとき、 −制御されているヨーイングプロセス(たとえば後車軸の操舵または非対称的制 動)が目下アクティブであるとき、あるいは、 −車両が著しく非平坦な路面を走行しているとき、エラーを有することになる。 したがってG(Ψref)を算出する際には、走行状態に依存するパラメータを 処理する必要がある。このためには、たとえばファジィロジックで動作する方式 が適しており、この場合、以下のルールベースにより行われる。 ルール1: デフォルト:G(Ψref)=有効 ルール2: If(加速≠小)or(減速≠小) then G(Ψref)=無効 ルール3: If(後輪操舵角≠小)or((非対称制動)アクティブ) then G(Ψref)=無効 ルール4: If(ろ波されたvlのばらつき=大)or (ろ波されたvrのばらつき=大) then G(Ψref)=無効 この場合、”デフォルト”とは、他のルールすべてが有効でないときにこの後件 部が効力を生じることを意味する。 確率的にばらついている車輪回転数信号に関するろ波された値は、たとえば車 輪回転速度の時間導関数の ができる。 ステップ13において所定の境界値ε(Ψref)を用いることで、目下算出さ れた値Ψrefならびに目下測定されてろ波された値U* Ψをaおよびbの別の識別 に実際に利用できるか否かについて判定される。この場合、G(Ψref)>ε( Ψref)であれば、ステップ14において値ΨrefとU* ΨがΨref と名称が変えられて、ステップS15における識別のために入力信号として供給 される。これらの入力信号からパラメータaとbが識別され、ステップS13と 同じようにして対応する妥当性値G(a)およびG(b)が算出される。この算 出は以下のようにして実施される: ここでkは目下のサンプリング時点の番号であり、nは、 −aのための式の分母において数値的に好適に評価することのできる差が生じる こと、および、 −ヨーイング速度センサの固有ダイナミックプロセス自体が終了するようにして 、 自動的に整合されるものである。 妥当性値G(a)およびG(b)は好適には次のフ ァジィルールベースにより求められる。 ルール1: デフオルト:G(a)=無効 :G(b)=無効 ルール2: If(|U* θ(k+n)−U* θ(k)|=小) and (|分母の差|=大) then G(a)=有効、G(b)=有効 これに続くステップS16,S17,S18は、以下のときにのみ補間基準値 aM(U* θ),bM(U* θ)を新たに識別された値a,bと置き換える(ステッ プS19)ために用いられる。すなわち、 −目下のセンサ温度θが実際に補間基準値θiの近くに位置するとき(ステップ S15)、および、 −識別された値a,bに対する妥当性値G(a),G(b)が所定の境界値ε( a),ε(b)よりも大きいとき、および、 −補間基準点θiにおいて新たに識別された値a,bがこれまでに格納されたテ ーブル補間基準値aM(U* θ)ないしbM(U* θ)と著しく異なるとき(ステッ プS18)、 である。 したがって最後に挙げたステップS18は殊に重要である。それというのは、 イグニッションがオフにされたとき、つまりは制御装置に対する給電電圧が遮断 されたとき、新たに識別された補間基準値をメモリたとえばE2PRONにおい て保護しなければならないからである。この種のメモリのメモリセルは、最大で 10,000〜100,000回しか書き込めない。 要約すれば、第5図による評価において以下のプロセスが実行される:ステッ プS11〜S14において、基準ヨーイング速度およびセンサ信号UΨの対応の 実際値が目下の温度θにおいて求められる。ステップ13では、有効な基準ヨー イング速度において値が引き継がれたことが確認される。ステップ17では、値 aおよびbに対し有効な識別が存在するか否かが判定される。ステップS18で は、識別されたパラメータa,bの偏差がこれまで格納されていたテーブル値に 関連して所定の閾値よりも大きいか否かが判定される。所定の閾値よりも大きけ れば、aおよびbは新たなテーブル値として引き継がれる。これで第2の評価手 段に属するプログラムは終了する。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年11月24日 【補正内容】 請求の範囲 1.センサ信号の温度依存性を補償するため温度センサ(7)を備えており、た とえば走行安定性調整のため、車両(4)における調整回路(5)内でヨーイン グ速度センサの信号を評価する回路装置において、 第1の評価手段が設けられており、該第1の評価手段により、ヨーイング速 度センサ(1)と温度センサ(7)の電気信号から目下のヨーイング速度が算出 され、 第2の評価手段が設けられており、該第2の評価手段により、温度に依存し てヨーイング速度センサ(1)のセンサ固有の特性曲線パラメータ(a,b)が 適応的に求められ、 測定された車輪回転数値vlおよびvrから式 Ψref=(vl−vr)/Ispurw に従って算出された基準ヨーイング速度(Ψref)が考慮され、ここでIspurw は、非駆動車軸における各車輪の両方の各車輪の両方の路面接触中心点間の間隔 を表すことを特徴とする、 ヨーイング速度センサの信号を評価する回路装置。 2.前記第1の評価手段により、1つの調整サイクル内でヨーイング速度に対す る測定値が式 Ψist.M=aM ** Ψ+bM に従って算出され、ここで、U* Ψは、温度に依存するセンサ信号のろ波され た値であり、aMは、反転されたセンサ信号特性曲線の補間された温度に依存す る勾配であり、bMは、反転されたセンサ信号特性曲線の補間された温度に依存 するゼロ点値である、請求項1記載の回路装置。 3.前記基準ヨーイング速度(Ψref)に対する妥当性値G(Ψref)がファジィ ルールベースにより算出される、請求項2記載の回路装置。 4.前記ヨーイング速度センサ(1)の準備処理された出力信号がヨーイング速 度調整器(10)の入力側へフィードバックされる、請求項1記載の回路装置。 5.非駆動車軸において測定された車輪回転数値から基準ヨーイング速度(Ψre f )が算出される、請求項1記載の回路装置。 6.確率的にばらついている車輪回転数信号のためのろ波された値は、車輪回転 速度の時間導関数におけ 求項7記載の回路装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.たとえば車両(4)における走行安定性調整のため、調整回路(5)内でヨ ーイング速度センサの信号を評価する回路装置において、 ヨーイング速度センサ(1)の温度を捕捉する温度センサ(7)と、第1の 評価手段と、第2の評価手段とが設けられており、 前記第1の評価手段により、前記のヨーイング速度センサ(1)と温度セン サ(7)の電気信号からセンサ信号の温度依存性が補償されて目下のヨーイング 速度が算出され、 前記第2の評価手段により、温度に依存してヨーイング速度センサ(1)に おけるセンサ固有の特性曲線パラメータ(a,b)が求められることを特徴とす る、 ヨーイング速度センサの信号を評価する回路装置。 2.前記第1の評価手段により、1つの調整サイクル内でヨーイング速度に対す る測定値が式 Ψist.M=aM ** Ψ+bM に従って算出され、ここで、U* Ψは、温度に依存するセンサ信号のろ波され た値であり、aMは、反転されたセンサ信号特性曲線の補間された温度に依存す る勾配であり、bMは、反転されたセンサ信号 特性曲線の補間された温度に依存するゼロ点値である、請求項1記載の回路装置 。 3.前記第2の評価手段により、ヨーイング速度センサの特性曲線パラメータ( a-1,−b・a-1)が適応的に求められる、請求項1記載の回路装置。 4.測定された車輪回転数値v1およびvrから式 Ψref=(v1−vr)/Ispurw に従って基準ヨーイング速度Ψrefが算出され、ここでIspurwは、非駆動軸に おける各車輪の両方の路面接触中心点間の間隔を表す、請求項1記載の回路装置 。 5.前記基準ヨーイング速度(Ψref)に対する妥当性値G(Ψref)がファジィ ルールベースにより算出される、請求項4記載の回路装置。 6.前記ヨーイング速度センサ(1)の準備処理された出力信号がヨーイング速 度調整器(10)の入力側へフィードバックされる、請求項1記載の回路装置。 7.非駆動車軸において測定された車輪回転数値から基準ヨーイング速度(Ψre f )が算出される、請求項1記載の回路装置。 8.確率的にばらついている車輪回転数信号のためのろ波された値は、車輪回転 速度の時間導関数におけ 求項7記載の回路装置。
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