JPH09505210A - 湿潤方法 - Google Patents

湿潤方法

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JPH09505210A
JPH09505210A JP7507340A JP50734095A JPH09505210A JP H09505210 A JPH09505210 A JP H09505210A JP 7507340 A JP7507340 A JP 7507340A JP 50734095 A JP50734095 A JP 50734095A JP H09505210 A JPH09505210 A JP H09505210A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、所定表面の一部の領域を同定し、これを損傷してから、液体で浸潤する方法、およびこの方法を実施するのに特に好適な器具に関する。このような所定表面を部分的に同定し、特にアレルゲンを用いて、各種物質を所定表面に被着する方法およびその方法を実施する器具を提供するために、以下の工程を採用する。作用領域として開口をもつカバーを固着する工程、コンテナユニットの一方の側においてコンテナユニットのコンテナを開口する工程、被着したカバーで表面を損傷する工程、コンテナユニットをカバーに被着して、コンテナユニットにおいて、必要なすべての物質を封入したコンテナをカバーの開口に整列する位置に配設する工程、そしてコンテナユニットのコンテナを開口する工程を採用する。

Description

【発明の詳細な説明】 湿潤方法 本発明は、所定表面の部分的部位を同定し、掻傷し、かつ液体で湿潤する方法 、およびこの方法を実施するのに特に好適な器具に関する。この方法は、例えば 、塗布表面のある種の試薬に対する耐性に関して、特に患者のアレルギー試験に 関連して表面を試験するために使用する。この場合には、患者の皮膚を掻皮や刺 針によって掻傷する必要があり、またアレルゲンの患者への作用を試験するため には、患者の皮膚にアレルゲンを作用させる必要がある。多数のアレルゲンにつ いて平行して試験を実施するには、皮膚、例えば患者の前腕にそって皮膚の多数 の部位を試験する必要がある。 以下、本発明の方法および対応する器具をアレルギー試験に適用した例につい て説明する。なお、被試験表面として、患者の皮膚などに直接言及して説明する が、本発明の適用分野はこのようなアレルギー試験や患者の皮膚表面に限られる ものではない。 この種のアレルギー試験に関連して、従来使用されてきた方法では、患者の皮 膚、例えば前腕皮膚をマーカーペンによって多数の部位に分割し、これら部位に 手で番号を印字して判別して、皮膚の対応する表面を水平にし、それぞれのアレ ルゲンの滴下ボトルの入った分類ボックスを使用し、各ボトルを取出し、そして 患者の皮膚のマークされた部位に適正な液体を滴下する。 この場合、部位に印字された番号はアレルゲンボトルに印字された番号に一致 していなければならない。さもなければ、試験結果について誤判定が生じること になるからである。 また、各部位の液体が流れ出して混合しないように注意を払う必要がある。そ の後、アレルゲンすべてを皮膚表面に塗布した後、液体のそれぞれをとおして患 者の皮膚方面を針などで短時間刺皮する。使用した液体アレルゲンの相互混合を 未然に防ぐために、各刺皮間で針などを慎重に洗浄する必要がある。 個々のアレルゲンについては、十分な時間皮膚の掻傷表面に作用して、この表 面部位に置ける発赤が陰性か陽性であるかを判定できるものでなければならない 。すなわち、ある種の物質に対する患者のその部位における過剰反応について医 師が結論を下すことができる。 この方法には、長い時間が必要な上に、さらに4つの欠陥がある。すなわち、 液体の流出、刺皮時におけるアレルゲンの混合、皮膚の不十分な掻傷、およびア レルゲンへの番号印字とボトルへの番号印字との不正確な対応などによる。試験 実施時に発生する恐れのある複数の誤差原因である。 さらに別な欠陥もある。多数回のアレルゲン試験に対応できる容積のボトルに アレルゲンを保存するが、保存許容時間が極めて短いことである。医師は、被試 験患者が最小人数に達したときのみ、このようなアレルゲン試験を実施すること ができる。 従って、本発明の目的は、実施が簡単で、実施の際に考えられる誤差が最小で 、しかも製作が簡単で、かつ製作コストの低く、にもかかわらず保存性に優れた 、所定表面の複数部位を同定掻傷し、物質、特に液体でその部位を浸潤する方法 、およびこの方法の実施器具を提供することである。 この目的は、請求の範囲第1項および第8項の特徴項に記載した発明によって 達成できる。これら以外の請求の範囲には、有利な実施態様を記載する。 上記表面部位の分画およびその同定は皮膚上で直接実施しないで、一連の例え ば2列の平行貫通開口を並列関係で設けたカバーを被着することで行なう。これ ら貫通開口の番号はそれぞれカバーに直接印字する。 患者の皮膚にカバーを固着するためには、前腕に巻付けるフック−ループ式帯 か接着剤のいずれかを皮膚に使用すればよい。ある場合には、接着プラスターに 使用されているような公知の接着剤が使用できるが、患者がこの接着剤にアレル ギー反応を示す結果、試験結果に誤差が生じる恐れがある。別な場合には、カバ ーの少なくとも皮膚対向側を、接着剤を使用せずに、自己接着性を示すプラスチ ック材料で構成する。このプラスチック材料の接着性は主にプラスチック材料の 高度な可撓性と皮膚に対する密着性によって発揮されるものである。 この種のプラスチック材料はそれ自体公知であるが、支持箔や担持箔がなけれ ば、取扱いが極めて難しい。というのは、非常に高度な可撓性と表面への密着性 があるため、極めて簡単にプラスチック材料同士が固着してしまうからである。 しかし、自己接着性箔の場合は、接着剤によって実際のカバーそれ自体に被着 できるので、カバーの全面に被着する必要は必ずしもなく、各開口周囲の環状部 分のみを被着すれば十分である。 自己接着性箔の場合、使用する前の状態では、保護箔を被着して、他の表面と の接触から保護する必要がある。また、場合によっては、予めカバーに接合せず に、患者の皮膚に自己接着性箔を個別に被着して、カバーを所定位置に保持する 接着剤等の作用から患者の皮膚を保護する必要もある。 皮膚の所定位置にカバーを固着した後、作用部になる列状の開口にそって針や 別な先端の鋭い手段を使用して皮膚表面を掻皮損傷する。こ の場合、個々の作用部間の皮膚は掻皮の必要がないので、カバーによって保護す る。従って、耐掻皮性の高い、すなわち、強靭で、しかも弾性を示す安定なプラ スチック材料でカバーを構成する必要がある。また、掻皮(掻傷)によってカバ ーがずれないようにするために、カバーを固着して、皮膚への接合を十分強固な ものにする必要もある。 皮膚表面を細かく区分し、同定し、掻皮掻傷した後は、作用部にアレルゲンを 個々に滴下するのではなく、コンテナユニットを直接カバーに被着する。このコ ンテナユニットの場合、一方の側を開口し、内部に固体アレルゲンや液体アレル ゲンを封入したコンテナを、これらがカバーを介し、すなわち作用領域を介して 上記カバー開口部に整列するように配設しておく。この手順では、一般に、取扱 いをより簡単にするために、皮膚の被検査部位はほぼ水平になっているので、カ バーに被着後、コンテナユニットを上下を逆にしたとき、コンテナの一方の側に 開口する凹部に液体アレルゲンが存在してはならない。というのは、こうしない と、コンテナユニットを上下を逆にした場合に、液体アレルゲンが流れ出し、混 合する結果、同様な望ましくない作用が生じることになる。従って、この点に関 して、基本的には2つの選択肢がある。 一つの選択肢の場合、コンテナユニットを上下を逆にし、カバーに被着しても 、コンテナユニットのコンテナを依然として閉じた状態にしておくことである。 これらを開口するのは、作用領域に対して、これを再度持ち上げることなくコン テナを被着した後のみである。この場合、アレルゲンはコンテナ内において液体 として存在している。開口操作は、例えば、被着したコンテナユニットに反対側 から穴をあけることによって実施できる。すなわち、掻傷手段、換言すれば、あ る種のピンクッションによって可能である。これは、各作用部の領域において針 や先端の鋭い手段をもち、かつカバーにコンテナユニットを被着した後、コン テナユニットの後側に別々に被着され、そしてこれを押圧するものである。 この場合、掻皮(掻表)針を各凹部底部に配列して、例えば、安定な加圧板に よってコンテナユニットの各コンテナの後側に加えられる圧力によって、活性物 質を浸潤した掻皮針を表面に圧入することも可能である。また、アレルゲンを乾 燥状態で接種したポイントや尖端を掻皮針として使用してもよく、この場合はコ ンテナユニットに箔を使用する必要はない。 さらに構成の別な詳細について説明する。コンテナユニットにおいて活性物質 が掻皮ポイントや尖端に浸潤する程度にピンクッション、すなわち掻傷(損傷) ユニットを、コンテナの開口側部からコンテナユニットに向けて移動させてから 、掻傷ユニットを表面に圧入する。この場合、貫通開口をもつカバーを使用する 必要はおそらくほとんどない。また、凹部に掻皮(損傷)ポイントや尖端を設け た掻傷ユニットを、コンテナ箔で覆うと、これらポイントや尖端を活性物質で浸 潤する操作工程は省略することができる。ただし、コンテナには、小さな活性物 質飽和スポンジ体を設けておくとともに、包装段階でその中に掻皮ポイントや尖 端を突き出しておく。掻傷ユニットからコンテナ箔を剥した後、掻傷ユニットを 表面に直接圧入できる。また、掻傷ユニットからコンテナ箔を剥す工程を省略す ることが望ましい場合には、これらを表面上に一体に被着し、掻傷ユニットの表 面反対側から、押圧板によって、コンテナ箔内の小さなスポンジ体を介して掻皮 ポイントや尖端を皮膚表面に圧入する。 このような手順を採用すると、コンテナユニットを設計するさいの自由度が非 常に大きくなる。例えば、コンテナユニットとして、2枚の箔を平行に設けると ともに、網状に溶着して、相互に独立した中空部また は空隙を形成して構成したいわゆる中空室箔を使用できる。この場合に使用する 箔は比較的薄く、また可撓性をもつので、2枚の箔を接着する前に、一方の箔を 適当な凹部をもつ成形基材に嵌合でき、また個々の液体アレルゲンをこれら凹部 に装入できる。 同様に、凹部を備えたコンテナユニットの各凹部に好ましくは液体の形で各活 性物質を含む密封カプセルを嵌合できる。カプセルを凹部に保持するため、凹部 に接着剤をスポット状に塗布するか、あるいは凹部にアンダーカット、すなわち 幅の狭い首を形成する。 この種の各カプセルを使用する場合、コンテナユニットを使用する前に、これ に個別のカプセルを個々に取り付けることができる。 この手順を実施する別な方法もある。すなわち、既に所定位置に嵌合したコン テナを開口する掻皮針や掻皮ポイントを、予めコンテナ内部に、例えば、各コン テナの底部に設けておくことである。しかし、この場合には、掻皮ポイントや尖 端を短くして、通常の状態では、これら掻皮ポイントや尖端がカバー支持箔を突 き破らないようにする必要がある。ただし、被着コンテナを後側から押圧した後 になって始めてこれが可能になる。 金属製の掻皮ポイントや尖端などの機械的に強靭な掻皮ポイントや尖端のほか に、活性物質の担持体として、例えば、グラスファイバーや鋭い尖端をもつ硬質 プラスチックファイバーなどの硬質ファイバーやファイバー束も掻皮ポイントや 尖端に使用することができる。この場合、特にファイバー束が、ファイバー束尖 端の比較的大きな表面に良好に被着できる乾燥活性物質を取扱う際に好適である 。 このためには、コンテナユニットそれ自体を構成する材質、特にコンテナユニ ットに凹部として形成されるコンテナは十分な安定性をもつ必要がある。安定性 が十分であると、軽く接触しても、コンテナユニット が変形するおそれがなく、嵌合掻皮ポイントや尖端がその上に設けられたカバー 箔を突き破って、コンテナが過早に密封性を失う恐れもなくなる。 さらに別な手順もあり、この場合には、アレルゲンを疎性液体としてコンテナ に封入せずに、例えば、連続保護箔を引き剥すなどによって、コンテナの上側を 開口した後に、アレルゲンの望ましくない漏出のない状態で、コンテナの上下を 逆にしてカバーに被着できるように、アレルゲンをコンテナに封入する。 ただし、これが可能なのは、液体アレルゲンを吸収する羊毛か、あるいは別な スポンジ状織物を各コンテナに設けた限りにおいてである。なお、特にその量に ついては、コンテナの上下を単に逆にしただけでは、アレルゲンがこれらから滴 下しない量で、しかも被着されたコンテナを後側から押圧したときには、液体ア レルゲンが、これを塗布すべき皮膚の表面に押出されて、その表面を浸潤するよ うな量である。 さらに別な手順では、液体ではなくゲルの形でコンテナにアレルゲンを封入す る。このゲルは十分なペースト性を呈するので、コンテナの上下を逆にしても滴 下することはない。この場合には、被着コンテナの後側かコンテナユニット全体 に圧力を加えて、ゲルを皮膚表面に圧接する。この手順には別な利点もある。す なわち、ゲルは液体とは違い、毛細管作用が小さいか全くないので、カバーと皮 膚表面との十分な接着性によってカバーの下側で一方の作用領域から他方の作用 領域に流れることがないからである。したがって、カバーを設計する際に、適当 な対策を取る必要がない。 適当な部材、例えば板部材を嵌合コンテナユニットの後側に押圧するか、ゴム ローラなどをこの上に転動して、加圧を行う。加圧時間を長くする場合には、医 者ならば備えている血圧スリーブか、あるいはフック −ループ式帯などからなる緊縛包帯によって加圧を行えばよい。 一方ではカバー内の作用領域として作用する開口に関する、他方ではコンテナ ユニットにおけるコンテナに関する設計構成や位置決めについては、コンテナを 被着したときに、確実に開口およびコンテナを整列させるためにだけではなく、 特にカバーおよびコンテナユニットの外形に関する設計構成によって、コンテナ ユニットの被着ミスが直ちに明らかになるか、あるいはカバーがコンテナユニッ トに接合したままになっていることを利用して、コンテナユニットの接合ミスが 起こらないようにするために注意を払う必要がある。 すなわち、ヒンジの形をとる回動自在な接続によってコンテナユニットおよび カバーを一体化することが可能である。また、カバーを所定位置に被着かつ固着 した後で、かつ各コンテナの開口側になるコンテナユニット側から保護箔を剥し た後に、コンテナユニットをカバー上に回動し、圧力を加える前に、そこに固着 して、移動ずれを防止する。 この固着は、カバーに一部接着剤を塗布するか、あるいはループ−フック式帯 材からなるストリップによって患者の腕を固定して行えばよい。 各コンテナの羊毛体かスポンジ体に液体アレルゲンを吸収して使用する場合、 作用時間が延長され、かつ患者の腕がほぼ水平に保持されているならば、コンテ ナユニットを加圧する工程を完全に省略することができる。例えば、この手順を 採用する場合、液体アレルゲンが、ちょうどこれに作用する重力によって、羊毛 体かスポンジ体中を滴下するため、所定時間経過後、スポンジ体の下側も浸潤さ れることになる。保護箔に逆圧を作用させない状態でこれを剥したときに、保持 手段として作用する凹部の上側からスポンジ体が突き出すようにスポンジ体を嵌 合するか、あるいは突き出すような大きさにスポンジ体がなっている場合、こ の羊毛体またはスポンジ体が、コンテナユニットが正確に被着されている場合に は皮膚の表面に接触するため、加圧しなくても、約10〜30秒後に液体と皮膚 の掻皮表面が接触することになる。 このようなスポンジ体や羊毛体をコンテナに、好ましくはコンテナの凹部に装 入する際には、後の工程で脱落しないように装入する必要がある。アレルギー試 験に誤差が出る恐れがあるため、接着剤を使用して、スポンジ体や羊毛体を所定 位置に接着するのは望ましくないので、コンテナに使用する材質としては、溶剤 による初期溶解を呈することができるプラスチック材料が好ましい。また、羊毛 体やスポンジ体に使用する材質としては、同じ溶剤によって損傷を受けない材質 を使用する。このように、スポンジ体や羊毛体を装入する場合には、上記溶剤で これらを飽和させればよい。そして、装入後、凹部内の接触部の表面が上記溶剤 に初期溶解するが、内部は溶解しないような量および濃度でこの溶剤を使用する 。 溶剤は揮発性であるため、例えば、アセトンは易揮発性であるため、初期表面 溶解作用の結果、再度ただちに凝固が生じる。この場合、装入時に凹部壁に押圧 されたスポンジ体の領域が、コンテナ表面に僅かに、いわば注入された表面付近 に位置し、これに確実に揺動自在に取付けられることになる。 また、凹部の開口側付近に対応するアンダーカット、即ち首状くびれ部がある 限りにおいて、凹部に羊毛体を機械的に保持することも可能である。羊毛体の装 入前に、このくびれ部を形成する場合には、羊毛体の少なくとも一部をくびれ部 に押入して、これを通り過ぎた後に膨張して、十分な機械的保持作用を確実に発 揮させる必要がある。 凹部の側壁領域において、即ち続く首領域において、プラスチック材料が収縮 特性を示すか、あるいは対応する収縮特性をもつ箔で被覆され ている場合にのみ、羊毛体の装入後にくびれ部を形成することができる。これら 側壁を加熱すると、首部が収縮するので、凹部に羊毛体が保持されることになる 。 活性物質の表面への塗布後、例えば、アレルギーを原因として、カバーを既に 表面におかない場合、あるいはこのようなカバーを完全に省略した場合、各作用 領域付近の表面に自動的に、例えば番号印字などの同定手段を設けることができ る。 このために、表面に被着される部分、すなわちコンテナユニットまたは掻傷ユ ニットに転写可能な同定手段を設ける。すなわち、対象とする表面にすぐれた接 着性を示す転写インクによる同定手段か、転写絵と同様な転写同定用箔のいずれ かを設ける。この場合、表面に対する接着性を調節して、表面に対向する掻皮ユ ニットを押圧するだけで同定手段を少なくとも一部、従って認知可能に表面に転 写する必要がある。 以下、例示を目的として、添付図面について本発明の実施例それぞれについて 詳しく説明する。 第1図は、本発明器具の完成体を示す斜視図である。 第2a図は別な実施例の詳細な図であり、未使用(包装)状態にある一つのコ ンテナのみを示す図である。 第2b図は第2a図に対応する詳細な図であり、保護箔を引き剥した開口状態 を示す図である。 第2c図は第2a図に対応する詳細な図であり、押圧プレートによって針に押 付けて、表面に被着した状態を示す図である。 第3図は器具を展開して示す図で、第1図に対する比較図である。 第4図は、中空箔を備えたコンテナユニットを示す図である。 第5a図は、羊毛を充填したコンテナの包装状態を示す図である。 第5b図は、保護箔を引き剥した状態の、羊毛充填コンテナを示す図 である。 第1図に本発明浸潤器具の完成体を示す。この器具はカバー2とコンテナユニ ット5で構成する。これらは、ヒンジ23として作用する厚みの薄い材料によっ て、狭い側部、即ち縁部12で相互に回動できるようになっている。この点で、 カバー2およびコンテナユニット5は外形13、13′が同一であるため、一体 回動する場合、相互位置が整合状態にある。 接着剤21によって、あるいは前腕周囲や患者身体の対応する部位周囲に巻付 けられ、かつカバー2に固着される2つのフックーループ式帯20(第1図には 、カバー2の前部左隅部に一つの帯のみを示してある)によって、カバーの下に 位置する皮膚表面1にカバーを固着する。 また、第1図に示すように、針先や鋭い先端をもつものによって、作用領域4 として作用する開口3に掻傷手段22を配設する。この手段22は、作用領域4 内にある皮膚部位だけでなく、開口3間のカバー2も掻傷する。従って、素早く かつ効率よく掻傷できる利点がある。ただし、開口3の各列7については、それ ぞれ一つの掻傷を付ける必要がある。 また、第1図に示すように、各開口部3の傍らには、抹消できない番号19を 印字することによって、発生した発赤反応を目視することにより対応アレルゲン を同定できる。 第1図の状態では、カバー2に対向する側の個々のコンテナ6を開口するため に予め保護箔10を剥したコンテナユニット5はカバー2に対して下向きに回動 している途中にある。コンテナユニット5の自由端部において、反対側に設けた 接着片24によってコンテナユニット5をカバー2に固着するのが好ましい。こ の場合、ローラ32の転動か(ある いは第2c図に示すような押圧板による押圧)によってコンテナの後側から加圧 して、コンテナ6の液体を表面1に圧接する。 コンテナユニット5のコンテナ6の一つについて、第2a図〜第2c図にその 別な実施例の細部を示す。 保管スペースを節約するために、包装状態では、カバー2とコンテナユニット 5を平行に折り畳んでおく。コンテナ6が形成する、コンテナユニット5の空隙 部11の開口側を保護箔10で保護被覆する。カップ形コンテナ6の底部上の各 空隙部11の内部に、即ち第2a図〜第2c図に示す位置における上部内側に、 保護箔10から十分に離れた位置に自由端部があるポイント8を設ける。 第2a図において下側になるカバー2側で、かつ開口3の周囲に、患者の鋭敏 度に応じて、接着剤21か、あるいは自己接着性箔26からなる領域であって、 包装状態ではカバー箔9によって保護される領域を設ける。このカバー箔9を剥 した後に、被試験表面1にカバー2を被着押付けて、固着する。第2b図に示す ように、コンテナユニット5の保護箔10を引き剥した後、第2c図に示すよう に、コンテナユニット5をカバー2に被着し、押圧板28によってか、あるいは 別な方法で表面1に圧接する。このようにして、針8がカバー2の開口3から皮 膚表面1に突き抜け、皮膚表面を損傷すると同時にコンテナ6に封入されていた 、アレルゲンを含むゲル25に接触させる。 第1図および第2a図〜第2c図に示すような、形状が安定なコンテナ6の代 わりに、あるいは形状が安定なコンテナユニット5全体の代わりに、第4図に示 すような、コンテナユニット5として比較的不安定な中空室箔29を使用するこ とも可能である。カバー2を所定位置に固着した後、このカバー2に箔を適正に 被着してから、押圧板28によって表面1に圧接する。この場合、開口3に対応 する位置にある針8は押圧 板の下側に設けられているので、中空室箔の両箔と皮膚表面1を突き破る。押圧 板28が十分長い時間、少なくとも数秒間、加圧状態にあると、これによって、 アレルゲンを含む液体14が中空室箔29の下側箔の開口から押出され、損傷表 面1に接触することになる。 第1図に示す構成の変形例として、コストはいくぶん高いが、さらに信頼性が 増し、かつ操作も容易な器具を第3図に示す。 この場合には、寸法および外形が同じ別な支持箔27をコンテナユニット5の 自由端部にヒンジによって固着する。この支持箔の平行位置に従って、カバー2 の開口3周囲の領域に対応する領域の少なくとも周囲において支持箔の下側に、 開口3を取囲む自己接着性箔26を設ける。これら自己接着性箔は単独では扱う ことができず、まず、カバー9′を被着する。これらカバー箔9′を引き剥して から、支持箔27を皮膚に押付けると、これら自己接着性箔26が皮膚に接着し たままになる。自己接着箔26の接着性は比較的平滑な支持箔27に対するより も高い。次に、患者の皮膚から支持箔27を剥し、カバーと同一平面にするか、 あるいは接続縁部の孔手段を用いて引裂くことによって分離してから、捨てる。 次に、自己接着性箔26で被覆されている皮膚部位にコンテナユニット5を被着 して、カバー2の下側に塗布した接着剤21が皮膚上にある粘着性箔26上にく るようにし、そこの所定位置にコンテナユニット5を強固に接着する。 この方法では、皮膚が接着剤に直接接触しない。すなわち、接触するのは、溶 剤・接着剤のいずれも含まず、従ってそれ自体がいかなるアレルギーをも誘発し ないので、試験結果に誤差を生じることがなく、また皮膚表面から引き剥すとき に痛みを与えない自己接着性箔26のみである。この場合の手順は既に説明した とおりである。 第5a図および第5b図に、ブリスターパックとして構成したコンテ ナユニット5のコンテナ6内に装入した羊毛18の配設例を詳細に示す。コンテ ナとして作用する空隙11にアンダーカットを形成し、ここに羊毛18を装入す る場合には、羊毛18は特に簡単な方法で固定することができる。 しかし、このような凹部の形成は難しい作業なので、皮膚表面に対して直交す るほぼ平行な壁でコンテナ6の凹部を形成すれば十分である。応力のない状態で はプレート形になる。大きさがコンテナ6の底面積よりも大きい羊毛18を凹状 に湾曲した形でコンテナに装入し、これを広げて、コンテナ6の凹部の壁に対し てその外側縁部を押接する。装入状態で、アセトンか別な溶剤で羊毛18を飽和 し、この溶剤によりコンテナ6のプラスチック材料が初期溶解すると、羊毛18 とコンテナ6との接触表面中において領域31がまず初期溶解し、そして溶剤が 蒸発すると、再度凝固する。この凝固過程で、湾曲羊毛18の固有応力によって 相互に押圧されている領域が接着し、機械的に強固に保持されることになる。 この点で、逆圧がない状態では、例えばコンテナに接着した保護箔10がない 状態では、羊毛18はコンテナ6からはみ出る位の大きな寸法になっていること が重要である。これによって、カバー2にコンテナユニット5を被着した場合に 、コンテナ6の底部に対して凹状に湾曲した形で、従って中央部が外側に湾曲し た形で装入されるため、羊毛18が確実に皮膚に接触することになる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1995年8月22日 【補正内容】 また、各部位の液体が流れ出して混合しないように注意を払う必要がある。そ の後、アレルゲンすべてを皮膚表面に塗布した後、液体のそれぞれをとおして患 者の皮膚方面を針などで短時間刺皮する。使用した液体アレルゲンの相互混合を 未然に防ぐために、各刺皮間で針などを慎重に洗浄する必要がある。 個々のアレルゲンについては、十分な時間皮膚の掻傷表面に作用して、この表 面部位に置ける発赤が陰性か陽性であるかを判定できるものでなければならない 。すなわち、ある種の物質に対する患者のその部位における過剰反応について医 師が結論を下すことができる。 この方法には、長い時間が必要な上に、さらに4つの欠陥がある。すなわち、 液体の流出、刺皮時におけるアレルゲンの混合、皮膚の不十分な掻傷、およびア レルゲンへの番号印字とボトルへの番号印字との不正確な対応などによる。試験 実施時に発生する恐れのある複数の誤差原因である。 さらに別な欠陥もある。多数回のアレルゲン試験に対応できる容積のボトルに アレルゲンを保存するが、保存許容時間が極めて短いことである。このため、検 査を受ける人数にある最低レベルの数が期待できる場合にのみ、医者はこのよう なアレルギーテストを施すことができる。 米国特許第5104620号は、上層に押しボタンのついた開口が設けられて いるアレルギー検査器具を開示している。押しボタンの下方には針が設置されて いる。上層の下には一定の間隔を置いて、抗原を入れる室が形成されるメンブレ ン層が配置されている。この室はとりはずし可能な保護層によって閉塞されてい る。 公知の器具と同様に、上層とメンブレン層とで一体となるので、比較的高程度 の曲げ剛性が付与される。これは、患者の皮膚の曲面での操作には不利な点であ る。 EP公開第0081975号は、可撓性のある粘着ストリップを有するアレル ギーテスト器具を開示している。その粘着側は少なくとも1本の針を有しており 、針は皮膚に進入してアレルゲンを運ぶ。この器具を使用するときには、粘着テ ープの粘着面と針を保護している層をはがして患者の皮膚の所望の面に粘着スト リップを被着させる。このような状況では曲げ剛性が極めて低レベルであるため 、粘着テープがそれ自体くっついてしまうことがあり、とり扱いが困難となって いる。 また、国際公開第8809149号は、横2列に並列して配列されている開口 とコンテナユニットとを有し、皮膚の表面と接触するカバーを有する医学検査器 具を開示している。コンテナユニットは、複数のコンテナを有し、コンテナは、 同一側に開いて開口と対応し、この中にアレルゲンを装入する。カバーとコンテ ナユニットは接着剤によって互いに接着しているので、この器具は常に積層状態 で使用される。その結果、この器具の曲げ剛性が比較的高くなり、曲面に器具を 使用すると個々の検査位置が互いにより悪い位置に孤立してしまう。さらに、こ の器具では個々の皮膚検査位置を視覚的に観察、処置することが不可能であり、 互いに個別に分離して装備することも不可能である。 従って、本発明の目的は、表面の検査位置を個別に目視、処置でき、表面を同 定し、湿潤させる方法と器具とを提供する。本発明によれば、曲面への粘着がで きるだけ長く続くような曲げ剛性を有し、操作の簡単な器具が提供される。本発 明の方法あるいは本発明の器具を用いたときに誤差が最小となるような方法と器 具が提供される。 この目的は、請求の範囲第1項および第8項の特徴項に記載した発明によって 達成できる。これら以外の請求の範囲には、有利な実施態様を記載する。 の場合、個々の作用部間の皮膚は掻皮の必要がないので、カバーによって保護す る。従って、耐掻皮性の高い、すなわち、強靭で、しかも弾性を示す安定なプラ スチック材料でカバーを構成する必要がある。また、掻皮(掻傷)によってカバ ーがずれないようにするために、カバーを固着して、皮膚への接合を十分強固な ものにする必要もある。 皮膚表面を細かく区分し、同定し、掻皮掻傷した後は、作用部にアレルゲンを 個々に滴下するのではなく、コンテナユニットを直接カバーに被着する。このコ ンテナユニットの場合、一方の側を開口し、内部に固体アレルゲンや液体アレル ゲンを封入したコンテナを、これらがカバーを介し、すなわち作用領域を介して 上記カバー開口部に整列するように配設しておく。この手順では、一般に、取扱 いをより簡単にするために、皮膚の被検査部位はほぼ水平になっているので、カ バーに被着後、コンテナユニットを上下を逆にしたとき、コンテナの一方の側に 開口する凹部に液体アレルゲンが存在してはならない。というのは、こうしない と、コンテナユニットを上下を逆にした場合に、液体アレルゲンが流れ出し、混 合する結果、同様な望ましくない作用が生じることになる。 コンテナユニットを上下を逆にし、カバーに被着しても、コンテナユニットの コンテナを依然として閉じた状態にしておく。これらを開口するのは、作用領域 に対して、これを再度持ち上げることなくコンテナを被着した後のみである。こ の場合、アレルゲンはコンテナ内において液体として存在している。開口操作は 、例えば、被着したコンテナユニットに反対側から穴をあけることによって実施 できる。すなわち、掻傷手段、換言すれば、ある種のピンクッションによって可 能である。これは、各作用部の領域において針や先端の鋭い手段をもち、かつカ バーにコンテナユニットを被着した後、コン テナユニットの後側に別々に被着され、そしてこれを押圧するものである。 この場合、掻皮(掻表)針を各凹部底部に配列して、例えば、安定な加圧板に よってコンテナユニットの各コンテナの後側に加えられる圧力によって、活性物 質を浸潤した掻皮針を表面に圧入することも可能である。また、アレルゲンを乾 燥状態で接種したポイントや尖端を掻皮針として使用してもよく、この場合はコ ンテナユニットに箔を使用する必要はない。 コンテナユニットとして、2枚の箔を平行に設けるとともに、網状に溶着して 、相互に独立した中空部また は空隙を形成して構成したいわゆる中空室箔を使用することもできる。この場合 に使用する箔は比較的薄く、また可撓性をもつので、2枚の箔を接着する前に、 一方の箔を適当な凹部をもつ成形基材に嵌合でき、また個々の液体アレルゲンを これら凹部に装入できる。 同様に、凹部を備えたコンテナユニットの各凹部に好ましくは液体の形で各活 性物質を含む密封カプセルを嵌合できる。カプセルを凹部に保持するため、凹部 に接着剤をスポット状に塗布するか、あるいは凹部にアンダーカット、すなわち 幅の狭い首を形成する。 この種の各カプセルを使用する場合、コンテナユニットを使用する前に、これ に個別のカプセルを個々に取り付けることができる。 この手順を実施する別な方法もある。すなわち、既に所定位置に嵌合したコン テナを開口する掻皮針や掻皮ポイントを、予めコンテナ内部に、例えば、各コン テナの底部に設けておくことである。しかし、この場合には、掻皮ポイントや尖 端を短くして、通常の状態では、これら掻皮ポイントや尖端がカバー支持箔を突 き破らないようにする必要がある。ただし、被着コンテナを後側から押圧した後 になって始めてこれが可能になる。 金属製の掻皮ポイントや尖端などの機械的に強靭な掻皮ポイントや尖端のほか に、活性物質の担持体として、例えば、グラスファイバーや鋭い尖端をもつ硬質 プラスチックファイバーなどの硬質ファイバーやファイバー束も掻皮ポイントや 尖端に使用することができる。この場合、特にファイバー束が、ファイバー束尖 端の比較的大きな表面に良好に被着できる乾燥活性物質を取扱う際に好適である 。 このためには、コンテナユニットそれ自体を構成する材質、特にコンテナユニ ットに凹部として形成されるコンテナは十分な安定性をもつ必要がある。安定性 が十分であると、軽く接触しても、コンテナユニット 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1995年10月30日 【補正内容】 請求の範囲 1.所定表面を同定するとともに、各種物質、特にアレルゲンをこの表面に被着 する方法であって、 作用領域として開口3をもつカバー2を前記表面に固着し、 コンテナユニット5の一方の側においてコンテナユニット5のコンテナ6を開 口し、 カバー2を被着したとき、コンテナユニット5を取り付ける前に、前記表面1 を損傷し、 コンテナユニット5をカバー2に被着して、コンテナユニット5において、必 要なすべての活性物質を封入したコンテナ6をカバー2の開口3に整列する位置 に配設する 工程を有する方法。 2.前記活性物質として液体を使用することを特徴とする請求の範囲第1項の方 法。 3.開口3を複数列7の形で配列し、一つの列7を無中断掻傷によってカバー2 上に亙って損傷することを特徴とする請求の範囲第1項または第2項の方法。 4.コンテナユニット5のコンテナ6から液体14を活性的に押出すことを特徴 とする請求の範囲第2項の方法。 5.被着コンテナユニット5を押圧し、特に被着コンテナユニット5にローラを 転動することによって液体14を押出すことを特徴とする請求の範囲第1項か、 あるいは請求の範囲第3項〜第6項のいずれかの方法。 6.1回の操作でコンテナユニット5のコンテナ6を押圧することによってコン テナユニット5のコンテナ6を開口し、これを押圧し、尖端 または針を各コンテナ6、すなわち各整列作用領域上の所定の位置に作用させて 、各作用領域4の表面1を損傷することを特徴とする請求の範囲第1項〜第5項 のいずれかの方法。 7.コンテナユニット5全体を被覆している保護箔10の少なくとも一部を引き 剥すことによって開口することを特徴とする請求の範囲第1項〜第6項のいずれ かの方法。 8.所定表面を同定し、濡らす器具、特に請求の範囲第1項〜第7項のいずれか の方法を実施するための器具であって、 並列関係でほぼ平行な列の形で設けた開口を有するプラスチック材料のカバー 2および 底部表面が実質的にカバー2のそれと対応し、かつ下側が実質的に平坦なコン テナユニット5を有し、 コンテナ6をコンテナユニット5に設け、コンテナ6を開口3に対応させ、コ ンテナ6は一方の方向から同一側にすべて開口し、しかもそれぞれのコンテナ6 は各活性物質のリザーバとして機能する器具において、 カバー2とコンテナユニット5は縁部12において回動自在に接続しており、 コンテナユニット5のコンテナ6は、カバー2をとおる開口3上に整列した関係 で配列することができ、 カバー2とコンテナユニット5とを回動することにより表面を濡らすことがで きることを特徴とする器具。 9.スポンジ状繊維、特に吸収性羊毛がコンテナ6中に配設されていることを特 徴とする請求の範囲第8項の器具。 10.活性物質を含有するカプセルがコンテナ6中に配設されていることを特徴 とする請求の範囲第8項の器具。 11.活性物質として、ペースト状のゲルがコンテナ6中に配設されて いることを特徴とする請求の範囲第8項の器具。 12.乾燥活性物質を担持したポイント8がコンテナ6中に配設されていること を特徴とする請求の範囲第8項の器具。 13.縁部12が、カバー2とコンテナユニット5のほぼ矩形の外形形状の狭い 側部であることを特徴とする請求の範囲8項〜第13項のいずれかの器具。 14.カバー2とコンテナユニット5が同一で対称の外形形状をもつことを特徴 とする請求の範囲第8項〜第13項のいずれかの器具。 15.コンテナユニット5が、中空箔または二重箔であり、実質的に平行な2枚 の箔が、平面でみたときメッシュ状に融着されており、閉鎖された空隙が、2枚 の箔の溶融リム部内に形成されていることを特徴とする請求の範囲第8項〜第1 4項のいずれかの器具。 16.コンテナユニット5がベース本体16をもつブリスターパックであり、一 方の側に同方向に開口する凹部17をもち、活性物質を含浸させた吸収性羊毛が 凹部内に設けられていることを特徴とする請求の範囲第8項〜第14項のいずれ かの器具。 17.凹部17に装入した羊毛18がプレート形であることを特徴とする請求の 範囲第16項の器具。 18.四角形のプレート形羊毛18を湾曲した形で広げ、湾曲した凹部17内に 装入したことを特徴とする請求の範囲第16項または第17項の器具。 19.羊毛18の装入後に形成した、開口側付近の凹部17の側壁の首状くびれ 部によって凹部17に羊毛18を保持したことを特徴とする請求の範囲第16項 〜第18項のいずれか1項の器具。 20.上記の首状くびれ部を収縮箔により形成したことを特徴とする請求の範囲 第19項の器具。 21.アセトンに溶解するプラスチック材料でベース本体16を構成したことを 特徴とする請求の範囲第16項〜第20項のいずれかの器具。 22.コンテナ6の開口側に向けて、コンテナ6の凹部17に、凹部の通常の状 態ではコンテナ6の自由外面に達しないポイント8を配設したことを特徴とする 請求の範囲第16項〜第21項のいずれかの器具。 23.コンテナユニット5に弾性接続した掻傷ユニット上に、コンテナユニット 5のコンテナ6と同様な配置でポイント8を配列して、回動時に、ポイント8が コンテナ6に貫入するようにしたことを特徴とする請求の範囲第12項または第 22項の器具。 24.ポイント8としてグラスファイバーかグラスファイバー束を使用する請求 の範囲第12項、第22項または第23項の器具。 25.カバー2の開口3に、カバー2と明らかに対応する関係で、抹消が難しい 番号を印字したことを特徴とする請求の範囲第8項〜第24項のいずれかの器具 。 26.2つの自由端部がカバー2から離れている状態でそれぞれ突出するフック −ループ式帯20によって、被試験表面1に、少なくともカバー2を固着できる ようにしたことを特徴とする請求の範囲第8項〜第25項のいずれかの器具。 27.凹部のくびれた首によってカプセルを凹部に係着したことを特徴とする請 求の範囲第10項の器具。 28.表面1に被着する樹脂製のカバー2が各作用領域4として機能する各開口 の表面1に対向する側に同定手段、例えば番号を印字し、表面1に被着後、同定 手段が転写するようにしたことを特徴とする請求の範囲第8項〜第27項のいず れかの器具。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.所定表面を部分的に同定するとともに、特にアレルゲンを用いて、各種物質 をこの表面に被着する方法であって、 作用領域として開口3をもつカバー2を固着し、 コンテナユニット5の一方の側においてコンテナユニット5のコンテナ6を開 口し、 被着したカバー2とともに前記表面1を損傷し、 コンテナユニット5をカバー2に被着して、コンテナユニット5において、必 要なすべての物質を封入したコンテナ6をカバー2の開口3に整列する位置に配 設し、そして コンテナユニット5のコンテナ6を開く 工程を有する方法。 2.所定表面を部分的に同定するとともに、特にアレルゲンを用いて、各種物質 をこの表面に被着する方法であって、 コンテナユニット5の一方の側においてコンテナユニット5のコンテナ6を開 口し、 コンテナユニット5のコンテナ6に封入した物質を同一構成の損傷ユニットの 損傷ポイントに被着し、そして 損傷ポイントを前記表面に向けてこの損傷ユニットを被着するとともに、この ポイントを前記表面に押圧する 工程を有する方法。 3.前記物質として液体を使用することを特徴とする請求の範囲第1項または第 2項の方法。 4.コンテナユニット5を被着する前に、前記表面を損傷することを特徴とする 請求の範囲第1項または第3項の方法。 5.開口3を複数列7の形で配列し、カバー2上の一つの列7を無中断掻傷によ って損傷することを特徴とする請求の範囲第1項、第3項または第4項の方法。 6.コンテナユニット5のコンテナ6から液体14を活性的に押出すことを特徴 とする請求の範囲第1項〜第5項のいずれかの方法。 7.被着コンテナユニット5を押圧するか、あるいは特に被着コンテナユニット 5にローラを転動することによって液体14を押出すことを特徴とする請求の範 囲第1項か、あるいは請求の範囲第3項〜第6項のいずれかの方法。 8.1回の操作でコンテナユニット6を押圧することによってコンテナユニット 5のコンテナ6を開口し、これを押圧し、尖端または針を各コンテナ6、すなわ ち各整列作用領域上の所定の位置に作用させて、各作用領域4の表面1を損傷す ることを特徴とする請求の範囲第1項または第3項〜第7項のいずれかの方法。 9.コンテナユニット5全体を被覆している保護箔10の少なくとも一部引き剥 すことによって開口することを特徴とする請求の範囲第1項〜第8項のいずれか の方法。 10.所定表面を部分的に同定し、濡らしかつ浸潤する器具、特に請求の範囲第 1項〜第9項のいずれかの方法を実施するための器具であって、 プラスチック材料のカバー2、 並列関係でほぼ平行な列の形でカバー2に設けた開口、 底部表面が実質的にカバー2のそれに対応し、かつ下側が実質的に平坦なコン テナユニット5、および 一方の側に設けた、コンテナユニット15において同じ側に対して開口し、か つコンテナユニット5をカバー2に被着したときに、カバー2 の開口3に整列する空隙11、 を有することを特徴とする上記器具。 11.カバー2とコンテナユニット5を縁部12において回動自在に接続して、 カバー2を介して開口3に対して整列関係でコンテナユニット5のコンテナ6を 配設できるようにしたことを特徴とする請求の範囲第10項の器具。 12.縁部12がカバー2とコンテナユニット5のほぼ矩形外形の狭い側部であ ることを特徴とする請求の範囲第11項の器具。 13.カバー2とコンテナユニット5の外形が同一かつ対称的であることを特徴 とする請求の範囲第10項または第11項の器具。 14.相互に実質的に平行に延長する2枚の箔を、平面でみた場合に網状になる ように溶着して、2枚の箔間の接続突出部分内に独立し空隙を形成した中空箔か 、あるいは二重箔でコンテナユニット5を構成したことを特徴とする請求の範囲 第10項〜第13項のいずれかの器具。 15.コンテナユニット5が、同じ側に向かって開口した凹部17をもち、かつ プラスチック材料のベース本体16をもつブリスターパックであり、 保護箔10を使用して、凹部17を被覆封止し、 そして液体14を含浸した吸収羊毛18を凹部18に挿入したことを特徴とす る請求の範囲第10項〜第13項のいずれかの器具。 16.凹部17に装入した羊毛18がプレート形であることを特徴とする請求の 範囲第15項の器具。 17.四角形のプレート形羊毛18を湾曲した形で広げ、湾曲した凹部17に装 入したことを特徴とする請求の範囲第15項または第16項の器具。 18.羊毛18の装入後に形成した、開口側付近の凹部17の側壁の首 状くびれ部によって凹部17に羊毛18を保持したことを特徴とする請求の範囲 第15項〜第17項のいずれかの器具。 19.上記の首状くびれ部をそこに配設した収縮箔を加熱して形成したことを特 徴とする請求の範囲第18項の器具。 20.アセトンに溶解するプラスチック材料でベース本体16を構成するととも に、羊毛18の装入後、羊毛に若干量のアセトンを含浸して、前記本体に接触後 、接触領域をその表面で初期溶解し、アセトン蒸発時に羊毛18に接着したこと を特徴とする請求の範囲第10項〜第13項のいずれかの器具。 21.コンテナ6の開口側に向けて、コンテナ6の凹部17に、凹部の通常の状 態ではコンテナの自由外面に達しないポイント8を配設したことを特徴とする請 求の範囲第10項〜第13項のいずれかの器具。 22.ポイント8に乾燥活性物質をコーティングし、カバー2を介在させずに、 コンテナユニット5の全体を表面1に被着することを特徴とする請求の範囲第2 1項の器具。 23.コンテナユニット5に弾性接続した損傷ユニット上に、コンテナユニット 5のコンテナ6と同様な構成でポイント8を配列して、回動時に、ポイント8が コンテナ6に貫入するようにしたことを特徴とする請求の範囲第10項〜第22 項のいずれかの器具。 24.ポイント8としてグラスファイバーかグラスファイバー束を使用する請求 の範囲第10項〜第23項のいずれかの器具。 25.カバー2の開口3に、カバー2と明らかに対応する関係で、抹消が難しい 番号を印字したことを特徴とする請求の範囲第10項〜第13項のいずれかの器 具。 26.2つの自由端部がカバー2から離れている状態でそれぞれ突出するフック −ループ式帯20によって被試験表面1に、少なくともカバー 2を固着できるようにしたことを特徴とする請求の範囲第10項〜第13項のい ずれかの器具。 27.各コンテナ6の位置において、コンテナユニット5にそれぞれ活性物質を 封入した独立カプセルを嵌合できる凹部を設けたことを特徴とする請求の範囲1 0項〜第26項のいずれかの器具。 28.凹部のくびれた首によってカプセルを凹部に係着したことを特徴とする請 求の範囲第27項の器具。 29.表面1に被着するユニットの各作用領域4の、表面1に対向する側に同定 手段、例えば番号を印字し、表面1に被着後、同定手段が転写するようにしたこ とを特徴とする請求の範囲第10項〜第28項のいずれかの器具。
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