JPH09504081A - シール装置 - Google Patents

シール装置

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JPH09504081A JP7511055A JP51105595A JPH09504081A JP H09504081 A JPH09504081 A JP H09504081A JP 7511055 A JP7511055 A JP 7511055A JP 51105595 A JP51105595 A JP 51105595A JP H09504081 A JPH09504081 A JP H09504081A
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Abstract

(57)【要約】 ゴム弾性シールリング13は互いに対して移動可能な2つの同心状機械部品11,12の間に配置される。シールリング13は一方では動的シール縁部21において終端し、他方では低圧側Nにまで延びる面22を有する。更に、シールリング13の外周面25は、シールリング13の非圧縮状態においては溝底部18に向かって傾斜する。仮想平面35,36がリング状の円錐面22,25を通って延びる。仮想平面35,36は交線37を形成する円錐状リング状面でもある。交線37は常に1つの平面34(リング状面)と第2の機械部品12の周面15との間に配置される。

Description

【発明の詳細な説明】 シール装置 本発明は、2つの同心状の機械部品の間のゴム弾性シールリングであって、該 2つの機械部品は互いの方向に移動させられ、且つ第2の機械構成要素側に開口 し溝底部と溝両側面とから形成される第1の機械構成要素内の溝内の所定位置に 前記シールリングを保持し、前記シールリングは動的シール縁部で第2の機械構 成要素の周面上に着座し、該周面は前記動的シール縁部から低圧側Nの方向に延 びる第1の面と共に第1のくさび形隙間を形成し、前記シールリングは前記低圧 側Nの方向に開口する前記溝底部上に支持される外周面によって第2のくさび形 隙間を形成し、前記シールリングは前記第2の機械構成要素の前記回転軸に直交 し前記動的シール縁部と交差する第1の平面を規定し、該第1の平面を越えて、 カット部により互いに離隔された第1及び第2のシールリング部分が高圧側Hの 方向に延び、それにより前記第1のシール部分は一端が前記動的シール縁部にあ る少なくとも1つの面によって画成され、前記第2のシールリング部分は前記第 1のシールリング部分を越えて前記高圧側Hの方向に突出すると共に前記外周面 と、互いに交差する第4及び第5の平面とによって形成され、該第4及び第5の 平面は肩部と、前記溝底部から離隔され前記回転軸に平行に延びる 第2の平面を規定する交線とを形成するシール装置に関する。 このタイプのシールは当該分野においてはDE 37 38512 A1から 公知である。 従来のシールにおいては、シールリングは低圧側で円錐形のサポートリングに より囲繞されている。該サポートリングは、圧力が加えられると、動的シール縁 部が圧力解放されるように、シールリング上に作用する力を大部分受容する。更 に、第1のくさび形隙間がサポートリングとシールリングとの間に配され、圧力 が加えられると、この第1のくさび形隙間にシールリングが引き込まれる。従っ て第1のくさび形隙間は加圧によって閉じられる。第2のくさび形隙間が従来の シールリングの溝底部に設けられ、更に圧力が加えられることにより閉じられて 、動的シール縁部を圧力解放する。これらの隙間の角度の傾動とサポートリング の斜面の粗さにより、動的シール縁部の加圧力を特定の圧力および材料条件に合 わせて調整することが可能である。 動的シール縁部は従来のシールリングの加圧に対する反作用によって圧力解放 されるが、シールリングの戻り移動動作に必要なくさび形隙間は形成されない。 低圧側の圧力勾配は徐々に変化する依存性を有していない。このために、動的シ ール縁部は突出により破壊され、シールリングの寿命が減少することもあり得る 。 従って、本発明の主要な目的は、機械構成要素の間の隙間が 加圧されていない状態においても確実にシールされ且つ加圧状態においては改良 された耐久性を呈するように、従来のシール装置を更に改良することである。 この目的は本発明によれば、シールリングの変形されていない状態において、 外周面と第1の面が配置される第3及び第4の平面間の交線が第2の平面と周面 との間の領域に位置すると共に、シールリングが第1の平面と低圧側Nとの間に おいて本 圧されていない状態で溝内に着座した時、溝底部側に開口し、低圧側溝側面とこ れと境を成すシールリング面とにより形成される第3のくさび形隙間を呈するこ とにより達成される。 本発明のシールリングの変形されていない状態とは、張力又は圧力下にない時 に、溝空間に対して過大寸法を有して製造されるシールリングの形状を指す。 本体部分という表現は実質的なカット部なしに製造され、且つ大きい材料塊に 相当する変形特性を呈する材料部分を指す。 本発明のシールリングの形状は、シールリングが変形されていない状態におい て溝底部と低圧側溝側面との交線の近傍に第2のくさび形隙間を呈するように形 成される。 この第2のくさび形隙間は、本発明のシールリングの取付け状態においても加 圧状態においても、程度は減少されるが、維持される。第2のくさび形隙間によ り、シールリングの作動中、外側へ回動して第2のくさび形隙間によって形成さ れる自由空 間内に入りこむことが可能になる。 更に本発明のシールリングは、取付けられて加圧されていない状態において、 溝底部に面する第3のくさび形隙間を呈する。この第3のくさび形隙間は加圧時 に閉じられる。シールリングの加圧時には、第3のくさび形隙間により、外側に 回動して第3のくさび形隙間によって形成される自由空間に入りこむことが容易 になる。 シールリングの加圧を増大すると、そのゴム弾性材料特性のために軸方向のシ ールリングの収縮と半径方向のシールリングの伸長が生じる。本発明のシールリ ングは、第2、第3のくさび形隙間内に入り込む回動が可能であるように変形す る。これにより動的シール縁部は圧力解放される。 シール要素の突出する傾向もまたかなり改良されている。これにより本発明の シールリングは、シールリングと溝空間との間の実質的な干渉が、動的シール縁 部にかかる圧力の増大が生じない程にシールリングの取付け状態において減少さ れる、という重要な利点を有する。これによりシール縁部は従来のシールリング に比較して減少した摩擦力を呈する。その結果、摩耗量が減少し耐久性が増加す る。 安定した圧力配分がシール縁部の近傍に確立され低圧側Nの方向に開口する第 1のくさび形隙間の維持が保証される。第1のくさび形隙間は非常に長い稼働時 間の後も減少することなく存続する。このようにして、例えば第2の機械構成要 素が第1 の機械構成要素に対して前後運動を行うロッドである場合には、低圧領域から高 圧領域への流体の戻り移動抵抗性能が保証される。 動的シール縁部の近傍で低圧側Nの方向に面する第1のくさび形隙間は、溝底 部の近傍にある第2のくさび形隙間と直接的機能的関係にある。取付けられて加 圧された状態において、対応する力が、本発明のシールリング上の第1、第2の くさび形隙間の近傍に存在する。第1及び第2のくさび形隙間の間の作用結合は シールリングの外周面と第1の面との相互整合により促進される。この整合は規 定された第3、第4の平面の交線の位置と第3のくさび形隙間の位置により決定 される。 本発明のゴム弾性シールリングを取付状態に偏倚させることは、大部分シール 縁部の前方のシールリング形状の材料変形を通して行われ、これによりシール縁 部後方の領域内のシールリングの低圧領域では偏倚力がほとんど半径方向に作用 しないことが保証される。 本発明のシールリングの取付けられた状態および加圧された状態における変形 の程度は、ゴム弾性材料の選択により影響され得る。 本発明のシールリングのカット部は高圧側Hに面する2つのシールリング部分 同士を離隔する。カット部は加圧下において、大小の力の荷重の作用下で開閉が 可能である「蝶番」のように作用する。このように形成されたシールリングはい わゆるチェ ック弁として作用可能であり、低圧側Nの流体が高圧側Hの流体よりも大きな力 にさらされた時、確実に流体を低圧側から高圧側へと移動させる。 本発明の改良例ににおいては、シールリングは取付け状態において、低圧側溝 側面と共に第2のくさび形隙間を形成し、該第2のくさび形隙間は溝底部側に開 口し、且つ高圧をシールリングに加えたときよりも低圧をシールリングに加えた ときにより大きな半径方向の伸長を呈する。これにより、本発明のシールリング の圧力応答を特定の用途に対して個別に調整し得るという利点を有する。シール リングの形状が本発明の教示に従って鋳造される場合、低圧および高圧の流体圧 力の増大が生じると、それに匹敵した圧力解放をシールリングの動的シール縁部 において生じることが可能である。 本発明の別の形状においては、シールリングは加圧状態において、溝底部と低 圧側溝側面との隅角部領域で溝底部から離隔される。これにより、シールリング の動的シール縁部が、増大した流体圧力によりシールリングが溝底部の低圧側で 自由空間内に押圧され得る程度に圧力解放が可能であるという利点を有する。 本発明の別の実施例においては、シールリングの本体部分は、変形されていな い状態において、第2のシールリング部分の長さの2.2倍に制限された軸方向 の長さを呈し、シールリング面は、シールリングの変形されていない状態におい て、低圧側 溝側面に平行に延びる。 これにより、本発明のシールリングの本体部分はそのゴム弾性により、圧力を 加えられると第3のくさび形隙間が閉じられ且つ第2のくさび形隙間が減少する という利点を有する。もってシールリングは動的シール縁部を圧力解放すること によって加圧の増大に反応することが可能である。 本発明のシールリングの特に好ましい実施例においては、取付けられて加圧さ れていない状態において、変形によりシールリングの第3のくさび形隙間が生じ る。 本発明のシールリングは取付時に、低圧側溝側面に強く押圧されることにより 回動させられる。このために、シールリングは一部分が溝底部側に開口する第3 のくさび形隙間を生じるように形成される。このようにして、第2のくさび形隙 間によって画成される低圧側に配される自由空間は、シールリングの取付時に自 動的に拡開され、加圧下においては、本発明のシールリングは加圧によってこの 自由空間に大きい又は小さい程度に押し込まれることによりこの自由空間を埋め ることができる。このようにして、流体圧力の増大に伴いその寸法に依存して常 に圧力解放度合が増大し得るシールリングが創作される。 本発明の別の実施例においては、シールリングの本体部分は、変形されていな い状態において第2のシールリング部分の長さの2.2倍以上の軸方向の長さを 呈し、シールリングはその最終状態において、回転軸に対して傾斜し、且つシー ルリングの 取付けられ加圧されていない状態において低圧側溝側面と共に第3のくさび形隙 間を画成するシールリング面を呈する。 本発明のこの長さを有するシールリングはねじり剛性により、低圧側に対向す る第3のくさび形隙間を形成するためにもはや回動することはできない。また矩 形の溝内に取付け可能なこれらの実施例では、シールリング面が斜めであるため に第3のくさび形隙間が確立される。 本発明のシールリングの他の改良例においては、シールリングの第2の部分の 軸方向の長さの2.2倍を越えるシールリングの本体部分は、第1の外周面と溝 底部との間の角度よりも小さい角度を溝底部に対して形成する第2の外周面を呈 する。 第1の外周面に対して第2の外周面の回動が減少するために、加圧されたシー ルリングは低圧側溝側面と溝底部上に増大した領域に亘って着座可能である。こ れによりシールリングの静的シール着座挙動が安定になる。もってこの静的シー ルの信頼性はシールリングの特に動的シール縁部における圧力配分の安定化に確 実に影響する。 その他の利点は添付の図面の説明から明らかになり得る。同様に、上述の特徴 及び本発明の以下に説明する特徴は、個別にまたは任意の組合せにおいて利用す ることができる。説明する実施例は唯一の列挙ではなく、例示的な特徴を有する 例としてのみ見做されるべきである。 本発明を図面に示し、実施例についてより詳しく説明する。 図1は、変形されていない状態において本体部分が、変形されていない状態の 第2のシールリング部分の長さの2.2倍に制限された軸方向の長さを呈するシ ールリングの断面を示す。 図2は、取付け状態にある本発明の図1のシールリングの断面を示す。 図3は、加圧状態にある本発明の図1のシールリングの断面を示す。 図4は、変形されていない状態において本体部分が、変形されていない状態の 第2のシールリング部分の長さの2.2倍以上の軸方向の長さを呈するシールリ ングの断面を示す。 図面の個々の図は、本発明の対象を非常に模式的方法で示し、一定尺度で示し ていない。シールリングの個々の部分の大きさは、完成したシールリングが設け られた溝に相対して高圧側Hにおいて過大寸法を呈し、低圧側では過小寸法に変 化することが保証される限りにおいて相違してもよい。 図1乃至図4において同一の特徴には同一の参照符号を用いる。 図1は第1の機械構成要素11、第2の機械構成要素12、及びシールリング 13からなるシール装置10を示す。同心状の機械構成要素11,12は互いに 相対して移動可能である。即ち、該機械構成要素は互いに対して回転又は前後移 動を行うことができる。 溝14が第2の機械構成要素11の周面15側に開口して第 1の機械構成要素11内に形成される。溝14自体は、高圧側溝側面16、低圧 側溝側面17、及び溝底部18とから形成される。機械構成要素11,12は隙 間19により互いに離隔されている。 シールリング13は第2の機械構成要素12の対称軸に相当する回転軸20を 呈する。シールリング13の動的シール縁部21が第1の面22及び第2の面2 3の交線で形成される。明らかに第2の面23はシールリング13の段部まで延 びることが可能である。第1の面22は周面15と共にシールが加圧されたとき も低圧側Nの方向に開口する(図3参照)第1のくさび形隙間24を形成する。 外周面25が溝底部18に対向してシールリング13上に形成され、該外周面は 静的シールの近傍で溝底部18に隣接する。 図1において、シールリング13は完全に非荷重の製造時の状態で示されてい る。シールリング13は図1において溝14に割り当てられ、溝底部18は、製 造時の偏倚されていない状態のシールリング13の外形が示され得るように、一 点鎖線で示してある。図1においては干渉を認めることができる。即ち、シール リング13は溝14に対して過大寸法になっている。 シールリング13は更に、カット部26によって互いに離隔される2つのシー ルリング部分28,29を呈し、該2つのシールリング部分は第1の平面27を 越えて高圧側Hの方向に突出する。第1の平面27はシール縁部21を通って回 転軸20 に垂直に延びる。第1のシールリング部分28は第2の面23及び第3の面30 によって画成される。第2のシールリング部分29は第4の面31及び第5の面 32によって画成される。第4の面31と第5の面32は交線33で互いに交差 し、肩部を形成する。交線33は、交線33を通って回転軸20に平行に延びる 第2の平面34を規定する。外周面25は、第4の平面36と共通の交線37を 有する第3の平面35内に位置する。第4の平面36は第1の面22がその平面 内に位置するように規定される。交線33は周面15と第2の平面34によって 画成される空間内に配置される。 シールリング13の高圧側の第4の面31と境をなす外周面25は回転軸20 に対して傾動し、回転軸20は外周面25に対して角度α1を画成する。図面か ら明らかなように、外周面25と高圧側第4の面31との交線領域に形成される 過大寸法は動的シール縁部21の近傍で終端する。外周面25の残りの部分にお いては、シールリング13は過小寸法に製造される。即ち、第2のくさび形隙間 38が溝底部18と低圧側溝側面17の近傍に生じる。シールリング13自体は 、半径方向に延びるシールリング面39で低圧側溝側面17に隣接するように製 造される。 図2は機械構成要素11,12の間に取付けられた状態にあるシールリング1 3の断面を示す。シールリング13は動的シール縁部21を介して第2の機械構 成要素12の周面15上に 着座する。シールリング13は、回転軸20と外周面25との間に図1に示され る角度α1よりも小さい角度α2が生じるように変形されて溝14内で偏倚される 。第2のくさび形隙間は、シールリング13の取付け後も低圧側溝側面17近傍 で溝底部18側に維持される。取付け状態におけるシールリング13の変形によ り、第3のくさび形隙間40が低圧側溝側面17とシールリング13の隣接する シール面39との間に形成される。第1のくさび形隙間24も取付け状態で形成 される。 図3は加圧状態における図1及び図2のシールリング13を示す。Hは高圧側 を示し、Nは低圧側を示す。シールリング13は高圧側Hからみられるように、 加圧下で蝶番の機能を果すカット部26を呈する。シールリング13は圧力下で は、第2及び第3のくさび形隙間38,40によって画成される自由空間内に押 し込まれる。シール縁部21はシールリング13の偏向により圧力解放される。 第1のくさび形隙間24及び第2のくさび形隙間38は加圧下においても存在す る。第3のくさび形隙間40は加圧下では、シール縁面39が低圧側溝側面17 上に着座するように完全に閉じ得る。 図4は第1の機械構成要素51、第2の機械構成要素52、及びシールリング 53からなるシール装置50を示す。同心状の機械構成要素51,52は互いに 相対して移動可能である。即ち、該機械構成要素は互いに対して回転又は前後移 動を行うことができる。 溝54が第2の機械構成要素52の周面55側に開口して第1の機械構成要素 51内に形成される。溝54自体は高圧側溝側面56、低圧側溝側面57及び溝 底部58とから形成される。機械構成要素51,52は隙間59により互いに離 隔されている。 シールリング53は第2の機械構成要素52の対称軸に相当する回転軸60を 呈する。シールリング53の動的シール縁部61は第1の面62及び第2の面6 3との交線で形成される。明らかに、第2の面63はシールリング53の段部ま で延びることが可能である。第1の面62は周面55と共に、シールが加圧され た時も低圧側Nに開口する(図3参照)第1のくさび形隙間64を形成する。第 1の外周面65が溝底部58と対向してシールリング53上に形成され、静的シ ールの近傍で溝底部58に隣接する。 図4は、製造時のままの完全に非荷重状態のシールリング53を示す。シール リング53は図4において溝54に割り当てられ、溝底部58はシールリング5 3の外形が製造時の加圧されていない状態が示され得るように、一点鎖線で示し てある。図4においては干渉を認めることができる。即ち、シールリング53は 溝54に対して過大寸法になっている。 シールリング53は更に、カット部66によって互いに離隔され、かつ第1の 平面67を越えて高圧側Hの方向に延びる2つのシールリング部分68,69を 呈する。第1の平面67は シール縁部61を通って回転軸60に垂直に延びる。第1のシールリング部分6 8は第2の面63と第3の面70によって画成される。第2のシールリング部分 69は第4の面71と第5の面72によって画成される。第4の面71と第5の 面72は交線73で互いに交差し、肩部を形成する。交線73は交線73を通っ て回転軸60に平行に延びる第2の平面74を規定する。第1の外周面65は、 第4の平面76と共通の交線77を共有する第3の平面75内に位置する。第4 の平面76は第1の面62がその平面内に位置するように規定される。交線77 は周面55と第2の平面74によって画成される領域に配置される。 シールリング53の高圧側の第4の面71と境をなす第1の外周面65は回転 軸60に対して傾動し、回転軸60は第1の外周面65に対して角度α1を画成 する。図面から明らかなように、第1の外周面65と高圧側第4の面71との交 線の領域に形成される過大寸法は、動的シール縁部61の近傍で終端する。第1 の外周面65の残りの領域においては、シールリング53は過小寸法に製造され る。即ち、第2のくさび形隙間78が溝底部58と低圧側溝側面57の近傍に生 じる。シールリング53の第2の外周面79は溝底部58に対して、第1の外周 面65と溝底部58との間の角度よりも小さい角度を形成する。 シールリング53自体は、シールリング53の変形のない状 態において第3のくさび形隙間81が形成されるように、傾斜したシールリング 面80によって低圧側溝側面57上に着座するように製造される。くさび形隙間 81は溝側面57とシールリング面80によって画成される。第3のくさび形隙 間81は、シールリング面80がその半径方向の全長に亘って低圧側溝側面57 上に着座するように、加圧の増加に伴って閉じる。 2つの同心状の互いに移動可能な機械構成要素11,12の間のシールリング 13はゴム弾性材料で製造され、第1の機械構成要素11から第2の機械構成要 素12側に開口された溝14内に挿入される。シールリング13は、シールリン グ13が挿入される溝14に比較して過大寸法を呈し、該過大寸法はシールリン グ13の高圧側領域に形成される。シールリング13の低圧側領域では、シール リング13は過小寸法に製造される。溝底部18と交差して位置する外周面25 はシールリング13の完全に非荷重の状態においては回転軸20に対して角度α1 を呈し、シールリングの取付け位置においては角度α2に減少される。シールリ ング13の取付け状態で、低圧側溝側面17と溝底部18の近傍に形成される第 2のくさび形隙間38はシールリング13の加圧状態でも維持される。第1のく さび形隙間24が第2の機械構成要素12の周面15とシールリング13との間 に形成され、この第1のくさび形隙間も加圧下で維持される。 ゴム弾性シールリング13は互いに対して移動可能な2つの 同心状機械部品11,12の間に配置される。シールリング13は一方では動的 シール縁部21において終端し、他方では低圧側Nにまで延びる面22を有する 。更に、シールリング13の外周面25は、シールリング13の非圧縮状態にお いては溝底部18に向かって傾斜する。仮想平面35,36がリング状の円錐面 22,25を通って延びる。仮想平面35,36は交線37を形成する円錐状リ ング状面でもある。交線37は常に1つの平面34(リング状面)と第2の機械 部品12の周面15との間に配置される。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年9月12日 【補正内容】 明細書 シール装置 本発明は、2つの同心状の機械構成要素の間のゴム弾性シールリングであって 、該2つの機械構成要素は互いの方向に移動させられ、且つ第2の機械構成要素 側に開口し溝底部と溝両側面とから形成される第1の機械構成要素内の溝内の所 定位置に前記シールリングを保持し、前記シールリングは動的シール縁部で第2 の機械構成要素の周面上に着座し、該周面は前記動的シール縁部から低圧側Nの 方向に延びる第1の面と共に第1のくさび形隙間を形成し、前記シールリングは 前記低圧側Nの方向に開口する前記溝底部上に支持される外周面によって第2の くさび形隙間を形成し、前記シールリングは前記第2の機械構成要素の前記縦軸 に直交し前記動的シール縁部と交差する第1の平面を規定し、該第1の平面を越 えて、カット部により互いに離隔された第1及び第2のシールリング部分が高圧 側Hの方向に延び、それにより前記第1のシール部分は一端が前記動的シール縁 部にある少なくとも1つの面によって画成され、前記第2のシールリング部分は 前記第1のシールリング部分を越えて前記高圧側Hの方向に突出すると共に前記 外周面と、互いに交差する第4及び第5の平面とによって形成され、該第4及び 第5の平面は肩部と、前記溝底部から離隔され前記縦軸に平行 に延びる 加圧されていない状態においても確実にシールされ且つ加圧状態においては改良 された耐久性を呈するように、従来のシール装置を更に改良することである。 この目的は本発明によれば、シールリングの変形されていない状態において、 外周面と第1の面が配置される第3及び第4の平面間の交線が第2の平面と第2 の機械部品の周面との間の領域に位置すると共に、シールリングが第1の平面と 低圧側Nとの間において本体部分(Vollkorper)として形成され、且つシールリン グが加圧されていない状態で溝内に着座した時、溝底部側に開口し、低圧側溝側 面とこれと境を成すシールリング面とにより形成される第3のくさび形隙間を呈 することにより達成される。 本発明のシールリングの変形されていない状態とは、張力又は圧力下にない時 に、溝空間に対して過大寸法を有して製造されるシールリングの形状を指す。 本体部分という表現は実質的なカット部なしに製造され、且つ大きい材料塊に 相当する変形特性を呈する材料部分を指す。 本発明のシールリングの形状は、シールリングが変形されていない状態におい て溝底部と低圧側溝側面との交線の近傍に第2のくさび形隙間を呈するように形 成される。 この第2のくさび形隙間は、本発明のシールリングの取付け状態においても加 圧状態においても、程度は減少されるが、維持される。第2のくさび形隙間によ り、シールリングの作動中、 外側へ回動して第2のくさび形隙間によって形成される自由空 溝側面に平行に延びる。 これにより、本発明のシールリングの本体部分はそのゴム弾性により、圧力を 加えられると第3のくさび形隙間が閉じられ且つ第2のくさび形隙間が減少する という利点を有する。もってシールリングは動的シール縁部を圧力解放すること によって加圧の増大に反応することが可能である。 本発明のシールリングの特に好ましい実施例においては、取付けられて加圧さ れていない状態において、変形によりシールリングの第3のくさび形隙間が生じ る。 本発明のシールリングは取付時に、低圧側溝側面に強く押圧されることにより 回動させられる。このために、シールリングは一部分が溝底部側に開口する第3 のくさび形隙間を生じるように形成される。このようにして、第2のくさび形隙 間によって画成される低圧側に配される自由空間は、シールリングの取付時に自 動的に拡開され、加圧下においては、本発明のシールリングは加圧によってこの 自由空間に大きい又は小さい程度に押し込まれることによりこの自由空間を埋め ることができる。このようにして、流体圧力の増大に伴いその寸法に依存して常 に圧力解放度合が増大し得るシールリングが創作される。 本発明の別の実施例においては、シールリングの本体部分は、変形されていな い状態において第2のシールリング部分の長さの2.2倍以上の軸方向の長さを 呈し、シールリングはその最終状態において、第2の機械部品の縦軸に対して傾 斜し、且つ シールリングの取付けられ加圧されていない状態において低圧側溝側面と共に第 3のくさび形隙間を画成するシールリング面を呈する。 本発明のこの長さを有するシールリングはねじり剛性により、低圧側に対向す る第3のくさび形隙間を形成するためにもはや回動することはできない。また矩 形の溝内に取付け可能なこれらの実施例では、シールリング面が斜めであるため に第3のくさび形隙間が確立される。 本発明のシールリングの他の改良例においては、シールリングの第2の部分の 軸方向の長さの2.2倍を越えるシールリングの本体部分は、第1の外周面と溝 底部との間の角度よりも小さい角度を溝底部に対して形成する第2の外周面を呈 する。 第1の外周面に対して第2の外周面の回動が減少するために、加圧されたシー ルリングは低圧側溝側面と溝底部上に増大した領域に亘って着座可能である。こ れによりシールリングの静的シール着座挙動が安定になる。もってこの静的シー ルの信頼性はシールリングの特に動的シール縁部における圧力配分の安定化に確 実に影響する。 その他の利点は添付の図面の説明から明らかになり得る。同様に、上述の特徴 及び本発明の以下に説明する特徴は、個別にまたは任意の組合せにおいて利用す ることができる。説明する実施例は唯一の列挙ではなく、例示的な特徴を有する 例としてのみ見做されるべきである。 本発明を図面に示し、実施例についてより詳しく説明する。 図1は、変形されていない状態において本体部分が、変形されていない状態の 第2のシールリング部分の長さの2.2倍に制限された軸方向の長さを呈するシ ールリングの断面を示す。 図2は、取付け状態にある本発明の図1のシールリングの断面を示す。 図3は、加圧状態にある本発明の図1のシールリングの断面を示す。 図4は、変形されていない状態において本体部分が、変形されていない状態の 第2のシールリング部分の長さの2.2倍以上の軸方向の長さを呈するシールリ ングの断面を示す。 図面の個々の図は、本発明の対象を非常に模式的方法で示し、一定尺度で示し ていない。シールリングの個々の部分の大きさは、完成したシールリングが設け られた溝に相対して高圧側Hにおいて過大寸法を呈し、低圧側では過小寸法に変 化することが保証される限りにおいて相違してもよい。 図1乃至図4において同一の特徴には同一の参照符号を用いる。 図1は第1の機械構成要素11、第2の機械構成要素12、及びシールリング 13からなるシール装置10を示す。同心状の機械構成要素11,12は互いに 相対して移動可能である。即ち、該機械構成要素は互いに対して回転又は前後移 動を行うことができる。 溝14が第2の機械構成要素11の周面15側に開口して第1の機械構成要素 11内に形成される。溝14自体は、高圧側溝側面16、低圧側溝側面17、及 び溝底部18とから形成される。機械構成要素11,12は隙間19により互い に離隔されている。 シールリング13は第2の機械構成要素12の縦軸20(対称軸)に相当する 回転軸を呈する。シールリング13の動的シール縁部21が第1の面22及び第 2の面23の交線で形成される。明らかに第2の面23はシールリング13の段 部まで延びることが可能である。第1の面22は周面15と共にシールが加圧さ れたときも低圧側Nの方向に開口する(図3参照)第1のくさび形隙間24を形 成する。外周面25が溝底部18に対向してシールリング13上に形成され、該 外周面は静的シールの近傍で溝底部18に隣接する。 図1において、シールリング13は完全に非荷重の製造時の状態で示されてい る。シールリング13は図1において溝14に割り当てられ、溝底部18は、製 造時の偏倚されていない状態のシールリング13の外形が示され得るように、一 点鎖線で示してある。図1においては干渉を認めることができる。即ち、シール リング13は溝14に対して過大寸法になっている。 シールリング13は更に、カット部26によって互いに離隔される2つのシー ルリング部分28,29を呈し、該2つのシールリング部分は第1の平面27を 越えて高圧側Hの方向に突 出する。第1の平面27はシール縁部21を通って縦軸20に垂直に延びる。第 1のシールリング部分28は第2の面23及び第3の面30によって画成される 。第2のシールリング部分29は第4の面31及び第5の面32によって画成さ れる。第4の面31と第5の面32は交線33で互いに交差し、肩部を形成する 。交線33は、交線33を通って縦軸20に平行に延びる第2の平面34を規定 する。外周面25は、第4の平面36と共通の交線37を有する第3の平面35 内に位置する。第4の平面36は第1の面22がその平面内に位置するように規 定される。交線33は周面15と第2の平面34によって画成される空間内に配 置される。 シールリング13の高圧側の第4の面31と境をなす外周面25は縦軸20に 対して傾動し、縦軸20は外周面25に対して角度α1を画成する。図面から明 らかなように、外周面25と高圧側第4の面31との交線領域に形成される過大 寸法は動的シール縁部21の近傍で終端する。外周面25の残りの部分において は、シールリング13は過小寸法に製造される。即ち、第2のくさび形隙間38 が溝底部18と低圧側溝側面17の近傍に生じる。シールリング13自体は、半 径方向に延びるシールリング面39で低圧側溝側面17に隣接するように製造さ れる。 図2は機械構成要素11,12の間に取付けられた状態にあるシールリング1 3の断面を示す。シールリング13は動的シ ール縁部21を介して第2の機械構成要素12の周面15上に着座する。シール リング13は、縦軸20と外周面25との間に図1に示される角度α1よりも小 さい角度α2が生じるように変形されて溝14内で偏倚される。第2のくさび形 隙間は、シールリング13の取付け後も低圧側溝側面17近傍で溝底部18側に 維持される。取付け状態におけるシールリング13の変形により、第3のくさび 形隙間40が低圧側溝側面17とシールリング13の隣接するシール面39との 間に形成される。第1のくさび形隙間24も取付け状態で形成される。 図3は加圧状態における図1及び図2のシールリング13を示す。Hは高圧側 を示し、Nは低圧側を示す。シールリング13は高圧側Hからみられるように、 加圧下で蝶番の機能を果すカット部26を呈する。シールリング13は圧力下で は、第2及び第3のくさび形隙間38,40によって画成される自由空間内に押 し込まれる。シール縁部21はシールリング13の偏向により圧力解放される。 第1のくさび形隙間24及び第2のくさび形隙間38は加圧下においても存在す る。第3のくさび形隙間40は加圧下では、シール縁面39が低圧側溝側面17 上に着座するように完全に閉じ得る。 図4は第1の機械構成要素51、第2の機械構成要素52、及びシールリング 53からなるシール装置50を示す。同心状の機械構成要素51,52は互いに 相対して移動可能である。即ち、該機械構成要素は互いに対して回転又は前後移 動を行う ことができる。 溝54が第2の機械構成要素52の周面55側に開口して第1の機械構成要素 51内に形成される。溝54自体は高圧側溝側面56、低圧側溝側面57及び溝 底部58とから形成される。機械構成要素51,52は隙間59により互いに離 隔されている。 シールリング53は第2の機械構成要素52の縦軸60(対称軸)に相当する 回転軸を呈する。シールリング53の動的シール縁部61は第1の面62及び第 2の面63との交線で形成される。明らかに、第2の面63はシールリング53 の段部まで延びることが可能である。第1の面62は周面55と共に、シールが 加圧された時も低圧側Nに開口する(図3参照)第1のくさび形隙間64を形成 する。第1の外周面65が溝底部58と対向してシールリング53上に形成され 、静的シールの近傍で溝底部58に隣接する。 図4は、製造時のままの完全に非荷重状態のシールリング53を示す。シール リング53は図4において溝54に割り当てられ、溝底部58はシールリング5 3の外形が製造時の加圧されていない状態が示され得るように、一点鎖線で示し てある。図4においては干渉を認めることができる。即ち、シールリング53は 溝54に対して過大寸法になっている。 シールリング53は更に、カット部66によって互いに離隔され、かつ第1の 平面67を越えて高圧側Hの方向に延びる2 つのシールリング部分68,69を呈する。第1の平面67はシール縁部61を 通って縦軸60に垂直に延びる。第1のシールリング部分68は第2の面63と 第3の面70によって画成される。第2のシールリング部分69は第4の面71 と第5の面72によって画成される。第4の面71と第5の面72は交線73で 互いに交差し、肩部を形成する。交線73は交線73を通って縦軸60に平行に 延びる第2の平面74を規定する。第1の外周面65は、第4の平面76と共通 の交線77を共有する第3の平面75内に位置する。第4の平面76は第1の面 62がその平面内に位置するように規定される。交線77は周面55と第2の平 面74によって画成される領域に配置される。 シールリング53の高圧側の第4の面71と境をなす第1の外周面65は縦軸 60に対して傾動し、縦軸60は第1の外周面65に対して角度α1を画成する 。図面から明らかなように、第1の外周面65と高圧側第4の面71との交線の 領域に形成される過大寸法は、動的シール縁部61の近傍で終端する。第1の外 周面65の残りの領域においては、シールリング53は過小寸法に製造される。 即ち、第2のくさび形隙間78が溝底部58と低圧側溝側面57の近傍に生じる 。シールリング53の第2の外周面79は溝底部58に対して、第1の外周面6 5と溝底部58との間の角度よりも小さい角度を形成する。 シールリング53自体は、シールリング53の変形のない状 態において第3のくさび形隙間81が形成されるように、傾斜したシールリング 面80によって低圧側溝側面57上に着座するように製造される。くさび形隙間 81は溝側面57とシールリング面80によって画成される。第3のくさび形隙 間81は、シールリング面80がその半径方向の全長に亘って低圧側溝側面57 上に着座するように、加圧の増加に伴って閉じる。 2つの同心状の互いに移動可能な機械構成要素11,12の間のシールリング 13はゴム弾性材料で製造され、第1の機械構成要素11から第2の機械構成要 素12側に開口された溝14内に挿入される。シールリング13は、シールリン グ13が挿入される溝14に比較して過大寸法を呈し、該過大寸法はシールリン グ13の高圧側領域に形成される。シールリング13の低圧側領域では、シール リング13は過小寸法に製造される。溝底部18と交差して位置する外周面25 はシールリング13の完全に非荷重の状態においては縦軸20に対して角度α1 を呈し、シールリングの取付け位置においては角度α2に減少される。シールリ ング13の取付け状態で、低圧側溝側面17と溝底部18の近傍に形成される第 2のくさび形隙間38はシールリング13の加圧状態でも維持される。第1のく さび形隙間24が第2の機械構成要素12の周面15とシールリング13との間 に形成され、この第1のくさび形隙間も加圧下で維持される。 請求の範囲 1. 2つの同心状の機械構成要素(11,12;51,52)の間のゴム弾性 シールリング(13;53)であって、前記2つの機械構成部品は互いの方向に 移動させられ、前記第2の機械構成要素(12;52)側に開口し溝底部(18 ;58)と溝両側面(16,17;56,57)とから形成される前記第1の機 械構成要素(14;54)内の溝(14;54)内の所定位置に前記シールリン グ(13;53)を保持し、前記シールリング(13;53)は動的シール縁部 (21;61)で前記第2の機械構成要素(12;52)上に形成された周面( 15;55)上に着座し、該周面は前記動的シール縁部(21;61)から低圧 側Nの方向に延びる第1の面(22;62)と共に第1のくさび形隙間(24; 64)を形成し、前記シールリング(13;53)は前記低圧側Nの方向に開口 する前記溝底部(18;58)上に支持される外周面(25;65)によって第 2のくさび形隙間(38;78)を形成し、前記シールリング(13;53)は 前記第2の機械構成要素(12;52)の前記縦軸(20;60)に直交し前記 動的シール縁部(21;61)と交差する第1の平面(27;67)を規定し、 該第1の平面を越えて、カット部(26;66)により互いに離隔された第1及 び第2のシールリング部分(28,29;68,69)が高圧側Hの方向に突出 し、それにより前記第1のシール 部分(28;68)は一端が前記動的シール縁部(21;61)にある少なくと も1つの面(22,23;62,63)によって画成され、前記第2のシールリ ング部分(29;69)は前記第1のシールリング部分(28;68)を越えて 前記高圧側Hの方向に突出すると共に前記外周面(25;65)と、互いに交差 する第4及び第5の面(31,32;71,72)とによって形成され、該第4 及び第5の面は肩部と、前記溝底部(18;58)から離隔され前記縦軸(20 ;60)に平行に延びる第2の平面(34;74)を規定する交線とを形成する シール装置において、前記外周面(25;65)と前記第1の面(22;62) が前記シールリング(13;53)が変形されていない状態で配置される第3及 び第4の平面(35,36;75,76)間の交線(37;77)が前記第2の 平面(34;74)と前記第2の機械構成要素の前記周面(15;55)との間 の領域に位置すると共に、前記シールリング(13;53)が前記第1の平面( 27;67)と前記低圧側Nとの間において本体部分(Vollkorper)として形成さ れ、且つ前記シールリング(13;53)が前記溝(14;54)内に取付けら れ且つ加圧されていない状態で前記溝底部(18;58)側に開口し、前記低圧 側溝側面(17;57)とこれと隣接するシールリング面(39;80)とによ り形成される第3のくさび形隙間(40;81)を呈することを特徴とするシー ルリング。 2. 前記第3のくさび形隙間(40;81)は高いシールリング 加圧時よりも低いシールリング加圧時に、より大きな半径方向の伸長を呈するこ とを特徴とする請求の範囲第1の項記載のシールリング。 3. 前記シールリング(13,53)は加圧状態において、前記溝底部(18 ;58)と前記低圧側溝側面(17;57)との間の隅角部領域で、前記溝底部 (18;58)から離隔されることを特徴とする請求の範囲第1の項又は第2の 項記載のシールリング。 4. 前記シールリング(13)の前記本体部分は、変形されていない状態にお いて、前記第2のシールリング部分(29)の長さの2.2倍に制限された軸方 向の長さを呈し、前記シールリング面(39)は、前記シールリング(13)の 変形されていない状態において前記低圧側溝側面(17)に平行に延びることを 特徴とする先行する請求の範囲の1つに記載のシールリング。 5. 前記シールリング(13)は、取付けられて加圧されていない状態におい て変形により前記第3のくさび形隙間(40)を呈することを特徴とする請求の 範囲第4の項記載のシールリング。 6. 前記シールリング(53)本体部分は、変形されていない状態において前 記第2のシールリング部分(69)の長さの2.2倍以上である軸方向の長さを 呈し、前記シールリング(53)は、製造時の状態において前記第2の機械構成 要素の前記縦軸 に対して傾斜し、且つ前記シールリング(53)の取付けられて加圧されていな い状態において前記低圧側溝側面(57)と共に前記第3のくさび形隙間(81 )を画成するシールリング面(80)を呈することを特徴とする請求の範囲第1 の項乃至第3の項の1つに記載のシールリング。 7. 前記第2のシールリング部分(69)の前記軸方向の長さの2.2倍を越 える前記シールリング(53)の前記本体部分は第2の外周面(79)を呈し、 該第2の外周面は前記溝底部(58)に対して前記第1の外周面(65)と前記 溝底部(58)との間の角度よりも小さい角度を形成することを特徴とする請求 の範囲第6項記載のシールリング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ),AM, AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE ,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK, LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,MW,N L,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SI,SK,TJ,TT,UA,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 2つの同心状の機械構成要素(11,12;51,52)の間のゴム弾性 シールリング(13;53)であって、前記2つの機械構成部品は互いの方向に 移動させられ、前記第2の機械構成要素(12;52)側に開口し溝底部(18 ;58)と溝両側面(16,17;56,57)とから形成される前記第1の機 械構成要素(14;54)内の溝(14;54)内の所定位置に前記シールリン グ(13;53)を保持し、前記シールリング(13;53)は動的シール縁部 (21;61)で前記第2の機械構成要素(12;52)上に形成された周面( 15;55)上に着座し、該周面は前記動的シール縁部(21;61)から低圧 側Nの方向に延びる第1の面(22;62)と共に第1のくさび形隙間(24; 64)を形成し、前記シールリング(13;53)は前記低圧側Nの方向に開口 する前記溝底部(18;58)上に支持される外周面(25;65)によって第 2のくさび形隙間(38;78)を形成し、前記シールリング(13;53)は 前記第2の機械構成要素(12;52)の前記回転軸(20;60)に直交し前 記動的シール縁部(21;61)と交差する第1の平面(27;67)を規定し 、該第1の平面を越えて、カット部(26;66)により互いに離隔された第1 及び第2のシールリング部分(28,29;68,69)が高圧側Hの方向に突 出し、それにより前記第1のシール 部分(28;68)は一端が前記動的シール縁部(21;61)にある少なくと も1つの面(22,23;62,63)によって画成され、前記第2のシールリ ング部分(29;69)は前記第1のシールリング部分(28;68)を越えて 前記高圧側Hの方向に突出すると共に前記外周面(25;65)と、互いに交差 する第4及び第5の面(31,32;71,72)とによって形成され、該第4 及び第5の面は肩部と、前記溝底部(18;58)から離隔され前記回転軸(2 0;60)に平行に延びる第2の平面(34;74)を規定する交線とを形成す るシール装置において、前記外周面(25;65)と前記第1の面(22;62 )が前記シールリング(13;53)が変形されていない状態で配置される第3 及び第4の平面(35,36;75,76)間の交線(37;77)が前記第2 の平面(34;74)と前記周面(15;55)との間の領域に位置すると共に 、前記シールリング(13;53)が前記第1の平面(27;67)と前記低圧 側Nとの間において本体部分(Vo 3)が前記溝(14;54)内に取付けられ且つ加圧されていない状態で前記溝 底部(18;58)側に開口し、前記低圧側溝側面(17;57)とこれと隣接 するシールリング面(39;80)とにより形成される第3のくさび形隙間(4 0;81)を呈することを特徴とするシールリング。 2. 前記第3のくさび形隙間(40;81)は高いシールリング 加圧時よりも低いシールリング加圧時に、より大きな半径方向の伸長を呈するこ とを特徴とする請求の範囲第1の項記載のシールリング。 3. 前記シールリング(13,53)は加圧状態において、前記溝底部(18 ;58)と前記低圧側溝側面(17;57)との間の隅角部領域で、前記溝底部 (18;58)から離隔されることを特徴とする請求の範囲第1の項又は第2の 項記載のシールリング。 4. 前記シールリング(13)の前記本体部分は、変形されていない状態にお いて、前記第2のシールリング部分(29)の長さの2.2倍に制限された軸方 向の長さを呈し、前記シールリング面(39)は、前記シールリング(13)の 変形されていない状態において前記低圧側溝側面(17)に平行に延びることを 特徴とする先行する請求の範囲の1つに記載のシールリング。 5. 前記シールリング(13)は、取付けられて加圧されていない状態におい て変形により前記第3のくさび形隙間(40)を呈することを特徴とする請求の 範囲第4の項記載のシールリング。 6. 前記シールリング(53)本体部分は、変形されていない状態において前 記第2のシールリング部分(69)の長さの2.2倍以上である軸方向の長さを 呈し、前記シールリング(53)は、製造時の状態において回転軸に対して傾斜 し、且つ前記シ ールリング(53)の取付けられて加圧されていない状態において前記低圧側溝 側面(57)と共に前記第3のくさび形隙間(81)を画成するシールリング面 (80)を呈することを特徴とする請求の範囲第1の項乃至第3の項の1つに記 載のシールリング。 7. 前記第2のシールリング部分(69)の前記軸方向の長さの2.2倍を越 える前記シールリング(53)の前記本体部分は第2の外周面(79)を呈し、 該第2の外周面は前記溝底部(58)に対して前記第1の外周面(65)と前記 溝底部(58)との間の角度よりも小さい角度を形成することを特徴とする請求 の範囲第6項記載のシールリング。
JP51105595A 1993-10-20 1994-10-18 シール装置 Expired - Lifetime JP3525189B2 (ja)

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