JPH09503943A - 衣服縫合方法及び装置 - Google Patents

衣服縫合方法及び装置

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JPH09503943A
JPH09503943A JP7512184A JP51218495A JPH09503943A JP H09503943 A JPH09503943 A JP H09503943A JP 7512184 A JP7512184 A JP 7512184A JP 51218495 A JP51218495 A JP 51218495A JP H09503943 A JPH09503943 A JP H09503943A
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Application number
JP7512184A
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Inventor
シー. ファイラー,ドナルド
エフ. ミュラー,ジェイムズ
Original Assignee
ザ チャールズ スターク ドレイパ ラボラトリー インコーポレイテッド
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    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B23/00Sewing apparatus or machines not otherwise provided for
    • DTEXTILES; PAPER
    • D10INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10BINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10B2501/00Wearing apparel
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  • Textile Engineering (AREA)
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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 スリーブを衣服の本体に自動的に縫い付けるための方法及び装置。本発明においては、衣服本体(120)をマネキンに類似した第1支持台(30)に被せる。スリーブ(130)をその裏を外側に裏返した状態で円錐形の第2支持台に被せる。自動的に、各スリーブ(130)が衣服本体(120)上に位置づけされて縫い付けられ、完成した衣服は第1支持台(30)から取り外される。センサー(106)を用いることにより各スリーブ(130)は、正確に、どのスリーブもむらなく、衣服本体(120)上に位置づけされて縫い付けられる。それによって、高品質の衣服が低価格で得られる。

Description

【発明の詳細な説明】 衣服縫合方法及び装置技術分野 本発明は、繊維製品を縫合するための方法及び装置に関し、特に、衣服本体に スリーブ(袖)部分を縫い付ける場合を例にとって説明する。(本発明は、衣服 の各部を結合する手段として、糸で縫い合わせる手段だけでなく、糊付けや融着 等の慣用の手段を用いることも包含しているので、ここで用いられる「縫合」又 は「衣服縫合方法」及び「衣服縫合装置」における「縫合」という用語は、説明 の便宜上、衣服の各部を糸で縫い合わせることだけでなく、他の手段で結合する 、又は、取り付けることをも意味するものとする。)技術背景 現行の技術では、スリーブをTシャツ本体(衣服本体)に取り付け取り付ける 作業が、Tシャツ(衣服)を製造するための労賃のほぼ50%を占める。スリー ブと衣服本体が手操作で製造され、最終段階でスリーブが衣服本体に手操作で取 り付けられる。衣服製造産業で行われる他の作業に比べて、スリーブを衣服本体 に取り付ける作業は、比較的高い技術を必要とする。 従来のTシャツ製造方法においては、スリーブは、平坦なパターンから裏表逆 にされた筒体の形に予備製造さ れる。筒体の一端縁は仕上げられており、他の一端縁は未仕上げのままにされて いる。一方、衣服本体は、平坦なパターンから筒体の形に製造又は織成すること ができる。織成の方が、織物材料の無駄を少くするので好ましい。得られた衣服 本体は、首周り開口と、肩開口(袖ぐり)を有している。スリーブを肩開口に取 り付けるための準備として、衣服本体を本来のおもて側が外になるように置く。 通常、作業者(操作者)は、スリーブの縁を肩開口の縁に整合させ(揃え)、 それらの整合した縁を手でミシン(縫合機)にあてがってスリーブを衣服の本体 に縫い付ける。一般に、ミシンは、スリーブと衣服本体の縁をトリミングし、両 者を縫合して完成した継目を形成する。 スリーブを衣服本体に取り付けるための従来の方法は、比較的高度の熟練を要 し、非常に労働集約型である。最終製品のコストが比較的高くなり、しかも、製 品の品質においても、均一性(製品ごとにむらがないこと)においても、改善の 余地が残されている。 従って、本発明の目的は、改良された衣服縫合方法を提供することである。 本発明の他の目的は、より正確で、かつ、無駄を少なくする衣服縫合方法を提 供することである。 本発明の他の目的は、上記改良された衣服縫合方法を実施する装置を提供する ことである。 その他の目的は、一部は自明であり、一部は以下の説明から明らかになろう。発明の概要 衣服本体へのスリーブの取り付けを自動化することによって熟練労働のコスト の相当な部分を排除することができる。従って、本発明は、可撓性又は柔軟な材 料のスリーブ素子又は筒体を、開口を有する、やはり可撓性又は柔軟な材料の本 体素子に取り付けるための自動化された方法及び装置に関する。スリーブ素子( 以下、単に「スリーブ」とも称する)は、その一端の縁を、上記開口を画定する 本体素子(以下、単に「本体」とも称する)の縁に整合させるようにして取り付 ける。 本発明の衣服縫合方法は、衣服の本体素子を支持台上に置いて実施することが 好ましい。スリーブ素子を本体素子の上に載せ、スリーブの縁を本体素子の開口 の縁に整合させる。次いで、両者の縁を縫合、糊付け又は融着等の慣用の態様で 結合する。 好ましい実施例では、本体素子は、両肩に肩開口を有するTシャツのような衣 服の本体である。まず、Tシャツの本体を(そのおもて側を外にして)人間の胴 体の肩に似せた外輪郭を有する支持台に被せる。次いで、スリーブを(その裏側 を外にして)その縁が本体素子の肩開口を画定する縁に実質的に整合するように 本体素子の肩部分の上に置く。次いで、両者の縁を結合して継目を形成する。 本発明の自動衣服縫合装置は、衣服の本体素子を支持するための主支持台を含 む。主支持台は、本体素子の肩開口に隣接した部分を、それらがほぼ筒状になる ように支持するための支持部材を備えている。操作者は、通常、本体素子を主支 持台の上に載せ、肩開口を支持部材に対して所定の部位に整列させる。一方、ス リーブ素子を切頭円錐形の副支持台の外周面に被せ、それによってスリーブをそ の裏側からほぼ筒形に支持する。この衣服縫合装置は、移送部材を備えている。 移送部材は、スリーブの外表面を掴んでスリーブをその筒形を維持したまま副支 持台から外し、筒形のままスリーブを、その縁を衣服本体素子の肩開口の縁に整 合させるようにして、主支持台上の本体素子の上に載せる。次いで、衣服縫合装 置は両者の縁を結合し、操作者は完成した製品を主支持台から外す。 好ましい実施形態では、上記主支持台は、衣服本体の肩部部を支持するための 2つの支持部材を備えている。それらの支持部材は、細長いフィンガーの円筒状 アレー(配列体)から成り、円筒状アレーのフィンガーは、そのアレーの半径を 調節することができるように拡張・収縮自在にされている。フィンガーを拡張さ せたとき、いろいろな異なるサイズの衣服本体を伸長状態に支持するためにフィ ンガーを選択的に調節することができる。フィンガーを収縮させれば、スリーブ を支持部材上に位置づけされた本体の肩部分に被せる操作を容易にする。又 、これらのフィンガーは、スリーブを支持部材に被せる間衣服本体を所定位置に 保持し、かつ、継目が形成される間スリーブを衣服本体と整列した状態に保持す るための半径方向に伸縮自在のピンを備えたものとすることができる。各フィン ガーは、更に、縫合作業中衣服本体とスリーブの縁を支持する伸縮自在の突片を 有するものとすることができる。各フィンガーの突片は、ミシン(縫合)ヘッド を避けるために他のフィンガーの突片とは独立して退去させることができる。 上記副支持台は、半径方向外方に突出した多数のマンドレルを有する回転自在 のホイールである。各マンドレルは、切頭円錐形であり、スリーブの内表面を筒 形に支持するようにスリーブの内部の容積とほぼ同じ容積を有する。 上記移送部材は、半径方向内方へ突出した複数の掴み器具を有する並進運動自 在のリング組立体である。このリング組立体は、スリーブを支持するマンドレル の周りに位置づけされており、掴み器具が伸長され作動されて、スリーブを掴持 し、それを半径方向に拡張させ、スリーブを拡張された筒形に保持したままマン ドレルから取り外すのを容易にする。各掴み器具をスリーブの縁から所定の距離 のところに位置づけするためにセンサーを設けることができる。 次いで、リング組立体(単に「リング」とも称する)が、その拡張されたスリ ーブを主支持台へ移送し、そこ でフィンガを収縮させて衣服本体の肩部分を縮小させる。スリーブは、フィンガ ーが拡張されたときスリーブの縁が衣服本体の肩開口の縁に整合するように衣服 本体の肩部分の上に置かれる。掴み器具がスリーブを解放し、リングは、別のス リーブを掴むために退去する。次いで、フィンガーのアレーが拡張され、衣服本 体の肩部分とその上に載っているスリーブが、結合すべき縁を整合させた状態で 2層の形に支持される。上記身体自在ピンを用いて衣服本体とスリーブが整合状 態に保持され、上記突片が伸長されて縫合すべき縁を支持する。 次いで、主支持台は、結合すべき縁をミシンのミシンヘッドに差し出すように ミシンヘッドに近接した位置に位置づけされる。次いで、ミシンヘッドが、整合 した縁を結合し、継目を形成する。その場合、主支持台は、水平軸線の周りに回 転し、縁をミシンヘッドの下で移動させる。別法として、主支持台を固定して置 き、ミシンヘッドの方を縁に沿ってその円周方向に移動させるようにしてもよい 。 この工程は、自動作動器とコンピュータを用いることによって自動化し、モニ ターすることができる。この工程の各段階は、コンピュータによる制御に従って 一連の自動機構によって実施することができる。理想的には、操作者は、衣服の 構成素子を主支持台及び副支持台上に装填し、完成した製品を取り出すだけの作 業をするようにすることができる。各操作を正確にモニターし、完成 製品の品質及び均一性を保証するようにセンサーを用いることができる。図面の簡単な説明 本発明の上記及びその他の目的並びに特徴、及びそれらを達成する態様は、以 下に添付図を参照して述べる本発明の実施形態の説明から一層明かになろう。 図1は、本発明の好ましい実施形態の平面図である。 図2は、図1の実施形態の主支持台の側面図である。 図3は、図2に示されたフィンガーの詳細断面図である。 図4は、移送リング及び掴み器具の詳細断面図である。 図5は、フィンガー及び衣服支持部材の詳細断面図である。 図6A〜6Eは、スリーブを衣服本体に取り付ける工程の概略図である。好ましい実施形態の説明 図1は、Tシャツのスリーブを衣服本体(以下、単に「衣服」又は「本体」と も称する)に取り付けるための本発明の思想を具現した3ステーション式自動衣 服縫合装置10を示す。装置10は、本発明の工程の各段階を実施するのに用い られる3つの位置又はステーションA、B、Cを有する、中心支持体22の周り に回転自在のタレット20を備えている。各ステーションには、衣服本体を支持 し、操作するための第1(主)支持台30が 設置されている。支持台30の1つが、例として図2に詳細に示されている。 第1ステーションAは、操作者が衣服本体(図示せず)を第1支持台30に被 せる装填・脱装填ステーションである。第2ステーションBでは、スリーブ(図 示せず)が、第2(副)支持台90からスリーブ移送組立体100の並進移動自 在のリング組立体102によって衣服の肩部分へ移送される。第3ステーション Cでは、スリーブの縁と衣服本体の肩開口の縁とが縫合されて継目が形成される 。ただし、この工程は、必ずしも回転又は円形態様で実施する必要はなく、工程 の各段階を直線組立体ラインの形で実施することもできる。 図2に示されるように、支持台30は、水平取付車軸32の周りに回転自在の 支持アーム34によって支持されている。支持アーム34は、回転自在のタレッ ト20の中心支持体22上で取付車軸32を介して水平軸線の周りに回転自在で ある。支持アーム34の外端に垂直支持部材36が立設されており、その頂部に 1対の拡張・収縮自在の衣服肩支持体(「衣服支持体」又は「肩支持体」とも称 する)40が取り付けられている。1対の衣服支持体40は、Tシャツ本体のよ うな衣服の肩部分を人間の胴体の肩に相当する位置に位置づけするための手段を 構成する。 垂直支持部材36は、スリーブを各肩支持体40上に載せて縫合することがで きるように、支持アーム34上 で垂直軸線の周りに回転自在である。各肩支持体40は、衣服本体の肩部分を支 持し操作する水平支持スピンドル42を備えている。両方の車軸32と水平支持 スピンドル42とが、図2に示されるように、一直線に整列されると、実質的に 同じ水平軸線に沿って延在する。各水平支持スピンドル42は、各支持スピンド ル42の周りにほぼ円筒形のアレー(配列体)の形に複数の細長いフィンガー5 0が等間隔に取り付けられている。このアレーの半径を調節することができるよ うに各フィンガー5は、調節自在のはさみ型リンク機構52によってスピンドル 42に連結されている。 図3に概略的に示されるように、各フィンガー50は、いろいろな異なるサイ ズの衣服に適合するように半径方向外方へ拡張自在(50’)であり、縫合すべ き縁を整合させるためにスリーブを肩部分に重ねるのを容易にするために半径方 向内方へ収縮(50'')自在である。各フィンガー50は、作動器72によって 伸縮される1対のピン70を備えている。1対のピン70は、引込み位置ではフ ィンガー50の外表面より下に位置し、伸長位置ではフィンガー50の外表面を 越えて互いに斜めに突出する。好ましい実施形態では、1対のピン70の外端間 の間隔は、ピンが伸長されるに従って増大するようになされており、ピンが伸長 されて衣服本体の素材に係合したとき、ピンに保持された素材が1対のピンの間 で緊張されるようになされている。ピンが伸長されて素材 がこのような態様に保持されたならば、スリーブを衣服本体に重ねるのを容易に するためにフィンガー50を収縮させて衣服本体の体積を減少させることができ る。 各フィンガー50は、又、作動器(図示せず)によって伸縮される1つの突片 74を備えている。突片74は、支持スピンドル42に平行に延長しており、縫 合作業中衣服とスリーブの縁を支持する役割を果たすが、ミシン(縫合)ヘッド が通過するときはそれをクリアするように後退される(引込められる)。 図5に示されるように、各フィンガー50は、垂直支持部材36に取り付けら れた支持スピンドル42上のはさみ型リンク機構52によって拡張・収縮される 。はさみ型リンク機構52は、外端をフィンガー50に枢動自在に取り付けられ 、内端を支持スピンドル42に摺動自在に取り付けられた第1リンク54と、外 端をフィンガー50に摺動自在に取り付けられ、内端を支持スピンドル42に枢 動自在に取り付けられた第2リンク56とから成る。第1リンク54は、第2リ ンク56に両者のほぼ中間点で枢動自在に連結されている。 支持スピンドル42は、駆動ねじ62を回転自在に担持しており、駆動ねじ6 2は、上側駆動プーリ64に固定されており、駆動ベルト63によって駆動され る。駆動ベルト63は、垂直支持部材36の下方部分に取り付けられた下側駆動 プーリ66と駆動モータ68によって駆動される。第1リンク54は、駆動ねじ 62に係合す る駆動カム60を担持している。駆動ねじ62が第1方向に回転されると、カム 60が外方へ押し進められてはさみ型リンク機構52を開放し、フィンガー50 を拡張させる。駆動ねじ62が反対の第2方向に回転されると、カム60が内方 へ引き寄せられてはさみ型リンク機構52を閉じ、フィンガー50を収縮させる 。 作動において、衣服を第1支持台30上に載せる際、衣服の肩開口の縁を支持 台30に整合させることが望ましい。図1に示されるように、スリーブを重ねる ための準備として、開口整合部材80を用いて衣服の肩開口の縁を第1支持台3 0上に正確に位置づけすることができる。この操作は、衣服の肩開口の縁をピン 70から放して持ち上げ、縁を適正位置に位置づけした後、ピンを上に降ろすこ とによって行うことができる。 図1に示されるように、第2支持台90は、水平軸線の周りに回転自在のホイ ール92と、スリーブ(図示せず)を支持するためにホイール92の外周円に等 間隔に取り付けられた8つの切頭円錐形のスリーブマンドレル94を有する。各 マンドレル94が切頭円錐形の形にテーパされているのは、いろいろな異なるサ イズのスリーブに適合するように、かつ、スリーブ移送組立体100によってス リーブを抜き取るのを容易にするためである。ただし、変型実施形態として、マ ンドレル94が円筒形としてもよい。 図1に示されるように、スリーブ移送組立体100は 、矢印10aによって示される方向に並進移動自在のリング組立体102を有し ている。リング組立体(以下、単に「リング」とも称する)102は、作動器( 図示せず)によってレール105に沿って水平方向に移動される。図4に示され るように、リング102の周りには、スリーブ30をスリーブマンドレル94か ら掴み取るために半径方向内方へ伸長自在の6対の掴み器具104が等間隔に取 り付けられている。各対の掴み器具104は、掴み器具支持体108によって互 いに間隔を置いてリング102上に配置されている。掴み器具支持体108は、 各対の掴み器具104をスリーブマンドレル94のテーパに整合させるように傾 斜させることができる。掴み器具支持体108には、リング102をスリーブ1 30の縁に対して所定の距離のところに位置づけすることができるようにするた めの縁センサー106を付設することもできる。 掴み器具104は、織布又はその他の柔軟な素材を選択的に掴んだり放したり することができる任意の適当な器具であってよい。慣用の掴み器具として、真空 吸着式掴み器具や、挟み部材が知られている。好ましい掴み器具は、米国特許第 4,645,193号に開示されている。この掴み器具は、互いに対向した歯を 有する1対の平行なプレートを有している。それらの歯を掴むべき素材に突き刺 して係合させ、1対の平行なプレートを互いに離れる方向に側方へ移動させてプ レートとプレートの 間で素材に緊張を与える。 スリーブ130は、第3ステーション即ち縫合ステーションCにおいてミシン (縫合)ヘッド112を有するミシン(縫合機)110を用いて衣服本体に縫い 付けられる。ミシン110は、図1に矢印110cによって示されるように、第 1支持台30に対して離接自在である。フィンガー50が拡張されて縫合すべき 衣服本体の縁とスリーブの縁を伸長させ、ミシンヘッド112に被せ易くする。 水で、縫合作業において、第1支持台30が車軸32の周りに回転され、その際 、突片74は、ミシンヘッドに干渉しないように後退される(引込められる)。 ミシン110は、スリーブを手操作で衣服に縫い付けるのに用いられる慣用構造 のものである。ミシンは、継目を形成する際余剰材料をトリミングすることがで きる。 本発明の装置は、手操作でTシャツを縫合するのにも用いることができる。例 えば、衣服をステーションAにおいて第1支持台30上に置いた後、タレット2 0を手でステーションBへ回し、そこでスリーブを衣服の肩部分の上に手操作で 重ね、両者の縁を整合させる(揃える)。次いで、タレットをステーションCへ 回し、そこでミシンを所定位置へ移動させ、第1支持台30を手で回しながらミ シンヘッドによって継目を形成する。 この衣服縫合装置を自動的に作動するには、制御器と作動器を設けることが望 ましい。手作業による介入を最 小限にするように作業工程の各段階の順序を調整するために慣用のプログラムか のう制御器又はマイクロコンピュータのような制御器200を用いることができ る。又、タレット20、第1支持台30、第2支持台90、並進自在リング10 2、及びミシンを含む縫合ステーションを作動させるために慣用のサーボモータ 及びソレノイドを用いることができる。あるいは別法として、この衣服縫合装置 の各構成部品を操作するために制御器と連携して空気圧又は液圧式作動器を用い ることもできる。 好ましい実施形態では、タレット20は、慣用の回転割出しテーブルとするこ とができる。第1支持台30は、サーボモータによって水平軸線の周りに回転さ せ、サーボモータ又は割出し駆動機によって垂直軸線の周りに回転させることが できる。駆動モータ68はサーボモータであってよい。伸縮自在ピン70及び突 片74は、空気圧シリンダによって作動させることができる。スリーブマンドレ ル94は、割出し駆動機又はサーボモータによって作動させることができる。 スリーブ移送装置は、直線軌道に懸架させ、リニアモータによって作動させる ことができる移送リング102を含む。移送リング102を作動するもう1つの 好適な方法は、駆動ベルトとプーリによる方法である。移送リング102は、又 、ロボットアームの端部作動体として利用することもできる。 衣服本体の縁を第1支持台30に自動的に整合させる ために開口整合部材80を設けることが望ましい。それは、支持スピンドル42 に心合した水平軸線の周りに回転するように取り付けられた2軸線ロボットアー ムによって達成することができる。端部作動体は、衣服本体の縁をフィンガー5 0のピン70から持ち上げて、位置づけし直し、再度ピン70上に置くために衣 服本体の縁と掴み器具を検出するための光センサーを備えたものとすることがで きる。 ミシンは、慣用のオーバーエッジミシンであってよい。好ましいオーバーエッ ジステッチは、オーバーエッジステッチ504型である。縫い目間隔を均一にし 、ミシン針の損傷を回避するために、衣服本体及びスリーブの移動をミシンの速 度に合わせるようにミシンの速度を制御し、ミシン針の位置を制御器へフィード バックすることが好ましい。又、縫合すべき衣服の送りは第1支持台によって行 われるので、ミシンの布押えフートは、その持ち上がり高さを高くし、フートの 布押え押圧力を小さくするように改変することが好ましい。継目の形成が完了し た後、ミシンの糸を切断するためのカッターを設けることができる。例えば、そ のようなカッターは、第3ステーション即ち縫合ステーションCが作業を終えて 衣服から離れていく際に糸を切断するソレノイド作動式はさみであってよい。 変型実施形態として、第1支持台を静止状態に設置しておき、ミシン又はミシ ンヘッドだけを継目を形成する ために円形軌道に沿って移動自在とすることができる。例えば、ミシンヘッドを ロボットのアームに取り付け、衣服の縁を縫合するのに必要な経路を通って移動 させることができるようにすることができる。 本発明の方法は、図6A〜6Eに示されるように、Tシャツの本体にスリーブ を縫い付ける場合を例にとって説明するのが最も分かりやすい。図6Aは、Tシ ャツ本体120が第1支持台30の衣服支持体40上に支持されたところを示す 。衣服支持体40は、衣服本体の肩開口即ち袖ぐり120を開放状態に維持する 。袖ぐりに隣接する材料(織布)は、筒状の肩部分を構成し、衣服本体の下方部 分を垂直支持部材36の周りに引きつけるために弾性コード又は紐126を用い ることができる。 図6Bに示されるように、衣服支持体40の衣服の肩部分を内側から支持する 部分は、スリーブ130(図6Bでは右肩部分に対応するスリーブだけが示され ている)を衣服の肩部分に被せるのを容易にするために、径が小さくされている 。かくして、スリーブ130が、図6Cに示されるように、衣服の肩部分に被せ られ支持体40によって支持される。この状態で袖ぐり122を画定する衣服本 体とスリーブの縁を縫い合わせて継目を形成する。 次いで、図6Dに示されるように、スリーブ130を衣服の肩部分から矢印の 方向に裏返すように巻き戻すことによってスリーブの本来のおもて側が外にされ 、継目 が裏側に隠れる。完成した衣服は、図6Eに示されている。 以上、本発明を実施形態に関連して説明したが、本発明は、ここに例示した実 施形態の構造及び形態に限定されるものではなく、本発明の精神及び範囲から逸 脱することなく、いろいろな実施形態が可能であり、いろいろな変更及び改変を 加えることができることを理解されたい。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年10月17日 【補正内容】 請求の範囲 1.第1縁によって画定された第1開口を有する第1可撓性素子を、それぞ れ第2縁と第3縁によって画定された第2開口と第3開口を有する筒形の第2可 撓性素子に取り付けるための装置であって、 前記第1可撓性素子を、その前記第1縁に隣接した部分がほぼ筒状になるよう に支持するための第1支持台と、 特定の領域の周りに配置されており、該領域内に前記第2可撓性素子をほぼ筒 形に支持するための移送手段であって、該移送手段を前記第1支持台に対して位 置づけし、該第2可撓性素子を前記第1縁と第2縁とが互いに隣接するようにし て第1可撓性素子に被せるために該移送手段をそれが前記第1支持台の少くとも 一部分を被うように位置づけするための位置づけ手段を含む移送手段と、 前記第1縁を第2縁に結合するための縁結合手段と、 から成る装置。 2.前記第1支持台は、前記第1可撓性素子の前記筒状部分を選択的に拡張 又は収縮させるための少くとも1つの支持手段を含み、 該支持手段は、前記第1可撓性素子を支持するための複数の支持部材と、該複 数の支持部材とそれらによって支持されている第1可撓性素子の前記筒状部分を 選択的に拡張又は収縮させるための拡張手段を含むことを特徴とする請求の範囲 第1項に記載の装置。 3.前記支持手段は、水平軸線及び垂直軸線の周りに回転自在であることを 特徴とする請求の範囲第2項に記載の装置。 4.前記各支持部材は、前記支持手段の軸線の周りに等間隔に配置された複 数の半径方向に拡張・収縮自在のフィンガーを含むことを特徴とする請求の範囲 第2項に記載の装置。 5.前記各拡張・収縮自在のフィンガーは、前記第1可撓性素子を掴持する ための係合手段を含むことを特徴とする請求の範囲第4項に記載の装置。 6.前記各拡張・収縮自在のフィンガーは、前記第1縁を支持するための伸 縮自在の突片を含むことを特徴とする請求の範囲第4項に記載の装置。 7.前記各拡張・収縮自在のフィンガーは、前記第1縁の一部分を選択的に 支持するための伸縮自在の突片を含むことを特徴とする請求の範囲第6項に記載 の装置。 8.前記各突片は、前記支持手段の前記軸線に実質的に平行な軸線に沿って 伸縮自在のピンから成ることを特徴とする請求の範囲第6項に記載の装置。 9.前記各伸縮自在の突片は、前記各フィンガーの長手軸線に沿って伸縮自 在のピンから成ることを特徴とする請求の範囲第6項に記載の装置。 10.前記複数の支持部材は、前記支持手段の軸線の周りに等間隔に配置され た8つの半径方向に拡張・収縮自在のフィンガーを含むことを特徴とする請求の 範囲第1項に記載の装置。 11.前記各拡張・収縮自在のフィンガーは、前記第1可撓性素子を掴持する ための係合手段を含むことを特徴とする請求の範囲第10項に記載の装置。 12.前記係合手段は、少くとも1本の半径方向に伸縮自在のピンを含むこと を特徴とする請求の範囲第11項に記載の装置。 13.前記各伸縮自在のピンは、前記フィンガーが半径方向に拡張・収縮する 方向とは平行でない方向に伸縮することを特徴とする請求の範囲第12項に記載 の装置。 14.前記第2可撓性素子をほぼ筒形に支持するための第2支持台を含み、該 第2支持台は、該第2可撓性素子を保持するための少くとも1つの第2支持手段 を有することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。 15.前記第2可撓性素子をほぼ筒形に支持するための第2支持台を含み、該 第2支持台は、前記第2可撓性素子を保持するための複数の第2支持手段を有す ることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。 16.前記第2支持手段は、前記第2支持台の軸線の周りに等間隔に配置され ていることを特徴とする請求の範囲第15項に記載の装置。 17.前記第2支持手段は、前記第2支持台の軸線の周りに回転自在であるこ とを特徴とする請求の範囲第16項に記載の装置。 18.前記第2可撓性素子をほぼ筒形に支持するための第2支持台を含み、該 第2支持台は、前記第2可撓性素子をその内側表面において支持するための第2 支持手段を含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。 19.前記第2支持手段は、円筒状の外周面を有することを特徴とする請求の 範囲第18項に記載の装置。 20.前記移送手段は、前記第2可撓性素子を掴持するための掴持手段と、該 掴持手段を前記第1支持台に対して移動させるための搬送手段を含むことを特徴 とする請求の範囲第1項に記載の装置。 21.前記掴持手段は、それぞれ前記第2可撓性素子の一部分を掴むための複 数の掴み部材を含み、それらの掴み部材は、円形に配列されていることを特徴と する請求の範囲第20項に記載の装置。 22.前記第1支持台、第2支持台、移送手段及び縁結合手段の移動を制御す るための制御手段を含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。 23.前記制御手段は、汎用マイクロコンピュータを 含むことを特徴とする請求の範囲第22項に記載の装置。 24.第1縁によって画定された第1開口を有する第1衣服素子を、それぞれ 第2縁と第3縁によって画定された第2開口と第3開口を有するスリーブの形の 第2衣服素子に取り付けるための装置であって、 前記第1衣服素子を、その前記第1縁に隣接した部分がほぼ筒状になるように 支持するためのものであり、第1衣服素子を支持して第1衣服素子の該筒状部分 を選択的に拡張又は収縮させるために共通の軸線に対して拡張・収縮自在の複数 の支持面を有する少くとも1つの肩支持体を含む少くとも1つの第1衣服支持台 と、 特定の空間領域の周りに配置されており、前記第2可撓性素子を掴み、それを 該特定の空間領域内にほぼ筒形に支持し、該第2可撓性素子をそれが前記第1可 撓性素子の少くとも一部分に被さるように位置づけするための衣服掴み部材の円 形アレーから成る衣服掴みリングと、 前記衣服掴みリングが前記肩支持体の少くとも一部分を被うように該衣服掴み リングを肩支持体に対して位置づけするための手段を含む掴み移送手段と、 前記第1縁を第2縁に結合するための継目形成手段と、 から成る装置。 25.前記第1衣服支持台は、衣服本体の肩部分を支 持するための2つの肩支持部材を含み、第1水平軸線と第2垂直軸線の周りに回 転自在であることを特徴とする請求の範囲第24項に記載の装置。 26.前記各肩支持部材は、前記第1水平軸線が位置する水平平面と同じ水平 平面上に位置する第2水平軸線に沿って延長していることを特徴とする請求の範 囲第25項に記載の装置。 27.前記各肩支持部材は、前記第1垂直軸線に対して横断方向に第1垂直軸 線から半径方向外方へ延長していることを特徴とする請求の範囲第25項に記載 の装置。 28.前記各フィンガーは、支持スピンドル上に取り付けられており、外方へ 延長するにつれて先端間の間隔が縮まるように互いに斜めの角度をなして該支持 スピンドルから半径方向に伸縮自在の1つのピンを含むことを特徴とする請求の 範囲第25項に記載の装置。 29.3つの第1衣服支持台を支持し、それらの衣服支持台を3つのステーシ ョンへ回転させるための回転自在のタレットを含むことを特徴とする請求の範囲 第25項に記載の装置。 30.前記第1衣服支持台、第2衣服支持台、衣服掴みリング、掴み移送部材 、及び継目形成手段の移動を制御するための制御手段を含むことを特徴とする請 求の範囲第25項に記載の装置。 31.前記制御手段は、汎用マイクロコンピュータを 含むことを特徴とする請求の範囲第22項に記載の装置。 32.第1縁によって画定された第1開口を有する第1可撓性素子を、それぞ れ第2縁と第3縁によって画定された第2開口と第3開口を有するほぼ筒形の第 2可撓性素子に取り付けるための方法であって、 第2可撓性素子の少くとも一部分を前記第1可撓性素子の一部分に被せる工程 と、 前記第2可撓性素子を前記第2縁が前記第1縁に隣接するように位置づけする 工程と、 第1可撓性素子を第2可撓性素子に前記第1縁に隣接した部位において結合す る工程と、 から成る方法。 33.前記第1可撓性素子を第1支持台の上に載せる工程と、前記第2可撓性 素子を第2支持台の上に載せる工程を含むことを特徴とする請求の範囲第32項 に記載の方法。 34.前記第2可撓性素子を前記第2支持台から第1支持台へ自動的に移送す るための手段を設けることを特徴とする請求の範囲第33項に記載の方法。 35.前記掴持手段は、可撓性素子の縁を検出するためのセンサー手段を含む ことを特徴とする請求の範囲第20項に記載の装置。 36.前記第2衣服素子をほぼ筒形に支持するための第2支持台を含み、前記 掴み移送手段は、前記衣服掴み リングが該第2支持台によって支持された第2衣服素子を掴むことができる位置 へ該第2支持台に対して並進移動自在であり、該衣服掴みリングが該第2衣服素 子を前記第1衣服素子及び前記肩支持手段に被せることができる位置へ前記第1 支持台に対して並進移動自在であることを特徴とする請求の範囲第24項に記載 の装置。 37.前記衣服掴みリングは、可撓性素子の縁を検出するためのセンサー手段 を含むことを特徴とする請求の範囲第24項に記載の装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.第1縁によって画定された第1開口を有する第1可撓性素子を、それぞ れ第2縁と第3縁によって画定された第2開口と第3開口を有する筒形の第2可 撓性素子に取り付けるための装置であって、 前記第1可撓性素子を、その前記第1縁に隣接した部分がほぼ筒状になるよう に支持するための第1支持台と、 前記第2可撓性素子をほぼ筒形に支持するための第2支持台と、 前記第2可撓性素子をほぼ筒形に維持した状態で前記第2支持台から第1支持 台へ移送し、該第2可撓性素子を、前記第1縁と第2縁とが互いに隣接するよう にして第1可撓性素子に被せるための移送部材と、 前記第1縁を第2縁に結合するための縁結合手段と、 から成る装置。 2.前記第1支持台は、前記第1可撓性素子の前記筒状部分を選択的に拡張 又は収縮させるための少くとも1つの支持手段を備えており、該支持手段は、前 記第1可撓性素子に係合し、第1可撓性素子の前記筒状部分を拡張又は収縮させ るための拡張手段を含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。 3.前記支持手段は、水平軸線及び垂直軸線の周りに回転自在であることを 特徴とする請求の範囲第1項に 記載の装置。 4.前記拡張手段は、前記支持手段の軸線の周りに等間隔に配置された複数 の半径方向に拡張・収縮自在のフィンガーを含むことを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の装置。 5.前記各拡張・収縮自在のフィンガーは、前記第1可撓性素子を掴持する ための係合手段を含むことを特徴とする請求の範囲第4項に記載の装置。 6.前記各拡張・収縮自在のフィンガーは、前記第1縁を支持するための伸 縮自在の突片を含むことを特徴とする請求の範囲第4項に記載の装置。 7.前記各拡張・収縮自在のフィンガーは、前記第1縁の一部分を選択的に 支持するための伸縮自在の突片を含むことを特徴とする請求の範囲第6項に記載 の装置。 8.前記各突片は、前記支持手段の前記軸線に実質的に平行な軸線に沿って 伸縮自在のピンから成ることを特徴とする請求の範囲第6項に記載の装置。 9.前記各伸縮自在の突片は、前記各フィンガーの長手軸線に沿って伸縮自 在のピンから成ることを特徴とする請求の範囲第6項に記載の装置。 10.前記拡張手段は、前記支持手段の軸線の周りに等間隔に配置された8つ の半径方向に拡張・収縮自在のフィンガーを含むことを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の装置。 11.前記各拡張・収縮自在のフィンガーは、前記第1可撓性素子を掴持する ための係合手段を含むことを特徴とする請求の範囲第10項に記載の装置。 12.前記係合手段は、少くとも1本の半径方向に伸縮自在のピンを含むこと を特徴とする請求の範囲第11項に記載の装置。 13.前記各伸縮自在のピンは、前記フィンガーが半径方向に拡張・収縮する 方向とは平行でない方向に伸縮することを特徴とする請求の範囲第12項に記載 の装置。 14.前記第2支持台は、前記第2可撓性素子を保持するための少くとも1つ の第2支持手段を含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。 15.前記第2支持台は、前記第2可撓性素子を保持するための複数の第2支 持手段を含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。 16.前記第2支持手段は、前記第2支持台の軸線の周りに等間隔に配置され ていることを特徴とする請求の範囲第15項に記載の装置。 17.前記第2支持手段は、前記第2支持台の軸線の周りに回転自在であるこ とを特徴とする請求の範囲第16項に記載の装置。 18.前記第2支持台は、前記第2可撓性素子をその内側表面において支持す るための第2支持手段を含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。 19.前記第2支持手段は、円筒状の外周面を有することを特徴とする請求の 範囲第18項に記載の装置。 20.前記移送手段は、前記第2可撓性素子を掴持するための掴持手段と、該 掴持手段を前記第2支持台から第1支持台へ移動させるための搬送手段を含むこ とを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。 21.前記掴持手段は、それぞれ前記第2可撓性素子の一部分をを掴むための 複数の掴み部材を含み、それらの掴み部材は、円形に配列されていることを特徴 とする請求の範囲第20項に記載の装置。 22.前記第1支持台、第2支持台、移送手段及び縁結合手段の移動を制御す るための制御手段を含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。 23.前記制御手段は、汎用マイクロコンピュータを含むことを特徴とする請 求の範囲第22項に記載の装置。 24.第1縁によって画定された第1開口を有する第1衣服素子を、それぞれ 第2縁と第3縁によって画定された第2開口と第3開口を有する第2衣服素子に 取り付けるための装置であって、 前記第1衣服素子を、その前記第1縁に隣接した部分がほぼ筒状になるように 支持するためのものであり、第1衣服素子に係合して第1衣服素子の該筒状部分 を選択的に拡張又は収縮させるための複数のフィンガーを有する少くとも1つの 拡張・収縮自在の肩支持体を含む少く とも1つの第1衣服支持台と、 前記第2衣服素子をほぼ筒形に支持するための第2衣服支持台と、 前記第2衣服素子をほぼ筒形に維持したまま第2衣服素子を掴むための衣服掴 み部材の円形アレーから成る衣服掴みリングと、 前記第2衣服素子を前記第2衣服支持台から第1衣服支持台へ移送し、該第2 衣服素子を第1衣服支持台の前記肩支持体及び第1衣服素子の第1開口に被せる ための掴み移送部材と、 前記第1縁を第2縁に結合するための継目形成手段と、 から成る装置。 25.前記第1衣服支持台は、衣服本体の肩部分を支持するための2つの肩支 持部材を含み、第1水平軸線と第2垂直軸線の周りに回転自在であることを特徴 とする請求の範囲第24項に記載の装置。 26.前記各肩支持部材は、前記第1水平軸線が位置する水平平面と同じ水平 平面上に位置する第2水平軸線に沿って延長していることを特徴とする請求の範 囲第25項に記載の装置。 27.前記各肩支持部材は、前記第1垂直軸線に対して横断方向に第1垂直軸 線から半径方向外方へ延長していることを特徴とする請求の範囲第25項に記載 の装置。 28.前記各フィンガーは、支持スピンドル上に取り付けられており、外方へ 延長するにつれて先端間の間隔が縮まるように互いに斜めの角度をなして該支持 スピンドルから半径方向に伸縮自在の1つのピンを含むことを特徴とする請求の 範囲第25項に記載の装置。 29.3つの第1衣服支持台を支持し、それらの衣服支持台を3つのステーシ ョンへ回転させるための回転自在のタレットを含むことを特徴とする請求の範囲 第25項に記載の装置。 30.前記第1衣服支持台、第2衣服支持台、衣服掴みリング、掴み移送部材 、及び継目形成手段の移動を制御するための制御手段を含むことを特徴とする請 求の範囲第25項に記載の装置。 31.前記制御手段は、汎用マイクロコンピュータを含むことを特徴とする請 求の範囲第22項に記載の装置。 32.第1縁によって画定された第1開口を有する第1可撓性素子を、それぞ れ第2縁と第3縁によって画定された第2開口と第3開口を有するほぼ筒形の第 2可撓性素子に取り付けるための方法であって、 第2可撓性素子の第2縁に隣接した部分を前記第1可撓性素子の一部分に被せ る工程と、 前記第2可撓性素子を前記第2縁が前記第1縁に隣接するようにして第1可撓 性素子に被せる工程と、 第1可撓性素子を第2可撓性素子に前記第1縁に隣接 した部位において結合する工程と、 から成る方法。 33.前記第1可撓性素子を第1支持台の上に載せる工程と、前記第2可撓性 素子を第2支持台の上に載せる工程を含むことを特徴とする請求の範囲第32項 に記載の方法。 34.前記第2可撓性素子を前記第2支持台から第1支持台へ自動的に移送す るための手段を設けることを特徴とする請求の範囲第33項に記載の方法。
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