JPH0950384A - マイクロコンピュータ - Google Patents

マイクロコンピュータ

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JPH0950384A
JPH0950384A JP7203561A JP20356195A JPH0950384A JP H0950384 A JPH0950384 A JP H0950384A JP 7203561 A JP7203561 A JP 7203561A JP 20356195 A JP20356195 A JP 20356195A JP H0950384 A JPH0950384 A JP H0950384A
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JP
Japan
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instruction code
read
signal
function signal
output
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Application number
JP7203561A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Takahashi
寛 高橋
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Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
Original Assignee
Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ROMに格納された命令コードに対応した機
能信号がインストラクションデコーダで正しく生成され
ているかどうかをテストすることが可能なマイクロコン
ピュータを得る。 【解決手段】 テストモード制御回路22からの制御信
号によってプログラムカウンタ2をインクリメントし、
それが発生するアドレス信号でROM4のアドレス指定
を行って、読み出された命令コードを命令コードバッフ
ァ25に保持させるとともに、当該命令コードをデコー
ドしたインストラクションデコーダ7の出力を、機能信
号エンコーダ26でそれに対応する命令コードにエンコ
ードし、コンペア回路28においてそれと命令コードバ
ッファの内容との一致検出を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、読み出し専用メ
モリ(以下、ROMという)を内蔵し、最終ユーザが使
用する実使用モード(以下、シングルチップモードとい
う)、およびその製造課程でのテストを行うためのモー
ド(以下、テストモードという)を備えたマイクロコン
ピュータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は従来の代表的なスプリット・メ
モリ・アーキテクチャのマイクロコンピュータの構成を
示すブロック図であり、この図11には1つの半導体基
板上に構成された、いわゆるシングルチップマイクロコ
ンピュータが示されている。図において、1は当該マイ
クロコンピュータであり、2はそのプログラムカウン
タ、3はプログラムカウンタ2より出力されるアドレス
信号である。4は命令コードが格納され、このアドレス
信号3によってアドレス指定が行われてアクセスされる
ROMであり、5はこのROM4より命令コードを読み
出すROM読み出し回路、6はROM読み出し回路5か
らのROM読み出し回路出力である。7はこのROM読
み出し回路出力6をデコードするインストラクションデ
コーダであり、8はこのインストラクションデコーダ7
より出力される機能信号である。9はこの機能信号8に
従って所定の制御処理を実行する、アキュムレータ、A
LU(算術演算ユニット)等による中央処理装置であ
り、10は入出力端子、タイマ等による周辺装置、11
はこの周辺装置10の外部入出力である。
【0003】また、12はROM4の内容を読み出して
そのテストを行うROM読み出しテスト回路であり、1
3はこのROM読み出しテスト回路12からプログラム
カウンタ2へ送られるプログラムカウンタ制御信号、1
4は当該ROM読み出しテスト時におけるROM読み出
し回路5からのROM読み出し回路出力である。15は
外部よりROM読み出しテスト回路12に入力される外
部入力制御信号であり、16はROM読み出しテスト回
路16より外部に出力されるROM内容テスト信号であ
る。17は中央処理装置9および周辺装置10の内部機
能の正常性をテストする内部機能テスト回路であり、1
8は外部よりこの内部機能テスト回路17を介してイン
ストラクションデコーダ7に入力される外部入力命令コ
ード信号、19は当該内部機能テスト時における中央処
理装置9からの中央処理装置出力である。20は外部よ
り内部機能テスト回路17に入力される外部入力制御信
号であり、21は内部機能テスト回路17より外部に出
力される内部機能テスト信号である。
【0004】次に動作について説明する。通常、マイク
ロコンピュータ1は最終ユーザが使用するシングルチッ
プモードと、その製造課程でのテストを行うためのテス
トモードとを備えている。このテストモードには、内蔵
されたROM4の内容を読み出して、ROM4の内容に
誤りがないかどうかをテストするためのROM読み出し
テストモード(以下、テスト1モードという)と、マイ
クロコンピュータ1の外部より命令コードを入力し、そ
の命令コードをインストラクションデコーダ7でデコー
ドし、命令コードに対応した機能信号にて中央処理装置
9および周辺装置10の内部機能が正常であるか否かの
テストを行う内部機能テストモード(以下、テスト2モ
ードという)がある。なお、それぞれのテストモードを
制御するためのテスト回路として、ROM読み出しテス
ト回路12と内部機能テスト回路17とが備えられてい
る。
【0005】以下に、それぞれのモードでの動作につい
て説明する。まず、シングルチップモードでの動作は、
プログラムカウンタ2の発生するアドレス信号3でRO
M4のアドレス指定が行われ、ROM4に格納されてい
た命令コードがROM読み出し回路5によって読み出さ
れる。読み出された命令コードはROM読み出し回路出
力6としてインストラクションデコーダ7に入力され、
そこで当該命令コードに対応した機能信号8にデコード
されて中央処理装置9、周辺装置10、およびプログラ
ムカウンタ2に出力される。このインストラクションデ
コーダ7の出力する機能信号8に従って中央処理装置
9、周辺装置10、およびプログラムカウンタ2が動作
し、当該マイクロコンピュータ1の所定の制御処理が実
行される。
【0006】次に、テスト1モードでの動作について説
明する。まず、ROM読み出しテスト回路12がプログ
ラムカウンタ制御信号13を発生してプログラムカウン
タ2を制御し、プログラムカウンタ2を0から最上位桁
までインクリメントする。そのときプログラムカウンタ
2より出力されるアドレス信号3によりROM4のアド
レス指定が行われ、ROM4に格納されている命令コー
ドがROM読み出し回路5によって順番に読み出され
る。読み出された命令コードはROM読み出しテスト時
のROM読み出し回路5の出力14としてROM読み出
しテスト回路12へと送られ、ROM読み出しテスト回
路12はそれをROM内容テスト信号16としてマイク
ロコンピュータ1の外部へと出力する。そして、このR
OM内容テスト信号16として外部に出力された命令コ
ードが、ROM4に格納されていたものと相違ないこと
を検証するテストが、マイクロコンピュータ1の外部に
て行われる。なお、ROM読み出しテスト回路12に入
力される外部入力制御信号15は状態設定を行うための
ものである。また、このテスト1モードではインストラ
クションデコーダ7に対する入力はなにも行われず、従
って、中央処理装置9および周辺装置10が動作するこ
とはない。
【0007】次に、テスト2モードでの動作について説
明する。まず、マイクロコンピュータ1の外部より外部
入力命令コード信号18を入力し、これをインストラク
ションデコーダ7でデコードする。この外部入力命令コ
ード信号18をデコードして得られた機能信号8によ
り、中央処理装置9、周辺装置10、およびプログラム
カウンタ2を制御し、そのときの中央処理装置9の出力
19が内部機能テスト回路17に送られる。内部機能テ
スト回路17はこの中央処理装置出力19およびプログ
ラムカウンタ2からのアドレス信号3を、内部機能テス
ト信号21として当該マイクロコンピュータ1の外部に
出力し、それによってこのマイクロコンピュータ1が所
定の機能、動作を実現しているか否かのテストが行われ
る。なお、このテスト2モードにて内部機能テスト回路
17に入力される外部入力制御信号20は状態設定を行
うためのものである。また、このテスト2モードではR
OM4の読み出しは行われない。
【0008】なお、このような従来のマイクロコンピュ
ータに関連した技術の記載がある文献としては、例えば
特開昭63−231539号公報、さらには特開昭63
−245531号公報、特開昭64−15835号公報
などがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のマイクロコンピ
ュータは以上のように構成されているので、そのテスト
1モードでは、シングルチップモードにおける動作のよ
うに、ROM4に格納された命令コードを読み出してイ
ンストラクションデコーダ7でデコードを行ってはおら
ず、ROM4に格納された命令コードに対応した機能信
号8が生成されているか否かのテストが行われていない
という課題があった。
【0010】また、シングルチップモードにおいては、
インストラクションデコーダ7から出力された機能信号
8が、ROM4から読み出された命令コードに対応した
ものではなく、ノイズ等による誤動作によるものであっ
た場合に、それを検出することができないという課題も
あった。
【0011】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、第1の目的は、ROMに格納
された命令コードに対応した機能信号が正しくインスト
ラクションデコーダで生成されていることをテストする
ことのできるマイクロコンピュータを得ることにある。
【0012】また、第2の目的は、シングルチップモー
ドにおいてインストラクションデコーダによって生成さ
れた信号が、ROMから読み出された命令コードに対応
したものであるか否を監視できるマイクロコンピュータ
を得ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るマ
イクロコンピュータは、テストモード制御回路よりプロ
グラムカウンタを0から最上位桁までインクリメントす
るための制御信号を発生させて、その制御信号に基づい
てプログラムカウンタが発生するアドレス信号にてRO
Mのアドレス指定を行い、読み出された命令コードを命
令コードバッファに格納して保持させるとともに、その
命令コードをデコードしたインストラクションデコーダ
の出力する機能信号を、機能信号エンコーダでそれに対
応する命令コードにエンコードし、コンペア回路にてそ
れを命令コードバッファに保持されている命令コードと
を比較するようにしたものである。
【0014】請求項2の発明に係るマイクロコンピュー
タは、ROM読み出しテスト回路よりプログラムカウン
タを0から最上位桁までインクリメントするためのプロ
グラムカウンタ制御信号を発生させてROMのアドレス
指定を行い、読み出された命令コードをデコードしたイ
ンストラクションデコーダの出力する機能信号を、機能
信号エンコーダでそれに対応する命令コードにエンコー
ドし、その機能信号エンコーダ出力をROM読み出しテ
スト回路より、ROM内容テスト信号として外部へ出力
することによって、それがROMに格納されていた命令
コードと相違ないことをテストするようにしたものであ
る。
【0015】請求項3の発明に係るマイクロコンピュー
タは、ROMより読み出された命令コードを命令コード
バッファに格納して保持させるとともに、その命令コー
ドをデコードしたインストラクションデコーダの出力す
る機能信号を機能信号エンコーダでそれに対応する命令
コードにエンコードし、コンペア回路にてそれを命令コ
ードバッファに保持されている命令コードとを比較し
て、両者が一致した場合にのみ、インストラクションデ
コーダが出力したものと同一内容の機能信号を出力し
て、その機能信号に基づいて所定の制御処理を実行する
ようにしたものである。
【0016】請求項4の発明に係るマイクロコンピュー
タは、機能信号エンコーダの出力と命令コードバッファ
の保持命令コードとの比較結果が不一致であった場合、
同一のアドレスを指定することによりROMを再アクセ
スして同様の比較を繰り返して行い、再アクセスの回数
があらかじめ設定された回数に達しても両者の比較結果
が不一致であった場合に、異常検出時の処理を開始する
ようにしたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるマ
イクロコンピュータの構成を示すブロック図であり、図
において、1はマイクロコンピュータ、2はプログラム
カウンタ、3はアドレス信号、4はROM(読み出し専
用メモリ)、5はROM読み出し回路、6はROM読み
出し回路出力、7はインストラクションデコーダ、8は
機能信号、9は中央処理装置、10は周辺装置、11は
外部入出力、12はROM読み出しテスト回路(読み出
し専用メモリ読み出しテスト回路)、13はプログラム
カウンタ制御信号、14はテスト1モード時のROM読
み出し回路出力、15はROM読み出しテスト回路への
外部入力制御信号、16はROM内容テスト信号、17
は内部機能テスト回路、18は外部入力命令コード信
号、19はテスト2モード時の中央処理装置出力、20
は内部機能テスト信号、21は内部機能テスト回路の外
部出力信号であり、これらは、図11に同一符号を付し
て示した従来のそれらのものと同一、もしくは相当部分
であるため、詳細な説明は省略する。
【0018】また、22はROM4に格納された命令コ
ードに対応した機能信号8が、インストラクションデコ
ーダ7で正しく生成されているかどうかをテストするテ
ストモード(以下、テスト3モードという)の制御を行
うテストモード制御回路であり、23は外部よりこのテ
ストモード制御回路22に入力される外部入力制御信
号、24はこのテストモード制御回路22より出力され
る制御信号である。25はROM読み出し回路5によっ
てROM4から読み出された命令コードが格納され、そ
れを一時的に保持しておくための命令コードバッファで
ある。26はインストラクションデコーダ7より出力さ
れた機能信号8をそれに対応した命令コードにエンコー
ドする機能信号エンコーダであり、27はこの機能信号
エンコーダ26より出力される機能信号エンコーダ出力
である。28はこの機能信号エンコーダ出力27と命令
コードバッファ25内に保持されている命令コードとの
比較を行うコンペア回路であり、29はこのコンペア回
路28が両者の不一致を検出した場合に出力する不一致
検出信号である。
【0019】次に動作について説明する。なお、シング
ルチップモード、テスト1モード、およびテスト2モー
ドでの動作については、従来の場合と同様であるためそ
の説明は省略する。テスト3モードでは、テストモード
制御回路22が発生する制御信号24によってプログラ
ムカウンタ2が制御され、プログラムカウンタ2は0か
ら最上位桁までインクリメントする。このプログラムカ
ウンタ2によるアドレス信号3によりROM4のアドレ
ス指定が行われ、ROM4に格納されている命令コード
がROM読み出し回路5によって順番に読み出される。
読み出された命令コードはROM読み出し回路出力6と
して命令コードバッファ25とインストラクションデコ
ーダ7とに送られる。命令コードバッファ25に送られ
た命令コードは命令コードバッファ25に格納されて保
持される。
【0020】一方、インストラクションデコーダ7に入
力された命令コードは、インストラクションデコーダ7
においてその命令コードに対応した機能信号8にデコー
ドされ、機能信号エンコーダ26に出力される。機能信
号エンコーダ26では入力された機能信号8をエンコー
ドしてその機能信号8に対応した命令コードを生成し、
それを機能信号エンコーダ出力27としてコンペア回路
28に出力する。コンペア回路28はこの機能信号エン
コーダ出力27と、命令コードバッファ25に保持され
ている命令コードとを比較する。この比較の結果、両者
が一致した場合には、プログラムカウンタ2を1歩進め
て次のアドレス信号3を発生させ、当該アドレスにおけ
るROM4の内容についても同様の処理を行う。また、
不一致となった場合にはコンペア回路28より不一致検
出信号29を当該マイクロコンピュータ1の外部へと出
力し、ROM4に格納された命令コードに対応した機能
信号8が正しく生成されていないことを通報する。
【0021】このように、従来のテストモードではテス
トすることができなかった、ROM4に格納された命令
コードに対応した機能信号8が生成されているかどうか
のテストを行うことが可能となる。
【0022】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2によるマイクロコンピュータの構成を示すブロック
図であり、相当部分には図1と同一符号を付してその説
明を省略する。図において、30はコンペア回路28で
の比較によって不一致が検出された場合に、命令コード
バッファ25よりマイクロコンピュータ1の外部に出力
される外部出力である。
【0023】次に動作について説明する。この実施の形
態2においても、ROM4のアドレス指定からコンペア
回路28での命令コードバッファ25の内容と機能信号
エンコーダ出力27との比較までの動作は、実施の形態
1の場合と同一である。コンペア回路28での両者の比
較の結果、不一致が検出されると、コンペア回路28は
不一致検出信号29を外部にではなく、マイクロコンピ
ュータ1内の命令コードバッファ25に出力する。この
不一致検出信号29を受けた命令コードバッファ25は
その時保持している命令コードを外部出力30としてマ
イクロコンピュータ1の外部へ出力する。
【0024】このように、コンペア回路28で不一致が
検出されたとき、命令コードバッファ25に保持されて
いる命令コードが外部に出力されるので、ROM4に格
納された命令コードとそれに対応した機能信号8とが不
一致となったときの、当該命令コードの内容を把握する
ことが可能となり、さらに、テスト1モードやテスト2
モードなどと併用することで、ROM4に問題がある故
障であるのか、インストラクションデコーダ7に問題が
あるのかが判断できるため、故障箇所の特定を行ううえ
で非常に有効である。
【0025】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3によるマイクロコンピュータの構成を示すブロック
図であり、相当部分には図1と同一符号を付してその説
明を省略する。図において、31はプログラムカウンタ
2の発生するアドレス信号3をその都度保持するアドレ
スバッファであり、32はコンペア回路28での比較で
不一致が検出された場合に、このアドレスバッファ31
よりマイクロコンピュータ1の外部に出力される外部出
力である。
【0026】次に動作について説明する。この実施の形
態3においても、ROM4のアドレス指定からコンペア
回路28での命令コードバッファ25の内容と機能信号
エンコーダ出力27との比較までの動作は、実施の形態
1の場合と同一である。なお、そのとき、ROM4のア
ドレス指定を行うためにプログラムカウンタ2が発生す
るアドレス信号3は、アドレスバッファ31にも送られ
て格納され、一旦そこに保持される。一方、コンペア回
路28で命令コードバッファ25の内容と機能信号エン
コーダ出力27とを比較した結果、両者の不一致が検出
されると、コンペア回路28はマイクロコンピュータ1
の外部にではなく、内部のアドレスバッファ31に対し
て不一致検出信号29を出力する。この不一致検出信号
29を受けたアドレスバッファ31はそのとき保持して
いるアドレス信号を、外部出力32としてマイクロコン
ピュータ1の外部へ出力する。
【0027】このように、コンペア回路28で不一致が
検出されたとき、アドレスバッファ31に保持されてい
るアドレス信号が外部に出力されるので、ROM4に格
納された命令コードとそれに対応した機能信号8とが不
一致となったときの、当該命令コードが格納されている
アドレスを把握することが可能となり、不一致の原因
が、プログラムカウンタ2によるROM4のアドレス指
定の問題であった場合の故障箇所特定に非常に有効であ
る。
【0028】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形
態4によるマイクロコンピュータの構成を示すブロック
図であり、相当部分には図1と同一符号を付してその説
明を省略する。この実施の形態4は、テストモード制御
回路22、命令コードバッファ25、およびコンペア回
路28を備えておらず、機能信号エンコーダ26でエン
コードした機能信号エンコーダ出力27をROM読み出
しテスト回路12に入力している点で、図1に示した実
施の形態1とは異なっている。
【0029】次に動作について説明する。なお、この場
合もテスト3モードの動作についてのみ説明し、他のモ
ードの動作説明は割愛する。従来のテスト1モードの場
合と同様に、ROM読み出しテスト回路12の出力する
プログラムカウンタ制御信号13によってプログラムカ
ウンタ2を制御して、プログラムカウンタ2を0から最
上位桁までインクリメントする。そのときプログラムカ
ウンタ2より出力されるアドレス信号3によりROM4
のアドレス指定が行われ、ROM4に格納されている命
令コードがROM読み出し回路5にて順番に読み出され
る。読み出された命令コードはROM読み出し回路出力
6としてインストラクションデコーダ7に入力され、そ
こでその命令コードに対応した機能信号8にデコードさ
れて出力される。このインストラクションデコーダ7よ
り出力された機能信号8は機能信号エンコーダ26に入
力され、機能信号エンコーダ26はその機能信号8をエ
ンコードして、当該機能信号8に対応した命令コードを
生成する。生成された命令コードは機能信号エンコーダ
出力27としてROM読み出しテスト回路12に送ら
れ、ROM読み出しテスト回路12よりROM内容テス
ト信号16として、マイクロコンピュータ1の外部へと
出力される。そして、このROM内容テスト信号16と
して外部に出力された命令コードがROM4に格納され
ているものと相違ないものであることを検証するテスト
のために供される。
【0030】このように、従来のROM読み出しテスト
と同じ方法により、ROM4に格納された命令コードに
対応した機能信号8がインストラクションデコーダ7で
生成されているかどうかのテストを行うことが可能とな
るため、ROM4とインストラクションデコーダ7との
間の故障検出が容易となり、さらに、機能信号エンコー
ダ26を追加するだけの、少量の回路追加のみでそれを
実現することも可能となる。
【0031】実施の形態5.図5はこの発明の実施の形
態5によるマイクロコンピュータの構成を示すブロック
図であり、相当部分には図1と同一符号を付してその説
明を省略する。図において、8aは一致検出時にコンペ
ア回路28よりプログラムカウンタ2、中央処理装置
9、周辺装置10などに出力される機能信号であり、そ
の内容はテスト時に機能信号エンコーダ26に入力され
た機能信号8と同一のものである。また、33は不一致
検出時にコンペア回路28よりプログラムカウンタ2、
ROM読み出し回路5、インストラクションデコーダ
7、中央処理装置9、周辺装置10などに出力される内
部リセット信号である。なお、インストラクションデコ
ーダ7の出力した機能信号8はプログラムカウンタ2、
中央処理装置9、周辺装置10などに直接入力されては
おらず、コンペア回路28は比較結果に応じてこれら機
能信号8aおよび内部リセット信号33を発生する点で
実施の形態1のそれとは異なっている。
【0032】次に動作について説明する。ここで、この
実施の形態5によるマイクロコンピュータでは、シング
ルチップモードでの動作において、インストラクション
デコーダ7から出力された機能信号8がROM4から読
み出された命令コードに真に対応したものであるかどう
かの監視が行われている。すなわち、この実施の形態5
でのシングルチップモード動作では、まずプログラムカ
ウンタ2より出力されるアドレス信号3でROM4のア
ドレス指定が行われ、ROM4の該当アドレスに格納さ
れた命令コードがROM読み出し回路5によって読み出
される。次に読み出された命令コードはROM読み出し
回路出力6としてインストラクションデコーダ7と命令
コードバッファ25に出力される。インストラクション
デコーダ7では入力された命令コードのデコードを行
い、その命令コードに対応した機能信号8を出力する。
出力された機能信号8は機能信号エンコーダ26にのみ
入力される。機能信号エンコーダ26はこの機能信号8
をエンコードしてそれ対応した命令コードを生成し、そ
れを機能信号エンコーダ出力27としてコンペア回路2
8に出力する。
【0033】コンペア回路28はこの機能信号エンコー
ダ出力27を、命令コードバッファ25が保持している
命令コードと比較する。この比較の結果、両者が一致し
た場合、コンペア回路28は機能信号エンコーダ26に
入力された機能信号8と同一内容の機能信号8aを中央
処理装置9、周辺処理装置10に出力する。一方、比較
結果が不一致となった場合には、コンペア回路28はプ
ログラムカウンタ2、ROM読み出し回路5、インスト
ラクションデコーダ7、中央処理装置9、周辺装置10
などに内部リセット信号33を出力し、当該マイクロコ
ンピュータ1内部のすべての機能を初期化する。
【0034】このように、マイクロコンピュータ1のシ
ングルチップモード動作時に、ROM4より読み出され
た命令コードに対応した機能信号が間違いなく生成され
ているかどうかを監視することができ、ノイズ等に起因
する誤動作によって異常な機能信号が出力されたことが
検出された場合には、直ちにマイクロコンピュータ1の
内部機能が初期化され、フェイルセーフを実現すること
ができる。
【0035】実施の形態6.図6はこの発明の実施の形
態6によるマイクロコンピュータの構成を示すブロック
図であり、相当部分には図5と同一符号を付してその説
明を省略する。この実施の形態6は、不一致検出時にプ
ログラムカウンタ2、ROM読み出し回路5、インスト
ラクションデコーダ7、中央処理装置9、周辺装置10
などに出力される内部リセット信号33に代えて、不一
致検出信号29をコンペア回路28よりマイクロコンピ
ュータ1の外部に出力している点で、図5に示した実施
の形態5とは異なっている。
【0036】次に動作について説明する。ここで、RO
M4のアドレス指定から、コンペア回路28での機能信
号エンコーダ出力27と命令コードバッファ25が保持
している命令コードとの比較までの動作は、実施の形態
5で説明したものと同様である。この実施の形態6にお
いては、コンペア回路28での比較の結果、両者の不一
致が検出された場合、プログラムカウンタ2、ROM読
み出し回路5、インストラクションデコーダ7、中央処
理装置9、周辺装置10などに内部リセット信号33を
出力して、当該マイクロコンピュータ1内部の全機能を
初期化する代わりに、不一致検出信号29をマイクロコ
ンピュータ1の外部へ出力している。これにより、異常
発生時の処理を外部で行うことが可能となる。
【0037】このように、マイクロコンピュータ1のシ
ングルチップモード動作時に、ROM4より読み出され
た命令コードに対応した機能信号が間違いなく生成され
ているかどうかを監視することができ、異常発生時には
その処理を外部において行うことが可能となる。
【0038】実施の形態7.図7はこの発明の実施の形
態7によるマイクロコンピュータの構成を示すブロック
図であり、相当部分には図5と同一符号を付してその説
明を省略する。この実施の形態7は、不一致検出時にプ
ログラムカウンタ2、ROM読み出し回路5、インスト
ラクションデコーダ7、中央処理装置9、周辺装置10
などに出力される内部リセット信号33に代えて、ベク
タ割り込み発生信号34をコンペア回路28よりプログ
ラムカウンタ2に出力している点で、図5に示した実施
の形態5とは異なっている。なお、このベクタ割り込み
発生信号34は、プログラムカウンタ2を強制的に割り
込み番地に書き換えて、ベクタ割り込みを発生させるた
めのものである。
【0039】次に動作について説明する。ここで、RO
M4のアドレス指定から、コンペア回路28による機能
信号エンコーダ出力27と命令コードバッファ25が保
持している命令コードとの比較までの動作は、実施の形
態5で説明したものと同一である。この実施の形態7に
おいては、コンペア回路28での比較の結果、両者の不
一致が検出された場合、プログラムカウンタ2、ROM
読み出し回路5、インストラクションデコーダ7、中央
処理装置9、周辺装置10などに内部リセット信号33
を出力して、当該マイクロコンピュータ1内部の全機能
を初期化する代わりに、コンペア回路28はプログラム
カウンタ2に対してベクタ割り込み発生信号34を出力
する。このベクタ割り込み信号34を受けたプログラム
カウンタ2は、強制的に割り込み番地に書き換えられ、
それによってベクタ割り込みが発生する。ここで、この
割り込みベクタに、内部機能チェック等のフェイルセー
フ用の処理をプログラムしておけば、異常発生時にフェ
イルセーフ的な内部処理を実行することが可能となる。
【0040】このように、マイクロコンピュータ1のシ
ングルチップモード動作時に、ROM4より読み出され
た命令コードに対応した機能信号が間違いなく生成され
ているかどうかを監視することができ、異常発生時には
ベクタ割り込みが発生して、異常発生時のフェイルセー
フ的内部処理が可能となる。
【0041】実施の形態8.図8はこの発明の実施の形
態8によるマイクロコンピュータの構成を示すブロック
図であり、相当部分には図5と同一符号を付してその説
明を省略する。図において、35はコンペア回路28で
不一致が検出された場合の、ROM4の同一アドレスを
再アクセスする回数を設定するためのアクセス回数設定
ダウンカウンタで、その設定値はマイクロコンピュータ
1の中央処理装置9によって0からカウンタ最大値まで
の任意の値にプログラマブルに初期設定可能となってお
り、ROM4の同一アドレスへのアクセスが再実行され
る度にその内容がデクリメントされるものである。36
はこのアクセス回数設定ダウンカウンタ35がアンダフ
ローした場合にセットされるアクセス終了フラグであ
る。
【0042】次に動作について説明する。ここで、図9
はこの実施の形態8によるマイクロコンピュータ1の各
部の動作波形を示すタイミングチャートである。この図
9に示す例は、動作源クロックの3クロック分を1命令
実行サイクルとし、アクセス回数設定ダウンカウンタ3
5には“01”が設定されている場合について示したも
のである。この実施の形態8でのシングルチップモード
動作において、プログラムカウンタ2より出力されるア
ドレス信号3によってROM4のアドレス“003”の
指定が行われ、ROM4の該当アドレスに格納された命
令コード“ABC”がROM読み出し回路5によって読
み出される。この命令コードは命令コードバッファ25
に格納されて保持されるとともに、インストラクション
デコーダ7にも入力されて、その命令コードに対応した
機能信号8にデコードされる。この機能信号8は機能信
号エンコーダ26に入力されてそれに対応した命令コー
ドにエンコードされ、コンペア回路28に送られる。コ
ンペア回路28はコンペア実行信号に従って、この機能
信号エンコーダ出力27と命令コードバッファ25が保
持している命令コードとを比較する。その比較の結果、
両者の不一致が検出された場合、コンペア回路28は不
一致検出信号を発生する。
【0043】不一致検出信号が発生すると、動作源クロ
ックの立ち下がりに同期してアクセス回数設定ダウンカ
ウンタ35の内容は“01”から“00”にデクリメン
トされるとともに、動作源クロックの次の立ち上がりに
同期してROM4の同一のアドレス“003”が再度指
定される。従って、次の命令実行サイクルでも命令コー
ド“ABC”がROM4より読み出され、コンペア回路
28によって同様の比較動作が実行される。その結果、
再度両者の不一致が検出されて、コンペア回路28から
不一致検出信号が発生すると、アクセス回数設定ダウン
カウンタ35は“00”からさらにデクリメントされて
アンダフローする。このアクセス回数設定ダウンカウン
タ35のアンダフローによってアクセス終了フラグ36
がセットされる。このアクセス終了フラグ36がセット
されると、ROM4の同一アドレスに対する再アクセス
は行わず、実施の形態5、実施の形態6、または実施の
形態7において説明した異常検出時の処理を実行する。
【0044】このように、マイクロコンピュータ1のシ
ングルチップモード動作時に、ROM4より読み出され
た命令コードに対応した機能信号が間違いなく生成され
ているかどうかを監視でき、また、異常を検出した場合
でも、再度同一アドレスの命令コードを再アクセスし
て、その比較結果が一致したならばそれまでの処理を継
続するため、内部処理に支障をきたさないレベルの、ノ
イズ等による誤動作に対するフェイルセーフ処理が可能
になる。
【0045】実施の形態9.図10はこの発明の実施の
形態9によるマイクロコンピュータの構成を示すブロッ
ク図であり、相当部分には図8と同一符号を付してその
説明を省略する。図において、37はアクセス回数設定
ダウンカウンタ35に初期設定される設定値が入力され
るデータ設定用外部端子である。この実施の形態9は、
アクセス回数設定ダウンカウンタ35の設定が中央処理
装置9からプログラマブルに行われるものではなく、マ
イクロコンピュータ1の外部からこのデータ設定用外部
端子37を介して初期データが設定される点で、図8に
示したものとは異なっている。
【0046】次に動作について説明する。まず、コンペ
ア回路28で不一致を検出した場合にROM4の同一ア
ドレスを再アクセスする回数が、0からカウンタ最大値
までの範囲でデータ設定用外部端子37よりアクセス回
数設定ダウンカウンタ35に設定される。なお、それ以
降の動作は実施の形態8の場合と同様に、コンペア回路
28で不一致が検出されるとROM4の再アクセスを行
い、アクセス回数設定ダウンカウンタ35に設定された
回数だけROM4の再アクセスを繰り返しても、コンペ
ア回路28の比較結果が不一致であればアクセス終了フ
ラグ36をセットして、実施の形態5〜7において説明
した異常検出時の処理を実行する。
【0047】このように、マイクロコンピュータ1のシ
ングルチップモード動作時に、ROM4より読み出され
た命令コードに対応した機能信号が間違いなく生成され
ているかどうかを監視でき、異常を検出した場合でも、
設定した回数以内の再アクセスで比較結果が一致したな
らば処理を継続するため、内部処理に支障をきたさない
レベルのノイズ等による誤動作に対するフェイルセーフ
処理が可能になり、その再アクセスの回数も、マイクロ
コンピュータ1の外部より任意に設定することが可能と
なる。
【0048】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、テストモード制御回路からの制御信号で、0から最
上位桁までインクリメントされるプログラムカウンタが
発生するアドレス信号によってROMのアドレス指定を
行い、そのROMから読み出された命令コードを命令コ
ードバッファに保持させるとともに、当該命令コードを
デコードしたインストラクションデコーダの出力する機
能信号を、機能信号エンコーダによってそれに対応する
命令コードにエンコードし、この機能信号エンコーダの
出力と命令コードバッファの内容との一致をコンペア回
路によって検出するように構成したので、従来のテスト
モードではテストすることができなかった、ROMに格
納された命令コードに対応した機能信号が、インストラ
クションデコーダによって正しく生成されているかどう
かのテストを行うことが可能なマイクロコンピュータが
得られる効果がある。
【0049】請求項2の発明によれば、ROM読み出し
テスト回路よりプログラムカウンタ制御信号を発生させ
ることによって、プログラムカウンタを0から最上位桁
までインクリメントしてROMのアドレス指定を行い、
それによって読み出された命令コードをデコードしたイ
ンストラクションデコーダより出力される機能信号を、
機能信号エンコーダによってそれに対応する命令コード
にエンコードし、この機能信号エンコーダの出力をRO
M内容テスト信号としてROM読み出しテスト回路より
外部へ出力し、それがROMに格納されているものと相
違ないことを確認するテストのために供するように構成
したので、従来のROM読み出しテストと同様の方法に
より、ROMに格納された命令コードに対応した機能信
号がインストラクションデコーダで正しく生成されてい
るかどうかをテストすることが可能となるばかりか、従
来のROM読み出しテスト回路に機能信号エンコーダを
追加するだけの、少ない回路の追加によってそれを実現
することができるため、経済的にも有利なマイクロコン
ピュータが得られる効果がある。
【0050】請求項3の発明によれば、ROMより読み
出された命令コードを命令コードバッファに保持させ、
当該命令コードをデコードしたインストラクションデコ
ーダの出力する機能信号を、機能信号エンコーダによっ
てそれに対応する命令コードにエンコードして、その機
能信号エンコーダ出力と命令コードバッファの内容との
一致をコンペア回路において検出し、両者が一致したと
きにのみインストラクションデコーダが出力したものと
同一内容の機能信号を出力して、当該マイクロコンピュ
ータの所定の制御処理の実行のために供するように構成
したので、マイクロコンピュータがシングルチップモー
ドで動作しているときに、インストラクションデコーダ
から出力される機能信号を監視して、ノイズ等に起因す
る誤動作によって異常な機能信号が出力されるような場
合に、その異常な機能信号の出力を検出することがで
き、その異常な機能信号が検出された場合のフェイルセ
ーフ処理が可能なマイクロコンピュータが得られる効果
がある。
【0051】請求項4の発明によれば、コンペア回路に
よる比較結果が不一致のときには同一アドレスを指定し
てROMの再アクセスを行い、同様の比較を繰り返し
て、規定回数だけ再アクセスを行って同様の比較を繰り
返しても両者の一致が検出されなかった場合に、異常検
出時の処理を実行するように構成したので、マイクロコ
ンピュータがシングルチップモードで動作しているとき
に不一致が検出されても、規定回数以内のROMの再ア
クセスで一致が検出されたならば所定の制御処理が継続
されるため、内部に支障をきたすことのないレベルの、
ノイズ等による誤動作に対するフェイルセーフ処理が可
能なマイクロコンピュータが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるマイクロコ
ンピュータの構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態2におけるマイクロコ
ンピュータの構成を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態3におけるマイクロコ
ンピュータの構成を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態4におけるマイクロコ
ンピュータの構成を示すブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態5におけるマイクロコ
ンピュータの構成を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態6におけるマイクロコ
ンピュータの構成を示すブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態7におけるマイクロコ
ンピュータの構成を示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態8におけるマイクロコ
ンピュータの構成を示すブロック図である。
【図9】 実施の形態8における各部の動作波形を示す
タイミングチャートである。
【図10】 実施の形態9におけるマイクロコンピュー
タの構成を示すブロック図である。
【図11】 従来のマイクロコンピュータの構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ、2 プログラムカウンタ、
3 アドレス信号、4ROM(読み出し専用メモリ)、
7 インストラクションデコーダ、8、8a機能信号、
12 ROM読み出しテスト回路(読み出し専用メモリ
読み出しテスト回路)、13 プログラムカウンタ制御
信号、16 ROM内容テスト信号(読み出し専用メモ
リ内容テスト信号)、22 テストモード制御回路、2
4制御信号、25 命令コードバッファ、26 機能信
号エンコーダ、27 機能信号エンコーダ出力、28
コンペア回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 命令コードが格納され、プログラムカウ
    ンタからのアドレス信号によってアドレス指定が行われ
    る読み出し専用メモリを備え、前記読み出し専用メモリ
    より読み出された命令コードをインストラクションデコ
    ーダでデコードして、得られた機能信号に基づいて所定
    の制御処理を実行するマイクロコンピュータにおいて、
    前記プログラムカウンタを0から最上位桁までインクリ
    メントするための制御信号を発生するテストモード制御
    回路と、前記制御信号によって制御される前記プログラ
    ムカウンタからのアドレス信号に従って、前記読み出し
    専用メモリより読み出された命令コードが格納される命
    令コードバッファと、前記制御信号によって制御される
    前記プログラムカウンタからのアドレス信号に従って、
    前記読み出し専用メモリより読み出された命令コードを
    デコードした前記インストラクションデコーダの出力す
    る機能信号を、その機能信号に対応した命令コードにエ
    ンコードする機能信号エンコーダと、前記機能信号エン
    コーダの出力と前記命令コードバッファの内容とを比較
    するコンペア回路を有することを特徴とするマイクロコ
    ンピュータ。
  2. 【請求項2】 命令コードが格納され、プログラムカウ
    ンタからのアドレス信号によってアドレス指定が行われ
    る読み出し専用メモリを備え、前記読み出し専用メモリ
    より読み出された命令コードをインストラクションデコ
    ーダでデコードして、得られた機能信号に基づいて所定
    の制御処理を実行するマイクロコンピュータにおいて、
    前記読み出し専用メモリより読み出された命令コードを
    デコードした前記インストラクションデコーダからの機
    能信号を、その機能信号に対応した命令コードにエンコ
    ードする機能信号エンコーダと、プログラムカウンタ制
    御信号を発生して前記プログラムカウンタを0から最上
    位桁までインクリメントし、前記読み出し専用メモリの
    アドレス指定を行って、そのとき前記機能信号エンコー
    ダより送られてくる機能信号エンコーダ出力を、それが
    読み出し専用メモリに格納されている命令コードと相違
    ないことをテストするための読み出し専用メモリ内容テ
    スト信号として出力する読み出し専用メモリ読み出しテ
    スト回路を有することを特徴とするマイクロコンピュー
    タ。
  3. 【請求項3】 命令コードが格納され、プログラムカウ
    ンタからのアドレス信号によってアドレス指定が行われ
    る読み出し専用メモリを備え、前記読み出し専用メモリ
    より読み出された命令コードをインストラクションデコ
    ーダでデコードして、得られた機能信号に基づいて所定
    の制御処理を実行するマイクロコンピュータにおいて、
    前記読み出し専用メモリより読み出された命令コードが
    格納される命令コードバッファと、前記インストラクシ
    ョンデコーダが前記読み出し専用メモリより読み出され
    た命令コードをデコードして出力する機能信号を、その
    機能信号に対応した命令コードにエンコードする機能信
    号エンコーダと、前記機能信号エンコーダの出力と前記
    命令コードバッファの内容とを比較して、両者が一致し
    た場合にのみ、前記インストラクションデコーダが出力
    したものと同一内容の機能信号を出力するコンペア回路
    を設け、前記コンペア回路の出力する機能信号に基づい
    て所定の制御処理を実行することを特徴とするマイクロ
    コンピュータ。
  4. 【請求項4】 前記コンペア回路において前記機能信号
    エンコーダの出力と前記命令コードバッファの内容との
    不一致が検出された場合に、同一のアドレスを指定して
    前記読み出し専用メモリの再アクセスを行い、それによ
    って得られた前記機能信号エンコーダの出力と前記命令
    コードバッファの内容との比較を再度実行し、あらかじ
    め設定された回数だけ前記再アクセスを行っても、前記
    コンペア回路の比較結果が不一致であれば、異常検出時
    の処理を実行することを特徴とする請求項3に記載のマ
    イクロコンピュータ。
JP7203561A 1995-08-09 1995-08-09 マイクロコンピュータ Pending JPH0950384A (ja)

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JP7203561A JPH0950384A (ja) 1995-08-09 1995-08-09 マイクロコンピュータ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1676478A2 (en) 1998-09-01 2006-07-05 Nippon Soda Co., Ltd. Slime remover and slime preventing/removing agent

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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