JPH09503834A - 建築物用外壁構成部材、特に建築物壁の胸壁領域の壁板 - Google Patents

建築物用外壁構成部材、特に建築物壁の胸壁領域の壁板

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JPH09503834A
JPH09503834A JP7511169A JP51116994A JPH09503834A JP H09503834 A JPH09503834 A JP H09503834A JP 7511169 A JP7511169 A JP 7511169A JP 51116994 A JP51116994 A JP 51116994A JP H09503834 A JPH09503834 A JP H09503834A
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ノルスク ハイドロ アー.エス.
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    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers

Abstract

(57)【要約】 外壁構成部材が、太陽光線を受容する外側壁殻部(10)と、内側壁殻部(20)との間に、外側壁殻部(10)に隣接する透明な外部断熱層(30)を有しており、そこで、内側壁殻部(20)が少なくとも1つの内部断熱層(22)を有し、透明な外部断熱層(30)は、内側壁殻部(20)側で、光線を吸収する層(21′)と境を接している。外側壁殻部(10)のg値は、吸収層(21′)において予想される最大限の太陽照射を受けた場合に、材料破壊を生じる温度になることがないように、低減されている。

Description

【発明の詳細な説明】 建築物用外壁構成部材、特に建築物壁の胸壁領域の壁板 本発明は、建築物用外壁構成部材に関し、特に、太陽エネルギー利用のために 、ガラス張りに構成されていて太陽光線を受容する外側の壁殻部と、内側の壁殻 部との間に、外側の壁殻部に隣接して、透明な外部断熱層が設けられ、内側の壁 殻部は、外壁構成部材の内側の端部をなす遮断層と、内部断熱層とを有し、この 内部断熱層が遮断層の外側壁殻部側に配設されている、胸壁もしくは建築物壁の 胸壁領域の壁板に関する。 上記のような外壁構成部材は、例えばE−A−0362242号により公知で あり、建築物外装部の不透明部分における太陽エネルギーの受動的利用に有用で ある。外壁構成部材の内部において、入射太陽光線によって材料破壊を生じる過 熱が起こるのを防止するために、公知の外壁構成部材においては、断熱層内部の 入射太陽光線の吸収が、比較的厚みのある層領域にわたって行われるように、内 部断熱層は、透過率が10パーセントより小さく、吸収率が15パーセントより 大きくなるように半透明に構成されている。ここで、断熱層は全体として、断熱 層中の利用可能な太陽照射によって、断熱層内での温度の最大値がこの層の外側 と内側の境界面の間にあるという温度特性を生じるような厚さでなければならな い。これにより、特に、強い太陽照射が予想される場合には、内部断熱層の厚み を大きくすることが必要となり、その結果、外壁構成部材の奥行きが、建築静力 学的な必要性から要求されるよりも大きくなる。 太陽エネルギーを最大限に利用し、空間内部における快適性を保証しつつ、壁 構成部材内部のいずれの箇所においても材料破壊を生じるような高すぎる温度が 確実に回避されるように、冒頭に述べたような構造の外壁構成部材を構成すると いう課題が本発明の根底をなしており、ここで、この壁構成部材の奥行きはでき るだけ小さいこと、特に、担持する構造物、例えばこの構造物の支柱及び梁の静 力学上の必要性から要求されるよりも大きくないことが必要である。 上記課題は、冒頭に述べたような構成を備えた外壁構成部材においては、以下 によって解決される。すなわち、内側壁殻部が、外部の透明な断熱層側の側面に おいて、受けた太陽光線を外部断熱層から吸収する層と境を接していること、お よび、外側壁殻部を形成するガラス層の総エネルギー透過率gが、このガラスの 熱透過係数に合わせて、吸収層に高過ぎる熱が生じないが、太陽エネルギーが可 能な限り利用される程度まで低減されていることである。 本発明の外壁構成部材においては、入射する太陽光線の吸収は、主に透明な外 部断熱層と内部断熱層の側面との境界をなす吸収層中で行われ、この吸収層にお いては、通常、外壁構成部材内で可能な限り最高の温度が生じる。前記の層は、 太陽光線のみ遮断するなら、非常に薄くてよい。本発明において外側壁殻部のg 値を意図的に低減したことによって、確かに外壁構成部材中の太陽エネルギーの 受容が減少する結果になるが、可能な限り最大の太陽照射を受けた場合にも、吸 収層における上限の温度値が越えられないことが保証され、その結果、過熱によ る材料破壊が生じることはない。そこで、内側壁殻部、従って内部断熱層と遮断 層は、熱透過抵抗に関して、吸収層における温度の最高値がまだ許容されるもの である場合、内側壁殻部の空間内側面における温度と、空間内部空気へと向かっ て壁内側面に生じて熱通過抵抗によって引き起こされる温度上昇が、空間内部に いる人がまだ快適と感じる範囲内にあるように、内側壁殻部を設計する必要があ る。このことは、内部断熱層の厚みを比較的薄くすることによって達成すること ができる。内部断熱層の熱透過抵抗の値をより大きくすることは、本発明の枠内 では全く不要で、内部断熱層及び/又は遮断層の厚みを、そして、それと共に本 発明の外壁構成部材全体の奥行きと、構造上の及び費用的な無駄を、結果的に不 必要に大きくするだけである。 本発明の枠内で、外側壁殻部のg値の意図的な低減によって受容量が減少する 太陽光線は、前記外側壁殻部の熱透過係数kを調整することによって好適に利用 される。k値を対応して低減させることにより、吸収層から外部透明断熱層と外 側壁殻部を通り、外へと向かう熱損失が制限されるためである。従って、外部壁 殻部を形成するガラス層は、単独のガラス板、必要に応じて内側耐熱層、特にL −E層及び/又は太陽保護層を備えたガラス板によって形成されることが好まし い。他の非常に好適な実施態様は、ガラス層が、2枚もしくは3枚のガラス板よ りなる隔離ガラスエレメントによって形成されていることを特徴とする。後者の 場合、ガラス板間空間中に存在する空気が暖まる際の膨張作用(ポンプ作用)を わずかに保つために、このガラス部材は、縮小されたガラス板間空間を有してい てよい。さらに、隔離ガラス部材のガラス板の一部又は全部のガラス板側面(以 下において[定]位置として記載)上において、耐熱被覆層、特にL−E層を備 えることが好ましい。隔離ガラスエレメント、ないしそのガラス板は、さらに合 目的的には太陽保護層を備えていてもよい。 上記のような太陽保護層は、太陽エネルギーが本発明において最大限に利用さ れ、その際、吸収層において高過ぎる温度が生じることがないように、できるだ け完全にするのがよい。また、隔離ガラスエレメントのガラス板間空間が希ガス 充填物を有していてもよく、これは、熱透過係数を、それぞれの実状及び要求、 例えば、外壁構成部材の南向き用の低いg値、東/西向き用の平均的なg値、北 向き用の高いg値に適合させるのに有効である。 外側壁殻部が、適当な構造様式の特別システムより形成されていてもよく、該 システムは一般には2枚の透明なガラス板、及び、ガラス板間空間中に構成され ているプリズム構造、もしくは、ガラス板平面に対してほぼ垂直なハチの巣構造 よりなっている。 本発明の特に好ましい実施態様は、蓄熱層が、内側壁殻部の、透明な外部断熱 層側の側面上に配設されていることを特徴とする。 この蓄熱層は、本発明の外壁構成部材においては、前置されている吸収層中に 受容される太陽エネルギーが部分的に蓄熱層の蓄積材中に蓄積され、さらに、太 陽エネルギー供給が減少した時、もしくは、もはや存在しない時に、放出される という利点をもたらす。その際、内側壁殻部中に層を形成する蓄熱材及び断熱材 の蓄熱能力及び断熱能力に応じて、外壁構成部材を組織する他の部分、特に外側 壁殻部と透明な外部断熱層の熱特性によって、太陽エネルギー利用の更なる改善 が可能となり、しかも、壁構成部材中の回避されるべき過熱に関しても、また、 実際の太陽エネルギー照射に対する蓄積された熱の放出における時間的推移に関 しても改善される。蓄熱層は、一定の条件のもとでは、吸収被覆層における温度 を低下させ、それと共に一般に外壁構成部材内部、及び、該構成部材の空間内部 においても、温度が低下する。このことは、吸収被覆層において許容される上限 温度を越えることなく、太陽エネルギーの供給をより徹底的に利用するために、 外側壁殻部のg値を高めるのに役立つ。さらに、不必要に大きな温度差を生じさ せないで、太陽エネルギー供給をできるだけ完全に受容できるように、蓄熱層に 関しては、できるだけ好適な熱容量を得るよう努力すべきである。特に合目的的 な実施態様は、蓄熱層が、一以上の無機質プレート、セラミックプレート、ガラ ス、天然もしくは合成物質、とりわけ、砂利コンクリートよりなる蓄積材を有し ていることを特徴とする。また、例えばグラウバー塩のような、潜在蓄熱材とし て働く蓄積材を用いることもできる。しかしなお、蓄熱層の蓄積材を合成物質、 特に、一又は複数の合成物質プレートよりなるものとすることができる。合成物 質は、通常、例えば砂利コンクリートの約2倍という大きな比熱を有していて、 これにより、より重い蓄積塊に比べて、よりわずかな厚みを占有し、その結果、 例えば砂利コンクリートと合成物質が、蓄積材として、ほぼ等しい蓄積能力を生 じることができる。上記の蓄積材は、本発明においては、それのみで、若しくは 、組み合わせて蓄熱層中に用いることができる。 さらに、蓄熱層に関しては、壁構成部材の両側の温度が再び下がる時に、この 蓄熱層中に蓄積された熱が、断熱層に依存しなくても、あまり急激に周囲に放出 されることのないように、熱伝導率の小さな蓄積材を選択するのが好ましい。そ こで、蓄熱層はゆっくりと冷える。従って、合目的的には、内側壁殻部の、蓄熱 層と遮断層との間に、内部断熱層も配設される。 内部断熱層は、最も簡単には空気層によって形成することができる。しかしな がら、一般には、内部断熱層は、主にPURフォーム、PSフォーム、グラスフ ァイバ、鉱物ファイバ等よりなる断熱材を含んでいる。内部断熱層を、5〜50 ミリメートル、主に20ミリメートルの厚さの一又は複数の空気層を伴う多層に 構成してもよい。空気層中で循環する空気による熱対流を小さく維持し、空気層 によってひき起こされる熱絶縁が不必要に弱められないように、前記空気層の厚 みを厚くすることは避ける。内側壁殻部の遮断層は、一般的には蒸気のもれない ように構成される。この遮断層は、金属、特にアルミニウムもしくはスチールよ りなる遮断薄板を有していてよい。遮断層は、蓄積材、特にコンクリートも含ん でいてよく、これは、特に簡単な方法としては、例えば、蓄積材を建築物壁のコ ンクリート胸壁によって直接形成することによって実現される。 内側壁殻部に隣接する透明な外部断熱層の構成に関しても、本発明の枠内で、 同様に種々の可能性が存在する。前記透明な断熱層は、最も簡単な実施態様にお いては、やはり5〜50ミリメートル、特に20ミリメートルの厚みの空気層に よって形成することができる。空気層が吸収層に直接隣接していてもよい。この 空気層と吸収層との間にはガラス板が挿入されていてもよい。しかしながら、透 明な外部断熱層は、層平面に垂直なハチの巣もしくは小室構造を有する透明な合 成物質よりなる毛細管プレートによって構成されていてもよく、このプレートは 、例えば「建築物理学13」(1991年)、第6号、第217〜224頁に記 載された「透明な断熱材、物質、システム工学、及び応用」より公知であり、従 って、ここにおいて更に記述する必要はない。透明な外部断熱層が、グラスウー ル及び/又はアクリル樹脂フォームよりなり、それぞれ個別に、もしくは、互い に関連し合って、断熱材として存在していてもよい。 さらに、吸収層によっては、本発明によって意図的に低減された外壁構成部材 のg値に関連して、この外壁構成部材の外観を最良状態にすることができ、そこ に本発明のさらに重要な長所が見られる。即ち、g値が小さいことによって、外 側壁殻部の透明性が著しく減少し、従って外側壁殻部後方の外壁構成部材の構造 が見えにくくなり、このことによって、外観の美しさへの要求を比較的容易に満 たすことができる。 特に、吸収層に続く蓄熱層を備えた外壁構成部材に関しては、ガラス層の合目 的的な実施態様では、単独のクリアガラス板によって、もしくは、それぞれ2枚 のクリアガラス板よりなる隔離ガラスエレメントによって形成されていてよい。 以下、図面に示された実施例に基づいて、本発明を詳細に説明する。 図1は、本発明の壁板の層構造の横断面を示す概略図であり、 図2は、壁板の他の実施態様を、図1に対応させて示す図であり、 図3は、外側壁殻部のみの層構造を示す概略図である。 図面において、太陽光線を受け取る外側壁殻部全体が符号 10 で、内側壁殻部 全体が符号 20 で示されている。両者の間に、外側壁殻部 10 に直接隣接する透 明な外部断熱層 30 があり、他方、内側壁殻部 20 は、蓄熱層 21 と内部断熱層 22 を伴って多層に構成されていて、ここで、蓄熱層 21 は、内側壁殻部 20 の 、透明な断熱層 30 の側の側面上に配設されている。この蓄熱層 21 の蓄積材は 、様々に構成することができ、例えば、鉱物性プレート、セラミックプレート、 ガラス、もしくは天然石又は人造石より構成することができる。後者の場合、特 に砂利コンクリートより構成してもよく、あるいは、合成物質、特に一又は複数 の合成物質プレートより構成してもよいが、このことは、詳細には、図面に示さ れていない。さらに、内側壁殻部 20 は、外壁構成部材の内側の端部をなす遮断 層 23 を有し、この遮断層の、外側壁殻部 10 側の側面上には断熱層 22 が配設 され、この断熱層は、結果的に蓄熱層 21 と遮断層 23 との間にある。断熱層 2 2 は、PURフォーム、PSフォーム、グラスファイバ、鉱物性ファイバ等を、 断熱材として含むことができる。断熱層 22 は、それぞれが10〜50ミリメー トル、特に20ミリメートルの厚さの一又は複数の空気層を用いて構成されてい てもよいが、このことも、図面には示されていない。いずれの場合でも、遮断層 23 自身は、蒸気が浸透しないように構成されている。この遮断層は、アルミニ ウムもしくはスチールのような金属よりなる遮断薄板より構成してよいが、蓄積 材、特にコンクリートを有していてもよい。 透明な断熱層 30 は、最も簡単には、厚さ5〜50ミリメートル、特に、20 ミリメートルの空気層より形成することができる。また、毛細管プレートの透明 な断熱層 30 は、層の平面に垂直なハチの巣構造もしくは室構造を伴う透明な合 成物質より形成されていてもよく、このことも便宜上図面には示されていない。 さらに、透明な断熱層 30 を、グラスウール、アクリル樹脂フォーム等の透明な 物質より構成してもよい。透明な断熱層 30 側の側面で、内側壁殻部 20 、即ち 、蓄熱層 21 が光線を吸収し、場合によってはスペクトル選択して吸収する光線 不透過層 21′を担持し、この層 21′は薄い被覆層として形成されていてよい。 外側壁殻部 10 は、ガラス層によって形成され、これはg値の低減のために、 一又は複数の太陽保護被覆層を有していてもよい。透明な断熱層 30 に連続する 蓄熱層 21 を備えた外壁構成部材 10 の場合、ガラス層は、単独のクリアガラス 板、もしくは、2以上のクリアガラス板よりなる隔離ガラスエレメントとするこ とができる。一般に、ガラス層は、単独のガラス板 11 、場合によっては内側耐 熱被覆層、特にL−E被覆層及び/又は太陽保護層を備えたガラス板より形成さ れていて、これにより低いk値が生じる。さらに、ガラス層がそれぞれ2枚もし くは3枚のガラス板 11,12,13 よりなる隔離ガラスエレメントによって形成され ていてもよく、その際、この隔離ガラスエレメントは、縮小されたガラス板間空 間を有していてもよい。ガラス板 11,12,13 は、一部又は全てのガラス板側面上 に耐熱被覆層、特にL−E層を有していてもよく、その際、解放状態のガラス板 面には、L−E層が、例えば熱分解で塗布された酸化錫層によって形成されてい てもよい。さらに、隔離ガラスエレメントないしはそのガラス板 11,12,13 が太 陽保護被覆層を備えていてもよい。ガラス板間空間は、さらに希ガス充填物を有 していてよい。結論的には、本発明の枠内で存在する個々の必要性、特に、吸収 被覆層 21′において生じる最高温度に関するものに、k値及びg値をその都度 最も好ましく適合させるために、特に合目的的なものとして、以下の、図3を用 いて詳細に説明される組み合わせが好ましい。 1.g値の意図的な低減のために、位置1上に太陽保護層を、位置2上にL−E 層を備えた、耐熱・太陽保護ガラス板11よりなる、一枚板ガラス層。 2.例えば位置2上に太陽保護層、 位置3上に耐熱層(L−E)、 もしくは、 位置2上に太陽保護層、 位置3及び4上に耐熱層(L−E)、ここで、位置4上の耐熱層は熱分解で 塗布された酸化錫層よりなるものとする、 もしくは、 位置2上に太陽保護層及び耐熱層、 位置4上に耐熱層(k) のような、2枚のガラス板 11,12 と太陽保護層とよりなる2枚板隔離ガラス 層で、それぞれ、ガラス板間空間中に希ガス充填を伴うもの、もしくは伴わな いもの、 3.位置2上に太陽保護層、 位置3上に耐熱層、 位置5上に耐熱層、 もしくは 位置2上に太陽保護層、 位置3上に耐熱層、 位置5上に耐熱層、 位置6上に耐熱層、 もしくは 位置2上に太陽保護及び耐熱層、 位置5上の耐熱層、 もしくは 位置2上に太陽保護及び耐熱層、 位置5上に耐熱層、 位置6上に耐熱層、 を有するガラス板 11,12,13 よりなる3枚板隔離ガラスエレメントで、それぞ れ、ガラス板間空間中に、希ガス充填を伴うもの、もしくは、伴わないもの。 外側壁殻部 10 は、図2の実施態様のように、2枚の透明なガラス板 11′、 及びガラス板間空間中に構成されているプリズム構造、もしくはガラス板平面に ほぼ垂直なハチの巣構造11′よりなっていてもよい。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1995年11月24日 【補正内容】 建築物用外壁構成部材、特に建築物壁の胸壁領域の壁板 本件特許の対象は、請求項1に記載の、建築物用外壁構成部材、特に胸壁もし くは建築物壁の胸壁領域の壁板である。 建築物外装部の不透明な部分における太陽エネルギーの受動的利用に有効なフ ァサード被覆部は、最も近い従来技術である、WO−82/03100号により 公知である。ここでは、図1に外壁構造が示され、この外壁構造には、透明な外 側壁殻部と、堅牢な壁との間に、外側壁殻部に隣接する透明な外部断熱層が設け られ、また、壁の外部向きの側面には隔離層が設けられている。隔離層は、太陽 光線を吸収する層によって、透明な外部断熱層から分離されている。この吸収層 中に生じる熱は、隔離層によって壁中に導かれる。吸収層と隔離層の過熱を避け るために、隔離層は、熱伝導率が温度の関数として相当程度変化する物質よりな っている。そのために前記物質は、通常液体の熱担体を含んでいて、この担体は 、隔離層の暖かい側面で気化する。その蒸気が材料の孔を通り、冷たい層側面へ と浸透し、そこにおいてこの蒸気は熱放出して壁に凝結する。この凝結物が、例 えば毛細管現象によって、再び暖かい層側面へと戻り、これによって、液体にな ったり、蒸気状になったりする、熱担体の循環が行われ、熱は、主に外部から内 部へと移行する。熱伝導性は、温度の上昇と共に非常に迅速に、かつ、著しく増 大するので、太陽照射の増大と共に、より多くの熱が吸収層から、隔離層を通り 、堅牢な壁中に導かれる。その結果、吸収層における温度は、比較的わずかしか 上昇しないが、建築物内側面上の壁が、望ましくない程度に暖かくなることがあ る。また、類似の構造のファサード被覆部が、E−A−0362242号により 公知である。これにおいては、入射する太陽光線によって、外壁構成部材の内部 で、材料破壊を生じる過熱が起こるのを回避するために、入射する太陽光線の吸 収が、断熱層内で比較的厚い層領域に渡って行われるように、内部断熱層は、透 過率が10パーセントより小さく、吸収率が15パーセントより大きくなるよう に半透明に構成されている。その際、断熱層全体は、利用可能な太陽照射によっ て、この断熱層中の温度の最大値が、断熱層内部で該層の外部境界面と内部境界 面との間にあるという温度特性が生じるような厚みでなければならない。このこ とは、 特に、強い太陽照射が予想される場合に、内部断熱層の大きな厚みを必要とする ことがあり、構造静力学上の必要性から要求されるよりも大きい、外壁構成部材 の構造上の奥行きにつながりうる。 CH−A−678203号からは、外壁が透明な外部断熱層を用いて隔離され ていて、透明な物質よりなる、前面に設けられた防風雨プレートによって保護さ れている外壁構造が公知である。その外壁は、外部断熱層に向いた表面上に、直 接、太陽光線を吸収する暗色の被覆層を担持している。この被覆層と外壁との間 に内部断熱層はない。壁構造中の過熱が防風雨プレートによって回避され、この プレートは、組み立てられた状態において、低い位置にある冬の太陽の光線を、 高い位置にある夏の太陽の光線よりもよく通過させる。そのために、防風雨プレ ートの表面は、異なる方向を向いた2つの部分面によってレリーフ状に形成され 、この部分面のうち、一方は透明で、他方は光線を通さない着色層で覆われてお り、これにより、太陽光線の入射方向と共に可変のシルエットが生じる。平滑面 の外部ガラス層は、上記のような防風雨プレートによっては可能ではない。 「太陽エネルギー」、第50巻、第5号、1993年5月号、第407頁〜第 414頁記載の、「隔離制御のための熱クロム処理されたゲル」では、同様に、 光線を吸収する被覆層が堅牢な外壁上に直接塗布され、被覆層と壁との間に内部 断熱層が存在しないという外壁構造が公知である。透明な外部断熱層によって吸 収層から分離されている外側壁殻部が熱クロム処理された層を有していて、この 層は、温度に応じて光線通過に影響を与え、所定温度を超えると光線透過は本質 的に低減する。このような層は、例えば、2枚のガラス板間の狭い間隙中に、熱 クロム処理されたゲルが充填されることによって得られる。結果において、上記 のような外側壁殻部は、構造上本質的に、通常のガラス張りに構成された壁殻部 よりも費用がかかる。 WO−82/03100号のものと機能的に類似する外壁構造が、EP−A− 0473859号より公知である。これにおいては、隔離層は可変の熱伝導率を 有してはいないが、吸収層と隔離層との間に空間が設けられており、この空間中 に熱担体液が存在し、この熱担体液は、間隙空間と堅牢な壁中に構成された伝導 システムとの間で循環し、従って、熱を吸収層から対流によって直接堅牢な壁中 に移動させる。 太陽エネルギーを最大限に利用して、空間内部の快適性を保証しつつ、材料破 壊を生じる加熱が壁構成部材内のいずれの箇所でも回避され、かつ、この壁構成 部材の構造上の奥行きができるだけ小さくなるように、特に、担持する構造物、 例えば特にこの構造物の支柱及び梁の静力学上の必要性から要求されるよりも大 きくならないように、外壁構成部材を構成するという課題が本発明の根底をなし ている。 本発明の外壁構成部材においては、入射する太陽光線の吸収は、主に透明な外 部断熱層と内部断熱層の側面との境界をなす吸収層中で行われ、この吸収層にお いては、通常、外壁構成部材内で可能な限り最高の温度が生じる。前記の層は、 太陽光線のみ遮断するなら、非常に薄くてよい。本発明において外側壁殻部のg 値を意図的に低減したことによって、確かに外壁構成部材中の太陽エネルギーの 受容が減少する結果になるが、可能な限り最大の太陽照射を受けた場合にも、吸 収層における上限の温度値が越えられないことが保証され、その結果、過熱によ る材料破壊が生じることはない。そこで、内側壁殻部、従って内部断熱層と遮断 層は、熱透過抵抗に関して、吸収層における温度の最高値がまだ許容されるもの である場合、内側壁殻部の空間内側面における温度と、空間内部空気へと向かっ て壁内側面に生じて熱通過抵抗によって引き起こされる温度上昇が、空間内部に いる人がまだ快適と感じる範囲内にあるように、内側壁殻部を設計する必要があ る。このことは、内部断熱層の厚みを比較的薄くすることによって達成すること ができる。内部断熱層の熱透過抵抗の値をより大きくすることは、本発明の枠内 では全く不要で、内部断熱層及び/又は遮断層の厚みを、そして、それと共に本 発明の外壁構成部材全体の奥行きと、構造上の及び費用的な無駄を、結果的に不 必要に大きくするだけである。 請求の範囲 1.建築物用外壁構成部材、特に胸壁、もしくは、建築物壁の胸壁領域における 壁板であって、太陽エネルギーの利用のために、ガラス張りに構成され、太陽光 線を受容する外側の壁殻部(10)と、内側の壁殻部(20)との間に、前記外側壁 殻部(10)に隣接する透明な外部断熱層(30)が設けられ、前記内側壁殻部(20 )は、外壁構成部材の最も内側の層である遮断層(23)と、内部断熱層(22)と を有しており、この内部断熱層は、遮断層(23)の外側壁殻部(10)側の側面上 に配設されており、ここで、さらに、内側壁殻部(20)は、透明な外部断熱層( 30)側の側面上で、受容された太陽光線を前記外部断熱層(30)から吸収する層 (21′)に境を接しており、ここで、外側壁殻部(10)の総エネルギー透過度g は、設置場所において予想される最大量の太陽照射を受けた場合に、吸収層(21 ′)における温度の上限値が越えられない程度に低減され、かつ、外側壁殻部( 10)の熱透過係数kは、太陽エネルギーが最大限利用されるように、低減された g値に適合するようにされたことを特徴とする外壁構成部材 2.前記ガラス張りの層が、単独のガラス板(11)、場合によっては内側耐熱層 、特にL−E層及び/又は太陽保護層を備えたものによって形成されていること を特徴とする、請求の範囲第1項に記載の外壁構成部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.建築物用外壁構成部材、特に、胸壁もしくは建築物壁の胸壁領域における壁 板であって、太陽エネルギーの利用のために、ガラス張りに構成され、かつ、太 陽光線を受容する外側の壁殻部(10)と、内側の壁殻部(20)との間に、外側壁 殻部(10)に隣接する透明な外部断熱層(30)が設けられ、前記内側壁殻部(20 )は、外壁構成部材の内側の端部をなす遮断層(23)と、内部断熱層(22)とを 有しており、この断熱層が、遮断層(23)の外側壁殻部(10)側に配設されてい るものにおいて、前記内側壁殻部(20)が、透明な外部断熱層(30)の側を向い た側面上で、受容した太陽光線を外部断熱層(30)から吸収する層(21′)に境 を接しており、かつ、外側壁殻部(10)を形成するガラス層の総エネルギー透過 度gが、このガラス層の熱透過係数kとの適合において、吸収被覆層(21′)に おいて高すぎる温度が生じず、しかも太陽エネルギーが最大限に利用されるよう に、低減されていることを特徴とする外壁構成部材。 2.前記ガラス層が、単独のガラス板(11)、場合によっては内側耐熱層、特に L−E層及び/又は太陽保護層を伴うものによって形成されていることを特徴と する、請求の範囲第1項に記載の外壁構成部材。 3.前記ガラス層が、それぞれ2枚もしくは3枚のガラス板(11,12,13)より なる隔離ガラスエレメントによって形成されていることを特徴とする、請求の範 囲第1項に記載の外壁構成部材。 4.前記隔離ガラスエレメントが、縮小されたガラス板間空間を有することを特 徴とする、請求の範囲第3項に記載の外壁構成部材。 5.前記ガラス板(11,12,13)が、それぞれの、一部もしくは全ての位置(1 〜6)に、耐熱被覆層、特にL−E層を有していることを特徴とする、請求項第 3項もしくは第4項に記載の外壁構成部材。 6.前記隔離ガラスエレメントないしは該集合体のガラス板(11,12,13)が、 太陽保護層を有していることを特徴とする、請求の範囲第3〜5項のいずれか1 項に記載の外壁構成部材。 7.前記隔離ガラスエレメントのガラス板間空間が、希ガス充填物を有している ことを特徴とする、請求の範囲第3〜6項のいずれか1項に記載の外壁構成部材 。 8.前記外側壁殻部(10)が、2枚の透明なガラス板(11′)、及びガラス板間 空間中に構成されたプリズム構造、及び/又は入射光の行程の誘導のための、ガ ラス板平面にほぼ垂直なハチの巣構造(11′)よりなることを特徴とする、請求 の範囲第1項に記載の外壁構成部材。 9.前記内側壁殻部(20)の、透明な内部断熱層(30)の側を向いた側面上に、 蓄熱層(21)が配設されていることを特徴とする、請求の範囲第1〜8項のいず れか1項に記載の外壁構成部材。 10.前記蓄熱層(21)が、一以上の鉱物性プレートよりなる蓄積材を有している ことを特徴とする、請求の範囲第9項に記載の外壁構成部材。 11.前記蓄熱層(21)が、一以上のセラミックプレートよりなる蓄積材を有して いることを特徴とする、請求の範囲第9項もしくは第10項に記載の外壁構成部 材。 12.前記蓄熱層(21)が、ガラスよりなる蓄積材を有していることを特徴とする 、請求の範囲第9〜11項のいずれか1項に記載の外壁構成部材。 13.前記蓄熱層(21)が、天然石もしくは人工石よりなる蓄積材を有しているこ とを特徴とする、請求の範囲第9〜12項のいずれか1項に記載の外壁構成部材 。 14.前記蓄熱層(21)が、コンクリートよりなる蓄積材を有していることを特徴 とする、請求の範囲第13項に記載の外壁構成部材。 15.前記蓄熱層(21)が、合成物質、特に一つ以上の合成物質プレートよりなる 蓄積材を有していることを特徴とする、請求の範囲第9〜14項のいずれか1項 に記載の外壁構成部材。 16.前記蓄熱層(21)が、熱伝導性の小さい蓄積材よりなっていることを特徴と する、請求の範囲第9〜15項のいずれか1項に記載の外壁構成部材。 17.前記内部断熱層(22)が、前記蓄熱層(21)と遮断層(23)との間に配設さ れていることを特徴とする、請求の範囲第9〜16項のいずれか1項に記載 の外壁構成部材。 18.前記内部断熱層(22)が、PURフォーム、PSフォーム、グラスファイバ 、鉱物性ファイバ等よりなる断熱材を含んでいることを特徴とする、請求の範囲 第1〜17項のいずれか1項に記載の外壁構成部材。 19.前記断熱層(22)が、厚さ10〜50ミリメートル、主に20ミリメートル の一以上の空気層で多層に構成されていることを特徴とする、請求の範囲第1〜 18項のいずれか1項に記載の外壁構成部材。 20.前記遮断層(23)が、蒸気がもれないように構成されていることを特徴とす る請求の範囲第1〜19項のいずれか1項に記載の外壁構成部材。 21.前記遮断層(23)が、金属(アルミニウムもしくはスチール)よりなる遮断 薄板を有していることを特徴とする、請求の範囲第20項に記載の外壁構成部材 。 22.前記遮断層(23)が、蓄積材、特にコンクリートを含んでいることを特徴と する、請求の範囲第20項もしくは第21項に記載の外壁構成部材。 23.前記透明な外部断熱層(30)が、厚さ10〜50ミリメートル、特に20ミ リメートルの空気層によって形成されていることを特徴とする、請求の範囲第1 〜22項のいずれか1項に記載の外壁構成部材。 24.前記透明な外部断熱層(30)が、層平面に垂直なハチの巣構造もしくは室構 造を備えた透明合成物質よりなる毛細管プレートによって形成されていることを 特徴とする、請求の範囲第1〜22項のいずれか1項に記載の外壁構成部材。 25.前記透明な外部断熱層(30)が、断熱材としてのグラスウールよりなってい ることを特徴とする、請求の範囲第1〜22項のいずれか1項に記載の外壁構成 部材。 26.前記透明な外部断熱層(30)が、断熱材としてのアクリル樹脂フォームより なっていることを特徴とする、請求の範囲第1〜22項のいずれか1項に記載の 外壁構成部材。 27.特に、吸収被覆層(21′)に連続している蓄熱層(21)を有する外壁構成部 材において、ガラス層が、単独のクリアガラス板、もしくは、それぞれ2枚の クリアガラス板よりなる隔離ガラスエレメントによって形成されていることを特 徴とする請求の範囲第1〜26項のいずれか1項に記載の外壁構成部材。
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