JPH09503291A - 特にレセプター結合分析における生物学的相互作用の検出方法 - Google Patents

特にレセプター結合分析における生物学的相互作用の検出方法

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JPH09503291A JP7506835A JP50683595A JPH09503291A JP H09503291 A JPH09503291 A JP H09503291A JP 7506835 A JP7506835 A JP 7506835A JP 50683595 A JP50683595 A JP 50683595A JP H09503291 A JPH09503291 A JP H09503291A
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Abstract

(57)【要約】 生物学的レセプターへのリガンドの結合を調節する化合物の検出方法であって、キャピラリー作用によるその中での流体の移動を可能にするような固相マトリックス上のある位置で、生物学的レセプターへのリガンドの結合と当該固相マトリックス上での未結合リガンドの分離とを可能にするような条件下で、リガンドと生物学的レセプターと試験化合物とを接触させること、並びに、何らかのそのような分離を参照することによって試験化合物による結合の調節を検出すること、を含む上記の方法。

Description

【発明の詳細な説明】 特にレセプター結合分析における生物学的相互作用の検出方法 本発明は、特にレセプター結合分析における生物学的相互作用を検出するため の改良された方法に関する。特には、本発明には、放射分離(radial partition) の使用が含まれる。 従来の放射リガンド結合分析が関連しているが、それらは、真空ろ過および他 の複雑な操作を使用する。そのような操作は、例えば、Receptor-Ligand Intera ctions,E.D.Hulme(Ed),1992,IRL Press 中に概要が記載されている。従って 、実施するのがより簡単で、かつ、例えば高出量スクリーニングによる新薬誘導 の同定のためにより好適なさらに改良された技術に対する要求が存在する。 放射分離は1982年に初めて記載された(J.L.Giegel et al,Clin.Chem. ,28,1894-1898(1982))。それ以来、それは免疫診断分野で分析のための基礎 として十分に確立するようになった。典型的な方法では、ペーパーフィルター上 に固定化された抗体を使用し、分析物および2次抗体結合体を継続的に適用して いく。次いで、洗浄液(場合によっては酵素免疫分析のための基質を含む)を適 用し、未結合の結合体を中心から放射状に離れるように洗浄し、結合した結合体 を中心のドットとして残す。使用したシグナルによる定量から、標準曲線を参照 することにより、分析物の濃度が得られる。 本発明者は、今回意外なことに、放射分離の原理を、対象となる生物学的レセ プターに結合する化合物の同定のための新規な分析においてうまく適用すること ができることを見い出した。そのような新規な分離分析は、真空ろ過または他の 複雑な操作を必要とはしない。これらは、高速かつ高出量スクリーニング操作に 容易に適用でき、例えば、医薬および農薬産業における新規な活性化合物の同定 のために使用することができる。 従って、本発明の第1の側面によれば、本発明者により、生物学的レセプター へのリガンドの結合を調節する化合物の検出方法であって、キャピラリー作用に よるその中での流体の移動を可能にするような固相マトリックス上のある位置で 、 生物学的レセプターへのリガンドの結合と当該固相マトリックス上での未結合リ ガンドの分離とを可能にするような条件下で、リガンドと生物学的レセプターと 試験化合物とを接触させること、並びに、何らかのそのような分離を参照するこ とによって試験化合物による結合の調節を検出すること、を含む上記の方法が提 供される。 上記分析の成分は任意の順序でマトリックスに加えることができる。上記成分 の場合によっては3つ、好ましくは2つは、マトリックスへの適用に先立って混 合することができる。好ましくは、リガンドが試験化合物の前に生物学的レセプ ターと接触しないような順序にすべきであり、これはリガンドを置き換えるには 何らかの活性化合物を必要とし、これは運動論的に遅く、分析の感度を減じてし まうからである。好ましくは、第1の添加は生物学的レセプターを含むべきであ る。好ましくは、生物学的レセプターは固相マトリックス上に固定化されている 。 あるいはまた、本発明の方法は、対象の生物学的レセプターと試験化合物との 間の相互作用を測定するのに用いてもよい。従って、本発明のさらに別の側面に おいては、本発明者により、生物学的レセプターに結合する化合物の検出方法で あって、キャピラリー作用によるその中での流体の移動を可能にするような固相 マトリックス上のある位置で、生物学的レセプターへの試験化合物の結合と当該 固相マトリックス上での未結合試験化合物の分離とを可能にするような条件下で 、生物学的レセプターを試験化合物と接触させること、並びに、何らかのそのよ うな分離を参照することによって生物学的レセプターへの試験化合物の結合を検 出すること、を含む上記の方法が提供される。 試験化合物は他の分析成分の適用に先立って固相マトリックス上に固定化され ているのが好都合である。 「固定化されている(immobilized)」によって、本発明者は、マトリックス への共有または非共有付着、あるいは、キャピラリー作用によりマトリックスを 通して移動することができない物質への付着を意味する。レセプターが膜レセプ ターである場合、固定化は膜断片の形態でレセプターを適用することによって提 供されるのが好都合である。あるいはまたレセプターはペプチドタグ(tag)と ともに提供されてもよく、N−またはC−末端に付着し、遺伝的操作技術により 融合タンパク質として製造されるのが好都合であり、そして固定化は、共有また は非共有手段によってマトリックス上に固定化されたタグ、例えば抗−タグ抗体 に相補的なパートナーによって行われる。試験化合物が固定化される場合、マト リックス上で試験化合物を合成することにこれを行うのが好都合である。そのよ うなシステムは例えば、R.Frank,Tet.Lett.48,(42),9217-9232(1992)に よって記載されている。 本発明者は、理論的考察に拘束されることは望まないが、試験化合物への生物 学的レセプターの結合は一般的には溶液中で生じるであろう。従って、関連化合 物の1以上を溶液中で適用するのが好都合である。 場合によっては、例えば添加の間に休止をおくことによる乾燥または部分乾燥 を、分析の流体容積を減少する目的で行ってもよい。 好ましい分析では、生物学的レセプターの添加、乾燥、試験化合物次いでリガ ンドの添加、インキュベーション、その後の洗浄が含まれる。 流体媒体および固相マトリックスの性質に依存するが、結合後に、分離はある 程度の限定された範囲で既に生じているかもしれない。しかしながら、一般に、 インキュベーションを限定された位置に限定することが好ましく、インキュベー ション後に、洗浄液流体を分離した工程で適用し、何らかの所望の程度の分離を 生じさせるのが好都合である。 本発明のマトリックスは多孔質固相マトリックスであるのが好都合であり、例 えばセルロースペーパーまたはガラス繊維ペーパーあるいはガラス繊維とセルロ ースとを混合したペーパーのシートである。 本発明の分離は放射分離であり、その後にマトリックスの中心位置または周辺 領域、あるいはその両方に保持された標識成分の広がりを定量または評価するの が好都合である。 あるいはまた、本分析方法は、上記よりも高い分析位置密度を可能にする直線 分離として行われる。この分析は上記のように行われるが、より少量および/ま たはより厚いマトリックス、例えばペーパーを使用し、高い比率の洗浄緩衝液を 下流に向けるが(水平のペーパーを仮定する)、この方法は場合によっては放射 移動が制限されるように位置を互いに密接した場所に取ることによって容易にな るかもしれない。場合によっては、この方法はマトリックスの下に吸収層を設け ることによって容易になるかもしれない。この分析は、(不透明な)ペーパーを 通じて有意に検出することができないシグナル、例えば、発色団(chromophore )、発蛍光団(fluorophore)、化学発光団(chemilumophore)(またはこれら を生成する酵素)またはトリチウムで標識されたリガンドを用いて実施するのが 好都合である。好ましくは、シグナルは発蛍光団である。結合の程度は、表面シ グナルを測定することにより決定される:こうして、レセプターに結合する化合 物は標識リガンドの結合を妨げ、減少したシグナルが生じるのであろう。 放射および直線分析は両方とも、任意の適当な2次元または3次元のマトリッ クスで行うことができ、マトリックスの構造的完全性が支持表面によって補強さ れているものも含まれる。好都合な2次元マトリックスには、パーパーなどのシ ート類が含まれるが、それらは、別の支持体、例えばマイクロタイタープレート の底部に付着させたフィルター上に存在していてもよいと理解されるであろう。 直線または放射分離分析は、液体の直線的流れを可能にする任意のマトリックス 上で実施することができる。 生物学的レセプターは、対象となる薬理的レセプター、例えば膜レセプター、 あるいは例えば医薬または農薬用対象の任意の標的物であるのが好都合である。 そのような標的物は、例えば、細胞シグナル、遺伝子発現の調節、細胞接着、炎 症の媒介に関与するもののようなタンパク質;酵素およびそれらの阻害剤、プロ テオグリカン類、オリゴ−またはポリ−多糖類、二本鎖または一本鎖の形態の核 酸、および1以上の上記種を含む複合体である。 生物学的レセプターは膜断片の形態で供給されるのが好都合である。生物学的 レセプターは断片またはドメイン、あるいは対象の天然の生物学的レセプターの アナログであってもよい。 リガンドは、対象の生物学的レセプターに結合することが知られている化合物 から選択するのが好都合である。典型的には、リガンドはペプチド、タンパク質 、オリゴ−またはポリ−多糖類、または小分子である。リガンドは天然由来のリ ガンドのアナログでもよい。 好ましくは本発明の方法は1以上の対照を参照することにより実施される。 結合または未結合の物質の存在の検出は、特定の系の可溶性成分の1以上を標 識することによって実施するのが好都合である。リガンドが標識されるのが最も 好都合である。あるいは、生物学的パートナーが標識される。 使用される標識は、生化学的分析で使用される任意の慣用の標識である。放射 分離分析のためには、標識は、2次元像形成技術によって位置付けして測定でき るようなものであるのが好都合であり、例えば、オートラジオグラフィーまたは 貯蔵リン光(strage phosphor)または比例ワイアーカウンティング(proportio nal wire counting)またはマイクロチャネル配列検出器技術で測定することが できる放射活性、あるいは、蛍光スキャナ装置で測定できる蛍光体、あるいは、 視覚観察または像分析で評価できる色素または酵素生成した色素である。 結合および遊離の標識を区別するための検出技術に対する要求を取り除くその 他の標識および検出系を案出してもよい。例えば、蛍光を標識として使用する場 合は、結合した標識のみが蛍光を発するように位置の中心のみをイルミネートす ればよい。あるいはまた、ラジオアイソトープを標識として使用する場合は、分 析後に、少量のシンチラント(scintillant)を位置の中心部のみに適用して、 結合した標識のみが検出されるであろう。あるいは、酵素が標識として使用され る場合は、分析後に少量の基質を位置の中心部のみに適用して、結合した標識の みが検出される。この原理を2以上の要素を必要とする任意のシグナル系に適用 して、シグナル(要素として光照射を含む)を得ることができ、上記の変法は平 均的技術を有する科学者には明らかであろう。 直線分離分析のためには、標識は、発蛍光団(fluorophore)、または選択し たマトリックスを有意には透過しないシグナルを生成する酵素であるのが好都合 である。あるいは、若干透過する放射活性アイソトープ、例えばトリチウムを使 用してもよい。 あるいは、放射および直線分離分析のためには、結合または遊離の標識を固定 化成分またはマトリックス上に位置する第2のシグナル成分との相互作用によっ て測定できるような、相互作用シグナルを使用してもよい。相互作用シグナルは 当技術で知られており、例えば蛍光エネルギー移動を含む。固定化されたパート ナーまたはマトリックスの本質的特性、例えば、その大きさ(mass)またはその ハイドロパシー(hydropathy)を相互作用シグナルとして考慮することができ、 蛍光極性(fluorescene polarization)または他の蛍光特性の調節による検出が 可能になる。 「標識」という用語には、ビオチンのような親和対の片方を形成するタグ(ta gs)が含まれ、その存在は、シグナルが結合している親和対の相補パートナーと インキュベーションすることによって続いて測定することができる。 リガンドおよび生物学的パートナーの標識方法は当技術において知られており 、例えば、Pierce Chemical Company および Molecular Probes のカタログ、お よび本明細書に含まれる引用文献中に記載されている。 本発明者は、放射リガンド結合分析をこの形態で実施することが有利であるこ とを見い出した。本方法には、適切なペーパー、例えばガラス繊維ペーパーに、 対象のレセプターを含む膜断片、試験化合物および標識リガンドを、好ましくは この順番で、そして少量、好都合なのは全部で10μl未満の量、例えば6μl 未満の量で添加する工程、および結合が生じる条件下でインキュベートする工程 を含む。全ての添加はペーパー上の同じ位置でなされる。続いて、適量の洗浄緩 衝液を適用して未結合のリガンドを放射状に洗浄する一方、結合リガンドは中心 部に残るが、これは膜断片はペーパーを通じて移動することができないからであ る。 リガンドが放射活性アイソトープで標識されており、分析結果はオートラジオ グラフィー、比例ワイアーカウンティング、ミクロチャネル配列検出器または貯 蔵リン光技術によって視覚化されるのが好都合である。後ろの3つの技術によれ ば結果の定量が可能である。あるいは、非アイソトープ標識を使用してもよく、 特には2次元蛍光スキャナと組み合わせて使用される蛍光標識が好都合である。 これらの試みにおいて、レセプターへのリガンドの結合を妨げる試験化合物が中 心スポットの強度における減少によって明らかになる。 本発明者はまた、上記方法において固相マトリックスとして使用するための前 処理したメンブレンも開示する。そのようなメンブレンは、例えばマトリックッ スへの標識成分の非特異的結合を改良したり、中心位置に固定化成分を保持する ための物質で処理したりあるいはコートしたりすることことができる。 本発明の分析の利点は、複数の分析をマトリックスの単一シート上で都合よく 実施することができるということである。従って、多数の化合物を単一の実験で スクリーニングすることができる。好都合なことに、これはロボット(robtic) 液体操作装置で達成される。複数のそのような装置が知られており、例えば、Te can RSP 5072 のようなロボット(robotic)試料加工機が挙げられる。 上記の分析は、従来の技術よりも非常に有利である。これらには、出量能力の 増加、簡単な作動、耐久力の向上および費用の軽減が含まれる。膜断片を用いる レセプター結合分析のためには、本分析は真のレセプター結合活性を有する化合 物を検出する能力においてさらに区別できると考えられる。本発明者は理論的考 察に拘束されることは望まないけれども、真空ろ過法と比較して、本方法によっ て使用されるより穏やかなろ過により、検出されない膜断片の構造を単に粉砕す る化合物を生じさせるが、これは断片は粉砕されているにもかかわらず中央ゾー ンに留まるからである。 本発明を以下の実施例および図面によって説明するがこれらによって限定され るものではない。 図1は、実施例1に記載した分析に従って異なる濃度の未標識のエンドセリン (endothelin)による放射標識されたエンドセリンの置換を示すオートラジオグ ラフを示す。T:全部(未標識エンドセリン)、NS:非特異的結合;−11、 −10、−9、−8、−7:10-11M、10-10M、10-9M、10-8Mおよび 10-7M未標識エンドセリン。 図2は、従来の真空ろ過法に対する、実施例2に記載するような放射分離分析 における24の試験化合物に関して得られた置換率の相関を示す。 図3は、実施例3に記載した操作を行うことによって得られた像を示す。これ は、局在したレセプターに対する全結合を示す暗い中心スポットを示しており、 スポットが存在しないことは、その位置に適用したサケカルシトニンの高濃度の ための結合の十分な阻害を示す(1マイクロモル濃度)。 図4は、実施例4に記載した操作を行うことによって得られた像を示す。これ は、以下の膜濃度で測定した、全結合Iおよび非特異的結合IIの結果を示す: A.0.7mg/ml、B.0.5mg/ml、C.0.3mg/ml、D.0 .1mg/ml、E.0.05mg/ml。実施例1 エンドセリンレセプター結合分析の確立 本分析は、エンドセリン1と、放射フォルマットで分離された、ヒトエンドセ リンETAレセプター(ETAレセプター、Adachi et al,Biochem.Biophys.R es.Commun.,1991,180,1265-1272)を発現しているマウス赤白血病細胞(M EL)から調製された洗浄膜画分との相互作用を調査する。 クローン化されたヒトETAレセプターを含有するMEL細胞(WO−89/ 01517、Grosveld et al/MRC、WO−92/11380、Hollis et al/I CI)の新鮮なペレットを得た。これらの細胞をホモジナイズ用緩衝液(50mM のトリス[ヒドロキシメチル]アミノ−メタン(Trizma base)、5μg/ml の大豆トリプシン阻害剤、1mMの1,10−フェナントロリン、1mMのベン ズアミジン塩酸塩、100μg/mlのバシトラシン(bacitracin)(全て、Si gma から)、3mMのスクロース(BDH);HClでpH8.0)中に再懸濁 した。細胞懸濁物を機械式ホモジナイザー(Polytron PT-3000、75%出力)を 用いて、3×10秒の作動で作動の間に氷上で2分間冷却しながら、ホモジナイ ズした。ホモジネートを4℃で10分間1500×gで遠心した(SS34 ロータ ー、Sorval RC5C 遠心分離器)。上清を除去し、4℃で30分間>40,000 g×gで再遠心した(SS34 ローター、Sorval 遠心分離器)。生じた上清を捨て 、ペレットをホモジナイズ用緩衝液(前記したもの)中に再懸濁し、30分間> 40.000×gで再遠心(上記の通り)することによって洗浄した。最後のペ レットをガラス/テフロンの手保持ホモジナイザーを用いて、ホモジナイズ用緩 衝液中に再懸濁した。最終膜懸濁物のアリコートを必要となるまで液体窒素中で 凍結して保存した。 全ての分析希釈物は、分析緩衝液(50mMの Trizma塩基、1mMのCaC l2、0.05%のポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート(Tween 20、S igma)、0.1%の牛血清アルブミン(脂肪酸を含まない);56℃で30分間 加熱処理、pH7.4)を用いて作製した。エンドセリンI(ヒト、ブタ、Camb ridge Research Biochemicals)のストック溶液を脱イオン水中で3×10-5M で調製し、必要になるまで−20℃でアリコートで貯蔵した。ストック溶液を分 析緩衝液(上記のもの)で希釈して、3×10-7Mの濃度にし、この濃度を使用 して非特異的結合を定義した。この希釈物を作製して、3×10-7Mから3×1 0-11Mの濃度の範囲を得た。解凍したばかりの膜懸濁物を希釈してタンパク質 濃度を約0.3mg/mlにし、このうち15μlをガラス繊維フィルターマッ ト(Whatman GFB)上の全分析位置に適用した。これを室温で20分間部分乾燥 させた。分析緩衝液(全結合を与えるための)、またはエンドセリン1の希釈物 の何れか15μlをメンブレンスポットに適用し、その直後に15μlの90p M(0.2テラベクレル/mmol)の[1251]−Tyr13−エンドセリ ン1(ヒト、ブタ、NEN Research Products)を同一のスポットに適用した。次 いで、マットを湿潤雰囲気中37℃で40分間インキュベートし、その後、60 μlの洗浄緩衝液(50mMのトリス−HCl、pH7.4)を同一のスポット に適用した。次いで、マットをオートラジオグラフィーフィルム(Fuji X線) に3日間露出した。 結果を図1に示す。メンブランに結合した放射活性は移動しなかった一方、未 結合の放射活性は放射様式で中心スポットから外へ洗い流され、外側の環を形成 した。図1は、全結合(T)に対しては中心スポットを示し、非特異的結合(1 0-7Mエンドセリン)に対してはスポットの不在を示す。エンドセリンの4個の 希釈物は、10-10から10-11Mの間のIC−50と一致する中心スポットの段 階的損失を示す。実施例2 試験化合物の活性の検出および従来法との相関 従来のエンドセリンレセプター結合分析で活性が知られる24個の化合物をこ の実験のために選択した。簡単に言うと、通常の分析法を使用して、膜レセプタ ー断片および放射標識エンドセリンのインキュベーションを行った(実施例1に 記載されるように)。90分間のインキュベーション後、混合物を細胞回収具 (Tomtec 96 Mach 2)上で真空ろ過を用いてガラス繊維マット(Wallac printed フィルターマットB)を通じてろ過し、ベータカウンター(Wallac 1205 BetaPl ate)でカウントした。各化合物に置換率を全および非特異的結合対照を参照す ることによって計算した。 これらの化合物を、以下の修正を加えて、実施例1に記載する放射分離分析に おいて、最終濃度0.3mMで分析した。レセプター、化合物および標識の量は 各々2、4および4マイクロリットルであり、洗浄液の量は5マイクロリットル であった。使用したフィルターは強化マット(Tomtec RG)であった。 マットを貯蔵リン光スクリーン(Molecular Dynamics)に3時間露出し、Phos phorImager SF(Molecular Dynamics)で分析した。中心スポットの強度は供給 されたソフトウエアを用いて測定した。各化合物の置換は全部の値から非特異的 結合値を差し引き、全測定値の比率として全測定値−化合物測定値を表すことに よって計算された。 この分析に関する化合物の置換を、図2において従来の分析法で得られたもの と比較した。本発明の分析法がリガンドとレセプターとの結合を阻害する化合物 を検出するのに有用であることが高い相関関係から示される。実施例3 ヒトカルシトニンレセプターを使用する複数分析 組換えヒトカルシトニンレセプター調製物を以下のようにして得た。クローン 化したヒトカルシトニンレセプター(Gorn,A.H.et al J.Clin.Invest.,(19 92),90,1726-1735)を含むMEL細胞(WO−89/01517、Grosveld e t al/MRC;WO−92/11380、Hollis et al/ICI)の新鮮なペレットを 、冷却(4deg.C)ホモジナイズ用緩衝液(20mMのHEPES、100mM のNaCl、5mMのEDTA、0.1mMのフェニルメチルスルホニルフルオ リド(PMSF)、1mMのヨードアセトアミド、pH7.4)中に再懸濁した 。細胞懸濁液を機械式ホモジナイザー(Polytron PT-3000、75%の出力)を用 いて3×10秒の作動で作動の間に氷上で2分間冷却しながら、ホモジナイズし た。ライセートをガラス/テフロンホモジナイザーに移し、10回のストローク を与 えて細胞粉砕を確実にした。ホモジネートを4deg.Cで10分間3,000rp m(1100g)で遠心した(SS34 ローター、Sorval RC5C 遠心分離器)。低 速上清物を除去し、ペレットを10mlのホモジナイズ用緩衝液中に再懸濁し、 Polytron ホモジナイザーで3×10秒間処理して分散させた後、上記のように 低速遠心を行った。両方の回転からの上清を併せる。次いで、これを、Ti75 ヘッドを用いてL7 Ultracentrifuge(Beckman)中で4degCで33,000r pm(100,000g)で30分間遠心した。ペレットを20mMのHEPE S、pH7.4中に再懸濁し、再遠心した。次いで、このペレットを前のように 再懸濁し、ガラス/テフロンホモジナイザーの10ストロークで処理した。 タンパク質の測定は、Pierce Chemical Co.,のBCA法により、それらの推 奨された方法および標準として牛血清アルブミン(BSA)を用いて行った。膜 をストック濃度の0.08mg/mlのタンパク質まで希釈し、−70deg.C で 貯蔵した。 全ての分析希釈物は、分析緩衝液(20mMのHEPES、120mMのNa Cl、0.25%のBSA(脂肪酸を含まない);0.1%のバシトラシン、p H7.4)を用いて作製した。カルシトニン(サケ、Cambridge Research Bioch emicals)のストック溶液を150mMのNaClと0.1%のBSAとを含む 100mMのリン酸ナトリウム緩衝液(pH7.5)中で0.1mMで調製し、 分析緩衝液中の希釈物を0.3nMで調製した。(3−[125I]ヨードチロ シル−22)サケカルシトニン(0.3nM)の溶液を調製し、その一部を未標 識のカルシトニンと1:1で混合し、アイソトープ的に希釈された調製物を得た 。解凍したばかりの膜懸濁物を希釈して0.02mg/mlの実験濃度にした。 30×43cmのガラス繊維フィルターマット(Tomtec RG)に、長方形の配 列で2,304箇所に4マイクロリットルのレセプター調製物を添加した。これ を室温で2時間乾燥させた。分析緩衝液(全結合を与えるための)、またはサケ カルシトニンの希釈物の何れか2マイクロリットルを、2マイクロリットルの[ 125I]サケカルシトニンとともに同一の添加で適用した。各分析位置を室温 で40分間インキュベートし、その後、6マイクロリットルの洗浄緩衝液(10 mMのトリス[ヒドロキシメチル]アミノ−メタン(Trizma base)(Sigma)、 150mMの塩化ナトリウム(Fisons AR)、pH7.4、0.05%のポリオ キシエチレンソルビタンモノラウレート(Sigma)を含む)を適用した。全ての 添加は4ウエイチップ(way tip)を有する Tecan RSP 5072 ロボット試料加工 機を用いて作製した。 マットを完全に乾燥させ、3時間所蔵リン光スクリーン(Molecular Dynamics )に露出し、PhosphorImager SF(Molecular Dynamics)を用いて分析した。 PhosphorImager から得られた像を図3に示す。これは、局在レセプターに対 する全結合を示す中心スポットを示し、スポットの不在はその位置に適用された サケカルシトニンの濃度(1マイクロモル濃度)が高いための結合の十分な阻害 を示す。フィルターマットへの少量の適用は注意を要するけれども、図は本発明 が一つの簡単な分析法で可能な試験数を著しく増加するのに好都合な方法である ことを示している。実施例4 ブラジキニン結合:各種のレセプター膜濃度 組換えヒトブラジキニンレセプター調製物を以下のようにして得た。クローン 化したヒトブラジキニンレセプターを含むMEL細胞(WO−89/01517 、Grosveld et al/MRC;WO−92/11380、Hollis et al/ICI)の新鮮 なペレットを、冷却(4deg.C)ホモジナイズ用緩衝液(10mMのトリス[ヒ ドロキシメチル]アミノ−メタン(Trizma base)pH7.5、0.1mg/m lのバシトラシン、0.005mg/mlの大豆トリプシン阻害剤(5mg/m l、エタノール中に予め溶解)、1mMのベンズアミジン、250mMのフェニ ルメチルスルホニルフルオリド(エタノール中)(全てSigmaから)、0.2M のスクロース(Fisons AR))中に再懸濁した。細胞懸濁液を3×10秒の作動 で作動の間に氷上で2分間冷却しながら、ホモジナイズした(Ultra-turax,2 0,500rpm)。ライセートを4deg.Cで10分間3500rpm(150 0g)で遠心した(SS34 ローター、Sorval RC5C 遠心分離器)。低速上清物を 除去し、ペレットを捨てた。上清をSorval 遠心分離器で4degCで20,000 rpm(40000g)で30分間遠心した。 タンパク質の測定は、Pierce Chemical Co.,のBCA法により、それらの推 奨された方法および標準としてBSAを用いて行った。膜を少量ずつ分割し、使 用まで−70deg.C で貯蔵した。 解凍したばかりの膜溶液を分析緩衝液(37.5mMのN−トリス[ヒドロキ シメチル]−メチル−2−アミノエタンスルホン酸(TES)、1.5mMのフ ェナントロリン、0.21mg/mlのバシトラシン、0.15mMのチオール ファン、0.15%の牛血清アルブミン(BSA)(本質的に脂肪酸を含まない )(全てSigmaから)、0.45mMの塩化マグネシウム(BDH)、pH6. 8、56deg.Cで30分間加熱処理)中で希釈し、5つの濃度の膜を得た: A. 0.7mg/ml B. 0.5mg/ml C. 0.3mg/ml D. 0.1mg/ml E. 0.05mg/ml [125I−Tyr8]−ブラジキニン(NEN Research Products)の溶液を 分析緩衝液中で調製し、0.15pMの濃度を得た。標準ブラジキニンレセプタ ーアゴニスト(M248138)のストック溶液を0.3mMの濃度で調製し、 トリス[ヒドロキシメチル]アミノ−メタン(Trizma base)(TRIS)(Sigma) pH7.0中の希釈物を作製して濃度を0.05mMにし、これを使用して非特 異的結合を測定した。 ガラス繊維フィルターマット(Tomtec RG)を4deg.Cで10時間0.15%の ポリエチレンアミン(Sigma)中に含浸し、完全に乾燥させた。4×4マイクロ リットルのスポットの各膜濃度を乾燥フィルターマットに適用して、室温で2時 間静置した。2マイクロリットルのTRIS緩衝液(全結合を得るための)また は2マイクロリットルの阻害剤(非特異的結合を得るための)のどちらかを各ス ポットに適用して、その直後に2マイクロリットルの[125I]ブラジキニン を適用した。 マットを室温で40分間静置し、その後に6マイクロリットルの洗浄緩衝液 (1mMのTRIS、100mMの塩化ナトリウム(Fisons,AR)、0.02% のBSA、pH7.5)を各スポットに適用した。乾燥後、マットを貯蔵リン光 スクリーン(Molecular Dynamics)に3時間露出して、PhosphoImager SF(Mole cular Dynamics)上で分析した。 PhosphorImager から得られた像を図4中に示す。これにより、各濃度で全結 合と非特異的結合とを測定できること、並びに、膜の濃度が減少するにつれて全 結合が直線様式で減少することが示され、本発明が各種の異なるレセプターおよ びレセプター濃度で使用することができることが確認された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ ,LK,LU,LV,MD,MG,MN,MW,NL, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S I,SK,TJ,TT,UA,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 生物学的レセプターへのリガンドの結合を調節する化合物の検出方法であ って、キャピラリー作用によるその中での流体の移動を可能にするような固相マ トリックス上のある位置で、生物学的レセプターへのリガンドの結合と当該固相 マトリックス上での未結合リガンドの分離とを可能にするような条件下で、リガ ンドと生物学的レセプターと試験化合物とを接触させること、並びに、何らかの そのような分離を参照することによって試験化合物による結合の調節を検出する こと、を含む上記の方法。 2. 生物学的レセプターが固相マトリックス上に固定化されている請求の範囲 第1項に記載の方法。 3. リガンドが標識されている請求の範囲第1項または第2項に記載の方法。 4. 生物学的レセプターに結合する化合物の検出方法であって、キャピラリー 作用によるその中での流体の移動を可能にするような固相マトリックス上のある 位置で、生物学的レセプターへの試験化合物の結合と当該固相マトリックス上で の未結合試験化合物の分離とを可能にするような条件下で、生物学的レセプター を試験化合物と接触させること、並びに、何らかのそのような分離を参照するこ とによって生物学的レセプターへの試験化合物の結合を検出すること、を含む上 記の方法。 5. 生物学的レセプターが固相マトリックス上に固定化されている請求の範囲 第4項に記載の方法。 6. 分離が直線分離である前記請求の範囲の何れか1項に記載の方法。 7. 生物学的レセプターが膜断片の形態で供給される前記請求の範囲の何れか 1項に記載の方法。 8. 生物学的レセプターが対象となる薬理的レセプターである前記請求の範囲 の何れか1項に記載の方法。 9. 結合または遊離の標識が蛍光を用いて検出される請求の範囲第1項から第 8項の何れか1項に記載の方法。 10. 結合または遊離の標識が相互作用シグナルによって測定される請求の範 囲第1項から第9項の何れか1項に記載の方法。 11. 放射リガンド結合分析である請求の範囲第1項から第3項または第6項 から第8項の何れか1項に記載の方法。 12. 複数の試験化合物が単一の固相マトリックス上で分析される前記請求の 範囲の何れか1項に記載の方法。 13. 前記請求の範囲の何れか1項に記載される方法で使用するための、1以 上の分析成分で処理またはコートされた、固相マトリックス。 14. 生物学的レセプターが固相マトリックス上に固定化されている請求の範 囲第13項に記載の固相マトリックス。
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