JPH09503117A - ダブルトーク不感受性を有するエコー・キャンセル方法および装置 - Google Patents

ダブルトーク不感受性を有するエコー・キャンセル方法および装置

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JPH09503117A
JPH09503117A JP8505005A JP50500596A JPH09503117A JP H09503117 A JPH09503117 A JP H09503117A JP 8505005 A JP8505005 A JP 8505005A JP 50500596 A JP50500596 A JP 50500596A JP H09503117 A JPH09503117 A JP H09503117A
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    • H04B3/23Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 ダブルトーク不感受性を含む、エコー・キャンセルを行う方法および装置を提供する。本発明によるエコー・キャンセラ(15)は、適応ダブルトーク検出閾値(214)と、基準エネルギ(106)の正確な推定値とを利用してダブルトークを検出するダブルトーク検出器(17)を含む。エコー・キャンセラはさらに、既知の「良好な」フィルタ係数を維持し、これに切り換えることによって(58,60,62)、ダブルトーク検出前に発生する部分的なエコー・キャンセラ適応フィルタ・ベクトル発散を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】 ダブルトーク不感受性を有するエコー・キャンセル方法 および装置 関連特許 本発明は、共通に譲渡された米国特許第5,295,136号“METHOD OF PERFORMING CONVERGENCE IN A,LEAS T MEAN SQUARE,ADAPTIVE FILTER,ECHO C ANCELLER”において開示される発明に関し、その開示は参考として本明 細書に明示的に含まれる。 発明の分野 本発明は、一般に、通信システムに関し、さらに詳しくは、ダブルトーク不感 受性(double-talk immunity)を有する適応エコー・キャ ンセラ(adaptive echo canceller)に関する。 発明の背景 長距離電話通信におけるエコー・キャンセレーションは 当技術分野で周知である。かかるエコー・キャンセレーションの必要性は、有線 (wireline)電話加入者に伴うインピーダンス不整合と、有線加入者と 中央電話局との間の2線接続を利用する電話業者の経済的な判断によって生じる 。 2線接続は、中央電話局と有線加入者との間の交信のためデュプレクス電話信 号(送信および受信)を混合する必要がある。送信および受信信号の混合の結果 、受信信号の一部が受信側加入者から送信側加入者に出信号(outgoing signal)として再送信される。再送信信号はローカル通信者には「うつ ろな」音として知覚されることがあるが、再送信信号は長距離通信では不快なエ コーとなることがある。 送信とエコーとの間で加入者が経験する遅延は、通信チャネルの許容性および 利用性における決定要因となることがある。ローカル通信者間の短い遅延(1〜 20ミリ秒のオーダ)は一般に、発声単語の効率的な交信の支障にならない。し かし、長い遅延(250〜500ミリ秒のオーダ)では、音節(syllabl e)や単語全体さえもがエコーとして反復され、通信チャネルを利用不可能にす ることがある。 デジタル移動通信システムの登場は、時間遅延の問題を悪化させ、ひいてはエ コー・キャンセレーションの必要性が逼迫した。ボコーダ遅延,畳込み符号化ア ルゴリズムなどは、一般に200ミリ秒のオーダで移動通信回路に往復信号遅延 (round trip signal delay)を導入する。 エコー問題に対する解決方法として、コンピュータ方式 のエコー・キャンセラを提供する方法がある。一般に、エコー・キャンセラは適 応有限インパルス・フィルタ(AFIR)理論に基づく。AFIR理論に関する 包括的な説明は、Simon Haykin,Prentice Hall,1 991による“Adaptive Filter Theory,2nd ed .”においてなされている。AFIRは、エコーをキャンセルするステップとし て、通信システムのエコー特性の数学モデルを生成することによって、エコー・ キャンセレーションを行う。 しかし、AFIRには、フィルタ収束時間(filter converge nce time)の悪さや、フィルタ不安定性を含む多くの欠点がある。上記 の米国特許第5,295,136号の発明は、適応フィルタ・エコー・キャンセ ラを収束させる改善された方法を提供することによってこれらの問題を解決した 。開示される方法は、エコー・フィルタ・ベクトル内の主エコーの位置を識別し 、このベクトルを一次ベクトルと二次ベクトルとに分割し、主エコー付近のフィ ルタ位置に対して適応率を増加させる。主エコーはエコー・エネルギの実質的に すべてを含むように決定され、主エコー付近の適応率を増加することにより、不 安定性のない高速なフィルタ収束が得られる。 現在知られているように、エコー・キャンセラにおけるダブルトーク補正は、 「近端(near-end)」の話者の話中に、米国特許第5,295,136 号で開示されるようなエコー・キャンセラにおける適応フィルタ係数の更新を禁 止するよ うに設計されたプロセスである。近端通話の検出時に、フィルタ・ベクトル係数 の適応が禁止されなければ、フィルタ・ベクトルは発散し、通信品質が悪化する 。近端通話の期間中にエコー・キャンセラ・フィルタの適応を禁止するように設 計されたダブルトーク検出器は、従来、受信エコー信号の推定パワーを最大推定 送信パワーのある固定閾値と比較することに基づく。これは次式のように表すこ とができる: rs(0)>dth×rx(0)max ここで、rs(0)はエコー信号の推定パワーであり、rx(0)maxは最大推定 送信パワーであり、dthはダブルトーク閾値定数である。ダブルトークが検出さ れると、エコー・キャンセラの適応は「ハングオーバ」期間だけ禁止される。固 定閾値のダブルトーク検出器の欠点は、この閾値が一般に約6dBである最悪エ コー反射減衰量(ERL:echo return loss)を満たさなけれ ばならないことである。しかし、一般的なERLははるかに高く、22dB以上 になりやすい。従って、検出の前に、特に、近端通話が遠端の通話に比べて比較 的低いエネルギ・レベルの場合に、大きなフィルタ発散(filter div ergence)がダブルトーク中に発生することがある。 試験により、ダブルトークの検出前に十分なエコー・キャ ンセラ・フィルタ発散が発生して、エコー・キャンセラ出力の大きな歪みを生じ させることが判明している。ダブルトーク検出前のフィルタ発散およびダブルト ーク中のフィルタ適応禁止により、ダブルトークが検出されず、ハングオーバ期 間が終了すると、フィルタは再適応しなければならないので、エコー・キャンセ ラ出力は、少なくともハングオーバ期間中、およびそれより長い期間で、大きく 歪んだままとなる。従って、フィルタ発散を制限するようにダブルトークを素早 く検出し、かつダブルトークの存在を考慮し、ダブルトーク検出前に発生するエ コー・キャンセラ・フィルタ発散の影響を制限するため、エコー・キャンセラ・ フィルタを補正する方法が必要とされる。 図面の簡単な説明 第1図は、本発明によるダブルトーク不感受性を有するエコー・キャンセラを 内蔵する通信システムのブロック図である。 第2図は、本発明の好適な実施例によるダブルトーク不感受性を有するエコー ・キャンセレーションを示すフローチャートである。 第3図は、本発明によりダブルトーク不感受性を有するエコー・キャンセルの プロセスをさらに示すフローチャートである。 第4図は、本発明の好適な実施例によるダブルトーク閾値適応の模式図である 。 第5図は、本発明によるダブルトーク不感受性を有するエコー・キャンセラの 処理機能を示すフローチャートである。 第6図は、本発明の好適な実施例による、ダブルトークの検出時におけるエコ ー・キャンセラのフィルタ・ベクトル係数の補正を示すブロック図である。 第7A図および第7B図は、本発明の好適な実施例によるダブルトーク検出器 の応答を示すチャートである。 好適な実施例の詳細な説明 本発明は、ダブルトークを検出し、ダブルトークの検出に応答してエコー・キ ャンセラのフィルタ・ベクトル係数を適応させる方法および装置に関する。本発 明の好適な実施例について以下で説明するが、本発明はその教示の公正な範囲か ら逸脱せずに他にも具現できることが理解される。 第1図は、本発明によるダブルトーク不感受性を有するエコー・キャンセレー ションを利用する、概して参照番号10によって表される通信システムを示す。 システム10は、一般に公衆電話交換網20および有線加入者装置22を含む、 近端部分4を有する。また、システム10は、複数の移動通信局(MS:mob ile communication station)(そのうち1つを12として示す)を有するセルラ通信システ ム11と、基地局(BSS:base station)14と、基地局コント ローラ(BSC:base site controller)16と、移動交 換局(MSC:mobile switching center)18とを一 般に含む遠端部分6も有する。遠端部分4は、通信リンク8を介して遠端部分6 と通信する。 そもそも、本発明は、セルラ(例えば、時分割多元接続(TDMA)および符 号分割多元接続(CDMA)システムなどのアナログまたはデジタル・システム )および/または有線通信システムを含む任意の通信システムにおいて適応可能 であることに理解されたい。通信システム10の遠端部分6において、信号は移 動局(12)と基地局14との間で交信される。移動局12内で符号化される音 声信号は、有線加入者22に送信するため基地局コントローラ16内で復号され る。近端部分4、すなわち有線加入者ユニット22から発信される信号は、遠端 部分6に通信され、移動局12に送信するため基地局コントローラ16内で符号 化される。 有線加入者ユニット22から生成される信号により、PSTN20内の2/4 線インタフェース26でエコー信号24が生じる。このエコー信号は、ダブルト ーク検出器17を含むエコー・キャンセラ15によって基地局コントローラ16 内でキャンセルされる。エコー・キャンセラ15は、 好ましくは、米国特許第5,295,136号において説明される種類のもので あり、該特許からエコー・キャンセラ15の構造および機能についての完全な説 明が得られる。本発明により、エコー・キャンセラのダブルトーク不感受性は、 第3図の100に示される好適な構成において提供される。これからわかるよう に、本発明におけるダブルトーク検出は適応ダブルトーク閾値を採用する。 第2図を参照して、本発明の好適な実施例によるダブルトーク不感受性を有す るエコー・キャンセレーションを示す(50)。まず、エコー・キャンセラ15 には、係数のセットを有する適応エコー・キャンセラ・フィルタ・ベクトルが与 えられる(52)。適応エコー・キャンセラ・フィルタ・ベクトルの係数は、上 記の米国特許第5,295,136号で説明したように周期的に更新される。ま た、これらの係数は、ダブルトークのない場合には、周期的にサンプリングされ (54)、これらの「良好な」係数は副エコー・キャンセラ・フィルタ・ベクト ルに格納される(56)。ダブルトークがない場合(58)、エコー・キャンセ ラ15は適応エコー・キャンセラ・フィルタ・ベクトルに基づいて推定エコー・ レプリカ(estimated echo replica)を生成し、この推 定エコー・レプリカを反射エネルギ信号から減算する(60)。ダブルトークが ある場合(58)、エコー・キャンセラ15は副エコー・キャンセラ・フィルタ ・ベクトルに基づいて推定エコー・レプリカ を生成し、この推定エコー・レプリカを反射エネルギ信号から減算する(62) 。 ダブルトークを検出するため、ダブルトーク検出器17は、反射信号の推定パ ワーを推定最大送信パワーの閾値と比較すべく動作する。第3図を参照して、ダ ブルトーク検出プロセスは102から開始し、 rx(0)=d(n)×rx(0)cs (a) のときにダブルトークは114において検出され、ここでrs(0)は反射信号 の推定パワーであり (106)、rx(0)csは以下でさらに詳しく説明する 推定最大送信パワーであり (108)、d(n)は適応ダブルトーク閾値であ る。rs(0)およびrx(0)csの値は、ダブルトーク検出プロセスの各k番目 の反復毎に更新される(104)。ダブルトーク検出器17は、適応エコー・キ ャンセラ・フィルタ・ベクトルのエネルギに比例する適応ダブルトーク基準値を 生成すべく動作する。好適な実施例では、適応ダブルトーク閾値d(n)は次の ように計算される: d(n)=γd(n−1)+(1−γ)BEh (b) ただし、Ehは時間nにおけるエコー・キャンセラ・フィルタのエネルギであり 、d(0)=0.25Bで、Bは好ま しくは約2または3dBであるヘッドルーム・バイアス・ファクタ(headr oom bias factor)であり、γは好ましくは約0.97である積 分定数である。潜在的な加法くし型フィルタ効果(additive comb filtering effect)のため、多重エコーの場合にはより高い バイアス・ファクタBが選択されることがある。加法ダブルトーク閾値d(n) は、第5図に示すバックグランド処理ルーチン中に更新される。第5図からわか るように、最後のS個のサンプルにおけるエコー・キャンセラ適応フィルタ・ベ クトル係数に対する更新の数が、ある値、すなわち好適な実施例では係数の更新 を有する前のサンプルの75%以上、を越え(214)、ダブルトークが検出さ れない場合(212)、すなわちdtalk=0の場合、適応ダブルトーク閾値 は式(b)に基づいて更新される(216)。 第4図は、エコー・キャンセレーション中のd(n)の適応を示す。第4図に 示すように、フィルタ・エネルギ(Eh),ERLおよびd(n)が時間に対し てプロットされる。これからわかるように、時間n=0において、d(n)は初 期値であり、これは好適な実施例では約0.25Bである。まだ適応開始してい ないフィルタ・エネルギは、約ゼロ(0)の初期値である。ERLは一般に約0 .25の減衰として示される。エコー・キャンセラ・フィルタが適応すると、そ のエネルギは増加し、下からERLに漸近的に近づく。式(b)により、d(n )は、過減衰応 答(over damped response)において、上からERL×B に漸近的に近づく。d(n)応答は過減衰されるので、これはエコー・キャンセ ラ・フィルタ・エネルギEhよりも遅く応答し、d(n)の値がEhの値以下に低 下して疑似ダブルトーク・トリガを導入する可能性を防ぐ。 ダブルトーク閾値d(n)の適応は、例えば、二者通信が三者会議(TPC: threee−party−conference)に遷移するおよび/または 多重2/4線ハイブリッドが導入される場合に発生するダイナミック応答を考慮 することにより、さらに向上できる。例えば、比較的高いERLエコーが完全に キャンセルされた後に、比較的低いERLを有する回路がTPCとして切り換え られると、現在の適応ダブルトーク閾値は低すぎる。これを第4図に示す。時間 n=tpcにおいて、TPCがシステムに導入される。システムのERLはある 新たな値(ERL’)に変化し、等価値はd(n)の現在の適応済み値よりも大 きい。このより高いエコー反射エネルギ信号は、システムのERLの変化を考慮 するためd(n)が再度適応されない場合に、ダブルトークとして検出される。 本発明は、固定閾値d(0)=0.25Bに基づき、かつ適応閾値d(n)に基 づき、すなわちそれぞれ第3図の112および116に基づき、ダブルトークが 検出される毎にインクリメントされる一対のカウンタを提供する。第5図のバッ クグランド処理ルーチンにおいて、適応閾値カウントが第1閾値よりも大きく( 20 4)、かつ固定閾値カウントが第2閾値よりも小さい場合(206)、適応ダブ ルトーク閾値は初期最悪値、d(0)にリセットされる(208)。適応閾値カ ウントおよび固定閾値カウントはゼロ(0)にリセットされ(210)、適応ダ ブルトーク閾値プロセスは、第4図にさらに示されるように、式(b)に基づい てシステムの新たなERLにダブルトーク閾値を再適応させる。 前述のように、rs(0)が推定最大信号エネルギrx(0)maxの閾値よりも 大きいときに、ダブルトークは検出される。rx(0)maxを推定する一般的な方 法は、xn Tnに基づき、ここでxn は基準信号ベクトルである。しかし、xnお よび高域通過フィルタ信号ベクトルであるsnがインパルス的である場合には、 xn Tnは不正確で、潜在的に不安定な推定量であることが判明している。従っ て、本発明の好適な実施例において、最大信号エネルギは、基準信号ベクトルを 小さいサブベクトルに分割し、これらのサブベクトルを二乗し、サブベクトルを 処理してテール長(tail length)における最大値を求めることによ って推定される。上記は次式のように表すことができる: x(0)max=max{rx (n),rx (n-k),rx (n-2k),...,rx (n-L+K) )} (d) ただし、rx(n)は、kサンプル毎に計算される時間nにおける信号ベクトル xnの推定パワーであり、Lは米国特許第5,295,136号で説明されるエ コー・キャンセラ・フィルタの長さであり、kの整数倍でなければならない。 本発明の別の実施例では、ダブルトーク検出は、適応エコー・キャンセラ・フ ィルタ・ベクトルのエネルギを求めることによってさらに向上できる。上記のよ うに、ダブルトークは、rs(0)が推定最大信号エネルギの閾値よりも大きい ときに検出される。rx(0)maxの上式から、エコー・キャンセラ適応フィルタ ・ベクトルの集中部分の推定最大エネルギrx(0)csは: rx(0)cs=max{rx [n-ik],rx [n-(i+1)k],rx [n-(i+2)k],..., rx [n-(j-l)k]} (e) であり、ここでiおよびjは、それぞれ整数の床関数(floor funct ion)および天井関数(ceiling function)である: 上記から、フィルタの集中部分がフィルタ全長に等しい場 合、rx(0)cs=rx(0)maxであり、これは所望のディフォルト状態である ことがわかる。rx(0)maxの場合と同様に、最大基準パワーのこの推定量は、 x(n)がバースト的な場合には不正確になることがある。従って、基準エネル ギの急峻な上昇が検出された場合(109)に、rx(0)csをx2(n)と置換 する(110)ことにより、rx(0)csは人為的に低くなることが防がれる。 これは次式のように表すことができる: x2(n)>Arx(0)csならば、rx(0)cs=x2(n) (f) ここでAは実験定数で、好適な実施例では一般に約16である。エコー・キャン セラ適応フィルタ・ベクトルの集中部分の最大値に基づいて推定最大信号エネル ギを算出することは、より正確で控えめでない最大信号エネルギ推定量を与える ことにより、ダブルトーク検出を改善する。 PSTNから反射される信号の推定パワーrs (n)(0)は、次式のように同様 に求められる: 次に、推定反射信号パワーは、推定集中最大信号エネルギrx(0)csの固定閾 値と比較され(112)、推定反射 信号パワーが推定集中部分最大信号エネルギの適応済み閾値よりも大きい場合に 、ダブルトークが検出される。 ダブルトークが検出されると、フィルタ適応は禁止される(126)。ダブル トークが検出されない場合、エコー・キャンセラ適応フィルタ・ベクトル係数は 更新される(128)。また、ハングオーバ期間を設定するため、ダブルトーク ・ハングタイム・カウンタが開始される(124)。ダブルトークが検出されな いあるいはハングオーバ期間がアクティブ、すなわちdtalk>0の場合、ハ ングタイム・カウンタdtalkはデクリメントされる(118)。 第6図に示すように、ダブルトークがない場合、適応エコー・キャンセラ・フ ィルタ・ベクトルHactiveに基づいた推定エコー・レプリカ(echo rep lica)を反射エネルギ信号から減算することにより、エコー・キャンセラ1 5内でエコーがキャンセルされる。Hactive(n)フィルタ・ベクトル係数は、 上記の米国特許第5,295,136号で開示される方法に基づいて求められる (128)。基地局コントローラ16内のバックグランド処理ルーチン200は 、第5図の202から開始し、ベクトル係数の第1セットを周期的にサンプリン グして、ベクトル係数のサンプリングされたセットを副エコー・キャンセラ・フ ィルタ・ベクトルに格納する。アクティブ・フィルタ係数Hactive(n)は、フ ィルタ・ベクトルf1,f2,...fi,i=1〜Mを収容するスタック・バ ッファ内に複製される (224)。好適な実施例では、スタック・バッフアは、アクティブ・フィルタ 係数の最後の4セット、すなわちf1〜f4を維持する。バックグランド処理ル ーチンは、20ミリ秒の間隔で実行されるが、ダブルトークが現在検出されない 場合(216)、フィルタ係数はN回数毎にバックグランド処理ルーチンを介し て、好ましくは、処理資源を節約するため4回毎にこのルーチンを介して、スタ ック・バッファにシフトされるだけである。フィルタ・ベクトル係数のf1〜f 4セットをシフトする際に、フィルタ・ベクトルのf4セットは副フィルタ・ベ クトルHaux(n)にシフトされる(224)。好適な実施例では、Haux(n) は、Hactive(n−NM20ms)、または320ミリ秒前からのアクティブ・ フィルタ・ベクトル係数、に等しい。処理集約性の高いデータ複製は、最も古い 係数を指す循環バッファ・ポインタ(circular buffer poi nter)を設けて、バッファを更新する(すなわち、最も古い係数を副フィル タ・ベクトルHaux(n)に複製し、アクティブ係数をフィルタ・ベクトルf1 に複製して、スタック・バッファ・ポインタをインクリメントする)ことにより 、最小限に抑えられる。次に、バックグランド処理ルーチンは220に戻る。 また、エコー・キャンセラ15は、ダブルトークがある場合には、副エコー・ キャンセラ・フィルタ・ベクトルHauxに基づく推定エコー・レプリカを反射エ ネルギ信号から 減算すべく動作する。第6図において点線で示されるように、ダブルトークが検 出され、かつハングオーバ期間が現在アクティブでない、すなわちdtalk= 0である場合(120)、Hactive(n)フィルタ係数は、既知の「良好な」Haux (n)フィルタ係数によって置換される(122,218)。さらに、フィ ルタ適応は禁止される(126)。フィルタ・ベクトル係数をシフトすることは 、係数を実際に複製せずに、副フィルタ係数Haux(n)への新たなポインタを 生成することによって容易に達成される。 第7A図および第7B図を参照して、本発明のダブルトーク不感受性を有する エコー・キャンセラの性能のシミュレーションを示すチャートを示す。これから わかるように、時間n=dにおいて、エコー・キャンセラ適応フィルタが上記の 米国特許第5,295,136号で説明したように最初に収束した後、近端部分 でダブルトークが導入される。第7A図において、期間d1はダブルトーク検出 前に通過することがわかる。さらにわかるように、この期間中に、エコー・キャ ンセラ・フィルタ・ベクトルは大きく発散する。さらに、期間h1、すなわち、 フィルタ適応が禁止される期間であるダブルトーク検出に続くハングオーバ期間 において、フィルタ係数はこの発散状態で固定され、大きなエコー・キャンセラ 歪みが生じる。 第7B図のチャートは、本発明によるダブルトーク不感 受性を有するエコー・キャンセラのシミュレーションを示す。このチャートから わかるように、時間n=dにおいてダブルトークが近端で挿入されると、第7A 図に示す期間d1よりも大幅に短い期間d1’は、検出前に通過する。このこと は、本発明のダブルトーク不感受性を有するエコー・キャンセラによりダブルト ークを実質的に早期検出することを示す。早期検出にかかわらず、エコー・キャ ンセラ・フィルタ発散は依然生じる。しかし、副エコー・キャンセラ・フィルタ 係数Hauxへの切り換え時に、フィルタ発散の影響はハングオーバ期間h1’中 に最小限に抑えられ、エコー・キャンセラの出力を実質的に改善する。 本発明は、ダブルトークを素早く検出し、かつ適応エコー・キャンセラ・フィ ルタ・ベクトル係数の補正を行うことによって、ダブルトーク中に発生するエコ ー・キャンセラ・フィルタ発散の影響を低減する。エコー・キャンセラ・フィル タ発散は、ダブルトーク検出前に発生することがあり、従来のエコー・キャンセ ル・システムでは、エコー・キャンセラ・フィルタ適応の禁止により固定された 。本発明では、ダブルトークの検出後に、エコー・キャンセラ・フィルタ発散は 補正される。 本発明についていくつかの好適な実施例の観点から例示的な目的で説明した。 尚、当業者であれば、その公正な範囲から逸脱せずにその広い教示を他に具現で きる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.エコー信号をキャンセルする方法であって: a)ベクトル係数の第1セットを有する適応エコー・キャンセラ・フィルタ・ ベクトルを設ける段階; b)ベクトル係数の前記第1セットを周期的にサンプリングする段階; c)ベクトル係数のサンプリングされたセットを副エコー・キャンセラ・フィ ルタ・ベクトルとして格納する段階; d)ダブルトークがあるかどうかを判定する段階; e)ダブルトークがない場合に、前記適応エコー・キャンセラ・フィルタ・ベ クトルに基づく推定エコー・レプリカを反射エネルギ信号から減算する段階;お よび f)ダブルトークがある場合に、前記副エコー・キャンセラ・フィルタ・ベク トルに基づく推定エコー・レプリカを前記反射エネルギ信号から減算する段階; によって構成されることを特徴とする方法。 2.前記副エコー・キャンセラ・フィルタ・ベクトルに基づく推定エコー・レプ リカを前記反射エネルギ信号から減算する前記段階は、ベクトル係数の前記第1 セットの代わりにベクトル係数のサンプリングされたセットを置換する段階から なることを特徴とする請求項1記載の方法。 3.ダブルトークを検出する前記段階は: 適応エコー・キャンセラ・フィルタ・ベクトルのエネル ギを判定する段階; 前記適応エコー・キャンセラ・フィルタ・ベクトルのエネルギに比例する適応 ダブルトーク基準値を形成する段階;および 前記反射エネルギ信号を前記適応ダブルトーク基準値と比較する段階; によって構成されることを特徴とする請求項1記載の方法。 4.通信システムにおいてエコー信号をキャンセルする装置であって: 前記通信システムの近端部分と前記通信システムの遠端部分との間に配置され るダブルトーク検出器であって、近端話者が話中であるときを検出すべく動作可 能なダブルトーク検出器;および 前記近端部分と前記遠端部分との間に配置され、前記ダブルトーク検出器と通 信するエコー・キャンセラであって、前記エコー・キャンセラは、ダブルトーク がない場合に、第1エコー・キャンセラ・フィルタ・ベクトルに基づいて前記エ コー信号の推定レプリカを形成し、ダブルトークがある場合に、第2エコー・キ ャンセラ・フィルタ・ベクトルに基づいて前記エコー信号の推定レプリカを形成 すべく動作し、かつ前記近端部分から前記遠端部分に通信される反射エネルギ信 号から前記エコー信号の前記推定レプリカを減算すべく動作可能なエコー・キャ ンセラ; によって構成されることを特徴とする装置。 5.前記ダブルトーク検出器は、適応ダブルトーク閾値を含むことを特徴とする 請求項4記載の装置。 6.前記第1エコー・キャンセラ・フィルタ・ベクトルは、適応フィルタ・ベク トル係数のセットを含むことを特徴とする請求項4記載の装置。 7.前記第2エコー・キャンセラ・フィルタは、適応フィルタ・ベクトル係数の サンプリングされたセットを含むことを特徴とする請求項6記載の装置。 8.前記近端部分は公衆電話交換網からなり、前記遠端部分はセルラ通信網から なることを特徴とする請求項4記載の装置。 9.前記セルラ通信網は、CDMAセルラ通信網であることを特徴とする請求項 8記載の装置。 10.前記セルラ通信網は、TDMAセルラ通信網であることを特徴とする請求 項8記載の装置。
JP8505005A 1994-07-14 1995-05-26 ダブルトーク不感受性を有するエコー・キャンセル方法および装置 Pending JPH09503117A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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