JPH09502874A - 保存性を有する製品 - Google Patents

保存性を有する製品

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JPH09502874A
JPH09502874A JP7509522A JP50952295A JPH09502874A JP H09502874 A JPH09502874 A JP H09502874A JP 7509522 A JP7509522 A JP 7509522A JP 50952295 A JP50952295 A JP 50952295A JP H09502874 A JPH09502874 A JP H09502874A
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スメルト、ヨハネス・ペトルス・パウルス・マリア
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ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシャープ
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Abstract

(57)【要約】 (a)製品を60℃以下の温度、10乃至1000メガパスカルの圧力に1分間乃至10時間かけること及び(b)製品に残存する増殖性細胞を不活性化することを含み、ニシンのような膜破壊剤を、工程(a)又は工程(b)の前又は工程(b)の直後に添加することを特徴とする、保存性を有する製品を製造する方法。

Description

【発明の詳細な説明】 保存性を有する製品 本発明は、損傷に対して傷付きやすいか又は微生物の胞子により有毒になる製 品の安定化、特に、環境で安定な及び長期の冷温保存寿命製品、特に食品、及び その製造方法に関する。発明の背景 食用製品での問題は、その製品は、しばしば保存時に胞子の生長を受けやすく 、従って、その保存寿命を延長させる保存方法を受ける必要がある。典型的な保 存方法は、以下の通りである。環境で安定な製品用 (i)中性pHプラス滅菌。滅菌は、典型的には、121 ℃において3分間(Fo =3)の最低熱処理を行なう。 (ii)保存寿命を長期化し、増殖力がある病原菌を不活性化するための低平衡p H(pH≦4.6 )プラス低温殺菌 方法(i)及び(ii)を用いて製造する生成物は、高い水分活性(0.93より高いA w)を有し得る。 又は、 (iii)保存寿命を長期化し、増殖力を有する病原菌を不活性化するために、比 較的高含量の塩及び/又は砂糖を製品に導入し、続いて低温殺菌を行うことによ り製造する低水分活性(Aw)製品(Aw≦0.93)。延長された冷温保存寿命製品用 安全性の見地から、冷温で延長された保存寿命を目的としている中性のpH、 高Aw製品は、非蛋白質分解性のクロストリディウム・ボツリナム(Clostridiu m botulinum )を不活性化するために90℃で10分間の方法が必要である。損傷と いう見地から、耐熱性損傷バチルスの増殖を防ぐために、95℃で25分間の方法が 必要である。 そのようなすべての保存方法は、製品の品質にしばしば悪影響を及ぼし、従っ て、ある場合には、品質、例えば、製品のテクスチャー、色及び/又は味の悪化 を最小にする保存性を有する製品を供給し、4.6 より高いpH及び0.93より大き な水分活性を有する食用製品に利用できる新規な保存方法が求められてきた。 予期せぬことに、その製品を最初に高圧条件に付し、細胞膜破壊剤を高圧処理 の前か又は後に存在させ、次に、胞子及び/又は非胞子形成微生物の発芽により 存在し得る残存する増殖性細胞を不活性化する処理に付すことにより、それが達 成されることが見出だされた。発明の開示 従って、本発明は、 (a)1分乃至10時間、10乃至1000メガパスカルの圧力、60℃以下の温度に製品を 付す工程及び (b)その製品における残存する増殖性細胞の不活性化工程 を含み、工程(a)又は工程(b)の前に又は工程(b)のすぐ後に、膜破壊剤を添加 する、保存性を有する製品を製造する方法に関する。 保存性を有する製品とは、環境貯蔵条件下で長期化保存寿命を有する(3ヵ月 より長い期間安定である)又は冷温条件下で長期化保存寿命を有する(10日より 長い期間安定である)製品を意味する。 増殖性細胞とは、発芽した胞子及び非胞子形成微生物の両方を意味する。 好ましくは、膜破壊剤は、工程(a)の前に添加される。 要求される保存性を有する製品を得るためには、製品に存在する胞子を発芽さ せないか又は胞子を発芽させて、発芽した胞子を殺すことが必要である。 理論に縛られることを望んでいないが、上記工程には、下記のことが起ること が考えられる。工程(a)において、1分間乃至10時間、緩和な温度での圧力条件 が、胞子の発芽を起こす。好ましくは、そのことは、膜破壊剤の存在下でなされ る。予期せぬことに、圧力条件と膜破壊剤とを組み合わせた使用によって、非常 に高程度の胞子が発芽され、予期せぬことに、低含量の過休眠性胞子(superdor mant spores)をもたらす。この非常に有効な発芽及び過休眠性胞子の低レベル までの除去は、圧力条件及び膜破壊剤の存在の組み合わせに特有であり、他の条 件下、例えば、温度と膜破壊剤との組み合わせでは見出だされない。さらに、 膜破壊剤の存在は、発芽された胞子からの活性な微生物の形成を効率よく、防ぐ 。 工程(b)では、増殖性の細胞が、例えば、熱処理(従来の低温殺菌)、反復性 熱処理、圧力処理、反復性圧力処理によるか又はそれらの組み合わせにより、不 活性化される。この工程は非胞子形成微生物のみを殺すわけではなく、発芽した 胞子をも殺す。最終的な結果は、胞子は非常に効率よく除去され、胞子から活性 の微生物は形成されないということである。 工程(a)における条件は、1分間乃至10時間、60℃以下の温度で10乃至1000メ ガパスカルの圧力である。 好ましくは、工程(a)での圧力は、50乃至400 メガパスカルであり、より好ま しくは50乃至300 メガパスカルであり、最も好ましくは、50乃至250 メガパスカ ルである。いずれかの高圧発生法により圧力は発生し得て、例えば、液体圧力が かけられ、その製品が、本来液体であるか又は水から出て、その後に水の圧力が 上がる。一般的に、高圧技術及びその可能性のある使用は、例えば、R.G.ア ーンショウ(Earnshaw)(Food Technology International Europe’92、85-88 頁)により記載されている。 温度は好ましくは10乃至60℃であり、より好ましくは20乃至60℃であり、最も 好ましくは35乃至60℃である。工程(a)の時間は、好ましくは10分乃至8時間で あり、より好ましくは20分乃至5時間であり、最も好ましくは20分乃至4時間で ある。 本明細書の目的では、「細胞膜破壊剤」という用語は、本技術分野で知られて いるような意味を有する。すなわち、微生物の膜に影響を与える作用物質、例え ばランチバイオチック(lantibiotics)、シュードランダムペプチド(pseudora ndom peptides)、マガイニン(magainin)、アタシン(attacins)、セクロピ ン(cecropin)、デフェンシン(defensin)、オイゲノール、アレシン(alleci n)、ズブチリン、ペプ(Pep)5、エピデルミン、シンナマイシン(cynnamycin )、Ro09-0918、デューラマイシン(duramycin)及びアンコベニン(ancovenin )である。細胞膜破壊剤の量は、好ましくは10乃至1000ppm、より好ましくは 15乃至300 ppm、最も好ましくは25乃至150 ppmである。 特に好ましい細胞膜破壊剤は、欧州特許第427912号に記載されているような、 いわゆるランチバイオチックである。このグループの中には、ニシン及びペディ オシンが含まれる。 このグループの中で、ニシンが特に好ましい。 他の種類の細胞膜破壊剤は、シュードランダムペプチドである。本明細書の目 的では、「シュードランダム」という用語は、完全にランダムなペプチド及び、 指定された残基の配列を生成するために、ペプチド成長をペプチド鎖の単一工程 延長に阻害するか又は制限する工程が取られていないものの両方をいうのに用い られる。天然に見出だされるものよりずっと小さな構造を有するそれらのペプチ ドは、知られており、そして医薬の担体として又は免疫学的アッセイ技術におげ る試薬(reagent)としての用途が見出だされている。 典型的には、ペプチドは、7より高い等電点を有する少なくとも1つのアミノ 酸と嵩高な官能基を有する少なくとも1つのアミノ酸のコポリマーを含む。 本明細書の目的では、嵩高の基は、総数で5つ以上の、炭素とヘテロ原子を有 するものである。これらには、アルギニンのグアニジノ基のような十分に長い側 鎖及びリジンのアミノ基と同様、トルイル環(フェニルアラニン及びチロシンに おけるように)及びインドール(トリプトファンにおけるように)から誘導され た芳香族基が含まれる。 典型的には、7より高い等電点を有するアミノ酸は、アルギニン、リジン、ヒ スチジン及びそれらの混合物から選ばれる。 典型的には、芳香族基又は他の嵩高の官能基を有するアミノ酸はアルギニン、 トリプトファン、チロシン、フェニルアラニン及びそれらの混合物を含む基から 選ばれる。 アルギニン及びオルニチンは、十分に高い等電点及び、側鎖に十分に嵩高の官 能基を有すること及びポリアルギニン及びポリリジンは有効なペプチドであるこ とに注目しなければならない。 特に好ましいペプチドは、アルギニンのホモポリマーとリジン及びフェニルア ラニン、アルギニンとトリプトファン及び/又はリジンとトリプトファンのコポ リマーを含むものである。混合された系も考えられる。 上記のアミノ酸のすべては、Lキラリティーで天然に生じ、その結果としてア ミノ酸のこの形態が用いられる。 この2つのタイプのアミノ酸のモル比は、好ましくは10:1乃至1:10であり 、より好ましくは5:1乃至1:2であり、塩基性のアミノ酸の等モル量又は主 成分モル量であることが好ましい。 必須アミノ酸ではないが、10に近い等電点を有するオルニチンのような非標準 アミノ酸を含む、他のアミノ酸残基がペプチド中に存在し得る。 従って、膜破壊剤は、ランチバイオチック、シュードランダム合成ペプチド及び それらの混合物であることが好ましい。好ましくは、膜破壊剤はニシンである。 増殖性細胞の不活性化(工程(b))は、適する方法で、例えば、60℃乃至100 ℃の温度に1乃至100 分間の熱処理により行われる。しかし、特に、好ましい不 活性化は、300 乃至1500メガパスカルの圧力、60℃以下の温度及び1分乃至10時 間での高圧滅菌である。 本発明の特に好ましい態様では、工程(b)の間の圧力は、工程(a)中の圧力よ りも少なくとも50メガパスカル高く、より好ましくは工程(a)中の圧力よりも10 0乃至4000メガパスカル高い。好ましくは工程(b)における圧力は、350 乃至500 メガパスカルである。工程(b)における高圧不活性化中の温度は、好ましくは 5℃乃至50℃であり、より好ましくは10℃乃至45℃であり、最も好ましくは15乃 至40℃、例えば周囲温度である。工程(b)における高圧不活性化のための時間は 、好ましくは、5分乃至8時間であり、より好ましくは10分乃至5時間であり、 最も好ましくは10分乃至4時間である。 適切な場合は、工程(a)及び(b)が製品中の胞子の数をなおさらに低減させる ために繰り返される。例えば、製品を上記の2乃至10回の保存サイクルに付す。 好ましくは、サイクル数が2乃至4回である。 本発明のの保存法は、胞子に関する問題にわずらわされる傾向を有するすべて の製品に有利に用いられ得る。適する製品には、食品、パーソナル製品(person al products)及び洗剤である。 有利には、保存法は、4.6 より大きいpH、より好ましくは、4.6 より大きく 10より小さいpH、最も好ましくは4.7 より大きく、8より小さいpHを有する 製品に用いられる。又、食品の水分活性aWは0.93より大きく、より好ましいaW は、0.96乃至1.00 であり、最も好ましくは0.97乃至1.00である。 本発明の方法は、緩和な温度を用いての保存性を有する製品の製造を可能にす るので、本発明の方法は、高温によりその品質が悪影響を受ける製品、例えば、 保存において通常用いられる温度に加熱される場合に不安定か又は望ましくない 構造的変化を受けるか又は悪臭(off-flabours)を形成する製品に特に適してい る。 本発明の方法に付し得る化粧品は、クリーム、ローション、トニック、歯磨き 粉、口紅、ジェル、シャンプー及びその他のヘアー製品である。 洗剤の例としては、液体の繊維洗剤、家庭用クリーナー、研磨剤、繊維調整剤 及び(半)固体洗剤、例えば、ペースト及び石鹸である。 好ましくは、本発明は、保存性を有する食品を提供するために用いられる。適 する食品の例としては、スプレッド、特に、0又は非常に低脂肪含量のスプレッ ド、ドレッシング、酪農クリーム及び非酪農クリーム、トッピング、プロセスチ ーズ、パテ、セミハードチーズ(semi-hard cheese)、ソース、スイートスプレ ッド(sweet spreads)、マーガリン、アイスクリーム、肉及び魚製品、ババロ ア、パン及びドー製品、野菜、果物、スープ、酪農製品、飲料がある。特に、本 方法は、環境で安定なソース、スープ及びドレッシングを提供するのに用いられ る。 工程(a)及び工程(b)の前、間又は後に食品を、さらに使用するために、好ま しくは適する容器に詰める。この充填が、工程(a)及び工程(b)の前に行われた 場合には、容器は工程(a)及び工程(b)の間に滅菌されるので、無菌的充填を用 いる必要はない。 しかし、工程(a)と工程(b)の間又はそれらの後に製品を充填する場合は、好 ましくは無菌的充填条件を用いる。 本発明を下記の実施例を用いて示す。実施例1 圧力処理の前に添加されたニシンのバチルス・サブチリス(B. suubtilis )における効果を示す。バチルス・サブチリスの胞子の生成 バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)の一晩培養をBHI中、30℃に おいて行った。適当な試料を、0.04mg/l のMgCl2 を補充した寒天板[プレート ・カウント・アガール(plate count Agar)(ディフコ(Difco))上に筋状に した。その寒天を30℃で3乃至5日間、インキュベーションした。非常によく胞 子形成された培養物(>30%の胞子)を滅菌蒸留水中で一度洗浄することによっ て回収した。圧力処理 5mlの蒸留水中106 乃至107 /mlの胞子濃度を用いた。胞子を、35℃において 200mPaの高圧処理を180分間施し、続いて85℃で5分間低温殺菌を行なった。高 圧処理の前に、いくつかの異なる濃度(0乃至100ppm)のニシンを添加した。処 理後、計測前に、胞子を寒天中に散在させ、30℃で5日間インキュベーションし た。結果をLog 減少率(log reduction factor)として表わした。 結果を、 (a)圧力処理を行わず、低温殺菌を行わなかった場合、 (b)圧力処理を行わなかった場合すなわち、低温殺菌のみを行った場合 (c)圧力処理のみを行った場合すなわち、低温殺菌を行わなかった場合 に達成されたlog 減少率と比較した。 結果を表1に示した。比較例A バチルス・サブチリス(B.subtilis)の圧力処理の前に添加されたリゾチー ム(膜破壊剤ではない)の効果を示すものである。 高圧処理の前に、ニシンの代わりに、いくつかの異なる濃度(0乃至 200ppm)のリゾチーム(lysozyme)を添加した他は、実施例1を繰り返した。表 2において結果をlog 減少率で表わした。実施例2 クロスツリディウム・ボツリヌス(C.Botulinum)における本方法の異なる工 程でニシン又はペディオシン(pediocim)添加の効果を示すものである。クロスツリディウム・ボツリヌス胞子の生成 クロスツリディウム・ボツリヌスタイプA株ZK3、62A、VII、タイプB株2 345、ボーラス・アルバ(bolus alba)、6を用いた。等量の胞子を混合して混 合物を作った。 蛋白分解性クロスツリディウム・ボツリヌスの胞子形成 約0.1 mlの肉の煮出し汁[ディフコ(Difco)]培養液を10mlの液体TPGS 培地中に接種し、30℃で24時間インキュベーションした。TPGS培地 トリプトン[ディフコ(Difco)] 5% バクトペプトン(bactopeptone)(ディフコ) 0.5% グルコース 0.2% 可溶性澱粉 0.2% システイン 0.05% pH6.8 120℃で15分間滅菌した。 全培養物を1000mlのTPGS中に接種した。次に、このTPGSを寒天相上に 注いだ。この二相培養物を嫌気的に30℃で5乃至7日間インキュベーションした 。寒天相 肉抽出物[リービッヒ(Liebig)] 1.67% バクトペプトン(bactopeptone) 1% トリプトン(ディフコ) 1% ゼラチン(Gelatine Delft) 1% 寒天 2% 120℃で15分間滅菌した。 十分な胞子が存在する場合(顕微鏡検査による観察により、10-70 %)、液相 を回収することにより、胞子を採収した。 胞子懸濁液を、各回、約5℃において12000 gで10分間、繰り返して遠心分離 することによって蒸留水で3回洗浄した。 次に、洗浄後、超音波浴中で処理し、胞子の遊離を確実にした。処理された懸 濁液を80℃で10分間加熱し、ボツリヌス毒素及び/又は増殖性細胞の除去を確実 にし、計数した。非蛋白質分解性のクロスツリディウム・ボツリヌスの胞子形成 処理した懸濁液を60℃で30分間加熱し、胞子形成の前に、ボツリヌス毒素及び /又は増殖性細胞の除去を確実にした他は、蛋白質分解性クロスツリディウム・ ボツリヌスについて記載されているように、胞子形成を行った。胞子の計数 ペプトン(0.1 %)及び生理食塩水(0.85%)における希釈を行った。蛋白質 分解性胞子をTSA、システイン及び卵黄を含有するポワープレート(pour pla te)(0.05g/ml)で計数した。インキュベーションを30℃で3乃至5日間行っ た。非蛋白質分解性胞子をTPG及び、卵黄を含有するポワープレートで計数し た。処理 高圧処理(200 MPaで45℃において180 分間)前か、低温殺菌前[実験計画 (i)85℃において5分;実験計画(ii)95℃で10分間]の前か又は、圧力及び低温 殺菌の両処理の後に、35ppm のニシン又は300ppmのペディオシン(Pediocin)を 添加した。 クロスツリディウム・ボツリヌスをCMM[煮肉の培地(cooked meatmedium (ディフコ)]中に接種し、高圧処理及び低温殺菌処理のために107 /mlの最終 濃度にした。トリティカーゼペプトングルコース(Tryticase peptone glucose )(TPG)中で回収を行った(クロスツリディウム・ボツリヌスを計数するた めに)。TPG寒天プレートを30℃で5日間嫌気的にインキュベーションした。 log 減少率として表わされた結果を表3に示す。 実施例3 チーズにおいてニシンと高圧の、クロスツリディウム・ボツリヌスに対する効 果を示すものである。 クロスツリディウム・ボツリヌス混合物を実施例2に記載したように生成した 。処理 クロスツリディウム・ボツリヌスの混合物の胞子を下記の配合を有するチーズ に混合した。チーズ配合 重量% スキムミルク粉末 12.2 乳蛋白質濃度 4.0 バター 39.0 塩 1.1 ピロ燐酸ナトリウム 0.2 クエン酸ナトリウム2水和物 0.4 水 43.1 最終的な胞子濃度は107/mlであった。ニサプリン(Nisaplin)をチーズに0.0 5重量%の濃度に(10mg/kgの純粋なニシンに相当する)添加した。 チーズを表4に記載されたように、180 分間のいくつかの異なる圧力処理に付 し、次に80℃の10分間での低温殺菌に付した。 log 減少率として表わされた結果を表4に示した。 実施例4 クロスツリディウム・ボツリヌスにおける圧力及びニシンの効果を示すもので ある。 クロスツリディウム・ボツリヌスの混合物を実施例2に記載したように生成し た。処理 クロスツリディウム・ボツリヌスの混合物の胞子を、煮肉の培地(CMM、デ イフコ)に混合し、最終濃度を107 /mlにした。このCMMは、0、10又は35pp m のニシンを含有した。この3つの接種されたCMM種を表5に記載したような 異なる圧力処理に付した。圧力処理後、接種されたCMM種を下記の低温殺 菌実験計画の1つに付した。 (nP) 低温殺菌なし (i) 85℃で5分間 (ii) 95℃で10分間 CMMにおけるのと同じ量の存在するニシンを有するTPGにおいて回収を行 った。結果をlog減少率として表5に示す。 実施例6 圧力/後低温殺菌処理の2工程におけるバチルス・サブチリスでのニシンの効 果を示すものである。 バチルス・サブチリス胞子を実施例1と同じように生成した。 5mlの蒸留水中、106 乃至107 /ml胞子濃度を用いた。 圧力処理及び/又は低温殺菌処理の前に、ニシンを35ppm の濃度で添加した。 圧力処理は、35℃において、200MPa、180 分間であった。低温殺菌処理は、80℃ 、5分間であった。 log 減少率として表わされた結果を、表7に示した。 実施例7 増殖性細胞を不活性化するための低温殺菌及び圧力処理の比較を示すものであ る。 バチルス・サブチリス胞子を実施例1と同様に生成する。 5mlの蒸留水中106 乃至107 /mlの胞子濃度を用いた。胞子を60MPa、35℃、3 0分間の高圧処理そして続いて、 (i) 85℃で5分間の低温殺菌又は (ii)400MPa、35℃、10分間での圧力処理 のどちらかによる処理に付した。 35ppm のニシンを高圧処理(工程(a))の前に添加した。処理後、胞子を寒天 中に散在させ、30℃で5日間インキュベーションし、その後に計測した。結果を log 減少率として表わし、表8に示す。 実施例8 増殖性細胞を不活性化するための低温殺菌及び圧力処理の比較を示すものであ る。 クロスツリディウム・ボツリヌス混合物(C.Botulinum cocktail)を実施例 2と同じように、生成した。 クロスツリディウム・ボツリヌスの混合物の胞子を、煮肉の培地[cooked mea t medium(CMM、ディフコ)]中で混合し、107 /mlの最終濃度にした。CM Mは、35ppm のニシンを含有した。胞子を、35℃における6OMPa、30分間の高圧 処理そして続いて、 (i) 85℃で5分間の低温殺菌又は (ii)40OMPa、35℃、10分間での圧力処理 のどちらかによる処理に付した。 35ppm のニシンが添加されたTPGにおいて回収を行った。log 減少率として 表わした結果を表9で示す。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年8月31日 【補正内容】 翻訳文1頁下から7行乃至2頁12行の補正書延長された冷温保存寿命製品用 安全性の見地から、冷温で延長された保存寿命を目的としている中性のpH、 高Aw製品は、非蛋白質分解性のクロストリディウム・ボツリナム(Clostridiu m botulinum )を不活性化するために90℃で10分間の方法が必要である。損傷と いう見地から、耐熱性損傷バチルスの増殖を防ぐために、95℃で25分間の方法が 必要である。 そのようなすべての保存方法は、製品の品質にしばしば悪影響を及ぼし、従っ て、ある場合には、品質、例えば、製品のテクスチャー、色及び/又は味の悪化 を最小にする保存性を有する製品を供給し、4.6 より高いpH及び0.93より大き な水分活性を有する食用製品に利用できる新規な保存方法が求められてきた。 予期せぬことに、その製品を最初に高圧条件に付し、細胞膜破壊剤を高圧処理 の前か又は後に存在させ、次に、胞子及び/又は非胞子形成微生物の発芽により 存在し得る残存する増殖性細胞を不活性化する処理に付すことにより、それが達 成されることが見出だされた。 EP-A-0480422には、高圧処理の前に、蛋白質分解性酵素を添加する、高圧でフル ーツジュースを処理する方法を記載している。この蛋白質分解酵素を用いて、ペ クチンエステラーゼ又はポリガラクツロナーゼのようなペクチン分解酵素を不活 性化する。膜を破壊するのではなく、目的とする酵素におけるペプチド結合を破 ることにより、このことは行われる。 JP-A-04075574には、リゾチームのような分解酵素の存在下で、高圧を用いる滅 菌が教示されている。比較例Aに記載されているように(本願明細書、10頁参照 )、リゾチームは、膜破壊剤ではなく、分解酵素は、細胞壁を切り開き、細胞膜 を破壊しない。 GB-A-1188753には、圧力処理及び、チロシン及び1−アルギニンのような、発芽 を開始させる化合物が開示されている。それらの化合物は、膜破壊剤ではない。 それらは、単に、ポリアルギニン(これは有効な膜破壊剤である)のような、シ ュードランダムペプチドを生成するアミノ酸にすぎない。実際、膜破壊剤は、 発芽を開始させない。それらは、発芽した胞子から活性微生物の生成を防ぐ。発明の開示 従って、本発明は、 (a)1分乃至10時間、10乃至1000メガパスカルの圧力、60℃以下の温度に製品を 付す工程及び (b)その製品における残存する増殖性細胞の不活性化工程 請求の範囲の補正 請求の範囲 1.(a)製品を60℃以下の温度、10乃至1000メガパスカルの圧力に1分間乃至10 時間かけること及び (b)製品における残存する増殖性細胞を不活性化すること を含み、 さらなる工程において、工程(a)の前又は、工程(a)と工程(b)の間、又は工 程(b)の直後に膜破壊剤を添加することを特徴とする、保存性を有する製品を製 造する方法。 2.製品における膜破壊剤の量が、10ppm 乃至1000ppm である、請求項1に記載 の方法。 3.膜破壊剤の量が、15ppm 乃至300 ppmである、請求項2に記載の方法。 4.膜破壊剤の量が、25ppm 乃至150ppmである、請求項3に記載の方法。 5.膜破壊剤が、ランチバイオチックス、シュードランダム合成ペプチド及びそ れらの混合物から成る群から選ばれる、請求項1乃至4のいずれか1請求項に記 載の方法。 6.膜破壊剤がニシンである、請求項1乃至5のいずれか1請求項に記載の方法 。 7.工程(a)において、圧力が、50乃至400 メガパスカルである、請求項1乃至 6のいずれか1請求項に記載の方法。 8.工程(a)において、温度は、20乃至60℃である、請求項1乃至7のいずれか 1請求項に記載の方法。 9.工程(b)において、増殖性細胞を、熱処理、反復熱処理、圧力処理、反復圧 力処理又はそれらの組み合わせにより不活性化する、請求項1乃至8のいずれか 1請求項に記載の方法。 10.工程(a)及び工程(b)を2乃至10回繰り返す、請求項1乃至9のいずれか1 請求項に記載の方法。 11.製品のpHが4.6 より高い、請求項1乃至10のいずれか1請求項に記載の方 法。 12.製品の水分活性が0.93より高い、請求項1乃至11のいずれか1請求項に記載 の方法。 13.製品が、食品、パーソナル製品及び洗剤から選ばれる、請求項1乃至12のい ずれか1請求項に記載の方法。 14.(a)製品に、60℃以下の温度で10乃至1000メガパスカルの圧力を1分間乃至 10時間かけること及び (b)残存する増殖性細胞を不活性化すること により得られる保存性を有する製品であり、 膜破壊剤が製品に工程(a)の前又は、工程(a)と工程(b)との間又は、工程( b)の直後に、添加されることを特徴とする、製品。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD),AM,AT, AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C Z,DE,DK,ES,FI,GB,GE,HU,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LT,LU, LV,MD,MG,MN,MW,NL,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SI,SK,TJ ,TT,UA,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)製品を60℃以下の温度、10乃至1000メガパスカルの圧力に1分間乃至10 時間かけること及び (b)製品における残存する増殖性細胞を不活性化すること を含み、 膜破壊剤を、工程(a)又は工程(b)の前又は工程(b)の直後に添加することを 特徴とする、保存性を有する製品を製造する方法。 2.膜破壊剤を、工程(a)の前に添加する、請求項1に記載の方法。 3.膜破壊剤の量は、10ppm 乃至1000ppm である、請求項1又は請求項2に記載 の方法。 4.膜破壊剤の量は、15ppm 乃至300ppmである、請求項1乃至3のいずれか1請 求項に記載の方法。 5.膜破壊剤の量は、25ppm 乃至150ppmである、請求項1乃至4のいずれか1請 求項に記載の方法。 6.膜破壊剤が、ランチバイオチックス、シュードランダム合成ペプチド及びそ れらの混合物から選ばれる、請求項1乃至5のいずれか1請求項に記載の方法。 7.膜破壊剤がニシンである、請求項1乃至6のいずれか1請求項に記載の方法 。 8.工程(a)において、圧力が、50乃至400メガパスカルである、請求項1乃至 7のいずれか1請求項に記載の方法。 9.工程(a)において、温度は、20乃至60℃である、請求項1乃至8のいずれか 1請求項に記載の方法。 10.工程(b)において、増殖性細胞を、熱処理、反復熱処理、圧力処理、反復圧 力処理又はそれらの組み合わせにより不活性化する、請求項1乃至9のいずれか 1請求項に記載の方法。 11.工程(a)及び工程(b)を2乃至10回繰り返す、請求項1乃至10のいずれか1 請求項に記載の方法。 12.製品のpHが4.6 より高い、請求項1乃至11のいずれか1請求項に記載の方 法。 13.製品の水分活性が0.93より高い、請求項1乃至12のいずれか1請求項に記載 の方法。 14.製品が、食品、パーソナル製品及び洗剤から選ばれる、請求項1乃至13のい ずれか1請求項に記載の方法。 15.(a)製品に、60℃以下の温度で10乃至1000メガパスカルの圧力を1分間乃至 10時間かけること及び (b)残存する増殖性細胞を不活性化すること により得られる保存性を有する製品であり、 膜破壊剤が製品に工程(a)又は工程(b)の前又は工程(b)の直後に添加される ことを特徴とする、製品。
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