JPH09502118A

JPH09502118A - 歯ブラシ

Info

Publication number: JPH09502118A
Application number: JP7508607A
Authority: JP
Inventors: ベルゲ，ハラルド
Original assignee: ベルゲ，ハラルド
Priority date: 1993-09-10
Filing date: 1994-08-29
Publication date: 1997-03-04
Also published as: US5836033A; NO180145B; EP0719100A1; NO933240L; NO933240D0; CN1051914C; AU7710994A; WO1995007036A1; NO180145C; CN1134104A

Abstract

(57)【要約】１つの末端が歯ブラシの頭部（３０２）に付着しておりそしてそこから自由に伸びているもう１つの末端を有する歯ブラシ剛毛を複数含む歯ブラシ（３０１）における改良、特に歯のブラッシングと歯茎のマッサージを組み合わせるための改良であって、この改良は、通常の清掃品質を示す剛毛（３０３ａ）３０３ｂ）から成る内側の列または群を１つ以上含めることと組み合わせて、隣接する外側に、上記内側の剛毛列より低い高さ（ｈ）を有しそして丸い自由末端部分（３０６）を有する剛毛（３０４ｎ、３０５ｎ）の列または群を含めることにある。

Description

【発明の詳細な説明】歯ブラシ発明の分野本発明は、１つの末端が歯ブラシの頭部に付着しておりそしてもう１つの末端がそこから自由に伸びている歯ブラシ剛毛を多数含む歯ブラシにおける改良、特に歯のブラッシングと歯茎のマッサージを組み合わせることに関する改良およびそれらの製造に関する。従来技術米国特許第１０２２９２０号には清掃とマッサージを組み合わせた歯ブラシが開示されており、これには２組のブラシが含まれていて、内側の剛毛と外側を取り巻くゴム製の剛毛部分を構成している。その内側の剛毛は仕切られていて歯茎に接触しないようになっている一方、ゴム製の剛毛で出来ている外側のブラシ部分がマッサージ効果を与え、このようなマッサージにより、繊細かつ柔らかな歯茎が強化されて堅くなると言った点で、上記の清掃とマッサージの組み合わせが起こる。米国特許第１１８８８２３号は、歯ブラシと一緒に用いることができる挿入断片に関する、即ち歯茎をマッサージすると同時にその歯ブラシの剛毛で歯の表面を奇麗にすると言った組み合わせを与えることに関する。その挿入断片は、通常の歯ブラシ剛毛を取り巻くように歯ブラシの頭部に取り付けられるスリーブの形態をしている。米国特許第１２５１２５０号もまた内側の剛毛と外側の弾性剛毛を含む組み合わせ歯ブラシに関係しており、ここで、上記内側剛毛は、本質的に知られている如き堅い剛毛として与えられている一方、外側の剛毛はゴムまたは同様な弾性材料で出来ている。米国特許第１２６５５４４号には、外側の歯ブラシ剛毛は通常のものであるが多数のサクションカップ（ｓｕｃｔｉｏｎｃｕｐｓ）（これの上端は上記外側剛毛の自由上端と整列している）が歯ブラシの中央部に与えれている歯ブラシが開示されている。上記サクションカップおよびそれらの幹部は好適にはゴムで出来ている。上記カップは歯ブラシのマッサージ部分として用いられており、上記カップは、歯茎の血液循環を高めるもみ効果で歯茎に影響を与える。米国特許第３５５３７５９号もまた、内側の清掃用剛毛と外側のマッサージ用ブラシ（これはゴムで出来ており、そしてこれの長さは、内側の清掃用剛毛より長い）が備わっている歯ブラシ頭部を有する組み合わせブラシに関する。この公開に従い、その外側のマッサージ用弾性ゴム製剛毛に広がっているか或はより広い表面を与える外側部分を持たせることで歯茎の処置でより良好な刺激効果を得ることもまた示唆されている。上記米国特許第３５５３７５９号の図２に、その剛毛は房または束の状態で配置されていてもよいが、先端を構成する外側の軟質材料にその清掃目的で用いられる内側剛毛より長い伸長部分を持たせることが示されている。その上、上記米国特許第３５５３７５９号の図２に示されている上記房または束は斜めに配置されており、その明細書のどこにも、清掃用剛毛より短くしてありそして融合して一体となった丸い末端部分が生じるように作られた実質的に垂直な剛毛に関する示唆は全く成されていない。多数備わっている剛毛は通常の長さおよび通常の品質を有し、例えばナイロンなどで出来ているが、永久磁石入りの下方構成要素が上記通常の剛毛の間に与えられている歯ブラシは、米国特許第４５７１７６８号から公知である。上記通常の剛毛は清掃機能を果し、そして下方の構成要素はこれが歯ブラシに激しく押し付けられた時にのみ歯茎と接触してそれを剌激すると同時にこの歯茎は上記永久磁石の磁場による影響を受ける。しかしながら、その磁気構成要素はその歯ブラシの中心部分に位置していることで、その残りの通常のブラシ２でマッサージ機能を与えようとする時、上記要素が不必要に強く歯茎を扱うことが起こると考えられる。米国特許第４２７７８６２号は、中に裂け目が在る上方部分を有する板型手段として与えられていて隣接のマッサージ手段を越えて伸びている内側の清掃用剛毛が備わっている組み合わせブラシに関する。英国特許第２１７６３０４号は、歯根と歯茎の間の転移部分の清掃を改良する目的で斜めに与えられているか或は横方向で見て湾曲した形状で与えられているブラッシング表面を有する歯ブラシに関する。英国特許第２０３５０７６号は、清掃用剛毛を含む中心部分を有しそしてこの中心の清掃用剛毛の各側に好適に与えられているマッサージ用剛毛を含む外側部分を有するブラシ頭部が備わっている組み合わせブラシに関する。上記公開に従い、その外側および内側の剛毛が個々のパターンに応じて有効になり得るように歯ブラシの頭部に湾曲した断面プロファイルを持たせるべきであることが提案されている。また、ヨーロッパ特許第０２４７２２４号も、全剛毛がその上末端部に球形部分を有する組み合わせブラシに関係しており、ここでもまた、上記剛毛はいろいろな長さを有していて、最長剛毛と最短剛毛の間の差は１−４ｍｍの範囲である。その剛毛は、等しい長さを有する剛毛が局所的に一致しないような様式で歯ブラシ頭部上に取り付けられていて、その球形部分が互いに接触しないようになっている。また、ドイツ特許第３４３３７６３号も、いろいろな種類の剛毛が備わっている組み合わせブラシに関係しており、これは特に清掃効果を改良することに向けたものである。この効果は、外側の剛毛を内側の剛毛より長くしそして各剛毛の先端を機械的処理で丸くすることで達成される。その内側の剛毛には、熱風により、例えばきのこの形態をした上方拡張部分が与えられている。発明の目的本発明の１つの目的は、歯茎が緩む結果として歯茎の歯のうの中に細菌が発生するのを予防する効果を有する歯ブラシを提供することにある。本発明の別の目的は、清掃の目的に適合した、実質的に垂直に与えた単一剛毛の内部領域を含み、そして外側に、いくらか低い伸長部分およびマッサージ機能のための丸くなった共通部分を持たせそして実質的に垂直に与えた単一ブラシの組または群を含む、歯ブラシを提供することにある。本発明の更に別の目的は、清掃の目的で用いるか或はマッサージの目的で用いるかに拘らずブラシの大部分が実質的に垂直で実質的に平行である歯ブラシを提供することにある。本発明の更に別の目的は、清掃目的のための剛毛にいろいろな長さを持たせそしてその外側にマッサージ用剛毛の群または組を上記清掃用剛毛より低くして配置した歯ブラシを提供することにある。本発明の更に別の目的は、歯ブラシの残りの清掃用剛毛に比較して長いが柔らかい清掃用剛毛を歯ブラシの頭部分の前部に有する清掃用剛毛を含めると同時に低いマッサージ用剛毛の組を含めた歯ブラシを提供することにある。本発明のさらなる目的は歯ブラシの製造方法を提供することにあり、この製造は、いろいろな長さおよび柔らかさを有していてもよい通常の剛毛が備わっている歯ブラシを基礎とするが、これの製造段階中に、その外側の剛毛を群または束の状態で加工して融合させることでこれらをマッサージ機能のための丸い共通トップ部分にする。本発明の更に別の目的は、生産ラインに現れるか或はストックから出て来る仕上げされた歯ブラシを更に加工することでそれらの群または束を加工で融合させてマッサージ機能のための丸い共通の自由末端部分にする方法を提供することにある。発明の簡単な開示序文部分で述べた種類の歯ブラシを用い、本発明に従い、通常の清掃品質を示す剛毛から成る内側の列を１列以上含めることと組み合わせて、隣接させて外側に、上記内側列の剛毛よりも背を低くしそして丸くなった自由末端部分を与えた剛毛の列を含めることで、上記歯ブラシを改良することにより、上記目的を達成する。添付図と一緒に下記の説明を理解することで本歯ブラシに関連したさらなる特徴および利点が明らかになるであろう。図の簡単な開示図１は、本発明に従う歯ブラシ態様の頭部を部分的に断面で示す透視図である。図２は、製造工程の第一段階中の、本発明に従う歯ブラシ半加工品の頭部を貫く断面である。図３は、この製造工程の最終段階における態様を示す、図２と同様な断面である。図４は、本発明に従う別の歯ブラシ態様の頭部を示す透視図である。図５は、図４に従う態様を拡大して示す詳細図である。図６は、本発明に従う更に別の歯ブラシ態様の側面図である。図７は、図６に示す態様の上面図である。好適な態様の開示本発明の歯ブラシ態様を示す図１において、歯ブラシ自身を参照番号１で表示し、これは、１つの末端が歯ブラシ１の頭部２に付着しておりそしてそこから自由に伸びているもう１つの末端を有する歯ブラシ剛毛を多数含む。歯茎の歯のう内に細菌が発生することに関連して歯茎が緩むのを防止する目的で、本発明に従い、この歯ブラシに、通常の清掃品質を示す剛毛の内側列を１列以上（３ａ、３ｎ）含めることと組み合わせて、それぞれ隣接する外側に、上記内側列３ａ−３ｎの剛毛より背を低くしそして丸くなった自由末端部分６を与えた剛毛の列４ａ −４ｎおよび５ａ−５ｎを含めることを提案する。図１に示す態様において、外側の剛毛４ａ−４ｎ、５ａ−５ｎ各々が有する丸くなった自由末端部分６は、その残りの剛毛の平均直径に比較していくらか大きくなっていることで使用者の歯間間隙に入り込むのが防止されるが、それによって、歯磨き中に歯茎または歯茎類がマッサージされて剌激処置効果が現れる。この例示する態様では剛毛の内側列３ａ−３ｎを２列にして各列を互いに間隔を置いた個々の剛毛で構成させる。しかしながら、他の形態も考えられ得ると理解されるべきであり、例えばこの内側の剛毛列に、相当する独立した単一剛毛と同じ機能を果す細い剛毛の組または群を含めてもよい。図１に示す態様において、また、外側の低い剛毛の列４ａ−４ｎ、５ａ−５ｎ、即ちその内側の長い剛毛の２列３ａ−３ｎの各側に位置する２列に、拡張した末端部分６を有する個々の剛毛を含めることも提案する。しかしながら、この外側の低い剛毛はまた、拡張した共通の自由末端部分を有する細い剛毛の組または群の状態で配列可能であると理解されるべきである。図１の例示態様において、歯ブラシ１は、歯ブラシ頭部２の中に埋め込まれた剛毛の列を６列、即ち通常のブラッシング品質を示すそれらの中心列３ａ、３ｎを含む一方、それぞれ隣接する外側の対になった列４ａ、４ｎおよび５ａ、５ｎ各々の剛毛は背が低く、そしてこれには、例えばプラスチックまたはゴムなどで出来ている丸くなった自由末端６が与えられている。この中心列の剛毛３ａ、３ｎは比較的柔らかな材料で出来ていてもよく、この柔らかさは、適度な品質を示す研磨材料が入っていて適度な品質を示すねり歯磨きと一緒に用いる時、歯のエナメル質の摩耗を低くして最小限にする柔らかさであると理解されるべきである。図２および３に例示する態様では、歯ブラシ頭部１０２を含む歯ブラシ１０１を貫く断面を例示し、ここで、上記歯ブラシ頭部１０２にはそれに付着している内側の剛毛列が与えられており、そしてここではこの列をそれぞれ３列配置１０３ａ、１０３ｂおよび１０３ｃで示すが、本明細書では、これらの列を細い剛毛１０３ｘの組または群で１つにまとめる。この群または束になった剛毛は相当する単一ブラシと同じ機能を示すが、ここで清掃機能に関しては、群機能（ｇｒｏｕｐｆｕｎｃｔｉｏｎ）を与える。更に、図２および３に、上記内側の組になった清掃用剛毛のそれぞれ外側に配置した外側の細い剛毛の組または群１０４ｎおよび１０５ｎを示す。図２は、例えば通常の歯ブラシを貫く断面として見なされるべきであり、これは主に歯の清掃目的でのみ用いることを意図したものである、と言うのは、ここでは、全ブラシが同じ高さＨを有するように与えられておりそして外側剛毛群の列１０４ｎおよび１０５ｎはこれが特殊なマッサージ機能を果すようには加工されていないからである。しかしながら、図３には、図２より後の製造段階が示されており、ここで、個々の薄い剛毛１０４ｘおよび１０５ｘをそれぞれ含む外側剛毛群の列１０４ｎおよび１０５ｎは、外側に位置する個々の丸くなった末端部分１０４を与えるように加工されているか或はこのような末端部分が与えられており、それによって、上記外側のマッサージ群１０４ｎおよび１０５ｎは、まだ元の高さＨを有する中心部の剛毛１０３ａ−１０３ｃに比較して低い高さｈを持つことになる。このように中心部剛毛１０３ａ−１０３ｃと外側剛毛１０４ｎおよび１０５ｎとの間に高さの差Δｈが生じる結果として、使用者が歯磨き操作をしている間に彼らの歯の間に中心部の剛毛が入り込むと同時に外側の短い剛毛群が穏やかであるが有効な歯茎マッサージを与えるようになる。図２および３と関連させて考察した技術を用いると、等しい長さを有する剛毛が備わっている歯ブラシを用いて本発明に従う歯ブラシを製造することができるが、後の段階で、それに備わっていて群の状態で配列されている単一剛毛の外側列またはそれらの一部を加工して、この個々の群に、マッサージ機能を果すに適切な丸くなった自由末端部分を与えるか、或は例えばマイクロ波放射線などによる適当な熱処理を受けさせることでそのような末端部分を取得させる。歯ブラシ頭部に対して実質的に平行および垂直に位置している個々の群の剛毛を構成する各群の剛毛１０４ｎおよび１０５ｎに一体化または加工で自由末端部分１０６を持たせる結果として、各群は、丸いトップ部分を何らかの個々のブラシに与えることに比較して高い弾性を示すようになり、ラメラ（ｌａｍｅｌｌａ）様のばね効果を示すようになる。この剛毛または剛毛群を製造している間か、或は歯ブラシ自身を製造している間か、或は通常の何らかの歯ブラシの後処理として、個々の群各々の中に剛毛を２本以上含む外側列の剛毛群を一緒に融合させることで、そのマッサージ用剛毛各群の共通または一体式トップ部分を与えることができる。適宜、上記群の外側部分を一緒に融解させて丸くなった一体式トップ部分の球を生じさせてもよく、この時点でこの複数の剛毛から成る群は、共通のトップ部分を有することで好ましい振動効果を示すようになり、そしてそれによって、歯の清掃でこの歯ブラシを用いる時、歯茎に対して好ましいマッサージ効果が得られる。本発明に従う歯ブラシに勿論他の態様を含めることも可能であり、このような態様は図１−３に例示した態様の変形であり、そしてここでは、各列の剛毛数を幅広い範囲内で変化させることができ、そしてブラッシング用剛毛とマッサージ用剛毛の間の高さの差を変化させることができる。更に、マッサージ用剛毛に持たせる自由末端の柔軟性および丸型も変化させて、図１−３に示した様式以外の様式にすることも可能である。このような変形の１つを図４に示し、ここでは、等しい長さを有する本来の剛毛（ここでは参照番号２０３で示す）（明瞭さの目的で剛毛をいくらか欠失させた）が備わっているブラシ半加工品を用いて歯ブラシ２０１を製造するが、後の段階で更に処理することにより、特定数の外側剛毛群（ここでは２０４で示す）（剛毛の各群は各組とも剛毛を例えば１０−２０本含む）に適当に短くなった長さを持たせると共に丸くなった自由末端部分２０６を持たせた。個々の剛毛２０４ｘを例えば１０本含む１つの上記剛毛群２０４の底面および側面詳細図を拡大して図５に示し、ここで、この剛毛群２０４は、これの上部に共通または一体式のトップ部分２０６を有していることで、この群の背の高さは内側剛毛２０３より低くなっており、それによって、歯の清掃を行うと同時に歯茎のマッサージを行う組み合わせ歯ブラシが得られる。図６および７に本発明の更に別の態様を示し、ここでの歯ブラシ３０１は、１番目の高さＨ１を有する個々の剛毛３０３ａを多数含む前部３０１Ａが備わっている頭部３０２を含み、上記剛毛は比較的柔らかな種類のものである。更に、この歯ブラシ頭部３０２は、高さＨ２を有する内側の低い剛毛３０３ｂを含む第二部分３０１Ｂを含み、この剛毛は、最初に述べた長い前部剛毛３０３ａほど柔らかくないが、上記長い剛毛と同じ清掃機能を果す。加うるに、マッサージ用剛毛から成る個々の群の外側列３０４ｎおよび３０５ｎを取り付け、上記群３０４ｎ、３０５ｎの各々にそれぞれ、低い清掃用剛毛３０３ｂの高さＨ２よりも更に低い高さｈを持たせ、そしてこれらに、マッサージ目的のための丸くなった自由末端部分３０６を与える。更に、上で示した如く、マッサージ機能を果すようにすべき剛毛を調製して適切に短くした長さを持たせそして丸くなった自由末端部分を持たせておかなければならないが、前以て製造した個々の剛毛を用い、即ち適切な長さと品質を有する個々の剛毛を用いて、個々の剛毛またはそれらの組を歯ブラシの頭部に埋め込むことで本発明に従う歯ブラシを製造し、それによって本発明のさらなる態様を実施することも可能であると理解すべきである。

【手続補正書】特許法第１８４条の８【提出日】１９９５年９月２８日【補正内容】請求の範囲１．（補正）１つの末端が歯ブラシの頭部に付着しておりそしてそこから自由に伸びているもう１つの末端を有する歯ブラシ剛毛を複数含んでいて通常の清掃機能を果す上記歯ブラシ剛毛が他のマッサージ機能を果す剛毛列と組み合わせて配置されている歯ブラシであって、特に歯のブラッシングと歯茎のマッサージを組み合わせるため歯ブラシにおいて、該歯ブラシの頭部に、実質的に垂直に位置していて清掃機能を果す個々の剛毛が備わっている内側領域を含み、そして上記歯ブラシの頭部にまた、それと一体形で、外側の、上記清掃用剛毛より背が低いか或は長さが長くない実質的に垂直に位置しておりそしてマッサージ機能のための丸い群関連共通部分を有する個々の剛毛から成る組または群を含める、ことにあることを特徴とする歯ブラシ。２．（補正）上記歯ブラシの頭部の該剛毛の大部分が実質的に垂直でありそして実質的に平行に位置していることを特徴とする請求の範囲第１項記載の歯ブラシ。３．互いに間隔を置いた個々の剛毛でか或は細い剛毛の組または群で構成させた内側列を２列以上含み、そして更に、拡張した末端部分を有する個々の剛毛か或は自由に伸びる共通の拡大した末端部分（１０６）を有する細い剛毛（１０４ｎ）の組または群を２つ以上構成する外側の低い剛毛列を含むことを特徴とする請求の範囲第１または２項記載の歯ブラシ。４．該歯ブラシ（１０１）が、歯ブラシ（１０１）の頭部（１０２）に付着している１番目の剛毛を、特定の高さ（Ｈ）を有しそして通常の剛毛品質を示す剛毛の中心列（１０３ａ−１０３ｃ）として含み、そして外側に、より低い高さ（ｈ）を有しそして例えばそれらの一体化で与えられたか或はプラスチックまたはゴムで与えられた丸い自由末端部分（１０６）を有する２番目の剛毛列（１０４ｎ、１０５ｎ）を含むことを特徴とする請求の範囲第１−３項いずれか記載の歯ブラシ。５．該歯ブラシが、歯ブラシ（３０１）の頭部（３０２）に付着していて特定の高さ（Ｈ１）および比較的柔らかい品質を有する１番目の剛毛（３０３ａ）を含み、そして上記１番目の剛毛（３０３ａ）より低い高さ（Ｈ２）を有しそして上記１番目の剛毛（３０３ａ）ほど柔らかな品質を示さない２番目の剛毛（３０３ｂ）を含むことに加えて、上記２番目の低くて中間的な柔らかさを有する剛毛（３０３ｂ）の外側に位置していてこれより低い高さ（ｈ３）を有しそして例えばその組の一体化でか或はプラスチックまたはゴムで与えられた丸い自由末端（３０６）を有する３番目の剛毛（３０４ｎ、３０５ｎ）を含むことを特徴とする請求の範囲第１−３項いずれか記載の歯ブラシ。６．清掃効果を示す剛毛が、研磨材料が適度な量で入っていて適度な品質を示すねり歯磨きと一緒に用いられた時に歯のエナメル質の摩耗を低くして最小限にするような比較的柔らかい材料で作られていることを特徴とする前請求の範囲いずれか記載の歯ブラシ。７．（補正）歯ブラシの製造方法であって、下記の段階： − 等しい長さ（Ｈ）を有する本来の剛毛が備わっている歯ブラシ（１０１）を準備し、 − 後の段階で、ある数の外側剛毛（１０４ｎ、１０５ｎ）を更に加工してこれらの長さを短くする（ｈ）と共に丸い自由末端部分（１０６）を与え、その結果として、該歯ブラシの頭部に、実質的に垂直に位置していて清掃機能を果す個々の剛毛が備わっている内側領域を含め、そして上記歯ブラシの頭部にまた、それと一体形で、外側の、上記清掃用剛毛より背が低いか或は長さが長くない実質的に垂直に位置しておりそしてマッサージ機能のための丸い群関連共通部分を有する個々の剛毛から成る組または群を含める、ことを特徴とする方法。８．歯ブラシの製造方法であって、下記の段階： − 歯ブラシの頭部（３０１）の前端部分（３０１Ａ）に位置していて等しい長さ（Ｈ１）を有する１番目（３０３ａ）の剛毛を有しそしてこの歯ブラシの頭部（３０１）の第二部分（３０１Ｂ）上に位置する２番目の複数の剛毛（３０３ｂ）を有する歯ブラシ（３０１）を準備し、 − 上記２番目の複数の剛毛（３０３ｂ）のある数の外側剛毛（３０４ｎ、３０５ｎ）を更に処理してこれらの長さを短くする（ｈ３）と共にその個々の群に丸い自由末端部分（３０６）を与える、ことを特徴とする方法。９．（補正）該１番目の複数の剛毛（３０３ａ）を比較的柔らかな品質の剛毛として与え、そして２番目の複数の剛毛（３０３ｂ）にいくらか堅い品質を持たせることを特徴とする請求の範囲第８項記載の方法。１０．該丸い部分（６、１０６、２０６、３０６）を熱処理、例えばマイクロ波処理または同様な処理などで与えることを特徴とする請求の範囲第７−９項いずれか記載の方法。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＭＷ，ＳＤ)，ＡＭ，ＡＴ，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ，ＮＬ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ

Claims

【特許請求の範囲】１．１つの末端が歯ブラシの頭部に付着しておりそしてそこから自由に伸びているもう１つの末端を有する歯ブラシ剛毛を複数含んでいて通常の清掃機能を果す上記歯ブラシ剛毛が他のマッサージ機能を果す剛毛列と組み合わせて配置されている歯ブラシにおける改良、特に歯のブラッシングと歯茎のマッサージを組み合わせるための改良であって、この改良が、該歯ブラシに、実質的に垂直に位置していて清掃機能を果す個々の剛毛が備わっている内側領域に加えて、外側の、上記清掃用剛毛より背が低いか或は長さが短くて実質的に垂直に位置しておりそしてマッサージ機能のための丸い群関連共通部分を有する個々の剛毛から成る組または群を含める、ことにあることを特徴とする歯ブラシ。２．該剛毛の大部分が実質的に垂直でありそして実質的に平行に位置していることを特徴とする請求の範囲第１項記載の歯ブラシ。３．互いに間隔を置いた個々の剛毛でか或は細い剛毛の組または群で構成させた内側列を２列以上含み、そして更に、拡張した末端部分を有する個々の剛毛か或は自由に伸びる共通の拡大した末端部分（１０６）を有する細い剛毛（１０４ｎ）の組または群を２つ以上構成する外側の低い剛毛列を含むことを特徴とする請求の範囲第１または２項記載の歯ブラシ。４．該歯ブラシ（１０１）が、歯ブラシ（１０１）の頭部（１０２）に付着している１番目の剛毛を、特定の高さ（Ｈ）を有しそして通常の剛毛品質を示す剛毛の中心列（１０３ａ−１０３ｃ）として含み、そして外側に、より低い高さ（ｈ）を有しそして例えばそれらの一体化で与えられたか或はプラスチックまたはゴムで与えられた丸い自由末端部分（１０６）を有する２番目の剛毛列（１０４ｎ、１０５ｎ）を含むことを特徴とする請求の範囲第１−３項いずれか記載の歯ブラシ。５．該歯ブラシが、歯ブラシ（３０１）の頭部（３０２）に付着していて特定の高さ（Ｈ１）および比較的柔らかい品質を有する１番目の剛毛（３０３ａ）を含み、そして上記１番目の剛毛（３０３ａ）より低い高さ（Ｈ２）を有しそして上記１番目の剛毛（３０３ａ）ほど柔らかな品質を示さない２番目の剛毛（３０３ｂ）を含むことに加えて、上記２番目の低くて中間的な柔らかさを有する剛毛（３０３ｂ）の外側に位置していてこれより低い高さ（ｈ３）を有しそして例えばその組の一体化でか或はプラスチックまたはゴムで与えられた丸い自由末端（３０６）を有する３番目の剛毛（３０４ｎ、３０５ｎ）を含むことを特徴とする請求の範囲第１−３項いずれか記載の歯ブラシ。６．清掃効果を示す剛毛が、研磨材料が適度な量で入っていて適度な品質を示すねり歯磨きと一緒に用いられた時に歯のエナメル質の摩耗を低くして最小限にするような比較的柔らかい材料で作られていることを特徴とする前請求の範囲いずれか記載の歯ブラシ。７．歯ブラシの製造方法であって、下記の段階： − 等しい長さ（Ｈ）を有する本来の剛毛が備わっている歯ブラシ（１０１）を準備し、 − 後の段階で、ある数の外側剛毛（１０４ｎ、１０５ｎ）を更に加工してこれらの長さを短くする（ｈ）と共に丸い自由末端部分（１０６）を与える、ことを特徴とする方法。８．歯ブラシの製造方法であって、下記の段階： − 歯ブラシの頭部（３０１）の前端部分（３０１Ａ）に位置していて等しい長さ（Ｈ１）を有する１番目（３０３ａ）の剛毛を有しそしてこの歯ブラシの頭部（３０１）の第二部分（３０１Ｂ）上に位置する２番目の複数の剛毛（３０３ｂ）を有する歯ブラシ（３０１）を準備し、 − 上記２番目の複数の剛毛（３０３ｂ）のある数の外側剛毛（３０４ｎ、３０５ｎ）を更に処理してこれらの長さを短くする（ｈ３）と共にその個々の群に丸い自由末端部分（３０６）を与える、ことを特徴とする方法。９．該１番目の複数の剛毛（３０３ａ）を比較的柔らかな品質の剛毛として与え、そして２番目の複数の剛毛（３０３ｂ）にいくらか堅い品質を持たせることを特徴とする請求の範囲第７項記載の方法。１０．該丸い部分（６、１０６、２０６、３０６）を熱処理、例えばマイクロ波処理または同様な処理などで与えることを特徴とする請求の範囲第７−９項いずれか記載の方法。