JP2761003B2 - 歯刷子 - Google Patents
歯刷子Info
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- JP2761003B2 JP2761003B2 JP63251620A JP25162088A JP2761003B2 JP 2761003 B2 JP2761003 B2 JP 2761003B2 JP 63251620 A JP63251620 A JP 63251620A JP 25162088 A JP25162088 A JP 25162088A JP 2761003 B2 JP2761003 B2 JP 2761003B2
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- spherical
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Description
本発明は歯刷子、殊に基台に植毛されたブリスルに関
するものである。
するものである。
歯刷子は、歯牙表面に付着している歯垢を効率よく除
去することができるように、その材質や形状等が工夫さ
れているが、近年、このような歯垢除去作用だけでな
く、歯茎に対するマッサージ作用という点にも着目し、
このマッサージ作用を考慮したものが提案されている。 たとえば実開昭61−97923号公報には、各ブリスルの
先端に球状膨大部を形成るとともに、これらブリスルの
長さを均一とせずに、ばらつきを持たせたものが示され
ている。この歯刷子においては、各ブリスル先端の球状
膨大部が歯垢のかき取り作用を発揮するために、歯垢除
去作用が大きくなり、また歯茎に対して接触するのは長
さの長いブリスルが主となるために、歯茎に対する刺激
が少ないという特徴を有している。
去することができるように、その材質や形状等が工夫さ
れているが、近年、このような歯垢除去作用だけでな
く、歯茎に対するマッサージ作用という点にも着目し、
このマッサージ作用を考慮したものが提案されている。 たとえば実開昭61−97923号公報には、各ブリスルの
先端に球状膨大部を形成るとともに、これらブリスルの
長さを均一とせずに、ばらつきを持たせたものが示され
ている。この歯刷子においては、各ブリスル先端の球状
膨大部が歯垢のかき取り作用を発揮するために、歯垢除
去作用が大きくなり、また歯茎に対して接触するのは長
さの長いブリスルが主となるために、歯茎に対する刺激
が少ないという特徴を有している。
【発明が解決しようとする課題】 しかし、すべてのブリスルの先端に球状膨大部が形成
されている歯刷子では、第７図に示すように、歯６と歯
６との間の奥深くにブリスル２先端の球状膨大部20が入
り難く、この部分にたまっている歯垢７を除去すること
が困難であるという問題を有している。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、そ
の目的とするところは歯茎に対するマッサージ効果に優
れる上に、歯と歯の間の奥深くにある歯垢の除去も確実
になされる歯刷子を提供するにある。
されている歯刷子では、第７図に示すように、歯６と歯
６との間の奥深くにブリスル２先端の球状膨大部20が入
り難く、この部分にたまっている歯垢７を除去すること
が困難であるという問題を有している。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、そ
の目的とするところは歯茎に対するマッサージ効果に優
れる上に、歯と歯の間の奥深くにある歯垢の除去も確実
になされる歯刷子を提供するにある。
しかして本発明の請求項１の発明は、先端に球状膨大
部が形成されたブリスルと、先端が丸くされたブリスル
とが基台に混在して設けられ、先端に球状膨大部が形成
されたブリスルが先端が丸くされたブリスルよりも細く
形成されたことに特徴を有している。 また本発明の請求項２の発明は、先端に球状膨大部が
形成されたブリスルと、先端が丸くされたブリスルとが
基台に混在して設けられ、先端に球状膨大部が形成され
たブリスルが基台の外側に並ぶように位置させられたこ
とに特徴を有している。 ［作用］ 本発明によれば、先端が丸くされたブリスルが歯と歯
の間に入り込んで、この部分の歯垢の除去を行うもので
あり、また先端に球状膨大部が形成されたブリスルが歯
の表面の歯垢の除去及び歯茎のマッサージに優れた効果
を発揮する。 また本発明の請求項１の発明によれば、先端に球状膨
大部を形成したブリスルを細くしたことにより、このブ
リスルがたわみやすくなり、歯茎に対する刺激が少なく
なると共に歯と歯の間にこのブリスルの先端の入り込み
が容易となることから歯と歯の間の奥にある歯垢の除去
能力が高くなる。 また本発明の請求項２の発明によれば、先端に球状膨
大部を形成したブリスルが基台の外側に並ぶようにして
あることにより、どのように歯刷子を動かす場合にも、
歯茎に当たるのが先端に球状膨大部を形成したブリスル
が主となるためにブラッシングによるマッサージ効果が
高くなる。 ［実施例］ 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、こ
の歯刷子は、第３図に示す基台３と、基台３に形成され
ている植毛孔30に植毛された２種のブリスル1,2とから
構成されている。両種のブリスル1,2は、基台３に混在
した状態で植毛されるわけであるが、ブリスル１はその
先端の角が丸められただけのものであるのに対して、ブ
リスル２はその先端に球状膨大部20が形成されたものと
なっている。球状膨大部20の形状としては、第２図
（ａ）（ｂ）（ｃ）に示すように、完全な球形のほか、
涙滴状や球を押し潰した形状等であってもよい。またこ
の先端に球状膨大部20を形成したブリスル２は第４図に
示すように先端を丸くしたブリスル１より細くしてあ
る。 上記のように先端が丸くされたブリスル１と、先端に
球状膨大部20が形成されたブリスル２とが混在している
歯刷子では、これを用いて歯磨きを行う時、ブリスル２
先端の球状膨大部20が歯の表面の歯垢をかき取るため
に、歯垢除去作用に優れる上、歯茎に対する当たりが柔
らかくなるために、歯茎のマッサージ効果においても優
れた効果を発揮するものであり、そして先端が丸くされ
たブリスル１は、歯と歯の奥まで入り込んで、この歯と
歯の間にある歯垢の除去について良好な結果をもたら
す。また、第４図に示すように、先端に球状膨大部20を
形成したブリスル２がブリスル１より細くしてあるた
め、ブリスル２がたわみやすくなって歯茎に対する刺激
が更に少なくなる上、歯と歯の間にブリスル１先端が入
り込むことが更に容易となることから、歯と歯の間の奥
にある歯垢の除去能力が高くなる。 また第５図に示す他の実施例では基台３への植毛にあ
たって、先端に球状膨大部20を形成したブリスル２が、
基台３の外側に並ぶようにしてある。このように先端に
球状膨大部20を形成したブリスル２が、基台３の外側に
並ぶようにしておくと、どのように歯刷子を動かす場合
にも、歯茎に当たるのが先端に球状膨大部20を形成した
ブリスル２が主となるために、ブラッシングによるマッ
サージ効果が高くなる。 なお、このような歯刷子は、いわゆる電動歯刷子の形
態をもつものであってもよい。第６図はこの電動歯刷子
の一例を示すもので、ここにおける電動歯刷子は、その
本体８から突出するとともに、往復回動と軸方向の往復
運動とがスイッチ83の操作によって選択的になされる出
力軸81に、基台３が着脱自在になっている。図中82は本
体８が内蔵する蓄電池への充電のための充電器である。
部が形成されたブリスルと、先端が丸くされたブリスル
とが基台に混在して設けられ、先端に球状膨大部が形成
されたブリスルが先端が丸くされたブリスルよりも細く
形成されたことに特徴を有している。 また本発明の請求項２の発明は、先端に球状膨大部が
形成されたブリスルと、先端が丸くされたブリスルとが
基台に混在して設けられ、先端に球状膨大部が形成され
たブリスルが基台の外側に並ぶように位置させられたこ
とに特徴を有している。 ［作用］ 本発明によれば、先端が丸くされたブリスルが歯と歯
の間に入り込んで、この部分の歯垢の除去を行うもので
あり、また先端に球状膨大部が形成されたブリスルが歯
の表面の歯垢の除去及び歯茎のマッサージに優れた効果
を発揮する。 また本発明の請求項１の発明によれば、先端に球状膨
大部を形成したブリスルを細くしたことにより、このブ
リスルがたわみやすくなり、歯茎に対する刺激が少なく
なると共に歯と歯の間にこのブリスルの先端の入り込み
が容易となることから歯と歯の間の奥にある歯垢の除去
能力が高くなる。 また本発明の請求項２の発明によれば、先端に球状膨
大部を形成したブリスルが基台の外側に並ぶようにして
あることにより、どのように歯刷子を動かす場合にも、
歯茎に当たるのが先端に球状膨大部を形成したブリスル
が主となるためにブラッシングによるマッサージ効果が
高くなる。 ［実施例］ 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、こ
の歯刷子は、第３図に示す基台３と、基台３に形成され
ている植毛孔30に植毛された２種のブリスル1,2とから
構成されている。両種のブリスル1,2は、基台３に混在
した状態で植毛されるわけであるが、ブリスル１はその
先端の角が丸められただけのものであるのに対して、ブ
リスル２はその先端に球状膨大部20が形成されたものと
なっている。球状膨大部20の形状としては、第２図
（ａ）（ｂ）（ｃ）に示すように、完全な球形のほか、
涙滴状や球を押し潰した形状等であってもよい。またこ
の先端に球状膨大部20を形成したブリスル２は第４図に
示すように先端を丸くしたブリスル１より細くしてあ
る。 上記のように先端が丸くされたブリスル１と、先端に
球状膨大部20が形成されたブリスル２とが混在している
歯刷子では、これを用いて歯磨きを行う時、ブリスル２
先端の球状膨大部20が歯の表面の歯垢をかき取るため
に、歯垢除去作用に優れる上、歯茎に対する当たりが柔
らかくなるために、歯茎のマッサージ効果においても優
れた効果を発揮するものであり、そして先端が丸くされ
たブリスル１は、歯と歯の奥まで入り込んで、この歯と
歯の間にある歯垢の除去について良好な結果をもたら
す。また、第４図に示すように、先端に球状膨大部20を
形成したブリスル２がブリスル１より細くしてあるた
め、ブリスル２がたわみやすくなって歯茎に対する刺激
が更に少なくなる上、歯と歯の間にブリスル１先端が入
り込むことが更に容易となることから、歯と歯の間の奥
にある歯垢の除去能力が高くなる。 また第５図に示す他の実施例では基台３への植毛にあ
たって、先端に球状膨大部20を形成したブリスル２が、
基台３の外側に並ぶようにしてある。このように先端に
球状膨大部20を形成したブリスル２が、基台３の外側に
並ぶようにしておくと、どのように歯刷子を動かす場合
にも、歯茎に当たるのが先端に球状膨大部20を形成した
ブリスル２が主となるために、ブラッシングによるマッ
サージ効果が高くなる。 なお、このような歯刷子は、いわゆる電動歯刷子の形
態をもつものであってもよい。第６図はこの電動歯刷子
の一例を示すもので、ここにおける電動歯刷子は、その
本体８から突出するとともに、往復回動と軸方向の往復
運動とがスイッチ83の操作によって選択的になされる出
力軸81に、基台３が着脱自在になっている。図中82は本
体８が内蔵する蓄電池への充電のための充電器である。
以上のように本発明においては、先端に球状膨大部が
形成されたブリスルと、先端が丸くされたブリスルとを
混在して設けていることから、先端に球状膨大部が形成
されたブリスルが歯の表面の歯垢の除去及び歯茎のマッ
サージに優れた効果を発揮する上に、先端に球状膨大部
を形成したブリスルでは除去することが困難な歯と歯の
間にある歯垢は、先端が丸くされたブリスルが歯と歯の
間に入り込んで除去してしまうものであって、歯垢の除
去及び歯茎のマッサージについて共に優れた効果を発揮
する。 しかも本発明の請求項１の発明にあっては、先端に球
状膨大部が形成されたブリスルが先端が丸くされたブリ
スルよりも細く形成されたので、先端に球状膨大部を形
成したブリスルがたわみやすくなるために、歯茎に対す
る刺激が少なくなると共に歯と歯との間に先端が丸くさ
れたブリスルの先端が入り込むことが更に容易になるこ
とから歯と歯の間の奥にある歯垢の除去能力が高くな
る。 また本発明の請求項２の発明にあっては、先端に球状
膨大部が形成されたブリスルが基台の外側に並ぶように
位置させられたので、どのように歯刷子を動かす場合に
も、歯茎に当たるのが先端に球状膨大部を形成したブリ
スルが主となるためにブラッシングによるマッサージ効
果が高くなる。
形成されたブリスルと、先端が丸くされたブリスルとを
混在して設けていることから、先端に球状膨大部が形成
されたブリスルが歯の表面の歯垢の除去及び歯茎のマッ
サージに優れた効果を発揮する上に、先端に球状膨大部
を形成したブリスルでは除去することが困難な歯と歯の
間にある歯垢は、先端が丸くされたブリスルが歯と歯の
間に入り込んで除去してしまうものであって、歯垢の除
去及び歯茎のマッサージについて共に優れた効果を発揮
する。 しかも本発明の請求項１の発明にあっては、先端に球
状膨大部が形成されたブリスルが先端が丸くされたブリ
スルよりも細く形成されたので、先端に球状膨大部を形
成したブリスルがたわみやすくなるために、歯茎に対す
る刺激が少なくなると共に歯と歯との間に先端が丸くさ
れたブリスルの先端が入り込むことが更に容易になるこ
とから歯と歯の間の奥にある歯垢の除去能力が高くな
る。 また本発明の請求項２の発明にあっては、先端に球状
膨大部が形成されたブリスルが基台の外側に並ぶように
位置させられたので、どのように歯刷子を動かす場合に
も、歯茎に当たるのが先端に球状膨大部を形成したブリ
スルが主となるためにブラッシングによるマッサージ効
果が高くなる。
【図面の簡単な説明】 第１図は本発明一実施例の側面図、第２図（ａ）〜
（ｃ）は球状膨大部の形状例を示す拡大側面図、第３図
（ａ）（ｂ）は基台の平面図と側面図、第４図は第１図
の要部を拡大せる側面図、第５図は同上の他の実施例の
基台への植毛状態を示す平面図、第６図は電動歯刷子と
して構成した場合の一例を示す斜視図、第７図は従来例
の問題点を示す説明図であって、1,2はブリスル、２は
基台、20は球状膨大部を示す。
（ｃ）は球状膨大部の形状例を示す拡大側面図、第３図
（ａ）（ｂ）は基台の平面図と側面図、第４図は第１図
の要部を拡大せる側面図、第５図は同上の他の実施例の
基台への植毛状態を示す平面図、第６図は電動歯刷子と
して構成した場合の一例を示す斜視図、第７図は従来例
の問題点を示す説明図であって、1,2はブリスル、２は
基台、20は球状膨大部を示す。
Claims (2)
- 【請求項１】先端に球状膨大部が形成されたブリスル
と、先端が丸くされたブリスルとが基台に混在して設け
られ、先端に球状膨大部が形成されたブリスルが先端が
丸くされたブリスルよりも細く形成されたことを特徴と
する歯刷子。 - 【請求項２】先端に球状膨大部が形成されたブリスル
と、先端が丸くされたブリスルとが基台に混在して設け
られ、先端に球状膨大部が形成されたブリスルが基台の
外側に並ぶように位置させられたことを特徴とする歯刷
子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63251620A JP2761003B2 (ja) | 1988-10-05 | 1988-10-05 | 歯刷子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63251620A JP2761003B2 (ja) | 1988-10-05 | 1988-10-05 | 歯刷子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0298310A JPH0298310A (ja) | 1990-04-10 |
| JP2761003B2 true JP2761003B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=17225537
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63251620A Expired - Fee Related JP2761003B2 (ja) | 1988-10-05 | 1988-10-05 | 歯刷子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2761003B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2546690Y2 (ja) * | 1991-08-21 | 1997-09-03 | 九州日立マクセル株式会社 | 光学ヘッドの清掃部材 |
| JPH063130U (ja) * | 1992-05-15 | 1994-01-18 | 有限会社篠原商店 | パッティングブラシ |
| NO180145C (no) * | 1993-09-10 | 1997-02-26 | Harald Berge | Tannbörste og tildannelse av samme |
| NL1003771C2 (nl) * | 1996-08-09 | 1998-02-12 | Mirjam De Wilde | Interdentale tandenborstel. |
| FR2773962B1 (fr) * | 1998-01-26 | 2000-03-03 | Synthelabo | Brosse a dents comportant des tiges de massage des gencives |
| JP3345856B2 (ja) | 1999-09-09 | 2002-11-18 | 古河電気工業株式会社 | 光ファイバ融着接続機のスクリーニング機構 |
| CN105708127A (zh) * | 2016-02-23 | 2016-06-29 | 无锡市兴达尼龙有限公司 | 球形刷丝及其制造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0423075Y2 (ja) * | 1986-08-27 | 1992-05-28 | ||
| JPS6347730U (ja) * | 1986-09-18 | 1988-03-31 |
-
1988
- 1988-10-05 JP JP63251620A patent/JP2761003B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0298310A (ja) | 1990-04-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |