JPH0950193A - 画像転写装置 - Google Patents

画像転写装置

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JPH0950193A
JPH0950193A JP7204578A JP20457895A JPH0950193A JP H0950193 A JPH0950193 A JP H0950193A JP 7204578 A JP7204578 A JP 7204578A JP 20457895 A JP20457895 A JP 20457895A JP H0950193 A JPH0950193 A JP H0950193A
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JP
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sheet
endless belt
lever
arm portion
image
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Application number
JP7204578A
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Inventor
Masaru Ono
優 小野
Koshi Hamabe
幸志 浜部
Osamu Handa
修 半田
Nagakazu Okegawa
長和 桶川
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成により無端ベルトとシートとの間
のギャップの発生を抑制し、画像欠陥を防止することが
できる画像転写装置を提供する。 【解決手段】 複数のロールの周囲を走行する無端ベル
ト2にトナー像を付着させ、バイアス転写ロール10と
無端ベルト2との間にシート3を通過させて、無端ベル
ト2からシート3にトナー像を転写する。シート3は、
レジストレーションロールによって搬送力が与えられて
おり、この搬送力は、シート3を通じて押圧レバー50
の作用点側である第1の腕部51に伝達される。押圧レ
バー50は、この搬送力を押圧力に変換し、力点側であ
る第2の腕部52によって、シート3を無端ベルト2に
押圧させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真方式を
利用した複写機などの画像形成装置に使用される画像転
写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、特開昭62−206567号
公報に開示されているように、複写機、ファクシミリ、
プリンタなどの電子写真方式を利用した画像形成装置に
は、感光体ドラムに形成されたトナー像を一旦、中間転
写体である無端ベルト上に転写し、その後無端ベルトか
らトナー像を紙などのシート上に二次転写するものがあ
る。このような転写方式によれば、厚くて腰の強いシー
トでも無端ベルトに接触させることが容易であり、シー
トの詰まりなどの不都合を低減し、多種類のシートにト
ナー像を転写することが可能である。近年では、感光体
ドラムの1回転ごとに、その上に1色ずつトナー像を形
成して無端ベルトに転写し、この工程を副数回繰り返し
て、複数色のトナー像を無端ベルト上に積層し、積層し
たトナー像を一括してシート上に転写するカラー画像形
成技術も開発されている。
【0003】図8は、従来のカラー画像形成装置装置の
一例を示す。図において、符号1は、感光体ドラムを示
す。感光体ドラム1の周囲には、帯電ロール4および現
像器5,6,7,8などが配置されており、感光体ドラ
ム1の矢印A方向への回転に伴って、帯電ロール4によ
って感光体ドラム1の表面が一様に帯電され、図示しな
い露光器によって潜像が書き込まれ、現像器5,6,
7,8のいずれかによって潜像にトナー像Tが付着させ
られる。このうち、現像器5はブラック(Bk)のトナ
ーを、現像器6はイエロー(Y)のトナーを、現像器7
はマゼンタ(M)のトナーを、現像器8はシアン(C)
のトナーを供給する。
【0004】感光体ドラム1には、無端ベルト2が接触
または近接させられており、無端ベルト2を挟んで感光
体ドラム1の反対側には転写コロトロン9が配置されて
いる。転写コロトロン9には、トナー像Tの帯電極性と
は逆極性の電圧が印加されており、これによって電界を
発生し、感光体ドラム1上に形成された単一色のトナー
像Tを無端ベルト2に引き付けて一次転写する。無端ベ
ルト2は、ロール21〜24に巻回されており、その周
囲を矢印B方向へ回転させられる。この工程を4回繰り
返すことにより、ブラック、イエロー、マゼンタ、シア
ンのトナー像Tが感光体ドラム1上に積層される。
【0005】無端ベルト2を挟んで一つのロール(バッ
クアップロール)22の反対側には、バイアス転写ロー
ル10が配置されている。このバイアス転写ロール10
にもトナー像Tとは逆極性の電圧が印加されており、こ
れによって電界を発生する。バイアス転写ロール10と
無端ベルト2との間には、シート3が搬送されてくるよ
うになっている。シート3は、給紙トレー12内に収容
されており、給紙ロール11によってここから引き出さ
れ、レジストレーションロール40によって所定のタイ
ミングで送られて、シート搬送路31を通過する。そし
て、バイアス転写ロール10と無端ベルト2との間を通
過させられる間に、バイアス転写ロール10に無端ベル
ト2上のトナー像Tが引き付けられることにより、トナ
ー像Tがシート3上に二次転写される。なお、バックア
ップロール22は、金属などの導電性材料製であって接
地されている。これにより、バイアス転写ロール10か
らコロナ放電するようになっており、これによりトナー
像Tの二次転写を助成する。
【0006】その後、シート3は、剥離爪13によって
無端ベルト2から剥離させられ、さらに搬送ベルト14
に搬送されて定着器15を通過させられる。そして、定
着器15で熱および圧力を受けることによって、トナー
像Tがシート3上に定着させられる。一方、無端ベルト
2は、クリーニングブレードやクリーニングブラシを備
えた清掃装置16によって清掃される。
【0007】なお、バイアス転写ロール10は、無端ベ
ルト2上のトナー像Tをシート3に二次転写するときに
のみ無端ベルト2に当接するように移動可能になされて
いる。これは、無端ベルト2が1周するごとに、1色ず
つトナー像Tを無端ベルト2上に一次転写するため、常
時バイアス転写ロール10が無端ベルト2に当接してい
ると、無端ベルト2上に形成されたトナー像Tをバイア
ス転写ロール10がこすって乱してしまうからである。
また、常時、バイアス転写ロール10を無端ベルト2に
押圧しておくと、転写後、清掃装置16で清掃しきれな
かった残留トナーが、無端ベルト2からバイアス転写ロ
ール10に転移してしまい、バイアス転写ロール10に
転移した残留トナーがシート3の裏面に再転移して、こ
れを汚してしまいがちだからである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シート搬送
路31からシート3を無端ベルト2とバイアス転写ロー
ル10との間に供給するときの、シート3と無端ベルト
2との間の角度αは、10゜ないし30゜程度必要であ
る。このため、図9に示すように、バイアス転写ロール
10と無端ベルト2との間のニップ部の直前(プレニッ
プ部)においては、必ず無端ベルト2とシート3との間
にギャップが生ずる。このギャップでは、バイアス転写
ロール10およびバックアップロール22間の電界があ
る値以上になるとパッション放電が発生する。図9にお
いて、このパッション放電電界を符号Fで示す。
【0009】図10は、プレニップ部のギャップ間隔d
と放電電界強度Eとの関係を示すグラフである。同図に
おいて、曲線より上の斜線部分に該当する値の電界強度
でパッション放電が発生する。図9に示すように、この
パッション放電が起こると、+イオンI1および−イオ
ンI2が生成される。一般の画像形成装置において、ト
ナー粒子T1は、マイナスに帯電されており、バイアス
転写ロール10がプラスの電圧が印加されていることに
より、シート3に引き付けられるようになっている。し
かし、ここで生成された+イオンI1がトナー粒子T1
に付着することによって、マイナスに帯電されたトナー
粒子T1がプラスに帯電されてしまう。
【0010】プラスに帯電されたトナー粒子T2は、無
端ベルト2に付着したままであったり、一旦無端ベルト
2から遊離しても再付着してしまったりする。このた
め、シート3には、マイナスのままのトナー粒子T1の
みが転写されることになり、シート3上に得られる画像
にはいわゆる白抜けという画像欠陥が発生する。特に、
シート3としてOHPシートを使用する場合には、OH
Pシートの抵抗が高いために、パッション放電が起こり
やすくなり、白抜けが発生する傾向が高くなる。
【0011】また、シート3としてOHPシートを使用
する場合には、OHPシートが紙よりも腰がかなり強く
抵抗が高くて、無端ベルト2に密着しにくいために、無
端ベルト2上のトナー像Tをこすってしまい、画像のず
れなどの欠陥が発生しやすい。
【0012】以上のような不都合を解決するものとし
て、特開平6−95531号公報に記載された技術があ
る。ここでは、ニップ部への搬送中のシートの先端をセ
ンサーで検知し、これに応じてモータおよびリンク機構
によってカムを動作させ、このカムで作動するリンクア
ームによりシート搬送路中のシートを無端ベルトに密着
させるようにしている。このようにして、無端ベルトと
シートとの間のギャップの発生を抑制し、前記の白抜け
および画像のずれの発生を防止している。
【0013】しかしながら、前記の構成では、装置が複
雑化し、製造コストの上昇、信頼性の低下を招く。ま
た、リンクアームをカムで作動するために、必要以上に
大きな力がリンクアームにかかってしまい、無端ベルト
が揺れるなどして、画像のずれや転写不良などの欠陥が
発生してしまうという欠点もある。
【0014】この発明は前記の課題を考慮してなされた
ものであり、簡易な構成により無端ベルトとシートとの
間のギャップの発生を抑制し、画像欠陥を防止すること
ができる画像転写装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明にあっては、トナー像が表面に静電的に付
着される無端ベルトと、前記無端ベルトが周囲を走行す
る複数のロールと、前記無端ベルトに向けてシートに搬
送力を与えて、このシートを搬送するシート搬送手段
と、前記無端ベルトに隣接して配置され、前記無端ベル
トとの間を前記シートが通過するようになされ、前記無
端ベルトから前記シートに前記トナー像を転写する電界
を発生するバイアス転写ロールと、前記シートを前記無
端ベルトに押圧するようになされ、かつ前記搬送力によ
って変位するようになされたレバー状押圧手段とを具備
することを特徴とする。
【0016】(作用)シート搬送手段によって与えられ
るシートの搬送力によって変位するレバー状押圧手段
は、シートを無端ベルトに押圧するようになっている。
この押圧力によってシートが無端ベルトに押圧させられ
る。これにより、抵抗が大きくて無端ベルトとの密着性
が悪く、腰の強いシートを使用した場合であっても、プ
レニップ部における無端ベルトとシートとの間のギャッ
プの発生が抑制され、パッション放電の発生が避けられ
る。したがって、トナー粒子が無端ベルトに付着したま
まであったり、一旦無端ベルトから遊離しても再付着し
てしまったりすることが避けられ、これらに起因する画
像の白抜きが防止される。
【0017】また、レバー状押圧手段は、シートの搬送
力を利用してシートを押圧するので、モータなどの駆動
手段や押圧タイミングを設定する手段が不要であり、装
置が簡易になって、製造コストが抑えられ、かつ故障の
おそれも少ない。さらに、レバー状押圧手段が、シート
の搬送力を利用してシートを押圧するために、モータな
どの駆動手段を使用する場合に比較して、押圧力を小さ
くすることが容易である。このため、無端ベルトに与え
る力を小さくして、無端ベルトの動きを防止し、画像の
ずれや転写不良などの欠陥の発生を防止することが可能
である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態について説明する。 (1) 第1実施形態 まず、図1はこの発明の第1実施形態に係る画像転写装
置が適用された画像形成装置を示す概略図である。この
画像形成装置において、図8の各部に対応する部分につ
いては同一の符号を付け、その説明を省略する。A.無
端ベルトおよびバックアップロール本実施形態に使用す
る無端ベルト2としては、トナー像Tを静電的に付着す
ることができるように、ポリイミド、ポリカーボネー
ト、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレンテフ
レタート(PET)などの樹脂または各種ゴムにカーボン
ブラックなどを適当量分散させて、体積抵抗率が106
ないし1014Ω・cmになるようにしたものを使用す
る。無端ベルト2の厚さは、たとえば0.1mmにする
とよい。
【0019】バックアップロール22としては、導電性
ロール本体22aの表面に半導電性層22bを被覆した
ものを使用する。導電性ロール本体22aは、金属製ま
たは導電性カーボンを分散させたゴム製であると好まし
い。導電性ロール本体22aは、接地されて、バイアス
転写ロール10からの放電を助成する。
【0020】半導電性層22bは、体積抵抗率108Ω・
cm以上の材料をフィルム状に形成したものが好まし
く、このような材料としては、PVdF(ポリフッ化ビ
ニリデン)樹脂、ポリエステル、パーフルオロアルコキ
シアルカン樹脂(PFA)、あるいはアクリルにカーボン
ブラックなどを適当量分散させて抵抗率を調節したもの
が使用される。なお、半導電性層22bは、薄ければ薄
いほど、導電性ロール本体22aとバイアス転写ロール
10との距離が小さくなり、バイアス転写ロール10に
印加する電圧が低くても十分な転写電界を得ることがで
きる。しかし、あまり薄くすると、ピンホールが発生し
たり、厚さが不均一になったりするため、本実施形態で
は、その厚さを10ないし100μmに設定した。ま
た、本実施形態では、誘電率が8であるPVdFを半導
電性層22bとして使用した。
【0021】このようにしてバックアップロール22を
形成することによって、次のような利点がある。すなわ
ち、本実施形態では、導電性ロール本体22aを接地し
ておき、バイアス転写ロール10にバイアス電圧を印加
することにより、シート3が無端ベルト2とバイアス転
写ロール10の間のニップ部を通過する際、トナー像T
が無端ベルト2からシート3に転写されるようになって
いるが、シート3の幅が小さい場合には、バイアス転写
ロール10のシート3からはみ出した部分が無端ベルト
2に接触する。この場合、バックアップロール22が導
電性材料のみによって形成されていると、バイアス転写
ロール10とバックアップロール22との間に過大な電
流が流れ、トナー像Tの転写を阻害したり、無端ベルト
2を損傷したりすることがある。しかし、本実施形態で
は、バックアップロール22の表面に半導電性層22b
が形成されていることによって、バイアス転写ロール1
0と導電性ロール本体22aとの間では、常に安定した
コロナ放電が行われ、トナー像Tの転写を良好に行うこ
とが可能であり、また無端ベルト2の損傷も防止され
る。
【0022】ところで、この種の画像形成装置では、電
源の電流容量は、数mA以下に制限されており、このた
め、バックアップロール22が無端ベルト2に直接接触
して過電流が流れると、電源の電流リミッタが働いて、
電源電圧が降下し、過電流の継続を防止するようになっ
ている。これは、人体が触れた場合の安全性やシート3
の詰まりによる発火などの事故防止の要請によるもので
あり、また無端ベルト2にピンホールなどがある場合、
そこに電流が集中して無端ベルト2が損傷したり発火し
たりすることを防止するためにも有効である。
【0023】そこで、シート3の幅が小さい場合や、シ
ート3を通過させない場合に、バックアップロール22
に流れる電流を数mA以下にしなければならない。本実
施形態では、転写のためバイアス転写ロール10に与え
るバイアス電圧を約1000Vとする。したがって、半
導電性層22bの抵抗は、106Ωの数倍程度必要であ
る。本実施形態では、幅が最大30cm程度のシート3
に転写を行う。このため、バックアップロール22の長
さは、30cm程度あり、シート3を通過させない場
合、半導電性層22bと無端ベルト2との接触位置から
導電性ロール本体22aの接地位置までの最大長さも3
0cm程度である。したがって、半導電性層22bの抵
抗は、単位長さ1cm当たり107Ω以上であると好ま
しい。なお、以上の本実施形態の特徴点については、後
述の他の全ての実施形態に関しても共通である。
【0024】B.シート搬送路および押圧レバー さて、図1に示すように、シート3を無端ベルト2とバ
イアス転写ロール10との間に導くシート搬送路41
は、互いに対向させられて固定された上板42および下
板43とを備えている。図2に示すように、上板42お
よび下板43には、後述する押圧レバー50の第1の腕
部51が侵入する孔42a,43aが形成されている。
【0025】下板43の下方には、金属製または樹脂製
の押圧レバー(レバー状押圧手段)50が配設されてい
る。図2に示すように、押圧レバー50は、回動自在に
支持された軸53と、第1の腕部(作用点側の腕部)5
1と、第2の腕部(力点側の腕部)52とを有する。第
1の腕部51は、軸53から斜め上後方(シート3の搬
送方向の後方)に延びており、下板43の孔43aを通
過させられ、孔42a,43a付近において逆V字形に
曲折されており、その先端が斜め下後方を向いている。
図2(A)に示すように、シート搬送路41内をシート
3が通過していないときは、第1の腕部51は、孔42
a,43aに侵入しシート搬送路41を横切り、第1の
腕部51の曲折部が、孔42aよりも上方に位置してい
る。
【0026】第2の腕部52は、軸53から斜め上前
方、すなわちバイアス転写ロール10と無端ベルト2と
の間のニップ部に向け延びている。ただし、シート搬送
路41内をシート3が通過していないときは、第2の腕
部52の先端は、無端ベルト2に接触していない。
【0027】そして、図2(B)に示すように、シート
搬送路41内をシート3が通過し、シート3の先端が第
1の腕部51の曲折部に到達すると、レジストレーショ
ンロール40によって与えられるシート3の搬送力によ
って、シート3の先端が、第1の腕部51を押し下げな
がら、ここを乗り越える。なお、押圧レバー50および
孔42a,43aは、無端ベルト2の幅方向(図2の紙
面垂直方向)に部分的にのみ設けられているので、押圧
レバー50によってシート3の搬送が妨げられることは
ない。
【0028】シート3が第1の腕部51を押し下げるこ
とにより、押圧レバー50は軸53を中心に図中反時計
方向に回動し、第2の腕部52が無端ベルト2に向けて
上昇する。このため、シート3の先端が、バイアス転写
ロール10と無端ベルト2との間のニップ部の手前のプ
レニップ部に到達すると、この第2の腕部52の先端に
よって、シート3が無端ベルト2に押圧される。このよ
うにして、プレニップ部において、シート3と無端ベル
ト2とが密着させられるようになっている。
【0029】このように、本実施形態においては、レジ
ストレーションロール40によって与えられるシート3
の搬送力が、第1の腕部51に伝達され、押圧レバー5
0によって押圧力に変換される。この押圧力は第2の腕
部52によってシート3に伝達され、シート3が無端ベ
ルト2に押圧させられる。これにより、抵抗が大きくて
無端ベルト2との密着性が悪く、しかも腰の強いOHP
シートをシート3として使用した場合であっても、プレ
ニップ部における無端ベルト2とシート3との間のギャ
ップの発生が抑制され、図9に示して前述したようなパ
ッション放電の発生が避けられる。したがって、トナー
粒子が無端ベルト2に付着したままであったり、一旦無
端ベルト2から遊離しても再付着してしまったりするこ
とが避けられ、これらに起因する画像の白抜きが防止さ
れる。
【0030】ここで、シート搬送路41内をシート3が
通過しないとき、押圧レバー50の第1の腕部51の曲
折部が、上板42の孔42aよりも上方に位置するよう
にしているために、シート3の通過時(図2(a))と
非通過時(図2(B))との間の押圧レバー50の回動
角範囲を大きくすることができる。これにより、第2の
腕部52の移動距離範囲も大きくなされている。
【0031】また、押圧レバー50は、シート3の搬送
力を利用してシート3を押圧するので、モータなどの駆
動手段や押圧タイミングを設定する手段が不要である。
このため、装置が簡易になって、製造コストが抑えら
れ、かつ故障のおそれも少ない。さらに、シート3の搬
送力を利用して押圧レバー50がシート3を押圧するた
めに、モータなどの駆動手段を使用する場合に比較し
て、押圧力を小さくすることが容易である。このため、
無端ベルト2に与える力を小さくして、無端ベルト2の
動きを防止し、画像のずれや転写不良などの欠陥の発生
を防止することが可能である。
【0032】図3は、図2のIII-III線矢視図である。
同図に示すように、押圧レバー50は、複数設けられて
おり、バイアス転写ロール10の軸線方向、つまり無端
ベルト2の幅方向に沿って並列されている。そして、前
記の上板42および下板43の孔42a,43aは、押
圧レバー50に対応する位置に形成されている。
【0033】この構成によれば、幅の狭いシート3aが
シート搬送路41を通過するときでも、幅の広いシート
3bがシート搬送路41を通過するときでも、いずれか
の押圧レバー50が回動して、シート3aまたは3bを
押圧することができる。図示の例では、幅の狭いシート
3aの両端付近二箇所を二つの押圧レバー50が押圧
し、幅の広いシート3bの両端付近および中央部の三箇
所を三つの押圧レバー50が押圧するようになってい
る。
【0034】また、本実施形態では、無端ベルト2の幅
全体にわたって押圧力を与えるのでなく、押圧レバー5
0が設けられている位置でのみ、無端ベルト2に押圧力
を与えている。このため、無端ベルト2全体に与える損
傷を少なくすることができ、このような損傷に起因する
転写不良などの画像欠陥を抑制することができる。
【0035】(2) 第2実施形態 次に、図4はこの発明の第2実施形態に係る画像転写装
置を示す。本実施形態は、以下に説明する点において、
第1実施形態と異なる。まず、本実施形態のレジストレ
ーションロール40の上板42には、第1実施形態のよ
うな孔42aが形成されていない。また、本実施形態の
押圧レバー50の第1の腕部61は、軸53から斜め上
後方に延びており、シート搬送路41の下板43の下に
おいて曲折されており、その先端が斜め上前方に延びて
いる。つまり、第1の腕部61の曲折部から先端は、ほ
ぼシート3の搬送方向前方を向いている。そして、第1
の腕部61の先端は、下板43の孔43aを通過させら
れ、シート搬送路41内に達している。さらに、図示は
しないが、シート搬送路41内をシート3が通過してい
ないとき、押圧レバー50の第2の腕部52の先端は、
無端ベルト2に接触または接近している。
【0036】そして、図4(a)に示すように、シート
搬送路41内をシート3が通過し、シート3の先端が第
1の腕部61の先端に到達すると、レジストレーション
ロール40によって与えられるシート3の搬送力によっ
て、シート3の先端が第1の腕部61を押し下げる。こ
れにより、押圧レバー50は軸53を中心に図中時計方
向に回動し、第2の腕部52が無端ベルト2からわずか
に離れる。シート3の先端が、バイアス転写ロール10
と無端ベルト2との間のニップ部の手前のプレニップ部
に到達すると、この第2の腕部52の先端によって、シ
ート3が無端ベルト2に押圧される。このようにして、
プレニップ部において、シート3と無端ベルト2とが密
着させられるようになっている。
【0037】ここでは、第1の腕部61が、軸53から
曲折部までは、ほぼシート3の搬送方向後方に延び、か
つ曲折部から先端までは、ほぼシート3の搬送方向前方
に延びていることによって、シート3の搬送力が上方か
ら与えられると、押圧レバー50が図中時計方向に回動
し、第2の腕部52の先端が無端ベルト2から離間して
ゆくようになっている。この離間する距離は、第1の腕
部61が押し下げられる変位つまりシート3の厚さに比
例する。したがって、シート3の厚さに比例して、押圧
レバー50の第2の腕部52と無端ベルト2との間隔が
調節される。すなわち、シート3の厚さが変化したとし
ても、押圧レバー50は、適度な押圧力でシート3を無
端ベルト2に密着させることができる。
【0038】なお、本実施形態において、レジストレー
ションロール40の上板42に孔42aを形成していな
いのは、第1実施形態と異なり、押圧レバー50の回動
角範囲を大きくする必要がないためである。
【0039】(3) 第3実施形態 図5は、第3実施形態に係る画像転写装置を示す。本実
施形態では、第1実施形態と同様の押圧レバー50の第
2の腕部52の先端に回転ロール55を回転可能に取り
付けている。これによって、第2の腕部52からシート
3に押圧力を与えながら、なおかつシート3に与える摩
擦力を低減することが可能であり、これによってシート
3の搬送をさらに円滑化することができる。したがっ
て、シート3の詰まりを防止することができ、またシー
ト3の搬送速度の低下によってトナー像Tが所定位置に
転写されずに画像ずれが起こってしまうような不具合も
防止される。
【0040】(4) 第4実施形態 図6は、第4実施形態に係る画像転写装置を示す。本実
施形態では、第1実施形態と同様の押圧レバー50の第
2の腕部52を短くし、その先端に摺動板62を貼着し
ている。摺動板62は、低摩擦係数の樹脂などによって
形成し、その表面を円滑に仕上げるか、金属などにポリ
テトラフルオロエチレンなどの低摩擦係数の物質を塗布
することによって形成する。
【0041】これによっても、第3実施形態と同様に、
第2の腕部52からシート3に押圧力を与えながら、な
おかつシート3に与える摩擦力を低減することが可能で
あり、これによってシート3の搬送をさらに円滑化する
ことができる。したがって、シート3の詰まりを防止す
ることができ、またシート3の搬送速度の低下によって
トナー像Tが所定位置に転写されずに画像ずれが起こっ
てしまうような不具合も防止される。
【0042】(5) 第5実施形態 図7は、第5実施形態に係る画像転写装置を示す。本実
施形態では、シート搬送路41の下板43のレジストレ
ーションロール40側の端部が、回動軸64に取り付け
られており、これにより回動軸64を中心にしてシート
搬送路41が傾動可能になされている。
【0043】また、押圧レバー50付近において、下板
43は、偏心カム65の上に載置されており、これによ
って支持されている。偏心カム65は、断面円形であっ
て、その中心とずれた位置に回転軸66が取り付けられ
ている。回動軸66は、たとえばステッピングモータな
どのモータ67によって駆動され。さらに、レジストレ
ーションロール40の可動側のロールの変位を検出する
変位センサ60が設けられており、モータ67は変位セ
ンサ60の検出結果に応じた角度だけ回動軸66を回転
するようになっている。他の構成は、第1実施形態と同
様である。
【0044】本実施形態においては、シート3がレジス
トレーションロール40を通過させられる時に、レジス
トレーションロール40の可動側ロールがシート3の厚
さのために変位する。この変位を変位センサ60が検出
すると、モータ67が変位センサ60の検出結果に応じ
た角度だけ回動軸66を回転させ、これによって偏心カ
ム65が回転する。したがって、シート3の厚さに応じ
た角度だけ、シート搬送路41が傾動する。
【0045】シート搬送路41内を通過するシート3の
先端が第1の腕部51の曲折部に到達すると、レジスト
レーションロール40によって与えられるシート3の搬
送力によって、シート3の先端が、第1の腕部51を押
し下げながら、ここを乗り越える。
【0046】これにより、押圧レバー50は軸53を中
心に図中反時計方向に回動し、第2の腕部52が無端ベ
ルト2に向けて上昇する。このため、シート3の先端
が、バイアス転写ロール10と無端ベルト2との間のニ
ップ部の手前のプレニップ部に到達すると、この第2の
腕部52の先端によって、シート3が無端ベルト2に押
圧される。このようにして、プレニップ部において、シ
ート3と無端ベルト2とが密着させられるようになって
いる。
【0047】本実施形態では、シート3の厚さに応じて
シート搬送路41の傾動角度が変化するため、シート搬
送路41内を搬送されてくるシート3の下面の高さが、
シート3自体の厚さに応じて変動する。このシート3の
下面の高さは、シート3の厚さによって一義的に決ま
る。したがって、シート3によって押し下げられる押圧
レバー50の第1の腕部51の変位、押圧レバー50の
回動角度、および第2の腕部52の上昇する変位もま
た、シート3の厚さによって一義的に決まる。これによ
って、たとえば、シート3の厚さが大きい程、第1の腕
部51が押し下げられるようにすることができ、こうす
れば第2の腕部52が大きく上昇することになる。この
場合、シート3の厚さが大きいほど、第2の腕部52の
先端がシート3を強い力で押圧することになる。なお、
押圧レバー50は、金属または樹脂により形成されてい
るために、弾性を有しており、シート3を押圧する際に
第2の腕部52が適度に撓むようになっている。
【0048】このように、本実施形態では、シート3の
厚さに応じて、シート3に与える押圧力を調節するよう
にしており、厚くて腰が強いシート3でも無端ベルト2
に密着させることができ、プレニップ部におけるギャッ
プの発生による画像欠陥をさらに確実に防止することが
できる。また、シート3自体の厚さに応じてシート搬送
路41の高さを変更することによって、シート3の下面
の高さを変更し、押圧レバー50の第2の腕部52の変
位を調節するから、第2の腕部52によってシート3に
与える押圧力を微調整するのが容易である。したがっ
て、直接押圧レバー50の変位を調節する場合に比べ
て、シート3に与えるべき押圧力を容易に制御すること
が可能である。
【0049】A.変更例 本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、
以下のような様々な変更が可能である。 前記の実施形態では、感光体ドラム1にトナー像T
を現像し、感光体ドラム1から無端ベルト2にトナー像
Tを一次転写するようにしているが、無端ベルト2に直
接トナー像Tを現像するような画像形成装置に本発明を
応用することも可能である。また、他の無端ベルトにト
ナー像Tを現像し、その無端ベルトから無端ベルト2に
トナー像Tを一次転写するような画像形成装置に本発明
を応用することも可能である。 図1、図2および図5ないし図7に示すように、第
1実施形態および第3ないし第5実施形態においては、
シート搬送路41の上板42に、第1の腕部51が侵入
する孔42aを形成している。これは、押圧レバー50
の回動角度範囲を大きくし、第2の腕部52の変位する
範囲を大きくとるためであるが、たとえば第2の腕部5
2の長さなどを変更することによって第2の腕部52の
変位する範囲を大きくとることができる場合には、これ
らの孔42aを設けなくてもよい。一方、図4に示すよ
うに、第2実施形態においては、上板42に孔42aを
形成していないが、もし、第2の腕部52の変位する範
囲を大きくとる必要がある場合には、孔42aを形成し
てもよい。
【0050】 第5実施形態においては、モータ67
により偏心カム65を回転させることによってシート搬
送路41を傾動させるようにしているが、モータ67お
よび偏心カム65に代えてソレノイドなどの他の手段に
よってシート搬送路41を傾動させることも可能であ
る。また、シート3の厚さを検出する箇所は、レジスト
レーションロール40でなくてもよく、たとえば給紙ロ
ール11でシート3の厚さを検出するなど、シート3の
先端が押圧レバー50に到達する以前であればどこであ
ってもよい。 第5実施形態において、シート3としてOHPシー
トを使用する場合と紙を使用する場合とで、たとえばモ
ータ67の回転角度を変更し、シート搬送路41の傾動
角度を変更するとよい。これによれば、無端ベルト2と
の密着性が特に劣るOHPシートを使用する場合と、無
端ベルト2との密着性が比較的良好な紙を使用する場合
とで、シートに与える押圧力を変更することができ、両
方の場合の無端ベルト2への密着に適した押圧力とする
ことが可能である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、簡易な構成によりプレニップ部における
無端ベルトとシートとの間のギャップの発生を抑制し、
画像欠陥を防止することができる。また、請求項2に記
載の発明によれば、幅の狭いシートにトナー像を転写す
るときでも、幅の広いシートにトナー像を転写するとき
でも、いずれかのレバー状押圧手段が回動して、シート
を押圧し無端ベルトに密着させることができる。また、
無端ベルトの幅全体にわたって押圧力を与えるのでな
く、レバー状押圧手段が設けられている位置でのみ、無
端ベルトに押圧力を与えることになるため、無端ベルト
全体に与える損傷を少なくすることができ、このような
損傷に起因する転写不良などの画像欠陥を抑制すること
ができる。さらに、請求項3に記載の発明によれば、シ
ートの搬送力が与えられると、レバー状押圧手段が回動
し、力点側の腕部が無端ベルトから離間してゆくように
なっている。この離間する距離は、作用点側の腕部の変
位に、つまりシートの厚さに対応する。したがって、シ
ートの厚さが変化したとしても、レバー状押圧手段は、
シートを無端ベルトに密着させることができる。
【0052】また、請求項4に記載の発明によれば、シ
ートの厚さに応じて適当な押圧力でシートを押圧するこ
とができる。したがって、たとえば、厚くて腰が強いシ
ートでも無端ベルトに密着させることができ、プレニッ
プ部におけるギャップの発生による画像欠陥をさらに確
実に防止することができる。さらに、請求項5に記載の
発明によれば、直接押圧手段の変位を調節する場合に比
べて、シートに与えるべき押圧力を容易に制御すること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る実施形態の画像転写装置が適
用される画像形成装置の構成を示す概略図である。
【図2】 第1実施形態の画像転写装置を示し、(A)
はシートを通過させないときの側面図、(B)はシート
を通過させたときの側面図である。
【図3】 図2のIII-III線矢視図である。
【図4】 第2実施形態の画像転写装置を示し、(A)
は薄いシートを通過させたときの側面図、(B)は厚い
シートを通過させたときの側面図である。
【図5】 第3実施形態の画像転写装置を示す側面図で
ある。
【図6】 第4実施形態の画像転写装置を示す側面図で
ある。
【図7】 第5実施形態の画像転写装置を示す側面図で
ある。
【図8】 従来の画像転写装置が適用された画像形成装
置の構成の一例を示す概略図である。
【図9】 従来の画像転写装置での無端ベルトとバイア
ス転写ロールとで構成されるプレニップ部でのパッショ
ン放電を示す拡大側面図である。
【図10】 従来の画像転写装置でのプレニップ部のギ
ャップ間隔と放電電界との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
T トナー像、1 感光体ドラム、2 無端ベルト、3
シート、10 バイアス転写ロール、22 バックア
ップロール、22a 導電性ロール本体、22b 半導
電性層、40 レジストレーションロール(シート搬送
手段)、41シート搬送路、42 上板、43 下板、
42a 孔、 43a 孔、50 押圧レバー(レバー
状押圧手段)、51,61 第1の腕部(作用点側の腕
部)、52 第2の腕部(力点側の腕部)、53 軸、
55 回転ロール、60 変位センサ(厚さ検出手
段)、62 摺動板、64 回動軸、65 偏心カム、
66 回転軸、67 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桶川 長和 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像が表面に静電的に付着される無
    端ベルトと、 前記無端ベルトが周囲を走行する複数のロールと、 前記無端ベルトに向けてシートに搬送力を与えて、この
    シートを搬送するシート搬送手段と、 前記無端ベルトに隣接して配置され、前記無端ベルトと
    の間を前記シートが通過するようになされ、前記無端ベ
    ルトから前記シートに前記トナー像を転写する電界を発
    生するバイアス転写ロールと、 前記シートを前記無端ベルトに押圧するようになされ、
    かつ前記搬送力によって変位するようになされたレバー
    状押圧手段とを具備することを特徴とする画像転写装
    置。
  2. 【請求項2】 前記レバー状押圧手段が、前記無端ベル
    トの幅方向に沿って複数並列されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の画像転写装置。
  3. 【請求項3】 前記シートが前記レバー状押圧手段の作
    用点側の腕部に前記搬送力を与えると、前記レバー状押
    圧手段の力点側の腕部が前記無端ベルトから離間してゆ
    くようになされていることにより、前記シートの厚さに
    応じて、前記レバー状押圧手段の力点側の腕部と前記無
    端ベルトとの間隔が調節されるようになされていること
    を特徴とする請求項1または2に記載の画像転写装置。
  4. 【請求項4】 前記シートの厚さを検出する厚さ検出手
    段を備え、この厚さ検出手段の検出結果に応じて、前記
    レバー状押圧手段から前記シートに与える押圧力を調節
    するようにしたことを特徴とする請求項1または2に記
    載の画像転写装置。
  5. 【請求項5】 前記厚さ検出手段が、前記シート搬送手
    段から前記無端ベルトまでシートが通過させられるシー
    ト搬送路を備え、前記シートの厚さに応じて前記シート
    搬送路の高さが変更するようになされていることによ
    り、前記レバー状押圧手段の変位が変更して前記押圧力
    を調節するようになされていることを特徴とする請求項
    4に記載の画像転写装置。
JP7204578A 1995-08-10 1995-08-10 画像転写装置 Pending JPH0950193A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010145623A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Casio Electronics Co Ltd 画像形成装置
JP2013218244A (ja) * 2012-04-12 2013-10-24 Konica Minolta Inc 画像形成装置

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JP2010145623A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Casio Electronics Co Ltd 画像形成装置
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