JP2003131494A - トナー像転写装置 - Google Patents

トナー像転写装置

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JP2003131494A
JP2003131494A JP2001330515A JP2001330515A JP2003131494A JP 2003131494 A JP2003131494 A JP 2003131494A JP 2001330515 A JP2001330515 A JP 2001330515A JP 2001330515 A JP2001330515 A JP 2001330515A JP 2003131494 A JP2003131494 A JP 2003131494A
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Japan
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toner image
transfer
roll
recording sheet
belt
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JP2001330515A
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English (en)
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Makoto Honda
真 本田
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トナー像の転写部における転写ロールのベルト
回転体に対する圧接力の最適化を図り、もって各種記録
シートを使用した際に転写不良や線画の中抜けといった
画質劣化の問題を生じることがなく、しかも、POBジ
ャムやリトランスファーの発生を防止することが可能な
トナー像転写装置を提供する。 【解決手段】無端状のベルト回転体5の表面に形成され
たトナー像を該ベルト回転体5の回動に伴って記録シー
トPに転写するための転写装置であって、トナー像の転
写位置において上記ベルト回転体5が架け回されたバッ
クアップロール6cと、このバックアップロール6cに
向けて付勢されて該バックアップロール6cとの間に上
記ベルト回転体5及び記録シートPを挟み込む転写ロー
ル8とから構成され、上記バックアップロール6cに対
する転写ロール8の圧接力を変化させる調整機構を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子写真複
写機やレーザビームプリンタ等、感光層の表面に形成さ
れたトナー像を記録シートに転写するトナー像転写装置
に係り、無端状の感光体ベルトや中間転写ベルト等のベ
ルト回転体や、円筒状の感光隊ドラムや中間転写ドラム
等のドラム回転体から記録シートへトナー像を転写する
ように構成したトナー像転写装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】フルカラー画像を形成するカラー複写機
やカラープリンタ等の画像形成装置においては、画情報
に応じて感光体ドラム等の像担持体上に形成されたイエ
ロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各トナー像を記
録シート上に重ね合わせて転写することが必要とされる
が、近年では各色トナー像を像担持体から記録シートへ
は直接転写せず、中間転写ベルトへ一次転写した後に記
録シートへ二次転写するように構成したものが知られて
いる。このように中間転写ベルトを介してトナー像を像
担持体から記録シートへ間接的に転写する場合は、中間
転写ベルト上で各色トナー像の重ね合わせを行うことが
できるので、湿度の変化等に伴う記録シートの抵抗値の
変動の影響を受けることなく複数色のトナー像の重ね合
わせを行うことができ、カラー画像を形成する際のトナ
ー像の転写条件の制御が容易となる他、記録シートの搬
送も簡易なものとなり、シートジャムの発生を可及的に
防止することができる等のメリットがある。
【0003】このような中間転写ベルトを用いた画像形
成装置において、トナー像の二次転写には転写バイアス
が印加された転写ロールが用いられている。この転写ロ
ールは、中間転写ベルトの裏面側に配設されたバックア
ップロールと対向するように配設され、所定の圧接力で
中間転写ベルトに当接すると共に、上記バックアップロ
ールとの間に所定の転写バイアス電圧が印加され、中間
転写ベルトと転写ロールとの間に挿通される記録シート
に対して該中間転写ベルト上のトナー像を転写して使用
されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにトナー像の
二次転写部位においては圧力と電界の作用によって該ト
ナー像が記録シートに転写されるのであるが、トナー像
の受像面の平滑性は記録シートの種類によって異なり、
例えば厚紙等のように表面平滑性の悪い記録シートに対
してトナー像を転写する際には、より高い圧力で記録シ
ートと中間転写ベルトとを圧接させる必要がある。仮
に、圧接力が不足すると、記録シートと中間転写ベルト
との密着性が悪くなり、トナー像の転写不良が発生して
しまうからである。
【0005】その一方、コート紙やOHP用シート等の
ように表面平滑性の良好な記録シートに対してトナー像
を転写する際には、余りに大きな圧力で記録シートと中
間転写ベルトを密着させると、線画を構成する線そのも
のの中央部に転写不良が発生してしまう。これは、転写
の際に作用する過大な圧力によって線中央部のトナーが
凝集してしまい、この凝集したトナーが記録シートに転
写されずに抜けてしまうからであり、文字等の線画を描
く際に発生し易いことからフォローキャラクター現象と
呼ばれている。
【0006】しかし、従来の画像形成装置においては、
一定の圧接力で転写ロールを中間転写ベルトに対して押
し付けているので、このような記録シートの種類の相違
に対して的確に対応することができず、転写ロールの中
間転写ベルトに対する押し付け圧力は比較的低めに設定
しつつ、厚紙等を通紙した際に不足する圧力分を転写電
界の強度で補う等の対応が採られていた。
【0007】一方、トナー像の二次転写時における電界
強度について着目してみると、このトナー像の二次転写
においては中間転写ベルト裏面と記録シートの裏面に対
して夫々トナー像と逆極性の電荷が与えられるため、本
来は中間転写ベルトから剥離されて定着器へ送られるべ
き記録シートが静電誘引力によって中間転写ベルトに貼
り付き易く、そのために本来は剥離されて定着器へ送ら
れるべき記録シートがそのまま中間転写ベルトと共に搬
送されてしまう所謂POBジャム(Paper on Belt ジャ
ム)が発生し易い。特に、フルカラーのトナー像を中間
転写ベルトから記録シートへ転写する際には、単色トナ
ー像を転写する場合よりも高い転写バイアス電圧が必要
となり、このようなPOBジャムの問題が発生し易い。
また、単色トナー像を転写する場合であっても、低温低
湿環境下でプリントを作成する場合や、両面プリント時
の2面目に対してプリントを作成する場合等のように、
記録シートの抵抗値が高いと、記録シートに対して大き
な静電誘引力が作用するので、やはりPOBジャムが発
生し易い。
【0008】また、POBジャムが発生しない場合であ
っても、二次転写部を通過した記録シートが中間転写ベ
ルトに接近し過ぎると、記録シートに二次転写されたト
ナー像が中間転写ベルトに再転写される所謂リトランス
ファーという現象が発生し、記録シートに形成された画
像の画質が悪化してしまうといった問題点もあった。
【0009】従って、転写ロールの圧接力の不足を電界
強度の補強で補おうとすると、これらPOBジャムやリ
トランスファーという新たな問題点に直面しなければな
らなかった。
【0010】尚、以上では、中間転写ベルトから記録シ
ートへトナー像を転写する場合を例に挙げて説明してき
たが、このような問題点は感光体ベルト上に形成された
トナー像を記録シートへ直接転写するためのトナー像転
写装置についても同様に発生するものである。また、ベ
ルト回転体ばかりでなく、円筒状の感光隊ドラムや中間
転写ドラムから記録シートにトナー像を転写するトナー
像転写装置についても同様である。
【0011】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、その目的とするところは、トナー像の転写
部における転写ロールのベルト回転体に対する圧接力の
最適化を図り、もって各種記録シートを使用した際に転
写不良や線画の中抜けといった画質劣化の問題を生じる
ことがなく、しかも、POBジャムやリトランスファー
の発生を防止することが可能なトナー像転写装置を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、無
端状のベルト回転体の表面に形成されたトナー像を該ベ
ルト回転体の回動に伴って記録シートに転写するための
転写装置であって、トナー像の転写位置において上記ベ
ルト回転体が架け回されたバックアップロールと、この
バックアップロールに向けて付勢されて該バックアップ
ロールとの間に上記ベルト回転体及び記録シートを挟み
込む転写ロールとから構成され、上記バックアップロー
ルに対する転写ロールの圧接力を変化させる調整機構を
備えたことを特徴とするものである。
【0013】また、本発明は、略円筒状のドラム回転体
の表面に形成されたトナー像を該ドラム回転体の回動に
伴って記録シートに転写するための転写装置であって、
上記ドラム回転体に向けて付勢されて該ドラム回転体と
の間に記録シートを挟み込む転写ロールを備え、上記ド
ラム回転体に対する転写ロールの圧接力を変化させる調
整機構を備えたことを特徴とするものである。
【0014】このような技術的手段によれば、上記調整
機構によって転写ロールの圧接力を変化させることによ
り、ベルト回転体又はドラム回転体と記録シートとの密
着具合を適宜調整することができるので、例えば厚紙等
のように表面平滑性の悪い記録シートに対してトナー像
を転写する場合には、転写ロールの圧接力を大きく設定
して、記録シートとベルト回転体又はドラム回転体の密
着度合いを高め、トナー像の転写不良を防止することが
できる。また、コート紙等のように表面平滑性の良好な
記録シートに対してトナー像を転写する場合には、転写
ロールの圧接力を小さく設定することにより、線画の中
央部におけるトナーの凝集を防止し、この凝集に起因し
たトナー像の転写抜け、所謂フォローキャラクター現象
の発生を防止することができる。
【0015】また、このように転写ロールの圧接力を調
整可能とすることで、転写バイアス電圧の大きさを最小
限に抑えつつも、トナー像の転写を良好に行うことが可
能となるので、転写バイアス電圧を抑制した分だけ記録
シートをベルト回転体又はドラム回転体から容易に剥離
することができ、POBジャムの発生やトナー像のリト
ランスファーの発生といった問題点を克服することも可
能となる。
【0016】ここで、ベルト回転体のバックアップロー
ルに対する転写ロールの圧接力を調整するめたの具体的
方法としては、転写ロールをバックアップロールへ向け
て付勢する付勢力そのものを変化させる方法と、転写ロ
ールとバックアップロールとの軸芯間距離を変化させる
方法とが考えられる。後者の場合には、軸芯間距離を変
化させることで、転写ロールとバックアップロールとの
間で互いに及ぼし合う押し付け荷重も変化しているの
で、結果的には前者の如く圧接力を変化させていること
と同じである。
【0017】従って、本発明は、バックアップロールと
転写ロールの軸芯間距離を変化させる調整機構を備え
た、と表現することもできる。
【0018】このような本発明において、上記調整機構
としては、使用する記録シートの種類等に応じてユーザ
自らが操作して圧接力や軸芯間距離を変化させるもので
あっても良いし、入力又は検知されたトナー像の転写条
件に応じて転写装置側で自動的に圧接力や軸芯間距離を
変化させるものであっても良い。前者の場合であれば、
上記調整機構には複数段階の圧接力又は軸芯間距離に設
定可能な操作スイッチが設けられ、ユーザが使用する記
録シートの種類に従ってこの操作部を操作するように構
成することができる。また、後者の場合であれば、ユー
ザインターフェースを介して入力され、あるいは各種セ
ンサを用いて検知されたトナー像の転写条件から最適な
圧接力又は軸芯間距離を自動的に選択する決定手段を設
け、この決定手段の選択に応じて転写ロールの圧接力又
は軸芯間距離が変化するように構成することができる。
【0019】ここで、トナー像の転写条件とは、トナー
像の転写に影響を及ぼすパラメータであって、かかるパ
ラメータを変化させた場合であっても、転写ロールの圧
接力を調整することによって、トナー像の転写不良や記
録シートの剥離不良の発生を未然に防止することができ
るようなものをいう。例えば、前述した記録シートの種
類がこれに該当する。また、同サイズ同種類の記録シー
トに対してトナー像を転写する場合であっても、トナー
像の画像面積率が大きい場合、すなわち記録画素数が多
い場合には、転写ロールの圧接力を高めた方がトナー像
の転写不良が発生し難い。従って、この記録画素数もト
ナー像の転写条件と位置づけることができる。
【0020】更に、このトナー像転写装置を用いてプリ
ンタを構成した場合には、印刷指示を行うプリンタドラ
イバ上で選ばれた画質モードに応じて転写ロールの圧接
力を調整するのが好ましい。例えば、ビジネス文書等の
ように文字が主体の画質モードが選択された場合には、
フォローキャラクタ現象による文字の中抜けを防止する
ため、転写ロールの圧接力を低く設定し、これとは逆
に、写真主体の画質モードが選択された場合には、画像
密度が高い領域の転写性を良好に保つため、転写ロール
の圧接力を高めに設定する。従って、プリンタドライバ
上で選ばれる画質モードもトナー像の転写条件の一つで
ある。
【0021】また更に、トナー像の転写効率に関し、転
写ロールの圧接力と転写バイアス電圧は相互に補完する
関係にあるので、かかる圧接力を高めることにより、そ
の分だけ転写バイアス電圧を弱めることも可能である。
このことは、記録シートとベルト回転体又はドラム回転
体との間に作用する静電誘引力を弱めることに繋がるの
で、記録シートをベルト回転体から剥離する際には有利
である。特に、ベルト回転体又はドラム回転体上に多重
転写されたフルカラートナー像を記録シートに転写する
際には、モノクロトナー像を記録シートに転写する場合
よりも大きな転写バイアス電圧が必要となるので、その
分だけ記録シートが回転体上に貼り付き易く、記録シー
トの剥離が困難に陥り易い。また、両面プリント時の記
録シートの2面目に対してトナー像を転写する場合に
は、1面目にトナー像を転写する場合と比べて記録シー
トが高い抵抗率を示すことから、やはり記録シートが回
転体上に貼り付き易く、記録シートの剥離が困難に陥り
易い。これらの場合に、転写ロールの圧接力を高める一
方で、その分だけ転写バイアス電圧の強度を減じるよう
にすれば、トナー像の転写後に記録シートがベルト回転
体やドラム回転体から剥離し易くなり、POBジャムの
発生やトナー像のリトランスファーの発生を防止するこ
とができる。従って、フルカラートナー像の転写かモノ
クロトナー像の転写かの相違、両面プリント時の1面目
か2面目かの相違も、前述したトナー像の転写条件の一
つである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
のトナー像転写装置を詳細に説明する。図1は本発明の
トナー像転写装置を用いて記録シートにトナー像の転写
を行うカラーレーザビームプリンタの一例を示すもので
ある。同図において、符号1は像担持体としての感光体
ドラム、符号2は感光体ドラム1の表面を予め帯電する
帯電ロール、符号3は帯電ロール2により帯電された感
光体ドラム1上に静電潜像を書込むレーザビームスキャ
ナ、符号4はブラック(K)、イエロー(Y)、マゼン
タ(M)、シアン(C)の各トナー像が収容される四つ
の現像器40K,40Y,40M,40Cが回転自在に
配設され、適宜切換選択されるロータリ現像ユニットで
ある。
【0023】一方、符号5は駆動ロール6aを含む複数
の支持ロール6a〜6dによって張設された中間転写ベ
ルトであり、感光体ドラム1上に順次形成される各色ト
ナー像はこの中間転写ベルト5に多重転写された後に、
かかる中間転写ベルト5から記録シートPへ一括して二
次転写される。また、符号7はトナー像を感光体ドラム
1から中間転写ベルト5へ静電転写する一次転写ロー
ル、符号8はトナー像を記録シートPへ静電転写する二
次転写ロール、符号9は中間転写ベルト5に付着した紙
粉やトナーを清掃するベルトクリーナである。
【0024】更に、符号10は給紙カセット11から給
送されてきた記録シートPを所定のタイミングでトナー
像の二次転写位置へ給送するレジストレーションロール
であり、例えばフルカラー画像を記録シートP上に形成
するのであれば、4色全てのトナー像が中間転写ベルト
5に一次転写された後に、上記二次転写ロール8が配設
された二次転写位置へ記録シートPを給送する。
【0025】また、符号12はトナー像が転写された記
録シートPを挿通させ、かかる記録シートP上に未定着
トナー像を定着させる加熱定着器であり、かかる加熱定
着器12は内部にヒータが内蔵された加熱ロールとこの
加熱ロールに圧接配置される加圧ロールとで構成されて
いる。
【0026】以上のように構成された本実施例のカラー
レーザビームプリンタでは、画情報に基づいてレーザビ
ームスキャナ3が感光体ドラム1を露光し、感光体ドラ
ム1上にはイエローYに対応した静電潜像の書き込みが
行われる。一方、ロータリー現像ユニット4ではイエロ
ー現像器40Yが感光体ドラム1との対向位置に設定さ
れ、上記静電潜像はイエロー現像器40Yによってその
書き込みタイミングから少し遅れて現像される。そし
て、このようにして形成されたイエローYのトナー像は
一次転写ロール7によって中間転写ベルト5上に一次転
写され、中間転写ベルト5はトナー像を担持したまま回
転する。また、イエロー現像器40Yによる現像工程が
終了すると、中間転写ベルト5が1回転サイクルを終了
する迄の間に現像器の交換が行われ、ロータリ現像ユニ
ット4の90°回転によってマゼンタ現像器40Mが感
光体ドラム1との対向位置に設定される。
【0027】以降は中間転写ベルト5の1回転サイクル
毎にこれら動作が繰り返され、その度毎にマゼンタM、
シアンC及びブラックKのトナー像が感光体ドラム1か
ら中間転写ベルト5に転写され、かかる中間転写ベルト
5上には4色のトナー像による重ね合わせトナー像が形
成される。そして、このようにして形成されたフルカラ
ーの多重転写トナー像は所定のタイミングでレジストレ
ーションロール10から送られてきた記録シートPに二
次転写され、未定着トナー像が転写された記録シートP
は加熱定着器12を経て排出トレイ13に排出される。
【0028】一方、トナー像を記録シートPへ二次転写
した後の中間転写ベルト5はベルトクリーナ9を通過す
ることによって、その表面に付着していた残留トナーの
除去が行われ、ベルトクリーナを通過した中間転写ベル
トの表面に対しては再度トナー像を一次転写することが
可能となる。
【0029】図2はトナー像を中間転写ベルト5から記
録シートPに転写するための二次転写部の構成を示すも
のである。中間転写ベルト5を挟んで二次転写ロール8
と対向する搬送ロール6cは二次転写ロール8の対向電
極としての機能を担うバックアップロールである。この
バックアップロール6cは絶縁性ロールの表面を半導電
性のゴム層で被覆して形成されており、その表面には所
定の転写バイアスが印加された導電性のコンタクトロー
ル15が当接している。一方、記録シートPの裏面側に
接する二次転写ロール8は、かかる記録シートPを所定
のニップ幅で中間転写ベルト5に圧接させて転写効率を
高めるため、導電性の軸芯部材の周囲に抵抗率を調整し
た発泡ウレタンを肉付けし、更にその周囲を半導電性の
ゴム層で被覆して形成されており、上記軸芯部材は接地
されている。従って、バックアップロール6cに接する
コンタクトロール15に対してトナー像と同極性の転写
バイアスを印加し、バックアップロール6cの表面に対
して電荷を付与すると、記録シートPの裏面側に位置す
る二次転写ロール8と中間転写ベルト5の裏面側に位置
するバックアップロール6cとの間に転写電界が形成さ
れ、中間転写ベルト5上に保持されていたトナー像Tは
記録シートPに静電転写される。
【0030】このように二次転写ロール8とバックアッ
プロール6cとを用いてトナー像を中間転写ベルト5か
ら記録シートPへ転写した場合、記録シートPの裏面と
中間転写ベルト5の裏面には夫々逆極性の電荷が注入さ
れるため、二次転写部において互いに密着した中間転写
ベルト5と記録シートPとの間には静電誘引力が作用す
る。このため、本来は二次転写部通過後に直ちに中間転
写ベルト5から剥離されるべき記録シートPが、剥離さ
れることなく中間転写ベルト5に貼り付いてしまうこと
があり、そのようなPOBジャムが発生すると、記録シ
ートPが中間転写ベルト5の回転に伴ってベルトクリー
ナ9へ突入してしまう不具合がある。
【0031】このようなPOBジャムの発生を防止する
ため、中間転写ベルト5は比較的大きなラップ角度でバ
ックアップロール6cに架け回されており、二次転写部
を通過した記録シートPの先端が自らの腰の強さで中間
転写ベルト5から剥離するようになっている。また、二
次転写ロール8の直後には記録シートPの除電を行う除
電部材(図示せず)が設けられており、記録シートPの
先端が中間転写ベルト5から剥離されれば、その後は記
録シートPの進行に伴って除電部材で該記録シートPの
除電を行い、中間転写ベルト5からの剥離を促進するよ
うに構成されている。
【0032】また、このカラープリンタは所謂4サイク
ル方式であり、中間転写ベルト5の4回転によってフル
カラー画像が形成されることから、フルカラー画像を形
成する場合には、4色目のトナー像が中間転写ベルト5
に転写されるまでの間、上記二次転写ロール8を中間転
写ベルト5から離間させておくことが必要である。この
ため、上記二次転写ロール8はリトラクト機構によって
支持されている。このリトラクト機構は、支軸80によ
って揺動自在に支えられた支持アーム81の一端に上記
二次転写ロール8を設けたものであり、支持アーム81
の他端は二次転写ロール8を中間転写ベルト5に向けて
付勢するためのバネ82によって引っ張られている。ま
た、上記支持アーム81には偏心カム83が当接してお
り、この偏心カム83の回転位置によって、二次転写ロ
ール8が中間転写ベルト5へ向けて押し上げられ、また
はバネ82の付勢力に抗して強制的に押し下げられるよ
うになっている。
【0033】図3に示すように、上記偏心カム83には
4つの設定ポジションが準備されており、図示外のカム
駆動モータによって任意の設定ポジションを選択して上
記支持アーム81との対向位置(接触位置)に設定し得
るように構成されている(図3ではAが選択されてい
る)。偏心カム83のカム曲線は、設定位置Aで回転中
心に対する高さが一番低く、次いでB、C、Dの順番に
高さが増加するように設計されており、設定ポジション
A、B及びCを選択した場合には二次転写ロール8が中
間転写ベルト5に対して接触するが、設定ポジションD
を選択した場合には二次転写ロール8が中間転写ベルト
5から離間するようになっている。従って、設定ポジシ
ョンAを選択した場合に、二次転写ロール8はバックア
ップロール6cに一番近接し、両ロール間の軸芯距離も
最小となり、設定ポジションB、Cの順で二次転写ロー
ル8とバックアップロール6cとの軸芯間距離は大きく
なる。このため、選択した設定ポジションと二次転写ロ
ール8の中間転写ベルト5に対する圧接力との関係は以
下の表のようになる。
【0034】
【表1】
【0035】図4は、上記カム駆動モータ20の制御系
を示すブロック図である。この制御系はマイクロコンピ
ュータシステムからなる設定ポジション決定手段21を
含み、この設定ポジション決定手段21は入力された各
種情報に基づいてカム駆動モータ20の駆動信号を生成
し、かかるカム駆動モータ20に対して送出している。
設定ポジション決定手段21に入力される情報として
は、トナー像Tが転写される記録シートPの種別に関す
る情報、両面プリント時の1面目又は2面目を区別する
情報、トナー像Tの画像面積率、すなわちピクセル数に
関する情報、カラープリント又はモノクロプリントを区
別する情報、文字主体のプリント又は写真画像主体のプ
リントを区別する情報等があり、例えば記録シートPの
種別に関する情報であれば、プリント指示を送ったユー
ザがプリンタドライバを介して入力した情報がそのまま
設定ポジション決定手段21にも送られてくる。また、
ピクセル数に関する情報、カラー/モノクロモードに関
する情報であれば、プリンタのイメージ処理部に送られ
た情報からこれらの情報が抽出されて、設定ポジション
決定手段21に送られてくる。
【0036】設定ポジション決定手段21には記録シー
ト種別等の入力情報から偏心カム83の設定ポジション
を読み出すためのテーブルが予め格納されており、設定
ポジション決定手段21は入力情報に基づいてこのテー
ブルから偏心カム83の設定ポジションを決定し、かか
る設定ポジションに対応したカム駆動モータ20の駆動
信号を生成・送出する。また、カラープリントが行われ
ている場合には、別途送られてくるタイミング信号に基
づいて駆動信号を生成・送出し、二次転写ロール8を中
間転写ベルト5から離間させ、あるいは中間転写ベルト
5に圧接させる。
【0037】例えば、前掲の表1に示されるように、記
録シートPとして厚紙が選択されている場合には、設定
ポジション決定手段21は偏心カム83の設定ポジショ
ンAを選択し、二次転写部に対する記録シートPの突入
以前にカム駆動モータ20を回転させ、偏心カム83を
設定ポシジョンDから設定ポジションAに設定し直す。
これにより、中間転写ベルト5から離間していた二次転
写ロール8は該中間転写ベルト5に圧接すると共に、最
大の圧接力を発揮することになり、二次転写部に突入し
た記録シートPは中間転写ベルト5と緊密に接すること
になる。その結果、表面平滑性の悪い厚紙に対してトナ
ー像Tの転写効率を向上させることができ、転写抜けの
発生を防止することが可能となる。
【0038】また、コート紙やOHP用シート等のよう
に表面平滑性の良好な記録シートがユーザによって選択
されている場合には、設定ポジション決定手段は偏心カ
ム83の設定ポジションCを選択し、二次転写部に対す
る記録シートPの突入以前にカム駆動モータ20を回転
させ、偏心カム83を設定ポシジョンDから設定ポジシ
ョンCに設定し直す。これにより、中間転写ベルト5か
ら離間していた二次転写ロール8は該中間転写ベルト5
に圧接すると共に、A〜Cの3段階の設定ポジションの
中では最小の圧接力を発揮することになる。その結果、
過大な圧接力が中間転写ベルト5と記録シートPとの間
に作用してトナーが凝集してしまうのを防止することが
でき、所謂フォローキャラクター現象の発生を未然に防
止することが可能となる。
【0039】更に、坪量が低く腰の弱い薄紙が記録シー
トPとして選択されている場合には、厚紙の場合と同
様、設定ポジション決定手段21は偏心カム83の設定
ポジションAを選択し、二次転写部に対する記録シート
Pの突入以前にカム駆動モータ20を回転させ、偏心カ
ム83を設定ポシジョンDから設定ポジションAに設定
し直す。偏心カム83を設定ポジションAに設定してト
ナー像Tの二次転写時における記録シートPと中間転写
ベルト5との密着度合いを高めれば、トナー像の転写効
率を向上させることができるので、その分だけ二次転写
ロール8とバックアップロール6cとの間に形成される
転写電界の強度を弱めても転写効率をある程度のレベル
に維持することが可能であり、これによって記録シート
Pと中間転写ベルト5との間に作用する静電誘引力が積
極的に減じられる。その結果、トナー像Tが二次転写さ
れた記録シートPを中間転写ベルト5から容易に剥離す
ることができるようになり、腰の弱い薄紙についてPO
Bジャムやトナー像のリトランスファーが発生するのを
効果的に防止することができるものである。
【0040】一方、この薄紙の場合と同様の理由から、
両面プリントが行われる際の2面目については、普通紙
を使用する場合であっても偏心カム83の設定ポジショ
ンをAに設定する。両面プリントの2面目にトナー像を
転写する際には、記録シートPが既に定着器12を一度
通過して加熱されており、含水率が低下していることか
ら、同じ記録シートPであっても1面目にトナー像を転
写する場合よりも高い抵抗率を示し、その分だけ二次転
写部を通過した記録シートPが中間転写ベルト5に貼り
付き易い。従って、記録シートPの1面目にトナー像を
二次転写する際には、偏心カム83の設定ポジションと
してBを選択する一方、反転した後の2面目にトナー像
を二次転写する際には、偏心カム83の設定ポジション
としてAを選択する。これにより、薄紙の場合と同様に
二次転写バイアス電圧を低めに設定し、記録シートPと
中間転写ベルト5との間に作用する静電誘引力を積極的
に減じて、2面目にトナー像を二次転写した後の記録シ
ートPを確実に中間転写ベルト5から剥離することがで
きるものである。
【0041】また、プリンタ内の温度が比較的低く、し
かも湿度も低いような状態、すなわち低温低湿環境下で
は、記録シートPが高抵抗を示すので、やはり薄紙の場
合と同様の理由から、偏心カム83の設定ポジションを
Aに設定し、記録シートPと中間転写ベルト5との間に
作用する静電誘引力を積極的に減じることでPOBジャ
ムやリトランスファーの発生を防止することができる。
プリンタ内が低温低湿環境であるか否かは、プリンタの
機内に温度及び湿度を測定する環境センサを設け、この
環境センサの検出値に基づいて判断することができる
が、通常、主電源をOFFしたまま長時間放置しておい
てプリンタの機内は低温低湿であり、主電源をONにし
後は徐々に機内温度が上昇してくるので、主電源をON
した後の所定時間は機内が低温低湿環境にあると判断す
ることができる。従って、環境センサを設けない場合で
あっても、主電源ONの直後から所定時間にプリントを
行う場合には、偏心カム83の設定ポジションAを使用
し、中間転写ベルト5に対する記録シートPの剥離性の
向上を図るのが好ましい。
【0042】尚、上記実施例では、二次転写ロールの中
間転写ベルトに対する圧接力を調整するための機構を、
かかる二次転写ロールの中間転写ベルトに対するリトラ
クト機構と一体に設けたが、調整機構をリトラクト機構
と別個に設けることも可能である。例えば、上記リトラ
クト機構とは別個に、バックアップロール側に二次転写
ロールの回転軸を係止する位置決め部材を設け、この位
置決め部材の設定によってバックアップロールと二次転
写ロールとの軸芯間距離が数段階に設定されるように構
成することができる。
【0043】このようにリトラクト機構と圧接力の調整
機構とを別個に構成すれば、位置決め部材の設定ポジシ
ョンを手動で変更する操作部を設けることにより、ユー
ザが使用する記録シートの種別等に応じてプリント前に
操作部を操作し、位置決め部材の設定ポジションを任意
に変更することが可能であり、自動的に偏心カムの設定
ポジションを変更させる前述の場合と比較して同等の機
能を簡易に且つ安価に実現することができる。
【0044】また、上記実施例では中間転写ベルトから
記録シートに対してトナー像を二次転写するカラープリ
ンタに本発明を適用したが、無端ベルト状の感光体から
記録シートにトナー像を転写するタイプのモノクロプリ
ンタ、モノクロ複写機に対しても本発明を同様に適用す
ることが可能である。
【0045】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のトナ
ー像転写装置によれば、ベルト回転体又はドラム回転体
に対する転写ロールの圧接力を変化させることにより、
これら両者の密着具合を適宜調整することができ、記録
シートの種別等の如く各種トナー像の転写条件に応じた
最適な圧接力を転写ロールとベルト回転体又はドラム回
転体との間に及ぼすことができるので、各種記録シート
を使用した際に転写不良や線画の中抜けといった画質劣
化の問題を生じることがなく、しかも、POBジャムや
トナー像のリトランスファーといった問題の発生をも防
止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のトナー像転写装置を適用したフルカ
ラーレーザビームプリンタの構成例を示す概略図であ
る。
【図2】 図1に示したプリンタにおけるトナー像の二
次転写部の構成を示す拡大図である。
【図3】 図2における偏心カムの設定ポジションを示
す拡大図である。
【図4】 偏心カムの設定ポジションを変更するための
制御系を示すブロック図である。
【符号の説明】
5…中間転写ベルト(ベルト回転体)、6c…バックア
ップロール、8…二次転写ロール(転写ロール)、P…
記録シート、T…トナー像

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端状のベルト回転体の表面に形成され
    たトナー像を該ベルト回転体の回動に伴って記録シート
    に転写するための転写装置であって、 トナー像の転写位置において上記ベルト回転体が架け回
    されたバックアップロールと、このバックアップロール
    に向けて付勢されて該バックアップロールとの間に上記
    ベルト回転体及び記録シートを挟み込む転写ロールとか
    ら構成され、 上記バックアップロールに対する転写ロールの圧接力を
    変化させる調整機構を備えたことを特徴とするトナー像
    転写装置。
  2. 【請求項2】 無端状のベルト回転体の表面に形成され
    たトナー像を該ベルト回転体の回動に伴って記録シート
    に転写するための転写装置であって、 トナー像の転写位置において上記ベルト回転体が架け回
    されたバックアップロールと、このバックアップロール
    に向けて付勢されて該バックアップロールとの間に上記
    ベルト回転体及び記録シートを挟み込む転写ロールとか
    ら構成され、 上記バックアップロールと転写ロールの軸芯間距離を変
    化させる調整機構を備えたことを特徴とするトナー像転
    写装置。
  3. 【請求項3】 上記調整機構はユーザによって操作され
    る操作部を備えることを特徴とする請求項1又は2記載
    のトナー像転写装置。
  4. 【請求項4】 上記調整機構は、入力又は検知されたト
    ナー像の転写条件から最適な設定値を自動的に選択する
    決定手段を備えることを特徴とする請求項1又は2記載
    のトナー像転写装置。
  5. 【請求項5】 画情報に応じたトナー像を像担持体の表
    面に形成した後、かかるトナー像をベルト回転体に一次
    転写し、これを複数色のトナー像について繰り返して上
    記ベルト回転体上に多重転写トナー像を形成し、更にこ
    の多重転写トナー像をベルト回転体から記録シートへ二
    次転写するように構成した画像形成装置において、 上記ベルト回転体から記録シートへのトナー像の二次転
    写が、請求項1乃至4のいずれかに記載のトナー像転写
    装置によって行われることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 上記調整機構が、トナー像の二次転写位
    置に設けられた転写ロールをベルト回転体に対して接離
    させるリトラクト機構を兼ねていることを特徴とする請
    求項5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 略円筒状のドラム回転体の表面に形成さ
    れたトナー像を該ドラム回転体の回動に伴って記録シー
    トに転写するための転写装置であって、 上記ドラム回転体に向けて付勢されて該ドラム回転体と
    の間に記録シートを挟み込む転写ロールを備え、 上記ドラム回転体に対する転写ロールの圧接力を変化さ
    せる調整機構を備えたことを特徴とするトナー像転写装
    置。
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