JPH09501206A - 円形コーム - Google Patents

円形コーム

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JPH09501206A
JPH09501206A JP7506219A JP50621994A JPH09501206A JP H09501206 A JPH09501206 A JP H09501206A JP 7506219 A JP7506219 A JP 7506219A JP 50621994 A JP50621994 A JP 50621994A JP H09501206 A JPH09501206 A JP H09501206A
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JP
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circular
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teeth
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JP7506219A
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English (en)
Inventor
グラフ,ラルフ
Original Assignee
グラフ ウント ツィー アーゲー クラッツェン−ウント マシーネンファブリック
セランスキー,クラウス
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01GPRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
    • D01G19/00Combing machines
    • D01G19/06Details
    • D01G19/10Construction, mounting, or operating features of combing elements
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、本質的にシリンダ状の支持部材(2)の周面の一部のまわりに形成されたコーム部材(3)を有しており、チャネル(6;11、12)が、コーム部材(3)と支持部材(2)との間に形成されている。円形コームを回転させるときに生じるコーム部材(3)の前方の動圧を減少させるために、チャネルには、径方向及び/または軸方向の幅がコーム(3)の回転方向に沿って増大する断面形状がつけられている。

Description

【発明の詳細な説明】 円形コーム 本発明は、シリンダの軸心のまわりで回転自在な本質的にシリンダ状の支持部 材と、支持部材の周面の一部のまわりに延び且つそれと共に回転自在なコーム部 材とを有する円形コームに関するものであり、本質的に、支持部材の円方向に延 びるチャネル及び/またはグルーブが、コーム部材の歯の下方で、支持部材及び /またはコーム部材の中に、及び/または支持部材とコーム部材との間に構成さ れており、該チャネル及び/またはグルーブは、支持部材の回転方向に面した第 1のオリフィスと支持部材の回転方向に反対の方向に面した第2のオリフィスと を有している。 上記の一般的な形式の円形コームは、前もってカーディング工程に付された粗 原料から短繊維及びネップの除去のためにコーミング機で織物繊維を加工すると きに利用される。この加工工程により、標準品位即ち粗原料の繊維の長さが統一 される。このために、コーミング機は、通常、繊維加工工場で、カーディング機 とドラフト機との間に置かれる。 コーミング機では、既にカーディングされた繊維から成る繊維フサは、ニッパ のジョーによって保持され、そして、円形コームの歯が同じように保持された繊 維フサを通過する。その後、繊維フサは、既にコーミングされた繊維の帯に連結 される。しかしながら、繊維フサを繊維の帯に直結した後にコーミングすること も可能である。コーム部材の歯の繊維フサへの係合と、コーミングと、ニッパの ジョーへ連続して供給される繊維フサへの円形コームの係合の開始までの連結と から成る全体の処理を、以下、1つの“コームニップ”という。 通常の円形コームでは、支持部材は、本質的にシリンダ状に形成され、そして 、コーム部材は、支持部材の周面の一部のまわりに延びる。操作の間、円形コー ムは、シリンダの軸心のまわりで回転され、そして、ニッパのジョーに関しては 、円形コームは、コーム部材の歯はニッパのジョーによって保持される繊維フサ を通ることができるけれども、更に円形コームを回転させるときに、 支持部材がコーミングされ繊維フサを繊維の帯と連結させるための妨げとならな いような形で置かれている。この目的のために、円形コームは、シリンダ状支持 部材に取り付けられて径方向に支持部材を広がらせるコーム部材を有するように 構成され、そして、該コーム部材には、本質的に径方向外側に延びる歯が設けら れている。円形コームの開発の初期には、歯は、丸い針で形成された。同様な円 形コームを使用することによって、満足すべきコーミング効果を同時に維持しな から1分当たり100〜110コームニップの加工速度を達成することができた 。丸針を鋸歯状ワイヤで置き換えることにより、加工速度は、コーミング効果を 負にもたらすことなく、分当たり350コームニップまで上昇させることができ た。しかしながら、鋸歯状歯のついた円形コームを使用するときでも不十分なコ ーミング効果をもたらすことなしに、加工速度の一層の増加を達成することがで きなかった。 請求の範囲第1項の前特徴部分の特徴は、スイス特許673290 A5号か ら知られている。この文献に開示された円形コームでは、空気コンジットは、エ ーロフォイルプロフィルのついたコーミング用セグメントの内面とシリンダ状支 持部材の外面との間に配されている。空気コンジットをエーロフォイル形のコー ミング用セグメントと組み合わせることにより、この既知の円形コームでは、コ ーミング用セグメントの上方の部位で吸引力が生じ、そして、コーミングされる べき繊維フサがコームの歯に送られる。この目的で、空気コンジットには、コー ムの回転方向と反対の方向に増大する断面が形成されている。通常上記の構成に よってもたらされるコーミング用セグメントの上方での乱流の形成を避けるため に、比較的厚い突起が、コーミング用セグメントのコームの回転方向に面する端 部に設けられている。この文献で提案された円形コームの突起の前方で生じる動 圧にもかかわらず、コーミング用セグメントの歯または針が、できるだけ早く繊 維フサに係合することを確保するため、歯または針は、突起に対して後方に移さ れた位置に配置されている。かくして、同様な円形コームのコーミング用セグメ ントは、針または歯の設けられた部分の全長の亘っ て延びる全長を有する。従って、ある一定の加工速度、即ち一定の数の分当たり コームニップで円形コームを用いるときに、コーミングされる繊維フサと前もっ てコーミングされた繊維帯との連結の時間が、通常の円形コームを用いるときの 時間に比べて減少され、それによって、スイス特許673290 A5号に開示 された円形コームの使用により達成される加工速度を制限する。 先行技術の円形コームの上述した欠点に鑑み、本発明の目的は、早い加工速度 でも短繊維及びネップの満足すべき除去を確実にする円形コームを提供すること である。 本発明によれば、上記通常の形の円形コームにおいて、この目的は、コーム部 材の歯の下方に配されたチャネル及び/またはグルーブは、径方向及び/または 軸方向の幅が、周方向の延びの少なくとも一部に沿ってコームの回転方向に沿っ て広がる断面形状を有することを特徴とする円形コームによって達成される。 チャネル及び/またはグルーブの上記構成により、通常コーミング用セグメン トの前方で生じ、そして、円形コームの加工速度を増すときの主な問題点を提起 する動圧の効果的な減少が、円形コームのコーミング用セグメントの長さを増す 必要性が生じることなく実現し得るように、コームの回転方向に面したコーミン グ用セグメントの表面を比較的に小さくし、それによって、コーミングされる繊 維フサを定数のコームニップで繊維帯と連結するための時間を増すことが確保さ れる。従って、本発明の円形コームは、更に加工速度を増すことを可能にする。 本発明の円形コームを用いるときには、チャネル及び/またはグルーブの本発明 の構造により達成される上述した動圧の減少が、満足すべきコーミング効果をも たらすコームの歯の繊維フサへの満足すべき係合を既に確実にしているので、コ ーミング用セグメントの上方に吸引力を生じさせることは、必要でないことが判 る。 本発明のコームは、コームの歯が鋸歯状のワイヤ片で形成されるときに特に簡 単な形が実現される。 本発明のコームの構造の見地から、チャネル及び/またはグルーブが、コーム 部材の基部に材の径方向に内側に位置する周面に設けられたグルーブによって及 び/または支持部材の周面に設けられたグルーブによって形成されるときに特に 好適である。 添付図面を参照することにより、本発明を更に説明する。図面中、 図1は、本発明の第1実施例の断面図を示し、 図2は、図2のA−Aに沿った断面図を示し、 図3は、本発明の第2実施例の断面図を示し、そして、 図4は、図3の矢印Aに沿って見た図3の円形コームを示す。 図1に示す円形コーム1は、シリンダ状の支持部材2と該支持部材2の周面の 一部のまわりに延びるコーム部材3とから成っている。コーム部材3は、基部部 材4と鋸歯状ワイヤ片によって形成された歯5とを有している。矢印7で示す方 向に面したオリフィス8を有するチャネル6が、コーム部材3の基部部材4と支 持部材2との間に設けられている。更に、チャネル6には、基部部材の後端に第 2のオリフィス9が設けられている。チャネル6は、その径方向の幅が、その全 体の長い延びの一部にそって、コームの回転方向で広くなるように構成されてい る。図2から判るように、チャネルの軸方向の幅も、その長い延びの一部に沿っ て回転方向で広くなっている。図2から更に判るように、チャネル6は、コーム 部材3の基部部材4に設けられた複数のリブ10によって形成されたグルーブ1 1によって構成されている。 同様な円形コーム1を操作するとき、コーム部材3の前面に対して流れる空気 は、オリフィス8を通ってチャネル6に導入され、それによって、チャネル6に 導入された空気をオリフィス9を通って、コーム部材3の後方の空気の量へ押し やることにより、コーム部材3の前方の空気の量とコーム部材3の後方の空気の 量との圧力補償をもたらす。更に、チャネル6の断面積をその回転方向において 増大することにより、上記空気の流れにより補償されるべきコーム3の前方の圧 力増加が、それによってもたされるコーム部材の前面の減少によ り、効率的に減少される。 図3及び図4に示す実施例は、コーム部材3と支持部材2との間に2つのチャ ネルを設けることによって、図1及び図2に示すものと異なっている。これらの チャネルは、基部部材4のリブ10とグルーブ11の下に配され且つ円形コーム 1の支持部材2に形成されたグルーブ12によって構成されている。 この円形コームの性能は、図1及び図2に示す円形コームについて述べたもの と異ならない。 本発明は、図面に示したこれらの実施例に限らない。例えば、効率的な圧力補 償の目的で、発明の円形コームに2よりも多いチャネルを形成することができる 。更に、これらのチャネルの径方向及び/または軸方向の幅は、それらの全長に 沿って回転方向に広くなることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.シリンダの軸心のまわりに回転自在なシリンダ状の支持部材(2)と該支持 部材(2)の周面の一部のまわりに延び且つそれと共に回転自在なコーム部材( 3)とを有し、支持部材(2)の周方向に本質的に延びるチャネル及び/または グルーブ(6;11、12)が、コーム部材(3)の歯(5)の下方で支持部材 (2)及び/またはコーム部材(3)中に及び/または支持部材(2)とコーム 部材(3)との間に配されており、そして、該チャネル及び/またはグルーブ( 6;11、12)が支持部材(2)の回転方向に面した第1のオリフィス(8) と支持部材(2)の回転方向と反対の方向に面した第2のオリフィス(9)とを 有する円形コームにおいて、コーム部材の歯の下方に配されたチャネル及び/ま たはグルーブは、径方向及び/または軸方向の幅が、周方向の延びの少なくとも 一部に沿ってコームの回転方向に沿って広がる断面形状を有することを特徴とす る円形コーム。 2.コーム部材(3)の歯(5)が、鋸歯状ワイヤ片によって形成されているこ とを特徴とする請求の範囲第1項に記載の円形コーム。 3.チャネル及び/またはグルーブ(6;11、12)が、コーム部材(3)の 基部(4)の径方向の内側の周面に設けられたグルーブ及び/または支持部材( 2)の周面に設けられたグルーブ(12)によって形成されていることを特徴と する、請求の範囲1または2に記載の円形コーム。
JP7506219A 1993-08-04 1994-08-04 円形コーム Pending JPH09501206A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4326205.8 1993-08-04
DE4326205A DE4326205C1 (de) 1993-08-04 1993-08-04 Rundkamm
PCT/EP1994/002591 WO1995004848A1 (en) 1993-08-04 1994-08-04 Circular comb

Publications (1)

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JPH09501206A true JPH09501206A (ja) 1997-02-04

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ID=6494461

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JP7506219A Pending JPH09501206A (ja) 1993-08-04 1994-08-04 円形コーム

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US (1) US5657512A (ja)
EP (1) EP0713544B1 (ja)
JP (1) JPH09501206A (ja)
DE (2) DE4326205C1 (ja)
TW (1) TW354077U (ja)
WO (1) WO1995004848A1 (ja)

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Publication number Publication date
EP0713544B1 (en) 1998-06-03
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