JPH09500741A - 時間ベースのスクリプトシーケンスの巻戻方法 - Google Patents

時間ベースのスクリプトシーケンスの巻戻方法

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Abstract

(57)【要約】 任意のコードシーケンスの実行を時間と同期させるためのシステムに関する。このシステムには、コンピュータのモニタ上へのフルモーションビデオやアニメーションシーケンスの表示、あるいはコンピュータに接続されたスピーカを通したオーディオシーケンスの再生といったメディアの再生手段が含まれている。このシステムはスクリプト言語のコマンドシーケンスのような、スクリプトシーケンスを実行することができる。また、そのスクリプトの実行中、時間のトラックを管理するシーケンスプレイヤオブジェクトを生成する手段を有する。さらにこのシステムは、少なくとも一つのタグ付きオブジェクトを生成する手段を有し、このオブジェクトのタグは、タグ付きオブジェクトとシーケンスプレイヤオブジェクトとを関連づけるためのものである。このシステムは、時間ベースのスクリプトシーケンスの任意の時間にジャンプする手段と、時間ベースのスクリプトシーケンスを巻き戻す手段と、時間ベースのプログラミング環境でキーフレームスクリプトを生成する手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】 時間ベースのスクリプトシーケンスの巻戻方法 背景技術 本発明は、時間ベースのプログラミングに関し、さらに詳しくはオブジェクト 指向プログラミング環境におけるインタラクティブメディアを制御する時間ベー スのシーケンスのインプリメンテーションに関する。 コンピュータベースのマルチメディアプレゼンテーション(以下タイトル)の 制作では、例えばテキスト、グラフィックス、サウンド、アニメーション・ビデ オ、およびそのタイトルの制御のためのユーザインタフェースの要素の表示とい ったイベントの、時間ベースのシーケンスを作成する必要がある。これら時間ベ ースのシーケンスの組立には、便利なツールが用意されているため、制作者は複 雑なプログラミングテクニックを学ぶ必要はない。これと同時に、有力な時間ベ ースのプログラミング(スクリプト)言語を使ってこれらのシーケンスの動きを 正確に制御するための使いやすいスクリプトが望まれている。 時間ベースのシーケンスを取り入れたスクリプト言語の従来技術の例としては 、MacroMedia社のMacroMind Directorがある。これは、ユーザインタフェース要 素を使用して、テキスト、グラフィックス、サウンド、アニメーション、ビデオ などの時間ベースの表示を可能にするものである。これは時間にまたがるアニメ ーションの24個のチャンネルを有する、時間ベースの「スコア」メタファーを 使用する。また、プレゼンテーションの進行中に使用されるアートやサウンドを 蓄えておくためのキャストウィンドウを有する。 MacroMind Directorの機能セットは有力ではあるが、時間にまたがるアニメー ションにできる対象に制限がある。すなわち、スコアから制御できるオブジェク トの属性が時間にまたがって変えられるものに限られている。例えば、チャンネ ルの一つにビットマップオブジェクトがあるとすると、そのビットマップの、あ る予め決められた側面、例えば画面上の位置、サイズ(スケール)、移動あるい は「ink」モード(matte,copy,xorなど)、色、ユーザにクリックされたとき に実行するスクリプト、キャストから取り出して表示すべきビットマップなどし か変更できない。これらは有力な機能ではあるが、予め決められた機能に限定さ れないことが望ましい。 MacroMind Director では個々のフレームにおいて指定されたユーザスクリプ トを実行することもできる。しかし、この機能はスコアメタファーの範囲外であ り複数のフレームにまたがるイベント、ましてや任意のイベントの制御を可能に するほど使いやすくもなく、有力でもない。例えば、前のフレームのスクリプト の累積効果を維持することはできない。 時間ベースのシーケンスの生成を可能にする他の製品としては、Apple 社のQu icktimeというシステムソフトウェアがあり、AdobeのPremierようなオーサリン グツールで使われている。Quicktimeにより時間ベースのビデオやサウンドを編 集、再生することはできるが、他のメディアの再生や任意のコードシーケンスの 実行を正確に制御するメカニズムは提供していない。発明の概要 広くは、本発明は任意のコードシーケンスを時間に合わせて実行するシステム を対象としている。このようなシステムの少なくとも一部は、オブジェクト指向 プログラミング環境におけるインタラクティブメディア制御用スクリプト言語の 中でインプリメントされる。このシステムには、コンピュータのモニタ上へのフ ルモーションビデオやアニメーションシーケンスの表示、あるいはコンピュータ に接続されたスピーカを通したオーディオシーケンスの再生といったメディアの 再生手段が含まれている。このシステムは、スクリプト言語のコマンドシーケン スのようなスクリプトシーケンスを実行することができる。さらにそのスクリプ トシーケンスの実行中、時間のトラックを管理するシーケンスプレイヤオブジェ クトを生成する手段を有する。またこのシステムには、そのシーケンスプレイヤ オブジェクトとの関連を示すタグを有するオブジェクトが少なくとも一つは含ま れている。これによりこのシステムは、例えばスクリプトシーケンス中の予め指 定された時間にタグ付きのオブジェクトを表示するといったことができるように なる。 本発明の一実施の形態において、このシステムはスクリプトシーケンスの実行 中に、(それ以前に実行されたコマンドの累積効果を維持して)任意の指定した 時間にジャンプしたり、実行を任意の時間になるまで延期することができる。本 発明の他の実施の形態において、このシステムはその環境にある全てのタグ付き のオブジェクトを削除する手段を有する。全てのタグ付きオブジェクトを削除し た後、このシステムはそのスクリプトシーケンスの開始点に直ちに戻り、タグ付 きオブジェクトが削除されたところよりも前の時間までスキップすることができ る。すなわち、その結果巻戻しが実行できる。本発明のさらに異なる実施の形態 において、このシステムは、その環境の現状を復元するキーフレームスクリプト を生成する手段を有する。キーフレームスクリプトはいつでも呼び出すことがで き、これによりスクリプトシーケンス中の長いコマンド列を実行することなくそ の環境を復元することができる。 すなわち、本発明の目的は、マルチメディア制作者に対し、簡単かつ有力なプ ログラミング環境を提供することにある。 本発明の他の目的はマルチメディア制作者に対し使い勝手の良い時間ベースの プログラミング言語を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、条件ステートメントを含む時間ベースのプログラ ミング言語を提供することにある。 さらに本発明の他の目的は、時間ベースのスクリプトシーケンスの任意の時間 にジャンプする機能を提供することにある。 本発明の他の目的は時間ベースのスクリプトシーケンスの巻戻機能を提供する ことにある。 本発明のさらに他の目的は時間ベースのプログラミング環境においてキーフレ ームスクリプトを含むことにある。 本発明の他の目的、効果、および特徴を、以下添付の図面および明細書により 、さらに説明する。図面の簡単な説明 第1図は、本発明によるオブジェクト指向マルチメディア環境で用いられるコ ンピュータシステムを示す図、 第2図は、本発明によるスクリプトシーケンスの一例およびキーフレームスク リプトを示す図、 第3図は、本発明によるオブジェクト指向プログラミング環境を示す図、 第4図は、本発明による条件ステートメントを含むスクリプトシーケンスを示 す図である。本発明の好ましい実施形態の詳細な説明 第1図は、本発明によるオブジェクト指向マルチメディア環境で用いられるコ ンピュータシステム100を図式的に示す。システム100は、プロセッサユニット11 0、キーボード112、ポインティングデバイス(マウス114のようなもの)、およ びモニター120からなる。さらに、プロセッサユニット110には、マルチメディア 環境におけるオーディオ出力を生成するためのサウンドユニット116が含まれる 。(図には示されていないが)ビデオシステムのような他の周辺デバイスを、都 合に応じてプロセッサユニット110に結合することもできる。 モニタ120は、マルチメディア環境における各種オブジェクトを表示するため に使用される。オブジェクトの例として、楕円122、正方形123およびモニタ120 の表示範囲の一部をその表示範囲の残りの部分から分離するためのウィンドウ12 4がある。第1図においてウィンドウ124が表示しているスクリプトシーケンス12 6の詳細を以下に記す。また、ウィンドウ124はカーソル128も表示しているが、 このカーソルはマウス114によって制御されることが望ましい。さらにモニタ120 は、ユーザがよく使用する各種オブジェクトやメソッドを目に見える形で表すた めに、参照番号132、134および136として示されるような、一つ以上のアイコン を表示してもよい。 第2図は、疑似コード形式で書かれたスクリプトシーケンス150の一例、およ びそれに係わるキーフレームスクリプト174を示す。スクリプトシーケンス150に は、コマンドのリストと、それらのコマンドが実行される時間が関連づけられて 含まれている。ユーザは、例えば行と列とを含む表形式のテンプレートであるイ ベントエディタのようなものを使用して、コンピュータシステム100にコードシ ーケンス150を入力してもよい。ユーザはキーボード112を使用して時間やアクテ ィビティを入力することが望ましいが、予め書かれたスクリプトシーケンスをメ モリから取り出すこともできる。以下、キーフレームスクリプト174の詳細を示 す。 スクリプトシーケンス150には、再生開始点を記す欄152、タイムシーケンス欄 154、およびアクティビティ欄156が含まれている。また、スクリプトシーケンス 150には複数の行が含まれている。各行のタイムシーケンス欄154には時間を示す 値が含まれ、アクティビティ欄156にはその時間に開始されるべきアクティビテ ィを示す一つ以上のコマンドが含まれる。アクティビティ欄156において使用さ れるアクティビティの生成、変更、削除のコマンドは、オブジェクト指向スクリ プト言語のコマンドであることが望ましい。またスクリプトシーケンス150には 、再生開始点を記す欄152の列168に再生開始点158が示されている。再生開始点1 58の作用について、以下に記す。 スクリプトシーケンス150は、本発明の説明に用いられる簡単なシーケンスで ある。スクリプトシーケンス150の1行目の行160は、タイムシーケンス欄154に 時間「0000」が示されており、アクティビティ欄156にアクティビティ「create oval,oval color (black)」が示されている。これは、時間が0単位時間になる と第1図のオブジェクト122のような楕円オブジェクトが生成され、その色が黒 であることを意味する。2行目の行162は、時間が10単位時間になると楕円オブ ジェクト122の色が緑色に変わることを意味する。3行目の行164は、時間が30単 位時間になると、楕円オブジェクト122の色が赤色に変わることを意味する。そ れと同時に、第1図のオブジェクト123のような正方形オブジェクトが生成され る。4行目である行166は、時間が55単位時間になると「hello」というサウンド を出力する「hello」サウンドオブジェクトが生成され、同時に楕円オブジェク ト122は削除されることを意味する。5行目の行168は、時間が100単位時間にな ると、正方形オブジェクト123の色が青色に変わることを意味する。この例では 、サウンド「hello」の出力に要する時間の長さは20単位時間とする。したがっ てこの時点で、サウンドオブジェクトのアクションは既に完了している。最後に 、6行目の行170は、時間が110単位時間になったときに、正方形オブジェクト12 3 の色が黄色に変わることを意味する。 スクリプトシーケンス150を実行する方法の例としては、カーソル128をアイコ ン136のように、「再生」を示すよう予め定義されたアイコン上に移動し、マウ ス114をクリックする。「再生」命令により、コンピュータシステム100は「再生 」メッセージをスクリプトシーケンス150に送信する。その結果、スクリプトシ ーケンス150は最初(すなわち、時間が「0000」のとき)から、最後(すなわち 、時間が「0110」のとき)まで実行される。この際、見えたり聞こえたりするイ ベントは以下のようになる。:(1)直ちに黒い楕円(122)が生成される。(2 )時間が10単位時間になると、楕円122の色が緑色になる。(3)時間が30単位 時間になると、楕円122の色が赤色に変わる。同時に、黒い正方形(123)がモニタ 120上に現れる。(4)時間が55単位時間になると、「hello」という言葉が聞こ える。同時に楕円122がモニタ120上から消える。(5)時間が100単位時間にな ると、正方形オブジェクト123の色が青色に変わる。(6)時間が110単位時間に なると、正方形オブジェクト123の色が黄色に変わる。 スクリプトシーケンス150の動きのベースとなるオブジェクト指向環境につい て、以下説明する。第3図はコンピュータシステム100上にあるオブジェクト指 向プログラミングシステム200を示す。プログラミングシステム200は、コンダク タオブジェクト210と、シーケンスプレイヤオブジェクト220とからなる。コンダ クタオブジェクト210は、アクティブなオブジェクトのリストを持ち、それらの オブジェクトに対してメッセージを発行し、それらのオブジェクトがモニタ120 、ユーザイベントおよびCPUサイクルなどの共有資源を使用する際に調整を行 う。コンダクタオブジェクト210は、効果的な方法で画面上のオブジェクトを合 成することにより、モニタ120の画面の滑らかに更新する役割を果たす。例えば 、コンダクタオブジェクト210は、画面の変更が加えられた部分のみ更新するこ とが望ましい。 シーケンスプレイヤオブジェクト220は、playerクラスから派生しており、pla yerクラスは、clockクラスから派生している(図には示されていないが、出願中 の国際特許公開番号WO94/23387 Synchronized Clocks and Media Players(同期 クロックおよびメディアプレーヤー)という題名の特許で詳細に説明されており 、 ここで参照される)。したがって、シーケンスプレイヤオブジェクトは、スクリ プトシーケンス150のようなスクリプトシーケンスのために、時間を管理するこ とができる。好ましい実施形態において、シーケンスプレイヤオブジェクト220 は、各種形式(例えば、絶対時間と相対時間)で、また各種の異なる時間単位( ミリ秒、1/60 秒など)のトラックを管理することができる。言い換えれば、シ ーケンスプレイヤオブジェクト220はそれに対応するスクリプトシーケンスのク ロックともなるオブジェクトといえる。 シーケンスプレイヤオブジェクト220の構造は、上記の出願中の特許に記載さ れている。クラス階層、playerクラスとclockクラスおよび関連するクラスとの 関係、およびこれらのクラスのオブジェクトが時間のトラックを管理する方法に ついてもその出願中の特許に記されている。さらにそこには、スクリプトシーケ ンスプレイヤにより実行できるメソッド(「playing」や、ある間隔で実行され るスクリプトシーケンスなど)も示されており、これらの多くが以下の例で示さ れる。 本発明の一実施の形態において、スクリプトシーケンスは、独立したスレッド の実行としてインプリメントされる。このインプリメンテーションにより、従来 の各種プログラミング機能、例えばループのネスト、サブルーチンコールなどが 活用でき、スクリプトの効果的な実行が可能になる。他の実施の形態においては 、スレッドは必ずしも必要ではなく、スクリプトシーケンスをフラグメントに分 解し、時間がきたらそれぞれのフラグメントを実行するようにできる。さらに他 の実施の形態においては、スクリプトシーケンスは、位置や、外観の変化といっ たスクリプトメソッドのサブセットに置き換えられる。 スクリプトシーケンス150のようなスクリプトシーケンスの実行中、オブジェ クトはシーケンスプレイヤオブジェクト220からの命令に応じて生成される。こ れらのオブジェクトは、シーケンスプレイヤオブジェクト220の「子」と呼ばれ る。スクリプトシーケンス150では、子が3つ生成される。これらは、楕円オブ ジェクト122を示す子A(224)、正方形オブジェクト123を示す子B(226)、および 「hello」サウンドオブジェクトを示す子C(230)である。個々の子オブジェクト は、そのオブジェクトがシーケンスプレイヤオブジェクトの「子」であることを 示す「タグ」を有する。したがって、子オブジェクトA(224)、B(226)、および C(230)はそれぞれタグ225、228、および232を有する。個々のオブジェクトに固 有のタグをつけることにより、あるプレイヤが、生成した個々の子オブジェクト のリストを維持管理するのと同様の効果が得られる。第3図のオブジェクトはメ ッセージを使用して他のオブジェクトと、図3の線241-247で示されるように通 信することができる。 スクリプトシーケンス150が実行されると、シーケンスプレイヤオブジェクト2 20はスクリプトシーケンス150と関連づけられる。時間が「0000」、すなわち0 単位時間に等しくなると、シーケンスプレイヤオブジェクト220は楕円オブジェ クト122を生成する。この際、楕円オブジェクト122の色は黒である。上記のよう に、楕円オブジェクト122は、それがシーケンスプレイヤオブジェクトの子であ ることを示すタグ225を含んでいる。楕円オブジェクト122は、コンダクタオブジ ェクト220によって維持管理されるリストに追加される。楕円オブジェクト122は コンダクタオブジェクト210によって画面が更新されると、モニタ120の画面上に 現れる。シーケンスプレイヤオブジェクト220は、時間が連続的に進む場合、ス クリプトシーケンス150のクロックとして機能する。スクリプトシーケンス150の 次のアクティビティは時間が10単位時間になるときに起こるため、その時間にな るまではアクションは一つも起こらない。 シーケンスプレイヤオブジェクト220は、時間が10単位時間になったことを知 らせると、その時間に関連づけられているスクリプトを実行し、その結果楕円オ ブジェクト122の色が緑色に変わる。次にコンダクトオブジェクト210が、モニタ 120画面を更新し、楕円オブジェクト122を緑色に変える。コンピュータシステム 100は、シーケンスプレイヤが時間のトラックを管理し続けている20単位時間の 間待つ。シーケンスプレイヤオブジェクト220は、30単位時間になったことを知 らせると、その時間に関連づけられているスクリプトを実行し、その結果楕円オ ブジェクト122の色が赤色に変わる。同時に、シーケンスプレイヤオブジェクト2 20は正方形オブジェクト123を生成し、それをコンダクタオブジェクト210のリス トに追加する。正方形オブジェクト123は、それがシーケンスプレイヤオブジェ クトの子であることを示すタグ228を含んでいる。コンダクタオブジェクト210は モニタ120の画面を更新して、変化を反映する。 コンピュータシステム100は、シーケンスプレイヤが時間のトラックを管理し 続けている25単位時間の間待つ。シーケンスプレイヤオブジェクト220は、55単 位時間になったことを知らせると、シーケンスプレイヤオブジェクト220はサウ ンドオブジェクト230を生成し、それをコンダクタオブジェクト210のリストに追 加する。サウンドオブジェクト220は、それがシーケンスプレイヤオブジェクト の子であることを示すタグ232を含んでいる。同時に、シーケンスプレイヤオブ ジェクト220は楕円オブジェクト122をコンダクタオブジェクト210のリストから 削除する。コンダクタオブジェクト210にはこの変化が通知される。その結果、 「hello」という言葉がサウンドユニット116によって作成され、楕円オブジェク ト122がモニタ120の画面上から消える。 コンピュータシステム100は、シーケンスプレイヤが時間のトラックを管理し 続けている45単位時間の間待つ。シーケンスプレイヤオブジェクト220は、100単 位時間になったことを知らせると、その時間に関連づけられているスクリプトを 実行し、その結果正方形オブジェクト123の色が青色に変わる。コンダクタオブ ジェクト210はモニタ120の画面を更新して、変化を反映する。コンピュータシス テム100は、シーケンスプレイヤが時間のトラックを管理し続けている10単位時 間の間さらに待つ。シーケンスプレイヤオブジェクト220は、100単位時間になっ たことを知らせると、その時間に関連づけられているスクリプトを実行し、その 結果正方形オブジェクト123の色が黄色に変わる。これにしたがって、コンダク タオブジェクト210はモニタ120の画面を更新して、変化を反映する。 スクリプトシーケンス150により、時間ベースのコマンドが簡単に書けるよう になる。これらのコマンドはオブジェクトの生成、削除、およびそれらの各種属 性の設定を、時間にまたがって行う。以下に説明するように、これらのコマンド の中には、「skip ahead」、「rewind」、および多くのプログラミング言語にお いて使用されている「do-loop」や「for-loop」に類似する条件コマンドを含む ことができる。したがって、本発明によるスクリプトシーケンスは、非常に使い やすいシステムであり、簡単ではあるが有力なオブジェクト指向言語を使ったマ ルチメディアタイトルの制作を可能にするものである。 次に「skip ahead」コマンドの作用について説明する。スクリプトシーケンス が通常の方法で実行されるとき、そのシステムはアクティビティが行われるまで の一定時間待つことになる。例えば、黒い楕円122が生成され(スクリプトシー ケンス150が開始し)てから楕円122の色が緑色に変わるまで、そのシステムは、 スクリプトシーケンス150のタイムシーケンス欄154にある値が「0010」であるた めに、10単位時間待つ。「skip ahead」モードでは、そのシステムはタイムシー ケンス欄154により示される時間まで待たない。その代わりに、そのシステムは アクティビティ欄156に示される全てのアクティビティを、予めユーザが指定し た時間になるまで順次(待たずに)実行する。 ユーザは、カーソル128をスクリプトシーケンス150のある行、例えば行168の 再生開始点を記す欄152に合わせて、マウス114をクリックすることにより「先送 り」(時間が「x」となる任意方向へのスキップ)を開始することができる。ス クリプトシーケンス150の実行が開始すると、シーケンスプレイヤオブジェクト2 20の現在時間が予めユーザが定義した時間、例えば100単位時間に設定される。 この時間(任意の時間)はタイトルの制作者が決めてもよいし、タイトル実行中 に入力することもできる。 一実施の形態において、「skip ahead」コマンドは、SetTimeメソッドの中で インプリメントされ(さらにSetTimeを通して呼び出され)、SetTimeメソッドが スクリプトシーケンスプレイヤの時間を設定する−−これはスクリプトシーケン スを最初まで巻き戻して指定された時間まで実行することによる。スクリプトシ ーケンス150が「skip ahead」によりシーケンシャルに実行されるとき、行162、 164、166において「待ち」は発生しない。これは、これら3つの行のそれぞれに 対応する時間はシーケンスプレイヤオブジェクト220によって示された時間より も短いためである。楕円、正方形、およびサウンドオブジェクトの存在や状態が 、行168の実行時間がくるより前に、コンダクタオブジェクト210に知らされるこ とはない。そのため、これらのオブジェクトが合成されることはない。(すなわ ち、モニタ120の画面はこの楕円、正方形オブジェクトを表示しないし、サウン ドユニット116は「hello」という言葉を出力しない。)スクリプトシーケンス15 0が、行168に到達した時点で、正方形の存在と状態がコンダクタオブジェクト21 0に伝 えられる。ユーザの観点からみれば、青い正方形オブジェクトがモニタ120の画 面上に見えることになる。すなわち、そのシステムは、時間が100単位時間に等 しくなるところまで「先送り」されることになる。この方法により、そのシステ ムはスクリプトシーケンスの実行中に、(それ以前に実行されたコマンドの累積 された効果が維持したままで)任意の指定した時間にジャンプすることができる 。 次に、「rewind」コマンドの作用について説明する。「rewind」コマンドが発 行されるときには、それ以前にスクリプトシーケンスの一部が既に実行されてい る。例えば、スクリプトシーケンス150が現在行168の状態にあったとすると、モ ニタ120の画面は青色の正方形オブジェクトを表示していなければならない、ユ ーザはカーソル128を、行168より上の行である行162の再生開始点を示す欄152に 合わせてマウス114をクリックすることにより、スクリプトシーケンス150を巻き 戻すことができる。シーケンスプレイヤオブジェクト220はコンダクタオブジェ クト210に対し、シーケンスプレイヤオブジェクト220の全ての子に対して、自身 を削除させるメッセージを送るよう命令を出す。上記のように、楕円オブジェク ト122、正方形オブジェクト123、およびサウンドオブジェクトは、自分がシーケ ンスプレイヤオブジェクト220の子であることを示すタグを含んでいる。よって 、これらのオブジェクトは容易に識別、削除できる。スクリプトシーケンス150 はこれにより最初、すなわち行160から再実行される。シーケンスプレイヤオブ ジェクト220の時間は10単位時間(すなわち行162に示される時間の値)に設定さ れる。上記のように、スクリプトシーケンス150は行162へ「先送り」される。ユ ーザの観点からみれば、そのシステムは10単位時間の時間まで巻き戻されたこと になる。 上記の「rewind」コマンドの実施の形態において、スクリプトシーケンス150 は開始から、最終的に存在していた全てのオブジェクトが削除されるまで実行さ れる。また、「キーフレーム」スキームと呼ばれる技術を使うことにより、予め 決めておいた時間からスクリプトシーケンスを実行することもできる。この方法 は、開始から決められた時間までの間に多数の「skip ahead」コマンドを実行す る必要があるときに特に有効である。 指定された時間におけるキーフレームはスクリプトシーケンスが開始されて、 指定時間に到達した後に、コンピュータシステム100により自動的に生成される 。コンピュータシステム100はその指定時間に存在している全てのオブジェクト に、それらの状態を復元するコードを生成させる。このとき、コンピュータシス テム100はグローバルな状態や、非オブジェクトの状態を保存しておかなければ ならない。キーフレームの上記のコードを生成できるソフトウェア製品の例とし ては、Kent BeckとWard Cunninghamによって書かれた「Hot Draw」がある。この ソフトウェアは広く普及しているものなので、ここでは詳細は記さない。キーフ レームのコードは補助スクリプト(キーフレームスクリプト)として、指定され た時間の環境の状態と関連づけられる。スクリプトシーケンスをキーフレームス クリプトから実行し始めると、そのスクリプトシーケンスは最初からその時間ま で実行されたかのように実行される。 以下に説明する例は、スクリプトシーケンス150のある一つの行、例えば行168 、すなわち時間「0100」に対応するキーフレームスクリプト(第2図の174)で ある。スクリプトシーケンス150は時間「0000」から「0100」まで通常の方法で 実行される。その時点で、モニタ120の画面上には青い正方形のみが表示されて いる。それと同じ状態を生成するスクリプトは「Create square,square color (blue).」である。よって、時間「0100」のキーフレームスクリプト174は「Crea te square,square color (blue).」となる。この例に示されるように、キーフ レームスクリプトは実行に長時間を要する長いスクリプトを置き換えて、先送り 機能の効果を高めるために使用することができる。 第2図のスクリプトシーケンス150はイベントエディタ形式で書かれているが 、スクリプトシーケンスをプログラミング言語形式で書くこともできる。キーフ レームのプログラミング言語の実施形態においては、キーフレームスクリプトを 、プレイヤが先送りする時間に基づいた適当な条件とともに、スクリプトシーケ ンスの最初におくことができる。(例えば、先送り時間〉50ならば、キーフレー ムスクリプトを実行してスクリプトシーケンス内の適切な時間にジャンプする。 ) コンピュータシステムで通常使用されるプログラミング言語に時間ベースの情 報を含むためには、2つの新しいコマンドが必要になる:「wait」コマンドと「 await」コマンドである。 「wait」コマンドは、最後に「wait」コマンドを発行した時間から、指定され た時間の間システムを待たせる。「await」コマンドは、指定された絶対時間に なるまでシステムを待たせる。上記のイベントエディタ形式の例のように、指定 した時間間隔が既に過ぎてしまった場合はどちらのコマンドも無効である。 第2図のスクリプトシーケンス150を「wait」と「await」の両方を使用したプ ログラミング言語形式で書くと以下のようになる。 Create oval,oval color (black); Wait(10 units); Oval color (green); Wait(20 units); Oval color (red),create square,square color (black); Await (55 units); Create "hello" sound,remove oval; Wait (45 units); Square color (blue); Wait (10 units); Square color (yellow). 本発明によるスクリプトシーケンスは、条件コマンドと合わせて使用すること もできる。第4図のスクリプトシーケンス300は、プログラミング言語形式で条 件コマンドを含むものである。スクリプトシーケンス300は起点として、x=0,y= 0の点に楕円オブジェクトを生成するところから始まる。2番目のステートメン トはスクリプトシーケンス300を、3番目のステートメントが実行されるまで10 単位時間待たせるためのwaitコマンドである。3番目のステートメントは、楕円 オブジェクトを5回にわけて移動させるものである。それぞれ10単位時間間隔で 、水平方向に1単位距離ずつ移動する。したがって、スクリプトシーケンス300 の3番目のステートメントは、移動の起こった回数に依存して実行されるコマン ドであるため、条件コマンドといえる。スクリプトシーケンス300の4番目のス テ ートメントは楕円オブジェクトを削除するものである。なお従来からよく知られ ている他の条件コンストラクト(例えば「if-then-else」)も当然のことながら 、このメカニズムを使用して時間制御や同期をとるために使用することができる 。 スクリプトシーケンス300が(例えばアイコン136のクリックにより)実行され ると、シーケンスプレイヤオブジェクト220の時間は0に設定される。次に第1 図に示される楕円オブジェクト122のような楕円オブジェクトが生成される。シ ーケンスプレイヤオブジェクト220の時間が10単位時間を過ぎると、コンダクタ オブジェクトに、楕円オブジェクト122を水平方向に1単位距離移動しなければ ならないことが伝えられる。コンピュータシステム100は、次にさらに10単位時 間待つ。シーケンスプレイヤオブジェクト220の時間が20単位時間を過ぎると、 再びコンダクタオブジェクト210に、楕円オブジェクト122を水平方向に1単位距 離移動しなければならないことが伝えられる。この「perform」ループは5回繰 り返される。最後に、楕円オブジェクト122はコンダクタオブジェクト210のリス トから削除される。 上記例に示されるように、本発明によるスクリプトシーケンスは、プログラミ ングにおいて、従来の時間ベースのシーケンスにない柔軟性を提供する。本発明 のスクリプトシーケンスは、既存の全ての、条件ステートメントを含むマルチメ ディアシステム向けプログラミング言語の機能を持つ。一方、従来の時間ベース のプログラミング環境は、上記の「for」ループの例で示したような、任意のコ ードシーケンスによる時間の正確な制御、管理、同期制御ができない。さらに、 MacroMind Directorの場合のように、スクリプトシーケンスがオブジェクトの小 セットの容量に限定されることもない。その結果、マルチメディア制作者はより 柔軟で有力な方法でタイトルを制作することができる。 本発明によるスクリプトシーケンスは、従来の時間ベースのプログラミング環 境よりも柔軟であり、機能も多いが、これにより性能が落ちることはない。上記 のように、シーケンスにおけるキーフレームの結合により、先送りや巻き戻し操 作の実行にかかる時間を短縮し、本発明によるスクリプトシーケンスの効果をよ り高めることができる。 本発明については以下に規定するとともに、好ましい形態に関して説明してき たが、当業者であれば、以下に添付する請求の範囲にあるような本発明の要旨お よび範囲を逸脱しない形式的変更、あるいは細部の変更は容易に考えられるであ ろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,HU,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,MG ,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SK,UA,UZ,VN (72)発明者 フェントン,アルバート ジェームズ ザ サード アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95125 サン ジョーゼ マーシャ ウエ イ 2556

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.所定の状態をそれぞれ有する複数のデータオブジェクトに関し、 一つ以上のデータオブジェクトの状態を時間にまたがって変更する一連のコ マンドシーケンスを含み、その各コマンドが対応する時間値に関連づけられてお り、さらに一つ以上のコマンドが条件コマンドであるようなスクリプトを使用す る時間ベースのスクリプト巻戻方法において、 クロックを使用して、開始時点から始まる一連の実時間の時間を発生させ、 デジタルコンピュータを使用して、時間がきた際に各々の時間値に関連づけ られているスクリプトコマンドを実行し、 現在の時間以前の時間値をインタラクティブに指定し、 ディジタルコンピュータを使用して、各データオブジェクトを開始時点の状 態に復元し、 その後、指定された時間までの先送りを、指定された時間の各データオブジ ェクトの状態を復元することにより、開始してから指定された時間になるまでに かかる時間より短い時間で行い、 指定された時間にクロックを設定し直し、これにより時間ベースのスクリプ トを指定された時間まで巻き戻すことを特徴とする時間ベースのスクリプト巻戻 方法。 2.スクリプトコマンドにより生成された各データオブジェクトにタグを付ける ステップをさらに含み、各データオブジェクトを開始時点での状態に復元する前 記ステップが全てのタグ付きオブジェクトを削除するステップを含むことを特徴 とする請求の範囲第1項記載の方法。 3.前記指定された時間まで先送りするステップが、その指定された時間より前 の時間に関連づけられたコマンドによって各データオブジェクトに加えられる変 更を反映したキーフレームスクリプトを実行するステップを含むことを特徴とす る請求の範囲第1項記載の方法。 4.前記指定された時間まで先送りするステップが、その指定された時間より前 の時間に関連づけられた各コマンドを実行するステップを含むことを特徴とす る請求の範囲第1項記載の方法。 5.データオブジェクトの状態を変更する一つ以上の前記コマンドが一つ以上の 反復ループを含むことを特徴とする請求の範囲第1項記載の方法。 6.データオブジェクトの状態を変更する一つ以上の前記コマンドが一つ以上の 「if-then-else」ステートメントを含むことを特徴とする請求の範囲第1項記載 の方法。 7.時間ベースのスクリプトのコマンドによって変更される前記データオブジェ クトの最大個数が、使用されるディジタルコンピュータにのみ依存することを特 徴とする請求の範囲第1項記載の方法。 8.時間ベースのスクリプトを巻き戻すためのディジタルコンピュータベースの システムで、そのスクリプトが一連のコマンドシーケンスを含み、その各コマン ドが時間に対応づけられており、 状態と、その状態を変更するために実行するコマンドと、一つ以上の条件コ マンドとを各々有する複数のデータオブジェクトと、 開始時点から始まる実時間の時間シーケンスを生成するクロックと、 各時間がきたらその時間に関連づけられているスクリプトコマンドを実行す る手段と、 現在時間以前の時間をインタラクティブに指定する手段と、 各オブジェクトを開始時点の状態に復元する手段と、 スクリプトシーケンスの指定された時間までの先送りを、その指定された時 間における各オブジェクトの状態を復元することにより、開始してから指定時間 になるまでにかかる時間よりも短時間で行う手段と; 指定された時間にクロックを設定し直し、それにより時間ベースのスクリプ トを指定された時間まで巻き戻す手段とを有することを特徴とするシステム。 9.スクリプトコマンドにより各データオブジェクトにタグを付ける手段と、全 てのタグ付きデータオブジェクトを削除する手段とを有することを特徴とする請 求の範囲第8項記載のシステム。 10.前記指定された時間まで先送りする手段が、指定された時間以前の時間に 関連づけられたコマンドによって各データオブジェクトに加えられる変更を反 映するキーフレームスクリプトを実行する手段をさらに有することを特徴とする 請求の範囲第8項記載のシステム。 11.指定された時間まで先送りする手段において、その指定された時間以前の 時間に関連づけられた各コマンドを実行する手段を有することを特徴とする請求 の範囲第8項記載の装置。 12.一つ以上の前記コマンドが、一つ以上の反復ループを含むことを特徴とす る請求の範囲第8項記載の装置。 13.一つ以上の前記コマンドが、一つ以上の「if-then-else」ステートメント を含むことを特徴とする請求の範囲第8項記載の装置。 14.スクリプトシーケンスのコマンドによって変更される前記データオブジェ クトの数の最大値が予め決められていないことを特徴とする請求の範囲第8項記 載の装置。
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